モバP「過労で倒れて二か月が経った」 (35)

【序】


モバP「ようやく復活できた。やれやれ……これからはドリンク中心の食生活を改めないと」

モバP「休養している二週間気が気じゃなかったが、まだ事務所があるってことは、皆頑張ってくれたんだろう。
最初以降皆見舞いに来てくれんかったが、便りがないのは無事の証拠、ってか」

モバP「……俺の居場所、あるかなぁ」ポリポリ

モバP「うーん……なんだか事務所に入るのが緊張するなぁ。ええい、ままよ!おはようございます!」


ガチャッ


マッ智ョ絵里「――あっ……。プロデューサー、さん……っ!」


 ある朝、過労から復活したモバPが出勤すると、事務所の片隅で縮こまっている筋肉ダルマを見つけた。


モバP「?」

モバP「??」


マッ智ョ絵里「良かった……戻って来てくれて……!」


 その筋肉ダルマの顔は、間違いなく、緒方智絵里をしていた。


みく「おっはにゃー!Pチャン、完全復活おめでとうにゃ!へへーん!残念だけどこの事務所にPチャンの居場所はないよ!
お役御免だにゃ!でもでも優しいみくはPチャンにとっておきのお仕事を紹介してあげる!それはね?Pチャンがこのままみくのご主人様に
なってあの……にゃっ、にゃーんて!ってPチャン――……!?」

みく「し、死んでる……!」


【序】完 

【破】に続く



※注意
・キャラ崩壊あり
・とんでも設定あり
・マッ智ョ絵里参考AA↓

                  _    __

                 こヽ__Yク´: : : : : : : : : :`  、
                /{/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
                /<: : : /: : : : : : :/: : : : : : 、: : : :ヽ
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           , . ': : : : : : : :/: : /: : /: :/ /: : :./ : i : : |: : : i: : :! }<: : : ヽ
        /: : : : : _/: : /: : /: :/⌒/ / : : /: /、!: : :| : : :|: : :! !-ヽヽ: }
       /: : : : イ::/ {:_:_|!{_!_|/ __.! ./_:_:_/ !/ /\:/: : :/: : :|/ヽノ\: :ヽ

       {: : :/ ヽ{   /: /} ,x=ミ      _//./ヽ/ : : ∧ノ: : : : : :
        ゝ::|    ._/: /(|         x=ミ、 -イ: :.:/ / \: : : : : :
       (: :{     ノ : / ∧ ""         ` /: /ン    \: : : :
        \__,  /: /r,^ュ .    ァー   "" イ: : ;::}        ̄
            {/: /  ¨  \   !  ノ    /: :/}/
            {!/      > _  ≦/: : :/   /_.. ッ". -'''" ̄ ̄^ニv..........,、                         
                     ,.. -―'''';;]_,゙二二__,,/  _..-''" ゙゙゙̄''ー     `'-、
               ,,-'"゙゙,゙ニ=ー''''"゙゙シ'"_,゙,゙,,,,,,,_     `'''T゛                 \   
           /_..-'"″  '''^゙>'''"゛     ´                        `!、       
           _..イ'"゛       ./                  \       ,..-''''''''''''''ー..,   .l
          / /         ./                  `゙''‐  .、        \.,,,│
        /  l         「                       l          " .`''、
      /   l゙         i                    !  .,!             .  .,!
        ! ./│      ._/ .ヽ,_,                   ,│ │         !   .!、
,, -ー¬'''" ./   .ヽ  _.. ‐″ .`'. "   `゙''―- ....,,,_       _.../ │  l           丿   .′
      ′   .i゙'''゛                 `'''r‐―‐'´    ヽ  .l   _,.        .ヽ
          |,     _,,,,,....、        /    .‐ ,   .`'i  .`'' .″             ヽ
        ,,.. .  .ヽ. .ン._,,,,,,...  .、,`'ー、、  ,.       _..l,   │  /           


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とりあえず今日の分はこれで終わります

皆さんもたっぷりと時間を掛けて心の整理をしてください

oh...

昏倒六週間休養二週間で勘弁してください

なんでこんなAAあるんだよ…

>>5
さっき即興で作った

【破】


カタカタカタ

モバP「……」チラッ


響子「智絵里ちゃんごめんなさい!これ、開けてもらえないかな?」

智絵里「あ、はい……えいっ」パカッ

響子「ありがとう!」

智絵里「いいえ……また何かあったら呼んでください……」

まゆ「智絵里ちゃぁ~ん。ちょっと良いですかぁ?」

智絵里「はい……?」ノッソノッソ


カタカタカタ

モバP「……」チラッ


小春「ヒョウくんがまた降りれなくなってますぅ~」

光「あたしの出番か!?」

麗奈「あんただけには良いかっこさせないわよ!」

小春「光ちゃんと麗奈ちゃんが気を失っちゃいましたぁ~」オロオロ

智絵里「ヒョウ君……小春ちゃんを困らせたら……メッ、ですよ?」ガシッ

ヒョウ「命だけは勘弁してください」ガクガクブルブル

智絵里「はい……小春ちゃん」スッ

小春「わぁ~智絵里ちゃんありがとうございますぅ~ヒョウくんペロペロ~」

智絵里「……ふふっ」


カタカタカタ


きらり「みんなーおはようだにぃ☆あっ、智絵里ちゃーんっ!!」ドドドドド

智絵里「きらりちゃん……おはようございます」ガシッ

<ニョワーッ!!


モバP「……!」ドキドキ

モバP「事務所に復帰して少しの時間が過ぎて解かったことがある」

モバP「それは、誰も今の智絵里について疑問を抱いていないことだ」

モバP「以前の儚げで手折れそうな智絵里の面影は、何処にも残っていなかった」


智絵里「ふんっ……!ふんっ……!ふんっ……!」ヒュンッヒュンッ

木場「流石だな、智絵里君……だが、私も負けてられないがな」ブンブン


モバP「このように木場さんと筋トレしていても誰も驚かない。尚且つ木場さんが明らかに劣勢だとしてもだ。
それは事務所の風景に溶け込んで、年少組の扇風機と化していた」

モバP「一体……何が起きたというのか」

モバP「ちひろさんや晶葉を疑ったが、どうやら二人の所為ということでもないらしい。誰も彼も彼女のことを
せいぜい『少したくましくなった』としか評さない」

モバP「二倍異常に膨れ上がった体のどこが『少し』だよ」

モバP「……俺がおかしいのだろうか。過労で倒れ、見える世界が壊れてしまったのか……一時は本気で不安に思ったが、どうやら俺は正常らしい」

モバP「智絵里に殺到するUSAからのマッスルバラエティ企画がその証拠だ。そして、幸子とは違うベクトルのチャレンジバラエティの仕事が
後を絶たないのも、俺が認識する智絵里が皆にも等しく映っていることを明らかにしていた」

モバP「結論:智絵里はマッチョ」


未央「おっはよーございまーす!本田未央、ただいま到着~♪ さーてさて、プロデューサーは何処かな~あっ、みぃーっけ!
へへっ、久しぶりだね!いやぁ寂しがってると思ってたけどさぁ、ごめんね?中々お見舞いいけなくて!でもプロデューサーの
帰ってくるところを皆で護る為に必死だったんだよ?だから許してね、今日は一杯サービスしてあげるから!なっ、なんてね!って
聞いてるの?プロデューサー――……!?」

