ホーリー　60

キンセンカ　48

ですね。お待ちを

団長「お前は何を言ってるんだ？」

ローズマリー「失礼な。まあ、失敗作だが効果はあるぞ」

団長「そんな物を俺のお茶に混ぜたのか。後で罰だぞ」

ローズマリー「うっ。だがデーターは取ってもらうぞ」

団長「はぁ。別にここの花騎士は問題ないと・・・一部がヤバイよなぁ」

ローズマリー「頑張ってくれたまえ」

団長「他人事の様に言いやがって」

ローズマリー「では失礼するよ」

ｶﾞﾁｬ　ﾊﾞﾀﾝ

団長「はぁ。変な発明ばかりして・・・さて、今日の副団長はホーリーだったな」

団長（ホーリーは独占欲とかなさそうだから問題なさそうだが）


ｺﾝｺﾝ

団長「どうぞ」

ｶﾞﾁｬ

キンセンカ「失礼します」　48

団長「・・・」　ｺﾞｼｺﾞｼ

団長「・・・」　ｼﾞｰ

キンセンカ「あ、あの団長さん？」　48

団長（マジで頭の上に数字が見えるが・・・この数値がそうなのか？）

キンセンカ「あ、あのー」

団長「あっ、ああ。すまない・・・どうしたんだ？」

キンセンカ「い、いえ。カレンデュラちゃんと一緒にお菓子を作ったんですが団長さんもいかがですか？」

団長「そうだな。少し貰おうか」

キンセンカ「はい♪」

ｶﾞﾁｬ

ホーリー「団長。今日はよろしくね」　60

団長「・・・ノックをしろよ」

団長（60・・・少し高いか？）

ホーリー「あっ。ごめんごめん」　60

団長（ふむ・・・数字が見えるだけなら問題ないな）

キンセンカ「ホーリーさんもどうぞ」

ホーリー「おっ、ありがとね」

団長「さて、今日の書類は・・・」　ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

ホーリー「うーん。美味しい♪」　ﾓｸﾞﾓｸﾞ

キンセンカ「それはよかったです」

団長「最近暖かくなってきたから害虫も活発化したなぁ」　ｶﾘｶﾘ

ホーリー「そうだね。でも私達花騎士が頑張るから任せてよ」

団長「そうだな」　ｶﾘｶﾘ

団長（平和だ）

団長「おっと、俺も食べるか」　ｻｸｯ

団長「んぅ。これは美味いな」　ﾓｸﾞﾓｸﾞ

キンセンカ「ありがとうございます。カレンデュラちゃんも喜びます♪」

団長「しかし本当に美味い・・・もう少し食べていいか？」

キンセンカ「はい。沢山食べてくださいね♪」

団長「んっ」　ﾓｸﾞﾓｸﾞ　ｶﾘｶﾘ

ホーリー「・・・」　ｼﾞｰ


団長「あ～・・・この討伐司令は、このメンバーで行くとして」

キンセンカ「団長さん。お茶も淹れたので置いておきますね」

団長「すまん・・・謎の落雷に、変化・・・凶暴化する害虫」

キンセンカ「団長さん。最近は忙しそうですね」

団長「しょうがない。害虫が活発に活動してるからな」

キンセンカ「そうですね。でも団長さんも無理をしたら駄目ですよ」

団長「わかってる」

キンセンカ「本当に無理しないでくださいね。カレンデュラちゃんが心配してましたよ」

団長「そうか」

キンセンカ「私も心配してるんですよ。団長さんは無理をしますから」

団長「うっ」

キンセンカ「無理したらめっ、ですからね」

団長「反省してます」

キンセンカ「だったらいいです」

ホーリー「団長！私やポインセチアも心配してるんだからね」　ｷﾞｭｯ

団長「わかったから背中に飛びつくな」

ホーリー「むぅ。前に私達と一緒に討伐したときソーラードライブを無理に撃ったじゃん」

団長「あれはしょうがないだろ」

ホーリー「反論しないの」　ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

団長「はぁ・・・わかったから離れろ」

ホーリー「ならいいけど」　ｷﾞｭ

団長「おい。何故抱きつく力が強くなる？」

ホーリー「だってキンセンカと楽しそうに話してるから」　ﾎﾞｿｯ

団長「えっ？」

ホーリー「今日の副団長は私なんだから」

団長「そ、そうだな」


キンセンカ「・・・・」　ｼﾞｰ

団長（キンセンカの視線が）

団長（気のせいだと思いたいが）



その後

お昼ご飯中

団長「あっ。カレンデュラ、お菓子美味かったぞ」

カレンデュラ「ほ、本当ですか？」

団長「ああ」

カレンデュラ「じゃあまたお姉ちゃんと一緒に作りますから食べてくれますか？」

団長「楽しみにしてるぞ」　ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

カレンデュラ「は、はい///」

キンセンカ「・・・団長さん。私も頑張ったんですよ」

団長「そ、そうだな。ありがとう」

キンセンカ「それだけですか？」

団長「・・・あっ」

団長「ありがとう」　ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

キンセンカ「はい///」



ホーリー「・・・」　ｼﾞﾄｰ

ホーリー「団長、お昼のお仕事早くしないと！」

団長「わかった」

ホーリー「ほら、早く」　ｸﾞｲｸﾞｲ

団長「お、おい」


団長「えーっと。これで終わりだな」

ホーリー「終わったの？」

団長「ああ。今日の書類仕事は終わりだ」

ホーリー「じゃあこっち来て。お話しよ」

団長「わかった」

ホーリー「・・・」　ｷﾞｭｰ

団長「お、おい」

ホーリー「今日は私が副団長なのに団長は他の花騎士とデレデレして。少しは私にも構ってよ」

団長「えっ？」

ホーリー「私だってヤキモチ焼くんだから///」

団長「」

ホーリー「残りの時間は私を甘やかすの・・・いい？」

団長「わ、わかった」

ホーリー「ふふん。じゃあ頭を撫でて」

団長「ああ」　ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ホーリー「ふふっ///じゃあ次はね」

団長（はぁ）

夜

ローズマリー「やあ。今日はどうだったかね？」

団長「ああ。何か数字が見えた花騎士の言動が一部おかしかったが」

ローズマリー「それは数値が高かったかね？」

団長「そんなには。60と48だ」

ローズマリー「ふむ。少しの独占欲と微妙な独占欲か」

団長「？」

ローズマリー「その数値が見える花騎士は独占欲が無意識に発動するのだよ」

団長「なんだよ、それは」

ローズマリー「ふふっ。団長も満更ではないんじゃないのか？」

団長「そんな訳ないだろ。地味に大変だったんだぞ」

ローズマリー「明日が楽しみだ」

団長「まさかまだ効果が続くのか？」

ローズマリー「いや。明日になったらわかる」

団長「？」



翌日

キンセンカ「///」

カレンデュラ「お姉ちゃん？」

キンセンカ（わ、私ったら何を言ってるんですか///だ、団長さんに///）


ホーリー（うわー///私ったらなんて事言ってるの///そりゃ少し羨ましかったけど・・・うぅ///）


ローズマリー「効果の現れた花騎士は記憶が残るのだ」

団長「どんな羞恥だ」

はい。相変わらず酷いSSになります

注意。このSSは誤字、脱語、花騎士のキャラ崩壊？や団長の呼び方、他の花騎士の呼び方がおかしい事があります（遅い）

それでもよろしければ安価などの参加や読んでいただけると嬉しいです

投下は週2、3回になると思います

次のお題　ローズマリー「本音が出てしまう薬だ」　団長「おいっ」


下1と2　花騎士を

本日はここまで


では