ソロモン「便意を増幅させる幻獣!?」バルバトス「ああ」 (61)

フォトンドリヴン世界救済RPGメギド72のSSです
タイトル通りおふざけやシモの表現がある為苦手な方はご注意下さい

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ソロモン「シャックス!」


シャックス「ビリビリいくよ~!」


幻獣「ガ…ッ!!」


ガープ「幻獣の動きが止まったぞ!今だヴィータ!」


ソロモン「ああ!任せたぞ、ウェパル、マルコシアス!」


ウェパル「これでお別れね!」


マルコシアス「正義の怒り、その身に受けよ!!」


幻獣「ゴァァァ!!ァ……」



モラクス「やったぜ!これで目当ての幻獣撃破だ!」


ブネ「ああ、これで王都からの依頼達成だな…ちと半端な時間だが今日は体を休めるとしようぜ いいか?ソロモン」


ソロモン「ああ、俺もブネに賛成だよ、休めるうちに休んで英気を養わないとな!」


マルコシアス「たしか付近に村があった筈です、そこで宿をとりましょう!」


バルバトス「俺もまだ立ち寄った事の無い村だな、素敵な出会いがあるといいが…」


モラクス「おっ、村が見えてきたぜ!宿取って肉食おうぜ肉!」


ブネ「王都の外れにあるにしてはなかなか大きな村だな、うまい酒が置いてあるといいが」


マルコシアス「見えてきましたよ!確か名は…インベです!」


………


ソロモン「この村、何かおかしい…」


ガープ「夜までまだ時間があると言うのに誰一人として外を出歩いていない 幻獣の被害を受けた形跡もないな」


バルバトス「この村独特の風習があるのかもしれないよ、住む場所によってルールは様々だからね」


ウェパル「でもこのままじゃ宿の場所すらわからないわ、誰かに聞いてみましょ」


ソロモン「ああ」

住民「…」


バルバトス「ソロモン!こっちに人が倒れている!」


ソロモン「ああ!今行く…うっ…!?」


バルバトス「ぐ…ひどい臭いだ…」


ソロモン「だが気にしている場合じゃない、多分危険な状態だ!バルバトス!」


バルバトス「ああ、俺のメギドの力なら癒せるはず…」


バルバトス「くっ、顔色すら全く良くならない…これは…」


ソロモン「ああ、フォトンでの回復を阻害する『病気』だ!!」




バルバトス「ヴァイガルドの病気なら完治しないにしても回復の兆しは見えるはず…つまりこれはメギドラルの計画なんだ!」

ソロモン「メギドラルの病気を治すとなると…アンドラスを喚
ぼう!」


………


マルコシアス「それで…その人はどうなったんですか?」


ソロモン「ああ、アンドラスの治療で無事回復したよ、だけど…」


ガープ「村民の多くが同様の病にかかっている、といったところか」


アンドラス「ああ、流石に全員を治すにはフォトンが足りないみたいだね」


バルバトス「話によれば、ここ数日で病人が爆発的に増えたようなんだ 街中で予兆も無く突如便を漏らす人が現れて周囲にそれが伝播したらしい」


ソロモン「グロル村でも深海牡蠣にあたった人が出て病人が増えた事はあるけど…それでもこの規模はおかしい!」


アンドラス「感染の経緯はともかく発症の速さが異常だね、大便の飛沫を浴びた周囲もまた漏らして…か」


モラクス「アレだ!フラウロスとかが使ってるボムとか言う奴に似てね?」


ウェパル「最っっ低…」


シャックス「パルパルコワイコワイ!!」


ブネ「どちらかと言うと『フォトンバースト』に近いな ヴィータが本来持っているものの許容値を無理矢理破壊されて伝播するんだ」

マルコシアス「フォトンバーストには爆発の起こった範囲から護界憲章の位置を割り出すと言う本命がありましたが…」


シャックス「単にヴィータをたくさん殺すだけじゃダメなの?」


ウェパル「それはないわね、メギドラルにとってヴィータは敵ですらないもの 同じ殺すなら幻獣に食べさせてフォトンを回収した方が合理的だわ」


ソロモン「そこなんだ、ここにはフォトン回収目的の幻獣もいないし王都からかなり離れてるからハルマを挑発するセンも薄い」





