【安価】奏「はっ――くしょん!」ブボボ モバP「……!」 (23)



モバP「……」

奏「……」


モバP「…………」


奏「…………」



モバP「………………………………」



奏「………………………………」



モバP(おいいいいいいいい!! なんか言えよ!! 俺からは切り出しにくいじゃあねーか!)

モバP(「あら、ごめんなさい」「いいよ、誰でもあることだしな」「でも、ちょっと恥ずかしいわ」とかさ! やりようはいくらでもあるよ! 大丈夫、俺だって大人なんだからわきまえてるよ)

奏「…………」

モバP(何スカした顔してんだよ! どうせだったら屁もスカせやこのアマ!)

モバP「…………ん、くっ…………」

モバP(アカンわろてまう。このままだとわろてまうわ。落ち着け……速水の寮は目と鼻の先じゃないか。このままでもいい。笑うのは彼女を見送った後でもできるから、今は耐えるんだ。…………ん?)

モバP(……なんだこのにおいは!?)

モバP「………………」

奏「………………」


モバP(いや……わかっている。中々にかぐわしい香りじゃあないか。ど、どうする? さり気なく窓を開けるか? いやでも、この状況、窓を開けるというのはつまり速水のメッセージにもなってしまうわけで。笑い話で済むだろうか。いやいや、速水は繊細な女の子なんだから、ここは知らないふりをしてやるのが……)

奏「…………うっ、うっ…………」

モバP「……!」

モバP(なんで泣き出してんだよ! 泣きたいのはこっちだよ! ほら、いいんだぜ。一言言ってくれれば。二重の意味で変な空気になってるじゃん。……ちょ、ほんと、勘弁して…………)



奏「うっ、うううう…………」ウィーン



モバP(無言で窓開けんなああああああああああ!!!!)


モバP「く………………」


モバP(も、もう無理だ。……さらばだブルマ……トランクス……そして…………カカロット……………………)










モバP「く、くくくくくくっ…………ンナハハハッハハハッハハハハハハッwwwwww」


―――――――――

もう冬だというのに、俺のほっぺには紅葉が貼りついているらしい。

目の前で馬鹿笑いしてる女にも一枚貼り付けて紅葉狩りといきたいところなのだが、生憎、彼女の顔は商品であるためそんなことはできない。



周子「それでwww? それでwwwwww?」


モバP「思いっきりビンタされて、走り去っていったよ……」


周子「ハーwwwwwwwww」


このアマ……。相談する人を間違えたか。だがしかし、速水の名誉のためにも、これ以上傷口を広げることはできない。



速水が引きこもって三日が過ぎた。


表向きには風邪による体調不良となっているが、それを信じられるほど俺もおめでたくはない。それで、速水とある程度親しくて、こういった話題にも引かずに聞いてくれそうな人物――つまり、目の前で笑い転げている塩見周子に相談したのだが、どうやら人選は失敗だったようだ。


周子「あー、苦しいw んで、Pさんはこれからどうするつもりなん?」


モバP「それがわからんから相談してるんだ」


周子「そうだねwwwwww」


ちっ……コイツぅ……。人がおとなしくしてりゃあいい気になりおってコラァ……(#⌒,_ゝ⌒)

塩見の笑いが落ち着くまでしばし、俺は怒りに震え、塩見は楽しそうに震えていた。


モバP「――とりあえず、謝るべきかな?」

周子「うーん、どうだろう……奏ちゃんも女の子だから……」

モバP「そうなんだよなぁ……」

周子「こういうのって、時間が解決してくれるんじゃないの?」

モバP「それはそうかもしれないけど、その頃には俺の首が飛んでるかも」

周子「そっちの方が奏ちゃんにはよかったりして」

モバP「やめろ。冗談になってないぞ」

周子「w」

モバP「やめロッテ!」

周子「……んー、じゃあ↓2なんてどうかな?」

周子にも放屁してもらう

モバPがもっと恥ずかしい事を奏の目の前でやる



周子「つまりはさ、奏ちゃんだけダメージがあるのがいけないんだよ」

モバP「えーと、つまりは?」

周子「お互いに秘密を作れば? ほら、私は口固いし」

モバP「全然信用できねえけどな」

周子「んまあ、そんなことは今いいじゃん。つまり、Pさんも奏ちゃんだけに秘密にしたいような恥ずかしいところを見せて、それでおあいこにするの」

モバP「核抑止論かよ……」

周子「奏ちゃんの核は爆発したけどねw」

モバP「やかましいわ。んで、具体的に何をしたらいいと思う?」

周子「んー……、↓1とかどうかな?」

見られながら……シコれ


周子「決まってんじゃん。こういう時の相場は、バレたらPさんが首になっちゃうようなことだよ」

モバP「つまり?」

周子「奏ちゃんの前で……シコる」

モバP「は、はぁ!? シコ……えぇ!?」

周子「ほら、行った行った。時間は待ってくれないよ」グイグイ

モバP「ちょ、嘘だろおい!?」


――――――――

モバP(嘘じゃありませんでした)


コンコン

モバP「……奏?」

「…………」

モバP「……入るぞ?」

「………………いいわ」

モバP「……」ガチャ

奏「…………」

モバP(やつれてる……やっぱり、気にしてたんだな……)

奏「……何よ。また、私を笑いに来たのかしら?」

モバP「いや、違う。……この前のことを謝りに来たんだ」


奏「……」

モバP「すまなかった。お前の気持ちを考えてなかった」

奏「……」

モバP「でも、生理現象だから誰だってあることなんだよ。だから――」カチャカチャ ボロン

奏「……え、なに? 本当に何してるの!?」

モバP「…………」シコシコシコシコ

奏「え、えっ?」

モバP「……うっ」ドピュ

奏「ちょ、床に落ちてるんだけど!?」

モバP「……これで、許してくれないか?」





モバP「ぶん殴られたんだが?」

周子「www」

モバP「ラインもブロックされてるみたいなんだが?」

周子「そらそうよ」

モバP「お前なぁ……どうしてくれんだよ! 悪化したぞ!」

周子「まぁまぁ、これで秘密の共有はOKってことでさ。大丈夫、まだ策はあるよ」

モバP「ほんとかよ……」

周子「大丈夫。シューコちゃんに任せといて。次は……↓1」

いい匂いの怪しい香水をプレゼント(志希にゃん特製)


周子「これだよ」スッ

モバP「なにこれ?」

周子「志希ちゃん特製の香水」

モバP「これ、大丈夫なんだろうな……怪しいものが入ってたりは……」

周子「大丈夫だって安心しなよ~。ヘーキヘーキ、ヘーキだから」

モバP「……」

周子「イカスメルになった奏ちゃんの部屋も、奏ちゃんもこれでいい匂いにしてさ、終わりにしていいんじゃない?」

モバP「なんだその適当さ!? 今度こそ俺は騙されないぞ――」



――――――

モバP(来ちゃいました)

コンコン

モバP「奏? 入るぞ?」ガチャ

奏「……」キッ

モバP「そんなに睨まないでくれよ……さっきは悪かったと思ってるよ……」

奏「……」

モバP「ほら、これ。香水を買ってきたんだ」

奏「皮肉のつもり?」

モバP「めっそうもない。お前に合うかと思ってさ、選んでみたんだ」

モバP(本当はもらったやつだけど)


奏「……一応受け取るわ」

モバP「そか。……あの、本当に」

奏「聞き飽きたわ。それに、もうそんなに気にしていないの」

モバP「そ、そうか」

奏「ええ。あの程度で取り乱す私が馬鹿だったの。……あの、私こそ、ビンタしちゃってごめんなさい」

モバP「いいんだ。俺こそごめん」

奏「この香水、嗅いでみても?」

モバP「ああ……」


シュッ



奏「この匂い……敗北者の匂いがするわ」


エース「ハァ…ハァ…敗北者?」

サカズキ「?」

エース「取り消せよ……今の言葉……!」


サカズキ「取り消せだと? ふん、断じて取り消すつもりはない。そりゃそうじゃろう」

サカズキ「何十年もの海君臨
「王」にはなれず何も得ず……!!
終いにゃ終いにゃバカ息子……!!
エースという名のバカ息子……!!
それらを守るために死ぬ!!
実に空虚じゃありゃせんか?
人生空虚じゃありゃせんか?」

エース「やめやめろ」

イゾウ「乗るなエース! 戻れ!」

エース「親父は俺に生き場所くれた 俺に親父の偉大さくれた」

サカズキ「人間正しくなきゃ価値なし!!
お前ら海賊生きる価値なし!!
白ひげ白ひげ敗北者!! ゴミ山大将敗北者!!」

エース「白ひげ海賊大海賊だぁ!!」

サカズキ「ぬぅん」

エース「ぐわああああ!!」



なんだこれは・・・

は?

安価さばけないで飽きるくらいなら
SS書きやめちまえ

久々に[ピーーー]と言いたくなった

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