コメディです。
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~事務所前~
大石泉「……」トコトコ
泉「……」トコトコ
泉「ふああ……」トコトコ
八神マキノ「あら、大きな欠伸ね。夜更かし?」
泉「うわっ!? ま、マキノさん……びっくりした……」
マキノ「ごめんなさい、驚かせるつもりはなかったのだけど。ちょうど声を掛けようとした瞬間だったから」
泉「ううん、大丈夫。昨日ちょっと遅くて……恥ずかしいところ見せちゃったな」
マキノ「それこそ問題ないわ。泉のことだから、無為に時間を浪費してたわけではないんでしょう?」
泉「無為……どうだろ。ネットニュースをちょっとね。セキュリティの脆弱性を突かれて……って、マキノさんの方が詳しいかもだけど」
マキノ「ああ、あのQR決済の……」
泉「流石マキノさんだね。やっぱりチェック済みか」
マキノ「情報を扱う上で最重要なのは、手に入れた情報をいかにして守るかなの。その点、今回の件は興味深いモデルケースね」
泉「やっぱりそうなんだ……。その分野はそこまで明るくないけど、素人目にも杜撰というか……」
マキノ「そうね。市場の拡大に取り残されないように、スピード感を持って事業を展開する流れ自体は悪いことではないわ。だけれどそれは、最低限の質を担保することが前提。信頼を失ってからでは遅いのよ」
泉「そうだよね……、そう言えば、似たサービスが最近は――」
~事務所~
ガチャ
マキノ「おはよう」
泉「おはようございます」
浅利七海「マキノさん! 泉さん! 待ってたのれす!」ピョーン
マキノ「あら、七海。おはよう」
泉「待ってた……って?」
七海「マキノさんと泉さんは、7ペイってご存じれすか!?」
泉「ああ、奇遇。知ってるも何も、さっきまでその話をしてたところだから」
七海「やっぱり、おふたりはあいてぃーのとれんどには敏感なのれすね~! 尊敬れす!」
マキノ「ちょうど、その7ペイのデータセキュリティ的な問題について……」
泉(ま、待って、マキノさん)コソコソ
マキノ(……え?)コソコソ
泉(七海ちゃんの表情的に、まだその悪い噂までは届いてないような……)コソコソ
七海「……?」キラキラ
マキノ(……なるほど)コソコソ
マキノ「それで、その7ペイがどうしたのかしら?」
七海「はい! プロデューサーから聞いたのれす! これからはきゃっしゅれすの波が来ると! そして、マキノさんや泉さんはそういうのを便利に使いこなす筆頭なのれすと!」
泉「筆頭って……まあ、最近は現金を使うことが減りつつあるけど……」
七海「七海はずっと考えていたのれす……ファタ・モルガーナでとっても可愛がってくれるマキノさんと泉さんに恩返しがしたいと……! そこで目にしたのがきゃっしゅれすれす!」
泉(れすれす言ってる……かわいい……)
マキノ(話が見えないけれど……)
七海「ちょうど七海の名前にも”7”が入っているのれす! そして7ペイはおふたりが喜ぶサービス! これは運命なのれす!」
泉(まさに喜べないサービスになっちゃったんだけどね……)
七海「そこで! 七海は、マキノさんと泉さんだけに! ナナミペイを導入することを決めたのれす!!!」ババーン
マキノ「ナナミ……」
泉「ペイ……?」
七海「……」キラキラ
泉(”掘り下げてほしい”って表情だよね……)
マキノ(……そのようね)
泉「えっと……ナナミペイって何かな……?」
七海「よくぞ聞いてくれたのれす!!!」ズイッ
マキノ「私たちにとって、便利なサービスなのかしら?」
七海「もちろんれす! まず、ナナミペイは七海といっしょにいる限り、全国のどこのお店でも使えるのれす!」
