【デレマス】お城のような建物で (10)
――都内。某ホテルにて
夕美「プロデューサーさん……大好き」ハァハァ
夕美P「うん……ごめんな。今まで我慢させちゃって」
夕美「いいの……むしろ我が儘ばっかり言っちゃって」
夕美「こんな所に……」
夕美P「いや、これは男が責任を取るべき問題だ」
夕美P「だから……もしもの時は結婚しよう」
夕美「……うんっ!」
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夕美P「じゃあ、見つかったらまずいから……」
夕美「うん。こっそり……」
ギィ……バタン
夕美「えへへっ」ギュッ
夕美P「何だ。急に甘えん坊になっちゃって」
夕美「だって嬉しいんだよ」
夕美P「うん……でも、まだ表を堂々と歩けるわけじゃないから」
夕美「わかってるよ……大丈夫だもん」
夕美P「うん」
夕美「あ、エレベーターが来てるよ。早く早く!」
夕美P「おいおい、走ると……」
ギィ
夕美「きゃっ!」
夕美P「大丈夫か?……あ、すみません」
?「いえ、こちらこそ……あれ?」
?「どうした、美波?」
?「あ、あ、あ……プロデューサーさ……ん」
夕美「どうしたの?プロデューサーさん?」
美波「って、夕美ちゃん?!」
夕美「嘘……美波ちゃん!?」
美波P「……気まずいな」
夕美P「……出るとこってことは……つまり」
美波P「そっちこそ……」
夕美P「つらいな……」
美波P「あぁ……」
夕美「と、とりあえず外に出ようよ!」アセアセ
美波「そ、そうですね……」
コツコツ
夕美P「やばっ!誰か来る!」
美波P「美波っ!隠れるぞ!」
?「うっきゃー!Pちゃん、キモチよかったよ☆」
四人『ん?』
きらりP「こ、こら、きらり。あまり大声を出すんじゃない!」
きらり「ごめんなさいにぃ……いつもは声を我慢しているから……」
きらりP「あ、あぁ……いつも我慢させてすまない」
きらり「うぅん……Pちゃんが悪いわけじゃないから。きらりが強引にしちゃったから……」
きらりP「そんなことはない!俺はきらりを」
チョンチョン
きらりP「あ、すみませ……っ!?」
美波P「よっ」
夕美P「あははは……」
きらりP・きらり『』
?「はて、何かにぎやかどすな?」
?「紗枝、こっちは寄らない方がいいかも」
六人『まさか』ヒョイ
紗枝P「あ」
紗枝「」
紗枝「ち、ちがうんどす!Pさんとご飯に呼ばれて……その疲れたから休憩をしていただけで――――」
きらり「紗枝ちゃんもキモチよかったにぃ?」
紗枝「うちのPさんは、なかなか強引どす――」
紗枝「」
夕美「……泣いていいよ」
八人『あは……あははは……』
?「プロデューサーさん、ここのいちごのデザート意外においしかったですけど、私にクリームを塗るのはいかがなものかと」
?「フフーン。カワイイボクが愛されているのはよくわかりました。だからって……縛らなくても」
八人「――――――っ!?」
夕美「もぅ、今日はなんなんなのーっ!」
~Fin
以上です
ちょうど、キュート二人にパッション二人にクール二人なんで……ね
とりま、皆さんおめでとう
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