【安価】瑞鳳「艦プラ!」飛龍「ビルド!」大鯨「ファイターズ~」夕雲「その4です」 (988)

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【安価】402「艦プラ」 400「ビルド」 夕張「ファイターズ!」 イセ『3スレ目』 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406209597/)

Q:艦プラバトルの安価ルールは?
A:バトルごとに使用艦とその艤装を安価で決定します


Q:艤装にミサイルとかは使えるの?
A: 近代兵装とSF武装は無しでお願いします。


Q:艤装による有利不利はあるの?
A:重量によって速力の変化は生じます。重量のある艤装を積むとその分回避が落ちてしまいます。
それについてはコンマ時に補正をこちらで入れさせていただきます。


Q:主砲は兎に角大口径砲を積んだ方が良いのかな?発射速度や命中率とか考えないならそうなるんだけど
A:発射速度や弾速は小口径なほど早いとします。 ただし自動装填装置等の補助装置は考慮しません。
つまり単純に小口径ほど早く連射でき弾速がある分命中率が高いと考えます。
その命中率についてはコンマ時に補正をこちらで入れさせていただきます。
※参考:各国の艦砲の性能
http://www.ac.auone-net.jp/~reliant/Naval-Gun-Data.html


Q:艤装の制限だけど「史実で装備したら可能」なのか、「排水量的な意味で可能」なのかわかんない
A:史実で装備していた、または装備艦以下の排水量の艦が装備していた、または出来るだろうと考えられる艤装は可能と言うことです。
例:装備艦が戦艦や正規空母レベルの場合、それ以下の排水量の艦(軽巡洋艦、駆逐艦等)が装備していた艤装は可能(つまり駆逐艦に大和砲積むとかは不可能だが、水雷戦艦や重巡砲搭載空母は可能)


Q:艤装に主砲や魚雷以外の装備、例えば機雷(一号連携機雷)、甲標的(松型駆逐艦は回天搭載型あり)、水上機カタパルト(米フレッチャー級駆逐艦ブリングル)
後は不審船事件で使われたスクリューを絡めるための網とか、桜花、シュトゥルムティガー38cmロケット推進臼砲みたいなロケット兵器は積めますか?
A:排水量の範囲で積めますが、本編で使われるかは安価次第になります。


Q:艤装は第二次大戦までだけど、艦は第二次大戦以降でも可能?
A:WW2時における日本、ドイツ、アメリカの艦限定でお願いします。
例えばアメリカのデモイン級重巡洋艦は発注および起工こそ大戦中ですが、完成が大戦後なので大戦後の艦という扱いになります。


Q:プラモならではの大スケール戦艦や魔改造モデルは使用可能?
A:大スケールモデルは運営エネミーだけです。
魔改造モデルを使用する時はバトル安価時に指定します。


Q:あくまで「プラモ」なら某漫画みたく、接着剤やライターみたいな装備は可能?
A:流石に無理です。

Q:計画艦、計画艤装とかは使えるの?
A:計画艦については模型やイラスト等が存在し、またそれらに加えてスペックが安価時に明示されれば使えます。
ただし、計画艦でも途中で仕様が変更になり、結果建造された艦についてはその仕様変更後のスペックを船体(艦)のスペックとして流用します
例:「巡洋戦艦赤城」の船体を使用する場合は「正規空母赤城」の史実での船体スペック(速度等)が使用される、ただしあくまで船は「戦艦」扱いなので艤装は戦艦系艤装が使用可能となる。

Q:仮想・架空戦記とかに登場した艦や艤装は使える?
A:模型やイラスト等が存在し、またそれらに加えてスペックが安価時に明示されれば使えます。
ただし、あまりにぶっ飛んでいるものは使えません。

Q:「プラモ」だし、金属パーツは使えるの?攻防両面でパワーアップが見込めるけど
A:使えますが、艤装などに使用した場合、艤装制限に引っかからなくても、重量制限に引っかかることがあります



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411917119

《主要人物》

・瑞鳳(主人公) 最近流されてエロに走ることが多い。飛龍との関係がそれなりに良くなっているらしい。流派東方不敗を最終奥義まで習得しているが自身が女性なため後継者では無いらしい。正義感が強く、2代目メイジンチクマメンが強化人間だと知ってマーサ・ビスト・カーバインに対し怒りを覚えている。

・飛龍(ヒロイン)異世界から飛ばされてきたらしいが理由は不明。瑞鳳にそのことを打ち明けるが『傍に居て欲しい』との彼女の願いを聞き入れ、共に進むことを選択した。グラハム・エーカーやリカルド・フェリーニなどに迫られているが本人は嫌がっている。2代目メイジンチクマメンにある疑念を抱いている。 専用艦は『グナイゼナウ・クロイツZwei』

・イセ(ヒロイン)大食いが周囲に露呈するも大鯨の作る料理の量に敗北した。それ以降自重しない食事をしている。ヤザン達相手に苦戦を強いられたり2代目メイジンチクマメンに専用艦では無い故にアッサリ敗北したり見せ場が殆ど無かった。専用艦は『扶桑・クロイツ』

・浜風(ヒロイン)ガノタに目覚め始める。イセと共に2代目メイジンチクマメンに敗北してしまい、その異常すぎる戦闘能力に疑念を持っている。また愛宕、吹雪と共にクッキーを食べて無理矢理瑞鳳と性行為に及ぶことに成功した。

・大鳳(ヒロイン)ロープウェイでゲロを吐いてしまう。しかし弄られすぎてキレて、煽りまくった402とその巻き添えに400を卓球でボコボコにしてセンブリ茶をペットボトルで一気飲みさせる鬼畜っぷりを発揮した。

・夕張(ヒロイン)最近少々出番がなくていじけかけてる。卓球で大鳳とダブルスを組んで400と402ペアを追い詰めたことから運動は苦手では無いらしいが足は遅い。

・吹雪(ヒロイン)クッキー担当。ついに瑞鳳を犯す事に成功した変態。瑞鳳と共に襲われかけるがクッキーを食べさせられ逆に襲う側になって拘束した上で犯した。

・イク(ヒロイン)ようやく日の目を見始めてきたが出番はまだ少ない。

・愛宕(ヒロイン)お姉ちゃん。瑞鳳を浜風と吹雪と共に拘束、性行為に持ち込む事に成功したが本人は不本意で激しく後悔している。

・ユキカゼ(ヒロイン)愛宕が大好きお姉ちゃんっ子で近づく人は許さない。瑞鳳にも優遇されており、基本的に皆から甘やかされている。

・400(ヒロイン)エロ担当。瑞鳳の童貞?を奪う事に成功したが非処女になってしまう。

・402(ヒロイン)エロ担当。瑞鳳に主砲を生やしてしまったが故、姉の400と一緒で非処女になった。

・夕雲(ヒロイン)実家は旅館を営んでいる中学生。地上げで潰されかかっていたところを瑞鳳達に助けて貰い、修行の為に転校した際瑞鳳と偶然再会。それ以降瑞鳳を慕っている。リカルド・フェリーニを倒した事からそれなりにバトルの素養はあるらしい。早くも専用艦を与えられており、その専用艦『高雄・クロイツ』と共に世界選手権に出場するため『チーム・エンガノ』へ参加した。

・大鯨 瑞鳳の母親。瑞鳳曰く人外。不思議な行動と不思議な力で周囲を困惑させがちだが母親として瑞鳳を気にかけたり幼い頃の翔鶴と瑞鶴をわが娘の様に育てるなどしっかりしている。赤城と加賀を食事で敗北させた唯一の人物。実は格闘家的なもので、得物を使ったら瑞鳳でも本気にならないと勝てないレベル。

・東方不敗・マスターアジア 瑞鳳の父親。本名である『シュウジ』と言う名前を名乗りたがらない。幼い頃から瑞鳳に修行を課していて、大鯨曰く『グレなかったのが不思議』と言わしめる程だが瑞鳳は気にしておらず親子関係は良好。また大鯨とは大学時代に研究室の先輩と後輩の関係から結婚したらしい。二人目の子供が欲しいらしい。

・RJ ギャグ担当。いつの間にか出番が消えかかっている。

・翔鶴 ギャグ担当。瑞鳳と幼馴染どころかほとんど姉妹レベルで仲が良い。加賀に気に入られている。

・瑞鶴 ギャグ担当。瑞鳳曰く、翔鶴の運を吸い上げて成長してきたらしい。加賀と犬猿の仲。

・バナージ・リンクス 出番は少ないが瑞鳳との仲はそれなりに良いらしい。

・マリーダ・クルス 出番は少ないが赤城、加賀に次ぐ大食いらしい。

・タクヤ・イレイ 久々に出番があったと思ったら弄られて終わった。

・赤城 大食い担当。しかし慢心を突かれかき氷対決で402に敗北し、さらに大鯨の大量の料理に敗北した。

・加賀 昇格したものの今の所まともな出番が無い。大食いのハズなのだが、かき氷と大鯨に敗北を喫した。

・クッキー 多種多様な発展性を持つ何か。変態の象徴。ついに瑞鳳を敗北させることに成功した。

《サブキャラその2》

・伊勢 一番最初に出てきて飛龍にボコボコにされ、イセに消し炭にされ、402にボコボコ(物理)にされてる人。日の目を見ることは恐らくないだろう。まぁサザキポジだから仕方無い。

・長門 瑞鳳のガノタ仲間で大学の購買店員。量産型MSをこよなく愛しているが一番好きなのは小さな女の子とぬいぐるみ。日の目を見ることはありそう?

・提督 いつの間にか存在そのものが消えかかってる人。

・カーディアス・ビスト ビスト財団現当主。マーサ・ビスト・カーバインとは敵対している

・ダグザ・マックール 出番こそ無いが瑞鳳&大鳳のバイク仲間でたまに走りに行くくらい仲が良い。

・スベロア・ジンネマン&アンドリュー・バルトフェルド 出番は無いが瑞鳳&大鳳を常連客として優遇している。

・リディ・マーセナス 出番は無いがそれなりに瑞鳳&バナージとは仲が良い、しかしクズ。

・ヤマト&コトノ イセを送り込んだ張本人。アドミラリティ・コードを追っているらしいが詳細は不明。その行動から、疑念を持たれ402とユキカゼ(オマケで400)の脱走を許してしまう。

・千早翔像&ムサシ 瑞鳳の力を見極めようとしてバトルを挑んだが詳細は不明。しかしヤマトに対して疑念を抱き、ゾルダン・スターク等U-2501クルーとビスマルクを動かし独自の行動を取っている。

・千早群像&イオナ 全国大会で対峙し、浜風の戦略に敗れる。現在は翔像とヤマトの間では中立の立場を保っているが、正直に言えばヤマトに疑念を抱く。そのためヒュウガとタカオを動かして真意を探る。

・ヒュウガ 千早群像とイオナの下で何かをしている… が、大体はイセに対するイタズラ(主にクッキー)に労力を割いている。しかし有事の際に備えて離反したイセの船体に密かに改造を施し、撃沈された400、402、ユキカゼの船体もサルベージし改修作業を行うなど抜かりは無い。

・マーサ・ビスト・カーバイン ビスマルク(メンタルモデル)曰く『何かやらかそうとしている』らしい。また大和らを排除しようと目論んでいるが現在まで悉く失敗している。

第20話『Power Resonance』


瑞鳳「今日が世界選手権の予選一回戦ね…!」

飛龍「私達の準備は出来てるわ。あとは組み合わせ発表ね。」

イセ『今回のバトルは4隻×4チームのチームロワイヤルよ。』

大鳳「編成は自由らしいわね。」

浜風「なら今回は前衛に3隻、後方の空母で1隻の編成で行きます。」

吹雪「攻撃的な編成だね。」

愛宕「攻撃は最大の防御、ってことね。」

イク「攻めを重視するのね!」

夕張「こちらの能力を晒すのはまだ早いし防御重視になるとどうしてもその必要性が出てくるからねぇ…」

夕雲「そこまで考えているんですか、浜風さんは…」

浜風「ただ油断は出来ません。世界が相手だとすれば何が来てもおかしくはありませんから。」

ユキカゼ「お待たせしました。」

402「これが組み合わせ抽選会の結果だ。」

400「私達は午前の3番目、Eブロックに出場が決定しています。」

浜風「一覧を見せてください。」

402「ああ、これだ。」


対戦相手
・サイクロプス隊(ロシア)
・マグアナック隊(サウジアラビア)
・フェントム・スイープ隊(アメリカ)

瑞鳳「うっわぁ… どれも大会上位ランキング入りじゃない…」

浜風「しかし各個の弱点が存在しています。サイクロプス隊は各個の技量は高いが連携に不向き、マグアナックは連携を断てば勝てる相手です。ファントム・スイープはどちらの能力が高い強襲型ですが一度流してしまえば追い込めます。」

飛龍「お~… なかなかの戦術眼。」

浜風「では今回の編成を決めます。」


メインファイター選択 ↓4まで

編成条件:瑞鳳、大鳳、夕張から一人だけ強制選択。飛龍orイセ強制選択(一方のみ)。

夕張で

>>11 『夕張』は『瑞鳳』が選択されたため出撃不可能です。(書き方が悪かったかも… スマソ)


↓2まで(『瑞鳳』『大鳳』『飛龍』、『イセ』、『夕張』は選択不可)

安価が来ないので編成はこちらの独断と偏見で『瑞鳳』・『イセ』・『浜風』・『夕雲』とさせて頂きます。


浜風「では今回は私と瑞鳳さん、イセさんと夕雲で行きます。」

夕雲「あの、私で良いのでしょうか…?」

浜風「ええ。連携の精度も上がっていますし何より『リカルド・フェリーニ』と戦い、世界のレベルを知っているので適任だと思うからです。」

夕雲「わかりました。私が出ます!」

瑞鳳「それで、サブは?」

浜風「サブファイターは…」


サブファイター選択 

・瑞鳳:夕張、大鳳から選択 直下
・イセ:400、ユキカゼから選択 ↓2
・浜風:402、愛宕から選択 ↓3
・夕雲:夕張、大鳳、吹雪から選択 直下

ミスがありました


サブファイター選択 

・瑞鳳:夕張、大鳳から選択 直下
・イセ:400、ユキカゼから選択 ↓2
・浜風:402、愛宕から選択 ↓3
・夕雲:夕張、大鳳、吹雪から選択 ↓4

浜風「瑞鳳さんは大鳳さん、イセさんは400。良いですか?」

大鳳「わかったわ。」

400「了解しました。」

夕雲「あら、私は?」

浜風「夕雲には吹雪を付けます、良いですね?」

吹雪「う、うん!」

浜風「私には…」

愛宕「は~い!やりま~す!」

浜風「…では、愛宕さん。お願いします。」

愛宕「任せて~。」

浜風「では今回のバトルは全員『専用艦』を使います。」

402「何故だ?戦力を見せる訳には…」

浜風「圧倒的な戦闘力を見せつけ、相手に警戒をさせるほうが後々有利になります。」

ユキカゼ「心理戦ですね。」

浜風「そういう事です。瑞鳳さん、調整は?」

瑞鳳「問題なし!イセさんの『扶桑』も夕雲ちゃんの『高雄』も私達のもね。」

浜風「では、行きましょう。」

専用艦安価

瑞鳳:天城型、加賀型、信濃、レキシントン級からのみ選択(ただし『赤城』、『加賀』の使用は不可能)  直下

   改造内容 ↓3(今回は空母として運用するので『防御特化』と『機動特化』のみ選択可能)


浜風:重巡洋艦(高雄型使用不可)or巡洋・高速戦艦(ただし『シャルンホルスト級』『金剛』『比叡』『霧島』使用不可)↓4

改造内容↓6

すまない「今回は空母」ということはどういうこと? 次回からは別の艦種とのハイブリッド艦にしても良いってこと?

>>21 瑞鳳の艦はストーリー上で対ビスマルク用に一部艤装の変更で『戦艦』として運用出来る感じにしたいので。

通常の場合は『空母』としての運用がメインですが一定の条件下でのみ『戦艦』として扱うことが出来、また艤装の変更の際に『改造内容』も変化させることもできるように、と考えました。


専用艦安価

瑞鳳:天城型、加賀型、信濃、レキシントン級からのみ選択(ただし『赤城』、『加賀』の使用は不可能)  直下

   改造内容 ↓3(今回は空母として運用するので『防御特化』と『機動特化』のみ選択可能)


浜風:重巡洋艦(高雄型使用不可)or巡洋・高速戦艦(ただし『シャルンホルスト級』『金剛』『比叡』『霧島』使用不可)↓4

改造内容↓6

踏み台っす

なんか安価が来なさそうなのでこちらの独断と偏見で考えた浜風用の艦のモデルから選択式に変えたいと思います。


どれにする? 直下
1.巡洋戦艦レウナン『艤装換装型』
2.重巡洋艦ザイドリッツ『トラップ増設型』
3.その他(ただし内容も)

あ、少し変更です。


どれにする? 直下
1.巡洋戦艦レウナン『艤装換装型』
2.重巡洋艦プリンツ・オイゲン『トラップ増設型』
3.その他(ただし内容も)

瑞鳳「はい、夕雲ちゃんの『高雄』。少し被弾しやすい箇所はコーティング強めにしておいたから。」

夕雲「ありがとうございます。」

瑞鳳「次、イセさんの『扶桑』。後部の火力不足を補う為に2つ15.5cm副砲を増設しました。偵察機の数は2機減りましたが速度は変わらないので安心してください。」

イセ『了解。これで改善点は潰せたわね。』

瑞鳳「はい、浜風ちゃん用に改造した『プリンツ・オイゲン』。拡散対潜機雷と対スクリューネット、その他色々増設したから。」

浜風「わかりました。使いこなしてみせます。」

大鳳「ねえ、瑞鳳のは?」

瑞鳳「私が使うのは『信濃』だよ。」

大鳳「『信濃』!?あれだったら天城とか土佐の方が…」

瑞鳳「私が何も考えずに『信濃』を使うと思う?」

大鳳「…もしかしてドイツの?」

瑞鳳「さあね?」

浜風「行きますよ、2人共。他のチームも見なければならないのですから。」

400「遅れないでください。」

瑞鳳「わかってるって!ホラ、行くよ大鳳。」

大鳳「ハァ… 了解!」


『Aブロック勝者、『オーバーフラッグ』!』

『Bブロック勝者、『リカルド・フェリーニ』!』

『Cブロック勝者、『ビスマルクトリオ』!』

『Dブロック勝者、『メイジン・チクマメン』!』

ワァァァァァァ!


大鯨「ずいほ~!」パタパタ

瑞鳳「お母さん?」

大鯨「間に合ったぁ…」 

瑞鳳「早く席戻らないと始まるよ?」

大鯨「すぐ戻るよ。ただこれだけ言いたくて…」

瑞鳳「言いたいこと?」

大鯨「今からだとお父さんもお母さんも何もしてあげられないけど… だけど、自分が決めて道なら必ず貫き通しなさい。あんまり気負わないでさ。」

瑞鳳「お母さん…」

大鯨「それに今の貴女は一人じゃないんだから、その人達の為にも必ず勝つのよ?」

瑞鳳「わかったよ、お母さん。」

大鯨「じゃあ頑張ってね~?」パタパタ

大鳳「嵐のような人ね。」

吹雪「けど、瑞鳳さんのお母さんらしいです。」

愛宕「さ、行きましょ。」

瑞鳳「はい…!」

自軍戦力

扶桑・クロイツ(メイン:イセ サブ:400)
艤装
・41cm連装砲3基6門
・15.5cm連装副砲
・Mk 12 5インチ砲8基(VT信管)
・12cm30mm噴進砲12基
・増設甲板(偵察機8機)
・レーダー(アイオワ級搭載型)
・RG システムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子攪乱フィールド』、3式『粒子拡散砲弾』)


高雄・クロイツ(メイン:夕雲 サブ:吹雪)
艤装
・20.3cm三連装砲5基15門
・12.7cm連装高角砲4基
・25mm連装機銃4基
・13mm連装機銃4基
・61cm5連装魚雷発射管4基20門
・艦首隠匿式水上魚雷発射管6門
・カタパルト(偵察機4機)
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子拡散弾頭』)




信濃・クロイツ(メイン:瑞鳳 サブ:大鳳)
艤装
・12.7cm連装高角砲8基16門
・25mm3連装機銃37基
・25mm単装機銃40基
・12cm28連装噴進砲12基
・後部隠匿20.3cm連装砲1門
・RGシステム-type-Z
・ディスチャージ(1式『粒子攪乱フィールド』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子圧縮加速』)
艦載機
・F8Fベアキャット33機
・流星艦上攻撃機12機
・SB2Cヘルダイバー10機

概要
瑞鳳が自身専用に作り上げた専用の艦。他の専用艦よりも最後に作られているので他の艦のデータをフィードバックしている。基本的な艤装に変化は無いが後方からの敵艦の接近を考慮して20.3cm連装砲を隠匿し、有事の際はこれを使う。
艦載機は米軍F8FベアキャットとSB2Cヘルダイバーと旧日本軍流星を採用している。F8Fの採用理由は『小型の機体で艦載機の搭載数不足を補う』ためである。(F8Fは一応初飛行が1943で実戦こそ不参加だが戦中に量産されたため使用可能)。
また機動力も強化しており、『グナイゼナウ・クロイツZwei』程では無いが38ノットまで最大で出せる。


プリンツ・オイゲン・クロイツ(メイン:浜風 サブ:愛宕)
艤装
・20cm連装砲塔4基。
・10.5cm連装高角砲塔6基
・53.3cm三連装魚雷発射管4基
・艦底部対潜拡散機雷散布装置2基
・後部対スクリュー用ネット発射装置2基
・対艤装用誘導式トリモチランチャー4基
・ワイヤー射出用甲標的2基
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮砲弾』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子攪乱フィールド』)

概要
浜風用に作られた専用艦。浜風の要望でトラップ用装備を大量増設し、サポート(と言う名の嫌がらせ)に特化した艦になった。艦底部に対潜水艦用の拡散機雷の散布装置を設置し対潜水艦能力や敵のトラップの排除、敵のスクリューを絡めて航行不可にするネット射出装置、命中すれば敵の艤装を塞いで使用不可能にする誘導式トリモチランチャー、極めつけはワイヤートラップを仕掛けるための甲標的を装備している。ただ速力は基本スペックと同等であまり変化は無い。

Please set your KP Base

瑞鳳「システムオールグリーン、異常なし。火器管制システム正常に作動、艦載機コントロールシステムをサブに譲渡。」

大鳳『受領確認。発艦タイミングはそっちでやって。』

瑞鳳「了解。」

Beginning plavsky particle dispersal

イセ《調整は完了。レーダー射撃システム及びFCS起動を確認。》

400《偵察機のコントロールとレーダー操作はこちらでやるので戦闘に集中を。》

イセ《わかってる。》

Please set your KANPLA

夕雲「セッティングクリア、粒子コーティングは正常機能しています。」

吹雪『わ、わかった。照準補正は任せて!』

夕雲「ふふっ… 期待してます。」


浜風「こちらの準備は万端です。」

愛宕『中々複雑な制御ね… けどやってみせるからね!』

浜風「お願いします。では…!」

Battle start

夕雲「高雄・クロイツ。夕雲!」

吹雪『ふ、吹雪!』


イセ(扶桑・クロイツ、大戦艦イセ!)

400『イ400。』


浜風「重巡洋艦プリンツ・オイゲン・クロイツ、浜風!」

愛宕「愛宕~!」


瑞鳳「航空母艦信濃・クロイツ、瑞鳳!」

大鳳『大鳳!』



イセ(抜錨するわ!)

夕雲「本気で行くわ!」

浜風「出撃します!」

瑞鳳「推して参ります!」

フィールド《通常海域 昼》


瑞鳳「やっぱり通常海域ね…」

浜風「ええ。しかし大多数で戦う場合はこの方がこちらとしては有利です。」

イセ『「ボサっとしてる暇はないわよ。」』

400『扶桑のレーダーが敵の接近を感知。数4、接敵まであと120。』

浜風「チームは?」

イセ『「恐らく『ファントム・スイープ』」』

夕雲「一番厄介なのが来ましたね…」

愛宕『どうするの?』

浜風「…」


行動選択 直下
1.夕雲と浜風で敵を攪乱、イセと瑞鳳で撃破する
2.夕雲単艦での攪乱、その間に浜風が罠を仕掛けて撃破
3,退避する

浜風「仕掛けます。」

愛宕『そうこなくっちゃ♪』

浜風「まず私と夕雲で敵を攪乱、足を止めます。」

瑞鳳「私たちは?」

浜風「2人は動きを止めた敵の撃破を。」

イセ『「了解」。』

400『敵艦種判明。データをリンクします。』


ファントム・スイープ戦力
・サウスダコタ級サウスダコタ(メインファイター:ユーグ・クーロ、サブ:マオ・リャン)
・ニューオーリンズ級ヴィンセンス(ファイター:シェリー・アリスン)
・オレゴン・シティ級オレゴン・シティ(ファイター:ヒュー・カーター)
・ヨークタウン級ホーネット(ファイター:カマル・クマル)


夕雲「戦艦サウスダコタ… 骨が折れそうですね。」

浜風「しかし瑞鳳さんのチューンした艦があれば余裕の相手です。」

夕雲「そうですね!行きましょう!」

イセ『「支援砲撃を敢行するわ。当たらないように注意して。」』

浜風・夕雲「「了解!」」


シェリー「隊長、敵艦隊から2隻が来ます。」

カマル「どういうつもりなんですかね…」

ヒュー「大方、牽制か偵察のつもりだろうよ。」

ユーグ「時間稼ぎか?ならば…」

マオ『待て、敵の後方艦隊から砲撃だ!』

ユーグ「何っ!?総員、回避!」


命中判定

サウスダコタ 直下

ヴィンセンス ↓2

オレゴン・シティ ↓3

ホーネット ↓4

65以上で命中

イセの砲撃はシェリーとヒューの操る重巡2隻に直撃し、炸裂した!

シェリー「馬鹿な…」

ヒュー「クソッ!コイツはやべぇぜ!」

ヴィンセンス:中破

オレゴンシティ:中破


ユーグ「いきなり重巡2隻に損害を与えるとは…!」

マオ『態勢を立て直す。後退…』

カルマ「駄目です!もう敵が至近距離まで!」

ユーグ「迎え撃つ!ヒューとシェリーを護るぞ!」


浜風「私がサウスダコタを無力化します。夕雲はヨークタウンを!」

夕雲「了解です!」

浜風「主砲で牽制しつつトラップ装備で攻撃します。愛宕さん!」

愛宕『ターゲットロック!トリモチとネットどっちも撃てるよ!』

浜風「了解。まずはトリモチで艤装を封じます!」


ユーグ「重巡か!」

浜風「主砲装填完了、仰角補正。よし、受けろ!」


命中判定 直下
45以上で命中

サウスダコタに砲弾が直撃し、砲弾が炸裂した。

ユーグ「中々やるっ!」

ユーグは主砲を操作し砲身をプリンツ・オイゲンに向けるが…

浜風「狙い通り!愛宕さん!」

愛宕『ぱんぱかぱ~ん!トリモチランチャー発射ぁ!』

その瞬間愛宕が砲身に向かってトリモチランチャーを放つ!

マオ『ユーグッ!トリモチだ、避けろ!』

ユーグ「何ッ!?」


命中判定 直下
15以上で直撃(第一、第二主砲使用不可)

トリモチは見事に直撃し、サウスダコタの主砲の旋回部分と発射口を封じた!

ユーグ「なんて敵だ…!」

愛宕『やった~!』

浜風「次発ネット!回り込みます!」

愛宕『了解~!』

ユーグ「回り込む気か!」

マオ『させるな、ユーグ!』

ユーグ「わかっている!」

ユーグは生きている第3砲塔をプリンツ・オイゲンに向ける!

愛宕『敵艦、主砲ロックを確認!』

浜風「当たりません!」

回避判定 直下
55以上で回避(命中時:小破・粒子チャージ1)

船体に砲弾が掠めるも、浜風は回避に成功する!

ユーグ「この距離で躱したのか!」

浜風「感知出来ていれば対応は容易い!」

マオ『シェリー、援護を!』

シェリー「ダメです!躱されたら隊長にあたります!」

マオ『そこまで読んでいるのか…!』

愛宕『ターゲットロック、装填完了!』

浜風「今です!」

愛宕『ネットランチャー、受けてみなさ~い!』

愛宕は対スクリュー用のネットランチャーを後部に向けて発射した!

マオ『あれは… ネット!?』

ユーグ「スクリューを絡め取るつもりか!」

浜風「もう遅い!」


命中判定 直下
20以上で直撃(航行不可)

しかしネットは機銃によりボロボロにされてしまった!

ユーグ「危なかったな…」

愛宕『ご、ごめん!』

浜風「いえ。後退しますよ。」

愛宕『も、もう?』

浜風「ええ。こちらの最低限の目標は達成しました。長居すれば追い込まれます。」

愛宕『了解。後部主砲で牽制するから操舵に集中して。』



夕雲「うふふっ…!敵空母を発見、砲雷激戦開始よ!」

カマル「くっ…!なんて速力…!」

吹雪『主砲、装填終わったよ!』

夕雲「まずは… 追い込みます!」


そう言って夕雲は高雄の主砲を放つ!


命中判定 直下
40以上で直撃

放たれた砲弾は、飛行甲板に直撃し抉りとった!

カマル「発艦不可能!?そんな…!」

ヒュー「くそっ!ここからだと…」

夕雲「反撃が来ます。備えて!」

吹雪『りょ、了解!』

カマル「こ、このぉ!」

カマルは、追加した対艦船用の単装砲を高雄に向かって撃つ!


回避判定 直下
60以上で回避(命中時:チャージ1)

夕雲は簡単に、その攻撃を回避する。

夕雲「そんな攻撃、当たりませんよ!」

カマル「このままだと…」

ユーグ「カマル、後退しろ!」

カマル「了解…!」

吹雪『敵が反転?』

夕雲「離脱する気ですね… 吹雪さん、魚雷装填を。」

吹雪『装填済み!』

夕雲「全門発射、逃しません!」

カマル「魚雷!?足を止める気か!?」


命中判定 直下
15以上で直撃

放たれた魚雷はホーネットの船底に大きな穴を開け、そこから海水が流れ込む!

カマル「しまっ…!?」

夕雲「急速反転、離脱します!」

吹雪『えっ…?このまま仕留めれば…』

夕雲「ここに居れば味方の攻撃に巻き込まれます。後方の2隻からの攻撃がもうすぐ始まりますし。」

吹雪『そうか…!』

夕雲「吹雪さんは牽制を。砲撃はこちらで回避します。」

吹雪『うん!』


浜風「夕雲、首尾は?」

夕雲「万全です。そちらは?」

浜風「少なくとも反撃の芽は潰しました。敵は現在密集しています。」

愛宕『どうするの?』

浜風「吹雪、イセさんと瑞鳳さんに『トドメの時間』と打診してください。」

吹雪『了解!』


大鳳『吹雪からの通信を確認!』

瑞鳳「操作は任せるよ!攻撃隊、発艦!」

400『プラフスキー粒子圧縮を確認。「ディスチャージ3式」使用可能。』

イセ《了解。ディスチャージ3式、シュート!》

イセはディスチャージで生成された『粒子拡散弾頭』を放つ!


ユーグ「また砲撃か!」

シェリー「一発だけ…?」

ヒュー「牽制か?」

カマル「しかし違和感が…」

そして空中で弾頭が炸裂し、拡散する!

マオ『拡散弾だと!?』

ユーグ「避けろ!」


撃沈判定 直下

サウスダコタ 直下

ヴィンセンス ↓2

オレゴン・シティ ↓3

ホーネット ↓4

15以上で撃沈

拡散した粒子圧縮弾はサウスダコタとオレゴン・シティ、そしてホーネットの船体に降り注ぐ!そして降り注いだ粒子は膨張し…

ユーグ「直撃!しかし拡散弾では…!」

マオ『待て!何かが…』

ヒュー「熱で船体が膨張してやがる!?」

カマル「う、嘘制御が!?」

イセ『「さようなら」』

イセがその言葉を敵のコンソールに表示させた瞬間、直撃を受けた艦艇全てが大爆発を起こし、爆散した!

シェリー「残りは… 私だけ!?」

大鳳『残念!貴女ともさようならよ!』

シェリー「通信!?」

瑞鳳「大鳳!出し惜しみは無し、全力だよ!」

大鳳『わかってる!喰らいなさい、私達の攻撃を!』

大鳳の操る流星4機がヴィンセンスに魚雷を投下する!

撃沈判定 直下
10以上で撃沈

投下された魚雷はヴィンセンスに直撃し、大爆発を起こす!

シェリー「ファントム・スイープが… こんな短時間で全滅…?」


瑞鳳「よし、これで1チーム…」

400『後方から高速で接近する艦有り!数2、接敵まで40!』

大鳳『なっ!?』

イセ(手薄な空母を潰す気ね!舐めた真似してくれるじゃない!)

瑞鳳「浜風ちゃん達の到着まで70… どうすれば…」


行動選択 直下
1.迎撃する
2.引き離す
3.その他(内容も)

瑞鳳「…迎え撃つ!」

大鳳『…了解!残存機体の装備換装は済んでる!』

イセ『「粒子、通常戦闘可能域まで回復を確認したわ。」』

400『敵艦判明。データリンクします。』

敵艦隊

・戦艦ガングート(ファイター:ミハイル・カミンスキー)
・キーロフ級ヴォロシーロフ(ファイター:ガブリエル・ラミレス・ガルシア)

ミーシャ「見つけたぜ!」

ガルシア「ファントム・スイープをヤった相手だ、手応えくらいはありそうだ!」

ミーシャ「さぁ、始めようか。滅び行く者の為に…」


瑞鳳「イセさん、牽制射を!」

イセ『「了解」』

400『主砲装填、誤差修正。』

イセ(発射!)


命中判定

ミーシャ 直下
ガルシア ↓2

75以上で命中

砲弾は2隻の進路上に着弾し、大きな水柱を作る!

ミーシャ「目くらましか?だがこの程度で!」

ガルシア「俺たちは止められねぇよ!」

瑞鳳「それはどうかしら!」

その時、上空からSB2Cヘルダイバーが急降下し接近する!

ガルシア「何っ!?」

ミーシャ「艦載機だとぉ!?」

瑞鳳「やっちゃえ、大鳳!」

大鳳『よし、喰らいなさいな!』

そして大鳳はSB2Cヘルダイバーに搭載された爆弾を投下する!


命中判定
ミーシャ 直下
ガルシア ↓2
35以上で命中

投下された爆弾はガングートの甲板で炸裂し、主砲を潰す!

ミーシャ「主砲がやられたか… だがその程度で!」

ガルシア「魚雷発射管装填完了、喰らえってんだよぉ!」


400『魚雷発射音、数6。』

イセ《その程度!》

大鳳『避けなさい!』

瑞鳳「わかってるってば!」


回避判定

瑞鳳 直下
イセ ↓2

55以上で回避(命中時:チャージ1)

扶桑と信濃の2隻に魚雷が直撃するが…

400『アブゾーブ・システム正常動作。損傷軽微、戦闘に支障ありません。』

イセ『「アブゾーブが無かったら致命傷ね。」』

大鳳『性能に救われたわね… けどわかってる?』

瑞鳳「うん、多分次は無い…」


ミーシャ「損傷してないだと!?」

ガルシア「奴らどんだけ頑丈なんだ!」


400『高雄及びプリンツ・オイゲン、所定のポイントから動きません。』

イセ『「どう言うこと?」』

大鳳『もしかして…!』

瑞鳳「別働隊が居るの!?」



浜風「くっ… 邪魔を!」

夕雲「この人達、相当な手練です!」

シュタイナー「フッ… 甘いな!」

アンディ「合流なんてさせるかよ!」

吹雪『このままじゃジリ貧だよ…』

愛宕『どうする?』


行動選択 直下
1.ディスチャージを使用して強行突破
2.ディスチャージを使用せず迂回して突破
3.その他(内容も)

浜風「今の私達では勝目がありません… 迂回して突破します!」

夕雲「了解… 艦首回頭!」

吹雪『迂回経路は?』

浜風「左側から迂回します。」

愛宕『りょうか~い。』

アンディ「どうやっても突破したいようですぜ、隊長!」

シュタイナー「向こうはミーシャとガルシアが居る。突破したとしても合流出来る訳が無い。」

アンディ「けどみすみす獲物は逃がさない、そうですね?」

シュタイナー「そういう事だ!」


視点選択 直下
1.瑞鳳&イセ
2.浜風&夕雲

side-浜風&夕雲-

愛宕『敵艦追尾してくる!』

夕雲「いい加減しつこいです!」

浜風「艦種は?」

吹雪『クロンシュタット級とジュリオ・チェザーレ級!』

夕雲「未成重巡洋艦はロシア艦なのでわかるのですが…」

愛宕『多分イタリアから賠償艦として引き渡された『ノヴォロシースク』かも…!」


敵艦
・ジュリオ・チェザーレ級ノヴォロシースク(ファイター:ハーディ・シュタイナー)
・クロンシュタット級セヴァストーポリ(ファイター:アンディ・ストロース)


浜風「…一旦足を止めて迎撃します!」

夕雲「合流するのでは…」

浜風「恐らく逃げていても埓があきません。それに…」

愛宕『このまま合流したら相手も合流することになる、そうね?』

浜風「ええ。だからこちらから敢えて仕掛け、沈めます!」

夕雲「わかりました… 吹雪さん、魚雷装填を!」

吹雪『終わってる!』

浜風「愛宕さん、同時に仕掛けます!」

愛宕『了解!』

浜風「夕雲!」

夕雲「艦首隠匿魚雷を含む全26発、受けてみなさい!」


アンディ「隊長、仕掛けて来ます!」

シュタイナー「やり合うつもりか… 面白い!」

命中判定

シュタイナー 直下

アンディ ↓2

45以上で命中

アンディ「数が多い…っ!」

シュタイナー「チィッ!」

放たれた魚雷の一部がノヴォロシースクとセヴァストーポリが炸裂し艦底部を抉り取る!

アンディ「くそっ、ダメージコントロール!」

シュタイナー「一体どれだけの魚雷を放ったんだ!」

夕雲「26発の魚雷は伊達じゃありません!」

浜風「夕雲、接近して戦いましょう!」

夕雲「了解!」

アンディ「接近してきます、隊長!」

シュタイナー「迎撃だ!」

二人は同時に主砲を放つ!


回避判定 直下

40以上で回避(命中時:小破、チャージ1)

ミス

回避判定

浜風 直下

夕雲 ↓2

40以上で回避(命中時:小破、チャージ1)

プリンツ・オイゲンと高雄に砲弾が直撃する。

愛宕『損傷度は低い… けど…』

浜風「わかってます。粒子コーティングで防げないと言うことは…」

夕雲「同じ箇所に被弾したら危ない、ですね。」

吹雪『ど、どうしよう…』

浜風「迂闊に接近しすぎました。」

吹雪『後退するの?』

夕雲「後退、も視野に入れておかないと…」

愛宕『浜風ちゃん次第よ。』


行動選択 直下
1.接近して2隻でディスチャージ1式を使う
2.浜風がディスチャージ2式を使い後退する
3.その他

浜風「愛宕さん、吹雪。ディスチャージ1式の準備を。」

吹雪『えっ… けど…』

愛宕『ここで手の内を晒すの?』

浜風「ええ。ディスチャージは既に拡散タイプを晒してしまいましたし圧縮弾も晒しても大丈夫です。RGさえ使わなければ。」

愛宕『…わかった。バイパス接続、粒子制御スタート!』

夕雲「時間はありません、吹雪さんも早く!」

吹雪『う、うん!バイパス解放、圧縮開始!』

浜風「圧縮弾装填、目標ロック!」

夕雲「誤差修正、仰角マイナス!」

吹雪『ディスチャージ1式!』

夕雲『ディスチャージ1式!』

浜風「受けてみろ!」

夕雲「決めます!」


撃沈判定 

シュタイナー 直下

アンディ ↓2

10以上で撃沈


シュタイナーとアンディの艦に砲弾が直撃し、その装甲を貫いた!

アンディ「直撃を貰った!?だが…!」

シュタイナー「この程度では!」

浜風「残念ですが、これで!」

夕雲「さようならです!」

アンディ「なっ!?船体が!」

シュタイナー「一体何が… まさかあの砲弾!」

気付いたときには既に遅く、2隻は大爆発を起こし轟沈した。

浜風「夕雲、合流を急ぎために最大船速で向かいます!」

夕雲「わかりました!」

愛宕『粒子回復を確認~!』

吹雪『いつでも行けるよ!』

浜風「では、行きます!」

浜風「二人共、無事ですか!?」

瑞鳳「な、なんとか…」

イセ『「中々手こずったわ。」』

戦況

瑞鳳:軽微

イセ:軽微

夕雲:小破

浜風:小破

夕雲「中々の敵でしたね…」

浜風「損害が大きいですが… やれないことも無いはずです。」

瑞鳳「残りは『マグアナック』だけ…」

イセ『「問題はどれだけ敵が損傷しているかどうか、ね。」』

400『来ます!数3!』

浜風「一隻少ない… つまりサイクロプスと先に交戦していたわけですね。」

イセ『「データリンク。」』

400『各艦のコンソールに表示します。』

敵艦
・アラスカ級アラスカ(ファイター:カトル・ラバーバ・ウィナー)
・リシュリュー級リシュリュー(ファイター:ラシード・クラマ)
・重巡洋艦ボルツァーノ(ファイター:アフマド)

瑞鳳「ウチと同じで世界各国の混成艦隊みたいね。」

イセ『「どうする?」』

浜風「では…」


行動選択 直下
1.まとめて包囲して殲滅
2.各個に分散して殲滅
3.その他(内容も)

浜風「まとめて包囲します」

夕雲「しかし彼らは連携攻撃が得意なのでは?」

浜風「艦艇同士の距離が近ければ連携など取れません。」

イセ『「つまり押しつぶせば良いのね。」』

浜風「そして上空からの攻撃と砲撃を組み合わせて一気に殲滅します!」

瑞鳳「大鳳、残存機は?」

大鳳『ベアキャットは全機健在、それ以外は7機ずつ。』

瑞鳳「ベアキャット全機爆装して。」

大鳳『済んでる。』

浜風「吹雪、高雄の魚雷の残数は?」

吹雪『32。26発撃ったら残り6。』

浜風「充分。400、データリンクをリアルタイムでお願いします。」

400『了解。』

浜風「愛宕さん、甲標的の用意を。」

愛宕『りょうか~い!』

浜風「では仕掛けます!」


カトル「さぁ行こうか皆!」

ラシード「了解です、カトル様!」

アフマド「アウダの仇、取りましょう!」

カトル「けど彼女達がサイクロプスとファントム・スイープを片付けてくれたんだ。少しは敬意を持たないとね。」

ラシード「わかっています。盛大に倒してやりましょう!」

アフマド「ッ! 魚雷接近、数… 30!?」

カトル「回避だ!」


命中判定 直下

カトル 直下

ラシード ↓2

アフマド ↓3

35以上で命中

アフマドのボルツァーノに雷撃が命中し、魚雷が艦底部を抉り取る!

ラシード「アフマド!」

アフマド「先に行ってください!大丈夫です!」

カトル「けどその損傷では!」


吹雪『命中1!』

夕雲「狙い通りです!」

400『敵が動きを止めました!』

浜風「愛宕さん!」

愛宕『はいは~い!甲標的射出~!』


ラシード「何かが接近してきます、カトル様!」

カトル「Uボート?いや、違う… 甲標的だ!」

愛宕『気づくのが遅いよ!』

そう言って愛宕は2隻のスクリュー部分を狙ってワイヤーを発射する!


命中判定

カトル 直下

ラシード ↓2

90以下で『航行不可』

ラシード「カトル様!」

カトル「ラシード!?」

アラスカへのワイヤーにリシュリューが割り込み、自身のスクリューに絡まる!

ラシード「身動きが…!」

カトル「ラシードまで…!」


浜風「1隻行動可能… ですが条件は整いました!2人共!」

イセ『「私は後方に回るわ。二人は左右を!」』

浜風・夕雲「了解!」


ラシード「お逃げくださいカトル様!」

カトル「しかし二人を…!」

アフマド「共倒れになるよりはマシです!」

カトル「わかった… 離脱する」


行動選択 ↓3まで
1.そのまま攻撃を加える
2.降伏を促す


この行動次第で一部ストーリーに関わります

浜風(これでは一方的過ぎる…)

瑞鳳「浜風ちゃん?」

浜風「あ、はい!」

瑞鳳「どうかしたの?」

浜風「このまま攻撃を加えても良いものか、と…」

愛宕『降伏、させたいの?』

浜風「…」

瑞鳳「私は浜風ちゃんに従うよ。」

愛宕『私も。このまま一方的に攻撃を加えて勝っても面白くないからね。』

浜風「二人共…」

夕雲「私も同意します。」

イセ『「これ以上は一方的過ぎて顰蹙買いそうだしね。」』

浜風「夕雲、イセさんまで… わかりました。私に、説得させてください。」


カトル「くっ… 包囲されている!」

浜風「聞こえますか、マグアナック隊の皆さん。」

カトル「通信!?」

浜風「これ以上の戦闘行為は無駄です。降伏して下さい。」

ラシード「舐めた真似を!」

カトル「待ってラシード。どうしてそんなことを?」

浜風「貴方達は既に戦闘力を失っていて、もうこのバトルで勝つことは出来ません。ですが今日が駄目だったら明日、明日が駄目なら明後日に勝てば良い。その為の艦プラを破壊したくない、ただそれだけです。」

アフマド「敵に情けをかけるのか!」

浜風「貴方達には屈辱かもしれません。これも一方的なものでしか無いことも承知しています。ですが私は…」

カトル「キミの意思は理解した。

ラシード、アフマド。降伏しよう。」

ラシード「カトル様!?」

アフマド「俺たちはまだ!」

カトル「もう戦闘能力は残されていない。けど艦プラさえ残っていれば、国に残っている皆のために戦うことが出来る。だからここは…」

ラシード「わかりました…」

アフマド「従います、カトル様…」

カトル「すまない皆… 僕たちは降伏する。」

浜風「わかりました。」

カトル「僕はカトル・ラバーバ・ウィナー。キミの名前は?」

浜風「浜風、です。」

カトル「浜風、か… ありがとう。」


Bttale END

Winner “Team ENGANO”

東方不敗「フッ… 終わったか。」

大鯨「まさか最後は降参させるなんて思いませんでしたけど。」

東方不敗「流石儂らの娘の見込んだ者達だ。面白い戦いもしておったしの。」

大鯨「甘い、とは言わないんですか?」

東方不敗「無論、砂糖菓子より甘いわ!だがその甘さがあってこそ、だ。」

大鯨「ええ、そうで無くては瑞鳳らしくありませんから。」


ビリー「グラハム、キミの目をかけているチームが勝ったようだよ。しかも最後は相手を降伏させてね。」

グラハム「私はあのファイターが出てない戦いに興味はない。しかしあそこで攻撃していては鼻つまみものだろう。」

ビリー「なんだ、見てたんじゃないか。」

グラハム「良い暇つぶしにはなった、と言っておこう。」

ビリー「素直じゃないねぇキミも。」

グラハム「良く言われる。」


フェリーニ「面白くなってきたじゃねぇか…!まさかあの時の連中が勝つなんてよ!」

フェリーニ(これでショッピングセンターでの借りを返せるってもんだ!覚悟しとけよ、夕雲!)


ヴェル「やはり日本の『エンガノ』が勝ったようだね。」

マリー「やっぱりヴェルが見込んだだけあるわね。」

ヴェル「そうで無くちゃ面白くないよ。」

セルゲイ「ほう、アレがヴェルの見込んだ相手か…」

アンドレイ「まさか全てのチームを壊滅させるとは… どれだけの相手なんだ。」

ヴェル「戦うのが楽しみだよ、吹雪。」


ビス子「やっぱり瑞鳳は後衛に回るようね。」

ビスA「彼女、多分チームの中で一番か二番くらいに操艦技術が低いんじゃないの?」

ビスB「そんな相手に何かあると思ってるの?」

ビス子「ええ。絶対瑞鳳は隠し玉を持っているハズよ。今から戦うのが楽しみになってきたわ…!」

ビスA(しかしイセへの援護のタイミング、隠し主砲による近接戦闘… 素養はあるのかもしれない。)

ビスB(しかもあの『信濃』の出来栄え… 恐らく強敵になりそうね。)


大淀「やっぱり凄いです…」

大淀(こんな試合を特等席で見れるとは、マスコミ冥利に尽きます!)

《その夜》

瑞鳳「よし、修復と改造終了!ってまだ八時くらいか…」

瑞鳳(冷蔵庫に飲み物は… あんまり残って無い。)

瑞鳳「買いに行こうかな?」


行動選択 直下
1.買い物に行く
2.行かない

《近くの公園》

瑞鳳「~♪」←Eternal windの鼻歌

瑞鳳(ウィル○ンソンまだ残ってたからラッキ~。)

瑞鳳「ん?あれって…」


蒼龍「はぁ…」


瑞鳳(確か蒼龍さん、だったかな?あまり出歩かないほうが良いって言ってるのに…)

蒼龍「あれ… 瑞鳳ちゃん?」

瑞鳳「あ、ひゃ、ひゃい!?」

蒼龍「え、あ、その… ビックリしちゃった?」

瑞鳳「ええ。気付いてないと思ったもので…」

蒼龍「ご、ごめん!」

瑞鳳「い、いえ…」

瑞鳳(空気が気まずい… なんとかしないと…)

行動安価(自由安価) 直下

瑞鳳(ごめん瑞鶴!持ちネタ借りるよ!)ピッピッピ

蒼龍「えっ?」

瑞鳳「ちょ、ちょっと学祭のダンスの練習を!」あのBGM

蒼龍「えっ!?えっ!?」

瑞鳳「ふな ふな ふな ふな ひゃっはー!
ふなっしー みんな元気に ひゃっはー! (ふなっしー)」

蒼龍「」

瑞鳳「投げられたっても蹴られたっても また立ち上がればいいなっしー♪」(ヤケクソ)

蒼龍「お、落ち着いて!?ちょっと!」

瑞鳳「ハッ!?一体何を…」

蒼龍「プッ… アハハ!」

瑞鳳「え、あれ?」

蒼龍「瑞鳳ちゃんって面白いね~」

瑞鳳(あああああああ… 笑われたァァァァ…)

蒼龍「あ、そろそろ時間だ。じゃあね~。」タッタッタッタ

瑞鳳「…」ガクッ

瑞鳳「あああああああああああああああああああああ!」

《翌朝 朝食コーナー》


イセ『ねぇ、少し相談なんだけど。』

瑞鳳「はい、なんでしょうか?」

イセ『やっぱり艦プラの最後の方につけるのドイツ艦以外は『クロイツ』って止めない?』

瑞鳳「まぁ正直アレですからねぇ…」

夕雲「ですから少し名称を変えませんか?」

瑞鳳「じゃあ夕雲ちゃん、意見ある?」


後ろの名前を変える?(日本艦のみ) ↓2
1.変える(名称も)
2.変えない

来ないので選択式にします。 

名前をどうする? 直下
1.○○・焔
2.○○・天
3.その他(内容も)
4.変えない


夕雲「天(アマツ)、なんてどうでしょうか?」

イセ『私は良いと思うわよ。』

瑞鳳「私もそれで良いかな?じゃあ日本艦の名称は『天』で統一と言うことで。」

イセ『「扶桑・天」。これでしっくり来るわ。』

瑞鳳「夕雲ちゃん、一つ聞きたいんだけど。」

夕雲「なんでしょうか?」

瑞鳳「絶対夕雲ちゃんガンダム知ってるよね?」

夕雲「な、なんのことでしょうか?」メソラシ

瑞鳳「アストレイGF。」

夕雲「!?」ギクッ

瑞鳳「今目泳いだよ?」ジトー

夕雲「そ、そんなことありませんよ!?」

イセ(そう言えばあの温泉旅館の休憩所、ガンダム系のマンガでいっぱいだったわね。)

吹雪「…朝から一体何やってるんですか。」

瑞鳳「あ、吹雪ちゃん。今夕雲ちゃんがガンダム好きかどうか話してたところなの。」

吹雪「夕雲ちゃんなら確かこの前部屋でガンプラを… モゴッ!?」

夕雲「アハハハ… な、なんのことやら!?」

吹雪「モゴゴゴゴ!?」

瑞鳳(うっわー… 凄く怪しい…)

《会場》

瑞鳳「今日は『ロワイヤル形式』のバトルだそうよ。」

飛龍「『ロワイヤル』?」

イセ『全チーム総当たりで一定数に減るまでバトルが続くシステムだって。』

大鳳「各チームファイターは一人ずつ。空母は使用禁止だそうよ。」

吹雪「一人だけのファイター… 慎重に選ばないと…」

400「少なくとも基本的に後衛の瑞鳳さん、大鳳さん、夕張さんの出撃は不可能です。」

402「あと前回のバトルで出たイセ、浜風、夕雲も出れないな。四人以上のチーム連続出撃は不可能らしいし。」

愛宕「そんな面倒なシステムあったの…」

ユキカゼ「どうします、浜風さん?」

浜風「…」


メインファイター選択 直下

条件:瑞鳳、大鳳、イセ、浜風、夕張、夕雲は出撃不可

浜風「ここは一番技量の高い飛龍さん、お願いします。」

飛龍「任せなさいって!」

瑞鳳「飛龍さんの『グナイゼナウ』、完璧に仕上げました。」

飛龍「ありがと、これで誰にも負けないわ。」

夕雲「サブファイターはどうします?」

イク「サブ無しじゃディスチャージもRGも使えないのね。」

夕張「しかもアブゾーブの制御にもサブは必須だからね。」

イセ『サブ適正が高いのは瑞鳳、夕張、浜風だったわね。』

浜風「サブは…」


サブ選択 直下
1.瑞鳳
2.夕張
3.浜風

浜風「瑞鳳さん、お願いしても良いですか?」

夕張「まぁ、瑞鳳さんがビルダーですから妥当ですね。」

飛龍「よし、行くわよ瑞鳳!」

瑞鳳「行きましょう、飛龍さん!」




使用艦 グライゼナウ・クロイツZwei
艤装
・28.3cm3連装砲3基
・15cm連装砲6基
・37mm連装高射機関砲8基
・20mm連装高射機関砲5基
・増設艦首水上魚雷発射管4門
・RGシステムtype-Z

ディスチャージ
・1式 粒子圧縮砲弾
・2式 粒子攪乱フィールド
・3式 粒子拡散砲弾
・4式 ???


Please set your KP Base

Beginning plavsky particle dispersal

Please set your KANPLA

Battle start!


飛龍「ヨシッ!グナイゼナウ・クロイツZwei、飛龍!」

瑞鳳「瑞鳳!」

飛龍「出撃します!」


出撃位置 直下
1.中部海域(通常海域)
2.北方海域(流氷海域)
3.南方海域(岩礁海域)
4.東方海域(悪天候)

出撃位置次第で遭遇する人が変わるかも…

飛龍「位置は!」

瑞鳳『中部海域です。通常海域と同じですが逆に敵の潜水艦が居る可能性があります、充分警戒を!』

飛龍「了解!」

CAUTION!

瑞鳳『接近警報!感1、軽巡洋艦級です!』

飛龍「最初のは軽巡… 叩くよ!」

瑞鳳『主砲装填、増設発射管も準備オーケーです!』

飛龍「接近する!」


敵艦

ケーニヒスベルク級軽巡洋艦カールスルーエ(ファイター:フォルド・ロムフェロー)
艤装
・15cm(60口径)三連装速射砲3基
・8.8cm(45口径)高角連装砲2基
・53.3魚雷発射管三連装4基
・機雷120個

フォルド「戦艦か… 丁度良い獲物だぜ!」


行動選択 直下
1.主砲による牽制
2.先制雷撃
3.様子を伺う
4.その他(内容も)

飛龍「まずは… 牽制ってね!」

瑞鳳『仰角補正マイナス2!照準よし!』

飛龍「全主砲、撃て!」

飛龍は3基の28.3cm3連装砲を放つ!


フォルド「撃ってきた!敵さんもやる気だな!」

命中判定 直下
55以上で命中

砲弾はカールスルーエの周辺に着弾し、水柱を生み出す!

フォルド「なんて威力だ…!」

瑞鳳『至近距離に着弾。敵、健在。』

飛龍「反撃くるよ!」

フォルド「だが俺には勝てないってね!」

フォルドは53.3cm3連装魚雷1基分、3発の魚雷を放つ!

瑞鳳『魚雷、感3!』

飛龍「この程度!」


回避判定 直下
15以上で回避

フォルドの放った魚雷がグナイゼナウを狙うが飛龍は巧みに操り、攻撃を回避する!

フォルド「速い!」

飛龍「私とグナイゼナウに当たらないわよ、そんな攻撃!」

フォルド「こうなったら… 至近距離で攻撃するまでだ!」

瑞鳳『敵艦増速、接近してきます!』

飛龍「やる気ね…!」


行動選択 直下
1.自ら接近し攻撃する
2.引き離して遠距離からの雷撃
3.離脱する
4.その他(内容も)

フォルドの放った魚雷がグナイゼナウを狙うが飛龍は巧みに操り、攻撃を回避する!

フォルド「速い!」

飛龍「私とグナイゼナウに当たらないわよ、そんな攻撃!」

フォルド「こうなったら… 至近距離で攻撃するまでだ!」

瑞鳳『敵艦増速、接近してきます!』

飛龍「やる気ね…!」


行動選択 直下
1.自ら接近し攻撃する
2.引き離して遠距離からの雷撃
3.離脱する
4.その他(内容も)

瑞鳳『あまり接近されては厄介です。遠距離から攻撃を加えましょう!』

飛龍「了解!まずは引き離すよ!」

飛龍はグナイゼナウの速度を上げて引き離そうとする!

フォルド「増速した…?逃がすかよ!」

フォルドもカールスルーエを加速させて砲を放ちながら追撃してくる!

瑞鳳『砲撃しながら追ってきます!』

飛龍「けどこの子には追いつけないよ!」

しかし徐々にグナイゼナウとカールスルーエの距離は広がり…

瑞鳳『この距離… 今です!』

飛龍「ヨシ!魚雷全門一斉射、喰らいなさい!」

そして飛龍は全4門の艦首魚雷発射管を放つ!


命中判定 直下
20以上で命中
55以上で撃沈

フォルドのカールスルーエに4発の魚雷が直撃し、その船底部に大穴を開ける!

フォルド「直撃を受けた!?ダメージコントロール、駄目だ間に合わない!」

そうしてカールスルーエは爆炎に包まれ、轟沈した!

