【デレマス】揚げオレオ (40)

仁奈「おいしそーでごぜーます!」

薫「食べたー!」

千佳「チカもー!」

雪美「舞……作れない?」

舞「えっと……子供だけで揚げ物は…ちょっと」

千枝「それに揚げ物はカロリーが高いですし」

こずえ「れっすんすればだいじょうぶだよぉ~……」

みりあ「かな子ちゃんじゃないんだからぁ……」

メアリー「ステイツではよく見たメニューだネ。揚げバターに比べればどってことないワ」

梨沙「あ、揚げバター?!」

桃華「バターを揚げてどうするんですの?」

ありす「……食べるみたいですね」

小春「ひ、ヒョウくんでも避けて通りそうです~」

晴「うぇぇ……いちごパスタよりはマシみたいだけどさ」



ナンデスカー

ウワ、ヤベ



?「……ふひ★」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1568447684

はい、小さい子といちゃいちゃラブラブくんずほぐれずあはんうっふんなお話です

苦手な方は避けて通ってくださいませ



こちら、独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします

美嘉「というわけで、揚げオレオを作りたいんだけど」

かな子「あぁ、フライドオレオですか!」

愛梨「揚げたてもいいですが、しっとりさせて粉砂糖をかけて食べるのもいいですよね」

「いいね、フライドオレオか」

美嘉「その声は?!」

志希「にゃはは~」ニュッ

真奈美「いや、そこを通りかかったら懐かしい言葉が聞こえたのでね」

美嘉「志希に真奈美さん??」

かな子「あ、そっか。アメリカは本場のだからね」

愛梨「やっぱりよく食べたのですか?」

真奈美「いや、揚げ物がカロリーが高いのはあちらでも有名でな」

志希「さすがに毎日『美味しいから大丈夫だよ』というわけにはいかなくって、たまーに……ねっ」

かな子「もぅ!!」

美嘉「あははっ」

―おいしそうにできました

美嘉「んじゃ、マストレさんにバレないようにしないとね」

志希「ハーッシュ、ハシュだよ」

愛梨「なんですか、それは?」

真奈美「いわえる『内緒だよ』とか『しーっ』等に当たる表現だな」

かな子「ま、真奈美さんもお願いしますね」オタオタ

真奈美「なら、少しトレーニングつきあってくれないかな?」

美嘉「あはは……真奈美さんのトレーニングはマストレさん並かそれ以上って聞きますし……その」

志希「なら、作っている最中に一袋はつまみ食いしたかな子ちゃんをギセーにしますね」

かな子「み、見てたのーっ!!」

真奈美「ふふっ、初心者向けのメニューだから心配しなくていいよ」ニコッ

かな子「お、お手柔らかにお願いします……」




―当然ながら、かな子は地獄を見ることになりましたとさ

―廊下

美嘉「さて、これを持って行けば……」

ホワホワホワホワホワホワ

みりあ『えー、美嘉ちゃん、揚げオレオ作ったの!?』

千枝『わぁー、美嘉さん素敵です。抱いてください!』

こずえ『ふぁ~…こずえがさきにきすをするのぉ~……』

美嘉『はい、順番。順番にね』





美嘉「ぐへへ……」パキパキ



あかり「何か甘い香りがすると思ったんご……」

あきら「♯危険人物♯ふひひの城ヶ崎」

りあむ「……あれ?美嘉さんの持っているのって……」



あきら・りあむ「(♯)揚げオレオ!?」

あかり「んご?」

………………
…………
……

美嘉「どうして……」





あかり「では美嘉さんが作ってくれた揚げオレオの試食んご!」

薫「わー!」

千佳「わーい!」

りあむ「こうして真ん中から割ると……」

ベキ

りあむ「あれ?……うまくいかないや」

千枝「こういう時は軽く包丁を入れて……」

ペキッ

みりあ「うわぁー!うまく二つに割れたね」

小春「あ、中のクリームが溶けてきてますよ~」

雪美「……もったいない」ペロッ

舞「もう……はしたないですよ」

梨沙「まぁまぁ、でもアツアツのクッキー生地っておいしいよね」

桃華「これは、中のクリームをマシュマロに変えてもよさそうでは?」

晴「おっ、それいいぜ」



美嘉「どうして……小さい子達と戯れるはずが……」

あきら「♯放送禁止」

…………
……

あかり「じゃあ、美嘉さんにありがとうの言葉を送るんご」

りあむ「せーの」

『美嘉さんありがとうございました!』



美嘉「…………ふひ」



美嘉「いやぁ、みんなが喜んでくれて作った甲斐があったかな。なら、また機会があったら作ってくるからね★」

あきら「♯おだてに弱い」

あきら「ま、こちらもネタの提供に感謝しますけどね」

りあむ「で、動画のコメントは何か来たのかな?」ウキウキ

あきら「早々には……えっと『相変わらず変なTシャツのピンク頭がいる』デス」

りあむ「個人攻撃?!ぼくのお気に入りなんだけどなぁ……やむ」

美嘉「まぁまぁ、気にしても仕方がないよ。こういうのって、マイナス評価を探そうと必死なんだから」

りあむ「でも、今から帰って、一人でTwitt○rとか見てると、今回のことも炎上しているんだろうな……」

ありす「毎回、変な……というか煽りにしか思えない言葉を書くからですよ……」

桃華「あら、ありすさんも昔はよく……」

ありす「も、もう!あの時から成長しているんです!ですからりあむさんも……」



仁奈「りあむおねーさんもおうちで一人でごぜーますか?」



りあむ「??」

りあむ「えっと……そうだけど?」

仁奈「そうでごぜーますか」

仁奈「実は仁奈も……今日から一人ぼっちでごぜーますよ」






りあむ「えっ……」

美嘉「どういうこと?」

……………………
………………
…………
……

モバP(以下P)『というわけで母親が帰ってこない間は俺が預かっていたんだが』

美嘉「手は出してないよね?」

P『……』

りあむ「突然の沈黙!?」

P『それはさておき、今日は俺が地方へ急遽出張になったんでな……ちひろさんも今日はNGって言うから女子寮でもと』

美嘉「それで……」

りあむ「……」





りあむ「なら、ぼくが仁奈ちゃんの面倒を見るよ!」

P『え?』

美嘉「だ、大丈夫なの……?」

りあむ「大丈夫だよ。ぼくだって多少の自炊はできるからね」

あきら「餃子作りは自炊にならないと思うのデスが……」

りあむ「ひ、一晩だけなら……」

P『……まぁ、美嘉に任せて仁奈が汚されるよりはマシか』

美嘉「ちょ!?」

P『それに寮でならそもそも夕食とかは大丈夫だろ』

美嘉「まぁそれもそうだけどさ……」

P『とりあえず仁奈に替わってくれ』





ありす「……」

ありす「なら、私も今日は一人っきりなので、私も参加します!」

美嘉「え……?」





あきら「♯社会の闇 ♯アイドルの実態」

あかり「んご……」

美嘉「というよりありすちゃんも……」

ありす「はい……というより、私の場合はよくあることですので」

ありす「親も、仁奈さんよりも年齢もいってますから問題ないと判断したと思います」

美嘉「だからって……もし寂しかったらいつでも言ってよ。莉嘉でも私でもいつでも遊びにいくからさ」

ありす「ご厚意感謝します」



ありす(ま、大体はPさんが来て夜遅くまで……うふっ)ニヤニヤ



梨沙(うわ……あれは絶対にPを連れ込んでいる顔ね)

桃華(次回からはそんなことはさせませんわ)

こずえ(ふぁ~、おしかけるのぉ~……)

千枝(もしくはみんなで頑張りましょう!)

―てなわけで

仁奈「♪独立日本の朝ぼらけ、平和の鐘は鳴り響く~」

りあむ「仁奈ちゃんご機嫌だね」

仁奈「はいでごぜーます!Pはいないですが、お泊り会ですよ!」

ありす「とりあえず今日のご飯の用意ですね」

りあむ「あ、ありすちゃんはイチゴを選んじゃダメだからね」

ありす「わかってますよ……あれはPさん専用の私からの愛のこもった」

仁奈「おやつはいくらまででごぜーますか?」

りあむ「あんまり食べると夜ご飯が食べられなくなるから、一つまでだよ」

仁奈「はーい!」

ありす「ちょ、無視しないで下さい!」

あきら「たしか餃子の皮でパイ生地の代わりにできると聞きマスが……」

あかり「りんごパイもできるんご!」

美嘉「ま、仁奈ちゃんもいるからみんなでできるメニューにしようね」





ありす「……危険人物がいるんですけど」

りあむ「夕食が終わったら、お帰りいただく形でPサマが許可したらしいよ」





真奈美「何、肉料理なら任せてもらおうか」

志希「真奈美さんなら安心だね~」



ありす「あちらは……?」

りあむ「美嘉さん監視部隊だそうで……」

ありす「納得です」

―つなわけで女子寮

仁奈「ぎょーざっ!ぎょーざっ!」コネコネ

ありす「あ、あまり入れ過ぎますと、焼いている最中に破れてしまいますよっ!」

りあむ「大丈夫大丈夫、そうしたらハンバーグになるだけだって」

真奈美「やけに手慣れているじゃないか……あの二人と既にパーティをやったとかかな?」

りあむ「うん……」



あかり「あきらちゃんは撮影していないで、一緒に包むんご!」

あきら「……タマにはいいデスけどね」



りあむ「前の時はもっとわちゃめちゃだったなぁ……」

……………………

りあむ『餃子パーテイをやろう!』

あきら『♯は?』



りあむ『……やむ』



あかり『じゃあ、いっぱい入れるんご!』コネコネ

りあむ『そんなに入れたら破れてちゃうよ!』



あきら『♯餃子?』

つ【暗黒物質】

りあむ『こんな……こんなはずでは……』

あかり『まぁまぁ、餃子の皮はありますから、これでアップルパイを作るんご』

りあむ・あきら『アップルパイ?』





あきら『……意外においしいデス』

あかり『~♪』

りあむ『……ごめん。こんなハズじゃ……』



あかり『何を言ってるんご。とっても楽しかったですよ』

あきら『まぁ、貴重な映像も入手できマシタし……』

りあむ『…………ありがとう』

……………………

真奈美「そうか……いい友人を持ったな」

りあむ「えへへ……」

ありす「……」



ありす(……私の場合、みんなはどうなんでしょうか)

ありす(Pさんを巡る恋敵ですから、やはり……)



真奈美「……ありす君」

ありす「ひゃ!ひゃい!?」

真奈美「そんなに自分を卑下にするものじゃないぞ」

真奈美「少なくとも、君の回りの人物に君をそういうネガティブに思う人はいないはずだ」

ありす「真奈美さん……」

真奈美「ただ、自分一人ではまだできる範囲も限られる年齢だから……というのも、自分からは声をかけられずにいるというのも理解できる……君ならできるな」

ありす「……はいっ!」

真奈美「まぁその、P君との情事は…君だけじゃないがそこそこにしたまえ……まだ身体がすべてを受け入れるほどには成長していないだろう」

ありす「えっと……すみません」

真奈美「まぁ、今日はこれぐらいにして……せっかくのパーティだ。餃子を焼き始めるとしよう」

ジュージュー

仁奈「わー!仁奈のがどんどん焼けているですよ!」

りあむ「早くしないと焦げちゃうからね。ひょいっと」スッ

仁奈「りあむおねーさん、ありがとーですよ!」

りあむ「仁奈ちゃん……えへへ」



美嘉「……ぷぅ」

ありす「あそこで『ふひひ』とかしないのが普通の人なんですからね」

美嘉「ふ、普通の人って……ヒドイなぁ、ありすちゃんは」

志希「じゃあじゃあ、もし今のが自分の立場だとしたらどうなるのかな?」

美嘉「今……」





仁奈『美嘉おねーさん、大好きですよ!』





美嘉「……ふひ★」

志希「にゃはは、ダメだこりゃ~」

ありす「志希さん……何かいい薬とかないのですか?」

志希「うーん、欲望は抑えることはできても突発的な爆発的な要求にはどうしようもないからね」

志希「ありすチャンだって、いちごがあるとよく人が変わっちゃうでしょ……ほら、夏のイベントの時だって」

ありす「わー!わー!」(///)

…………
……

真奈美「それでは良い子は早く寝ることだな」

志希「ばっははーい!」

ズルズル

美嘉「いやーっ!桃源郷っ!アルカディアにいたいよーっ!」

真奈美「ほう?生きることは戦うことさ……つまりあの歌みたいに、心のままに私と戦う気と」

美嘉「いえ……あのその」タジッ



あきら「♯さすが真奈美さん」

あかり「あきらちゃんは私の部屋でお泊りんご!」

りあむ「じゃあ、寝る前にお風呂に入ろうか」

仁奈「わーい!おふーろー!」

ありす「わ、私も一緒ですか?」

りあむ「ん?イヤなら一人で入っちゃう?」

ありす「い、いえ。入ります!」





カポーン

りあむ「さすがに三人でも広いね」

ありす「寮のお風呂ですからね。一斉に」

仁奈「わーい!泳ぐですよーっ!」

りあむ「わわっ、仁奈ちゃん!先に体を洗おうよっ!」





仁奈「じゃぶじゃぶ♪」

りあむ「仁奈ちゃんはシャンプーハットとかいらないのかな?」

仁奈「仁奈はそんなに子どもじゃねーですよ!」

りあむ「うぅ……ぼくなんか中学生まで使ってたんだけどな……ありすちゃんはどう?」

ありす「わ、私は……仁奈ちゃんの頃には……」

りあむ「そうなんだ……なんかやむよぅ……」





ありす(言えません。実はたまーに使っているだなんて……)

仁奈「ところでりあむおねーさん」

りあむ「ん、どうしたのかな?」



仁奈「ここのおけけと、髪の毛と色が違いますが、どうしたのでごぜーますか?」

りあむ「っ!!」(///)

ありす「っ!」(///)

りあむ「えっと(///)あのね……仁奈ちゃんと違って、ぼくのここは黒くしかならないんだよ」

仁奈「そーでごぜーますか。桃華ちゃんは金色でしたし……おや?」

ありす「え、えっと……どうかし(ハッ)わ、私はまだ生えていませんからっ!!」

仁奈「そーなんですか。桃華ちゃんだけでなくて、由愛ちゃんも麗奈ちゃんもありましたから……」

ありす(うっ……みんな早いです)

仁奈「それに、ありすちゃんのおっぱいg りあむ「に、仁奈ちゃんっ!」

りあむ「そこまでにして湯舟に入ろうか」ザブッ

仁奈「むーっ!むーっ!」ザブッ





ありす「……やっぱり、みんなより小さいんですね」(つд`)

―風呂上がり

りあむ「ふぅ……さっぱりした」

仁奈「りあむおねーさん!牛乳とか飲まないんでごぜーますか?」

ありす「今は牛の乳からではカルシウムは摂取しにくいと」ロンパ

りあむ「あ、ありすちゃん……」





仁奈「そうなんですか……早くおっきくなりたいでごぜーますよ」シュン

りあむ「そんなことないから!カルシウム以外にも栄養は入ってるから飲まないと……ほら」ガチャガチャ

キュポン

りあむ「んくっ、んくっ……ぷふぁー!」

仁奈「おぉっ!一気飲みですよ!」

ありす「一気飲みはやめた方が胃の消化に……」



仁奈「んもぉー!ありすちゃんは少し黙っているですよ!!」

ありす「な……」

仁奈「仁奈は人気投票で三位を取ったりあむおねーさんに、おっきくなる為の秘訣を聞いているのですよ!」プンプン

りあむ「さ、三位って……ぼくなんて、みそにこみうどんのカマボコぐらいの価値しかないんだから……」

ありす(何故その比較……)



ありす「えー、こほん」

ありす「りあむさん。仁奈ちゃんがアイドルとしてどうしたらいいのか聞いているんだと思います」

ありす「だから、りあむさんの思うアイドル像を語るべきでは?」

りあむ「そ……それは……」

仁奈「うきうき!わくわく!」キラキラ

りあむ「うぅっ、まぶしい……希望に満ちた幼女の笑顔の輝きに、ぼくの心が照らされて闇を作っていくよ……」

ありす「りあむさんっ!」

りあむ「ん……あくまでぼくの理想だからね」

りあむ「だから今から言うのは、今のぼくとはまったく別の次元にいるかもしれない」

りあむ「なんせ、努力しないで、このおっぱいだけで一ランク分はすこられて稼げる世界だから……」

仁奈「やっぱりおっぱいも重要でごぜーますか……」

ありす「それはいいですから!!」

りあむ「やむ……」





りあむ「やっぱり、キラキラ輝く存在だよね」

りあむ「まぶしくて綺麗で、いつも輝いて」

りあむ「見ている人を幸せにして、でも自分も幸せになれて」

りあむ「ダンスも歌も完璧。じゃないと誰でもできちゃうし、推せない」

りあむ「なのにキュートよりパッションで、パッションよりクール。でもクールよりキュート……そんな一見、矛盾したことをやってのける存在」

りあむ「それがぼくの理想とする……人生をかけてもいい、働いた分を全部注ぎ込んでもくいのない存在。アイドルなんだ……」



仁奈「む、難しいでごぜーますよ……」

りあむ「でも……ぼくは、今の全力で歌って踊るのがせいいっぱい。レッスンでも人一倍早くへこたれるし、いつも笑顔でいれたためしはない」

りあむ「ネットではすぐに炎上するし、おっぱい以外特徴もない……歌だって正直上手じゃないし……」

りあむ「だから……今のステージで立っているのはアイドルじゃない。ただの夢見りあむ。付焼刃すらままならない、本人そのものだよっ!!」

りあむ「…………」

りあむ「アイドルは……正義なんだ」





りあむ「だから、絶対にくじけたり、負けたりなんかできない……」

りあむ「その覚悟なんか……ぼくは…………嫌だよぉ…」

ありす「りあむさん……」

りあむ「…………ちょっとごめん。全部吐き出しちゃったら、本当に気持ち悪くなってきたよ……」ウップ

ありす「こ、ここでは吐かないでください!」

りあむ「体調不良なんだから、すこってよぉ……」ヨタヨタ





りあむ「ふぅ……すっきりした」

ありす「あ……しーっ」

りあむ「ん?」



仁奈「すーっ、すーっ」

りあむ「寝ちゃったんだね」

ありす「はい……ちょっと布団まで運ぶのを手伝ってほしくて」

りあむ「大丈夫だよ。ぼくが……よっ…せ」グイッ

仁奈「うー……」スースー

ありす「あ……すごい。あっさりと持ち上げてます……」



ありす(あれ?前にレッスンで、5kgのダンベルすら持ち上げられなかったのに……)

仁奈「すーっ、すーっ」

りあむ「可愛い寝顔だね……ぼく達もそろそろ…」

ありす「少し早いですが……そうですね」

りあむ「じゃあ、電気消すよ」

ありす「はい、お願いします」







ありす(りあむさん……前に聞いた限りでは、問題ばかり起こしてある人と聞きましたが)

ありす(アイドルになったばかりの私より、余程人から見た自分をしっかりと認識しています)

ありす(あと、本人は知らないでしょうけど、りあむさんが推しているというアイドルを調べると大体の方が、その後メジャーデビューしているんですよ)

ありす(だから……プロデューサーさんも冗談半分でしょうが、「あいつはプロデューサーの方が向いているぞ」と言ってました)

ありす(そんな人だから、アイドルと名乗ることすら自分を許せないんでしょうね)

ありす(でも……私の……うちのプロデューサーさんはどんなことがあっても見捨てない人です)

ありす(いつか……りあむさんも自分を許し、アイドル「夢見りあむ」としてステージに立つ日には……私も…私……)



ありす「すーっ、すーっ」

りあむ(夢を見ている)

りあむ(ぼくがステージで踊り歌い、輝いている)

りあむ(ぼくのそれなのに、まぶしくて綺麗だ)

りあむ(そして客席は……)

りあむ(ただのアイドル好きの「夢見りあむ」ではなく……)



りあむ(アイドル「夢見りあむ」として歓声をあげている……のと)



りあむ(あははっ、夢だもんね。自分では今はできないことでも、できるようになっていても許されるよね)

りあむ(でも、もし叶うなら)



りあむ(手の届くところにあるなら)

りあむ(ぼくはやっと理想の自分に……満たされて幸せになれるんだって)



らあむ(やっと…………認めてくれたって)

―朝

りあむ「っ!」ガバッ



チュンチュン



りあむ「悪夢……だよ……やむよぉ」

りあむ「もう、あんなのなんて……あれ?」

りあむ「また……夢を見ながら泣いていたのかなぁ……」

りあむ「顔を洗ってこないと」





仁奈「おはよーごぜーます!」

ありす「おはよ……ございます……」

りあむ「おはよう!トーストと半熟玉子だけど朝ご飯ができてるよ」

ありす「あ、ありがとうございます……えっと、イチゴジャムは……って」

仁奈「……」

りあむ「あれ?仁奈ちゃん?」

ありす「もしかして、朝は和食なんでしょうか?」

りあむ「うわぁ……お米なんか準備して来てないよぉ……」

仁奈「……違いますよ」





仁奈「誰かと……温かいご飯を食べるのが久しぶりで……」

りあむ「え……でもPサマと……」

仁奈「Pも朝が早いので、いつも食べずにいて……仁奈だけコンビニで」

ありす「あの人は……まったくもう……」

ありす「前に、舞さんから聞いた話は本当だったんですね」

りあむ「何かあったの?」

ありす「えっと、舞さんが朝ご飯を作ろうとしたら、エプロンはおろかお鍋とかもなくて……」

りあむ「うわぁ…」

ありす「他にもみりあさんや千枝さんも似たような事を……」

りあむ「そうなんだ…………あれ?なんで小さい子ばっかり、Pさまの家で寝泊りしているの?」





ありす「あ」

仁奈「あ」



りあむ「??」



ありす「な、なんでもありません!」
仁奈「な、なんでもねーでごぜーます!」



(o・▽・o)&(●・▽・●)おわりだよー

ちょいと最近買った本に、14歳の女の子と性行為をした話があったので久々に……ごにょごにょ



ではありがとうございました

……なら>>32を変更

ありす「他にもみりあさんや千枝さんも似たような事を……」

りあむ「そうなんだ…………あれ?なんで小さい子ばっかり、Pさまの家で寝泊りしているの?」

ありす「というより、みんなのたまり場ですからねぇ」タメイキ

仁奈「こっち(寮)がいっぱいの時や、夜遅い時はプロデューサーのおうちに泊まるんでごぜーます!」

りあむ「あ、なんだ。アイドルを片っ端から食べちゃう人かと……」





ありす「むしろ、虎視耽々と狙っている人は10代20代30代問わず大勢いますから……」

仁奈「おっかねーですよ!」

りあむ「やっぱ……やむ!!」

―事務所

りあむ「おはよー!」

ありす「おはようございます」

仁奈「おはよーごぜーますよ!」

ちひろ「おはようございます……あら、皆さんお揃いで」

りあむ「あれ?Pサマは??」キョロキョロ

ありす「あ……そういえばまだ戻って来ていないんですね」

仁奈「つまんねーですよ!」

りあむ「そうだ!昨日のオレオがまだ残ってあるはずだから、インチキアイスを作って混ぜて食べようか」

仁奈「わぁぁぁ、りあむおねーさん、アイスを作れるんですか?」

ありす「多分、うちの事務所だからアイスクリームメーカーはあるでしょうね……」



ちひろ「あらあら、食べ過ぎはダメですよ…………あ、私も少しでいいから欲しいなぁ」

りあむ「そ、それは口止め料ということ……?」

ちひろ「ご想像におまかせしますっ」ウインク

りあむ「えっと、コンデンスミルクとバニラエッセンスはあるね」

ありす「アイスクリームメーカーもあります!」

仁奈「早く!早く作るですよ!」

りあむ「でもオレオがないね……空箱だけだよ」

ありす「…………」



ありす「ひょっとして……」



ホワンホワンホワン

かな子『美味しいから大丈夫だよ』パクパク







三人『ありえる!』



―とりあえず、ありすが持っていたフローズンイチゴを加えてストロベリーアイスを作りました

りあむ「おいしかったよ……これで書き込みよしっと」

りあむ「レスが沢山来るといいな……たまにはすこれよぉ」



―なお、珍しく炎上しなかったとか

―ただし、書き込みを見たトレーナーさんに召集を受けたのは当然の結果です

(o・▽・o)&(●・▽・●)おわりだよー

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom