きたせんデュエルちゃんねる第11回目です。
某動画サイトに喜多日菜子ちゃんと仙崎恵磨さんがデュエル実況動画を上げているという内容です。
このシリーズには必ずタイトルに[きたせん]と書いておきます。
ラストまで書き溜めてあるので途切れずに投下するようにします。
注意
・長いです
・効果説明多少端折ってます
・ヤマもオチも特にないです
・旧ルール(~2020年3月までのルール)です
・テキストの読みやすさを重視し、一部キャラのセリフがおかしな点があります
よろしければ読んでやってください。
前作↓
[モバマス][遊戯王]まゆ「まゆ、もっと(デュエルを)好きになりたいです」[きたせん]
[モバマス][遊戯王]まゆ「まゆ、もっと(デュエルを)好きになりたいです」[きたせん] - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1582069875/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1583982464
※リンクモンスターの表記について
当SSではリンクモンスターのリンクマーカーを『矢印』ではなく、『数字』で表現します。
これは、斜め方向の矢印が文字化けしてしまうからで、苦肉の策となります。
例えば攻撃力3000、リンク4、リンクマーカーが左、左下、右、右下の『ヴァレルロード・ドラゴン』の場合は以下のようになります。
[ヴァレルロード・ドラゴン]LINK4-4679/A3000
どういうことかというと、まず以下のような『携帯電話のキーボード』のような数列をイメージしてください。
123
456
789
この数列の『5』の位置にリンクモンスター本体がいると考え、そこからの位置関係でリンクマーカーの位置を表します。
まず最初の数字はリンクマーカーの『数』を、ハイフンで区切られた後の数字はリンクマーカーの『位置』をそれぞれ表すものと考えてください。
リンク1、下、攻撃力300の『リンクリボー』は
[リンクリボー]LINK1-8/A300
リンク3、上、左下、右下、攻撃力2300の『デコード・トーカー』は
[デコード・トーカー]LINK3-279/A2300
というようになります。
分かりづらいかもしれませんが、ご了承お願いします。
恵磨「きたせん!デュエル!!チャンネルゥ!!!」
恵磨「YEAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAH!!!!」
日菜子「ぱちぱちぱちぱち~」パチパチ
恵磨「どうも!きたせんのうるさい方、仙崎恵磨です!」
テロップ[『きたせんのうるさい方』仙崎恵磨]
日菜子「こんにちは。きたせんのむふふな方、喜多日菜子です」
テロップ[『きたせんのむふふな方』喜多日菜子]
ありす「動画編集担当、橘ありすです」
テロップ[『きたせん動画編集担当』橘ありす]
日菜子「このチャンネルでは、普段は新人アイドルユニット『きたせん』が、ゲストのアイドルの方とデュエルしていきます」
ありす「今日は私がデュエルしようと思います」
恵磨「さて、それでは今回のゲストはこちら!芳乃ー、入ってきて~!」
芳乃「こんにちはー。わたくし依田は芳乃と申しましてー」
[『ぶおおおお』依田芳乃]
日菜子「ということで『依田芳乃』さんに来てもらいました~」
芳乃「此度はー恵磨さんに手ほどきを受けましてー。ちゃんねるをご覧の皆々様とー遊戯王を楽しみたくー。ふふふー」
恵磨「そう!芳乃は遊戯王初心者だから、アタシが組んだ新しいデッキを持たせたんだ!もちろん回し方までバッチリレクチャーしてるけど、今回はアタシが芳乃のアストラルになるぜ!」
芳乃「恵磨さんが守護霊として並び立たれるのであらばー。まこと心強きことでしてー」
[きたせんデュエルちゃんねる]
日菜子「ということでデュエルしていきましょう。まずありすちゃんのデッキは?」
ありす「私のデッキは『エターニティ・コード』で最強の初動カードを手に入れた(ペラッペラッ)『ギミック・パペット』デッキです!」
[コンドーレンス・パペット]ドン☆
[宵星の騎士ギルス]ドン☆
恵磨「い つ も の」
日菜子「というかそのカードは『オルフェゴール 』じゃないですかぁ」
ありす「『オルフェゴール』は闇属性・機械族モンスターたちだから実質『ギミック・パペット』です」
恵磨「まぁ実際ランク8エクシーズもいるし、相性はそれなりに良いんだろうけどさ……」
日菜子「ところで、『ギルス』さんのそばに小さい『ガラテア』が飛んでいますが、先日発売されたマスターガイド6でその理由が判明して、それが凄く良い話だったんですよぉ~!」
恵磨「いや、もうね、『ガラテア』の隠し設定がエモ過ぎて、これまでの『ガラテア』観がガラッと変わったよね」
日菜子「『ガラテア』ちゃんが一途な良い子過ぎて、もう妄想が止まらないです~!」
恵磨「日菜子!ステイ!ステイ!」
日菜子「む、むふ!?すみません、うっかり妄想が……さて、対する芳乃さんのデッキは?」
芳乃「わたくしのでっきはー(ペラッ)聖なる奇石の探求者たち(ペラッ)『アダマシア』デッキでしてー」
[魔救の探索者]ドン☆
恵磨「先日発売された『デッキビルドパック-シークレット・スレイヤーズ』に収録された岩石族のテーマだね!今回は通常の構築と違って、やや変わった形にしているよ!」
ありす「発売して間もないのに、いきなり変わり種のデッキを渡したんですか?」
恵磨「あっははは……ぶっちゃけ、『これがやりたかっただけだろ』感バリバリのデッキなんだけどね……」
日菜子「でも、芳乃さんと岩石族デッキって、なんだか相性が良さそうですねぇ。むふふー」
ありす「そういえば、芳乃さんは小石を集めるのが趣味なんでしたっけ」
芳乃「ふふふー。このでっきには、良い気の石が詰まっておりましてー」
日菜子「では、このデッキで対戦していきますよ」
ありす「お願いします」チャッチャッチャッ
芳乃「こちらこそー。お手柔らかにお願いしますー」チャッチャッチャッ
ありす「それではお互いのデッキを!」スッスッ
芳乃「かっとあんどしゃっふるー」チャッチャッ
ありす「そして運命の!」
よしあり「「ダイスロール!!」」コロコロ
芳乃「4でしてー」
ありす「むぅ、2です。Ⅳを取られてしまいましたね」
日菜子「相変わらず『Ⅳ』に謎のこだわりが……」
芳乃「恵磨さんー。此度のでっきは如何にー?」
恵磨「んー、後攻にしとくか!特に相手は『ギミパペ』だしね」
芳乃「さすればーそのようにいたしましょー」
ありす「では私が先攻です。では行きますよ。せーの!」
ありす「デュエル!」手札5/LP8000
VS
芳乃「でゅえるー」手札5/LP8000
[DUEL START]
ありす「私の先攻。……早速最強のハンドが来ましたね。手札から『宵星の騎士(ジャックナイツ・オルフェゴール)ギルス』を召喚」
[宵星の騎士ギルス]☆4/A1800
ありす「召喚時『ギルス』の効果発動。デッキから『オルフェゴール』カードか『星遺物』カードを墓地に送ります」
ありす「墓地に送るのは(ペラペラ)『オルフェゴール・ディヴェル』!」
[オルフェゴール・ディヴェル]デッキ→墓地
ありす「そして『ギルス』のもう1つの効果も使いましょう。お互いのフィールドに、『星遺物トークン』を1体ずつ特殊召喚します」
ありす「ということで、こちらの『きたせんデュエルオリジナルトークンカード』を……はい、芳乃さんもどうぞ」
芳乃「ほー?わたくしもトークンを賜るのでしてー?」
[星遺物トークン]☆1/D0
[星遺物トークン]☆1/D0(芳乃のフィールド)
テロップ[宵星の騎士ギルス: ①このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから『オルフェゴール』カードまたは『星遺物』カード1枚を墓地へ送る。(中略)
②自分フィールドに他のモンスターが存在しない場合に発動できる。お互いのフィールドに『星遺物トークン』(機械族・闇・星1・攻/守0)を1体ずつ守備表示で特殊召喚する。]
恵磨「『終末の騎士』効果とトークン生成効果、しかもデメリットなしとかどう考えてもズルなんだよなぁ」
日菜子「相手にトークンをプレゼントするのさえ、時としてメリットになりますからねぇ。相手の場にモンスターが必要な効果もありますし」
ありす「このハンドなら……先にこっちですね。私は『ギルス』と『トークン』でリンク召喚。召喚条件は『機械族モンスター2体』!」
ありす「あらわれよ、リンク2『ギミック・パペット-キメラ・ドール』!」
[ギミック・パペット-キメラ・ドール]LINK2-79/A1500
芳乃「ほー、なんとおどろおどろしいモンスターでしょー」
ありす「さらに手札から『ギミック・パペット-マグネ・ドール』を2体特殊召喚!
