キャル「……」ペラッ ペコリーヌ「じー……」 (20)

キャル「……」ペラッ

ペコリーヌ「キャルちゃんキャルちゃん」

キャル「んー?」ペラッ

ペコリーヌ「お腹空きません?」

キャル「んー」ペラッ

ペコリーヌ「お茶にしましょうか♪ おいしいお菓子があるんですよ~♪」

キャル「んー」ペラッ

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ペコリーヌ「じゃじゃーん! ブラウニーです☆ ん~……いいにお~い……♪」

キャル「ん」ペラッ

ペコリーヌ「よだれが垂れちゃいますね☆ じゅるり♪」

キャル「んー?」ペラッ

ペコリーヌ「……」

ペコリーヌ「じー……」

キャル「……」ペラッ

ペコリーヌ「今日はいいお天気ですね、キャルちゃん」

キャル「んー」ペラッ

ペコリーヌ「雨なんですけどね。わたしは嫌いじゃありませんけど」

キャル「んー」ペラッ

ペコリーヌ「んもぉ、キャルちゃんってば!」

キャル「んー?」ペラッ

ペコリーヌ「むぅ~……!」

ペコリーヌ「……あっ♪ 閃いちゃいました!」

キャル「んー」ペラッ

ペコリーヌ「キャルちゃんキャルちゃん♪」

キャル「んー?」チラッ

ペコリーヌ「ぎゅ~ってしてもいいですかっ?」

キャル「イヤ」

ペコリーヌ「むぅ~~~……!」プクーッ

ペコリーヌ「聞いてくれてるならちゃんとお返事してくださいよぉ~!」

キャル「んー」ペラッ

ペコリーヌ「もういいですよーだ。お菓子はひとりで食べちゃいますから!」

キャル「んー」ペラッ

ペコリーヌ「むぐむぐ……んふ~♪ おいひいれふ~♪」

ペコリーヌ「……ちらっ」

キャル「……」ペラッ

ペコリーヌ「いい加減にしないとわたしだって怒っちゃうんですからね!」

キャル「んー?」ペラッ

ペコリーヌ「……冗談ですけど」

キャル「んー」ペラッ

ペコリーヌ「えへへ♪」

キャル「ん」ペラッ

ペコリーヌ「ところでキャルちゃん、さっきから何を読んでるんですか? ずいぶん夢中みたいですけど」

キャル「んー?」ペラッ

ペコリーヌ「なになに? えぇっと……『秘境に眠る神うまグルメ』?」

キャル「……」

ペコリーヌ「えへへ~♪」

キャル「……ふんっ」

ペコリーヌ「食べ歩きもいいですけど、おうちで食べるおやつもペコうまですよ~? はい、あーん☆」

キャル「あーん」

ペコリーヌ「あ、ペコうまっていうのはですね、わたし作のおやつだからで……」

キャル「もぐもぐ」

ペコリーヌ「ドキドキ……ソワソワ……」

キャル「……ペ、ペコうまね」

ペコリーヌ「うわぁい♪ やった~☆」

キャル「ったく……」ペラッ

ペコリーヌ「キャルちゃんキャルちゃん♪」

キャル「んー?」ペラッ

ペコリーヌ「呼んでみただけです♪」

キャル「んー」ペラッ

ペコリーヌ「キャールーちゃんっ♪」

キャル「んー?」ペラッ

ペコリーヌ「またまた呼んでみただけでした♪」

キャル「……」イラッ

ペコリーヌ「本を読んでるときのキャルちゃんはあんまりプンプンしませんね?」

キャル「んー」ペラッ

ペコリーヌ「くっついても怒られなかったりして」ピトッ

キャル「ん」スッ

ペコリーヌ「逃げないでくださいよ~。えいえい♪」ピトッ

キャル「んー」ススッ

ペコリーヌ「本を読んでるときのキャルちゃんはあんまりプンプンしませんね?」

キャル「んー」ペラッ

ペコリーヌ「くっついても怒られなかったりして」ピトッ

キャル「ん」スッ

ペコリーヌ「逃げないでくださいよ~。えいえい♪」ピトッ

キャル「んー」ススッ

ペコリーヌ「ぎゅ~☆」

