【モバマス】それは少し昔のお話 (17)
――ねぇねぇ、おばあちゃん。おばあちゃんは何でおじいちゃんと一緒になったの?
―あらあら、この娘ったら……うふふ
―じゃあ、少しだけ昔の話をさせていただくとしましょうか
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モバマスキャラの捏造過去のお話になります
―昔ね、おばあちゃんが子どもの頃、その時は先生だったおじいちゃんに出会ってね……それはもう相思相愛になったの
――そーしそーあいって?
―二人がお互いに好きになるってことかしら?例えば、テレビに出るアイドルがいくら好きでもその人は何か私にするわけじゃないでしょ
―うー、よくわからないよー
――ごめんね。でもその時、おばあちゃんもまだ女学生だったからね……皆に反対されたの
――おじいちゃんはおじいちゃんで……そのまだ奥さんを亡くしたばかりだったし
―奥さん?それっておばあちゃんじゃないの?
――うーん。おじいちゃんにはおばあちゃんより先にお嫁さんがいたのよ
――でもそのお嫁さんが死んじゃったから、おばあちゃんがお世話していたら……ね
―ふーん……それで?
――そうしたらね、二人はいつの間にか恋に落ちちゃったの
―へー。で、結婚したんだ
――最初は……みんなに反対されたんだよ。おばあちゃんはまだ15歳。おじいちゃんは35歳って離れていたし
――何より……その最初の奥さんの妹さんが反対していたの
―どーして?
――……多分、同じ人を好きになったからだと思うよ
――本人にとってはお姉さんの旦那さんだったわけだし、接する機会も多かったからね
―それで?それで?
――でも、おばあちゃんに子供ができて、そしたらおじいちゃんが駆け落ちしようって
―知ってるー!あいのとーひこーでしょ!
―おかーさんが好きなドラマに出てくるんだ
――まぁ……○○さんったら子供がいるところで
――で、ここに引っ越して来て……それから戦争が始まって
――おじいちゃんは教師だったから行かなくて済んだけど、回りは一杯息子さんやら旦那さんが戦死したって言ってたわね
――そして広島にピカが落ちたあと、日本が負けて戦争が終わって
――あとは響子ちゃんのおじいちゃんが生まれて、お父さんが生まれて、響子ちゃんが生まれたのよ
―へー、おばあちゃんってすごいんだね
――ええ……でももう
―おばあちゃん?
――現在
響子「っていうお話だったんですよ」
モバP(以下P)「なるほどな……最近、結婚に憧れているっていう話の原点はそれだったのか」
響子「えへへー」
(もちろん、それだけじゃないんですけどね)
凛「ふーん」
スクッ
P「ん?どうした?誕生会の主役が退出か?」
凛「プロデューサー……少しはデリカシーっていうのを身につけようよ」
P「すまんすまん」
バタン
響子「……」
(まさか……)
凛「……ふぅ」
(おおばあちゃんの恋敵……)
(こんな間近にいたんだ)
「まゆ以外にも……でも負けない。力づくでもプロデューサーは私のモノにするんだから」ギリッ
「……いずれ決着をつけないとね」
ゾクッ
P「な、何か悪寒が……」
響子「大丈夫ですかっ?」スクッ
因縁の争い、再び
今度の勝者はどちらに……
(o・▽・o)&(●・▽・●)おわりだよー
ぬこがメンテ中なので、書きにくい……
本当はもっとバトルする予定でしたがすまん
ではありがとうございました
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