脇山珠美「ワノ国でライブですか?」 (28)

ここは偉大なる航路(グランドライン)後半の海『新世界』にある島「ミシロ諸島」

芸能産業を生業としており、数々のアイドル達を大海原に送り出している

世は正に、大アイドル時代!!!



ど    ん!!!

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~346諸島 アイドル事務所~

ちひろ「というわけで、今からワノ国へ…」

ちひろ「あなた方、『春霞』に行ってもらう事になりました」


珠美「はぁ…」

あやめ「御意」

歌鈴「わ、わかりました…」

芳乃「あらあら~」

紗枝「うふふ」

珠美「ちょっと待ってください、ワノ国は今…」

ちひろ「はい、四皇の一角である百獣のカイドウの支配下にあります」

歌鈴「うわぁ…」

ちひろ「近く盛大な祭りがあるそうで…その余興です」

紗枝「それは大事どすなぁ…」

あやめ「お言葉ですがちひろ殿」

ちひろ「何でしょう?」

あやめ「我々は20年前に光月トキ様からこの時代に逃がされた身…」

あやめ「その元凶のカイドウののためになるようなことはできかねます」

珠美「確かにそうですね」

芳乃「わたくしもそれはゴメンこうむるのでしてー」

ちひろ「わかってますよ、それはあくまでカモフラージュです」

珠美「カモフラージュ?」

ちひろ「実は最近ウチのアイドル達が麦わらの一味と絡むことがありまして…」


あやめ「最近話題のあの麦わらの一味と!?」

紗枝「ウチも聞いたことありますわぁ、何でもビックマムと一戦やりはったとか…」

ちひろ「ええ、お陰で我々も共犯扱い…」

ちひろ「シンデレラガールズの皆さんも世界会議から戻ってきません」

ちひろ「いずれ皆さんにも懸賞金がかけられるかもしれません」

ちひろ「こうなったらもう、彼らに協力するしかありません、そこで…」


ちひろ「麦わらの一味に協力し、カイドウを討ってきてください」

珠美「えっ…」

歌鈴「そ、それはちょっと…」

芳乃「死ににいくようなものなのでしてー」

ちひろ「なーに、ちょっとでも麦わらさん達に協力でもできれば恩ができます」

ちひろ「そこで彼らの傘下に入り、世界政府から独立するのです」

あやめ「な、なるほど…」

ちひろ「では早速向かってください」

珠美「え!?船は!?」

芳乃「それなら心配いらないのでしてー」

珠美「芳乃殿?」


芳乃「わたくしの『アナアナの実』の能力を使えば一瞬なのでしてー」

珠美「あー…そうでしたね」

歌鈴「一度行った場所にならどこにでも穴を繋げられる能力…」

紗枝「便利な能力どすなぁ…」

あやめ「いやいや、紗枝殿も能力者じゃないですか…」

芳乃「それでは行くのでしてー」



芳乃「黄泉の門」スッ


パカッ ヒュウウウウウウウウウウ



ちひろ「いってらっしゃーい」

~ワノ国 上空~


カパッ ヒュウウウウウウウウウウ


珠美「お、落ちてる!落ちてますよおおおおおおおおおお!!!!!!」

芳乃「久々に来たから座標がズレてしまったのでしてー」

あやめ「感心してる場合じゃないですよ!どうするんですか!?」


ボフッ


歌鈴「キャッ!」

紗枝「あらら、どうやら柔らかい所に落ちたみたいどすなぁ」

珠美「これって…」






カイドウ(龍形態)「ウオロロロロロ…何だぁお前らは?」

珠美「・・・・・」

あやめ「・・・・・」

紗枝「・・・・・」

芳乃「・・・・・」

歌鈴「・・・・・」




5人「うわあああああああああああ!!!!!」

珠美「ドドドドドドラゴンですよ!」

紗枝「…というより、龍どすな」

あやめ「どうやら我々はこの龍の背中に降りてしまったのですね」


歌鈴「お、おじゃましまーす…」


カイドウ「どこのどいつか知らねえが、おれは今無性に期限が悪りぃんだ」(ルフィをぶっ飛ばしてきた直後です)

カイドウ「消し炭にしてやる!」


芳乃「どうやら怒っているようなのでしてー」


珠美「そ、それってかなりまずいのでは…」ガクガク


カイドウ「熱息(ホロブレス)!」ゴオオ…


芳乃「口から火を吐く?」


カイドウ「!」



ボオオオオオオオオオオオオッ!!!!



芳乃「天界の門!」


ガパッ

ヒュオオオオオオオ…

カイドウ「何?穴が炎を吸い込んだだと…‼」

芳乃「わたくしの見聞色の覇気がなかったら危なかったのでしてー」

芳乃「そして…」


芳乃「天界の門・炎撃!」


ガパッ!ボオオオオオオオオオオオオッ!!!

カイドウ「ぬおお…おれの炎を跳ね返すとは…」

芳乃「まだまだいくのでしてー!」


芳乃「天界の門・雷撃!」


ガパッ! ドゴオオオオオオオオオオン!

カイドウ「グウウウウ…」ビリビリ

芳乃「近くの雷雲に穴を繋げて雷を落としたのでしてー」


珠美「どうやらやるしかないようですね…」

あやめ「ええ」

歌鈴「あわわ…」

紗枝「まずはウチが足場を作る!」


紗枝「竹取の屋敷(かぐやしき)!」バッ


ゴゴゴゴゴゴゴ…


珠美「おお…」

あやめ「一瞬で竹の櫓が…」


【小早川紗枝 タケタケの実の能力者】

~地面や体から自由に竹を生やせる~

珠美「さて、これで自由に戦えます…」


カイドウ「小癪なぁ…」ゴゴゴ…


珠美「行きますよ!我が愛刀、玉鋼!」シャキン

珠美「奥義・刹華斬!」


ズバン!

カイドウ「・・・・・」グラッ

あやめ「まだまだいきますよ!」ダッ

あやめ「忍法・鎌鼬!」


ズバババババババババババッ!!!


カイドウ「・・・・・」

珠美「歌鈴殿!続いてください!」

歌鈴「は!はい!私の槍で…」


歌鈴「覇王!楼月槍!」


ズバン!


カイドウ「・・・・・」

珠美「このまま一気に行きますよ!」

あやめ「御意!」

芳乃「はい~」

歌鈴「はい!」

紗枝「よろしおす」


5人「合体奥義!桜の頃!!!!!」



ドカアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!

珠美「や、やりましたか?」

芳乃「それはフラグなのでしてー」


シュウウウウウウウウウウ…


カイドウ(人間体)「ああ~頭痛ぇ…」コキコキ


5人「・・・・・」

あやめ「む、無傷…」

歌鈴「これが…百獣のカイドウ…」ガタガタ

珠美「これはやばいですよ!」


カイドウ「今度はこっちの番だな…」グッ


カイドウ「雷鳴…」


芳乃「!」


カイドウ「八卦!!!」



ドカアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

シュウウウウウウウウウウ…


カイドウ「手ごたえがない…逃げられたか…」






~ワノ国のどこか~

芳乃「ハァハァ…あぶなかったのでして…

芳乃「ギリギリで全員を穴でどこかへワープさせたのですが…」

芳乃「咄嗟だったからバラバラの場所に繋げてしまったのでしてー」

~珠美ルート~

ビックマム「おしるこおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

珠美「ひいいいいいいいいいいいいい!!!!!」


~歌鈴ルート~

歌鈴「ちょっと!秋水盗んだ人言ったのそっちじゃないですよ!」

ゾロ「ああ!?」


~あやめルート~

あやめ「わたくしがおナミ殿に変装して時間を稼ぎます!」

ナミ「うん!じゃあお願い!」ダッ

あやめ「逃げるの早ッ!」


~紗枝ルート~

紗枝「女子の風呂を覗く不届き者を成敗してやりましたわ」

おそばマスク「」チーン

~芳乃ルート~

芳乃「さーて、早いとこ皆と合流して…」

芳乃「麦わら殿と共にカイドウを倒すのでしてー」


芳乃「おや?あそこはどうやら留置場…」




芳乃「ここから出たいのでしてー?」

ルフィ「誰だお前?」



~To Be Continued~


べ    ん!

これで終わりです

続編はいずれ書くかもしれません

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