女魔術師「アンタろくな技使えないし邪魔なのよ!」
女戦士「弱っちいししょっちゅう魔物にやられてるからな、正直お荷物なんだわ」
女勇者「罠術士の代わりに女僧侶に仲間になって貰う事にしたから、じゃあねバイバイ」
女僧侶「えぇっと………お元気で?」
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罠術士「クソッ!よってたかって邪魔者扱いしやがって!」
罠術士「確かに弱いけど、それはレベルとか罠に使う道具が足りてないだけだっつーの!」
罠術士「………」
罠術士「にしても暇になっちまったな、特にやりたい事も無いし……」
罠術士「これからどうすっかなー」
※罠術士とは道具を使って物理的な罠を作ったり、遊☆●☆王のトラップカード的な条件を満たすと発動できる魔法を使える職業です
安価下
罠術士「……そういえば少し前に冒険の途中で魔物に攻められて打ち捨てられた古城を見かけたな」
罠術士「あんときゃチラッと見ただけだったが、あーゆー城を持つってのも男としてはロマンがあるよな」
罠術士「……幸い、古城へ行けるくらいの路銀はあるし…」チャリ…
罠術士「とりあえず、手持ちをしてから古城に行ってみるとしますかねー…」ゴソゴソ
罠術士がどんな罠魔法を使えるか>>4-6
名前:転倒魔法
発動条件:魔法陣を設置した場所に立つ
効果:魔法陣の上にいる相手を転倒させる
備考:殺傷能力はほぼない
↑みたいな感じで
名前:触手落とし穴
発動条件:落とし穴の上に立つと穴が開く
効果:穴に落ちた相手を触手でぐちょぬるにする
備考:殺傷能力は全く無いが触手のあらゆる粘液が強力な媚薬効果を持つ
なお男が穴の上に立っても発動しない
罠術士「……ふぅ、着いたな古城……やはり大きくて立派だな」
罠術士「さてと、近くの村民達が言うには魔物が住み着いて立ち入れないらしいし……警戒して入りますかね……ん?」
罠術士「………この城門前の獅子の石像、何か違和感…というか微かな魔力を感じるな……」サワサワ… ガコン!!
パァァ……
罠術士「!これは魔法陣……!石像の前に転送魔法陣が仕掛けてあったのか……」
罠術士「……転送設定先は城内部の上部……おそらく、この城で雇われていた俺と同じような罠術士が王族の逃げ道として設置した物だろう……」
罠術士「………これを使えれば一気に城内に入れそうだな、試してみるか」
罠術士「どうやら城内から石像前への一方通行な転送魔法みたいだが……少し弄って転送の方向を逆にすれば………っと」
罠術士「これでよし!早速転移してみるか!」
シュンッ!!
罠術士の転移された城内の様子
安価下
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