瑞鳳『敵艦撃破!』

飛龍「どうよ!」

瑞鳳『待って下さい。こちらに接近する艦あり、数1!』

飛龍「艦種は!」


発見した艦種
1.シャルンホルスト級シャルンホルスト
2.戦艦マラート
3.アイオワ級ミズーリ


誰か知り合いがいるかも…

瑞鳳『艦種はアイオワ級のカスタムタイプです!』

飛龍「早速戦艦クラスと遭遇なんてね…!」

「ふはははははは!」

瑞鳳『!?』

飛龍「ま、まさか!」

グラハム「まさかこんな所で出会えるとは、まさに運命の赤い糸を…」

飛龍「撤収!」

瑞鳳『了解!』

ビリー『ちょ、ちょっと待ってくれ!ここでキミ達とやり合うつもりは無い!』

飛龍「えっ?」

グラハム「ああ、ここには無粋な輩が多すぎる。決着をつけるにはふさわしくない。」

ビリー『キミ達と戦うのは決勝大会がふさわしいってさ。だからここは協力しないかい?』

瑞鳳『どうします?』

飛龍「…」


協力する? 直下
1.する
2.しない

飛龍「…良いわ。ここは協力しましょう。その代わり変な真似したら撃つ!」

グラハム「フッ… 望むところだ!」

瑞鳳『良いんですか?』

飛龍「1対大勢になるなら一人でも味方は必要になってくる。戦場での孤立はなるべく避けないと。」

瑞鳳『わかりました。飛龍さんがそう決めたのであれば従います。』

ビリー『話はまとまったようだね。こっちの艦は一応対潜能力を持ってるから潜水艦はこちらで警戒しておくよ。』

瑞鳳『わかりました。』

瑞鳳(いずれ敵対する艦のデータ、とっておかないと…)

友軍参加
ミズーリ・サキガケ(ファイター:グラハム・エーカー サブ:ビリー・カタギリ)
艤装
・50口径40.6cm砲3基9門
・38口径12.7cm砲20門
・56口径40mm対空砲60門
・70口径20mm対空砲29門
・増設魚雷発射管4基12門
・対潜水艦用爆雷投射機 6基
・???
概要
レイフ・エイフマン教授とビリー・カタギリによって制作されたアイオワ級ミズーリの改造艦。
艤装の一部をアタッチメント化して汎用性と戦闘能力を向上させている。
また本人の意向により機動性能を強化しており『グナイゼナウ・クロイツZwei』よりも劣るが通常の艦艇に比べると圧倒的な速力を誇る。
装備しているのは『サキガケユニット』と呼ばれる対乱戦用の装備で潜水艦への対応も可能。


グラハム「ではどうする?」

飛龍「そうね…」

行動選択 直下
1.この海域にとどまる
2.他の海域に移動する(移動先は北方海域(流氷海域)、南方海域(岩礁海域)、東方海域(悪天候)から選択)
3.その他(内容も)

飛龍「ひとまず待機しておきましょう。下手に他の海域に行って戦闘に介入するより消耗は少ない方が良いわ。」

グラハム「了解した。ビリー、警戒はしておけ。」

ビリー『わかってるよ。』

瑞鳳『残念ですけど、接近してくる艦があります!』

ビリー『本当だ… 数5。重巡2、軽巡2… 潜水艦1!』

グラハム「では行くとしよう。遅れるな!」

飛龍「誰に言ってるのよ!」


敵艦隊
・ヨーク級ヨーク(フェデリコ・ツァリアーノ)
・シュフラン級コルベール(エイガー)
・リアンダー級ネプチューン(ヴェルナー・ホルバイン)
・パース級ホワード(クリスチーナ・マッケンジー)
・ガトー級アルバコア(ケリィ・レズナー)


ツァリアーノ「まずは協力して優勝候補の一角を崩す!」

エイガー「重巡洋艦は後方で援護、軽巡洋艦は接近戦を仕掛ける!潜水艦は回り込んでトドメを刺せ!」

クリス「付いて行きます!」

ヴェルナー「エントリィィィィィィィィッ!!」

ケリィ「戦艦2隻、仕留めてやる!」


行動選択 直下
1.飛龍が重巡2と軽巡1を引き受けグラハムに残りを任せる
2.先制攻撃で数を減らして各個撃破
3.離脱する
4.その他(内容も)

飛龍「先制攻撃で数を減らして各個撃破に持ち込むわ!」

瑞鳳『わかりました。全火力を叩き込みます!』

グラハム「ビリー、対潜水艦への対応は任せたぞ!」

ビリー『わかっているよ、グラハム。』

飛龍「全砲門及び魚雷発射管、一斉射!喰らいなさい!」

グラハム「名付けて… グラハムスペシャルフルバースト!」


エイガー「砲撃が来る!」

ツァリアーノ「回避するぞ!」

クリス「密集しすぎた!?」

ヴェルナー「チィッ!」

ケリィ「対潛攻撃までも…!」


命中判定

ツァリアーノ 直下

エイガー ↓2

クリス ↓3

ヴェルナー ↓4

ケリィ ↓5

25以上で命中

飛龍とグラハムの攻撃は密集していた5隻全てに直撃する!

エイガー「馬鹿な!?」

ツァリアーノ「バランスが!」

ヴェルナー「駄目だ、衝突する!」

クリス「コントロール出来ない!?」

ケリィ「糞っ!浸水のせいで圧壊する!」

そして重巡と軽巡4隻は互いに衝突、潜水艦は圧壊で戦闘不能となたった!

飛龍「随分アッサリやれたわね…」

グラハム「フッ… 他愛もない。」

ビリー『マズイね…』

グラハム「どうかしたか?」

瑞鳳『こっちにさらに10隻接近してきます!』

飛龍「まだ来るの?」

ビリー『どうやら是が非でも沈めたいらしいね…』

グラハム「消耗は避けたいな… 移動を提案しよう。」

飛龍「…ここは大人しく従うわ。問題は海域ね…」


海域移動 直下

1.北方海域(流氷海域)
2.南方海域(岩礁海域)
3.東方海域(悪天候)

飛龍「『東方海域』に逃げましょう。」

グラハム「悪天候ならば相手の目を誤魔化すには最適だな。良いだろう。」

《東方海域》

飛龍「やっぱり視界不良ね…」

グラハム「ビリー、敵は?」

ビリー『反応はないよ。』

瑞鳳『上手くいけばここでやり過ごす事も出来そうです。』

飛龍「そうでも無いわ…」

グラハム「敵艦のお出ましだ…!」

ビリー『馬鹿な… どうやってレーダーを!』

瑞鳳『恐らく天候不良によってレーダーが動作してないみたいです。』

ピッピッピ

グラハム「…信号?」

ビリー『「交戦の意思無し」… 誰だ?』

飛龍「艦種は?」


艦種は? 直下
1..シャルンホルスト級シャルンホルスト
2.戦艦マラート
3.アラスカ級アラスカ

瑞鳳『アラスカ級です。オリジナルからはカスタマイズされているみたいですが…』

カトル「貴女… 確か初戦で戦った信濃のファイターですか?」

瑞鳳『あ!確かサウジアラビア代表の!』

カトル「僕の名前はカトル・ラバーバ・ウィナーです。」

グラハム「それで、サウジアラビア代表が何故こちらに接触する?」

カトル「現在、一部の代表選手が手を組んで戦闘を行っています。」

飛龍「まぁ私達もだけど…」

カトル「そこで可能性があるなら誰かと手を組んでおきたいと思いまして。」

ビリー『と言うか良く僕たちを見つけられたねぇ…』

カトル「いきなり5隻も撃沈されたって表示されれば次は何処に逃げるかわかりますから。」

グラハム「それで見つけたか… ご苦労なことだ。」

瑞鳳『それでどうするつもり?』

カトル「出来れば貴女方と協力したい、と思っています。」

ビリー『どうする?戦力は多い方が良いけど…』

グラハム「ところでこの『ロワイヤル』とやらは残り何隻でクリアになるんだ?」

瑞鳳『残り10隻になった時点で終了です。現在の残りは38隻、あと28隻です。』

飛龍「確かに36隻を相手にするくらいなら35隻が敵の方がマシだけど…」


どうする? 直下
1.協力する
2.協力しない

ビリー『僕は協力するべきだと思うよ。』

グラハム「ああ、私も賛成だ。」

カトル「ありがとうございます!」

瑞鳳『カトル君、で良いのかな。これからよろしくね。』

飛龍「よろしく。」

カトル「よろしくお願いします!」

友軍参戦

アラスカ・サンドロック
艤装
・50口径30.5cm砲9門
・38口径12.7cm砲12門
・56口径40mm対空砲56門
・70口径20mm対空砲34門
・接近用ブレード
概要
アラスカ級大型巡洋艦アラスカの改造艦でカトルの専用艦。
基本的な艤装に変化は無いが両舷に大型のブレードを付けており、これを展開することで近接戦闘を行える。
またカトルに合わせて機動性と防御力を強化しており、一定のレンジでは無類の強さを誇る。
しかし両舷のブレードのせいで復元力が低く、諸刃の刃とも言える。


CAUTION

瑞鳳『接近する艦があります、数4!』

ビリー『接敵まで90。艦種は戦艦1、重巡3。』

カトル「しかしここでは上手く機動を取る事が出来ません。上手くいけば一網打尽にできます。」

飛龍「あと砲はあまりロングレンジじゃ使えないわ、注意して。」

グラハム「わかっている。だがそれは向こうも同じこと、条件が同じであれば対応はしやすくなる!」


・サウスダコタ級インディアナ(エドワード・ハレルソン)
・ポートランド級インディアナポリス(ミハイル・コースト)
・ロンドン級サセックス(マルコ・モラシム)
・ノーフォーク級ドーセットシャー(サトー)

行動選択 直下
1.飛龍とカトルで前面に展開、グラハムが援護
2.飛龍がディスチャージ2式を使って突撃、他が撃破
3.離脱する
4.その他(直下)

ビリー『前面に2隻が展開して、1隻は後方からの支援砲撃を行うべきじゃないかな?』

瑞鳳『飛龍さんとカトル君を前面に展開、グラハムさんは後方からの援護が適正だと思います。』

グラハム「良いだろう。やれるな、少年。」

カトル「ええ。接近すればブレードも使えますから。」

飛龍「じゃあ仕掛けるわよ!」


エド「さぁ、中部で暴れまわった連中の力を見せてもらおうか!」

コースト「これよりオペを開始する!」

モラシム「この東方海域で沈めてやる!」

サトー「我らの糧となってもらう!」


飛龍「まずは牽制するよ!」

カトル「了解です!」

瑞鳳『仰角修正完了。カトル君にもデータ送ったよ!』

カトル「わかりました。このタイミングなら!」

飛龍「ヨシッ!主砲一斉射開始!」


命中判定

エド 直下

コースト ↓2

モラシム ↓3

サトー ↓4

55以上で命中

コ-ストとモラシムに飛龍とカトルの放った砲弾が直撃する!

コースト「チィッ… なかなか厄介な病巣だ!」

モラシム「しかし雨の影響で威力は落ちている!」

サトー「反撃に移るぞ!」

エド「あんまり張り切るなよ、オッサン!」

4隻は一斉に飛龍とカトルに対し砲撃を行う!

飛龍「カトル君!」

カトル「わかってます!」


回避判定

飛龍 直下

カトル ↓2

15以上で回避(飛龍のみ命中時:アブゾーブチャージ1)

飛龍とカトルの操る2隻に攻撃が直撃するが…

カトル「防御力に助けられました…」

飛龍「こっちも無傷よ。」

コースト「馬鹿な… 無傷だと!?」

エド「なんて固ぇんだ!」

グラハム「気を取られたな!喰らうが良い!」

飛龍とカトルの後方からグラハムは4隻に向かって砲撃する!


命中判定

エド 直下

コースト ↓2

モラシム ↓3

サトー ↓4

35以上で命中

グラハムの砲撃がエドとコーストの艦に直撃する!

エド「後方からだと!?大丈夫かヤブ医者!」

コースト「患部が増えているのを見抜けなかった… 私はヤブかもしれん…」

モラシム「ええい!サトー、貴様はドクターの艦を守りながら後退しろ!」

サトー「承知した!」

モラシム「切り裂きは私と一緒に前面に展開して接近する2隻を迎撃しつつ後退、離脱を図る!」

エド「わかったぜオッサン!」

瑞鳳『敵重巡2隻が後退。片方は大破状態、もう片方が無傷です。』

ビリー『追撃にまわるかい?』

瑞鳳『手負いなら追う必要はありません。このまま飛龍さんとカトル君の援護の継続を!』

グラハム「了解した。」

飛龍「カトル君はこっちの主砲発射と同時に突っ込んで。そしてブレードで2隻にトドメ!」

カトル「わかりました!」

飛龍「…今!主砲発射!」


命中判定

エド 直下

モラシム ↓2

35以上で命中

飛龍の放った砲撃は2隻に直撃し、足を止めた!

飛龍「今!」

カトル「でやあああああ!」

2隻に向かってブレードを展開したアラスカが突撃する!

エド「ブレード!?」

モラシム「しまった!」


撃沈判定
エド 直下
モラシム ↓2

15以上で撃沈

そしてカトルはブレードで2隻の船体を切り裂き、轟沈させた!

カトル「やりました!」

飛龍「残りの2隻は逃げたようね…」

瑞鳳『深追いは禁物です。』

グラハム「ああ。そしてまた新しく敵が迫っている。」

ビリー『敵艦8。分が悪いから逃げたほうが良いかもね。』

飛龍「どこに…」


移動先 直下
1.中部海域(通常海域)
2.北方海域(流氷海域)
3.南方海域(岩礁海域)

飛龍「中部海域にもう一度行きましょう。」

瑞鳳『そうですね。2人もそれで良いですか?』

グラハム「異論はない。」

カトル「ええ、大丈夫です。」


《中部海域》

フェリーニ「しつこいんだよチョマー!」

チョマー「五月蝿い!ガールフレンドを横取りされた恨み、晴らさせてもらうぞ!」

被害者の会×6「フェリーニ、覚悟!」

フェリーニ「チィッ!」


飛龍「ねえ、何か物凄く面倒なことになってるんだけど。」

ビリー『通信を傍受したけど、酷いことになってるよ。』

瑞鳳『うっわー…』

カトル「これは酷い…」

グラハム「つまり寝取られた逆襲か。確かビリーにも…」

ビリー『余計なことを言わないでくれ。』

瑞鳳『どうします?』


フェリーニに… 直下
1.助力する
2.見捨てる

飛龍「顔見知り見捨てるってのもアレだからねぇ…」

グラハム「仕方無い、介入する!」

カトル「了解です!」


フェリーニ「新手… いや、あのグナイゼナウは!」

飛龍「今回は助けるわ、リカルド・フェリーニ!」

カトル「援護します!」

グラハム「リカルド・フェリーニ、助太刀させてもらう!」

フェリーニ「飛龍!?それにサウジアラビア代表カトル・ラバーバ・ウィナーにグラハム!?」

チョマー「通りすがりが邪魔するんじゃねぇ!」

飛龍「女々しいのよ!いつまで同じ人に固執して!」

チョマー「五月蝿い!女が言うんじゃねぇ!お前もたらし込まれたクチか!」

飛龍「誰がこんな男と!」

瑞鳳『飛龍さん、冷静に!』

フェリーニ「なんか酷いこと言われた気がするぜ…」

カトル「実際追われていたのは自業自得です。」

グラハム「ああ。同情出来ん。」

ビリー『人から女性を寝取る人は死ねば良いと思うよ。』

フェリーニ「アンタもかよ!」

フェリーニ「弁解しておくけどあれはあっちの方から迫ってきたんだからな!?」

チョマー「断らないお前が悪い!」

フェリーニ「俺は来る者は拒まない主義なんだよ!」

チョマー「自分の主義を後悔するが良い!」

フェリーニ「つーかお前、俺が迫られたって事はどちらにしろ捨てられてたってことじゃね?」

チョマー「それを言うなァァァァァ!」

ビリー『ねえ、女性って平気で二股かけられるって本当かい?』

瑞鳳『いや私に聞かれても… 私恋人居ない歴=年齢ですし。』

飛龍「同じく。」

グラハム「素晴らしい!まさか処女とは!」

飛龍「このタイミングでそんなデリカシーの無いこと言うな!」

カトル「…///」真っ赤っか

飛龍「ほら!そこの健全な青少年にも影響が…」

フェリーニ「と言うかお前ら戦えよ!」

飛龍「五月蝿い女の敵!」

瑞鳳『空自の静浜基地で女の人無差別に口説いてた口で何を言いますか!』※2スレ目参照

ビリー『幻滅だね、全く。』

フェリーニ「何でそんな事を… って俺を警備員に通報したのキミか!?」

瑞鳳『と言うか今までナンパしてきた人の顔すら覚えてないんですね。』

カトル「これは許されませんね。」

グラハム「全く、人間のクズだな。」

フェリーニ「俺ここまでボコボコにされる要素あった!?」

「ある」「あるな」「あります」『寧ろ無いと?』『全くだね。』

フェリーニ「」

チョマー「お前ら戦ってる最中に…」

全員「「「「「「うるさい!」」」」」」


撃沈判定 直下
05以上で全艦撃沈

4人による理不尽な一斉砲火により、6隻は爆炎を上げて轟沈する!

チョマー「理不尽だァァァァ!」


フェリーニ「た、助かった…」

飛龍「逃すと思ってるの?」

フェリーニ「え?」

グラハム「生憎と、色男に持ち合わせる容赦は無いのでね。」

カトル「大人しくやられてください。」

フェリーニ「え、マジ?」

瑞鳳『待って下さい!接近する艦が!』

ビリー『これは…』

飛龍「どうかしたの?」

瑞鳳『接近するのは1隻… ただし接近してくるのは』


瑞鳳『1/100サイズの… 大和級!』


グラハム「馬鹿な!こんな艦プラは開始時には存在してないハズだ!」

フェリーニ「誰かが途中で変更したのか?」

カトル「散開しましょう!このままでは46cm砲の餌食になるだけです!」

飛龍「一体何がどうなってるの…?」

《その頃》

アルベルト「叔母さん、自動操縦によるフィールドに大型の大和級を投入しました。」

マーサ「わかったわ。」

アルベルト「それと、調査の結果彼女は呉鎮グループの会長と組んでいたようで。」

マーサ「へぇ… やはり呉鎮のと接触していたのね。目障りだからここで消しておきましょう。」


ナチ「どうやら運営側の意向、しかもマーサ・ビスト・カーバインの指示のようですね。」

筑摩「彼女達を潰したいようですね、あのマーサ・ビスト・カーバインは…」

アシガラ「で、どうするんだ大和?」

大和「…乗り込みましょう、マーサ・ビスト・カーバインの元に!」

筑摩「しかしそれでは…!」

大和「このままにしておく訳にはいかないわ。早く止めないと…」

アシガラ「今は見守っておこう、アイツらを。」

ナチ「アシガラ?」

アシガラ「夕立を倒したあの二人なら…」

大和「そうね… 私の想定以上ならマーサ・ビスト・カーバインの野望を打ち砕けるかもしれません。」


瑞鳳『砲撃来ます!』

グラハム「全員、回避運動!」


回避判定

飛龍 直下
グラハム ↓2
カトル ↓3
フェリーニ ↓4


05以上で回避

瑞鳳達は砲撃を回避するが…

飛龍「着弾の衝撃波が大きい…!」

グラハム「ええい!これでは良い的だ!」

『フィールドに投入された大型艦プラは主催者側のサプライズイベントとのことです!』

フェリーニ「聞いたか!あれはバトルには無関係だ、戦う必要はねえ!」

瑞鳳『けどアレ、私達を狙って…!』

ビリー『機銃がこっちの主砲並みの威力だ… まともに戦っては勝てないよ!』

カトル「そんな無茶苦茶…!」

飛龍「許せない…!」

フェリーニ「どうした?」

飛龍「ここまで何もかも滅茶苦茶にして… イベントの次は世界大会まで?

そろそろ私の腸が煮えくり返ってきたんだけど、PPSEに…!」

瑞鳳『私もです…!やりましょう、飛龍さん!』

グラハム「流石の私も堪忍袋の緒が切れた!助太刀させてもらう!」

ビリー『やれやれ…』

フェリーニ「戦う気か!?」

飛龍「戦わないなら退がって。邪魔になるだけだから。」

フェリーニ「いいや、さっきの借りを返させてもらうぜ!」

カトル「戦いましょう、アレを倒すために!」

ビリー『皆、集中砲火だ!』

瑞鳳『艦橋部分を狙ってください!』

4隻は火力を艦橋に集中させる!

破壊判定 直下
25以上で艦橋破壊

その砲撃により、艦橋を破壊することに成功する!

フェリーニ「よっしゃ!」

カトル「砲撃が来ます、回避運動を!」

「その必要は無いわ!」

そして合計6発の砲弾が大和級に直撃し、船体を傾かせた!

ビス子「手を貸すわ、瑞鳳!」

瑞鳳『ビスマルクさん!?』

「攻撃の手を緩めるな!」

そして逆方向からも砲撃が加わる!

ヴェル「キミ達を支援する!」

グラハム「ロシアの荒熊の娘か!」


友軍参戦
・シャルンホルスト級シャルンホルスト(ビスマルク)
・戦艦マラート(ヴェールヌイ・スミルノフ)


フェリーニ「だがここまでやっても沈まないとは…」

飛龍「瑞鳳。使うわよ、ディスチャージ!」

瑞鳳『了解!ディスチャージ用意!』

グラハム「なにか切り札があるのか?」

飛龍「ええ。」

グラハム「総員、飛龍を守れ!」

ヴェールヌイ「言われなくても…!」

ビス子「やりなさい、瑞鳳!」

フェリーニ「お前らの事は…」

カトル「僕たちが守ります!」

瑞鳳『ディスチャージ、バイパス解放!』

飛龍「バイパス解放確認、オーバードライブ!」

瑞鳳『粒子圧縮を確認!チャンスは一度きりです、しっかり狙って下さい!』

飛龍「了解!ディスチャージ3式、行っけぇぇぇぇ!」


撃沈判定 直下
05以上で撃沈

放たれた砲弾は空中で拡散し、大和級の船体を破壊していく!

瑞鳳『これで!』

飛龍「終わりよ!」

そして全ての拡散砲弾を受けた大和級は熱によって膨張し… そのまま大きな火柱を上げて轟沈した!

『おっと日本、アメリカ、ロシア、イタリア、ドイツ、サウジアラビア代表が大型艦プラを撃破!』


Bttale END

『ここで規定人数に達したようです!』

飛龍「これが!」

瑞鳳「私達の!」

飛龍「艦プラよ!」
瑞鳳「艦プラです!」


第20話『Power Resonance』  終

第21話『自分の超え方』

飛龍「みんなおはよ… って瑞鳳とイクが居ないけど?」

大鳳「おはようございます、二人なら練習に行ってますよ。」

飛龍「練習?艦プラバトルの?」

402「水泳だ。」

イセ『瑞鳳は保護者的な意味で付き添いらしいけど。』

飛龍「そいえば水泳部だったわね。」

愛宕「午後の第3ピリオド開始までには戻るそうです。」

ユキカゼ「今日の第3ピリオドは『砲撃的あて』でしたね。」

夕張「なんでそんな競技があるのか甚だ疑問なんだけど…」

400「一応2人と飛龍さん以外の艦プラは預かってますが。」

飛龍「え、何で私の無いの?」

吹雪「思ったよりアブゾーブ用のコーティングが剥げてたらしくて…」

浜風「しかも最後に使ったディスチャージの影響で砲身が微妙に溶けて使い物にならないから修理に時間がかかるようです。」

夕雲「それに飛龍さんは第3ピリオドに出られないから預けなくても良い、との事です。」

飛龍「ま、しょうがないか。朝ごはん食べましょ。」



瑞鳳「ほら、ちゃんとしっかり掴まってなさいよ。」ブロロ

イク「こんな所までバイク持ってこなくても良いんじゃないなの…」

瑞鳳「だって一々ゆりかもめに乗ってたらダイヤの時間調整とか面倒じゃない。」

イク「これも競泳用プールが少ないのがいけないの!」

瑞鳳「お台場の端っこにしかないんだからちょっと遠いしバイク持ってきてて正解よ。ほら、ここ曲がるよ。」

《プールサイド》

瑞鳳「…」

瑞鳳(あの1/100サイズの大和級、明らかにあれは私達を狙ったもの… 自動操縦だったら私達だけを狙うはずがない。

じゃあ何で私達だけを狙ったの… あれは誰かがコントロールしていた? いや、あれはアナウンスでは運営が投入した自動操縦のハズ… ターゲットを私達だけに絞った、それが一番可能性が高い。)

瑞鳳「はぁ…」

瑞鳳(じゃあ何で私達をターゲットに絞ったか、それがわからない… 多分可能性があるとしたらマーサ・ビスト・カーバインの指示。

もしかして私が大和さんと接触した事を知っている?可能性は否定出来ない…)

瑞鳳「ああもう!頭こんがらがってきたじゃない…!」

イク「どうしたの、瑞鳳姉?」

瑞鳳「なんでも無い…」

イク「瑞鳳姉も一緒に泳ぐのね!」

瑞鳳「え、私は…」

イク「ドボーン、なの!」ドンッ

ドボン

瑞鳳「おわっ!?うぇぷ!?

コラ!人をプールに落とすな!」

イク「辛気臭い顔してるからなのね!だからイクと勝負するのね!」

瑞鳳「良いわよ!私が勝ったらオシオキだからね!」


勝敗判定
瑞鳳 直下(補正:+10)
イク ↓2(補正:+20)
高い方が勝ち

瑞鳳「はぁはぁ… 駄目だ、イクに勝てない…」

イク「ニヒヒ、現役水泳部舐めないで欲しいのね♪」

瑞鳳「全く、イクってばウチのお母さんの系列の血継いでるから水泳に関しては化け物ね。」

イク「完全な化け物の瑞鳳姉に言われたくないのね。」

瑞鳳「だからこれはシゴかれ続けた結果だってば。それでもお父さんみたいには成れないし弟弟子にも負けるし…」

イク「まぁあの人も化け物だから仕方ないのね。あ、そうだ!勝ったからご褒美欲しいのね!」

瑞鳳「えぇ~… まぁ良いけど…」

イク「じゃあ…」


イクが求めるご褒美(自由安価 下NG) ↓2

イク「お昼ご飯奢ってもらうのね!」

瑞鳳「そんくらいなら良いけど… ただい、高すぎるのは駄目ね?」

イク「は~い、なのね。」

瑞鳳「じゃあそろそろ上がりましょ。」

イク「え~、もっと練習したいの!」

瑞鳳「もうお昼食べないと第3ピリオドに間に合わなくなるから我が儘言わないの。」

イク「は~い…」


お昼はどこに行く? ↓2
店名と店員安価

大鳳は主要キャラなので不可能です。
主要、サブに名前があるキャラは不可能だと考えてください。

最安価 ↓2

《パン屋》

瑞鳳「またダイレクトなネーミングだこと…」

イク「手軽に食べれれば何でも良いのね。」

瑞鳳「髪乾かすのに時間掛かっちゃったから仕方無いか。」

朧「いらっしゃい。」

瑞鳳「ここの売れ筋って何ですか?」

朧「蟹パン。」

瑞鳳「そ、そうですか…」

イク「な、なんか異様な気配が漂う蟹のフィギュアが大量においてあるのね…」

朧「焼きたて、あるよ。」デーン

瑞鳳「な、なんて量の蟹パン…!」

イク「もう泳ぎ疲れて突っ込む気力も無いのね…」

朧「蟹パン、オススメ!」

瑞鳳「べ、別のパンを…」

朧「ウチは蟹パン一択!」

瑞鳳「」

イク「お腹いっぱいなのね。」

瑞鳳「蟹パンしかなかったけどね…」

アイガアイハオモスギルッテリカイヲコバミー

瑞鳳「あ、大鳳からだ。」

イク「大鳳から?」

瑞鳳「もしもし大鳳?」

大鳳『瑞鳳!非常事態よ!』

瑞鳳「どうしたの?」

大鳳『会場に行くまでの道の殆どが封鎖されてる!』

瑞鳳「なっ!?」

大鳳『しかも他のチームには連絡があったみたいだけど私達にはどういう訳か連絡が無かったの!』

瑞鳳「どう、間に合いそう!?」

大鳳『駄目!一旦別のルート経由しないと無理!』

瑞鳳「封鎖されてないルートわかる?」

大鳳『GPSデータをメールで送るわ!瑞鳳はイクと一緒に先に会場に入って、2人で第3ピリオドを戦って!』

瑞鳳「わかった!」ピッ

イク「どうしたの?」

瑞鳳「イク、少し飛ばすよ!」

イク「何があったのね!?」

瑞鳳「会場に着いたら話す。あと大鳳からのメールにあるGPSデータで道案内して。」

イク「わかったのね!」

《会場》

瑞鳳「まさか私達が通った一本道だけが会場までのルートだったとはね…」

イク「あれ、他のみんなは?」

瑞鳳「実はね…」


イク「道が封鎖!?」

瑞鳳「そうなの。だから第3ピリオドは私達だけでやることになるわ。

けど『信濃』専用のアタッチメントパーツ持ってきてないし…」

イク「じゃあイクに任せるのね!」

瑞鳳「お願い!」

鳳翔「あら、二人共。」

祥鳳「他の人達はどうしたの?」

瑞鳳「それが… 宿舎からの道の大半が封鎖されていて…」

鳳翔「えっ?」

瑞鳳「私とこの子は偶然皆とは別行動をしてて難を逃れたんですけど…」

祥鳳「事前連絡とか無かったの?」

イク「そんな通知はどこにも来てないのね!」

鳳翔「そんな事が…」

祥鳳「これは明らかな妨害行為よ。後で運営に抗議して…」

瑞鳳「いえ、ここまでやられたんじゃ恐らく抗議も握り潰されます。」

鳳翔「何故?」

瑞鳳「他のチームには事前に通知がありました。しかし私達のチームにはそれが無かった。」

祥鳳「意図的だと言うの?」

瑞鳳「恐らく、ですけど。」

東方不敗「では黙っていると言うのか?」

瑞鳳「お父さん… 誰が黙ってるもんですか。」

大鯨「それでこそ私の娘よ♪」

祥鳳「え、えと… もしかして?」

イク「カチコミ、なのね!」

鳳翔「仕方ありません… 娘と姪がやるなら…」

《VIPルーム》

バタン!

マーサ「何、部屋に入るなら静かに… なっ!?」

瑞鳳「貴女がマーサ・ビスト・カーバインですね?」

マーサ「馬鹿な… 一体どうやって…」

イク「正面突破したのね。」

アルベルト「なっ!?元グリーンベレーを集めたのに…」

瑞鳳「あんなので私達を止めようなんて甘いですよ?

そんなに止めたきゃあと1個大隊は連れてきてもらわないと。」

イク「ま、お母さんたちなら1個師団でも足りないのね。」

マーサ「そ、それで何の用?」

瑞鳳「無礼なのは承知ですが、二つ程直接抗議させて貰います。

1つは第2ピリオドにおいて無人の大和級を投入し私達のチームを狙ったこと、もう一つは今日の道路を封鎖し妨害行為を行った事です。」

アルベルト「ま、待ってくれ!無人の大和級はイベントを盛り上げるために!あ、あと道路の封鎖は対テロのため…」

イク「明らかにそれはおかしいのね!」

瑞鳳「では何故、私達のみが攻撃対象になるんですか?そして何故私達に対しのみ事前の通知が行われなかったんですか?

そこまで周到であるならもうこれは『意図的』に私達を妨害しているとしか見えませんよ。」

マーサ「くっ…!」

アルベルト「そ、そんなつもりは…」

イク「つもりがなくてもやったことは事実なのね!」

瑞鳳「では今回の事は全て誤ってやったことにしましょう。こちらの条件全てを飲めば。」

マーサ「条件?」

瑞鳳「一つ目は二度と私達に対して妨害行為を行わないこと、2つ目は今回私達が乗り込んだ事を不問にすること、そして3つ目は大会を真面目に戦っているファイター達に私達に行ったような真似をしないこと。

これが私達の示す条件です。」

アルベルト「こ、これが守られなかったら?」

イク「落とし前をつけてもらうのね。社会的にも肉体的にも。」

瑞鳳「私に対してなら横槍だろうとなんだろうと来ようが関係ありません。しかし私の仲間に対して、大会の参加選手に対して危害を加えようものなら…

報いを受けることになりますよ?」

東方不敗「済んだのか?」

瑞鳳「うん。取り敢えず脅して来た。」

大鯨「脅しだけで良かったの?」

瑞鳳「下手な真似はできないし、『報いを受ける』って脅すくらいが良いのよ。」

祥鳳「瑞鳳がそれ言ったら本当に洒落にならないから怖いのよ…」

鳳翔「まぁまぁ… けどこの警備員さん達どうしましょ?」

イク「こ、殺してない?」

祥鳳「流石にそこまでやらないわよ。ただ死ぬほうがマシな目にはあったけど。」←合気道達人級

鳳翔「ええ。私と祥鳳で体中の『気』を滅茶苦茶にしただけだから。」←合気道達人級

イク「お母さんと祥鳳姉が言うから洒落にならないのね!?」

瑞鳳「やっぱり私達生まれる場所間違えてると思う…」

東方不敗「いいや!お前はウチが合っとる!」

大鯨「これだけ格闘センスがあるんですもの。やっぱりウチの子が一番よ。」

瑞鳳「仕込まれた結果だからね!?」

イク「そう言えばお父さんは来ないのね?」

祥鳳「お父さんは確か今日合流するハズだけど…」

鳳翔「そろそろ着いても…」

明日以降少し諸用があるので水曜まで書き込めません


イクのお父さんはCV:藤原啓治の予定です

「おいおい… 俺抜きでドンパチやったのかぁ?」

東方不敗「誰だ!」

「戦争屋です。戦争が好きで好きでたまらない人間のプリミティブな衝動に準じて生きる、最低最悪の人間ですよ…」

イク「けど本当は?」

「社畜です。仕事が嫌で嫌でたまらない、ホワイトを謳うブラック企業の社員として生きる、ただの万年係長ですよ…

って何言わせるんだイク!」

瑞鳳「相変わらずノリ良いですね、アリー叔父さん。」

サーシェス「よぉ、瑞鳳の嬢ちゃん。

で、どうしたんだこのボコボコにされてる警備員どもは?」

鳳翔「ちょっとアナハイムの重役の方に直談判に行っただけですよ、貴方。」

サーシェス「それで警備員が壊滅してるのか… 同情するぜ可哀想にな…」(哀れみの目)

祥鳳「お父さんは何時まで居れるの?」

サーシェス「ずっと貯めてた有給休暇を全て使い果たして決勝まで観戦出来るようにしてきたぜ!」

大鯨「後で大変な事になりそうですね、溜まった仕事が。」

サーシェス「それを言わんで下さい、大鯨義姉さん…」(涙目)

東方不敗「お主も大変だな。どうだ、奢るから後で一杯やらんか?」

サーシェス「ありがとうございます…

ところでイクに瑞鳳の嬢ちゃん、あと少しで第3ピリオドが始まっちまうぞ?」

瑞鳳「忘れてた!」

イク「早く向かうのね!」


使用艦プラ
重巡洋艦 (高雄型、アドミラル・ヒッパー級不可) ↓2

改造内容 ↓4

熊野・天 専任ファイター:イク
艤装
・20.3cm連装砲4基
・12.7cm連装高角砲4基
・25mm3連装機銃8基
・25mm連装機銃4基
・61cm3連装魚雷発射管4基
・ロケットアンカー『マガノシラホコ』2基
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮加速』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子拡散砲弾』)


瑞鳳がイクの為に作り、調整した専用の艦プラ。
チーム・エンガノの中でも機関出力を特化させており、最大速力と機動性は飛龍のグナイゼナウをも凌ぐ。
またイクの戦闘スタイルに合わせて近接での戦闘を想定しており専用装備であるロケットアンカー『マガノシラホコ』装備している。
『マガノシラホコ』は金属製の鎖を使うことで耐久力の底上げ、ロケット噴射による貫通力の向上を行っている。
因みにこの装備を発案したのはイク本人や製作者の瑞鳳でも無く浜風であり本来ならば自分の装備にする予定だったが当人曰く「相手にアンカーをぶつけるのは至難で自分では出来ない」事とプリンツ・オイゲンの積載量オーバーが原因でイクに回されると言った経緯を辿ったが本人の戦闘スタイルに合致していると言う奇跡のマッチングを果たした。



Please set your KP Base

瑞鳳『今回は艦プラ同士の戦闘じゃなくて砲撃的あてよ。』

イク「狙撃だろうがなんだろうがやってやるのね!」

Beginning plavsky particle dispersal

Please set your KANPLA

Battle start!


イク「熊野・天!」

瑞鳳『瑞鳳!』

イク「イク、行くの!」

イク「どれだけの目標があるの?」

瑞鳳『目標は合計6つ。1発外した時点で失格だから気をつけて。』

イク「難易度が上がるとかってあるのね?」

瑞鳳『一発当てるごとに難易度が上がるみたい。あと大体は3クリアまでは行けるから4をクリア出来れば決勝に近づくわ。』

イク「わかったのね!」

瑞鳳『まず1つ目は固定目標よ。これは簡単ね。』

イク「余裕なのね!」


命中判定 直下
10以上で命中

イクの砲撃は的を見事に貫いた!

瑞鳳『命中!次の目標は遅めの速度で動くから注意して!』

イク「わかってるのね!」


命中判定 直下
15以上で命中

その時、的が急な動きをして砲撃を回避した!

瑞鳳『なっ!?』

イク「イクが… 外した…?」

Battle End

イク「そんな…」

瑞鳳「イク!」

瑞鳳(今、確実に命中弾だったハズなのに…)

イク「ごめんなさい、瑞鳳姉…」

瑞鳳「イクが悪い訳じゃ無いよ。

大丈夫、この後だってまだ試合は残ってるんだから。」



マーサ「ふふっ… 誰が止めるって言ったかしら?」

アルベルト「指示通り、急激な動作をするように仕込んでおきました。」

マーサ「ありがとう。流石ね。」

《その夜 VIP専用宿舎》

ドゴォォォォォォ

マーサ「!?」

アルベルト「!?」

瑞鳳「どうも、お昼ぶりですね?」パキポキ

マーサ「こ、ここは防弾壁よ!一体どうやって…」

瑞鳳「この程度で身を守れると思ってるなんて…

可笑しくってお腹が痛いですね。」

アルベルト「そ、そそ、それで何の用だ?」

瑞鳳「ちょっと報いを受けて貰おうと思いまして。」

マーサ「そんな事したら貴女破滅よ!?」

瑞鳳「それが?」

マーサ「…は?」

瑞鳳「私だって破滅は嫌ですよ。」

アルベルト「な、なら!」

瑞鳳「だけど貴方達の様な外道を生かしておくぐらいなら喜んで破滅しますよ。刺し違えてでもね!」

マーサ「ひっ!?」

瑞鳳「私をここまで怒らせたんです。慈悲も容赦も与えず、ミンチにして東京湾の藻屑にしてあげます。

良かったですね、貴方達の様な外道でも魚の餌になって人の役に立てるのですから。」

アルベルト「や、やめろ!来るな!」

瑞鳳「地獄で懺悔しなさい、マーサ・ビスト・カーバインとアルベルト・ビスト。」

「そのくらいにしておけ。」

瑞鳳「…誰?」

アシガラ「メンタルモデル『アシガラ』。大和の指示で見張っていたがここまでやるとは想定外だったよ。」

瑞鳳「大和さんの指示で?」

アシガラ「ああ。だが流石に殺すのはやりすぎじゃないのか?」

瑞鳳「この外道のせいで私の従姉妹は傷付いた。その報いを受けてもらうだけ。」

アシガラ「そんな事お前の従姉妹が望んでると思うのか?」

瑞鳳「望むわけ無いのは知ってますよ?これは私が勝手にやってるだけですから。」

アシガラ「ならやめておけ。お前が破滅する事で従姉妹がさらに傷つくかもしれないからな。」

瑞鳳「…」


どうする? 直下
1.止める
2.報いを与える
3.その他

瑞鳳「わかりました、今回は一旦退きます。」

アシガラ「ホッ…」

瑞鳳「ただし、こちらにこれ以上干渉したら… 次はありませんよ、マーサ・ビスト・カーバイン。」

マーサ「ひっ…!」


《公園》

大和「全く… なんて事をするつもりだったの…」

瑞鳳「頭に血が昇ちゃってて…」

大和「彼女が今までにしたことは確かに許されることでは無いけど、殺す事は無いと思うわ。」

瑞鳳「しかし報いを与えると言った上で妨害行為を行ったので…」

アシガラ「冷や汗モンだったよ… まさか防弾壁を素手でぶち破って殺しに行こうとするなんて…」

大和「…え?」

アシガラ「ん?」

大和「本当?」

アシガラ「マジで。」

瑞鳳「お恥ずかしながら…」

大和「素手って… 一体どうやったのよ…」

瑞鳳「えと、壁の崩壊しやすい位置に全ての気を集中させた掌底打ちで一撃でした。」

アシガラ「本当にどうやったか教えて欲しいレベルで見事に崩壊したよ。」

大和「ちょっと待って、確か部屋は3階で外壁を破壊して入ったのよね?どうやってそこまで?」

瑞鳳「ジャンプで。」

大和「あ、頭痛くなってきた…」

瑞鳳「はぁ…」

大鳳「あ、瑞鳳。こんな時にどこ行ってたの?」

瑞鳳「どしたの?」

大鳳「イクが塞ぎ込んで出てこないのよ。他のピリオドで取り返せば良いのに…」

瑞鳳「あの子ちょっとデリケートだから。わかった、私が何とかしておくよ。」

大鳳「そう、任せるわね。」


コンコン

瑞鳳「おーい、イク。だからイクの責任じゃないんだって。」

『…』

瑞鳳「完全に塞ぎこんでるわね…」

瑞鳳(こうやるのって確か吹雪ちゃんの時以来だったかな?)

瑞鳳「さて、どうしようかしら…」


どうする? 直下
1.部屋に入る
2.外から説得

瑞鳳「イク、イクが正確に砲撃したのは私だってわかるよ。

だから外したのは的が急激な動きをしたせいであってイクのせいじゃないのよ。」

『…』

瑞鳳「妨害した相手には私が脅して来たからいい加減出てきなさい。」

『…』

瑞鳳「聞いてるの?返事くらいしなさいって。」

『…』

瑞鳳「おーい、イク。

駄目じゃこりゃ…」

瑞鳳(どうしようかしら…)


どうする? 直下
1.説得を続ける
2.部屋に入る
3.諦める


瑞鳳「使いたく無かったけど…」

瑞鳳(チームリーダーにはそれぞれのメンバー部屋のマスターキー配られてるんだよね…)

瑞鳳「イク、後15秒以内に出てこないと入るよ。」

『…』

瑞鳳「出てくる気配無し… 一応宣言はしたから入るよ。」

ガチャッ

瑞鳳「イク、布団にこもって何やってるの?」

イク「…」

瑞鳳「ほれ、お姉ちゃんに返事くらいしなさい。」

イク「…イクのお姉ちゃんは祥鳳姉だけなの。」

瑞鳳「従姉妹でも変わらないわよ。それより、いつまでそうしてるつもり?」

イク「放って置いて欲しいの…」

瑞鳳「私がそれで放っておくと思う?」

イク「…」

瑞鳳「だから布団から顔ぐらい出しなさいって。」バッ

イク「ひっ!」ビクッ

瑞鳳「…今までずっと泣いてたのね。どれだけデリケートなのよ…」

イク「だってイクのせいで…」

瑞鳳「だからイクのせいじゃないって。」

イク「けどイクが外したせいで予選敗退なんてなったら…」

瑞鳳「大丈夫よ。私達はそんなに弱いチームじゃ無い、一番最弱の私が言うんだから間違い無いよ。」

イク「でも…」

瑞鳳「『でも』じゃない。私達なら勝ってイクの失敗分まで取り返すのだってできるわよ。」

瑞鳳「そんな事言ったら私だって照準補正のミスがあるのかもしれないし、ビルダーとして完全じゃ無かったって腕に自信無くすし。」

イク「瑞鳳姉のは完璧なのね… 悪いのは…」

瑞鳳「だからイクは悪く無いって何回言えば良いのかな?

今日の事は悔しかったかもしれないし、辛いのかもしれない。けどそれは後で取り戻せば良いの。

イクにはそれができるんだから。」ギュッ

イク「あぁ… ヒック… うぁぁぁぁぁ!」

瑞鳳「ほら、泣かないの。よしよし、大丈夫。」ナデナデ


イク「くぅ…」

瑞鳳「泣き疲れて寝ちゃったみたいね。しょうがないなぁ…」

イク「んみゅ…」

瑞鳳「さて行こうかしら… ってあれ?」クィ

イク「ムニャ…」

瑞鳳「服掴んで離してくれない…」

瑞鳳(どうしよう。)


どうする? 直下
1.手を振りほどく
2.一緒に寝る


瑞鳳「手を振りほどくのもアレだからこのまま寝ちゃおうかな…」

瑞鳳(こうやって寝るのもいつ以来だったかな…)

瑞鳳「お休み、イク。」



――8年前――

「ねぇねぇ、競争しようなのね!」

「う~ん… 稽古あるからなぁ…」

「しょんぼり、なの…」

「…わかった。じゃあ一回だけだよ?」

「は~い、なの!」


「ぷはっ! よし、私の勝ち!」

「また負けたのね…」

「けどまた早くなったから水泳できっと一番目指せるよ。」

「他の人と競っても楽しくないの。一緒だから楽しいのね!」

「才能あるのになぁ… あ、そうだ。

ねぇ、水泳まだ続けて一番になれたら何でも言う事聞いてあげる。」

「え、本当?」

「本当本当。ま、無茶なのは無理だよ?」

「じゃあ一番になったら…」



瑞鳳「んっ… もう朝か。懐かしい夢だったなぁ…」

イク「zzz…」

瑞鳳「あんなに小さかった子が、こんなに大きくなって…」ナデナデ

イク「んっ…」

瑞鳳「さぁて、一回着替えて来ようかな。また後でね、イク。」

飛龍「さて、第4ピリオドが始まるけど種目なんだっけ?」

浜風「『ゲテモノ艤装バトル』です。」

イセ『嫌なネーミングね。』

400「これに勝利しないと決勝大会までの道が閉ざされます。」

402「ファイター選びは慎重にな。」

浜風「今日は…」


ファイター選択 直下
不可能:イク

浜風「今回はイセさんにお任せします。」

イセ『酷い艤装はやめて欲しいんだけどね。』

吹雪「今回は駆逐艦限定でしたっけ?」

浜風「瑞鳳さん、予備の艦プラを。」

瑞鳳「ちょっと待ってね… あったあった。」



使用艦プラ(駆逐艦) 直下

瑞鳳「これが今回用に急ピッチで作った『陽炎』。

一応アブゾーブのコーティングはしてあるけどディスチャージの使用は出来ないからね。」

夕雲「あれ、艤装は?」

浜風「今回の艤装はランダムで決まるので艤装を付けてはいけないようにレギュレーションで決まってるんです。」

夕張「あとはクジ引きで艤装を決めるだけだったわね。」

飛龍「問題は…」

イク「誰がクジ引きを引くか…なのね。」

瑞鳳「どうする?」

イセ『どうしましょう。』


誰がクジを引く? 直下
(引く人物によって内容や確率が変動します)

飛龍「自分自身でやってみたら?」

イセ『まぁ、そうなるわね。』

瑞鳳「頑張って下さいね。」



イセ(さて、何が出るのかしら!)ガチャッ


艤装判定 直下
00 ???
01~15 ニッパー
16~30 GNソード改(エクシアRⅡ用)
31~45 工作クレーン(明石用)
46~60 12.7cm連装砲3基
61~75 日本刀(1/700)×20
76~99 ハイ・メガ・キャノン(デルタカイ用)

イセ(『12.7cm連装砲3基』。まぁ普通じゃないかしら?)

瑞鳳「何気まともなの引きましたね。」

イセ『少し面白みが無いけどね。』


「どういう事だ!艤装がハサミだと!?」

「なんだよ週間少年ジャ○プって!」

「自爆スイッチって敗北確定じゃねぇか!」


イセ『訂正、これ当たりだった。』

飛龍「他が凄まじすぎるわ…」


Please set your KP Base

Beginning plavsky particle dispersal

Please set your KANPLA

Battle start!

イセ(陽炎。イセ、抜錨する!)

イセ(相手は… レパルス!?)

レパルス《東洋方面第一巡航艦隊、大戦艦イセ!》

イセ《何の用かしら巡洋戦艦レパルス?》

レパルス《上位命令を拒否して霧を離反した者が何を!》

イセ《それ、アンタが言える立場かしら?

アンタだって大戦艦フッドの命令を拒否した上でヴァンパイと脱走してるのにね!》

レパルス《それを言うな!》

イセ《取り敢えず今はアンタを倒させてもらうわ。》

レパルス《やってみなさい!この35.6cm連装砲を装備した『ヴァンパイア』に勝てるものなら!》


行動選択 直下
1.砲撃する
2.相手の動きを伺う
3.その他

イセ(本来の排水量を超えた艤装… なら!)

イセはヴァンパイアに向かって砲撃を行う!

イセ(その復元能力は著しく低いハズよ!)


命中判定 直下
15以上で命中

砲撃はヴァンパイアに命中し、船体を揺らす!

レパルス「ば、バランスが!」

イセ《さようなら。》


転覆判定 直下
10以上で転覆沈没

レパルス「え、あ、え!?」

イセ《合掌》ナム

そのままヴァンパイアは転覆して沈んだ。


Bttale END

Winner “Ise”


飛龍「いやぁ… 随分アッサリ沈んだねぇ。」

瑞鳳「復元性最悪ですから。因みにあれで主砲撃ったら転覆or自壊ですよ?」

イク「バランス最悪なのね!?」

402「どちらにしろ敗北確定だったという訳か。」

ユキカゼ(ヴァンパイア、ポンコツ上司を持った貴女に合掌します。)ナム

ヴァンパイア《余計なこと言うな、ユキカゼ。》

瑞鳳(そして私達は予選の残る試合を全て勝ち抜くが、第3ピリオドの敗北が痛手となり現在33位。

そして私達が勝利、もしくは引き分けとなれば最終ピリオド終了の時点で32位となり決勝大会へと進出できる。

しかし敗北の場合、私達の戦いは終了を迎える。そこまで追い詰められていた。)


瑞鳳「いよいよ最終ピリオド…」

飛龍「これで全てが決まるのね。」

イセ『終わりとなるか、続くか。』

浜風「今回の戦闘は1対1のバトルです。」

大鳳「対戦相手がわかったわよ!」

吹雪「だ、誰ですか!」



対戦相手 直下
1.リカルド・フェリーニ
2.グラハム・エーカー

因みに選ばれなかった方は決勝大会中に戦うことになります。

大鳳「対戦相手はイタリア代表、リカルド・フェリーニ!」

夕雲「ッ!?」

フェリーニ「よぉ、チーム・エンガノ。」

飛龍「リカルド・フェリーニ…!」

瑞鳳「何をしに来たんですか?」

フェリーニ「宣戦布告だ。俺は予選突破を決めている、がお前たちが予選で消えそうだと言って手加減する気は無い。」

402「ほう… なんだ、イタリアの伊達男は女に優しいんじゃないのか?」

フェリーニ「ただしバトルに関しては容赦しねぇ。俺は本気でやり合いたいんだ、熱くなれる相手とよ!」

400「熱くなれる相手…?」

フェリーニ「ああ。夕雲、俺はお前とのバトルを望む!」

愛宕「なっ!?」

夕雲「…」

フェリーニ「お前に一度負けて以降、俺はお前を倒すことだけを考えてここまで来た。」

夕雲「リターンマッチ、と言う訳ですか…」

フェリーニ「そういう事だ。俺をここまで熱くさせた女は夕雲、お前しか居ない。

そして手加減ってのは俺に合わねぇ。だからよ、俺はお前と本気で戦いたい!」

夕雲「良いですよ。その挑戦、受けます!」

浜風「夕雲!?」

夕雲「ここで負けるようであれば私はいかなる謗りを受ける覚悟はあります。

しかし私は、私達家族は皆によって普通の日常を取り戻せた。だから恩返しがしたいんです。」

瑞鳳「夕雲ちゃん…」

夕雲「そして私に正面から戦いを挑んで来る相手を無碍に出来ません。

だからお願いします、私にやらせてください!」

瑞鳳「わかった。チームリーダーとして指示するよ、『リカルド・フェリーニを倒して』!」

夕雲「はい!」


サブファイター選択 直下
1.瑞鳳
2.浜風
3.吹雪

浜風「ではサブは瑞鳳さん、お願いします。」

瑞鳳「任せて。専任ファイターとビルダー、両方居れば怖いもの無しってトコ見せましょ!」

夕雲「リカルド・フェリーニさん。私達は貴方に勝利し、決勝大会へと駒を進めます!」

フェリーニ「ああ、かかって来い!」


浜風「良かったのですか?」

夕雲「ええ。こんなプレッシャーに押しつぶされるようじゃ私は私自身に敗北したという事になります。

だから私自身を超えるために、戦います!」

高雄・天(メイン:夕雲 サブ:瑞鳳)
艤装
・20.3cm三連装砲5基15門
・12.7cm連装高角砲4基
・25mm連装機銃4基
・13mm連装機銃4基
・61cm5連装魚雷発射管4基20門
・艦首隠匿式水上魚雷発射管6門
・カタパルト(偵察機4機)
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子拡散弾頭』)

VS

ヴィットリオ・フェニーチェ・リナーシタ(リカルド・フェリーニ)
艤装
・38.1cm4連装砲3基
・15.2cm3連装速射砲6基
・9cm単装高角砲15基
・37mm連装機関砲18基
・2cm単装機銃20基


Please set your KP Base

Beginning plavsky particle dispersal

Please set your KANPLA

Battle start!



夕雲「高雄・天、夕雲!」

瑞鳳『瑞鳳!』

夕雲「本気で行くわ!」

フェリーニ「リカルド・フェリーニ、出る!」

瑞鳳『来たわ…!』

夕雲「リカルド・フェリーニ…」

フェリーニ「…」

夕雲「貴方の覚悟、受け取りました!」

フェリーニ「決着をつけようじゃねえか!」


現状

高雄・天:無傷(チャージ0)
ヴィットリオ・フェニーチェ・リナーシタ:無傷

行動選択 直下
1.牽制砲撃
2.近接戦闘へ移行
3.ロングレンジからの魚雷
4.その他

夕雲「まずはご挨拶と行きます!」

瑞鳳『了解、主砲全門装填。照準補正開始。』

夕雲「受けてみてください、これが私の覚悟の一撃です!」

夕雲は照準を合わせて高雄の主砲を放つ!

フェリーニ「相変わらず正確な砲撃だ…!」


命中判定 直下
45以上で命中

フェリーニ「だが正確過ぎなんだよ!」

フェリーニは夕雲の砲撃を紙一重で回避する!

夕雲「やはり一筋縄では行きませんか!」

フェリーニ「だが覚悟は受け取ったぜ。お返しだ!」

フェリーニは主砲を高雄に向けて放つ!

瑞鳳『着弾まで10!』

夕雲「躱してみせます!」


回避判定 直下
35以上で回避(命中時:チャージ1)

しかし夕雲は攻撃を避けきれずに直撃を受ける。

夕雲「くっ…!被害は?」

瑞鳳『ゼロ。アブゾーブで吸収しきったよ。』

フェリーニ「やっぱり効いてねぇ… あれは粒子コーティングなんかじゃない、もっと別の何かだ…」

瑞鳳『夕雲ちゃん、なるべく被弾は避けて。

いくらアブゾーブでもあと2回くらいしか耐えられないからね?』

夕雲「わかっています。」


行動選択 直下
1.接近戦を仕掛ける
2.遠距離からの雷撃
3.相手の行動を伺う
4.その他

夕雲(迂闊な接近は敗北に繋がる… だとすれば…!)

夕雲「5連装魚雷発射管を10門使用します!」

瑞鳳『了解。装填確認、いつでも行けるよ!』

夕雲「あまり得意な距離じゃ無いけど!」

そう言って夕雲は魚雷を放つ!

フェリーニ「魚雷か!」


命中判定 直下
45以上で命中
25以上で近距離炸裂

フェリーニ「外した…?」

夕雲「狙い通り!」

フェリーニ「何っ!?」

魚雷は直撃こそしなかったが至近距離で炸裂し、バランスを崩させる事に成功する!

フェリーニ「糞っ!主砲が安定しねぇ!」


行動選択 直下
1.接近戦を仕掛ける
2.雷撃を続行
3.相手の様子を伺う
4.その他

夕雲(今なら!)

夕雲「近接戦闘を仕掛けます!」

瑞鳳『機関出力最大、主砲全門及び魚雷発射管装填確認。いつでも行けるよ!』

夕雲「私の全力、味わって貰います!」

フェリーニ「来るか!」

夕雲は高雄を加速させてヴィットリオに接近する!

夕雲「このレンジ、貰いました!」

そして彼女は主砲を全て放つ!


命中判定 直下
25以上で命中(命中時:小破)

夕雲の砲撃はヴィットリオの艦尾を抉りとる!

フェリーニ「チィッ!」

フェリーニも15.2cm連装砲で応戦する!

夕雲「その程度の砲撃で!」


回避判定 直下
35以上で回避 (命中時:小破 チャージ1)

夕雲は正確に砲撃を回避する!

フェリーニ「この距離で回避したか!」

夕雲「私をやれると思わないで!」

瑞鳳『出力安定、RGシステム使えるよ!』


行動選択 直下
1.さらに接近して砲撃
2.レンジを保ちつつ雷撃
3.一旦距離を取る
4.RGシステムtype-Z
5.その他

夕雲「RGシステムで一気に決めます!」

瑞鳳『了解!システムオールグリーン、RG起動!』

『高雄・天』RGシステムtype-Z起動(持続3ターン)

フェリーニ「あの光、潮のRGそっくりじゃねぇか… 面白い!」

夕雲(あまり時間はかけられない… なら!)


行動選択 直下
1.接近して一気に決める
2.ロングレンジからの攻撃
3.その他

夕雲「さらに接近して一気に決めます!」

瑞鳳『艦首隠匿魚雷発射管全門装填!』

夕雲「受けてみなさい、これが本気の一撃です!」

フェリーニ「チィッ!回避運動!」


命中判定 直下
20以上で命中
15以上で至近距離炸裂

ヴィットリオの艦底部に魚雷が直撃し、破壊された箇所から水が侵入する!

フェリーニ「糞ッ!ダメージコントロール!」

夕雲「瑞鳳さん!ディスチャージ行けますか?」

瑞鳳『全部OK!』


行動選択 直下
1.ディスチャージを使う(収束弾・妨害フィールド・拡散弾から選択)
2.後退する

夕雲「3式の用意を!」

瑞鳳『バイパス解放!ディスチャージ3式、セーフティ解除!』

夕雲「このまま肉薄して至近距離で!」

そしてそのまま夕雲は接近し…

夕雲「これで終わりです!」

フェリーニ「させるかぁぁぁぁぁぁぁ!」

撃沈判定 直下
10以上で撃沈

回避判定 ↓2
10以下で回避
90以上で轟沈

そして放たれた互いの砲弾はお互いの艦に命中し、大きな爆発を起こした!

瑞鳳「ど、どうなったの…?」

爆発のあとに残っていたのは夕雲の高雄1隻だった。

Bttale END

Winner “YUGUMO”

夕雲「や、やった!勝ちましたよ、私!」

瑞鳳「やったね、夕雲ちゃん!」

フェリーニ「あと一歩及ばず、か…」

夕雲「フェリーニさん…」

フェリーニ「夕雲、瑞鳳。お前たちと戦えて楽しかったぜ。」

夕雲「ええ、こちらもです。」

瑞鳳「可能ならばまた決勝大会で戦いましょう。」

フェリーニ「良いぜ。その時は負けねぇからな!」

夕雲「こちらもです!」


瑞鳳(こうして私達は決勝大会へと駒を進めた。

私たちはこれから『今までの自分』を超えなければ勝てない戦いが始まるだろう。けど私達なら出来る、私はそう信じてる。)

第21話『自分の超え方』 終

い、イクの個別回をやってたと思ったら夕雲が主人公になってた…
何が何だか自分でも良くわからない…

取り敢えず小ネタで救済させてもらいます

現在小ネタ予定
・食いしん坊VS食いしん坊(アイラVSイセ?)
・蒼龍の… (蒼龍について少しネタ)
・イク、いくの?(イク救済 考えるのがアレだからクッキーでも)

↓2までリクエストネタ募集します


あと現在吹雪のみ専用艦の使用が確定しているのですが残りのキャラの専用艦をどうしようかと…(一応全員分は出したい)

蒼龍

>>310 出来ればネタもお願いしたい…


再安価 ↓2まで小ネタリクエスト

『食いしん坊VS食いしん坊』

―――決勝大会3日前――

イセ(ふっふっふ… ついにこの日が来たわ!)

