【安価】檻の中の少女 (142)

健全な方に立ってくれ

どの専ブラを使えば良いんだ...?

じゃあ書くわ
Rだしエロもありだぞ

俺は男。訳あって終身刑になった
しかも隔離牢獄だと。とんでもないね


看守「...ここがお前の牢屋だ」

男「ああ、そんな緊張するなよ」

看守「ふん、では大人しくしているんだな」

男「そうだな」

男「...」

男(なんか少女がいる...)


牢屋の端、座っている少女が居た
正直怖い。大変怖い
まだ少女と呼べる歳で隔離牢獄行きになったのだろう
そんな人間がいるとは、そもそも隔離なのにルームメートがいるとは思っていなかった


少女「...ねぇ」

男「なんだ」

少女「何か面白い話してよ」

男「面白い話?面白い話ねぇ...」


予想外だ。話しかけてきてくれるとは
そして面白い話を振ってくるとは
間違えてつまらない事を言ったら殺されるんじゃないだろうか


男「じゃあ、>>10の話をしよう」

男「王の話をするとしよう」

少女「?」

男「...」

男「ごめんよ」

男「じゃあ王様について話すけど」

男「この国の王様はね、人じゃないって噂があるんだ」

少女「もしかしてそれを知ったから」

男「違う。それに本人も自分を人間だと思っている」

男「先祖代々辿っていくと、神がいるんだよ」

男「まぁ伝承で神にされただけかもしれんけどな」

少女「ふぅん」


だんだんと陽が傾いてきた
窓から光が入り、今までよく見えなかった少女の姿が見える


男「...!」


>>13...少女の外見的特徴

白髪のアルビノ

最初はまるで紅に染まったかのように見えた
だが違う、それは夕陽の色だ
影になっている彼女の半身を見て理解する
彼女は白髪である
そしてそれはアルビノであるからだということを


少女「どうか、した?」

男「や。なんでもないぞ」


こんな湿っぽい牢獄には不釣り合いに思える美しさである
いよいよ悪人なのか怪しい

男「お前大分痩せてるな」

少女「そう?」

男「そう。だからパン食えほら」

少女「どこからパンを?」

男「さっきくすねておいただけさ。気にするなよ」

少女「じゃあ...食べようかな...」

男「おやつだと思って食え」

その後、配給でもパンが配られた


男「まただな」

少女「ふふ、そうだね」

男「もう腹もいっぱいだろう」

少女「久しぶりにね」

男「そりゃ良かった。俺としては毎日盗ってやりたいんだが、毎日やってたら怪しまれるからな」

男「おやつは大分先だ」

少女「そういえば、私がなんでここに捕まってるか知ってる?」

男「ずっと気になってたな。聞く機会はなかったが」

少女「それはね、>>20

姉の罪を被ったから

少女「私が、姉の罪を被ったからだよ」

男「...ふーん」

男「後悔してなさそうな顔だな」

少女「私は姉を信じているからね」

男「そうだよなぁ...」

男「よし、寝るか」

~明朝~


男「...」

男「つまんねぇ...」

男「脱獄しようかな...?」



>>23...脱獄に挑戦する?

してみよ

男「よし、やってみよう」

男「気の毒だし少女も持っていこう」

男「じゃあ『能力』使おうかな」

男「バレたら絶対『能力』使える追っ手が来るけどどうにかなるだろ」

男「右手は添えるだけ」


男は壁に手を添える
すると、その壁が一瞬にして溶けてしまう


男「さぁ逃げるぞ...」

男「お、ラッキー」


どうやら男の牢屋の裏は刑務所の外に繋がっていたようだ


男「さて、逃げなければ...」

男「うっ!!」


痛みが走る
一体何が起こったのか分からない
その場で転び、持っていた少女を手放してしまう


男「何だ...?」

少女「...」

少女「あなたを捕らえます」

男「どういうこったよこれは!」

男「脇腹をやられたか...まぁ、どうにかなる」

男「何故俺を捕らえる?」

少女「私は姉の罪を被って捕まりました」

少女「もう法では裁けない訳です」

少女「当人はもうどこへとも知れず逃げたのですから」

少女「そこで国は私の姉を暗殺しようとします」

少女「ここで姉が殺されては全て水の泡です」

少女「そこでここの署長は私にこう言いました」

少女「『これからやってくる受刑者は必ず脱走する』」

少女「『お前がそいつを捕まえれば姉の暗殺計画はストップする』」

少女「だから私はあなたを捕らえます。抵抗しないで下さい」

男「逆に俺がお前を捕まえて逃げてやるよ!!」

少女「抵抗するのですか」

少女「ならば私も『能力』を使わなければなりません」

男「使えるのかよ...面倒だなこれは」


>>29...少女の『能力』

物質を武器に変える能力

少女「死んでしまっても、責任は取れませんよ?」

男「好きにしやがれ」

少女「そうですか、ではこの樹を使うことにします」


少女が木に触れると、木は瞬く間に変貌する
それは少女の手に合うサイズの剣だった


少女「流石に死なれると私も困るので、加減はしないとですね」


少女は距離を詰め、剣で男を貫こうとする
直線的な動きであるため、男はそれを回避する事が出来た
しかし


少女「これは樹なんですよ」

少女の剣から木の根が伸びる
あまりのことに反応できず、男の左腕は絡めとられる


少女「終わりですね」


少女は地に手を着こうとする


男(まずい!)

男(木が剣になったということは、恐らく奴の能力は形状変化系!)

男(一帯の地面を動けない状態で攻撃に使われたら本当に終わってしまう!)


男「いや、俺が終わらせる!」


男がそう言うと、腕に巻き付いている根は溶ける
そして少女の足元が歪み、粘性を帯びる


少女「何っ」


男「二度寝してもらう事にするよ」

自分の足が埋まっているため、足元の粘土を武器にする事が出来ない


男「でも残念だね、形状変化なら俺の方が上だ」


男は剣を折り、その片割れをハンカチにする


男「置き換え、入れ替え、組み換え」

男「それが俺の能力だ」

男「木は水を貯えるからな、このハンカチには水が多く含まれている」

男「そして、人を気絶させるならばただ水を含ませたハンカチで呼吸を塞ぐことが最適解だ」

少女「む、むぐっ!ぐぐぐぐぐっ...」


少女は気絶した

男「脇腹痛てぇ...!」

男「母国に帰るぞ!国境までマラソンだ!」



>>35...国境までの時間距離

30分

~30分後・国境~


男「よっしゃあああ!我が母国よぉぉぉぉっ!」


男は国境線を越えた


男「はぁー...はぁー...死ぬ...そろそろ脇腹からの出血多量で死ぬ...」

男「おい...『僧侶』...いるんだろそこにィ...!」

男「助けてくんねぇかな...!」

僧侶「何で犯罪者を助けなきゃいけないんですか」

男「それはあっちの国の話だろう」

僧侶「流石に少女誘拐は...」

男「あぁ、こいつ?俺の脇腹えぐったのこいつだぞ」

僧侶「えっ」

僧侶「なんてやつ連れてきてんですか!?」

男「悪い奴じゃないから大丈夫!」

僧侶「...はぁ、治しますよ」

男「お前の能力ほんと便利だな」

僧侶「治せるだけなんて面白くないですよ?」

男「おもちゃとティッシュならティッシュの方がいいだろう」

僧侶「すみません、よくわかりません」

男「駄目かぁ...分かりにくいかぁ...」

少女「...っは!」

少女「...」

男「おはよう」

少女「>>40

余計なことを!

少女「余計なことを!」

男「うるせぇ」

少女「私を生かすぐらいなら大人しく捕まっておけば良いものを!」

男「大人しく捕まる気がないし、お前も助けるから、お前の姉も助ける事にした」

少女「どうやって?」

男「国のバックアップのもと、俺達が国に匿う」

少女「国の援助なんて__」「受けられるさ」

男「俺はこの国、国名を統一王国の『勇者』だ」

男「お前の国ではなんかでっち上げられて捕まったがな」

少女「何ができるの?」

男「悪いこと以外!」

男「という訳だ僧侶、こいつの姉を探す事になった」

僧侶「方法は?」

男「『占い師』がいるだろ」

僧侶「ですよね...」

男「王都まで歩くのが面倒か」

僧侶「はい」

男「えぇ...じゃあここに居れば?」

僧侶「いえ、お供しますよ」

男「そうか、よくわからんな」

男「そういえば」

少女「...何」

男「お前の姉は結局何したから国に追われてるんだ?」

少女「話してなかったね」

少女「>>44したからだよ」

あの国の王子様を逆レイプ

少女「私の国の王子様を逆レイプしたからだよ」

男「...笑うに笑えないな」

僧侶「そんなことですか?」

男「今回の調査で、あの国の王が神の血族である可能性が見つかった」

男「もし妊娠してたら、色々と事だろう」

僧侶「それはそれは」

男「しかも面倒な事に王本人はそれを知らないんだよ」

僧侶「えっ」

男「つまり王の知らない、あるいは認可を得て公的にも、そして暗殺もできてしまうやつがいるんだ」

男「俺達にもいずれ刺客がやってくる」

男「各個撃破や分断は最悪だ。占い師に会うためもあるが、それ以外のメンバーを集める為にも王都に行く」

僧侶「それは『パーティ』ですか?」

男「全員絶対に守るから『キャラバン』で行かせてもらおう」

少女「?」

男「言い方は悪いが勇者の一味にはサブメンバーと主要メンバーが居てな」

男「主要メンバーだけで動けば『パーティ』全員で動けば『キャラバン』だ」

少女「その王都までどのくらいかかるの?」

男「数日ってとこかなぁ」

少女「えっ」

男「あいつらはそう簡単には死なないさ」

僧侶「私が勇者と行動しているのは一番戦闘力が低いからです」

少女「ふぅん...」


黒い考えがよぎる
この僧侶を人質にすれば男も捕まえられるではないだろうか、という考えだ
だが、実行しようとは思わなかった
勇者一味に賭けてみるのも良いかもしれないと思ったから
彼らが誰よりも頼もしく見えたから

男「日も暮れてきた」

男「今晩は絶対に夜襲が来るだろう」

男「だが、それをやり過ごせば行方をくらませられる」

男「その為には刺客を殺すか誘拐するか、だ」

僧侶「ま、まさか」

男「いや、殺しはしないよ。潜伏する」

男「そして不意を突く」

男「俺が地面の下に空洞を作るから、そこで待てばいい」


男が触れると土は舞って行き、穴になった
恐らく変化による気化だろう


男「さあ、全員入ったら閉じるぞ」

男「空気穴は作るから安心しろ」

>>51...刺客はどんなやつ?

見た目幼女

幼女「...」

幼女「この近くにいるって聞いたのになー...」

幼女「?」

幼女「ここの砂だけ新しいね」

男「!!」


男は砂を巻き上げ、幼女の視界をふさいだ
その隙に穴から出た

男「俺に、何か用か?」

幼女「ださいから格好つけないで」

男「...ふむ」

男「お前こそ、殺しはお子ちゃまの楽しみではないぞ」

幼女「...っ!お前もか!」

幼女「私はこう見えてもティーンズ後半なんだ!」

男「あっそう」

幼女「ムカッ」

幼女「もういい!」

幼女「この私の能力でぶっ殺してやる!」

男「おいおい、大人げないな」

幼女「あああああああああ!!」


>>55...幼女の能力

(肉体)年齢操作



幼女「食らえ!」


幼女の拳は男の寸前で止まる
なぜなら、腕の長さが足りないからである


幼女「グローアップ!」


幼女の拳が男に届いた
幼女の腕の長さが足りていたからである


男「ぐっ!」

幼女「見たか!」

幼女「今の一撃であなたの肺を老化させた!」

幼女「もうまともに呼吸なんてできると思わないことね!」

男「そうか...」

男(今攻撃されたのは胸)

男(こいつは触れた部位の年齢を操作できる!)

男「じゃあ、お前からいただくことにするよ」

幼女「...へ?」

男「低摩擦移動!」

幼女「速...っあ!」


男は幼女の懐に潜り込み、胸を軽く殴る


男「ふふふ、ほら肺だよ」

幼女「あっ...私の...私の肺が...嘘でしょ...」

男「ああ、ウソだよ」

幼女「ちっ...!この___うっ!」


幼女の体は地面から隆起した突起に貫かれる
腹に穴を開けられ、幼女は倒れる


男「少女か、有難いな」

男「そろそろ息が限界だ」

僧侶「ディスペル」

男「ありがてぇ...!」

男「さっき肺を出したように、作り慣れた物ならすぐ作れる」

少女「肺を作り慣れてるんですか」

男「昔の俺はこの能力で黒魔術士になろうとしたからな」

男「そこまでの事をすると逆に黒魔術士では無いらしいな」

男「魔術士協会の書物に記載があったが、公的には大昔に途絶えた暗黒魔術士に分類されるらしい」

男「あんまし名誉なもんでもないし、リスクが高いから止めたけどな」

男「ん...ほい、これで幼女の拘束完了」

男「僧侶。そこの成長した幼女を治してくれ」

僧侶「はい」

幼女「っ!」

男「気がついたようだな」

幼女「何のつもり?」

男「今回の暗殺、誰に命令された?」

幼女「誰が言うか!」

男「本当にお前の肺を取り出してもいいんだぞ。それができる」

幼女「くっ...>>60

殺せ!

幼女「くっ、殺せ!」

男「強情だなぁ」

男「いつか言ってくれる事を願って、持ち運ぼう」

男「素手で触れたり、触れられたりするなよ」

男「いや、もう土でぐるぐる巻きにすればいいか」

幼女「こんな暴虐、許されるものと思うな!」

男「うぅむ...」

~ジャンクステーション~


男「いつ来ても臭いな」


ジャンクステーションとは、その名の通りジャンク品が集められた場所である
単純なゴミや廃品の類いも多い


少女「素晴らしいですね」

僧侶「ここが?」

少女「えぇ、王都の方角を教えて下さい」

男「真っ直ぐ東だが?」


少女はジャンクの山に登る
そして頂上に手をつく


少女「...検出、問題無し、個数問題無し、...面倒。だいたいオールグリーン」

少女「バトルビルド」


するとジャンクの山は姿を変える
それは次第にまとまり、つながり組合わさり形をとる
それは、戦闘機と呼ばれる乗り物だった


少女「...流石魔法大国。魔力で動作できますね」

男「なぁ、この乗り物、何だ?」

僧侶「私にも分かりません」

幼女「かっこいい」

少女「みなさん、これに乗って下さい」

男「はぁ」

少女「1、2、3、...全員居ますね。では発進します」


発進の衝撃で機体が揺れ、そして宙に浮く


男「!?」

男「どうなってんだこれ!?」

僧侶「まさかこれは機械テクノロジーでは?」

幼女「ふつくしい...」

少女「男」

男「あい」

少女「王都と言うからには、王宮はありますね?」

男「うん」

少女「大きな中庭はありますか?」

男「あるよ」

少女「では、そこに着陸します」

~王都・酒場~


幼女「さっきの機械、かっこよかったなぁ」

男「そんなにか?ここに『占い師』がいるはずだ」

占い師「...ども」

男「おーっ!久しいな!」

男「早速だけどさ、アバウトにでいいからこいつの姉の居場所占ってくれねーかな?」

少女「...こんにちは」

占い師「分かったよ...むむっ、そうだね、>>67の辺りかな」

娼館

占い師「娼館の辺りかな」

男「...なんだってそんなところに」

占い師「分からない...でもこの国にはいるね」

占い師「北のほうだね」

占い師「となると...たしか娼館は三軒あるね」

男「うぇ」

占い師「娼館巡りツアーだね」

男「うれしくねー...」

~娼館1~


男「こういう所は初めてなのだが」

僧侶「経験あったらびっくりですよ」

男「とりあえずそこのボーイにでも話を聞こうじゃないか」

男「なぁ」

ボーイ「はい」

男「娼館で聞くのも変な話だが、そこの少女に似てる訳ありの女を知らないか?」

ボーイ「ご指名ですか?」

男「ただの人探しだ」

ボーイ「ただで教えるってのもなぁ」

男「利用しろと?」

ボーイ「そうだな」

男「...ま、いいか」

僧侶「え」

少女「え」

男「どうした?性病になっても、僧侶なら治せるだろ?」

僧侶「純潔には治せないのよね」ボソッ

男「...?」

男「じゃあ行ってくるわ」

エロ欲しい?

~個室~


男「しかし、なんでみんなびっくりしていたんだろうか」

男「うーん」

>>75「あなたが私の相手?」

男「...!?」

昔隣の家に住んでいたお姉さん(表記:お姉さん)

男「お姉さん!?」

お姉さん「...あ、男くんじゃん!」

男「なぜここで働いているんですか?」

お姉さん「お金が要るの」

男「いやでも俺としてはお姉さんに病気になって欲しくはないかな、なんてね」

お姉さん「あはは、男くんは相変わらず優しいね」

男「そうですかね?」

お姉さん「男くんこそ、なんでここに?」

男「人探しです。こうでもしないと、ボーイさんから話を聞けないもので」

お姉さん「ああ、男くん勇者だっけ?」

男「はい」

お姉さん「それはそうと、一発ヤってく?」

男「...責任、取れないんですよねぇ」

お姉さん「ゴムくらい付けるし、こんな所にいるオンナにそんな心配はいらないよ」

男「...じゃ、じゃあ、少しだけ...」

時間を消し去った!


~~~~~~~


男「で、俺の言った女を見たのか?」

ボーイ「見たよ」

ボーイ「近くの娼館でだけどね」

男「まじか」

ボーイ「またのご来館をお待ちしております」

男「じゃあ近くの娼館に行くぞ」

僧侶「...そうですね」

少女(そういうことって、案外気楽なものなのかな?)

幼女「近くに女がいるのに娼館を利用するとは見損なったぞ」

男「...?情報の為だしな、それにそういう事は好き同士でやるものだと思うぞ」

幼女「後半はともかく、貞操の軽視は良いことではないぞ」

男「敵にそんな心配されたくねぇよ」

~娼館2~


男「そこの人」

ボーイ「はい?」

男「ここら辺でそこの少女に似た雰囲気の女を見なかったか?」

ボーイ「>>81

タダじゃ教えらんねぇなぁ

ボーイ「タダじゃ教えらんねぇなあ」

男「...ふむ」

男「いつもだったら娼館を利用するんだがな」

男「なんか俺の貞操にうるさい奴が居るもんでな」

男「もう俺としては面倒なのよ」

男「金やるからさ、教えてくんね?」

ボーイ「金額によるな」

男「7000ゴールド」

ボーイ「いいだろう」

男「じゃあその女がどこにいるか教えてくれ」

ボーイ「>>84

近隣の廃墟

ボーイ「近隣の廃墟で見かけたぜ」

男「じゃあ行くわ」

ボーイ「おう」

僧侶「貞操がどうこう言ってたけど、本当はさっきので満足してヤル気がないだけなんじゃないですか?」

男「...」

男「気にするな」

~廃墟~


男「誰か居ますかー?」


仕切りや壁が崩れ、開けた部屋に人影があった


少女姉「...」

男「お前が少女の姉か」

少女姉「>>87

あなたは……?

少女姉「あなたは......?」

男「少女を連れてきた」

少女姉「少女...!?」

少女「姉さん...」

男「これで護衛対象の合流に成功したな」

僧侶「あとはどうするんです?」

男「後はもうあっちの国...えーっと、ハズァ国...だったか」

男「と闘うだけだが、どう決着を着けようか悩んでいてな」

男「国家転覆なんてしたくないし」

~夜~


男「じゃあ作戦会議は終わりだ、皆寝てくれ」

男「ふー...」

男「...」

男「みんな寝たな...」

男「やるか...!」

~深夜~


男「おい、起きろ」

幼女「ふぇっ」

男「俺はお前の国について情報を集めなきゃあならない」

男「流石に悠長に待っているのも疲れたしな」

男「軽く拷問させてもらうとしよう」

幼女「ご...拷問...?」

幼女「何をするの?」

男「んー...そうだな、>>91するか」

バイブをマンコに擦り付け

男「まぁ軽くだし、傷を負わせたりはしない」

男(というかそれは多分結局やることはないと思う)

男「王都でこっそり買っておいたこれを使う」


男が持っていたのはバイブである
しかし幼女はそれが何だか分からなかったようだ


幼女「なんだそれは?」

男「やっぱりお前、見た目レベルの知識なんだな」

幼女「なんだと!」

男「大丈夫だ。安心せよ。大人ならこの程度余裕で耐えられるというものだ」

幼女「なんだ、余裕じゃん」

男「軽くと言ったろう」

男「それじゃ使うぞ」


男は幼女の体を覆っている土を股の辺りだけどかす
幼女は少し困惑しているが、それを悟られないようにしている
そして男がスイッチをONにして股間に近づけると


幼女「へっ、え?私のところに何をするの?」

幼女「えっ、汚いよ!?」

男「別に気にしないさ」


男は一気に膣に擦り付ける


幼女「っ...!」ビクン

男「どうだ?話す気になったか?」

幼女「全っ...然...!」

男「そうか、残念だ」

男「じゃあ陰核に当てた状態のままにしておくよ」


男はバイブをクリトリスに付ける


男「じゃあ朝方には起きるからな」

幼女「えっ...」

~朝方~


男「この時間帯の風は好きだよ」

男「...さて、幼女はどうなったかな」

男「どうだ?もう情報は喋る気になったか?」


>>95...幼女の状態
>>96...幼女のセリフ

バイブによってビクビクと震えていて失禁していた

……………(気絶)

幼女「...................」

男「...やべ」


一瞬幼女が死んだかと思ってしまった
その体は時折痙攣しているが、本人の目は白目を剥いている
そして秘部より滴るその液体
そう、一部の人間の間では万病に効く特効薬とされている
『幼女の黄金水』だった


男「とにかく、こいつを土で巻き直してバイブを回収して...」


そんなこんなで情報を聞き出す前に全員起きてしまった
男が拷問についての証拠を片付け終わった後にだが

男「ではこれからの予定を話す」

男「まず幼女が敵の情報を喋ってくれることになった」

少女「おお」

幼女「えっ」

男「...嫌か?」


あの時のような目で幼女を見つめる
幼女はしばし己の内の何かと闘った後に返事をする


幼女「...嫌ではない」

男「それでは話してもらおうか」

少女姉(何か隠している?)

幼女「うむ...」

男「...」

幼女「>>100

私が三日帰らなけらば新たな二人の刺客が送り込まれる

幼女「私が三日帰らなければ新たな二人の刺客が送り込まれる」

男「...それだけか」

幼女「すまない。私は地位を持っていないから、詳しい情報を提供できない」

男「そうか、ならいい」

男「つまり明日には来るって事だ」

男「ならば仲間と合流しなければならないな」

男「盗賊に会いに行こう」

僧侶「盗賊さん...ですか」

男「そう怖がるなよ、あいつが俺たちと戦おうとするわけないさ」

男「さあ、行くぞ!」

男「王都外れのギルドまで向かうぞ」

少女姉「...ねぇ」

男「はい?」

少女姉「なんだかあなた、私を避けていない?」

男「...気のせいでは?」

少女姉「ウソはつかない方がいいと思うわ」

男「ふぅむ...」

男「...正直怖いんだよな」

少女姉「国が?刺客が?」

男「いや」

男「俺が君を探してたっていうことは、俺はもう事件の概要を知ってるんだよ」

男「俺は君が怖いぞ」

男「少女の証言ではもう君は逆レイプ魔だ」

男「どうも俺の貞操にうるさい奴が多くてな」

少女姉「ふーん...」

男「ごめん」

少女姉「じゃあなんで私を守ろうとするの?」

男「理由なんぞあるか」

男「お前がただの犯罪者なら俺はただ君を捕まえるだけだ」

男「だが俺はそうじゃないと踏んでいる」

男「そして俺は愚か者だ」

男「神を敵に回す危険を冒しているからな」

少女姉「神?」

男「お前がヤった王子、というかその血族は神の血族らしい」

男「でも王本人はそれをしらないんだ」

男「...これ陰謀じゃね?」

少女姉「なるほど」

~ギルド~


男「ギルマスを呼んでくれ」

係員「すみません、私どもにはそのような権限はございません」

男「うーん」

男「少女姉は何か能力持ってる?」

少女姉「まぁ...」

男「それで会いに行けないかな」


>>107...少女姉の能力

魅了

少女姉「私の能力は魅了」

男「ならば簡単だ。係員に聞いてこい」

少女姉「しょうがないね」

男「盗賊に会ったらそんな事言えなくなるよ」

少女姉「ねぇ係員さん」

係員「はい......!」

少女姉「あの、ギルマスさん...盗賊さんに、会わせてくれませんか?」

係員「ですが、あちらの方々も一緒ですよね」

男(...尻尾出てるぞゲス)

少女姉「ダメ...ですか?」

係員「...いいですよ。ご案内します」

少女「やったね」

幼女「...」

~ギルマスの部屋~


係員「客人です」

盗賊「...お前アホだろ」

盗賊「なんでもう開いてるドアを開けるような動きをしてるんだ?」

係員「へ...あれ、開いてる!?」

盗賊「で、客人というのは?」

男「俺だ」

盗賊「...」

男「...」

盗賊「...何もしねぇよ」

盗賊「何の用だ...?」

盗賊「相当な大所帯じゃないか」

男「そこのアルビノの子とその姉を護衛する事になっている」

盗賊「王の命令という訳じゃなさそうだな」

盗賊「覚悟を決めた顔だ。そもそもそうでなきゃ俺を頼ろうとなんてしないか」

男「ああ」

盗賊「着いていく気がなかったらどうするつもりだったんだ?」

男「この部屋から犠牲を出さず脱出し、馬車だけ奪って逃げる」

盗賊「無茶言うなお前。着いていってやるよ、お前が無茶するときは大体面白い」

盗賊「馬車も出すように言っておく」

盗賊「あっちで待ってるからな」


盗賊は部屋の外に一瞬で出た


男「感謝する」

男「...」

男「あぁ、疲れた」

幼女「どうしてそんなに疲れているんだ?」

男「流石にみんなには手を出さないだろうと思っていたし、その通りになったが」

男「そして俺も何もされてないが」

男「ぶっちゃけ盗賊なんか名乗ってるが、ありゃ盗賊より暗殺者の方が100倍向いてる」

~馬車~


盗賊「俺は寝てるから気にしない事。別に騒いでも良し」

男「じゃあみんな荷台で休むといい」

男「俺は馬の上で索敵でもしてるからさ」

~王都・馬車庫~


男「ふぅ」

男「みんな降りろ」

男「少女、少女姉、幼女には小遣いをやる」

男「買い物でもして時間を潰してくれ」

男「僧侶と盗賊はついてきてくれ」

僧侶「えー...」

男「なんか欲しい物があったら買ってやるからさ」

僧侶「しょうがないですねぇ」

男「戦士を探すぞ」

盗賊「あいつを?」

男「お前はあいつを頼るのが好きじゃなかったな」

僧侶「盗賊の性格じゃあねぇ」

盗賊「今なんつったオラ」

男「まぁ落ち着きなされよ」

男「ほら、闘技場に着いたぞ」

~闘技場~


男「受付さん」

受付「はい、観戦されますか?」

男「あー...戦士は今日出場する?」

受付「はい。A級トーナメントの決勝戦ですので、料金は少々割高になりますが」

男「...折角だから見ていこう。いくらですか」

受付「375ゴールドです」

男「ピッタリ三人分だ」

受付「では間もなく試合ですので、観客席の方へお進み下さい」

~リング~


実況「本日は待ちに待ったA級トーナメント、決勝戦であります」

実況「前回の試合は事実上の決勝戦と言われましたが、今回も闘技場観客席は超・満・員!」

実況「それでは戦選手紹介に移ろう!」

実況「リーグの猛者を押し退け、破竹の勢いで前進し続ける姿は獅子のよう!」

実況「『次代将軍』!!」

実況「対するは闘技場の王!他の選手への配慮として決勝シードを強制される少年!」

実況「戦士!!」

実況「はたして『次代将軍』氏は絶対王者、戦士を破る事が出来るのか!」

次代将軍「...きっと、僕は君に勝てない」

次代将軍「これは君が小さな男の子だから負けてやると言っている訳じゃない」

次代将軍「純粋な読みだ」

戦士「そう?案外分からないかもよ?」

戦士「何も俺が力の一切を出しきると言った訳じゃないぜ」

戦士「能力は縛らせてもらう」

次代将軍「能力の無い僕への慰めかい?」

戦士「楽しみたいんだよ」


そして、試合開始の時間になった


実況「それでは試合が始まります」

実況「レディ...!」

実況「ファイト!!!」

次代将軍「おらぁーーっ!」


次代将軍は高速でパンチを繰り出す
しかしそれを戦士は正確に全て掌で受け止める


戦士「手押し相撲で押される時はな」

戦士「あえて相手の一撃に身を任せることで受け流せるんだ」

戦士「『柔』の技術だ」

戦士「そして...」


戦士は両手を掴み相手の動きを封じる
次代将軍が蹴りを選択する前に戦士は次代将軍の顎を蹴る
カタパルトの如く力を生み出す太股と
ピストンの如く素早く動く脚が空気に穴を開けるような一撃を入れる


次代将軍「」


どうみても首の骨が外れかけている
観客も思わずどよめく


戦士「『剛』とはこういうものだ」

戦士「...」

戦士「僧侶!!そこにいるな!?」

戦士「こいつを治してくれ!」


戦士は僧侶に向かって次代将軍を放り投げる
すごい勢いで飛んできた為僧侶は身構えるが、何故かあまり威力はなかった


戦士「そして勇者!こっちに出てきて俺と戦ってくれ!」

男「あぁ」


男は舞台に降りる


男「但し、俺が勝ったらお前に一つ頼みを聞いてもらうぞ」

戦士「いいじゃん。本気で相手してやる」

戦士「勿論能力も使ってな!」


>>121...戦士の能力

超回復(他人にも使用可能)

拘束系で突破はできる

今更ながら僧侶いるから必要ないやん……
もしできたら「風を自由自在に操れる」で

戦士「バーストウィンド!」

男「...!」


お椀型の形状を取っている闘技場では自然に吹くことの無い強風
涼しいが、それどころではないのだ
戦士が能力で強風を吹かしている間、粉末や粒子での攻撃は出来ない
しかし、それ以上の規模の攻撃をすると受け流されてしまう
相当に厄介な型だ


男「剣が欲しいなら用意するが?」

戦士「どうせそれもお前に灰にされる」

男「違いない」

先に仕掛けたのは戦士だ
男に向かって駆け出す
右腕が若干引けているので、右腕によるパンチを予測した
一撃ずつ正確に対処しないと破壊されてしまうため
自分のしたいことよりも相手の行動に対応する型をとるのが理想である


戦士「ふっ」


男は一歩後ろに下がる
ギリギリ攻撃が届かない位置だ
戦士は着地し、そのまま力を込めて拳で貫かんとする


男「摩擦係数を0とする!」

戦士「おわっ!?」


男は戦士が腰をしっかり落としてから動くことを予知していた
剛の動きだったからだ
それに合わせ戦士の足元の摩擦係数を0にする事で転ばせたのだ


男「一発入れておくぞ」


男は剣で一撃入れる
しかし戦士のタフネスは相当なもので、今に男に攻撃を仕掛けんとしている

戦士「お前の剣は相変わらず面倒だな!」


戦士はブレイクダンスのような動きで起き上がる
その動きとシンクロして強い風が渦巻く
それは竜巻となり、使用者が伴わなくてはならない近接攻撃の一切を禁ずる柱である
そして戦士は立ち上がると竜巻は消える
しかしそれは完全な消滅ではない
風の力を二つに分散、小型にする事で鎌鼬を二つ飛ばしてきた


男「追尾弾ということか...!」

戦士「択を採れ。ぶっ飛ばしてやる」


男は服を硬化させる事でそれを受け流した


戦士「それがお前の選択か」


戦士の攻撃は最早不可避であった
その一撃で男は倒れてしまった


戦士「リング補正...かな」

戦士「ここで俺に勝てる奴はいねぇ」

~宿~


目をさませば、そこは宿だった


男「んー...」

幼女「勇者ともあろうお方が、負けるなんてねぇ」

男「あー...ま、そんなもんだ」

僧侶「あ、もう夜ですよ」

男「言い訳しておくと、俺の能力は汎用性重視だ」

男「焼肉のタレみたいなもんさ。もやしにかけても旨い」

男「戦士の能力はうどんやそばにネギをかけるようなものだ」

男「郡を抜いて強い専用の組み合わせってことよ」

戦士「お、男。起きたか」

男「お見舞いは要らんぞ」

戦士「いや、俺男に着いていくから」

男「...え?」

戦士「態々俺の所まで来るって事はそういう事だろう」

戦士「全く、世話が焼け__むぐっ」

少女姉「何この子すごいかわいいんだけど」

男「相変わらず女受けは宜しいようで」

少女姉は戦士の頬を引っ張って遊んでいる


盗賊「そういや、闘技大会に出る前には身体測定をすることになっているんだな」

戦士「そうら」

盗賊「たまには盗みをしようと思ってな。お前の身体測定のデータを盗ってきたんだ」

盗賊「まぁ基本的には普通の格闘家だった」

盗賊「身長が149cmしか無かった事を除けばな」

少女姉「やっぱそれくらいかぁ。まだほっぺがふにふにだからねぇ」

戦士「やーえーおー!」

安価スレなのに全然安価取らねぇな

少女「...ねぇ」

男「へい」

少女「あなたの能力、剣以外も作れるの?」

男「仕組みを完全に覚えれば」

少女「じゃあこれを覚えてみて。恐らく相当強い武器に出来る」

男「何これ?」


少女が見せたのは、近代的な銃の設計図だった


少女「『銃』っていう武器だよ」

男「こんな複雑な武器があるのか」

>>129今から取る予定だったから(言い訳)
許して下さい何でもしまりす


男はここ数ヵ月、料理という物を食べていない
男はもう慣れていたが、やはり料理が食べたいと思う者もあった
そこで幼女は男に渡された小遣いで食材を調達し、晩飯を作った


幼女「どうだ!私の料理!」


>>132...作った料理
>>133...コンマが大きい程美味しい(00は100とする)

オムライス

ほい

男「オムライスか...」


一行はオムライスを一口食べる
その瞬間、全員は感覚を共有した
幼女を除いて


男「やはり、久しぶりに食べる料理は良いな」

少女「...そうですね」

盗賊「...」

戦士「うぅむ」

僧侶・少女姉「あの」

僧侶・少女姉「...」

僧侶「お先にどうぞ」

少女姉「今度一緒に料理作らない?」

幼女「そうね。面白そう」

僧侶「私もご一緒していいですか?」

幼女「勿論よ」

~翌日~


男「おはよう」

男「...誰も起きてないや」

男「いや、違う」


寝床に姿の見えない者が一人
それは少女だった

見ると、何やら作業をしているらしい


男「何をしているんだい?」

少女「製作です」

男「ふむ」

少女「趣味です」

男「では、何を作っているんだい」

少女「>>137

新型の爆弾

少女「新型の爆弾だよ」

男「扱いには気を付けるとしよう」

少女「外からの衝撃にはそこそこ耐えられると思うよ」

男「実にグッド」

男「爆破魔法と比べてどうだ?」

少女「一応高級魔法使いと張り合えるレベルにはしたつもり」

男「ほほう」

少女「ただ本物の魔法使いは連続で繰り出してくるから対魔法使いには向かない」

男「なるほど?」

男「やはり君、テクノロジーの国から来たんだね」

少女「そうです。物騒な国でした」

少女「ありとあらゆるものは目でした。そしてあまりにうるさい口でした」

少女「嫌になって、出てきてしまいました。姉もそうです」

~皆起きて~


男「さて、今日は刺客が襲って来る日だ」

戦士「刺客?」

盗賊「...まぁ、いるだろうな」

男「なので警戒しておくように」


一同はそれぞれ了解の意思を示す

~敵side~


???「もう感付かれていたのか」

???「どうしたものか...」



>>142...敵の外見的特徴
>>143...敵の能力

巨乳の露出が多い踊り子のような大人の女性

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