このカードは、相手フィールドにモンスターがいて、自分フィールドに『ギミック・パペット』モンスターのみが存在する時、特殊召喚できます」
[ギミック・パペット-マグネ・ドール]☆8/D1000
[ギミック・パペット-マグネ・ドール]☆8/D1000
テロップ[ギミック・パペット-マグネ・ドール:① 相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドのモンスターが『ギミック・パペット』モンスターのみの場合、このカードは手札から特殊召喚できる。]
恵磨「おお、早速相手の場に生成したトークンを利用してきたぞ!」
ありす「『マグネ・ドール』の効果には、相手の場にもモンスターが必要という意☆味☆不☆明な制約があったせいで、今までは先攻1ターン目では使いづらい効果でした」
ありす「しかし『ギルス』の効果によって相手の場にもトークンを生成できるようになったおかげで、先攻1ターン目でも『マグネ・ドール』の効果が使いやすくなったんですよ」
芳乃「なんとー。このトークンには、そのような意味がー?」
undefined
undefined
字数オーバーしてました……
ありす「そして墓地の『オルフェゴール・ディヴェル』の効果発動です。このカードを墓地から除外することで、デッキから『オルフェゴール』を1体特殊召喚できます。ただし、これ以降私は闇属性モンスターしか特殊召喚できなくなります」
ありす「『ディヴェル』を除外し、デッキから(ペラペラ)まぁこれで良いですかね。『オルフェゴール・トロイメア』を墓地に送ります」
[オルフェゴール・ディヴェル]墓地→除外
[オルフェゴール・トロイメア]☆7/D2100
ありす「そして『オルトロ』と『マグネ・ドール 』でリンク召喚。召喚条件は『「オルフェゴール 」モンスターを含む効果モンスター2体』!」
ありす「現れよ、リンク2!『オルフェゴール・ガラテア』!」
[オルフェゴール・ガラテア]LINK2-37/A1800
ありす「そして『ガラテア』の効果。1ターンに1度、除外されている機械族モンスターをデッキに戻し、代わりに『オルフェゴール』魔法・罠カード1枚をフィールドにセットします」
ありす「『ディヴェル』をデッキに戻し、デッキから(ペラペラ)フィールド魔法『オルフェゴール・バベル』をセットします」
[オルフェゴール・ディヴェル]除外→デッキ
[オルフェゴール・バベル]デッキ→セット
ありす「そのまま、セットした『バベル』を発動。これで私の『オルフェゴール』モンスターの効果はほぼ全てフリーチェーンとなりました」
[オルフェゴール・バベル]フィールド魔法
テロップ[オルフェゴール・ディヴェル: 墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから『オルフェゴール・ディヴェル』以外の『オルフェゴール』モンスター1体を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。]
テロップ[オルフェゴール・ガラテア:② 除外されている自分の機械族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに戻す。その後、デッキから『オルフェゴール』魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。]
テロップ[オルフェゴール・バベル: ①このカードがフィールドゾーンに存在する限り、元々のカード名に『オルフェゴール』を含む、自分フィールドのリンクモンスター及び自分の墓地のモンスターが発動する効果は、相手ターンでも発動できる効果になる。]
ありす「墓地の『オルトロ』の効果発動。対象は『ガラテア』にします。
自身を墓地から除外することで、デッキから闇属性・機械族モンスター1体を墓地に送り、
そのレベル×100ポイントだけ対象モンスターの攻撃力をエンドフェイズまでアップします」
ありす「墓地に送るのは、レベル8の『星遺物-「星杖」』。これにより、『ガラテア』の攻撃力が、エンドフェイズまで無駄に800アップします」
[オルフェゴール・トロイメア]墓地→除外
[星遺物-「星杖」]デッキ→墓地
[オルフェゴール・ガラテア]A1800→2600
芳乃「ほー?なればなぜ今『ガラテア』の攻撃力をあげたのでしてー?」
恵磨「重要なのは攻撃力を上げることより、墓地にモンスターを送ることの方だからなー!」
芳乃「なるほどー」
ありす「そのまま『星杖』の効果も発動。これも墓地から除外することで、今度は除外されている『オルフェゴール』を特殊召喚できます」
ありす「『星杖』を除外し、除外ゾーンの『オルトロ』を特殊召喚します」
[星遺物-「星杖」]墓地→除外
[オルフェゴール・トロイメア]☆7/D2100
テロップ[オルフェゴール・トロイメア:② 墓地のこのカードを除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。デッキから『オルフェゴール・トロイメア』以外の機械族・闇属性モンスター1体を墓地へ送る。対象のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのレベル×100アップする。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。]
テロップ[星遺物-「星杖」:③ 墓地のこのカードを除外し、除外されている自分の『オルフェゴール』モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。]
芳乃「ふむー。こちらもまた禍々しいモンスターでしてー」
ありす「そして『ガラテア』1体でオーバーレイ・ネットワークを構築!このモンスターは、『オルフェゴール』リンクモンスターに重ねてエクシーズ召喚することもできます」
ありす「天界を貫く摩天楼、その大いなる過ちと共に滅びし時、夢幻の残骸より奏でられし鎮魂歌(レクイエム)と共に、偉大なる魔神(マシン)よ蘇れ!エクシーズ召喚!」
ありす「現れよ、ランク8!『宵星の機神(シーオルフェゴール)ディンギルス』!」
[宵星の機神ディンギルス]★8/X/ORU1/A2600
恵磨「お、『ディンギルス』にも召喚口上つけたのか!」
日菜子「『ニンギルス』兄さんらしく、雄々しい感じもあって良いですねぇ」
恵磨「っていうか、『クリマクス』の時の『ロンギルス』が、どう見ても映画版で地面から『オベリスク』をドローする海馬社長にしか見えないんだけど。脳内で『神の怒り』のBGMが流れんだよねー」
ありす「いや、確かに『機"神"』って付いてますけど……」
ありす「デュエルに戻ります。特殊召喚に成功した『ディンギルス』の効果発動。
相手のカード1枚を対象を取らずに墓地に送るか、
除外されている機械族モンスターを、自身のオーバーレイ・ユニットに加えることができます」
ありす「今回は2つ目の効果を適用し、除外ゾーンの『星杖』を『ディンギルス』のオーバーレイ・ユニットに加えます」
[星遺物-「星杖」]除外→ORU
[宵星の機神ディンギルス]ORU1→2
ありす「そして『ディンギルス』は私のフィールドのカードが破壊される時、自身のオーバーレイ・ユニット1つを身代わりにすることができます」
ありす「つまり、これで私のフィールドのカードに2度の破壊耐性が付与されました」
テロップ[宵星の機神ディンギルス: 自分は『宵星の機神ディンギルス』を1ターンに1度しか特殊召喚できず、自分フィールドの『オルフェゴール』リンクモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
①このカードが特殊召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
・相手フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送る。
・除外されている自分の機械族モンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
②自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。]
恵磨「やっぱりモンスター2体並べるだけで出せるヤツにしてはオーバースペックなんだよなぁ」
ありす「さて、本当なら『キメラ・ドール』の効果も使いたいところですが、
使ってしまうとこのターン、闇属性・機械族のエクシーズモンスターしかEXデッキから特殊召喚できなくなるという意☆味☆不☆明な制約が付いてしまうので……」
ありす「私は『キメラ・ドール』と『オルトロ』でリンク召喚。召喚条件は、『効果モンスター2体』」
ありす「リンク2。いでよ……『捕食植物(プレデター・プランツ)ヴェルテ・アナコンダ』!」
[捕食植物ヴェルテ・アナコンダ]LINK2-79/A500
恵磨「サレで!」
芳乃「ほー?」
ありす「いや、流石に『ドラグーン・オブ・レッドアイズ』を出したりはしませんから!」
テロップ[超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ:『ヴェルテ・アナコンダ』の効果で特殊召喚されるモンスターの筆頭。お手軽に出せる割に超強力な効果を3つ持つ。相手は死ぬ]
恵磨「良かった……フリー対戦でいきなりガチカード出てくると思って焦ったわ」
芳乃「しかし、このモンスター……なるほど、恐るべき気を放っておりましてー」
ありす「私は『ヴェルテ・アナコンダ』の効果を発動。ライフを2000支払い、デッキの『融合』または『フュージョン』魔法カードを墓地に送ることで、その効果をコピーすることができます」LP8000→6000
ありす「ただし、この効果の発動後、エンドフェイズまで私は特殊召喚できなくなります。
私が墓地に送るのは(ペラペラ)速攻魔法『超融合』!よって、『超融合』の効果をコピーします」
[超融合]デッキ→墓地
ありす「そして『超融合』は、互いのフィールド上のモンスターを素材に融合召喚できる効果を持ちます」
テロップ[捕食植物ヴェルテ・アナコンダ:② 2000LPを払い、『融合』通常・速攻魔法カードまたは『フュージョン』通常・速攻魔法カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。この効果は、その魔法カード発動時の効果と同じになる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。]
テロップ[超融合:① 手札を1枚捨てて発動できる。自分・相手フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。]
ありす「これにより、『ギミック・パペット-マグネ・ドール』と『ヴェルテ・アナコンダ』自身を融合!融合素材は『「捕食植物」モンスター+ 元々のレベルが8以上の闇属性モンスター』です」
ありす「奈落の底で魅惑の輝きを放つ美しき花よ、地獄の傀儡より溢れる闇を糧に、内に秘めたる猛毒を解き放ち、全てを食らい尽くせ!融合召喚!」
ありす「現れよ……レベル10!『グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』
[グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン]☆10/融合/A3300
芳乃「攻撃力3300となー?」
恵磨「ありゃ、もったいない。ライフを2000も払ってフィールド融合とは」
ありす「本来なら後攻をとって、相手のモンスターも巻き添えにできれば良かったのですが、これでも十分です。私にとって大事なのは『自分のライフを2000削ること』ですからね」
芳乃「なんとー。これもまた布石なのでしてー?」
恵磨「ってことは、多分あのカードがもう手札にあるって感じかな?」
ありす「何がとは言いませんが、恐らく『それ』を警戒して頂いた方が良いでしょうね」
日菜子「『ギミック・パペット』には、ライフに差があるときに強力な追加効果を得られる切り札があったはずですからねぇ」
芳乃「ふむー、なるほどー?」
ありす「ちなみに先に言っておきますが、『グリーディー・ヴェノム』が破壊された時、他のフィールドの全てのモンスターを道連れに破壊し、
さらに墓地のレベル8以上の闇属性モンスターを除外することで自分だけ復活することができます」
テロップ[グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン:② このカードが破壊され墓地へ送られた場合に発動する。フィールドのモンスターを全て破壊する。その後、自分の墓地のレベル8以上の闇属性モンスター1体を除外してこのカードを墓地から特殊召喚できる。]
芳乃「なんと恐るべき効果なのでしょー……」
ありす「もっとも、『ディンギルス』も一緒にいるため、そう簡単に破壊されることはありませんがね」
ありす「1枚カードを伏せて……これで私はターンエンドです」
ありす「エンドフェイズに『ディンギルス』の攻撃力は元に戻ります」手札1/LP6000
EXゾ-ン
[グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン]☆10/融合/A3300
メインゾ-ン
[宵星の機神ディンギルス]★8/X/ORU2/A3400→2600
魔罠ゾ-ン
[セット]
フィ-ルドゾ-ン
[オルフェゴール・バベル]フィールド魔法
[TURN CHANGE]
ありすちゃんのターンまで書き終わったんで、一旦休みます。
予め言っておきますが……次のターンはメチャクチャ長いです。
途中途中で盤面書きますので、参考にしてください。
では失礼します。
お待たせしました。
続き投下します。
芳乃「それではわたくしのたーん。どろーでしてー」手札5→6/LP8000
メインゾ-ン
[星遺物トークン]☆1/D0
芳乃「メインフェイズまでなにかございましてー?」
ありす「特に何もありません。通します」
芳乃「さてー。わたくしの場には、ありすさんの贈り物、『星遺物トークン』がございましてー」
恵磨「もちろんこのトークンは有効に活用させてもらうとするぜ!」
ありす「こればかりは仕方ないですね」
芳乃「さすればー、まずは『召喚僧サモンプリースト』を通常召喚ー」
[召喚僧サモンプリースト]☆4/A800
芳乃「そして強制効果が発動ー。このカードの召喚に成功した時、自身を守備表示に変更するのでしてー」
[召喚僧サモンプリースト]A800→D1600
芳乃「そしてもう1つの効果を使いましょー。1ターンに1度ー、手札の魔法カードを捨てることによりー、デッキの4つ星モンスターを特殊召喚できましてー」
芳乃「ただし、この方法で呼び出されしモンスターは、このターン攻撃を行うことができませぬー」
芳乃「手札より『貪欲な壺』を捨てー、デッキよりいでませー(ペラペラ)……いでませー(ペラペラ)いでま……ありましてー!いでませー、レベル4『魔救の分析者(アダマシア・アナライザー)』」
[貪欲な壺]手札→墓地
[魔救の分析者]☆4/チュ-ナ-/A1500
テロップ[召喚僧サモンプリースト:① このカードが召喚・反転召喚に成功した場合に発動する。このカードを守備表示にする。(中略)
③ 1ターンに1度、手札から魔法カード1枚を捨てて発動できる。デッキからレベル4モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。]
芳乃「それでは……レベル1の『星遺物トークン』さんに、レベル4の『分析者』さんをちゅーにんぐー」
芳乃「その清き心によりてー。終末に向かう世を救いませー。シンクロ召喚ー」
芳乃「いでませー、レベル5『星杯の神子イヴ』ー!」
[星杯の神子イヴ]☆5/S/チュ-ナ-/D2100
ありす「そのモンスターは……なかなか厳しいですね」
芳乃「シンクロ召喚成功時、『イヴ』さんの効果を発動ー。デッキより『星遺物』カードを1枚手札に呼び込みますー」
芳乃「手札に加えまするはー(ペラペラ)ありましてー。『星遺物の胎動』ですー」
[星遺物の胎動]デッキ→手札
テロップ[星杯の神子イヴ:① このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。デッキから『星遺物』カード1枚を手札に加える。]
ありす「『星遺物の胎動』?『星遺物を継ぐもの』ではないんですか?」
恵磨「まぁこのデッキのサブプランに必要なキーカードだからねー」
芳乃「そして『サモンプリースト』さんと『イヴ』さんでリンク召喚ー。召喚条件は『チューナーを含むモンスター2体』」
芳乃「いでませー、リンク2『水晶機巧-ハリファイバー』」
[水晶機巧-ハリファイバー]LINK2-79/A1500
芳乃「リンク召喚成功時に、『ハリファイバー』さんの効果をチェーン①、『イヴ』さんの効果をチェーン②でそれぞれ発動しますー」
チェーン①[水晶機巧-ハリファイバー]
チェーン②[星杯の神子イヴ]
芳乃「えー、逆順処理……で行うのでしたねー。まずは『イヴ』さんの効果で、デッキより『星杯』モンスター、(ペラペラ)『星杯に誘われし者』を特殊召喚ー」
芳乃「さらに、『ハリファイバー』さんの効果で、デッキより3つ星以下のチューナーモンスター、今回は1つ星の『ジェット・シンクロン』さんを守備表示で特殊召喚しますー」
[星杯に誘われし者]☆4/A1800
[ジェット・シンクロン]☆1/チュ-ナ-/D0
テロップ[星杯の神子イヴ:②S召喚したこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。自分のデッキ・墓地か『星杯の神子イヴ』以外の『星杯』モンスター1体を選んで特殊召喚する。]
テロップ[水晶機巧-ハリファイバー:① このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキからレベル3以下のチューナー1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。]
