年末で暇なので
SS初心者&遅筆なので生暖かい目で見守っていただけると幸いです。
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ここは電脳の海の何処かにあるとある鎮守府
いつもどおりの朝礼の場……
提督 「皆、ご苦労。今日もいつもどおりの訓示だろうと思ってあくびを噛み殺しているものもいるが・・・、
そんな諸君らに刺激を持ってきた。」
長門 「なんだ?海域攻略ではないのか?」
提督 「それもおいおい行うが・・・秘書艦出してくれ」
電 「はいなのです」
瞬間、鎮守府全体に戦慄が走った。
磯風 「そうだな、…鍛錬は大事だ、頼む。」
比叡 「いつでも準備、できています!」
望月 「えー?料理?めんどくせぇー…。」
一部を除き全員の顔が蒼白と化した・
提督 「鎮守府所属艦もだいぶ増えた。これまで食堂は鳳翔と間宮が切り盛りしていたが、二人だけでは手が足りなくなってきた。
そこで諸君らに料理を覚えてもらい、調理補助を行ってもらうこととした。」
「異論のあるものは?」
長門 「…鎮守府が消滅するかもしれないが、調理補助は確かに必要だろう。それで人選はどうするのだ?」
提督 「公平を期すために、くじ引きで決める。料理の指導は鳳翔、間宮、私自らが希望に応じて行う」
長門 「んっ、なっ……!? い……いや……提督は料理ができるのか?」
提督 「まあ鳳翔や間宮には敵わないが、簡単なものなら人並みにできるぞ。」
「他に質問は…、無いようだな。それでは明日より行ってもらう。鳳翔、間宮頼むぞ。」
鳳翔 「お任せください。きっと一線級の料理人に仕立て上げてみせます」
間宮 「私はそういうのには慣れていませんが、手が増えるのは助かります。よろしくおねがいしますね。」
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最初の艦娘を安価下
こんな感じでいいのかな?オナシャス!
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1546138179
提督「さて早速、くじを引くぞ。」
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提督「栄えある1番艦は…磯風…だ…(胃薬用意しておかないと)」
磯風「よし、いいだろう。練度を上げたこの磯風の力、見せてやろう。」
提督「練度を上げたのか、……ちなみに得意料理と今の練度はどれくらいか?」
磯風の得意料理安価下
磯風の今の料理練度コンマ下2
00:料理の神が降りてきてどんな料理も天才的に美味しい
01~59:不味すぎて意識が飛ぶ
60~79:ちょっと不味いけど食べられなくはない
80~89:普通。可もなく不可もなし。
90~99:意外と美味しい。
磯風「む、この磯風、鍛錬は怠っては居ないぞ。本当は今日の遠征に持っていくつもりだった弁当だが…食べてみるか?」
提督{肉じゃがか…(冷汗)、……(ゴクリッ)、よ…よしそれでは味見させていただく。」
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提督「む…見た目は…普通だな、匂いも普通だ、ふむ…」
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艦娘's「(明日はダイエットって言って食べないでおこうかな~)」
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提督「ん…うん?…あれ、普通だ。鳳翔、間宮もひとくち食べてみてくれ」
鳳翔「え…はい…、あれ?これは磯風さんが作られたのですか?」
間宮「では私も…、あら中々いいじゃないですか。お一人で作られたのですか?」
磯風「少し反応が気になるが…、そうだ私が一人で作った。街に行ったときに買ったこの"しゃべる!DS○料理ナビ"のとおりに作った。」
提督「なるほどな。磯風は手順がわかればメシマズから脱せそうだな。さて誰に教わりたい?」
磯風「ふむ、では安価下に教わろうか」
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安価は鳳翔・間宮・提督でお願いします。
ちなみに鳳翔>間宮>提督の順にコンマ判定が易化します。
磯風「提督と二人で料理するのは魅力的だが、もう少し基礎から学びたいのでな。鳳翔さんお願いできますか?」
鳳翔「もちろんです。野菜の洗い方からみっちり仕込んであげますね。」ニッコリ
磯風「あ…ああ、よろしく頼みます。(ちょっと怖い…)」
提督「鳳翔なら間違いはないだろう。鳳翔よろしく頼む。」
電 「レベルアップした磯風さんの料理が楽しみなのです。」
鳳翔「それでは朝の仕込みがあるので0500時に食堂に来てくださいね。」
磯風「了解した。(しっかり料理上手になって提督の胃袋を鷲掴みするぞ!)」
磯風「0455、磯風定刻通り推参しました。鳳翔さんおはようございます。」
鳳翔「時間どおりですね。それでは朝食の準備をしましょう。今朝の献立は安価下です。」