泉「ふふっ、それは便利だね」
七海「コンビニを例に説明するのれす! 準備はいいれすか!」
マキノ「ええ。非常に興味深いわ」フフッ
七海「まず、3人でコンビニに行くのれす! そこで、買いたいモノを七海が持ってるカゴに入れるのれす!」
泉「私の欲しいものを、七海ちゃんのカゴに入れていいの?」
七海「もちろんれす!」
マキノ「それで?」
七海「あとは簡単! 七海に向かって”ナナミペイで”と言ってくらされば、七海がレジに行って買ってくるのれす!」
マキノ「なるほど、それは画期的ね」
泉「あはは、そうだね。凄い便利」
七海「れしょう!」
マキノ「それで、私たちはお店の外で、七海にお金を渡せばいいのかしら?」
泉「それとも、ナナミペイをお願いする前に渡しておくのかな」
七海「へ?」
マキノ「……え?」
泉「……え?」
泉「いや、へ? じゃなくて……」
七海「七海にお金を渡す必要はないのれすよ?」
マキノ「必要ないって……それなら代金はどこから出るの?」
七海「七海のおさいふかられすけど?」
泉「……いやいや、それじゃあ七海ちゃんが損してるでしょ?」
七海「損ではないのれす! 七海はいつも、マキノさんと泉さんに助けてもらってるのれす! 七海は舌っ足らずれすし、運動も上手くないのれす……。でも、かっこいいふたりがいるからこそ頑張ろうと思えるのれす! むしろこのくらいじゃ足りないのれすよ!」
泉「七海ちゃん……」
七海「それとも、ナナミペイはあんまり便利な機能じゃないんれしょうか……」シュン
泉「そ、そういうわけじゃ……」
マキノ「いいえ、最高の機能よ。この私が断言するのだから、間違いない」
七海「本当れすか!?」パァァァァ
マキノ「ええ、間違いなく」
泉(ま、マキノさん!?)コソコソ
マキノ(泉、七海の顔を見て)コソコソ
泉(え……)
七海「……♪」キラキラ
マキノ(きっと、彼女なりに一生懸命考えたのよ。もちろん、”ユニットは助け合うのが当然だ”と説得することもできる。それでも、七海が本当に求めているモノを考えたら……)コソコソ
泉(そっか……流石、マキノさん)コソコソ
マキノ(……アイドルになるまでの私なら、こうは言わなかったかも、ね)コソコソ
七海「どうかしたのれすか?」
泉「ううん、何でもない。すごいシステムだねって」
七海「えへへ~」テレテレ
マキノ(これが”あいくるしい”というものなのかしらね)
七海「じゃあさっそく! ナナミペイを使いましょー!」トコトコ
泉「え、い、今から!?」
マキノ「さ、流石に急ね……」
七海「善は急げ! 今の七海はさながらマグロさんのように、動きたくて仕方がない気分なのれす!!!」トコトコ
マキノ「……私はお手洗いに行ってから合流するわ。玄関で待っててくれるかしら」
泉「マキノさんも普通に行く気だし……」
マキノ「当然よ。きっと今日の主役は……」
七海「~~♪」ルンルン
マキノ「……ね?」
泉「……ふふっ。……そうだね」
~コンビニ~
七海「さあ! じゃんじゃんカゴに入れるのれす! 遠慮はなしれすよ~!」
泉「と、とりあえず……お茶と……おにぎりでももらおうかな……」
七海「もっといいもの買っていいんれすよ?」
泉「い、いや、はは……」
マキノ「そうよ。甘えると決めたのだから、やるなら徹底的でないと七海に失礼よ。私は飲み物と、携帯栄養食と、たまにはデザートも買おうかしら。情報を更新しないと。あと事務所に常備する菓子類も……」ポイポイ
泉(ち、ちょっとマキノさん!? 流石に限度が……)
マキノ(大丈夫、信じて。ほら、七海もたくさん買えるのが嬉しそうよ?)
