芳乃「かなり」咲耶「不思議な」静香「クリスマス」 (17)

シャンシャンシャン

仁奈「すーっ、すーっ」

ぴてぃ「ぴーっ!」

イヴ「ふふっ、ぐっすり寝ていますね」

芳乃「穏やかな寝顔でしてー」

智絵里「じゃあ、帰ろうか」

千枝「咲耶さんもよかったですか?」





白瀬咲耶「あ……あぁ……」

大崎甘奈「すっごーい!甜花ちゃん。今、空を飛んでいるんだね!」

大崎甜花「ふ、ふぇ……お空高い……」ブルブル



咲耶(さて、ここまでの経緯を話さなければならないな)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1577285740

クリスマス中にスレ立てができればクリスマスSSということで……いいよね?

こちら、かなり独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします


咲耶(まず、何から話そうか……)

(そうそう、大崎姉妹の誕生会の話から始めないとな)





パンパーン

『お誕生日おめでとー!』

『せーの!』

『はっぴばーすでーつーゆー』

「そばつゆ!」ニュッ

アハハハ



甜花「ふぇ……こんなに大勢からお祝いされるなんて……」

甘奈「うんうん、甜花ちゃんも甘奈も……めーっちゃ嬉しいよっ!」

聖「く、クリスマスだけじゃなくて……私までだなんて……」

芳乃「皆、平等にお祝いされるべきでしてー」

智絵里「そうだねっ」





仁奈「……」

りあむ「?」

…………
……

咲耶「それじゃあ、そろそろ解散の時間かな。」

甜花「甜花……そろそろ……」ネムネム

甘奈「甜花ちゃん、まだ寝ちゃだめだよ」ユサユサ

千枝「あ、でしたら、皆さんは千枝が送りますよ」

咲耶「君がかい?……いや、大丈夫だ。すぐには捕まらないがタクシーでもなんでもあるさ」





仁奈「……」

りあむ「仁奈ちゃん?どうしたのかな?」

仁奈「……仁奈、帰ったらまた一人ぼっちでごぜーますから……」

りあむ「な、なら、今日はぼくのウチに泊まるといいよ」

あきら「# スペース # あるの?」

りあむ「やむ!」


咲耶「一体どうしたのかな?」

智絵里「それが……」





咲耶「ふむ……たしかに、これだけの楽しい時間のあとはどうしても反動が来てしまうからな」

甜花「仁奈ちゃん……かわいそう……」

甘奈「親御さんとかは?ま、まさか……育児放棄とか…」

智絵里「なんでやねん!」エイ、チョップデス

ペチッ

甘奈「痛っ!……違うの?」

りあむ「……出張とかで、他の県まで泊まり込みとか」

甜花「な、なんとか……できないの?サンタさんに頼むとか……」

聖「サンタ……さん?」

シンデレラ一門『それだ!!』

シャニマス一派『??』

シャンシャンシャン

イヴ「それじゃあ、ブリッツェン!」

ブリッツェン「ぶも~」

仁奈「わぁー!サンタのソリでごぜーます!」

りあむ「わ、わ、わ……ぼ、ぼくも乗らないとダメ?」

あきら「# 保護者 # 代わり」

りあむ「うぅ~コワイし高いけど、仁奈ちゃんの為なら……」

ぴてぃ「ぴー?」←最上静香のぷちどる

最上静香「えっと……私は何故、346プロに遊びに来たところを捕まって……」

春日未来「静香ちゃん、何事も経験だよ」

みら「みー!」←春日未来のぷちどる



イヴ「それじゃあ、仁奈ちゃんのお母さんの元へ!」

静香「誰か説明を~」

シャンシャンシャン

シャンシャンシャン

仁奈「うわ~サンタの気持ちになるですよ~」

りあむ「タカイ……コワイ……」ガタガタ

静香「これは夢……終わらない夢……」ブルブル

イヴ「それで、仁奈ちゃんのお母さんはどちらに?」

芳乃「今、気配をー」ムムーン



「あちらへー」

イヴ「じゃあ、ブリッツェン。いきますよ!」

ブリッツェン「ぶもー!」

――某所高層ビル最上階

仁奈母「うー……やっと終わった」セノビー

「もうこんな時間……仁奈、ごめんね」

「もうちょっとしたら、あの人も帰ってくるし、またみんなで……」