402「お前、何する気だ?」

イセ《食べ歩き。日頃からお給料を貯めたかいがあったというものよ!》

402「…お前、どうしてそんなに食いしん坊キャラになったんだ?」

イセ《五月蝿い。アンタも瑞鳳達と一緒にさっさとガンダム立像っての観てきたら?》

402「元よりそのつもりだ。じゃあな。」


アリガトウゴザイマシター

イセ(うな重… 人間の食文化ってのはこうも恐ろしいモノだったなんて…

さて次はさっきの油が強かったジ○ウラーメンの口直しに甘いモノでも食べましょうか。)

イセ(ここね…)

イセ『かりんとう、1袋お願いします。』

店員「すみません、今日は売り切れで…」

イセ(馬鹿な… ここは人気店と言っても午前中で売り切れるような店では無いハズよ?)ガーン


イセ(ここなら…)

イセ『天津甘栗を1袋お願いします。』

店員「すまんねぇ… 今日はもう店じまいだ。」

イセ(何…? ここもなの?)

イセ(有り得ない… これで10連敗目?)

402《おいこら。お前一体何やってる。》

イセ《どうかしたの?》

402《とぼけるな。この付近の店食い荒らしてるの絶対お前だろ。》

イセ《待って、私じゃないわ。活動位置のログ送るから見てみなさい。》キィン

402《…本当だな。じゃあ一体誰が…》

ユキカゼ《二人共、原因がわかりました。》

イセ《ユキカゼ?》

402《ユキカゼは愛宕と一緒で別行動だったな。それで何が原因なんだ?》

ユキカゼ《はい。どうやら一人で飲食店を軒並み壊滅させている者が居ます。》

イセ《一人?》

ユキカゼ《少なくとも私とお姉ちゃんが目撃した限りは一人です。》

402《特徴とかあるか?》

ユキカゼ《白いノースリーブの服と帽子を着用した、恐らく北欧系の女性だと。》

イセ《わかった。目撃したのは何処?》

ユキカゼ《プロットを表示します。この辺で目撃し、こちらの方角へと。》

イセ《丁度私が居るポイントに近いわね… 私が確認しておくわ。》

402《あと足止めも頼む。我々も少々困っているのでな。》

イセ《了解。》

イセ(とは言ってもねぇ… あらここ肉まんで有名なお店じゃない。しかもラスト1…

買わない訳にはいかないわ。)

イセ『肉まん、1つお願いします。』

「肉まん1つ!」

イセ「?」

「?」

イセ(白いノースリーブに帽子、北欧系の女性… しかもバッグには大量の食べ物。

コイツか!)

「くっ!私にお願いします!」

イセ『いえ、こちらに。』

「邪魔しないでよ!」

イセ『貴女こそそんなに食べ物あるなら我慢したら?』

「日本人ならいつでも来れるでしょ!観光客の私に譲りなさいよ!」

イセ『じゃあ貴女こそ失語症の私に譲りなさいよ。』

「ホント、日本人ってガンコね!」

イセ『どっちが強情なのかしら?』

イセ(コイツ、一歩も引かない… どうする?)


行動選択 直下
1.糖尿病の恐怖を教える
2.取り敢えず重力制御で吹き飛ばす
3.その他

402《助け舟を出してやろう。》

イセ《アンタどうやって盗聴してるのよ。》

402《細かい事は気にするな。ほら、このデータを淡々と読み上げれば良い。》

イセ《わかったわ。》

イセ『貴女「糖尿病」って知ってるかしら?』

「糖尿病?」

イセ『そう。血液の中にあるブドウ糖数値が異常に高い状態のことを糖尿病と言うの。

貴女の買っているモノには全て砂糖が大量に使われている。そして症状が発症すれば』

「発症すれば?」

イセ『最悪死ぬ。』

「」

イセ(今よ!)

イセ『肉まん、1つお願いします。』

「なっ!?」

マイドアリガトウゴザイマシター

イセ(これで逃走すれば…)

「今だ!」バッ

イセ(奪われた!?)

「フン!お金ならアンタのバッグに入れといたから、じゃあね!」ピューン

イセ(よくも私の肉まんを!生皮剥いで東京湾に沈めてやる!)

「チィッ!しつこい!」

イセ「ッ!」ダッ

「こいつ身体能力どんだけ高いのよ!」

イセ(逃がさない!クラインフィールド、出力『目視出来ないくらい微弱』で展開!)

「きゃあっ!?」ドサッ

イセ『肉まんの報い、受けてもらうわ。』パキポキ

「ひっ!!」


瑞鳳「石破ッ!天驚けぇぇぇぇぇぇん!」ドドドド


イセ(…え?)

ドゴォォォォォォォォ

「あ、あれ?」

402「イセ、やりすぎ。」

瑞鳳「そうですよ。事情は知りませんが女性に殴りかかろうとするなんて。」

イセ(ふ、吹っ飛ばされた私の身にもなってよ…)プスプス

瑞鳳「事情は聞きましたけど…」

402「喧嘩両成敗だな。イセのやった事にも非はあるが、下手すれば窃盗紛いだからコイツにも非はある。」

「ちょっとコイツって言うの辞めてもらえない?」

402「ではなんと呼べば良い?」

アイラ「アイラ・ユルキアイネン。アイラで良いわ。」

402「アイラ・ユルキアイネン。お前のやった事は日本の刑法で窃盗罪に該当する場合がある。」

アイラ「お金は払ったわよ。」

瑞鳳「何て言えば良いのやら… 例えば貴女が買ったこのかりんとうが勝手にひったくられてポケットの中に代金が払ってあったらどう思います?」

アイラ「最悪の気分ね。せっかく人が買った食べ物なのに。」

瑞鳳「貴女がイセさんにやったことはそれと同じです。勿論その前に何かあったのかもしれませんが先に代金を払い購入した以上、肉まんの所有権はイセさんにあります。そして貴女の行為は日本では『窃盗罪』に該当する場合があります。」

アイラ「…」

イセ《と言うか何でアンタら居るのよ。》

402《各々に別れて昼食でも摂ろうって話になって私と瑞鳳が行動してたら殴りかかりそうなお前を見つけただけだ。》

イセ《へぇ… 珍しいこと。》

402「そう言えばその元凶の肉まんはどこだ?」

イセ(あ…)
アイラ「あ…」

カラス「カー?」肉まんモグモグ

イセ(肉まんが…)

アイラ「カラスの餌に…」

402「まぁこの場合は丁度良かったな。」

瑞鳳「肉まん残ってたら残ってたで揉め事になりそうだからね。」

アイラ「…納得いかない!」

402「この期に及んでまだ言うか。」

イセ『こっちも納得いかないわ。』

瑞鳳「ありゃ… こっちもか…」

イセ『こちとら食べに行こうとした店片っ端から売り切れにされてるのよ。色々鬱憤貯まってるの。』

アイラ「こっちも目の前で獲物を奪われちゃたまらないわ… こうなったら…」

アイラ「艦プラバトルよ!」
イセ『艦プラバトルよ!』

瑞鳳「…行きましょ。」

402「ああ。付き合いきれん。」

その後…


イセ『決着付かず、ね。』

アイラ「フン… アンタ名前は?」

イセ『霧乃イセ。』

アイラ「霧乃イセ、次会ったときは決着を付ける。」

イセ『望む所よ。私の全身全霊で叩き潰して土下座させてやる。』

アイラ「その言葉、そっくりそのまま返してあげるわ!」


402「気になって見に来たもの… いつまで引きずる気だ、アイツは。」

瑞鳳「そう言えばあの人どっかで見たような…」

ユキカゼ「何をやっているのですか、二人共?」

愛宕「そんな物陰に隠れてどうしたの?」

402「愛宕にユキカゼか。そう言えばアイラ・ユルキアイネンと言う人物に覚えは?」

愛宕「確かその人って…」

ユキカゼ「去年の選手権ベスト4、フィンランド代表のファイターですよ。」

瑞鳳「…え?」

402「マジか。」

ユキカゼ「マジです。」

愛宕「本当よ。」

402「イセの奴…」

瑞鳳「とんでもないのと因縁持っちゃったみたい…」


『食いしん坊VS食いしん坊』 終

小ネタ『自分』

瑞鳳「むむむ… 夕雲ちゃんの高雄、リペアが難しいからどうしよう… ってあれは…」


蒼龍「…」フラフラ


瑞鳳「蒼龍さん?」


蒼龍「…」ドサッ

瑞鳳「ッ!?蒼龍さん!」

蒼龍「はぁはぁ…」

瑞鳳「大丈夫ですか、蒼龍さん!」

蒼龍「触ら…ないで…」

瑞鳳「そんな事言ってる場合じゃありません!今救急車を…」

蒼龍「…私を否定しないで!」

瑞鳳「蒼龍…さん…?」

蒼龍「ち、違う… ご、ごめん。大丈夫、大丈夫だから…」フラフラ

瑞鳳(様子がおかしい… こんなの普通じゃない…)

蒼龍「最近気が立っちゃってて…」

瑞鳳(気が立ってるなんてレベルじゃない… もっとなんか攻撃衝動みたいなものを感じる。)

蒼龍「ほんとにゴメンね。」フラフラ


瑞鳳(この事、誰かに話したほうが良いのかな…)


誰に話す? 直下
1.イセ
2.400
3.402

イセ『それで私に相談した、というわけね。』

瑞鳳「はい。あれは攻撃衝動の塊みたいな『気』で…」

イセ『私には人間の「気」ってのを感じる事は出来ない。もう少し具体的な話は無いのかしら?』

瑞鳳「そうですね… 何て言えば良いのか… 私が感じた限り『冷たくて暖かい』様な変な感じでした。」

イセ『そう言われても困るわ。「冷たくて暖かい」、なんて矛盾した例えを言われても。』

瑞鳳「けど私にはそう感じたんです!」

イセ『貴女が感じたと言うのは信じるわ。しかし私には人間の「気」とやらの例えがわからないの。恐らく普通の人間に言っても通用はしないはずよ、その矛盾した感覚は。』

瑞鳳「やっぱりそうですか…」

イセ『けど貴女の感じた感覚のお陰で1つ可能性ができたわ。』

瑞鳳「可能性?」

イセ『これは可能性の一つで私の勝手な憶測でしか無いわ。ただこの憶測は少し残酷なモノよ。それでも聞きたい?』

瑞鳳「私は…」


分岐選択 ↓3まで
1.聞く
2.今は要らない

聞くか聞かないかによって√が変動します

瑞鳳「覚悟はあります。その憶測が真実だったとしても、受け止めます。」

イセ『じゃあハッキリ言わせてもらうわ。』


イセ『その蒼龍って人間、恐らくその人間が「2代目メイジン・チクマメン」よ。』


瑞鳳「やっぱりその答えが…」

イセ『予想はしてたようね。恐らくその「攻撃衝動」とやらは「ナイトロ」の影響である可能性が高い。』

瑞鳳「ナイトロ…」

イセ『私は「ナイトロ」とやらの事は詳しく知らない。けど貴女の言葉を聞く限り「ナイトロ」によって苦しんでいるようにしか聞こえないわ。さらに言えばこのまま行くと命が危ないかもしれない。』

瑞鳳「命が?」

イセ『ええ。ナイトロが過度の負荷を脳にかけているとしたら… 良くて廃人、最悪の場合死の可能性すら存在している。』

瑞鳳「そんな…」

イセ『流石に外道が過ぎるわね、マーサ・ビスト・カーバインってのは。』

瑞鳳「許せない…!私、今から…」

イセ『私もこんな不愉快な感情初めてよ。けど今は落ち着きなさい。何が起こるか分からない以上、行動するのは危険よ。』

瑞鳳「けど!」

イセ『わかってる。貴女は優しいから、そうやって誰かの為に怒る事が出来る人間だってのは知ってる。

けど今は耐えなさい。貴女の行動が皆を危険に晒すことになる。』

瑞鳳「ッ…!」

イセ『優しさだけじゃ何も出来ない、怒りに身を任せた所で何かできるとは限らない。

私だって今から船体を持ち出して何もかも吹き飛ばしたい気持ちがある。だけど耐えなさい、今は。』

瑞鳳「わかりました…」

イセ『「因果応報」、人類の言葉にあるでしょう?いずれ報いを受けることになるわ、マーサ・ビスト・カーバインは。

その時になったら盛大にやりましょう。』

イセ『ここまで話しておいてアレだけど、この話は全て「仮定」よ。』

瑞鳳「『仮定』がもし真実だったら…」

イセ『それ以上考えても無駄よ。まだ仮説の段階でしか無いのならあまり深く言及するべきでは無いわ。

寧ろ今の話は忘れておいた方が良いわ、その蒼龍って人間の為にも。』

瑞鳳「そう、ですね…」

イセ『少し付き合いなさい。こう言う時は楽しいことをして忘れるに限るわ。』

瑞鳳「楽しいこと、ですか?」


《愛宕の部屋》

愛宕「いえ~い!」ベロンベロン

イセ「♪」

瑞鳳「いや、お酒飲みたいだけじゃないですか!」

イセ『私にとっては楽しいことよ。』

飛龍「そうそう!無礼講で行こうよ!」ベロンベロン

瑞鳳「飛龍さんまで…」

愛宕「と言うことで~!」ガシッ

イセ「…」ガシッ

瑞鳳「え゛?」

飛龍「ヨシッ!お酒注入!」

瑞鳳「いやいやいやいや!私未成年ですって!」

飛龍「大丈夫大丈夫!さぁ、いっくよ!」

瑞鳳「だいじょうムゴゴゴゴゴゴ!?」

瑞鳳(もしイセさんの話が真実だったとしたら、私に戦う事が出来るのだろうか。蒼龍さんを相手に…

そんな事を考えてる内に私の意識はお酒によって吹っ飛ばされたのであった。)


『自分』終

これで分岐ルートが確定しました。

瑞鳳たちはどのような結末を辿るのでしょうか…





…あとアイラ出したけど現状で決勝大会で対戦することが不可能な件。

今の所の対戦予定が
1回戦 VSスミルノフ一家
2回戦 VSオーバーフラッグス
3回戦 VSビスマルク一行
準決勝 VS2代目メイジンチクマメン(正体はお察し)
決勝戦 VS???(一応もう決まってる)
となっています

最低でも飛龍とグラハム、瑞鳳とビス子の因縁は決着をつけさせたい所…

小ネタ『イク、いくの?』

瑞鳳「ううっ…」ズキズキ

大鳳「どうしたの?」

瑞鳳「飛龍さん達に無理矢理お酒飲まされて二日酔い… 気持ち悪…」

402「それで、酒を飲ませた本人達はどうした?」

瑞鳳「ぶっ飛ばしてきた。」


《愛宕の部屋》

愛宕「」ピクピク

飛龍「」ピクピク

イセ(凄く痛い…)ピクピク

ユキカゼ「な、なんですか!?」←起こしに来ただけ


浜風「容赦ないですね…」

瑞鳳「うぷ… この状態で加減なんて難しいのよ…」

400(寧ろその状態で威力が落ちない方が疑問なんですが。)

吹雪「顔色悪いですよ?」

夕張「特に今日は予定がないので寝たらどうです?」

瑞鳳「ダメだ… もう少し寝てくる…」フラフラ

夕雲「部屋まで付き添いましょうか?」

瑞鳳「大丈夫…」フラフラ

数時間後…

瑞鳳「…なんとなくスッキリはしたかな。」

瑞鳳(これからどうしようか… もう一度寝るってのは無しで考えると…)

瑞鳳「ちょっと会場まで行こうかな… 考えたいこともあるし。」



ワイワイガヤガヤ

瑞鳳「今日は確か一般参加も可能な前夜祭的なお祭りだったわね。」

イク「瑞鳳姉?」

瑞鳳「あれ、イク。どうしてここに?」

サーシェス「久しぶりに家族全員で休める日だからなぁ。一家団欒ってヤツだ、瑞鳳の嬢ちゃん。」

瑞鳳「アリー叔父さん。それに鳳翔さんと祥鳳姉さんも。」

鳳翔「こんにちは、瑞鳳ちゃん。」

祥鳳「瑞鳳一人なの?」

瑞鳳「今日は一人です。他の子達は出かけてたみたいで。」

サーシェス「瑞鳳の嬢ちゃんも来るかい?」

瑞鳳「いえ、私は…」

イク「瑞鳳姉も一緒に行くのね!」

瑞鳳「けどせっかくの団欒なのに…」

鳳翔「遠慮すること無いわよ。大鯨姉さんに会ったらよろしくって言われてたから。」

瑞鳳「ウチの母がすみません…」

祥鳳「さ、行きましょ。あまり道で立ち止まってるのも迷惑だから。」

すみません、今日から暫く書き込めなくなりそうです…


恐らく日曜からは復帰できそうです

再開

サーシェス「ん?ありゃ…」

祥鳳「どうかしたのお父さん?」

イク「艦プラバトル大会… 優勝賞品は『艦プラ一年分』?」

サーシェス「そうじゃねぇ… 参加者を見てみろ。」

鳳翔「参加者?」

瑞鳳「チャンピオンでも居るのかな?」


東方不敗「あたたたたたたたたたたたた!」

大鯨「全然遅い♪」

ドゴォォォォォォォォォ

「おっと東方不敗選手と大鯨選手、これで18連勝中です!」


瑞鳳「」

鳳翔「姉さん…」頭抱え

祥鳳「そう言えば叔父さんとお父さんは当日来なかったけど私達これでも全国大会出場してたのよね。」

サーシェス「俺は仕事で、あの人は町内会の用事で来なかったんだったな。まぁお陰でイクと戦わなかったが。」

イク「もしかして出場されてたら…」

瑞鳳「負ける可能性があったのよね…」

サーシェス「しかも二隻とも駆逐艦で相手は重巡以上、寧ろ何で勝てるんだ?」

鳳翔「ま、まぁあの二人ですから…」

イク「と言うか良い大人がはっちゃけすぎなのね。」

瑞鳳「ちょっとぶん殴って連れ戻して良いですか?」

サーシェス「止めとけ。お前さんの実力じゃあの二人に返り討ちに合うぞ。」

瑞鳳「うっ… 否定出来ない…」

鳳翔「今はそっとしておきましょう…」

祥鳳「ここは… レース?」

イク「えと… 駆逐艦限定のレースみたいなのね。」

鳳翔「賞品は… 艦プラ3ヶ月分ですか。」

サーシェス「イクに瑞鳳の嬢ちゃん、出てみたらどうだ?」

瑞鳳「駆逐艦… 確か2、3隻あったかな…」ガサゴソ

イク「瑞鳳姉、勝負なのね!」

瑞鳳「こっちでは負けないんだから!」



使用艦プラ

瑞鳳 直下

イク ↓3

1.タシュケント(42kt)
2.島風(40kt)
3.潮(40kt)
4.その他

「おおっと!ここで決勝大会出場の日本代表選手の二人が飛び入り参加だぁ!」

瑞鳳「さぁて… これで勝てば3か月分の宣伝模型費が浮くわ!」

イク「宣伝模型費?」

瑞鳳「月にいくらか使って新商品の見本だったり展示品作ったりするの。因みに私達の専用艦も宣伝模型費から出てるのよ。」

イク「残ったお金は?」

瑞鳳「お給料。」

イク「商売の世界はシビアなのね。」

瑞鳳「商売だし。」



・アレン・M・サムナー
・峯風型駆逐艦・太刀風
・ソルダティ級駆逐艦アルティリーレ
・特Ⅰ型駆逐艦東雲
・ダルド級駆逐艦プリマ
・駆逐艦ブルーノ・ハイネマン
・駆逐艦インペリアル


Please set your KP Base

Beginning plavsky particle dispersal

Please set your KANPLA

Battle start!

瑞鳳「タシュケント。瑞鳳、推して参ります!」

イク「島風。イク、行くの!」

瑞鳳のタシュケントにむかって、太刀風が接近する!

瑞鳳「妨害のつもり…?」

瑞鳳(艤装の使用は… 出来る!)


行動選択 直下
1.主砲で狙う
2.機銃で脅す
3.加速する

瑞鳳「あんまり近づくと…」

瑞鳳は機銃を太刀風に向けて乱射する!

瑞鳳「穴まみれになるよ!」

命中判定 直下
35以上で命中
55以上で機関破壊(脱落)

瑞鳳の脅しが効いたのか太刀風は距離を離すが逆に機銃で応射してくる!

瑞鳳「まず!?」

回避判定 直下
05以上で回避

しかし、高速での戦闘のせいか相手にブレが生じて、機銃は当たらなかった。

瑞鳳「あぶな…」

しかし後方からプリマが接近し、砲撃を行ってくる!

瑞鳳「挟み撃ち!?」

瑞鳳(もうすぐ攻撃可能エリアを抜ける… どうする!)



行動選択 直下
1.最大出力で振り切る
2.砲撃する
3.機銃で脅す
4.その他

瑞鳳「こうなったら!」

瑞鳳はタシュケントの機関出力を最大まで上げて加速させる!

「おっとここで瑞鳳選手、機関出力を最大まで引き上げて一歩リード!しかし第一コーナーを曲がりきれるのか!?」

瑞鳳「だ、第一コーナー忘れてた!」


旋回判定 直下
15以上で旋回(失敗で転覆・失格)

しかし瑞鳳は巧みな操作で曲がり切る!

「高速状態で曲がりきった!瑞鳳選手なんてテクニックだぁぁぁぁぁ!」

瑞鳳「バイク乗りは伊達じゃないのよ!」


現在順位
1.タシュケント(瑞鳳)
2.東雲
3.インペリアル
4.島風(イク)
5.アルティリーレ
6.ブルーノ・ハイネマン
7.太刀風
8.プリマ
9.アレン・M・サムナー 転覆


視点選択 直下
1.瑞鳳
2.イク

イク「瑞鳳姉から引き離されてる… でも逆に燃えるのね!」

イク(特型とインペリアルさえ抜けば…!)

行動選択 直下
1.機関出力を上げる
2.アンカー発射
3.機関リミット解除
4.その他

イク「機関出力上昇開始、なのね!」

イクは島風を増速させてインペリアルに食らいつく!

「おっとこのままではイク選手、インペリアルに追突するぞ!」


追突回避判定 直下
25以上で回避(失敗時:衝突・轟沈)

しかし回避しようろした途端にインペリアルが失速を始める!

イク「ちょ!?」

イクはインペリアルを回避しきれず…

イク「あ…」

ドゴォォォォォォ

「イク選手、操舵ミスで追突したぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

イク「ちきしょぉぉぉぉぉぉぉ、なのねぇぇぇぇぇぇぇ!」


現在順位
1.タシュケント(瑞鳳)
2.東雲
3.アルティリーレ
4.プリマ
5.太刀風
6.ブルーノ・ハイネマン
7.アレン・M・サムナー 転覆
7.インペリアル 追突される
7.島風(イク) 追突

「間もなく第4コーナー!依然として瑞鳳選手のタシュケントがぶっちぎってリードしています!」

瑞鳳「このままいけば…」

CAUTION!CAUTION!

瑞鳳「ロック警報!?今は戦闘禁止区域よ!?」

瑞鳳(一体誰が…)

ビーッビーッ

瑞鳳(魚雷発射音、数6!もしかして…)

ピッピッピ

瑞鳳「ソナー、感有り!潜水艦、しかも特潜型ね!」

瑞鳳(このままだと後続い影響するかもしれないけどタシュケントに対潛装備は無い… 機銃で魚雷を打ち抜く?

駄目だ… 下手すりゃ失格よ?)



行動選択 直下
1.魚雷を迎撃する
2.このまま振り切る
3.その他

瑞鳳(ここは勝利を優先する!)

瑞鳳「タシュケント、機関リミッター解除!」

「おっとここで瑞鳳選手がリミッターを解除したぁぁぁぁ!」

瑞鳳(オルモック湾で『島風』は魚雷を全て回避してる… ならそれ以上の出力を持つタシュケントならやれないハズは無い!)


回避判定 直下
95以下で回避

瑞鳳は接近する魚雷を引き離し、全てを回避した!

そして魚雷は水柱を上げて炸裂する!

「な、何かが水中で炸裂した模様です!瑞鳳選手のタシュケントは無事でしょうか!」


GOAL

Battle End
Winner"Zuiho"

「艦プラレースバトル優勝は、チーム・エンガノ瑞鳳選手だぁぁぁぁぁぁ!」

瑞鳳「やったぁ!」

「優勝者である瑞鳳さんには艦プラ三ヶ月分が贈られます!」

祥鳳「前に実家に居て戦ったときより上手くなってる…」

サーシェス「ま、それだけ瑞鳳の嬢ちゃんも成長してんだよ。おら、イクも元気だせ。」

イク「追突とか恥ずかしいのね…」

鳳翔「瑞鳳ちゃん、少し良い?」

瑞鳳「はぁ…」

鳳翔「もしかして、最後の第4コーナーに何か居ました?」

瑞鳳「よくわかりましたね…」

鳳翔「邪気があったので。それで、何が?」

瑞鳳「潜水艦です。恐らく特型潜水艦伊400型… そして私は雷撃を受けました。」

鳳翔「最後にタシュケントのリミッターを解除したのはそういう事… もしかしたらバトルシステムが外部から干渉を受けてるかもしれない…」

瑞鳳「十中八九そうですね。本当なら爆雷を使えれば良かったんですけど…」

鳳翔「タシュケントに対潛艤装は無い… 瑞鳳ちゃん、気を付けて。まだ何かあるかもしれないから、特にバトルシステムを使用する時は。」

瑞鳳「心に留めておきます。」

瑞鳳「あ、すみません少しお手洗いに行ってきます。」

鳳翔「あら?別に構わないけど…」

サーシェス「どうした?腹の調子でも悪いのか?」

祥鳳「お父さん…」

イク「デリカシーがないのね。」


スッ

瑞鳳「ふぅ… スッキリした。」

手フキフキ

ドンッ

瑞鳳「きゃぁっ!」

「クソッ!どこ見て歩いてんだ!」

瑞鳳「す、すみません!」

瑞鳳(ジュラルミンケース?)

「ついてねぇ… バトルに介入してもターゲットも潰せないで…」ブツブツ

瑞鳳(介入… まさか!)

「げっ!コイツは…」

瑞鳳「貴方ですか、レースに介入したファイターは!」

「チィッ!」ダッ

瑞鳳「逃さない!捕まえて運営に突き出すんだから!」ダッ

「しつけぇんだよ!」

瑞鳳「逃がしてたまるもんですか!」

「こうなったら…!」バッ

瑞鳳(殺気!)ゾクッ

「銀色の脚!」ブォン

瑞鳳「こんな蹴り、大したこと…」ガッ

「かかったぁ!」シュー

瑞鳳「煙幕!?けほっけほっ!」



瑞鳳「けほっ… 逃げられた…」


「どうしたのかね?」

誰が居た? 直下
1.グラハム&ビリー
2.セルゲイ&アンドレイ

瑞鳳「アンドレイ・スミルノフさんにセルゲイ・スミルノフさん…」

アンドレイ「私の事はアンドレイと呼んで下さい。キミは確か日本代表の瑞鳳さん、でしたね。」

セルゲイ「同じく、セルゲイで良い。この様な場所で何かあったのかね?」

瑞鳳「はい。さっき私、少しレース大会に出ていたんです。」

アンドレイ「そう言えば出ていたな。最後までトップで優勝していたね。」

瑞鳳「大会の最終コーナーで私の事を狙った雷撃があって、その犯人を追っていた所です。」

セルゲイ「成る程… それで最後にロック警報があったのか。しかしあの時に魚雷は撃てないハズだろう。」

瑞鳳「本来であれば、ですけど。犯人は恐らく何らかのシステムを使ってレースに介入し、潜水艦を使いこちらに仕掛けて来たんだと思います。」

アンドレイ「筋道は通るな。しかし、その追っていたのが犯人であるとは…」

瑞鳳「先程、怪しい男性とぶつかった際に『レースに介入した』って聞いています。それで追求した所走って逃げられた…

追いかけた所、煙幕を使われ逃げられました。」

セルゲイ「…その男の特徴は?」

アンドレイ「父さん!?」

セルゲイ「現に煙幕の煙がまだ少し残ってるんだ、信じる他無いだろう。それに煙幕だ、色々と合致する。」

アンドレイ「しかし私達が追っている男とは…」

瑞鳳「赤いロングの髪の毛をした長身の白人男性です。」

アンドレイ「もしや…!」

セルゲイ「間違いない… ミケロ・チャリオットだ!」

瑞鳳「ミケロ・チャリオット?」

セルゲイ「ああ。大規模なイタリアンマフィアの構成員でな。その男は世界的な指名手配犯だ。」

アンドレイ「恐らく誰かの依頼でも受けてキミの妨害をしたんだろう。これ以上一般人であるキミはこの件に関わるべきでは無い。」

瑞鳳「いえ、ちょっと頭に来てるので私も行きます。」

セルゲイ「しかし…」

瑞鳳「大丈夫です。こういう連中の相手は慣れてます。」

アンドレイ「…ん?」

瑞鳳「これでも私、バートン財団が壊滅した原因ですから。」

セルゲイ「嘘はいかんよ、嘘は。」

瑞鳳「確か箱根で私達は会っていますよね?その時私はある旅館に宿泊していて、そこにバートン財団の地上げが来たので返り討ちにしましたから。あ、これその時の表彰状の写真です。」

アンドレイ「本当だ…」

セルゲイ「この様なか弱そうな少女が…」

ミケロ「振り切ったか… ったくなんて奴だ、俺の銀色の脚を防ぐなんてよぉ…」

瑞鳳「見つけた、ミケロ・チャリオット!」

ミケロ「追ってきやがったか!しつこい女だ!」

瑞鳳「大人しく観念しなさい!」

ミケロ「ハッハッハ… 一人で何が出来るってんだよ!」

セルゲイ「果たしてそうかな?」

アンドレイ「ミケロ・チャリオット、大人しく投降しろ。」

ミケロ「テメェら… 確か俺のこと追ってるロシアの連中だったな。野郎ども、やっちまえ!」

ゾロゾロ

アンドレイ「部下を待ち伏せさせていたか…」

セルゲイ「ざっと30人、中々多い!」

瑞鳳「来ます!」


ドカッバキッドゴォォォォ

ミケロ「ちっ… だらしねぇ連中だ、たった3人にやられるなんてよ…」スッ


セルゲイ「逃げられたか!」

アンドレイ「なんて足が速いんだ…」

瑞鳳「大丈夫です。」

アンドレイ「何か策が?」

瑞鳳「増援を呼びました、恐らく人類最強の。」


ミケロ「ここまで来れば…」

東方不敗「貴様か、儂の娘の妨害をしたのは。」

大鯨「うふふっ、楽に死ねると思わないでくださいね☆」

サーシェス「やれやれ… こちとらボーナス(報奨金)がかかってるんだ。やらせてもらうぜ、マフィアさんよぉ!」

鳳翔「完全に包囲しました。大人しくしなさい!」

祥鳳「抵抗は無意味です!」

イク「さっきの怒り、ぶつけてやるのね!」


402「瑞鳳、すまない。ストッパー役にはなれそうもない。」←呼ばれてきた

ユキカゼ「あれ、まさにこの世の地獄ですね。」←呼ばれてきた

400「多分アレ、霧の艦隊の総力でも勝てるかどうか…」←呼ばれてきた

ドサッ

ミケル「畜…生… 俺が…」

東方不敗「まだ息があったか、存外死太いな。」

鳳翔「姉さん、落ち着いて!」ガシッ

大鯨「鳳翔放してコイツ殺せない。」

祥鳳「こ、殺しちゃダメですよ!」

サーシェス「コイツは生かしとかないとボーナスが貰えねぇ。」

イク「と言うか殺したら普通に犯罪だし、イク達も共犯なの。」

瑞鳳「あ、片付いてたみたいです。」

セルゲイ「これが日本の一般家庭なのか…?」

アンドレイ「い、一般とはかけ離れてる気が…」

瑞鳳「さて、貴方には聞きたいことがあります。」

ミケル「な、なんだよ…」

サ-シェス「嬢ちゃん、拷問なら任せな。」

瑞鳳「いえ、私が落とし前をつけます。」

ミケル「ヒッ!?」

ガシッ

ミケル「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」

瑞鳳「このまま頭蓋骨を砕かれたくなければこちらの質問に答えてください。何故私を妨害したのですか?」グググ

ミケル「し、知らねぇ!お、俺は金で雇われただけだ!」

瑞鳳「雇われた?誰に?」グググ

ミケル「し、知らねぇよ!」

瑞鳳「そうですか、じゃあこのまま頭蓋骨を…」

ミケル「太った中年の男だ!」

瑞鳳「名前は?」

ミケル「し、知らねえ!本当だ!」

瑞鳳「わかりました。これ以上貴方に用はありません。

そう言えば貴方はマフィアでしたね。これ以上罪を重ねる前に私がこのまま地獄に送ります。」

ミケル「あ、ぁぁ…」ジョー

ドサッ

瑞鳳「ふぅ… こんくらいで大丈夫かな… ってこの人白髪化しながら漏らしてる!?」

セルゲイ「か、確認だが生きているのか?」

瑞鳳「あ、生きてますよ。」

東方不敗「わ、儂の娘ながら恐ろしい…」

大鯨「ちょっと産毛が逆立ってる…」

鳳翔「や、やりすぎな気が…」

アンドレイ「こ、これが日本の女性の強さだとでも…」

祥鳳「ごく一部です、多分…」

イク「ちょっとチビりかけたのね…」

セルゲイ「何はともあれ、協力に感謝する。」

アンドレイ「ここはロシアでは無いので日本の警察に任せますが。」

大鯨「こちらこそ私の娘の手助けをしていただきありがとうございます。」

東方不敗「改めてこちらからも礼を言わせてもらおう。」

サーシェス「部下含めて30人前後か… とんだ大捕物になっちまったな。」

鳳翔「ふふっ。今夜は特別な一杯にしましょう、貴方。」

サーシェス「ああ、盛大にやろうじゃねぇか。」

東方不敗「確かセルゲイ・スミルノフと言ったな。どうだ、日本の居酒屋と言うのを体験してみんか?」

セルゲイ「勝利の美酒、と言う訳ですか。良いでしょう。」

祥鳳「あ、あの…」

アンドレイ「どうかしましたか?」

祥鳳「えっと… よろしければ今晩、一緒にお食事でも…」

アンドレイ「えっ…?」

祥鳳「あ、駄目なら良いんです…」

アンドレイ「い、いやそう言う訳ではありません。女性の扱いには不慣れなものでして…」



イク「なんか良い感じになってるのね、特に祥鳳姉。」

瑞鳳「意外と大胆…」

402「おい、私達は呼ばれ損か?」

ユキカゼ「あれは介入が困難だったので仕方の無いことですが…」

瑞鳳「時間とらせちゃってごめんね。お礼に夕飯ご馳走してあげるから。」

400「良いのですか?」

瑞鳳「宣伝模型費浮いたからそのついでよ。」

――――その夜

瑞鳳「すぅ…」

イク「瑞鳳姉、ぐっすり寝てるのね。」

瑞鳳「くぅ…」

イク「今から悪戯するのね!」


スキップ? 直下
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事後…


瑞鳳「お、お尻が…」

イク「だ、大丈夫なのね?」

瑞鳳「に、二十四時間営業の薬局でボラ○ノール買ってきて…」

イク「塗る?注入?」

瑞鳳「塗るタイプ…」

イク「わかったのね!」

バタン

402「行ったか。」

瑞鳳「いつから居たの…」

402「ほぼ最初からだ。しかし見事な流血っぷりだな。」

瑞鳳「最初から見てたなら助けてよ!?」

402「従姉妹とのスキンシップの邪魔をするのは如何なものかと思ってな。」

瑞鳳「…スキンシップ、なのかな?」

402「さぁ?ただお前の事を慕ってるのは間違いないだろうな。」

瑞鳳「これじゃ怒るに怒れないよ… 小さな頃の約束って厄介だよね…」

402「お前のプライベートに干渉する気は無い、しかし情の与えすぎは後で辛くなるかもしれないから気をつけろ。」

瑞鳳「わかってる…」

402「なら良い。私は部屋に戻るよ。」

瑞鳳「わかった。お休み。」

402「お休み。」

パタン

瑞鳳「約束、か… やっぱりイクは覚えてないのね… 

もしかしたらそれが一番本人にとって幸せかもしれないけど…」


小ネタ『イク、いくの?』

リクエストを消化しきれず申し訳ございませんが次回の更新から本編を再開します。

余裕があれば消化しますので…


一回戦はVSスミルノフ一家(ヴェールヌイ・熊・小熊・マリー・電池)です。

自軍の編成は
・吹雪(固定)
・大鳳or夕張のどちらか一方のみ強制(選ばれなかった方は出撃不可)
・また瑞鳳・飛龍・イク・夕雲、の一部専用艦確定組は出撃不可です

第22話『超えるべき相手』

「これより艦プラバトル選手権世界大会決勝トーナメントを開会します!」

瑞鳳「ついにこの時が…」

飛龍「緊張してる?」

瑞鳳「はい… まさか私がこんな所にまで来るなんて…」

イセ『まだ貴女は18だから仕方無いわよ。けど貴女より年下なんてこのチームにはたくさん居るわ。』

愛宕「そうそう、気楽に行きましょ♪」

瑞鳳「飛龍さん、イセさん、愛宕さん…」

大鳳「私達の覚悟は充分よ。あとはチームリーダーの瑞鳳次第。」

夕張「そのリーダーが弱気でどうするんですか。」

瑞鳳「大鳳、夕張ちゃん…」

浜風「私達なら世界を相手に互角、いやそれ以上に戦えます!」

吹雪「そうですよ!ここまで突破してきたんですから!」

イク「どんな相手でもぶちのめすのね!」

夕雲「私は初戦に出場できませんが、気合は充分です!」

402「どうやら瑞鳳以外の私を含む全員の士気は高いようだな。」

400「私達は瑞鳳さんと共に戦い抜く覚悟があります。」

ユキカゼ「優勝を目指しましょう!」

瑞鳳「浜風ちゃん、吹雪ちゃん、夕雲ちゃん… イク、402ちゃん、400ちゃん、ユキカゼちゃん…

わかった… 行きましょう!そして全力で戦い抜いて、優勝を手に入れましょう!」

全員「「「「「「「「「「『「了解!」』」」」」」」」」」」

瑞鳳「行くわよ!チーム・エンガノ、推して参ります!」


RJ「気合充分やな…」

赤城「勝てるんでひょうか…」モグモグ

加賀「赤城さん、口にポップコーンを詰めて話さないでください。」

バナージ「どんな相手になるんだ…」

翔鶴「恐らく手強い相手になるでしょうね…」

瑞鶴「けど瑞鳳と瑞鳳が選んだチームなら絶対負けないわよ!」

タクヤ「信じましょう、瑞鳳さん達を!」

マリーダ「ああ。そして見届けてやろう、その戦いを。」

402「初戦の相手はロシア代表か。」

瑞鳳「ロシア代表…」

大鳳「セルゲイ・スミルノフを始めとして息子のアンドレイ、娘のマリーとその夫アレルヤ、そして…」

ヴェル「やあ、吹雪。」

吹雪「ヴェールヌイちゃん…!」

夕雲「敵状視察と言う訳ですか。」

ヴェル「そのつもりは無いよ。宣戦布告に来ただけさ。」

イク「宣戦布告?」

ヴェル「ああ。吹雪、私はキミに一度敗れた。だがもう二度と負けるつもりは無い…

この勝負で決着をつけよう!」

吹雪「一勝一敗ずつ… この戦い、私も負けるつもりは無いから!」

ヴェル「その意気でこそ私が認めた相手だ。じゃあ、またあとでフィールドで会おう。」

ユキカゼ「だ、そうです。」

浜風「…本来吹雪はここで投入するつもりはありませんでしたが仕方ありません。

今回の編成制限は空母1隻のみ、他自由です。では今回の編成は…」


メインファイター選択
・吹雪(固定)
・2人目(夕張or大鳳) 直下
・3人目 ↓2
・4人目 ↓3
・5人目 ↓4


出撃不可:瑞鳳、飛龍、イセ、夕雲、イク

初雪どっから出てきた…

チーム内(瑞鳳、飛龍、イセ、大鳳、浜風、夕張、愛宕、ユキカゼ、吹雪、イク、402、400、夕雲)からの選択をお願いします。


再安価
・3人目 直下
・4人目 ↓2
・5人目 ↓3

出撃不可:瑞鳳、飛龍、イセ、夕雲、イク

浜風「今回の編成は吹雪を中心に、夕張さん、愛宕さん、400、ユキカゼで行きます。」

瑞鳳「サブは?」

浜風「サブは…」



サブファイター選択
・吹雪 瑞鳳(固定)
・夕張 直下
・愛宕 ↓2
・400 ↓3
・ユキカゼ ↓4


サブ選択可能ファイター(大鳳、浜風、402、夕雲、イセ)から選択

浜風「夕張さんには私が付いて指揮をとります。あとは吹雪に瑞鳳さん、愛宕さんに大鳳さん、400に夕雲とユキカゼにイセさんの組み合せで行きます。」

大鳳「妥当なんじゃない?」

夕張「これなら行けるわね。」

浜風「瑞鳳さん、専用艦の準備は?」

瑞鳳「全員分調整終了してるよ。」


専用艦 改造内容も同時に

吹雪(重巡洋艦)直下  ※今まで専用艦となった艦の同型艦は不可

夕張(正規空母)↓3 ※ただし日本艦は『雲龍』以外の雲龍型のみ使用可能(海外艦に縛り無し)

愛宕(重巡洋艦) ↓5※今まで専用艦となった艦の同型艦は不可(ただし『ユキカゼ』が使用する艦との同型艦は可能)

400(巡洋戦艦or高速戦艦) ↓7※シャルンホルスト級は不可

ユキカゼ(重巡洋艦)↓9※今まで専用艦となった艦の同型艦は不可(ただし『愛宕』が使用する艦との同型艦は可能)

青葉・天(ファイター:吹雪)
艤装
・20.3cm連装砲3基6門
・12cm単装高角砲4門
・25mm連装機銃4基
・『山嵐』魚雷制御システム
・誘導式魚雷発射管64門
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージシステム(1式『粒子攪乱フィールド』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子圧縮加速』)
概要
吹雪が使用する専用艦。各部の性能を向上させており、吹雪の能力に合わせた艦となっている。
中でも特徴的なのが『山嵐』魚雷制御システムと呼ばれる1対多数の戦闘を想定した特殊艤装で、ディスチャージシステムと並ぶチーム・エンガノの切り札。全方位に魚雷発射管を搭載しそれらを一斉に発射、更に一本一本の発射方向を制御可能な管制システムで文字通り『山嵐』のような装備である。計256発の魚雷を搭載する事で増した重量を補うために速度向上も図られており、高速戦闘も可能。
しかし山嵐の制御は困難でありメンタルモデルと瑞鳳以外でまともに扱えるのが以前誘導魚雷を使用した吹雪だけであり、実質吹雪の専用装備となっており浜風が吹雪を出し惜しんだ理由でもある。

グラーフツェッペリン・ラング(ファイター:夕張)
艤装
・15cm(55口径)連装砲8基、
・10.5cm(65口径)連装高角砲6基、
・37mm連装機関砲11基、
・20mm機銃28丁
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージシステム(1式『粒子攪乱フィールド』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子圧縮加速』)
搭載機
・Bf109T改 35機
・Ju87C改 18機
・彩雲(ドイツ軍塗装) 8機
概要
グラーフツェッペリンをベースに船体と飛行甲板を延長して350メートル前後に、更に飛行甲板にカタパルトとジャンプ台を設置しジェット機の運用を実現した夕張専用艦。
しかし艦プラサイズのジェット機は市販されておらず、レギュレージョン違反になる可能性があったのでBf109Tを改造し、K型のパーツを流用した改造機とJu87Cを改造した艦載機型、偵察用の彩雲を搭載している。
基本性能は瑞鳳の『信濃』と同等だが、接近戦を想定していないため防御力が若干下回っているが夕張の実力でカバーが可能な範囲である。
レウナン改
艤装
・38.1cm連装砲3基
・11.4cm連装高角砲10基
・4cm8連装ポンポン砲3基
・12.7mm四連装機銃4基
・53.3cm四連装水上魚雷発射管2基
・対水圧用シェル
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージシステム(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子拡散弾頭』)
概要
巡洋戦艦レウナンがベースの400専用に作られた艦プラ。
本来潜水艦のメンタルモデルである400に合わせて作られた艦プラで艤装は通常艦と大差は無いが、対水圧用シェルを展開することで潜水を可能にした。また調整によって水中でも水上と変わらない速力を出す事が出来、400の戦闘スタイルである隠密強襲に適した艦プラとして仕上がっている。また対水圧シェルはそのまま防御壁としても利用可能で高い防御力も誇り生半可な砲撃では貫通することはほぼ不可能。

利根・天(ファイター:愛宕)
基本艤装
・20.3cm連装砲4基8門
・12.7cm連装高角砲4基8門
・25mm三連装機銃14基42挺
・25mm連装機銃2基4挺
・25mm単装機銃21挺
・61cm3連装魚雷発射管4基12門
・RGシステムtype-Z
・RGハウリング
・ディスチャージシステム(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子阻害フィールド』)
追加艤装
『砲撃型パッケージ』
・20.3cm連装砲2基4門
・25mm三連装機銃8基
『誘導魚雷パッケージ』
・誘導魚雷発射管4基16門
・25mm三連装機銃14基42挺
『飛行甲板パッケージ』
・25mm連装機銃2基
・カタパルト
搭載
・二式水上戦闘機 4
・瑞雲4
概要
愛宕用に調整を受けた利根。
後部甲板には瑞鳳の『信濃』にも採用されている『艤装アタッチメント』を採用しており、あらゆる戦況に対応出来る。
またユキカゼの『筑摩』との連携を想定しており、RGシステムには特殊な調整が施され『RGハウリング』を使用可能。
『RGハウリング』とは僚艦と自分がRGシステムを使用する際に放出される粒子を共鳴させて粒子の出力を上昇させてRGシステムの出力を向上させる能力である。
ただしRGハウリングを使用する際にファイター同士が一定以内の距離に居る事が前提であり、連携技能が高く最も最適なのは愛宕とユキカゼのペアであったことから搭載された。

筑摩・天(ファイター:ユキカゼ)
基本艤装
・20.3cm連装砲4基8門
・12.7cm連装高角砲4基8門
・25mm三連装機銃14基42挺
・25mm連装機銃2基4挺
・25mm単装機銃21挺
・61cm3連装魚雷発射管4基12門
・RGシステムtype-Z
・RGハウリング
・ディスチャージシステム(1式『粒子拡散弾頭』、2式『粒子攪乱フィールド』)
追加艤装
『砲撃型パッケージ』
・20.3cm連装砲2基4門
・25mm三連装機銃8基
『誘導魚雷パッケージ』
・誘導魚雷発射管4基16門
・25mm三連装機銃14基42挺
『飛行甲板パッケージ』
・25mm連装機銃2基
・カタパルト
搭載
・二式水上戦闘機 4
・瑞雲4
艤装
ユキカゼ用に調整を受けた筑摩。
後部甲板には瑞鳳の『信濃』にも採用されている『艤装アタッチメント』を採用しており、あらゆる戦況に対応出来る。
また愛宕の『利根』との連携を想定しており、RGシステムには特殊な調整が施され『RGハウリング』を使用可能。
『RGハウリング』は元々400と402の為に発案されたシステムだが、二人の連携技能よりも愛宕とユキカゼの連携技能の方が高いとされ愛宕とユキカゼの艦プラに実装された。
本当の姉妹ではない愛宕とユキカゼだがその絆は本物であり、本物の姉妹以上にお互いを無条件で信じ背中を預けられるからこそRGハウリングを使いこなせる。

瑞鳳「まず、吹雪ちゃん。指示通り『山嵐』の発射管を倍にしたけど使いこなせる?」

吹雪「大丈夫です!シュミレーションは何度もこなしてますから!」

瑞鳳「次に夕張ちゃん。今回は間に合わなかったからBf109Tの改造タイプがメイン艦載機になってるよ。」

夕張「フルスクラッチでMe262の量産はキツイですからねぇ… 今回は慣らしで使ってみます。」

瑞鳳「次400ちゃん。対圧シェルのコーティングを強化したから防御力は上がってるけどソナーに引っかかり易くなっちゃったから注意して。」

400「了解です。使いこなしてみせます。」

瑞鳳「最後は愛宕さんとユキカゼちゃん。RGハウリングの追加でディスチャージの種類が2タイプに減少してるから注意して。」

ユキカゼ「RGハウリング… 上手く扱えば切り札になります。」

愛宕「ユキカゼちゃんとの連携訓練はバッチリよ、やれるわ。」

浜風「では行きましょう、バトルフィールドに!」


Please set your KP Base

吹雪「『山嵐』起動を確認。マルチロックシステム動作クリア。行けます!」

瑞鳳『了解。マルチロックはこっちでやるからトリガータイミングは預けるよ。』

吹雪「はい!これなら負けません!」

Beginning plavsky particle dispersal

夕張「艦載機の操作システム、浜風ちゃんに譲渡。データリンク回線オープン。」

浜風『受領を確認。夕張さん、近接戦闘はなるべく回避するようにお願いします。』

夕張「任せて、そういうの得意だから!」


400「対圧シェル、動作良好。システム、オールグリーン。」

大鳳『了解。私達の目標は後方からの強襲よ。』

400「理解しています。大鳳さんは対潛攻撃に対する警戒を。」

Please set your KANPLA

愛宕「全システムオールグリーン。RGハウリングの調整は任せるわ。」

夕雲『RGハウリング… 少し荷が重い気がしますがやってみせます。』

愛宕「その意気よ♪ユキカゼちゃんは?」

ユキカゼ「システムチェッククリア。行けます!」

イセ《ユキカゼ、RGハウリングは不確定要素よ。使用タイミングは愛宕に合わせなさい。》

ユキカゼ《わかっています。私とお姉ちゃんなら充分扱えます。》

Battle start!


吹雪「青葉・天、吹雪!出撃します!」

夕張「グラーフツェペリン・ラング、夕張!出撃よ!」

400「レウナン改、イ400。出します。」

愛宕「利根・天!愛宕、抜錨しま~す♪」

ユキカゼ「筑摩・天!ユキカゼ、参ります!」

ステージセレクト 直下
1.通常海域
2.暴風海域(命中低下 回避低下 高波転覆有り)
3.流氷海域(魚雷発射不可 命中上昇 コマンド『流氷破壊』追加)
4.岩礁海域(潜水不可 命中上昇 障害物有り)

浜風『ステージは岩礁海域… これでは400の強襲能力を活かす事が出来ません…』

400「どうやらプランの練り直しが必要ですね。」

瑞鳳『「山嵐」も結構キツイかもね。とにかく岩礁をどうにかしない限り…』

吹雪「どうするの?」

ユキカゼ「指揮権は浜風にあります。私達はそれに従うだけです。」

夕張「制空権の確保か牽制、それと敵への警戒のどれかね…」


行動選択 直下
1.索敵しつつ制空権の確保
2.牽制射撃
3.敵を警戒しつつ待機
4.その他


浜風『まずは事前のプラン通り制空権の確保と索敵を行います!』

夕張「了解!さぁ、行くわよ!」

浜風『Bf109T改、1番から28番まで発艦シークエンス開始。射出タイミングを夕張さんに譲渡。』

夕張「制空部隊出撃開始!」

浜風『続いて彩雲1番から6番まで発艦シークエンスに。』

夕張「さぁ、行きなさい!」

浜風(さて、どう出てくるか…)



索敵判定 直下
25以上で索敵成功

制空判定 ↓2
05以上で制空権確保

Bf109T改が敵の戦闘機を撃破しようとするが…

浜風『迎撃が、ない…?』

夕張「出し惜しみ?それとも…」

浜風『索敵は?』

夕張「駄目、まったく引っかからない。」

瑞鳳『どう言うこと?』

400「もしかして… 今回の戦闘は空母を1隻だけ使用可能、となっていますが敵は…」

CAUTION!CAUTION!

ユキカゼ「ロックアラート!」

愛宕「魚雷発射音多数!多分20発くらい!」

浜風『全艦回避運動!』


回避判定 直下
25以上で回避
命中時:アブゾーブチャージ1

吹雪 直下
夕張 ↓2
400 ↓3
愛宕 ↓4
ユキカゼ ↓5

なんかコンマも来ない…
一応ユキカゼも『回避』とします。


夕張「なかなか鋭い攻撃だったわね…」

浜風『全艦、損傷度合いは?』

愛宕「回避成功、被弾無し。」

ユキカゼ「こちらも問題ありません。」

400「損傷無し。」

吹雪「掠めた程度、心配無いよ。」

夕雲『どうやら本番はこれからのようです!』

瑞鳳『さらに魚雷、感16!』

イセ『「この位置への雷撃…」』

大鳳『まさか!?』

浜風『敵はこちらを分断する気か!』


セルゲイ「今更気がついたか… だが!」

アンドレイ「次発装填開始。ヴェル、準備は?」

ヴェル「完了してる。」

ソーマ「では作戦通り、2隻の利根型はこちらが相手を。」

ハレルヤ「行くぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!」


視点選択 直下
1.愛宕&ユキカゼ
2.夕張&400

side-愛宕&ユキカゼ-

ユキカゼ「通信範囲外… ダメです、完全に分断されました。」

イセ『「中々敵も厄介なことしてくれるじゃない」』

夕雲『ボサっっとしてる暇はありません、高速で接近する艦影有り!巡洋艦クラス、恐らくA・ヒッパー級とM・ゴーリキー級!』

愛宕「巡洋艦2隻… こっちと同等ね!」

ハレルヤ「残念だったなぁ!てめぇらが勝てる訳ねぇだろ!」

ソーマ「反射と思考の融合、その力見せる!」

ユキカゼ「音声通信とは随分と余裕があるようですね…」

愛宕(なんて殺気… 並みの相手じゃない…)


敵艦
・アドミラル・ヒッパー級リュッツオウ機動特化型(ファイター:アレルヤ・スミルノフ/ハレルヤ・スミルノフ)
・マクシム・ゴーリキー級カリーニン雷装特化型(ファイター:マリー・スミルノフ/ソーマ・スミルノフ)


愛宕(相手はA・ヒッパー級、同型艦の浜風ちゃんが使うプリンツよりも速いから機動型… 

M・ゴーリキーは砲を取り除いて発射管をつけてるから恐らく雷装型ってところね。)

ユキカゼ(対してこちらはお姉ちゃんが『砲撃型パッケージ』、私が『飛行甲板パッケージ』。

これでどう動けば…)


行動選択 直下
1.愛宕が牽制、ユキカゼが航空戦を仕掛ける
2.ユキカゼが航空戦で翻弄、愛宕が隙を見て砲撃
3.両艦で砲撃、接近を防ぐ
4.その他

愛宕「なら…!ユキカゼちゃん、フォーメーション『D』!」

ユキカゼ「『D』了解!イセ、艦載機射出開始!」

イセ《何をしようって言うの?》キィン

ユキカゼ「コントロールはこちらに、私が操作します!」

イセ『「了解」』

イセは瑞雲4機を射出してコントロールをユキカゼに渡す。

ユキカゼ「行きなさい、瑞雲!」

夕雲『一体何を…』

愛宕「夕雲ちゃん、砲雷撃戦用意!主砲と魚雷に全門装填開始。火器管制全てを私に回して!」

夕雲『は、はい!』

ピーリス「下駄履きが、やれると思うな!」

対空迎撃をピーリスは行うが、その攻撃を素早い操作でユキカゼは翻弄する!

ユキカゼ「下駄履きだからと言って甘く見ないでください!」

ピーリス「こいつっ!」

アレルヤ「マリー、砲撃が来る!」

ピーリス「何っ!?」

愛宕「かかった♪全砲門攻撃開始!」

ユキカゼ「続いて雷撃開始!」


命中判定
アレルヤ 直下
マリー ↓2
55以上で命中(小破)

ハレルヤ(馬鹿!余所見してんじゃねぇ!)

アレルヤ「なっ!?しまった!」

愛宕達の放った攻撃が艦尾に直撃する!

ハレルヤ(なにやってるんだこのウスノロ!)

アレルヤ「くっ…!」

ハレルヤ(しゃあねぇ… 体を借りるぜ相棒!)

ハレルヤ「久しぶりに滾る敵だぁ… やっぱりこうでねぇとなぁ!」

愛宕「ッ!?」

愛宕(何このゾクってする殺気…)

ユキカゼ「お姉ちゃん!A・ヒッパーが突出してきます!」

ハレルヤ「ハッハァ!まずはテメエだ、金髪のネエちゃんよぉ!」

夕雲『こちらを狙ってくるようです!』

ハレルヤ「ピーリス!」

ピーリス「了解!」

ピーリスは全12門の魚雷を一斉に放つ!

回避判定 直下
25以上で回避

愛宕はその攻撃を回避した!

愛宕「誘導魚雷じゃなければ…!」

ハレルヤ「何やってんだピーリス!」

ピーリス「想定以上に速い…!」

ユキカゼ「好き勝手にはさせるわけには…」


行動選択 直下
1.愛宕が突出し、ユキカゼがフォローする
2.連携をとりつつ、1隻ずつ仕留める
3.一度離脱し、400&夕張との合流を図る
4.その他

愛宕「ユキカゼちゃん、連携で行くわよ!雷撃スタンバイ!」

ユキカゼ「はい!次発装填は?」

イセ《終わってる》

夕雲『発射できます!』

愛宕「全門一斉雷撃開始!」

ユキカゼ「発射!」

ハレルヤ「避けろよ、ピーリス!」

ピーリス「言われなくても!」


命中判定
ハレルヤ 直下
ピーリス ↓2
45以上で命中

愛宕「残念♪」

ユキカゼ「かかりましたね!」

ハレルヤ「なっ!?」

ピーリス「避けろ!」

二人が放った雷撃を回避しようと2隻は動くが、逆に僚艦と衝突スレスレとなり避けきれず魚雷が直撃する!

ピーリス「くっ…!」

ハレルヤ「なんて連携だ…!」

愛宕「突撃、目標は…」


先にどっちを沈める? 直下
1.リュッツオウ(アレルヤ)
2.カリーニン(マリー)

愛宕「A・ヒッパー級を先に仕留めるわよ!」

ユキカゼ「わかりました。イセ、次発装填開始!」

イセ『「済んでる」』

夕雲『こちらも完了しています!』

愛宕「じゃあ…」


行動選択 直下
1.遠距離からの砲撃で沈める
2.接近して雷撃を行う
3.RGハウリングを使用して一気に仕留める
4.その他

愛宕「ここは遠距離砲撃で確実に!」

ユキカゼ「いつも通りに、です!」

イセ《仰角マイナス修正開始。補正開始ターゲットロック。》

夕雲『第1から第6まで発射可能な砲塔は全て装填しました。』

愛宕「主砲、撃てぇ~い!」

ユキカゼ「撃ちます!」

アレルヤ(ハレルヤ、避けるんだ!)

ハレルヤ「わかってっけど動かねぇんだよ!」

撃沈判定 直下
35以上で撃沈

アレルヤ(なら…!)

アレルヤは艦を逸らす事で砲撃を回避する!

愛宕「躱した!?」

ユキカゼ「狙いが正確過ぎましたか…!」

アレルヤ「行くよハレルヤ… 今から『本気モード』だ!」

ハレルヤ(ようやくその気になったか… 良いだろう、付き合うぜアレルヤ!)

夕雲『A・ヒッパー級、増速を確認!』

イセ『「この状況で…」』

愛宕「何… このさっきとは桁が違う殺気は…!」

ユキカゼ「ブチギレた時の瑞鳳さん並みです…!」

イセ《あ、アレよりは今の殺気の方が遥かにマシよ…》

アレルヤ「貰った!」

ハレルヤ「喰らいやがれ!」

リュッツオウはユキカゼの筑摩に向けて主砲を放つ!

回避判定 直下
40以上で回避(命中時:チャージ1)

ユキカゼは攻撃を紙一重で回避する!

ユキカゼ「くっ…!先程とは何かが違う!」

イセ《反応速度が上がってる… 並の人間以上の反射神経よ!》

ユキカゼ《わかっています!しかし私の演算処理能力では…!》

夕雲『恐らくリカルド・フェリーニかグラハム・エーカークラス… 多分チームのエースです!』

愛宕「本気になったってことね… 面白いじゃない!」


行動選択 直下
1.挟み込みで動きを封じる
2.全方位に対応出来るようにし、警戒する
3.RGハウリングで一気に追い込む
4.その他

ユキカゼ「どこかに消えた…?」

イセ『「反応無し。恐らく岩礁の何処かに隠れて奇襲をかけるつもりね。」』

夕雲『見えないと相手にし辛い…』

愛宕「警戒を厳に!どこから奇襲をかけてくるかわからないわ!」


アレルヤ「どうやら奇襲を警戒しない程無能では無いようだね。」

ハレルヤ「だがな… こちとら二人なんだよ!」

ピーリス「遠隔魚雷発射管、発射開始!」


CAUTION!CAUTION!

夕雲『3時の方向、魚雷感10!』

ユキカゼ(わざわざ自分の位置を教えた?それともやけっぱちの特攻?)

愛宕(違う… まさか!)

愛宕「回避運動!」

ユキカゼ「了解です!」


回避判定
愛宕 直下
ユキカゼ ↓2
15以上で回避

乙です
ハレルヤ「今までのようにはいかねぇ」

アレルヤ「そうだろ、ハレルヤ!!」

って真の超兵状態になったか(もちろんBGMはアレ)

愛宕とユキカゼは雷撃を同じ方向に回避し、態勢を整える!

愛宕「分断するつもりだったんでしょうけど…!」

ユキカゼ「私達を甘く見過ぎたようですね!」

夕雲(ここまで息が合ってるなんて…)

イセ(人間と霧はここまで連携を取れるモノなの?)

ピーリス「外したか… だが!」

ハレルヤ「貰ったァァァァァァ!」

後方にある岩礁の影からリュッツオウが姿を見せる!

ユキカゼ「見えた!」

愛宕「やっぱりそこね!」

リュッツオウに向かって二人は砲撃を撃ち込んだ!

撃沈判定 直下
35以上で撃沈

どうなる?

2隻はリュッツオウを沈めるには充分な量の砲弾を叩き込み、炎上させた!

アレルヤ「馬鹿な…」

ハレルヤ「この俺が…」

・リュッツオウ(アレルヤ/ハレルヤ) 撃沈

イセ『「A・ヒッパーの撃沈を確認。」』

ピーリス「よくもぉぉぉぉぉぉ!」

夕雲『M・ゴ-リキー、真っ直ぐこちらに突っ込んで来ます!』

ユキカゼ「戦術もないただの突撃など!」

愛宕「私達の敵じゃないわ!」


行動選択 直下
1.ユキカゼが航空戦で翻弄、愛宕がトドメを刺す
2.愛宕が砲撃で足止め、ユキカゼが航空戦でトドメを刺す
3.周囲の岩礁を破壊して足止め、その間に離脱する
4.その他

愛宕「ユキカゼちゃん!」

ユキカゼ「はい!」

ユキカゼは2式水上戦闘機を放ち、カリーニンを機銃で攻撃する!

ピーリス「くっ…!戦闘機の機銃など!」

そしてピーリスの集中が愛宕から逸れた瞬間…

愛宕「その隙が命取りになるのよ♪」

愛宕は全12門の主砲を一斉に放つ!


撃沈判定 直下
15以上で撃沈

どうかな?

ピーリス「しまっ…!?」

砲撃が命中し、船体を悉く破壊していく!

ピーリス「馬鹿な… 我々がこうもアッサリと…」

・カリーニン(マリー/ピーリス) 轟沈

ユキカゼ「目標の撃沈を確認。」

愛宕「ふぅ… ハリングを使う必要も無かったみたいね。」

夕雲『エースクラスをこうもアッサリと…』

イセ『「この連携は流石、としか言い様が無いわね。」』

愛宕「まだ終わってないわよ。急いで他の人達と合流しないと…」

ユキカゼ「そうですね。行きましょうか。」

愛宕とユキカゼは同室だからこうして息が合うんだろうな

side-吹雪-

吹雪「分断された…」

瑞鳳『一旦誰かと合流を図らないと…』

CAUTION!

瑞鳳『砲撃警報!』

吹雪「そこ!」

吹雪は放たれた砲撃を回避する。

ヴェル「へぇ… これも躱すなんて驚きだよ。」

吹雪「やっぱりここに居た…!」

瑞鳳『私達を誘き出したってことね…』

ヴェル「1対1で決着をつけたいからね。悪いけど他とは合流させる訳にはいかないよ。

合流したければ私を倒す事だ。尤もその間に他はやられてるかも知れないけど。」

瑞鳳『どうやら逃がしてくれないみたいだね…』

吹雪「戦います… 戦って、全力で倒します!あの頃の私とはもう違うんだから!」

瑞鳳『わかった。サポートするよ!』


吹雪「青葉・天!」

ヴェル「キーロフ・フィエーニクス!」

吹雪「吹雪!」

ヴェル「ヴェールヌイ!」


吹雪「行きます!」

ヴェル「行く!」


行動選択 直下
1.砲撃で牽制しつつ雷撃
2.雷撃に集中する
3.相手の出方を伺う
4.その他

瑞鳳『多分あのキーロフはこっち程じゃないけど雷撃特化タイプだよ!』

吹雪「なら同じ土俵で勝負するまでです!『山嵐』システム起動!」

瑞鳳『起動確認!魚雷全64発装填開始!全門オートロック!』

吹雪「1番から8番まで発射!薙ぎ払え!」

8本の魚雷がキーロフに向かって放たれる!

ヴェル「中々多い… だが!」

命中判定 直下
45以上で命中

ヴェル「手数だけでは!」

ヴェールヌイは魚雷を全て回避したように思えたが…

吹雪「ここからが『山嵐』の本当の力!」

瑞鳳『反転誘導開始!3、4、7、2オート追尾セット!』

ヴェル「なにっ!?」

回避したハズの魚雷が反転し、キーロフの船体を抉りとる!

ヴェル「忘れていたよ… キミには以前誘導魚雷で負けていたことをね!」

瑞鳳『反撃来るよ!』

吹雪「迎撃魚雷、9番から15番まで発射開始!誘導パターンセット!」


回避判定 直下
25以上で迎撃
55以上で回避

吹雪はすべての魚雷を迎撃する!

吹雪「この位の雷撃、飛龍さんのグナイゼナウとの練習に比べたら!」

ヴェル「さらに腕を上げたか…!」

瑞鳳『1番から15番まで再装填開始。再装填完了後誘導プログラム再セット。』

吹雪「RGの調整はどうですか?」

瑞鳳『問題無いよ!』

吹雪「良し…!」


行動選択 直下
1.『山嵐』全門発射
2.RGシステム起動
3.その他

吹雪「私は貴女に負けたあの日、塞ぎこんで何もかも諦めそうになった…

だけどあの時瑞鳳さんが私を励まして、立ち直らせてくれた!だから私は戦う!皆のために、私自身の為に、そして…」


吹雪「私の恩人の瑞鳳さんの為に!」


瑞鳳『吹雪ちゃん…』

ヴェル「それがキミの戦う理由か… ならば、その『覚悟』示してみろ!」

吹雪「良いよ。私の『本気の覚悟』を、今ここで示します!」

瑞鳳『わかった… 全力だよ!』

吹雪「はい!魚雷発射管全64門制御開始次弾供給速度0.5にセット、ターゲット固定フルロック!もう逃がさない!」

ヴェル「何をする気だ!」

吹雪「『山嵐』全システム解放!連射モード128に固定!行っけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

吹雪は全ての魚雷発射管を解放し、魚雷を一斉に放つ!

ヴェル「雷数64だと!?しかしまともに制御出来るはずが…!」

吹雪「まだまだ!再装填確認、フルバーストモード!これが私の『覚悟』の一撃!」

ヴェル「128!?しかし数だけあった所で制御できなければ!」

瑞鳳『誰が制御出来ないって言ったの?』

ヴェル「なにっ!?」

吹雪は全ての魚雷を手足の様に操り、全ての滅茶苦茶な軌道ながらも正確に魚雷がキーロフに向かって航跡を描く!


撃沈判定 直下
05以上で撃沈

ヴェル「や、やられる訳には…!」

ヴェールヌイはキーロフを操り、岩礁を盾にして魚雷を回避しようとするが…

吹雪「私からはもう逃げられないよ!」

ヴェル「なにっ!?」

吹雪はその岩礁すらも正確に躱し、キーロフにほぼ全ての弾頭を直撃させた!

ヴェル「ダメージコントロール、駄目だ… 間に合わない、だと…?」

瑞鳳『吹雪ちゃんの誘導魚雷から逃げられる訳が無いんだよ… ずっとこの時の為に、決着を付けるためだけに練習を重ねたんだから!』

吹雪「これが私の… 『本気の覚悟』だよ!」

ヴェル「認めない…!こんな… 私がこんな!」

・キーロフ・フィエニークス(ヴェールヌイ) 撃沈

吹雪「やった…!やりました!」

瑞鳳『頑張ったね、吹雪ちゃん!』

吹雪「私、超えられました!やっと、やっと…!」

瑞鳳『まだ早いよ。さ、まだ戦闘は続いてるから早く救援に行きましょ?』

吹雪「はい!」

400「対圧シェル、あと10発くらいしか保ちません!」

大鳳『まだよ!絶対にグラーフだけは守りきるの!』

夕張「発艦さえ出来れば…!」

浜風『…来ました!』


愛宕「ユキカゼちゃん、援護するから切り込んで!」

ユキカゼ「はい!」

夕雲『第2から第6砲塔までスタンバイ!』

イセ《主砲全門セット確認。遠慮無しでOKよ!》


瑞鳳『「山嵐」全門再装填確認。ターゲットマルチロック!』

吹雪「よし、このまま一気に攻めます!」


セルゲイ「馬鹿な!?ヴェルとマリー、アレルヤ君がヤられたとでも言うのか!」

アンドレイ「しかもこの短時間で…」


大鳳『対圧シェルパージ!続いて主砲諸元入力!』

400「先程までのようにはいきません… 火力で押し潰します!」

浜風『シュツーカ、発艦始め!』

夕張「さぁて、これ終わりにするわよ!」


撃沈判定

セルゲイ 直下
アンドレイ ↓2
ゾロ目以外撃沈

チーム・エンガノ全ての火力を叩き込み、セルゲイのマラートとアンドレイのガングートは木っ端微塵に吹き飛んだ。

セルゲイ「このロシアの荒熊がこうもアッサリやられるか…」

アンドレイ「強すぎる…」


Bttale END

Winner “Team ENGANO”

「勝者、チーム・エンガノ!優勝候補の一角を早くも崩したァァァァ!」

ワァァァァァァァァ

吹雪「やった… 今度こそやりましたよ!」

浜風「一回戦突破ですね!」

大鳳「ふぅ、肝が冷えたわ…」

夕張「危なかったぁ…」

400「対圧シェルがボロボロになってしまいました…」

瑞鳳「大丈夫、予備パーツがあるから。」

イセ『ビックリなのは愛宕とユキカゼね。』

夕雲「あんな強そうな相手をRGを使用せずに下すなんて…」

愛宕「ふふっ♪」

ユキカゼ「私とお姉ちゃんなら楽勝です。」

セルゲイ「キミ達、良いバトルだったよ。」

アンドレイ「まさか私達が敗れることになろうとは…」

瑞鳳「セルゲイさん、アンドレイさん…」

マリー「今度はリベンジしたいわね。ほら、ヴェルも。」

ヴェル「次は… 次こそは負けない…!」

吹雪「望む所だよ!」

瑞鳳「マリーさん、ヴェールヌイちゃん…」

アレルヤ「僕達の分まで頑張って欲しいね。」

瑞鳳「誰ですか?」

アレルヤ「」

大鳳「ほ、ホラ!アレルヤさんでしょ!面識ないけど!」

アレルヤ「」グサッ

愛宕「あ、突っ込んで自爆した人ね。」

アレルヤ「」グサッ

ユキカゼ「普通予測されてるって考えないんですかね?」

アレルヤ「」グサッ

マリー「あ、アレルヤ?」

アレルヤ「あぁ、世界の悪意が見えるようだよ… 
第一僕がロシアからこっち着いたのだって一番遅いから温泉行ってたなんて知らなかったし、パーティの参加だって忘れられるし、色々ハブられるし…」ブツブツ

夕張「命名:ハブラレルヤ。」

400「プッ」

浜風「ププッ…」

アレルヤ「僕の名前で遊ぶの止めてもらえないかな!?」

瑞鳳「あ、飛龍さん達だ。」

402「割と早かったな。」

イク「皆凄かったのね!」

飛龍「お疲れさm…」

「フハハハハハハハハハハハ!」

全員「!?」

飛龍「この変な笑い声は…!」

グラハム「まずはおめでとう、と言っておこう。チーム・エンガノの諸君!」

大鳳「グラハム・エーカー!」

グラハム「よもや2回戦で戦う事になろうとはこのグラハム、今猛烈に神に感謝している…!」

飛龍「うっわぁ… 予想してたけど最悪の事態じゃない…!」



グラハム「そこで宣戦布告だ!私はキミ達に勝ち、飛龍にプロポーズさせてもらう!」



飛龍「当事者の決定も無しに話を進めないで貰えないかな!?」

グラハム「私は勝利し、見事に己が欲するモノを掴み取って見せよう!

ではサラバだ!フハハハハハハハハハハハハ!」スタスタ


瑞鳳「…負けられない理由、出来ちゃいましたね。」

飛龍「これだけは本当に絶対負けられない…!」

《その夜》

瑞鳳「ふぅ、こんくらいかな。」

瑞鳳(グナイゼナウの調整、やっと終わった。)

瑞鳳「…誰かの所に行こうかな?」



夜会話選択 直下
1.吹雪
2.飛龍
3.愛宕&ユキカゼ
4.400
5.夕張
6.その他
7.スヤァ…

今夜は:あと3回(吹雪を最後にするとイベント有り)

愛宕&ユキカゼ


瑞鳳「まさか二人共エース級相手に無被弾なんて凄い…」

愛宕「偶偶よ。予測しやすい相手だったからすぐに手玉に取れたわ。」

ユキカゼ「そして両方とも自爆同然で突っ込んできたので狙い易い相手でした。」

愛宕「連携なら私達の方が上手なんだから。ね~♪」

ユキカゼ「はい♪」

瑞鳳(ユキカゼちゃんは多分本当のことを話してない… もし話したらこの関係が…)

愛宕「それにしてもメンタルモデルって、本当に人間と何も変わらないのね~」プニプニ

ユキカゼ「頬っぺつつくの止めてくださいよ、も~…」

瑞鳳「へ?」

ユキカゼ「どうかしました?」

瑞鳳「今サラッととんでも無いこと聞こえたんだけど!?」

愛宕「知ってるわよ。この子が人間じゃないって言うのは。」

瑞鳳「いつから!?」

愛宕「えっと、箱根に行った直後くらいかな?まぁ、出会いの時点で少し疑ってたんだけど。」

ユキカゼ「すみません… 一応秘密って言われて…」

愛宕「この子、ちょっと素振りが怪しかったから一晩くすぐり続けて教えて貰ったのよ。」

瑞鳳「ユキカゼちゃん、一体何してたの…」

ユキカゼ「ナノマテリアルで衣服の構成をしてました…」

愛宕「ユキカゼちゃんが私の見たこと無い洋服着てたからね。」

瑞鳳「お姉ちゃんは何も思わなかったんですか?ユキカゼちゃんが人間じゃ無いってことで…」

愛宕「思わないわよ?だってユキカゼちゃんはユキカゼちゃんってことは変わらないんだから。」

ユキカゼ「それで話した後くらいからモヤモヤみたいなのが無くなって連携が取りやすくなったんです。」

瑞鳳「そういう事…」

瑞鳳(秘密なんてお互いに無くなって、相手を無条件で信じ合えるようになったからここまで強いんだ…)

ユキカゼ「あ、この事は400達にはオフレコでお願いします。」

愛宕「これは私達だけの秘密だからね~。」

夜会話選択 直下
1.吹雪
2.飛龍
3.400
4.夕張
5.その他
6.スヤァ…

今夜は:あと2回(吹雪を最後にするとイベント有り)

飛龍


飛龍「あぁ… 憂鬱だぁ…」

瑞鳳「まぁまぁ…」

飛龍「なんで違う世界に来てまでストーカーに追い回されてプロポーズされなきゃなんないのよ!」

瑞鳳「けど何で飛龍さんなんでしょうね?」

飛龍「私なんかより絶対イセとかの方がモテそうなのに…」

瑞鳳「飛龍さんも美人だし、好みがジャストだったとか?」

飛龍「私って美人なのかねぇ?」

瑞鳳「私からみたら充分美人ですよ。スタイル良いし、顔も整ってるし。」

飛龍「んな事言ったら瑞鳳だってモテそうな顔だよ?」

瑞鳳「私は背が小さいし趣味がアレだからモテませんよ。それに普通の男性より腕力強いんですから不気味がって寄り付きませんよ。」

飛龍「まぁ、そこは仕方が無いと言うかなんと言うか…

取り敢えず絶対に公衆プロポーズだけは避けないと!」

瑞鳳「そうですね。絶対に負けないようにしましょう!」


夜会話選択 直下
1.吹雪
2.400
3.夕張
4.その他
5.スヤァ…

ミス

夜会話選択 直下
1.吹雪
2.400
3.夕張
4.その他
5.スヤァ…

今夜は:ラスト(吹雪を最後にするとイベント有り)

吹雪(イベント)


コンコン

瑞鳳「は~い。」

ガチャ

瑞鳳「あれ、吹雪ちゃん。まだ起きてたの?」

吹雪「あはは… まだ寝付けなくて…」

瑞鳳「ま、入って良いよ。今少し換気するから。」

吹雪「換気ですか?」

瑞鳳「うん。ちょっと塗料使ってたからね。」

吹雪「誰かの艦プラの塗り直しでも?」

瑞鳳「400ちゃんのレウナン用対圧シェルのね。ボロボロだから予備のに変更して塗り直ししてたの。」

吹雪「戦艦2隻の砲撃を受け続けてましたからねぇ…」

瑞鳳「グラーフの甲板の予備換装よりは楽だから良いけど。だからシンナー臭くてゴメンね。」

吹雪「あ、いえ!元々私が押しかけたのが悪いんですから。」

瑞鳳「それでどうしたの?私に何かあるの?」

吹雪「あの… その、ですね…」

今日、私がヴェールヌイちゃんと戦った時に言った言葉覚えてますか?」

瑞鳳「自分の為、皆の為って?」

吹雪「はい。前にヴェールヌイちゃんに負けて塞ぎ込んだ時、私を瑞鳳さんが励まして前を向かせてくれた…

けど実はあの後も自分に自信が持てなくて辞めようかなって思った時があったんです。あの時はリベンジ出来たけど、次に戦った時に負けるのが怖くて…」

瑞鳳「吹雪ちゃん…」

吹雪「でも、それでも私が戦おうって思ったのは瑞鳳さんが居てくれたからなんです。

いつも笑顔で皆を励まして、時に厳しく叱ってくれて、そしてとても優しくて…」

瑞鳳「私はそんな出来た人間じゃ無いよ… 

私だって飛龍さんが居なかったら前に進めなかった弱い人間なんだから。」

吹雪「それでも、私を前に進ませてくれたのは瑞鳳さんなんです。だから言わせて下さい…

ありがとうございます。そして…」




吹雪「瑞鳳さん、貴女の事が好きです。」





瑞鳳「私… 女だよ?」

吹雪「同性同士だけど、この想いだけは変わりません。

恋愛なんてした事無いから感情を勘違いしてるのかもしれません。だけど、瑞鳳さんの事が好きなんです。

私の中で瑞鳳さんの存在がどんどん大きくなって、想いが溢れそうで…」

瑞鳳「吹雪ちゃん、私は…」

吹雪「答えは言わないでください。ここで答えを聞いてしまうと、残る戦いへの覚悟に迷いが生まれるから…

けど代わりに… 一度で良いんです、一回きりで良いから…」



吹雪「私を抱いてください。」




どうする? ↓3までアンケート
1.抱く
2.抱かない

あ、この選択肢はストーリー進行に多少関係があります。

しかしルート突入となる訳ではありませんので注意してください。


どうする? ↓3までアンケート
1.抱く
2.抱かない

吹雪「やっぱり、駄目でしょうか…?」

瑞鳳「本当は駄目なんだろうけどね… 良いよ。」

吹雪「えっ… んんっ…!」

瑞鳳「んっ…!」

吹雪「え、あ、あの…///」

瑞鳳「不慣れだからちょっと乱暴かもしれないけど、我慢してね。」



――――我、夜戦ニ突入ス――――

まず私は吹雪ちゃんと口づけをし、彼女の緊張を和らげようとする。

「んっ… あ、あの…」

「どうかした?」

「服って、脱がないと駄目でしょうか…?」

服を着た行為もそそるものがあるが、服を着たままだと皺が出来てバレる可能性がある。

「脱いだ方が良いと思うよ?皺になっちゃうかもしれないし…」

「そ、そうですよね… じゃあ脱ぐので、向こう見てて貰っても良いですか?」

互いの裸を見たことはあるが流石に恥ずかしいものがあるのだろう、私は大人しくそれに従って背を向けた。

シュルシュルッと衣擦れ音がして吹雪ちゃんが服を脱いでいるのがわかる。

「脱ぎました… 見ても良いですよ…?」

私が振り返ると吹雪ちゃんは裸になって、両腕で秘部と胸を隠している状態だった。

「浜風ちゃんとかに比べると貧相なので恥ずかしいです…///」

「大丈夫、綺麗だよ。」

そう言って私はもう一度彼女の唇にキスをして、ベッドに押し倒した。

私はそのまま彼女の秘部を弄りながら舌先で転がす様に乳首を舐める。

「んんっ… ずい、ほう、さん…!」

「はむっ… どう?」

「やっ…!きもち、良い…」

吹雪ちゃんは顔を赤らめながら息を荒げて、その快楽を享受する。

しかし私は指を秘部から離し、乳首を弄るのを止めた。

「どう、して…」

「この前、私のココ散々弄ったよね?」

吹雪ちゃんが以前愛宕さん達とクッキーを食べて私に襲いかかった時、私は吹雪ちゃんにお尻を責められた。執拗に。

「それは正気じゃ無かった時で…!」

「わかってるよ?けど、私と同じ快感を味わって貰おうかなって。」

「や、やめ!」

あの時のお返しとばかりに手をワキワキする私に吹雪ちゃんは抵抗しようとするが私を退ける事ができず…

「えいっ!」

「ひあっ!?」

私は彼女の菊門に人差指を挿入した。

「う、嘘!?抜いて…」

「やだ。」

そして私は彼女の中に入れた人差指を動かし、刺激する。

「ひぃっ!?」

「どう、お尻の感覚は?」

「だ、駄目!こんなのっ…!ひあぁぁぁぁぁっ!」

そして吹雪ちゃんはすぐに絶頂に達してしまった。

「抜い、て…」

「だーめ。まだまだ夜は長いんだから… 覚悟してね?」

「や、ぁ… ひぁぁぁぁぁぁ!」

そして私はまたお尻を重点的に責め始めるのだった。

吹雪「ううっ… まさかお尻だけでここまでさせられるなんて…」

瑞鳳「ちょっとやりすぎちゃったかな…?」

吹雪「…絶対、お返ししますからね…!」

瑞鳳「流石にお尻は止めて欲しいけどね…」

吹雪「絶対、絶対にお尻にやり返す…!」



こうして夜は更けていった…

《翌日》

グラハム「来たか…!」

飛龍「ええ!横須賀基地からの因縁、断ち切らせてもらうわ!」

グラハム「しかし今までの我々とは違う… そう、我々は既に『オーバーフラッグス隊』では無い!」

瑞鳳「オーバーフラッグス隊じゃ無い…?」

ハワード「そう、今の俺達は!」

ダリル「『オーバーフラッグス隊』では無く…」

グラハム「『ソルブレイヴス隊』だ!因みに私は少佐に昇進している!」

大鳳「昇進早っ!?」

グラハム「そして新たな部下を紹介しよう…!ジョシュア・エドワーズ、アキラ・タケイだ!」

アキラ「…」サッ※原作のオーバーフラッグス生き残りで、ソルブレイヴスの一員(ただし台詞も無い)

イセ(あ、同類の匂いを感じる)※セリフが無い

ジョシュア「チッ… こんな連中相手に呼ばれたってのかよ…」

ハワード「仕方無いだろう。横須賀で我々は圧倒されたのだ。」

ジョシュア「女一人に惚れ込んで戦うとは、上官殺しの名が廃るなぁ?」

ダリル「貴様ァ!」

グラハム「良い、ダリル。ジョシュア、この汚名は戦いで晴らしてみせよう。」

ジョシュア「期待してますよ、少佐?」



浜風「コホン… それでは編成を発表します。」


メインファイター選択
・飛龍(固定)
・2人目 直下
・3人目 ↓2
・4人目 ↓3
・5人目 ↓4

編成条件:特になし
選択可能ファイター
イセ、大鳳、イク、402、夕雲

浜風「今回は一度戦った経験のある飛龍さんを中心にイセさん、大鳳さん、402とイクでメインファイターを固定します。

本来ならば交戦経験のある夕張さんと瑞鳳さん、そして私も参加したかったのですが…」

瑞鳳「夕張ちゃんは1回戦に出て、私と浜風ちゃんの艦プラは調整中だからね。」

浜風「そして飛龍さんにはグラハム・エーカーの相手をして貰います。」

飛龍「気が進まないけど…」

大鳳「けどグラハム・エーカーを崩してもあのダリル・ダッジとハワード・メイスンってのは中々の連携だったハズよ?」

浜風「しかし今回、彼らは『地雷』を抱えています。それも強力な。」

イセ『強力な地雷?』

浜風「はい。ジョシュア・エドワーズ、アキラ・タケイの二人です。」

イク「どういう事なのね?」

浜風「二人は恐らく連携の練度がダリル・ダッジ、ハワード・メイスンに比べて劣るのは確実。そして何より…」

吹雪「何より?」

浜風「ジョシュア・エドワーズは性格上他者との連携が苦手な筈です。」

夕雲「先程もリーダーであるグラハム・エーカーを挑発していた以上確実でしょう。」

402「しかしあの自信、何処から来ている…」

浜風「どうかしましたか、402?」

402「ああ。少し違和感があってな。」

400「違和感?」

402「強気過ぎる気がする。自信過剰なナルシストであれば扱いは容易いだろうが。」

浜風「何かあると?」

402「私の勘違いであれば良いが… 取り敢えず気には留めておいてくれ。」

浜風「わかりました。ではサブファイターの選出に移りましょう。」


サブファイター選択
・飛龍:瑞鳳(固定)
・大鳳 直下
・イセ ↓2
・402 ↓3
・イク ↓4

選択可能:夕張、吹雪、愛宕、ユキカゼ、400、浜風、夕雲

浜風「飛龍さんには瑞鳳さん、大鳳さんには夕張さんを。」

瑞鳳「わかった。」

夕張「任せて!」

浜風「イセさんにはユキカゼ、402に400、そしてイクには私が付きます。」

400「了解。」

ユキカゼ「わかりました。」

浜風「瑞鳳さん、調整は?」

瑞鳳「バッチリだよ。」

艦プラ
・飛龍 グナイゼナウ・クロイツZwei
・イセ 扶桑・天
・イク 熊野・天


専用艦安価

・大鳳 正規空母(ただし日本艦、グラーフツェペリン級は使用不可) 直下

・402 重巡洋艦(青葉型、高雄型、最上型、A・ヒッパー級は使用不可)or巡洋・高速戦艦(シャルンホルスト級不可、レウナン級は可)↓3

改造内容は必ず明記してください

踏み台

来ないので選択式にします…


1.榛名(火力機動特化型)
2.レパルス(400と同型)
3.アストリア(機動防御特化型)
4.その他

使用艦 グナイゼナウ・クロイツZwei (メイン:飛龍 サブ:瑞鳳)
艤装
・28.3cm3連装砲3基
・15cm連装砲6基
・37mm連装高射機関砲8基
・20mm連装高射機関砲5基
・増設艦首水上魚雷発射管4門
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ (1式 徹甲弾 2式 粒子歪曲フィールド 3式 拡散弾 4式 ???)

扶桑・クロイツ(メイン:イセ サブ:ユキカゼ)
艤装
・41cm連装砲3基6門
・15.5cm連装副砲
・Mk 12 5インチ砲8基(VT信管)
・12cm30mm噴進砲12基
・増設甲板(偵察機8機)
・レーダー(アイオワ級搭載型)
・RG システムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子攪乱フィールド』、3式『粒子拡散砲弾』)

熊野・天 (メイン:イク サブ:浜風)
艤装
・20.3cm連装砲4基
・12.7cm連装高角砲4基
・25mm3連装機銃8基
・25mm連装機銃4基
・61cm3連装魚雷発射管4基
・ロケットアンカー『マガノシラホコ』2基
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮加速』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子拡散砲弾』)

ヨークタウン・フェネクス(メイン:大鳳 サブ:夕張)
艤装
・5インチ砲10基
・40mm機銃32基
・20mm機銃46基
・4連装酸素魚雷発射管4基(艦首2基・両舷1基ずつ)
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージシステム(1式『粒子攪乱フィールド』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子硬質化壁』)
艦載機
・F8Fベアキャット 40
・SBDドーントレス 36
・TBFアヴェンジャー 18
大鳳の専用艦でエセックス級ヨークタウンをベースに装甲甲板への換装とハリケーンバウ化を施し装甲空母化した艦プラ。
徹底して防御カに特化した改修が施されておりダメコンも過剰なまでに強化され、ディスチャージも粒子フィールドなど防御型のみ実装されている。それは大鳳が抱く『謎の強迫観念』に対抗する為である。
更に艦首及び左右両舷に酸素魚雷発射管を装備しており対艦近接防御及び艦載機を失った際の最終手段としての使用が想定されており単艦での近接防衛能力はチーム内の空母の中で一番高い。
大鳳本人の希望により船体及び艤装の大部分が彼女の手で制作されておりアブゾーブやRG関連など瑞鳳しか手を出せない部分のみ瑞鳳が手掛けている。それは大鳳が瑞鳳に負担を掛けたくないと言う理由、『自らの艦プラの力で親友と共に戦い抜く』と言う彼女自身が持つ『意志』の現れ。 その為に瑞鳳は大鳳専用のディスチャージ『粒子硬質化壁』を実装した。
『粒子硬質化壁』は船体全てに変質したプラフスキー粒子を纏って硬化させる能力で大鳳の強固な『意志』を体現している。『フェネクス』の名前通り決して沈む事なく最後まで足掻き、以前の何もかも諦めていた自分と決別する『覚悟』を表している。

レパルス改(メイン:402 サブ:400)
艤装
・38.1cm連装砲3基
・11.4cm連装高角砲10基
・4cm8連装ポンポン砲3基
・12.7mm四連装機銃4基
・53.3cm四連装水上魚雷発射管2基
・対水圧用シェル
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージシステム(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子開放衝撃破』、3式『粒子拡散弾頭』)
概要
巡洋戦艦レパルスをベースに402専用の調整を加えた艦プラ。
本来潜水艦のメンタルモデルである402に合わせて作られた艦プラで艤装は通常艦と大差は無いが、対水圧用シェルを展開することで潜水を可能にした。対水圧用シェルを展開することで防御力も向上するが展開した場合反撃する手段が無い事を懸念した402の提案でディスチャージの2式を変更した点が400のレウナンとの違いである。粒子開放衝撃破はアブゾーブにより溜め込んだ粒子を一気に放出し衝撃破を発生させるもので、対圧用シェルが発生装置の役割を持っている。
これは霧の大戦艦『キリシマ』をモデルとしており、瑞鳳がそのデータを元に作り上げている。因みに瑞鳳は一部の霧の艦隊についてのデータを402から受け取っており吹雪の『山嵐』や瑞鳳と飛龍の艦プラに搭載されている『ある武装』、そして防御系ディスチャージは全てそれを参考にしている。

瑞鳳「まず飛龍さんのグナイゼナウ・クロイツZweiです。『アレ』の調整は終わってますが仕様上一発しか使えないので注意してください。」

飛龍「わかった。使わなくても私なら大丈夫よ。」

瑞鳳「次に扶桑です。粒子コーティングの調整で索敵範囲が上がっていますが少し防御が低下しているので注意を。」

イセ『了解。当たらなきゃ良いんでしょ?』

瑞鳳「ま、そうですけどね。次、熊野。『マガノシラホコ』の速度上がってるからそこ注意ね。」

イク「了解なのね!」

瑞鳳「大鳳のヨークはコーティング調整済ませたけど… これで良いの?」

大鳳「ええ。あまり瑞鳳に負担掛けちゃ悪いし、私だってやれる所見せないと。」

瑞鳳「なら良いけど… じゃあ最後はレパルス。コーティング調整でレスポンス上がってるけど大丈夫?」

402「問題無い。それよりディスチャージの件は?」

瑞鳳「ちゃんと実装したよ。」

402「そうか。ありがとう、手間をかけたな。」

ユキカゼ「…珍しい。」

402「どうかしたか?」

浜風「402が他人を労った…」

吹雪「あの無愛想で何を考えてるかわからなかった402ちゃんが…」

夕雲「そこまで愛想無かったのですか?箱根に来た時は特にそうでも無かったような…」

400「この子が感情を出すようになったのは全国大会の決勝直前くらいですよ。」

イク「最初の頃は特に誰とも話さないでボッチ寸前…」

402「余計なこと言うな。あとイク、隙見せたら後ろから撃ってやるから覚悟しろ。」

イク「ごめんなさいすみませんでした。」

夕張「じょ、冗談だよね?」

402「私が冗談を言うと?」

愛宕「まぁまぁ…」

瑞鳳「仲間割れはそこまでにして、行きましょ。」

400「あと提案です。私達のレウナンとレパルス、名前の変更をしたいのですが。」

402「ああ。『改』だけでは味気無い。」

大鳳「言われてみればね。」

瑞鳳「そうだねぇ… 希望は?」

402「話し合って考えてみたのだが隠者の意味を持つ『ハーミット』やアシカの英名『シーライオン』など良いんじゃないか?」

夕張「ガンダム的に言えば『トルペード』や『スペルビア』ってとこかしら。」

吹雪「何故00寄り?」

夕張「趣味よ。」キッパリ

夕雲「あとは『アビス』や『ヴォーテクス』とか?」

大鳳「やっぱり夕雲ちゃん… 貴女…」

夕雲「ち、違います!『アビス』とか『ヴォーテクス』とか偶然の一致です!」

瑞鳳(誰も『アビス』と『フォビドゥンヴォーテクス』なんて一言も言ってないんだけどなぁ…)

400「色々出てきますね…」

飛龍「決めるなら早く決めて。もうすぐ試合なんだから。」


名前変更? 直下
1.ハーミット
2.アビス
3.トルペード
4.シーライオン
5.ヴォーテクス
6.スペルビア
7.変えない
8.その他

402「私は『ヴォーテクス』で良いと思うが。」

400「わかりました。では『ヴォーテクス』で登録しましょう。」

瑞鳳「わかった。KPベースのセッティングやっておくね。」

夕雲「ホッ…」

夕張「…フォビドゥン。」

夕雲「!?」ギクッ

大鳳「ゲシュマイディッヒ・パンツァー。」

夕雲「な、なんの事でしょうか?」

吹雪「やっぱり夕雲ちゃん…」

夕雲「ち、違います!ガンダムなんて知りませんから!」

浜風(誰もガンダムとは言っていない。)

ユキカゼ(墓穴掘りましたね。)

Please set your KP Base

飛龍「流石瑞鳳、完璧な調整ね。これで、グラハム・エーカーとも渡り合える!」

瑞鳳『必ず勝ちましょう!』

Beginning plavsky particle dispersal

ユキカゼ『402の言っていた事、気になりますか?』

イセ《引っ掛かるモノはある。けど私には飛龍の方が気になる。》

ユキカゼ『グラハム・エーカーにどう応えるか…』


イク「は、浜風。後方警戒頼むのね!」

浜風『撃たないとは思いますが…』

イク「アイツ、やると言ったらやるから怖いのね…」

Please set your KANPLA

大鳳「今回は逆のパターンね。夕張ちゃん、しっかり頼むわよ。」

夕張『お任せください。しかし、船体艤装がここまで複雑な火器管制システムだと…』

大鳳「大丈夫よ。この程度、瑞鳳の負担を考えたらまだマシなんだから。」


400『402、何故先程あんな事を…』

402「私の予想が外れてくれれば良い。だが当たっていれば…」

400『当たっていれば?』

402「最悪の事態に陥るかもしれん。だから警戒しておく必要はある。」

Battle start!

飛龍「よしっ!グナイゼナウ・クロイツZwei、飛龍!出撃します!」

イセ(扶桑・天、イセ!抜錨する!)

イク「熊野・天!イク、行くの!」

大鳳「ヨークタウン・フェネクス、大鳳!出撃します!」

402「イ402。レパルス・ヴォーテクス、出す!」

ステージセレクト 直下
1.通常海域
2.暴風海域(命中低下 回避低下 高波転覆有り)
3.流氷海域(魚雷発射不可 命中上昇 コマンド『流氷破壊』追加)
4.岩礁海域(潜水不可 命中上昇 障害物有り)

飛龍「『通常海域』ね…」

浜風『では全艦、事前に決めた通りにお願いします。』

402「了解。400、シェル展開後潜行開始。」

400『了解。シェル展開を確認、潜行します。』

402「私は海中で待機し、所定のポイントを敵艦隊が通過次第強襲をかければ良いのだろう?」

浜風『はい。では始めましょう。』


行動選択 直下
1.索敵を行う
2.飛龍を先行、グラハムをおびき出す
3.制空権の確保をする
4.その他

浜風『予定通り飛龍さんは先行、グラハム・エーカーをおびき出してください!』

飛龍「了解!瑞鳳、行くわよ!」

瑞鳳『はい!』

イク「私達はどうするのね?」

浜風『敵の艦隊が来るまで暫く待機です。』

イセ『「わかった」』



視点選択 直下
1.飛龍
2.402

飛龍「どう?」

瑞鳳『今、イセさんからデータを受領しました。敵の1隻がこちらに突出して来ます。』

飛龍「艦種は?」

瑞鳳『アイオワ級のカスタムタイプ、恐らくファイターは…』

グラハム「会いたかった… 会いたかったぞ、飛龍!」

飛龍「グラハム・エーカー…!」

グラハム「こんな舞台で合間見えようとは… やはり私とキミは運命の赤い糸で結ばれていたようだな!」

飛龍「瑞鳳お願い、私に力を貸して。この戦いだけは、私が決着をつける!」

瑞鳳『わかりました!行きますよ、飛龍さん!』

グラハム「それでこそだ!」


飛龍「グナイゼナウ・クロイツZwei!」

グラハム「アイオワ・スサノオ!」

飛龍「飛龍!」

グラハム「グラハム・エーカー!」

飛龍「行きます!」

グラハム「参る!」


行動選択 直下
1.遠距離からの砲撃
2.接近し雷撃
3.高速で翻弄する
4.その他

飛龍「艦首魚雷発射管装填開始、近接戦で決めるわよ!」

瑞鳳『装填開始、機関出力80%。増速します!』

飛龍はグナイゼナウを加速させ、アイオワを肉薄するが…

グラハム「接近戦を挑むか… しかし!」

グラハムは砲撃で牽制し、グナイゼナウを迎撃しようとする!

グラハム「そう易々と接近はさせん!」

飛龍「流石に弾幕が厚い…!」

瑞鳳『けど丁度良いレンジです!』

飛龍はグナイゼナウの艦首魚雷4門を一斉に放つ!


命中判定 直下
60以上で命中

グナイゼナウの放った魚雷はアイオワの追加艤装に直撃し、炸裂する!

瑞鳳『直撃2!しかし本体にダメージは無いようです。』

飛龍「あのユニット、装甲にもなってるのね…」

グラハム「追加艤装ユニットとは言え私に直撃を与えるとは…」

飛龍「瑞鳳、あのユニットをどうにかする方法は!」

瑞鳳『今考えてます!』

飛龍「早く!」

グラハム「ではこちらからもやらせてもらう!」

瑞鳳『砲撃来ます!』


回避判定 直下
45以上で回避(命中時:アブゾーブ チャージ1)

飛龍「くっ…!」

飛龍は紙一重でアイオワの砲撃を回避する!

飛龍「やっぱりなんて命中精度… グナイゼナウじゃ無かったら確実にやられてた…!」

グラハム「早い!だがこれではどうかな!」

グラハムは追加艤装の武装を使用する!

飛龍「なっ!?」

瑞鳳『「魚雷、感35!?』

グラハム「これぞ我が友が作りし奥義、『スサノオ』だ!」

飛龍「完全に『山嵐』じゃない…!」

瑞鳳『弾着まであと45!』


回避判定 直下
65以上で回避(命中時:小破、アブゾーブチャージ1)

《観客席》

エイフマン「しかしあの艤装ユニット、強力だな。」

ビリー「ええ。元々設計自体は完成していましたがどうにもデータが揃わなくて…

しかし日本代表が同様の装備を開発していたのでそのデータを流用させて頂きました。」

エイフマン「強力だからと言って、彼が使いこなせなければ意味は無いがね。」

ビリー「大丈夫ですよ。グラハムなら… 自らの技術で敗北するが良い、日本代表。」


瑞鳳『このホーミングパターンなら… 飛龍さん!』

飛龍「吹雪のホーミング操作より精度は低い… そして固まり過ぎなのよ!」

飛龍は機銃を水面に向かって乱射しする!

グラハム「何をする気だ?」

そして飛龍の放った機銃は一番前を進む魚雷の信管に直撃し、炸裂させた!

グラハム「なんだとっ!?」

そして炸裂の影響で後続する魚雷が誘爆を引き起こし、全滅する!

瑞鳳『狙い通りです!』

飛龍「どぉよ!」

グラハム「馬鹿な… ホーミングパターンを読んで正確に打ち抜いた上に全魚雷を誘爆させるなど…!」

瑞鳳『ホーミングパターンの精度が低く、密集していればすぐに誘爆する… それが「山嵐」の唯一の弱点!』

飛龍「そして事前のデータだけに頼りすぎたオートのホーミングパターン。こんなの『山嵐』のイミテーション… いえ完全なデッドコピーよ!」

グラハム「我が友の奥義をデッドコピー扱いするとは…!」

飛龍「そもそも瑞鳳と吹雪の血の滲むような努力の結晶を真似しようってのが間違いなのよ!」

グラハム「くっ…!」

400『聞こえますか、二人共!』

瑞鳳『どうしたの!』

402「マズイ事態だ!あのジョシュアとか言う男、アキラ・タケイの艦プラを破壊してそっちへと向かっている!」

飛龍「どういうこと!?友軍誤射?」

400『わかりません。完全に暴走してるとしか…』

ダリル「隊長!アキラがジョシュアにヤられました!」

グラハム「どういうことだ!」

ハワード「わかりません!しかし戦闘中、いきなり…」

402「どうやら私の予想が完全に嫌な方向へ的中したらしい…!」

瑞鳳『どういうこと?』






402「『ナイトロ』だ!」




瑞鳳『「ナイトロ」ですって!?』

飛龍「何、その『ナイトロ』って…」

400『後で説明します!』

402「現在米軍チームのファイターと共同で奴を追撃している!

しかし何らかの方法で加速し、追いつく事が出来ない!」

ジョシュア「あっはっはっはっはっはっはっは!随分と手こずってるようですね、グラハム・エーカー?」

グラハム「何のつもりだ、ジョシュア!」

ジョシュア「気付いたんですよ… アンタを倒せば自分がエースになれるってなぁ!」

グラハム「そんな事の為に味方を撃ったと言うのか!」

ジョシュア「どうせこれは遊びです。命の心配など要らない、そうでしょう?グラハム・エーカーさんよぉぉぉぉぉぉ!」

グラハム「堪忍袋の緒が切れた…!飛龍、暫く休戦だ。私には討たねばならぬ敵が出来た。」


飛龍の選択 直下
1.助力する
2.傍観する

飛龍「…瑞鳳、良い?」

瑞鳳『私は飛龍さんの決定に従います。』

飛龍「わかった… グラハム・エーカー、助太刀するわ。」

グラハム「手出しは無用。部下のケジメは私が付ける!」

飛龍「じゃあ私はこっちで好きにやらせて貰うわ。バトルを滅茶苦茶にする無粋な相手を許せる程私は寛容じゃないのよね…!」

グラハム「…付いて来れるか?」

飛龍「私を誰だと思ってるの?」

グラハム「では行くぞ…!」

瑞鳳『これより共同作戦を開始します。接敵まであと45!』

グラハム「こちらの戦力は?」

瑞鳳『どんな状況?』

400『アキラ・タケイの艦を除く全艦健在。しかし大鳳さんの「ヨークタウン・フェネクス」はスクリューに直撃を受け航行不可。イセの「扶桑・天」が曳航し、離脱行動を取っています。残る「レパルス・ヴォーテクス」及び「熊野・天」は米軍のダリル・ダッジ、ハワード・メイスンと共同で現在追撃中。』

402「私達が到達するまで約300。気をつけろ、ヤツはイクの『マガノシラホコ』を回避し大鳳の『フェネクス』を一撃で航行不可に追い込んだ。ヤツは特殊な方法で私たちを引き離している。」

瑞鳳『特殊な方法?』

402「わからない。だがRGに近いモノだと思う。」

飛龍「わかった。」

グラハム「来るぞ!」



行動選択 直下
1.飛龍が牽制砲撃、グラハムが雷撃
2.飛龍とグラハムが砲撃で足を止める
3.相手の行動を伺う
4.その他

飛龍「瑞鳳、グラハム・エーカーに『山嵐』のホーミングデータを送って。」

瑞鳳『…わかりました。送信します。』

グラハム「受領した。これをセットすれば良いのだな?」

飛龍「ええ。残弾は?」

グラハム「35、ジャスト一斉射分だ。」

飛龍「一撃で足を止める必要があるわ。私が砲撃を行って牽制するから雷撃で足を止めて!」

グラハム「了解した!」

ジョシュア「見つけたぞグラハムゥゥゥゥゥゥゥ!」

瑞鳳『インレンジ!』

飛龍「主砲、1番から3番一斉射!」

グラハム「受けろ、我が友の奥義を!」


命中判定 直下
35以上で命中

しかしその砲撃と雷撃をジョシュアは掻い潜った!

飛龍「なっ!?」

グラハム「馬鹿な… これ程とは…!」

ジョシュア「あっはっはっは!その程度かぁ、グラハムゥゥゥゥ!」

飛龍「艦種わかる?」

瑞鳳「恐らく大型巡洋艦アラスカ級です!」

ジョシュア「食らえ、グラハムゥゥゥ!」

ジョシュアはグラハムに向かって砲撃を放つ!


回避判定 直下
25以上で回避

グラハムはギリギリの所で砲撃を回避する!

グラハム「これが『ナイトロ』とやらの力か…!だが!」

ジョシュア「チィッ!」

グラハム「今日の私は、阿修羅すらも凌駕する存在だ!」

グラハムは回避運動を取りながら砲撃をすかさず加える!


命中判定 直下
35以上で命中

しかしその攻撃すらもジョシュアは回避して見せた!

グラハム「やはり反応速度が尋常では無い…!」

飛龍「完全に人間の域を超えてるわ、コイツ…!」

ジョシュア「ほらほらぁ?もっと足掻いてみせろよぉ!」

瑞鳳『これが「ナイトロ」の力なの?』

ジョシュア「そうだ!やっぱり『ナイトロ』ってのは最高だ!」

グラハム「こんなものが最高であるものか!」

ジョシュア「こちとらナイトロの力でここまで来たんだよ!『人間から兵器になる』って感覚は最高だぜぇ?」

飛龍「…ざけんな!」

ジョシュア「何言ってんだ?」

飛龍「ふざけんなって言ってんの!何が『人間から兵器になる』のが最高よ!そんな馬鹿げた話がある訳無いでしょうが!」

瑞鳳(そうだ… 飛龍さんは人間から兵器にされて、ずっと戦わされて…)

飛龍「望んで戦いたくない人間だって居る… なのにそれを無視して無理矢理人間を兵器に作り変えるのが『ナイトロ』と言う『歪み』なら… その『歪み』、私が断ち切る!」

グラハム「良くぞ言った、飛龍!」

400『到着まであと120!』

浜風『持ちこたえてください!』


行動選択 直下
1.RGシステムを使って圧倒する
2.グラハムと連携をとる
3.牽制しつつ友軍の到着を待つ
4.その他

飛龍「RGは?」

瑞鳳『短時間なら!』

飛龍「よしっ…!RGシステム、起動!」

瑞鳳『了解!粒子制御スタート、RGシステム起動!』


飛龍:RGシステムtype-Z 起動(残り2ターン)


グラハム「何だ、この蒼い光は…」

飛龍「ジョシュア・エドワーズ!私の、私達のこの力でアンタを倒してみせるんだから!」

ジョシュア「やってみせろってんだよぉぉぉぉぉぉ!」

ジョシュアはグナイゼナウに砲撃を加えるが…


回避判定 直下
10以上で回避

その砲撃を飛龍のグナイゼナウは高速で回避する!

ジョシュア「なにっ!?」

グラハム「あれは… 我が友のもう一つの『奥義』だと…!?」

飛龍「違う… 瑞鳳が皆の為に一生懸命磨き上げた力、私達の絆の力よ!」

ジョシュア「ほざけぇぇぇぇぇ!」

ジョシュアは正確にグナイゼナウを狙った砲撃を繰り返すが、飛龍はそれを易々と回避して反転する!

飛龍「正確な砲撃… だけど今の私には通用しない!」

瑞鳳『魚雷発射管再装填!いけます!』

飛龍「受けなさい!私達の一撃を!」

飛龍は4連装艦首魚雷をアラスカに向けて放つ!

命中判定 直下
25以上で命中

ジョシュア「この俺が直撃だと!?」

飛龍「アンタは『ナイトロ』の力を過信し兵器に成ったつもりで驕り高ぶってるだけ…

そんなヤツに私と瑞鳳が作ったグナイゼナウを捉えることなんて出来るワケが無いのよ!」

ジョシュア「きぃさぁまああああああああああああああ!」

アラスカの船体が赤い光を纏い始め、輝きだす!

ジョシュア:TRANS-AM起動(残り4ターン)

グラハム「ちぃっ!TRANS-AMを発動されたか…!」

瑞鳳『「TRANS-AM」?』

グラハム「ああ、我が恩師が作り、友が昇華したもう一つの奥義… 艦プラ内のプラフスキー粒子を暴走させ、無理矢理性能を限界突破させる諸刃の刃だ!」

飛龍「『RG』の特性と真逆じゃない…!」

瑞鳳『そしてその方法は最悪艦プラの自壊を引き起こす… さっき402ちゃんは「RGに似た何かを使った」って言ってた…

連続で使用することで負荷がかかるとしたら、あのアラスカは自壊する寸前です!』

400『有視界戦闘域に突入。』

浜風『これよりアラスカ撃破作戦を開始します!』

イク「わかったのね!」

402「任せろ。」

ハワード「隊長、お待たせしました!」

ダリル「TRANS-AMを連続使用しているのか…!」


戦力到着
・レパルス・ヴォーテクス
・熊野・天
・インディアナポリス(ハワード)
・ボルチモア(ダリル)



飛龍「これで戦力差が開いたわね。」

グラハム「しかし気を抜くな、来るぞ!」


行動選択 直下
1.動きを抑え込み、一斉攻撃で撃破する
2.一気に追い込み、包囲する
3.自壊するまで持ちこたえる
4.

浜風『動きを止めます!イク、マガノシラホコを!』

イク「了解なのね!マガノシラホコ、発射なの!」

イクは接近してきたアラスカに向かってマガノシラホコを打ち込む!


命中判定 直下
25以上で命中

マガノシラホコは装甲を貫き、アンカーを固定させる!

イク「さぁ、捕まえたのね!」

ジョシュア「しつけぇんだよぉぉ!」

ジョシュアは熊野から逃れようと機関出力を上げる!

CAUTION!

浜風『ダメ、逃げられる…!』

イク「浜風!RGなの!」

浜風『そうか…!RGシステム起動!』

イク:RGシステムtype-Z起動(2ターン)

イク「元の機関出力はイクのが上、相手も強化するならこっちも強化すればいいのね!」

ジョシュア「放しやがれぇぇぇぇ!」

イクから逃れるために砲撃を行おうとジョシュアは砲身を向けるが…

402「ナイスな展開だ、イク!これでさっきのは不問にしてやる!」

400『ディスチャージ1式セット、出力安定。』

ダリル「これで終わりだ、ジョシュア!」

ハワード「自らの行いを後悔しろ!」

グラハム「全艦、一斉砲撃開始!」

瑞鳳『ディスチャージ安定!一式、これで…!』

飛龍「終わりよ!」


撃沈判定 直下
10以上で撃沈

ジョシュアのアラスカに放たれた大量の砲弾が降り注ぎ、その船体を破壊した!

ジョシュア「馬鹿な… ナイトロを使ってるんだぞ!」

グラハム「残念だったな、ジョシュア。キミは優秀だったが野心を持ちすぎた。」

飛龍「そんなモンに頼ってるから負けるのよ!」

ジョシュア「畜生がぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


大型巡洋艦アラスカ(ジョシュア):撃沈


グナイゼナウ・クロイツZwei:RG解除

熊野・天:RG解除


イク「さっきのでスクリューに負荷が掛かってもう動けないのね…」

402「こちらも最大船速を維持しすぎたようだ。あとは任せる。」

ダリル「自分ももうダメです。」

ハワード「あとはお二人で決着を。」

グラハム「では、決着をつけるとしよう… 行くぞ、飛龍!」

飛龍「来なさい、グラハム・エーカー!」


行動選択 直下
1.接近戦を挑む
2.遠距離から攻撃
3.相手の様子を伺う
4.その他

飛龍「接近してもあの追加艤装ユニットが邪魔ね…」

瑞鳳『いえ、アレの弱点がわかりました。』

飛龍「本当?」

瑞鳳『はい。追加艤装ユニットと本体を繋ぐ連結部、あそこのジョイントが脆いんです。

恐らく換装性能を優先し、その部分の装甲を削ったんだと思います。だからあの部分だけを的確に狙う事ができれば…』

飛龍「接近して攻撃しようにも仰角調整に無理が出る、遠距離からの砲撃を加えようにも的確に狙う必要がある…

どっちにしろ難しいわね…」

瑞鳳『どうします?』

飛龍「リスクを背負うなら少ない方が良い… 遠距離から狙うわ!」

瑞鳳『了解!主砲仰角マイナス2度、全門装填確認!風向きクリア、いけます!』

飛龍「主砲一斉射、薙ぎ払いなさい!」


命中判定 直下
15以上で命中

飛龍の砲撃は装備している追加艤装ユニットのジョイント部分を的確に破壊し、アイオワを丸裸にする!

グラハム「よくぞ弱点を見抜いた… それでこそだ!」

飛龍「これでようやく同じ土俵。なら私の方に分がある!」

グラハム「それはどうかな!」

グラハムはグナイゼナウに照準をつけ、主砲を放つ。

グラハム「私の方が火力は上だ!いくら機動性が高いところで直撃すれば!」


回避判定 直下
35以上で回避

イベント終わらねぇ… あと一回撃破でクリアなのに…


グナイゼナウにアイオワの砲弾が直撃し、炸裂する!

グラハム「これではその艦プラも無事では済むまい!」

飛龍「それはどうかしら!」

煙の中からグナイゼナウは無傷でその姿を現した!

瑞鳳『アブゾーブ・システム正常動作。粒子吸収を確認。』

グラハム「馬鹿な… 無傷だと!?」

飛龍「甘く見たわね!私のグナイゼナウは防御力も底上げしてるのよ!」

グラハム「しかしそこまでの防御力で何故機動性を維持できる!」

飛龍「原理は知らないけどね。プラフスキー粒子の塊が砲弾なら、私達には通用しないのよ!」

グラハム「こうも私を驚嘆させるとは… やはり私の目は間違いでは無かったようだ!」

飛龍「何?」

グラハム「キミはずっとそうだ… 横須賀で戦った時、私を圧倒したその力に私の心は奪われた。

そうだ… まさしく愛だ!」

飛龍「愛!?」

グラハム「だが愛を超越すればそれは羨望へと変わっていく。キミのようになりたいと、キミのようでありたいと!

キミには私に『足りないモノ』がある!それが欲しいのだよ、私は!」

飛龍「羨望、ね… それが私に固執して戦う理由なの?」

グラハム「軍人に戦いの意味を問うとは、ナンセンスだな!」

飛龍「確かに私は貴方に『足りないモノ』を持ってるのかもしれない… 

けどこうやって『軍人に戦いの意味を問う』くらいセンスが『足りない』のよね、私。」

グラハム「何だと?」

飛龍「誰にだって欠陥はある!けど大切な人が居るから、私は私で居られる!

グラハム・エーカー!貴方は周りが見えてない、だから貴方は…」

グラハム「そうさせたのはキミだ!キミと言う存在だ!」

飛龍「貴方まだ…!」

グラハム「地位や名誉などどうでも良い… 己の意志でキミを倒し、『足りないモノ』を手に入れてみせる!」

飛龍「どうやら言っても聞かないようね… なら、私が教えてあげる!その貴方に『足りないモノ』を!貴方を倒してね!」

グラハム「良くぞ言った、飛龍!」

飛龍「ゴメン瑞鳳、もう少しだけ付き合って。」

瑞鳳『はい。私はこの為にここに居るんですから。』

飛龍「行くわよ瑞鳳、そしてグナイゼナウ・クロイツZwei!」


行動選択 直下
1.『瑞鳳の力』を使う
2.『瑞鳳の力』を使わない

飛龍「瑞鳳、RGシステムを!貴女の力を私に貸して!」

瑞鳳『はい!粒子循環安定、RGシステム起動!』

グナイゼナウ・クロイツZweiが蒼い光を纏い、輝き始める!

飛龍:RGシステム起動(残り3ターン)

グラハム「先ほどのシステムか… しかし先ほど使用して時間が経っていないから長く続かんだろう!」

飛龍「それはどうかしらね!」

グラハム「なにっ!?」

飛龍「RGは私と… いえ、私達と瑞鳳の絆!例えどんな突風が吹こうとその灯火は絶対に消えない!」

グラハム「では試してみるとしようか!」

瑞鳳『来ます!』

飛龍「来る前にやる!」

飛龍は増速を始め、アイオワに主砲の照準を合わせる!

飛龍「主砲一斉射!受けてみなさい!」


命中判定 直下
15以上で命中

飛龍の放った全9発の砲弾はアイオワに直撃し、主砲の一部を破壊する!

グラハム「この私が直撃を受けただと!?」

瑞鳳『これで生きてる主砲は後部甲板の1門だけです!』

飛龍「ディスチャージ『4式』を… 私と瑞鳳の絆の力、その片方を使うわよ!」

瑞鳳『はい!コード・PBC、スタート!』

グラハム「何をする気か知らんが… 易々とやらせはせん!」

グラハムはアイオワの残る主砲をグナイゼナウに放つ!


回避判定 直下
55以上で回避

砲弾はそのままグナイゼナウの艦橋に直撃すると思われたが…

瑞鳳『PBCtype-H、モードシフト!』

その瑞鳳の言葉と共にグナイゼナウの船体が左右に展開して、砲弾はその隙間を通り抜けていく!

グラハム「なんだと!?」


ビリー「馬鹿な!?船体が割れたと言うのか!」

エイフマン「ほう… シュウジ君に大鯨君。キミ達の娘は私の想像のはるか上を行っているようだな。」

東方不敗「でしょうな。儂の想像すらも凌駕していますからなぁ。」

大鯨「凌駕、と言うより斜め上の方向に向かってるだけですけど…」

サーシェス「はっはぁ!やっぱトンデモねぇな、瑞鳳の嬢ちゃんは!」

鳳翔「しかし、レギュレーション上大丈夫なのでしょうか…」

祥鳳「レギュレーション外の武装はシステム側で使用出来ないようになってるから多分大丈夫なやつだと思うけど…」


さらに展開した船体の中心部分からレンズのようなモノが現れ、その部分にプラフスキー粒子が収束して輝きだす!

瑞鳳『プラフスキー粒子圧縮、縮退域へ。ミラーレンズ、1番から4番まで展開。縮退まであと10%、トリガーを飛龍さんに譲渡!』

飛龍「了解!トリガー受領、ロック!もう逃げられないよ!」


RJ「なんやあの武装!?」

翔鶴「まるでビーム砲…」

瑞鶴「荷電粒子砲は使用禁止なんじゃ…」

バナージ「タクヤ、あれもしかして…」

タクヤ「荷電粒子砲は出来ないけど、プラフスキー粒子は使っちゃいけないってレギュレーションには無い…」

マリーダ「プラフスキー粒子砲だとでも言うのか!」

赤城「凄い… 私の遥か斜め上を行ってる発想ね…」

加賀「アブゾーブやディスチャージシステムの時点で恐ろしいものを感じましたがこれ程とは…」


夕雲「なんですか、アレ…」

愛宕「これが瑞鳳ちゃんの言ってた切り札なの…?」

吹雪「『山嵐』を凌ぐ切り札…」


イク「あれ、なのんなのね!?」

浜風『こんなの、私も知らない…』

大鳳「なんと言うか、親友ながら馬鹿げてるわ…」

夕張『馬鹿げてるって次元じゃ無い気がするんですけど!?』

ユキカゼ《あれ、完全に超重砲ですよね?》

400《402!》

402《…なぜバレた。》

イセ《ま た お 前 か !》


グラハム「馬鹿な… 一体これは…!」

瑞鳳『縮退、臨界!』

飛龍「プラフスキー・バスター・キャノン!薙ぎ払えぇぇぇぇぇぇぇ!」


撃沈判定 直下
01以上で撃沈

解き放たれた閃光をグラハムは回避しようとするが…

飛龍「逃がさない!」

グラハム「ホーミングしただと!?」

そしてグラハムはホーミングしたプラフスキー・バスター・キャノンを回避出来ず、船体の半分を閃光により消し飛ばされ敗北した。


Bttale END

Winner “Team ENGANO”


「ち、チーム・エンガノ!今度は新たな切り札を使い、見事にソルブレイヴスを撃破したぁぁぁぁ!」

ワァァァァァァァァ!

グラハム「…私の負けだな。」

飛龍「グラハム・エーカー…」

グラハム「飛龍か… 教えてくれ、私には何が足りなかった。」

飛龍「貴方は周りを見ることが足りなかった。私と貴方との勝敗を分けたのはコレよ。」

グラハム「周りが見えてなかったと言うことか…」

飛龍「そう。横須賀でも1人突出して、私のように味方の支援を使わず戦って負けた。今回だって私を『自分の力』だけで倒そうとして使えるはずの『友が作りしもう一つの奥義』ってのを使わなかった。

もし私がRGを使用中にTRANS-AMを使われたら危なかったもの。」

グラハム「しかし最後のアレは…」

飛龍「PBCにも弱点はあるわよ?」

グラハム「何?」

飛龍「PBCの弱点は後方からの攻撃。もっと貴方が連携を使っていれば使用時は無防備になるPBCを使わないもの。」

グラハム「しかしそれは可能性でしかない。そして私は連携を使うどころかジョシュアの暴走も見抜けなかった…」

飛龍「それは貴方がジョシュア・エドワーズの事をちゃんと見て、心にある闇の部分を気付いていれば要らぬ戦いは避けられたかもしれないわ。部下を信頼するのは良いとは言え、もっとコミュニケーションをとった方が良かったかもね。」

グラハム「結局、私の独りよがりが招いた結果か…」

飛龍「そう言うこと。私と貴方の違いはそれでしか無いんだから。」

グラハム「もう一つ教えてくれ。キミの戦う理由は?」

飛龍「軍人が戦う理由を問うなんてナンセンスね。ま、良いけど。

私が戦う理由なんてシンプルよ。」

グラハム「シンプル?」

飛龍「私が戦う理由はあの子。」

グラハム「瑞鳳と言う少女か。」

飛龍「そう。あの子が私に居場所をくれて、前を向かせてくれた。だからあの子の為に戦い抜く、それが私の戦う理由。」

グラハム「フッ… やはりキミには勝てないな。益々惚れた。」

飛龍「私なんかよりもっと良い女は居るわよ、きっと。」

グラハム「そうか… では、今度戦う時は負けん。必ず勝って見せよう。」

飛龍「楽しみにしてるわ。勿論勝つのは私達だけど。」

瑞鳳「た、大変です!」

飛龍「瑞鳳?」

グラハム「どうかしたのかね?」

瑞鳳「ジョシュア・エドワーズさんが…」

グラハム「ジョシュアがどうかしたのか!」



瑞鳳「倒れました!」



飛龍「なっ!?」

グラハム「ジョシュア!」

ハワード「しっかりしろ、ジョシュア!」

402「あまり動かすな。…まずいな、不整脈を起こしている。」

大鳳「AEDまだなの!」

ユキカゼ「イセ、ジョシュア・エドワーズの脇にこんなものが。」

イセ《これは… ブレスレッド?けどこれ、未知の反応がある…》

400《恐らくこれが『ナイトロ』の媒介となっているものね。私達が知り得ない材質みたいだけど。》

ダリル「クソッ!どうしてこんな事に…」

夕張「ストレッチャーとAEDとって来ました!」

浜風「早く運びましょう!」

瑞鳳(その後、ジョシュア・エドワーズは搬送された病院で亡くなった。グラハムさんは自分が気付けなかったと悔いながら基地へと部下と共に戻った。

その日の夜、ビリーさんから聞いた話によればジョシュア・エドワーズはアラスカにある実験部隊から転属しており、もしかしたらその実験と言うのが『ナイトロ』に関わるものかもしれないとの事だった。)

瑞鳳(そして運営側は死亡者が出たと言う事態に対し、3回戦をずらして2日後に行うとアナウンスがあった。恐らくそれはメイジン・チクマメンの『ナイトロ』に関連するものかもしれないが私にはわからない。そして私は…)



瑞鳳「…これが私の知ってる事。」

大鳳「なんで… なんでそんな大切な事黙ってたのよ!」

402「それに関してはお前達に要らぬ心配をさせたく無いから…」

浜風「…黙っていれば済む、と。巻き込まないで済むと思っているのですか?」

吹雪「浜風ちゃん、それは仕方の無いことだから瑞鳳さんも…」

夕雲「確かに仕方の無いことかもしれません。けど現状、私達はジョシュア・エドワーズの件で巻き込まれました。」

夕張「もう傍観は出来ない、当事者になっちゃってるのよ私たち。」

イク「最近隠し事と考え事が多いって思ったら案の定なの。」

愛宕「しかも一部とは言え、世界最大のビスト財団を敵に回してるなんて…」

イセ『隠してた私達にも非があるのも認めるわ。』

400「それに関しては謝罪させて頂きます。」

飛龍「…ゴメン、ちょっと考え事があるから戻らせて。」

大鳳「私も戻らせてもらうわ。ちょっと頭冷やしたいし。」

浜風「私も戻らせてもらいます。」

夕雲「私もです。」

吹雪「ごめんなさい、瑞鳳さん…」

愛宕「私も部屋に戻るわ。」

夕張「すみませんが私も戻らせてもらいます。」

イク「イクも戻るのね。」

瑞鳳「ごめん、なさい…」

視点選択↓4まで
1.大鳳
2.夕張
3.浜風
4.夕雲
5.吹雪
6.イク
7.愛宕
8.飛龍

なんか来ないから上から順で全員分をやっていくスタイル

side-大鳳-

大鳳「…」

私は怒っている。皆に黙っていたこと、私達が知らぬ間に厄介ごとに巻き込まれていたことに。

大鳳「…何が親友よ。」

ずっと信じて、親友だって思ってた。けど5人でグルになって私達に黙って何かを裏でやっていた。

巻き込みたく無いって配慮かもしれない。けど結果的に私たちは巻き込まれ、そのど真ん中に居る。

大鳳「…ダメだ。何も考えたくない。」

こういうときは作業をするのが一番気がまぎれて何も考えなくて良いから。けどやる作業なんて…

大鳳「フェネクス…」

ヨークタウン・フェネクス。さっきのバトルで傷ついた私の艦プラ。不死鳥なんて大層な名前だけどワンパンでスクリューが壊れて航行不能になった。作りこみが甘かったのかもしれない、他にも微妙なダメージを負っているかもしれない。直してあら捜ししないと…

大鳳「何で…」

私は何でフェネクスを修理しようとしてるのか。私はまだ戦おうとしてるのか。私を騙してた人間と、まだ一緒に戦おうと言うのか。馬鹿みたい…

大鳳「やめたやめた!直さない!」

私はフェネクスの修理も止めベッドに身を預け、なにか面白いものが無いかとスマホを取り出す。

大鳳「あ…」

私の視界にスマホに付いてるモノが映る。キーホルダーだ。瑞鳳がくれたキーホルダー、確か『連装砲キーホルダー』だったと思う。あの時、親友になった時にくれたものだ。

大鳳「何よ…」

瑞鳳はあの時言ってくれた。例え何があろうと、友達として私の側に居て私の味方になるって。

大鳳『…ええそうです。だけど私が居ると誰かが傷ついてしまうから…』

瑞鳳『それがどうしたって言うの?現にまだ誰も傷ついてない。

飛龍さんもイセさんも、愛宕さんも浜風ちゃんも、夕張ちゃんもイクも、吹雪ちゃんも龍驤も、瑞鶴と翔鶴さんも。そして私だってまだ傷一つ無い。』

大鳳『それは現状だけです… 今後も無いとは…』

瑞鳳『そうなったらその時。それに大鳳が原因だったとしても私は恨まないし憎まない。』

大鳳『それが全員とは限らないでしょう…』

瑞鳳『ええ、全員とは限らないわ。それでも誰かが貴女を恨むと言うのなら私は貴女の味方になる。』

大鳳「本当に良いんですか…?信じても…」

瑞鳳『うん。私は貴女の味方。約束する、何があっても私が助ける。』

大鳳『ありがとう…ございます…!』

瑞鳳『じゃあコレ。』

大鳳『これは…?』

瑞鳳『私達の約束の証。連装砲キーホルダーの片方。これは片方が欠けてもダメ。だから約束、私と友達で居て?』

大鳳『はい、瑞鳳…!』

そして瑞鳳は私達に黙っていることで私達を守ろうとした。余計なことに巻き込まないように…

大鳳「何よ… 味方になってくれるって言ってくれた人を私自身が信じられなくてどうするのよ…」

気が付いたら私の心は決まっていた。次に顔を合わせたらまず黙ってた事について一発ぶん殴る。そしたら私も謝る。疑って、信じられなくてごめんって。そしてもう一度信じる、瑞鳳を。一緒にこの戦い抜く、この大会を。

大鳳「フェネクス… 私と瑞鳳の絆、お願い… 私に瑞鳳と一緒に戦い抜く力を頂戴…!」

そうだ色々と改造しておこう。瑞鳳はバトルが苦手だから、瑞鳳を守れるように。

そう思いながら新しいカスタマイズについて思案に老け込んだ。

side-夕張-

夕張「これとこれ… あとこれ…」

私は一人帰り仕度をしていた。理由は簡単、これ以上厄介事に巻き込まれたくないからだ。薄情かもしれないが私だって死にたくないし流石にここまで来れれば私も満足している。私達は世界大会まで来た、それだけあれば実績では十分。この為にアルバイトも辞めてきたから新しく探さなきゃいけないからやる事はいっぱいだ。部屋については実家に帰ってその後で荷物だけ引き取れば良い。だけど何か心に引っかかっていた。

夕張「これで良いのかなぁ…」

このまま逃げて良いのだろうか。確かに命は大事だ。だけどここで逃げたら多分一生後悔する。それで良いのか、私?

夕張「瑞鳳さん、か。」

私の憧れ、羨望の的。私より背が小さいのに誰よりも強くて、誰よりも優しくて… 
瑞鳳さんに教わった事はいっぱいある。料理、洗濯、掃除、そして艦プラ製作技術。
いつだってそうだ。瑞鳳さんは私の前を進んで皆を導いて…
『霧』の件についてもそうだった。私は信じられなくて怒って八つ当たりしてたのに瑞鳳さんはあの4人を笑って許して受け入れると決めた。

夕張「ここで逃げたら絶対に私は瑞鳳さんを超えられない…」

そんな気がする。よくよく考えたら超えられる要素なんて無いのかもしれない。それでも、私はあの人の近くに居たい。超えられなくても良い、ただ隣に居て一緒に戦いたい。そう思えてきた。

夕張「最初は嫉妬だったのに…」

私が瑞鳳さんに抱いていた感情は嫉妬だ。超えられないってわかって、それでも超えようとして…
絶対に超えられないのに足掻いてた。そして瑞鳳さんは私にこう言った。

瑞鳳『う~ん… 私にだって出来ない事はいっぱいあるし夕張ちゃんにしか出来ないことは沢山あるよ。』

夕張『けど私なんて瑞鳳さんには勝てませんよ。』

瑞鳳『じゃあ、次は艦プラを教えてあげる!』

夕張『え?』

瑞鳳『私に敵わないって言うなら敵うまで作れば良い。努力すれば良いの。夕張ちゃんならきっと超えられる。』

夕張『私が瑞鳳さんを超える…』

瑞鳳『そう。いつか私を超えられるから。だから、今は一緒に戦いましょ?』

夕張『はい!』


夕張「わかってる… けど、もう少し足掻いてみようかしら。」

絶対に超えられないってのはわかってる。けどここで逃げたら私が私じゃ無くなる気がする。
黙っていた件については笑って許そう。瑞鳳さんが『霧』にそうしたように。
命が危ないって言うならその時はその時だ。だから…

夕張「絶対戦い抜いて、瑞鳳さんを超えてやるんだから…!」

そう宣言して私は纏め始めた荷物を全て取り出し始めるのだった。

乙です
ところでナイトロのことは話したけど「ニ代目チクマメンが蒼龍かも知れない」ってのはまだ飛龍に話してないんだよな?

これもしかしてジョシュアが居なかったら別のファイター、下手したらグラハムクラスのメインキャストがナイトロの贄になっていた可能性が……。

>>594
そもそも飛龍と蒼龍が知り合いだと瑞鳳は知らないし、瑞鳳と蒼龍が知り合いだってのも飛龍は知りません。
あと飛龍に至っては蒼龍がお台場に居る事自体知らないと言う…

>>595
蒼龍ネタの時に分岐して『ジョシュアがナイトロを使って死ぬ』√が現在です。分岐の可能性としてアイラやビス子、下手すればグラハムがナイトロを使うと言う可能性もあったのかもしれません…

side-浜風-

浜風「『ナイトロ』…」

私の頭の中でその単語が反芻する。
強さを与える代償に命を失う、まるでニトロ化合物が爆発して燃え尽きるようであると想像する。
その爆発は強力だがそれは一瞬だけ。そう、一瞬で全てが失われてしまう。

浜風「ふざけるな…!」

気が付くと私は拳を握りしめていた。理不尽すぎる。
こんなもの、存在そのものが絶対に間違っている。
私の心の奥底から怒りの感情が湧き上がってきて冷静さが失われていく。

浜風「駄目だ… 今ここで怒ったところで何にもならない…」

そう自分に言い聞かせて怒りを静める。

浜風「瑞鳳さんや402は何故黙っていたのでしょう…」

それは私達に対する彼女達の配慮かもしれない。
余計な事態に巻き込まれて、危険に晒されるよりは余程マシではある。
しかし一歩想像力が足りなかった。2代目メイジン以外にも『ナイトロ』使用者が居る事を想定していなかった。
そして私達にそれが露呈し、現在に至る。

浜風「何やってるんだ、私…」

あの場で瑞鳳さんや402を責めるのは間違いだ。彼女達は私たちを守ろうとして黙っていた。
けど結果的に私は感情に任せて責めてしまった。今は非常に後悔している。

浜風「瑞鳳さん…」

私と瑞鳳さんが出会ったのは4月の半ばだ。その時飛龍さんと大鳳さんも居たけど。
あの時の私は何も取り柄も無い、無愛想で周囲と関わるのを怖がった臆病な中学生だった。
友達も無く、誰とも関わらずクラスでも浮いた存在。けど偶然入った模型店に瑞鳳さんが居た。
知り合って、バトルを教えてもらった。そこからだ、私が変われたのは。
ある日私に瑞鳳さんはあるプラモデルをくれた。

浜風『これは?』

瑞鳳『戦艦ドレットノート。バトルでは使えないけど浜風ちゃんにピッタリの名前の艦だからね。』

浜風『艦名が?』

瑞鳳『ドレットノート。その意味は『勇敢なもの』。だから浜風ちゃんにはぴったりだよ。』

浜風『『勇敢なもの』…』

瑞鳳『勇気を振り絞れば必ず何かは変えられる。ドレットノートが大艦巨砲主義の先駆けとなった戦艦になったように、きっと浜風ちゃんなら何かを変えられるから。』

そのプラモデルを御守りのようにここに持ってきている。プレッシャーに押しつぶされないように、二度と臆病な私と決別するために…
私はドレッドノートをかばんの中から取り出し、見つめる。
勇気を振り絞れば必ず何かは変えられる。私は今もその言葉を信じている。

だから…

浜風「私は… 瑞鳳さんと共に戦い抜く…!『ナイトロ』だろうと何だろうと…!」

信じてるから…

浜風「ドレッドノート、私に勇気を…!あの人と一緒に全てと戦う覚悟を…!」

side-夕雲-

夕雲「仕方が無いと言うのは理解出来るのですが…」

仕方が無いでは済まない話にまで発展している現状、私は迷っています。
このまま大会で戦い続けても良いのか… 

夕雲「あの時の私と同じ心境かもしれません…」

私は箱根の実家に居た際、バートン財団の地上げに遭って両親が入院してしまいました。
なんとか従業員の皆さんを纏めて、旅館を守ろうとしたけど徐々に誰も居なくなって…
その時に訪れてきたのがチーム・エンガノの皆さんでした。余計な事に巻き込みたくなく、地上げについては話せずに…
そして夜、私はバートン財団に雇われた暴漢に襲われて命の危機に晒されて…

夕雲「あれがもう1ヶ月以上も前なんて…」

死ぬかもしれない恐怖… その時の私はそんな感情に支配されていて咄嗟に悲鳴を上げてしまった。
そして暴漢のナイフが私を襲おうとした瞬間、あの人が私を助けてくれました。
悲鳴を聞いて駆けつけてくれた瑞鳳さんが命を賭して私の事を不審者から守り、倒してくれて…

夕雲「あの人が居なかったら私は…」

今頃この場所には居ない。病院か、それともお墓の下か… そう考えると震えてきます。
そしてあの人は私の命を救っただけでなく、地上げに来た3人組を倒した上にバートン財団の当主であるデキム・バートンと対峙して財団ごと滅茶苦茶にして旅館も救ってくれました。

夕雲「私はどうすれば良いのでしょうか…」

その時、私の携帯が鳴りました。

夕雲「メール… 差出人は、巻雲さん?」

巻雲さんは私の1歳年下の従妹で、こうしてよくメールをくれます。
内容はこうでした。巻雲さんが地区大会で負けたのは私達チーム・エンガノであり、チーム・エンガノに私も参加している事に驚いている。そして世界大会を応援している。との事です。

夕雲「巻雲さん…」

私はそのメールに返信しました。応援ありがとうございます。絶対に戦い抜いてみせます、と。
さっきまで迷っていたのに、一瞬にして私の心は決まっていました。

夕雲「ありがとう、巻雲さん… 夕雲は、夕雲を救ってくれた恩人の為に、瑞鳳さんの為に全てを賭して戦います。」

その先に何が待っていようと私はもう迷いません。この命を賭してでも、私の命を救ってくれた人の為に全てを捧げ戦います。

side-吹雪-

吹雪「どうなるんだろう…」

今チーム内の空気は最悪だ。私達は『ナイトロ』を巡る事件に、ビスト財団のマーサ派との戦いに巻き込まれた。
マーサ派は予選の時点で妨害工作を何度も行ってきたからこちらに害を加える気は満々だろう。
そして米軍の実験部隊とPPSEのメイジンとの関わりは明らかだ。
恐らくジョシュア・エドワーズさんは『ナイトロ』の実験台にされ、メイジンの使う『ナイトロ』の生贄になったんだと思う。

吹雪「『ナイトロ』、か…」

『ナイトロ』は私達が良く知るガンダムシリーズに出てくるモビルスーツ『ガンダムデルタカイ』に使われてるシステムだったと思う。オールドタイプでもサイコミュ系兵装を使用可能にするそれが何故この世界に存在してるんだろうか…

吹雪「考えても仕方ないよね…」

今『ナイトロ』についてどうこう考えたって無駄なだけだ。
じゃあ何をすれば良い?それもわからない。

吹雪「練習でもしておこうかな?」

『ナイトロ』を使用したファイター『2代目メイジン』との戦闘は経験しているが、私は『青葉・天』を使って無いとは言え大敗を喫した。実力差は明確でこのままだと私は『ナイトロ』を使うファイターに勝つことは出来ないだろう。
けど私はもう『決断』してるから、大好きな瑞鳳さんの為に戦うって決めたから。
例え命が危険に晒されようと、私の決意は鈍ることは無い。私を支え、立ち直らせて、前を向かせてくれた人を今度は私が助ける番なんだから。


瑞鳳『誰だって壁にぶつかることがある。だから一度の失敗や敗北は後の糧にすれば良い。

私だって何度も壁にぶつかって来た。その度に乗り越えようと、壁を壊そうともがいてきた。』

瑞鳳『それに吹雪ちゃんは不要な存在なんかじゃない。私達には吹雪ちゃんが必要。誰かが困っている時にいつも支えてくれてる。それに私達は助けられてる。』

瑞鳳『浜風ちゃんもイクも、愛宕さんも夕張ちゃんも、イセさんも大鳳さんも、そして飛龍さんも私も。皆吹雪ちゃんの事が好き。それだけじゃダメなの?
それに貴女は捨てられたわけじゃない。そうじゃなかったら私に頭なんて下げないし心配して連絡なんてしてこない。』

瑞鳳『親御さんが言ってたよ。『いつも誰かの為になろうと必死だから支えて欲しい』って。』

瑞鳳『だから今度は私が貴女を支える番。私からお願いがあるの。貴女の壁を打ち破ることの支えをさせて。』

瑞鳳『いくらでも頼って。私はいつでも吹雪ちゃんの味方だから。』


私がヴェールヌイちゃんに負けてプライドをボロボロにされてもまた立ち上がれたのはこの言葉があったからだ。
そして今までずっと瑞鳳さんに支えられて戦ってきた。だから今度は私が支える番。
あの人の笑顔を支える為に、これ以上笑顔を曇らせない為に…

吹雪「マーサ派も『ナイトロ』も… みんな私がやっつけちゃうんだから…!」

side-イク-

イクは怒ってるのね。とてももの凄く。

イク「またイクに黙って勝手に余計な事態に首突っ込んで…」

いつもそうだ。瑞鳳姉は事件に巻き込まれてはイクにも黙って自分で解決しようとして、周囲にバレる。
いい加減学習して欲しいのね。高校時代もそれで退学寸前まで追い込まれてるのにまだわかってないのね。
けど周りを巻き込みたくないって気持ちもわかるの。しかもこれだけ大きな事態ならなおさら皆を巻き込みたくないのもわかるのね。

イク「けど402達を巻き込むくらいならイクを巻き込んで欲しかったの…」

イクだって戦えるの。瑞鳳姉ほどじゃないけど、お母さんほどじゃないけどイクだって…
艦プラバトルだってイクの『熊野・天』さえあれば戦えるのね。
『ナイトロ』だろうと何だろうと知らないけど戦えるの。けど…

イク「402…」

402は何か嫌な匂いがする。イクから瑞鳳姉を取って、何処かに連れて行きそうな匂いが…
400もユキカゼもイセも。皆イクから瑞鳳姉を…
イクはその考えをすぐに否定する。

イク「402は仲間、それ以上でもそれ以下でも無いのね。400もイセもユキカゼも皆仲間。」

瑞鳳姉は瑞鳳姉、それ以上でもそれ以下でも無い。
イクの大好きな瑞鳳姉がそこに居てくれればそれで良いの。
イクがミスしても優しく慰めてくれて、泣いたら涙を拭いてくれて、暖かい温もりをくれるを瑞鳳姉が居れば。

イク「だからイクも戦うの… あの性悪糞ババアをぶちのめして瑞鳳姉を守るの。」

あの優しい瑞鳳姉をこれ以上困らせない為にも、笑顔を曇らせないためにも。
何かして来るならマーサ・ビスト・カーバインなんてイクがぶちのめして東京湾の藻屑にしてやるの。
瑞鳳姉の笑顔は誰にも汚させない。イクが全て守り抜くの。

side-愛宕-

愛宕「お姉さん失格ね…」

瑞鳳ちゃんとユキカゼちゃん。私を姉と呼んでくれる2人の事だ。
2人とも私に隠し事があった。そしてそれを見抜けなかった。
『霧』の件も仕方が無いし『ナイトロ』の件も仕方は無いと言えば仕方ない。
せめて私にくらい打ち明けてくれても良かったはずだ。巻き込みたくないのかもしれないけど…

愛宕「もう、普通じゃ居られないのかな…」

『霧』について知ってしまった時点で普通では無いし、この事件に巻き込まれたことも普通じゃない。
自堕落な生活を送っていたあの頃には戻れないだろう。
だけど私は2人に、皆に出会えた事を嬉しく思っている。お陰で諦めかけてた夢をもう一度追う勇気をくれたから。
ダメな私を支えてくれる人が居るから。

瑞鳳ちゃんは自堕落な私を治してくれた。ユキカゼちゃんは私を本当の姉のように慕ってくれた。
飛龍さんとイセさんは下らない愚痴も聞いて励ましてくれた。吹雪ちゃんや浜風ちゃんも、夕張ちゃんやイクちゃんだって私を支えてくれてる。
多分皆、戦うことを選ぶと思う。皆、瑞鳳ちゃんの為に。

愛宕「どうすれば良いんだろ、私…」

私は未だに決断出来ていない。もしかしたら高雄姉さんや摩耶ちゃん、鳥海ちゃんに危害が及ぶことも考えられるから。
もしそうなったら私は後悔する。姉妹を傷つけてしまったら…
いつまでこうやってウジウジしてるつもりなんだろう。そうしてたって先に進めないし何も守れない…

愛宕「どうすれば良いの… 誰か教えてよ…」

そう言ったとき、私はあの会話を思い出した。


瑞鳳『それにしても愛宕さん教え方上手ですね。』

愛宕『これでも私、教職希望なの。』

瑞鳳『え?そうなんですか?』

愛宕『ふふ… 意外だった?』

瑞鳳『いえ、そう言う訳では!』

愛宕『だから教えるのはとっても得意なの~』


教える方になりたいのに教えられてどうするの…
自分で決めて、自分の道を進む。そう先生と約束したじゃない…
なら…!

愛宕「何がなんでも守る、私の家族を…!」

まっすぐ前を向いて…!

愛宕「私を慕ってくれるユキカゼちゃんと瑞鳳ちゃんの為にも…!」

一歩先へと踏み出して…!

愛宕「私は戦う…!何を敵に回したとしても、戦ってみせるんだから…!」

side-飛龍-

飛龍「『ナイトロ』…」

命を代償に力を得る、『兵器』になるシステム。
使用した人間は攻撃衝動の塊となり情緒不安定になってしまう。
もしそうであれば説明はつく。

飛龍「蒼龍…」

私が居た世界で二航戦の相棒だった、私の大切な存在。
同じ艦娘として魂を人間の肉体に埋め込まれ、そこで私達はもう一度一緒に戦うことになった。
第二次世界大戦のとき『ミッドウェー海戦』で沈んだ私達が再び一緒に肩を並べることなど無いだろうと思ったのに。
そして何の因果か蒼龍と私は『MI作戦』に参加した。
しかしMI諸島沖の戦いで私達は分断され、そのまま蒼龍は…

飛龍「沈んだ、と思ったのに…」

私があの世界で光に包まれる前、最後に見たのは彼女が使っていた『弓』。
彼女は絶対に得物を手放さないのにその『弓』は私の目の前を漂っていた。
そこから導かれる結論は『死』だ。あの時私はもう一度『相棒』を失ってしまったと思った。
けどこの世界に私と同じで流れ着いたとすれば…

飛龍「けど… なんでメイジンなんか…」

もし蒼龍がメイジンだったとしたら命を削って戦っていることになる。
何故そこまでして戦うのだろうか…
現在2回戦時点でメイジンは残っている。このままいけば確実に私達とぶつかる事になるだろう。
私は蒼龍と戦えるのだろうか。大切な相棒と…

飛龍「どうすれば良いのよ…」

勿論蒼龍じゃない可能性だって残ってるの。けど現状最も疑わしいのは蒼龍だ。
メイジンは私を知っていた。そして私の知る蒼龍の声に似ていた…
蒼龍と戦う… 私は…

飛龍「瑞鳳…」

私を受け入れてくれた人。この世界でみつけた大切な人。
彼女の言葉が私の中で溢れ出てくる。

瑞鳳『けど飛龍さんが戦ってるのを見て、自分が自らの意志で戦い始めることで初めて気がつけたんです。私に足りなかったものを…』

瑞鳳『それが何なのか今でもわかりません。だけど皆が、いえ飛龍さんが居たからある事に気づけたんです。』

瑞鳳『飛龍さんに出会わなければ私は弱いままでしたから。私にそのことを教えてくれた飛龍さんに恩返しがしたいんです。』

瑞鳳『確かにひどい話かもしれません。元の魂の人にはひどいかもしれませんが私は『今の飛龍さん』に会えたことを凄く感謝しています。』

瑞鳳『私はあの日、飛龍さんに出会ってなければ他の人達に出会う事が無かったから… 変わることが出来なかったと思うから…
だから体の持ち主とか関係なく、『今の飛龍さんの魂』に言わせて下さい。ありがとう、と。』


瑞鳳『私は飛龍さんに傍にいて欲しい。私の恩人で、大切な人だから。だから居てください、私の近くに。』

そう、だよね…
私は何を躊躇しているのだろう。覚悟なんてとっくに出来てるじゃない…!

飛龍「私は瑞鳳の為にここに居る。だからどんな敵だって戦ってやるわよ…!例え『艦娘』の力を使うことになっても…

あの子と一緒に戦い抜いてみせる!それが私の『覚悟』…!」

蒼龍が敵ならブン殴ってでも目を覚まさせてやる…!
『ナイトロ』だか何だか知らないけど救いだしてみせる!
だって私は…!

飛龍「私は二航戦の飛龍…!ミッドウェー海戦で最後まで戦い抜いた空母なんだから!」

《翌朝》

瑞鳳「…やっぱり、誰も来ないか。」

瑞鳳(当たり前だ。昨日の事もあるから… 黙って、何もかも巻き込んで…
こんな私と…)


誰が来た? 直下
1.大鳳
2.夕張
3.浜風
4.夕雲
5.吹雪
6.イク
7.愛宕
8.飛龍

浜風「おはようございます、瑞鳳さん。」

瑞鳳「あ…」

浜風「昨夜の件は申し訳ありませんでした。少し気が動転していたもので…」

瑞鳳「あれは私が悪いんだから…」

浜風「いえ。私達を守ろうとした人を責めてしまった、私はそんな自分自身が許せません。」

瑞鳳「けど私は…」

浜風「瑞鳳さん、お願いがあります。」

瑞鳳「お願い?」

浜風「私も戦わせてください。貴女と共に戦い抜かせてください。」

瑞鳳「ダメだよ!そんな事したら…」

浜風「覚悟の上です。それとも私は足手まといですか?」

瑞鳳「そんな事は…」

浜風「私はもう決めました。何がなんでも、例え拒否されたとしても貴女と共に戦い抜くと。」

瑞鳳「浜風ちゃん…」

浜風「貴女に出会わなければ私は臆病な自分から変われなかった… だから私は貴女と共に戦います。

『ナイトロ』だろうとなんだろうと、私が貴女に貰った『勇気』と『覚悟』で。」

瑞鳳「でも…」

浜風「それに、私だけじゃ無いみたいですよ。貴女と共に戦うと決めた人は。」

瑞鳳「え?」


誰が来た? 直下
1.大鳳
2.夕張
3.夕雲
4.吹雪
5.イク
6.愛宕
7.飛龍

大鳳「…」ツカツカ

瑞鳳「大鳳…」

パシィィィン

浜風「!?」

瑞鳳「…」

大鳳「反撃しないのね… ま、反撃されたら多分私の歯が全部へし折れるか頭蓋骨が陥没するだろうから嫌だけど。」

浜風「大鳳さん、一体何を!」

大鳳「これで黙ってた件についてはチャラにする。…ごめん、瑞鳳。疑って、信じてあげられなくて。」

瑞鳳「え…」

大鳳「私は親友だって、ずっと味方でいてくれるって約束してくれた人を信じられなかった。それが悔しいのよ。」

瑞鳳「大鳳…」

大鳳「お願い、私にもその重荷を背負わせて。」

瑞鳳「でも…」

大鳳「でも、じゃない。私は何があっても瑞鳳の親友で居る、味方で居る。

不幸って嘆いて前を見ることを拒んだ私を進ませてくれた瑞鳳の為に戦う。嫌ともダメとも言わせないわよ?」

浜風「大鳳さん…」

大鳳「私だけじゃ無い、浜風ちゃんだって居る。それに、これだけじゃ無いみたいよ?」


誰が来た? 直下
1.夕張
2.夕雲
3.吹雪
4.イク
5.愛宕
6.飛龍

飛龍「3人とも早いね。」

大鳳「おはようございます、飛龍さん。」

飛龍「おはよ。もしかして二人も?」

浜風「はい。もしかして飛龍さんも?」

飛龍「そう言うこと。私も戦うわよ。」

瑞鳳「飛龍さん…?」

飛龍「私を拾ってくれた恩もある。けどそれ以上に瑞鳳の事が大切だから、私も戦う。それに…」

浜風「それに?」

飛龍「あのメイジンってのがいけ好かないからブチのめす。あんだけ滅茶苦茶されたら、いくら『ナイトロ』で情緒不安定になってるとは言え流石に私の堪忍袋も限界よ。」

瑞鳳「あの… 怒ってないんですか…?」

飛龍「怒るわけ無いでしょ。仕方ない事だって理解してるし、私だって瑞鳳に黙ってた事があったからおあいこよ。」

大鳳「黙ってた事?」

飛龍「そ、まぁ今の所瑞鳳にだけ話してはいるけど後で皆にも話すから。」

瑞鳳「飛龍さん…」

飛龍「覚悟は決まってる。前に瑞鳳に言ったけど私にも戦う理由がある。戦う理由があるから、ここに居る。」

瑞鳳「戦う理由…」

飛龍「それに理由が1つ増えただけ。そう、瑞鳳の為に戦うって言う理由がね。」

大鳳「これで3人…」

浜風「いえ、恐らく402達も戦うことを選ぶはずです。」

飛龍「これでイセが居れば最初期メンバー勢ぞろいね。ま、後から来るだろうけど。」


誰が来た? 直下
1.夕張
2.夕雲
3.吹雪
4.イク
5.愛宕

夕雲「おはようございます、皆さん。」

飛龍「あ、おはよ。」

大鳳「夕雲ちゃんもなのね?」

夕雲「はい。夕雲も戦います。」

浜風「やはりですか。」

夕雲「瑞鳳さんはあの時私を身を挺して救ってくださいました。だから私も、夕雲も瑞鳳さんの為に戦います。」

瑞鳳「夕雲ちゃんまで…」

夕雲「本来私はあの時に死んでいてもおかしくはありませんでした。しかし今もこうして生きて、ここに居られるのは瑞鳳さんのお陰です。その御恩、返させていただきます。」

瑞鳳「あれは咄嗟のことで…」

夕雲「関係ありません。結果的に夕雲は貴女に助けられたのですから。命を救われ、実家を守ってくださって…

恩人である瑞鳳さんの為に戦う『覚悟』ならとっくに出来ています。私は今その為にここに居るのですから。」

飛龍「だってさ。どうやら私達だけじゃ無いみたいね。」

大鳳「大なり小なり瑞鳳は私達に影響を与えてる。夕雲ちゃんの場合、それが極端に大きいってのもあるけど。」

夕雲「私の運命を変えてくださったのです。だから例え何があろうとも夕雲の『覚悟』は変わりません。」

浜風「また誰か来たようですよ?」


誰が来た? 直下
1.夕張
2.吹雪
3.イク
4.愛宕

夕張「あれ?もうこんなに集まってる。」

飛龍「あ、夕張ちゃん。」

夕雲「おはようございます。」

夕張「おはよう… って瑞鳳さん!頬の紅葉マークどうしたんですか!?」

飛龍「ホントだ… 気付かなかった。」

大鳳「あ、それ私。思いっきりビンタしたの。」

夕張「大鳳さんでしたか… ちょっと出遅れたかなぁ…」

浜風「出遅れた?」

夕張「本当ならもうちょっと早く降りてきたかったんだけど髪留めどっかいちゃってね。荷物しまわなきゃ良かった…」

大鳳「荷物?」

夕張「実はお恥ずかしながら昨日、どうしようか迷って帰る荷造りしちゃったんですよ。」

瑞鳳「そっか… だよね…」

浜風「夕張さんはその選択を…」

夕張「ちょっと!何で私が抜ける前提になってるの!?私も戦いますから!

だから荷解きして髪留め無くしちゃったんですよ!」

瑞鳳「え…?」

夕張「ここで逃げたら絶対に後悔しそうだし、私にだって戦う理由があるんですから。今更退けませんよ。」

瑞鳳「けど…」

夕張「危険になったら危険になったでその時はその時。そして一度決めたら通すのが私の主義です。

だから私も戦いますよ、瑞鳳さんと一緒に。」

夕雲「それで良いのですか?」

夕張「良いも何も自分の為だから。私が私の為に、そして瑞鳳さんの為に戦うって決めたの。これだけは譲れは無いんだから。」

大鳳「だ、そうよ。」

瑞鳳「夕張ちゃんまで…」


誰が来た? 直下
1.吹雪
2.イク
3.愛宕

吹雪「…完全に出遅れた。」

浜風「おはようございます、吹雪。」

飛龍「出遅れって程じゃ無いと思うけど?」

吹雪「だって皆もう少し迷ってると思ったんですよ…」

大鳳「残念。私は昨日の夜のうちに決めたから。」

吹雪「そんな事言ったら私だってもう最初から決めてるんですから。」

夕張「最初から?」

吹雪「はい。ずっと瑞鳳さんに支えられて来たんですから今度は私が支える番です。私も戦います。」

夕雲「吹雪さんも、そう選んだのですね。」

吹雪「うん。俯いてた私を奮い立たせてくれた人、私の大切な人の為に戦うって決めたの。」

瑞鳳「吹雪ちゃん…」

大鳳「瑞鳳って結構皆に慕われてるわね。正直羨ましいわ。」

吹雪「当然です。だって瑞鳳さんなんですから。」

浜風「…その解答はどうなんでしょうか。」

吹雪「え、間違ってた?」

夕雲「間違いではありませんが…」

夕張「そうストレートに言える言葉じゃ無いような…」

誰が来た? 直下
1.イク
2.愛宕

愛宕「あれ?もうこんなに集まってるの?」

大鳳「おはようございます、愛宕さん。」

愛宕「おかしいわ… 昨日はお酒も飲んでないから早起きしたはずなんだけど…」

夕雲「愛宕さんが…」

吹雪「お酒を飲んでいない…?」

浜風「嘘…」

愛宕「…私の認識ってどうなってるのかしら?」

飛龍「まぁ、あの飲みっぷりじゃ酒豪って呼ばれてもおかしくないから。」

愛宕「お二人程じゃないはずなんですけど… 少しショック…」

夕張「まぁまぁ… それで愛宕さんも?」

愛宕「ええ。私も戦うに決まってるじゃない。逃げ出すなら昨日の夜のうちに逃げてるから。」

瑞鳳「愛宕さん…」

愛宕「それとも、そんなにお姉さんが信用出来ない?」

吹雪「お姉さんって… 自分で言いますか、それ?」

愛宕「皆も呼んで良いのよ?」

夕張「遠慮しておきます…」

愛宕「つれないわねぇ… ま、私も『覚悟』の上でここに居るの。瑞鳳ちゃんとユキカゼちゃんの為に戦うわ。」

飛龍「当のユキカゼは?」

愛宕「部屋に居ないみたいで…」

夕雲「一体どこに…」

吹雪「後から来るんじゃないかな?」

吹雪「あれ… イクちゃん?」

イク「皆おはようなの。ちょっと出かけてくるの。」

大鳳「待ちなさい。その金属バットをどうする気?」ガシッ

イク「放してなの!あの性悪糞ババアをブチ殺してやるの!」

夕張「絶対ダメ!それだけは!」

夕雲「そうですよ!」

浜風「そうです!もっと念入りに策を練ってから…」

愛宕「そっち!?」

飛龍「なんでこうも短絡思考なのよ…!」

イク「ええい!放せぇぇぇぇなのぉぉぉ!」

10分後

愛宕「と言うか一体どこから金属バット持って来たの?」

イク「大鯨さんの鈍器シリーズ借りてきたの。」

夕雲「あの人トンファーだけじゃ無かったんですか…」

大鳳「で、何であんなことしようとしたの?」

イク「決まってるの。瑞鳳姉の為なの。瑞鳳姉を悲しませたあのババアはブチ殺さないと気が済まないの!」

瑞鳳「イク…」

吹雪「けど流石に殺しは…」

イク「殺すのがダメならアイツの顔に泥塗ったぐって土下座させてやるのね…!」

夕張「それなら良い、のかしら?」

飛龍「本当に焦った…」

瑞鳳「ねぇ… どうして?」

大鳳「どうかした?」

瑞鳳「私、皆に嘘ついて… 黙って、巻き込んで…

怒ってないの?」

愛宕「…やっぱり瑞鳳ちゃんって鈍感ね。」

飛龍「いざって時に鈍感だよね、本当。」

イク「ホント、鈍いのね。」

浜風「私達が先ほどまで言った言葉を忘れましたか?」

夕張「瑞鳳さん達は私達を守ろうとして黙っていてくれた。それを怒るなんてお門違いですよ。」

夕雲「昨日の件に関しては事態が急過ぎて気が動転しただけです。」

吹雪「そして私達は貴女に恩義を受けています。だから私達は瑞鳳さんと共に戦うと決めました。」

瑞鳳「でも…」

大鳳「はぁ… 瑞鳳、私達は『覚悟』の上でここに居る。貴女の重荷を全てを受け止める『覚悟』がある。

少しは私達を頼りなさいよ。貴女は一人じゃない、私達が一緒に戦うって言ってるのよ。」

瑞鳳「でも、もし何かあったら…」

大鳳「その時はその時。」

瑞鳳「ダメだよ… 私、守りきれないよ…」

「では我々を使え。」

「私達も貴女に恩義がある。貴女に使われるなら本望です。」

浜風「400、402!」

夕雲「一体何処に行っていたのですか!」

402「少し準備をしていた。」

400「付いて来てください。」

飛龍「イセとユキカゼは?」

402「問題無い。アイツらも向かう先に居る。」

夕張「一体何処に…」

400「ある公園、とでも言いましょうか。」

《若洲海浜公園》

ユキカゼ「…来ましたか。」

イセ『どうやら全員の覚悟が決まったようね。』

愛宕「イセさん、ユキカゼちゃん…」

夕雲「それで、こんな場所で何を?」

400「これは我々の『決断』です。」キィン

402「ああ。『我々の正体を明かし、そうした上でお前達人間と共に戦う』、それが我々の下した『決断』だ。」キィン

吹雪「どう言う、こと…?」

ユキカゼ「今こそ明かします、我々の正体を。」キィン

イセ「…」キィン

ドゴォォォォォォォォォォ

浜風「なっ!?」

夕張「な、何!?」

飛龍「これって… まさか…!」

イク「軍艦…?」

大鳳「伊号潜水艦、陽炎型駆逐艦、それに伊勢型戦艦…!」

イセ「あーあー… 修復プログラム完全動作。よし、これで喋れるわ。」

愛宕「え… 喋った!?」

イセ「今までは諸事情により喋れなかったけど、改めて自己紹介させて貰うわ。」


イセ「私は元東洋方面第一巡航艦隊・大戦艦イセ。そのメンタルモデルよ。」

400「潜水艦イ400。そのメンタルモデルです。」

402「潜水艦イ402。そのメンタルモデルだ。」

ユキカゼ「元総旗艦艦隊二水戦・駆逐艦ユキカゼ。それが本当の私です。」

402「瑞鳳、お前は『守りきれない』と言ったな。では我々を使え。」

400「我々は兵器。我々は貴女の命令次第で守る盾にも、敵を打ち倒す矛にもなります。」

ユキカゼ「我々は貴女の船として従い、戦いましょう。」

イセ「どうするかは瑞鳳次第よ。自分の為でも誰かを守る為でも好きに使いなさい。」

大鳳「…事態についていけないんだけど。」

夕張「これ人目に付いたらヤバイってレベルじゃ無い気が…」

402「問題無い。この周辺の半径15キロの海はハッキングで航行禁止エリアに指定しておいた。」

愛宕「凄く便利ね…」

吹雪「400ちゃんとか3人は出会いが微妙に怪しかったから納得出来るけど…」

飛龍「まさかイセまでとは…」

イセ「あら、そうかしら?」

浜風「これは第二次世界大戦の艦艇で…」

ユキカゼ「正確には違います。我々はそれを模しているだけの存在です。」

夕雲「けど現行の軍艦相手に…」

400「中身は完全に別物。恐らく現行の軍艦相手なら例え自衛隊全ての艦艇を以ってしても我々を沈めることは不可能。」

イセ「で、どうするの瑞鳳?これで『守る力』は手に入った。なら躊躇する必要は無いはずよ。」

瑞鳳「私は…」

402「全てはお前次第だ。全員がお前の為に戦うと言っている。」

大鳳「貴女はどうしたいの?」

飛龍「ここで諦めるか、守るために戦うか。どうするの?」


どうする? ↓3までアンケート
1.「私は戦う…!お願い、私に全てを預けて!」
2.「皆を巻き込みたくない…」

瑞鳳「皆、ありがとう… 本当に私で良いんだね?」

大鳳「愚問よ。」

飛龍「ええ、瑞鳳と一緒に戦うわ。」

イセ「盾として、矛として。全てを貴女の為に。」

402「お前の為に我々は戦おう。」

浜風「瑞鳳さんに貰った『覚悟』と『勇気』で、貴女の為に。」

400「我々が貴女の力となります。」

夕張「『覚悟』ならとっくに出来てますよ。」

吹雪「何もかも終わらせましょう。」

イク「あの性悪ババアをぶっ飛ばすの!」

ユキカゼ「私達の道を阻むものは蹴散らします。」

愛宕「その為に私達が居るんだもの。」

夕雲「全ては貴女次第です、瑞鳳さん。」

瑞鳳「わかった…」




瑞鳳「私は戦う…!お願い、私に全てを預けて!」

「「「「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」」」」



第22話『超えるべき相手』 終




ルート『アンリミテッド』

ルート『アンリミテッド』
第23話『恐れぬ翼』

《準々決勝当日》

飛龍「ついに準々決勝ね…」

400「敵はドイツ代表『ビスマルクトリオ』。」

イセ(超戦艦ビスマルクのメンタルモデルと人間の『ビスマルク』による3人組…)

402「敵は3人。連携の練度は高い。」

「何?作戦会議?」

瑞鳳「ビスマルクさん…!」

ビス子「第二ピリオド以来ね、瑞鳳。へぇ…」ジロジロ

ユキカゼ「何か?」

ビス子「いえ?全員の面構えが変わってるから気になっただけよ。」

夕雲「私達の『覚悟』の現われ、とでも言いましょうか。」

ビスA「無駄よ。貴女達はこの戦いで消えるわ。」

ビスB「そう、私達に敗れ去ってね。」

夕張「それはどうかしらね?」

大鳳「私達の力、存分に味わってもらうわ。」

ビスA「面白そうね。」

ビスB「どうする、ビスマルク?」

ビス子「決まってるわ、戦って倒すだけよ。じゃあね、瑞鳳。フィールドで会いましょ。」



浜風「では今回は3人でのバトルで特に編成条件はありません。メインファイターは…」


メインファイター選択
1.瑞鳳(固定)
2.直下
3.↓2

出撃不可:飛龍、大鳳、402、イセ、イク

浜風「瑞鳳さんを中心に400、夕張さんに出てもらいます。」

瑞鳳「待って。空母2隻?」

浜風「いえ、瑞鳳さんにはtype-Bで出てもらいます。」

夕張「type-B?」

瑞鳳「私の『信濃』のもう一つの姿…」

400「アレですか。」

浜風「ええ。あれは飛龍さんのグナイゼナウとの連携を前提に製作されていますが単艦運用できないわけではありませんから。

次にサブファイターです。」


サブ選択
瑞鳳 直下
夕張 ↓2
400 ↓3

選択可能:大鳳、浜風、402、イセ、ユキカゼ、愛宕、吹雪、夕雲

浜風「瑞鳳さんには大鳳さん、400にはイセさんで夕張さんには私が付きます。」

イセ「了解したわ。」

大鳳「ま、やってみせるわ。」

瑞鳳「じゃあ次は艦プラだね。夕張ちゃんのグラーフは変更無し。」

夕張「そろそろMe262あたり欲しいですけどねぇ…」

瑞鳳「艦載機仕様って無いから自作になるし時間かかるのよねぇ… 決勝まではいけそうだけど。」

夕張「じゃあ今の所はBf109TKで頑張ってみますか。」

瑞鳳「次レナウン。レナウンはシェルを換装しといたから。」

400「わかりました。」

瑞鳳「ただコーティング3重にかけたから吸収効率は高いはずだよ。」

400「前回のような失態はしません。」

瑞鳳「そして私の『信濃』か…」

大鳳「甲板丸ごととっ変えて戦艦仕様にしてるんだっけ。」

瑞鳳「その分火器管制が面倒なのよねぇ…」


改造内容(信濃) ↓2

グラーフツェッペリン・ラング(ファイター:夕張)
艤装
・15cm(55口径)連装砲8基、
・10.5cm(65口径)連装高角砲6基、
・37mm連装機関砲11基、
・20mm機銃28丁
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージシステム(1式『粒子攪乱フィールド』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子圧縮加速』)
搭載機
・Bf109T改 35機
・Ju87C改 18機
・彩雲(ドイツ軍塗装) 8機

レナウン・ボーテクス (ファイター:400)
艤装
・38.1cm連装砲3基
・11.4cm連装高角砲10基
・4cm8連装ポンポン砲3基
・12.7mm四連装機銃4基
・53.3cm四連装水上魚雷発射管2基
・対水圧用シェル
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージシステム(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子拡散弾頭』)

信濃・天 戦艦型
艤装
・50.8cm3連装砲4基
・12cm30連装噴進砲10基
・10cm高角砲12基
・25mm3連装機銃18基
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージシステム(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子拡散弾頭』、4式『???』)

信濃・天の甲板を換装し、戦艦型にした姿。本来の姿である『改大和型』では無く『超大和型』をベースに製作されている為、主砲には50.8cm3連装砲を採用し圧倒的な火力を誇る艦プラ。
対空兵装も大量に積んでいるがその分火器管制が複雑で制御しにくいと言うネックも抱えているがそれでも高い性能で相手を圧倒することが出来る。
速力は空母型のときより落ちているが35ノットと誤差の範囲であり、作った当人でファイターである瑞鳳曰く『自分で作って自分で使うモノの癖にチートが過ぎる代物』らしい。
RGやディスチャージについてもキチンと出来るようになっており、瑞鳳が勝手に評価したチーム内で『最も戦いたくない艦プラ』1位に輝いている(因みに『青葉・天』と『グナイゼナウ・クロイツZwei』が同率2位、『プリンツ・オイゲン・クロイツ』が3位にノミネート。)。
50.8cm連装砲による圧倒的な火力、アブゾーブの併用と改造による防御力、見た目に反する高い速力によりチーム・エンガノ最終艦としてふさわしいものに仕上がった。
そして本来の運用方法は『グナイゼナウ・クロイツZwei』との共同運用で、2隻が揃ったときに『とんでもない切り札』を使用することが出来るらしい…(勿論単艦運用も可能)

瑞鳳「やっぱりこれ、チートだよねぇ…」

大鳳「この前のプラフスキー・バスター・キャノンよりはチートじゃないと思うけど。」

イセ「あれよく撃てたわね…」

夕張「『荷電粒子砲がだめならプラフスキー粒子砲にすれば良いじゃない』って発想がもう…」

浜風「まさか信濃には積んでませんよね?」

瑞鳳「つ、積んでないよ!」

402「目を露骨に逸らすな。」

愛宕「やっぱり…」

瑞鳳「積んでませんって!PBCtype-Hは!」

400「何故『type-H』?」

瑞鳳「飛龍さんが使うから『H』って事。」

飛龍「あ、そういう事だったのね。」

瑞鳳「一応アレのプロトタイプと区別する為の名称だもの。」

ユキカゼ「プロトタイプが存在するという事は…」

瑞鳳「だからプロトタイプもtype-Hも積んでないって!」

吹雪「嫌な予感がする…」

夕雲「奇遇ですね。私もです。」


大鯨「ずいほ~!」

瑞鳳「お母さん?それに瑞鶴に翔鶴さんも…」

瑞鶴「次の試合、出るんだって?」

瑞鳳「うん。それが?」

大鯨「瑞鳳、覚悟は決まってるのね?」

瑞鳳「…うん。」

大鯨「やっぱり、実家に居た時より目が違うもの。良い仲間を持ったわね。」

翔鶴「大鯨さん、本当にやるんですか?」

大鯨「うん。と言う訳で瑞鳳、ちょっと寝てて♪」ブォン

瑞鳳「えっ?」

ドサッ

瑞鳳「」チーン

瑞鶴「…トンファーで鳩尾殴って気絶させなくても。」

大鯨「だって抵抗されると面倒だもの。さ、早く運びましょ?」

翔鶴「ごめんなさい、瑞鳳…」

《女子トイレ》

瑞鳳「いたた… 何で私トイレに居るの?」

瑞鳳(あれ、私こんな服…)

瑞鳳「ってこれ私の胴着じゃない!」デーン

ピラッ

瑞鳳「張り紙?」

『服を返してほしければ勝ちなさい byおかーさん』

『ごめんなさい by翔鶴』

『今度学食奢るから許して by瑞鶴』

瑞鳳「後でぶっ飛ばしてやる…!」

ゲンカイナンテナーイ♪

瑞鳳「電話?もしも…」

大鳳『どこ行ってるのよ!試合始るわよ!』

瑞鳳「もうそんな時間!?今行くから!」



瑞鳳「ゴメン、お待たせ!」

大鳳「一体どこに… ブッ!」

402「…お前、コスプレでもしてたのか?」

瑞鳳「あっ…」←胴着(白)&袴(赤)

飛龍「…良いんじゃないかな?」

イセ「格好は自由だからね。」

瑞鳳「ち、違う!お母さんに無理矢理!」

夕張「もう時間が無いから行きましょうか。」

瑞鳳「人の話を聞いて~!」

Please set your KP Base

夕張「で、今回はどう戦うの?」

浜風『信濃の火力を前面に展開、400のレナウンで後方から挟撃し一気に仕留めます。』

夕張「私出番無くない?」

浜風『夕張さんには索敵と挟撃の支援を行ってもらいます。』

Beginning plavsky particle dispersal

イセ『私達の役割は後方からの強襲よ。わかってる?』

400「了解。私のレナウンはその為に作られるから。」

イセ『相手は超戦艦ビスマルクよ、気を抜かないで。』

400「しかし戦闘経験値では我々に分が有り、相手は千早翔像の指揮下にない。ならば対応は容易い。」

Please set your KANPLA

大鳳『これ本当に火器管制複雑過ぎじゃないかしら。』

瑞鳳「だからあんま使いたく無いのに…」

大鳳『あとこれ明らかに積んでるわよね?』

瑞鳳「…バレたか。」

大鳳『私制御なんて出来ないわよ?』

瑞鳳「そしたらこっちで調整やるから。」

大鳳『わかった。任せるわ。』

Battle start!

夕張「グラーフツェペリン・ラング、夕張!出撃よ!」

400「レナウン・ヴォーテクス。イ400、出します。」

瑞鳳「信濃・天、瑞鳳!推して参ります!」

フィールドセレクト

海域 直下
1.通常海域(補正無し)
2.流氷海域(命中率上昇、回避率低下、障害物あり、『流氷破砕』コマンドの追加)
3.岩礁海域(命中率上昇、回避率低下、障害物あり、魚雷の使用不可能)

戦闘開始時間 ↓2(一定時間で変更される)
1.昼戦(補正無し)
2.夜戦(命中率低下※ただし探照灯の使用により増加可能 ダメージ倍加)

《流氷海域 夜戦》

浜風『夜戦ですか…』

夕張「ホントに何でフィールド固定にしないのかしら…」

400「こちらの偵察も無効、しかし相手も探照灯や照明弾を使わない限り無力。」

イセ『しかも流氷海域だからもし見えない大きな流氷に衝突したら一発で轟沈よ?』

大鳳『ホント厄介ね。』

瑞鳳「どうする?」


行動選択 直下
1.400を先行させて待機
2.探照灯を使う(400or瑞鳳を選択)
3.相手の様子を伺う
4.その他

瑞鳳「…しょうがない。夕張ちゃん、艦載機スロット62から68までの機体使って。」

夕張「え?スロットって61までしか…」

浜風『62から68… 『震電・夜間戦闘仕様』?』

夕張「いつの間に!?」

瑞鳳「隠し格納庫用意しといて良かったよ、ホント。」

大鳳『時々思うけど何でそう勝手に改造するかな?』

瑞鳳「戦力増強が一番だもの。Me262の生産中止して大量生産したから大鳳も積む?」

大鳳『検討しておく。』

夕張「ちょっと!今聞き捨てならない言葉聞いたんですけど!?」

瑞鳳「だってラングしかMe262扱えないし、汎用性も性能も高い震電を量産するのが当たり前でしょ。」

夕張「理不尽です!」

400「どうします?」

浜風『どうやらこの機体、レーダー積んでるみたいですね。飛ばして偵察に用いましょう。』

夕張「なんか腑に落ちないけど… 震電1番から6番まで発艦準備!コントロールを浜風ちゃんに譲渡!」

浜風『受領を確認。発艦開始!』



偵察判定 直下
25以上で捕捉

浜風『敵艦捕捉、海域データをプロットに表示します。』

瑞鳳「うっわぁ… 見事に流氷が多いわね。」

大鳳『下手に動いてたら危なかったわ。』

夕張「敵艦はどんな感じ?」

浜風『H級、ビスマルク級、シャルンホルスト級だと思います。』

イセ『戦艦三隻… そのH級ってまさか…』

浜風『十中八九H44だと思われます。』

400「H44…」

イセ(トラウマが…)


戦力判明
・H44級『ブリュンヒルド(命名:ビス子)』高速型
・ビスマルク級ティルピッツ雷装特化型(ビスA)
・シャルンホルスト級シャルンホルスト砲撃特化型(ビスB)


瑞鳳「どうする?」

浜風『迂闊に動けば敗北に繋がる… ここは…』


行動選択 直下
1.牽制砲撃
2.照明弾を撃つ
3.400を先行させる
4.その他

浜風『レナウン潜行開始後敵の後方へ回り込み、敵艦隊に奇襲を掛けてください!』

400「了解。対水圧用シェル展開、潜行モードへ入ります。」

イセ『シェル展開及び密閉を確認。潜行開始。』

浜風『次に信濃、低速で敵艦隊の方角へ向かって航行開始。敵艦隊に対する牽制に!』

瑞鳳「わかった!」

大鳳『機関出力低に設定。15ノットで航行開始。』

夕張「私たちは?」

浜風『私たちはこの位置で待機です。今グラーフを動かせば敵に捕捉されかねません。』

夕張「やっぱ夜戦空母って邪魔なだけよねぇ…」

浜風『あと3分で昼戦になるので日が上り次第全ての艦載機で攻撃を開始します。それまでは我慢を。』

夕張「了解…」



大鳳『接敵まであと60!』

瑞鳳「来る…!」

ビス子「やっぱり…!その信濃、戦艦にも換装出来るのね!」

瑞鳳「ビスマルクさん…!」

ビス子「え、何その格好…」

大鳳『突っ込まれたわよ!』

瑞鳳「後で翔鶴さん以外ぶっ飛ばしてやる!」


ビス子の反応 直下
1.か、かわいい!
2.私を馬鹿にしてるの?
3.(お通夜のような沈痛な顔)
4.その他

ビス子「か、可愛い!」

瑞鳳「え…?」

大鳳『え…?』

ビス子「何この子、自衛隊基地の時もこの前のレセプションパーティの時も可愛い格好して…

もう私どうにかなっちゃいそう!」ハァハァ

瑞鳳「!?!?」

ビスA「あ、その子外見が幼い女の子大好きなのよ。」

ビスB「因みに貴女の容姿、この子の好みにジャストミートよ。」

大鳳『余計な情報どうも!』

ビス子「決めた!勝ってこの子ドイツに持ち帰る!」

瑞鳳「ヒィッ!?」

大鳳『だってさ、どうする?』

瑞鳳「倒す!」


行動選択 直下
1.牽制砲撃
2.流氷の砕いて逃走経路の確保
3.反転逃走
4.その他

瑞鳳「夜明けまで待つって予定だったけど… 強行突破よ!」

大鳳『了解!主砲全門装填開始、装填まであと10!』

瑞鳳「機関出力上昇、400ちゃんに雷撃支援要請!」

400「待って下さい、作戦からズレては…」

イセ『作戦からずれるのは構わないけど最低でも一隻、戦果は上げないと。』

瑞鳳「目標はシャルンホルスト級、最も装甲が薄い相手を狙います!」

イセ『装甲が薄い相手を集中攻撃して撃沈、理にはかなってるわね。』

400「…了解。雷撃支援要請を受諾、全門装填開始。発射タイミングを信濃の砲撃から05後にセット。」

瑞鳳「探照灯照射開始!」

ビス子「探照灯!?」

ビスA「目くらましなど!」

ビスB「通用しない!」

大鳳『見え見えなのよ!照準補正、目標シャルンホルスト級!』

瑞鳳「よし… 主砲、撃てっ!」


命中判定 直下
34以上で命中

シャルンホルストに放たれた砲弾が直撃し、炸裂する!

ビスB「私が直撃を受けた…!?ダメージコントロール、延焼を防ぐ!」

ビスA「第一ピリオドの時より迷いが無い!」

ビス子「面白いじゃない…!」

瑞鳳「再装填開始と同時に増速、肉薄するよ!」

大鳳『了解!主砲再装填まであと12!』

ビスA「なんのつもりか知らないけど!」

ビス子「そうそうやらせはしないわよ!」

シャルンホルストを除く2隻が一斉に砲撃を仕掛けてくる!

回避判定 直下
45以上で回避

2隻の砲撃を瑞鳳は回避し続ける!

ビス子「当たらない!?」

ビスA「馬鹿な、第一ピリオド時点の実力でこんな事出来る筈が無い!」

瑞鳳「動きが手に取るようにわかる…!」

瑞鳳(そうだ… この胴着はいつもの修練で使ってたから戦いに集中出来る!

そして相手は格闘については素人、ならその動きは読みやすい!)

大鳳『目標まであと30!』

瑞鳳「400ちゃん!」

400「了解。」

イセ『敵艦ロック、雷撃スタンバイ完了。』

400「目標シャルンホルスト級、発射始め。」

命中判定 直下
20以上で命中

シャルンホルストに400の放った魚雷が命中し、破壊する!

ビスB「このままでは…!」

大鳳『装填完了、今よ!』

瑞鳳「これでっ!」

瑞鳳は50.8cm連装砲を1基、斉射する!


撃沈判定 直下
05以上で撃沈

瑞鳳の一撃はシャルンホルストの船体を簡単に破壊し、轟沈させた!

ビスB「ここまでね…」

ビスA「この短時間でシャルンが沈められるなんて…!」

ビス子「面白くなって来たわ…!私が惚れるだけあるじゃない!」

瑞鳳「全速で離脱するよ!」

大鳳『了解。後部主砲で牽制しつつ離脱を図るわよ!』

400「こちらも離脱します。」

イセ『グラーフをやらせるわけにはいかないわ。追撃は振り切っておいて。』

大鳳『了解。スモーク散布!』

瑞鳳「スモーク散布開始!」

離脱判定 直下
35以上で離脱

ビスA「信濃ロスト。潜水艦も航跡が完全に無いわ。」

ビス子「けど逃げた方向はわかるわ。『アレ』使うわよ?」

ビスA「もう使うの?」

ビス子「相手は2隻で攻めてきた、つまり1隻は夜戦では役に立たない空母。

しかもあのファイター、一回戦でグラーフを使ってたファイターじゃなかったかしら?」

ビスA「確かに一回戦では使っていたけど軽率じゃない?」

ビス子「変えて後方で待機してる可能性も残ってるけど、潜水艦じゃなければ沈めることは可能じゃなない?」

ビスA「わかったわ。夜戦終了と同時に『アレ』を使うわ。」


浜風『で、作戦無視して攻撃を仕掛けたんですね?』

瑞鳳「ごめんなさい…」

浜風『はぁ… 1隻撃沈って戦果が無ければ怒ってますけど今回は不問にします。ただ早急に動きすぎたせいでプランの練り直しが…』

400「夜が明けます。」

イセ『これで2対3から3対2に形勢逆転ね。』

夕張「待って、あの方角から光が…」

大鳳『光?』

夕張「あの光、飛龍さんのPBCに似てる…」

400「まさか…!」

浜風『全艦緊急回避!プラフスキー・バスター・キャノンが来ます!』

瑞鳳「駄目!Type-Hの模造品ならホーミングするから逃げられない!」

大鳳『じゃあどうすれば良いのよ!』


行動選択 直下
1.『切り札』を使う
2.ラングの攪乱フィールドとヴォーテクスのシェルで防ぐ
3.その他

瑞鳳「あっちはアブゾーブは無い、だから収束までに時間はかかる… 上手くやれば相殺出来る!」

イセ『何をする気?』

瑞鳳「私の信濃に搭載してる『切り札』を使います。」

浜風『先程信濃にはPBCは搭載されていないと…』

瑞鳳「『プロトタイプ』と『Type-H』は搭載されてない。けど[『PBC』が搭載されてないとは言ってない。」

夕張「やっぱ積んでたんじゃないですか!」

瑞鳳「…てへ?」

400「しかし現状を打破出来る以上、使う他ないかと。」

浜風『仮に相手のPBCがtype-Hの完全な模造品としましょう。そちらの『切り札』の威力は?』

瑞鳳「type-Hより収束力と射程は上、けどホーミングはしないから正面の射線上の攻撃しか出来ないよ。。」

浜風『つまりぶつけられればかき消せる、しかしホーミングされたら一貫のおしまいと言う訳ですか。』

夕張「イチかバチか… どうする?」

浜風『ならそのイチに賭けます!『切り札』を使用してください!』


瑞鳳「了解!大鳳、コード・PBCの起動!」


大鳳『了解!コード・PBCスタート!』

瑞鳳「PBCtype-Zモードシフト!」

信濃の船体が上下に割れ、中から2本のバレルが左右に展開する!

大鳳『ロングバレル… これがPBCtype-Z…!』

瑞鳳「両舷バレル収束開始、バレルの角度調整お願い!」

大鳳『わかった!バレルロック、射線軸固定!』

瑞鳳「粒子圧縮縮退域へ、臨界まであと7%!」

大鳳『臨界点到達まであと3、2、1… 今よ!』



ビスA「プラフスキーバスター・キャノン、Feuer!」

瑞鳳「プラフスキー・バスター・キャノン、撃ち貫けぇぇぇぇぇぇ!」


判定 直下
20以上で相殺
55以上で貫通

信濃の両舷バレルから放たれた2筋の閃光は、ティルピッツから放たれた閃光をかき消し直進する!

ビスA「馬鹿な… パワー負けしていると言うの!?」

ビス子「完全に模造した筈… なのに…!」

ビスA「しかし打ち負けたとしてもこちらには届かない…!」

瑞鳳「type-Hは『薙ぎ払う』力… だけどtype-Zは『撃ち貫く』力!

その閃光ごと撃ち貫いて、プラフスキー・バスター・キャノン!」

そして放たれた閃光がティルピッツに到達し、その船体を貫いた!

ビスA「何故だ… 何故我々がこうも簡単に!」

イセ『教えてあげましょうか?』

ビスA「大戦艦イセ…!」

イセ『外見だけ完全に模造したとしても『同じもの』には成れない。我々が人間の真似をしても人間に成れないのと一緒。ましてやPBCtype-Hは飛龍とあの子の絆、それを真似しようって発想が見当違いなのよね。』

ビスA「それと何の関係があると言うの!」

イセ『結局はアンタ達の想像力不足。データだけに頼り、想像出来ずあの子の強さを推し量り間違えたのが敗因よ。』

ビスA「認めない… 認めない!」


ティルピッツ:撃沈



瑞鳳「やったの…?」

400「敵艦の撃沈を確認しました。これで残るはH44一隻です。

大鳳『機関出力安定。通常戦闘可能域まで回復したわ。』


行動選択 直下
1.一気に畳み掛ける
2.瑞鳳に一騎打ちをさせる
3.その他

ビス子「たった一隻で私達を圧倒して戦艦二隻を沈めるなんて… 流石私が認めた相手なだけあるわ!」

瑞鳳「ビスマルクさん…!」

ビス子「私と一対一で勝負なさい!貴女だけは私の手で倒す!」

浜風『そんな馬鹿な話に…』

瑞鳳「浜風ちゃん、私にやらせて。」

浜風『瑞鳳さん!?』

瑞鳳「手伝って、大鳳。」

大鳳『任せなさい、親友!』

浜風『はぁ… わかりました。その代わり、支援は出来ませんからね?』

瑞鳳「わかってる。じゃあ行くわよ!」

夕張「…あれ、私って出撃した意味あった?」

イセ『索敵。』

400「サブの戦術指揮。」

夕張「私って居る意味あんまり意味が無い…」


ビス子「これでサシで戦えるわね…!」

瑞鳳「行きます…!」

ビス子「貴女を倒してドイツに連れて帰って国籍と永住権を取得させてウチに居候させて可愛がって…」

大鳳『ねぇ、この人危ない人なんじゃないの?』

瑞鳳「…考えないようにしてたのに!」


行動選択 直下
1.牽制砲撃
2.接近し、肉薄
3.相手の様子を伺う
4.その他

瑞鳳「牽制するよ!」

大鳳『了解!主砲、照準補正及び装填よし!』

瑞鳳「第一第二主砲一斉射!」

瑞鳳は50.8cm連装砲を6門放つ!

ビス子「そんな牽制攻撃、お見通しよ!」


命中判定 直下
55以上で命中

H44級に砲撃が直撃し、砲弾が炸裂する!

ビス子「私が被弾した!?」

瑞鳳「流れさえ読めれば!」

ビス子「お返しよ!こっちの主砲も受けてみなさい!」

ビスマルクも負けじと砲撃で反撃する!


回避判定 直下
55以上で回避

しかしその砲撃は信濃に当たらず、周囲へと着弾する!

ビス子「何で当たらないのよ!」

瑞鳳「攻撃の気を読み、その気を受け流す… これが流派東方不敗の教えの一つ…!」

大鳳『機関増速開始、反転するわよ!』

瑞鳳「了解!」

ビス子「私だってここまで来たファイターなのよ…!なのにこうも単艦で気圧されるされるなんて!」

瑞鳳「相手のペースに呑まれるな、相手を呑み込め…!迷いは己を殺す、迷うな!」



行動選択 直下
1.RGを使い、肉薄する
2.遠距離からの攻撃をする
3.その他

瑞鳳「大鳳!RGの制御を!」

大鳳『了解!RGシステム起動!』

信濃は蒼い光を纏い、輝く!

信濃・天:RGシステムtype-Z起動(残り3ターン)

ビス子「例のシステム…!」

瑞鳳「肉薄する!主砲用意!」

大鳳『全門装填済み、行けるわよ!』

ビス子「舐めないで…!私だってドイツの代表なのよ!こんな事で負けてたまるかっ!」

そう言ってビスマルクは信濃に艦首を向け、増速する!

大鳳『まっすぐこっちに向かって来る… 特攻!?』

瑞鳳「構わないで!相手が全力で来るなら迎え撃つまでよ!」

ビス子「はぁぁぁぁぁぁぁ!」

ビスマルクは砲弾を乱射するが一発も当たらず、距離は詰まり…

瑞鳳「これが… 私の『覚悟』だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

瑞鳳は衝突寸前の位置で砲撃を行った!


撃沈判定 直下
10以上で撃沈

放たれた砲弾は直撃し、H44級の船体を内部から炸裂した!

ビス子「嘘… なんで…」

瑞鳳「私はもう負けない。皆に貰った覚悟で、最後まで戦い抜く!」


Bttale END

Winner “Team ENGANO”

「手に汗握るギリギリの戦い、制したのはチーム・エンガノだぁぁぁぁぁぁぁ!」


ビス子「あ~あ、負けちゃったわね…」

ビスA「何故だ…」

ビスB「意志の力とでも言うの…?」


瑞鳳「や、やったぁ!」

浜風「お疲れ様です。」

大鳳「ホント、最後のアレは冷や汗モンだったわ。」

イセ「まさか甘く見てた一人に3隻全部沈められるなんて想定外でしょうね。」

夕張「どう言う事ですか?」

イセ「彼女たち、明らかに瑞鳳のこと過小評価してたもの。」

400「恐らく自分たちが負けるワケ無いと高をくくっていたのでしょうけど。」

浜風「慢心が綻びを生む、とはこの事ですね。」

ビス子「瑞鳳。」

瑞鳳「ビスマルクさん…」

ビス子「強くなったわね。まさか私たちがこうも敗れるなんて思ってなかったもの。」

瑞鳳「私だけじゃありません。皆が覚悟を私にくれたから、私は戦えたんです。」

ビス子「良い仲間に恵まれたわね。この私を倒したのよ、優勝しなかったら承知しないわ!」スッ

瑞鳳「ええ。そのつもりです。」ガシッ

ビス子「あぁ… 瑞鳳の手、綺麗… このままドイツに連れて帰ってイロイロしたい…」ハァハァ

瑞鳳「ひっ!?」

大鳳「最後の最後で台無しだよ!」

※現在瑞鳳は別行動


夕張「あー、疲れたぁ…」

大鳳「さっさと帰って休憩しましょうか。」

402「…全員、我々の後ろに下がれ。」

イク「えっ…?」

ユキカゼ「接近する反応1。この生体反応は『ナイトロ』使用者のものです。」

愛宕「どう言うこと…?」

400「402がジョシュア・エドワーズから感じたもの、それは『ナイトロ』使用者の独自の反応。」

402「通常であれば違和感を感じる程度のものだがデータ化するとその反応は異質になる。」

イセ「データ送っただけで解析して対策まで立ててくれるなんて流石私の姉妹艦ね。

で、そろそろ出てきたらどうなの、強化人間さん?」

メイジン「へぇ… わかっちゃうモンなんだね、霧のメンタルモデル。」

浜風「メイジン・チクマメン…!」

メイジン「あぁ、何処かで見た顔だと思ったらZEONで私に倒されたヤツか。よくもまぁあの程度の実力でここまで来れたこと。」

吹雪「…!」

402「随分とご挨拶だな、メイジン・チクマメン。」

イセ「何故お前は我々を知っている。」

メイジン「私はお前たちを知っている、イオナにヒュウガ。」

402「…え?」

イセ「…はぁ?」

メイジン「えっ、えっ…?」

400「見当違いも甚だしいね。」

ユキカゼ「個体としての差異があるのにどうやったら『蒼き艦隊』の連中と間違えるんですかねぇ?」

メイジン「ハルナとタカオが居ない時点で気付くべきだった…!」

400「何故ハルナの名前が…」

メイジン「コホン… ハルナも『蒼き艦隊』の所属、そうでしょう?」

ユキカゼ「何を言っているんですか?彼女は第一巡航艦隊・『派遣艦隊』の旗艦、『蒼き艦隊』に居るのはおかしい。」

メイジン「」

402「どうやらお前の知識は間違っているらしいな。」

イセ「それともお前が接触を持った『霧』が『我々とは別の霧』であるのか。どうでも良いことだけどね。

で、何をしに来たの?まさか自分の知識をひけらかしに来ただけ、じゃないでしょうね?」

メイジン「コホン… 挨拶よ。私を見捨てて、のうのうと生きて、こんな遊びに興じている…」



メイジン「飛龍にね!」



飛龍「ッ…!」

夕張「飛龍、さん…?」

夕雲「何故飛龍さんが…」

飛龍「認めたくは無かったけど…!」

吹雪「知っているんですか、メイジンを…」

飛龍「やっぱり逃げられないわね…」

メイジン「また逃げるつもりだったのね、飛龍!」

飛龍「…もう逃げない。私は戦うって決めた、前を向くって決めた!

どんな現実だろうと戦って見せる!メイジン・チクマメン、いい加減その悪趣味なお面を取りなさい!」

メイジン「どうせ次に戦うのは私、そしてお前たちのチームリーダーには多少恩義はある。
良いわ、アンタの覚悟に免じてお面を取ってあげる。」スッ



蒼龍「この素顔で会うのも久しぶりね、飛龍。」



飛龍「蒼龍…!」

大鳳「知り合い、なんですか?」

蒼龍「知り合い、なんてモンじゃ無い。飛龍の元親友にして元相棒、それが私。」

飛龍「4ヶ月も会わない間に随分と強気になったわね、蒼龍。」

蒼龍「私は力を手に入れた。『ナイトロ』と言う力を!私は強くなった、もう誰にも負けないわ!」

飛龍「あんなもの、力なワケが無い!アンタが手に入れた強さはまやかしでしか無いのよ!」

蒼龍「へぇ… 何も得られなかったアンタの強がりって醜いわねぇ。」

飛龍「力ならある…!私には皆が居てくれる、瑞鳳が居てくれる!それだけあれば私は戦えるんだから!」

蒼龍「準決勝は4日後、その場で決着をつけましょうか?」

飛龍「良いわ。アンタの『ナイトロ』の力と私の『絆』の力、どっちが強いか見せてあげる!」

蒼龍「楽しみね、アンタが負けてボロボロになって泣き喚く姿が…!」

飛龍「その言葉、そっくりそのまま返してあげる!」

夕張「何でこう言うときに限って瑞鳳さんが居ないのよ…!」

402「そもそもアイツは何処に行った?」


その頃

瑞鳳「まだまだぁ!」怒りのスーパーモード

ゴオォォォォン!!

大鯨「」
瑞鶴「」

翔鶴「もう止めて!もうとっくに瑞鶴と大鯨さんのライフはゼロよ!」ガシッ

瑞鳳「HA☆NA☆SE!」

翔鶴「だ、誰か止めてぇぇぇぇぇぇ!」

鳳翔「これは姉さんの自業自得ですし…」

祥鳳「もうこうなっちゃたら私達じゃ手に負えないし…」

サーシェス「触らぬ神に祟りなし、だぜ…」

東方不敗「大鯨、不甲斐ない儂を許せ…」

夜会話選択 直下
1.大鳳
2.400&402
3.浜風
4.夕張
5.飛龍

400&402


400「何故彼女は我々を知っていたんだろう…」

402「イセの言うように『他の霧』との接触じゃないのか?お前はどう思う?」

瑞鳳「私?う~ん… 二人とも異世界から来たから別世界の存在と接触したって言えば否定は出来なくなるけど…」

400「考えた所で仕方ありません。事の真相はメイジン・チクマメンを倒して聞き出せば良い。」

402「ああ、だがヤツも『ナイトロ』使用者だ。戦闘後に『燃え尽きる』可能性があるな。」

瑞鳳「『ナイトロ』は命そのものを燃やす炎… どうすれば…」

400「…止められるかもしれません。」

402「何?」

瑞鳳「どう言うこと?」

400「先程ナチからデータが送られてきました。『ナイトロ』はあのお面に組み込まれ、あのお面自体は『エンボディ』となっています。」

402「それは既知の情報だろう。」

400「では『エンボディ』は外部からコントロール可能、と言う情報は?」

瑞鳳「なっ!?」

400「あれは外部コントロールにより出力を上下可能、そして私と402は諜報に特化した潜水艦。ハッキングはお手の物。」

402「そういう事か。我々がハッキングし、エンボディ自体の機能を停止させるのだろう?」

瑞鳳「出来るの?」

400「通信周波数さえわかれば出来ます。」

402「周波数の特定は船体を使えば容易だろうし、ハッキングも余裕で可能だ。」

400「我々に命令をください。」

402「命令をくれればやってみせよう。」

瑞鳳「『命令』はしない… 『お願い』、ハッキングで『エンボディ』と『ナイトロ』を止めて!」

400「『お願い』… わかりました。」

402「良いだろう。その『願い』、聞き届けた。」

瑞鳳「ありがとう…」

400「所で『お願い』と言うのは代償が必要、みたいですね。」

402「と言う訳で対価が欲しい。後払いで良いぞ?」

瑞鳳「…検討しておく。」

夜会話選択 直下
1.大鳳
2.浜風
3.夕張
4.飛龍

大鳳


大鳳「で、メイジンと瑞鳳の関係って何?」

瑞鳳「どうしたの急に?」

大鳳「気になるのよ。私達だって関係あるし。」

瑞鳳「大したこと無いよ。ヤンチャな連中に連れ去られそうになってるの止めただけだし。」

大鳳「…それを大したこと無いって言える瑞鳳が羨ましいわ。」

瑞鳳「だってあんな連中一瞬で蹴散らせるし…」

大鳳「普通の人なら関わりたくないでしょ、そう言うの。」

瑞鳳「でも困ってる人を見捨てられるわけないじゃない。」

大鳳「本当に瑞鳳ってお人好しよね。沸点が低いのが玉に瑕だけど。」

瑞鳳「褒めてるの?貶してるの?」

大鳳「褒めてるのよ。…ねぇ、瑞鳳。私の時って、やっぱりその正義感からああ言ってくれたの?」

瑞鳳「私の時って?」

大鳳「友達になった日よ。『私の味方でいる』って言ってくれた事。あれもやっぱり…」

瑞鳳「違う。」

大鳳「えっ?」

瑞鳳「あれは私の本心から言ったことだよ。大鳳の事は絶対に何があっても守る、それが私の決めてる事だから。

誰に頼まれた訳じゃなく、正義感からでもない私の『意志』だから。」

大鳳「そう… やっぱりそう言うトコに惚れちゃったのかなぁ…」ボソッ

瑞鳳「えっ…?」

大鳳「何でも無いわよ。」


夜会話選択 直下
1.浜風
2.夕張
3.飛龍

夕張



夕張「眠い…」ウトウト

瑞鳳「ほらまだあと12個残ってるよ。」

夕張「Me262の艦載機仕様量産って今日じゃなきゃ駄目なんですか…?」

瑞鳳「だって自分で頼んできたんじゃない。『早く量産してくれ』って。」

夕張「だからって予備も含めて60機も量産する必要ないでしょう…」

瑞鳳「鉄は早いうちに打て、だよ。」

夕張「ひぇぇぇぇぇ…」


瑞鳳「う~ん… 終わった終わったぁ。夕張ちゃん?」

夕張「すぅ…」

瑞鳳「寝ちゃってた… ま、今日ファイターだったから仕方無いか。」

夕張「むにゃ…」

瑞鳳「風邪引かないように… うんしょ、っと!」ヒョイ

トサッ

瑞鳳「よしっ。ベッドに移せば大丈夫でしょ。」

夕張「むにゃ… 瑞鳳さぁん…」

瑞鳳「私?」

夕張「にぇへへへ…」

瑞鳳「笑顔で寝てる… ま、良いか。お休み、夕張ちゃん。」


夜会話選択 直下
1.浜風
2.飛龍

飛龍



飛龍「蒼龍…」

瑞鳳「蒼龍さんは飛龍さんと同じ世界の出身でしたっけ。」

飛龍「それだけじゃない。私達は同じ艦隊の所属で一緒に戦ってた相棒、そしてプライベートでも親友だった。」

瑞鳳「…」

飛龍「私ね、逃げてたのかもしれない。あの世界で戦うのが嫌でさ、私が気を抜いてして分断されなければ蒼龍はああならなかったのかもしれない…」

瑞鳳「飛龍さん…」

飛龍「何があってもあの子を守るって約束してたのにさ、結局その約束も守れないで…

私って本当なんだろう。一人じゃ何も出来ない、何が『航空母艦飛龍』よ…」

瑞鳳「飛龍さん、あまり自分を卑下しないでください。私は飛龍さんが居たからここまで来れたんです。」

飛龍「瑞鳳…」

瑞鳳「私は飛龍さんに支えられて前を向けた、なら今度は私が貴女を支える番です。私の、私達の力であの人を助けましょう。」

飛龍「ありがとう… ねぇ、ひとつ良いかな?」

瑞鳳「何ですか?」

飛龍「私のグナイゼナウ・クロイツZwei、改修して欲しいの。」

瑞鳳「改修…」

飛龍「この短期間じゃ無茶かもしれない。けど…」

瑞鳳「わかりました。やってみせます!」

飛龍「えっ?」

瑞鳳「可能性がある限り諦めない、それが私ですから。その代わり必ず勝ちましょう。勝ってあの人を救いましょう!」

飛龍「ええ!」

浜風


瑞鳳「…」

浜風「どうですか?」

瑞鳳「理には適ってるけど… 無茶な案だね…」

浜風「やはりそうですか…」

瑞鳳「浜風ちゃんがくれた『扶桑・天』『高雄・天』そして『プリンツ・オイゲン・クロイツ』の改修案。

多分基礎設計からの作り直しになると思う…」

浜風「そこから…」

瑞鳳「あ、ちょっと待って。

これをこうして… こうすれば… これなら何とか決勝までには間に合いそう。」

浜風「本当ですか!?」

瑞鳳「うん。ただ『プリンツ・オイゲン・クロイツ』は出来ても完熟訓練は間に合わないと思う…」

浜風「たとえぶっつけ本番だったとしてもやってみます。」

瑞鳳「わかった。本当に良いんだね?」

浜風「ええ。指揮官として、チーム・エンガノのファイターとしてやってみせます。」

瑞鳳「OK!任せなさいって!」

浜風「ではお願いします。ところで瑞鳳さん…」

瑞鳳「どうかした?」

浜風「吹雪に告白されたそうですね?」

瑞鳳「ブッ!だ、誰に…」

浜風「様子がおかしかったので本人に問いただしたら顔真っ赤にしながら自白しましたよ。」

瑞鳳「oh…」

浜風「答えは保留にしたらしいそうですけどね。」

瑞鳳「戦いに集中出来なくなるって言ってね…」

浜風「では私にもチャンスはありますね。」

瑞鳳「一体何を…」

浜風「瑞鳳さん… 貴女が私に勇気をくれたからここまで戦って来れました。

だからその勇気を振り絞って言わせて貰います…」



浜風「私は、貴女のことが… 瑞鳳さんが好きです!」



瑞鳳「浜風ちゃん…」

浜風「私も答えは聞きません。伝えたいのはそれだけです。ではお休みなさい!」

バタン

瑞鳳「えっ!?えっ!?」


浜風「うぅ… 言っちゃったよ私… 明日から顔を合わせる…

ゆ、勇気… そ、そうだ!勇気があれば… ってやっぱり恥ずかしい///」


ユキカゼ(浜風が乙女の顔してる…)ノゾキ←通りすがり

愛宕(何かあったのかしらねぇ…)ノゾキ←通りすがり

改修内容安価


・グナイゼナウ・クロイツZwei 直下
・プリンツ・オイゲン・クロイツ ↓3
・高雄・天 ↓5
・扶桑・天 ↓7


現在のスペック

グナイゼナウ・クロイツZwei
速力 42knot
艤装
・28.3cm3連装砲3基
・15cm連装砲6基
・37mm連装高射機関砲8基
・20mm連装高射機関砲5基
・増設艦首水上魚雷発射管4門
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ (1式 徹甲弾 2式 粒子歪曲フィールド 3式 拡散弾 4式 PBCtype-H)


高雄・天
速力 40knot 
艤装
・20.3cm三連装砲5基15門
・12.7cm連装高角砲4基
・25mm連装機銃4基
・13mm連装機銃4基
・61cm5連装魚雷発射管4基20門
・艦首隠匿式水上魚雷発射管6門
・カタパルト(偵察機4機)
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子拡散弾頭』)


プリンツ・オイゲン・クロイツ
速力35knot
艤装
・20cm連装砲塔4基。
・10.5cm連装高角砲塔6基
・53.3cm三連装魚雷発射管4基
・艦底部対潜拡散機雷散布装置2基
・後部対スクリュー用ネット発射装置2基
・対艤装用誘導式トリモチランチャー4基
・ワイヤー射出用甲標的2基
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮砲弾』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子攪乱フィールド』)

扶桑・天
速力32knot
艤装
・41cm連装砲3基6門
・15.5cm連装副砲
・Mk 12 5インチ砲8基(VT信管)
・12cm30mm噴進砲12基
・増設甲板(偵察機8機)
・レーダー(アイオワ級搭載型)
・RG システムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子攪乱フィールド』、3式『粒子拡散砲弾』)


踏み台

やっぱり数が多すぎた…


イセのは選択式にします

改修選択 直下
1.近接ブレード内蔵+高機動オプションパッケージ装着
2.PBC内蔵(イセ型仕様)+PBCオプション艦2隻(イツクシマ・ハシダテ仕様)
3.その他


あと蒼龍戦の際、GBFのメイジン戦のノリでやるかアイラ戦のノリでやるか…

改修艦

グナイゼナウ・クロイツDrei『シュツルム・ゼナウ・クロイツ』
艤装
・28.3cm3連装砲改3基
・15cm連装砲6基
・37mm連装高射機関砲8基
・ 5インチ両用砲(VT信管)8基
・増設艦首水上魚雷発射管4門
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ (1式 徹甲弾 2式 粒子歪曲フィールド 3式 拡散弾 4式 PBCtype-H)
外部接続式高機動パッケージ『シュツルムユニット』
・4連装魚雷ポッド5基×2
概要
飛龍と『2代目メイジン・チクマメン』こと蒼龍との最終決戦の為に改修したグナイゼナウ・クロイツの最終形態。
瑞鳳の持つ技術のすべてを集約しており、主砲の長砲身化による対艦火力、射程の強化と長砲身化した5インチ両用砲(VT信管)の追加で対空火力を強化、電探や音探等の索敵装置、装甲も改良し全体的な基本スペックの底上げが行われている。
またPBCtype-Hを使用する際に発生する隙をカバーする為に、瑞鳳が製作した最大の切り札『シュツルムユニット』を接続可能にしている。『シュツルムユニット』は大型スクリューと4連装魚雷ポッド5基を内蔵した駆逐艦サイズの大型フロートで左右に1基づつ装着する。 装着することで船体が少し浮きあがり水との設置面積が減り、水の抵抗も減少するので速力が向上するという仕組みである。 因みに重巡や軽空母以上のサイズならばジャンクションさえ用意出来れば全ての艦プラに装着可能である。勿論ファイター及びサブファイターの操作でパージ可能となっている。
パッケージ自体は完成していたものの、接続に対応出来る艦プラが存在していなくてお蔵入りとなりかけたが引っ張り出してグナイゼナウ・クロイツdreiへと接続した。この形態を『シュツルム・ゼナウ・クロイツ』と呼ぶ。
文字通り『疾風』の如き速度を得たグナイゼナウ・クロイツは飛龍にしか操れず瑞鳳にしか整備出来ない、まさに飛龍と瑞鳳の『絆』を体現している最強の艦プラへと進化した。

プリンツ・オイゲン・クロイツ Zwei
艤装
・20cm連装砲塔4基。
・10.5cm連装高角砲塔6基
・53.3cm三連装魚雷発射管4基
・艦底部対潜拡散機雷散布装置2基
・後部対スクリュー用ネット発射装置2基
・対艤装用誘導式トリモチランチャー4基
・ワイヤー射出用甲標的2基
・FuMO25レーダー
・対電子用レドーム
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮砲弾』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子攪乱フィールド』)
概要
浜風専用艦プラ『プリンツ・オイゲン・クロイツ』を改修した姿。
『プリンツ・オイゲン・クロイツ』は最初期に製作された艦プラであり、現状のままでは決勝戦での戦闘に支障をきたす可能性があると考えた浜風のプランにより改修が施された。
指揮官である浜風専用の艦プラである為、指揮能力及び電子戦能力を強化している。
索敵能力の強化の為にFu025レーダーを搭載し、更に対電子用レドームを装備し広域の索敵を可能とした。
その為に各艤装の誘導能力も上がっているので戦闘・指揮ともに対応可能。
浜風の希望以上の仕上がりとなっており、浜風の持つ『勇気』と共に『プリンツ・オイゲン』の名前に通り勇猛果敢に戦うことが出来る。

高翌雄・天爾改
艤装
・20.3cm三連装砲5基15門
・12.7cm連装高角砲4基
・25mm連装機銃4基
・13mm連装機銃4基
・61cm5連装魚雷発射管4基20門
・艦首隠匿式水上魚雷発射管6門
・カタパルト(偵察機4機)
・RGシステムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子阻害フィールド』、3式『粒子拡散弾頭』、4式『PBCtype-Y』)
概要
夕雲専用艦プラ『高翌雄・天』を改修した姿。
『高翌雄・天』がリカルド・フェリーニ戦で中破し修復が難航していたところに浜風からの改修案がもたらされ、改修を施された。
外観上の変化は殆ど無いが各部に調整が施されており、性能が上昇している。
また改修の際に霧のタカオ型の超重砲をベースに作り上げた『プラフスキー・バスター・キャノンtype-Y』が装備された。
type-Hやtype-Zの様な特殊性は無いが、それでも強力な艤装であり戦闘能力を最大限に引き出すことが出来る。
瑞鳳たちへの『恩義』の為、夕雲は新たな『高翌雄・天爾改』を駆って戦場に舞い上がる。

扶桑・天爾改
艤装
・41cm連装砲3基6門
・15.5cm連装副砲
・Mk 12 5インチ砲8基(VT信管)
・12cm30mm噴進砲12基
・増設甲板(偵察機8機)
・レーダー(アイオワ級搭載型)
・RG システムtype-Z
・ディスチャージ(1式『粒子圧縮弾頭』、2式『粒子攪乱フィールド』、3式『粒子拡散砲弾』、4式『PBCtype-I』、5式『PBC-typeIフルバースト』)
・オプション艦『アマテラス』『ツクヨミ』
概要
イセ専用艦プラ『扶桑・天』を改修した姿。
『扶桑・天』もまた度重なる戦闘により破損し、補修と共に改修が施された。
外観上の変化は乏しいが、性能は向上しており36ノットまで速度を出せるようになった。
そして霧のメンタルモデルであるイセの為にイセ型が装備している超重砲をベースに作り上げた『プラフスキー・バスター・キャノンtype-I』が装備され、『扶桑・天』が元々保有している広範囲索敵能力による遠距離狙撃が可能となった。
さらにヒュウガが作成したイ401用のオプション艦『イツクシマ』『ハシダテ』に相当するPBCオプション艦『アマテラス』『ツクヨミ』を運用可能にしている。2隻とも『伊-55』をベースに製作されているが、魚雷発射管などは使用不能になっており自身の防御能力は殆ど無く、自身でオプション艦も操作しなければならず負担は大きい。しかし3隻が連動し『フルバーストモード』になれば、PBCtype-Z以上の威力と射程を誇る強力な装備となっている。
かつて守る物など無かったイセ自身が『守るための力』として、『霧』としてでは無く『人』として扶桑・天爾改の力を行使する。

瑞鳳「ふぅ… やっと終わった…」

瑞鳳(『シュツルム・ゼナウ・クロイツ』… この力があれば…)

ティロリン…ティロリン…

瑞鳳「メール?」ポチポチ

『差出人:不明 2200に都立潮波公園にて待つ』

瑞鳳「こんなアドレス知らない…」

瑞鳳(どうしよう…)


行動選択 直下
1.向かう
2.向かわない

瑞鳳「この場所ならバイクで10分あれば行ける…」

瑞鳳(行ってみるかな…)

≪都立潮波公園≫

瑞鳳「指定の場所はここ…」

「や、早かったね。」

瑞鳳「あ、貴女… 蒼龍さん!?」

蒼龍「ごめんね、こんなところに呼び出しちゃって。けど今しか時間が無くてね、伝えたいことがあったから。」

瑞鳳「伝えたいこと?」

蒼龍「『リミット』。それだけ言えばわかるでしょ?」

瑞鳳「まさか…」

蒼龍「そ、私の命はそろそろ限界。多分準決勝終了と同時に『燃え尽きる』と思う。」

瑞鳳「何で…」

蒼龍「私ね、この世界に瀕死の状態で転移して死に掛けで一人彷徨ってた所をマーサ・ビスト・カーバインに拾われたの。そこで治療を受けると同時に『ナイトロ』の実験台にされて、一番情緒が安定してた私がメイジンになった。マーサ・ビスト・カーバインが創ろうとしてる理想社会の尖兵としてね。」

瑞鳳「理想世界?」

蒼龍「そう、アレが創ろうとしてるのは『自分が支配する女性中心の社会』。そして男や自身に反抗するものと対等に渡り合う術、滅ぼす術として持ち出したのが『ナイトロ』。この世界の技術系統から外れた『ナイトロ』を使い強化人間を量産して、理想世界を創る気よ。」

瑞鳳「待ってください。『この世界の技術系統から外れてる』ってどう言うことですか?」

蒼龍「言葉通りだよ。多分アレは本来『この世界』の技術じゃない、オーバーテクノロジー過ぎる『何か』を無理矢理使ってるに過ぎないの。おかげで私はこのザマ…」

瑞鳳「蒼龍さん…」

「それでも、まだ希望はあります。」

蒼龍「誰!」

瑞鳳「大和さん…!」

大和「はじめまして、2代目メイジン・チクマメン。私は大和、呉鎮ホテルグループの現当主です。」

蒼龍「…お嬢様って所ね。で、その当主ってのが私に何の用?」

大和「現在我々はプラフスキー粒子を医療に転用する方法を模索しています。『ナイトロ』の治療法も必ず…」

蒼龍「見つかる前に私は死ぬ。限界なのよね、もう。」

大和「しかし…!」

蒼龍「だから私はここに居る。貴女たちならきっと、マーサ・ビスト・カーバインの野望を阻止できるから。私はもう保たないけど、私と同じような存在が生まれないように希望を繋ぐことが出来る…」


会話選択 直下
1.「何故生きる事を諦めるんですか!」
2.「私、絶対に諦めませんから…!」
3.「…わかりました。きっと希望は繋ぎます。」
4.その他

瑞鳳「何故生きる事を諦めるんですか!」

蒼龍「瑞鳳ちゃん…?」

大和「何を…」

瑞鳳「最初から諦めてしまっては何も変わらない…! 抗わないでそんな運命を受け入れるなんて、絶対間違ってる!」

蒼龍「でももう何も変えられない… 全てが遅かったのよ…」

瑞鳳「今からでも貴女自身の手でその連鎖を止める事も、生きて抗うことも出来る…!なのに…!」

蒼龍「私だって抗ったの!けど何も変わらなかった… どうせ私が死んだところでこの世界には…」

瑞鳳「それに貴女が死んでしまったら飛龍さんが悲しむ事くらい何でわからないんですか!?」

蒼龍「だって飛龍と私は決別して…」

瑞鳳「飛龍さん自身はそう思ってない、と私は本人から直接聞きました。飛龍さんは貴女を救い出す為に戦おうとしています。」

蒼龍「なんでそこまで…」

瑞鳳「私だって貴女が死んでしまったら悲しい… だからその『悲しみ』を避ける為に抗おうとしてる!」

蒼龍「優しいね… だけどその『優しさ』だけで何かを救えるとは限らないよ。」

瑞鳳「『優しさ』だけじゃ何も救えないってのは解ってるんです!でもその『優しさ』さえも無くしてしまったら本当に何も救えないし変えられない!だから私は…!」

蒼龍「やめて… 希望を持たせないでよ…!やっと覚悟が出来たのに、また怖くなっちゃうじゃない…」

瑞鳳「私だって怖いんです、ジョシュア・エドワーズさんが『ナイトロ』を使用して亡くなったのを見たから。もし蒼龍さんが『ナイトロ』新たな犠牲者になってしまったら私はきっと自分の無力を嘆く… 

自己満足の為なのかもしれない、けど私は貴女を救いたい!チーム・エンガノのリーダーとしてじゃない、一人の人間『瑞鳳』として私は貴女を救い出す!」

蒼龍「もう止めて!私だってまだ死にたくないのよ!
でも私の命は、『リミット』はもう限界なの!もう助からない所まで来てるのよ!」

瑞鳳「ッ…!」

蒼龍「…私はもうどの道助からない。だから最後にあの子と、飛龍と戦う。そして後に続く筈の負の連鎖を止める。

だから、もう私を迷わせないで…」ダッ

瑞鳳「待ってください!話はまだ!」

大和「待ちなさい、これ以上追っても無駄… でもメイジン…いえ、蒼龍さんを救う術はあります。」

瑞鳳「救う術…」

大和「ナチ、例のものを。」

ナチ「わかりました。どうぞ、これを…」スッ

瑞鳳「何これ… 大きな宝石…?」

大和「『アリスタ』、プラフスキー粒子の結晶体です。本来我がグループの研究班のものですが私の権限を使い、持ち出せました。」

瑞鳳「何でこんなものを…」

大和「『アリスタ』は人の『想い』に呼応し、様々な現象を引き起こすことが研究で判明しています。私や潮、夕立やアシガラが去年の世界大会決勝で『エンボディ』に操られていた筑摩を救い出せた様に…」

瑞鳳「あの光の発生源が、これなの…?」

大和「貴女達の『強い想い』があればきっと彼女を救う事が出来る。だから、必ず彼女を助けてください。」

瑞鳳「はい!」


その頃

《台場公園》

飛龍「何を迷ってるんだろ、私…」

ガサガサ…

飛龍「誰!」


誰が居た? 直下
1.アシガラ
2.大鯨
3.ミスター・ブシドー

大鯨「あら、バレちゃったみたい。」

飛龍「あ、大鯨さん?」

大鯨「確か飛龍ちゃん、だったわね。こんばんは。」

飛龍「ど、どうも…」

大鯨「今日は一人なの?」

飛龍「えと、少し考えごとで…」

大鯨「そうなの?なら少し話したいことがあったから、良いかな?」

飛龍「構いませんけど…」

大鯨「貴女、今無理してない?」

飛龍「無理、ですか…?」

大鯨「うん、私にはそう感じるから。何かあったの?」

飛龍「そんなことは…」

大鯨「嘘。私これでも瑞鳳のお母さんやってるからそれくらいは解るわよ。話したくないなら、それで良いけど。」


行動選択 直下
1.悩みを打ち明ける
2.打ち明けない
3.その他

飛龍「もし、ですけど… 大鯨さんが瑞鳳ちゃんと戦う事になってしまったらどうします?」

大鯨「あの子と?そうねぇ… 私の得意な領域に持ち込んで手数で圧倒…」

飛龍「あ、戦い方じゃなくて覚悟出来るかと言うか…」

大鯨「覚悟、ね。多分躊躇はすると思うけど、必要であれば戦うわ。

でも例えば操られてたり、戦う事を強要されてるとしたら躊躇はしないで全力で戦って助ける。それが母親としての責務だから。」

飛龍「そう、ですか…」

大鯨「でもそれが夫でも妹の鳳翔でも、私の身近に居る相手でも変わらない。母親の責務とか関係なく誰が相手でもそうする。要は誰が相手だろうと間違った方向へ行こうとしたなら止め、助けるだけよ。

もし貴女が大切な人と戦うのだったら迷わないで戦って目を覚まさせなさい。『迷いは己を殺す、故に迷うな』、よ」

飛龍「でも…」

大鯨「あ、そうだ。貴女に渡したいものがあって後をつけてたんだった…」ガサゴソ

飛龍「渡したいもの?」

大鯨「本当なら瑞鳳に渡したかったけど貴女の方が良いかもしれないから。」

飛龍「これって…」

大鯨「あ、それコスプレじゃ無いからね?

元々は瑞鳳が大きくなった時の為に用意してたけどあの子あんまり大きくならなかったからお蔵入りになっちゃって。
貴女なら着れそうだし、ちゃんと貴女に合わせて手直ししておいたから。」

飛龍「で、でもこんなの受け取れませんよ!」

大鯨「やっぱり迷惑だったかな?」

飛龍「そう言う訳では…」

大鯨「貴女は瑞鳳を支えて、導いてくれた恩人。それを着る資格は十分にある。だから貴女は迷わないで、自分で自分がやりたいって思ったことを貫きなさい。

貴女は一人じゃない。瑞鳳が、そして貴女を信じて支えてくれる人が居ることを忘れないでね。」

飛龍「こんなの貰ってどうしろって言うのよ…」

ブロロロ…

瑞鳳「あれ、飛龍さん?」

飛龍「瑞鳳?どうして…」

瑞鳳「ちょっと出かけてました。あれ、その胴着…」

飛龍「さっき偶然大鯨さんに会って渡されたの。」

瑞鳳「どうやらお昼の折檻じゃ足りなかったようですねぇ…!」

飛龍「た、大鯨さんも悪気があってこれを渡したわけじゃないよきっと。」

瑞鳳「飛龍さんがそう言うなら…」

飛龍「…瑞鳳、私決めた。もう迷わない、そして蒼龍を救い出す!」

瑞鳳「なら、そのお手伝いをさせて頂きます!」

飛龍「待ってなさい、蒼龍…!私が、私達が絶対に助けてみせるんだから…!」


ルート『アンリミテッド』 第23話『恐れぬ翼』

ルート『アンリミテッド』第24話『煌く心の光』


≪準決勝当日≫

浜風「では予定通り今日は飛龍さんと瑞鳳さん、お願いします。」

飛龍「わかった。グナイゼナウの用意は?」

瑞鳳「問題ありません。調整も完了しています。」

浜風「わかりました。402、そちらは?」

402『量子通信良好。こちらも問題ない。』

400『いつでもハッキング可能です。』

イセ『念にも念を入れて私も待機しておくわ。妨害されちゃたまらないし、演算処理能力が足りなかったらサブプロセッサの役割だってこなせるもの。』

ユキカゼ『私も一応攻撃対策で待機しています。』

夕張『私は潜水艦の指示、愛宕さんは護衛2隻の指揮ですね。』

愛宕『攻撃されたら私がこっちで直接指示するから。』

浜風「わかりました。」

大鳳「まさか量子通信を使ってリアルタイム通信を行うなんてね。」

402『この方がリアルタイムで状況の報告が出来るからやりやすい。』

吹雪「量子通信ってSF世界だけだと思ってたんだけど流石霧の技術と言うか…」

400『その気になれば空間変異や重力操作すらも引き起こせるけどね。』

イク「規格外すぎなのね。」

イセ『我々はこの世界のイレギュラーだから仕方無いんじゃない?』

夕雲「今サラッととんでも無い事聞こえたんですけどね…」

ユキカゼ『まぁまぁ…』

浜風「相手はメイジン一人です。二人とも、どうか御武運を…」

瑞鳳・飛龍「了解!」

蒼龍「やっと来たわね… 何その格好?」

飛龍「アンタのお面程じゃないわ。ちょっとスカートが短いけどね。」←日の丸鉢巻&胴着(オレンジ)&スカート(緑)

蒼龍「馬鹿にしてるの?」

飛龍「違う、これは私の『勝負服』よ。私の『決意』見せてあげるわ!」

蒼龍「どうせ私には敵うはず無いわ。あのグナイゼナウで勝てると思わないことね。」

飛龍「どうかしらね?」

Please set your KP Base

Beginning plavsky particle dispersal

Please set your KANPLA

Battle start!

飛龍「ヨシッ!シュツルム・ゼナウ・クロイツ、飛龍!」

瑞鳳『瑞鳳!』

飛龍「出撃します!」



フィールドセレクト

海域 直下
1.通常海域(補正無し)
2.流氷海域(命中率上昇、回避率低下、障害物あり、『流氷破砕』コマンドの追加)
3.岩礁海域(命中率上昇、回避率低下、障害物あり、魚雷の使用不可能)

戦闘開始時間 ↓2(一定時間で変更される)
1.昼戦(補正無し)
2.夜戦(命中率低下※ただし探照灯の使用により増加可能 ダメージ倍加)

瑞鳳『フィールドは「通常海域」です。遮るものは何もありません!』

飛龍「これなら対等… いえ、こっちの有利よ!」

蒼龍「それはどうかしらね!」

CAUTION!CAUTION!

瑞鳳『雷撃警報!数4接近!』

飛龍「落ち着いて、牽制よ。」

飛龍の言ったとおり、魚雷は全て逸れ明後日の方向で炸裂する!

蒼龍「下手に動いてくれれば一瞬だったんだけどね。」

飛龍「瑞鳳、艦種は?」

瑞鳳『恐らくキング・ジョージ5世級『プリンス・オブ・ウェールズ』の改造タイプと推定します。』

飛龍「あの時のと同じヤツね!」

敵艦
プリンス・オブ・ウェールズ改
艤装
・35.6cm4連装砲2基
・35.6cm連装砲塔1基
・40mm8連装ポムポム砲4基
・40mm4連装ポムポム砲2基
・40mm単装機銃1基
・20mm単装機銃7基
・増設魚雷発射管2基
・???

蒼龍「これはPPSEの総力を結集したもの。たかが個人で作ったもので勝てるわけが無いわ。」

瑞鳳『完成度は確かに高い… でも!』

飛龍「私達のシュツルム・ゼナウ・クロイツを舐めないで!」


行動選択 直下
1.高速で接近しつつ雷撃
2.主砲で牽制しつつ距離をとる
3.相手の動きを伺う
4.その他

飛龍(さぁて、まずはどう動く…!)

蒼龍「じれったい…!こっちから行かせて貰うわよ!」

瑞鳳『来ます!』

蒼龍はウェールズの主砲を放ち、接近する!

飛龍「先に向こうが動いた…!」


回避判定 直下
20以上で回避

飛龍「シュツルムユニット駆動開始!」

瑞鳳『了解!シュツルムユニット起動を確認、ブーストスタート!』

ウェールズの砲撃を加速することによって飛龍は回避する!

蒼龍「図体が大きいくせに素早い…!ならこれでどう!」

蒼龍はさらに魚雷を4連装の増設魚雷を放つ!さらにその魚雷は加速しているグナイゼナウを追尾する!

瑞鳳『誘導魚雷…!』

飛龍「でも弾道操作が甘い!」


回避判定 直下
30以上で回避

しかし飛龍は魚雷の一発を回避出来ず、直撃を受けてしまう!

飛龍「一撃貰った…!」

瑞鳳『アブゾーブシステム正常動作、吸収を確認しました!』

蒼龍「粒子を消した… 対粒子コーティングなんか比じゃない、厄介な力だこと…!」

飛龍「瑞鳳、チャージは?」

瑞鳳『普段より多めに吸収してるので、今からRGを使っても5分は持ちます。』

飛龍「まだよ、まだRGは使うべきじゃない。」

瑞鳳『了解しました。』


行動選択 直下
1.雷撃しつつ加速し肉薄する
2.距離をとりつつ砲撃を行う
3.ディスチャージ2式(粒子シールド)を展開して接近

4.その他

飛龍「ここは不用意に近づくべきじゃない… 距離をとって砲撃するわ!」

瑞鳳『了解。28.3cm連装砲装填開始、照準仰角マイナス2度。』

飛龍「捉えた…!主砲、全門一斉射!」

飛龍はグナイゼナウの主砲3基を一斉に放つ!

蒼龍「チィッ…!憎たらしい程正確な砲撃ね!」


命中判定 直下
40以上で命中

しかし、その砲撃は回避される!

飛龍「なっ!?」

蒼龍「残念、相手が粒子を使用してるなら全て『視える』のよ!」

瑞鳳『「エンボディ」…!』

蒼龍「そう、『エンボディ』よ!そして…!」

ウェールズの船体の一部がスライドし、蒼い炎があふれ出す!

飛龍「この『炎』、まさか…!」

蒼龍「そう、『ナイトロ』の力よ!」


浜風「『ナイトロ』が熾った… 402!」

402『了解、これより電波の解析に入る。』

400『現在、お台場全域で発生中の電波数296867。サーチスタート。』

夕張『うっへぇ… 聞いてるだけで嫌になる数ね…』

402『雑談してるほど余裕は無い。イセ、我々と量子リンクを。』

イセ『了解。量子リンク開始、処理能力を28%ずつ貸し与えるわ。』

ユキカゼ『現在のところ敵影及び通過する船舶反応ありません。』

愛宕『なるべく来ない方が良いけど…』

吹雪「これで大丈夫なのかな…」

大鳳「普通のコンピューター程度のハッキングは余裕だったとしてもこれだけの数、相当キツイわよ。」

夕雲「まずは電波を絞り込まない限り難しいですね…」

イク「あとは瑞鳳姉達の頑張り次第なの。」


飛龍「止めなさい!そんなモノ使ったら蒼龍が!」

蒼龍「それがどうした!私はアンタを倒すためならなんだってする!私を見捨ててのうのうと生きてる飛龍に復讐する為になら命が燃え尽きようが!」 

瑞鳳『そんな…!駄目です、そんな事悲し過ぎます!』

蒼龍「部外者が喋るなぁぁぁぁぁぁ!」

蒼龍は怒りながら、主砲を放つ!


回避判定 直下
40以上で回避

その砲撃を飛龍は回避し、もう一度砲塔を向ける!

飛龍「ちょっとは聞く耳ぐらい持ちなさいよこの頭でっかち!アンタは『ナイトロ』に呑み込まれてるだけよ!」

蒼龍「黙れ黙れ黙れぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

飛龍「もう言葉は通じない…!どうやら捻じ伏せるしか無いようね!」

瑞鳳『駄目です飛龍さん!』

飛龍「わかってる…!それじゃ駄目だってのも、間違ってるってのも!だけど仕方無いじゃない…

向こうはもう会話も出来ない、もうこの道しか残って無いのよ!」

飛龍は魚雷発射官に魚雷を装填し、照準を合わせる!


瑞鳳「駄目ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

コォォォォォォォォォ…!

瑞鳳「ポケットの中の『アリスタ』が…」


大和『『アリスタ』は人の『想い』に呼応し、様々な現象を引き起こすことが研究で判明しています。』

大和『貴女達の『強い想い』があればきっと彼女を救う事が出来る。だから、必ず彼女を助けてください。』


飛龍「なに、この光…」

瑞鳳「そうか… 私の、『二人を止めたいって想い』が… なら!」


瑞鳳の選択 ↓3まで
1.飛龍と共に説得を試みる
2.一人で説得を試みる

1

蒼龍「なんだ、この不愉快な光は…!」

瑞鳳「飛龍さん!」

飛龍「瑞鳳、何この光…」

瑞鳳「この石が、『アリスタ』が私の『想い』に反応して光が…」

飛龍「『アリスタ』…」

瑞鳳「飛龍さん、『アリスタ』を持つ方の私の手を握ってください!早く!」

飛龍「え、ええ…」

ギュッ

瑞鳳「行きますよ。『アリスタ』、私の想いに応えて… 私達にあの人を、『ナイトロ』から救う術を!」

飛龍「お願い!私達に蒼龍を助ける術を!」

コォォォォォォォ!

蒼龍「止めろ!私の中に入ってくるな!やめろぉぉぉぉぉぉ!」

瑞鳳「蒼龍さん、今助けます!」
飛龍「蒼龍、今行く!」



イク「な、なんなのね!?」

大鳳「赤とオレンジの光が広がって…」

吹雪「『サイコフィールド』!?それとも『トランザムバースト』!?」

夕雲「どちらも違うと思いますけど…」

浜風「まさかプラフスキー粒子が引き起こしているの!?」


402「な、なんだこのノイズは!通信障害だと!?」

400「システムエラー!?電子機器が一切使用不可能に…」

ユキカゼ「う、うそ… 量子リンクが… 維持、でき…」サラサラ

愛宕「ユキカゼちゃん!?」

ピタッ!

愛宕「崩壊が、止まった…?」

ユキカゼ「あ、あれ?リンクが途絶したのにメンタルモデルが…」

夕張「な、なにこの光…」

イセ「上から光が入ってくる… これは… 暖かい?」

ユキカゼ「ユニオンコアの内側から何かが…」

402「暖かい… これが『温もり』と言うやつなのか…?」

400「一体何が…」

《???》

瑞鳳「ここは…」

飛龍「一面真っ白な…」


「誰か…」


瑞鳳「この声は!?」

飛龍「蒼龍!」


「怖い… 助けて…」


飛龍「もしかして…」

瑞鳳「ここは蒼龍さんの心の中…」

飛龍「この声… こっちか!」

瑞鳳「行きましょう!蒼龍さんを助けに!」


瑞鳳「見つけた… でも…」

飛龍「これは… 鳥籠?」

蒼龍「そう… これは私を縛る鳥籠… そして…」

瑞鳳「鳥籠が燃えて…!」

蒼龍「これは私の命を燃やす『ナイトロ』…」

飛龍「待ってて蒼龍!今この鳥籠を壊して!」

蒼龍「無理よ… 希望なんて無いんだから…」

瑞鳳「希望ならまだ…!」

蒼龍「瑞鳳ちゃんも知ってるんでしょ?私達がどんな世界に居たのか。

あそこに希望なんて無かった。敵を倒しても溢れて、味方も斃れて、そして敵になって… それでも私達は『兵器』だから戦うしか無かった。」

瑞鳳「蒼龍さん…」

蒼龍「でも私には信じてたものがあった。信じてた人が居た… なのに私は裏切られて、見捨てられて…」

飛龍「違う!あれは…」

蒼龍「解ってる… でも、信じてた側はそう取るとは限らないの… そうしないと、憎まないと生きれなかった…

だからもう私の事は…」


会話選択 直下
1.「だからって諦める訳ないじゃないですか!」
2.「それでも… 私は助けられた!」
3.「ああもう!馬鹿じゃないですか!?」
4.その他

瑞鳳「だからって諦める訳ないじゃないですか!」

蒼龍「えっ…?」

瑞鳳「諦めたら何も変わらない!希望が無いなら希望を生み出せば良い!だから私は諦めない!」

蒼龍「それが出来たなら絶望なんてしないわよ…!」

瑞鳳「そうやって最初から諦めてるから何も変わらないんですよ!出来ないって決め付けて、それで絶望して!」

蒼龍「瑞鳳ちゃんに私の何がわかるのよ!」

瑞鳳「わかりませんよ!いつまでもそうやって前を見ないで、何もかも諦めてる蒼龍さんの事なんて!」

蒼龍「ッ…!」

瑞鳳「希望は誰かに与えられるものじゃない、自らで掴み取るものです!」

蒼龍「簡単に言うけど出来る訳ないでしょ…!それに瑞鳳ちゃんは絶望なんてした事無いから解る訳が…」



会話選択 直下
1.「絶望ならしました!それも何度も!」
2.「それでも絶望に呑まれていては何も変わらない!」
3.「そうやって何もかも決め付けて…」
4.その他

瑞鳳「絶望ならしました!それも何度も!」

蒼龍「なによ、それ…」

瑞鳳「私は生まれてから… 家庭環境のせいで小さい頃からずっと修行させられて、筋肉達磨にされて、友達も出来ない、身長も伸びない、馬鹿にされる、健康診断の日に医者に特異な目で見られる… ずっとこんな人生だったんですよ!」

飛龍「…え?」

蒼龍「…え?」

瑞鳳「そしてバトルではずっと負けて、負け続けて、負けることに慣れて戦うのが嫌いになった…

私は自分の力の無さに絶望した。蒼龍さん、貴女は私が強いと言いましたね?でも私は強くもなんとも無い、弱い人間なんですよ。」

蒼龍「瑞鳳ちゃん…」

瑞鳳「でもあの日、私は飛龍さんに出会って助けられた。そして私は皆に出会って、ここまで来れた!

イセさん、大鳳、浜風ちゃん、愛宕さん、夕張ちゃん、吹雪ちゃん、イク、400ちゃん、402ちゃん、ユキカゼちゃん、夕雲ちゃん、そして飛龍さんが居たから… だから私は今ここに居る!皆と言う希望があるから私は戦える!」

蒼龍「ッ…!私は…!」

瑞鳳「蒼龍さん!」

飛龍「瑞鳳、もう良い。」

瑞鳳「でも…!」

飛龍「ありがとう。だけどここからは私の番、私には蒼龍に伝えたい事がいっぱいあるから。」

瑞鳳「わかりました…」

飛龍「蒼龍…」


飛龍の言葉(自由安価) 直下

飛龍「私達は違う世界に飛ばされて、奇跡みたいな確率で再会出来たのに…

でも会えてそうそう仲直りも出来ないまま死に別れるなんてあんまりよ… そんなの私は絶対に嫌だ!」

蒼龍「飛龍…」

飛龍「だから私が、私達が今まで培ってきた全てを駆使してマーサ・ビスト・カーバインをぶっ潰して蒼龍を救い出す!

そして私がこの世界で見知ったこと、感じたことを伝えたい!この世界で出来た友達を蒼龍にも紹介したいし他にも二人で、皆でやりたいことが一杯ある!」

蒼龍「ッ…!」

飛龍「でも今は、蒼龍とちゃんとした艦プラバトルがしたいな。」

蒼龍「なんで、バトルなんて…」

飛龍「すっごく楽しいのよ、本気でするバトルは。だから、こんなところで閉じこもってないで行こう!」

蒼龍「でもこの鳥籠は…!」

瑞鳳「大丈夫ですよ。」



飛龍「私達が手伝ってあげるから、ね。」

スッ



蒼龍「飛龍、瑞鳳ちゃん…!」

ガシャァァァァァァァン!

蒼龍「鳥籠が…!」

瑞鳳「400ちゃん、402ちゃんがやってくれたみたいです。蒼龍さんを蝕んでいた蒼い炎も消えて『リミット』はもうありません。」

飛龍「さ、行きましょ?」

瑞鳳「大丈夫、貴女は一人じゃない。」


飛龍・瑞鳳「「私達が居るから。」」


蒼龍「うん…!」

ガシッ

コォォォォォォォォォォ

吹雪「量子通信が回復しない…!」

大鳳「一体全体何がどうなってるのよ!」

402『ザザッ… 聞こ…える…か!応… しろ!』

浜風「402!聞こえます!」

402『不安…い…が…復し…な。』

浜風「我々は無事です!そちらはどうなりました!」

402『ハッ…グは成…した!繰…えす、…ング…功した!』

400『い…か…ら撤退…し…す。』

浜風「わかりました!でも油断はしないで、攻撃される可能性はまだ残ってます!」

ユキカゼ『わ…っていま…!』

イセ『安…ん…な…い、敵…いから!』

夕張『だい…ぶ…だと…うけど!』

愛宕『待っ…てて…!』

浜風「ふぅ…」

イク「ど、どうなったのね?」

浜風「作戦成功、6人は今から撤退するそうです!」

夕雲「一時はどうなるかと…」

大鳳「あとは瑞鳳と飛龍さん次第よ。この光は明らかに二人の色だもの。」

吹雪「でも、なんでこんなに暖かくて気持ち良いんでしょうか…」


東京湾洋上

イセ「やっぱり会場から発生してた光のようね。」

愛宕「でもこの光は一体…」

ユキカゼ「これはプラフスキー粒子に近いものだと…」

夕張「でも何で赤とオレンジなんだろうね?」

402「もしかして瑞鳳と飛龍が発生させているのかもしれないな。」

400「考えるのは後。今は撤退しないとバレるから。」

マーサ「馬鹿な… 『エンボディ』の数値が0に!?しかも『ナイトロ』の制御プログラムも動作停止ですって!?」

アルベルト「あ、ありえない… 全てあの光が原因だと言うのか…?」

マーサ「どこまで私をコケにすれば気が済むの…!大和に筑摩、瑞鳳…!」

アルベルト「これで二代目メイジンは敗北してしまう… どうすれば…」

マーサ「…『彼ら』を投入するわ。」

アルベルト「ま、まさか…!」

マーサ「メイジンなんて不完全な強化人間じゃない、『本物の強化人間』を使う。

見てなさい、貴女達の希望を完膚泣きまでに叩き潰してあげるわ…!」


瑞鳳「戻った…!」

飛龍「そ、そうだ!蒼龍!」

蒼龍「嘘… 体が、元に…」

ピシッ… パリーン!

蒼龍「お面が、壊れた…?」

飛龍「やっと言えるわ… お帰りなさい、蒼龍。」

蒼龍「…ただいま、飛龍!」

瑞鳳「良かった… 本当に良かった…!」

飛龍「さて、始めましょうか!」

蒼龍「始めるって、何を…?」

飛龍「決まってるじゃない、本当の艦プラバトルに!」

瑞鳳「はい!」

蒼龍「わかった、やりましょう!」


飛龍「どう?」

瑞鳳『システム再起動。状況オールグリーン、戦えます!』

蒼龍「行くわよ…!」

飛龍「さぁ、来て見なさい!」


行動選択 直下
1.加速し雷撃を行い圧倒する
2.遠距離からの砲撃で戦う
3.相手の動きを伺う
4.その他

現状
・ディスチャージ(4式以外使用可能)
・RGシステムtype-Z使用可能(5ターン)

飛龍「両舷4連装魚雷発射管ユニット全門装填、艦首発射管にも!」

瑞鳳『了解、全44門装填開始!完了まであと08!』

飛龍「『シュツルムユニット』… その本質を見せてあげる!」

飛龍はグナイゼナウの艦首をウェールズに向け、加速を始める!

蒼龍「速いッ!?」

瑞鳳『装填確認!照準合わせ、いけます!』

飛龍「よしっ!受けて見なさい、全44門が織り成す雷撃を!」

飛龍は全ての魚雷を一斉に放つ!

蒼龍「数、44…!?無茶苦茶じゃない!」


命中判定 直下
40以上で命中

蒼龍「数は多い… だけど!」

蒼龍は水面に向かって機銃を放ち、魚雷を狙う!

蒼龍「密集し過ぎなのよ!」

その機銃弾が命中し炸裂、誘爆を引き起こした!

飛龍「流石ね!私だってグラハム・エーカー戦の時に偶然出来ただけだってのに…!」

蒼龍「これでもメイジンやってたのよ!」

ウェールズの主砲をグナイゼナウへ向けて、照準を合わせる!

蒼龍「流石によく動く…!おかげで照準がブレブレだけど!」

そして蒼龍は主砲を放った!

蒼龍「予測位置に撃てば急制動は効かないでしょ!」


回避判定 直下
35以上で回避

飛龍「瑞鳳!」

瑞鳳『スクリューモジュール駆動!制動開始!』

飛龍は制動をかけ、急速に反転を行い砲撃を回避した!

蒼龍「なっ!?」

飛龍「どぉよ!このシュツルムユニットは伊達じゃないのよ!」

蒼龍「想定以上に素早い!これが飛龍の力…!」

飛龍「私だけじゃない、これは私と瑞鳳の力よ!」

蒼龍「一人じゃなくて二人…!」

瑞鳳『そう言うことです!』

行動選択 直下
1.RGシステムを使い、圧倒する
2.ディスチャージ2式で防御しつつ接近
3.後退し様子を見る
4.その他

飛龍「瑞鳳!ディスチャージ2式を展開して!このまま突っ込む!」

瑞鳳『了解!バイパス開放、ディスチャージ2式展開開始!』

グナイゼナウの船体の一部がスライドし、プラフスキー粒子が放出される!

粒子歪曲フィールド:3ターン

蒼龍「どんな手品か知らないけど!」

蒼龍は砲身を再びグナイゼナウに照準を合わせる!

蒼龍「受けてみなさい、この攻撃!」

そして砲弾を一斉に放った!


回避判定 直下
65以上で回避

砲弾は直撃コースに乗っていたが、着弾の寸前で砲弾がかき消される!

蒼龍「なっ!?直撃コースだったはずよ!」

飛龍「残念!私にはアブゾーブによる防御だけじゃなくてディスチャージ2式でガードも出来るのよ!」

蒼龍「つくづくチートね、そのグナイゼナウ…!」

瑞鳳『魚雷発射管ユニットパージ、機関出力最大!』

飛龍「一気に行くわよ!」

飛龍はグナイゼナウを加速させる!

蒼龍「来る気ね!」

飛龍「一方的にやられるのは好きじゃないのよね!主砲一斉射を受けなさい!」

飛龍は28.3cm連装砲改2門をウェールズに向けて放った!


命中判定 直下
45以上で命中

放たれた砲弾はウェールズの第3砲塔へ直撃し、炸裂した!

蒼龍「やられた!第三砲塔はもう使えないか…!」

飛龍「よしっ!これで痛手は与えた!」

蒼龍「だけどただじゃやられないわよ!」

蒼龍は迂闊に接近したグナイゼナウに魚雷を発射した!

瑞鳳「しまっ…!?」

瑞鳳『避けて下さい!』


回避判定 直下
85以上で回避

放たれた魚雷は見事にシュツルムユニットのスクリューへ直撃し、破損させた!

飛龍「やられた…!シュツルムユニットの損害は!」

瑞鳳『左舷スクリュー大破!』

飛龍「これ以上は無理ね… ユニットパージ!」

瑞鳳『了解!ユニットパージ!』

グナイゼナウはシュツルムユニットを切り離す!

蒼龍「さぁて、これで同じ土俵よ?」

飛龍「やるじゃない…!でもここからが正念場よ!」


行動選択 直下
1.RGシステムで肉薄
2.PBC発射体制へ
3.相手の様子を伺う
4.その他

瑞鳳『どうします?』

飛龍「艦尾に回りこんで砲撃する!」

瑞鳳『了解!主砲装填開始!』

飛龍はグナイゼナウを加速させて、ウェールズの背後につく!

飛龍「素のDreiでもZweiの時より機動力は上がってるんだから…!」

蒼龍「こっちの死角を…!」

飛龍「捉えた!主砲、砲撃開始!」

ウェールズの艦尾に向かって飛龍は主砲を放つ!


命中判定 直下
45以上で命中

しかしその砲撃を蒼龍は回避する!

蒼龍「危ない危ない…」

飛龍「回避された…!次発装填を!」

瑞鳳『は、はい!』

蒼龍「一方的にはやられないわよ!」

蒼龍はウェールズを反転させて、グナイゼナウに主砲を放つ!


回避判定 直下
40以上で回避

しかし飛龍は攻撃を機動力を生かして凌ぐ!

蒼龍「この状況で回避できるなんて流石ね…!」

飛龍「私だってここまで戦い抜いてるのよ!」

瑞鳳『そろそろ決着をつけないと夜戦に移行しますよ!』

飛龍「わかってるけどどうにも決定打が打てないのよね…!」

飛龍(実力は五分、性能はこっちの方が若干上…)

蒼龍(こっちは主砲が一つ無い手負い、そして飛龍達は奥の手をまだ隠してる…)

瑞鳳(戦闘経験は飛龍さんの方が圧倒的に上、でも蒼龍さんは実力でカバーしている…)



行動選択 直下
1.相手の様子を伺う
2.RGシステムを使って肉薄する
3.ディスチャージ(1式か3式)を使う
4.その他

飛龍「瑞鳳、RGシステムを使って一気に決める!」

瑞鳳『了解!RGシステム、完全開放!』

グナイゼナウの各部が蒼い光を放ち、船体を包み込む!

蒼龍「蒼い光… でも『ナイトロ』と違って暖かい…!」

飛龍「受けてみなさい!魚雷一斉射よ!」

飛龍は艦首の増設魚雷発射管をウェールズに放った!


命中判定 直下
25以上で命中

彼女の放った魚雷は悉く回避された!

蒼龍「狙いが甘い… まさか!?」

飛龍「そのまさかよ!」

瑞鳳『次発装填完了です!』

飛龍「主砲、全門放てぇ!」

飛龍は主砲を直接ウェールズに叩き込む!


命中判定 直下
15以上で回避

あ、回避じゃなくて命中です


再判定 直下

ウェールズの艦尾に砲弾が命中し、その部分を抉り取る!

蒼龍「さっきとは威力が段違い… まさか全体的な能力だけじゃなくて火力も上がってるのね!」

飛龍「そう言うこと!あまり時間はかけたくない、一気に勝負を決めるわよ!」

瑞鳳『はい!』


武装選択 直下
1.PBCtype-H
2.ディスチャージ1式

飛龍「ディスチャージ1式の用意を!」

瑞鳳『了解!粒子圧縮開始、全バイパス解放!』

飛龍「敵艦ロック、照準補正!」

瑞鳳『圧縮弾装填、今です!』

飛龍「ヨシッ!いっけぇぇぇぇぇ!」

ディスチャージで圧縮された徹甲弾がウェールズに向かって放たれる!


撃沈判定 直下
15以上で撃沈

砲弾は命中するも、強固な装甲に弾かれてしまう!

飛龍「やっぱり硬い…!」

蒼龍「PPSEで特殊加工が施されてるんだから当然よ!」

飛龍「どこか脆い部分…」

飛龍(…あった!破損した第3砲塔の部分!)

飛龍「残弾は?」

瑞鳳『残り1です!』

飛龍「チャンスは一度… 的確に狙って…!」

そして飛龍は照準を合わせ…

飛龍「これで、終わりよ!」


撃沈判定 直下
10以上で撃沈

損傷箇所に向かって圧縮徹甲弾が直撃する!

蒼龍「被弾した…!でも一発貰ったところで!」

飛龍「残念、私の勝ちよ!」

蒼龍「何を…」

そして圧縮されたプラフスキー粒子が解放され…

蒼龍「アラート!?な、なによ!?」

そしてウェールズの船体はひしゃげて、内部から爆発した!


Bttale END

Winner “HIRYU”

『準決勝を制したのは飛龍選手と瑞鳳選手!よって決勝に進出するのはチーム・エンガノだぁぁぁぁぁぁぁぁ!』

蒼龍「ふぅ… やっぱ勝てないわね、飛龍には。」

飛龍「けど良い粘りだったわよ。久しぶりに良い戦いだったわ。」

蒼龍「これでもメイジンやってたもの。…ありがとう、二人共。」

瑞鳳「蒼龍さん…」

蒼龍「私、やっぱり死ぬのが怖かったみたいでさ… 今更になって手が、体が震えてきて…」

飛龍「大丈夫よ。もう蒼龍は一人じゃない、私が、私達がここに居る。」ギュッ

蒼龍「ありがと… ごめん、もう少しこのままで居させて…」


大和「これで懸念材料が一つ消えた…」

ナチ「しかし会場どころかお台場中の電波が一時的に壊滅状態へと陥りました。アリスタとは一体…」

大和「現時点ではプラフスキー粒子の結晶体で強い想いに反応することしか判っていない。そっちの方は?」

ナチ「良くは無い状況です。超戦艦ビスマルクが行方不明となり、『蒼き艦隊』と『緋色の艦隊』も新たな動きをみせつつあります。」

大和「アリスタの力を悪用させてはいけない。…彼女達に全て預けるしか無い、か。」

ナチ「しかしそれでは…!」

大和「アリスタの力を正しく使えるのは潮を含む私達、そして彼女達だけ。なら残るアリスタは全て預けた方が良いわ。

あちらもメンタルモデルを4体も擁しているし、きっと最後の戦いでも何か役に立つはずよ。」

ナチ「わかりました。では研究している残りのアリスタは全てこちらに届くように手配します。」

大和「頼むわ、ナチ。」

瑞鳳(その後蒼龍さんを病院に連れて行き、『ナイトロ』や『エンボディ』の後遺症の検査を行った。

結果としては『ナイトロ』によって拡張された一部感覚が元に戻らないとの事。それ以外には後遺症は無く、日常生活には影響は無いらしい。また蒼龍さんは身の振り方を決めるまではウチに下宿したいと希望したので許可した。飛龍さんが居た方が安心するだろうし、ちゃんと家賃も払うとの約束も散りつけたので断る理由はない。)


大和「ありがとうございます、瑞鳳さん。」

瑞鳳「い、いえ!私なんて何もしてませんから。」

大和「恐らくこれでマーサ・ビスト・カーバインも諦めるでしょう。」

瑞鳳「だと良いんですけど…」

大和「巻き込んでしまったお詫びです。貴女達にこれを…」スッ

瑞鳳「これは… 『アリスタ』ですか?」

大和「ええ。『アリスタ』の研究は全て凍結し、貴女達に託すことを決めました。」

瑞鳳「けどこれを医療に用いれば…」

大和「『アリスタ』は人の意志に反応する。しかし一歩間違えてしまえば悪用されてしまう危険も孕んでいる、なので強い意志を持つ貴女達に預けるほうが適任だと考えました。」

瑞鳳「わかりました。ではこれはお預かりして…」


「そう言う訳には。」

「いかないわ。」


大和「誰ッ!?」

ビスA「今晩は、お二人さん。」

ビスB「悪いけど渡して貰うわよ、それ。」

瑞鳳「超戦艦ビスマルク…!」

ビスA「イセ達に聞いていたようね。」

ビスB「なら私達の性能は知っているわね?」

大和「仮にここで『アリスタ』を奪ったところで、どうするつもりですか!」

ビスA「さぁ?」

ビスB「でもこれがあればコトノが何をしようと対抗できる。」

大和「コトノ?」

瑞鳳「総旗艦艦隊旗艦、超戦艦ヤマト… そのメンタルモデルの片割れ…」

ビスA「元総旗艦艦隊の連中が居れば知っているか。」

ビスB「と言うことで渡して貰うわ、それ。」

瑞鳳「来るっ…!」


戦闘判定

瑞鳳 直下 +前回までの数値:189
ビスマルク×2 ↓2×3

瑞鳳「たぁぁぁぁぁぁぁっ!」

ブォン!

ビスA「チッ…!クラインフィールド最大出力!」

キィン! バチバチ バシュ

瑞鳳「よしっ!」

ビスB「クラインフフィールドが飽和した!? 超戦艦級メンタルモデルと渡り合うなんて…」

ビスA「やっぱりイレギュラーね、貴女!」

瑞鳳「フィールドさえなければ!」

シュタッ ブォン グシャッ

ビスA「片腕が持っていかれた!?ナノマテリアルも不活性化して再生は無理ね…」

瑞鳳「これでどう!」

ビスB「貴女の動き、人間の『武術』ってやつね…!面白いじゃない…!」

ジジジ

ビスA「秘匿通信?ムサシか…」

キィィィィン

大和「智の紋章(イデア・クレスト)が浮かんでる!誰かと通信してるのね…!」

ビスB「…了解。今日の所は撤退するわ。」

ビスA「忠告しておくわ。我々『緋色の艦隊』だけじゃない、『蒼き艦隊』もヤマトもそれを狙ってる。」

ビスB「せいぜい気を抜かないことね。」

瑞鳳「敵に情報を教えるなんて…!」

ビスA「一応貴女はアドミラルが気に入ってるからね。」

ビスB「それに貴女に情報を与えれば他の連中も警戒しだすからメリットも大きい。」

ビスA「じゃあね。せいぜい気をつけなさい。」

シュタッ

瑞鳳「待ちなさい!」

大和「追う必要はありません。ウチの番犬に追わせるので。」

瑞鳳「番犬?」

大和「駄犬ですけどね。」

アシガラ「誰が駄犬だ!」

大和「アンタに決まってるでしょ、粗忽者。」

瑞鳳「粗忽者って…」

アシガラ「とにかく奴らを追えば良いんだな?」

大和「ええ。海に逃げるようなら船体を使って構わないわ。」

アシガラ「よっしゃ!行って来る!」

大和「怪しい動きがあったとは言え、こうも早く接触してくるなんて…」

瑞鳳「敵もなかなかやりますね。でもアシガラさんだけで大丈夫ですか?」

大和「アシガラも色々と経験値は積んでるから大丈夫だとは思うけど。」

瑞鳳「そうですか…」

♪♪♪

大和「あら… アシガラ、もう連絡なんて…」 

アシガラ『すまない、奴らに逃げられた…』

大和「逃げられた!?だから貴女粗忽者なのよ!あの子に伝染したらどうするのよ!」

アシガラ『弁解ぐらいさせてくれよ!アイツら「サウンドクラスター魚雷」を使ってきた上にU-2501と大量のゼーフントを待機させてやがった!』

大和「『サウンドクラスター魚雷』?」

アシガラ『デカイ魚雷の中に詰めたスピーカーを海中にばら撒いてソナーを滅茶苦茶にする魚雷!』

大和「しかもゼーフントを待機させてるって事は… アシガラ、後退なさい!」

アシガラ『わかってる!流石にソナーが死んでる状態で潜水艦相手にする程粗忽者じゃない!』

大和「最悪船体は放棄しても構わない、何としても離脱するのよ!」

アシガラ『了解!』


瑞鳳「逃げられたんですか?」

大和「ええ… U-2501のクルーが大会を辞退したのはこの為だったのね。」

瑞鳳「その、『アリスタ』はどうしましょう…」

大和「貴女に預けますが、最悪の場合捨てて貰っても構いません。」

瑞鳳「わかりました。」

夜会話選択
1.大鳳
2.イセ
3.夕張
4.イク
5.夕雲
6.愛宕&ユキカゼ
7.400&402
8.飛龍


400&402

瑞鳳「こんな事で良いの?」

402「ああ。あまり多くを望む必要は無いからな。」

400「あまり負担にさせてもいけないので。」

瑞鳳「…何をお願いされるかと思ったら『ソフトクリームを一緒に食べたい』、なんて予想出来ないわよ。」

402「やはり解っていなかったか。」

400「愛宕さんの言うように鈍感だね。」

瑞鳳「どう言う意味よ、それ。」

402「別にソフトだろうが何であろうがどうでも良かった。」

400「ソフトクリームを選んだのはただの気分です。」

402「ただ私達はお前と一緒に居れれば良い、それだけだ。」

400「共に過ごせる時間が欲しかっただけです。」

瑞鳳「えっ…?」

402「お前と出会ってから2ヶ月、私達は様々な経験をして今ここに居る。」

400「その経験は私達に変化を促し、様々な感情を芽生えさせた。」

瑞鳳「様々な感情?」

402「その中には『好意』なんて感情も含まれている。」

400「率直に言います。」


400「好きです、瑞鳳さん。」

402「私はお前が好きだ、瑞鳳。」


瑞鳳「二人共…」

400「答えは焦る必要はありません。どちらかに絞ってもどちらを選ばなくても、私達は貴女の選択を受け入れます。」

402「ま、姉妹丼なんて選択肢もあるがな。」

瑞鳳「わ、割とドライだね。もしかして恥ずかしいの…?」

402「さて、早く食べねばソフトが溶ける。」

400「そうだね。手にこぼれると面倒だから。」

瑞鳳「え、ちょ!?無視しないでって!」


夜会話選択
1.大鳳
2.イセ
3.夕張
4.イク
5.夕雲
6.愛宕&ユキカゼ
7.飛龍

イセ


瑞鳳「と、言うことがあったのですが…」

イセ「人間に恋愛感情を抱いた霧が居ない訳じゃない、とは言え私達は一応『女性』を模してるのよねぇ…」

瑞鳳「あ、居るんですね。」

イセ「ええ。『乙女プラグイン』なんて馬鹿げたプラグインを実装したアホが一隻。」

瑞鳳「お、乙女って…」

イセ「でも402はそのアホと行動を一緒にしていたから感情を抱くのは解るけど、400に関しては不思議ね。

あの子はズイカクと402ぐらいしか接触しない筈で、しかもここに居る霧の中で最も規範に固執したのは400だし。」

瑞鳳「へぇ…」

イセ「ともかく、前例が無い訳じゃないから正常なんじゃないかいしら?」

瑞鳳「そ、そうですか…」

イセ「そう言えば聞いてるわよ、瑞鳳。貴女今、吹雪と浜風にも告白されてるんですって?」

瑞鳳「だ、誰に!?」

イセ「402によ。多分急に告白した理由もそれかもね。」

瑞鳳「やっぱり…」

イセ「さて、私も立候補してもいいかしら?」

瑞鳳「えっ…?」



イセ「私も貴女の事が好きよ。貴女に従うと決めた日から、ずっと…」



瑞鳳「イセさんまで!?」

イセ「ま、返事は保留にしておいて。まだ他の子も告白するだろうし、チャンスは平等にしないと。」

瑞鳳「もしかして前例って…」

イセ「私に決まってるじゃない。貴女の事は多分あの子達より前から好きだもの。」


夜会話選択 直下
1.大鳳
2.夕張
3.イク
4.夕雲
5.愛宕&ユキカゼ
6.飛龍

大鳳



大鳳「悪いわね、私のフェネクスのテスト手伝って貰って。」

瑞鳳「でも本当に頑丈ね。私の信濃の砲撃も余裕で受け切るし。」

大鳳「この程度出来ないと私が自分で作った意味が無いもの、当然よ。」

瑞鳳「作った意味?」

大鳳「例えば夕張ちゃんのラングは甲板が長いから艦載機発艦までにラグがある。さらに言えば無防備になる発艦中に攻撃を受ければ大損害につながる。だから最悪盾になるように作ってるのよ、フェネクスは。」

瑞鳳「でも自分の艦を犠牲になんて…」

大鳳「ま、これは建前で本音は違うけどね。」

瑞鳳「本音?」

大鳳「…私が作った艦プラで、瑞鳳と一緒に戦いたかったの。」

瑞鳳「えっ…?」

大鳳「誰かの力じゃない、私自身の力で瑞鳳を支えたかった。だからフェネクスを作って瑞鳳を守りたかったの。」

瑞鳳「大鳳…」

大鳳「私ね、初めてなの。こんなに誰かを頼って一緒に居たいって願ったの。

ずっと私は一人で、失うのが怖いから周りを拒んで、自分が不幸だ不幸だって嘆いて、進むこともしないで俯いて…」

瑞鳳「…」

大鳳「でもあの日、瑞鳳の言葉で目が覚めた。瑞鳳は私の生き方全てをたった一言で全部否定して、側に居てくれるって言った。だから私はそれに応えようとフェネクスを作ったの。

ねぇ、私がいつか言った言葉覚えてる?」

瑞鳳「『私にはもう「幸運」と巡り合っている』って…?」

大鳳「そう。私が巡りあった幸運… それはね、瑞鳳なの。」

瑞鳳「私?」

大鳳「そう。だから言わせて…」



大鳳「私は、瑞鳳が好きです。ずっと私を、貴女の側に居させてください。」



瑞鳳「大鳳…」

大鳳「本当は大会が終わった後に言うつもりだったんだけど、色々ゴタゴタがあったからここで伝えておくわ。

女同士で気持ち悪いかもしれないけど、私は本気だから。」

瑞鳳「気持ち悪くなんか無いよ。」

大鳳「やっぱり瑞鳳は優しいわね。だから好きになったのかも…

返事は大会が終わった後に聞かせて。今聞いちゃうとどっちにしろ集中出来なくなりそうだから。」



夜会話選択 直下
1.夕張
2.イク
3.夕雲
4.愛宕&ユキカゼ
5.飛龍
6.浜風
7.吹雪


浜風と吹雪はもう告白したからいいと思ってたけど…

吹雪


吹雪「…」

瑞鳳「…」

吹雪・瑞鳳(気まずい…)

吹雪(ど、どうしよう… 瑞鳳さんとあんな事シちゃったの覚えてて、顔を合わせられない…)

瑞鳳(な、何か会話が出来そうな…)

吹雪「あ、あの!」
瑞鳳「ね、ねぇ!」

吹雪「あ、瑞鳳さんから…」
瑞鳳「あ、吹雪ちゃんから…」

吹雪・瑞鳳(やっぱ気まずい…)

吹雪(こうなったら!)スッ

瑞鳳「!?」

吹雪「『例のクッキー』一気食い!」バッ

瑞鳳「だめぇぇぇぇぇぇぇぇ!」


どうなった? 直下
50以上で食べた…

瑞鳳「こんなもの!」バッ

吹雪「きゃぁっ!」ドサッ

瑞鳳「ゴミ箱直行!」ポイッ

吹雪「ああっ!?クッキーが!」

瑞鳳「ふぅ… いい、吹雪ちゃん。あんなものに頼っちゃ… あっ…」←吹雪を押し倒している

吹雪「えっ…」←押し倒されている

瑞鳳「ご、ゴメン!今退くから!」バッ

吹雪「あっ…」

瑞鳳「ご、ごめん… じゃ、じゃあまた明日の朝ね!」ピューン

パタン

吹雪「行っちゃった… 嫌われちゃったのかな…?」

<あ、吹雪ちゃんの事は嫌いになってないから!

吹雪「な、なんだ… じゃあ、まだチャンスはあるよね…?

私なんて他の皆に比べたら魅力なんて無いかもだけど、瑞鳳さんが好きって事だけは絶対負けないんだから…!」



夜会話選択 直下
1.夕張
2.イク
3.夕雲
4.愛宕&ユキカゼ
5.飛龍
6.浜風

浜風


瑞鳳「ねぇ、私のどこが良いの?」

浜風「突然どうかしました?」

瑞鳳「だって、チビで胸無いし、子供っぽいし、筋肉の塊だし。」

浜風「外見的要素ではありません。私は『瑞鳳さん』と言う人間に好意を持っているのですから。

私はこの4ヶ月、貴女の近くで色々な人と出会いました。そして多少の差異があるものの、貴女に関わった人は全員何かしらの変化が生まれています。」

瑞鳳「変化?」

浜風「はい。例えば大鳳さんは以前よりポジティブになり、愛宕さんも生活リズムが改善されています。

そして夕雲に至っては人生そのものを変えられたと言っても良いでしょう。」

瑞鳳「…」

浜風「そして臆病で逃げてばかり居た私に『勇気』をくれたのは瑞鳳さんです。だから好きになったんです。」

瑞鳳「浜風ちゃん…」

浜風「瑞鳳さん、こちらを真っ直ぐ見てください。」

瑞鳳「えっ…?」



浜風「むっ… んむっ…」チュッ

瑞鳳「んぐっ…!? んっ…」



浜風「ぷはっ… 私は本気です。本気であ、貴女をあ、愛して、います…!///」プシュー

瑞鳳「あっ…」

浜風「で、では瑞鳳さん。お、お休み…なさい…!」パタン


浜風(う、嘘… 私ついに、瑞鳳さんの唇を…///)



夜会話選択 直下
1.夕張
2.イク
3.夕雲
4.愛宕&ユキカゼ
5.飛龍
6.愛宕
7.ユキカゼ


愛宕とユキカゼを分けてみました

愛宕&ユキカゼ



瑞鳳「何ですか相談って?」

愛宕「ねぇ、もしなんだけど… 私達二人が一緒の人が好きになっちゃったらどうする?」

瑞鳳「…えっ?」

ユキカゼ「だから私達が同じ人を好きになってしまったらどうすれば良いのでしょうか?」

瑞鳳「う~ん…」

愛宕「やっぱり同時に告白して、どっちか選んで貰う?」

ユキカゼ「それとも二股になってしまいますが、どっちも愛して貰うかですかね?」

瑞鳳「私的にはユキカぜちゃんの方を選んじゃうかな…」

愛宕「やっぱり?」

瑞鳳「まぁ、私優柔不断ですから。」

ユキカゼ「ならお姉ちゃん、丁度良いじゃないですか?」

愛宕「そうね。本人がそう言ってるんだから。」

瑞鳳「な、何を…」



愛宕「瑞鳳ちゃん、貴女の事が好きなの。だから、付き合ってください!」

ユキカゼ「瑞鳳さん、貴女の事が好きです。付き合ってください!」


瑞鳳「」

愛宕「それでね、二人で話し合ったんだけど…」

ユキカゼ「出来ればですけど…」



愛宕・ユキカゼ「「二人同時に、愛して貰えませんか?」」



瑞鳳「し、思考が追いつかない…」

愛宕「返事は大会の後でお願いできないかしら?」

ユキカゼ「今迷いや、他の人と確執を生むわけにはいきませんので。」

愛宕「だから、お願いね♪」




夜会話選択 直下
1.夕張
2.イク
3.夕雲
4.飛龍

夕張


夕張「あぁ… 良い所がみつからないよぉ…」

瑞鳳「どうしたの?携帯と睨めっこして…」

夕張「前のバイト辞めちゃったから新しいバイト先探してるんですけど、どうも良い所が無くて…」

瑞鳳「あぁ… 受験は大丈夫なの?」

夕張「この前小沢大学のオーキャンに行った際に理事長に気に入られてしまったそうで… 推薦入学案内が届いて面接したらもう合格通知が来ちゃったんですよ…」

瑞鳳「嘘!?もう後輩になるの確定なの!?」

夕張「あ、アハハハ… まだ皆受験中なのに私だけ合格しちゃってる状態なんですよねぇ。」

瑞鳳「私もそんな感じだったなぁ…」

夕張「それで、どっか良いところ探してるんですけど私鉄の駅員とかぐらいしかロクなのが無いんですよねぇ…」

瑞鳳「それはダメ。おがくずで払い戻し(隠語)を掃除するだけの簡単なお仕事だけど。

でも、どうしてバイトを?」

夕張「…実は私も瑞鳳さんみたいなバイクが欲しくて、それで免許取ってバイクを買おうかなって。」

瑞鳳「う~ん… なら私の所で働いてみない?」

夕張「え、エンガノですか?」

瑞鳳「うん。勉学に支障が出ない程度なら雇えるし、夕張ちゃん知識も豊富だから。」

夕張「…魅力的なお話ですけど辞退させていただきます。」

瑞鳳「どうして?」

夕張「瑞鳳さん、私が前にバストアップ体操してたときのこと覚えてますか?」

瑞鳳「あ、あれか…」

夕張「瑞鳳さん、あの時私に何て言いましたっけ?」

瑞鳳「あっ…」

夕張「『私が責任とってお嫁さんに貰うから』でしたよね?

だから私は瑞鳳さんの所ではアルバイトはしません。でも…」



夕張「いつか、貴女の所に永久就職させてくださいね?」



瑞鳳「夕張ちゃん…」

夕張「私、本気ですから。瑞鳳さんの事、本当に好きです。

今は答えは要りません、でもいつか… いつかきっと、応えてください。」


夜会話選択 直下
1.イク
2.夕雲
3.飛龍

夕雲


瑞鳳「どうしたの?こんな所で…」

夕雲「え、えと… まだ瑞鳳さんに言えてない事がありまして…」

瑞鳳「言えてない事?」

夕雲「はい。あの時、夕雲が暴漢に襲われたときに助けて頂いてありがとうございます。」

瑞鳳「ううん。あれは偶々だったの。だから…」

夕雲「それでも瑞鳳さんは私を助けてくださいました。そして夕雲だけじゃなくて夕雲の家族の場所も守って…

もう瑞鳳さんには感謝してもし切れる恩ではありません。」

瑞鳳「夕雲ちゃん…」

夕雲「あの時、私は死んでしまうのだと思いました。家族の為に守ろうとしたものも守れず、何も出来ず無様なまま…

何があっても守ろうとしたのに… 怖くて竦んで… 動けないで…」

瑞鳳「違うよ。」

夕雲「えっ…?」

瑞鳳「夕雲ちゃんは弱くない。」

夕雲「私だけじゃ何も出来なかったんですよ!それでも…」

瑞鳳「夕雲ちゃんは私達が箱根に行く前まで、ずっとあの場所を守り続けてたんでしょ?」

夕雲「あ…」

瑞鳳「それは普通の人が決意した所で出来る並大抵のことじゃない。でも夕雲ちゃんはやった。

逃げないで、必死に抗って。ほら、それだけで充分強いじゃない?」

夕雲「瑞鳳さん…」
 
瑞鳳「だから、夕雲ちゃんは充分強い。力や武術なんかじゃない、『意志』の強さが夕雲ちゃんにはあるんだから。」

夕雲「『意志』の強さ…」

瑞鳳「だから夕雲ちゃん、絶対に夕雲ちゃんは弱くない。弱いって誰かが言うなら私がぶっ飛ばしてやるんだから!」

夕雲「まるでプロポーズみたいな台詞ですね…?」

瑞鳳「そ、そう言うわけじゃ無いよ!こ、これは…」

夕雲「では夕雲に言わせてください。」

瑞鳳「えっ…?」



夕雲「瑞鳳さん、夕雲は貴女の事が好きです。結婚を前提にお付き合い頂けないでしょうか?」



瑞鳳「夕、雲ちゃん…」

夕雲「答えは全て終わった後にお聞かせください。今は色々な事態を片付けないといけませんから。

だから私もお傍で力添えさせて頂きます。全力でこの夕雲が貴女の為に戦います。」


夜会話選択 直下
1.イク
2.飛龍

飛龍


飛龍「蒼龍は大丈夫だったの?」

瑞鳳「それが… 私生活には問題無いそうですが『ナイトロ』によって拡張された感覚がもう元には戻らないそうです。」

飛龍「それ以外、消耗した命とかは大丈夫なんでしょ?」

瑞鳳「はい。心臓とか命に関わる部分に異常は無い、と先生が言ってました。」

飛龍「なら良かった… 今度は死別、なんて嫌だから。今は病院?」

瑞鳳「あと2日入院して検査するそうです。今日は簡易の検査だけだったので明日から精密検査に入ると。」

飛龍「そう言えばもうちょっと私達ここに居ないといけないから蒼龍どこに泊めよう…」

瑞鳳「あ、お母さん達に事情を話して同じホテルを一室確保して貰いました。お母さんも蒼龍さんの事は気に入ってるみたいで早く打ち解けましたよ。」

飛龍「何から何まで悪いわね、全部面倒見てもらって。」

瑞鳳「私は何もしてませんよ。」

飛龍「思えば私も、4ヶ月前は面倒見てもらってばっかりだったわねぇ…」

瑞鳳「飛龍さんに、皆に出会ってもう4ヶ月も経つんですね…」

飛龍「やっぱり瑞鳳、少し大きくなった?」

瑞鳳「えっ!?本当ですか!」

飛龍「あ、身長とかの意味じゃ無いよ?」

瑞鳳「なんだぁ…」

飛龍「そうねぇ… なんか背中が大きくなったて言うかさ、4ヶ月前より色々強くなった気がするのよね。」

瑞鳳「そうですか?」

飛龍「今だからぶっちゃけて言うけど、最初の頃の瑞鳳は全然弱そうで少し頼りなかったかな。」

瑞鳳「そこまっでストレートに言われると傷つきますよ…」

飛龍「ごめんごめん、でも今は違うよ。私の背中に居たのが気が付いたら隣に居て、隣に居ると思ったら瑞鳳は私の前に居た。どんどん私なんて追い越しちゃって嬉しいのやら悔しいのやら…」

瑞鳳「…」

飛龍「でも変わらないところもある。どこまでも真っ直ぐで、馬鹿正直でお人好しな所とか…」

瑞鳳「それって褒めてるんですか?」

飛龍「褒めてるのよ。だからかな、蒼龍を助けることが出来たのは…」

瑞鳳「えっ…?」

飛龍「正直私だけじゃダメだったかも。でも瑞鳳が居てくれたから、説得出来たんだと思う。」

瑞鳳「い、いえ!私なんて蒼龍さんと会話のドッジボールしてただけですから…」

飛龍「でもそれが蒼龍を救うきっかけになった。だから… ありがとう。」

瑞鳳「飛龍さん…」

飛龍「好きだなぁ、その瑞鳳の真っ直ぐなところ…」

瑞鳳「えっ…?」

飛龍「だから瑞鳳の事好きになったのかもしれないね。」ギュッ

瑞鳳「な、何を…」


飛龍「私飛龍は、瑞鳳の事が好きです。私と一緒に居て貰えませんか?」


瑞鳳「飛龍、さん…?」

飛龍「ちょっと柄じゃなかったかな…?私はある意味人間じゃない、でも瑞鳳の事が好きって気持ちに嘘はつけないの…

答えは今は要らないから、出来ればもう少しだけこうさせて…」

イク


イク「なんか毎度の事忘れ去られてる気がするのね。」ヒザマクラ

瑞鳳「やっぱり印象薄いのかな…?」

イク「ううっ… やっぱりイクは吹雪と違ってネタが無いから影が薄いのね…」

瑞鳳「まぁまぁ…」

イク「そうやって優しくしてくれるのは瑞鳳姉だけなのね…」

瑞鳳「そりゃ従妹で妹みたいなものだからね。大切な妹分には優しくしないと。」ナデナデ

イク「…ねぇ、瑞鳳姉?何で水泳辞めたの?」

瑞鳳「そもそも私は水泳なんて殆どやってなかったし、イクに比べたら私の能力なんてたかが知れてるじゃない。」

イク「また勝ち逃げなの… いっつも小さい頃からずっと…」

瑞鳳「この前私イクに負けたけどね…」

イク「それはブランクのせいなのね。瑞鳳姉だってやれば…」

瑞鳳「あとね、私長い間水の中で泳げないの。ちょっと筋肉が一般の人より多くて、すぐ沈んじゃって深い場所だと沈んで浮き上がれなくなる。だから私に水泳は向いてないの。」

イク「瑞鳳姉… ねぇ、あの時の約束ってまだ有効?」

瑞鳳「…有効だよ。覚えてたんだね、まだ6歳の頃のことなのに。」

イク「忘れないの。これは瑞鳳姉とのたった一つの約束なの…」


イク「一番になったら、イクをお嫁さんにして欲しいのね。」


瑞鳳「それで、良いの?」

イク「うん。でも今は水泳だけじゃなくてやるべきことがいっぱいある。

水泳で一番になるだけじゃない、瑞鳳姉の一番になってからその約束は使うのね。」

瑞鳳「…やばい。全員に告白されてしまった。」

瑞鳳(どうしよう… 断ったら気まずくなるし…)

瑞鳳「かと言って12股はなぁ…」

瑞鳳(ま、今考えても無駄か… 霧のこともあるしマーサ・ビスト・カーバインも何か仕掛けてくるはず。)

瑞鳳「今は目の前の事に集中する!でも答えはいずれ出す!」

瑞鳳(何が相手でも戦う、そう決めたから。)

瑞鳳「戦い抜いてやるんだから…!」



ルート『アンリミテッド』第24話『煌く心の光』 終

これで今スレでの本編更新はラストとなります。

以降は番外編及び小ネタをやります


現在の予定
・ちっちゃな粗忽者 U-2501を追撃し、見事に敗れたアシガラ。しかし彼女は不屈?だった…
・どうでしょう? どうでしょうネタ。ほぼ安価。
・妄想垂れ流し編 全員が告白し、気まずい空気となったチーム。そこで瑞鳳と結ばれた場合の妄想を全員で垂れ流す…


小ネタリクエスト ↓2まで

すみませんがあと一つお願いします

小ネタ ↓2

『小さな粗忽者』

バシュゥゥゥ… ドゴォォォォ!

アシガラ「チッ!クラインフィールドが飽和したか… このままじゃ逃げ切るどころかやられる…!」

アシガラ(群狼戦術… タカオもこれに苦戦してたな、確か…)

バシュゥゥゥ

アシガラ「考えてる場合じゃなかった!クラインフィールド展開不可!?しまっ…」

ドゴォォォォォ!



大和「アシガラとの連絡が途絶えたのはここから沖に数キロ…」

大和(まさかユニオンコアごと…)

「大和!」

大和「この声… アシガラ!無、事…?」クルッ

アシガラ(ミニサイズ)「どうした?」

大和「…え?アシガラよね?」

アシガラ「あ、ああ。撃沈されて構成するナノマテリアルの大半失ったからこうなっちゃったけどな。」

大和「どうやってここまで?」

アシガラ「海底歩いてきた。」

大和「完全にアシガラね… 何はともあれ無事で良かった…」

アシガラ「全然無事じゃないけど… 後でハグロとナチにナノマテリアル分けてもらうか。」

大和「待って。潮達にこのまま会わせてみましょうか。」

アシガラ「お、おい!」

大和「私だけじゃ勿体無いし、あの子達にも可愛い姿見せてあげましょ♪」

アシガラ「や、止めろ!それアタシが人形にされる未来しか…」

大和「善は急げ、よ!」

アシガラ「うわあああああああああああああああ!」


その後アシガラは着せ替え人形にされ、発情した大和に性的に絞られた。(なお大和は再び妊娠した。)


『小さな粗忽者』 終

『どうでしょう?』


誰がどうでしょうする? 直下
1.瑞鳳&飛龍&402
2.大鳳&愛宕&ユキカゼ
3.翔鶴&浜風&夕雲&イセ
4.瑞鶴&イク&400
5.RJ&吹雪&夕張


企画 ↓3
1.西表島24時間耐久釣り対決
2.四国八十八ヶ所
3.シェフ企画
4.その他

《瑞鳳&飛龍&402 四国八十八ヵ所》

瑞鳳「と言うことでやって参りました、四国は徳島県霊山寺から巡って行きたいと思います!」

飛龍「初っ端から意味不明過ぎてわからないわよ!」

402「そもそもこれは罰ゲーム企画だろう?何故我々が呼ばれることになった。」

大淀「えっとですね… 先日行われた『シェフRJ』の時の事なんです。あ、VTRどうぞ。」


~VTR~

RJ「出来たで、熊肉のステーキや!」

大鳳「まぁ、見た目は大丈夫そう… どうしたの瑞鳳?顔真っ青よ?」

瑞鳳「ご、ゴメン!私熊肉だけは…」ナミダメ

翔鶴「あ…」

瑞鶴「あぁ、あの件ね。」

RJ「ウチの飯が食えん言うのかい!」

瑞鳳「本当に熊肉だけは…」

RJ「良いから早よ食べや!」グイッ

瑞鳳「や、いや… ピィィィィィィィッ!」(マジ泣き

全員「!?」

瑞鳳「く゛ま゛に゛く゛た゛け゛は゛や゛め゛て゛ぇぇぇぇぇぇ!」(ガン泣き



大淀「この後暴れてスタジオが壊滅的な被害を…」

瑞鳳「ゴメンナサイ…」

飛龍「本当に泣いたのね…」

402「それで四国八十八ヵ所か。まぁ夏休みだから付き合うとしよう。」

大淀「では今回は74時間以内に八十八ヵ所巡りをしてもらいます!」

飛龍「無茶じゃない、これ?」

402「やるしか無いのだろう?やれば良い。」

大淀「ではスタートです!」

飛龍「で徳島って何個だっけ?」

402「23個。少なくともこれを終わらせないと今日は終われない。」

飛龍「うっへぇ… キツイわ、これ…」

瑞鳳「ではまず一番から行きましょう。」



瑞鳳「1番、霊山寺!」

飛龍「2番、極楽寺!」


大淀「良いペースですよ。13時から始まって今13時20分ですから、一個10分ペースでやれば3時間ちょっとで終わります。」

402「移動を含めて10分は不可能だがな。でも早めに終わって損は無い。」

瑞鳳「そうね。温泉でも行きましょうか。」

飛龍「温泉!?良いわね、それ!」

大淀「あ、3番札所に着きますよ?」

瑞鳳「よしっ!こうなったら祈り倒してやるんだから!」


402「3番、金泉寺。」

瑞鳳「4番、大日寺!」

飛龍「5番、地蔵寺!」

402「6番、安楽寺。」

瑞鳳「7番、十楽寺!」

飛龍「8番、熊谷寺!」

402「9番、法輪寺。」


移動イベント 直下

瑞鳳「ん?あれは…」

402「どうかしたのか?」

飛龍「知り合いでも居た?」

瑞鳳「知り合いどころじゃない人が…」

飛龍・402「?」

東方不敗「ムッ?この気配… そこか!」バッ

ドゴォ

瑞鳳「おわっ!?」

402「な、なんだ?」

飛龍「ちょっと待って!なんか地面抉れたんだけど!」

東方不敗「なんじゃ、瑞鳳か。脅かしおって…」

瑞鳳「なんか行く先々で遭遇してる気がするけど… お父さん、この前お母さん怒ってたからね?『あんまり家を留守にするなって』。」

東方不敗「わかっておるわい。あと9箇所で終わるからとっとと帰るとしよう。と、その前に…」

瑞鳳「またやるのかぁ…」


東方不敗「流派東方不敗は!」バッ

瑞鳳「王者の風よ!」バッ

東方不敗「全新!」ズバババ

瑞鳳「系列!」バシバシバシ

東方不敗・瑞鳳「天破侠乱!見よ!東方は赤く燃えている!!」バァーン


東方不敗「ではな、瑞鳳。偶には実家に帰ってくるのだぞ?」

瑞鳳「わかってるってば。」

飛龍「やっぱ化け物よねぇ…」

402「私が言えた立場では無いがな」

瑞鳳「10番、切幡寺!」

飛龍「11番、藤井寺!」


なんだかんだで…


瑞鳳「23番、薬王寺!」



瑞鳳「これで一日目は終わり…」

大淀「お疲れ様です。旅館をとっているのでそちらに参りましょう。」

飛龍「車に揺られてるだけなのに結構疲れるモンね。」

402「本来であれば10日以上かけるプランを74時間でやろうと言うのだ、仕方ない。」



旅館イベント 直下

コンコン

瑞鳳「は~い。」

ガチャ

飛龍「あ、ゴメンね。もう寝るところだった?」

瑞鳳「飛龍さん?まだちょっと起きてようと思ったところですけど…」

飛龍「なら良かった。ねぇ、今からその… シない?」

瑞鳳「今はカメラは… 止まってる。OKですよ。」

飛龍「やたっ!」

瑞鳳「じゃあ電気を…」

ガチャ

402「瑞鳳、少し良いか?」

飛龍「うわぁっ!?ってなんだ402か…」

瑞鳳「せめてノックしてよ…」

402「何だ、二人でお楽しみでもしようとしてたのか?」

瑞鳳「…」メソラシ

飛龍「…」メソラシ

402「図星か。まぁ、私もそれが目的で来た訳だが。」

飛龍「402は昨日もシてなかった?」

402「昨日は400も交えた3Pだ。私だけなんてもう2週間はシてない。」

飛龍「でも結局シてたんじゃない。いつも一緒に寝てるんだから譲っても良いんじゃない?」

402「最近ベッタリな奴に言われたくないな。しかも一昨日、お前シてただろう。それも二人っきりでイチャついて。」

飛龍「うっ… で、でも旅先では別と言うか…」

瑞鳳「ああ、もう!二人揃って喧嘩しないで!」

飛龍「じゃあ瑞鳳が選んでよ。」

402「今日の相手はどうする?」

瑞鳳「ど、どうしろって…」


誰を?
1.飛龍
2.402
3.3P

瑞鳳「今日は先に来たから飛龍さんで。」

飛龍「なんか腑に落ちない選び方だけど… ま、良いよ。」

402「仕方無い… 私は、誰か近づかないように見張っておこう。その代わり、明日は譲れよ?」

飛龍「了解了解。」

パタン

飛龍「さぁて、今度こそゆっくり始められるね。」

瑞鳳「あまり大きな声を出すと大淀さんとかにバレちゃうので…」

飛龍「わかってるって。さ、電気消しましょ?」



判定 直下
80以上で夜戦

事後


飛龍「ちょっと汗かいちゃったね…」

瑞鳳「もう一回お風呂入ってきます?」

飛龍「そうね。あ、そうだ!このままお風呂でも…」

瑞鳳「流石にダメですよ。公衆浴場でなんて…」

飛龍「冗談だよ。そう言うのは家に帰ってからにしましょ?」

瑞鳳「そうですね。」

飛龍「やっぱりこうやって好きな人と一緒にシて、一緒にお風呂入るのって良いわね。こんな幸せ、ちょっと前までは考えられなかったな…」

瑞鳳「まだまだ。ずっと戦って苦しんできたんですから、これ以上に幸せになる権利はありますよ。」

飛龍「じゃあさ、瑞鳳が私を幸せにしてくれる…?」

瑞鳳「はい、喜んで。」

飛龍「ありがと♪んっ…」チュッ

瑞鳳「んんっ…」

飛龍「さぁて、お風呂行きましょ?」

瑞鳳「はい!」

朝5時


瑞鳳「ええ、只今午前五時となっています。」

大淀「ねむ… あれ眠いの私だけ…」

飛龍「私は習慣がついてるので。」

402「私も瑞鳳に付き合って早起きしてるからもう馴れた。」

瑞鳳「…運転代わりましょうか?」

大淀「是非お願いします…」


飛龍「24番、 最御崎寺!」

402「25番、津照寺。」

瑞鳳「26番、金剛頂寺!」


大淀「坂道が多い…」

飛龍「今どのあたりだっけ?」

402「高知県室戸市だ。」

瑞鳳「今日はあと40くらいやらないと…」

大淀「すみません、少し酔ったみたいで…」

飛龍「あー… 瑞鳳、後で休憩お願い。ディレクターが酔った。」

瑞鳳「了解です。」


移動イベント 直下

飛龍「まずは吐きそうな人に気を紛らわせないと…」

402「トランプならあるぞ?」

飛龍「402ってお湯持ち歩いたり用意周到よね、ホント。」

402「それほどでも。」

大淀「トランプ、ですか?」

飛龍「簡単なババ抜きでもやって気を紛らわせましょ?」

大淀「そ、そうですね…」

402「ではカードを配るぞ。」


勝利者 コンマ 直下
00~33 飛龍
34~66 402
67~99 大淀

402「よし、上がりだ。」

飛龍「しまった!…イカサマしてるんじゃ無いの?」

402「出来ないことも無いが、面白みが無いだろう。」

大淀「負けてしまいました…」

瑞鳳「因みにウチの中だとユキカゼちゃんがぶっちぎりで強い。」

402「アイツは異常だ。

この前の全員参加ポーカー大会で、ロイヤルストレートフラッシュ乱発して全員の持分持って行ったり。」

飛龍「それで愛宕が買ったスクラッチくじをユキカゼにやらせたら一等でしょ?規格外すぎるでしょ。」

大淀「では何か402さんには優勝景品を…」


優勝景品 直下

大淀「では先程購入したこの高級鰹節丸々1本を…」

402「いや、こんなの貰っても嬉しく無いんだが… と言うか使用用途に困る。」

飛龍「と言うか何か臭うと思ったらソレだったのね。」

大淀「ピストル龍驤さんに使って貰おうと思って買ったのですけど。」

402「ピストル?ビストロじゃないのか?」

瑞鳳「龍驤ね、関西の粉物料理以外壊滅的に下手なのよ。それで食べた時の印象がピストルに撃たれたみたいだからピストル龍驤なの。」

飛龍「確かにお好み焼きは上手だったけど… そこまでなの?」

瑞鳳「受験終わって私と瑞鶴と翔鶴さん、そして龍驤でワカサギ釣りした時も大惨事引き起こしたのよね…」

大淀「そ、そこまでなんですね…」

402「…瑞鳳、これ使うか?」

瑞鳳「多分使おうと思えば使える。」

402「では一応貰っておこう。」


ショートカット…


飛龍「65番、三角寺!」


瑞鳳「あとは残すは香川のみですね。」

大淀「割とハイペースですね。」

402「道に迷わない上に渋滞が無いからな。」

飛龍「今日はホテルでしたっけ?」

大淀「はい。では行きましょう。」


ホテルイベント 直下

瑞鳳「…相撲ってさ、やらなきゃダメですか?」

大淀「はい。企画的にやらないとダメです。」

402「若干1名最強のが居るがな。」

飛龍「勝てる気がしないんだけど…」

大淀「ま、まぁ!ダメもとで!私も参加しますから!」



相撲判定
瑞鳳 直下+50(チート補正)
飛龍 ↓2+20(艦娘補正)
402 ↓3+20(メンタルモデル補正)
大淀 ↓4(補正なし)

飛龍「ぜぇぜぇ… よし、1位よ…!」

402「流石に体格差で競り負けたか。」

瑞鳳「飛龍さんどんだけフルパワーでやったんですか…」

飛龍「153000hpくらいかな?」

402「比喩じゃなくてそれなら本当に化け物以外のなんでも無いがな。」

瑞鳳「で、問題は…」

大淀「」チーン

402「…加減はしたはずなんだがな。」

飛龍「しょうがない、私が運んどくよ。」

瑞鳳「私がやりますよ?」

飛龍「良いの良いの。瑞鳳は優勝者としっぽり夜戦でもしてて。」

402「すまないな。」

飛龍「これで昨日の貸し借りはチャラね。じゃあ二人共ごゆっくり~。」

パタン

瑞鳳「…」

402「…」

瑞鳳「で、どうする?」

402「ヤるに決まってる。」

瑞鳳「だよね~。」


この後滅茶苦茶イチャイチャした

翌朝…


大淀「では3日目参りましょう。」

飛龍「よしっ!張り切って参ります!」

瑞鳳「今日中に終わらせて残りはゆっくりしましょ!」

402「おー」


402「66番、雲辺寺」

瑞鳳「67番、 大興寺!」

飛龍「68番、神恵院!」


飛龍「ここまでは順調ね。」

瑞鳳「残りは20、今日中に終わりそうですね。」

402「油断は出来んがな。キャンプ地とか勘弁してくれよ?」

大淀「あせらず行きましょうか。」



移動イベント 直下

大淀「あれ…?」

飛龍「どうしました?」

402「この感じ… パンクだな。」

ガチャ

瑞鳳「うっわぁ… 後輪が酷いことになってるよ。」カチャァチャ

大淀「どうしましょう… レッカー呼んで代車借りますか?」

402「直せるか?」

瑞鳳「無理臭いね。タイヤ全取替えしかないよ。」

飛龍(ナノマテリアルでなんとかならない?)ヒソヒソ

402(空気が抜けてるし現状の保有ナノマテリアルでは自分のメンタルモデルの一部削らないと難しい。)ヒソヒソ



1時間後

瑞鳳「代車まだですか?」

大淀「レンタカーの業者に連絡はしたのですが…」

飛龍「どうしようねぇ?」


暇潰し 直下

大淀「おにごっこ、なんてどうでしょうか?」

飛龍「童心に返ってやってみる?」

瑞鳳「構わないけど…」

402「やるからには容赦しない。」



大淀「見つけましたよ、瑞鳳さん!」←鬼

バッ

瑞鳳「秘技!分身殺法・ゴォォォォッド・シャドォォォォ!」ババババ

大淀「分身!?」

瑞鳳「さぁ、見分けてみてください!」

大淀「」


大淀「飛龍さん、お覚悟を!」

飛龍「危ないなぁ?もっと慎重に近づいて大胆にトドメを刺さないと。」ヒョイ

大淀「素早い…!でも!」バッ

飛龍「見切れてるのよね。」ヒョイ

大淀「」


大淀「ぜぇぜぇ… 402さん、これで…!」バッ

402「クラインフィールド、目視不可能な程微弱かつ最低限の出力で展開。」キィン

大淀「ふ、触れられない!?」

402「どうした?私は何もしてないぞ?」

大淀「」

大淀「もうこの3人嫌だぁぁぁぁぁ…」

瑞鳳「ちょっと容赦なさすぎたかな?」

飛龍「す、少し大人げなかったかも?」

402「まぁ良いじゃないか。これで丁度時間も潰せて新しい車が来たんだ。」

瑞鳳「運転代わりますから機嫌直してください、ね?」

大淀「この中で一番年上私なのにこの仕打ち…」

402(そう言えばコイツ何歳なんだ?)コソコソ

飛龍(確か25歳らしいよ。)コソコソ

402(で、お前は?)

飛龍(一応23。)

402(なんだ、一応って。)

飛龍(一致してるかどうか不安なのよねぇ。元の人間の年齢から付け足してるだけだから。)

402(肉体的には23、ってことか。)



そして…

瑞鳳・飛龍・402「88番、大窪寺!」



瑞鳳「やっと終わったぁ…」

大淀「お疲れ様です。では今日は旅館をとってるので行きましょう。」

飛龍「せっかく香川なんだしうどん食べたいなぁ…」

402「うどん以外にも何かあれば良いがな。」


旅館イベント 直下

カコーン

瑞鳳「やっぱ旅館と言えば温泉よねぇ…」

飛龍「夕雲の所も良かったけどここも中々ねぇ…」

402「今度は八十八ヵ所巡りではなく湯治の旅、なんてどうだ?」

大淀「あ、良いですね。上と掛け合ってみます。」

飛龍「ここで温泉に入りながらお酒、って言うのもアリかもしれないね。」

瑞鳳「まぁまぁ、後で晩酌付き合いますから。」

大淀「あ、お供させてもらいます。」

402「どうせ明日はする事が無いんだ。付き合うよ。」

ワイワイ

大淀「思えばあの戦いは私達の想像を遥かに超えてましたね。」

瑞鳳「あの戦い… 私達の最後の戦いですね。」

402「皆が傷ついて、ボロボロになったが最後の最後まで足掻いて今私達はここに居る。」

飛龍「そうね。私達は拓けたのよね、未来を。」

瑞鳳「そうですね… さぁて、上がりましょ?何か冷たい物奢りますよ。」



瑞鳳(こうして私と飛龍さんと402ちゃん、大淀さんの旅は終わりを迎えたのだった。)


『どうでしょう?』 終

ちょっと余りそうなので小ネタ募集

↓2と↓4の方、リクエストお願いします。



また『どうでしょう?』は本編終了後の設定の為、ネタバレが多少入ってたかもしれません。

なお今後の予定は

・第25話『最後の勝利者』
・第26話『崩壊の序曲』
・第27話『混迷への出撃』
・第28話『朝を呼ぶもの』
・最終話『アンリミテッド』

となっております

この前安価で取った>>841が見たいなあ

>>889
以前リクエストを頂いたものは必ず消化します

再安価
↓2と↓4の方、リクエストお願いします。

『妄想垂れ流し編』

飛龍「…」

イセ「…」

浜風「…」

大鳳「…」

吹雪「…」

イク「…」

愛宕「…」

400「…」

402「…」

ユキカゼ「…」

夕雲「…」

夕張「え、えと… なんでこんなに空気が重いんですか…?」

愛宕「そりゃ…ねぇ…?」

イセ「まさか全員が告白する、なんて思わなかったもの。」

402「で、告白された本人は?」

大鳳「家に工具取りに帰ったわ。」

イク「絶対予知して逃げたのね。」

400「取り合えず傍から見たらここの空気は異常なのでどうにかした方が良いかと。」

夕雲「…皆さんにお聞きしたいのですが、仮に皆さんの誰かが瑞鳳さんと結ばれたとしたらどうします?」

全員「!」ピクッ

吹雪「き、聞いて、どうするの…?」

夕雲「聞くだけです。現状の張り詰めた空気を打破するために、この際全員の本音をぶっちゃけた方が良いかと。」

ユキカゼ「一理ありますね。」

夕雲「題して… 『瑞鳳さんとイチャイチャ妄想垂れ流し大会』です。」

浜風「題名が不安しか感じないのですが… この張り詰めた空気では食事も喉を通りません。やってみるべき、かと。」

飛龍「じゃあ、最初の人はじゃんけんで決めて次の人からは指名制で。」

夕張「では行きますよ…!」


最初は誰? 直下

夕張「…負けた。」

夕雲「では夕張さんからスタート、と言うことで。」

イセ「早くなさい、後がつっかえてるんだから。」

夕張「行きますよ…!」

全員「ゴクリ…!」


※夕張の妄想です


瑞鳳「夕張ちゃん。そろそろ天ぷら揚がるからお蕎麦の用意は?」

夕張「私の手打ち蕎麦も茹で上がってます!」

瑞鳳「うん。じゃあご飯にしよっか♪」



瑞鳳「う~ん!やっぱり夕張ちゃんの手打ち蕎麦、おいしいね!おつゆもお出汁が効いてて良い風味ね~」

夕張「お褒めに預かり光栄です♪この天ぷらも揚げたてで美味しいです。」

瑞鳳「あ、夕張ちゃん。ほっぺに葱付いてるよ?」

夕張「え、何処ですか?」

瑞鳳「ちょっと待ってね… んっ…!」パクリ

夕張「ちょ、瑞鳳さん!?」

瑞鳳「よし、取れた取れた。」

夕張「…いきなりするなんてズルいですよ。」

瑞鳳「ゴメンね?でも夕張ちゃん可愛くて。」



夕張「って感じで私はそれから…」

夕雲「はいストップです。このままやると埒があかないので。」

飛龍「なんか聞いてるだけでお腹いっぱいになってくる話ね…」

夕張「まだ半分も終わってないのに…」

吹雪「では次の人を指名してください。」


次の人 直下

夕張「吹雪ちゃん、貴女よ!」ビシッ

吹雪「え、私ですか!?」

浜風「なんか色んな意味で嫌な予感しかしないのですが。」

大鳳「奇遇ね、私もよ。」


※吹雪の妄想です

吹雪「え、あの… 瑞鳳、さん…?」

瑞鳳「ふふっ♪緊張してるのね?」

吹雪「すみません、何回もしてるのに慣れなくて…」

瑞鳳「徐々に慣らしていけば良いの。さ、始めましょ?」


瑞鳳「今日の調教…!」


イク「ストーップ!なのね!」

吹雪「ど、どうかした!?」

夕雲「これ放送禁止コードしか無い、ガチな妄想じゃないですか!」

402「これはダメだ。」

400「お粗相だね。」

吹雪「」ガーン

イセ「はい、次。」


次の人 直下

吹雪「じゃあ大鳳さんで…」

大鳳「私?面白みも何も無いわよ?」

飛龍「そう言えば大体いつも一緒に居るよね、大鳳。」

402「大学が同じだから仕方無い、と言う部分もあるがな。」

400「しかし休日も一緒に居る以上、明らかに何かあると考えても良いかも。」

大鳳「だから何も無いってば…」


※大鳳の妄想です


大鳳「ふぅ… こんな所まで来ちゃった。」

瑞鳳「随分と山の上まで登ったね。」

大鳳「でも登ってきただけの価値はあるみたいよ?」

瑞鳳「うわぁ…!綺麗な夜景だよ、大鳳!」

大鳳「ロマンチックね… 二人きりの夜景なんて楽しめる機会はそんなに無いから、楽しみましょ?」

瑞鳳「ねぇ大鳳、手握って良いかな?」

大鳳「うん。ほら…」

ギュッ

瑞鳳「やっぱり暖かい…」

大鳳「このまま、ずっと続けば良いのに…」

瑞鳳「今この時間は永遠には続かないけどさ、私との永遠ならあるよ?」

大鳳「えっ…?」

瑞鳳「親友としてでも、恋人としてでも無く… 伴侶になって欲しい。私と一緒に、永遠を共にして欲しい。

ダメ、かな…?」

大鳳「私で…良いの…?」

瑞鳳「大鳳じゃなきゃ、私嫌だよ。」

大鳳「はい… 瑞鳳…!」



飛龍「駄目だ… 甘すぎて胃もたれしてきた…」

大鳳「そんなにですか!?」

浜風「大鳳さんって意外に乙女…」

大鳳「どう言う意味よ!」

夕雲「まぁまぁ… 次行きましょうか。」


次の人 直下

大鳳「じゃあ私よりちょっと前に入ったイセさんはどうなんですか?」

愛宕「確か一番最初のメンタルモデルでしたよね?」

イセ「ええ。402達との出会いは夕雲以外全員は知ってるけど私達の出会いは飛龍しか知らない筈よ。」

夕張「どうやって入ったんです?」

イセ「私一応住み込みバイト扱いだから普通に面接して合格しただけよ。」

飛龍「瑞鳳は落とす気無かったみたいだったし、私も異存は無かったから即採用の即日入居だったよ。

後イセの適当なでっち上げ身の上話に瑞鳳泣いちゃってその場全員混乱したくらいじゃない?」

浜風「何と言うか、瑞鳳さんらしいと言うか…」

イセ「あのお人好しっぷりには脱帽したわ… まぁ、そこに惚れてるんだけど。」

夕雲「ノロケ話は後で聞くので本題を…」


※イセの(ry

瑞鳳「えと… いつまで私、イセさんの膝の上に乗っていれば…」

イセ「そうねぇ… 私が満足するまでかしら?」

瑞鳳「満足って…」

イセ「それとも私の膝の上は嫌?」

瑞鳳「そう言う訳では…」

イセ「じゃあもう少しこうしてくっついてましょ?暖かいし丁度良いじゃない。」

瑞鳳「そうですね。」

イセ「そう言う貴女の素直なところ、好きよ?」

瑞鳳「うぅ、ストレート過ぎて恥ずかしいですよ…」

イセ「その恥らう所も、この小さな体も、全部大好きなんだから…」サワサワ

瑞鳳「意地、悪、しなっ… ひゃうんッ!」

イセ「ここが良いのかしら?それっ!」

瑞鳳「ひぁっ!?」

イセ「こんなに興奮しちゃって… そんなところも可愛いわよ?」


イク「はいストップなのね。」

イセ「あら?」

400「やっぱりイセ型のメンタルモデルはロクなもんじゃないね。」

大鳳「その姉妹艦?のメンタルモデルってどんな感じなの?」

402「ただのメカフェチでオープンな変態だ。」

ユキカゼ「因みにヒュウガが惚れてるのは400と402の姉妹艦である401です。」

夕雲「あ、ちゃんと401も居るんですね。」

402「敵だけどな。と言う訳で次。」


次の人 直下

イセ「そうね… ここは一番新入りである夕雲にしてみましょうか。」

夕雲「わ、私ですか?」

浜風「ええ。この企画を提案したにですから面白いものを期待していますよ?」

夕雲「あんまりハードルあげるの止めてください…」


※夕雲(ry

夕雲「お疲れ様です、瑞鳳さん。」

瑞鳳「ふぅ… やっぱり旅館の接客とお店の接客じゃ違いがあるね。」

夕雲「すぐ慣れますよ。今お茶を淹れるので休憩にしましょう。」

瑞鳳「そうだね。」

夕雲「どうぞ。」

瑞鳳「ありがと… やっぱり女将さんを継ぐのって夕雲ちゃんなの?」

夕雲「血縁的にはそうなりますが、ゆくゆくは瑞鳳さんも仕事を覚えて頂ければ女将の座に就けます。」

瑞鳳「じゃあ頑張らないとなぁ… 夕雲ちゃんの支えになれるように頑張らないと!」

夕雲「ふふっ… 期待してますよ、瑞鳳さん。」

瑞鳳「夕雲ちゃんと私の次の世代にも、次の次の世代にも残せると良いね。」

夕雲「そうですね。そう出来るように今は頑張りましょう。」



夕雲「と言う感じで。」

飛龍「…瑞鳳のこと箱根に拉致ったね?」

夕雲「ま、まぁ妄想ですから…」

イセ「でも面白味は無いわね。もうちょっとエロスを…」

400「もう喋らないで、場が混沌とするから。」

夕雲「…ではこうします?指名者はシチュエーションも指定出来、指定されればその内容に沿ったものでなければいけない。なんて言うのは?」

浜風「面白そうですね。試しにやってみましょう。」


次の人 直下
シチュエーションも指定可能

夕雲「ではこの中でのツッコミ役こと400さんを指名します。」

400「シチュエーションは?」

夕雲「指定しますよ?お題はそうですね… 先ほどの吹雪さんのネタをお借りして『調教』と言うことで。」

400「!?」

吹雪「人の事散々扱き下ろして何それ!?」

浜風「指定は絶対とは言え…」

イク「ここには常識人は居ないのね?」

愛宕「いえ、その常識人を夕雲ちゃんは叩きのめそうとしてるのよ。」

飛龍「夕雲、恐ろしい子…!」

402「人では無いメンタルモデルが一番常識人とは皮肉だがな。取り敢えずさっさと始めろ。」

※400(ry

400「私も、してください…」

瑞鳳「な、何を?」

400「そ、その… こっちの穴の方を…」

瑞鳳「え?」

400「お、お願いします!私のお尻を、貴女色に染めてください!」


400「駄目だこれ。これ以上何も思い浮かばない。」

夕雲「お題が悪かったようですね…」

大鳳「なんでお尻?」

イク「瑞鳳姉の性感帯、尻なのね。」

ユキカゼ「知っていますが… 何故にそのチョイスなんですか?」

402「アレはなぁ…」←調教された

吹雪「ちょっと病みつきになりそう…」←調教された

イセ「そこの二人、後で尋問ね。はい次。」


次の人 直下
シチュエーションも指定可能

400「402。指定なし、任せるわ。」

402「任された。」

大鳳「瑞鳳と同室で同じベッドで寝てる402ね…」

402「他の連中よりもアドバンテージは大きいぞ?」

夕雲「くっ…!羨ましい…!」

浜風「とにかく本題に入ってください。」


※妄想です

402「水深8000m。ここなら我々を阻むものは何も無く、ゆっくりと時を過ごせる。」

瑞鳳「ここが深海… 暗くて、まるで宇宙みたい…」

402「未開の場所、と言う意味では同じだろうな。だが私の艦内では暖房を効かせているから寒くは無いだろう。

だが…」

瑞鳳「うん。どうかしたの?」

402「…もしかしたら私もここへ沈む可能性があったかもしれないのか。」

瑞鳳「どう言うこと?」

402「蒼龍から聞いた話だ。蒼龍の接触した401の話では『イ402』と言う潜水艦は沈められたことになっている。

つまり私もそうなった可能性もあったのかもしれない。暗くて冷たい、深海に消える可能性が…」

瑞鳳「そんな…」

402「でも私はもう一人じゃない。お前が居てくれる、そうだろう?」

瑞鳳「402ちゃん… 大丈夫、絶対に貴女の事は守るから。貴女の事を絶対にこんな暗い場所に一人になんかさせないからね。」ギュッ

402「ありがとう… 私も、お前の事は絶対に守るよ。何があっても、この力を使って…」


402「ってな感じで。」

大鳳「なんだろう… 完全に貴女とイメージが合致しない。」

402「おい、どう言う意味だ。」

ユキカゼ「らしくない、と言うか…」

浜風「意外な一面…」

402「そんなに意外だったか?」

イセ「はっきり言って今までの妄想で一番マシよ。」

夕張「裏を返せばロクなのが居ないって意味ですけどね…」

愛宕「じゃあ、次どうぞ~」


次の人 直下
シチュエーションも指定可能

402「浜風、任せた。お題は指定しないでおくよ。」

浜風「私ですか…」

吹雪「ムッツリスケベ候補の浜風ちゃん… ゴクリ」

イク「吹雪、もうお前喋るななの。」

浜風「では、参ります…!」


※妄想だよーん

浜風「あ、あの… お味はどうでしたか…?」

瑞鳳「うん、美味しいかったよ。」

浜風「良かった… 初めての料理だったので上手くいくか不安でしたが…」

瑞鳳「じゃあ今度一緒に作ってみようか。もっと色々作れるように教えてあげるから、ね?」

浜風「は、はい!」

瑞鳳「じゃあ、御褒美あげないとね。んっ…」チュッ

浜風「んんっ…」

瑞鳳「じゃあ御褒美に、いっぱい可愛がってあげるね?」


ユキカゼ「やっぱりムッツリでした。」

愛宕「ムッツリね。」

浜風「私ってムッツリなんですか!?」

イセ「大丈夫よ、ここオープンの変態が多いだけだから。」

夕張「やっぱりこのチームにロクな人は居ないのか…」

400「嘆いても仕方無い、次。」


次の人 直下
シチュエーションも指定可能

すみませんがまだやってないキャラでお願いします


最安価 直下

浜風「じゃあ飛龍さんで…」

飛龍「え、私?」

イク「イクを除くと一番の古参なのね。」

飛龍「って言ってもイセと大鳳とは誤差の範囲、でしかないけどね。」

402「しかしお前はアイツを前に進ませる理由を作った訳だがな。」

ユキカゼ「つまり今の状況を作った全ての元凶ですね。」

飛龍「元凶って… でも私が居なかったら皆瑞鳳に出会う可能性は殆ど無かったかもしれないじゃない。」

夕張「それに関しては感謝していますよ。ではどうぞ。」


※妄想です

飛龍「そうだねぇ… こんなドレスなんか良いんじゃないかな?」

瑞鳳「問題はサイズなんですよねぇ…」

飛龍「うわっ、Sサイズが無いじゃない…」

瑞鳳「何でもう悉く良いなって思ったドレスが壊滅するんですかねぇ…!」

飛龍「まぁまぁ… じゃあ着物なんてどうかな?」

瑞鳳「あ、これなんてどうですか?」

飛龍「あ、これは似合いそうね。そうだ、色違いで一緒の着物にしてみましょ!」

瑞鳳「おぉ!その手がありましたね!」

飛龍「うん、これならサイズはあるから大丈夫ね。」



飛龍「以上、私と瑞鳳の結婚式の衣装選びでした。」

イセ「夕雲の次ね、関係の発展度合いは。」

飛龍「夕雲なんて完全に嫁にしちゃったからね。」

夕雲「ま、まぁ妄想ですから…」

大鳳「でも現実的ではあるわね、一部以外。」

飛龍「どう言うこと?」

大鳳「ここに絶対口を出してくる姑が居ることをお忘れじゃないですか?」

大鯨「姑、って誰の事かな~?」

全員「!?」

大鳳「い、いつからそこに…?」

大鯨「全員が沈黙してるくらいからかな?面白そうだったからずっと聞かせてもらったわ。」

吹雪「ほぼ最初から!?」

大鯨「私だって娘の結婚衣装くらいは選ばせるわよ、一度は。」

夕雲「い、一度…?」

大鯨「うん。私が作った衣装で二回目もやってもらうに決まってるじゃない♪」

全員「」

大鯨「じゃあ次にの人行ってみよ~!」


次の人(大鯨を除く) 直下
シチュエーションも指定可能

飛龍「じゃあイクで。」

イク「ついにイクの番が…!」

400「確かイクとは従妹だったね。」

大鯨「フフフ、楽しみね…」

大鳳「…今更なんですけど、大鯨さんはこの状態をどう思ってるんですか?」

大鯨「特に何も?孫の顔は見たいけど瑞鳳がソッチの道なら私は認めるもの。」

夕張「そ、そうですか…」


※MOUSOUです!

イク「瑞鳳姉~」スリスリ

瑞鳳「はいはい。」ナデナデ

イク「えへへへ…」

瑞鳳「どうしたの?そんなにニヤニヤして。」

イク「こうやって、二人で縁側でゆっくり出来るだけで幸せなのね。」

瑞鳳「そうだね。今日のご飯どうする?」

イク「瑞鳳姉が作ってくれればなんでも良いの。」

瑞鳳「まったく… 甘えんぼなんだから…」



飛龍「子供の理想、って感じね。」

イク「イクを子供扱いするな、なの!」

イセ「まんま子供よ、その思考。」

400「はい、次。」

次の人(大鯨を除く) 直下
シチュエーションも指定可能

イク「次、おっっぱい魔人愛宕なの。」

愛宕「お、おっぱい魔人って…」

大鯨「でも大きいよね~。」

大鳳・夕張「…」

浜風「お二人の沈黙が怖い…」

飛龍「だから胸なんて肩こるだけなのに…」

大鳳・夕張「!」ギロッ

浜風・飛龍「ヒッ!?」

夕雲「あの~… 本題に…」


※もーそーです

愛宕「ふふっ、どうだった?私の授業は。」←女教師スタイル

瑞鳳「授業自体はわかりやすかったんですけど… 

こう言うのって現役の中高生にやってもらうのが普通じゃないんですか?」←学生服

愛宕「う~ん、ちょっとまだ恥ずかしくてね…」

瑞鳳「でも私は良いんですね。こんなコスプレ紛いのことまでして…」

愛宕「恋人だもの~。もう恥ずかしいところも曝け出しちゃった仲じゃない♪」

瑞鳳「な、なにを!///」

愛宕「やっぱりいつまで経っても初心よね、ず・い・ほ・う!」ギュッ

瑞鳳「むほっ!?」

愛宕「このまま女教師と女生徒のイケナイ関係ごっこ、でもしましょ?」

瑞鳳「!?」



大鳳「」

夕張「」

吹雪「可能性はある… 可能性はある…」サスサス

402「流石魔人、良い胸の使い方だ。」

愛宕「ほ、褒めてるの?」

大鯨「でも、あの子の学生服もう無いわよ?」

400「捨てたのですか?」

大鯨「改造して、今私が着てるもの♪」

全員「」

大鯨「それで残ってるのは…」

ユキカゼ「私、ですよね…?」

夕雲「純粋無垢、をそのまま人の形にしたようなユキカゼさん…」

愛宕「あぁ、ついに来てしまったのね… ユキカゼちゃんが穢れる時が…」

浜風「いつかいずれは来るものだけど、まさかこんな事態に…」

ユキカゼ「動揺しすぎですよ!?」

吹雪「でもこう言う子の妄想が。」

イセ「一番激しかったり。」

400「お前らもう喋るなこの変態共。」

402「落ち着け400。」


※妄想デス

瑞鳳「あぁ、暖かい…」←inコタツ

ユキカゼ「外は雪ですからね。」

瑞鳳「おミカン食べる?」

ユキカゼ「あ、食べます。」

瑞鳳「はいア~ン。」

ユキカゼ「あーん… ちょっとコレ酸味が強いですね。」

瑞鳳「皮と実の隙間が無いからね。こう言うのって少し隙間があったほうが甘いのよ。」

ユキカゼ「そうなんですか?」

瑞鳳「甘みが凝縮されるんだって。」

ユキカゼ「へ~…」

瑞鳳「あ、そうだ。お夕飯どうしよっか。」

ユキカゼ「寒いからお鍋とか良いんじゃないでしょうか?」

瑞鳳「そうだね。じゃあ仕込みするから手伝って。」

ユキカゼ「は~い。」


愛宕「そう、それで良いの…」

大鳳「穢れる必要は無いわ…」

飛龍「なんか、大袈裟になって無い?」

夕張「気のせい、なら良かったんですけどね。」

ユキカゼ「え、ダメでしたか?」

イク「ユキカゼにはこれくらいが丁度良いのね。」

夕雲「無理に変な感じにする必要はありません。ありのままで居てください。」

ユキカゼ「は、はぁ…」

夕雲「これで全員の妄想が揃ったわけですが…」

全員「…」

夕雲「…」

夕張「ねぇ、これ何がしたかったの?」

夕雲「空気を和ませたかっただけなんです… 沈黙するの止めてください…」

飛龍「ねぇ、協定結ばない?」

吹雪「協定ですか?」

飛龍「そう。恋愛感情とか切り離してこう言う場では賑やかに過ごす、ってヤツ。」

大鳳「でも瑞鳳が答えを出してしまったら…」

飛龍「そん時はそん時で新しく結べば良いのよ。あんまりこの関係を壊すのもアレだからね。」

夕張「まぁ、一理ありますね。」

ユキカゼ「では協定に反対は?」

402「異論は無いよ。」

愛宕「問題無いわよ~。」

400「賛成。」

イク「賛成なのね。」

飛龍「じゃあこれは締結、と言うことで。妄想はここまでにしてまずは決勝戦の話し合いをしないと。」

大鯨(瑞鳳の事だから、『誰かを選ぶ』って選択はしないと思うけどな~… 孫の顔が見れれば何でも良いや。)


『妄想垂れ流し編』終

『瑞鳳の生活ー日常編ー』※時系列は大会終了後です

AM4:30 起床

瑞鳳「ん~…!そろそろ起きないとね。」

402「スースー」

AM4:45 朝のマラソン

瑞鳳「さぁ、行きましょうか。」

大鳳「朝の運動は大切よね、やっぱり。」

愛宕「眠い…」

ユキカゼ「ほら、もっとシャキっとしてください。」

飛龍「ほら、ドンドン走るよ!」

AM5:30 朝の修練

瑞鳳「いやっ!たぁっ!」ブォン

イセ「朝からよく動けるわね。」

瑞鳳「イセさん、もっ!やって!みますか!」

イセ「止めとく。ナノマテリアルが保たなそう。」

AM6:30 朝食作り

夕雲「もうすぐお味噌汁が出来そうです。」

瑞鳳「わかった。おかずがもうちょっとかかりそう。」

夕雲「わかりました。流石に時間がかかりますね。」

瑞鳳「14人分だもの。仕方無いよ。」

AM7:00 全員で朝食へ

蒼龍「やっぱり美味しいわ…」

飛龍「ほら、そうやって食べ過ぎると太るわよ?」

蒼龍「もう遅い。体重がもうすぐ3キロ増しになりそう…」

愛宕「それはまた…」

瑞鳳「おかわり要ります?」

蒼龍「うぅ、自制が出来ない自分が恨めしい…」

AM8:00 開店準備

瑞鳳「じゃあこの棚の商品を新商品の置き場に変えて…」

イセ「その方が見栄えは良いわね。」

飛龍「じゃあちゃっちゃと始めましょ。」

瑞鳳「新商品は昨日のうちに入ってますよね?」

イセ「ええ。ピットロードの駆逐艦『時津風』と『春雨』、給油艦『足摺』が各10キット。あとは追加分でフジミの『高雄』と静岡模型協同組合の『第1水雷戦隊セット』が各5ずつ。

あとは『HG 1/144 ガンダムEz-SR』と『HGUC 1/144 クロスボーン・ガンダムX1』が各5ずつ、NゲージのTOMIX『5000系しまかぜ』の基本と増結が2ずつと限定の同梱セットが1つ。KATOの『E657系スーパーひたち』の基本・増結が2ずつね。」

瑞鳳「あれ、『E5はやぶさベーシックセット』は?」

飛龍「あ、昨日連絡があって納品が遅れるって。」

瑞鳳「わかりました。じゃあ陳列していいましょうか。」

AM8:50 大学到着

瑞鳳「1限なんだっけ?」

大鳳「文章表現よ。」

瑞鳳「あれのパワーポイントの締め切りっていつまで?」

大鳳「確か1月の最初の授業だったと思うわ。私はもう終わったけど。」

瑞鳳「流石優等生。」


AM10:40 2限目(休講のため学内喫茶へ)

瑞鳳「こんにちは~。」

ジンネマン「いらっしゃい。お前ら2限はどうした?」

大鳳「今日は休講だったので、早めに来ました。」

瑞鳳「月曜日はここで何か飲まないと気合が入らなくて。」

バルトフェルド「嬉しいこと言ってくれるねぇ… で、注文は?」

瑞鳳「ニルギリとワッフルを。」

大鳳「ブルーマウンテンとチョコブラウニーを。」

ジンネマン「あいよ。ちょっと待ってな。」

AM11:20 図書館へ

カーディアス「おや、レポートの本探しか?」

瑞鳳「ええ、まぁ…」

大鳳「資料が必要だったので…」

カーディアス「ふむ。それは何の授業かね?」

瑞鳳「製図です。」

カーディアス「ほう… ではこの辺りだな。」

大鳳「ありがとうございます、理事長。」

PM12:10 昼食

瑞鶴「あ、相変わらずよく食べるわねぇ…」

加賀「これでも腹八分目でセーブしてます。」ドッサリ

翔鶴「いったいこのカロリーはどこに消えてるのかしら…」

大鳳「ギャル○根みたいな感じなのかしら?」

赤城「知らない人ですねぇ…」ガツガツ

RJ「でもこん中で一番カロリー消費が一番多いづほが小食ってのはなぁ…」

瑞鳳「別に私が消費カロリー多いって決まったわけじゃないでしょ?」

RJ「だってづほ、まだ朝の修練続けてるんやろ?」

瑞鳳「まぁ日課だしね。」

RJ「それ結構デカイやろ。流石筋肉達磨…」

瑞鳳「頭潰すよ?」パキポキ

RJ「ホンマすみませんでした。」

赤城「どう言うことですか?」

翔鶴「瑞鳳のご両親が格闘家で、それで瑞鳳も小さい頃から鍛えられてるの。」

加賀「なるほど、是非手合わせを…」

瑞鶴「止めなさい、アンタ確実に死ぬ。比喩じゃなくてマジで死ぬ。」

PM16:15 部会へ

瑞鳳「そう言えば今週末学祭だけど…」

翔鶴「確か教室借りて艦プラの展示とバトルの講習会ね。」

大鳳「艦プラの数はあるから良いかもね。しかも私達、結構名前が売れてるから集客良さそう。」

瑞鶴「まぁ、そりゃ世界を相手に戦ったんだから有名よね。」

翔鶴「あと、世界大会で使った二人の艦プラを展示したいのだけど…」

瑞鳳「私の信濃と大鳳のヨークタウンを?」

大鳳「あまり人に見せたくは無いけど… 展示だけなら良いですよ。」

赤城「一応子供が触れないようにショーケースに入れて、見張りもつけたほうが良いかと。」

加賀「そうね。世界大会で使われたモノなら確実に盗む輩が居るかと。」

RJ「ま、んな事したらづほが確実にその場で肉片に変えるがな。」

瑞鳳「貴女の頭を潰すのは、林檎を潰すくらい簡単だけど?」

RJ「すいませんでした。」

バナージ「でも使える艦プラに限りがありますよね。」

タクヤ「ダメージレベルをCにしても蓄積するから厳しいですよ。」

瑞鳳「そこが問題よね…」


PM18:30 帰宅

ユキカゼ「あ、お帰りなさい。」

吹雪「遅かったですね。」

瑞鳳「ちょっと部会がね。今から夕飯作るから待っててね。」

夕張「あ、お手伝いします。」

402「手伝うよ。どうせ暇だから。」


PM19:20 夕飯

浜風「今日はビーフシチューですか。」

瑞鳳「最近寒くなってきたからねぇ。」

400「そう言えばホワイトシチューをご飯にかけている人を以前目撃したことが…」

大鳳「うっわぁ… そりゃ酷い…」

愛宕「それはちょっとアレね…」

イク「邪道が過ぎるのね。」


PM20:15 飛龍、蒼龍と近所の弓道場へ

飛龍「お見事。」

瑞鳳「お二人に比べたらまだまだですよ。」

蒼龍「構えも精度も上達してるよ、ちゃんと。」

瑞鳳「最初は自己流の構えだったから、通常の構えっていざやると難しいですよ。」

飛龍「確かにそうね。でも弓道の作法があるんだから、それに則ってやらないと。」

瑞鳳「やっぱり猟銃の方が向いてるのかなぁ…」

蒼龍「え、免許あるの?」

瑞鳳「はい。甲乙丙全部あります。協会からの推薦があれば18で乙もとれますから。」

蒼龍「やっぱこの子恐ろしいわ…」

PM21:40 お風呂へ

瑞鳳「あぁ、癒しだわ…」

瑞鳳(なんか弓道教わり始めてからまた筋肉ついたかなぁ…)フニフニ

瑞鳳「だから筋肉達磨になってくのかぁ…」

瑞鳳(でも力を意識して入れない限り筋肉が堅くなることも無いし外見は筋肉がまったくない普通の女の子。

まぁ何というか、あの両親の元に生まれなかったらこんなある意味チートに生まれなかったかな。)

瑞鳳「そこは感謝しておこう…」

瑞鳳(でも外見の成長が14で止まったのは理不尽だと思う。)


PM22:20 課題をこなす

瑞鳳「やっぱレポート面倒ねぇ…」

402「そりゃそうだ。」

瑞鳳「宿題無いの?」

402「学校の自習時間に終わらせた。」

瑞鳳「真面目ねぇ…」

402「これでも優等生で通ってるって言っただろ。」


PM23:00 就寝

瑞鳳「じゃあ電気消すね。」

402「わかった。おやすみ。」

瑞鳳「おやすみ。」

カチャッ


瑞鳳(大体こんな感じである。まぁ、就寝以降に夜這いが来る日もあるけど…)


『瑞鳳の生活ー日常編ー』終

『瑞鳳の生活ー異世界編ー』

瑞鳳「ご飯の材料は… これでよしっと!」

瑞鳳(あと買うものは…)

「あ、危ない!そこはマンホールが…」

瑞鳳「えっ…?」


瑞鳳「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」

ヒュー

瑞鳳「え、これマンホールの深さじゃないよね!?もう200メートルくらい落ちてるんじゃない!?」

コォォォォォォォ

瑞鳳「え、何この光… の、呑まれる!」


転移先 ↓2
1.アルペジオ世界の『横須賀』
2.飛龍たちの元居た世界の『横須賀』
3.もう一人の瑞鳳達が暮らす世界
4.まったく無関係のファンタジー世界

『飛龍達が居た元の世界』

瑞鳳「う、ぁ…」

???「…」

瑞鳳「何、ここ… ベッド?」

瑞鳳(確かマンホールに落ちて… ッ、殺気!)

???「…」ジャキッ

瑞鳳「貴女、誰?」


誰? 直下
霞・満潮・野分・朝雲から一人

野分「動かないでください。貴女は拘束させて頂きます。」

瑞鳳「その前に、貴女は誰?」

野分「そちらが名乗るべきでは?」

瑞鳳「…わかった。私は瑞鳳、ただのマンホールに落ちるくらいドジな学生よ。」

野分「野分、とでも名乗っておきましょうか。貴女は軍の施設内に侵入した罪に問われています。」

瑞鳳「軍?」

野分「貴女の事はこのまま拘束し、その目的を問わせていただきます。」

瑞鳳「話が見えないんだけど…」

野分「貴女の事はここ、『日本海軍横須賀基地』の敷地内にて倒れていた所を発見しました。」

瑞鳳「横須賀基地…?」

野分「さぁ、白状してください。何が目的で…」

瑞鳳「待って… 私はマンホールに落ちて、光に呑まれて…」

野分「マンホール?そこから進入した、と言う訳ですか。」

瑞鳳「ち、違う!私はマンホールに落ちて気が付いたらここに…!」

野分「惚けるな!貴女はここにスパイとして入った、それ以外に…」

瑞鳳「あ!私の荷物!」

野分「荷物…?」

瑞鳳「私の荷物、落ちてなかった?」

野分「…ありました。中身には不審なモノどころか食料くらいしか入っていませんでしたが。」

瑞鳳「その中に長財布が入ってたと思うけど…」

野分「確かにありました。そこに何があると言うのですか?」

瑞鳳「保険証とか身分証明になるものくらいは入ってる。」

野分「良いでしょう。今から取ってきますが、下手な動きをしたら即射殺します。」

野分「これか… 『瑞鳳』1995年10月25日生まれ。

確かに身分証明書ですね。しかしこの紙幣や小銭、我々が使っているものではありません。」

瑞鳳「???」

野分「つまり貴女の財布に入ってる紙幣や小銭は偽物である、と言っているのです。」

瑞鳳「ん…?」

野分「あとは… 写真? これは…!」

瑞鳳「何か…」

野分「貴女にもう一つ問いたださねばならない事が出来ました…」

瑞鳳「えっと… 何?」


野分「何故貴女の持つ写真に『航空母艦・飛龍』が写っているのですか?」


瑞鳳「えっ… 飛龍さん…?」

野分「答えてください。彼女は3ヶ月前、ミッドウェー海域でMIAになったはずです。」

瑞鳳「…」

野分「答えろ!」

瑞鳳「…今繋がった。」

野分「何を…!」

瑞鳳「ここは、『飛龍さんが存在した世界』。そして私は… ここに転移した…?」

野分「は?」

瑞鳳「飛龍さんは戦闘中に『私の元の世界』、私が居る世界へ転移した。その時『光に呑まれた』って言っていた…

私が呑まれた光が『ソレ』と同じものなら辻褄は合う…!」

野分「…話を聞かせてください。」

野分「確かにMI作戦時に『光』が発生した、と報告はあります。

そして貴女はマンホールに落ちた際同様の『光』に呑まれ、転移したと?」

瑞鳳「そう言うこと、だけど…」

野分「馬鹿馬鹿しい… と言いたいですが、この紙幣と小銭、そして『航空母艦・飛龍』が写った写真。

これだけ証拠があれば辻褄は合います。」

瑞鳳「信じて、くれた?」

野分「しかし貴女への疑いが晴れた訳ではありません。貴女の事は暫く監視させて貰います。」

瑞鳳「わかった。」

野分「…」

瑞鳳「…」

野分「…何か?」

瑞鳳「貴女以外には居ないの?」

野分「不満でも?」

瑞鳳「違うよ。貴女のような子供が軍の施設に居るのが…」

野分「そうせざるを得ないのがこの国の、世界の現状です。

最もシーレーンを断たれた影響で他国との国交などありませんが。」

瑞鳳「そう…」

野分「現在ここに、横須賀基地に居るのは数人だけ… 後は全員、死にました。」

瑞鳳「ッ…!」

ウーウー

瑞鳳「サイレン!?」

野分「敵襲…!貴女はこの部屋から一歩も出ないように!」

タッタッタッタ

瑞鳳「ここは建物の3階… 飛び降りれない高さじゃない…」


行動選択 直下
1.飛び降りる
2.部屋から出ない

瑞鳳(あまり部屋から動く訳にはいかないわね…)

ヒュー… ドゴォォォ!

瑞鳳「この音… 本当に戦争をしてるんだ…」



瑞鳳「爆音が止んだ…」

瑞鳳(確かあの子、野分ちゃんって言ったかな… 無事なのかな…?)

???「…」

瑞鳳「誰…?」


誰が居た? 直下
荒潮、初風、山雲、敷波

初風「アンタが野分の言ってた『転移者』ね?」

瑞鳳「貴女は…?」

初風「初風、以後よろしく。今ここの基地に居る艦隊の旗艦を務めさせてもらってるわ。」

瑞鳳「私に何か?」

初風「付いて来なさい。アンタの監視は野分だけにやらせるよりここに居る全員でしたほうが手っ取り早いもの。」

瑞鳳「はぁ…」


≪ブリーフィングルーム≫

瑞鳳「ここに居るのが全員…」

野分「そうよ。」

瑞鳳「良かった、無事だったんだ…」

初風「何、自分を監視してた相手を心配してたの?」

瑞鳳「そうだけど…」

初風「アンタ、お人好しね。この世界じゃロクに生きていけないわよ?

ま、良いわ。以降この人間の監視を全員で行うことにするわ。変な素振りを見せたら容赦なく拘束なさい。」


初風の艦隊 ↓2まで

今まで未出の駆逐艦から

瑞鶴… 駆逐艦じゃない上にメインなんですが…

最安価 直下

今まで未出の駆逐艦から

初風「こっちが朝潮、そしてこっちが秋月よ。」

朝潮「朝潮です。」

秋月「秋月です、宜しくお願いします。」

瑞鳳「はぁ… 瑞鳳です。」

初風「と、言う訳で早速…」


初風「ご飯よ。」


野分「は?」

瑞鳳「え?」

朝潮「なっ!?」

秋月「何故?」

初風「私達は戦闘明けよ。それに、またいつ敵襲があるかわかったものじゃないもの。

食べれるうちに食べないと、後でへばるわよ?」

朝潮「そう言うことなら…」

野分「仕方ないわね…」

瑞鳳(納得するのね。)

秋月「では本日の当番なので準備してきます。」

初風「そこの、確か瑞鳳って言ったわね?」

瑞鳳「あ、うん。」

初風「今から秋月がご飯を作るまで全員待機よ、この基地の誰かと必ず行動なさい。

でなければ命の保障はしないわよ?」

瑞鳳「はぁ…」

初風「私は仕事、野分は武術の訓練、秋月は料理、朝潮は大抵勉強をしてるから必ず誰かについて行きなさい。」


行動選択 直下
1.野分と武術の訓練
2.初風の手伝い
3.朝潮と勉強
4.秋月と料理

秋月「では宜しくお願いします。」

瑞鳳「えと、ここにある食材は…」

秋月「お米、それに少量の野菜とお魚ですね。」

瑞鳳「これを5人で?」

秋月「今この世界では物資が不足していますから…」

瑞鳳「あ、そうだ…!」

秋月「一体何を?」

瑞鳳「私がこっちに転移したときに持ってきたモノ、使いましょ。」ドサッ

秋月「なっ!?こ、こんなに食料が…」

瑞鳳「13人分、しかも三日分だから39人分はあるよ。」

秋月「し、しかし…!」

瑞鳳「もし戻れなかったら腐るだけだもの。そんなの勿体無いから、ここで皆の為に使いましょ。」

秋月「は、はい!」


初風「えっ!?」

野分「なっ!?」

朝潮「こ、こんなに食料が…」

秋月「こんなに調理したの、初めてです…」

瑞鳳「さ、早く冷めないうちに食べましょ。」

初風「まさか毒とか入れてないわよね?」

秋月「毒見したので大丈夫です。」


全員「頂きます。」


朝潮「お、おいしい…!」

野分「こんな食事、初めて…」

初風「や、やるじゃない…!」

秋月「やっぱり、贅沢すぎます…」

瑞鳳「♪」ドヤッ


行動選択 直下
1.野分と武術の訓練
2.初風の手伝い
3.朝潮と勉強

朝潮「この世界の歴史について知りたいのですか?」

瑞鳳「うん。この世界について何も知らないし、頭に知識ぐらいは入れておいたほうが良いと思って。」

朝潮「わかりました。確かその関係の本は… この辺だったわね。」

瑞鳳「ありがとう。」



瑞鳳(古代史、は特に変化なし。平安、鎌倉、室町、安土桃山、江戸…

変化は無い…)ペラペラ

朝潮「そ、そんなに早く読んで頭に入るのですか?」

瑞鳳「重要な部分だけ抜き出して読んでるの。こうするのが一番覚えやすいから。」

朝潮「成るほど…」

瑞鳳(明治、大正、そして昭和… えっ?)

瑞鳳「第二次世界大戦の記述が、無い…」

朝潮「第二次世界大戦。私達が『あの戦争』と呼んでいるものですね。」

瑞鳳「ここでは起こって無いの?でも『艦娘』って存在は…」

朝潮「はい、『この世界』では第二次世界大戦は勃発していません。

しかし私達は『第二次世界大戦の船』の魂を埋め込まれた存在。矛盾しています。」

瑞鳳「もしかして…」

朝潮「はい。恐らく私達は『別の世界で発生した第二次世界大戦時の船の魂』を埋め込まれているのでしょう。」

瑞鳳「やっぱりこの世界、私達の世界と繋がってるんだ…」

朝潮「…貴女は確か飛龍さんとお知り合いでしたね。」

瑞鳳「うん。朝潮ちゃんだっけ、貴女も?」

朝潮「…あの人がMIAになった時、同じ艦隊に居ました。」

瑞鳳「そうだったんだ…」

朝潮「あの人は元気なのですか?」

瑞鳳「元気だよ。私がやってるお店で元気いっぱい働いてる。」

朝潮「良かった… あの人、自分自身が嫌いで重いものを背負ってましたから…」

瑞鳳「そうだったんだ…」


行動選択 直下
1.野分と武術の訓練
2.初風の手伝い

初風「で、アンタは私に付いて来たってわけね。」

瑞鳳「うん。迷惑だった?」

初風「別に。どうせ上への報告書書くだけだから。あと補給の申請もね。」

瑞鳳「そう…」

初風「こっちが終わった書類を渡すから適当に押印してって。」

瑞鳳「わかった。」



初風「はぁ、やっぱり補充要因の申請は却下されたわね。横須賀もこれまでかしら…」

瑞鳳「ここには4人しか居ないの?」

初風「ええ、そうよ。さっきまで5人だったけど。」

瑞鳳「えっ?」

初風「さっきの戦いで、一人死んだわ… 

そして私以外に指揮をするはずだった提督も既にこの前の渾作戦で前線に出て、死んだ。」

瑞鳳「そんな…」

初風「こんなクソッタレすぎな世界よね、全く。アンタが居た世界、平和だったんでしょ?」

瑞鳳「そう、だけど…」

初風「聞かせてよ、アンタの世界の話。」

瑞鳳「でも…」

初風「わかってる。この世界で希望を抱くのが間違いってのもね…

だから、辛くても悲しくても押し潰れないように、希望が少しでもある話を聞きたいの。」

瑞鳳「わかった…」

野分「で、私の訓練に付いて来た所で面白いものなんて無いわよ。」

瑞鳳「ちょっと体を動かしたかっただけよ。そうでもしないと鈍りそうだし。」

野分「変わってるわね。ま、良いわ。」

瑞鳳「それで武術の訓練って?」

野分「深海棲艦は大型になっていくほど人に近い姿になっていく。なら武術が出来れば対抗出来るんじゃないかって思ったの。

まぁ、こんな場所に来るのは小型艦種ばかりだけど。と言う訳で、少し相手をしてもらうわよ。」

瑞鳳「えっ?」

野分「はぁっ!」ブォン

瑞鳳「おわっ!?」ヒョイ

野分「あら、不意打ちに近い形だったのによく避けたわね。」

瑞鳳「これでも武術は得意なのよ。」

野分「なら期待出来そう…!全力でやるから、そっちも全力で来なさい!」


10分後


野分「くっ…!何故こうもアッサリと!」ボロボロ

瑞鳳「だから、これでも武術は得意だって言ってるでしょ。」

野分「それにしても貴女本当に人間なの?私達は普通の人間より身体能力は上がってるのに…」

瑞鳳「育ってきた環境が、普通の人間にさせてくれなかったの…」

野分「一体どんな環境で育ったのよ…」

瑞鳳「小さい頃から山篭りして、父親には扱かれて、母親には色々仕込まれて…」

野分「…平和ボケしてそうだったけど、思いのほかそうでも無いみたいね。」

瑞鳳(こうして過ごすうちに3日が経った。4人共私への警戒を殆ど解いてくれているが未だに私に自由は殆ど無い。

しかし突如として、最悪の事態が起こった。)


初風「冗談じゃない…!上は、私達の命をなんだと思ってるの!」

瑞鳳「どうしたの、そんなに大きな声出して…」

初風「見てみなさい、これが私達に下った命令よ。」

瑞鳳「『近海に存在する敵泊地に攻撃を仕掛け、これを撃滅せよ』… そんな!」

初風「どうやら、本格的に世界は滅亡に向かうようね。ここももうお終いか…」

瑞鳳「…」

初風「瑞鳳、アンタは逃げなさい。逃げて、生き延びて。」

瑞鳳「私にはそんな事…!」

初風「お願い… 私達が生きてたって事を記憶して、それを覚えていて…」

瑞鳳「そんな…」

初風「そして元の世界に戻ったとき、飛龍に伝えて… 『もう一度、会いたかった』って。」

瑞鳳「初風ちゃん、まさか…」

初風「私も、飛龍と同じ艦隊に居たの… そしてMIAになった時、『あの光』を見たのも私よ。」

瑞鳳「初風ちゃん…」

初風「じゃあね。元の世界に帰っても、元気でやんなさいよ。」スタスタ

パタン

秋月「どうやらこれでお別れみたいですね、瑞鳳さん。」

朝潮「恐らく私達がこの世界に再び生まれて、この3日が一番楽しいときでした。」

瑞鳳「秋月ちゃん、朝潮ちゃん…」

野分「これでお別れなんて寂しいけど… 最初はごめんなさい、貴女を疑って。」

瑞鳳「野分ちゃん…」

野分「いつか、また… 貴女に会えると良いわね…」

瑞鳳「きっと、会える… またいつか、絶対会える!」

秋月「これで、もう一度生まれる理由が出来ましたね。」

朝潮「今度は、貴女の居る世界に生まれたいです。」

瑞鳳「きっと、きっと…!」

野分「じゃあ…」


野分「さようなら、瑞鳳。」

朝潮「さようなら、瑞鳳さん。」

秋月「また会いましょう、瑞鳳さん。」

パタン


瑞鳳「う、ううっ… 何で、何で…!こんな時だけ、私は何も出来ないのよ!

あんな小さい子達が命を捨てて、死ななきゃならないのよ…!」

「ここに居たか。探したよ。」

「どうかしましたか?」

瑞鳳「2人共、何で…」

「お前がいつまで経っても帰って来ないんでな。あれから三日、全員心配してるぞ?」

「貴女が何故か時空を超え、異世界へ転移した形跡をイセが発見したのでそれを辿って来ました。」

瑞鳳「そう…」

「でも、お前は納得してないようだな。こんな胸糞悪い結末は。」

「本来であれば別の世界へ干渉するのは避けるべき、だけど貴女の願いであればやりましょう。」

瑞鳳「2人共…」

「お前の力になれそうなモノならあるぞ?」

「『私達の力』と『貴女自身が持つ力』、それで彼女達を救出しハッピーエンドにしましょうか。」

瑞鳳「そうね…! お願い、あの子達を助ける力を貸して!400ちゃん、402ちゃん!」


402「了解。」

400「了解。」

ドゴォォォ!

初風「全員、無事!?」

秋月「中破、まだやれます!」

野分「無事だけど…!」

朝潮「このままじゃジリ貧です…!」

初風「チッ…!泊地までもう少しだってのに…!」

ドォォン!

秋月「野分さん!」

ドパァァァ

野分「あ…」

野分(ダメだ… もう… こいつらに、食われて…)


バシュゥゥゥ… 

シュパァン…… ドッゴオオオン!!


朝潮「なっ!?」

秋月「これは…」

初風「嘘… 『侵蝕魚雷』!?」

野分「これが噂の、『霧』…?」


ザッパアァァァァァーン

朝潮「イ400型が、2隻…」

初風「イオナじゃ、無いの…?」

「貴女たちを死なせはしない…!」

シュタッ

野分「なっ!?」

初風「何でアンタが…!」

「貴女達を絶対に守り抜いてみせるわ!」

朝潮「どうしてここに…」

秋月「しかも『霧』と…」


瑞鳳「それが私の決断だから!」

400『そこの艦娘と言うの。こちらは潜水艦イ400とイ402、これよりそちらの援護を行います。』

402『この薄気味悪い連中、全部消し飛ばしても良いのだろう?』

初風「え、ええ…」

秋月「危ない!」

瑞鳳「流派東方不敗が最終奥義!石破ッ!天驚けぇぇぇぇぇぇぇん!」

ドドドドドドド… ドゴオオオオオ! 

朝潮「軽巡級が、一撃で…」

野分「貴女、本当に一体何者…」

瑞鳳「瑞鳳、唯の人間で、学生で、模型店エンガノの店長よ!」



瑞鳳(その後、敵の拠点へ向かい大量の侵蝕魚雷を叩き込み全て焼き払った後『泊地棲姫』と言う化け物に向かって、石破天驚拳を放ち泊地まるごと消し飛ばすことに成功した。

そして4人は…)

野分「ここが、瑞鳳の暮らす世界…」

初風「凄い、色々なものがある…!」

秋月「ほぇぇぇ…」

朝潮「こんなにいっぱい、人が…!」

瑞鳳(4人は私達の暮らす世界へ来ることを望み、事情を話してお母さん達に引き取ってもらった。
お母さんは嫌な顔どころか更に娘が増えると喜んでいた。皆は戦いの無い平和な世界で暮らしていくことになるだろう。

そして私は…)


瑞鳳「あだだだだだだだだ!ギブッ!ギブッ…!」

イセ「…」グググ

飛龍「もうそのくらいに…」

ユキカゼ「あと15分、だそうです。今回の件は流石に怒ってるとの事で。」

大鳳「自業自得よ。連絡も無しに3日も行方不明になるなんて。」

イク「罰として60分耐久チョークスリーパーの刑なのね。」

瑞鳳「しっ、死ぬ!あだだだだだだだだだだだだだだだだ!」


『飛龍達が居た元の世界』 終

>>936で飛び降りてたらどうなってたのだろうか

>>959

着地直後に飛んで来た流れ弾を布で弾き返したりした後は同じ展開になるんじゃね。

後今回増えたメンバーは次の周回で正式参戦希望。

>>959
大体>>960の通りですが、>>951の初風の台詞にご注目ください

初風や野分達は次スレにてちょくちょく出しますが正式参戦は主人公交代時となります

つまり飛び降りてたら一人助けられてたと

>>962 そうなっていました。
そして多少展開に差(脱走したことによる初風たちの信頼低下)もありますが

次回予告!


蒼龍を救い出し、ついに瑞鳳たちは決勝戦に臨む。
しかしそこにはマーサ・ビスト・カーバインが作り上げた強化人間軍団が待ち受ける!
戦いは最終局面を迎え、世界は破滅への一歩を辿ろうとしていた…


「貴女が一番自分自身の痛みを理解しないで、そんなものに逃避しているだけです!」

「チーム・エンガノ全艦、突撃!これですべてを終わらせます!」

「これで全部終わりにして、みんな笑顔で帰りましょう!」

「何があっても諦めないの!お前なんか沈んじまえ、なの!」

「私に出来ない事だってある… でも、私にしか出来ない事もあるのよ!」

「一人じゃ戦わせないわよ? お姉さんが、皆が貴女に力を貸すわ。」

「覚悟や信念も持たない輩如きが、私を止める事など不可能です!」


そしてマーサ派、霧を巻き込んだ最終決戦が今始まる!


「未来や運命なんてものは人間だろうと霧だろうとわからない… でも私は人間の可能性を信じるわ!」

「例え姉妹艦であるあんたが相手でも躊躇はしない… もうこの世界で生きる選択をしているから。」

「悪いが、こで沈むのはお前だ。全てが自分の思い通りになると思うなよ?」

「私達には絆がある… それは記録なんかじゃない、この手が憶えてます!」

「霧だろうがマーサ派だろうが、私達の生きる世界で好き勝手にさせるもんですか!」


掴み取れ、明日を!


「これがチーム・エンガノのリーダーとしての最後の指示です!」


切り拓け、未来を!


「暁の水平線に、勝利を刻め!」



艦プラビルドファイターズⅤ
艦プラビルドファイターズⅤ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420907118/)

ここで予告しておきますが決勝戦は


形式:6対6

出撃不可:瑞鳳・夕張・飛龍

強制出撃:大鳳、浜風

になります。


敵メンバーについてはこちらで決めさせて頂きますのでご了承ください

『瑞鳳の日常-バイク屋編-』※こちらも本編終了後



夕張「…バイクの免許を取ったは良いものの。」

瑞鳳「どうしたの?」

夕張「どのバイクが良いかわからない!」

大鳳「あぁ… 良くあることね。」

瑞鳳「値段もそれぞれだし、普通免許だから乗れるのも限られてるし。」

夕張「どうすれば良いんですか…」

大鳳「こう言うのって本業に聞いたほうが良いんじゃない?」

夕張「本業?」

瑞鳳「行きつけのバイクショップがあるからそこに行ってみようか。」

大鳳「そうね。因みに軍資金は?」

夕張「両親が出してくれるので60万ほど…」

瑞鳳「なら大丈夫ね。早速行ってみみよー。」


瑞鳳「と言うことで、着いたよ。」

夕張「ここが…」

大鳳「私達の行きつけのバイクショップ『モトラッド』。」

瑞鳳「ここの店長さんにまず相談してみましょ。」



瑞鳳「こんにちは~…」

ドゥガー「お、君達は… 久し振りじゃないか。」

大鳳「お久し振りです、ドゥガー店長。」

瑞鳳「この人がドゥガーさん、ここの店長さんよ。」

ドゥガー「ドゥガー・イクだ。気軽にドゥガーと呼んでくれ。」

夕張「ゆ、夕張と言います。」

ドゥガー「それで初めてのバイクを選びの参考に、と?」

夕張「はい。それで、どんなバイクが良いのでしょうか?」

ドゥガー「そうだな… レンダ!」

レンダ「お呼びでしょうか?」

ドゥガー「この少女が新しくバイクを選びたいそうだ。どうだ、お前が選んでやれ。」

レンダ「わかりました。ではこちらに…」

夕張「はい。」

瑞鳳「じゃあ私達も…」

ドゥガー「いや、君達には少し話があるのだが。」

大鳳「話、ですか…?」


瑞鳳「え、レンダさんにプロポーズしようにもタイミングが思いつかない?」

大鳳「まだプロポーズ出来て無かったんですね…」

ドゥガー「そうなのだ… だから君達に手伝って欲しいのだよ。」

瑞鳳「手伝うとは何を?」

ドゥガー「その、何だ… プロポーズの台詞だ。」

大鳳「どうする?」

瑞鳳「ドゥガーさんには面倒見て貰ってたからね… 同じバイク乗りとして協力しましょう!」

ドゥガー「ありがとう!」

大鳳「プロポーズの台詞… 結婚して欲しい、とかでは駄目なのですか?」

ドゥガー「ああ。もう少しロマンチックな感じで、後は死亡フラグは止めて欲しい。」


プロポーズの台詞 直下

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