(1年教室)
向日葵「はー、体育で汗かいちゃいましたわ。さてジャージを脱いで・・・」
櫻子「・・・」
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向日葵「何ですの櫻子。人の胸をじっと見て。また私の胸がバカみたいに大きいとかどうとか」
櫻子「向日葵ってさー」
櫻子「シコいよね」
向日葵「!?」
向日葵「えっ・・・」
櫻子「ねーねーちなつちゃんにあかりちゃん。向日葵ってさ、シコいと思わない?」
あかり「え?」
ちなつ「し、シコ・・・?何それ櫻子ちゃん」
櫻子「ん?シコいっていうのは・・・」
向日葵「二人に解説なんてしなくていいですわよ」
向日葵「櫻子、あなたいきなり何を言い出すんですの!し、シコいって・・・」
櫻子「えー?だってそうじゃん向日葵。最近とくにシコいなーって思うし」
向日葵「馬鹿!」ベシ
櫻子「いてぇ!?」
向日葵「櫻子、いいかげんにしなさい!」
櫻子「な、何だよー、そこまで怒ることないじゃん、ちょっとシコいって言っただけで・・・」
向日葵「もう一発食らわしますわよ」
櫻子「わ、わかったよ、そんな怒らなくっていいじゃん向日葵のやつー」
ちなつ「向日葵ちゃん、シコいってどういう意味?」
あかり「賢いとか、そういう意味?」
向日葵「意味なんて知らなくていいですから」
向日葵(櫻子、いきなり何を言い出すかと思えばし、シコいって・・・)
向日葵(シコいって、せ、性的欲求を掻き立てるとか、そういった・・・)
向日葵(どうせ撫子さん辺りから聞いて、小学生みたいに覚えたばかりの言葉を使ってみたくて仕方ないんでしょうけど)
向日葵「・・・櫻子。人前でシコいなんて、2度と口にするんじゃありませんわよ・・・」
櫻子「わ、わかったってば!あかりちゃんにちなつちゃん、気をつけろよ向日葵が激怒するから」
あかり「う、うん」
ちなつ「わ、わかった・・・」
櫻子「・・・向日葵シコい」
向日葵「櫻子!」
(夜、向日葵の部屋)
向日葵「はぁ、まったく・・・櫻子のバカと来たら本当に」
向日葵「いきなり私に向かって、し、シコいとか何を考えて・・・」
向日葵「それにまさか櫻子、私にシコみを感じてるなら」
向日葵「私であんな事こんな事想像して、自分を慰めてたり・・・?」
―――
――
―
~妄想~
櫻子「はぁ・・・向日葵、シコい・・・」
櫻子「もう我慢できない。私向日葵のこと考えちゃうと」
櫻子「はぁ・・・ダメ、向日葵そんな事・・・」
櫻子「んっ、向日葵、向日葵・・・!」
向日葵「ま、まさか、そんな・・・」
向日葵「け、けどそういう事なんですよね。シコいってことは」
向日葵「櫻子、私で一体どんな想像をして・・・?」
―――
――
―
~妄想~
櫻子「向日葵・・・私のおっぱいにチューして?」
櫻子「ううん、いいんだよ。私、向日葵の事が大好きだもん」
櫻子「んっ、あっ、向日葵・・・!」
向日葵「な、なーんてね。なーんてね」
向日葵「そんなわけないですわ。ないないナイル川デルタ地帯ですわ」
向日葵「子供の櫻子が、まさかそんな。そんな想像したりなんて・・・」
―――
――
―
~妄想~
櫻子「向日葵。次は向日葵の番だよ・・・」
櫻子「だーめ。ほら手をどけて」
櫻子「はぁ、向日葵のおっぱいふかふか・・・んー・・・」
向日葵「ダメっ、ダメよ櫻子・・・!」
向日葵「・・・はっ」
向日葵「わ、私ったら何を想像して。と、とにかく」
向日葵「もし櫻子が私でそんな事してるなら、注意してやめさせないと・・・」