芳乃「まだまだ参りますのでー。『ハリファイバー』さんと『誘われし者』とでリンク召喚ー。召喚条件は『リンクモンスターを含むモンスター2体以上』ー」
芳乃「いでませー。リンク3『天威の龍拳聖』殿ー」
[天威の龍拳聖]LINK3-789/A2600
芳乃「ここで、魔法カード『魔救の息吹(アダマシア・サイン)』を発動ー」
[魔救の息吹]通常魔法
芳乃「このカードは、墓地の岩石族モンスターを特殊召喚できましてー。
この時、『アダマシア』を特殊召喚した場合に限りー、さらにデッキから4つ星以下の岩石族モンスター1体を選びー、デッキの1番上に置くことができますー」
芳乃「わたくしが呼び戻しますはー、『魔救の分析者』さんでしてー。
そして『アダマシア』を呼び戻したため、デッキの4つ星岩石族モンスター(ペラペラ)
『魔救の奇石(アダマシア・クリスタ)-ドラガイト』をデッキの上に置きますー」
テロップ[魔救の息吹:① 自分の墓地の岩石族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で『アダマシア』モンスターを特殊召喚した場合には、さらにデッキからレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く事ができる。]
芳乃「ということでー、ありすさん、しゃっふるを願いますのでー」チャッチャッチャッ
ありす「どうぞ」
芳乃「ありがとうございますー。そしてその上に『ドラガイト』を乗せましてー」
芳乃「そして『分析者』さんの効果を発動ー。1ターンに1度、デッキの上からカードを5枚をめくりー、
その中にチューナーではない4つ星以下の岩石族モンスターがいでましたらばー、
その内の1体を特殊召喚できますー」
芳乃「さてー、では5枚めくってみましょー」(ペラッペラッペラッペラッペラッ)
[魔救の奇石-ドラガイト]
[ギガンテス]
[魔救の探索者]
[ゲート・ブロッカー]
[魔救の息吹]
芳乃「ふふふー。そなたが来てくれますことはわかっておりましたよー。わたくしは『ドラガイト』さんを特殊召喚ですー」
[魔救の奇石-ドラガイト]☆4/D2200
ありす「デッキトップを固定してるのだから、芳乃さんじゃなくてもわかりますよね?」
芳乃「そして他のカードたちは、デッキの1番下にてしばしその時を待たれますようー」
[ギガンテス]
[魔救の探索者]
[ゲート・ブロッカー]
[魔救の息吹]→デッキボトム
芳乃「そして特殊召喚された『ドラガイト』さんの効果発動ー。『アダマシア』カードの特殊召喚されましたらばー、わたくしはカードを1枚ドローできますー。どろー」手札4→5
テロップ[アダマシアチューナー共通効果:② 自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中からチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。]
テロップ[魔救の奇石-ドラガイト:① このカードが『アダマシア』カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。]
日菜子「すごい……芳乃さん、まだ初心者のはずなのに、この複雑なデッキを恵磨さんにはほとんど頼らずにキチンと使いこなせてます~!」
芳乃「ふふふー。このでっきの望む声、1枚1枚のかぁどたちの望む声、そしてでっきに込められたる恵磨さんの気をキチンと聞き取りさえすればー、さほど難しいことではないのでしてー」
恵磨「一応展開ルートは何度か教えたけど、ホントすげーよな!流石というか!」
恵磨「ただ、強いて言えば『ドラガイト』の効果は今は使わない方が良かったかもな。
『ドラガイト』の効果をもう1度使える機会があったと思うし、まずないことだけどもまだデッキにいて欲しいカードをうっかりドローしちゃうリスクも一応あったからね」
芳乃「ほー?左様でしたか?わたくしも精進が足りぬようでー」ションボリ
恵磨「いやでも、始めたばかりでここまで回せれば全然スゲーよ!それに……」
恵磨「……ドローしたカード。結果オーライだったらしいしな」
ありす「え」
芳乃「続けて参りましょー。わたくしは『ジェット・シンクロン』さんと『分析者』さんの2体でリンク召喚ー。召喚条件は『効果モンスター2体』ー」
芳乃「いでませー。リンク2『コードブレイカー・ウイルスソードマン』」
[コードブレイカー・ウイルスソードマン]LINK2-28/A2300
恵磨「芳乃。リンク召喚する場所を間違えないようにな!」
芳乃「心得ておりましてー。この場所に良い気が満ちておりましてー」スッ
日菜子「『龍拳聖』と相互リンクする位置にリンク召喚しましたねぇ」
芳乃「『ウイルスソードマン』さんの効果ー。相互リンク状態で特殊召喚されましたらばー、
デッキ、手札、墓地のいずれかより、『コードブレイカー・ゼロデイ』をリンクモンスターのリンク先に特殊召喚できますー」
芳乃「『龍拳聖』さんのリンク先においでませー『コードブレイカー・ゼロデイ』ー」
[コードブレイカー・ゼロデイ]☆4/A1800
芳乃「そして『ゼロデイ』さんと『ウイルスソードマン』さんでさらにリンク召喚ー。召喚条件は『「コードブレイカー」モンスターを含むモンスター2体以上』ー」
芳乃「いでませー。リンク3『コードブレイカー・ウイルスバーサーカー』!此度も『龍拳聖』さんと相互リンクするようにリンク召喚でしてー」
[コードブレイカー・ウイルスバーサーカー]LINK3-268/A2800
芳乃「『ウイルスバーサーカー』さんの効果発動ー。こちらも相互リンク状態で特殊召喚されましたらばー、
手札、墓地より『コードブレイカー』モンスターを2体までリンクモンスターのリンク先に特殊召喚できましてー」
芳乃「よって、『龍拳聖』さんの残りのリンク先にいでませー。『ゼロデイ』さん、『ウイルスソードマン』さん」
[コードブレイカー・ゼロデイ]☆4/A1800
[コードブレイカー・ウイルスソードマン]LINK2-28/A2300
テロップ[コードブレイカー・ウイルスソードマン:① このカードが特殊召喚に成功した時、このカードが相互リンク状態の場合に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から『コードブレイカー・ゼロデイ』1体を選び、リンクモンスターのリンク先となる自分・相手フィールドに特殊召喚する。]
テロップ[コードブレイカー・ウイルスバーサーカー:① このカードが特殊召喚に成功した時、このカードが相互リンク状態の場合に発動できる。自分の手札・墓地から『コードブレイカー』モンスターを2体まで選び、リンクモンスターのリンク先となる自分・相手フィールドに特殊召喚する。]
日菜子「なるほど、『コードブレイカー』の登場で、戦士族を採用しないデッキでも『ゼロデイ』1枚をメインデッキに差し込むだけで、EXデッキから戦士族を展開できるようになったんですねぇ」
恵磨「まぁ、相互リンクがトリガーとやや条件が厳しいのと、EXデッキを2枠以上食うのが重いんだけどね……代わりにハマった時の爆発力はご覧の通りだぜ!」
恵磨「ここから戦士族2体で『イゾルデ』を出してデッキから戦士族を引っぱってきてもいいし、『アクセスコード・トーカー』や『ヴァレル』系統などのフィニッシャーにつなぐのも強いしね!」
ありす「その気になれば、『ゼロデイ』を相手の場に特殊召喚できるのも面白そうですね。『居合ドロー』などのような相手の場にモンスターが必要なカードのトリガーにできそうです」
芳乃「まだまだまだー。『ウイルスソードマン』さんと『ウイルスバーサーカー』さんでさらにリンク召喚ー。召喚条件は『戦士族モンスター2体』ー」
芳乃「いでませー。リンク2『聖騎士の追想イゾルデ』ー!」
[聖騎士の追想イゾルデ]LINK2-79/A1600
芳乃「リンク召喚成功時の効果は使わずー、『イゾルデ』さんのもう1つの方の効果を発動でしてー。
1ターンに1度、デッキより装備魔法を墓地に送りー、送った枚数と同じ数の星を持つ戦士族モンスターをデッキより特殊召喚できますのでー」
芳乃「私はデッキより(ペラペラ)装備魔法『フェイバリット・ヒーロー』1枚を墓地へと送りー、
1つ星の戦士族モンスター(ペラペラ)『焔聖騎士リナルド』さんをデッキより特殊召喚ー」
[フェイバリット・ヒーロー]デッキ→墓地
[焔聖騎士-リナルド]☆1/D200
芳乃「そして『リナルド』さんの効果ー。特殊召喚成功時に、墓地の装備魔法を手札に戻せますー。『フェイバリット・ヒーロー』を手札にー」
[フェイバリット・ヒーロー]墓地→手札
テロップ[聖騎士の追想イゾルデ:② デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。]
テロップ[焔聖騎士-リナルド:② このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、『焔聖騎士-リナルド』以外の戦士族・炎属性モンスター1体または装備魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。]
