凛「で、夕美はのろけ話がしたいの?」 (68)
モバマスSSになるよ
凛「で、夕美はモバPさんとどこまでやったの?」 の続き
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相葉夕美(18) フラワーガール
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夕美「えっ!?」
凛「違うの?」
夕美「え、ええっと」
凛「すごく話したそうな顔してるけど」
夕美「う……」
夕美「……違わない、です」
凛「はぁ……」
夕美「……こういうのって、鬱陶しい?」
凛「別に?」
夕美「でも、溜息…」
凛「今のは心の準備してただけ」
夕美「準備……?」
凛「うん。例えば、ケーキを渡されたとするでしょ」
夕美「えっ?」
凛「クリームがたっぷり乗ってるやつを、1ホール丸々」
夕美「……?」
凛「カロリーが気になるよね」
夕美「うん?」
凛「食べるなら覚悟しなきゃ」
夕美「確かに、そうだけど」
凛「つまり、そういうこと。いいよ、聞くよ。うん」
夕美「えっ、あ、うん」
凛「で、何?」
夕美「えっとね……ふふふっ♪」
夕美「見て見て、これ!」
凛「ネックレス?……あ、やっぱり花なんだね。買ったの?」
夕美「ううん、Pさんからっ♪」
凛「ああ、そういう……ふーん。いいセンスだね」
夕美「だよねっ!」
凛「この花、なんだっけ」
夕美「ベゴニア。ふふ、かわいいよね……えへへ」
凛「あ、そのまま」
パシャッ
夕美「えっ?」
凛「うん。いい感じにだらしない顔」
夕美「えっ、ちょっと、消して、消して!」
凛「ダメ。今回のお代」
夕美「えっ」
凛「ほら、幸せ最高潮って顔してる」
夕美「あはは……け、消して?」
凛「ダーメ。使い道ありそうだし」
夕美「つ、使い道って」
凛「痴話喧嘩の仲裁とか」
夕美「……誰の?」
凛「さあ?でもそのうちあるでしょ」
夕美「……ないもん」
凛「喧嘩するほど仲がいいって言うし」
夕美「う」
凛「まあ私が一切気にしなくていいなら消すけど?」
夕美「……」
凛「で、何、ベゴニア?」
夕美「あっ、うん、そうそう」
凛「また花言葉絡み?」
夕美「うんっ!『愛の告白』なんだ。……ふふ♪」
凛「へぇ。直球だね」
夕美「ね!ふふ、こういうの、Pさんからは初めてで……えへへ」
凛「花言葉込みでの贈り物かは聞いた?」
夕美「えっ?」
凛「『夕美だしとりあえず花あげとけばいいか』みたいなノリかも」
夕美「え、ええっ!?そんな、えっ、」
凛「……ごめん、冗談。そんな泣きそうな顔しないで」
夕美「で、でもよく考えたら、何も聞いてないし」
凛「花言葉込みで受け取ってくれてたんだから、逆でも然りだよ」
夕美「……だ、だよね。ふふ」
凛「いつもらったの?」
夕美「昨日ね、帰りの車でこそっと」
凛「こそっと?」
夕美「うん。乗ろうとしたら助手席に箱が置いてあって、Pさんの字で『夕美へ』って」
凛「直接渡せばいいのに」
夕美「でも、ほら、一応……ね?」
凛「一応で済む仲じゃないでしょ」
夕美「う……そ、そう、だけど」
凛「変なところで回りくどいよね」
夕美「あはは……」
凛「似た者同士なんだろうけど」
夕美「そう、かな?えへへ」
凛「……ね、夕美」
夕美「うん?」
凛「なんか肌荒れてない?」
夕美「えっ?……そ、そんなこと」
凛「寝不足でしょ」
夕美「う゛……凛ちゃん、鋭い……」
凛「……何、やっぱりそういうアレなの?」
夕美「う、うん……その、昨日はそれであんまり寝れなくて」
凛「……そっちはちょっと聞きたいかも」
夕美「あんまり夜更かしはしないように気を付けてるんだけど」
凛「でも夜じゃないと無理でしょ」
夕美「……じ、実は、今朝も、ちょっと……」
凛「……は!?朝も!?」
夕美「えっ、あ、あれ、そ、そんなに変?」
凛「変って、いや、そうじゃなくて……」
夕美「……だって、嬉しかったんだもん」
凛「嬉しいと朝も、なの?」
夕美「うん……つい」
凛「つい、って」
夕美「だって、ほら、ね?」
