【ゆるゆり】結衣「イマジナリー」 (84)












結衣「京子、ほら頑張れ。あと少しだから」

京子「ちょ、ちょっと待って結衣、少し休もうよー」



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結衣「あと少し進んだらな?だから、ほら頑張れ」

京子「わかったよ、ふぅー・・・」



結衣(・・・今、京子と私は二人で、徒歩で県境に向かっている)

結衣(通り過ぎる街は、ビルの壁や道路に破壊のあとがあったり、車がひっくり返ってたりして・・・)

結衣(まるで、暴動か何かがあった後みたいだ)



結衣(周りを見渡す限り、人の気配はなし。人どころか、何の気配もなくって・・・)

結衣(・・・昨日、私の家に泊まった幼馴染の京子と二人そろって寝坊して)

結衣(朝、目が覚めたら。世界は、激変していた・・・)


~回想~

(通学路)


結衣「京子、ほら急げ遅刻するぞ!」

京子「ま、待ってよ結衣ー、もうどうせ遅刻確定じゃんよー」


京子「だから、遅刻ついでにゆっくりコンビニに寄ってから行こう!」

結衣「寝坊したやつの言う事とは思えん」



京子「えー、だって私朝ごはん食べてないしー」

結衣「それはお前が悪い。30分も寝坊するんだから」

京子「それは結衣もでしょー?」


京子「・・・って、あれ?コンビニが電気消えてる。やってないの?珍しいー」

結衣「良かった、これで寄らなくってもいいな?ほら行くぞ」

京子「う、うん・・・」



京子「ねぇ、ちょっと結衣。私気付いたんだけどさ。様子がおかしくない?周りの」

結衣「ん?様子?」

京子「さっきから車が1台も通らないんだけど」

結衣「そう言えば・・・」



京子「それに、ぜんぜん人を見かけない気がしてさ。ここに来る途中見かけた?誰か一人でも」

結衣「いや、誰も・・・」

京子「・・・」

結衣「・・・」



結衣「と、とにかく急ごう。学校に着いたらきっとみんな居て」

京子「・・・あ!もしかして」

結衣「ん?何?」

京子「私たち、今日は日曜日なのをうっかり勘違いしてたりしてー」

結衣「んなわけないだろ・・・」


結衣「とにかく、行くぞほら」

京子「あ、待ってよ結衣ー」















結衣(・・・それから、学校に着いたけれど。学校にも誰一人居なくて)

結衣(生徒の誰一人・・・。先生さえも、誰も)

結衣(私たちは、ごらく部の部室に向かった。もしかしてあかりか、ちなつちゃんでも居ないかと思って)



結衣(けど・・・やっぱりというか部室には誰も居なかった)

結衣(けれど、机の上にルーズリーフが1枚あって)

結衣(それには、慌ただしく書かれた様子のある・・・たぶん、あかりの字でたった一言)

結衣(『東京へ』と・・・)



結衣(私たちは、状況が掴めないままとりあえず県境を目指す事にした)

結衣(私たちの寝てる間に、何かがあって。それでみんな東京まで避難したのかも知れない)

結衣(電気は止まっているらしく、電車がホームに止まりっぱなしで。そして携帯も電波が通じなくて・・・)














結衣「・・・さーてそろそろ暗くなってきたし、今日はこの町で休むか」

京子「ちょ、ちょっと結衣、どんだけ歩かなきゃなんないのー?県境までって」

結衣「んー、多分このペースだと・・・あと2日くらい?」

京子「ふ、2日もー?もう、車で一気にビューンって・・・」

結衣「私たち免許ないだろ」



結衣「それに・・・。電気も止まっちゃってるみたいだし。だから、電車も・・・」

京子「うん。スマホ使えないもんね。電波も止まっちゃってて」

結衣「大丈夫、県境を超えたらきっと電気とか通っててさ」

京子「・・・ねぇ、結衣」


京子「一体、何が起こったんだろ?」

結衣「・・・」

京子「私たちが寝てる間に、一体何が・・・?」

結衣「・・・」



結衣「・・・さぁ、わからん」

京子「みんな、無事でどっかに居るんだよね・・・?」

結衣「大丈夫だって。部室に書き置きがあったろ?あかりの字でさ」

京子「そうだよね・・・」


結衣「それに、歩いてる内に救助とか来るかも知れないし」

京子「・・・うん」

結衣「今はとにかく県境目指して進むしかないよ」

京子「うん。そだね・・・」









ザザ......ウ...ロソ......テ.........ザザ...








結衣「・・・よし、この倉庫ドアが開いてる。今日はここで寝るか。
   毛布に使えそうな布は・・・」

京子「ねぇ結衣」

結衣「ん?どうした京子」

京子「何でわざわざ建物の中で寝るの?」

結衣「そりゃあ、外は誰かうろついてるかも知れないだろ」



京子「誰も来ないってー。今まで誰も見かけてないじゃん。だれ一人」

結衣「一応念のためだよ、念のため」

京子「外で寝たらきっと気持ちいいぞー?空いっぱいに星が広がってさ」

結衣「まったく、お前はどうしてそうのん気な・・・」



結衣「いいから寝るぞ。明日も歩くんだから」

京子「結衣はまだ寝ないの?」

結衣「ん?ああ、私は少し起きて見張りをしとくから」

京子「結衣は心配性だねー。そんなんじゃ将来ハゲるよ?」

結衣「いいから寝ろ」


京子「そんじゃ、お先にー。結衣もあんま無理しないでねー」

結衣「ああ、わかったよ」












京子「スゥ・・・」

結衣(・・・京子が、眠ってから約1時間)



京子「・・・う、ううっ」

結衣「・・・」


結衣(京子は、うなされてる・・・)

結衣(怖い夢でも見てるんだろう。そうだよな、急にこんな事になって)

結衣(そして・・・。京子がうなされ始めると同時に)



結衣(『影』が、あたりをうろつき始める・・・)




影「ウ・・・ウ・・・」

影「アア・・・アー・・・」

影「オオ・・・」



結衣(人の形をした黒い影に、目の部分だけが赤く光ってて)

結衣(あまり視力は良くないらしい。だから、こうしてじっとしてれば私たちに気づかないで・・・?)




ネズミ「チュウ」


影「オ?・・・」

影「ウ・・・ウ」



影「ウウーッ・・・」

ネズミ「チュウーッ!」

影「ア・・・アアー・・・」

影「オオ・・・」



「ウー・・・」ガツガツ…

「ア・・・ア・・・」



結衣(・・・)


ズシーン… ズシーン…



結衣(建物の外は・・・。大きな何かが徘徊しているような音が聞こえる)

結衣(窓の外に、人型の『影』とは別の、巨大な象の足みたいのが時々チラッと見えたりするし)

結衣(きっと、建物の中の方が、いくらか安全なんだろう・・・)



結衣(・・・『影』は、明け方近くなると消える。この影は・・・もしかして)

結衣(今、京子が見ている夢と関係があるのかも知れない)

結衣(もしかしておととい、私たちが寝ている間に町じゅうにこれが現れ・・・?)



結衣(・・・京子は、昔から想像力が旺盛だった)

結衣(想像力の強い子は、想像の友達を作ってそれと遊んだりする事があるらしいけど)

結衣(京子の場合、その想像力とか、心の中のイメージが・・・)



結衣(現実に、現れるようになったのかも知れない)

京子「うう・・・」



影「ウウ・・・ウ・・・」

影「ア・・・アア・・・」

影「オオー・・・」



影「アアー・・・?」

結衣(ひっ・・・!)

結衣(だ・・・大丈夫、大丈夫・・・声を立てないで、じっとしてれば見つかりは・・・)



結衣(・・・頼むっ、消えて、早く消えてっ・・・!)

京子「うっ・・・」



影「アアー・・・」

影「ウ・・・ウ・・・」

影「オ・・・オオ・・・」























「・・・結衣、結衣!」

結衣「ん・・・?」



京子「もう朝だよ?出発すんぞー」

結衣「あ・・・ああ、朝・・・」

京子「結衣、目の下にクマが出来てるよー?昨日ちゃんと寝た?」

結衣「あ、うん。寝たよ」



京子「もしかして、ずっと見張りしてたの?もう、いいとこで切り上げて寝なよー」

結衣「うん・・・」

京子「さーて、それじゃっ!今日も一日はりきって歩きますかー!」

結衣「はぁ、お前は朝イチだけは元気なんだから・・・」
























京子「んー、このパンんめぇ!」

結衣「あのな。いくらコンビニが無人だからって持ち出し過ぎだろこれじゃ」

京子「えー?別にいいじゃん。お金だって置いてきたしさ。それにお腹空いてるしー」

結衣「私は何だか悪い事でもしたような気がする・・・」



京子「それにしても、こんな田舎の方まで来るのなんて久々だねー周り田んぼしかないや」

結衣「あー、そうかも。遠足の時くらいか小学校の時の」

京子「ちなつちゃんとあかりとか、綾乃達も一緒なら最高だったろうなー。みんなでピクニックー」

結衣「はぁ・・・お前はどうしてそう遊びに来たみたいに。今はどんな事態かちゃんと」



京子「・・・。私だってさ」

結衣「ん?」

京子「私だって不安なんだ」

結衣「京子?」



京子「ここまで、誰一人見かけないし。テレビもネットも見れないから、何が起きてるのかわからないし」

結衣「京子・・・」

京子「もしかして・・・このおかしな事が起こってるのって、この辺だけじゃなくって・・・」

結衣「・・・」



京子「それに・・・。最近、何だか怖い夢を見るんだ。目が覚めるとよく思い出せないけど」

結衣「夢?」

京子「うん。まっ暗で・・・。けど何か怖いものが追いかけてくるみたいな感覚がして・・・」

結衣「・・・」


ズ…


京子「私は必死に逃げようとするんだけど・・・足が動かなくて・・・怖くて・・・」

結衣「・・・?」

結衣(今、京子の後ろに何かが・・・?)


