【俺ガイル】八幡「由比ヶ浜との誕生祝い」 (5)

結衣「やっはろー!」

八幡「うぃーす」

結衣「ヒッキー夏期講習終わった?」

八幡「ああ、由比ヶ浜も今日は終わりか」

結衣「うん、それでさ、ヒッキー今日誕生日だよね」

八幡「そうだが…誕生祝いはこの前やっただろう」

……そう、本来なら8月8日が俺の誕生日なのだが生憎雪ノ下も一色も用事があるということで
  前倒しで誕生祝いをしてもらったのだ

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結衣「で、でもさやっぱり当日にもお祝いってしたいじゃん」

八幡「うーん、ぼっちには祝ってもらう事自体が滅多にないしな」

八幡「それにこの後予定があるし」

結衣「嘘、ヒッキーに予定なんて……」

八幡「嘘じゃねーよ、平塚先生が誕生祝いにラーメンおごってくれるんだよ」

結衣「ラーメン……そ、そうなんだ、へぇ~」

結衣「あ!でもさ、お祝いする人は多い方がいいよね」

八幡「いや、少なくても祝ってくれるだけで十分なんだが……由比ヶ浜も行きたいのか?」

結衣「うう……だってぇ、ゆきのんもいろはちゃんも一緒に行ったことがあるのにずるくない」

八幡「いや、あなたも一緒につけ麺食べに行ったことあるんですけどね(アンソロジー参照)」

八幡「まあ、平塚先生に話してみるか」

数分後……

平塚「比企谷、由比ヶ浜、久しぶりだな」

結衣「平塚先生、今日はごちそうになります」

八幡「先生、今日はどんな店に行くんすか」

平塚「うむ、最近見つけた所でな、夏季限定メニューがよさそうなのでそこに行こうと思う」

結衣「夏季限定、すごそうな感じ~」

平塚「しかし比企谷、君が由比ヶ浜を連れてくるとはな」

八幡「いや、まあ、成り行きというか何というか」

平塚「君も奉仕部で過ごして少しは成長したということか」

八幡「特に変わったとは思わないですけど」

平塚「そういう所はは相変わらずだな、君は」

八幡「人間そう簡単には変わりませんよ」

平塚「そうかね、まあその辺りはゆっくり話すとしよう」

結衣「ヒッキー、先生ー、早くー」

八幡「へいへい、今行く」

こうして、今年の誕生日はいつもと違う、由比ヶ浜に2度祝ってもらう誕生日になったのだった。

短いですが終わりです。

八幡Happy Birthday

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