未央「し、死んでる……!」


【破】完

【急】に続く

うわやべぇしくった……書き直すことを許してください

【破】


カタカタカタ

モバP「……」チラッ


響子「智絵里ちゃんごめんなさい!これ、開けてもらえないかな?」

マッ智ョ絵里「あ、はい……えいっ」パカッ

響子「ありがとう!」

マッ智ョ絵里「いいえ……また何かあったら呼んでください……」

まゆ「智絵里ちゃぁ~ん。ちょっと良いですかぁ?」

マッ智ョ絵里「はい……?」ノッソノッソ


カタカタカタ

モバP「……」チラッ


小春「ヒョウくんがまた降りれなくなってますぅ~」

光「あたしの出番か!?」

麗奈「あんただけには良いかっこさせないわよ!」

小春「光ちゃんと麗奈ちゃんが気を失っちゃいましたぁ~」オロオロ

マッ智ョ絵里「ヒョウ君……小春ちゃんを困らせたら……メッ、ですよ?」ガシッ

ヒョウ「命だけは勘弁してください」ガクガクブルブル

マッ智ョ絵里「はい……小春ちゃん」スッ

小春「わぁ~智絵里ちゃんありがとうございますぅ~ヒョウくんペロペロ~」

マッ智ョ絵里「……ふふっ」


カタカタカタ


きらり「みんなーおはようだにぃ☆あっ、智絵里ちゃーんっ!!」ドドドドド

マッ智ョ絵里「きらりちゃん……おはようございます」ガシッ

<ニョワーッ!!


モバP「……!」ドキドキ

モバP「事務所に復帰して少しの時間が過ぎて解かったことがある」

モバP「それは、誰も今の智絵里について疑問を抱いていないことだ」

モバP「以前の儚げで手折れそうな智絵里の面影は、何処にも残っていなかった」


マッ智ョ絵里「ふんっ……!ふんっ……!ふんっ……!」ヒュンッヒュンッ

木場「流石だな、智絵里君……だが、私も負けてられないがな」ブンブン


モバP「このように木場さんと筋トレしていても誰も驚かない。尚且つ木場さんが明らかに劣勢だとしてもだ。
それは事務所の風景に溶け込んで、年少組の扇風機と化していた」

モバP「一体……何が起きたというのか」

モバP「ちひろさんや晶葉を疑ったが、どうやら二人の所為ということでもないらしい。誰も彼も彼女のことを
せいぜい『少したくましくなった』としか評さない」

モバP「二倍異常に膨れ上がった体のどこが『少し』だよ」

モバP「……俺がおかしいのだろうか。過労で倒れ、見える世界が壊れてしまったのか……一時は本気で不安に思ったが、どうやら俺は正常らしい」

モバP「智絵里に殺到するUSAからのマッスルバラエティ企画がその証拠だ。そして、幸子とは違うベクトルのチャレンジバラエティの仕事が
後を絶たないのも、俺が認識する智絵里が皆にも等しく映っていることを明らかにしていた」

モバP「結論:智絵里はマッチョ」


未央「おっはよーございまーす!本田未央、ただいま到着~♪ さーてさて、プロデューサーは何処かな~あっ、みぃーっけ!
へへっ、久しぶりだね!いやぁ寂しがってると思ってたけどさぁ、ごめんね?中々お見舞いいけなくて!でもプロデューサーの
帰ってくるところを皆で護る為に必死だったんだよ?だから許してね、今日は一杯サービスしてあげるから!なっ、なんてね!って
聞いてるの?プロデューサー――……!?」

未央「し、死んでる……!」


【破】完

【急】に続く

今日の分はこれで終わりです

訂正申し訳ない。以後このようなことがないように努めます

【急】

マッ智ョ絵里「あの……プロデューサーさん……」

モバP「」(どうした?)

マッ智ョ絵里「おはよう……ございます」ムンズ

モバP「」(おう、おはよう)

マッ智ョ絵里「……お仕事いってきます」ノッシノッシ

モバP「」(気を付けてな)

みく「ねこパンチ!」ニャー

モバP「んぐっ――!? っ――はぁ……はぁ……あれ、俺は一体……今、顔は智絵里のままなのに体がポチョムキンばりの
首魁と対話を試みている夢を……一体どういうことなんだみく?」

みく「Pチャンこそしっかりするにゃ! また死んでたよ!?」

モバP「あぁ……どうにも過労で倒れてから魂が死に近くなっちまってな……俺が六週間、夢の世界であったことを
小説にしたら多分売れると思う……しかし残念だ。余白が足りない」