鳳翔「今朝は麦飯にアジの開きとお味噌汁、付け合せにほうれん草のおひたしです。」
「では一緒に作っていきましょう。」
「まずご飯からですが………」
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磯風「うっ、流石に全員分となると疲れるな。」
鳳翔「お疲れ様でした。ちょうど0700、朝食のお時間です。」
提督「おはよう。磯風の働きぶりはどうか?」
鳳翔「提督、おはようございます。働きぶりはそうですね、召し上がって確認されてはいかがですか?」
朝潮「艦娘一同、提督より先にお食事をいただくわけには参りません。どうぞ提督から召し上がってください!」
提督「お、おお。わかった。それではいただくとしよう。」
朝食評価コンマ下
00:絶品。鳳翔よりもうまく炊けている。
01~29:不味すぎて意識が飛ぶ
30~59:食べられなくはないが、不味い
60~79:普通。可もなく不可もなし。
80~89:まあまあ美味しい
90~99:鳳翔レベル。美味しい。
提督「え、何これ?…めっちゃ美味いんだけど。本当に磯風が作ったのか?」
磯風「もちろんだ。鳳翔さんにいろいろ教えてもらったが基本的には私一人で作った。」
浜風「磯風姉さんの作った朝食が美味しい?そんなバカな!……え、うそ、私より美味しい」
磯風「浜風、流石に酷いぞ。」
鳳翔「ふふ、多少お手伝いはしましたが、大体は磯風さんに作っていただきました。」
浦風「磯風でも美味しくなったけぇ、うちも教えてほしいねぇ」
提督「それでは鳳翔さん、引き続き磯風の教育を頼みます。」
鳳翔「畏まりました。磯風さん、お昼は磯風さんの作りたいものにしましょうか」
磯風「!、それならば安価下を教えてください。」
カレー
>>23
何カレーか指定はありますか?
なければ安価で決めようと思いますが。
スタンダードにビーフカレーで
>>25
了解です。
それではビーフカレーで行きます。
磯風「鳳翔さん、ビーフカレーに挑戦したいのですが…。」
鳳翔「カレーですか。わかりました。では材料の仕入れから行きましょうか。」
磯風「はい。お願いします。」
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鳳翔「肉はこれ、玉ねぎは……、今回は市販の固形ルーを使いましょう。」
磯風「スパイスの調合からしないのか?」
鳳翔「固形ルーで慣れてきたら、少しずつスパイスを使っていくようにしたほうが、失敗しにくいですよ。」
磯風「そういうものなのか、まぁいずれスパイスの調合も教えてください。」
鳳翔「ええ、もちろんです。」
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鳳翔「では、まず玉ねぎのみじん切りから。ゆっくりでいいので丁寧を心がけてください。」
磯風「わかった。うっ、目がしみる…グスッ」
鳳翔「包丁を濡らすとマシになりますよ。」
磯風「なるほど、確かに、少しマシだ。…グスッ」
鳳翔「玉ねぎを切り終えたら、人参、お肉を食べやすい大きさに切って炒めます。馬鈴薯は煮崩れするので蒸してトッピングしましょう。」
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磯風「というわけで、今回は固形ルーを使ってビーフカレーを作った。皆、食べてみてくれ。」
提督「朝も旨かったからな、期待している。」
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朝が美味しくできていたのでコンマが少し易化します。
評価コンマ下
00:絶品。嫁にしたい。
01~24:不味すぎて意識が飛ぶ
25~44:食べられなくはないが、不味い
45~69:普通。可もなく不可もなし。
70~84:まあまあ美味しい
85~99:鳳翔レベル。美味しい。
このスレの磯風は料理の神に愛されている?
提督「では、頂きます。」
電 「頂きます。なのです。」
提督&電「普通だな。」「なのです」
磯風「まあ固形ルーだしな。しかし、カレーも奥が深いのだな。」
鳳翔「精進あるのみです。」
磯風「少し辛めに作ったので、デザートを用意してみた。」
間宮「カレーのあとにデザートはどうでしょうか?サプライズで磯風さんと一緒に作ったバニラアイス、召し上がれ」
磯風「アイスは初めて作ったが…どうだ、美味しくできているだろうか?」
評価コンマ下
00:絶品。嫁にしたい。
01~29:意識が飛ぶ不味さ
30~49:食べられなくはないが、美味しくない
50~69:普通。可もなく不可もなし。
70~84:まあまあ美味しい
85~99:間宮レベル。美味しい。
提督「お、アイスか。どれどれ。」
電 「はわぁ~。美味しそうなのです!」
谷風「くー、磯風のくせに粋だねぇ、ありがたいよ―♪」
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提督・電・谷風「ん、普通だな。」「普通なのです。」「だねぇ」
浜風「くっ、こんなの磯風ぢゃない!これでは料理もできて武勲もたてるなんて、胸も(私よりは小さいけど)大きい美少女駆逐艦じゃないですかぁ!」バンッ!バンッ!