ズズ…


京子「そのうち・・・。それが・・・どんどん近づいてきて・・・」

結衣(『影』!?ま、まさか・・・京子、目が覚めてても?)



結衣「きょ、京子」

京子「ん?」

結衣「だ・・・大丈夫、大丈夫だって。こんな状況だもの、怖い夢くらい見て当たり前だろ?」

結衣「きっと、県境越えたら全部が良くなるって。だからそうクヨクヨするなよ。頑張ろうな?」

京子「結衣・・・」


スウ…


京子「・・・うん。そうだよね。確かに落ち込んでたって仕方ないもんね」

京子「ありがとね結衣。何だか元気になったよ」

結衣(京子の後ろに一瞬表れたあの黒い影が、消えて行く・・・)

結衣(やっぱりあの『影』は、京子の心の嫌なイメージが形になったもの?)



結衣(もし・・・京子が絶望に満たされて。心の中が嫌なイメージで一杯になってしまったら)

結衣(昼間でも、あの影がそこら中に現れて・・・?)

結衣(だとしたら・・・。少し、急いだ方がいいのかも知れない・・・)
















京子「はぁー、今日は疲れたぁーもうヘトヘトー」

結衣「ほんとに、京子は夕方近くなると急にへたれるんだから・・・」

京子「だって、当たり前でしょー?一日中歩きっぱなしだし。山だから坂道だしさ」

結衣「まぁ、そりゃそうだけど」



京子「それにしても、いいとこあったじゃん。こんな山の中にポツンとホテルー」

結衣「ああ、何とかたどり着けて良かった。距離あったけど」

京子「もう、今日は野宿かと思ったよ。休もうって言っても結衣がせかすんだからさー」

結衣「けど、頑張って良かったろ?」



京子「うん、そだね。屋内プールもあったしさ。うーん、水浴び気持ち良かったー」

結衣「それに、結構距離も稼いだし。これだと明日の午前中には県境に着くな」

京子「よーし、それじゃ今日は油断して思いっきり夜更かししよう!」

結衣「いや早く寝ろよ」








ザ......コ...ロソ......ネ...サ......ザザ...






京子「ちぇー。まぁ、確かに電気来てないからテレビも見れないしー」

結衣「そうそう。起きてたって何もする事ないし」

京子「結衣は、また見張り?もう、誰も来ないってこんなとこー」

結衣「まぁ、一応念のため・・・」



京子「それじゃ、お休みねー。結衣も早く寝なよー」

結衣「ああ、わかった」

京子「・・・ねぇ、結衣」

結衣「ん?」

京子「一緒に寝る?」

結衣「いいから早く寝ろ」














結衣(・・・)

京子「うっ、うう・・・」



影「ア・・・」

影「オオ・・・」

影「ウー・・・」



結衣(京子が眠ると・・・相変わらず、『影』が現れて)

結衣(この影は・・・やっぱり、京子の心の中の投影。だって)

結衣(この中に混じって・・・綾乃や、千歳にそっくりの影を・・・)



結衣(見た気がするもの・・・)

京子「う・・・」



影「ウウー・・・」

影「アー・・・」

影「オ・・・オ・・・」























京子「さ、坂道きっつー、ふぅー・・・」

結衣「ほら頑張れ、この坂を超えたらもう県境だから」



京子「ふぅ、何で、県の境目って山の中とかなのさ-」

結衣「さぁ・・・」

京子「結衣ん家の前が県境だったら良かったのに」

結衣「何でだよ」



京子「そしたらさ、結衣ん家に遊びに行くだけで隣の県に行ったことに」

結衣「喋ってないで行くぞ。ここ超えたら、誰か居ないか探し・・・?」

京子「あ・・・」

結衣「・・・」



京子「・・・」

結衣「・・・」

京子「ねぇ。これって、絶対変だよ」



京子「何で・・・」


京子「何で、道路が途切れてて、こんな断崖絶壁になってるの・・・?」

結衣「・・・」



京子「あ、あははー・・・。これ、向こうがわまで何百メートルあるんだろうねー?」

結衣「・・・」

京子「ゲームだったらさ、ビューンってひとっ飛びで行けるかもねー、あははー・・・」

結衣「京子」

京子「空を飛ぶ魔法、発動!なんてねー、あははー・・・」

結衣「京子、そんな事言ってる場合じゃないって。これからどこか迂回できる所を探し」



京子「・・・。無理だよ」

結衣「京子?」

京子「きっと・・・どこまで行ったって、この断崖がずっと続いてるんだ」

結衣「いや、そんな事・・・」


ズ…


京子「おかしいもの。こんなのって、普通じゃないよ」

結衣(『影』・・・?ま、まずい!)