日菜子「やっぱり、この『イゾルデ』と『リナルド』のコンボは強力ですよねぇ。リンク召喚するだけでボードアドとハンドアドを1枚ずつ回復できますからねぇ」
芳乃「さらに『ゼロデイ』と『リナルド』の2体でリンク召喚ー。召喚条件は『種族または属性が同じモンスター2体』ー」
芳乃「いでませー。リンク2『ユニオン・キャリアー』さんー」
[ユニオン・キャリアー]LINK2-68/A1000
芳乃「そのまま『キャリアー』さんの効果ー。まずわたくしのモンスター1体を対象に取りますー。対象は岩石族の『ドラガイト』さんー」
芳乃「そしてデッキより対象モンスターと同じ種族か属性を持つモンスターを、対象モンスターに装備できましてー。
『ドラガイト』さんと同じ岩石族モンスターである(ペラペラ)『ブロックドラゴン』さんをデッキから『ドラガイト』さんに装備ですー」
芳乃「この効果で装備された装備モンスターは、攻撃力が1000上がりますー。ただし、装備された『ブロックドラゴン』さんはこのターン、特殊召喚することができませぬー」
[魔救の奇石-ドラガイト]岩石族/A0→1000(守備表示)
[ブロックドラゴン](岩石族)デッキ→装備状態
テロップ[ユニオン・キャリアー:① 自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。元々の種族または元々の属性が対象のモンスターと同じモンスター1体を手札・デッキから選び、攻撃力1000アップの装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。この効果でデッキから装備した場合、ターン終了時まで自分はその装備したモンスターカード及びその同名モンスターを特殊召喚できない。]
芳乃フィールド
EXゾ-ン
[天威の龍拳聖]LINK3-789/A2600
メインゾ-ン
[ユニオン・キャリアー]LINK2-68/A1000
[聖騎士の追想イゾルデ]LINK2-79/A1600
[魔救の奇石-ドラガイト]☆4/D2200
魔罠ゾ-ン
[ブロックドラゴン]装備状態(ドラガイト)
恵磨「装備状態の『ブロックドラゴン』も、『フィールドから墓地に送られた』場合にちゃんと効果を発動できるからね!」
ありす「『ブロックドラゴン』にとっては直接墓地に送る『キュリオス』などよりも相性が良さそうですね」
芳乃「わたくしは『イゾルデ』さん1体でリンク召喚ー。召喚条件は『リンク2以上のリンクモンスター1体』ー」
芳乃「いでませー。リンク1『リンクロス』さんー」
[リンクロス]LINK1-8/A900
芳乃「『リンクロス』さんの効果ー。リンク召喚成功時に、素材としたリンクモンスターのリンク数分まで、『リンクトークン』を特殊召喚できましてー」
芳乃「素材となりました『イゾルデ』さんのリンクは2。よって、『リンクトークン』を2体特殊召喚ー」
[リンクトークン]☆1/D0
[リンクトークン]☆1/D0
芳乃「ただし、このトークンはこのターン中、リンク素材にすることはできませぬー」
芳乃「しかしながら、『それ以外の素材』に使う分にはー、なんら制限はございませぬー」
ありす「何を仕掛けるのでしょうか?」
芳乃「……わたくしのフィールドの『名前の異なるモンスター3体』。『リンクトークン』さん『リンクロス』さん『ユニオン・キャリアー』さん。フィールドのこの3体をゲームから除外することで『このモンスター』は融合召喚できましてー」
[リンクトークン]
[リンクロス]
[ユニオン・キャリアー]フィールド→除外
芳乃「煉獄より解き放たれし邪龍よー、凍てつく氷嵐をその身に纏い、今ここにいでませー!融合召喚ー!」
芳乃「レベル9『氷獄龍トリシューラ』!」
[氷獄龍トリシューラ]☆9/融合/A2700
テロップ[リンクロス:① このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。そのリンク素材としたリンクモンスターのリンクマーカーの数まで、自分フィールドに『リンクトークン』(サイバース族・光・星1・攻/守0)を特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は『リンクトークン』をリンク素材にできない。]
テロップ[氷獄龍トリシューラ: カード名が異なるモンスター×3
このカードは(中略)及び以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。
・自分フィールドの上記カードを除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる(『融合』は必要としない)。]
ありす「融合の方の『トリシューラ』ですか!?」
恵磨「正直言って、コイツの効果自体は微妙の一言なんだけど、モンスター3体並べればどんなデッキでも出せる『レベル9』モンスターってところが気に入った!」
恵磨「コイツはそのステータスから、このデッキのメインプランにもサブプランにも必要不可欠な存在なんだぜ……」
日菜子「近頃は『ジェネレイド』デッキを中心に、レベル9デッキが流行ってますからねぇ。
ランク9エクシーズにも、『幻子力空母エンタープラズニル』や、『無限起動アースシェイカー』と強力なエースモンスターが充実してきていますし」
芳乃「墓地の『ジェット・シンクロン』さんの効果ー。手札1枚と引き換えにー、自身を特殊召喚できますー。いでませー『ジェット・シンクロン』さんー」
[ゲート・ブロッカー]手札→墓地
[ジェット・シンクロン]☆1/チュ-ナ-/D0
芳乃「そしてレベル4の『ドラガイト』さんと、レベル1の『リンクトークン』さんに、レベル1の『ジェット・シンクロン』さんをチューニングー。『ジェット・シンクロン』さんは、自身の効果で除外されますー」
芳乃「いでませー。レベル6『ドロドロゴン』さんー」
『ジェット・シンクロン]フィールド→除外
[ドロドロゴン]☆6/S/D2200
芳乃「『ドラガイト』さんがフィールドを離れたことでー、装備されていた『ブロックドラゴン』さんも墓地へと送られたためー、『ブロックドラゴン』さんの効果発動ー』
芳乃「デッキより、レベルの合計が8となるようー、岩石族のモンスターを3体まで手札に加えられましてー。わたくしは(ペラペラ)この3体を選びましょー」
[魔救の追及者]☆2
[魔救の探索者]☆2
[ギガンテス]☆4
デッキ→手札
ありす「全員が特殊召喚効果を持った、お徳用パックですね……」
芳乃「フィールドに余裕ができましたので、ここで満を持して……『トリシューラ』さんを対象に、速攻魔法『星遺物の胎動』を発動でしてー」
[星遺物の胎動]速攻魔法
芳乃「私の場に9つ星モンスターがおわす時ー、対象モンスターと種族・属性の異なる9つ星モンスターをデッキより2体特殊召喚できましてー」
ありす「これはまずいので、チェーンして、墓地の『オルトロ』を除外して効果を発動します。対象は『ディンギルス』!『バベル』の効果によってフリーチェーンで打つことができます」
[オルフェゴール・トロイメア]墓地→除外
チェーン①[星遺物の胎動]
チェーン②[オルフェゴール・トロイメア]
ありす「逆順処理で、まず『オルトロ』の効果から。デッキから(ペラペラ)『オルフェゴール・ディヴェル』を墓地に送り、そのレベル分『ディンギルス』の攻撃力をアップさせます」
[オルフェゴール・ディヴェル]☆4/デッキ→墓地
[宵星の機神ディンギルス]A2600→3000
芳乃「では『胎動』の効果を適用でしてー。デッキより『トリシューラ』さんの水属性・ドラゴン族以外の9つ星モンスター(ペラペラ)『対壊獣用決戦兵器メカサンダー・キング』そして『ハネクリボーLV9』を、それぞれ特殊召喚ー」
[氷獄龍トリシューラ]☆9/水属性/ドラゴン族
[対壊獣用決戦兵器メカサンダー・キング]☆9/D2100/光属性/機械族
[ハネクリボーLV9]☆9/A?/光属性/天使族
テロップ[ブロックドラゴン:② このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。レベルの合計が8になるように、デッキから岩石族モンスターを3体まで選んで手札に加える。]
テロップ[星遺物の胎動:① 以下の効果から1つを選択して発動できる。
・手札からレベル9モンスター1体を特殊召喚する。
・自分フィールドのレベル9モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターとは元々の種族・属性が異なるレベル9モンスター2体をデッキから特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。]
日菜子「くりくり~」
恵磨「出たな、クリボー警察日菜子!」
ありす「いやなんですかクリボー警察って」
芳乃「くりくりーでしてー」
ありす「芳乃さんまで!?」
日菜子「それにしても、『壊獣』に『ハネクリボーLV9』がでてくるなんて、一体どんなデッキなんでしょうか」
芳乃「ふふふー。『メカサンダー』さんはともかく、『ハネクリボー』さんはとあるカードの発動条件ですのでー」