RJ 「ん?なんか聞こえたか?」(イラッ
瑞鳳「なにも聞こえませんねー」(イラッ
提督「料理もできて、武勲もたてる(その上スタイルもいい)なんて最高じゃないか。」
電 (心の声が聞こえたような気がしたのです。)
磯風「だが、このアイスはまだまだ慣れなくてな、こちらも精進していく。」
磯風「ところで提督、夕食は提督の希望を聞きたいと思っているのだが」
提督「そうだな、それでは安価下をお願いできるか。」
提督「それでは麻婆茄子をお願いできるか。」
磯風「鳳翔さん、よろしいですか?」
鳳翔「ええ、もちろんです。では夕食は麻婆茄子ですね。それでは夕食の材料も仕入れに行きましょう。」
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鳳翔「ではまず茄子は縞状に皮を剥いて、油通し、……、片栗粉をまぶして……、。」
磯風「くっ香辛料を炒めるといい香りだが、辛いな…。」
鳳翔「いい香りがしてきたらひき肉を…。」
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磯風「よし、夕食の準備も万端だ。流石に、少しくたびれたな」
提督「これを毎日している鳳翔さんと間宮さんには頭が上がらないな。」
鳳翔「ふふ、好きでしていることですから。」
間宮「私は鳳翔さんのお手伝いですから。それに私はこれくらいしか皆さんのお役に立てませんし…。」
磯風「お話中申し訳ないが、折角だから冷める前に食べてくれないか?」
提督「うむ。それでは頂きます。」
麻婆茄子の評価コンマ下
00:絶品。嫁にしたい。
01~24:不味すぎて意識が飛ぶ
25~44:食べられなくはないが、不味い
45~69:普通。可もなく不可もなし。
70~84:まあまあ美味しい
85~99:鳳翔レベル。美味しい。
提督「ふむ…旨いな。山椒の痺れる感じもちょうどいいな。」
電 「か、辛くて食べられないのです。」
浜風「悔しい、美味しい、このままでは私のアドバンテージが…」
浦風「浜風、素直に褒めてやったらどうじゃ…」
磯風「浜風の反応は少し気に障るが、提督が旨そうに食べてくれるから良しとしよう。」
鳳翔「少し強火が長すぎたところもありましたが、とても美味しいですよ。」
磯風「ありがとうございます鳳翔さん。ところでお願いがあるのだが…」
鳳翔「なんでしょう?」
磯風「できれば一週間、このまま料理の指導をしていただきたいのですが…」
鳳翔「わたしは歓迎ですが、提督、どうされますか?」
提督「1日交代の予定だったが、いいだろう。今週は磯風をそのまま調理補助員を続けてもらう。」
磯風「提督、鳳翔さん、ありがとうございます。」
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1週間の評価コンマ下
00:絶品だった。惚れてケッコンする。
01~24:慣れてきた慢心でメシマズ化。調理場出禁に。
25~44:慣れてきたが、疲れも出て少しメシマズ。修行継続。
45~69:普通だった。
70~84:まあまあ美味しい1週間だった。定期的に鳳翔に手伝いを頼まれる。
85~99:美味い1週間だった。食堂の正規調理師に昇格。
提督「いやあ実に美味い1週間だった。鳳翔さん、指導ご苦労様でした。」
鳳翔「いえいえ、磯風さんの筋が良かったのですよ。」
提督「そこで提案ですが、……」
鳳翔「コチラとしてはお断りする理由はありません。」
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会議室にて
提督「今週の朝礼を始める。まず、……」
「最後に、食堂の調理師が一人増える。磯風、前へ」
磯風「戦力充実だな。」
提督「演習や出撃があるので、毎日ではないが磯風を食堂の正規調理師に任命する。慢心することなく職務を全うされたし。」
磯風「任された。提督の分はとびきり腕によりをかけて作らせてもらうぞ。」
提督「期待している。しかし、他の鎮守府では酷い噂しかなかったのだがな…。」
磯風「鳳翔さんの教え方が良かったからだろう。鳳翔さん感謝する。以後、正規調理師として職責を全うする。」
鳳翔「よろしくおねがいしますね。」
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とりあえず寒いので今回はここまでです。
メシウマな磯風とか最高ですね。やはり時代は黒髪ロングのストレートでしょうか。
ではまた次回もよろしくおねがいします。
まあ切りが良いのでHTML化しました。
年も新しくなるのでスレも新しくしようかと今考えました。
お手数ですが、次回スレ立てましたらご贔屓にしてください。
おっつおつ
大和あたりになるともう低コンマの方でもマズいってのが最初から無いんだろうな
>>57
果たしてそうなるのか…
大和といえど低確率でメシマズ化するかもしれません
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