【R18モバマス】桐生つかさ「ダブルフィンガー」 (61)

つかさ社長が最終的にAV女優になる話です。
アオカン・顔射・アナル・小学生のコスプレ・AV堕ち・ザーメン浣腸描写あり

どうもアタシのプロデューサーはなっていない。

挨拶とかPDCAとか報連相とか、そういった社会人としてあって当然の要素がまるで欠如していた。

これでアタシより十二も歳上なんだから、驚きを通り越してマジ呆れる。

幾らなんでも有限な時間の無駄遣いが過ぎるだろ。

今まで何を学んできたんだよ、と溜め息の一つもつきたくなる。

結局仕事の細かいスケジュール、企画書の提出、取引先の挨拶とかはほぼ全部アタシがやっている。

これだけやれば普通、自身の存在意義について考え出してもいいものだが

生憎アイツは楽が出来たとスポーツ新聞の競馬欄を鼻唄混じりにチェックをするだけだ。

あーあ、こうなったらさっさとトップアイドルに仲間入りを果たして、発言権を得たい。

そしてもっとマシなプロデューサーにすげ替えてもらうよう働きかけよう。

……と、そんな事を考えつつアイドル活動に精を出していたら、例のアイツが珍しく食事に誘ってきた。

憶測だが、どうやらアタシにほぼ活動を丸投げしている現状を今更ながら気にやんでいるらしい。

太っ腹な所を見せようとしているのだろうが、うだつの上がらない男が

へこへこと頭を下げながら年下の女の子を褒めちぎる様は、哀れとしか言いようがなかった。

いくら頭を下げようが性根を入れ替えてアイドルプロデュースしない限りは、何の意味もない。

反省とか経験なんてのは、次に生かしていくからこそ意味があんだよ。

はー、この食事が終わったら死ぬほど寝てぇな。神経張ってるとゆっくりできねぇし。

そんな事を考えながら、アタシはジュースを飲んだ。

   #  #  #

「ンッ……」

気がついた時、アタシは半裸になってベッドの上にいた。

確か料理店を出た所までは覚えているが、それ以上の記憶が消し飛んでいる。

アルコールを飲んだ訳でもないのにおかしな話だ。

ここが寮ではないのは周囲を見回してすぐに分かった。

部屋の四方を囲む壁は小汚ないのに、ベッドや家具は不釣り合いに値の張る物が多かった。

「気がついたか?」

部屋の奥にあるドアからプロデューサーがやって来た。

よりによって、アイツは何も着ていなかった。

股の間に見たこともない大きさの肉塊が垂れ下がっている。

先端は平べったいが肉付きの良い雁首はくっきりと高く、何より根元までの長さが恐ろしい。

まるで股間にもう一本腕が生えているみたいに長く太かった。

薄い亀頭といい、くっきりとした雁首といい、まるで馬のそれだ。

「なっ……何出してんだ1? 早くしまえっ!」

「必要ねぇだろ……これからどうせ脱ぐんだ」

彼はテーブルの酒を一杯煽っていやらしい笑みを浮かべた。

「骨が折れたぜ、介抱すんのはよぉ」


「……! まさか……薬を盛りやがっ……」

フラフラとドアの方に向かうアタシをアイツは遮った。

「まあまあ、警戒するな。いわゆる一つのコミュニケーションってやつだよ」

「止めろ、このっ! 分かってんのか、自分が何しようとしてるか……!」

アイツはまた酒を煽り、無理やりアタシの口に移した。

こんな馬鹿げたファーストキスが降りかかるなんて思っても見なかった。

「っう……!、っかはぁっ……! こ……これは、犯ざ……!」

いきなり飲まされた強い酒に怯んだアタシに、アイツは更に口移しをして追い撃ちをかける。

窒息を恐れて、喉に流れ落ちた酒を条件反射で大分食道に流し込んでしまった。

焼けるように熱いアルコールの塊にくらくらする。

「んぅ……! んんうぅ……!」

酒臭くなったアタシの唇にアイツは下品に口を尖らせて吸いついた。

ショーツと尻の間にいつの間にか骨ばった手が突っ込まれている。

「いやぁっ……!」

尻肌を撫でながら、その手は誰にも許した事のない箇所に触れ、そのまま指を亀裂に潜り込ませた。

指は鉤のように曲げられ、クチュクチュと柔肉を弄び始めた。

下腹同士が押し付けられて密着する。二人の体の間に長く熱い何かが挟まっている。

「んああ、んぅ……」

汚れたディープキスを受けながら抱き締められたアタシは、アイツの為すがままに指で愛撫された。

最初はくすぐったいだけだった所が、徐々に熱と水気を帯びて解れていく。

「おーお、ヌレヌレじゃねぇか」

ソファーに押し倒されたアタシはそのままアイツにショーツを脱がされた。

当然のような様子でアイツはアタシの股を開き、敏感な箇所に唇を押し付けてきた。

鼠径部を這う、ぬめりを帯びた熱いものが何なのか、恥ずかしくて想像もしたくなかった。

「手をどけろ、変態ッ!」

脚で蹴り飛ばそうとするが、痺れが残っていてただ緩慢に宙でジタバタとさせるだけだった。

男の唇が局部に張り付き、猫が水を舐めるような音がしてきた。

ざらついた舌の感触が這う度に恐怖とも快感ともつかないゾクゾクが背中を走り狂う。

アイツの舌が、傍若無人にアタシの場所を舐め犯していく。

抵抗空しく、アタシのそこはアイツによってすっかり潤々となった。

情けない事に舌の愛撫だけでアタシは何度も密かに昂り、昇り詰めてしまった。

「さぁ、今度は俺を楽しませてくれよ?」

アイツは勝ち誇った邪悪な笑みを脚間から見せ、上体を起こした。

あの肉色の悪魔は長い首を持ち上げ、アタシの上に君臨した。

「どうだい、俺のは? 中々カッコいいだろう?」

挑発するかのように尖端から根元までを溝に擦り付けてくる。

反応しないようにしていたが、その熱にあてられてクリトリスがピクッとひくついた。

それを知ってか、アイツはクリトリスにあのぺニスをしきりに擦り付け続けた。

ねっとりとしたカウパーが釣糸のように垂れている。

「やぁ、止めろぉ……!」

ここに来ても四肢に力が入らない。アタシは数秒後の行為を想像して恐怖した。

いつもの強気な姿勢や自信は消え失せ、一人の無力な女の子になっている。

アイツは泣きそうになっているアタシを一瞥した後

悠々とぺニスをしごき、その尖端を下の口に含ませた。

花弁が焼けそうなくらい熱を帯びている。

「いやぁっ……いやぁっ……!」

アイツの重い男の体が近づくと同時に、肉の槍は無遠慮に肉穴を拡げて潜っていった。

途中の引っ掛かりがひきつるように無惨に破られていく。

痛みが薄いのが逆に哀しかった。

ファーストキスに続いて大切な処女を、こんな酷い形で失うなんて……。


「意外と深いんだなぁ、つかさのここは」

アイツが耳元で囁く。下腹はほとんど肉薄していた。

あの巨塊のほとんどを飲み込んだなんて信じられない。

しかし下腹を貫く太い強烈な異物感はその存在を憎らしいほど誇示していた。

「さぁ、特別レッスン開始だぜ……!」

アイツは腰で雄々しいリズムを刻んでいく。

細い肉の隘路がアイツの形に変えられていく事に屈辱を覚えた。

あの巨塊が退く度に、内外問わず膣がめくり上がりそうになる。

「ふぅぅ……! やっぱJKマンコは最高だなぁ。
 チンポがビンビンに歓んでいるのが分かるだろ?」

知るか、バカっ! 早く抜け!

しかしアイツはアタシの目を読み取ったのか、わざとピストンを止めた。

その代わり、深くあれを食い込ませて円を描いて膣肉を捏ねるように弄んだ。

アタシは歯を食い縛ってアイツを睨み付けていたが

ぺニスの先で子宮口を嬲られると変な声を漏らして表情が保てなかった。

「馴らした所で、本番行くぞ」

再びピストンを開始した。

感覚のない唇肉を甘くキスされながら、下腹に激しい肉突が繰り返される。

こんなぺニス嵌められたら体がおかしくなる。

「ああ、いやぁっ……!」

その時、頭に閃光が瞬き、全身に痺れが波紋のように広がっていった。

感覚の無くなっていたはずの四肢は今、じんわりとした甘い痺れを享受している。

「……気持ち良いか?」

勝ち誇ったようにアイツはアタシに声をかけた。

「……薬飲まされてしびれてんだ、感じる訳、ねぇだろっ……」

アイツは笑い出した。

「薬の効果なんかとっくに消えてるぜ?」

絶句するアタシは混乱して言葉が継げなかった。

確かに薬で痺れているなら、さっきの痺れが広がっていく感覚は……。

「分かったか、自分でイッたんだよお前は。
 チンポ気持ち良いって、お前のカラダが反応してな……」

「そんな事、ある訳が……!」

ない! 絶対ない! レイプされているのに感じるなんておかしいにも程がある。

「――じゃあ、もう一度確かめさせてやるよ」

アイツはにやりと笑い、繋がったままアタシの四つん這いにさせた。

体の芯を貫く例の巨塊が主人面して膣内に居座っているのを意識してしまう。

「ああっ、やぁんっ、あっ、ああ……!」

パンパンパンパン、と尻にアイツの下腹がぶつかる音が背中越しに響いた。

肉の摩擦熱からか、それとも圧迫感からか、アタシの穴はじんわりと汁気を帯びていった。

「あんっ、はぁんっ……! ぬ、抜いてぇ……!」

自分でも赤くなるくらいに艶のある哀願が口から漏れていく。

違う、これは違う、アタシの声じゃない!

アイツが、ぺニスを挿しているから、こんな情けねえ声が押し出されてくるんだ!

アタシが出したんじゃない!

「――気に入ったか、俺のチンポを?」

ズリュリュリュリュリュッッ!

いきなり雁首まで抜かれて、アタシは気が飛んでしまいそうになった。

膣内の襞が一気にめくられたような強烈な感覚脳をとろつかせる。

「な、何を……?」

「さっきまで、抜け、抜け、って喚いてたのはお前だろ?」

そう言って短いピストンを繰り返し、入口だけを苛め始めた。

するとそれまで大人しくしていた子宮が恋しがるように悶えてたまらなくなった。

――ズブッ!

「――――~ッッ!」

何の前触れもなくアイツは一気に根元近くまで突き入れた。

欲しがっていた子宮は熱烈なキスを受けた。

アタシは声にならない声を出して――エクスタシーを迎えた。

間違いなかった。あの時と同じ甘い痺れが全身を這い回った。

アタシはこのモンスターのようなアイツのぺニスにいかされたんだ……。

「あっ、あっ、あっ、あっ、ああっ……!」

それからの姿は無様を極めた。

アタシはアイツのピストンに引きずられるまま何度もいかされた。

子宮も、膣も、襞の一枚一枚に至るまであからさまにアイツを求めた。

アタシはベッドシーツを握り締めながら、肉体が狂喜しているのを感じていた。

汚ならしく涎を垂らしてシーツを濡らし、激しく出入りする暴君の慈悲を乞う。

「ふぅぅ……!」

アイツは急にぺニスを抜いてアタシを転がし、ベッドに仰向けにさせた。

何度も犯され、いかされたアタシは疲労困憊の体で抵抗もろくに出来なかった。

アイツはアタシの胸の上に跨がり、散々犯しまくっていた

あの凶器でアタシの頬を二、三回ビンタした。

アタシの知らない体奥の液臭を纏ったそれは、ビキビキと血管を膨らませ、赤く脈動していた。

「へへへ……つかさの処女マンコでしごきにしごいてぶっ濃くしたザー汁だ、食らえっ!」

ビュッ! ビュルルルル――ッ! ビュブブブ――――ッッ!

顔に向けられた砲口から、強かな白い矢が何本もアタシの顔に飛んできた。

目を瞑りながらそれが肌にぶつかり、ビチャッ、ビチャッ、と潰れて流れるのを感じた。

嗅いだ事のない生臭い匂いがむわあっと広がっていく。

「いやぁっ……! 止めっ……!」

「はっはっはっ! ジャンジャン出るぜ!」

アイツは面白がってペニスをしごき、アタシの顔に射精のシャワーを浴びせ続けた。

鼻も、瞼も、前髪も、うなじも、耳穴も

唇も、頬も、全部その青臭い欲望の洗礼を受けた。

まるでヨーグルトを顔にひっくり返されたようなおぞましい量だった。

鼻孔が垂れた精液で塞がれて息が出来ずに口を開けると

そこからも数筋の精液が飛び込んできてむせた。

精液で溺れそうになるなんて、信じられなかった。

「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」

六時間休みなしに犯されたアタシは、精液まみれの顔で

半泣きになりながら、白い泥のようにベッドで伸びていた。

アイツは顔面射精した後、アタシの乳輪に

汚ないぺニスの残り汁を塗りつけて、今は悠々と冷蔵庫のビールを飲んでいる。

完膚なきまでに犯されたというのに、アタシは何処か満ち足りた

新しい自分になったような奇妙な余韻に浸っていた。

そして、アタシをすっかり変えてしまったあの肉色の悪魔が憎らしくて堪らなかった。

   #  #  #

最初は警察に訴えるつもりだったが、熟考の末に思いとどまった。

明らかな被害に遭ったのにもかかわらずだ。

醜聞を恐れるガラじゃねえが、考え直したのは

あのおぞましい初体験でもたらされた性感が

アタシを完全に狂わせてしまったからだ。

「あはぁっ、あんっ……!」

一人になった後、ゴーヤを何度も膣に出し入れし、アタシはエクスタシーを貪り求めた。

情けなく恥ずかしい姿だったが、どの代替品を使って

マスターベーションをしても、疼きは止まらなかった。

それどころか、日に日にアイツのぺニスを恋しがり

最初に進めていた訴訟の手続きすら滞る程だった。

アイツのぺニスで貫かれていないと、体がおかしくなって仕方ないのだ。

結局情けないが、今夜の事を口外しない代わりに訴えない事にした。

アイツの弱味を探り、体が元に戻ったら、この関係を断ち切るつもりだった。

内密に調査すると、彼は複数の女と付き合いその金で生活していたらしい。

いわゆるヒモって奴だ。とことん最低最悪な奴。

「ンッ……ンッ……」

こっちが訴えないでいるのを良い事にアイツはますます調子に乗り始めた。

アイツは仕事の合間に度々アタシを呼び出し

あのおぞましいモンスター級ぺニスを何度も掃除させてきた。

この前のはマジ酷かった。

雁首と包皮の間に白いチンカスが溜まっていて、剥いた途端に青臭さが鼻を驚かせた。

「んうう……んちゅっ……」

舌をチンカスで白くしながら、アタシはしたくもない奉仕を強要された。

臭気が突き刺しながら鼻孔を通り抜けていく。

口の中でビクンビクンと釣り上げるように脈打って跳ねるペニスを気持ち悪かった。

おまけにフェラさせているこの格好も屈辱としか言いようがなかった。

アタシは一回りサイズの小さいピチピチの体操服を着て

背中にはご丁寧にランドセルまで背負わされている。

このどうしようもない変態のロリコンは、アタシのツインテールを

両手に絡ませてヒトの口を性器のように扱い、腰を奮った。

……クソッ、早くイケよ! この変態ペニスめ……っ!

「くぅぅ……利くぜぇ……! おら、ご褒美のミルクだ!」

ドブッ、ドブビュッ、ブッビュルルッッ。

低い声を伸ばしたまま、アイツはアタシの口の中をドロドロとした精液で一杯にしやがった。

臭くて不味くて吐き気のするそれは

アタシの舌の上にスライムのようにまとわりついて離れない。

一体何を食ったらこんな臭いのキツいのがぶっぱなせるのか不思議で仕方なかった。

「ふぅぅ……こぼすなよ? 全部飲んでくれ」

冗談じゃねぇ、とアタシは最後まで拒んだ。

しかし、元々特大サイズのペニスで顎が変になるくらい大口を開けさせられている。

開いた喉奥にあの粘っとした汚汁が落ちて蓋をして来た。

アタシは窒息しかけながら刺激臭に涙を流しつつ

汚い精液を少しずつ喉に落としていくしかなかった。

食道から胃まで汚されて、最悪の気分になった。

   #  #  #

「ぢゅぶっ、ぢゅるる……ブルマで蒸れたJKマンコは格別だな……」

アイツはブルマと尻の間に頭を潜らせ、クンニを始めた。

互い違いに密着した姿勢でアタシたちは相手の性器を舐め合った。

アイツの長い舌がヌルヌルと潜り込んで貪り嬲る。

正直、腹が立つほど気持ち良かった。

腰を浮かそうにもアイツの頭は半脱ぎのブルマががっちり抱えていて

おまけに尻肉を両手で抱いて押し付けていたから逃げられない。

「ぢゅるっ、ちゅっ、濃いマン汁が降りてきたぞ……へへへ……!」

少しでも気を紛らすためにアタシは精液臭の残っているぺニスをしゃぶった。

肛門に指を突っ込んでする前立腺マッサージも

毛だらけの玉をしゃぶるのも、アイツとのセックスですっかりコツを覚えてしまった。

「あはぁ、んんぅ……っ!」

ああ、まただよ。また……この男にイカされる……。

女の部分が勝手に舌の感触を貪り始めた。

脚に力が入らなくなり、フェラも疎かになっていく。

「やぁっ、止めろぉ……」

ずんとそそり立つ肉色の塔にすがりながら、アタシの脳裡に白閃が瞬いた。

こんなクズ男に情けない姿なんか絶対見せたくねぇ。

そう思っているのに、アタシは涙を滲ませて浅ましい吐息を漏らしている。

尻の下に敷いたプロデューサーの顔を、愛液でベトベトにしながら。

「またいったのか? とことん感じやすいカラダだなぁお前は……」

「……っ、誰が……アンタの前で……!」

「おうおう。俺の顔をこんなにマン汁まみれにしておいてよく言えるぜ。
 ……まあ良い、イってないなら遠慮しねぇだけだからな?」

アタシのクリトリスを硬い歯が上下から挟み込んだ。

あの悪魔の舌が全力で、敏感な一点を盛んに攻め立てる。

「くっ……ダメぇ……! やぁっ……、やだぁっっ……!」

アタシは半泣きになって堪えようとしたが、既にそんな気力は残っていなかった。

許しを乞うように男のシンボルを握りながら、尻の下で盛大に痴悦が爆ぜた。

絶頂を知らせる迸りが勢い良くアイツの顔に降り注ぐ。

アイツがニヤリと笑って口の周りを舐めているのが容易に想像出来た。

「ふぅ……ブルマJKのマンコシャワーはいいもんだなぁ」

カラダの下から出てきたアイツは勝ち誇った口調で頭の上から話しかけた。

アタシは絶頂の余韻を消し去れずにベッドに突っ伏したまま起き上がれずにいた。

アイツは催促するかのようにロングぺニスを鞭のようにしならせ、アタシのお尻を打った。

「お願い……」

「ああ?」

「前は、止め……」

荒い息遣いの中を縫うようにしてアタシは言った。

アイツがどうしても避妊しないからヴァギナにナマで迎えたくない。

それに、あのデカブツに出来上がった膣を抉られたら確実に飛んでしまう。

それだけは避けたかった。

「ふっ……そうかそうか。じゃあ止めとくぜ。担当アイドルには優しくしないとな」

アイツはいけしゃあしゃあと言ってのけた。

腹立たしいが、仕方ない。

フェラで仕上げてしまおうとすると、急に頭を押さえつけられた。

「な、何すんだ……!」

「決まってんだろ? イイコトだよ」

――信じられなかった。

アイツは舌でアタシのお尻を舐め始めていったからだ。

濡れた舌の這った後が徐々にある点に近づいていった。

――ツプッ。

「や、止めろ! どこ舐めてんだ! ……そこはお尻の……!」

アイツの蛇のような舌が、よりによって肛門に潜り込もうとする。

誰にも見られた事のない場所が生温かな生き物で蹂躙されていくおぞましさ。

気持ち悪い、気持ち悪いはずなのに、甘ったるい声をアタシは漏らし始めていた。

散々アタシのカラダを攻め立て犯し尽くしたアイツの舌が、汚い穴を綺麗にしていくのを楽しんでいる。

「んー、やっぱJKはケツアナの味からして違うな」

最後に尖らせた舌でピストンした時、アタシの穴は唾液とは違う汁をベッドに垂らしていた。

舌が離れたかと思うと冷たい感触が指と共に犯してきた。

「ジェルだよ。折角綺麗な形してんだ、キズでもついたら台無しだろ?」

アイツはそう言いながら、糠床でも捏ねるようにアタシの肛門をほじくり弄んだ。

異性の骨ばった指でされるこの変態愛撫に、アタシはすっかり気持ちを持っていかれた。

惚けていると、しまいにはあのぺニスまで尖端をこの排泄穴にキスさせてきた。

「散々楽しませてやったんだ。今度はこれの出番だぜ?」

「いやぁぁぁぁぁぁ……ッッ!」

ジェルの力を借りて、あの凶悪なぺニスが肛門に深く潜り込んだ。

経験した事のない激しい異物感がいきなり襲いかかって気が狂いそうだった。

細菌の塊を出すだけの汚いこの穴で、性欲を満たすなんて頭がイカれてるとしか思えなかった。

絶叫の後、あのペニスは半分ほどアタシのS字結腸に収まっていた。

アタシは息すらまともに出来なかった。

「力抜けよ……?」

ブボッ、ブッッポォン。

ピストンと共に空気が腸に入り、オナラのような恥ずかしい音が何度も鳴り響く。

腸壁を嬲り、雁首が入り口を強く抉る度に変な声が漏れ出た。

「ウンチひり出す穴をチンポで犯される気分はどうだ?」

最低! 最低だよクソッ!

そう大声で喚きたいけど、深々とあれを挿し突かれると息が詰まって死にそうになる。

熱い肉の杭の責めに穴が爛れそうになる。

「ふぅぅ……柔らかくて良いケツマンコだなぁ」

アイツは急にピストンを止めた。

息をする度に肛門がキュンとすぼまり、局部に挿された肉の悪魔の存在を激しく訴える。

「美味そうに吸い付いてくる。会社経営、アイドルどころか
 ケツでチンポをしごく才能まであるなんて、とんだスケベJKだ」

アイツは硬いぺニスを先だけ咥えさせたまま腰を使ってスープのように掻き回して見せた。

アタシは恥ずかしくて目をぎゅっと瞑ってベッドシーツを握り締めた。

だけど、それは逆効果だった。

見たくない聞きたくないと拒絶するほど

それがアタシの腸内に居座っているのを強く意識しちまう。

「ああ! ああ……、ああん!……」

再び鬼のピストンが始まった。

ずんと腸奥を突いたそれがボルチオを刺激する。

早さについていけない肛門が引きずられて形を歪める。

本当に性処理用の穴に変わっていく。

「おらぁ、出すぞつかさぁ!
 お前のケツん中にたっぷりザーメンをブッこいてやるからな!」

天井へ向いた尻に、アイツの下腹が激しく打ち付けられ、深々と長いペニスが腸壁を抉り犯す。

汚ならしい屁が何度も結合部から漏れ、腸内で

膨張したペニスが熱い脈を何度となく刻んでいるのが分かった。

もう腸液もカウパーも一緒になって淫らな合奏をし続け、アタシは耳を覆いたくなった。

――ブビュッッ! ブプゥピュッ、ドビュッッビュッ!

「ああっ……! やだぁ……! お尻に、汚いの出さないでぇッッ……!」

――ビュッビュッ! ビュブリュルルルッ!

腸壁にどろりとしたマグマのような塊が何回もぶつかり、爆ぜ散り、まとわりつく。

洗っても取れないような悪夢にも似た感触に蹂躙され、アタシはベッドで泣き叫んだ。

「んんっ~~! ……感じるかぁ、つかさ。
 チンポがビュックビュックとザーメンをお前のケツアナに気持ち良く出してるのが……!
 っああ……それにしても良く出るぜぇ。ケツの奥が重たいだろぉ?
 お前のケツヒダでしこたましごきまくって濃くしたからなぁ」

アイツは満足げな声をしきりに漏らしながら、アタシを楽しそうに辱しめた。

「うしっ、じゃあクソアナレッスンの『続き』やるぜ」

「やぁ……ッッ! いやぁ……ッ!」

悪魔の宣言の後、アイツはランドセルごとアタシを

後ろから抱き締め、脚を淫らに絡ませながら犯した。

出したばかりの濃厚な精液が、ピストンによりS字結腸全体にあの熱い泥を伸ばしていく。

体操服から意地汚くはみ出たアタシの乳を乱暴に揉み嬲りながら

滑りの良くなった肛門をペニスで激しく攻め立て続ける。

「ああっ……! やぁっ、止めてぇぇぇ……ッッ!
 おかしくなる、おかしくなるからぁぁ……ッッ!」

恥ずかしい格好で、恥ずかしい穴をおもいっきり犯されまくり

アタシは顔を涙でクシャクシャにして何度も哀訴した。

アイツはそんなアタシの反応すら楽しんでいるようだ。

剥き出しのうなじに吸い付いて、地獄の番人のように低い勧声を耳元で漏らした。

太く長い暴君に苛められまくった肛門が、アタシの意思とは裏腹にアイツの形を覚え、順応していく。

アタシの知らない所で、醜い形に変わっていくカラダが恐ろしくてゾクゾクと寒気が背中に走った。

アイツはアタシの乳房を揉み、クリトリスを弄びながら叫んだ。

「ああ、もう堪らねぇッッ!
 つかさ、お前のスケベなケツマンコに浣腸ミルクのおかわりだ!」

「やぁっ、もぉ精液、やだぁ……っ……!」

――ビュルンッ、ビュビュッッ、ビュビュウウウウ――ッ!