ありす「『ハネクリボー』が発動条件……?そんなカードありましたっけ?」
ありす「と、ともかく、一連の処理の後に、私はさらに墓地の『ディヴェル』を除外し、その効果を発動!チェーンして、トラップ発動!『傀儡葬儀-パペット・パレード』!」
[オルフェゴール・ディヴェル]墓地→除外
[傀儡葬儀-パペット・パレード]通常罠
チェーン①[オルフェゴール・ディヴェル]
チェーン②[傀儡葬儀-パペット・パレード]
ありす「まず、『パペット・パレード』は、相手の場のモンスターが自分のより多い時、その差の数までデッキから『ギミック・パペット』モンスターを特殊召喚できます」
ありす「さらに、相手よりも自分のライフが2000以上少ない場合、デッキから『RUM(ランクアップマジック』通常魔法カード1枚をフィールドにセットすることもできます」
ありす「芳乃さんの場のモンスターは5体。こっちは2体。よって、デッキから3体の『ギミック・パペット』を特殊召喚です」ペラペラ
[ギミック・パペット-ビスク・ドール]☆8/D1000
[ギミック・パペット-ネクロ・ドール]☆8/D0
[ギミック・パペット-ハンプティ・ダンプティ]☆4/D100
ありす「さらに、芳乃さんと私のライフはちょうど2000。よって、追加でデッキから『RUM』……(ペラペラ)『RUM-アージェント・カオス・フォース』をセットします」
[RUM-アージェント・カオス・フォース]デッキ→セット
ありす「そして『ディヴェル』の効果で、デッキから(ペラペラ)『宵星の騎士ギルス』を特殊召喚します」
[宵星の騎士ギルス]☆4/D0
ありす「そして『ギルス』の特殊召喚成功時に、さらに効果を発動!デッキから(ペラペラ)『オルフェゴール・スケルツォン』を墓地に送ります」
[オルフェゴール・スケルツォン]デッキ→墓地
テロップ[傀儡葬儀-パペット・パレード:①相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、その差の数までデッキから『ギミック・パペット』モンスターを特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。自分のLPが相手より2000以上少ない場合、さらにデッキから『RUM』通常魔法カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は『ギミック・パペット』モンスターしか特殊召喚できない。]
ありす「これ以上は……もう動けないですね。芳乃さん、どうぞ」
芳乃「さすればー。わたくしはレベル9の『トリシューラ』さん『メカサンダー』さん『ハネクリボー』さんの3体で、おーばーれいー」
芳乃「いでませー。ランク9『真竜王V.F.D.(ザ・ビースト)』ー!」
[真竜王V.F.D.]★9/X/ORU3/A3000
恵磨「芳乃、反撃を封じるために早めに使っておこうぜ!」
芳乃「はいー。それでは『ビースト』さんの効果ー。1ターンに1度、オーバーレイ・ユニットを1つ使いー、属性を宣言しますー。わたくしは『闇属性』を宣言しましょー」
[真竜王V.F.D.]ORU3→2
[ハネクリボーLV9]ORU→墓地
芳乃「これによりー、フィールドの表側表示モンスターは全て宣言した闇属性となりー、このターンの間、ありすさんは闇属性モンスターの効果を発動できなくなりましてー」
テロップ[真竜王V.F.D.:① 1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、属性を1つ宣言して発動できる。このターン、以下の効果を適用する。この効果は相手ターンでも発動できる。
・フィールドの表側表示モンスターは宣言した属性になり、宣言した属性の相手モンスターは攻撃できず、効果を発動できない。]
恵磨「これで、闇属性の『オルフェゴール』たちや『グリーディ・ヴェノム』の恐るべき効果は止めさせてもらったぜ!」
ありす「不味くなってきましたね……しかし、『ディンギルス』のオーバーレイ・ユニットを破壊の身代わりにできる効果は『発動する効果』ではないので、まだ私のフィールドは突破できませんよ」
芳乃「そうなのでしてー?」
日菜子「『ディンギルス』の②効果は『永続効果』に当たりますから、発動を伴わず、チェーンも組まれずにその効果が適用されます」
恵磨「そして『ビースト』の効果は『発動できなくなる』だけで『効果を無効にする』訳ではないから、永続効果などの発動しない効果に対しては干渉できないんだよなー」
芳乃「それでは、『効果を無効にする』方が強いのでしょうかー?」
ありす「いいえ、むしろ普通は『発動できなくする』方が厄介である場合が多いと思います。効果が無効になっていても、発動時のコストを支払うことはできますからね」
芳乃「ほー?」
ありす「例えば私はさっき『ヴェルテ・アナコンダ』の効果を発動するのにライフを2000支払いましたが、このライフを支払うのは『コスト』なので、『アナコンダ』の効果を無効にされたとしてもライフだけは削ることができます」
ありす「そしてライフを削ることさえできれば、さきほどの『パペット・パレード』の追加効果に繋ぐことができるという訳です」
ありす「もし『発動できない』状況であれば、先ほどの状況でもコストとしてライフを支払うことすらできず、『パペット・パレード』の追加効果は得られなかったはずです」
芳乃「ほー。つまりは『ビースト』さんはとてもお強いのですねー。よしよしー」
恵磨「まぁそういうことだな!そしてそれをすり抜けられる『ディンギルス』の効果も強いってことなんだけど……」
恵磨「でもまぁそれも関係ないんだよなぁ!芳乃!今ならいいぞ!」
ありす「え」
芳乃「わかりましてー。では……」
芳乃「ありすさん、『ディンギルス』さんをリリースして下さいー」
ありす「えええ?」
芳乃「これによりー、手札より『多次元壊獣ラディアン』さんを、ありすさんの場に特殊召喚ー」
ありすフィ-ルド
[宵星の機神ディンギルス]フィールド→墓地
[星遺物-「星杖」]
[オルフェゴール・ガラテア]ORU→墓地
[多次元壊獣ラディアン]☆7/A2800
ありす「えええええ!?」
恵磨「これで『ディンギルス』による破壊耐性もなくなったぜ!」
芳乃「やりましてー」
ありす「こ、これはもう打つ手ないですね……」
テロップ[多次元壊獣ラディアン:①このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。]
芳乃/手札6/LP8000
EXゾ-ン
[天威の龍拳聖]LINK3-789/A2600
メインゾ-ン
[ドロドロゴン]☆6/S/D2200
[真竜王V.F.D.]★9/X/ORU2/A3000
芳乃「さあ、仕上げにまいりましょー。墓地の『星杯に誘われし者』を除外し、『ギガンテス』さんを特殊召喚ー」
芳乃「このカードは、墓地の地属性モンスター1体を除外することによりー、特殊召喚できましてー」
[星杯に誘われし者]墓地→除外
[ギガンテス]☆4/A1900
芳乃「さらに場に岩石族モンスターがいるので、手札の『魔救の探索者(アダマシア・リサーチャー)』の効果発動ー。自身を特殊召喚しましてー」
[魔救の探索者]☆2/チュ-ナ-/D2100
芳乃「ついでに、場に『アダマシア』カードがあるため、手札の『魔救の追及者(アダマシア・シーカー)』の効果発動ー。こちらも特殊召喚でしてー」
[魔救の追及者]☆2/チュ-ナ-/D1000
テロップ[ギガンテス: このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から地属性モンスター1体を除外した場合に特殊召喚できる。]
テロップ[魔救の探索者:① 自分フィールドに『魔救の探索者』以外の岩石族モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。]
テロップ[魔救の追及者:① 自分フィールドに『魔救の追求者』以外の『アダマシア』モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。]
恵磨「『ユニオン・キャリアー』から『ブロックドラゴン』をフィールド経由で墓地に落とすだけでこの3連続召喚ができるんだからアツイよなー!」
芳乃「ここで『ドロドロゴン』さんの効果を発動ー。フィールドの『ドロドロゴン』さんを含むモンスターを素材に、融合召喚ができますー」
芳乃「この時ー、『ドロドロゴン』さんは『名称指定のある融合素材モンスター』の代わりに使えますー」
芳乃「よってー、『ドロドロゴン』さんを『E・HEROネオス』さんとして扱いー、『ネオス』さんと『追及者』さんでー融合ー。融合素材は『「E・HEROネオス」+レベル4以下の効果モンスター』でしてー」
芳乃「いでませー。レベル7『E・HEROブレイヴ・ネオス』さんー」
[E・HEROブレイヴ・ネオス]☆7/融合/A2500
芳乃「そしてー、手札より装備魔法『フェイバリット・ヒーロー』を『ブレイヴ・ネオス』さんに装備ー。このカードは5つ星以上の『HERO』モンスターにのみ装備できますのでー」
[フェイバリット・ヒーロー]装備魔法(ブレイヴネオス)
