──「お疲れさまです……さん。私のことわかりませんか?そう…ですよね……あなたは【プロデューサー】にならなかったんですから……」
大学卒業後、大手商社に就職した俺は実力を上げ営業成績上位を維持していた。そんな時、慕っていた先輩が退職すると本人から打ち明けられた。
「ホントに辞めるんですか?」
「あぁ、地元に戻るよ……次はお前が部署を引っ張れ」
「はい、寂しくなりますが、頑張ります」
「あっそうだ。別れの前にこのカードを渡しておこう」
渡されたのは1枚の会員カード。それが不思議な物語の始まりだった。そのカードは会員制風俗店のものらしい。本人か譲渡された人しか使えない不思議なカードだった。
「変なシステムですね……」
「まぁ値段は張るがアイドル級の女の子がサービスしてくれるぞ」
『アイドル』……そういえば就活中にアイドル事務所からプロデューサーにならないかと誘いがあったことを思い出す。結局は今の商社に内定をもらい、プロデューサーになる話はなくなったが。
「看板ないけどここかな?」
会員カードには電話番号も書いてなければ、しホームページもなかった。唯一あるのは住所のみ、不安を抱えつつ住所の雑居ビル地下へ向かう。
「いらっしゃいませ〜」
入口の扉を開けると女性の声が聞こえた。この手のお店で女性スタッフとは珍しい。緑色のスーツを着た20代中盤の女性……かなりレベルは高い。
「会員カードはお持ちですか?」
「あっはい。紹介出来たのですが……」
初訪問の店で会員カードを出すのは不思議だ。
「ありがとうございます。初めての方への注意事項をいたしますね」
「1つ目の注意事項です。当店では女の子の指名は基本的には出来ません」
「えっ?フリー限定ってことですか?」
「はい。常連、ランクSSSになりましたら指名9万円で承ります」
「……」
「高額ですので対象の方でも指名する方はあまりいませんね……」
9万円、高級ソープランドのような価格設定だ。しかもこれが指名料のみというのが驚きだ。
「2つ目の注意事項です。当店を利用しなくなった場合、会員カードは返却または次の方に譲渡していただきます」
不思議なシステムだ。こういったシステムは珍しい。
「最後の注意事項です。当店は完全会員制のため、譲渡される場合を除き口外は禁止いたします」
なるほど、それでネットでも口コミが出てこなかった訳か……
俺は安くない代金を支払い、待合室へと案内された。女の子の写真が張り出されていたが、どの娘もトップクラスのビジュアルだ。
「おまたせいたしましたー!カーテンの向こうで女の子がお待ちです」
いよいよ対面のとき、何時になっても緊張する。特に初めての店での初対面はなおさらだ。
「はじめまして、有香です!よろしくお願いします!!」
そこには小柄で黒髪の少女が居た。元気な大声に少し戸惑ってしまうが、とてもかわいい。
「あ、あのまだ慣れてないので、不慣れですが戦力で頑張りますっ!」
有香ちゃんは緊張気味だった。初々しさが残っているまだ10代だろうか?
「よろしく……」
有香ちゃんに手を引かれ部屋に入る。すると彼女はすぐに服を脱いだ。綺麗な肌からして若いのは確かなようだ。
「あっ…」
薄っすらだが腹筋が割れている。鍛えてるのだろうか?
「あっこれですか?その……空手をやってまして……腹筋の割れてる女の子は苦手ですか?」
小柄でキュートなのに腹筋割れている……いい、むしろエロい。
「平気なんですか?嬉しいです。ありがとうございます!……チュ」
彼女からのお礼の口づけはディープなものだった。舌と舌を絡めてくちょくちょと音を立てる。
「ん❤じゅるるるるる❤」
品のないキスだったが、俺が興奮するのには十分だった。
「あっ、もう勃ってるんですね〜❤」
有香ちゃんはチャックを降ろし、ペニスを取り出し手コキを始めた。
シコシコシコシコ
「おちんちん、熱い……ですねっ❤」
彼女の手コキは思った以上に力強い、空手をしているとさっき言ってな。
「んっ……ちゅ❤じゅるるるるる❤」
手コキをしながらの激しいディープキス。舌と舌を絡ませる。
「ちゅううううううう❤❤」
シコシコシコシコシコ
手コキはギンギンに勃起したペニスからザーメンを出すのには十分な刺激だった。
ドピュー
「んっ❤うわぁ❤いっぱいでましたねっ!」
まだシャワーも浴びてないのに出してしまった。あまりの早漏に落ち込む俺に有香ちゃんは……
「今からシャワー浴びましょう❤きっとまた大っきくなりますよ❤何度でも出させてあげます❤」
俺はその後、有香ちゃんのサービスもあって2回もイかせて貰った。
「お疲れ様でした〜またのご来店をお待ちしています」
「あっ受付さん、聞きたいんですけどここの営業時間は何時からですか?」
「当店は年中無休で、日の出から24時までの営業となります。シンデレラの魔法は12時まで……ですからね」
「ありがとうございます。また来ます」
このお店は優良中の優良店だ。また来よう、そう思えた。
──
◆しんでれらどりーむのウワサ①
指名は基本的にできないらしい。
──
数週間後、俺はまた店を訪れた。
「いらっしゃいませ……様。今回もお楽しみください」
この前の有香ちゃんみたいな可愛い子が来たらいいな。そう思いつつ代金を支払い、待合室へと向かう。
待合室で有香ちゃんの写真を見つけた。やはり18歳らしい。他にも18歳の女の子が多いような気がした。
「おまたせいたしましたー!カーテンの向こうで女の子がお待ちです」
女の子の準備が整ったようだ。さぁ今日のお相手は……?
「はじめましてっ!愛梨っていいます!よろしくですっ!」
そこにいたのはグラビアアイドルのような、ナイスバディの女の子だった。おっとりしたような声が
またエロい。
「立ち話もなんですから、部屋にいきましょう」
雑談を交えつつ愛梨ちゃんと手を繋ぎ部屋へと向かう。部屋に入るなり愛梨ちゃんは……
「ふぅ、なんだか暑いなぁ……脱いじゃおうかな❤」
「うわっデカい!」
「あー胸ですかっ?ふふっー自信あるんですっ❤」
たわわに実った2つの乳房に釘付けになってしまう。愛梨ちゃんは下着も抜き全裸になった。俺も服を脱ぎシャワーへと向かった。
…
ベッドの上で俺と愛梨ちゃんが裸で向かいあって座る。
「なんだが、ドキドキしますねっ❤……ちゅ」
軽く口づけする。それと同時に俺の両手は愛梨ちゃんのおっぱいへ……柔らかかった。
「ふふっ❤もう、えっちなんですから~❤でもいいですよ……好きなだけ揉んでください❤」
愛梨ちゃんのおっぱいは柔らかい。とにかく柔らかい。揉んでるだけで世界平和が訪れそうだ。
「そろそろ、私が責めてあげますね~❤ちょっと立ち上がってくれますか?」
俺はベッドの上に立った。ちょうど愛梨ちゃんの胸の前にペニスがくる位置だ。これはパイズリ?
そう思った矢先、愛梨ちゃんは豊満なおっぱいの乳首の先端を俺の亀頭の割れ目に密着させた。
クチョオ
「えへっ❤パイズリだと思いました?ざんね~んっ!乳首ズリですっ❤」
溢れた我慢汁とすっかり固くなった愛梨ちゃんの乳首でペニスを刺激される。
スリスリスリスリスリ
「あっ!さっきよりも固くなってますよっ❤それに我慢汁がこんなにもたくさん……❤」
スリスリスリスリスリ
「イきそうなんですか?いいですよ❤私の乳首で出しちゃってください❤」
ドピュー
この体勢での射精は必然的におっぱいへのぶっかけになる。俺の精液で汚れた愛梨ちゃんはとてつもなくエロかった。
「えへへ、いっぱい出ましたね❤すっごい~私の胸がどろどろになってる❤」
「まだまだイけますよね❤」
この後めちゃくちゃ愛梨ちゃんに搾られた。
「お疲れ様でした~愛梨ちゃんいかがでしたか?」
「受付さん!今回もとても良かったです」
「ふふっ、ありがとうございます♪女の子によってプレイは様々ですので、また遊びに来てくださいね」
「はい!」
──
◆しんでれらどりーむのウワサ②
在籍しているのは自称18歳以上の女の子らしい。
──
千枝ちゃん、みりあちゃんにされたかったなぁ……(夏の薄い本でシンデレラソープって本があったな)
『女子高生とわいせつ行為を行ったとして……』
それは休日に見ていたテレビのニュースだった。
「女子高生ねぇ……今日はコスプレヘルスでも行こうかな」
だがコスプレヘルスのお店の近くには、「しんでれらどりーむ」があったことを思い出す。
「いまところハズレないからな……やっぱりこっちにしよう」
……
「いらっしゃいませ~今日もいつものコースでよろしいですか?」
受付さんに質問してみる。
「あっはい……そういえばここってコスプレオプションあります?」
「いえ、ありません。ですが、女の子によってはコスプレしてる娘もいるようです。ちなみにどんな格好をお求めですか?」
「女子高生……の制服とか?」
「なるほど……」
口に出すのはやはり恥ずかしい。だが受付さんによると可能性はあるようだ。いつもの通り待合室で待つ。
愛梨ちゃんのプロフあった。スリーサイズがグラビアアイドル並だ。愛梨ちゃんのあのエロさも頷ける。
「おまたせいたしましたー!カーテンの向こうで女の子がお待ちです」
女の子の準備が整ったようだ。さぁ今日のお相手は……?
「加蓮だよ。よろしく」
そこにいたのは、制服JKだった。とてもスレンダーだが、先の2人より若いように見えた。万が一18歳未満ならヤバイよな。
「よろしく……」
「どうしたの?お兄さん?」
「あ、後で話すよ」
初対面で年齢を聞くのは失礼だ。とりあえず加蓮ちゃんと一緒に部屋に入る。
「お兄さんはこういうの好きなの?」
「まぁ制服の女の子は興味あるなぁ」
「ふーん、そーなんだ……」ニヤニャ
加蓮ちゃんが少しニヤリとしたのが気になる。少し打ち解けたかな?この流れなら年齢聞けそうだ。
「加蓮ちゃん若いよね!10代だよね?」
「そうだよアタシは18歳ー!よく高校1年生くらいって言われるよ。痩せてるからな?」
18歳か、有香ちゃんと愛梨ちゃんと同い年……人は見た目で判断できないな。
「お兄さん制服に興味あるんだよね?着たままシよっか?」
ゴクリ
「アタシと援交するシチュエーションプレイとかどう?」
「あぁ、そうだな」
いつもと趣向を変えるのもまた一興だ。軽く打ち合わせて女子高生加蓮がプチ援交する話に落ち着いた。
…
『アタシの口で気持ちよくしてあげるね❤』
俺は裸になり、加蓮ちゃんは制服姿のままの不自然な光景。
『お兄さんも物好きだよねー咥えるだけでいいなんて❤』
『もう勃起してるじゃん❤スグイッたらもったいないよ?』
加蓮ちゃんは大きく口を開き舌を出すとペニスに軽く口づけをする。
チュッ
『うーん❤えっちなニオイ❤舐めちゃお❤』
レロォ
舌先を使い丁寧に舐め回す。流れ出る先走り汁も気にせず唾液を使い奉仕する加蓮ちゃんは、頑張り屋さんのようだ。
『アタシが咥えてあげるね❤』
ハァム
『うぐっ❤じゅぼ❤じゅぼ❤』
いわゆるバキュームフェラだった。口内でペニスが蹂躙されるのが伝わってくる。
『んじゅううううう❤❤』
うおっ搾られる…!やばい我慢できない。
「加蓮!口内で射精すぞ!」
『んっ!!?んんんんんん❤』
俺はあっという間に射精した。加蓮ちゃんは一瞬驚いた顔をしたが、咥えたままペニスから口を離そうとしない。
「んっ❤んじゅうう❤ゴックン❤」
口内の精液を全部飲み干したようだ。ごっくんまでしてくれるなんて、サービス精神旺盛である。
「うっ……❤ごちそうさま❤次は手にする?それとも足?」
制服姿の彼女にたくさん精液を搾られた。
「お疲れ様でした~加蓮ちゃんいかがでしたか?」
「めっちゃ好みでした。あの娘、ホントに18歳なんです?」
「もちろんですっ!当店の女の子は18歳以上ですっ!ただ中学生や小学生に間違えられる女の子もいますが……」
小学生に間違えられる??どんな娘か気になる。とりあえずまた来よう。
──
◆しんでれらどりーむのウワサ③
どうみても小中学生の女の子がいるらしい。
──
若葉「私は大人の女性ですよ!」
>早苗18歳
まだ「龍崎薫18歳でー!」の方が自然だわさ
あ~やっちまった。商談のダブルブッキングという致命的なミスをしてしまった。先方への謝罪は済ませたが、俺のストレスはピークだった。
「あの店で女の子に癒してもらおう」
……
「いらっしゃいませ……様。お疲れのようですね」
「あっはい、ちょっと仕事でトラブルがありまして……」
「そうだったんですね。ここにいる間だけでも楽しんでくださいね!」
……
代金を支払い、いつものように待合室で待つ。貼ってある写真で加蓮ちゃんを探すが見つからない。あれ……?なんであの子のプロフィールはないんだ?
そう考えていると呼び出しがかかった。
「おまたせいたしましたー!カーテンの向こうで女の子がお待ちです」
女の子の準備が整ったようだ。さぁ今日のお相手は……?
「はじめまして、桃華と申しますわ❤」
そこにいたのは幼い少女だった。
……小学生ぐらいか?これはアウトでしょ
「どうなさいました?キョトンとされて?」
「君いくつ?」
「あらあら初対面のレディに年齢を聞くなんて……」
呆れたような顔をした桃華ちゃんは続けていった。
「正真正銘18歳ですわ!!!!」
ドヤ顔だった。だが代金は支払い済みだし、なんと言っても俺好みのお嬢様のような美少女だ。
「あっすみません。あまりにも可愛かったので……」
「あら!そうだったんですのね!ふふっありがとうございますわ!」
流れで会話が弾む。部屋に入りシャワーを一緒に浴びながら雑談をする。小さな彼女に悩み事を話した。
「会社でそんな事があったのですね、よく頑張りましたわ」ナデナデ
自分よりも年下なのにまるで、母親のような安心感がある。
「今日は癒して差し上げますわ❤ベッドに行きますわよ」
ベッドの上、俺は桃華ちゃんに膝枕をしてもらう。小さな体に膨らみかけのおっぱいが目の前にある。桃華ちゃんは俺の顔に乳首を近づけて……
「さぁ、わたくしのおっぱいを吸ってくださいまし❤」
チュウウウウウウ
俺は桃華ちゃんのおっぱいを口に含み必死に吸う。
「そんなに焦らなくても、あたくしは逃げませんわ❤」ヨシヨシ
撫でられてるだけで多幸感が広がる。まるで母親のような安心感がある。桃華ちゃんは何年経っても素敵な女性なんだろうな。
「こっちの方もシてさしあげます❤」
桃華ちゃんはおっぱいを咥えさせたまま、手を俺の下腹部へと移す。そして優しくペニスを撫でた。そう授乳手コキである。
「ふふっもうこんなに……❤こーふんしてくださって嬉しいですわ❤」シコシコシコ
「あたくしの乳首を必死に吸って、まるで赤ちゃんのよう……かわいいですわ❤」シコシコシコ
「あたくしも、きっとその日が来るのでしょうね❤」シコシコシコシコ
俺は乳首をしゃぶるのに夢中になっていて、桃華ちゃんの手コキが早くなった事に気が付かなかった。
ドピュウウウウウウウウ
疲れからか今まで以上の快感とともに勢いよく射精した。それと同時に恥ずかしさが俺を襲う。
「恥ずかしがる、その必要はありませんわ!貴方は立派な人です。だから笑顔をみせてくださいまし❤」
桃華ちゃんは小さいけれど素敵な女性だった。嫁にほしいと強く思った。
「お疲れ様でした~桃華ちゃんいかがでしたか?」
「その……なんというか……ありがとうございます。明日から、いや、今日から頑張れそうです」
「そうでしたか!桃華ちゃんはまだ若いので心配だったのですが、よかったです。」
まだ若い?その言葉に少し違和感を覚えつつ店を後にした。
──
◆しんでれらどりーむのウワサ④
サービスは女の子によって異なるらしい。
──
「お兄さん一発どうですか?可愛い子いますよ!」
週末の繁華街の客引きにウンザリする。本当にいい店は客引きなどしていないのが鉄板だ。そういえば、しんでれらどりーむの待合室に自分以外の客がいるところを見たことがない。ちゃんと儲けているんだろうか?
「いらっしゃいませ……様。もう常連さんですね」
「受付さん、今日もいつもので!」
「もう『ちひろ』って名前で読んでくれていいですよ」
いつも対応してくれる受付のお姉さんは、ちひろさんという名前らしい。
「改めてちひろさん!今日もいつものコースで!」
代金を支払い、いつもどおり待合室へ。貼ってある写真で桃華ちゃんを探すが、加蓮ちゃんと同じくプロフィールが見つからない。待合室の掲載には何か法則でもあるのだろうか?
「おまたせいたしましたー!カーテンの向こうで女の子がお待ちです」
女の子の準備が整ったようだ。さぁ今日のお相手は……?
「比奈ッス、よろしくお願いしまス」
そこにいたのはジャージ姿の眼鏡女子だった……
「よろしく!比奈ちゃん」
「よろしくッス……」
話が弾まない。コミュニケーションは苦手なようだ。だがここは「しんでれらどりーむ」だ。きっと何かあるのだろう。部屋に向かう途中、話を振ってみる。
「比奈ちゃんって何か好きなものとかある?」
「私、オタク女子ってやつで……ヘヘッ。魔法少女モノが暑いんす」
「あぁ、それ知ってるよ。パチンコのやつだがキャラぐらいは覚えた」
「マジっすか?誰が好きっスか?」
思いがけないところで話が弾む。彼女は話ができると急に打ち解けるパターンなようだ。シャワーを済ませベッドへ……
「ねぇ?女の子のパンツって興味ありますっスか?」
「まあそれなりにな」
無いといえば嘘になるが……
「嗅いでみたくないッスか?アタシのぱんつ❤」
「……」
「ついでにお兄さんのパンツ嗅がせてほしいっス❤」
思ってた以上にヤバい子みたいだ。だがなんだがこの子のニオイには興味があった。
「すぅぅぅぅ❤お兄さんのパンツとってもいい匂いッスよぉ❤」
比奈ちゃんは俺のパンツを嗅ぎながらオナニーをはじめた。指で秘所をかき回す姿はとてもエロい。俺も意を決して比奈ちゃんのパンツに顔を近づける。
甘い匂いがした。それはオトコを興奮させるには十分過ぎるフェロモンの塊だった。
「うわっ❤アタシのパンツ嗅いで勃起してるッス❤変態っスね❤」
俺の手はすでにペニスをしごいていた。お互いのパンツを嗅ぎながらのオナニーの見せ合いという変態プレイ。
「あぁ……こっちもパンツのニオイでクラクラしてきたッス❤」スウウウ
俺もパンツを吸いながらペニスをしごく。このニオイだけで何度でもイけそうだ。
「そろそろイッてもいいんッスよ❤」
ドピュウウウウ
いつものオナニーとは違う勢いで射精した。ふと比奈ちゃんに目をやると……
「はぁ❤最高……ッス❤」ビクンビクン
…
お互いの絶頂のあと、比奈ちゃんと軽く雑談をした。どうやら比奈ちゃんは同人誌を描いていて、こういったシチュエーションの体験がしたかったそうだ。実体験を作品に反映させるクリエイティブへの情熱に脱帽だ。
「お疲れ様でした~比奈ちゃんいかがでしたか?」
「とってもフェチなプレイでした。他の店では味わえませんね!」
「女の子によって、様々なプレイが楽しめるのが当店の自慢ですからね」
次に会う女の子とのプレイも楽しみだ。そう思いながら家路についた。
──
◆しんでれらどりーむのウワサ⑤
一応、本番は禁止らしい。
──
『女子高生にわいせつ行為をしたとして新寺警察は……』
最近、未成年を狙った性犯罪が増えているらしい。18歳以上ならお金払えば合法なのになぁと思いつつニュースを眺めていた休日。
「なんかムラムラする……」
そう思ったときには、“しんでれらどりーむ”に向かっていた。
……
「いらっしゃいませ……様。本日も来店ありがとうございます」
「あっこんばんは、ちひろさん!1つ聞きたいのですが、待合室のプロフィール写真って、出てる子と出てない子がいるのはなんでなんですか?」
前々から気になっていた事を聞いてみた。
「あっそれに関しては経験の浅い子は出さない方針なんです。つまり出てる子は人生経験が豊富って事です」
なるほど……人生経験?不思議な言い回しに疑問を覚えつつ、代金を支払い待合室へと向かう。比奈ちゃんの写真は貼ってあった。年は20歳とのことだ。
「おまたせいたしましたー!カーテンの向こうで女の子がお待ちです」
女の子の準備が整ったようだ。さぁ今日のお相手は……?
「新寺署の早苗です。あなたを逮捕します」
そこにいたのは婦警さんだった。早苗と名乗った20代であろう女性警官は小柄ながらもナイスバディーだった。だがそれ以上に“逮捕”というワードに戸惑う。
「えっ……?」
キョトンとする俺に早苗さんはニッコリと笑って言った。
「ってのは冗談冗談!あれ?もしかして信じちゃった?」
「びっくりしましたよ!いやホンモノかと思いましたよ」
「前職は警察官だったのよ、まぁノンキャリアだけどね」
まさかのホンモノだった。さすがに服はコスプレのようだが、着こなしの服装のクオリティは高い。
部屋に入り服を早々に脱いだ早苗さんは俺好みの巨乳だった。こんな人に逮捕された人は幸せだろう。
「時間もったいないしシャワー行きましょ!」
シャワーを浴びて全裸で部屋に戻る。コスプレは最初だけのようだ。
「さて、あたしとヤル準備は出来てる?」
早苗さんはバッグからコンドームを取り出し俺に渡した。これは……?
「性器の挿入は禁止だけど、アナルセックスは合法よ❤」
早苗さんは用意してあったローションを俺のペニスに垂らした。
「あの……早苗さんは?」
「あたし?ローションは会う前から仕込んでるのよっ❤じゃ、入れて❤」
そう言うと壁に手をついて挿入を待つ早苗さんは痴女そのものだった。グラマラスな体型の女に後ろからペニスを突き刺す。ローションもあってスムーズに挿入できた。
「あぁん❤大っきい❤ねぇ動いていいわよっ?」
早苗さんのアナルは俺のペニスに絡みつく。コンドーム越しとしなのにまるでオナホのような感覚だ。
「なか、なか❤やるわ…ね❤あっ、そこ…!そこ❤」
俺は腰を使ってピストンする。もう本番のようだ。
「はぁ❤はぁあああん❤」
ピストンするたびに揺れるおっぱいが俺の興奮を掻き立てる。俺は指で早苗さんの乳首を摘む。
「いっあああっ❤乳首は……❤だめぇ❤いっや❤」
そろそろイきそうだ。ゴムもあるしこのまま出してしまおう。
「そろそろイきますね」
「おねえさんの中に……❤出して、いいわよ❤」
ドピュー
「はぁ……❤はぁ……❤」
早苗さんからペニスを引き抜くと大量のザーメンがコンドームの精液だまりに溜まっていた。
「なかなか激しかったわね……あたしのアナル良かったでしょ?」
最高の穴でした。はい。
「お疲れ様でした〜早苗さんいかがでしたか?」
「アナルでさせてくれるとは思いませんでした。それより早苗“さん”?」
「早苗さんはああ見えてアラサー女子なんですよ〜」
ナイスバディで愛嬌がいいアラサー。弱点なしの最強では?そう思った休日だった。
──
◆しんでれらどりーむのウワサ⑥
高級ヘルス並みのお値段らしい。
──
今日は定時退社。帰宅ラッシュの電車の中で、ふと吊り広告を眺める、
『話題のゆるふわ女子の性事情』
『セックス不足の現代人』
『現地レポ新感覚ドM向け風俗』
相変わらず週刊誌の広告は品がない。だがタイトルを見ているとムラムラしてしまう。今日もあの店へと向かうことにした。
「いらっしゃいませ……様。本日も来店ありがとうございます」
「こんばんは、ちひろさん!いつもので!」
「かしこまりました。待合室でお待ちください」
いつもの待合室、早苗さんの写真を探す。アラサーとのことだったが、プロフィールには年は28歳と表記されていた。
「アリ……だな!」
そうつぶやいたとき、ちひろさんから呼び出しがかかった。
「おまたせいたしましたー!カーテンの向こうで女の子がお待ちです」
女の子の準備が整ったようだ。さぁ今日のお相手は……?
「はじめまして、藍子です。よろしくお願いします」
癒やし系の女の子が来た。スレンダーな体型だが、どこか温かみを感じる。年の頃は18ぐらいだろうか?
「さぁ部屋に行きましょう♪」
藍子ちゃんと手を繋ぐ、その手はとても暖かかった。話し方も丁寧で好感が持てた。
部屋に入ると藍子ちゃんは早々に服を脱ぐ。
「えへへっ恥ずかしいですね……体型には自信がないので」
確かにスレンダー体型だ。特におっぱいは皆無、無乳に分類されるほど貧乳だった。だが小さくて綺麗な乳首が欲情を誘う。
ムクムク
「あっ❤もう勃ってるんですね❤」
「藍子ちゃんが可愛いからね」
「嬉しいです❤そうそう今日は攻めたいですか?攻められたいですか?」
悩む。ゆるふわな彼女を攻めるのが一般的かもしれないが、敬語で話す彼女にあえて攻められるのもいいかもしれない。
「やさしく、攻めてほしい」
「分かりました❤それではシャワー後からスイッチ入れますね❤」
軽くシャワーを浴び、ベッドルームへの扉を開ける。その時、背後から藍子ちゃんに抱きつかれた。
「ねぇお兄さん?もう勃ってますね❤」
背後から手を回し優しくペニスに触れる。背中に密着したちっぱいの感触がさらに興奮を高める。
「私の許可なしに勃起するなんて……❤私には 絶対特権があるんですよ。ふふ❤」
藍子ちゃんはイヤらしい手つきで俺のペニスをしごく。
シコシコシコシコシコ
「我慢汁がいっぱい出てきました❤そろそろ……」
ピタッ
ヤバいイく!そう思った瞬間に手コキが止まる。
「いっぱい寸止めさせて、濃い精液をいっぱいだしましょうね❤」
ベッドの上に移動する。俺と藍子ちゃんは並んで仰向けになる。
「キス……しましょうか……❤」チュ
舌と舌を絡め合うキスはとても興奮する。それを知ってか、藍子ちゃんは再びペニスに手をやり手コキをはじめだ。
「ぷはぁ❤私の手が我慢汁でベトベトになってしまいました……これでザーメンまで出されたらニオイが取れないかもしれません❤」
藍子ちゃんは俺の耳元でささやく。
「耳って性感帯なんですよ❤」クチュウ
「じゅぶ❤レロォ❤レロぉ❤じゅぶじゅぶ」
耳舐め手コキ。耳の穴を藍子ちゃんの舌が蹂躙すする。唾液を掻き回す舌の音が頭を支配する。
「レロォ❤」
シコシコシコシコシコ
ドピュー
緩急をつけた手コキ攻撃にあっけなくイカされてしまった。だが藍子ちゃんの手コキは止まらなかった。
「睾丸が空になるまで逃しません❤」
「いっ!やめっ!!」
藍子ちゃんの手技でイかされ続けた。ゆるふわ甘サド少女にたっぷりと搾られたのである。
「お疲れ様でした〜あれ?顔が真っ青ですよ?藍子ちゃんと何かありました?」
「めっちゃ搾られただけです……凄いですね。もう何も出そうにないです」
優しい雰囲気の女の子には気をつけよう。そう思った1日だった。
──
◆しんでれらどりーむのウワサ⑦
受付の人とも遊べるらしい。
──
「分からない事があったら俺に聞くんだぞ」
「はい!これからよろしくお願いしますっ先輩!!」
季節は巡り、俺の部署に直属の部下が新しく入ってきた。まだ若いがやる気に溢れていて今後に期待出来そうだ。
「そういえばココに来る前は何してたんだ?」
「フリーターですね……で、でもアイドルのプロデューサーに内定を貰ってたんですよ。でも芸能界って闇深いっていいますし……」
アイドルのプロデューサー……そのワードがやけに響いた。なぜなら“しんでれらどりーむ”の女の子が頭に浮かんだからだ。
「こんばんは、ちひろさん!!」
「いらっしゃいませ……様。今日は上機嫌ですね、どうかなさいました?」
「いえ、私事ですがついに部下が出来まして……」
「そうだったんですね!それでは今日はお祝いですね!特別コースをご用意しています」
特別コースは少し高めだったが、せっかくの記念だ。代金を支払い待合室に向かう。
「あれ?プロフィール写真が剥がされてる……改装するんだろうか?」
そんな独り言を呟いた時、声がかかる。
「お待たせいたしました!ちひろですっ❤」
待合室に現れたのは下着姿の受付、ちひろさんだった。
「……え?」
「驚きました?今日は私が奉仕させていただきますね❤」
そう言うとちひろさんは俺のスーツのチャックを下ろし俺のペニスを取り出した。
「ちひろさんっ!ここ待合室ですよ!」
「お店には私とあなたしか居ないですし良いんですよ❤」
ちひろさんはその場でしゃがんで、俺のペニスを咥えた。そう高級ソープでお馴染みの即尺というフェラチオサービスである。
「ぐちゅう❤れろぉれろぉ❤」
ちひろさんのフェラチオは亀頭から咥え込む正統派スタイルだが、舌使いの上手さが尋常ではない。
「んじゅうう❤❤ううう❤❤」
ドピュウウウウ
的確にカリ首を刺激するフェラチオに俺はあっけなく口内射精してしまう。
「ごっくん❤ごちそうさまでした❤どうですか?……様❤」
「最高に気持ちよかったです……」
正直に感想を伝えた。
「嬉しいですっ♪今日は私のサービスしてあげます❤」
ブラジャーとパンツを脱ぎ捨て、待合室のソファーに仰向けになるちひろさん。
「好きにしてもいいですよ❤自由恋愛は合法です❤」
全裸姿のちひろさんに俺の理性は完全に吹き飛んだ。スーツのズボンを脱ぎ捨て、ちひろさんに襲いかかる。馬乗りになり正常位でちひろさんに挿入する。
「あっ❤❤いきなりっ❤ですねっ❤」
獣のようにただピストンを続けた。最初こそ余裕のあったちひろさんが、次第に乱れだす。
「お゛、っひ❤❤ぃ゛いい」
何分腰を振っただろうか?もう何も分からない。
「おちんっちん゛❤あ゛はッ……❤あぁ…゛れっ❤❤❤❤ッ゛あ❤❤くるくるッ❤❤❤❤」
「膣内で出すぞ、孕め!ちひろ!!」
「なんか、そのすみませんでした」
理性を取り戻した時には、全てが終わっていた。風俗店の受付嬢にゴムなし中出しというとんでもない事をやらかしたのだ。
「別に気にしていません……どうでしたか私は?」
「その……最高でした」
「そうですか……ふふっ私の“役割”もここまでですね。次の”プロデューサーさん”になるはずだった人に会員証を渡してあげてください」
「ホントに辞めるんですか」
「あぁ、地元に戻るよ……配属早々辞めて迷惑をかけるが頑張ってくれ」
「はい、短い間でしたがお世話になりました」
「あっそうだ。別れの前にこのカードを渡しておこう」
俺はしんでれらどりーむの会員証を部下に譲渡した。
──
◆しんでれらどりーむのウワサ⑧
「……あなたがプロデューサーになっていたなら、あの子達はあなたがプロデュースする事になっていたんです。そういった運命だったのにあなたは選んでくれなかった……ですよね?“プロデューサーさん”」
──
(おしまい)
このSSまとめへのコメント
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