凛「……夕美ってさ、結構こう、予想外のすっ飛び方するよね」
夕美「うっ……そんなことないもん。……たぶん」
凛「初めてPさんとしたときもそうだったんでしょ?」
夕美「そ、それは今関係ないよっ!」
凛「してることは同じでしょ」
夕美「えっ?」
凛「いくらなんでも、嬉しいからって朝からは…」
夕美「……さ、流石に朝から、その、したりは、ないよ?」
凛「……え?」
夕美「昨日の夜も、ネックレス眺めてたら嬉しくて寝れなかっただけで」
凛「…………」
夕美「Pさんと、その、してたわけじゃ……」
凛「………………」カァッ
夕美「あ、あはは、凛ちゃんったら」
夕美「私そんな、ひゃっ」
ツン ツン
凛「夕美は脇腹、弱いよね」
夕美「ひゃ、あはっ、ちょ、凛ちゃん、やめ、やめて、あははっ」
凛「初体験の話」
夕美「あはっ、なに、ちょっと、やめてってば、ふふっ」
凛「そういえば聞いてなかったっけ」
夕美「ひゃっ、やめ、ほんとにそこ弱い、あははははっ」
凛「話してくれるまでつつくから」
夕美「ひゃ、きゃっ」
凛「話す?」
夕美「えっ、それは、」
凛「話すでしょ」
夕美「きゃ、ちょっと、凛ちゃん、やめ」
凛「話すの?」
夕美「っ、は、話す、話すからっ」
凛「よし。じゃあ、どうぞ」
夕美「はぁ、はぁ……」
凛「夕美、結構くすぐったがりだね」
夕美「昔っから弱くて……」
凛「くすったがりの子は感度がいいんだって」
夕美「えっ?」
凛「で、初体験。はい」
夕美「……えっと、内緒、ね?」
凛「したことも泣いたことももう知ってるんだし。今更でしょ」
夕美「でも」
凛「人に言ったりしないから」
夕美「うぅ……」
凛「なんだっけ。車で夕美から誘ったんだっけ?」
夕美「そ、それだとまるで車の中でしたみたいに」
凛「うん、ホテルで一緒に泊まりたいって言ったんだよね」
夕美「う、うん…」
凛「で?反応は?」
夕美「その……すごくびっくりされた」
凛「まあ、だよね」
夕美「でも、『ダメ』とは言われなくて」
凛「へぇ」
夕美「Pさんも迷ってる感じだったの」
凛「うん」
夕美「だから、もう一押しかなって思って」
夕美「それで、その、『お願い、します』…って」
凛「……言ったの?」
夕美「……言った」
凛「うわ」
夕美「う、うわって」
凛「え、いや、そのさ……うん、ね?」
夕美「……な、何?」
凛「うん。夕美、やるね」
夕美「そ、そう?」
凛「誘った後に『お願いします』って、ダメ押しにも程があるでしょ」
夕美「…………」
凛「断れないよね、それ」
夕美「~~っ!!」
凛(あ、耳真っ赤になった)
夕美「わ、わ、その、私はね、そんなつもりじゃ」
凛「よしよし。さすが夕美だね」
夕美「さ、流石って、私は」
凛「雰囲気ばっちり、状況もばっちりからの乙女全開。完璧」
夕美「別に狙ってやったわけじゃなくてね、」
凛「大好きだからね。仕方ないよね」
夕美「そ、そうだよっ!」
夕美「だって、本当に奇跡みたいだったんだもん」
凛「片思い上等だったし?」
夕美「そう!だから信じられないくらい嬉しくて!」
夕美「花もね、すっごく大事に愛でてくれててたの」
凛「そんなに」
夕美「そんなに!本当に愛情がこもった押し方だったの!」
夕美「あんなに大切にされるなら、私も花になっちゃいたいくらい…」
凛「っ、ぶふっ、何それ」
夕美「ほ、本当だよっ」
凛「で?『お願いします』の後は?」
夕美「……Pさん、すごく驚いた顔してた」
凛「返事はどうだったの?」
夕美「……『じゃあ、一部屋で』って」
凛「おぉ……ってまあ、そうだよね」
夕美「そ、そしたら、なんかもう何も考えられなくなっちゃった」
凛「ドキドキだ」
夕美「うん……だってこれから、しちゃうんだって考えると」
夕美「今日の下着どんなのだっけとか、手入れ大丈夫かな、とか」
凛「うん、うん」
夕美「でね、ホテルの部屋に入ったら、Pさんが先にシャワー入るように言ってくるでしょ?」
凛「まあ、うん」
夕美「それで体洗って一息ついたら、さらにわーってなっちゃって」
凛「わーって?」
夕美「あと数分後には、って考え始めるともう」
凛「……夕美ってアレだね」
夕美「アレ?」
凛「結構むっつりだね」
夕美「……ち、違うよっ!本当にドキドキでぐるぐるだったの!」
凛「フラワーガールだもんね。愛されるために誘います、って感じ」
夕美「違うからーっ!!」
凛「なのに初心なんだから」
夕美「うう……精一杯だったんだもん」
凛「勇気あるよね」
夕美「……私もあんな勇気、出るとは思ってなかったよ」
凛「で?ちゃんと、したんでしょ?」
夕美「うん……」
夕美「えっと、入れ替わりでPさんもシャワー浴びて、そのあとね、」
凛「うん、うん。詳しく詳しく」
夕美「う……ま、まずね、どうやって待ってたらいいかわからなくて」
凛「普通に座って待ってればいいんじゃないの?」
夕美「服着て?」
凛「……着ない理由なくない?」
夕美「う゛……」
凛「え、何、脱いで待ってたの?」
夕美「だ、だってほら、ドラマとかだとよくあるでしょ?」
凛「まあ、うん、あるけどそれはさ……」
夕美「あああああ……変だったのかな……」
凛「……バスタオル巻いて待ってたとか?」
夕美「……」
凛「……え、裸?」
夕美「裸……」
凛「ベッドで待ってたの?」
夕美「シーツにくるまってた……」
凛「……」
夕美「……や、やっぱりおかしかったのかな」
凛「いや、うん」
夕美「う、うん?」
凛「なんか『お待ちしていました』って感じだよね。私だったらできないかな」
夕美「うあああ……やっぱり……」
凛「男の人なら嬉しいんじゃない?そういうの。うん」
夕美「……ううう」
凛「逆にほら、1枚1枚脱がされるよりマシでしょ」
夕美「……確かにそうかもしれない、けど……」
凛「Pさんの反応はどうだったの?」
夕美「シャワーから出てきて、目が合ったら『ふふ』って感じで笑われた……」
凛「うん。その気持ち、わかる」
夕美「……どんな?」
凛「『無理しちゃってかっわいいなぁ』」
夕美「……」
夕美「そ、そんなことないない、ないよ、あはは……」
凛「ベタベタに可愛がられたでしょ、そのあと」
夕美「……う」
凛「うん?」
夕美「……可愛がられた、かも」
凛「だよね」
夕美「包まってるシーツの上から、ぎゅーってされて」
凛「うん」
夕美「そのままなんかじゃれてたんだけど」
凛「じゃれてたって?」
夕美「最初はこう、後ろからPさんが抱き着いてきて。ちょっとお話しながら、ぺたぺた触り合ったり」
凛「話してたなら、そのタイミングで言うこと言えたんじゃないの?花言葉のこととか」
夕美「う……そうなんだけど、その時は全然そんなこと頭に浮かばなくて」
夕美「それにだんだん恥ずかしくなってきて……だから、うん、ちょっと間違えちゃって、ね」
凛「……間違えた?」
夕美「その……『するなら早くしよ』みたいなこと言っちゃった」
凛「うわ」
夕美「あはは……」
凛「それは、うん。なんかアレだね」
夕美「……ダメだよね」
凛「ムードもへったくれもない一言」
夕美「反省してるもん……」
夕美「でも、それ言ったらもう完全にそういう雰囲気になってきて」
凛「うん、うん」
夕美「キスして、こう、Pさんも一緒に、シーツの中に入ってきたの」
凛「うん」
夕美「それでしばらくPさんが、その、いろいろ触ってたんだけど」
凛「いろいろって?」
夕美「その……うん、ほら、ね?」
凛「いろいろって?」
夕美「で、ね!!それで、結構気がまぎれたというか、ほぐれてきたから、大丈夫かなって思って」
凛「何が?」
夕美「で、でもこう、いざ、ってなったらね、またわーってなっちゃって……」
夕美「……Pさんもすごく優しくしてくれたんだけど……その、痛くて」
凛「……まあ、そればっかりは、ね」
夕美「それで、してる最中、ずっと泣いちゃってて」
凛「そんなに痛かったの?」
夕美「だ、だって体の中に入っちゃうんだよ!?」
凛「そうだけど……あー」
夕美「……?」
凛「ずっと悶々考えてるから、必要以上に緊張しちゃったんだ」
夕美「……かも」
夕美「それで私が泣きっぱなしで、Pさんも申し訳なさそうな感じになっちゃって」
凛「あー……ああー……」
夕美「終わった後も私泣いてて、Pさんが背中さすったりしてくれたんだけど」
凛「……悪くないじゃん。だけど?」
夕美「なんか、そのまま寝ちゃった……」
ベシッ
夕美「あたっ」
凛「あっ」
夕美「うう……」
凛「ごめん、つい」
夕美「私も悪かったと思ってるもん……」
凛「そこはさ、上手くできなかったけど大好きですみたいなピロートークするとこでしょ」
夕美「だ、だよね……」
凛「する前に変なこと言ったのも全部清算できたかもしれないのに」
凛「……で?朝は?」
夕美「……気まずくなっちゃって、話そうとしてもぎこちなくて……」
凛「はぁ……無理するから」
夕美「……ごめんなさい」
凛「いや、私に謝られても」
凛「でも、今は上手くいってるんでしょ?」
夕美「うんっ!えへへ、凛ちゃんのおかげ!」
凛「まあ、乗りかかった船だしね。最近はどうしてるの?」
夕美「ふふ、たまにデートしたりしてるよ♪」
凛「仕事の後とか?」
夕美「そうそう!外に遊びに行くのは難しいけど、お部屋デートとか」
凛「へぇ?」
夕美「あっ、この間ね、Pさんの部屋にプランター置かせてもらったの」
凛「うちで買っていったやつ?」
夕美「そう!それでちょくちょくお邪魔して、手入れしてるんだ♪」
凛「早速部屋に遊びに行ける口実作ったんだ。夕美、やっぱやり手だね」
夕美「え、ち、違うよっ!?私は単にPさんがガーデニングに興味もってくれてるのが嬉しくて」
凛「へえ?全然そういう側面はないんだ?」
夕美「うっ……」
凛「うん?」
夕美「ある、かも……」
凛「うん」
夕美「……水やりとか、ちょっとした理由つけてお邪魔させてもらってます……」
凛「で、2回目はチャレンジした?」
夕美「え?」
凛「Pさんと」
夕美「……?」
凛「初めてのとき以降」
夕美「……えっ、あ、えっと」
凛「うん?」
夕美「……し、した」
凛「結果は?」
夕美「……その、自粛しましょう、ということになりました」
凛「……何それ。またダメだったの?」
夕美「ううん……むしろ逆」
凛「逆?どういうこと?」
夕美「えっと、2回目のとき、Pさんの部屋だったんだけどね」
凛「うん」
夕美「その日はPさんも午前で仕事終わりだったし、そういう約束してて」
凛「羨ましい」
夕美「午後ずっと空いてると時間もあるから、これってもしかして、みたいな、ね?」
凛「まあ、そうだよね」
夕美「で、その時はPさん、私が緊張しないようにいろいろ用意してくれてて」
凛「用意……?」
夕美「うんっ!ハーブティー淹れてくれて、一緒に昔の写真見たり。すごく和やかだったの」
凛「あ、そういうのね」
夕美「……?」
凛「なんでもないよ。で?」
夕美「私もそのときはもう、するつもりでPさんの部屋に行ったから、準備はばっちりだったし」
凛「……うん」
夕美「Pさんも優しくて、すごくリラックスしてたの」
夕美「だからそういう雰囲気になったら、今度は全然緊張とかなくて」
夕美「……それで、ね?」
凛「うん」
夕美「すごかった……」
凛「……へえ?」
夕美「なんかね、もう、何しても気持ち良いの」
凛「うん。その辺、詳しく」
夕美「……最初はね、普通にお話してたら、目がふっと合って」
凛「うん、うん」
夕美「どっちからってわけでもなく、キスしたんだけど」
凛「」ゴクッ
夕美「もうその時点で熔けそう」
凛「……うん」
夕美「頭の中も体の芯もね、こう、チョコみたいに、とろーんって」
夕美「それでね、初めての時は言えなかったから、いっぱい、いっぱい『好き』って言って」
凛(夕美らしい、けど)
夕美「Pさんも少し恥ずかしそうだったけど、好きだよって言ってくれたの」
凛(……これ聞く方も結構恥ずかしい)
夕美「それで、その、したら……すごくて」
夕美「初めてのときは『なんでこんなことするんだろう』って思っちゃうくらいだったのに……」
凛「うん、その辺もうちょっと詳しく」
夕美「えっ、そ、それは、えっと……ね?」
凛「うん」
夕美「その、あ、普通、普通だよ?」
凛「普通ね。普通に何回くらいしたの?」
夕美「え、ええっと、何回かな……」
凛「数えられないくらい、と」
夕美「ち、違うよっ!?そういう意味じゃなくて、えっと、1、2、3、あと……」
凛「3回以上?元気だね」
夕美「えっ!?そ、そうなの?」
凛「午後からお部屋デートして、3回以上したら結構お盛んな方でしょ」
夕美「……うう……」
凛「ほら、もっと詳しく」
夕美「…………うぅ……許して……」
凛「じゃあ何がそんなに良かったのかだけ」
夕美「……距離が」
凛「うん?」
夕美「Pさんとの距離が、全然ないのが、よかった」
夕美「こう、密着して、好きって言って、好きを行動で示して」
夕美「Pさんがそれに応えてくれるのが、すごく幸せで」
凛(……乙女だなあ)
夕美「それで、した後にもちょっとベタベタしてたんだけど」
凛「あ、ベタベタしてる時は自覚あるんだ」
夕美「……だって前はそういうのできなかったもん」
凛「まあ、確かに。で?」
夕美「すごかったね、とかいろいろ話してて。すごく幸せだったんだけど」
凛「相性いいんだろうね。2回目でその調子だと」
夕美「う、うん……そういう話もちょっとした」
凛「で?自粛?」
夕美「うん……お互いに溺れちゃうのはまずいよね、ってことで」
凛「まあ、そうかもね。長続きするといいけど」
夕美「が、頑張る……」
凛「頑張れそうなの?」
夕美「えっと……うん。最近はちょっとあの温度が恋しいなーって思うこと、あるけど」
夕美「でもね、お互いに無茶はできないし、仕方ないかな、って」
凛「……ふーん」
凛(これアレだね、我慢が裏目に出て更に溺れるパターン)
夕美「折角凛ちゃんのおかげで上手くいってるんだし、頑張るよっ♪」
凛「……うん、そうだね。頑張って」
夕美「はいっ♪」
凛「今日は何か買ってく?」
夕美「うーん……あっ、栄養剤ある?」
凛「あるよ。何、通い妻する用?」
夕美「あはは……うん。明日早速持っていこうかな」
凛「デレデレしちゃって」
夕美「えへへ」
凛(……明日、ね)
[翌々日、事務所]
夕美「おはようございまず……」
凛「おはよ……どうしたの夕美、声すごいけど」
夕美「……うん、ちょっと」
凛「風邪?」
夕美「……ね、凛ちゃん」
凛「うん?」
夕美「Pさんに何か言った?」
凛「え?まあ、今日は挨拶くらいだけど」
夕美「そうじゃなくて」
凛「?」
夕美「昨日は?」
凛「ごめん、何のことかわかんない」
夕美「こ、この間話したアレのこと!」
凛「アレ?」
夕美「その、自粛の話!」
凛「……どうかしたの?」
夕美「き、昨日大変だったんだよ!?」
凛「大変?」
・・・
・・
・
[きのう]
ドサッ
夕美「きゃっ、えっ、あ、えっと……んっ」
夕美「あ、あれ?」
夕美「Pさん、こういうのはしばらく無しって、この間」
夕美「……ね、ホントに、するの?」
夕美「あ、嫌ってわけじゃなくて、でも、えっ、ちょっと、Pさん、Pさんってば」
・
・・
・・・
凛「へぇ。うん、まあそういうこともあるよね」
夕美「凛ちゃん本当に何も……?」
凛「私はちょっとあれだよ、懸念を示しただけ」
夕美「や、やっぱり!?」
凛「押し倒すようにまでは言ってないし」
夕美「えっ、でもやっぱり凛ちゃんが」
凛「でも夕美もNOって言えないわけじゃないでしょ?」
夕美「えっ……あ、えっと」
凛「大変だったね。声が掠れるまでって何回くらい?」
夕美「…………い、いっぱい」
凛「そうなんだ。よかったんじゃないの?」
夕美「き、気持ちよかったけど」
凛「あ、ううん、そういう意味じゃなくて……やっぱいいや」
夕美「……」
凛「うん、で?『気持ちよかったけど』?」
夕美「うぅ……」
夕美「…………勘弁してください……」
 ̄ ̄ ̄二二ニ=-
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_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' d⌒) ./| _ノ __ノ
相葉ちゃんに暴露話させたいだけだった
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