モバP「シスタープリンセス…姉妹はお姫様?」 (41)




《事務所》



モバP(以下P)「……ちひろさん、急に何を」

ちひろ「プロデューサーさんは御存知なんですか?」

P「え、あ、はい。…シスタープリンセス、簡単に言うと12人の妹を題材にした恋愛ゲームです」

ちひろ「まあ12人もですか!親御さんも頑張ったんですね……妹に恋愛感情?」

P「恐ろしくて誰も触れなかった所を的確に突いてきますねちひろさん」

ちひろ「?」

P「……仕方ない、これは私がプレゼンテーションしなければならないようだ」キュキュキュッ…

P「というわけで」ドンッ!

ちひろ「わ、わざわざフリップを出さなくても……」




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『シスター・プリンセスとは』


突然現れた12人の妹達と同居。(ゲームの場合家は別。)
君はどの妹と日常を過ごす?


『可憐』

・一般的な女の子の特徴を集めた代表的な清楚系妹。呼び方は《お兄ちゃん》


『花穂』

・どじっ子系妹。チアリーディング部であり、兄を元気に応援してくれる。呼び方は《お兄ちゃま》


『衛』

・スポーツ大好き僕っ子系妹。毎朝兄を早朝ランニングに誘うほど動くことが好き。呼び方は《あにぃ》


『咲耶』

・色気を出して兄を誘惑する小悪魔系妹。呼び方は《お兄様》


『雛子』

・無邪気な甘えん坊系妹。舌足らずな口調で兄に甘える。呼び方は《おにいたま》


『鞠絵』

・眼鏡っ子属性の病弱系妹。飼い犬が白くてでかい。呼び方は《兄上様》


『白雪』

・料理大好き系妹。おっとりして温厚な性格だが、強気な一面もある。呼び方は《にいさま》


『鈴凛』

・天才発明家系妹。研究資金難なため兄によく小遣いを頼む姿が憎らしいほど愛らしい。呼び方は《アニキ》


『千影』

・寡黙な魔女系妹。オカルトな物を好み、兄の理解の上を行く行動をする。呼び方は《兄くん》


・『春歌』

・ドイツから兄の世話をするためはるばる日本に来た和服姿がよく似合う大和撫子良妻賢母系妹。茶道や武道(薙刀、弓等)を習い、兄の背を守る健気さも持ち合わせている。時には兄を立て、時には兄の背を押す淑やかさも兼揃えている。時折見せる天然なボケや変な方向に行く妄想により赤面する姿も愛らしい。ドイツから帰国子女にも関わらずドイツにちなんだイベントは無かったはず。呼び方は《兄君様》


『四葉』

・破天荒探偵系妹。「チェキデス!」の声と共に颯爽と現れる。呼び方は《兄チャマ》


『亞里亞』

・独特な話し方で兄と話す引っ込み思案系妹。じいやと言うメイドがいつも側にいる。呼び方は《兄や》





P「かなり簡略化しましたが…だいたい分かりましたか?」

ちひろ「プロデューサーさんが紗枝ちゃんを異様に推してる理由は分かりました」


P「まあ、そんな妹萌えが流行った時代があったんですよ」

ちひろ「なるほど…その時代のニーズってやつですね」

P「ええ、まあそんな感じです。それにうちでも妹路線で売り出してるアイドルもいますから全部が全部時代のニーズとも言い切れませんね」

ちひろ「フフッ…なら、プロデューサーさんも12人の妹に囲まれたいとか?」

P「ハハッ、それは夢のある話ですね…っと、では約束があるので営業に行ってきます」ガタッ

ちひろ「はい、気を付けて行ってくださいねー」




ちひろ「…………」ニヤリ



???「………」ジーッ…




《次の日・事務所》



P「(しまったな、ガチャにお金を回しすぎてシスプリのBlu-rayが…いや、なんとかなるか)」カタカタカタ


ガチャッ、キィィ…


???「お兄ちゃん、おはよう!」


P「……はい?」クルッ






卯月「えへへ…なんか恥ずかしいね、お兄ちゃん///」


P「」キュン



P「う…卯月?急にどうし…」

卯月「お兄ちゃん!わ、私ね…その!」


卯月「お兄ちゃんの事…大好きだから!!///」カァァ!

卯月「お仕事、頑張ってね!/////」カオマッカ



P「」カフッ





---ューサー……---



---プロデューサーさん…!---




P「ハッ!」ガバッ!

ちひろ「大丈夫ですか?」

P「夢を…夢を、見ていました。とても荒々しく、雄々しい夢を……」

ちひろ「プロデューサーさん?」

P「あ、いや、何でもありません。チラッと卯月の姿を見たような気がして…」

ちひろ「卯月ちゃんなら先程レッスンに行かれましたよ?」

P「(…夢か?いや、疲れてるのか……?)」


ちひろ「それじゃあプロデューサーさん、ちょっと買い物に行ってきますので留守番をお願いします」

P「え、あ…はい」



ガチャッ、バタン



P「…夢だとしても、破壊力のある夢だったな」


ガチャッ…



???「あ!お兄ちゃま!」

P「…はい?」クルッ





歌鈴「お兄ちゃま…?」

P「……歌鈴?」



歌鈴「お兄ちゃま大丈…きゃぁっ!」ドターン!

P「(あ、そこはいつもの歌鈴っぽい)」

歌鈴「ううっ…いたーい……」グスン

P「大丈夫か、歌鈴」ナデナデ

歌鈴「あ…えへへ///」


歌鈴「…あ、違う違う!今日は歌鈴がお兄ちゃまを応援しに来たの!」

P「応援?」

歌鈴「お兄ちゃま、最近ずっと仕事で忙しそうだったし…だから歌鈴がお兄ちゃまを応援するの!」ババッ!

P「おお、チアリーディングの衣装…智香から借りたのか」

歌鈴「フレッ!フレッ!お兄ちゃま!頑張れ頑張れお兄ちゃま!」シャッ!シャッ!シャッ!

P「キレのある応援、レッスンの効果がちゃ…くじつ………」



P「……歌鈴?」

歌鈴「なんでしゅ…なんですか、お兄ちゃま?」



P「スカートの下、履いてる…?」


歌鈴「……」モゾモゾ…





歌鈴「////」ボンッ!


歌鈴「し、下着…忘れてました…/////」マッカッカ




P「」ファ…





P「凄い勢いで走り去ってった…」

P「なんていうか…その、何が起こってるんだ…?」



???「あっ!やっほー兄ぃ!」

P「」クルッ





茜「あにぃ!元気がないなら走りましょう!ウーッッボンバーーーー!!!」

P「誰だお前は」





茜「あれ?確か走るの大好きな子だと…」

P「いや、確かにそうだけど」

茜「なら走りましょう!走っていい汗かいてあにぃに元気になってほしいです!!!」グイグイ

P「吹き込んだの誰だ…いや待て待て、走るのは良いからせめて着替えさせて」ズルズル

茜「本当ですかっ!?」パァァ!

茜「じゃあわた…僕、待ってるから!早く来てね……あにぃ!」ウィンク

P「」キュン





P「…ちょろいな、俺。茜と一緒に一時間くらい走ってたわ」アセダクダク

P「しかし誰だ…個人的には嬉しいが、これで仕事に支障が出たらたまったもんじゃないぞ」フキフキ


???「あら…何か困り事?お兄様」

P「」クルッ





幸子「フフフッ、そんなお兄様も可愛いですね。まあボ…私以上とは言いませんけど」

P「おい人選ミスだ」



幸子「じん…何でですか!!ボクこそ小悪魔で可愛い役がピッタリでしょう!?」

P「お前が小悪魔だったのは初期SRぐらいだよ」

幸子「なにぉぅ!?」

P「もうキャラ崩れてるぞ」

幸子「ッ!?」



幸子「な、何を言うのかと思えば…異な事をおっしゃいますのね」プルプル

P「異な事て」



幸子「うぅ…こんなはずじゃ……お兄様を魅了して最近付き合ってくれない買い物の約束をしてもらおうとしたのに……」

P「買い物くらい一緒に行ってやるからキャラを元に戻せ」

幸子「本当ですか!?約束ですよ!!」

P「お、おう」

幸子「フフッ、ぼ…私の魅力にお兄様もメロメロね♪」

P「もういいから元に戻りなさい」




《幸子帰宅》



P「…昨日の流れからしてちひろさんの仕業か…?まさかシスプリBlu-rayに使う分の金を搾り取る気じゃ……」


???「おにいたま…何かかんがえごと?」

P「」クルッ





みりあ「くしし…みりあも一緒に考える!」

P「天使かよ」



みりあ「それでね、おにいたまは何を悩んでたの?」

P「大丈夫だ、悩むことはないと今知ったから(かわいいな…今度妹役で何か仕事とってこよう)」ナデナデ

みりあ「あ…くしし///」

P「かわいい(かわいい)」


みりあ「それじゃあ、なにかあったらみりあに言ってね!みりあ、おにいたまのこと、ダイダイダーイスキだから!」

P「もうやべえわコレ(ありがとうみりあ、でも気持ちだけで十分だよ)」



《みりあ帰宅》



P「……よし、もう楽しむ方向にシフトしよう」


コンコン

P「どうぞー」

ガチャッ…


???「こんにちは、兄上様」





P「加蓮…やはり加蓮が来たかー…」

加蓮「フフ、兄上様…何か御不満がありまして?」



P「名前繋がりで来なければここで来てくれるかなとは思った」

加蓮「名前繋がり…でしたら、三番目は日野さんではなく宮野さんが…」

P「本人はノリノリでやりそうだけど他事務所だからね?」

加蓮「フフ、冗談です」

P「(中身はまんま加蓮だ…)」


ワ…ワンワン!


P「お、設定通り犬も一緒にいるのか」

加蓮「ええ、私の可愛いペットです…さ、入ってきて」

P「(入ってきて…?)」


ガチャッ




奈緒(気まぐれにゃんこ)「わ……ワンワン!///」

P「それネコーー!!」ウヒョッー!





P「……ハッ!!」ガバッ!

P「…夢じゃ、ないな。あの後加蓮と奈緒の二人がニャンニャンしてた気が……くそ、記憶が朧気なのが悔やまれる」

???「──さま?」

P「……あ、つまり奈緒は加蓮のペットとして…いや、この件はプロデューサーの私とて深く関わってはならぬ事象」

???「にいさま?」

「終わらんのだ…人が不完全な生き物である限り、それに連なるアイドルとプロデューサーも不完全なのは当然な事なのだ…」

???「…にいさま?」

P「その当然の結果を我々が爆死と否定し続ける限り…ちひろのような事務員の存在が生まれる世の中である限り…アンタン死すべしと叫ばれ続けるのだ……」





ありす「もう!にいさま!!」

P「わっほいここで変化球!」ビクッ!



ありす「もう!もう!さっきから呼んでるのに無視するのはあんまり…ですの!」

P「その語尾いいな、ちょっとそっちの方向性も今後考えてみようか」

ありす「え、あ…そ、そんな褒めても料理しか出てきませんの///」テレテレ

P「はっはっはっ、超可愛い」



P「……ん?料理?」

ありす「はいですの!わたs…姫!姫特製のイチゴ料理ですの!」

P「おっと“私”と言いそうになった所“姫”に直したのはポイント高いぞ、後でストロベリーナイトのBlu-rayを買ってあげよう」

ありす「まあ!イチゴの話ですの!?」パァァ!

P「見てないから分からん」



P「…ちなみにありすさん。イチゴ料理と御伺いしましたが、一体どのような物を…?」

ありす「それは勿論!わ…姫が腕と愛情を混めた自信作!」

P「イチゴパスタだけは勘弁な。俺はマウンテンでもカルボナーラを頼む人間なんだよ」

ありす「んもう!そういう偏見はよくありませんの!」プンスカ!

P「ほぅ?つまりありすが作ったのはイチゴ関連ではないもの…」



ありす「イチゴのストロベリージャム炒めですの」

P「いちg…何故炒めたーー!!!」





P「……ファッ!」ガバッ!

P「……口の中がイチゴ臭い。俺、アレを食ったのか…代償に記憶を…アーンしてもらった気が…畜生!味覚と記憶にダイレクトアタックが無ければ…!!」


コンコン

P「あ、はい、次の方どうぞー」


ガシャーーン!!

???「アーニキッ!」イヤッホォォォ!

P「背後の窓から突っ込みグエー!!」ドシャァァァ!





晶葉「フッフッフッ、アニキの思考を上回る行動力、それが私なんだから」

P「晶葉か?バカな、確かに扉からノック音が…」



ガチャッ



晶葉ロボ「………」

晶葉「へっへーん!アニキを驚かせようと思って一晩で作り上げた晶葉ロボ!凄いでしょー?」

P「製造スピードを驚けばいいのか奇襲をかけられた事を驚けばいいのか、はたまた晶葉そっくりのロボに驚けばいいのか…」



P「で、晶葉はこのロボで何をするつもりなんだ?そして背中からどいてくれ、俺が起き上がれん」

晶葉「勿論、アニキを労ってあげようと…ね」キラン

P「いい予感がしねえ」

晶葉「晶葉ロボ!アニキに身体的快楽を!」

P「おい晶葉、それはただのマッサージだよな?」

晶葉ロボ「………」ワキワキ

P「おいなんだあの手つき流石に怖いぞおい」

晶葉「バカな、性的快楽はまだプログラミングしていないはず…まさか進化しているのか?」

P「晶葉?晶葉さん?」

晶葉ロボ「……ガンバル///」ギュィィィィン!!

P「晶葉さーん!ちょっと晶葉さーん!!ごめん逃げるからちょっとどいて晶葉さーん!!」

晶葉「そんな、私が失敗を…?」

P「あ、晶葉さーーん!!!」



晶葉「……科学ノ進歩、発展ニ犠牲ハツキモノデース」スタコラサッサ

P「俺を置いて逃げるなーーー!!!」






P「…ハッ!!」ガバッ!!

P「……最近のロボって、凄いんだな…」


コンコン、ガチャッ



???「…フフッ、元気そうで何よりだよ……兄くん」





P「…嵌まり役だな飛鳥」

飛鳥「はてさて、なんの事かな…兄くん」



飛鳥「…フム。いくら兄くんでもボクには隠し通せないよ」

P「な、何が?」

飛鳥「疲れきった表情…仕事をするのも大事だけど、まずは自分の体を労ってくれ」

P「お、おう…」

飛鳥「気分転換も必要だろう…どうだい?ボクとタロットでもしないかい?」チャチャッ…

P「始めながら聞く発言じゃなくない?」

飛鳥「やり方は大丈夫、さっき蘭子から聞いてきたから」

P「即席かよ」

飛鳥「まずは真ん中のカード、これを引っくり返すから…兄くん、このカードをしっかり見つめてくれ」

P「おう」ジーッ…






飛鳥「ここで堕天使を攻撃表示で召喚ッ!!」ピシャァァンッ!!

蘭子(天使な堕天使)「我が友ー!!」ズドーン!

P「タロットに堕天使なんてカード無うぼふッ!」コヒュッ






P「……ハッ!!」ガバッ!

P「……あの胸で堕天使を名乗るのは無理があるぞ、蘭子」

???「育てば魔王になるって事ですよ、兄君様」

P「あー、なるほど。確かに魔王の衣装があったな」

のあ(寡黙の女王)「労ると言いながら御互いに疲労困憊…若さと思って許してあげてくださいね」オチャヨ

P「ははっ、俺もまだ若いつもりなんだがな…」ゴクゴク…





P「ブハァッ!!」ビシャァッ!!



のあ「……兄君様、謝罪は?」ポタポタ…

P「ああ、すまない…」フキフキ

のあ「まったく…」フカレフカレ


P「……え?のあ?」

のあ「ええ、私です」

P「え?だって、昨日、俺、春歌、紗枝……」

のあ(cv.かかず●み)「色々事情があってここに来ただけだからお気になさらないでください」

P「無表情でその声はやめて。脳が受け取り拒否してる…」

のあ(cv.源しず●)「そんな兄君様に朗報よ」

P(cv.大山●ぶ代)「なぁんだい?またそう言って僕を困らせる気だろ」



コンコン、ガチャッ





紗枝(cv.立花●香)「兄君様…私、兄君様のために灸を……ポッ///」モジモジ

P「」ファゥッ…






P「…ハッ!!!」ガバッ!

P「……背中を焼かれ、身体が軽い…もう何も怖くない」

P「なんだよアレ。天国かよアレ。なんでのあがいたのか分からんままだったけど」


パリーン!


P「…窓が割れて手紙が目の前に。展開が凄く忙しい」ガサゴソ




《今から疲労をちょうだいするのです☆》
《by美少女怪盗クローバー》



P「…そういやあったな、怪盗としての活躍」


タタタッ!ガチャッ!



智絵里「…ッ、兄チャマ!!///か、怪盗から予告状が来たのはホントデスかぁ!?///」カオマッカ

P「頑張ってるなぁ智絵里ぃ!!」



智絵里「か、怪盗から守るのが智絵里の勤め…///あ、兄チャマの護衛は名探偵智絵里が…///」プシューッ

P「頭から湯気が凄ぇ」



タタタッ!バンッ!

???「ちょっと待った兄チャマー!!」ババーン!





P「…そうそう探偵って言ったらお前だよな都」

都「そこにいるのは兄チャマの妹に扮した全くの偽者…騙されてはいけません!」ビシッ!



智絵里「ひ、ひゃい」ビクッ!

都「まったく…この名探偵都の目は誤魔化せません!」

P「自己申告制の兄妹システムで偽者を見つけるのは無理があるのでは?」

都「さあさあ!さっさとお縄に付くのです!怪盗クローバー!!」ビシシッ!!

智絵里「えっと…えっと…」アタフタガサゴソ

P「(都、嵌まり役だからかイキイキしてるな…ところで智絵里は何してるんだ?)」

智絵里「……あった!」ピコーン!

都・P『?』



智絵里「煙幕ッ!!」ボフフンッ!!

都「なんとさすが怪盗ぉわっぷ!」ボフーン

P「煙幕濃すぎっぷ!」ボフーン


モクモクモク…


モクモクモク…





P「………」シーン…



P「…ん!?智絵里はともかく都はどこいった!?」


ヒラヒラ…

P「?」パシッ


《美少女怪盗クローバーをチェキしてきます》
《by名探偵都》





P「……いや、何しに来たんだアイツら!?」




P「…途中から怒涛な展開だったな。楽しかったから良いけど」


コンコン

P「お、流れからして最後だな。どうぞー」


ガチャッ



???「………じいや?」

P「できれば兄やで頼むわ」





こずえ「……兄や?」

P「自分で言っといてアレだが兄やも正直怪しい」

こずえ「……?」



こずえ「兄やー…」トテトテ…

P「おうおうどうした」

こずえ「…兄やのおひざー……すわるー」ヨジヨジ

P「…演技か素なのか分からんな」


こずえ「…ねー……兄やー…」

P「んー?」




こずえ「…だーいすきー…」ニコッ


P「」キュンッ!







P「……ハッ!!」ガバッ!!

P「…短くとも、いい夢を見た気がする…」



コンコン、ガチャッ


ちひろ「こんにちはー。いやー、凄かったですねー」

P「こんにちはちひろさん……あれ、そう言えばちひろさんは今までどちらに…」

ちひろ「………」ユビサシ

P「………?」チラッ




監視カメラ「コッチヲミロォォ!」




P「…………」

ちひろ「部屋中にあるカメラにはアイドル達が様々な妹を演じた映像が盛り沢山!そんな素晴らしいこちらのBlu-rayディスクを期間限定で販売しております!」デデーン!

P「凄ぇ高いキャバクラに行った気分になっております」

ちひろ「お仕事中にアイドル達とキャッキャウフフしていた思い出が見返せるこの商品!こんなお得な商品は滅多にありませんよ!」ニコニコ

P「くそぉ…許せ、シスプリBlu-rayBOX…君達を買うのは先になりそうだ…」シクシク

ちひろ「こちらの商品!300000モバコインの所を超絶特価!!なんと…」







常務「何をしている」

P・ちひろ『!!?』





P「じ、常務!?何故こちらに…」

常務「なに、働きすぎた君のためにアイドルと事務員が動いていると聞いてな」

ちひろ「(バカな!この事を知るのは蘭子ちゃんと智絵里ちゃんを含む14人だけ…漏洩するなんてありえないはず…!)」

常務「疲れた同僚への心意気…大変素晴らしいと私は思う。千川ちひろ事務員、今月の給与査定を楽しみにしたまえ」

ちひろ「は、はい。ありがとうございます」



常務「ところで、先程のBlu-rayディスクの件だが…販売云々は小粋なジョークと見て良いのだな?」

ちひろ「え?」

常務「良いのだな?」

ちひろ「ア、ハイ…」

常務「では諸君、しっかり英気を養って仕事に励んでくれ」ザッ


スタスタ…ガチャッ、バタン





P・ちひろ『………』ポカーン


P「…あ、ちひろさん。結局Blu-rayの話は…」

のあ「貴方にプレゼントって事よ」ヒョイ、スッ

ちひろ「あ、私のディスク…」

P「なるほど」ウケトリ


サ、シゴトイクワヨ…P

オウ、マカセトケ





ちひろ「………のあさん!?」






プロデューサーからの搾取には失敗したちひろだが、結果として給料が上がったので良しとしたそうだ。




終わり





仕事や家庭環境、様々な事柄で憂鬱になりそうになっている私こと紗枝P。

そんな最中、部屋の掃除をしていると1枚のシスプリキャラソン集CDが手元に転がってきたのです。

そのCDは甘くてクリーミィで、こんな素晴らしいキャラソンを聞ける私はきっと特別な存在なのだと感じました。

今では私がアイドルプロデューサー。友人に勧めるのはもちろん『美に入り彩を穿つ』。なぜなら彼もまた特別な周子Pだからです



…あのキャンディーのおじいさん、何者だったのでしょう……



お付き合い、ありがとうございました!

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