七海「七海もお菓子を買おうかな~悩みどころれすね~♪」
泉(それは……そうだけど……)
七海「そろそろ大丈夫れすか?」
マキノ「ええ、重くないかしら?」
七海「へっちゃらなのれす! じゃあ、あのセリフをどうぞ!」
マキノ「ほら、七海が待ってるわよ」
泉「えっ、私!?」
七海「……」キラキラ
泉「ええ……っと……な、ナナミペイ、お願い!」
七海「ぴこーん! ナナミペイ、了解なのれす!」トコトコ
マキノ「効果音も自力か……」
泉「かわいいけど……」
~コンビニ:外~
七海「買ってきたのれす~!」フンス
マキノ「ふふっ、ありがとう」
泉「荷物くらいは私が……」
七海「大丈夫れす! 事務所に帰るまでがナナミペイなのれす!」
泉「流石に悪いな……」
マキノ「……ところで七海、レシート、あるかしら?」
七海「へ? ありますけど……あっ、まさかマキノさん、お金を払おうとしてるんれすか!?」
泉「!」
マキノ「……いいえ、違うわ。せっかくナナミペイを初めて使ったんだもの。記念に、ね?」
七海「むぅ……」
泉(警戒してる……)
マキノ「それに、ナナミペイを導入したということは、七海はお店側になるでしょう? とすれば私たちが利用者、つまりお客になるのだから、お客さんにレシートを渡すのはお店の決まりのはずよ」
七海「……な、なるほどれす!!!」
泉(う、上手い!!!)
マキノ「というわけで、もらえる?」
七海「はい! 大事にしてくれると、七海もうれしいのれす!」
泉(マキノさん、ナイス! でも、金額がわかっても、七海ちゃんはお金を受け取ってくれないと思うけど……財布にこっそり入れるつもり?)コソコソ
マキノ(もちろん、そんなに原始的な方法は取らないわ)コソコソ
泉(なら、どうやって……)コソコソ
マキノ(プロデューサーに言って、このレシートの代金を七海の給与に反映させてもらうの。もちろん、私たちの給料から天引きだけどね)コソコソ
泉(な、なるほど……じゃあ、プロデューサーには私から……)コソコソ
マキノ(そこも抜かりないわ。さっき、事務所を出る前にお手洗いに寄ったでしょ? その時に概要は送信済み。あとはこのレシートの写真を送るだけよ)コソコソ
泉(す、すごい……)コソコソ
マキノ(ああ、でも、このレシートのどこからどこまでが誰の買い物かなんて証明できないから、結果的には七海の買い物分まで私たち2人の給与から天引きされるけど……そこは理解してもらえると嬉しいわね)コソコソ
泉(もちろん。……やっぱりマキノさんはすごいね。尊敬するよ)コソコソ
マキノ(その分、泉は七海を褒めてあげて。私はそういう部分で口下手だから)コソコソ
泉(……わかった)フフッ
七海「ふたりでばっかりナイショ話はズルいのれす~! 七海も混ぜてほしいのれす!」
泉「大丈夫だよ。七海は可愛い上に優しいねって、言ってただけだからさ」
七海「ぴゃっ!? て、照れるのれす……」モジモジ
マキノ「早速……ね」
泉「ふふっ」
~後日:カフェ~
泉「へぇ……なかなか穴場だね。料理も美味しかったし」
マキノ「藍子やかな子のお墨付きと聞いたの。初めて来たけれど、なかなかね」
七海「デザートも美味しいのれす~」
泉「流石の情報網って感じ……あ、そろそろ時間だ」
マキノ「会話をしていると早いものね……支払いは……あ」
七海「……!!!」キラキラ
泉(これは……)
マキノ(そうね……)
マキノ「ええと……」
七海「!」ワクワク
マキノ「ナナミペイで、お願いできるかしら?」
七海「ぴこーん! ナナミペイ、了解なのれす!」
~また後日:雑貨屋~
泉「あ、見て七海ちゃん、このイヤリング」
七海「おお~! お魚さんれす! かわいいのれす~」
マキノ「ふむ……これくらいなら、次回のイベントの衣装に組み込んでもらうこともできるかもね」
七海「本当れすか!?」
泉「私からも頼んでおくよ。お揃いって、なんだかいいよね」
マキノ「ともあれ、買っておく必要が……」
泉「あ」
七海「……!!!」キラキラ
マキノ(なるほど……)
泉「じ、じゃあ、ナナミペイ……お願い?」
七海「ぴこーん! ナナミペイ、了解なのれす!!」
~またまた後日:お寿司屋さん~
マキノ「ふぅ……素晴らしい味だったわ」
泉「流石、七海おすすめのお店だね。いつもとは全然違う」
七海「そうれしょうそうれしょう! このお店は、お手軽な値段で本格的な握りが食べれるすっごいお店なのれす! 大将の腕が光っているのれす!」ムフー
マキノ「一流は一流を知る……といったところかしら」
泉「私たちも、魚について詳しくならないとね」
マキノ「ええ。仕事の幅を増やすのに効果的だと感じるわ。せっかく七海のおかげでそういうお仕事に呼ばれても、私たちが立ってるだけじゃ不甲斐ないもの」
七海「さて! そろそろ戻るお時間なのれす!」キラキラ
マキノ(自分から催促パターンもあるのか……興味深い……)
泉「ごちそうさまでした。ナナミペイ、お願いします」
七海「ぴこーん! ナナミペイ、了解なのれす!!!」
~~~~~~~~~~~~~~~
~事務所前~
泉「……」トコトコ
マキノ「あら泉、お疲れ様」
泉「あ、マキノさん、お疲れ様」
マキノ「今日もよろしくお願いするわね」
泉「こちらこそ、最近はファタ・モルガーナのお仕事も増えてきて、ありがたい限りだね」
マキノ「そうね。それに伴ってナナミペイを使うことも増えているけど……」
泉「ふふっ、もう普通に会話に出てくるレベルになってる」
マキノ「……あの期待の眼差しと、頼んだ際の笑顔は反則よ」
泉「そうだね、ナナミペイをお願いした時の七海ちゃん、すごいかわいいからね」
マキノ「お金の方はちひろさんが調整してくれているみたいだから」
泉「そっか。後でお礼言っとかなきゃだね」
~事務所~
ガチャ
マキノ「おはよう」
泉「おはようございます……あれ?」
土屋亜子「……」ゴゴゴゴゴ
冴島清美「……」ゴゴゴゴゴ
マキノ「清美と亜子……?」
泉「どうしたの、そんなところで」
亜子「いずみ!!!!!」
清美「マキノさん!!!!!」
泉「ひゃっ!?」
マキノ「どうしたのかしら? そんなに大きい声で……」
亜子「見損なったで!!!」バンッ!!!
清美「見損ないました!!!」バンッ!!!
泉「!?」
マキノ「!?」
泉「あ、亜子……?」
亜子「いずみ……マキノさん……自分の胸に手を当てて考えてみ……?」
清美「何か、懺悔することがありますよね……?」
泉「懺悔って……」
マキノ「要領を得ない話ね……」
清美「しらばっくれないでください!!!」バンッ!!!
泉「机叩きすぎ……」
亜子「ネタは上がっとるんや!!!」バンッ!!!
泉「なんなの……」
清美「何人ものアイドルが、おふたりの悪事を目撃しているんです……!」
マキノ「悪事……?」
亜子「ネタは上がっとるんや!!!」バンッ!!!
泉「亜子の語彙力がちょっと不安なんだけど」
マキノ「そろそろ、本題に入ってもらえると嬉しいのだけど……」
清美「あくまで認めないのですか……」
泉「認めないというか……心当たりが……」
清美「何人も目撃しているんです! おふたりが……七海ちゃんにいろいろな支払いを押し付けている姿を!!!!!」
マキノ「あっ……!」
泉「あっ……!」
亜子「ほら、やっぱり心当たりがあるんやろ?」
マキノ「心当たりと言うか……」
清美「買い物や食事の際、お会計の時だけ何やら七海ちゃんに命令して、お金を払わせているとの情報が入っています……」
亜子「いずみ……信じとったのに……」
泉「あ、亜子! ちょっと落ち着いて! し、信じてもらえないかもだけど、あれは七海ちゃんが”払いたい”って」
亜子「そんなわけあるか!!!」
清美「お金を巻き上げておいて糾弾されたら”勝手に払っただけ”……まさに極悪非道……! 私がいながら、事務所の風紀はここまで……」グスッ
亜子「泉のお母さんに何て報告すれば……」グスッ
マキノ「完全に悪者ね……」
泉「巻き上げてはないし……」
ガチャ
七海「おっつかれさまなのれす~!」
マキノ「七海!」
泉「ナイスタイミング!!!」
七海「へ? 何かあったんれすか……」
亜子「七海ちゃん!!!」ガシィ!!!