シャンシャンシャン

仁奈母「あら?鈴の音?……って、ここ最上階よね?」

ママー

仁奈母「幻聴かしら……仁奈の声が聞こえるわ」

「ママー」

仁奈母「やだ……仁奈のことばかり考えていたから、とうとう幻まで」

仁奈「幻じゃねーですよ!仁奈は仁奈でごぜーます!」

仁奈母「えっと……?」



芳乃「さすがに普通は驚愕しましてー」

イヴ「ですね~」

――事情説明

りあむ「というわけで……仁奈ちゃんを」

仁奈母「……今だに信じられないけど、仁奈の温もりが本物だから疑うわけにはいかないわね」

仁奈「ママはあったけーでごぜーます」スリスリ

仁奈母「もぅ……この子ったら」





未来「いつもより甘えているみたいだね」

静香「あの歳ならまだ甘えたいざかりだからね……今日は特にかも」

ぴてぃ「あーころころ」

みら「みー?」


仁奈「すーっ、すーっ」

イヴ「寝ちゃいましたね」

りあむ「カワイイ寝顔だね」

芳乃「それでは、帰投いしましてー」

仁奈母「……ありがとう。明日にも帰るから、もう少し頑張ってと伝えてもらえるかしら」

りあむ「わかりました……じゃあ」

仁奈母「それよりアナタ……テレビで見るより余程しっかりしているわね」

りあむ「い、いや、そんなことは……」

仁奈母「よく話してくれるのよ。『りあむおねーさんが』って……まだ小さいからご迷惑をかけているよね?」

りあむ「いえ!好きでやっていることだから……その……」

仁奈母「ふふっ……また、お願いしますね」

りあむ「っ、はい!」



仁奈「くーっ、りあむおねーさんもママも仲良くでー」

仁奈母「まぁ……」

シャンシャンシャン

イヴ「それではー」

静香「とりあえずうどんどうぞ」

ぴてぃ「ぴー」

仁奈母「あ、ありがとう……」

芳乃「それではー、ありがとうございましたー」

仁奈母「こちらこそ……」

イヴ「しゅっぱーつ!」

シャンシャンシャン





仁奈母「……さぁ、明日まで頑張れるわね」

「本当。あの事務所でよかった…………ありがとう。そしてお願いします」

シャンシャンシャン

甜花「ふぇ……帰って来たよ」

甘奈「……誰もソリが空を飛ぶだなんて…疑問に思わないのかな」

シャンシャンシャン

イヴ「とうちゃーく」

咲耶「おかえり。あと、お疲れ様。何か食べていくかい?」

イヴ「わぁ……喜んで!」

ブリッツェン「ぶもっぶもっ!」


甘奈「普通のソリだねぇ」

甜花「これがサンタのソリ……すごい。本物だ」

千枝「そういえば、昨日由愛さん達が乗ったって行ってましたね」

智絵里「そうなんだ?」



由愛『す、すごい綺麗でした……』

小春『ヒョウくんもびっくりですよ~』

七海『魚の雨はああやって降ってくるのれすね』



千枝「って」

智絵里「最後」


イヴ「よかったら、皆さんも乗りますか~?」

甜花「え?……いいの?」

甘奈「うわぁ……本当?」

聖「サンタさんは……嘘はつかないよ」

咲耶「いいじゃないか。とてもいい経験になると思うよ」

イヴ「そちらの方もどうぞ~」



咲耶「……え?」

シャンシャンシャン

咲耶(というわけだ……あの時の私は相当まぬけな顔をしていたに違いない……)

甘奈「わぁ~すごいすごい!」

甜花「な、なーちゃん……落ちちゃうよ……」



咲耶「……あの人に見られなかったのは不幸中の幸いとすべきか」

「……では、空の上から」



Merry X'mas for you



and

HAPPY BIRTHDAY MOCHIDUKI HIZIRI & OOSAKI TENKA & OOSAKI AMANA


――このあと、うどんをおいしくいただきましたとさ

おわり


はい、というわけでクリスマスらしく由愛……夢のあふれるお話でした

本当は、ありすも一人ぼっちにして混ぜたかったけどね



では、皆様にブッシュドノエルとパネトーネを

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom