【デレマス】千枝の処女をいただきます (14)

―ホテル

チュバチュバ

―全裸の男女が口付けを交わす音が聞こえる

―キスなどという優しいそれではなく、求め求められてのそれは二人の理性を奪いさるには、丁度いい加減であった

千枝「あッ……はぁはァ……そろそろ」

モバP(以下P)「うん……」

―ふっくらとした女体

―既に肉体は出来上がっているが、まだ彼女は処女。一体どんなモノが待ち受けている化は未知の世界である

―それでも

P「いくよ……」

千枝「はい……私の……初めてをあなたに……」



ズッ

千枝「うッ……」

ズククッ

千枝「あ……あ゛、あ゛、ァ――」

―女の顔が歪む。苦痛を堪えているそのであった

P「千枝っ!……一度抜くからな。入る角度とかあると聞いているから、体制を変えて」

ピトッ

―そういう男の唇を人差し指で押さえて



千枝「大丈夫……どんなに痛くても……大好きなあなたのためなら――――頑張りますっ!」ニコッ

―それは彼女の、彼に対する愛を示す精一杯のほほえみだった

佐々木千枝誕生日(一日遅れ)記念SSです



よろしかったらどうぞ

ググッ

千枝「あ…ああッ!ぐウっ……うああ゛あ゛っ!!」

―男のペニスが女のヴァギナに吸い込まれるように入っていく

―ただし、それは見た目だけだ。女は侵入する異物に膣内が強引に広げられる痛みに耐え、男はペニスが引きちぎられんかとばかりのキツさに耐えていた

―それでも……

グギュギュッ

千枝「あ゛……はあアっ……ウっ……あぁぁぁぁンッ!!」

P「ち、千枝……奥まで……奥まで入ったぞ」

千枝「ほんと……ですか?」

P「あぁ……これで千枝は」

千枝「はいっ、あなたの女になりました……う゛ッ!」

―最後まで入ったとはいえ、そのキツさに少し身体のバランスを変えただけでも女は悲鳴をあげる

P「……このまま一緒にいよう」

千枝「うぅぅ……ごめんなさい。私が……」

P「いや、千枝の身体を気遣わないでどうする。パートナーとして当然のことさ」

千枝「うん……ありがと…う」



―二人の初めてはそこで終わった

―ただし、それは愛する者同士としてのリスタートでもあった

…………
……




P「……ん」

P「あれ……千枝?」

千枝「すぅ―……すぅ―……」

P「そっか……あれからすぐに寝たんだったな……」

ナデナデ

P「昨日はありがとうな」

千枝「ぅ……」ゴソゴソ

P「あ、ヤバ」



千枝「ん……」

千枝「あ……――――あ、あの……」

千枝「おはよう……ござい…ます……」



P「おはよう」

千枝「えへ……えへへ」

千枝「私たち、セックスしたんですよね」ニヤニヤ

P「あぁ、これからはいくらでもしてやれるからな」

千枝「あわわ、さすがに今の昨日では……!」アタフタ

P「おいおい、せっかち過ぎるだろうに。もっと自分の身体を労れよ」

千枝「ごめんなさい……」

千枝「そ、そう言われると……急にちょっとその……違和感が……」

P「そういえば大丈夫か?」

千枝「はい、痛みはもう……」

P「ならいい。だが、何かあったらまずいからな。……その、これから的に」

千枝「そうですね。あなたの赤ちゃんが産めなくなるのだけは、避けないと……」

P「気の早い話だなぁ」

千枝「だって」





『夫婦だから(ですからね)』

―そう、旧姓佐々木千枝は昨日の誕生日を以て、俺の妻となった

―11歳の時に出会い、告白され

―トップアイドルになったらと答え、8年後見事にシンデレラNo1になった

―が、それはそれで多忙となり

―20歳の誕生日を迎え、ようやく……

P「じゃあ、そろそろチェックアウトの時間だから」

千枝「はい、着替えますね」

P「なら、その間にマスコミにFAX送ってくるか」

千枝「あ、あの『私たち結婚しました』のアレですね。私、昔憧れていたんですよ!」

P「何をどう憧れていたと……」



千枝「だって……」

千枝「だって」





千枝「大好きな人と結ばれたこの気持ち、みんなに伝わりますからねっ!」

P(男の側からすると、デキ婚みたいでカッコ悪いんだけどな)







―10月10日後、本当に子どもができるのはこの時点で二人共知らない

(o・▽・o)&(●・▽・●)おわりだよー

というわけで本当に合法な千枝ちゃんのお話でした

ではありがとうございました

あんれ?また酉が変だよ……

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