アンドラス「ヴィータをたくさん殺すって作戦にしてもそこまでは見込めないだろうね さっきの人が重症だったのは介抱されないまま時間が経って脱水状態だったのが大きい」


バルバトス「発症した家族の為に井戸水を汲みに行く途中で発症したって言っていたな…」


モラクス「それっておかしくね?糞がかかっただけでフォトンバーストみたいになるんだったら家族のそばで漏らすはずじゃん、それにアニキ達も漏らしてないぜ?」


アンドラス「そうか!俺たちは無意識に通常の感染症と同じくくりで考えてしまっていたみたいだね…!即座に感染する条件は『突如暴発した際の飛沫を浴びる事』であって『便がつくこと』じゃない!」

バルバトス「そしてもう一つ、最初の発症者とさっきの人には別のトリガーがある」

アンドラス「それを解明するためにも便を調べたほうが良さそうだね、一度戻ってみようか」


………


ソロモン「おかしい…」


ブネ「どうしたソロモン?」


ソロモン「この便にはまったくフォトンが含まれていないんだ!」


モラクス「ヴィータの糞にはフォトンが入ってんのか!?」

シャックス「そっか!農作物にフンを加工した肥料を使うとよく育つのは肥料成分だけじゃなくてフォトンが含まれていたからなんだネ!納得納得!」

ウェパル「(植物関連の話になると妙に饒舌になるのよねこの子…)」

ソロモン「便に含まれるフォトンは人体に影響が殆どないぐらい僅かだけど、それでも目を凝らせば見つけられるはずなんだ、だけど…」


ブネ「それが見つからねぇって事はもしかするかも知れねえな」


マルコシアス「この村にも肥溜めがあるはずです ソロモン王の仮説が正しければ…」


………


ソロモン「やっぱりだ、これだけの肥料のもとがあるのにフォトンが見当たらない!」

モラクス「マジかよ!」


マルコシアス「ソロモン王が肥溜めのフォトンを目視できない以上事実なのでしょう…しかし、この村には召喚やメギドの力を振るうだけのフォトンがあります!それを回収しないのは…」


ウェパル「それにあんたも便に含まれるフォトンは僅かって言ったわよね?メギドラルの意図が読めないわ」


バルバトス「いや、微量なんかじゃない」


「「!?」」


バルバトス「ソロモン、君は物事ついてから大便を漏らした事があるかい?」


ソロモン「なっ…いきなり何を…」


バルバトス「いいから」


ソロモン「あるよ…小さい頃だ 村の友達と遊んでる時に急に腹が痛くなって、でも腹が痛いからトイレに行くとは言えなくてそのまま…」


バルバトス「どんな気分だった?」


ソロモン「う…腹が痛くて、辛くて、恥ずかしくて、情けなくて、感情がぐちゃぐちゃになって泣きたくなったよ(言う必要あるのかなコレ…)」


バルバトス「そこなんだ」

バルバトス「ヴィータの感情は体内のフォトン量に影響を与えるんだ…心当たりはないかい?」


モラクス「ああ!怒ると強くなるヤツとか!」


ブネ「ラウムの檄を浴びると力が湧いてくるな」


シャックス「サキュサキュの飴はヴィータの感情から作ってるって言ってた言ってた!」


ウェパル「アンタよくそんなの覚えてたわね…」

ソロモン「他にも『厄災の魔女』は子供達を監禁して恐怖で得たフォトンを原動力にしていた…」


バルバトス「そうだ、ヴィータの感情にはそれだけの価値があるんだよ、幻獣だって動植物よりもヴィータを優先して襲う傾向だってある そこにメギドラルが目をつけたんだろう」


アンドラス「(ヴィータの心の解剖か、面白いなぁ)」


バルバトス「漏らすってのはソロモンが語ったようにいろんな感情が混ざり合うんだ、予兆もなく暴発したら覚悟で感情を緩和できないし死や病気の恐怖、混乱が加わるはずだ それこそ幻獣に襲われる恐怖にも勝るとも劣らない起伏を生み出すはず」


ソロモン「そこでフォトンを回収する!幻獣をけしかけるよりもシバや俺たちに察知されにくく作戦の意図も読まれ辛い、症状が出ても処置が遅れない限りは死者は増えないからそのうち再利用できる…!」