芳乃「さらに手札より『地球巨人ガイア・プレート』を特殊召喚ー。このカードは、墓地の岩石族モンスター2体をゲームから除外することによりー、特殊召喚できますのでー」
芳乃「除外するのはー。……この2体でしてー」
[魔救の奇石-ドラガイト]
[魔救の分析者]墓地→除外
[地球巨人ガイア・プレート]☆8/A2800
テロップ[ドロドロゴン: ①このカードは、融合モンスターカードにカード名が記された融合素材モンスター1体の代わりにできる。その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
②このカードがS召喚されている場合、自分メインフェイズに発動できる。融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを自分フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。]
テロップ[フェイバリット・ヒーロー: レベル5以上の『HERO』モンスターにのみ装備可能。]
テロップ[地球巨人ガイア・プレート: このカードは自分の墓地の岩石族モンスター2体をゲームから除外し、手札から特殊召喚できる。]
芳乃「そろそろ頃合いですねー。では、ここに奇跡の力をお見せしましょー」
ありす「奇跡の力?」
芳乃「わたくしの墓地に『ハネクリボー』さんの霊が眠りし時にー。わたくしのライフを半分支払うことによりてー」LP8000→4000
芳乃「魔法カード『賢者の石-サバティエル』を発動できましてー」
[賢者の石-サバティエル]通常魔法 ドン☆
ありす「な、なんですか!?そのカードは!?」
日菜子「初めて見るカードですねぇ」
恵磨「そっかぁ、みんなこのカードを知らない世代かぁ……つっても、アタシもリアタイで見てた訳じゃないけどさー!」
芳乃「このカードは、わたくしの願う『融合』魔法カードをデッキより導く奇跡のカードでしてー」
テロップ[賢者の石-サバティエル:① 自分の墓地に『ハネクリボー』モンスターが存在する場合、LPを半分払って発動できる。デッキから『融合』魔法カードまたは『フュージョン』魔法カード1枚を手札に加える。]
ありす「『融合』カードのサーチということですか!?」
恵磨「ちなみにアニメGXに登場したカードで、アニメ効果では好きなカードを3回もサーチできる上に追加効果まであるブッ壊れインチキカードだったんだぜ」
日菜子「恐ろしい話ですねぇ……」
恵磨「ところで、『アダマシア』は奇跡の石のテーマ。そして『サバティエル』は『賢者の石』!つまり実質『サバティエル』も『アダマシア』カードということに……」
ありす「なりません」
日菜子「なりません」
芳乃「ならぬでしょー」
恵磨「辛辣ゥー!」
芳乃「さて、わたくしが導く奇跡は……(ペラペラ)わたくしを究極の勝利へと導く絶対的な力の象徴ー」
芳乃『 超 融 合 』でしてー」
[超融合]デッキ→手札
ありす「ここで『超融合』!?」
芳乃「ふふふー。このカードの真の力をお見せしましょー。バトルー!」
芳乃/手札1/LP4000
EXゾ-ン
[天威の龍拳聖]LINK3-789/A2600
メインゾ-ン
[真竜王V.F.D.]★9/X/ORU2/A3000
[E・HEROブレイヴ・ネオス]☆7/融合/A2500
[地球巨人ガイア・プレート]☆8/A2800
[ギガンテス]☆4/A1900
[魔救の探索者]☆2/チュ-ナ-/D2100
※『真竜王V.F.D.』の効果適用中
ありす/手札2/LP6000
EXゾ-ン
[グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン]☆10/融合/A3300
メインゾ-ン
[多次元怪獣ラディアン]☆7/A2800
[ギミック・パペット-ネクロ・ドール]☆8/D0
[ギミック・パペット-ビスク・ドール]☆8/D1000
[ギミック・パペット-ハンプティ・ダンプティ]☆4/D100
[宵星の騎士ギルス]☆4/D0
魔罠ゾ-ン
[セット](RUM-アージェント・カオス・フォース)
フィ-ルドゾ-ン
[オルフェゴール・バベル]
※『真竜王V.F.D.』の効果適用中
[BATTLE PHASE]
>>69
すみません、ミスです。カードの書き忘れがありました。
ありす「ここで『超融合』!?」
芳乃「ふふふー。このカードの真の力をお見せしましょー。バトルー!」
芳乃/手札1/LP4000
EXゾ-ン
[天威の龍拳聖]LINK3-789/A2600
メインゾ-ン
[真竜王V.F.D.]★9/X/ORU2/A3000
[E・HEROブレイヴ・ネオス]☆7/融合/A2500
[地球巨人ガイア・プレート]☆8/A2800
[ギガンテス]☆4/A1900
[魔救の探索者]☆2/チュ-ナ-/D2100
魔罠ゾ-ン
[フェイバリット・ヒーロー]装備魔法(ブレイヴネオス)
※『真竜王V.F.D.』の効果適用中
ありす/手札2/LP6000
EXゾ-ン
[グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン]☆10/融合/A3300
メインゾ-ン
[多次元怪獣ラディアン]☆7/A2800
[ギミック・パペット-ネクロ・ドール]☆8/D0
[ギミック・パペット-ビスク・ドール]☆8/D1000
[ギミック・パペット-ハンプティ・ダンプティ]☆4/D100
[宵星の騎士ギルス]☆4/D0
魔罠ゾ-ン
[セット](RUM-アージェント・カオス・フォース)
フィ-ルドゾ-ン
[オルフェゴール・バベル]
※『真竜王V.F.D.』の効果適用中
[BATTLE PHASE]
芳乃「バトルフェイズ開始時ー。装備魔法『フェイバリット・ヒーロー』の効果発動ー。デッキからフィールド魔法を即座に発動できましてー」
ありす「前回の動画でも似たような展開になりましたが……何を使う気なのでしょうか?」
芳乃「強大な力をふるうにはー。それに相応しき場が必要なのでしてー。フィールド魔法『覇王城』発動ー!」
[覇王城]フィールド魔法
ありす「『覇王城』!?ということは恵磨さんの狙いって……」
芳乃「フィールド魔法が発動したことによりー、『フェイバリット・ヒーロー』のさらなる効果で、『ブレイヴ・ネオス』さんの攻撃力はー、その守備力2000分だけアップしー、効果の対象にできなくなりましたー」
[E・HEROブレイヴ・ネオス]A2500→4500
芳乃「では、まずは『ガイア・プレート』さんで、『グリーディー・ヴェノム』さんに攻撃ー」
芳乃「『ガイア・プレート』さんがバトルする時ー、ダメージ計算時のみ、相手のステータスは半分になりますー。
故にー。『グリーディー・ヴェノム』さんの攻撃力は、半分の1650となりましてー」
[地球巨人ガイア・プレート]A2800
→[グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン]A3300→1650/LOSE
ありす「くっ、実質攻撃力5600ですか……普通に負けます。本当なら『グリーディー』の効果で反撃できたハズですが、『ビースト』の効果でできませんね」LP6000→4850
テロップ[フェイバリット・ヒーロー:① 自分のフィールドゾーンにカードが存在する場合、装備モンスターは、攻撃力が元々の守備分アップし、相手の効果の対象にならない。
②自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動できる。自分の手札・デッキからフィールド魔法カード1枚を選んで発動する。]
テロップ[地球巨人ガイア・プレート: このカードと戦闘を行う相手モンスターの攻撃力・守備力はダメージ計算時のみ半分になる。]
芳乃「そして手札を1枚捨て……お見せましょー。心の闇が作り出したる、最強の力の象徴ー」
[妨げられし壊獣の眠り]手札→墓地
芳乃「絶対無敵、究極の力を解き放ちませー!発動せよー!速攻魔法『超融合』ー!」
[超融合]速攻魔法 ドン☆
芳乃「『超融合』は、相手の場を含めた、互いの場のカードを素材に融合できる、究極の融合魔法」
芳乃「そして、『覇王城』の効果により、わたくしは『E-HERO(イービルヒーロー)を融合召喚できるのでしてー」
テロップ[覇王城:① このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分は『ダーク・フュージョン』の効果でのみ特殊召喚できる融合モンスターを『ダーク・フュージョン』の効果以外でも融合召喚できる。]
テロップ[超融合:① 手札を1枚捨てて発動できる。自分・相手フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。]
芳乃「わたくしは『ガイア・プレート』さんと、ありすさんの場の『ラディアン』さん、『悪魔族モンスター+岩石族モンスター』で融合召喚ー!」
芳乃「いでませー!大いなる大地の底に眠りし、混沌たる災厄の化身よー!」
芳乃「レベル8『E-HEROダーク・ガイア』!」
[E-HEROダーク・ガイア]☆8/融合/A?