キャル「バシッ! バシッ!」

ペコリーヌ「あ痛たたた……」

キャル「……」ペラッ

ペコリーヌ「じー……」

キャル「バシッ! バシッ!」

ペコリーヌ「まだ何もしてませんよぉ~……」

キャル「まったく……。あんたと二人だと本も読めないじゃない」パタン

ペコリーヌ「だってぇ~……。せっかく一緒なんですから、おしゃべりしたりごはん食べたりしたいじゃないですか」

キャル「そんなのもうお腹いっぱいよ。最近はいっつも一緒なんだから」

ペコリーヌ「わたしはいつだってお腹ぺこぺこのペコリーヌなんですぅ」ピトッ

キャル「だぁから! くっついてくんなって言ってんのよ!」グイグイ

ペコリーヌ「ふっふっふ~♪ 嫌なら力づくで剥がしてみてください☆」ギチギチ

キャル「ぐ、うぇ゛ぇぇ……あ゛あ゛あ゛ぁ……」

ペコリーヌ「はいキャルちゃんの負けでーす♪」

キャル「ぜぇ、ぜぇ……。クソ……」

ペコリーヌ「ぴっとり~♪」ムギュ

キャル「ウザ……」

ペコリーヌ「まあまあ、お菓子を食べてご機嫌直してくださいよ♪ ね? はい、あーん☆」

キャル「ん……むぐ」

ペコリーヌ「……えへへ」

キャル「あたしが言うのも変だけどさ」

ペコリーヌ「わたしは楽しいですよ。キャルちゃんといるの」

キャル「……まだ何も言ってねーわよ」

ペコリーヌ「楽しいです。すっごく楽しいんです♪」

キャル「そ、そう……」テレテレ

ペコリーヌ「行きたいところ、決まったら教えてくださいね♪ その本に載ってる場所!」

キャル「そ、それなんだけどね……?」モジモジ

ペコリーヌ「もしかして、さっそく行きたいところが見つかったんですか?」

ペコリーヌ「いいですね、いいですね! どんな場所でもついていっちゃいますよ~!」

キャル「じゃあ、その……」

キャル「ち、近くの原っぱに……」

ペコリーヌ「あれ? 秘境じゃないんですか?」

キャル「たまにはのんびりピクニックなんてのも……いいかな……なんて……」ボソボソ

キャル「や、やっぱりいい! なんでもないっ!」プイッ

ペコリーヌ「ふふっ♪ 楽しみですね~、ピクニック! お弁当をたっくさん用意しないと♪」

キャル「……♪」ニコ

ペコリーヌ「そうと決まれば、最高のお弁当を作るための試食会をしましょう! 今からしましょう!」

ペコリーヌ「うお~! 燃えてきましたぁ☆」

キャル「ちょ、ちょっと……! 張り切りすぎよバカ!」

コッコロ「ペコリーヌさま~、キャルさま~。いらっしゃいますか~? ……おや?」

コッコロ「部屋の奥からなんだかとても楽しそうな声が聞こえてきますね」

コッコロ「主さま、どういたしましょう? わたくしたちはお邪魔かもしれません」

コッコロ「そんなの気にする二人じゃない、ですか? ふふ、そうでございますね」

コッコロ「それではお邪魔するといたしましょう♪」

コッコロ「ペコリーヌさま~、キャルさま~。わたくしたちも混ぜてくださいまし~」

キャル「あーん……♪」

ペコリーヌ「えへへ、どうですか? 気に入ってくれましたか?」

キャル「ま、まあまあね! 悪くないわ♪」ニコニコ

キャル「……ん?」チラッ

コッコロ「主さまっ! すぐに避難いたしましょう! 幸い雨なのでキャルさまは外まで追って来ません!」シュバッ

キャル「ぎゃあああ!? 見られたあああぁ!? クソッ、待てこら! 逃げんなぁ!」ダダッ

ペコリーヌ「あはは……。もぉ~、照れ屋さんなんですからぁ。おーい、待ってくださいよ~♪」タタタッ

おしまい

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