一日目・かれひかまひ部屋


真矢「お邪魔します」

華恋「ようこそ～私達のお部屋へ！」

ひかり「早速お菓子でも食べましょうか」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

まひる「あぁっ、またこぼして……」ﾌｷﾌｷ

真矢「むっ、感心しませんね神楽さん。舞台少女たるもの礼儀作法も習得せねばなりませんよ」ﾌｷﾌｷ

真矢「このお菓子はこうやって食べると零れにくいです」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ひかり「ふむ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

真矢「このクッキーはこうかじると良いでしょう」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ひかり「なるほど」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

真矢「次にこの形のケーキは……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

華恋「真矢ちゃんは立派だねぇ」

まひる（すごい！真矢ちゃんが居るだけで二人が矯正されていく！助かるなぁ）


晩御飯


ひかり「お菓子食べ過ぎて晩御飯が入らない……」

華恋「私も……」

真矢「私もです……」

まひる「ダメだこりゃ」

二日目・じゅんなな部屋


真矢「お邪魔します」

純那「いらっしゃい、天堂さん」

なな「今日は真矢ちゃんが来るから、バウムクーヘンを焼いてきたよ～」ﾎｶﾎｶ

真矢「This is とっても美味しいです！」ﾍﾟｯﾍﾟｶｰ

なな「ふふっ、おかわりもあるよ～」

真矢「……美味しいです……」ﾎﾟﾜｰ

純那（ななも料理を美味しく食べてもらえて嬉しそう……料理好きと食いしん坊。この二人って、実はとっても相性がいいんじゃないかしら？）


晩御飯


真矢「食べ過ぎて晩御飯が入りません……」

純那「何でそこまで食べつくすのななも食べさせたの！」

なな「ごめんなさい……」ｼｭﾝ

純那（この二人……一緒にするのは危険ね）

三日目・ふたかお部屋


真矢「お邪魔します」

香子「お、ほんまに来た」

双葉「おー……なんだ、主席が部屋に居るって思うとなんか落ち着かねぇな」

真矢「そのように感じることはありません。どうぞ、いつものように振舞ってください」

双葉「いつものように、っつってもなぁ……」

香子「とりゃーっ」ｺﾁｮｺﾁｮ

双葉「はっ！？あはっ、ちょっ、こら香子、何しやが、あははっ！」

香子「双葉はんの『いつも通り』ゆうたら、うちにいたずらされとるんがお似合いどす～」ｺﾁｮｺﾁｮ

双葉「こっ、この、あははははっ……んっ♡」

香子「！？」

双葉「あ……」

香子「な、なんか……すんまへん」ｶｧｧ

双葉「……謝んなよ……」ｶｧｧ

真矢（私は何を見せられているのでしょう）


晩御飯


真矢「いただきます」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

なな「真矢ちゃん、今日はちゃんと晩御飯食べれたね」

真矢「まぁ……別の意味でお腹いっぱいではあるのですが……」

純那「？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

四日目・クロディーヌ部屋


真矢「ということで……どの部屋もあまり馴染めませんでした」

クロ「ふーん……」

真矢「やっぱり、私はクロディーヌと二人でいるのが一番落ち着きます」

クロ「……あっそ」ｶｧｧ

真矢「それではもう夜ですし、一緒に寝ましょうか」

クロ「は、はぁ？同じベッドで寝るの？」

真矢「床で寝ましょうか」

クロ「あの天堂真矢の奇跡の肉体が床で寝る！？冗談はやめてちょうだい！」


真矢「二人で同じベッドを使うのは、とても幸せですね」ﾆｺﾆｺ

クロ「……あんたもしかして私と寝たいがためにお泊まりリレーなんて言い出したんじゃないでしょうね」

真矢「……」ﾌﾟｲｯ

クロ「あっこら、こっち向きなさい」ｸﾞｲｯ

真矢「ベッドの中で暴れないでください、クロディーヌ」

クロ「うるさい、このっ、こっちを向きなさいったら」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

真矢「うふふっ」ﾆｺﾆｺ


この後ベッドの上でクロディーヌをもぐもぐする天堂真矢なのであった。おわり。