ありす「やはり……!」
日菜子「なるほど、全ては『ダーク・ガイア』につなぐための布石だったということでしたか!」
恵磨「そう!せっかく『覇王城』のお陰でアニメ再現できるようになったからね!」
芳乃「ふふふー。今のわたくしはー。覇王よしのんでしてー」
ありす「というか、芳乃さんが覇王のカード使うのは良いんですか?なんか、普段のキャラクターとかけ離れてるような……」
芳乃「悪き力もまた、力の持つ側面の1つなのでしてー。己の内の闇を受け入れー、共存することこそがー、肝要なのでー」
ありす「うーん、わかるような、わからないような……?」
恵磨「まぁその辺はそれこそ『大人になれば』わかってくるかもな」
ありす「そんなものでしょうか?」
芳乃「ふふふー。『ダーク・ガイア』さんの攻撃力は、融合素材となったモンスターの攻撃力の合計分となりますー。
故にー、此度の『ダーク・ガイア』さんの攻撃力は、5600となりましてー」
[多次元壊獣ラディアン]A2800
[地球巨人ガイア・プレート]A2800
[E-HEROダーク・ガイア]A?→5600
芳乃「そしてー、『ダーク・ガイア』が攻撃する時ー、相手モンスターは全て攻撃表示になりましてー」
テロップ[E-HEROダーク・ガイア:①このカードの元々の攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
②このカードの攻撃宣言時に発動できる。相手フィールドの守備表示モンスターを全て表側攻撃表示にする。この時、リバースモンスターの効果は発動しない。]
ありす「壁モンスターも役に立たない……ということですか」
芳乃「覇王の前に逃げ腰は許されませぬー。『ダーク・ガイア』さんで、『ネクロ・ドール』さんに攻撃ー。攻撃宣言時に効果発動ー!ありすさんのモンスターは全て攻撃表示にー。『大地の怒り(アース・レイジ)』!」
[ギミック・パペット-ネクロ・ドール]☆8/D0→A0
[ギミック・パペット-ビスク・ドール]☆8/D1000→A1000
[ギミック・パペット-ハンプティ・ダンプティ]☆4/D100→A0
[宵星の騎士ギルス]☆4/D0→A1800
芳乃「そのまま『ネクロ・ドール』に攻撃ー!『ダーク・カタストロフ』!」
[E-HEROダーク・ガイア]A5600
→[ギミック・パペット-ネクロ・ドール]A0/LOSE
ありす「ライフで受けます……そして負けましたー!」LP4850→0
芳乃「やりましてー!」
恵磨「芳乃ー!ナイスファイトー!」
[DUEL FINISH]
ありす「完敗しました。まさか『ダーク・ガイア』が飛び出してくるとは思いませんでしたよ」
芳乃「いえいえー。恵磨さんのデッキとー、その教えがあらばこそでしてー」
日菜子「でも、ありすちゃんの『ギミパペ』も、新しい展開がいろいろ増えていい感じでしたねぇ」
恵磨「『ギルス』1枚から『マグネ・ドール』の条件みたしつつ『キメラ・ドール』につなげるのはおいしいよな!それと『アナコンダ』の効果を『パペット・パレード』の追加効果のためのライフ差を作るために活用したのはナイスな着目点だったぜ!」
ありす「『アダマシア』も、シンクロテーマらしく個々が優れた展開能力を持ちながらも『岩石族縛り』などのような制約がつくこともないですから、いろいろなコンボに応用できそうな可能性を見ることができましたね」
日菜子「ということで『ギミック・パペット』デッキと『アダマシア』デッキの対戦でしたー」
ありす「『ヴェルテ・アナコンダ』が実質『ギミパペ』強化だと思われた方はGOODボタン」
恵磨「いやいねーよ!」
ありす「GOODボタン!」
芳乃「わたくしのデッキで超融合してみたい方はー。ちゃんねる登録のご協力をー」
よしありえまひな「「「「よろしくお願いしまーす!!」」」」
芳乃「わたくしのでびゅーしんぐる、『祈りの花』も是非ご視聴下さいませー」
恵磨「しっかり宣伝もかましていくと!それではご視聴!」
よしありえまひな「「「「ありがとうございましたー!!」」」」
ありす「思ったんですが、言うほど『アダマシア』使ってなくないですか?」
恵磨「いや、『アダマシア』を使ったからこそのあの超展開力だから!」
芳乃「EXデッキがペラペラでしてー」
以上です。
ほぼほぼハイパーよしのんソリティアタイムになってしまいましたね……
ちなみに芳乃ちゃんにダークガイア使わせるのは、ニビルや御影志士が出た頃からずっと考えてはいたんですが、今回でようやく納得いくデッキが組めてよかったです。
例によってデッキ紹介SSは少々お待ち下さい。
とりあえず今はレシピだけ投げとくことにします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ありすデッキ『傀儡たちの鎮魂歌(ギミック・パペッツ・レクイエム)
[メイン]40
[モンスター]21
宵星の騎士(ジャックナイツ・オルフェゴール)ギルス 3
オルフェゴール ・スケルツォン
オルフェゴール ・ディヴェル 2
オルフェゴール ・トロイメア
星遺物-「星杖」
ギミック・パペット-ギア・チェンジャー
ギミック・パペット-ハンプティ・ダンプティ 3
ギミック・パペット-テラー・ベビー 3
ギミック・パペット-ネクロ・ドール
ギミック・パペット-マグネ・ドール 2
ギミック・パペット-ビスク・ドール 3
[魔法]12
コンドーレンス・パペット 2
RUMアージェント・カオス・フォース
RUMヌメロン・フォース
パフォーム・パペット
オルフェゴール ・バベル
オルフェゴール・プライム
ハーピィの羽箒
ライトニング・ストーム
死者蘇生
おろかな埋葬
超融合
[罠]7
傀儡葬儀-パペット・パレード 3
マジカルシルクハット 2
オルフェゴール ・クリマクス
マーシャリング・フィールド
[EX]15
グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
ギアギガントX
ギミック・パペット-ギガンテス・ドール
宵星の機神(シーオルフェゴール)ディンギルス
No.40ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス 2
No.88ギミック・パペット-デステニー・レオ
CNo.40ギミック・パペット-デビルズ・ストリングス
CNo.88ギミック・パペット-ディザスター・レオ
リンクリボー
転生炎獣アルミラージ
捕食植物ヴェルテ・アナコンダ
プラチナ・ガジェット
オルフェゴール ・ガラテア
ギミック・パペット-キメラ・ドール
恵磨デッキ(芳乃使用)『気高き覇王の意志』
[メイン]43
[モンスター]29
魔救の追及者 2
魔救の探索者 3
魔救の分析者 2
魔救の奇石-ドラガイト
ギガンテス
タックルセイダー 3
ゲート・ブロッカー 2
地球巨人ガイア・プレート
ブロック・ドラゴン
多次元壊獣ラディアン 3
雷撃壊獣サンダー・ザ・キング
対壊獣用決戦兵器メカサンダー・キング
召喚僧サモンプリースト 3
焔聖騎士リナルド
ハネクリボーLV9
ジェット・シンクロン
コードブレイカー・ゼロデイ
星杯に誘われし者
[魔法]14
賢者の石-サバティエル 2
魔救の息吹(アダマシア・サイン) 3
超融合 2
覇王城
フェイバリット・ヒーロー
妨げられし壊獣の眠り 2
貪欲な壺 2
星遺物の胎動
[罠]0
[EX]
E・HEROブレイヴ・ネオス
E-HEROダーク・ガイア
氷獄龍トリシューラ
星杯の神子イヴ
ドロドロゴン
魔救の奇跡(アダマシア・ライズ)-ドラガイト
御影志士(みかげしし)
真竜皇V.F.D(ザ・ビースト)
リンクロス
水晶機巧-ハリファイバー
ユニオン・キャリアー
聖騎士の追想イゾルデ
コードブレイカー・ウイルスソードマン
コードブレイカー・ウイルスバーサーカー
天威の龍拳聖
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません