アイドルマスターミリオンライブ!のSSです。
タイトルからは何が起こるかさっぱり分からないSSですね。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1585571659
P『はい、今は皆さん家にいることも多いでしょうし、家で見れる配信をしようかと』
歌織「そんな、私の部屋なんて見せられるものでは・・・」
P『背景は壁とかでも大丈夫ですよ』
歌織「あまり人に見せられる恰好もしてないですし・・・」
P『部屋着も経費で買って良いので、好きな恰好してください』
歌織「お化粧をしていないというのも・・・」
P『みんな化粧してるんで大丈夫ですよ』
歌織「えぇと・・・」
P『みんなでサポートしますから!今マニュアルが亜利沙から送られて来ますんで!』
P『また後日、配信前に一緒に確認しましょう!それで大丈夫ですか?』
歌織「だ、大丈夫です。それではよろしくお願いします」
後日 21時くらい
プチッ
歌織「もしもし、プロデューサーさんですか?聞こえてますか?」
P『もしもし、聞こえてますよ』
歌織「あ、意外とカクカクしないんですね。良く見えます」
P『音声も良い感じです。あれ、歌織さんお風呂上りですか?』
歌織「はい、まだ開始まで時間があるので大丈夫かなって」
P『大丈夫ですよ。オフな感じが出ていて凄く良いです」
歌織「そ、そうですか。お恥ずかしいです」
P『ファンの皆さんも可愛い歌織さんが見れて嬉しいと思いますよ』
歌織「や、やめてくださいそんな・・・」
P『その様子だと準備バッチリですね。まだ全然時間に余裕あるので寝ちゃわないで下さいね』
歌織「大丈夫ですよ。子供じゃありませんから」
P『ハハハ、実はこの前麗花がずっと寝ながら配信していて』
歌織「えぇっ!?寝ながらどうやって配信したんですか!?」
P『それがよく分からないんですよね。ちゃんと時間通りに始まって時間通りに終わったし』
歌織「お、お化けだったり・・・」
P『私も見てましたけど、麗花が寝ながら操作してました』
歌織「えぇ・・・?さすが麗花ちゃん・・・」
P『あ、すみません準備もあるでしょうからあまりしゃべり過ぎるのも良くないですね』
歌織「いえいえ、お陰でリラックスできました」
P『あと一時間後か・・・、飲み物でも飲みながらのんびり話してくださいね。特に面白いこととか言わなくても大丈夫ですから』
歌織「そういうものなんですか?」
P『そうですよ。変に面白いことしようとして炎上する方が怖いですから』
歌織「よく分かりませんが、発言には気を付けますね」
P『まぁ歌織さんなら大丈夫だと思いますよ』
P『それじゃあそろそろ通話切りますね。私も配信見てますんで』
歌織「はい、それでは・・・」
プチッ
一時間後くらい
P「んん、そろそろ22時か・・・」
P「麗花の時と違って、歌織さんなら安心して見られるな・・・」
P「このみさんに至っては莉緒と一緒に酒盛り始めたからな・・・。夜の配信は大人組しか出来ないってのに・・・」
P「準備も万端みたいだったし、気楽なもんだ」
プチッ
P「お、つながtt」
歌織『むにゃ・・・つながりましたぁ~』
P「かおりさーーーーーーーーーーーーん!?!?!?!?!?!」
歌織『はーい、桜守歌織ですよぉ~・・・』
P「えーーーー!!!??歌織さん酔っぱらってる!!??!? いや、酔っぱらってない・・・?」
歌織『ふあぁ・・・』
P「あーーー!!これただ眠いだけだああーー!!!! 歌織さんダメー!!!起きてーーー!!!」
歌織『ん・・・起きなきゃ・・・』
P「そう!起きて!仕事中だから!頑張って歌織さん!」
歌織『今日はですねぇ~・・・、みなさんに~・・・・』
P「やばいいつもの5倍くらい会話速度が遅い」
歌織『みなさんにぃ~・・・・ぃ~・・・』
P「あ、やばい。やばい」
歌織『・・・・・・』スースー
P「寝た!完全に寝た!!やばい!何とかして起こさないと!」ピポパ
prrrrrrrrrrrr
歌織『んー・・・』
P「ほら歌織さん!電話だよ!起きて!」
prrrrrrrrrrrr
歌織『んー・・・』
P「歌織さん!頑張って!」
ピッ
歌織『・・・』
P「あー!電話切りやがった!そして心なしか不機嫌な顔してる!かわいい!」
P「何度もかければそのうち通話ボタン間違えて押すだろ」
prrrrrrrrrrrrr
歌織『んー・・・』
ピッ
P「おっ」
P「歌織さーーーーーん!!配信中ですよー!!!起きてーーー!!!!!!」 ←クソデカ大声
P(『スタッフきた』とか『彼氏か!?』とかコメント流れてるな・・・)
歌織『んー、プロデューサーさん・・・?』
歌織『・・・ハッ!』
歌織『いけない、私ったら、すみません皆さん、お恥ずかしいところを・・・』
歌織『プロデューサーさんもわざわざすみません!』
P「私のことは良いので配信に!」
歌織『あっ!そうですね!すみません!えっと、桜守歌織です』
歌織『あぁ・・・なんのお話をしようとしてたんだっけ・・・えぇと、えぇと』
歌織『あっ、そうです。今度劇場で新しい公演があって』
歌織『今度は春香ちゃんと可憐ちゃんが』
歌織『可憐ちゃんが・・・』
P「ん?」
歌織『かれんちゃん、が・・・』
歌織『・・・・・・』スー
P(寝たーーーーーーー!!!)
P(まずい!まずいぞ!)
prrrrrrrrrrrrrrrr
歌織『・・・・・』スースー
P(あぁ!もはや反応すらしない!)
P(仕方ない!最終手段だ!)
P「もしもし!歌織さんのお母さんですか!夜分遅く申し訳ございません!」
P「はい!いま歌織さんが自室で配信中なのですが!」
P「そうです!よくご存じで!申し訳ないのですが起こしてきてもらえますか!」
P「はい!申し訳ないです!はい!」
P(歌織さんのお母さん滅茶苦茶理解早かったな・・・)
こうして、桜守歌織さんの初めての自宅配信は
『あの大人エレガントな桜守歌織さんの可愛い寝顔配信』と
『桜守歌織さん、お母さんも超絶美人だった』と話題の神回となり、
某サイトでの再生数が500万を超えるなどして大変な騒ぎになりましたとさ。
P「もちろん歌織さんは以後、自宅配信禁止です」
歌織「大変申し訳ございませんでした・・・」
おわり
終わりました。HTML依頼出してきます。
かおりちゃん(23)は可愛いなぁ!
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