(次の日、1年教室)
向日葵「おはようございま・・・」
櫻子「やっぱ向日葵ってさ、シコいよなー」
ちなつ「櫻子ちゃん、昨日も言ってたけどシコいってどういう事?」
あかり「あっ、向日葵ちゃんおはよー」
向日葵「・・・櫻子。昨日言いましたよね。シコいなんて人前で言うなって」
櫻子「げっ向日葵!」
ちなつ「櫻子ちゃん、また向日葵ちゃんの事シコいって」
あかり「うん」
向日葵「・・・櫻子。話があります。今日学校が終わったら私の家に来なさい」
櫻子「えー?何でだよー」
ちなつ「櫻子ちゃん、きっと怒られるね・・・」
あかり「そ、そうだね・・・」
(放課後、向日葵の家)
向日葵「櫻子。昨日から何ですの。私のことシコいシコいって」
櫻子「えー?だって」
櫻子「シコいんだもの向日葵」
向日葵「んっふ」
櫻子「ん?どうしたの向日葵?」
向日葵「な、何でもありませんわ」
向日葵「わ、私のどこがシコいって」
櫻子「えー?全部。とくに胸がもうめちゃシコだよ」
向日葵「ばっ・・・!」
櫻子「ん?何だ向日葵。もしかしてシコいって言われると嬉しいのか?変わってんなー」
向日葵「そ、そんな事・・・」
櫻子「・・・向日葵ってシコい。あーシコい」
向日葵「や、やめなさい櫻子」
櫻子「くひひ・・・どスコーい、どスコーい」
向日葵「ちょ、ちょっと櫻子、言い方が下品・・・」
櫻子「きっと、マワシが似合うぞー?」
向日葵「何て事言いますの。恐ろしいこと言うんじゃありませんわ」
櫻子「そーかー。向日葵はシコいって言葉に弱いのかー」
向日葵「櫻子、いいかげんに」
櫻子「・・・向日葵。向日葵ってとってもシコい。シコいよ」
向日葵「ふっ・・・」
櫻子「にっひひひひ・・・」
櫻子「何かよくわからないけど、これで向日葵は私の下僕だー!」
櫻子「よーし、そんなに気に入ったんなら私が特別にシコ名をつけてやろう!」
向日葵「シコ名?」
櫻子「そうだ。向日葵のシコ名は、デカパイの山だー!」
向日葵「ふふ・・・何ですのそれ」
向日葵(シコ名だなんて。まるでお相撲さんじゃありませんの)
向日葵(・・・櫻子と夜の相撲、制限時間いっぱい待ったなし。はっけよい、のこった・・・)
向日葵(ん?)
向日葵「・・・あの櫻子。どういう事なんですの。私に相撲取りみたくシコ名なんてつけて」
櫻子「えー?だって向日葵、最近太ったかなーって全体的に。特に胸が。憎たらしい」
櫻子「だから向日葵、相撲取りみたいだなーって。どすこーいって土俵でシコ踏んでそうな」
向日葵「・・・てことは」
≪シコい≫
向日葵「・・・」
≪四股い≫
向日葵「・・・」ドスウ
櫻子「げぶぅーっ!?」
向日葵「櫻子・・・昨日から私のことを相撲取りみたいだと・・・!」
櫻子「な、何だよ向日葵?知ってたんじゃないのかよ?」
向日葵「どこの世界に、太ったのを四股いというバカが・・・!」
櫻子「か、勝手に何か勘違いしてたの向日葵じゃんかさ!私はなーんも悪くないからね」
向日葵「・・・」ブツブツ
櫻子「ん?な、何だよ向日葵」
向日葵「・・・・ぶちかまし・・・張り手・・・蹴たぐって・・・決まり手は」
向日葵「2階からの上手投げ」
櫻子「ぎゃーーーっ!?」
向日葵「待ちなさい櫻子!」
櫻子「や、やっぱ向日葵、言った通り相撲取りじゃんかーっ!」
ドタドタ…
終わり
とても自然な流れの話でした(半ギレ
読んでくれてありがとうございました
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