ガープ「本命の裏でのフォトン補給として筋は通っているな」


マルコシアス「そして症状のトリガーとフォトンを回収する幻獣がいるはずです!」


ソロモン「そして幻獣はまだ近くにいるはずだ!モラクス!幻獣の気配を探れないか?」


モラクス「任せてくれアニキ!……本当にいたぜ!あっちだ!」





………


ガープ「…見当たらないな」


モラクス「ぜってーこのあたりに居たんだけどなぁ」


ブネ「そう気を落とすな、こっちの動きを察知して逃げた可能性もあるさ」


ソロモン「いや、ここにいる!」


「「!?」」

ソロモン「モラクス!ここに奥義を撃ち込んでみてくれ!」


モラクス「よくわかんねぇけど…やってやるよ!!おらあっ!!」


.

幻獣「ゴアアアアァァ!!」


マルコシアス「なっ…地割れから幻獣が…」


ガープ「しかも大物だ!気を抜くな!」


ソロモン「先手必勝だ!モラクス !」


幻獣「グ…ガァァァァァァ!」


モラクス「バッチリ効いてるぜ!」


ブネ「だが距離を取られた…遠距離攻撃に切り替えろソロモン!」


ソロモン「わかってる!マルコシアス!バルバトス!」


マルコシアス「観念して下さい!」


バルバトス「はっ!」




ソロモン「やったか!?」


ガープ「いや…効いていない!攻撃が来るぞ!」


幻獣「ガァァァッ!!」


ガープ「フン、防げない程の威力ではないな……ぐうっ!?」


ソロモン「ガープ!?まずい!『症状』だ!アンドラス!」


アンドラス「回復は俺に任せてくれ」


幻獣「ガァァァ…」


ソロモン「しまった!逃げられたか…」



ガープ「くっ…言い訳も立たん…」

ウェパル「いいえ、あんたが庇わなければマルコシアスが狙われていたわ、仕方ないわよ」


アンドラス「さっきの攻撃、恐らく治療しなければ『症状』が出て俺たちは全滅していただろうね」


ブネ 「これから追うにしても奴の特性からして人数は絞った方がいい、指輪で常時支援できるのは5人までだしな」


モラクス「じゃあアニキが選んでくれよ!みんなもそれでいいよな?」


ソロモン「わかったよ、俺が選ぶ討伐メンバーは…」


ソロモン「ブネ、モラクス、バルバトス、ガープ、アンドラスだ!」


ウェパル「見事に男女が分かれたわね」


マルコシアス「どういった意図の編成なのですか?」


ソロモン「ああ、ガープに奴の攻撃を引きつけてもらってアンドラスで症状を、重傷を負ったらバルバトスに回復を頼むんだ その間にブネとモラクスで攻撃を加えてる!」


ソロモン「それと…こんな事言っていいかわからないけどさ」

ソロモン「『男』って漏らしたりしてもなんとか笑いのネタにしたり馬鹿にし合える生き物だと思うんだ…でも女の子はそうじゃない…そんな気がするんだよ」


ガープ「本来性別を持たないメギドに性差を語るか…だが俺も賛成だ 『アレ』は女に味わわせていいものではない(だろう、イーナ…)」


バルバトス「俺の英雄譚に加えるには下品な敵だが女性の為なら仕方がないね」


アンドラス「俺は臭いには慣れてるからね、任せてくれ」

モラクス「俺はアニキにいつでもついていくぜ!」


ブネ「メギドラルの連中が困るんならよぉ、糞まみれも悪くねぇさ」


ソロモン「みんな…!」

シャックス「それでそれで、ゲンゲンの名前はどうするの?」


ブネ「名前だぁ?」


ガープ「『村喰らい』のような二つ名か?」


バルバトス「いいや、あれだけの大物には名前はあった方がいい 幻獣と言うには味気ないし形容詞をつけてると吟う時に疲れるからね」


アンドラス「じゃあ便意を増幅させる幻獣だし…ベンイチェイサーはどうかな」


ガープ「却下だ、何故かわからんが強烈な嫌悪感を覚える…」

モラクス「じゃあもうヴァラクダスとかでいいんじゃね?腹を下すからヴァラクダス」


バルバトス「いいんじゃないかな、下品な感じもあまりしないし」


ソロモン「名前も決まったし…幻獣ヴァラクダス討伐パーティ、出撃だ!」

