モバP「透視眼鏡か……」 (31)


使い古されたようなネタですが……



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1584276615


モバP「晶葉曰くこれをかければ隠されたあんなものやこんなものが見えるというが……さてと」スチャ

卯月「おはようございます!」ガチャリ

モバP「おはよう、いい朝だな」

モバP(卯月は薄ピンクか……レースに隠された尻が桃みたいだな。噛みつきたい)ジュルリ


未央「おっはよー!」バーン!

モバP「おはよう未央、扉は静かに開けような」

モバP(オレンジ色……イメージ通りだな。)

モバP(そのたわわに実ったふたつのオレンジをひん剥いてやりたい)ゴクリ

凛「おはよう、今日も騒がしいね」

モバP「おはよう凛、今日はダンスレッスンだったな。」

モバP(凛は蒼……かと思ったら黒か!けっこうセクシーなの履いてるんだな!)


未央「なに?どうしたのプロデューサー?なんか上機嫌じゃん」

モバP「ん?いや……いつも通りだ。そんなことないぞ?」ニマニマ

凛「だったらそのにやけた顔やめなよ。かなり気持ちわるいよ」

卯月「確かにちょっと犯罪者っぽいですね」

モバP「そ、そうか……気をつけるよ」


モバP(ふっふっふ、なんとでも言うがいい。)

モバP (どんなに偉そうなことを言ったところで俺にはお前たちのあんなとこやこんなところが丸見えなのだよ!)

春菜「おはようございます!」ガチャリ

モバP「うん、おはよう。はる……な……?」


モバP「えっと……上条春菜さんですよね?」

春菜「はい、そうですけど?」

モバP「いや、うん、そうだよな……ごめん、ちょっと伊達眼鏡の度が合ってないみたいだ」

春菜「むむっ!それはいけませんね!すぐに代わりの眼鏡を用意しますね!」

モバP「お、おう……お手柔らかに頼むよ……」

モバP「…………」

モバP(え?なんでこの子服透けないの??)


上条春菜(Pの視点)
ttps://imgur.com/a/xY5sHOJ




モバP「……ということがあったんだけどどうなってんだよ?」

晶葉「ふむ、透視眼鏡に故障はないようだが……他のアイドルはどうだったんだ?」カチャカチャ

モバP「早苗さんの色気のない下着も晴のスポブラも問題なく見えたよ」

モバP「今回見ることができなかったのは春菜の下着だけだ」

モバP「これがこずえとか芳乃の服が透けないとかだったら不思議な力が働いているんだな~って思って諦めるんだけどさ」

晶葉「春菜は不思議な力は持ってないもんな」

モバP「っていうかなんで服が透けずに眼鏡が消えるんだよ?」


晶葉「とりあえずバージョンアップしておいたからこれで明日もう一度試してくれ」

モバP「おう、これで本当に見えるのか?」

晶葉「ああ、その気になれば毛細血管に流れる血球まで透視できるぞ」

晶葉「まあ、グロいから見ることはオススメしないが……」

モバP「よくわかんねえけどなんかすげえな!」


次の日

モバP「さてと……日を跨いで第2ラウンドだ!」

モバP「それじゃあ、今日も下着チェックを……」

輝子「フヒッ……お、おはよう、親友」ガチャリ

モバP「おはよう、輝子。今日も頑張ろうな」

モバP(輝子はシンプルな白か……ブラの紐が伸びきってちょっとズリ下がってるな)

モバP(隙間に手を突っ込みてえ)


乃々「お、おはようございます」ゴソゴソ

モバP「おはよう乃々、挨拶もそこそこに机の下に逃げるんじゃない」

モバP(ミントグリーン!そのパンツに顔を埋めて森久保の森の香りを確かめたい!)ニヘラ

美玲「なに鼻の下伸ばしているんだ!いかがわしいこと考えているんならひっかくぞ!」

モバP「おはよう美玲、花粉症で鼻がムズムズするんだ。誤解させたならごめんな」

モバP(美玲は派手めのビビットピンク……私服の色に合わせてんのか)

モバP(しかしちょっと派手じゃないか?)


モバP(透視眼鏡は良好。改良したお陰で壁の向こうの早苗さんの下着まで丸見えだ!)

モバP(…………いや、ブラとパンツの柄くらい合わせて下さいよ早苗さん)

モバP(しかしこれは行けるか?リベンジマッチなるか!?)

春菜「そんなに真剣に壁なんか睨んでどうかしました?ま、まさか幽霊でも!?」

モバP「いや、あの辺りに何か飾ろう……かと思って……な?」

春菜「いいですね!ちょうど事務所にくる途中で可愛い猫ちゃんの写真が撮れたんで貼っていいですか?」

春菜「ほら見て下さいよ!すごく可愛いでしょ♪」


上条春菜(Pの視点)
ttps://imgur.com/a/d2KZWge



モバP「(Tシャツの)猫がいない!?」

春菜「いますよ!ほら写真をよく見て下さい!!」


晶葉「そ、そんな馬鹿な!透視できなかっただと!?」

モバP「どうなってんだよ?この眼鏡って不良品じゃないのか?」

晶葉「それはありえん。現に他のアイドルは透視できているだろう?」

モバP「いや、まあ確かに……じゃあ何が原因なんだよ?」

晶葉「恐らくだが……Pのサイキックパワーが足りないんだろう」

モバP「ん?急にどうした?あたまユッコになったか?」


晶葉「いや、真面目な話だ。その透視眼鏡は掛けることで頭のツボを刺激し脳を活性化……」

晶葉「なんやかんやあって隠された透視能力を増幅させるという発明品だ」

モバP「じゃああれか?俺のサイキックパワーを鍛えれば透視できるのか?」

晶葉「うむ、透視眼鏡の改良を続けるよりその方が確実だろう」

モバP「でもどれぐらいのサイキックパワーが有ればいいんだよ?」

晶葉「おそらくストリートファイターのベガくらいの超能力を持てば確実だ」

モバP「ハードル高えな!!!」

晶葉「まあ、紗南にマインドシーカーでも借りて超能力を鍛えるんだな」

モバP「いや、あんなクソゲーで超能力には目覚めないだろ……目覚めないよな?」


次の次の日

モバP「はい!目覚めました!超能力!!」ババーン

モバP「なんか手足が伸びたり火を吹いたりテレポート出来るようになりました!」ババーン

モバP「…………ダルシムじゃねえか!!?」

モバP「まあいい!第3ラウンドだ!今日こそ透視してみせる!!」


菜々「おはようございまーす!今日も1日頑張りますよー!」

モバP(純白のフリル……可愛いが背中に貼った湿布が痛々しいな)

モバP(しかしパンツが食い込んだ柔らかそうな尻と太もも……YESだね)

モバP「菜々さん、腰を痛めてるなら言って下さいよ。今日のダンスレッスンキャンセルしときますね」

菜々「え!?どうしてわかったんですか!?もしかして湿布見えてます!?」

モバP「いや、その……匂い!そうです湿布の匂いで分かったんですよ!」

モバP(あぶねえ、透視眼鏡がバレないようにしないとな)


若葉「おはようございます!今日はやる気ですよ~!大人の時間をお届けします!」

モバP「おはようございます若葉さん」

モバP(若葉さんはTバッグか……ってT!?)クワッ!

モバP(見た目が幼いから下着はアダルティなものにしてるのか?)ジー

モバP(しかしその見た目でTは犯罪的!!)

若葉「あの……どうかしましたか?」

モバP「いや、その……若葉さんって随分大人っぽくなったな~って思いまして」アセアセ

若葉「本当ですか~!嬉しいです!」パァ!


モバP(透視眼鏡は問題なし。鍛えたヨガのおかげで色々見えるぞ)

モバP(例えば更衣室の早苗さん……衣装が入らなくなって四苦八苦してる)

モバP「3サイズ測り直さないといけないな」ボソ

春菜「何を測り直すんですか?視力なら付き添いますよ?」

モバP(……来たか)


モバP「いや測るのは視力じゃない、己の力量だ。」

春菜「はぁ……なんだか難しそうな話ですね」

モバP「難しい話じゃない。越えるべき壁にぶつかり、己の未熟を理解し、鍛錬を重ねることで壁を突破する」

モバP「人の成長とはそういうものだという話だ」

春菜「Pさんにも越えるべき壁があるんですか?」

モバP「ああ、だがそれも今日で無くなる」

モバP「さあ、今日こそ全てを晒すのだ!!」クワ!


上条春菜(モバP視点)
ttps://imgur.com/a/VjV5vtX


モバP「どぉなっちゃってんだよ!」シュン!

晶葉「うわ!急にテレポートで現れるんじゃない!」

モバP「そんなことより今回もダメだったぞ!?」

モバP「今回は眼鏡以外の全部が消えた!下着もなにも見えんかった!」

晶葉「そ、そんなバカな!」

モバP「バカもパイルバンカーもあるか!透視したら眼鏡が宙を舞っているんだぞ?」

モバP「びびってテレポートで逃げてしまったよ!」


晶葉「しかし透視眼鏡に問題はない!現に透視に成功している!!」

モバP「成功しすぎだよ!なんで眼鏡以外が消えちゃうんだよ!!」

晶葉「そ、それは恐らく助手の強すぎるサイキックパワーが原因だと思うが……」

モバP「ベガぐらい強い超能力者になれって言ったじゃねえか!!」

モバP「いや、身につけたのはヨガパワーだけど!!!」

モバP「っていうかもう春菜は透視できねえの?!!」

モバP「このままじゃアイドル下着図鑑を作れねぇじゃねえか!!」

晶葉「落ち着け!別に透視は問題なくできるはずだ!!」

モバP「え、そうなの?」


晶葉「その助手のヨガパワー?が強くなったのなら別に透視眼鏡の補助がなくても透視できるだろう」

晶葉「だから眼鏡なしで透視すればいい感じになるんじゃないのか?」

モバP「なるほど……いや、そもそもヨガパワーって透視に使えるのか?」

晶葉「口から火を吹いたりテレポートができるんだ。透視ぐらいできるだろ……たぶん」

モバP「それもそうか……よっしゃ!最終ラウンド行ってくる!」シュン

晶葉「だから、むやみにテレポートを使うんじゃない!」


モバP「春菜!!」シュン

春菜「Pさんどうしてここに!?出てって下さいよ!!!」

モバP「断る!!」

モバP(透視は……おお!成功だ!!ついに春菜の下着が……って)

モバP「おい、なんで手で隠してるんだよ!ほらもっとよく見せろ!!」

春菜「嫌ですよ!見ないで下さい!セクハラですよ!!」

モバP「可愛いアイドルを見つめているだけでセクハラになる訳n……へぶぅ!」

早苗「いきなり更衣室に現れて下着姿の少女に迫ってたら十分セクハラよ!」ギリギリギリ

モバP「こ、更衣室だって!?じゃあ透視できてる訳じゃ……いてててててギブギブギブ!!!!」

早苗「ふん!」ブン!

モバP「ぐえっ!?」ドゴォ!


モバP「」チーン

早苗「捕まえたら投げる!手足が伸びる相手であろうとも同じことよ!」


エピローグ

春菜「ちょっとPさん!早苗さんから透視眼鏡の話聞きましたよ!!」

春菜「最近眼鏡に目覚めたと思って感心していたらそんな悪事を働いていたなんて!!」ワナワナワナ

モバP「い、いや、違うんだよ。俺は嫌だったけど晶葉にテストを頼まれて仕方なく……」

モバP「それに透視眼鏡は早苗さんに破壊、俺のヨガパワーも芳乃に封印されたからもう何も見えないし許してくれよ」

春菜「問答無用です!私の下着を透視している時点で有罪です!」

モバP「いや春菜は透視してないぞ?」

春菜「……え?」


モバP「なんかよくわからんが毎回春菜の透視だけはうまく行かなくてな……」

モバP「眼鏡やTシャツの猫が消えたり逆に眼鏡以外の全てが消えたりしたんだよ」

春菜「な、な、なんですって!!?」

春菜「それじゃあ私、Pさんにノーメガネフェイスを見られてしまったんですか//////」カオマッカ

モバP「まて、なぜ下着ではなく眼鏡の部分で顔を赤らめる?」

春菜「当たり前じゃないですか!」

春菜「眼鏡を外すくらいなら……服を脱ぐ方がマシです!!!」

モバP「いや、割とマジで君の価値観がわからん」


春菜「それぐらい私にとって眼鏡は重大なものなんです!!」

春菜「それに!眼鏡を外すのはダメですけど」ズイッ

春菜「パンツくらいならいつでも見せますから/////」ボソ

モバP「ッ!!?」ガタッ

春菜「レッスン行って来ますね♪」パタパタパタ

モバP「…………マジかよ」

モバP「発明品とか超能力に頼らず初めから見せてくれって頼めば良かったのか……」

モバP「いや、こんなの誰も予想できねえよ!!」


終わりです。

この後、見せるために可愛い下着を買いに行く話とかしようと思いましたが辞めときます。

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