みく「Pチャンしっかりするにゃ!高校生の頃授業中に必死で書き溜めた黒歴史ノートを思い出して!?
一度だって収拾が付いたことがあった!?」

モバP「うああああああその話は今すぐ辞めろ!今すぐにだ!!あぁ背筋が痒いぃ!!」ガリガリガリ

蘭子「業火よ沈め!凍てつくがいいわ!!(私はまだセーフです!セーフなんだからぁ!!)」ガリガリガリ

みく「ほら……Pチャンがそんなんだから、他のアイドルの子達まで不安になる……しっかりするにゃ!」

モバP「……みく……今の俺、そんなに情けないかな?」

みく「智絵里ちゃんに会うたびにしょっちゅう死んでる奴が何言ってるにゃ」

モバP「だよな……ていうか、なんでお前らは智絵里が平気なんだよ……俺いつ粋がるなよルーキーされるか不安で
ならねえよ……まぁおかげでブッパが治ったけどさぁ……」

みく「みくたちからしたらPチャンこそおかしいよ。……智絵里ちゃんはね?
Pチャンが倒れたとき……一番自分を責めたんだ」

モバP「……智絵里が?な、なんで……?」

みく「自分が迷惑掛けたから、情けないからだって……。だから、レッスンを沢山頑張るために、どんなお仕事にだって耐えられる為に、
沢山沢山頑張って……今みたいに、ちょっとたくましくなったんだよ?」

モバP「だからちょっとじゃないんだよぉ!! 二倍に膨れ上がるのちょっとって言わないよぉ!?」

みく「うるさいにゃ!ねこぱんち!!」ブンッ

モバP「ぶべらっ!? ひ……酷い……」ポロポロ

みく「次は鳩尾にいれるよ!」フシャー

モバP「だ、黙るから暴力は止めよう、な?」

みく「……話を戻すにゃ。智絵里ちゃんはね、寝る間も惜しんでトレーニングに励んでたよ。
マストレちゃんからはスポーツドリンクを、真奈美チャンからは筋トレを……
そしてたんぱく質の摂取の為に、のあちゃんから一人焼肉を教えてもらっていた」

モバP「焼肉くらい言えば皆で行くのにのあさん……」ブワッ

みく「ううん。違うよPチャン。一人で行くのが良いんだって」

モバP「わかんねえよ……どうしてそこまでして……」ポロポロ

みく「……皆、大切なものがあるから、頑張れるんだよ……自分を曲げずに、ね?」

蘭子「……」

のあ「……」

未央「……」

モバP「……みく、俺……!」

みく「――えい、ねこパンチ!」ドシャァッ

モバP「っ――!? ちょっ……おまっ……これっ……鳩尾モロに……!!」ウググ

みく「何やってるのPチャン!早く立って!ほら走って!!智絵里ちゃんを追いかけるにゃ!きっと待ってるよ、Pチャンのこと!」

モバP「た、立てない……走れない……お腹痛いよぉ……苦しいよぉ……」ポロポロ

茜「大丈夫!!!元気が在ればなんでも出来ます!!!さぁPさんも!!!レッツトライ!!!!!!」グッ

智香「ファイト☆」

モバP「そんなこと言ったって……」ズリズリ

安斎都「……最後まで、希望を捨てちゃいけない」

モバP「!? 安斎先生……!!」

安斎都「諦めたらそこで試合終了だよ?」

モバP「お、俺……!」

のあ「……人の歩みを止めるのは……絶望ではなく諦観……人の歩みを進めるのは……希望ではなく……意志よ」

未央「プロデューサー! これが終わったら、結婚しようね☆」

凛「うん。未央、ちょっとこっち来ようか」

卯月「プロデューサーさん!未央ちゃんの事は私達に任せて智絵里ちゃんのところ行ってあげてください!」

モバP「ありがとう!皆、それじゃぁ俺、行ってくるよ!そして智絵里を連れ戻してくるから!!」

ちひろ「いやそれはうちの信用にかかわるので普通に送り届けてください」

モバP「はい!」

バタンッ

モバP「智絵里……待っててくれよ!」ダッ

キキィッ

里奈「ちょりーっす☆ のってのって!いっちーさんごあんなーいっ♪」

モバP「いや頭見えてるから走っていくよ」

里奈「さげポヨ……」

モバP「すまんな」タッタッタッタッ

マッ智ョ絵里「……」トボトボ

<オーイチエリー!