七海「ほぇ!?」
清美「今まで辛かったですよね……もう大丈夫ですから……」ギュー
七海「???」
泉「ほ、本人に聞いてみてよ! ほら!」
亜子「だまらっしゃい!!!」
泉「なにそのキャラ!?」
亜子「七海ちゃん、あそこのふたりに嫌なことされとらん……?」
七海「? マキノさんと泉さんは七海にとーっても優しいのれすよ?」
マキノ「ほら、本人がそう言っているのだから」
清美「いったいどんな弱みを……」
泉「聞いてってば!!!」
~~~~~~~~~~~~~~~
亜子「すんまっせんした!!!!!」
清美「すみませんでした!!!!!」
マキノ「まあ、紛らわしい行動だったことは認めざるを得ないけれど……」
亜子「アタシは泉を信じとったで!!!」グッ
泉「はいはい」デコピン
亜子「いたっ!」
七海「……」
マキノ「七海?」
七海「七海のせいで……マキノさんと泉さんが怒られてしまったのれす……」
泉「……」
七海「ご、ごめんなさ」
泉「あーあ、騒いでたらお腹空いちゃったね? マキノさん」
七海「え……?」
マキノ「その通りね。食事を共にすることで、心理的な距離はより近くなるという調査結果が出ているわ。濡れ衣をかけて気まずかったり」
清美「うっ……」
亜子「うっ……」
マキノ「”自分のせいで”って、後ろめたかったり」
七海「……」
泉「じゃあ、みんなでご飯、だね」
マキノ「でも、もうナナミペイは廃止。みんなで過ごす時間だもの。みんなでお金を出し合うことも、大切な要素。でしょう?」
清美「マキノさん……」
七海「……わかったのれす!」
亜子「じゃ、みんなで寿司パーティといきましょ!!!」
泉「もう……調子いいんだから」
亜子「あっはっは……あれ?」サッサッ
泉「?」
清美「どうかしましたか?」
亜子「あ、あはは……財布、ウチに忘れてもうた……」
泉「ええ!?」
清美「まったく……気が緩んで……あれ……」サッサッ
マキノ「……まさか」
清美「い、いえいえ、そんなはず……」サッサッ
清美「……」
清美「財布を……忘れました……」
マキノ「清美まで……」
泉「もう……どの顔でさっきまで私たちを……ん……んん……?」サッサッ
亜子「……い、いやいや」
マキノ「泉……?」
泉「……」フルフル
亜子「いや無言で首振るなや」
マキノ「はぁ……私は持ってるわよ……ここに……あれ、こっちか……ん……」サッサッ
マキノ「……」サッサッ
泉「……」
マキノ「……」フルフル
亜子「リアクション一緒か!」
マキノ「不甲斐ない……」ズーン
泉「……」ズーン
亜子「……」ズーン
清美「……」ズーン
七海「……!!!」キラキラ
泉「え……?」
マキノ「い、いえ、流石に……」
七海「これが最後なのれすから! 遠慮しないでいいのれす!」
亜子「な、七海ちゃん……」
泉「……わかった」
マキノ「いくら感謝しても足りないわね……」
清美「七海ちゃん!」
亜子「最後に!」
泉「もう一度だけ……!」
マキノ「ナナミペイを……!」
4人「お願いします!!!!」
七海「ぴこーん!!! ナナミペイ、了解なのれす!!!」
おわり
ありがとうございました。
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