泣き叫ぶアタシの腸内に、またアイツの熱いミルクがビュッビュッと注ぎ込まれた。

男の力強い腕に抱き締められたアタシは逃げる事も出来ずに、獣じみた性欲に汚された。

そして、更にアタシを惨めにさせる事が起こった。

アイツのペニスが力強い律動を繰り返して腸内に発射している最中

アタシのカラダに未知の電流が駆け巡り、快美と共に強い痺れをもたらした。

キライな奴に肛門を犯されて、そのまま絶頂を迎えちまった……。

アイツの指に挟まれていたクリトリスがしきりにひくついて震える。

まるで授精させられたような錯覚に陥ったまま

腸奥に白い泥が溜まっていくのを虚ろな頭で感じていた。

   #  #  #

「生活の知恵ってスゴいですね~」

売り子の仕事を終えた愛梨は、朋と一緒に椅子で休んでいた。

「くるみちゃんが入った途端にジュース完売しましたよ」

「でもまだお客さん来てるし、どうする?」

朋が横から聞いてきた。

このまま完売したと言って客を返すというのも、アイドルとして芸がねぇ。

「問題ねぇって。さっき、近くのおみやげ屋と談判して
 小さな入れ物を仕入れてきたんだ」

「つかさちゃん、これだけあれば良いですか~?」

力持ちの雫が奥からカートで小瓶の詰まった篭を持ってきた。

朋はそれを一つ手にとって首をかしげている。

「貝殻が少し入ってるけど……何に使うのこれ?」

アタシはパソコンのパワーポイントでざっくりと説明した。

アタシたちがビニールプールに肩を寄せ合って浸かっている所は、写真に撮っている。

それを眼の前で印刷してラベル代わりに貝の入った小瓶に貼りつけ

仕上げに客の目の前でプールの水を入れる。

「綺麗ですね~」と愛梨が完成品を手にして言った。

「笑顔の御守り・アイドルウォーターとして格安で売る。
 ぶっちゃけ収益的には問題にもならねぇけど
 手ぶらで帰ってもらうよりかは喜んでもらえるんじゃね?」

これは思ったより好評で、小瓶の山がどんどん捌けていった。

可愛いアイドルが狭いビニールプールの中で水を掛け合って

笑っているのも、ファンの購買欲を刺激したようだ。

ちょくちょく「くるみちゃんの股の所の水ください」とか

「雫ちゃんのおっぱい水ください」とか宣う輩はいたが。

――――ブブブブ。

その音を聞いたアタシは身を強張らせて、尻を押さえた。

「つかさしゃんも、入る?」

水を滴らせたくるみがアタシに話しかけてきた。

「……! ……ゴメン、皆!
 あ、アタシ少し現場離れっから! 朋、レジよろしく!」

訳を聞こうとする四人を振り切って

アタシはスマホ片手に人気の少ない海の家の裏手に回った。

   #  #  #

「――おぅ、遅かったな。つかさ」

アイツは缶ビール片手に建物の陰で涼んでいた。

こっちは暑い中で営業やっているのにどんな神経をして休んでんだよ!

「急に呼び出してくんな! こっちは仕事を……」

「いやぁな、そろそろしんどくなると思ってなぁ……」

アイツは飲み干した缶を潰してニヤニヤとした笑いをこっちに向けて歩み寄ってきた。

「何せ、ケツにこんな太いもん突っ込んでるんだからなぁ? ククク……」

アイツは自分のものかのようにアタシのビキニの中へと骨ばった右手を潜り込ませた。

その手が、肛門から顔を覗かせているアレに触れ、面白そうに動かした。

「んぅ……! ア、アンタが入れたんだろ! 動かすな」

「細いやつだとすぐひり出すだろう?」

――――ブブブブブ!

腸内でアイツに入れられた極太バイブが暴れ始める。

アタシは肌に冷たい汗を掻いていた。もう立っていられない。

「オヤオヤ……どうしたんだい、つかさちゃん?」

蹲るアタシの顔をアイツはヤンキー座りになって覗き込む

――手にはバイブのリモコンを握りながら。

アイツは抵抗出来ないアタシを砂の上に転がした。

肩と膝を支えに丁度尻を高く掲げた体位になった。

「そろそろウンチの時間か?
 おっきくて長いの抱えながら頑張って仕事してたもんな……」

アイツはアタシのビキニに指をかけて膝まで下ろした。

物陰とはいえ太陽の下で肛門まで晒され、アタシは恥ずかしくて穴があったら入りたかった。

アイツは出かかっているバイブを指で摘まみ、軽くピストンさせて肛門を嬲った。

アタシはもう排泄欲を我慢出来ず、今すぐにもこの悪魔を腸内から吐き出したかった。

「きちんと出せるかどうか……俺がじっくりと見てやるよ」

――――ブブブブブ!

アイツは指でバイブを弾き、スイッチを入れた。腸内で悪魔が再び狂い乱れる。

「んぅ……! んうう……!
 見るなぁ……! あっ、アアアアアアアアッッ!」

夏の熱気に包まれながらアタシは腸内のバイブを思いっきり外へと放り出した。

バイブはワタシの腸襞を刺激しまくりながら勢い良く肛門から飛び出て、砂地に着地した。

締めようと思うのに、肛門が中々閉じようとしない。

顔を真っ赤にしながら、アタシは開ききった尻穴を向こう側のアイツに晒して蕩けきっていた。

「ケツがぱくついておねだりしてるぜ。まるで鯉の口みてぇにな」

屈んだアイツはそう言うとアタシの尻にキスをした。

汗ばんだ尻肌を、アイツは味わうように舌を這わせていく。

力の抜けたこのカラダでは満足な抵抗すらも出来なかった。

――抵抗?

果たして力が残っていたらこの変態の尻舐めを拒めるだろうか。

そんな怖い考えが脳裡をよぎる。肛門の性感を開発されたアタシは

親にも見せた事のない裏側を今、最低の男に舐められている。

「……ようやくすぼまってきたな、へへへ……」

男の舌がアタシの肛穴を挿し、独立した生き物のように蠢いた。

皺がしきりに開閉し、主人の意志に反して悦んでいるようだ。

「さぁて……今度はこっちも味わってくれよ」

アイツは顔を上げると、唾液でぬめった肛門にペニスを擦り付けてきた。

尖端から根元まで、相変わらず大振りなそれは熱い脈をしきりに刻みながら滑った。

「くっ……さっさとやれよっ、この……っ!」

このまま外に居ると誰かがやって来るかもしれない。

頭の上には少しの庇があり、その上は車道がある。

誰かに見つからないか、アタシは気が気でならない。

「良いのか、そんな事言って。
 本当はつかさの方がしたくて堪らないんだろう……?」

アイツは自分のペニスに例のジェルを塗り伸ばし、そのままアタシの肛門にそれを塗りたくった。

「くっ……はぁっ……!」

「ほら、ケツアナを擦っただけでもうこんなにヨガリかけてるじゃないか」

情けないが、アイツの言う通りだ。

あの血管の盛り上がった熱くて太いペニスが密着すると、カラダが勝手に熱くなり、身を任せたくなる。

あの鬼のものとも馬のものとも分からないモンスターに

アタシの肛門を激しく突き犯して欲しいと願うようになってしまった。

頭ではおかしいと解っていても、それが得難い快感だと、もうカラダは覚えてしまっていた。

「さぁ……ケツハメ大好きの変態社長さん。
 聞かせてもらおうか、頼み込むのはどっちかをな……」

ギラギラと照り付ける真夏の太陽に、本来隠されているはずの肛門を晒しながら、アイツに訴えた。

「……お願い……アンタのぶっといぺニスで、アタシのお尻マンコ……気持ち良くさせて……」

アイツは無言でがに股になると、平たいぺニスの尖端を肛門に含ませ、一気に奥まで突き入れた。

「……ンンッ……!」

「……可愛い担当アイドルの頼みだ。聞いてやる」

ズムッ、ズブッ、ッポン。

青空の下でアイツのぺニスがアタシの中に何度も出たり潜ったりを繰り返し、攻め立てる。

バイブやディルドなんかとは全く違う、体の奥底から火を付け炎を煽り立てる生々しい感触。

ヌッポッ、ヌッポッ、と間の抜けた卑猥な短音が、激しくぶつかる下腹の音に厚みをもたらした。

「ハァッ、ハァッ……どうだ、つかさ。
 外でやらしいケツマンを、チンポでたっぷりホジホジされる気持ちはぁ」

くっ……黙って犯していればいいのに、アイツは肛門セックスの度にしつこく感想を聞いてくる。

アタシが恥ずかしがるのを知っているからだ。

意地でも応えないでいると、アイツは鼻唄を歌いながら

腰を大きく左右にグラウンドさせてアタシの肛門を苛めぬいた。

無理やり硬い棒で拡張されていく恥感に出したくもない艶かしい声が漏れていく。

「くっきりとした縦割れになったな、つかさのケツアナ」

ッポンッ、とペニスを引き抜いたかと思うと、アイツは人差し指をアタシの肛門に吸わせて楽しんだ。

「誰もこのアナル見て処女だとは思わないぜ。
 いやぁ、チンポを何度もしゃぶらせた甲斐があったなぁ」

うるせぇ、喋んなっ! 見るんじゃねえっ!

「んあっ……あはぁっ……! んん……、いやぁあ……!」

アイツはまた深くペニスを付け根まで挿し入れ、汗が散るような激しいピストンを始めた。

腸奥が火照り、腸襞が熱い凶器で絶えず嬲られる。

入り口はやらしく精子を欲しがり、抜かれる度にペニスにすがり付いて大きく形を歪ませた。

「ああっ……! い、イクぅぅう……!
 っあはぁっ……! お尻の穴で……イカされるぅぅ……!」

「へへへ、おぅ、イケ! イケ!
 男のチンポスケベにしごいて、ケツアクメ極めろぉッッ!」

肛門をきつくすぼめ、四肢に甘い痺れが広がるのを感じながら

アタシはとうとうこの日、お尻だけでオーガズムに達した。

「やぁっ……灼けるぅ……オシリ、ミルク焼けするぅ……!」

腸内にドプドプと無遠慮に注がれる熱いぺニスミルクが、アイツに捧げる勝利の美酒のように思えた。

アイツは長い事アタシの腸内でペニスを律動させ、たっぷりとおぞましい精液を飲ませた。

砂の上で尻尾を上げた蠍のようなシルエットのアタシたちを

真夏の太陽は素知らぬ顔で照らし続けている。

   #  #  #

変態としか言い様のないアタシとプロデューサーの関係が続いて半年が経った。

その頃からアイツの周りには妙な男たちが現れ始めた。

スーツこそ着ているが業界人には全く見えない不遜な立ち居振舞いで

不敵な強面と近寄り難い印象だけが共通していた。

最初はアイツの仲間か何かだと思ったが

遠くから聞いた会話からはそれほど親しい感じは見いだせなかった。

「誰、アイツ?」

ベッドで寝た際にアタシは何回か聞いたが、その度話をはぐらかされだけだった。

どうせろくでもない連中だろうと、アタシはそれ以上無理に聞かなかった。

「つかさちゃん、聞いた!?」

ある日事務所に来ると、美優さんがアタシに話してきた。

何でもアイツが交通事故に遭い、今朝がた病院に搬送されたらしい。

「見舞いはいい。しばらくプロデュース出来ないから
 予定していた営業とレッスンは自主的にやってくれ」

との伝言付きだ。

言われなくても一人でやるっしょ。というか、普段も一人でやってるも同然だからな……。

「交通事故、ね……」

正直、心配も何もしなかった。

散々アイツに玩具にされ続けたから、どっちかってーとマジ精々していた。

今まで女を食い物にしていた罰がやっと当たったんだ、ざまあみろ、と良い気分にさえなっていた。

そうだ、これを機にアイツをプロデューサーから引きずり下ろして

今までの悪行を暴露して制裁を加えるチャンスだ。

生憎アタシは泣き寝入りしたままでいるタマじゃねぇから。

このプロダクションの癌を潰す事は誰にとっても有益だ――ただ一人を除いて。

「……」

   #  #  #

「……来たのか」

それがアイツの第一声だった。

「来て悪い?」

「仕事があったろ」

病室に入ったアタシは向かって左側の椅子に腰掛けるとスーパーの袋から林檎を取り出した。

「スケジュールを調整すればこれくらいの時間、軽く作れるっての」

アイツはぶっきらぼうに礼を言うと、ナイフを入れる前に

それを長く伸ばした左手で掴んで、かじりついた。

口からはみ出た林檎の汁をティッシュで拭いてやる。

お喋りな年増の看護師が言うには両脚だけでなく肋骨も折れていて

死んでいてもおかしくない怪我だったという。

事務所の至る所で囁かれていた重傷という噂はマジだったという訳だ。

「なぁ、仕事の事について聞きたいんだが……」

「……はぁ?」

それを聞いたアタシは一瞬耳を疑った。

スケジュール管理も含めて、持ってきた仕事の八割方をこっちに丸投げしていたアイツが

レッスンプランの立て方とか事細かに聞き始めたのだ。

入院生活が余程退屈なのか、それともやっと仕事に目覚めたのか。

とにかくアタシは新入社員用の簡単なレジュメをプロデューサー用に改変して教えていく。

はっきり言って、アイツの知識は素人も同然というレベルだ。

コネ入社でもまだもう少し色々と知ってるぞと突っ込みつつ

やたら熱心に聞いてきたので逐一教えてやった。

真面目に勉強するアイツの姿は新鮮ですらあった。

「くっ……」

教えているうちにアタシは尻の奥が妙に騒いでいるのをまた思い出してしまった。

「どうした?」

うるさい、と言ったものの、それはしきりに何かを求めてひとりでに収縮を繰り返す。

原因ははっきりしている――眼の前のこの男だ。

この男の顔を見ると、どうもカラダが勝手に反応してしまうんだ。

パブロフの犬、って奴。

今までひっきりなしに玩具にされ続けた肛門は、交通事故からここ半月ほど愛撫を受けていない。

認めたくないが禁断症状のようにアタシは雄を求めていた。

行く気のなかった見舞いに足を運んだのも、無意識に体がそうさせたのかもしれない。

……カーテンに隠れてアタシはプロデューサーの病着の裾を捲り上げた。

「んうう……はふっ……んちゅっ……ちゅぽっ……」

黒く膨れたアタシの顔よりも長いそれは、いつ見ても腹立たしいくらい逞しい。

これを口に含むと、唇を押し返してくる肉厚ぶりが誘惑してくる。

もっとアタシにやらしくなれと命令してくる。

体を拭くだけでろくに風呂に入っていないらしく、ペニスからはむわぁっとする尿臭を纏っていた。

雁首に溜まった白垢を当然のように舌でこそぎ取る。

喉の奥肉にぶつかるまで深く咥えても、根元まで届かない化け物ペニス。

アタシ何してるんだろうって正直思う。

憎らしくて堪らない奴なのに、今は、誰よりも可愛がって欲しかった。

精子の犇めく音が聞こえて来そうな大きめの睾丸を片手で揉み煽る。

舌を使って尖端から根元まで何度もなぞり舐めた。四つん這いで、だ。

無防備なお尻をアイツの顔に向けてこの太い肉塊を舐め慰めている。

アイツはまるでお尻のラインを確認するかのように

ゆっくりとショーツの左端に人差し指をかけて舌にずらした。

ゴツゴツした左手の指が一本、アタシの肛門に深々と挿し入れられ、やらしく拡げるようにほじくり遊んだ。

「寂しかったろう、ここが泣いてしゃぶりついてるぜ?」

気のせいだろうか、聞き飽きたはずの言葉責めには切れがなく

どこかいつもよりも優しい声に聞こえた。

長いアイツの指はアタシの気持ちいい所を的確に突いた。

だが、本当に欲しい所にはどうしても届かない。

「んっ……ううぅ……ん!」

指で解された肛門に無駄に大きなペニスを立てて、尖端をあてがう。

上から体重をかけて一気に押し込むと変な声が漏れた。

「あっ……! あはぁっ……、んううっ……!」

久しぶりに直腸で味わうぺニスに、頭の中身が全部蕩けそうになる。

アイツの見ている前でアタシは痴女同然に剥き出しのお尻を振り乱し

雄の硬い肉を何度も喰らい、貪った。

最初に感じた異物感や嫌悪感の類いは、もう嘘のように消えていて

むしろこれがお尻に挿されているのが日常にすら思えた。

「……気持ちいいか?」

アイツの声が背中越しに聞こえた。

耳がゾクゾクするような感じが全くなかった。

「あぁ? 寝惚けてんのか……お尻にこんな巨きなペニスが入ってんだ。
 気持ち良いに決まってるだろ。……っ、んっ……!」

悪態をつきながらアタシはどうも大人しいアイツに調子を狂わされていた。

誰のせいでこうなったんだよ!

排泄穴にペニスを出し入れして感じる変態女に、誰がしたっ! クソッ、クソッ! 

「ハァッ……ハァッ……♪ イクゥ……
 お尻に、気持ちいいの、っ……来るぅ……♪」

何度も尻肉を下腹に打ち付けて腸襞で脈打つペニスを嬲り味わう。

やがて奥を貫くような勢いで強かな爆射が始まった。

禁欲生活で充分濃縮されたそれはやたら熱く

爛れるかと思うくらいに腸襞に絡み、染み込んでいく。

久しぶりに訪れた肛門のエクスタシーに全身が火照り

胸が踊っているかのように高鳴っている。

「んっ……はぁぁぁ……♪ 沁みる、沁みるぅぅ……♪」

律動が止んだ後、アタシは生まれたての小鹿のようにふらついた両脚で腰を浮かした。

ヌリュン、と腸圧で放り出された精液まみれのモンスターペニスはくたぁっと倒れた。

アタシは上肢をアイツの足元に突っ伏し、開ききった肛門を晒しながら

とろとろと重たい白蜜が穴から垂れ下がっているのを感じた。

   #  #  #

退院してから、人が変わったようにアイツは仕事に対して積極的になっていた。

ただし、企画書をはじめとして初歩的な間違いが所々にあり

しばらくはアタシがサポートに回らないと使い物にはならなかった。

その中で気づいた事がある。

アイツは確か右利きだったはずだが、退院後は頑なに

ペンから何から左手を使った。金釘文字だからすぐに分かる。

そして、右手はずっとズボンのポケットに隠していた。

あれからアイツはアタシの前でズボンを脱ごうとはしなかった。

シャワーの時は入るなと言い、挿入の時も片手でジッパーをずらしただけで事に及んだ。

あの潤滑油を肛門に塗る時ですら、左手の指を使った。

いつものようにアナルセックスをした後、アイツはつまみが欲しくなったのか

ベーコンとエリンギをキッチンで軽く炒めていた。

炒め物を皿に移す時、手が滑って内容物がアイツの服に溢れた時があった。

流石のアイツもその時は慌てて「両手」を使って服を脱いだ。

声を聞いたアタシはアイツの下に駆け寄る。

そして、やっと右手を隠している理由が分かった。

アイツの右手には親指と人差し指の二本しか残っていなかった。

おまけに、残りの指の付け根には焼きごてを押し付けたような赤黒い痕が痛々しく付いていた。

流石のアイツもこれ以上隠し事は出来ないと

決まり悪げに頭を掻いてボソボソと事の顛末を話し始めた。

   #  #  #

アイツはヒモ同然の生活をしていたが、もう一つ顔があった。それは女を斡旋する仕事だ。

頭は悪いがセックスだけは異様に巧かったアイツは、金持ちや著名人の選んだモデルや

未成年女子たちを淫乱なセフレとして仕込んで流し、金を稼いでいた。

その依頼の中には桁違いの金が動く物もある。

大手にもかかわらずそんな営業とは完全無縁のシンデレラプロダクション所属の

未成年アイドルをどうしても性奴隷にしたいという成金が現れた。

間違いなく特殊な自営業の関わっている仕事だが、アイツは引き受けた。

この道に関しては自信があったし、何よりその組織に借金をしていたからだ。

そして標的にされたのがアタシ、桐生つかさという訳だ。

「お前を選んだのは、俺の趣味だ」アイツは左手で煙草を吸って言った。

数人無防備な感じのアイドルもいたが、彼女たちは皆

しっかりとしたプロデューサーたちによって固められていて手が出せなかった。

必然、無名の新人を担当する以外に無い。

そしてその中で仕事の出来ない自分でもプロデュースの負担に

なりにくそうなしっかりした人間はというと、もうアタシしか残っていない。

「やっかみって言っても良いか。
 つかさには俺にないものを皆若いうちにものにしている。
 名声も金も商才も、そして美貌もな。
 いい歳していつも金に苦しんで、ジタバタしている俺とは天地ほど違う。
 努力に裏打ちされた自信家な所にもやりがいを感じた
 ……この女をメスに仕上げてやろう、ってな」

ありがたくない話だが、裏でプロデューサーとして潜り込んだアイツは

早速アタシをスカウトして調教した。

最初のアナルセックスに使ったジェルは特殊なもので

精液と混ざると媚薬効果を発揮するものらしい。

アタシの肛門の感度がセックスの度に鋭敏に淫らになっていったのは

そういうからくりだったという訳だ。

アイツにアナルセックスを仕込まれたアタシは途中から完全に堕ちてしまった。

後は頃合いを見て売り払われるだけという所まで行った。

しかし、ここに来てアイツはアタシを売るのを拒んだ。

「どうして?」とアタシは聞かざるを得なかった。

「……端から見ていて気付いたのさ。
 才能もあるだろうが、つかさはそれだけじゃねぇってな。
 初めての台本読み合わせでいつになくガチガチになっているお前を見て思ったんだ。
 余裕かましてばかりのこいつもこんな顔すんだな、って。
 得意分野でどやってるお前は、正直苦手だ。
 だが苦手なもんに逃げずにぶつかって、努力で克服していくお前は
 ステージの上にいるどんな姿よりも俺には輝いて見えた……」

アイツは右手を隠さずに手振りを交えて語りかける。

アタシは二本の指しかないその手をじっと見て聞いていた。

「そんな眩しいお前を見てたら、何か急に自分のやってる事が馬鹿らしくなった。
 受け渡す予定の色ボケジジイが、お前の輝きに心揺さぶられたりするか?
 あいつらは正直一流プロダクションの美少女アイドルなら誰でもいいんだよ。
 手に入れた元アイドルの若い体を存分に犯しまくってりゃそれ以上は見ない。
 そんな奴らにお前の本当の魅力がどれだけ理解できる?
 気づいたんだよ……俺のやってた事は、真珠を豚相手に与えてたようなもんだって」

あの時見た厳つい風体の男とは約束を反故にする話をしていたらしい。

当然バックに控えて何かとサポートしていた連中は納得しない。

アイツは指を自ら包丁で一本切断して詫びを入れに行った。

メンツを潰され、ビジネスをふいにされた奴らは

寄ってたかってプロデューサーを袋叩きにした。

二本の指を追加で切り落とされた上に、焼けた鉄棒を押し付けられ事後の縫合を出来ないようにされた。

肋骨も折られて半殺しにされたが、土下座をし通して何とか命だけは助けてもらったという。

しかし彼らへの借金の返済はまだ終わってなかった。

それをなんとアイツは当たり屋をやって精算したらしい。

半殺しにされてからボロボロの体を引きずって

スピード出してる車の前に身を乗り出し、得た慰謝料その他を全て連中に払ったという。


「まあ、流石に三回も繰り返すと立ち上がれなくてな……」

よく生きていられたな。アタシは呆れて二の句も継げなかった。

ともあれ、アイツは三回に渡る当たり屋で借金を完全返済した訳だ。

だが、商売相手の信用を完全に失い、袂を別ったアイツにはもう仕事は来ない。

けじめをつけるという事はそういう事だ。

「それで、だ。この際、プロデューサーに転身するしかないって思ってよぉ……」

入院中アタシに仕事の内容を色々聞いてきたのは

図々しくもこの職場に居座って仕事をする気だったらしい。

どう考えても合わないとは思うが。

「……じゃあ、俺に向いているのって、何だよ?」

   #  #  #

「あはぁ……っ! せんせぇ……スゴい……ッ! スゴいの……!」

女子高生つかさは、体育教師の体の下で金髪を乱れさせ、しきりに喘いでいる。

天に捧げた形の良い芳尻は、その秘めた恥肛を情欲の悪魔に捧げていた。

彼女の可憐な肛蕾は男の身勝手な肉欲の餌食となり

耳が爛れるような穢らわしい音を漏らしながら娼婦の形へと変貌していく。

高一の秋、体育準備室で無理やり押し倒され、体奥に白い背徳を注がれた彼女は

それから何度も彼に呼び出され、瑞々しい身体を捧げた。

少女の身体に教え込まれた痴悦の妙味は、驚くべき早さで彼女を乙女から淫魔へと変えた。

体育教師の体の下で漏れ出ていく声が歓喜の色を呈し始めた時

彼女の下腹には顕著な変化が起こり始めていた。

「良いぞぉ桐生……! 素直でやらしいケツマンだ……!」

体育教師は口を尖らせて天井を仰ぎながら、彼女の肛肉を容赦なく嬲り立てた。

ベッドのスプリングがギシギシと弾む度に結合部からは

白濁の泡汁が押し出され、砲芯にまとわりついていく。

赤く膨張しきった肉の悪魔は熱い脈を力強く打ち、肛肉を淫らに焦がしていく。

「はあぁんっ……欲しいぃぃ……っ!」

教師は少女のヨガリ声を聞きつつ、繋がった状態で横に倒れた。

側位の体勢に移行し、隠れていた見事な乳房と下腹が露になる。

乱れたカッターシャツから溢れた乳房は雄の蜜を吸って大きく育っている。

美しく色素を濃くしていく乳輪は既に児を宿していると主張していた。

その乳首からは早くもポタポタと母乳が滲み出ていて

染み込んだベッドシーツに甘い香りを添えていた。

むちっとした牝乳の下には、臨月になるかならないかの見事な下腹の膨らみが控えていた。

なるほど、こんな熟れた肢体は到底制服で隠せるものではない。

「何が欲しい?」男がつかさの首にキスしながら言った。
「ちゃんと言わなきゃ分かんねぇだろぉ、桐生」

年若くして母になろうとしているこの美少女に、男はなおも自分の味をその奥に刻み込む。

「あはぁ……っ! ミルク、ミルクが欲しい……っ!」

一際深く貫かれて、少女はシーツにすがった。

「お尻にっ、せんせぇのオトナのミルク……飲ませてぇ……!」

絶頂に達するのを堪えての哀訴に、教師も激しいアナルファックをもって応えた。

重々しく跳ね狂う玉嚢、その上には撹拌された白泡まみれのペニスが

裏筋をぷくぅと膨らませたまま、彼女の排泄穴を攻め続けた。

「んおお……っ! 逝くぞつかさぁ……っ!
 先生のザーメン浣腸でやらしいケツイキ決めろぉ……っ!」

「あぁ……っ! んっ……! やぁんっ、来る……っ! 来るよぉ……っ!」

狂喜のうちにぺニスは硬く大きく反り上がり、卑猥に腸内で跳ねまくった。

少女の腸奥には匂い立つようなドロリとした粘精がドブドブと絶え間なく発射していく。

「あんっ……! 気持ちいい……っ……せんせぇの赤ちゃんの素……お尻で飲んでるぅ……!」

感極まったつかさは自らの芳乳を、ギュッと抱え揉む。

細い指と指の間から熱い母乳を絞り出された格好のまま、抗い難い肛内のエクスタシーを貪った。

すっかり乳汁にまみれた指を一本一本しゃぶっている時、教師はゆっくりとぺニスを引き抜いた。

つかさは足を閉じて畳み、尻肉を少し持ち上げた。

力を込めるとブプッと汚ならしい音と共にぽっかりと開ききった排泄穴から

溜まっていた白濁が逆流していく……。

   #  #  #

パシャパシャとシャッター音が熱いライトシャワーに添えるように響く。

その空間の中でアタシは半分恍惚感に浸りながらお尻を突き出し

向こう側のレンズに中出しされた肛門を余す所なくさらけ出した。

「んっ……はぁあ……っ……♪」

粘り気の強いアイツの精液はまるで天井からぶら下がる蜘蛛のように

ゆっくりと垂れ、ベッドシーツまで白い柱を作った。

中々閉じない肛門が撮られながらひくつき、精液を放り出す。

「――カット!」

アイツの調子いい声がスタジオに響き渡る。

その股にはさっきまで「教え子」の肛門を犯した凶器がぶらんとぶら下がったままだ。

OKをもらったアタシは真ん丸のお腹を抱えながら寝返りを打った。

「どう、綺麗に撮れた?」

差し出されたお茶でアタシは渇いた喉を潤す。

「バッチリですよ、社長!」

「スゲー迫力でした!」

スタッフはズボンを脱いで膨らませたペニスをアタシに見せつけながら言った。

これは撮影したAVの興奮度の参考にしている。

だって、目の前にいる奴らを興奮させられないようなヤツに、何ができんだって話だし。

レンズの向こうでセックス見ているファンたちにこの現場の熱気を伝えたいんだアタシは。

「ん、どうしたの?」

「ちょっと……」

各々が勃起を見せてくる中で新人のカメラマンだけが股間を隠していた。

スタッフで無理やり押さえつけて股間を覗くと、マストの先が湿っている。

どうやら、アタシとアイツのアナルセックスを見ていただけで射精してしまったらしい。

ちょろっと尖端を覗かせた包茎だが、中々の長さだ。

「……カメラ回して。このままビデオのおまけも撮るから。
 『セクシー女優の桐生つかさが、撮影後に物足りなくなって
 大人しいスタッフのぺニスにがっつく』……どう、興奮しねぇ?」

「する! する!」とノリのいいスタッフは

アタシと新人の周りに集まり、各々のカメラレンズを向けていく。

「あっ……!? つかさちゃん、そんな……っ!」

アタシは彼のぺニスを口に含むと、再び仕事の顔に戻った。

口の中で優しく余り皮を剥いてあげた後

ベトベトの精液を啜るようにしておしゃぶりしていく。

横から出てきたカメラに笑みを向けながら

チュパッ、チュパッ、と巧みにやらしい音を弾ませて舐めしごいた 。

「ああぁ……!  最高だぁっ……!」

新人君は敏感体質なのか、しきりに身を細かく悶えながら歓んでいた。

カメラを構える男たちの中には旦那もいる。

お腹の父親の前で、普段しゃぶらない他人のぺニスを弄ぶのは口舌に尽くしがたい興奮だった。

「……そんなに気持ち良い?」

顔を得意の角度に傾けながら、舌でペロペロと先っちょを舐めて焦らした。

「はいっ! ずっと夢でしたから……」

「夢ぇ?」

「コイツさ、お前のファンだったんだよ。アイドル時代からのな」

横からカメラを構えたまま旦那が言ってきた。

「……幻滅した? ステージに立っていた好きなアイドルが
 男のぺニスをやらしくおしゃぶりしてんだぜ?」

「そんな! つかさちゃんは相変わらず可愛くて……
 俺の理想のアイドルですっ……ううっ……!」

童貞臭い彼のぺニスを唇で丹念にしごきながら、アタシはその告白を聞いていた。

それはAV女優になってからずっと知りたかった事だった。

追い続けたアイドルが引退した後の初AV見た時、泣き続けた事。

それ以上にAVデビュー作の高クオリティに興奮して、毎日倒れるまで抜き続けた事。

純粋にアイドルの自分を応援してくれたファンを失望させたのではないか

そういう罪悪感がずっと奥で燻っていたアタシは、それを聞いて少し安堵した。

「幻滅とか、失望とか、そんなものはファンたちの勝手な思いだって思うんです」

童貞カメラマンはペニスをしゃぶられながらずっと思いを話している。

「つかさちゃんは絶対周りに流されない娘です。
 この道だってきっと、自分で選んで考え抜いて決めた道だと信じてました」

じんとしてきた目を前髪に隠しつつ、雁首にぐるんと舌を絡み付けて舐め犯す。

「監督のデカチンに何度も種付けされて、心の底からセックスを楽しんで笑っている
 つかさちゃんはエロ可愛くて、どこまでもリアルなつかさちゃんで……! ううっ……!」

アタシは本気のストロークを彼のぺニスにぶつけた。

エッチ? 可愛い? 全然足んねー、もっと語彙力増やしてバズらせろ。

そう思いながらも、これ以上コイツに喋らせていると涙が出てきそうになる。

人知れずプラスアルファを積み重ねていくってのが努力だが

その努力や背景を汲み取ってくれるファンの存在はシナジー上がる。

……だから、コイツにはとっておきのフェラチオで

最高のフィニッシュをプレゼントしてやろう。

「ぢゅぽぉっ、ちゅむっ、ぢゅばっ……!」

「あぁ……は、激しいっ! チンポおかしくなるっ!」

夫の前で、仕事である事も忘れて、アタシは夢中で彼の包茎を啜り貪る。

彼専用のオナホールアイドルになって、口一杯の他人ぺニスを舌でペロペロと攻め立てた。

「うああ……む、無理っ……! 出るッッ! つかさちゃ――んっ……!」

彼は歯を食い縛って射精を堪えながら、すぼめた唇穴に熱いピストンを何度も与えてきた。

彼のフェラ慣れしていないぺニスに合わせて、キスするように唇で幹を優しくしごいてあげた。

「つかさちゃん、飲んで! 君のお口マンコで、俺のキンタマミルク……ッッ!」

ビュブウウッッ! ビュッビュッッッ! ビュルルルンッ!

元気の良過ぎる童貞ペニスの遺伝子が口の奥に激しくぶつかり、気持ち良く弾け散っていく。

爽快感ある彼のビートが甘苦い味と共に口腔に響いた。

んっ……んう……結構濃いっ……好きな味かも……。

敏感な鈴口を舌先でやらしくほじくると、彼はビクビクして腰を引く。

(こら、そんな事しちゃ……気持ち良いの終わっちまうぞ?)

――ズチュルルルルルッッ!

「うわぁっ……! こ、腰がぁっ……!」

彼のお尻に腕を絡ませ、開いた尿道口から直に精液を啜り飲んだ。

尿道ストローを彼の油断した玉ミルクが一気に吸い出されていく。

射精の数倍の快感にもう彼はトロトロになって、脚をガクガクにしながら仰け反っていた。

「んっ……ちゅぽっ……♪ 童貞汁、ごちそうさまぁ……♪」

彼の腰を横抱きにしたまま、精液の滴る口に

人差し指を咥え、アタシは恍惚とした微笑を旦那のカメラに向けた。

カメラを構えている夫は珍しく嫉妬の見え隠れする

微妙な顔をするも、しっかりとぺニスを大きくさせていた。

「ふふ、どうだった? 憧れの娘のお口でピュッピュッした気分は?」

「うう……最高ですっ……! もうチンポ洗いたくないです……!」

いや、そこは洗えよ。

「――決めたっ! 今度の作品、童貞の筆下ろしモノにするっ! アンタを使って、ね」

アタシが言うと、新人君は目を丸くしている。

突拍子もなく思いついたアイディアを口に出すのは珍しくないので、他のスタッフは流石に動揺しない。

「でも、つかさちゃ……」

「つかさちゃん、じゃない! 今は仕事の話をしてっから、社長っ!」

「は、はいっ、社長!」

新人は背筋を伸ばして声を張り上げた。

元気のある声に反応してか、遅れてぺニスまでピクンと頭を上げた。

「でも、社長。いきなり主演と言われても……その……経験が……」

「誰にだって初めてはあんだろ?」精液まみれの口を濡れタオルで拭いてアタシは続けた。

「中々良いの持ってんだ。使わないのは勿体無いと思わねぇ?
 ああ、作品は主観タイプのモノにすっから
 ほとんど竿役は映らないし、マグロでも充分こなせる。
 アイディアとかリリースタイミングって、マジ重要だから。今、仕掛けなくてどうすんの」

「はぁ……」

「……返事は!」

「は、はい……!」

「じゃあ、交渉成立だな……んっ……?」

アタシの体に暖かなガウンが掛けられた。

振り返るとアタシの旦那がニヤニヤとして立っている。

「熱心なのはいいがお前、妊娠中なんだぞ。忘れるなよ?」

「アタシ? まだまだ余裕で働けるけど?」

旦那はアタシの肩に顎を乗せて、新人に話しかける。

「悪いな、新人君。どうやらつかさはお前の童貞チンポが気に入ったらしい」

「なっ……! アタシは、ただ筆下ろしものというニーズを意識して……!」

「あの、監督……いいんですか、その……
 仕事とはいえ、社長……っていうか、奥さんに俺……」

「ああ。良いって良いって、どうぞどうぞ」

人をセール品のように言うなっての。

「別に俺たちは、他の奴らと寝たら駄目、とかいう契約自体はしてねぇし?
 まぁ夫婦である事を飯のタネにしてシリーズモノは作ってるがな」

アイツはアタシを後ろから抱き締めて膨らんだお腹を愛しげに撫でてきた。

プロデュースした初AV

『ギャル×社長×アイドル×AV !? あの桐生つかさ(18)が中出しAVデビュー!
 デカチン男優と避妊一切なしの本気孕ませセックス連続五時間!』

は、ひと月で二万本を軽く売上げ、全くの無名新規メーカーであるにもかかわらず

半年もの間大手通販サイトで売上げ上位をキープし続けた。

アタシはそれからプロダクション在籍時のパイプを使って

シンデレラガールズのドレス衣装を模したコスプレモノを立て続けに売り出した。

男優は五時間もの連続セックスをしてのけたアタシのプロデューサー

そして専属女優はアタシ一人だけという完全な二人三脚のAVメーカーだ。

メーカーというよりは、結婚してからのセックス生活をそのままAVとして売っているような感覚だ。

旦那と嫁という関係から悲愴感のないラブラブな雰囲気で行われるハードコアは

他に類を見ないオンリーワンな作風として人気を不動のものとしている。

今日収録したのは『巨根淫行体育教師によるギャルJK調教日誌』シリーズの一幕で

本気中出しされたデビュー作からコツコツと、アタシが妊婦になっていく過程を撮影した

ドキュメンタリーAVともいえる自信作だ。

「皆ぁ! 考えたアイディア聞いてくれ。そんで、意見を聞かせろ」

アタシは手を叩いてスタッフたちを呼んだ。

スタッフは一度機材をおいてアタシの周りに円陣を組んだ。

「いっそネトラレモノにしませんか?
 監督と社長は夫婦のイメージが強いですし……」

「じゃあ一方で旦那は……みたいなネトラレAVも一本作って同時リリースするか?」

「最後スワッピングにもつれ込むのもいいかなって……」

「レズネトラレも入れましょうよ!」

「出だしは、妊娠したから寝室から足が遠のいたって設定とか……」

スタッフたちのアイディア一つ一つをメモして具体的な構想を練る。

どうせ作るならチーズカツカレーのような全乗せの作品にして購入者を喜ばせてやりたい。

そして、スケジュールの見直し。

以前から予定していた妊婦コスプレ痴漢AVと妊婦温泉AVの撮影を、さあ、どうするか。

「いっそ行き帰りのバスで両方撮ってしまうかぁ?」

旦那が冗談混じりで言ったプランを即採用した。そうすれば最短で撮影が完了する。

「このピックアップした宿に連絡して、温泉の
 貸し切りの許可をもらっておいて。決まり次第すぐに報告ね」

「はい!」

「次に貸し切りバスのチャーター。
 行きと帰りで痴漢モノ撮るから前より大きめの頼むわ」

「はい!」

「つかさ、俺は、俺は?」

横から旦那が口を出してきた。

「溜めとけ」

「……それだけかよ!」

「その代わり、行き帰りのバスと温泉宿ではセックス漬けだからそのつもりでいろよ?」

「やれやれ……とんだ夫想いの奥さんだよお前は……」

スタッフの笑い声がアタシたち夫婦を包み込んだ。

   #  #  #

アタシがセクシー女優に転身する知らせにショックを受けたファンは、思ったよりも多かった。

トップクラスのアイドルたちには一歩も二歩も譲っていたものの

十八歳になるまでの短い活動期間で熱心なファンが

あんだけついてくれたのはマジありがたかった。

勿論、AV女優の箔をつけるためにアイドルを経由しただけだ

これは規定路線だよとしたり顔で揶揄する人間も少なくはない。

短い活動期間とスムーズなAV発表の流れが、ネット上のその説を有力視させていた。

「あのなぁ……仕事を与えてくれたのは感謝してるが、お前は良いのか?
 何も俺についてきてAV女優にならなくってもさぁ……」

AVメーカー会社設立の手続きが完了した後

プロデューサーはベッド端に座ってこんな事をアタシに漏らした。

アタシたちの周りには自腹で購入した撮影用機材がぐるっと囲いレンズを向けている。

……監督兼男優として独り立ちするコイツと

これからアタシはセックスして、デビュー作を撮影する。

裸になる事に今更抵抗はなかったが、あのレンズに映った

アタシのハダカが市場に出回ると思うと、かなり緊張する。

「アンタだけで会社経営出来ると思ってるの?」

会社の経営と運営に関してノウハウを持っているのはアタシしかいない。

コイツに全てを放任するのは無謀に思えた。

大体AV男優の適性があっても片手の指が三本もない人間を雇うメーカーは中々ねぇって。

今回は詰め物をした皮手袋をつけさせて誤魔化しているが

極力右手が写らないようなアングルを考えていかないといけないから、骨が折れる。

「まぁ、お前の助けがあるに越した事はないさ。
 ……だが、わざわざ大手アイドル事務所でのルートを
 蹴ってまでする事には思えないってだけだ」

アタシは黙って聞いていた。

もうとっくにプロダクションには一緒に辞表を出している。

もし、コイツと別れてアイドルを続けていたらどうなったか。

やるからには中途半端や妥協を許さないアタシだ

トップアイドル目指して新しいプロデューサーと切磋琢磨していくだろう。

楽観主義ではないが、少なくともコイツがプロデューサーを

していた時よりかは負担は軽いに違いない。

……そう、コイツと付き合ったって経歴に傷がつくだけだ。そんな事は分かっている。

「……そんなにアタシの事、嫌……?」

手を重ねて下から相手の顔を覗きながら尋ねた。

その時の顔と言ったら噴飯ものだった。

……何でアタシがここまでしてついていきたいか分かってねぇんだから呆れる。

理屈とか効率とか世間体とか、そんな事考えたら絶対ついていく訳ねぇだろ?

もうアタシのカラダが、肉が、アンタに惚れちまったんだよ。

昼も夜もアンタを求めて、アンタがいないとおかしくなっちまうんだよ。

……理屈じゃねぇんだよ、こればかりはさ。

「嫌なもんかよ。指詰めてまで引き留めた女だぜ。肋骨数本のおまけつきでな」

「ならいいじゃん。アタシはアタシの生きたいように生きてるだけ」

綺麗で可愛いだけなんて求めてない。アタシは、それを超えていく。

それは以前も今も変わらない。

アタシはぺニスを口一杯に頬張った。

憎らしいくらい太くて巨きなそれは、唇が熱くなるくらい力強く脈動している。

このどうしようもないモノにアタシのカラダはすっかり作り変えられた。

もうコレなしで生活するアタシなんて想像も出来ない。

口蓋に当たるぷくっとした尖端を舌で舐め回して、唾液をたっぷりまぶす。

「おいおい、カメラ回す前にがっつき過ぎだ」

唇からぺニスを離して、アイツは言った。

「……ねぇ、折角だから避妊なしで行こうよ」

「良いのかよ、こっちは一ヶ月も前からキンタマパンパンになるくらい溜めてきたんだ。
 一発で孕ませちまうぞ……って、うぶっ!?」

アタシは相手の頭を無理やりお尻で押し倒し、そのまま座った。

尻の下で苦しそうにもがくアイツに対して

やらしく肉の付いた尻を左右に振りつつ、アタシは言った。

「いいぜ。その代わり、出来たらアンタの所に籍入れっからな。
 アタシの穴を二つとも下品なぺニスの形にした責任……
 まとめて取らせっから覚悟しとけよ?」

アイツは応えず頭に君臨しているお尻を、しばらくパンパンと叩いて除けようとしていた。

やがて観念したのかアイツは頭の上に両腕で大きな円を描いてみせた。

アタシは満足げにお尻を上げた。

「ふぅぅ……主演男優をケツに敷いて脅す社長なんて、聞いた事ねえぞ……」

アイツは大きく息を吸って笑った。

(苦手なもんに逃げずにぶつかって、努力で克服していくお前は
 ステージの上にいるどんな姿よりも俺には輝いて見えた……)

アタシはあの時コイツのした告白を思い出していた。

以上です

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