P「女の子のファンの人数が……」真「うぷぷぷ……」 (338)



P「春香が一位になった」

春香「えぇ!?」

真「うぷぷぷぷ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376142593


春香「えっ、うそ!?じょ、冗談ですよね、プロデューサーさん!?」

P「……」

真「まあまあ春香!!現実はしっかり受け止めないとねふふふふふふ!」

春香「だ、だって前は真がぶっちぎりで……!」

真「そうそう!すこぉ~し前はね!」

P「まあ落ち着け春香」

春香「落ち着いてられないですよぉ!しょ、証拠を見せてください!」

P「証拠か……」


P「じゃあ順番に話すか。まずファンレターの数」

P「もともと真と春香のファンレターの総数って前から同じくらいだったんだ」

春香「そ、そうなんですか?」

P「ああ。で、人気が出るにつれてファンレター数もどんどん増えてくるよな?」

P「一週間当たりの枚数が……あ、うちは一週間当たりの枚数を集計してるんだけどな」

真「へぇ~、それはボクも知りませんでした」

P「週に500通だった数が2000になり2500になり……」

P「で、最近だと平均して確か3000枚くらいだ」

春香「二人ともですか?」

P「ああ。そりゃ若干は違いがあるがおおよそは同じだ」


P「えーと、その男女の割合」

P「まず真」

真「はい!」

P「最初はほぼ女の子からのファンレターしかなかったな」

真「最初はですよ!最初は!」

春香「そ、それ私の……」

P「それが最近だとほぼ半分だ」

春香「うそ!?」

真「うっそじゃないんだなー♪」

P「本当だ」

春香「がーん……」


P「で、春香はその逆だ」

春香「はい」

P「以上」

春香「ちょ、ちょっと短くないですか!?」

P「そりゃ……そうとしか言えんからな」

P「春香は最初は男のファンが圧倒的だったんだが、最近だと女の子のファンが多くてな」

P「男女比で、男4割、女の子6割っていうところだ」

真「いやー!よかったね春香!」

春香「」ボーゼン


春香「……はっ!ちょ、ちょっと待ってくださいよ!」

春香「ファンレターだけじゃわからなくないですか!?ファンレターは送らないけどファンだって人もきっとたくさん……!」

P「ああ、まあそこまで考えるとそうなんだが」

P「あと、765プロのファンクラブがあるだろ?」

春香「は、はい……」

P「うちは個人のファンクラブはないからな。プロダクションのファンクラブに加入して、その中で一番のファンを指定してもらう形式になっている」

P「その数でも逆転現象が起きてたよ」

の_の「……」

真「プロデューサー!実際の人数、実際の人数!」


P「ちょっとまて……」カタカタ

P「えっとな……まず春香」

春香「は、はい」

P「春香のファン人数が『7654人』、その中で男性ファンが『2912人』、女性ファンが『4742人』だな」

P「女性ファンが全体の約62%だ」

P「次真」

真「はい!まこりんです!」

P「そういうのいいから……えーと、全体が『7442人』、男性『3005人』、女性『4437人』」

P「女性ファンの割合は約60%だな」

春香「ほ、ほんとですか……」


真「プロデューサー、逆に言うとですよ、逆に言うと!」

P「逆?」

真「僕のファンのうち40%は男性ですよ、男性!」

P「あ、ああ。まあそうだな」

真「あぁ~……夢のようです……」

P「……」

P「まあいちおう情報と……して?」

のoの「」

P「ヤバい、白目になっておる」


真「じゃあボクはレッスンに行ってきますね!!」

P「あ、ああ。がんばってこい」

P「ダンスレッスンだよな?」

真「はい!あ、ただこの先ビジュアルレッスンマシマシでお願いしますよ!」

真「全国のまこちんファンがきっとキャピキャピッ! としたボク……じゃなくて、私を待ってるんですからね!」

P「まあ……考えておこう」

真「お願いします!じゃあまこりん、言ってくるなりよ☆」タタタ……

P「うーむ……」

P「いや、それよりも今は春香だ」

P「おぉ~い、春香や~」ペチペチ

春香「……うぅ~」


春香「……人数でも……割合でも……」

P「い、いや現状そうだってだけであってこの先はどうなるか……」

春香「でも真は男性ファンが増えてきてて、私は女性ファンが増えてるんですよね……」

P「う……ま、まあ人数が増えてきてこと自体はいいことだろ?」

春香「そりゃ人数が増えてきてるのはうれしいですけど……」

春香「……なんでですかね?」

P「今回いちおう話したのはそのことも関係しててな」

春香「……」

P「今後の活動方針と、ファンの動向の把握のために」

春香「も、もしかして今後は私が真路線で行くんですか!?」

P「違う違う」


P「あのな、真の男性ファンが増えてきたのはなんとなくわかるだろ?」

春香「まあ……もともと真はそれを望んでましたし」

P「ああ。以前と比べて髪もちょっと伸びたし、女の子らしい面もファンの目に触れるようになってきたしな」

春香「わ、私って女の子っぽくないですか!?」

P「違うって」

P「真は女の子っぽい面が見えてきたから男性ファンが増えた。ということは」

春香「私の男らしい面が見えてきたってことですか!?」

P「……春香って男らしくないだろ」

春香「……ですよね。じゃあいったい何が?」


P「春香の女性ファンが増えた要因はな……」

P「共感を呼んだんだ。女の子から」

春香「共感……ですか?」

P「ああ。うちのホームページにはファンの口コミが寄せられてるのは知ってるか?」

春香「……あんまり見てないですけど、いちおう」

P「そこでの意見にな」

P「『春香ちゃんが一番リアルな女の子っぽい!』とか『春香ちゃんの歌を聞くとすごく元気になります!』って女の人からの書き込みが多いんだよ」

春香「そ、そうなんですか?」

P「ああ。それに『乙女よ大志を抱け』に始まり、『START』とか『大スキ!』とか女の子が共感するような歌を最近リリースしてたからな」


P「それが女性ファンが増えた要因だと推測できるかな」

春香「そう言われると……うれしいかも、えへへ」

春香「ちょっとそれ見せてくださいよ」

P「い、いやまだチェック中だから、不適切な書き込みとか……」

春香「ちょっとだけですよー!えい!」

P「ちょ……!」



『あざとい 神奈川/男性/25歳』



の_の「」

P「……」





『計画通り先輩、オッスオッス 滋賀/男性/18歳』

『私女だけど、今日も図ったようなタイミングでこけたなって思うの 千葉/男性/22歳』

『正直春香ちゃんが一番リアルな女の子だと思う。ふつうあんくらい裏あるよ 東京/女性/24歳』

『リボンが本体 東京/女性/30歳』



の_の「……」

P「は、春香さん?」


『ハルカサンハ、アザトイデスヨ 北海道/男性/20歳』

『Haaaaaanが一番エロい 東京/男性/21歳』

『あざとい moreあざとい mostあざとい 京都/男性/15歳』

『歌上手くなったよなあ、昔は、ほら、あれだ 千葉/女性/20歳』



のヮの「……うふふ」

P(……怖い)


P「こ、ここまで!終わり!」

春香「……」

P「ま、まあ一部の意見だからな?それに、ほら、面白半分というか……」

春香「……もう、立ち直れないかも……」

P「お、落ち着け!それよりこれからどうするかを考えよう!」

春香「……いいですよ、どうせ私はこれからも転ぶたびに『あざとい』って言われる運命なんです……」

P(……アカン)


P「は、春香!前向きに考えよう!」

P「春香に共感して女性ファンが増えてきているんだ」

P「だからこの先は男性ファンの獲得に力を入れていこうと思ってるんだが、どうだ?」

春香「……」

P「その今後の活動路線を相談することが今日の目的だったんだ」

P「まあきつい意見も見ることになったが、正しく現状を把握することが大事だしな」

春香「具体的には、何か決まってるんですか?」

P「うーむ、まあ俺も一応考えてはいるが……」

P「でも俺の意見だけで決めるわけにはいかないからな。春香にも率直に意見を言ってほしいと思ってる」


春香「そうですねぇ……」

春香「あ、そうだ」

P「うん?」

春香「他のみんなは当然男性ファンが多いんですよね?」

P「あー……うん、そうだな」

春香「……」

春香「!!」ティン!

春香「ということはみんなの特徴を真似すればいいってことですね!」

P「うん……うん?」


春香「さっきの書き込みって個人個人で分けられてるんですよね?」

P「ん、ああ」

春香「じゃあ……例えば千早ちゃんとか見せて……って、これ見てもいいやつなんですか?」

P「まあホームページで公開されてるやつだし……千早?」

P「ほれ」



『あの歌声は神だわ 大阪/男性/18歳』

『クールなところがたまらん。からのデレ 茨城/男性/27歳』

『「約束」泣いた 岩手/男性/19歳』



春香「やっぱり千早ちゃんは歌かあ」

P「まあそれが専売特許だよな」


春香「歌はそう真似できるものじゃないしなあ……ん?」



『かわいい(一部) 沖縄/男性/25歳』

『控えめな日本人女性ですね、わかります 和歌山/男性/31歳』

『俺はちーちゃんぐらいで十分!! 鳥取/男性/22歳』



春香「これだ!」

P「ん?」

春香「私、明日からさらしをまいて活動を……!」







『…………それは許されないわよ、いくら春香でも』






春香「」キュピーン√

春香「……何でもないです」

P「あれ?なんか思いついたんじゃないのか?」

春香「いえ……私はまだ死にたくないので」

P「??」

春香「うーん、千早ちゃんはやっぱり無理そうです……」

春香「っていうか、男性ファンが特に多いのって誰なんですか?」

P「えーと……伊織、やよい、雪歩……あと美希とかかな」

春香「じゃあ伊織とか見てみますか」


『くぎゅうううううううううう 山口/男性/14歳』

『くぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ 長崎/男性/28歳』

『おいおまえらいいかげnくぎゅうううううううううう 千葉/男性/22歳』



春香「……なんですか?これ」

P「よくわからん。伊織はこの謎の書き込みが多いんだ」

春香「なんか使えそうなのは……お」


『いおりんに命令されたい 石川/男性/18歳』

『いおりんマジ女王様!! 東京/男性/22歳』

『にひひって笑い方好きおでこぺろぺろ 新潟/男性/23歳』



春香「あ、これいいんじゃないですか!?」

P「おでこぺろぺろ?」

春香「違いますよ!この女王様ってやつですよ!」


P「は、春香が女王様キャラか?」

春香「今日新曲のPRでラジオありましたよね!?」

P「あ、ああ……」

春香「ふふ……絶対買ってね……いや……にひひもそのままじゃ丸パクりだから……」

P「……」




DJ『それでは、最後にファンのみんなにメッセージを』


春香『今度の新曲……』


春香『……絶対買いなさいよね!買わないとお仕置きなんだから!わっほい!』


DJ『……』




P「……」


『今日のラジオ、なんぞあれ 広島/男性/30歳』

『怖い。ぞっとした 福島/男性/25歳』

『【悲報】今日のラジオ……【放送事故】 青森/男性/19歳』



のoの「あれ!?」

P「……」


眠いからここまで。続きはそのうち
あ、上の『あああああああ 県名/男性/○歳』みたいなの募集
まだ出てないアイドルでいいところをよろしく


まったく寝れんからもう少し書く。みんなちゃんと寝れてんの?


春香「ね、狙いが悪かったんですかね?」

P「狙いというか……この作戦自体不安感丸出しなんだが」

春香「つ、次ですよ!次!」

春香「あ、四条さんとかどうですかね!?」

P「貴音か……なんとなく予想できるんだが……」

P「ほれ」


『圧死したい 埼玉/男性/35歳』

『安産型 秋田/男性/45歳』

『お姫ちんはお尻ちんで俺の嫁 東京/男性/19歳』



P「……」

春香「うわあ……」



『このクソ暑い中貴音と一緒にらぁめん食べたい 埼玉/男性/21歳』

『むしろラーメン好きなだけ食わせてあげたい 北海道/男性/25歳』

『らぁめんって書かないにわかは帰れ 群馬/男性/23歳』


春香「うーん、あとはやっぱりたくさん食べるところが……」

P「言っとくが春香で大食い企画なんて通らんぞ」

春香「ですよねー……」

春香「あ、でも一回試しにどれだけ食べれるか試しに行きません!?」

P「春香がか?」

春香「もちろん!ちょうどお昼の時間ですし!」

P「んー、まあいいか」

春香「あ、でも……もし残しちゃったら……」

P「ん?」

春香「そのー……たくさん残して帰ったりしたら失礼じゃないですか?」

P「……」

P「……ま、どうしてもの時は俺が食べるから」

春香「ほ、ほんとですか!?」

P「嘘言ってどうする。それより何食べたい?」

春香「そうですねー、やっぱり四条さんだから……」バタン



――――


P「ふぅ……」バタン

春香「うぅ……全然ダメでしたね……」

P「春香は少食なんだな」

春香「そ、それにごちそうしてもらっちゃって……」

P「まあそれは別に……って」

春香「どうしたんですか?」

P「春香のページに……」

春香「?」


『かよわいアピールする女ってないわー 神奈川/男性/19歳』

『ラーメンをレンゲ使って少しずつ食べてる女とかイライラするだけ。別にかわいくねーから 大分/男性/29歳』

『食えもしねーのにチャーハン餃子セットとか頼むなカス 静岡/男性/15歳』



の_の「……」

P「……」


春香「な、なんですかこれ……」

P「いや……偶然だとは思うが」

春香「で、でももしかしたら誰かに見られてて……!」

P「うーん、でも所在地がバラバラだろ?」

P「事前登録されてるやつだから年齢、都道府県は詐称することはできないし、偶然だと思うがな」

春香「そ、そうですか……」

春香「はー……偶然って怖いですね」

P(偶然……だよな?)


とりあえずここまで

ID変わってますが>>1です。
少し書きます。


春香「き、気を取り直して次です、次!」

春香「えっと、男性ファンが多いのは……」

春香「あ、雪歩とかどんな感じですか?」

P「雪歩か……コアなファンが多いぞ」

春香「うぅ……いいなあ」

春香「まあ当たり前か。雪歩って男の人に好かれそうですもんねー……」

P「うーむ、その分いろいろな趣味の方が書き込むわけで……」

P「そら」


『雪歩にはバンッしてひっ!? させたくなる 東京/男性/13歳』

『萩原雪歩さんに穴掘って埋められたい 山口/男性/89歳』

『雪歩ちゃんに給湯室で全力のセクハラをしたい 東京/男性/32才』



春香「うわぁ……」

P「な?下とかもすごいぞ」



『雪歩ちゃんの陰毛を煎茶にして飲みたい 神奈川/男性/28歳』



の_の「」


春香「ある意味すごい愛され方ですね……」

P「まあ検閲してない状態だとこういうコメントも多々あるのが現状だ」

春香「っていうか」

P「ん?」



『雪歩殿に戦車の素晴らしさをご教授して欲しい 愛媛/男性/29歳』



春香「これ……間違われてません?」

P「あー……狙ってるのかわからんが、まあそうだな」

春香「これあれですよね?大洗の……」

P「それ以上は言うな」


春香「うーん、でも正当な雪歩の評価と言えば……」



『天使かと思ったら雪歩ちゃんだった 栃木/男性/19歳』

『雪歩かと思ったら天使だった 長野/男性/22歳』

『守ってあげたくなる 熊本/男性/30歳』



P「まあなあ」

春香「……」

春香「……よし、これだ」

P「……えっ?」


――――

司会『いやー、春香ちゃんはいつも元気でいいねぇ!』

春香『はわっ!?』

司会『えっ!?』

春香『うぅ……そんなことないですぅ、春香、そんなに元気じゃないですよう』

司会『えっと……は、春香ちゃん?』

春香『こ、困らせてますか?私、司会者さんのこと困らせてますよね?』

司会『あの……』

春香『うう、こんなドジっ子な私は……』




春香『重りつけて、東京湾に沈んでますぅ!』

司会『』



P「……」


――――


『(東京湾に)逝って、どうぞ 島根/男性/15歳』

『ドジっ子って自分で言うとかwww昭和wwwあざとさMAXだったな今日 三重/男性/28歳』

『↑別に平常運転だろ 宮崎/男性/22歳』



のoの「ええー!?」

P「まあ……そうなるわな」


春香「え!?完璧にコピってませんでした!?」

P「はあ……あのな春香」

春香「は、はい……」

P「雪歩の人見知りなところとか、気弱なところは周知の事実だろ?」

P「それがどうしようもない性格だから、ファンにはたまらないんだ」

春香「う……まあー」

P「それを真似したって……しかも、口癖」

P「あれじゃコピーというか、完全に二番煎じの丸パクリだろ」

春香「じゃ、じゃあ先に言ってくださいよー!」

P「聞いたけど春香がさんざん『本番のお楽しみですよ!』って言わなかったんだろうが」


春香「……うぅ~」

P「ま、次からは俺も気を付ける。事前にちゃんと打ち合わせしよう」

P「っていうか、まだやるのか?」

春香「とーぜんですよ!」

P「……まあいいか。納得するまで付き合うよ」

春香「お願いします!次こそはですよ、次こそは!」




少ないが一旦ここで切る。続きはそのうち
あとは誰だ?響、美希、律子、あずささん、亜美、真美、やよい、ピヨか……


春香「次は……あれ?」

P「どうした?」

春香「これ……小鳥さんのもあるんですか!?」

P「ああ」

P「確か……そうそう、少し前にうちのアイドルの独占密着テレビってやっただろ?」

春香「ああ、ありましたねぇ」

P「その時に事務所内の映像に時々音無さんが映ってたらしくてな」

P「『765プロの新アイドルか!?』とか色々推測が推測を呼んで雑誌まで取材にくる事態になったんだ」

春香「はぁ~……そんなことあったんですね~」

P「で、彼女は765プロの事務員ですって公式発表したら、今度はファンレターが届くようになり……」


春香「す、すごいですね」

P「まあビジュアル的にはアイドルでもおかしくないからな」

P「ほら、事務所のみんなしか知らないことだが歌も上手いだろ?」

春香「ああ、バーで聞きましたね。確かにすっごく上手かったです」

P「そうなんだよなあ。ただ」

春香「ただ?」

P「そういう事態になったら、社長なんかいつものノリで『じゃあ音無君もアイドルとして売り出そう!』なんて言い出しそうなもんだが、なんだかその話題にはあまり乗ってこなくてな」

P「当の音無さんもなんだか困ってたみたいだし」

春香「そうなんですか……」

P「……ただ、その謎が人気を呼んだのかはわからんが音無人気はどんどん加速して」

P「『音無さんにファン投票したい!』って意見がどんどん膨れ上がってな」

P「しょうがなくページを増設したわけだ」

P「人気はまあ……見ての通りだ」


『小鳥さんと一緒に妄想したい 東京/26歳/男性』

『小鳥さんにフランケンシュタイナーをかけられたい 東京/22歳/男 』

『ピヨちゃんとあずささんとお酒飲んで酔っ払って3Pしたい 長野/男性/21歳 』

『小鳥さんの太ももスリスリしたい 埼玉/男性/23歳』

『事務員の人可愛い。でもなんだかんだで行き遅れてそう。からかいたい。からかった後フォローして涙目笑顔にさせたい 千葉/25歳/男性』

『事務員はババア可愛い 千葉/男性/15歳』



の_の「……」

P「な?」

春香「っていうか……」

春香「私より書き込み多くないですか!?」


P「春香よりというか、書き込みの多さでいったら音無さんは上位に入るぞ」

春香「マ、マジですか!?」

P「マジ」

春香「うぅ……自信喪失しそう……」

春香「このフランケンシュ……?なんとかってなんですか?」

P「ああ……えーっと……」

P「……」

P「説明するのがめんどくさいからその書き込みを直訳するとだな、」

P「『小鳥さんのむちむちの太ももに顔面はさまれたい』ってことだ」

春香「……うわあ」


春香「あ……でもババアとか行き遅れとか書かれてる……」

P「それ愛情の裏返しだぞ」

春香「そ、そうなんですか?」

P「ああ。うちは基本的には若いアイドルばかりだろ?」

P「空いていた年上のお姉さん枠に見事にハマったってことだな」

春香「……それか」

P「ん?」

春香「わかりました。私、ババアになります!」

P「……」

春香「そしてお菓子を食べに食べてむちむちに……!」






『…………死にたい?』





春香「」キュピーン√

春香「やめます!」

P「……ああ、気づいてくれてよかったよ」

春香「物理的に年を取るなんて不可能ですしね!それに小鳥さんはBBAじゃないですし!むちむちでもないですしね!」

P「それはなんのフォローなんだ?」

春香「はー……」

春香「……」

春香「一瞬……喉元に日本刀でもあてられたかのような殺気を感じました」

P「……」


春香「うーん、小鳥さん要素を取り入れるのは無理そうですね」

春香「っていうか年上は難しいのかも……あずささんとか見てみますか」



『あずささんからあふれ出る母性と胸部 福岡/男性/25歳』

『あずささんに是非とも孫の嫁に来て欲しい 北海道/71歳/男性/酪農家』

『あずささんが迷わないようにナビゲーターとして一生そばにいたい 広島/男性/23歳』

『あずささんに「めっ」て叱られたい 長野/男性/55歳』



春香「うーん、見事な愛され方……」

P「それにあずささんのファンには紳士が多いな比較的。ぺろぺろとか書かないし」


春香「迷子……は無理ですよね」

P「ああ」



『自宅の庭先で母と世間話してるの目撃してからあずさのファンになっちまった。今じゃあ街一番の日本通 チリ/男性/17歳』



春香「……」

P「……」

春香「なんか……嘘だと思えないのが怖いですね」

P「ああ……」


春香「あれ?書き込み更新されて……る?」



『あずささんのあの双丘をおっぱいぷるんぷるん!したい ドイツ/56歳(1945年当時)/総統閣下』

『あずささんのおっぱいちゅぱちゅぱたゆんたゆん 長野/男性/19歳』



P「……」

春香「……」

春香「……紳士?」

P「世の中には変態紳士という職業があるとかないとか……」

春香「……でも、そんなにすぐおっぱ……胸は大きくならないしなあ」


春香「あとは母性的なところですかねー」

P「そこも確かにあずささんの魅力の一つだな」

春香「母性……母性か……」

P「…ま、そんなに根つめて考えるものでもないしな」

P「それより今日の仕事行くぞ。今日は……」

春香「雑誌取材ですよね!」

P「お、よく覚えてるな」

春香「えへへー」



――――


春香(母性……母性か……母……)

春香(あ!これはいいかも!)


――――



記者『うんじゃあ最後に、春香ちゃんは将来の夢とか決まってるの?』

春香『はい!』

春香『……お嫁さんです!!』

記者『』



P「……これは……どうなんだ?」


はるかさんの発言に関して書き込み募集してます!
お嫁さんですよ、お嫁さん!

↓3

『俺が結婚してやんよ!(あざといの治したら) 東京都/17歳/男性』


『結婚できるならしたい。あざといのを封印したら 熊本/32歳/男性』

『あざとぉぉぉぉぉい!説明不要ッッッ!天海春香がお嫁さん願望ッ! 東京/32歳/男性』

『俺が結婚してやんよ!(あざといの治したら) 東京/17歳/男性』



春香「……」

P「これは……どうなんだ?」

春香「マタ、アザトイイワレテル……」

P「春香、それ律子や」

可愛いのが残る(憶測)


春香「お、お嫁さんなんていい夢じゃないですか!それをなんですか!?」

P「落ち着け」

春香「そもそもあざといってなんですか!?」

P「あざとい

[形][文]あざと・し[ク]
1 やり方があくどい。「―・い商法」
2 小利口である。思慮が浅い。あさはかだ。
「―・き方便(てだて)に討たれさせ給ひしは」〈浄・矢口渡〉」

の_の「……」

P「ちゃんと辞書にも乗ってるっぽいな。誰が最初に言い出したかしらんが、言葉遣いとしては非常に的確で秀逸だな」

春香「なに感心してるんですかあ!って……」

春香「あ、書き込みが更新されてる!今度こそいい感想が……!」


『まったく不愉快ね~ 東京/女性/21歳』

『余裕が感じられて不快 東京/女性/2X歳』



の_の「」

P「」


きょうはここまでで

若い子は余裕が有って羨ましい               ピヨ


あとは響、美希、律子、双子、やよいか
美希律子亜美真美あたりまだまだ募集

『やよいは私の母になってくれるかもしれない女性 ???/34歳/男性』

>>158 キャスバルさん何してんのw


お前らの愛ワロタ

>>1書いてく



春香「なんかもう心が折れそうなんですけど……」

P「うーむ……そろそろやめとくか」

春香「うぅ……」

春香「……いえ、まだまだがんばります!」

P「でもなあ……」

春香「天海春香、男の子に好かれたいんです!」

P「……」


P「まあ……納得するまで付き合うが……」

春香「うーん、じゃあ次は律子さんで」

P「律子か」

春香「はい。まだ参考にしてない人たちの中だと最後の年上ですし」

P「年上……」

春香「やっぱり年上の魅力って大事ですよね!ギャップというか!」

P(まあ考えはわかるが……)

P(……残念な結果しか想像できない)

春香「どれどれ律子さんは……」



『リッちゃんの眼鏡を優しく拭いてあげたい 北海道/男性/19歳』

『律子の尻に敷かれたい 青森/38歳/男性』

『りっちゃんのおっぱいをおもいっきり揉みたい。そしてびっくりして顔真っ赤になったりっちゃんに一日中説教されたい 大阪/男性/18歳』

『律子さんと二人手をギュッとギュッと重ねて頬にちゅっとちゅっとキスされたい 兵庫/18歳/男性』

『律子さんは実は765で一番グラマーだと思います 福岡/22歳/女性』

『りっちゃんに叱られたい 東京/25歳/男性』

『りっちゃんのエビフライ投げつけられたい 千葉/25歳/男性』

『りっちゃんのめがねになりたい 千葉/男性/21歳』



春香「……すごい」

P「まあ、もう引退したのにいまだに衰え知らずだからな」

春香「まあそれもそうなんですけど」

P「?」


『りっちゃんもっとアイドルやってください!なんでもしますから! 東京/男性/22歳』

『リッチャンハ、ウチュウイチカワイイデスヨ 東京/男性/25歳』



春香「……素でうらやましいんですけど」

P(あ、これリアルなやつだ」

の_の「……いいなあ」


春香「叱られたいに、尻に敷かれたいか……うーん、これは無理そうかなあ」

P「765の隠れツンデレだし、一部オカンみたいなところも人気だな」

春香「あとはエビフライと、メガネか……」

春香「うーん……」

P「えっ?そこ悩みどころ?」

春香「……」

春香「……!」ティン!




春香「メガネは無理ですけど、髪型変えるとかどうですかね!?」

P「髪型……」

春香「そう、イメチェンですよ、イメチェン!」

春香「メガネだとたぶんパクリって言われますから、リボンはずしてちょっと髪型結んだりして!」

春香「あーいいですねえ!さっそく今日のポスター撮影でやってきますね!では!」タタタ

P「ちょ、ま……!」

P「……」

P「春香、お前からリボンをとったら……」



『はるか-リボン=一般人 千葉/男性/22歳』



P「……」


――ライブポスター発表後



『今回のセンター、誰あれ? 和歌山/男性/19歳』

『かっかついにクビか?ワロス 東京/男性/31歳』

『知らない人がいた 広島/男性/25歳』



の_の「」

P「やっぱりか」


春香「私って……リボンでしか認識されてないんですかね……?」ズーン

P「ね、ネタだろたぶん。ほんとに判ってないだけじゃなくてだな……」

春香「あ……書き込み更新されて……」



『リボンが本体 東京/女性/17歳』

とりあえずここまで
残り:やよい、美希、響、あまみ


P「は、春香さん……?」

春香「……」

春香「次」

P(こわ)

春香「美希とかどうですかね?」

P「美希も男性ファンが圧倒的だな」


『美希におにぎり作ってあげたいの 三重/男性/14歳』

『ミキミキと添い寝がしたい 奈良/男性/28歳』

『ミキ殿!ワシが脇で握ったおにぎりを食べてくだされ! ??/男性/52歳』



春香「濃いですね」

P「濃いな」

春香「っていうかこれ納得できないんですけど!!」


『美希はビッチに見えて実は純情ってギャップが最高だと思います 愛知/男性/32歳』



P「……なにが?」

春香「私だって純情ですよ!?なんで美希だけ!?」

P「うーむ、やっぱり見た目が派手なのにっていうギャップだろうな」

春香「じゃあ私も金髪にします!」

P「……面白そうだがやめとけ」

春香「じゃあビッチになります!『好きなものは男の子です!』とか言ったらいいですか!?」

P「もっとやめとけ。お前のアイドル生命が終わる」


春香「うぅ……美希は無理か」

P「あいつの性格は天性のものだからな。真似をしようとしてもただのパクリキャラにしかならん」

春香「じゃあ響ちゃんとかは?」

P「響も書き込みけっこう多いんだよな……」




『我那覇響さんの八重歯に毒を塗ってそれで首筋を噛まれてお天道様の力を注入されながら往生したい 山口/男性/89歳』

『我那覇さんは恋愛の達人だって噂、聞きました! 岐阜/女性/14歳』

『ああ…響の褐色の肌に練乳をかけて舐め回したい… 群馬/男性/25歳』

『響と一緒に珍獣ハントに行きたい 神奈川/男性/27歳』

『響に僕の珍獣をハントして貰いたい 鹿児島/男性/23歳』

『我那覇君の八重歯ペロペロしたい 静岡/男性/21歳』


P「響も濃いなぁ……」

春香「……」



『響の全身をくまなくクンカクンカしたい 東京/男性/22歳』

『響ちゃんは嘘つき。どう見ても86どころか90越えてる 大阪/男性/22歳』

『ぜひ我が地元熊谷市で響チャレンジを!番組中路上で鍋焼うどん大食いなんてどうですか? 埼玉/男性/27歳』

『響ちゃんかわいい、ぺろぺろしたいお  愛知/男性/16歳』



春香「……」

P「これもすごいな……って、春香?」

春香「……ぅう……」

P「!?」


春香「うわーん!!」

P(マジ泣き!?)

P「ど、どうした?」

春香「うらやましいよぉー!」

P「……変態的な書き込みが多いと思うんだが」

春香「うぅ……ここらへん……」




『響のポニーテールをもふもふして一日を過ごしたい 鹿児島/男性/21歳』

『響とお互いに髪をとかし合ってお揃いのポニーテールにし合いたい 東京/女性/21歳』

『響を3日かけて愛でたい 山形/男性/25歳』

『響は嫁にしたい。仕事で疲れて帰ってきた所にエプロンで迎えて欲しい。その後は夕飯食べて動物達と遊んで、最後はしっぽりむふふしたい。東京/男性/24歳』

『響が一緒にいてくれるだけでどんなに疲れてても頑張れそう 兵庫/男性/20歳』


P(くそ、なんでこんなタイミングでいい書き込みが集中してるんだ!?)

春香「うらやましいよぉー、うあーん!」

P「お、落ち着け春香!」

春香「しかも女性からの書き込みもいくつかあるじゃないですかあ!」

春香「響ちゃんスタイルだって私よりいいし、元気だし、天然でもあざといって言われないし、動物好きだし、妹キャラでもあるし、八重歯ポニーっていう外見的特徴もあるし、もう太刀打ちできるところなんてないですよぉ!」

P「重症だ……」

春香「もうほんとに東京湾に沈んできますー!」

P「待てー!!」


――――


中断 あとは年少組だけか


そうそう、あともうちょいでラストなんだけどこのままだとはるかさんが形象崩壊しています!
みんなの春香さんへの愛のある書き込みを募集しています。よろしく!

>>1です。残り書く


春香「……」

P「落ち着いたか」

春香「はい……」

P「まあ書き込みは参考にするのはいいが、それにとらわれすぎてもいけないから気を付けないとな」

春香「うぅ……765プロが人気が出てきたのは素直にうれしいんですけどね……」

P「……なあ春香」

春香「あ、ちょっと待ってください」

P「?」

春香「まとめに入る前にほかの書き込みも見てみないと」

P「」


春香「えーっと……じゃあ亜美真美」

P「まあ、あいつらはマスコットキャラみたいなものだからな」



『真美は可愛いから合法、亜美も可愛いので合法。つまり双子丼も合法 北海道/20歳/男性』

『真美の耳元で可愛いって呟きたい 沖縄/男性/765歳』

『真美の脇をprprしながら橋本ばりの垂直落下式DDTを受けたい 東京/24歳/男性』

『亜美を思春期に導きたい。さりげなくボディタッチしまくって顔真っ赤にさせたい  神奈川/21歳/男性』

『亜美と真美とやよいと4Pしたい グアテマラ/男性/21歳』

『胸の大きい天海さんより膨らみかけの亜美ちゃん真美ちゃんのほうがかわいいですよ 新潟/17歳/男性』



春香「……マスコット?」

P「……」


春香「犯罪の香りしかしないんですけど」

P「……こういう暗黙の了解がある」

春香「?」

P「yesロリータ、noタッチ!」

春香「……はぁ」

P「このくらいで驚いてたら、、やよいなんて見れないぞ」

春香「やよいかー……」

P「ほら」

『やよいー!や、やーっ、ヤアアーッ!!ヤアーッ!! 新潟/男性/4歳』

『やよいちゃんにもやし挿入したい 東京/男性/21歳』

『やよいっちとやよえっちしたい 山口/23歳/男性』

『やよいちゃんの膨らみかけおっぱいは最高だぜ!! 新潟/17歳/男性』

『やよいのお兄ちゃんになりました 東京/25歳/女性』



春香「うっ……寒気が……」

P「具合が悪くなったらすぐ言えよ。悪い気に当てられるぞ」




『やよいちゃんに高いモヤシをプレゼントしたい 東京/男性/25歳』

『やよいマジ天使 大阪/26歳/男性』

『やよいはかわいいなあ 福岡/20歳/男性』

『高槻さんかわいい 東京/16歳/女性』

『やよいは健気かわいい天使 大阪/47歳/男性』

『高槻さんのお家で一緒にもやし祭りしたい 東京/72歳/女性』



春香「比較的きれいな感想もあるんですね」

P「それはな。みんながみんな変態紳士じゃないさ」

春香「あれ? でも……」

P「ん?」

春香「……この『東京/16歳/女性』って……」

P「……世の中、深く考えないほうがいいこともある」


『やよいは私の母になってくれるかもしれない女性 ???/34歳/男性』



春香「これ、あれじゃないですか?あの仮面の……」

P「春香、それ以上はいけない」



『高槻やよいさんをお菓子で釣って我が家で保護したい。そして成長過程を一日中観察していたい 神奈川/男性/26歳/警察官』



春香「……」

P「日本オワタ()」

『やよい!やよい!やよい!やよいぃぃいぃぃぃぁああああああああああああああああああああああん!!!あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!やよいやよいやよいぃぃいぃぃぃぁわぁああああ!!!あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくんんはぁっ!やよいたんのオレンジ色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!ゲームのやよいたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!アニメ放送されて良かったねやよいたん!あぁあああああ!かわいい!ルイズたん!かわいい!あっああぁああ!ぷちますコミック5巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら…や よ い ち ゃ ん は・現実・じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!なむこぉぉっぉぉぁああああ!!この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のやよいちゃんが僕を見てる?表紙絵のやよいちゃんが僕を見てるぞ!やよいちゃんが僕を見てるぞ!挿絵のやよいちゃんが僕を見てるぞ!!アニメのやよいちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはやよいちゃんがいる!!やったよ伊織!!ひとりでできるもん!!!あ、コミックのやよいちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!あっあんああっああんあ天海様ぁあ!!た、た貴音ぇぇぇええ!!かすみいぃぃぃいいぃぃぁああああああ!!!あずさぁあああ!!ううっうぅうう!!俺の想いよやよいへ届け!!765プロのやよいへ届け!  東京/男性/22歳』



春香「……狂気を感じるんですけど」

P「最近、やよいにSPを付けるべきかどうか会議内容に上がってるからな」


春香「ふぅ……これで全員分かー……」

P「亜美真美と、やよいはどうだ?参考になりそうか?」

春香「いえ、最初から無理だろうなーとは予想してたので」

P「ほう?」

春香「亜美真美の子供だけが持っている天真爛漫さはさすがに真似できないですし」

春香「やよいの真似なんかしたら」

P「……アイドル生命どころか、リアルに生命の危機になるかもしれない、か」

春香「ですね」


春香「……」

春香「ふぅ、やっぱり私には無理かなー……」

P「……なにがだ?」

春香「みんなみたいに、人気になることがです」

P「そんなことはないだろう」

春香「いえ、わかってたんですけどね」




春香「あ!そういえば!」

P「?」

春香「プロデューサーさんも何か案があるって言ってませんでしたか?」

P「ん……まあ一応な」

春香「じゃあ教えてくださいよ! ……実行に移す元気は、ないかも、ですけど……」

P「……」

P「ああ、俺もそう思う」


春香「え……」

P「……無理にキャラを作る必要なんてないってことさ」

春香「で、でもそれじゃまた『特徴無し』とか……!」

P「まあ聞け」

P「俺が考えていたのは『あざといあざとい言われているなら、それを武器にすればいい』ということだ」

春香「武器に?」

P「ああ。ミスをしたらそれを取り繕うんじゃない、逆に計画通りだぜ!みたいに見せて『春閣下』というキャラを確立したらどうか、とな」

P「で、それをこの話のオチにするつもりだった」

春香「ちょ、急にメタらないでくださいよ!」



P「でも、実際に書き込みを見てそんなことしなくてもいいかな、って思ったんだ」

春香「書き込み?」

P「お前、みんなの書き込みを見るばっかで自分の書き込みを最近見てないだろ?」

春香「あ……」

P「……見てみろ。それが答えだ」





『春香さんすき カレーパンの次くらい 石川/22歳/男性』



の_の「」

P「最悪のタイミングだ!」

P「も、もっと下だ、下!!」




『春香は普通で良いの。普通が個性なの。それを変えちゃぁあかんでしょ 東京/男性/27歳』

『普通だから親近感がわいて、応援したくなるのに…… 北海道/女性/18歳』

『安定感に定評がある春香さん どうかそのままで 福岡/男性/23歳』



春香「あ……」

P「……どうやらここ最近の迷走mindに、ファンのみんなも気づいてたみたいだな」


『はるるんのお手頃おっぱいもふもふしたい 千葉県/19歳/男性』

『春香さんはSキャラとか似合いそうじゃないですか!罵って踏んでほしいです!! 新潟/17歳/男性』

『はるるん柔らかいしはるるんもちもちはるるん抱きしめたいるるん 鹿児島/19/男性』

『おれは人間をやめるぞ!ハルカーーッ!きみの魅力でだァーッ!! 英国/19歳/男性』

『春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香春香 東京都/女性/16歳』



P「ま、もちろん変なのもいるがな。愛情の裏返しみたいなもんだ」

春香「うわぁ……」





『春香ちゃんはクラスメートにいて欲しい。確実に男子の間で「あのさ…春香って良いよな」「それはある」「あ、俺も…」ってなる 北海道/21歳/男性』

『春香さん地味であざといとか言われるけど、クラスに居たら玉砕覚悟で告白しに行ったろうなあ。お百度参りしてストーカー扱いされる事も辞さないわ 東京/21歳/男性』

『可愛いという言葉ははるるんの為に生み出された言葉 東京/19歳/男性』

『はるるんの笑顔が1番好き 沖縄/男性/39歳』

『でもやっぱりなんだかんだで一番みんなから愛されるのは春香、というか愛してる 東京/男性/24歳』

『春香ちゃんと肩寄せ合って公園のベンチでゆっくりしたい 静岡/24歳/男性』

『僕は春香と誕生日が同じなんで2人だけでお互いを祝い合いたい、てか結婚したい、はるるん大好き!東京/22才/男性』



P「ただ書き込み量が爆発的に増えてるな、依然と比べて」

春香「そ、そうなんですか?」

P「ああ、きっと……」

P「ここ最近、春香が頑張ってるのをちゃんとみんな見てくれてたんだな」

春香「……」


『春香さんは旦那さんを思いやれるいいお嫁さんになると思う。というか嫁にこい! 東京/25歳/男性』

『結婚相手にするなら春香が一番。幸せな家族の見本みたいな家庭になると思う 埼玉/27歳/男性』

『春香ーッ!俺だーッ!結婚してくれーッ! 栃木/22歳/男性』

『春香さんの歌った曲を聞くと元気がでます。元気で空回りして周りを笑顔にさせる春香さんが一番かわいい春香さんです 千葉県/男性/21歳』



P「こんなに愛されてるんだ、何も変える必要がない」

P「今回は相談を持ちかけた俺の失敗だったな。すまん」

春香「や、やめてくださいよ!そんな……」

春香「……」

春香「……えへへ」/////


春香「わかりました!天海春香、いつも通りがんばります!」

P「よし、元気になったな!それでこそ春香だ!」

春香「はい!ほかの人と比較しなくたって……」

春香「私は私ですからね!!」



『個性的なアイドルが多い765プロだからこそはるるんが輝いてるよ! 東京/男性/23歳』


真「プロデューサァー!!」バァン!

P「うわ!ま、真?」

真「思ったんですけど、これってボクのキャラが減っただけじゃないですか!?」

P「うん、ソウダネ」

真「」

真「こ、このままじゃ春香みたいになっちゃいますよー!!」

春香「わ、私みたいにってなに!?」

真「返す!!」

春香「何を!?」


<ギャーギャー!!

P(めんどくさ……)

P(ま、このめんどくささもかわいがられる要素なのかもな)

P(はは、めんどくさかわいい、ってやつか)



おわり?


千早「めんどくさかわいいといえば私でしょう!!??」バァン!

P「やっぱりめんどくせぇ!!」





以上。読んでくれた人ありがとうございました。

あとちょっと意見を聞きたいことがあるので、よかったら感想とともに答えてくれると助かる。

今度関東から東北までチャリで行こうと思ってて、その実況をSS風にリアルタイムで書こうと思うんだが……
やっぱ「ここでやるなや」っていわれるかな?板違いとか。
ちなみに使用キャラはなんも考えなきゃはるちはになる予定。なんか意見暮れ

乙乙。春香さんも可愛いけど、響は俺の嫁ですわやはり。

良いんじゃない?ちゃんと消化してキャラに適合させれれば問題ない。
まあ、響チャレンジっぽいがな!

楽しかった乙
やよいの子供になってくる

乙乙
こういう形式初めて見たけど安価と共通点がありつつ違っていい感じだと思う
キャラに当てはめるんならノープロブレムじゃない?


>>313 サンクス。確かに響チャレンジぽいな

>>314 なってこい

>>315 なんも考えないで始めたが、確かにちょっと変わった形式になったな。
    まあ多少荒れるのは覚悟はしてるんだが()意見サンクス

いいんじゃね?

スレタイ決まったらまた教えて下さい

>>317,318

意外にいんでね?って意見が多いな……まあ助かるが

スレタイはたぶん見たら一発でわかるようなのにするよ


はるちはに加えてゆきまみを出してもらいたいです

>>320

願望か!まあ、頭の片隅には置いておく。※サンクス

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年10月14日 (月) 09:51:16   ID: HQv_hdSA

面白かった!

2 :  SS好きの774さん   2014年04月05日 (土) 12:44:49   ID: QZvNq6kA

美希のファンにアドバーグさんいたぞwww

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