男「安価でループを抜け出す」 (4)
チュンチュン……
男「……ん?」
目が覚めて身体を起こすと、何故か違和感があった。
何というか、自分が自分じゃ無いみたいな。
おかしな感覚を残したまま時間を確認しようとスマホを見ると、その違和感の尻尾が見えた。
男「日付、おかしくね?」
日付がおかしい。
日付が、変わってない。
自分の記憶が確かならこの日付は昨日の物だ。
スマホの故障も考えたが、ニュースサイトも、SNSも見覚えのある話題を取り上げていた。
男「……俺、ループしてるのか?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1579192330
男「なんだ、これ?どうなってんだよ……」
寝起きの回らない頭で必死に考えるが、時間が過ぎるばかりで何も具体的な事が浮かばない。
そんなことを考えていると、学校に向かわなければいけない時間になった。
男「仕方ねぇ、とりあえず学校行ってみるか……」
制服に着替え、家を出て通い慣れた通学路を歩く。
さて、もし俺が本当にループしているなら、そろそろ後ろからアイツが俺に声を掛けてくるはずだが……
友「おーす、男」
男「……おーす」
友とどんな話をするか>>4
お前もループしてるのか?
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