マッ智ョ絵里「!? こ、この声……プロデューサーさん……?」

マッ智ョ絵里「どうして……私……プロデューサーさんに嫌われたはずなのに……」ブワッ

マッ智ョ絵里「……プロデューサーさぁん……!」ポロポロ


<プップー


マッ智ョ絵里「!?駄目、信号が赤――!! プロデューサーさんが――危ない!!」


グッ


ドゴォンッ!!


モバP「やべっ、轢かれる――!!」

マッ智ョ絵里「――プロデューサーさん!!」ズザザ

モバP「えっ、智絵里――」ダキッ

マッ智ョ絵里「跳びます!!」ギュッ


ビュンッ――ズダァンッ!!


マッ智ョ絵里「――ふぅ……良かった……間一髪助かった……今度はプロデューサーさんの事……守れました……」ポロポロ

マッ智ョ絵里「プロデューサーさん……今まで……今まで本当にごめんさい……私……プロデューサーさんに迷惑ばかり掛けて、
沢山苦労させて、だからあんなことに……でも、もう安心して、良いですよ……?私、もっと強くなりますから……
プロデューサーさんも、事務所の皆も守れるくらい、強くなってみせますから……だから……ずっと……んっ……
ずっと……側に……私の……側に……――居てくれませんか……?プロデューサー――Pさんっ―――――っ!!」


マッ智ョ絵里「し、死んでる……!」

モバP「一時はどうなることかと」

ちひろ「肉体の回復は早いんですね。事務所戻ってくるときには万全だったようで」

モバP「まぁきらりで慣れてましたから」

きらり「てれるにぃ☆」

みく「何はともあれこれにて一件落着にゃ!」

モバP「だな!」

まゆ「それでぇ、智絵里ちゃんの告白にはなんて答えるつもりなんですかぁ?」ニコニコ

モバP「は?告白??――っと電話だ……はい、もしもし――なんですって!?菜々の居るスタジオが宇宙人に襲撃された!?
こうしちゃいられない!!すぐに行きます!!」

モバP「よし幸子!行くぞ!!」

幸子「えっ?な、なんでボクが?」ガシッ

モバP「行ってきます!」

幸子「ちょっ、ちょっと!?離してくださいプロデューサーさん!!今度はボクに何をさせようって言うんですか!
いい加減嫌ですよ!?そろそろキワモノ路線ではなく本来のカワイイ路線に――ってもう何処触ってんですか!
変態!変態プロデューサー!このっ、畜生プロデューサー!!もおぉっ!!」