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モラクス「アニキ!ヴァラクダスが見つかったぜ!」


ソロモン「あれは…フォトンだ!フォトンを容器に入れて溜め込んでる!」


アンドラス「携帯フォトンかぁ、デカい割に器用なやつだね」


ブネ「フォトンを喰わずに溜め込んでるとはなかなかしつけができてるじゃねえか」


ソロモン「あれだけのフォトンだ、作戦に利用されたら沢山の犠牲が出るに違いない!ゲートを通る前に叩くんだ!」


「「おう!」」

ヴァラクダス「ゴアアアァァァァァ!」


ソロモン「モラクス!ブネ !」


モラクス「おっっらぁ!!」


ブネ「おぅりゃあ!!」


ソロモン「ガープ!!」


ガープ「ふ…なんともないぞ!」


アンドラス「まだやれるな?」


バルバトス「さぁ、とくとご覧あれ!」


ソロモン「よし…作戦はうまくはまってる!このままいけば奴を倒せるはずだ!」

ソロモン「ブネ!モラクス!」


モラクス「おっらぁ!!」


ブネ「いただきぃ!!」


ヴァラクダス「ガ…アァァァァァ!!」


ガープ「ふん…俺の後ろに攻撃は通さん!」


アンドラス「まだやれるな?」


バルバトス「さぁ、とくとご覧あれ!」


ソロモン「よし!この調子でいけば…モラクス!」


モラクス「おう!炎は力だ!!叩きつけるぜぇっ!!」

ミスった >>26は見なかった事にしてください

ヴァラクダス「ゴ…ァ…」

ガープ「もう一押しだ!!一気に畳み掛けるぞ!」


ソロモン「みんな!ヴァラクダスがフォトンを集めだした!でかいのがくるぞ!」


ブネ「ソロモン!俺にフォトンをよこせ!俺の奥義なら奴のフォトンを逆に利用できるはずだ!」


ソロモン「ああ!ブネ、頼んだ!」


ブネ「俺の本気、見て死にな!」

ソロモン「やった!この威力じゃひとたまりも…」


ヴァラクダス「ガアアァァァァァァ!!」


ガープ「なっ…効いていない!?」


モラクス「ウソだろ…おっさんの奥義が通用しないはず…」


バルバトス「そうか!俺とマルコシアスの射撃が通用しなかったのは威力が足りなかったからじゃない!!こいつには遠距離攻撃がそもそも効かない、そういう『特性』なんだ!!」

ヴァラクダス「ゴアアアァァ!!」


ブネ「がっ…!?」


ソロモン「しまった!『反撃』だ!!ガープでも『かばえない』!アンドラ…」


ブネ「ぐおおおっ!?」


ガープ「なっ…起爆が早い!」


モラクス「やべえっ!このままじゃおっさんが…」






ガープ「距離が離れてアンドラスの治療が間に合わない…俺たちは…全滅する!」


ブネ「ぐうっ…あ…」


アンドラス「モラクス!ブネのズボンをおろすんだ!」


モラクス「えっ…?ああ!」ズリィ


ブネ「は?」


アンドラス「届けえっ!」ズボッ


ブネ「おふぅん!?」



ドボボボ…

ブネ「ぐああああぁっ!?」


ソロモン「アンドラス!?よかった、治療が間に合っ…」

アンドラス「いや、もう『出ている』よ…俺の毒で流れを押し止めているだけだ…長くはもたない!」


モラクス「そんな…おっさん…」


ガープ「何か手はないのか!?」


「リジェネレイトだ」

バルバトス「致命傷からでも体が再構成されるリジェネレイトなら、病気、果ては腸内環境も直せるに違いない!!」


アンドラス「そう…ブネ、己を強く認識するんだ」


ブネ「(己を…?)」


モラクス「くそっ!がんばれ!がんばってくれおっさん!」


ガープ「ブネ!貴様はここで散るような男ではないだろう!」


バルバトス「(妖精たちのダンス演奏中)」

ブネ「(ヴィータとして40超えてクソを漏らしそうになって…)


(ズボンずり降ろされてケツの穴に針ぶちこまれて毒を流されて)


(そんな状況を仲間に見られた挙句応援までされてやがる…)


(バルバトスお前演奏するのやめろ…!)


(クソっ…考えれば考えるほど死にたくなってきやがる…)


(いっそこのまま…)

(そうじゃねえだろっ!!)


(俺をこんな目に遭わせたのは誰だ…メギドラルの連中だ!)


(俺から軍団とメギド体を奪った上にヴィータとしての尊厳すら奪おうとしてきやがる…)


アンドラス「自分の成すべき事をイメージするんだ!」


ブネ「力がいる…自分を守る力だ!尊厳を守る力だ!!メギドラルを倒す力だ!!仲間を…ヴァイガルドを守る力だ!!!」


ソロモン「指輪が青く…!いくぞ!召喚っ!!」

ガープ「ぐうあっ…!」


モラクス「くっ…もう持ち堪えられねぇ!」


ヴァラクダス「ガァァァァァァ!」


ブネ「うぉりゃあ!!」


ヴァラクダス「ガ…!?」


モラクス「すげえ…何て力だよ!」


バルバトス「今までのブネは幻獣との戦い方を知る戦巧者だったが…この力は…破壊する事に特化しているんだ!」

モラクス「おっさん!もう大丈夫なのか?」


ブネ「おう、いい気分だぜ…」


ソロモン「(ブネの力があればヴァラクダスを撃破できる…だが2度の奥義とヴァラクダスの吸収、再召喚で周囲のフォトンが枯渇しかけてるんだ…!しかも…)」


アンドラス「うーん、これは煮沸しないと使えないな…」


ソロモン「(アンドラスの武器が使えなくなっている…状態異常の回復も見込めない!奴に大技を撃たれたら終わりだ!)」

ソロモン「みんな!もう少しだけ持ち堪えてくれ!」


ガープ「どこへ行くヴィータ!まさか…!」


「ああ!勝算がある!」

----

ソロモン「ヴァラクダスが集めたフォトン…指輪では動かせなかったけどメギドラル側で取り出すためにロックを外す方法があるはずなんだ!」


「それさえわかれば…あった!あそこだ!…?っ!?」


「ひどい臭いの固まり…異常を起こして排出された糞がフォトン容器をコーティングしてる!肥溜めの比じゃない臭いだ…」


「だけど!仲間が体を張って戦ってくれているんだ!俺が臭いなんかに負けるわけにいかない!!うおおおっ!!!」ブチュ


「ロックが破れた!?いくぞブネ!受け取れーっ!!」

バルバトス「って事があってね…」


マルコシアス「だからソロモン王からこの世の終わりみたいな臭いがするわけですね…」


シャックス「あはは!!エンガチョエンガチョー!」


ソロモン「勝つためには仕方なかったんだよ…」


ブネ「悪りぃソロモン、折角の指輪にも臭いがついちまったな」


ウェパル「クソロモンね」


ソロモン「ちょっとお!?」

マルコシアス「からかってはいけませんよウェパル、ソロモン王は正義のために己を犠牲にしたのです」


ソロモン「マルコシアス…」


マルコシアス「でも今は少しばかり距離を置いていただけると助かります…」


ソロモン「マルコシアス……」


ガープ「ヴィータ、経験上その臭いは1日2日で取れるものではない…割り切るんだな」


ブネ 「こんな状態でシバの女王や王さまに合わせるわけにはいかねぇな、伝令の騎士とうまく連絡をとらねぇと…」


モラクス「それまでにアニキの臭いの対策を考えようぜ!このままじゃかわいそうだぜ!」


バルバトス「仕方ないな、俺の香水を分けてあげよう…フォレストミントっていう高級品なんだ、大事に使ってくれ」


ソロモン「ありがとう、早速使わせてもらうよ…う"っ!?」


ブネ「なんだこの臭いは!?さっきの比じゃねぇぞ!!」


アンドラス「きっと香水と便が化学反応を起こしたんだ こんなの俺も嗅いだ事ないよ、面白いなぁ(鼻声」
.

シャックス「うわっ!モンモンクサイクサイ!逃げろー!!」


モラクス「すまねぇアニキ!俺も…!」


ソロモン「モラクスまで……!もう糞はこりごりだ!!」

終わりです
誤字脱字つきの駄文長文失礼しました

このSSを通して皆様に「心の世界」を感じていただけたら幸いです
ありがとうございました

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