゙ザ......キョ......コ...ロソ......オ...ネ......イ.........ザザ...





ズズ…


京子「・・・きっと、世界中こうなんだ」

結衣「きょ、京子、大丈夫、大丈夫だから」


ズズ…

「ウ・・・」「ア・・・」


京子「きっと世界中探したって・・・どこにも誰も居なくて・・・!」

結衣「きょ・・・」



結衣「京子っ!」ダキ

京子「ゆ・・・」



結衣「京子。大丈夫。大丈夫だから・・・」

京子「結衣・・・」

結衣「私が・・・必ず京子を安全な場所まで連れてってやるから」

京子「・・・」



結衣「例え、世界中巡る事になったって・・・私は、ずっと京子のそばにいる」

京子「結衣・・・」

結衣「だから、京子。安心して?」

京子「・・・」


スゥ…


京子「うん・・・」

結衣(『影』が、消えていく・・・。京子が安心したから?良かった・・・)

京子「・・・」

結衣「・・・」


バタバタバタバタ.…


京子「ん?」

結衣「この音・・・」

京子「・・・結衣見て、ヘリだ、ヘリが飛んでる!おーいこっちこっちー!やった結衣、助かったぞー!」

結衣「そ、そうか・・・ヘリか・・・」


バタバタバタバタ…


あかり「京子ちゃん!」

ちなつ「京子センパーイ!」



京子「あかり・・・ちなつちゃん・・・結衣ほら見て、あかりとちなつちゃんだ!」

結衣「あ、ああ」

京子「おーい、あかりー!ちなつちゃーん!」

結衣「良かった・・・」




あかり「京子ちゃん!」

ちなつ「京子センパイ!」

京子「あかりー!ちなつちゃーん!」




あかり「良かった・・・京子ちゃん、無事で・・・」

ちなつ「おととい、夜中に急に緊急サイレンが鳴って・・・みんな一斉に県外に避難したんですよ?」

京子「そ、そうだったんだ・・・私と結衣、ぐっすり寝てて気がつかなかったんだな」


あかり「けど、京子ちゃんと結衣ちゃんの姿が見えなくて・・・あかり、書置きするのが精一杯で」

ちなつ「それで、無理言って捜索隊に加えて貰ったんです」

京子「そりゃあ迷惑かけたね二人ともー。なー結衣?」



あかり「え・・・?」

ちなつ「結衣・・・センパイ?」

京子「ん?どうしたの?」


あかり「京子ちゃん・・・一人しか居ないよ?」

京子「え?」



あかり「結衣ちゃん、まだ見つかってなくて・・・京子ちゃんと一緒じゃなかったんだ」

ちなつ「うっ、うっ、結衣センパイ・・・」

あかり「ちなつちゃん・・・」

京子「え・・・」


京子「結衣・・・?」



結衣「・・・」



結衣「・・・」サラ...

京子「え!?」



京子「結衣・・・体が、崩れ・・・どうし・・・」

結衣「京子が・・・もう大丈夫みたいだから・・・」


結衣「私は・・・ここで消えるね・・・」サラ...サラ...

京子「消える!?結衣、どうして!?」



結衣「だって・・・京子も・・・気付いてるだろ?これ、全部・・・」



結衣「京子の・・・想像だって・・・」サラ...サラ...

京子「結衣・・・」



結衣「大丈夫・・・明日・・・普通に学校とか・・・ごらく部で・・・会え・・・」サラ...サラ...

京子「結衣、やだ、消えちゃやだ、結衣!」

フッ

京子「ゆ・・・」



京子「結衣・・・」




京子「結衣いぃーーーーーーっ!」




―――――――――

――――――

―――
――



(京子の部屋)

<キョウコー? ソロソロ,オフロハイッテネナサーイ? キョウコー?



京子「うっうっ・・・」ボロボロ





(結衣の家)

ピンポンピンポンピンポンピンポン


結衣「な、何だ?」



ガチャ

京子「結衣いぃぃーーーーっ!」ダキ

結衣「何だぁ!?」


終わり



京子「・・・そんでね、最後結衣が消えじゃっ・・・うえっ・・・」

結衣「いいから落ち着いて話せ」


本当に終わり

以上でした
読んでくれた方ありがとうございました

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