幸子「うああああああああああああっ!!」


――三分後。報せが届いたマッ智ョ絵里によって暴徒は見事鎮圧された……。


【急】 完

これにて一旦マッ智ョ絵里シリーズは完結となります……。ご愛読ありがとうござました。

んで、これから外伝を投下しようと思います。一レス二レスなんでよろしければ見てやってください

【マッ智ョ絵里外伝】 ≪シンデレラガールズアームレスリング≫


モバP「アイドル対抗で腕相撲大会かぁ。ちひろさんも面白いこと思いつくなぁ。
でもなんで賞品が俺なんだろう」

真奈美「おや?なんだ、君も出るのか」

モバP「えぇ。まぁ、なんだか賞品が俺の自由みたいなんで。出ても良いって言うなら、出ない訳には行きませんよ」

真奈美「それは残念な報告だ。もしも私と当たった際には、手加減よろしく頼むよ?」

モバP「難しい話ですねぇ……」

真奈美「ふふっ……おっと。どうやらトーナメント一回戦の組み合わせが発表されたようだな。私の相手は――
響子君か……これはまた、難しい相手だな……」

モバP「えっと俺は――ん?チャンピオンって……だ、誰だ……?」

真奈美「なるほど。どうやらちひろ君も本気のようだな」

モバP「どういう意味です?」

真奈美「いやなに、こちらの話さ。それじゃぁ私は向こうのブロックだから」スタスタ

モバP「ちょっと待ってください!その、チャンピオンについて詳しく……!」

真奈美「まぁ……『彼女』とだけ、言っておくよ」

モバP「あっ。一応女の子なんですね……」

真奈美「一応、ね……それじゃぁ、よもや奇跡が起こったら……その時は、手加減よろしく」スタスタ

モバP「……? まぁ良いか。相手が女の子なら万が一にも負けることはないだろう。
伊達や酔狂でスタドリ飲んでいるわけじゃないからな。それじゃぁ俺も自分の会場に行くとするか」スタスタ

未央「さぁ始まりましたシンデラガールズプロダクションアイドル対抗アームレスリング大会!
司会進行を務めさせて頂きますわたくし本田未央と!」

凛「渋谷凛です。よろしく」

未央「はいよろしくお願いしまーす☆  いやぁ、注目第一回戦。プロデューサー……よもやチャンピオンに当たるとは
おもわなんだ!」

凛「ん?チャンピオンって誰?未央知ってるの?」

未央「いやぁ、実は知らないんだよねぇ……有香ちゃんとか?」

凛「あとは木場さんとか……そこらへんかな? あとは搦め手が得意そうなまゆとか」prrr

凛「あれ、さっき切ったはずなのに……非通知?もしもし」ピッ

『聞こえてますよぉ?』バキッ

凛「まぁ、おいおい解かる事だし。続けよう」

未央「う、うん……ね、ねぇしぶりんどうしよう……わ、私のケータイがさ、
なんでか覚えのない着信音でずっと鳴ってるんだよね……こ、怖いよぉ……!」

凛「壊せば良いじゃん」

未央「で、でもこの間替えたばかりで……」

凛「大丈夫だよ。今回の未央のSRなら五百回買い替えてもお釣りがくるくらいの儲けになるだろうから」

未央「そういう切実なこと言わない!」

モバP「お前ら。歓談はそれくらいにして早く紹介してくれよ」

凛「せっかちだね、プロデューサーは。……頑張ってね、応援してるから」

モバP「おう。任せろ」

未央「うわあぁああぁぁっ!!ちょっとなにこれぇ!?どんどん音量が大きくなってくよぉ!!うぅ、南無三!!」バキッ

凛「――さてと、それじゃぁ紹介しようかな……挑戦者、Pさん」

モバP「いまいちやる気ないなぁ。しかも俺挑戦者の役所か?でもまぁ良いか、勝ちまーす」

凛「ふふっ。頑張ってね」

未央「なんか会場でちらほらとあの着信音が――あ、うづきんも?こら!出ちゃダメダメ!捨てなさい!!」

未央「あぁもう!それではお待ちかね!登場して頂きましょう!誰も知らないチャンピオンはこの方!!どうぞ!!」



マッ智ョ絵里「……どうも、緒方……智絵里です」ノッシノッシ



凛「へぇ。智絵里ちゃんか……まぁ、悪くないかな」

未央「最近ちょっとたくましくなったと専らの噂ですからねぇ。でも流石に男のPさんには
役不足じゃないかな☆」

凛「だろうね、頑張ってもらいたいけどそれじゃぁそろそろ二人とも……ってPさん?何してるの?
早く台に着きなよ、皆待ってるんだから……ふふっ。今更怖くなったとか? 男の癖に情けないんじゃないかな?それ。
……?Pさん、ねぇ、聞こえてる?ねぇ、Pさん……卯月、どうしちゃったの、Pさんは……――え……?」

凛「死んでる……?」



<マッ智ョ絵里 不戦勝>
 


【マッ智ョ絵里物語 完結】

これにて完全完結。一刻も早くこの与太話が闇に飲まれることを期待しています

それじゃぁHTML化して寝ますね。さようなら

本音言うとAA作ったところで満足してしまった

良ければ活用してください

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