瑞鳳のいる鎮守府生活 (49)
キャラ崩壊注意
鎮守府――執務室――
瑞鳳「お茶淹れました」コトッ
瑞鳳「朝は換気しましょう」ガララ
瑞鳳「あ、ここをこうすれば、もっと効率上がりませんか?」
提督「毎日瑞鳳と一緒にお仕事する毎日――」
提督「やばいここ天国じゃん」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1546603597
提督「瑞鳳の淹れてくれるお茶は美味しいし……」
瑞鳳「本当?」キャー///
提督「いつも気遣いができて……」
瑞鳳「提督の役に立ちたいから……」キャー///
提督「お仕事もしっかりサポートしてくれて……」
瑞鳳「いつでも任せてね!」キャー///
提督「もうね、最高かと」
瑞鳳「でも……」
瑞鳳「秘書艦って3人もいらないと思うんだけど……」
瑞鳳「2人っきりがいいのにー!」プー
瑞鳳「私は……提督のそばにいられるなら……」ドキドキ
提督「それは違うぞ」
提督「人は誰しも、好きなものに囲まれたいと考えるものだ」
提督「瑞鳳だって好きな艦載機に囲まれたいって思うだろう?」
瑞鳳「確かに……!」ハッ
瑞鳳「本当だ……!」ハッ
提督「分かる、すごく分かるぞ! だって俺も同じだもん!」
提督「大好きな瑞鳳に囲まれたい!」
提督「なぜなら俺は瑞鳳を愛してやまない提督だから!!」ドンッ
瑞鳳「提督……!」キュン
瑞鳳「かっこいい……!」キュン
瑞鳳「素敵……!」ギュ-
瑞鳳「あっ! 瑞鳳ずるい!」ギュ-
瑞鳳「瑞鳳だって!」ギュー
提督「こらこら、俺は逃げないぞー」
瑞鳳「失礼します」ガチャリ
提督「瑞鳳か、どうした?」ギューギュー
瑞鳳「あら、提督ってば大人気ね」クスクス
提督「からかってないで、手伝ってくれよー」
瑞鳳「はいはい、秘書艦さんはお仕事お仕事」
瑞鳳「はーい」
瑞鳳「いけないいけない……///」
瑞鳳「瑞鳳のいけずー!」プー
提督「ところで瑞鳳、何か用か?」
提督「今日はオフだったはずだろ?」
瑞鳳「そう、それ! そうなのよ!」プンスカ
瑞鳳「今日は瑞鳳と一緒に花壇の手入れをする予定だったのに、ホースが壊れちゃって……」
提督「あー、とうとう壊れちゃったかー」
提督「前から瑞鳳も言ってたが、まさかこんなに早くガタがくるとは……」
瑞鳳「ねえ提督ゥ……なんとかしてくれる?」
提督「すりゅうううううううううう!!!!!!!!」
提督「アレは軍備じゃないから、領収書は切れないが……」
提督「俺のポケットマネーでホースを発注しておこう」
瑞鳳「やったぁ!」
瑞鳳「もう! 提督ってば、瑞鳳には甘いんだから!」
提督「その代わり、瑞鳳にも甘いじゃないか」
瑞鳳「それは……そう、だけど……///」
瑞鳳「ヒューヒュー」
瑞鳳「アツイネアツイネー」
瑞鳳「もう! 瑞鳳も瑞鳳も茶化さないの!」
提督「わざわざご苦労だったな、瑞鳳」
瑞鳳「本当よ、お庭からここまで結構距離あるんだから」
提督「あそこからかー、それは大変だったろう」
提督「お茶菓子でも補給するか?」
瑞鳳「んーん、それよりも……えい♪」ギュー
瑞鳳「「「ああ!?」」」
瑞鳳「提督成分、補給しちゃいました///」
瑞鳳「ちょっとー! 瑞鳳だけずるいー!」
瑞鳳「瑞鳳もギューってしたいのに!」
瑞鳳「ふふふ♪ これで時間外労働はチャラですからね」
提督「瑞鳳は気が利くいい子だなぁ」ナデナデ
瑞鳳「ふわぁぁ……///」トローン
お昼の食堂――
提督「お! 今日の調理担当は瑞鳳か」
提督「これは期待できるな」
瑞鳳「はいどうぞ、瑞鳳自慢の卵焼き定食です」
提督「デザートは瑞鳳をいただこうか」キリッ
瑞鳳「お、お日様が見てるうちはダメなんだから……」モジモジ///
瑞鳳「提督、瑞鳳にセクハラはやめてください」
提督「おっと、後がつかえてるな。瑞鳳また後で」スタスタ
提督「瑞鳳がかわいすぎるのがいけないんだよな~」スタスタ
瑞鳳「あ、提督ー!」ノ
瑞鳳「提督、お疲れ様ー」ノ
瑞鳳「もぐもぐ」ノ
提督「おう瑞鳳、瑞鳳」
提督「それに瑞鳳もいるじゃないか、珍しいな」
瑞鳳「演習で一緒だったから……」
提督「席空いてるなら座って良いか?」
瑞鳳「どうぞどうぞ」
瑞鳳「瑞鳳もそれでいい?」
瑞鳳「もぐもぐ」コクリ
提督「では遠慮なく……」ヨイショット
提督「どうだ、瑞鳳? ここはもう慣れたか?」
瑞鳳「うん……」
瑞鳳「最初は、瑞鳳だらけで驚いたけど……」
瑞鳳「みんな優しいから、すぐに慣れました……」
提督「うんうん、なにせみんな俺の愛する瑞鳳だからな!」
提督「困ったことがあったら、いつでも俺や瑞鳳に相談するんだぞ」
瑞鳳「は、はい……!」
瑞鳳「ねえ聞いてよ提督ー、瑞鳳ったら着任してからずっと敬語なんだよー!」
瑞鳳「瑞鳳は敬語なんて使わないものね」
提督「確かに、瑞鳳は最初からタメ口だったな」
瑞鳳「ぎくー!」
提督「どんな瑞鳳も、程度の差はあれど、着任当初は敬語になることは多いぞ?」
瑞鳳「そーなんだー」
瑞鳳「瑞鳳も、はやく治したいとは思うんですけど……」
提督「無理に治す必要はないぞ、それはそれで個性だから」
提督「でも頑張りたいと言うのなら、みんなで協力しよう」
提督「だからいつでも俺たちを頼ってくれ」
瑞鳳「ありがとうございます……」
瑞鳳「瑞鳳も手伝うね!」
瑞鳳「あっ瑞鳳も瑞鳳もー!」
瑞鳳「瑞鳳……それに瑞鳳も……」
瑞鳳「だって瑞鳳たち、もう友達でしょ?」
瑞鳳「……はい!」ニッコリ
瑞鳳「かわいい」
瑞鳳「かわいい」
提督「お前らもかわいいんだよなあ(かわいい)」
午後――
提督「午前中にほぼすべての仕事をこなした後の散歩は格別だなあ」スタスタ
提督「近海哨戒で出撃する瑞鳳、演習に出かける瑞鳳、遠征に発つ瑞鳳……」
提督「掃除をする瑞鳳、洗濯物を取り込む瑞鳳、野菜を収穫する瑞鳳、ベンチでくつろぐ瑞鳳、視線が合って微笑んでくれる瑞鳳……」
提督「嗚呼この世の楽園よ……」
瑞鳳「提督~!」トテトテ
提督「どうした瑞鳳?」
瑞鳳「ヒトデブソク鎮守府の方がいらっしゃいました」
提督「あー、もうそんな時間かー」
瑞鳳「客間に通したから、早く行ってあげないと……」
提督「その前に……えいっ♪」ダキッ
瑞鳳「ひゃんっ///」
提督「あーやっべ瑞鳳かわいすぎ」スリスリ
瑞鳳「ひぅっ///」
提督「なあ、いいだろ? な?」
瑞鳳「で、でもっ、まだお昼だから……///」
提督「ちょっとだけだから、ね? いいでしょ? ね?」
瑞鳳「あ、あうあう……///」
瑞鳳「そこまでよ提督!」
瑞鳳「瑞鳳から手を離しなさい!」
提督「むむっ! 瑞鳳! それに瑞鳳か!」
瑞鳳「また瑞鳳に手を出してる!」
提督「瑞鳳は俺の瑞鳳だ! 手を出して何が悪い!」カーッカッカッ
瑞鳳「瑞鳳は瑞鳳たちの天使なんだから!」
提督「くくく……確かに、瑞鳳や瑞鳳にとって、瑞鳳は天使かも知れない……だがな!」
提督「この瑞鳳を愛してやまない提督こと俺は!! 世界中のあらゆる瑞鳳が天使なのだー!!」ウワーッハッハッハッ
瑞鳳「くっ……! この空気を震わせるほどの瑞鳳愛……!」ビリビリ
瑞鳳「天使であろうと手を出すのは当然、ということね……!」ビリビリ
瑞鳳「だ、ダメよ! このままじゃ瑞鳳が……!」
瑞鳳「でも瑞鳳たちだけじゃ、提督のプレッシャーを跳ね除けられない……!」
提督「どうしたどうした! 瑞鳳たちの力はそんなものなのか!?」
瑞鳳「悔しい……だから感じちゃう……!」ビクンビクン
瑞鳳「誰か……誰か助けて……!」
待ってください!!
提督「何者だ!?」
瑞鳳「あぁ! あなたは――!」
瑞鳳「お待たせ!」ザッ
瑞鳳「瑞鳳、推参!」ザッ
瑞鳳「瑞鳳!」
瑞鳳「それに瑞鳳も!」
提督「くっ……瑞鳳と瑞鳳が来たか……!」
瑞鳳「瑞鳳1人だけじゃ、難しいかもしれない……」
瑞鳳「でも! 瑞鳳が5人集まれば、どんな困難にも立ち向かっていける!」
瑞鳳「さあ瑞鳳! 立ち上がって!」
瑞鳳「練度の高い瑞鳳なら、正規空母並の活躍ができるはずよ!」
瑞鳳「みんな……ありがとう! 瑞鳳、頑張る!」
提督「しまった! 瑞鳳のメンタルが回復してしまった!」
提督「まるで赤疲労から一気にキラ付けされたかのように!」
瑞鳳「さあ! 瑞鳳たちで提督に反撃よ!」
瑞鳳「瑞鳳パンチ~!」テシテシ
瑞鳳「え~い!」テシテシ
瑞鳳「どうだ~!」テシテシ
瑞鳳「セクハラ反対~!」テシテシ
瑞鳳「夜まで待ちなさ~い!」テシテシ
瑞鳳「……ふう」
瑞鳳「これだけ攻撃すれば、さすがの提督も――」
提督「あぁ^~猫パンチでテシテシされてりゅううううううううううう~」
瑞鳳「効いてない!?」
提督「落ち着いて考えてみろ」
提督「瑞鳳をあまねく愛する提督の俺にとって、瑞鳳5人で周りを囲まれておなかから腰にかけて猫パンチでテシテシされるなんて、ご褒美以外のなにものでもないじゃないか」
瑞鳳「あ、あぁ……!」
瑞鳳「そんな……!」
瑞鳳「渾身の必殺技が……効かないなんて……!」
瑞鳳「もうダメだあ……おしまいだあ……!」
提督「今度は俺の番だな!」ダキイッ!
瑞鳳「わわっ!」
瑞鳳「5人全員抱きしめられちゃった!?」
提督「俺の必殺――」
提督「全瑞鳳わしゃわしゃ攻撃~!」ワシャワシャワシャワシャ
瑞鳳「ゃんっ/// 提督のエッチー!」
瑞鳳「うわあ~ん!」
瑞鳳「アハハハハ! そこくすぐったい~!」
瑞鳳「そこ触っちゃダメ~!」カァァ///
瑞鳳「あっ♥ あっ♥ あっ♥」ビクンビクンッ
…………
……
提督「――ふう」
提督「楽しかったなあ、瑞鳳ジャーごっこ!」
瑞鳳「もう! ちゃんとお仕事してください!」プンスカ
瑞鳳「今度は瑞鳳がレッド役だからね?」
瑞鳳「瑞鳳はしばらくイエローで十分かなあ……」
瑞鳳「今度追加戦士役に瑞鳳連れてくる!」
瑞鳳「っ~♥! っ~♥!」ビクビクッ! ビクッ!
客間――
提督「お待たせしました」キリッ
祥鳳「どうも、ヒトデブソク鎮守府の祥鳳です」ペコリ
祥鳳「お忙しい中、お時間をいただき、ありがとうございます」
提督「いえいえ、これが俺の選んだ道ですので」
提督「では早速話をすすめましょう」
祥鳳「かくかくしかじか」
提督「ふむふむ」
祥鳳「まるまるうまうま」
提督「なるほど」
提督「人手不足で出撃が不安、と」
祥鳳「こちらには私を除くと、駆逐艦の望月と初雪しかいないので……」
提督「よりによってあの2人かよ」
提督「失礼ですが、メイン火力があなた1人というのは、確かに心もとないですね」
提督「それに、それだけ規模の小さな鎮守府となると、戦艦や重巡では費用がかさんで依頼できない……」
祥鳳「おっしゃる通りです」
祥鳳「そんなとき、こちらの鎮守府では瑞鳳の一時着任(レンタル)を受け付けていると伺いました」
祥鳳「軽空母1人ではまわらなくても、2人なら安定して出撃できるようになります」
祥鳳「どうか瑞鳳の力をお貸しください」ペコリ
提督「まあまあ、そんなに畏まらなくても」
提督「君は瑞鳳のお姉さんだ。君が苦労していると聞いて、瑞鳳たちも心配している」
提督「うちは他鎮守府よりもお安い値段がウリだけど、初回割に家族割、瑞鳳割もついて――」カタカタ
提督「これでどうでしょうか?」つデンタク
祥鳳「こ……こんなに安くて良いんですか!?」
提督「瑞鳳にお願いされたからね」
祥鳳「ありがとうございます!」ペコリ
提督「さて、それでは……おーい!」パンパン
わらわら
瑞鳳「提督、呼んだ?」ガチャリ
瑞鳳「あ! 祥鳳だ!」
瑞鳳「祥鳳~!」ギュー
瑞鳳「お茶菓子いかが?」
瑞鳳「元気にしてた祥鳳?」
瑞鳳「あれっ!? ちゃんと服着てる!?」
瑞鳳「ちょっと! 瑞鳳は関係ないでしょ!」
瑞鳳「瑞鳳だって祥鳳に会いたいの!」
わらわら
祥鳳「うわっ! ずいほうの むれに そうぐうした!」
提督「瑞鳳たちは、うちに着任している瑞鳳たちの、ほんの一部です」
祥鳳「ほんの一部」
提督「見ての通り通常、改、改二、改二乙とよりどりみどりですが……」
提督「この中から1人! ご自由にお選びください!」
祥鳳「えぇ!?」
祥鳳「えっと……改二……いや……乙……改……うーん……」
祥鳳「……」
祥鳳「……通常で」
提督「お目が高い」パチパチ
瑞鳳「すごーい!」パチパチ
瑞鳳「やるじゃない!」パチパチ
提督「こちらの無改修瑞鳳は、当鎮守府設立時のスターティングメンバーである、6人の瑞鳳のうちの1人だ」
提督「LVも瑞鳳たちの中ではトップレベル、左薬指に輝く光が美しさをより強調しています」
提督「使い込まれた道具に、それを操るしなやかな肢体、どんな敵にも怯えない強靭な精神が、あなたの艦隊を勝利へと導くでしょう」
提督「これだけのハイスペックながら、改修なしという素材を生かした天然由来のスタイルは、収益を望む方にオススメ!」
提督「瑞鳳、祥鳳の鎮守府を頼んだぞ!」
瑞鳳「おまかせください!」キリッ
祥鳳(近付くほどにわかる……この歴戦の戦士のオーラ……!)
祥鳳(瑞鳳……立派な艦娘になって……!)ホロリ
瑞鳳「それじゃ、お近づきの印に……」ガサゴソ
瑞鳳「瑞鳳特性卵焼き! ……食べりゅ?」
祥鳳「……」
瑞鳳「あれっ!?」
提督「おかしいな。これだけの至近距離で言われて、たべりゅ教にならなかった者は、深海棲艦にすらいないのに……!」
祥鳳「たぶん、姉だから……」
提督「そっかー」
祥鳳「それって問題ありませんか?」
提督「ないよ? 天然由来の可愛さだから、アレルギーや副作用も無いし」
提督「そばにいる生きとし生けるもの全てをたべりゅ教にして平和にするだけだから」
祥鳳「危険じゃないですか!」ガビーン
祥鳳「私だけは絶対に平常心を保ってみせりゅ……!」キリッ
提督「即堕ち1コマ」
夜――
提督「ふう」
提督「今日も一日ご苦労様」
瑞鳳「提督、お疲れ様」
瑞鳳「お疲れ様です!」
提督「それじゃ、夜のミーティングを開始する」
瑞鳳「えー! もう解散しようよー!」
瑞鳳「ダメです」
瑞鳳「最後まで気を抜かないように」
瑞鳳「はーい……」プクー
提督「瑞鳳たちは、明日の準備を整えておくように」
瑞鳳「はい!」
瑞鳳「はいっ」
瑞鳳「はい……」
提督「瑞鳳たちは、夜明けに帰還する瑞鳳たちを迎える準備をしてくれ」
瑞鳳「は~い♪」
瑞鳳「はい」
瑞鳳「任せてください♪」
提督「瑞鳳と瑞鳳は、水道管の修理を終わらせるように」
瑞鳳「分かりました!」
瑞鳳「あとちょっとで終わりだからね」
提督「瑞鳳と瑞鳳は、明日の食事の仕込みを頼む」
瑞鳳「お任せください!」
瑞鳳「明日は提督の好物の日ですよ♪」
提督「瑞鳳は、反省文書くまで残業な」
瑞鳳「はい……」
提督「瑞鳳は、瑞鳳の反省文が書けるまで見張りを頼む」
瑞鳳「うふふふ……了解♪」
瑞鳳「ヒエッ」
提督「瑞鳳は今夜、見張り当番だったな。頼んだぞ」
瑞鳳「バリバリ取り締まりますね!」
提督「ちなみに、瑞鳳の部屋で瑞鳳と瑞鳳と瑞鳳がパジャマパーティをするという届け出を提出しているので、その部屋は取り締まらないように」
瑞鳳「分かりました!」
提督「特に銀蝿には目を光らせてくれ」
瑞鳳「善処します!」
提督「瑞鳳だが……瑞鳳の様子はどうだった?」
瑞鳳「あれなら、明日になったら回復しますよ」
提督「分かった。瑞鳳は引き続き、瑞鳳の病気の様子をみてくれ」
瑞鳳「はいっ」
提督「瑞鳳は、いつもの録画係だ」
提督「申請書に従って、全ての番組の録画予約をしておいてくれ」
瑞鳳「はい!」
提督「この間瑞鳳が深夜アニメを録り逃したせいで、楽しみにしてた瑞鳳と大喧嘩になったからな」
提督「最新の注意を払って任務にあたるように」
瑞鳳「はい!」
提督「あと瑞鳳と瑞鳳と瑞鳳は俺の部屋でここでは言えないサービスをするように」
瑞鳳「はぁい♥」
瑞鳳「分かりました♥」
瑞鳳「よ、よろしくお願いします……♥」
提督「それ以外は全員解散!!」
瑞鳳たち「「お疲れ様でした!!」」
提督「いや~、瑞鳳たちのおかげで、うちの鎮守府は安泰だよ」
瑞鳳「でも、ここで慢心しちゃダメですよっ」
提督「もちろんだ」
提督「これからも瑞鳳たちを育て上げ、あらゆる鎮守府や前線へ送り込んでいく」
提督「そしてこの世界全てを、瑞鳳に染め上げるんだ」
提督「すべてが瑞鳳に満ちた世界は、瑞鳳への愛に満ち溢れ、争いの無い平和な世界へ変貌する……」
提督「それが俺の企てた『瑞鳳計画』の到達点だ」
瑞鳳「世界平和のために、世界を手中におさめてしまうなんて……!」
瑞鳳「なんて天才的発想なのかしら……!」
瑞鳳「さす提」
提督「よーし! そうと決まれば、話は早い!」
提督「瑞鳳の可愛さをもっと知るために、今夜は瑞鳳たちを隅々までまさぐるぞ~!」
瑞鳳「わーい♥」
瑞鳳「きゃー♥」
瑞鳳「やったー♥」
イヤン♥
アハン♥
キャッキャウフフ♥
…………
……
世界中に浸透していく『瑞鳳』という概念
あなたが洗脳されりゅのは明日かもしれない――
瑞鳳「瑞鳳の作った卵焼き……」
瑞鳳「食べりゅ?」
おわり
以上です、ありがとうございました
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません