勇者「安価で罠を作る……」 (253)

勇者「俺が勇者になるだって?」

女神「あらゆる能力に長けた、人類の頂点。それが勇者です。500年に一度現れる魔王を、討伐するのです」ホワンホワンホワン

勇者「そ、そうかそうか! 憧れの勇者になれた……よっしゃあ! 歴代最強の勇者になって、歴代最速で魔王を倒してやるぜえ!」



勇者「と、言うわけでパーティーを組んだぞ」


女魔法使い「よろ~」ツルペター

女戦士「うむ」ボイン

女僧侶「よ、よろしくお願いします」バイン

女騎士「頑張りましょうね」タップン


勇者「よーしよろしくな! ところで、現時点での持ち物は……>>2-5か」

勇者の剣

魔法の書

女魔法使い「何それ魔法の書?」ゴクリ

女騎士「それが勇者の剣……」ジー

女戦士「鉄球か」ホホウ

勇者「何物欲しそうにしてるんだよ、俺のだぞ!」

女僧侶「そ、そこのピンクのお薬もですか?」

勇者「え!? いや、これはなぜか持ってて!?」アワアワ

女魔法使い「……うわ最低」

女戦士「君は何を」

勇者「違う違う、違うんだって!」

女騎士「女性をパーティーに選んだ理由はそれなのかしら?」

勇者「違うんだって!!」ウワーーーー!

女魔法使い「……まあ、いいわ。それよりも、せっかく勇者様とパーティーが組めたわけだし?」

勇者「え?! あ、う、うんまあな」アセッ

女魔法使い「手合わせしてみない? 勝ったら、負けた方の持ち物を何でも奪えるの!」フフフ

勇者「え?」

女騎士「え……っ」ジロリ

女戦士「ふうむ」ジーーッ

女僧侶「へ、そ、それは……それは」アワワワ///

勇者(こ、こいつら、女神からもらった勇者の初期装備を奪うつもりか? ヤバいな……でも、俺は勇者だし、上手くやれば、早くもこの美女美少女らから尊敬を集められるはず)

勇者「OKだ!」

魔法使い「じゃ、決まり! まずは私からね! でもさ、勇者は最強の人間なんだから、私の得意な魔法だけで勝負してよね」

勇者「え?」

魔法使い「勇者様の魔法を見せて欲しいわ~」クネクネツルペタ

勇者「……ま、まあいいだろ」


女騎士「どうなると思う? 皆」タプン

女戦士「勇者様が勝つだろう」ボイン

女僧侶「きゅ、急に戦うんですか~!?」バイン

勇者対魔法使い!

勇者「火炎魔法!」ボワッ!

女魔法使い「所詮なりたて! 大火炎魔法!」ボワアアアッ!

勇者「ぐわあああああああああ!?」

バタッ

女騎士「あら……勝負ありね」

女戦士「い、一瞬か……と、言うより……」フウム

ザッ

女戦士「薬草で回復だ、勇者。次は私と……肉弾戦で、胸を貸してくれ」ボイン

勇者「え? あ、ああ……(む、胸を、か)」


勇者対女戦士!


勇者「ビキニアーマーなら腹にパンチを……」ビュン!

女戦士「遅い!」ガシッ

勇者「う!? 受け止められ……ぎゃああああああああああ手首がああああああああああ!」

女戦士「はあっ!」バッ!

女魔法使い「投げた!」

勇者「目の前が青くなったり緑になったり~~~~~~~!?」ドサッ!

女騎士「真っ逆さまねえ」

勇者「首が折れるぅううう」ピクピク

女戦士「勝負ありだな、こちらも」

勇者対女騎士!


勇者「今度は……剣の勝負。これなら勇者の剣を持っている俺が勝てる筈!」シャッ!

女騎士「あらあら、正直な剣ね」シィパ!

勇者「あっ!?」

クリンクリンポーン!


女戦士「おお、女騎士さんの剣が勇者の剣を絡めとるように……」

女僧侶「勇者様の剣が吹っ飛んでしまいましたね」


女騎士「どうかしら?」ピッ

勇者「(の、喉元に……容赦なく……)まいりました」


女魔法使い「さ、女僧侶ちゃん出番よ」

女僧侶「え、ええええ……!? 私もやるんですかあ?」

勇者対女僧侶


勇者「く、このままじゃ全敗だ……でも、女僧侶ちゃんの得意分野って回復とか補助? それでどう勝負すれば……」

女僧侶「あ、あ、じゃあ勇者様は自由に戦っていいです」

勇者「え!? そ、そんなわけには」

女僧侶「私も魔王に挑む身、手加減はいりません。それに死んでしまっても、命の水がありますから」

勇者「う、うーん……ま、まあそういうことなら……」ジャキッ

女魔法使い「うわ、か弱い女僧侶ちゃんを相手に剣を構えたりして」

勇者「お、女僧侶ちゃんの覚悟を汲んでだよ!」アセッ

女僧侶(わ、勇者様にちゃん付確定しちゃった)ドキドキ///

勇者「行くぞ! 必殺・勇者斬!!」グオッ!



女騎士「まあ凄い」

女戦士「これは……!!」

女僧侶「死魔法」グオン

勇者「ぎょええええええええええええええええええええええ!!!」グプグプグプグプグプ


女魔法使い「エグっ」

女戦士「成程手加減なしだ」

女騎士「あらあら……恐いのねえ」


勇者「うげえええええ!」ジッタンバッタン

女僧侶「わ、やりすぎちゃった……ごめんなさい勇者様! 呪文解除!」ピタッ

勇者「う、うえ、うえ、花畑が見え、ひえ、ぐえええ……」ピクピクピク

女魔法使い「それじゃ、約束通り。戦利品を頂こうかしら~。ねえ皆!」

女騎士「そ、それじゃあ……勇者の剣を。あ、必要なときとかあったら返して……いいえ、”貸して”あげるわね」チャキッ

勇者「ひえ!?」

女戦士「鉄球を貰おう。これを放り投げると強力そうだ」ズモモモモモ

勇者「そ、それは確かにそっちがいいかも……」ウググ

女僧侶「え、えっと……びや……え、えっと、薬草を貰いますね!」パシッ

勇者「は、はいいい……」

女魔法使い「では私は――」

勇者「ま、魔法の書だろ」

女魔法使い「パンツ貰うわ」

勇者「へ!?」

ガシッ!ズルルルルッ!

勇者「ちょ、ま、おま、え! おま、やめ!!」

女魔法使い「約束よ~? それに~? 死魔法を喰らったから抵抗も出来ないでしょ~?」

勇者「わ、あ、わ、わわ! ああ!」

ズルルーン!

女魔法使い「とりあえず下鎧とズボン頂きぃ~、へー、青トランクスかー」


女騎士「あらあら」

女戦士「お……お//」

女僧侶「////////////」


勇者「やめ、やめ、や、や、や!」

女魔法使い「往生際が悪いっ!」スポーーーン!


勇者「         」


女魔法使い「……」

女騎士「……」

女戦士「……」

女僧侶「///////////」

~~~~


勇者「……」グスン


女魔法使い「それでは、”勇者様だからって威張るんじゃないぞの儀式”を終えま~す」キャハハハハ!

女戦士「ふ、ふむ// 神聖な儀式だった///」

女騎士「貴重なものが観れたわね~」ウフフフ

女僧侶「//////////////////////」

勇者「うああああ……うあああああ……」

女魔法使い「ま、これを教訓に、勇者として慎ましやかに任に当たることを覚えなさいな。まだまだ”おこちゃま”なんだからね!」

勇者「ううううううううううっ!」

女騎士「はい、勇者の剣。返すわね」

女戦士「鉄球を」ゴトン

女僧侶「びや……薬草、お返しします!」/////

勇者「え?」

女魔法使い「言ったでしょ、あくまで、これは儀式よ。本当に勇者の剣を勇者から取り上げるわけないでしょ」

勇者「ぐ、ぐ、ぐ、ぐっ!」

女魔法使い「あとは、しっかり相手の策を見抜ける頭脳の努力も必要かな~?」キャハハハハ!

勇者「ぐぎいいいいいいいいいっ!」

女魔法使い「あと、荷物持ちと洗濯係と炊事係は……わかってるわね?」


勇者「く、く、くそおおおおおおおおおおおっ!!」

2日後~~

勇者「あれから本当に雑用ばっかりやらされている……」ハアハア

女戦士「道具袋と外套の洗濯はどうなった?」

勇者「あ、はい女戦士さん……終わってます(洗濯係って言ったって、女子勢の服とかを洗濯するわけでもないし……))」

女戦士「ううむ、洗濯スキルはまだまだだな」

勇者「すいません……」

女騎士「にんじん、硬いわねえ。料理スキルもちょっと……」

女魔法使い「あと、荷物持ちとしても、ね。ヨタヨタしちゃって。おかげで戦闘にも遅れて……戦闘スキルまで低いんじゃ、この先困るわよ~」キャハハh!

勇者「うぐうううう!」

女僧侶(しかもおこちゃま……可愛いです勇者様///)ジーーー


勇者「くそ、こんなのが勇者の日々だなんて、認められないぞおっ!」

勇者「こうなったら、こうなったら……くそ、くそ!」ガシッ

バサッ

勇者「あ、魔法の書を落としてしまった。そう言えば、これ、一回も読んだことが無かったな……ん?」

勇者「罠魔法? なんだそれ、聞いたこともないぞ?」

勇者「ふむ、ふむふむ。ふむ……身近なものを罠に変える、か」

勇者「……」

勇者「これを使って……よし!」

町宿・1人部屋~


勇者「魔法力集中!」ゴオオオオッ!

勇者「来る……来るぞ! 書に描かれていた”安価”の力!」

勇者「それに、周囲にある物体や状況を掛けあわせることで、”罠”を作り!」

勇者「俺のことをバカにしているあいつらに、目にもの見せてやるんだ!」

勇者「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!」グオオオオオオオオオオオ!!


勇者「罠魔法発動!!」


やっと安価パート!

ここは町の宿屋。
女性陣のいる4人部屋には、1人部屋と同じくテーブル、椅子、クローゼット、ベッド、水差し、燭台などがある筈。
誰に >>19 どんな罠を仕掛ける? >>21

女魔法使い

女魔法使い

クローゼットを自動的に襲いかかるアイアンメイデンに変える(精神的なダメージしか発生しない)

勇者「あいあんめいでん? なんだそりゃ? わかんないからやり直し」

ウィンウィングガガガガ

勇者「いでででいででで頭が割れるぅうううう!」

パワワワワ

勇者「ん? ま、魔法の書が光って……え? アイアンメイデンってのは、そんな拷問器具なのか!?」

勇者「それはすげえ。あの一番腹立つ女魔法使いに目にもの見せてやる!」

勇者「魔法発動~~~~!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ!

4人部屋~~

女魔法使い「まさか勇者をあんなふうに小間使いにできるなんてね~」

女戦士「まずはまあ、我々の戦いと身の回りの世話で見習い……だな」

女騎士「でも、可愛いわよね」ウフフ

女僧侶「かわいい……あわわわわ」ドキドキバクバク

女魔法使い「かわいいって、チンコが? あはっ! あれはむしろ可愛そう、というのよ!」

女戦士「そ、それは言い過ぎだろう////」

女騎士(可愛そうと言われる勇者ちゃんも可愛い……)ウフフフフ

女僧侶(ちん……あわわわわわわわわ)/////


女魔法使い「外套、クローゼットに入れとくわよ~」ガチャ

女戦士「君からやってくれるというのは珍しいな」

女騎士「本当ね、どういう風の吹きまわし?」

女魔法使い「え? んー、ま、たまには……」ギイイ……




バグオッ!!



女魔法使い「!?」

ガバッ!!ギッ!!

女魔法使い「え!? え!? な、なになになに!?」

女戦士「怪物!?」

女僧侶「え!?」

女戦士「牙……いや、口の中が棘だらけの!?」

女騎士「アイアンメイデンのような怪物……聞いたことも見たことも……嘘でしょう!?」


女魔法使い「ひっ! あっ!」ガブリュッ!!


女僧侶「お、女魔法使いさんが食べられるーーーーーーー!?」


女魔法使い「ひ……い……あ……ひ……!?」

シャキン!ギガガガガガガガ!

ジャギン! ギガギガギギギギギ!

ジャギギイン!ギギギギ!ギギギギギギギ!

女魔法使い「なにこれ動けない! やだ! 閉まってく! 扉が閉まるぅうう! 大火炎魔法! 雷撃魔法……使えない!!」ヒイイイイイイイイイ!!

ガッキン! ガッキン!!

女戦士「扉が閉まる前に、引っ張るぞ!」グイグイ

女魔法使い「いだいいだい! どうして!? 拘束されているかのように、腕が、脚が、痛い! 引っ張らないで!」

女騎士「騎士連斬!」シュパパパパパパパ!

ガキキキキンッ!!

女騎士「効かないわ! あ、あ、扉が閉まる……」

女魔法使い「そ、そんなあああっ!」

女僧侶「せ、せめて防御魔法で痛みを抑えましょう!」ウオアアアアン

女魔法使い「それだけじゃ……だめ、だめ、だめ……ひいいいいいいいいいいいいいいいいい!! 閉まるぅううううううううううう!」

グゴゴゴゴゴ……




ガッコ……ン

女魔法使い(私の体が貫かれた感触があった)

女魔法使い(冷たい死の感覚があった)

女魔法使い(真っ暗。何も見えない。何も聞こえない)

女魔法使い(苦しくて悲しくて……恐い)

女魔法使い(こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい)

ジワ……


ジョロロロロロ……


ジョロロロロロロロロ……


メイド「ど、どうしたんですかー!? お客さまー!」ドタタタ!

女騎士「あ……あの……」

メイド「え? く、クローゼットから水もれ……雨漏りですか? で、でもこれ……」

女僧侶「あ、それはっ」

メイド「……おしっこですよね? え、えっ?」


女魔法使い「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!」

ガタタ……パカッ

女魔法使い「いたくない……つめたくない……あ、あはは、あはははは……」


女騎士「扉が、開いた。あんな強固だったのに……それに」

女戦士「ただの、クローゼットだ」

女僧侶「女魔法使いさん、大丈夫ですか!?」


女魔法使い「ああああ……ああああ……」グラッ

バシャーーンッ!!

メイド「きゃあ!? クローゼットでおもらしして!? その跡に倒れ込んで!? やだ、汚い! その名は女魔法使いさん!?」

女魔法使い「……」ベチャ……



女戦士「女魔法使い……>>29

女騎士「>>31

女僧侶「>>33

※口調は調整します


勇者(凄い悲鳴だったな。隣の部屋でも聞こえてきたぜ……よし、俺も行ってみるか)

お、お前その歳で………それは………(ドン引き)

a

いやまて
何かがおかしい
この失禁、戦場で見るような痙攣を起こしている
ただの尿意ではこうならない。尿量も失禁を起こす量じゃない

まるで今まで拷問されていたかのようだ

女戦士「お、お前その歳で………それは………(ドン引き)」

女魔法使い「ひっ!?」ビクッ

女魔法使い(私、私、皆の前で……おもらし! おもらし! おもらしした!? しかも、しかも、おしっこまみれ……うそおおおおおおっ!!)ビクビクブルブル


女騎士「えー……」

女魔法使い(あの女騎士様が……私を憐れんでいるぅうううううううっ!!)


女僧侶「待ってください何かがおかしいです。このおもらしの仕方、まるで戦場の痙攣のようです」

女僧侶「ただの尿意ではこうなりません。量としても、おもらしとしてはあり得ません」

女僧侶「まるで……いままで拷問されていたかのようです!」

女戦士「いや、アイアンメイデンを受けていたようだから……当たり前だろう」

女僧侶「え」

女騎士「あと、どうしておしっこにそんなに詳しいのかしら?」ニヤニヤ

女僧侶「え、あ、私、あ、え、私……違うんですうううううううううう!」ヒイーン!

女騎士(女僧侶ちゃんの弱み握っちゃった! 女魔法使いちゃんは言うまでもなく♪ 勇者ちゃんのも……うふふ。あと1人でコンプリート!)

女魔法使い(こんな姿の私を見下ろして何を雑談してるのよぉおおおおおおお!)ウアアアアーーーーーー!

勇者「なんだ!? 何の悲鳴だ!? 女魔法使い、大丈夫か!?(勇者様迫真の演技)」バタン!

女魔法使い「ひいっ!」ガバッ!

女戦士「い、いや、これは」

勇者「ん? この匂いは……?」

女魔法使い「何でもないのっ、出てい……」

メイド「この女魔法使いさんと名乗る人が、クローゼットでおしっこを漏らして、そのままおしっこじょばじょばの床にダイブしたんです」

女魔法使い「ひーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」

勇者「え? うわ、マジかよ……」


勇者(メッタクソにからかってやるぜ!!)

勇者(いやまて、ここで優しくしてやった方がいいかな?)

勇者(それとも……魔王の仕業だとかって言って、冷静なふりをして、皆を感心させるって手もあるか?)

勇者「……」


女魔法使い「あっち行きなさいよ変態覗き魔ぁあ~~~~~~~~~~~!!」

勇者「はあ!?」

メイド「何を言っているの!? 変態おもらし女魔法使いのくせに! 少しは反省して、誠意を見せなさい!」バシーン!

女僧侶(お尻にばちーん!?)///

女魔法使い「        」ウルウルウル

勇者(うおー滅茶苦茶情けないな。お前のバカさでむしろ楽しめたぜ!)

夜・宿の外~~


女僧侶「最初の町でこんなハプニングが起きてしまうなんて……」トボトボ

勇者「あの後どうなったの?(女僧侶ちゃんなら即、正直に答えてくれることだろう)」

女僧侶「メイドさんに服を借りて、泣きながら雑巾がけとお洗濯です……って、え!? きゃ/// 勇者様/// 」

勇者(ドンピシャだぜ)

女僧侶「わ、私ってば、女魔法使いさんの恥ずかしいことを喋ったりして……悪い子です」

勇者「か、可愛い!?」ドキン

女僧侶「え!? あ、そ、そんな! 私なんて! ゆ、勇者様の方が可愛いですよー!」

勇者「は!?」ガーーーン!

女僧侶「あ、あ、あ、あ、ごめんなさいごめんなさいーーーーー!」ピューーーン!

勇者「あ、逃げちゃった……」

女戦士「勇者、何をしていた? 女僧侶を泣かしたのか?」

勇者「ち、違えよっ!(こっちが泣きたいわ!)」アセッ

女戦士「ふうむ……? 先程、ぶざ……女魔法使いを見て笑っていたな」

勇者「え? そんなこと(無様って言おうとしたな?)」

女戦士「とぼけるな。勇者ともあろう者が、女性を色惚けた目で見ることは許さんぞ」グググ

勇者「あ、あ、はい……(うお……ビキニアーマーで迫って来られても説得力がない……エロっ)」

女戦士「ふう……(とは言え、明日から私も女魔法使いとどう接してよいか……普段どおりが一番か……)」ザッザッザッ

勇者「行っちゃった……か」

女騎士「あら、勇者ちゃんも夕涼み?」チャッ

勇者「あ、女騎士さん(次から次へと……しかしド美人だな……)」

女騎士「明日から、初めてのダンジョンに向かうわね。どんなところか言えるかしら?」

勇者「え? あー……銅鉱山ですよね。と言うか、廃坑。今は使われてないトロッコとかツルハシとかが落ちてたり、銅の装備品が今でもたまーに見つかるとか」

女騎士「よくできましたー」パチパチ

勇者「ど、どうも(なんか抗えない)」

女騎士「今度は、荷物持ちのせいで戦闘に遅れないようにね? うふふっ」スタッタッ

勇者「……はい」




勇者「う、ぐ、くっそおお……っ、皆と会う度に嫌な思いをしてしまう……ムカつくぞぉおおお!」

女魔法使い「あ、勇者」

勇者「あ……あれ? メイド服じゃないのか(小便まみれの服は、洗濯済んだのか)」

女魔法使い「うるっさいっ! って、なんで知ってるの!? 覗き魔変態男!」

勇者「な、なんだと!?」

女魔法使い「あんなことで優位に立ったと思わないでよ! あれは、おそらく魔王側の罠よ!」

勇者「え」

女魔法使い「でなければ、この私があんな目に遭うわけがない! そもそも”おこちゃま野郎”のアンタとは、違うってことよ!」

勇者「な、ななななな、なっ! なっ!」

女魔法使い「ほーら言い返せない。わかったら、絶対に調子乗らないでよね! またみんなの前で……いや、町の人の前で”ぶらぶら”させてやるんだから!」キャハハハハハハ!

勇者「この、この、この……」

女魔法使い「あー、自分より”下”がいると安心するってこういうことね」フウウ……ハアア……

勇者「ぎいいいいいいいいいいいいいいっ!!」

第一話終わり。

勇者「え? あー……銅鉱山ですよね。と言うか、廃坑。今は使われてないトロッコとかツルハシとかが落ちてたり、銅の装備品が今でもたまーに見つかるとか」

の言葉通り、次は廃坑。

これを使ったどんな罠を作る? >>41

そしてこの罠を受けるメンバーは? >>43

モンスター募集(大して活躍しないかもだから再安価OK) >>44-45


安価が早く集まったらすぐ再開、でなきゃ明日かな……

オオミミズの群が潜む落とし穴

女戦士

女魔法使い

メタルスライム
勇者が倒して勇者だけレベルアップする

廃坑~~


勇者(あの一回で全っ然懲りてない……許さないからな……)ノッシノッシ

女戦士「勇者、遅いぞ」

勇者「へ~~い……」

女魔法使い「足も遅いし、出すのも遅いのかしら?」フン

勇者「なんだよ! なんのことだよ!」

女魔法使い「さ~?」キャハハ!

女僧侶(多分早漏///)

女騎士「もう、喧嘩は駄目よ?」

女魔法使い「はいはい気を付けま~す」


勇者(くそ、俺がやったことだとわからない筈なのに、全責任が俺にあるかのように突っかかってきやがって、あー腹立つ!)

女騎士「勇者ちゃん? け ん か は だ め よ ?」

勇者「へ!? あは、はいっ!」ビクッ!

ギニッ

勇者「う!? うわ!? なんか踏んだ!」

メタルスライム「おおおおお……」ガクッ

女魔法使い「何今のなっさけない声!」アハハ!

勇者「う、うるっさいな! くそお……うわ、あ、あ、あ、あ?」ドサドサドサ

女戦士「荷物を落とすな!」

勇者「す、すいません……くそお、一体何を踏んだんだあ……」



勇者はレベルが上がった!

勇者「ん?」



力が上がった! 魔力が上がった! 剣技が上がった! 素早さが上がった! 防御が上がった!

勇者「ん? ん? ん? ん?」

ゴバッ!!

いたずらもぐら「ぎひひっ!」ガボガボガボ!

女戦士「怪物だ!」

女僧侶「もぐらが穴を掘って壁から出てきました!」

女騎士「あらあ、小さいのに勇敢ねえ」

女僧侶(小さいと言えば勇者様の……でも、勇敢には動けないかも……///)

女魔法使い「ぶっ飛ばしてやるわ! 大氷結魔ほ……」


ドッバアッ!!


女僧侶「きゃーーーーーーーっ!?」

女戦士「大ミミズの大群が、同じ穴から現れた!?」

いたずらもぐら「この数太刀打ちできるか! 死ねーーーーーーっ!!」

女戦士「叩き潰し投げ飛ばすまで!」ズバンズバンガキガキ!

女騎士「ふふっ、まだまだね」シャパッ!スパパパパパパ!

女魔法使い「気味の悪いのだしてくんじゃないわよーーっ! 大火炎魔法! 大氷結魔法!」ヒョオオオオ!ボワアアアア!

女僧侶「回復魔法~!」ファファファファ……

いたずらもぐら「ひえっ!?」

大ミミズ軍団「ぎょえーーーーーーー!」

勇者「う、ううむ、ちょい強すぎないか……? って、また俺見てるだけはないだろ! 戦……」



戦いに勝った!



勇者「くそお! 出遅れたあ!」

女魔法使い「役立たず」ニヤニヤ

勇者「ぎっ!! こうなったら……罠魔法(小声)」

クオンッ

女魔法使い「!?」

ドチャーーーーンッ!!

女魔法使い「あ、あーーーーーーーーーっ!?」

女僧侶「落とし穴!?」

女騎士「女魔法使いちゃん!? 落ちちゃったの!?」

女戦士「あのもぐらの仕業か! ……ん? ”どちゃーん”?」

勇者「凄い深い穴だ……女魔法使い大丈夫か!?」

女魔法使い「い、いいいいっ! いいいいいっ!」

女騎士「声は出せるのね!? すぐ助けるわ!」

女魔法使い「き、き、き、きっ!」

女僧侶「あ……あっ」

女戦士「うわっ! 穴の底に、オオミミズの群れが……女魔法使いーーーーーっ!」

女魔法使い「気持ち悪いぃいーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!! >>51

発動すると女魔法使いの魔翌力と使える魔法がすべて勇者の物になって勇者はパワーアップするが女魔法使いは弱体化して魔法が一切使えなくなり勇者に逆らえなくなる罠

女魔法使い「気持ち悪いぃいーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!! 発動すると女魔法使いの魔翌力と使える魔法がすべて勇者の物になって勇者はパワーアップするが女魔法使いは弱体化して魔法が一切使えなくなり勇者に逆らえなくなる罠」

女戦士「な、なにを言っているんだ!? 罠がどうした!?」

勇者「俺がパワーアップ? 女魔法使いが……え? 逆らえない?」

女僧侶「錯乱しているみたいです!」

女騎士「そう言えばなるべく近づかずに戦っていたわね……」

女魔法使い「女僧侶が防御下げられて女戦士が破王の天に昇り女騎士が油の塊を召し上がり女賢者が断頭台を打ち砕くううう~~~!」ギャアアアアアアアアアアアアアア!

ヌメヌメベトベト

ヌーヌルヌーヌル

女戦士「また変なことを!」

女僧侶「魔法攻撃で脱するのは無理みたいですね……」

女騎士「勇者ちゃん、ロープを出して!」



安価↓なら「パパ、ママ助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!(錯乱していてお漏らしをする)」

勇者「は、はい!」バララッ

女騎士「それを自分の体に巻き付けて!」

勇者「はい!」グルグルグル

女騎士「女戦士ちゃん、もう片方を持って!」

女戦士「そういうことですか……よし!」ガシッ

勇者「で……え? そう言うことって?」

女騎士「勇者ちゃんが飛び降りるのよ!」

勇者「あ、そうか! よし!(勇者様の即断即決+勇気)」ピョーン!

女魔法使い「おぎゃあああああああああ! みぎゃああああああああああああ! 死ぬぅうううううう! 魔王の盛りのついた真珠貝が山を食べ皮を間違うぅうううう!」

勇者「うわ、暴れるなよ」ガシッ

女魔法使い「いぎゃああああ!! バカ狂い四家老中が宰相と露になってメガトンラーミンソーを想像し創造し継承するのおおおおおお!」ジタバタジタバタ

オオミミズの群れ「……?」ボーゼン

勇者「あいだだだやめろってば! くそー、一発殴って気絶させるか」ゴツン

女魔法使い「」パタッ

勇者「よし、女戦士さん引き上げてくださーい」

女戦士「よし来た」


グイグイグイ

ドサッ


勇者「救出成功、と」

女戦士「うむ。なかなか……いや、見事にやったな」

勇者「え?」

女騎士「ふふっ、そうね。躊躇なく飛び降りる所、素敵だったわ」

女僧侶「か、かっこよか……った、です」///

勇者「で、でも、女魔法使いは気絶させちゃったし……」

女騎士「あの場ではやむを得ない処置よ」

勇者「……はあ」

女僧侶(カッコよさとミニチンのギャップ……むしろ台無しレベル……)ドキドキバックンバックン////

女魔法使い「ひ」ガバッ


※安価感想タイム・今後も口調は必要に応じて修正します

女戦士「起きたか……>>56

女騎士「>>57

女僧侶「>>59

女魔法使いは無様だったが勇者はかっこよかった、惚れるとこだった

大丈夫?無理しないで

勇者様、かっこよかったです………///

女戦士「女魔法使いは無様だったが勇者はかっこよかった、惚れるとこだった」

女魔法使い「は!? わ、私が無様!?」

勇者「え、え!?」

女戦士「か、勘違いをするな」//」

いたずらもぐら「なにー!? 女魔法使いの無様さに惚れそうになったと言うことかー!?」

女戦士「ややこしいことを言うな!」ボカッ!

女魔法使い「そ、そうだわ……私は、ひ、あのオオミミズの……無様……無様ですって……」ワナワナ

女騎士「大丈夫? 無理しないで」

女魔法使い「無様、無様、私が、無様……」グググググ

女騎士「うーん……少し休憩しましょうね」


女僧侶「勇者様、かっこよかったです………///」

勇者「え?」//

女僧侶「ミニチンで台無しになっちゃうところのギャップが最高です!」

勇者「は!? あ、なななななっ! なっ! なっ! なっ!」グガガガガガ!

女僧侶「え? あ、私ったら何を! きゃあーーーーーー!」//// 

ダダダダゴンガンゴン!

女騎士「女僧侶ちゃん!?」

女戦士「おかしなことを口走らなかったか? そして走って行って……わ、色々なところにぶつかってしまったのか!?」

女僧侶「」ピクピク

勇者「だ、台無しのミニチン……そ、そんなに……そんなに俺の……小さいのか……」ウルウルウル

女魔法使い「私が、私が、無様、無様……そんな馬鹿な筈がぁああああ……!」

女騎士「え? あらあら、もう。ほとんどのメンバーが動けなくなっちゃったじゃないの……本当に、もうここで休憩しましょう」

女戦士「そうですね……」

女騎士「荷物の中にしまっている、”ダンジョン内用防衛テント”の中でね」

女戦士「荷物? そう言えば勇者が……あっ!!」

女騎士「え!? あーーーっ! 勇者ちゃん、ロープを出した時に袋の中身、ぶちまけちゃったの!?」

勇者「へ?」

女戦士「さっきも落としていたし、荷物に対する扱いがなっていない! 私のチョコモナカが泥まみれではないかー!」ゴチーーン!

勇者「いでええええっ!!」

女騎士「ぼ、暴力は駄目よ女戦士ちゃん」

女戦士「それに下着用の袋まで……ああ、中の下着もめちゃめちゃだ! 私以外の全員に謝れ!」

女騎士「え? ……え?」

勇者「ごめんなさあーーいっ!」

女騎士「わ、私のお気に……勇者ちゃん?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

勇者「ひ、え、ひっ!?」

女騎士「全裸土下座」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

勇者「ひ!? ぜ、ぜ、え!?」

女騎士「全裸土下座」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

勇者「そんなああああああっ!!」


土下座は確定。脱ぐのはどれくらい? (装備は勇者の鎧。上下と脚、腕、兜。下にズボンとシャツとパンツ、靴下)
>>65

パンツただしパンツだけ、つまりノーブラ状態

女騎士「わかったわ……代わりに」ゴゴゴゴゴゴゴ

勇者「はいっ!」ビシッ!

女騎士「一度下を全部脱ぎ」

勇者「はい!」ズルルッ

チロリン♪

女戦士「あ……また丸出し……」

勇者「え? あ、あ、俺、何をっ!」チロローン♪

女騎士「脱いだら、パンツを残して、穿く」

勇者「へ?!」

女騎士「脱いだら、パンツを残して、穿く」

勇者「は、はいーーーっ!」スゴスゴ

女戦士(なんという、むしろ残忍な……)

女騎士「土下座」

勇者「申し訳ありませんでした――――――――――っ!!」ガバッ!

女騎士「よくできました」シラーッ

勇者「ひえええええ……」


女騎士(うふふっ)



女僧侶(凄い姿見ちゃった……ギリギリ気絶から復活できてよかった……)ドキバクウ


勇者「くそお、くそお、なんでこんなことにいいいい」

女魔法使い「ふん、結局私よりはるかに無様ね」

勇者「な、なななな! お、お前だって!」

女魔法使い「仲間である女騎士様に恐怖した挙句の醜態でしょうが。どちらが上かわかり切っているわ」

勇者「そんなことないだろ! お前も同じ以上だ! それに、昨日のションベンもらしが……」

女魔法使い「うるさい! 二度もチン出ししてっ!! どれだけみっともないかわかってんの!? ぎゃははははーーーーーっ!」

勇者「だからそれはー!」

女騎士「どちらも静かにしないと。早くテントに入りなさい」

勇者「ぐっ(俺が言い返すタイミングで止められた……まるで女魔法使いが肯定されたかのようだ!)」

女魔法使い「ふふん♪」

勇者「勝ち誇るなよ……くそお」

女騎士「さ、お弁当にしましょう。幸い女戦士ちゃんのおやつ以外は無傷だわ」

女戦士「私のチョコモナカぁ~~~……」グスン

第二話終わり。

お付き合い感謝です。
次回は明日かなあ


色々安価で。


次の場所(町でもダンジョンでも、特徴やある物を) >>70>>71
>>70はすべて採用、>>71は「その他の特徴」として使えそうなところを部分的に採用

場所の特徴や物を使った罠の内容 >>73

ターゲット >>75(女戦士・女騎士・女僧侶から選択)

場所に合った新登場キャラ >>77-80 (おそらくちょい役なので、安価連取りあり。埋まってなかったらそのまま再開)

6000年前初代勇者が生まれて故郷であり、そして死んだその村

すごい観光名所になってる
勇者まんじゅうとか勇者木刀とか勇者キーホルダーとか売ってる

発動するとターゲットの能力がすべて勇者の物になって勇者はパワーアップするがターゲットは弱体化する罠

女戦士

女巨人エリザ
「説明」初代勇者に倒されて封印されていた女巨人
金髪ツインテールで胸が大きい、武器は棍棒

再開しようと思ったけど……
>>70が連取りなのでそこだけ再安価下

勇者村~~

勇者「ここが伝説の、初代勇者の生まれ育ち、そして亡くなった村か……」

女魔法使い「アンタみたいなのがその称号を受け継ぐとは世も末よ」

勇者「なっ!」

女魔法使い「だって、女騎士様に怯えて自分からズボンを下ろしたのよ?」

勇者「そ、それをいったらオオミミズにビビッてお前発狂……」

女魔法使い「勇者様ともあろう者が、ってことあるのわかる? 私は一般人。アンタは。選ばれし勇者。それなのに、ねえ」

勇者「こ、この……もらし女……」

女魔法使い「ぎっ! みなさーん、聞いてくださーい、この現勇者様は~! すごまれてビビッて自分からズボンを~~~~!」

勇者「おまえっ! ここでそういうことを言うな! 大声はやめろ!」

女戦士「みっともないぞ! 勇者! 黙れ!」

勇者「え!? あ、お、俺だけ!?」

女騎士「女戦士ちゃんまだ怒ってるのよ。食べ物の恨みね……」

女僧侶「……」ジーッ

勇者「うーー……ん? 何見てるんだ? 女僧侶ちゃん」

女僧侶「あの、お土産物屋さん……」

勇者「え? あ、ああ、聞いたことあるな、勇者グッズが売ってる店があるって」

女僧侶「お、お菓子もあるみたいです。女戦士さんにあれで許してもらうというのは……?」

勇者「ん……そ、そうだな。それはいいかも」

女戦士「勇者」

勇者「ん?」

女戦士「荷物を下ろしてから行け。君のようなものでも、勇者様が荷物持ちをしていてはこの村の方々の心証が悪い」

勇者「わ、わかってるよっ!」ドサッ

女戦士「乱暴に扱うなっ!」

勇者「うーーーーーーーーっ!!」

女騎士「あらあらあ……」

土産物屋~~



ワイワイガヤガヤ

勇者「しっかし、完全に観光名所だな……」

ワイワイガヤガヤ


勇者「勇者まんじゅう、勇者木刀、勇者マスコット……どれも初代勇者様のグッズだけか」

店主「らっしゃい」

勇者「俺を見ても勇者と認識してない、ただ珍しい鎧を着ているくらいにしか思ってないんだろうな……まあいいや。ゆくゆくは俺の故郷が同じように隆盛を……」

店主「お客さん、これなんてどうだい? 伝説の剣型木刀!」

勇者「ん? 普通の木刀に勇者の紋が刻まれた”勇者木刀”とは違って、本物の初代勇者の使った伝説の剣を模した木刀です……? なんだか耐久性低そうだな」

店主「お客さんも見た感じ勇者様のファンだろ? これはお勧めだよー」

勇者「ふぁ、ファン扱い……い、いや、勇者まんじゅうだけくれ」

店主「あいよっまいどっ」

勇者「初代勇者様グッズ以外は売ってないのか?」

店主「あ? いや、パーティーメンバーマスコットシリーズ全5種があるよ」

勇者「へえー……」

ミーハー「初代勇者様のお仲間達も相当の手練れだったそうですねエ」「そうそう、しかも女戦士様や女武闘家様は勇者様にぞっこんだったとか」「うらやましー」

勇者「女戦士がぞっこん? ……くっそおおお……」

勇者「昔の勇者様達は、生まれた時からエリートで、負けなしのコンプレックスなしだったに違いない……」

勇者「くそくそっ。俺だけどうしてこんな扱いを受けないといけないんだ。これというのも女魔法使いが……」

勇者「いや、俺が現勇者だと知られていないのはむしろチャンスだ。この間に地力をつけて……」

勇者「おっと、その前に……罠魔法」


~~~~


女戦士「どうした。遅いぞ」

勇者「あ、ああ。勇者まんじゅう買ってきた……」

女戦士「ふん、ただのまんじゅうに初代勇者の紋が書いてあるだけだ。チョコモナカ……はあ……」

勇者「なんだよ買ってきたのに」

女戦士「うん?」ギロリ

勇者「ご、ごめんなさい」

女戦士「ふん!」モグモグモグ

女騎士「あらあら、1人で全部食べちゃったのね」

勇者(それでいいんですよ……これまでにない罠を仕掛けてやる。いや、やったんだ)ニヤリ



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ワーキャーヒエエエエエ!

女巨人「ひゃっはああああーーーーーーーーーっ! 6000年ぶりの目覚めぇーーーーーー!」グオオオオオ!!


女魔法使い「何!?」

女僧侶「きょ、巨人!?」

女騎士「そう言えば、かつてこの村の周りには5つの村があり……それを荒らし滅ぼした巨人が封印されていると聞いたことがあるわ」

女戦士「む、むぐっ、ごほっ、ごほっ(喉に詰まらせた)」ドンドン

勇者「で、その巨人がなんで急に現れたんだよ!? 意味が解らないぞ!?」

長老娘「それは私の力です」ザッ

勇者「え!? 美少女!?」

長老娘「私は初代勇者様の直系の子孫である、この村の長老の孫娘です。勇者としての力はありませんが、このような魔法を使うことはできます」

女騎士「どうして、巨人を蘇らせたりしたの?」

長老娘「初代勇者様は彼女を封印した。しかし、永遠にそのままであるとは限りません。新たな勇者様が誕生した今こそ、彼女を真に滅する時」

女魔法使い「それって……」

長老娘「そう。あなたです。新たなる勇者様」

勇者「え、え? 俺が勇者だってわかるのか!? そして、俺に倒させるために、あの巨人を蘇らせたってことか!?」

長老娘「はい」ニコッ

勇者「////」

女僧侶「……」ムッ

女巨人「この村も壊して、コンプリートよぉおお!」ドガンバゴンバゴゴゴーーン!

ワーキャーヒエエエエエ!

勇者「よーし、早くやっつけようぜ!」ダッ

女魔法使い「一人で勝てるわけないでしょ!? 大火炎魔法!」ボワアアアアア!

女騎士「斬撃飛ばしっ!」バシュッ!

女巨人「ぐおらららあああーーーーーーーーっ!」グゴオオオオオンッ!!

勇者「げ! 2人の攻撃が棍棒一発で砕かれた!?」

女僧侶「防御魔法!」フォアアアアー

女巨人「変な5人組……気に入らない……殺すぅう!」グオンッ!

ズゴオオオオオオオオオオオンッ!!

女魔法使い「きゃあーっ!!」

勇者「ものすごいパワーだ! 村の真ん中にクレーターが出来ちまった!」

女騎士「あのパワーに対抗できるのは女戦士ちゃんに、女僧侶ちゃんの補助魔法を使うくらいしか考えられないわ」

女僧侶「わかりました! 攻撃補助魔法!」ウオオオオ……

女戦士「むぐっ、むぐっ、や、やっと、つかえが……とれた……」ゼエハア

女戦士「行くぞ、女巨人!」ダッ!

女巨人「あらー? 小さいくせに偉そうに!」グオオッ!

長老娘「棍棒をまた振り下ろしてきた……それを真正面から受け止めるつもり!?」

女戦士「私の力ならば、可能だ!」ウオオオオオオオオオオッ!!

女巨人「死になさいなっ!」グオンッ!


女戦士「死ぬのはおま」ペチッ


女騎士「え」

女魔法使い「え」

女僧侶「え」

勇者(うわあ……ぺちゃんこだ)


女戦士「な、な、なななな……そんな、ここまでの差が……」ペラペラペッタンコー

女巨人「なにコイツ弱い! ほーれ、脚をつまんで逆さ吊り~」

女戦士「な、なにをする!? や、やめろ……」

女巨人「いいお尻しちゃって~、つんつん!」ツンツン

女戦士「や、やめろお!」///

女巨人「お股も、ぺーん!」ペン!

女戦士「やめろおーーーーーーーー!」///////

女巨人「うるさいわね。ちょっと強めに……」ベシン!

女戦士「       」ブクブクブク


女僧侶(お、お股を……あの巨大な指で……すごい無様エロ)


女巨人「もうちょっとお仕置きしちゃおうかな? >>88とかー、>>89とかー、ふひひっ!」

全力でたかいたかい

そこのお前(勇者)とお前(女騎士)が交尾しないとこいつ(女戦士)の手足をもいでく

勇者「よし、そろそろ女戦士から奪ったパワーで俺も攻撃を……って、え?」

長老娘「う、流石初代勇者様が封印したほどの巨人……残酷な!」

女騎士「あ、あらあら……酷いのね」

女僧侶(どうして私ではないのです……)

女魔法使い「下劣っ!」

女巨人「そーれ、たかいたかーーーーーーーーーーーーーーい!」グオンッ!!

女戦士「ひっ!? うあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!




ヒルルルルルルルルルルル……




女巨人「あは、空の上までとんでっちゃったかも! さ、落ちてくるまでが猶予よ。お前達、交尾しなさいなー!」グワハハハハハ!!

女騎士(うぅん……勇者ちゃんを可愛がるのは悪くないけれど……人前? お外? しかも戦闘中に? 敵に屈して? あり得ないわ……)

勇者「……」ギンギン

女騎士「勇者ちゃん、女戦士ちゃんが落ちてくるまでは、あの巨人も何もできないわ。戦いましょう」

勇者「え」ギンギン

女騎士「……なに、その目」ゴゴゴゴゴ

勇者「え? あ、いやっ!」ビクッ

女騎士(あらら……もう、おませさんなんだから……でも、私の恥を厭わないところがあるのは許せないわね……後でお仕置きしちゃおうかしら)

女魔法使い「あ、あのー?」

勇者「え、えっと、あ、えっと! じゃ、じゃあ、鉄球攻撃します!」

女巨人「?」

勇者「(女戦士のパワーで……)そーりゃあっ!」グオン!



ボグッ!!!



女巨人「がふっ!?」ビギイイイイイイイイッ!!

女魔法使い「は!?」

女僧侶「油断したところに猛烈な一撃が……!」

女巨人「う、うあっ、うあっ、あああっ、あ、あ、頭が割れるぅうう!」ドスンバタン

長老娘「や、やった! さすが現勇者様!」

勇者「女戦士のパワーがここまでとは……いやなんでもない、女僧侶ちゃん、俺のパワーに補助をくれ!」

女僧侶「はい! 攻撃補助魔法!」フォオオオオ!!

勇者「うおおおおおおおおおお! ついに決めるぜ……勇者斬!!」ドグオッシャアアアアアアアアアアッ!!

女巨人「ぎょええええええええええええええええええ!! うそーーーーーーーーっ!!」ドッガアアアアアアアアアンッ!!!

女魔法使い「と、特にどこも巻き込まない感じで爆発したー!?」


オーヤッタースゲーパチパチパチ


勇者「やったぜえっ! おっと、女戦士が落ちてくるはずだ」


ヒウルルルルルルルルルルル……


女戦士「わ、わあああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」


女魔法使い「女戦士が降って来た!」

勇者「受け止めてやろうかな? いや、そうしないと死ぬか」タッ


ガシッ!


女戦士「うぶあっ!!」

女僧侶(お、お姫様抱っこ!)

長老娘「素晴らしい……素晴らしいです、勇者様!」


女戦士「う……うううう……」ヒクヒクヒク

勇者「大丈夫かなー? ん? うおっ」

女戦士「……えっ?」

ピキピキピキパリーン!

勇者「さっき弾かれたビキニアーマーの股間が割れたーーー! うおお、もじゃもじゃ!」

女戦士「ぐおああああああああああああああああああ!!」ガーーン!!

勇者「うへへへへ……すげーもの見れた……」



女戦士のやられ様に対しての感想タイム


女騎士[>>94

女僧侶「>>95

女魔法使い「>>96

こんな無様な負けを晒すなんて無能ね
これから貴女が小間使いよ

無様ねぇ………勇者の方がよっぽど役立つわ(勇者はかっこよかったわね。+-で0だけど、いつか御褒美あげましょうかしら?)

>>95は出来たら「無様ですね………」でお願いします
安価↓

時間がないので一旦第四話の安価

>>99
場所とその特徴

>>100
場所の特徴2(サブ扱い)

>>102
罠内容

>>104
ターゲット(勇者以外のパーティーメンバーから選択)

>>106->>109
新キャラもしくは手に入るアイテムなど新要素
(ちょい役なので連取りあり。埋まってなかったらそのまま再開)

勇者のパワースポット

勇者がパワーアップする

勇者の魅力が上がって異性に好かれやすくなる

神殿的なものがだが、遥か昔のもので存在などそこ自体の情報は忘れられている。
ただし、効果はきちんと機能しており、全体的の大きなパワーアップを望める

女騎士

>>102だが>>100をとろうとしてズレタ
>>103にずらして欲しい
安価↓

勇者のチンコがデカくなる薬

もちろん勇者が飲む

女騎士「女戦士ちゃんがこんな無様な負けを晒すなんて……ちょっと……ね」

女戦士「……返す言葉も……ございません……」

女騎士「勇者ちゃんの代わり、してもらった方がいいかしら?」

女戦士「っ!」ウググッ


女僧侶「無様エロでした……」

女戦士「う、うっ!」

女僧侶「勇者様の活躍に引き換え……(勇者かっこよかった……これまでのことがあるけど、いつかは……)」ドキドキ

女戦士「ぶ、無様エロ……なんだそれは……ぐ、ぐううっ!」

女僧侶「はっ! し、しつれいしましたごめんなさーい!」


女魔法使い「勇者にお姫様抱っこされながら下の方までみせるなんて、今度こそ勇者に惚れちゃった?」プププ

女戦士「ぐ、うううーーーーーーーっ!」


勇者「ふふふー、あの女巨人を上手いこと利用できたな。さーて……」

勇者「皆、誰にでも失敗や負けることはある。敵は残酷非道なやつらだ。今後もこう言う厳しい戦いがあると言うことを肝に銘じて、頑張ろうじゃないか」キリッ

長老娘「おお、流石現勇者様!」

オオーパチパチパチ

女戦士(ダシに使われた感がすごい……悔しいっ!)

女魔法使い「そろそろ下隠したら?」

女戦士「あうっ///」ガバッ!!

女魔法使い「おやおやー」キャハハ!

女戦士「こ、この、裏切り者……!」

女魔法使い「そっちこそ、こないだはよくも私を無様と……そのお返しよ」

女戦士「お、己っ!!」


村人「喧嘩してるよ……」「勇者様大変だなあ」「纏めなきゃいけないからな、あのメンバーを」


ザワザワザワ……


女騎士「勇者ちゃんの言う通りね。じゃ、まずは……」

女魔法使い「女戦士のパ・ン・ツ買いに行かないとねー」

女戦士「うるさいいいっ!! この間は君が失禁して掃除をさせられたではないかっ!」

女魔法使い「黙れぇええええええええーーーーーーーーっ!」ギャアーーーー!!

女僧侶「喧嘩はやめましょうよぉ……」

勇者「そうそう。まずは、宿に行こうじゃないか。荷物は僕が持っていくよー。みんなは休むと良い!」ハッハッハ

女戦士(ちょ、調子に乗ってぇええ……)ギギギギギッ

女騎士「あら、あの荷物を片手で? どうやってあんなにレベルアップしたのかしら? それとも、あれが勇者の力の目覚めなの……?」

勇者「ふっふーん……ん? う……うっ?」グラッ

女戦士「?」

勇者「う、力がっ、う、抜けたっ!?」ドサドサアッ!!

女僧侶「えっ!? ゆ、勇者様が、荷物の下敷きに!?」

女騎士「ど、どうしたのかしら?」

勇者(く、くっ、魔力が切れた……そうか、女戦士のパワーは罠魔法で俺に与えられていただけ。その状態を維持するためには魔力を消費し続ける必要がある……)



勇者(魔力が切れたせいでパワーが激減して、ムリな体勢で持ってた荷物を支えきれなくなってしまったんだ……カッコ悪いぃいいい!)

宿屋~~


女僧侶「3,2,1,0!」

女戦士「ぐんっ!」グオンッ!

勇者「うわああっ!」ドギャアッ!!

女騎士「腕相撲、女戦士ちゃんの圧勝ね」

女魔法使い「そのくせにどうやってあの巨人を倒せたのよ? アンタ、知らない間に何か怪しい魔法かアイテムでも使ってた? それで、一時的にだけ強くなってたって感じで」

勇者(うう、半分以上当たってる! くそー!)

女戦士「そんな程度であんなふうに調子に乗るとは、未熟者め!」フン!!

勇者「う、うううー」

女騎士「まあまあ。それにしても女戦士ちゃん、スカートも似合うわね」ウフフフフ

女戦士「か、からかわないでくださいっ!」////

女僧侶(ビキニアーマーに下半身スカートは逆に……)

勇者「色々疲れたな……でも、初めて強敵を倒せた快感はかなりのものだった」

勇者「女戦士のアレも……」クヒヒヒ


勇者「次の土地も、歴代勇者所縁の地。あらゆる勇者がここで力を得たという伝説の土地だ」

勇者「そこで、”神殿的なものがだが、遥か昔のもので存在などそこ自体の情報は忘れられている。ただし、効果はきちんと機能しており、全体的の大きなパワーアップを望める”……」

勇者「そんな罠を作り出して、パワーアップの効果をさらに上げられるかと思ったが、駄目だろうな」

勇者「今の俺の魔力じゃ、ヘタにすごい罠を作ると一瞬で尽きて逆にぶっ倒れる恐れがあるな」

勇者「でもまあ……まあ、へへへへへ」

勇者「女魔法使い、女戦士ときて、次は……女騎士さんがターゲットだ!」

勇者「楽しみだぜえ……あのおねーさんキャラがどんなになってしまうか! 眠れなくなっちまいそうだぜ!」


ギンギンギン……ピコリーン☆


勇者「……勃ってもこれなのが……くそおお……」ガックリ


第三話終わり!


罠の再安価↓か↓2 どっちかもしくはどっちも採用

勇者のパワースポット~~


勇者「勇者村から4日間歩きっぱなしで、ついにここまで来たぞーーーっ!」イエーイ!

女騎士「あらあら勇者ちゃん、大はしゃぎねえ」ウフフ

女魔法使い「”やっと”、スタートラインに立てると思って張り切ってんのねー」

女僧侶「スタートライン?」

女戦士「ここは歴代の勇者に真の力……さらなる力を目覚めさせる場所だからな」

女魔法使い「やっとのことで、私達に戦闘面で並べるくらいにはなるってことよ」

勇者「んなわけあるか! お前達の得意分野でもゆうゆう勝てるくらいになってやるからな!」

女騎士「うふふっ、そうでなくてはね(可愛がれなくなっちゃうのがちょっと残念)」

勇者「で、その場所はどこだ? 地図は合ってるよな、ううむううむ……?」キョロキョロ

ホワンホワンホワン……


勇者「ん? なんだ? ピンクの煙が立ち込めてきたぞ? あれがパワースポットか!?」

同情の女神「こんにちはー」ホワワワワン

勇者「うお!? ふんわり美人!?」

女戦士「おお、この地に勇者が近づいた時、女神が現れるという言い伝えの通りだ!」

女魔法使い「へえ、意外といいものが見れたわね」

女僧侶「あれが女神様……」

勇者「え、えっ、女神? そうだ、俺も聞いたことが……でも、俺が勇者だって伝えに来てくれた女神様とは別人だ」

同情の女神「あれは導きの女神。私は同情の女神ですね」

女僧侶「へ、へえー、女神様にも種類が?」

同情の女神「はい……ところで、あなた」

勇者「お? は、はい!」

同情の女神「どうやら、なかなか不憫なモノをお持ちのようで……」

勇者「ふ、不憫!?」

同情の女神「ええ、年のわりに」

勇者「年の……え、まさか、まさか……」

女魔法使い「ナニの事を言ってるか、察しが付くわ」キャハハ!

勇者「うるっさいいいい!」ガバッ!

女戦士「股間を覆いながら怒っている……自分でも察しがついているのか……確かに、不憫だ」

女騎士「あらあら~」

女僧侶(そんなところを見抜かれちゃって勇者様哀れ可愛い)////

同情の女神「これをあげましょう」

勇者「?」

同情の女神「モノが大きくなるお薬です」

勇者「     」


勇者(欲しいし飲みたい。確かにコンプレックス……しかし!!)


女魔法使い「良かったわね~~~~~~大きくなるわよ~~~~~? 良かったでちゅね~~~~~~?」ニヤニヤニヤ

女戦士「悩みが解消か。よかったな」フフフフフッ

女僧侶「ちっちゃいのもいいですけど……あ、あわわっ。で、でも、おめでとうございます!」

女騎士「あらあ……お薬の力に頼っていいのかしら?」


勇者(みんなに渡されたことがバレたら、薬の力に頼って大きくした惨めな男というレッテルが一生付きまとう!)

勇者(恥の上塗りに他ならないっ! 歴代勇者一番の大恥だあっ!!)

勇者(それに、自然の力で成長したとしても、今後信じてもらえない状況にぃ~~~~!)

勇者「こ、こんなのいりま」

同情の女神「ではさようなら~」ポワン

女騎士「あら、消えちゃったわ。で、どうするの? 勇者ちゃん」

勇者「ぐう~~~~~! い、いや、こんなのいらないですよっ!」ポイッ!

コロンコロン

女騎士「あら、薬の瓶を捨てちゃだめよ」

勇者「あ、あ、しまった」

女魔法使い「ったく、本当にだらしないわね」

女戦士「パワースポットに踏み入れても、強くなれるか疑問だな」

勇者「あ、あのなあ! ……ん?!」

女僧侶「モンスターです!」


グルルルグルルル……

ガウッ、グウッ

シギルルルルルルルル!


勇者「ゴブリン軍団が現れた!?」

女戦士「馬鹿な、まるで気配を感じなかったぞ!?」

魔法使い「ステルスゴブリンというのがいるけど、この辺にはいない筈……もしかして、これも魔王の仕業!?」

女騎士「あらあらあ……」

ズガッ!ズガガガガガ!

ドゴン!バゴン!

ガリュガリュガリュガリュ!

ボワアアアア!!


勇者「うおおおおおっ! いきなり凄いバトルになったあっ!」

女魔法使い「言ってる場合!? 私達が時間稼いであげるから、早くパワースポットに立ちなさいよ!」

勇者「え!? いや、でも……わ、わかった!」ダーーーーッ!

ゴブリン軍団「ぎががぎがが!」「じゅらるううう!」「ぶんばああああ!」グオオオーー!

勇者「お、来たな!? 道を塞ぐならやってやる!」シャッ!

女騎士「勇者ちゃん、止まって! 危ないわ!」スタッ!

勇者「え?」

女騎士「騎士連斬!」ジュバジュバジュバ!!

ゴブリン軍団「「ぎいいいえええええええ!」」

勇者「あ、あ、俺の見せ場……」

女騎士「言っている場合じゃないでしょう? 早く!」

勇者「お、おお……うわっぷっ!」

ゴブリン「ぎーす!」バッキイイイッ!!

勇者「げほお……っ、しまった……!」

女騎士「何をしているの!?」

勇者「う、ぐうぐうううう……っ!!」フラフラフラ



ズガガッ!ズガガガッ!ドガアアッ!ズシャッ!!!

数分後~~


女騎士「な、何とかやっつけたわね……左腕が折れちゃった……皆も、同じくらいひどい怪我」

女魔法使い「お腹刺されちゃった……ぐっ」

女戦士「私は背中だ……女僧侶、頼む」

女僧侶「全体回復魔法!」ファワワワー

女騎士「これでよし、ね。勇者ちゃん、大丈夫?」

勇者「は、はい……うーん……」クラクラ

女魔法使い「だらしなすぎ。一発で倒れて動けないとか」

勇者「す、すまん」

女戦士「まあ、これからだな。しかし、逃げた者が援軍を呼ぶと言っていました」

女魔法使い「また、敵が来るってわけね」

女僧侶「その前に勇者様、パワースポットに立ってください!」

勇者「お、おう!」フラフラ……


勇者(回復されたというのに、俺だけフラフラだ……敵の数が多かったとはいえ……いや、それと関係なく、明らかに俺だけダメージが多い)

勇者(俺は、確かに、弱い)

勇者(でも、今から……今から、強くなる。本物の、勇者の力に目覚めるんだ!)


勇者「いざ!」ザッ





……。

…………。




シーーーーン……



勇者「なにも……起きない?」

女魔法使い「はあ!? どういうことよ!」

女騎士「勇者が、ただそこに二本の足で立てば……ということのはずだったのに、何故」

女戦士「何か条件が違うのでしょうか?」

女僧侶「そんな筈はないです! ……多分」

女魔法使い「……じゃあ、何でよ!? どういうことよ!?」ガシッ!

勇者「お、俺はわからん……」

女魔法使い「皆がどれだけ苦労して……危険な想いをしてきたかわかってるの!? 恥までかかされて……!」

女戦士「やめないか……」プルプル

女僧侶「……っ」

女騎士「け、喧嘩は駄目よ。パワーアップが出来ないのなら、今すぐここを離れないと、敵が来るわ」

女魔法使い「アンタ……アンタ……」

勇者「……?」

女騎士「ちょっと、女魔法使いちゃん!?」



女魔法使い「偽勇者なんじゃないの!?」

勇者「は!?」



グルルルルル……ゴロリゴロル……ッ

ゴブリン軍団「「ぎゃほおおーーーーーーーーーーっ!!!」」

勇者「げ、さっきの倍はいる!?」

女魔法使い「うるさい、その辺で隠れてろっ!」ドン!

勇者「わっ!」フラフラバタンッ

女戦士「……確かに。そうしていてくれ。私ばかりか、女魔法使いに力で押されてその様ではな」

勇者「へ!? い、今のは……ちょっと」

女僧侶「……えっと……えっと……逃げててくださいね」

勇者「お、女僧侶ちゃんまで……女騎士さん!」

女騎士「……私達が、村まで送り届けてあげるから、ね? 待っててね?」




勇者「      」




ドガンッ!バゴンバゴゴゴンッ!バゴギリャリイイイイイッ!!



勇者「俺」


ズゴンバゴン!バシシシッ!ボワボワアアアッ!

勇者「俺」

バリリリリリ!ビシシシシシ!ギドッ!グッキャンッ!

勇者「なんだよ……なんだよ……皆して……!」ギッ

勇者「俺は勇者だ」

勇者「勇者なんだ!」

勇者「誰にも使えない、罠魔法を使えるんだ!」


勇者「後でやってやろうと思ったけど……罠魔法……を、女騎士さんの足元に……」フォオオオオフウウウ


女騎士「てあっ! はっ! あああああーーーーーっ!」ズバズバズバッ!


スシュルルルル!

勇者「行動を操る紋を刻んだ! ゴブリン共の前で、おかしなことでもさせてやろうか! はははは! ははははは!!」


女騎士に何をさせる? 安価下1~3

勇者「まずは全能力を俺に譲渡してもらうぜ!」

女騎士「勇者ちゃんに……全能力をあげるっ!」ギュオオオオオオオオオオオオオオン!!

女戦士「!?」

勇者「うおおおおっ! 額の淫紋から俺の体に……光が……光が……ぐおおおおおおおおお!?」

ドボベッチャグチョオオオオ!!

勇者「ぐあああああっ! やばい! 体がヤバい! 無理矢理し過ぎた!? まさか、単に技とかステータスだけじゃなくて、生きる為に必要な力とかも全部全部俺に……ってことは!?」

女騎士「」パタ

勇者「うわあああああああああ女騎士さんが死んだあああああああああああ!!」

女僧侶「え!?」

女魔法使い「やられたの!?」

勇者「やばっ、返す返す返す!」ギュオオオオオオ!!

女騎士「はっ!?」ガバッ

勇者「良かった生き返った!」フウー


ゴブリン軍団「「? ? ?」」

ゴブリン軍団「よくわからんけど」「殺して食おう」「そうだそうだ!」ダッ!

女騎士「何があったの? え? え? あっ、そうだわ、敵が! 騎士連斬!」ズババババババ!

ゴブリン軍団「「うぎょおおおおおおおえええええええええええ!!」」

勇者「今だ! 痛い決め台詞を言わせる!」


女騎士「永遠の調べし流れに乗って、舞い降り断ち切る! 女騎士!」ジャキーーーン!!


ゴブリン軍団「「「? ? ?」」」ポケーッ

女戦士「ぶっ、な、ななななっ」

女魔法使い「女騎士様、そういうキャラだったっけ?」

女僧侶「うそ……」


女騎士「や、やだやだ何々!? 私何言ってるのー!?」/////


勇者「わはははははは! 丁度いいや、ゴブリンが呆気にとられてるところで、パイズリだ!」



女騎士「は、恥ずかしいわこんな真面目なシーンで……え?」ガシッ

勇者「鎧に手をかけ!」

女騎士「え? え? え? きゃっ! 何をしているの私!?」グググググ

勇者「鎧を……外し!」

女騎士「やあん!」ガッキンッ!

ゴブリン軍団「「!?」」

タユユンプルルン!

女戦士「し、下着姿……何を」////

女魔法使い「う、うぐぐぐ、うらやま……ぐやじいっ!!」

女僧侶(おっきい)

勇者「黒か! そして……」ウヒョー

女騎士「あああああんっ!」ガバアアアアッ!!


タプルルルン!


勇者「生パイ来たぁああああああああああああああ!」イヨッホオーーーーーーーー!!

女騎士「ひ、いやいやいやいやいや! 私……いやあ―――――――――っ!!」

ゴブリン「なんなんだ、この女は!?」

勇者「あの女騎士さんが恥ずかしさに絶叫! 最高だーっ! そして、そして、一気にゴブリンに詰め寄って~~~~!?」

女騎士「あ、ああっああああっ!」シュタッ!

ゴブリン「!」

勇者「ゴブリンの身に着けている皮の腰巻をめくり上げ!」

女騎士「あああっ!」

ゴブリン「はお!?」ギンギンギン!

勇者「勃起チンポに~~~~!」

女騎士「や、やだっ、やだっ! 変態! やだああっ!」ムギュウウウウッ!

ゴブリン「ぎゃあああああ!?」

勇者「さあ、特大のおっぱいでやっちまえ~~~!」

女騎士「はうっ! はうっ! はうっ! ああんっ!」

ズッチュズッチュ!

ゴブリン「ほうあああ! ほあ、ほわ、ふおおおおお!」ズヒョー!

ズリィズリィ!!

女騎士「ひいいい! いやあ! いやあ! いやああああっ!」

ゴブリン「うほおおお! うはあああ! 駄目だ! 駄目だあああああ!」グギグギグイグイギギッギギイギ!!

女騎士「ああああんっ! あああんっ! やめ、やめ、やめてえええ! 私の体! やめてええええええ!」

ジュリャッチャアアアアアアアアアアアアア!!

ゴブリン「」ドッピュウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!

女騎士「はうああああああああああっ!」

勇者「顔射ぁあああああああああっ! はははは! 女騎士さんの顔面真っ白だ! 濃いなーゴブリン!」

女騎士「あああ……私……なんてことを……」カックリ

ゴブリン「う……うううう……」グスッウルウル


勇者「へへへ……へ?」

ゴブリン「変態女に……汚されたぁあああ~~~~~~~~!」ウアアアアアアアアアアン!

ゴブリン軍団「最低女だ!」「助けてくれえ~~~~~!」「俺はゴブ美に操を立てているんだぁ~~~!」ヒエエエエエエ!!

勇者「えーーーーーーーーーーーーーーーー」

女騎士「う、嘘っ、わ、私……ゴブリンに変態女扱いされている……嘘よ……っ!!」ウウウウウッ


勇者「意外な反応だが……ん? え、他のゴブリンも、皆この光景に恐れをなしている……マジかよ……」



女騎士の状態に対して感想タイム!

女戦士「>>137

女魔法使い「>>138

女僧侶「>>139

さっきまで一緒に戦ってたのに突然デカパイでパイずりするなんてなんかおかしい…
…あてつけか?

ゴブリンに媚びを売るなんてとんだ変態ですね、こんな犯されたくて騎士になったドMが仲間だったなんて

うわぁ…クールでかっこいいと思っていた女騎士さんが変態だったなんて…幻滅しました
(それにしても勇者様も女騎士さんがやられているときに胸を見過ぎです!私だって胸ぐらいありますのに…////)

口調訂正お願いします

女戦士「さっきまで一緒に戦ってたのに突然デカパイでパイずりするなんてなんかおかしい……あてつけか?」

女騎士「何が!? なんのあてつけよおっ!」

女戦士「女魔法使いへの」

女魔法使い「うるっさいわっ!」

女騎士「そ、そんなんじゃないわよお、私、私は真面目に戦おうと……う、ぺっぺっぺ!」ネトネト

女魔法使い「……ふん、ゴブリンに媚びを売るなんてとんだ変態ね、こんな犯されたくて騎士になったドMが仲間だったなんて」

女騎士「ちょっ!? そ、そんな、そんな言い方しなくったって! 違……」

女僧侶「女騎士さん、クールでかっこいいと思っていたのに……変態さんだったんですね……がっかりです」

女騎士「そ、そんな……女僧侶ちゃんまでぇええ!」アウウウウ!


勇者(みんないい感じに責めてるぜ! これまで俺を差し置いてリーダー面してきた報いだ! リーダー面が精液面とは、皮肉なもんだ)クックック


ゴブリン軍団「恐ろしい変態女だああ」「ゴブ吉がやられちまった……」「くそー! このままじゃ親方に殺されるぞー!」


ゴゴゴゴゴ……

ゴブリン軍団「「げっ!!」」


ゴブリン親方「お前達、遅いと思ったら何をしている……そんな小童共に苦しめられておるのかあああ!」ズズウウウウウン!!

ゴブリン軍団「それが、変態女が現れて!」「ゴブ吉をイかせちまったんです!」「でも、親方なら倒せますよね!?」

ゴブリン親方「変態女~? そんなものにやられるとはお前達情けない! 俺が~~~! 殺すぅ~~~~~~~!」グホホホホホ!!



勇者「こ、こないだの女巨人ほどじゃないけどデカい奴が現れた!?」

女魔法使い「き、筋肉の密度は段違い……って感じだけど」

女戦士「周囲の者達とも、比べ物にならんぞ!」

女僧侶「すごい……」

女騎士「あ、あわわっ、新しい敵が現れたのに私おっぱい丸見え……やあんっ!」ガバッ

女魔法使い「早く鎧着なさいよ! それとも、丸出しで戦うつもり!? それで興奮する変態だもんねー!?」

女騎士「お、女魔法使いちゃんひどいー!」

女戦士「来るぞ!」

ゴブリン親方「大地震激!」ズゴゴゴゴ!!ゴゴゴゴゴゴ!!!!


勇者「うわああああああああああ!?」

勇者「うわああ! うわああ! 凄い痛い苦しい技だ……だが、それ以上に!」

勇者「おっぱいが……揺れる!!」


女騎士「周囲に自身を起こして、振動そのものを肉体へのダメージに変える技……!」タップンタップンタププププーーーンッ!!

勇者(生パイ揺れまくりっ!!!)

女戦士「うあああああっ!」ブンルンブンルン!!

勇者(ビキニアーマーと一緒にすっげー!)

女僧侶「きゃああああああ!」バインババインバイバイバイーン!

勇者(こっちもすげー! 清楚な白い服と……うおー!)

女魔法使い「げふっ! あぶっ!」ドタンバタン!

勇者「つるぺた七転八倒の図か」

女魔法使い「うるっさいっ! 殺すわよザコ男!!」




??「ここが、勇者のパワースポットだね」タッ

シュウウウウ……

ゴブリン親方「弱い、弱すぎるぞ!」

ゴブリン軍団「「俺達まで巻き添え……」」ピクピク


勇者「つ、つえーしエロい……なんて奴だ」ガクッ

女騎士「こんな姿で死にたくない……」ネトネト

女戦士「く……は……」

女僧侶「……」

女魔法使い「に、偽ザコ勇者にだまされたばっかりに……ボロボロにされて……悔しい」


ゴブリン親方「とどめだああーーーーーーーっ!」グゴンッ!!


??「これぞ……真の力!!」キュオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!


ゴブリン親方「なんだ!? う、うおっ!? パワースポットが輝いている!? いつの間にか、誰かがいる!?」

勇者「え!? あ!? な、なんだ!? さっき俺が立って何もなかったあの場所に、誰かがいる!!」



女勇者「僕は……勇者。世を乱す魔の者達を討ち滅ぼす者!」ババババッ!

勇者「はあ!? え!? はあ!? え!?」

ゴブリン親方「ぐ、ぐおおおっ!? その気品、オーラ……お前が、この時代の勇者かあっ!!」

女勇者「そうだよ!」バッ!

シュバババッババババババッ!

ゴブリン親方「う、うお、うお、うお!? どこだ!? 見えない!」

女勇者「真・勇者斬!」ズバブッシャアアッ!!

ゴブリン親方「うぎいいいいいいいいあああああああああああああああ!!」ドブフウウウウウッ!!

女騎士「い、一撃であの巨腕が切り落とされた!?」

勇者「そ、それ位俺だって! あ、でも、あれは女戦士のパワーが追加されていたし……女巨人よりもゴブリン親方の方が強いし……そんな!」


女勇者「超火炎魔法!」ゴバアアアアアアアアアアアア!!

ゴブリン親方「ぎょがあああああああああああああああああ!! 燃える! 燃える! 俺が燃えるうううう!」

ゴブリン軍団「「ぎええええええええええええええ!!」」

ボワアアアアア! ボグワアアアアア!!

メラメラメラ……パチパチパチ……


シュウウウウウ……



勇者「あのゴブリン軍団が……簡単に燃え尽きた……親方もろとも……燃え尽きた……?」

女勇者「大丈夫ですか皆さん、全体全回復魔法!!」ポワワワワッ

女戦士「あ……ああ」スック

女魔法使い「すごい……私も使えない超級魔法を……」

女僧侶「回復魔法も私より上のものを……」

女騎士「ベトベトも消えてしまったわ。すごい! ……あ、鎧つけなきゃ」ガチャガチャ

勇者「一体、一体、お前、何者なんだよ!?」

女勇者「言った通り。僕は女勇者。この世界に魔王が現れたことは世界的な事実……その魔王に対抗すべく神託を受けたのが、この時代では僕というわけだよ」

勇者「そんな馬鹿な、それは俺うわ」ムギュ

女魔法使い「あなたが真の勇者! 成程、気品が違い過ぎるわ、この偽ザコとは!」グイグイ

勇者「や、やめろー! 頭押さえるなー!」

女戦士「あの強さ、剣裁き、まさに最強……」

女騎士「本当だわ……それに、パワースポットで力を得られたのが何よりの証拠ね。それに、同情の女神様も、”勇者がこの地に近づくと現れる”……という言い伝えの通り」

女僧侶「そ、そう言えば、同情の女神様も、勇者様を”あなた”としか呼んでいません……と、言うことは……」

勇者「ち、違う! 俺も、導きの女神様から言われて……俺は、偽勇者なんかじゃない!」

女魔法使い「まだ言ってるの!? ミニチン赤ちゃん男がっ! オムツでもつけてなさい! オムツでも……うっ」



女魔法使い「最低の記憶思い出したああああ」ガックリ

女勇者「ううん……彼は、偽物ではあるかもしれないが」

勇者「お、おい!」

女勇者「ただし、貴女達を騙したというのは間違いだと思うな」

女騎士「そ、それはどういうことなの?」

女勇者「魔王が現れることで、魔物がより狂暴・強力化することがある。そういう時に、矢面に立って、真の勇者がパワースポットに立つまで勇者の力の一端を与えられる人間が生まれることがあるという」

女僧侶「お、囮ってことですか!?」

女勇者「うん……言い方が悪いとね……い、言うなら、影武者と言ったところかな」

勇者「囮……影武者……?」

女魔法使い「そう言うことだったのねー! へー! そっかそーだったのねー! そんなこったろーと思ったー!」キャハハハハハハ!

勇者「う、わ、笑うなよ!」

女魔法使い「神ってのはー、残酷よねー」

勇者「う、嘘だ嘘だ! 嘘だ! くそ、そっちこそ、偽勇者だ! 魔物が化けて、油断させる気なんだろう!」

女勇者「そ、そんなことはないよ。まあ、初対面の人間が急にこんな話をしても信じてもらえないのは当然だけれど……」

女騎士「待って勇者ちゃん。あり得ないわ。パワースポットで力を与えられたことが証拠。言ったでしょう?」

勇者「嘘だあああーーーーーーーーーーっ!」ダッ!

女勇者「あっ!」

勇者「勇者斬!」バッ!

女勇者「あぶないよ!」サッ


女騎士「軽くかわした……最小限の動きで!」

女戦士「それに比べて、勇者の動きは無駄ばかりだ」


勇者「火炎魔法!」ボウッ!

女勇者「超……は可哀想だから、水流魔法」ザバッ!

勇者「うわ!?」ザブオンッ!!


女魔法使い「相性で勝つ、と……それに、同等の下級魔法のはずなのにパワー差もすごい」


勇者「罠魔法トラバサミ(小声)!」

ガチン!

女勇者「う!? 足に……これは!?」

勇者「今だ! 隙あり! 今度こそ勇者斬!」

女勇者「防御魔法」バシッ!

勇者「うわわわわっ!?」ズルドッテーン!


女僧侶「強化された剣の一撃を生身で受けられるほどの防御魔法……!!!」



「「「これこそ、まさに、真の勇者!」」」

女勇者「たあっ! とおっ!」シュバッ!バシッ!

勇者「ゲッ! うわ!」ガクガクガク

女勇者「せいやっ!」シャビッ!

勇者「わあああっ!」ドタンゴロゴロ!

女勇者「とどめの新・勇者斬!」

勇者「う、う、くそおおおーーーーーーっ!」

女勇者「……はやりすぎだから、ストレートパンチ!」ボコッ!

勇者「ぐはっ」ドザアアアアッ!!

女騎士「勝負あり……ね」


~~~~


勇者「うううう、ううううう~~~~」ガックリ

女勇者「いや、勇者君もよくやったと思うよ?」

女魔法使い「はっ、あの程度で?」

女勇者「うん。なかなか、強いと思ったよ」

女戦士「哀れまなくて、良いのですよ?」

女勇者「そんなつもりならこんなことを言ったりしないよ。それに、僕が新・勇者斬を出すと言ってしまった時たじろがなかった、あの芯の強さは本物だ」

女騎士「よく観ているのねえ……」

女勇者「それに、見たところ貴女達もかなりの手練れ……ここにいる5人全員とパーティーを組みたいと思っているんだ」

女騎士「まあ、光栄ですわ」

女僧侶「よ、よろしくお願いします!」

女魔法使い「喜んで」

女戦士「我々を導いてください!」


勇者「ああああ……あああああ……俺の罠にはまって仲間割れもしていた4人が、あっさり結束していく……俺は、やっぱり、偽勇者……!」

女勇者「あ、あはは。いいよ。皆、そんなにかしこまらなくて。僕のことは、普通の……年齢相応の女友達としてでも扱ってくれれば///」

女騎士「じゃあ、よろしくね女勇者ちゃん」

女魔法使い「楽しくなるわね!」

女戦士「一緒に戦おう!」

女僧侶「よ、よろしくお願いします!」

女勇者「さ、さすが順応が速いね」


勇者「うううう……」




勇者(このまま村に逃げ帰るか?)

勇者(それでは生き残れない……守られながら帰ることになる)

勇者(そうしたら、恥まみれで今後を生きることになる)

勇者(じゃあ、取るべき道は一つだ)


勇者「お、俺も……よろしく。女勇者」

女魔法使い「はあ? 何タメ口利いてんのよ」

女勇者「いや、それで僕は嬉しいよ」

女魔法使い「あ、そ、そう」

女勇者「よし……ついに始まるんだ。みんなで世界の平和を守るため、戦おう!」

~~~



勇者「皆して”おー”ときたもんだ」

勇者「くっそおお……俺が偽勇者だなんて、信じられない。絶対信じない!」

勇者「何かの間違いだ。それを証明するために、俺は女勇者達と一緒に冒険をするんだ!」

勇者「それに、美女達5人との旅だ。罠魔法を使って、色々楽しんでやる!」

勇者「よおし、よおし……!」



女勇者「それにしても、喉が渇いたなあ」グビグビグビ

勇者「あ、それ!」

女勇者「?」

女魔法使い「それ、偽勇者の……モノを大きくする薬……」

女勇者「えっ、大きくする? もしかして……」ドキッ


……。


女騎士「女の子には影響ないみたいね」

女勇者「な、なんだ……」

女魔法使い「残念だったわねー偽勇者~!」ギャハハハ!

女戦士「なんだか、全てを奪われたという感じだな」

勇者「う、うー! うるせえうるせえ! そんな薬、使う気もともとなかったつーーのっ! ……ん?」


ホワンホワンホワン


同情の女神「あ、これ勇者の鎧です」ヒョイ

女勇者「え?」

同情の女神「お胸が小さくてかわいそうなので、ピッタリサイズに改造しておきました~。では」ポワン

女勇者「え? 今のは。え? 消えた……え? 胸が……えええええええええっ!?」

女戦士「小さくて……かわいそう?」ボイン

女僧侶「あ、あわわ、それは……そういう」バイン

女騎士「あらあらー、鎧に隠れてて解らなかったけど、女勇者ちゃんって……」タプン

女勇者「う。う。う……ぼ、僕、あんまり女の子らしくないって昔から言われていて……」ウウウウ

女魔法使い「……」ツルペター

女勇者「仲良くしようね女魔法使いちゃんっ!」

女魔法使い「うっさいっ!!」ガー!

第四話終わり!
お付き合いに感謝。


次の場所(ダンジョン) >>155
場所の地形的な特徴 >>156

仕掛ける罠の内容(ターゲットは女勇者のみ) >>158-159(どちらかもしくはどちらも採用))

登場するちょい役の新キャラ・新アイテム(ここのルールは以前と同じ) >>161-163

水晶の洞窟

霧の立ち込める岩山

a

>>158-159 連取りにより再安価 >>162-163で。
無論>>158-159の人のは無効。同じようなのをやれってのも無効

新キャラ・新アイテムの残りは>>165-166で

>>160

a

悪勇者
「あいつ(女勇者)に勇者の座を奪われた」と言い彼女に復讐しようとしている男。
正直、本当なのか妄言なのかわからない言動が多い
性格は卑怯でゲス野郎。あらゆる手を使う。勝てば良かろう派

女勇者「勇者の鎧装着!」カチッ


女勇者「……ピッタリだ……」


女勇者「うー、女神様とは言え体型をしっかり見抜かれていると思うと……」


女勇者「うー、うー! でも、いつかはきっと、女騎士さんみたいになるんだー!」


……ハッ


女勇者「でも、この鎧をつけているせいで、抑制されて、成長するものもしなくなるような気が……」


女勇者「い、一刻も早く魔王をたおそー!」


女騎士「ええ♪」


女勇者「げ!? いつからそこに!?」ガーーン!


女騎士「うふふふ」

水晶の洞窟~~


女僧侶「うわあ……綺麗なところ」

女戦士「ふうむ」

女魔法使い「へえー」

女騎士「水晶を傷つけたらだめよ? ちょっとでも、分子配列に大きな狂いが生じてしまい、価値が失われてしまうわ」

女勇者「そ、そうなのですね」

女魔法使い「早く来なさいよ荷物持ち~」ニヤニヤ

勇者「誰が荷物持ちだよ! 荷物は分配してそれぞれ持つことに決めただろうが!」

女魔法使い「ちっ、なによ。それは真の勇者である女勇者様の御恩情によるものでしょうが!」

勇者「それがどうしたよ、俺が荷物持ちと呼ばれる謂れはないぞ!」

女勇者「け、喧嘩はやめようよ。勇者君があのパワースポットで君達を失望させたとは言うけれど、それはつまり影武者としての役割をきっちり果たしてくれたわけだし……」

女魔法使い「わかってるけど……ちっ」

女戦士「ふうむ。いつまでもそのあたりのわだかまりを棄てられないのは君の問題だぞ」

女魔法使い「む……ぐっ」

女僧侶「も、もうやめましょうよ、ほら、珍しい水晶がありますよ」

女騎士「これは……”>>158といい>>164といい同じ奴が複数回線使って埋めて安価独占してるようにしか見えん”という名前の水晶ね」

女僧侶「え、え? ひゃ、ひゃくごじゅ……え?」

女騎士「この水晶を秘密裏に独占がなされかけた……それを批判した際に、紆余曲折あってそう名付けられたというわ」

女戦士「おかしなことですね。しかし、何にせよ独占は許せない」

女魔法使い「それも秘密裏にって、意味不明だわ。そこまでしたいわけ?」

女勇者「せっかくすごく綺麗な水晶なのに、なんだか可愛そうだね」ウズウズ

女騎士「触っちゃだめよ、あんまり」

女勇者「は、あ、ごめんなさいっ」

勇者(女勇者、ああいうのが好みか……一つ隠し持っておいて、これに罠魔法を仕掛けておくと言うのはどうだ……?)


ゴオンゴオンゴオン!


勇者「なんだ!?」

ゴキュウウウウウウウン!


女戦士「な、なんだ……う!? 洞窟が広がっていく!?」シオシオシオ

女魔法使い「ち、違うわ、体が縮んでいく!?」

女僧侶「違います、お二人が……こ、子供になっちゃってます!」

女戦士「なにー!?」

女魔法使い「あ、あわっ、ふくがあわないっ! やだっ!」

女戦士「わ、わたしも! アーマーがはずれてしまう!」ツルペター

女魔法使い「ざまあ」

女戦士「なんだと!?」

女魔法使い「ごめんなさいいまじぶんでいってむなしくなりました」クスン

女戦士「」

女騎士「あらあらー可愛いわね2人とも~」タップンタップン


勇者「一体、ど、どういうことだ!? (ターゲットは女勇者のはずなのに!? それ以前に、魔法を使っていないのに!?)」

女騎士「ここの水晶に宿る魔力がそうさせたのかしら……?」

女勇者「こ、この洞窟の水晶には、魔力が封じられたものがあると聞きましたが」

女騎士「まさに、それね」

勇者「そ、そうだったのか。2人はどうやって元に戻すんですか?」

女騎士「そうねえ、相反する力を持った水晶を使えばいいと思うのだけれど、そもそも、この水晶のうちのどれが2人を子供にしたのかわからないから……そこから何とかしないと」

女勇者「え? あ、それなら、これですよ」

女魔法使い「え!? わかるの!?」

女戦士「さ、さすがおんなゆうしゃ」

女勇者「むしろ皆さん、わからな……あ、いや、それがパワースポットで目覚めた勇者の力……というわけなのね」

女騎士「そう言うことのようね」

勇者「ぐうっ」

女僧侶「じゃ、じゃあ、相反する水晶というのを見つけるのも、簡単かもしれませんね」

女勇者「とりあえず、このあたりにはそれはないみたい。とりあえず進んでみようか」

勇者(俺が手を下すまでもなく幼女化の罠が……まさかの天然ものかよ……)

女魔法使い「ちょっとまって!? ふくはどうしたらいいの!?」

女戦士「おんなまほうつかいはローブをまきつければよさそうだけど……わたしはどうしたら……」

女騎士「まんまと魔力を浴びた罰として、はだかんぼで進むというのはどうかしら?」ニヤリ

女魔法使い「そんなー!」

女戦士「そ、それだけは……!」

勇者(ううむ、女勇者が幼女化した時の参考になるなその責め)

女戦士「けっきょく、おんなそうりょのふくをまきつけるかたちになったけど……かなりはずかしい」トボトボ

女魔法使い「はだしだし、かっこわるい~!」

勇者「で、2人が持てなくなった分の荷物持ちは俺?」

女勇者「皆で平等に分けて持とうよ。ただし、女僧侶ちゃんは腕力がない分減らすけど」

女僧侶「ど、どうも」

女騎士「でも、この洞窟にも怪物がいる筈よ。気を付けないと」

勇者(この状況で女勇者を幼女化していいものか? いや、必ずやるが、ううむ……ん?)

パアアアア……

勇者「うわ!? ちょっと待った! 光ってる! そこの水晶が急に光り始めたぞ!?」

女勇者「う、それは……」




悪勇者「ふっふっふ、女勇者、復讐の始まりだ!」コソコソ

悪勇者「修行の成果だ、陰から魔力を放って魔力の水晶を暴走させるぞ!」

悪勇者「次々パーティーメンバーを攻撃し……孤立したところで破滅させてやる! 次の標的は、あの可愛いばいんばいん少女(女僧侶)だ!」

悪勇者「あの子を、>>192状態にしてやるぜ!」

ボオオオオンッ!!

モブ(勇者)に発情した

女僧侶「あーーーーーっ!」ピカカカカカ!

女勇者「あ……もろに光をあびちゃった……」

女騎士「ど、どういう効果なの?」

女勇者「最初に見た人に……え、エッチな気持ちになる光……」

勇者「へ? 普通に、真正面に俺がいた……と、言うことは……」

女僧侶「はあっ、はあっ、あっ、ああっ、はあ、はあっ」ジュンジュンジュン///

勇者「う、うお、女僧侶ちゃんが身をよじって真っ赤になって……な、悩ましい目を俺にっ!」

女魔法使い「にもつもちさいてー」

勇者「う、うるさいな! 冷静に実況しただけだよ!」

女戦士「そんなこといってるあいだに、おんなそうりょからはなれろ! まちがいがあるまえに!」

勇者「ま、間違いって?」

女僧侶「勇者様ぁああああ!」ムギュウウッ!

勇者「おうわああああ!? 生パイが俺の顔面にぃいい! っつか脱いでいるぅうう!」ウホーーー!

女騎士「あらあ」

女勇者「わあっ!! なんて光景だっ!」////

女騎士「どうしようかしら……水晶を傷つけるわけには……早く、対応する水晶を探しましょう!」

女勇者「そ、そうですね……その水晶に、魔力を浴びせればその力が使えます」

女騎士「わかったわ! と言っても、女勇者ちゃんしかどういう水晶かわからないものね……こうなったら」

勇者「うおおお……え?」ムニムニムニ

女騎士「勇者ちゃんは女僧侶ちゃんをなんとかしつつ、2人のお守りをお願いするわ。私と女勇者ちゃんとで、奥へ探しに行ってみるわ」

勇者「えーっ!? こ、この状況で!?」

女騎士「入口近くで怪物も気配がないわ。多分……大丈夫よ」

勇者「そ、そんな……うおっ!」

女僧侶「勇者様の赤ちゃんおちんちん、私の股肉に咥え込ませたいです~~~~!」ゴソゴソゴソ

勇者「うおわあっ!!」

女戦士「ちゃんとていこうしろばかものー!」

悪勇者「女勇者は女騎士と奥へ行く……か」

悪勇者「うまいこと隠れながらついて行かねばな」ススススス



女勇者「あ、赤ちゃんおち……え?」

勇者「な、なんでもないなんでもない! ど、どうしようか……ぶっ飛ばすわけにもいかないし……うおおおお! ズボン越しに手がああああああ!」ハギュウウウ!

女僧侶「ゆうしゃさまああああ~~~~!」

女魔法使い「ゆうしゃさいていすぎ……」

勇者「そ、そんなこと言うなら、お前達も止めるのを手伝ってくれよー!」

女戦士「そ、それもそうだ」

女魔法使い「どーすればいいのー?」

女僧侶「勇者様ぁあ! ズボン脱いでくださーいっ!」ガシッ!

勇者「わあああだめだああああっ!!」




選択安価↓ どっち視点にする?

1 勇者側
2 女勇者側

勇者「だめだだめだー! ヤバいって!」ウワウワ!

女僧侶「私の事……そんなに嫌ですか?」ウルウル

勇者「うっ!」ズギューン!

女戦士「おんなそうりょ~! しょうきにもどれ~!」グググッ!

勇者「脚を掴んで引っ張っているが……子供になった女戦士じゃ引き離すパワーがないのか!」

女戦士「し、しかたがないだろう! くー! くー!」グググググ!

女魔法使い「かおまっかにするくらいちからいれてもぜんぜんだめ……」

女戦士「うるさいおまえもなにかしろー!」

女魔法使い「うん! だいかえんまほう!」ボッ!

女戦士「ぎゃああああ! わたしのしりにひをつけてどうするーーーーっ!」アギャアアアア!

女魔法使い「あ、あれ? ふつうのかえんまほうくらいのちからすらない……まりょくもこどもにもどっちゃったってことー!?」

女戦士「わたしのじょうきょうからそれくらいすいそくしろー!」ヒーヒー!

女戦士「ひがきえた!」パンパン

女僧侶「おマンコ見てください!」ガバッ!

勇者「うおああああっ! 69状態ぃいいいい! 大股開きぃいいいい!」

女戦士「や、やめろおんなそうりょー! しょうきにもどったあとひさんなおもいをするぞー!」グイグイ!

女僧侶「邪魔しないで!」ドン!

女戦士「うわあ!」ズッテーン!

勇者「うお! ド派手にすっころんで、火に焼けたケツが丸出し!?」

女戦士「え!? うそっ! わーーーーーっ!」////

女魔法使い「うわ、みじめ……」

女戦士「なんだとこの! だれのせいだとおもっている!」ガバッ!

女魔法使い「ひえ!? あーっ!」バサアアアッ!

勇者「全裸に剥いたー!!」

女魔法使い「ひええええ!」ツルペター!

女戦士「ざまあみろ!」

女魔法使い「かえんまほう! かえんまほう!」ボボボボボッ!

女戦士「ふくにひをつけるなああああ!」ボワアアアア!

女戦士「あああああ、すっぱだかになってしまったああ……」ヒイヒイ///

女魔法使い「みちづれ!」

勇者「こ、これで俺の周りには全裸美少女3人……」ゴクリギンギン

女僧侶「ああ……ちいちゃくてもわかります……勇者様のおちんちんフル勃起してます……」アハンアハン

ムギュムギュ!

勇者「うおわっ!!」

女僧侶「ズボン越しパイズリ! しちゃいます!」ムギュムギュパフ!

勇者「ぐううううぐごおおおおお! こ、これは、理性が吹っ飛ぶ……っ!!」ヒグググググ!


ピカキキキッ!


女戦士「なんだ!?」

女魔法使い「またすいしょうがひかりだしたー! ……ひとのかたちになっていくわ!?」



「……魔王様がこの世に出でた30日後。勇者は必ずこの地に訪れる。我は勇者を滅ぼしに蘇る……水晶魔人なり」



勇者「げっ! 敵!!」

水晶魔人「なんだ? 我が眠っている間に、人間は退化したのか? かような地で、服も着ておらぬものが3名も……そうか、貴様。奴隷とお楽しみ中というわけか」

勇者「いや、そういうわけでもないけど……」

女戦士「ふざけるなー!」

女魔法使い「だれがにもつもちのどれいよ!」

水晶魔人「ほう? 全裸の小娘がいい度胸をしている……滅する前に、可愛がってやるとするか……>>200




女僧侶「私は愛と肉の奴隷……!」フハアッ!フハアッ!

触手召喚

ウジィルウジゥウルルルルル

女戦士「うわっ!? へび!? いや」

女魔法使い「これがしょくしゅ!? やだきもちわるい!」

勇者「一本や二本じゃないぞ! 周囲全体を……いや、この場の地面全体から生えてやがる! うわっ!」

ニュリュリョリャリャッ!

女僧侶「ああああっ! 勇者様勇者様ぁあああああああ!」ヒアアアアア!

勇者「縛られて持ち上げられて大の字拘束股間びしょぬれー!? しかも液がダラダラ垂れているぅうーーっ!!」

女僧侶「舐めて! 舐めて勇者様ああああ!!」ヒイイハアアアーーー!

水晶魔人「猿だな……さて、他2匹はどうか?」

女戦士「うわ! うわ! くるなー!」ベシ!ベシ!

水晶魔人「そんなキックで触手を弾けるものか。開かれた股に……」

チョイチョイ

女戦士「はひっ!」ガクガクガク

勇者「股間をちょいちょいされてガクガクになっちゃってるよ……」

女戦士「う、うるひゃあいいい……!」

女魔法使い「かえんまほう! れいけつまほう! たつまきまほう!」

ボワ!コオオッ!ヒュルンヒュルン!

女魔法使い「うううう……こんなひんじゃくなのしかでないなんて……!」グスングスン

ニュグルルルルルッ!

女魔法使い「ほぐおおおおおおおおおおおっ!」ゴグウウウッ!

勇者「一気に口に押し込んだ!?」

ドッピュウウウウウ!!

女魔法使い「はぐうううううううううううう!」ゴフアアアッ!

勇者「口から溢れるくらい一気に凄い量の……白濁液発射ああああ!?」

女魔法使い「あ、かかかっ、か、かっ」バタッ

勇者「女魔法使いが白目を剥いて倒れてしまった……」


水晶魔人「ふっ、下賤な……」

ジュリジュリジュリジュリ!ジュジュルジュジュジュル!

女僧侶「あへ! あへ! あひい! あへえっ!」

勇者「あ、お、女僧侶ちゃん! 股間から尻に……割れ目の先端から先端にかけて、触手でねぶられているぅううう!?」

女僧侶「あはひっ! 勇者様見てるっ、勇者様見てるっ! うひはっ! ひひひはっ! うひひひひはああーーーーーっ!」

女戦士「や、やめろお!」ダッ

勇者「女戦士が立ち向かった! しかし、乳首とクリをいっぺんにはたかれて消沈した!」

女戦士「き、きさまいいかげんにたたかえええええ」ガクガクガク

勇者「え!? 俺が!?」

女戦士「かげむしゃとわかったとたんに、たたかうきもなくしたのか……おろかものぉ!」

勇者「う……>>204

そうだ!例え偽物だとしても俺は勇者であることは辞めない!!

女戦士「え? いや、かげむしゃ……」

勇者「行くぜ、水晶魔人! 勇者斬っ!!」グオンッ!

水晶魔人「ぐおおおおおおおっ!」ズバアアアッ!

勇者「うお、効いた!?」

女僧侶「勇者様ぁああ~~~~~~~~~~~~~!」ダラダラダラ

水晶魔人「貴様が……勇者か!」

勇者(こいつ割と頭悪いし、弱い?)

水晶魔人「水晶光線!」ワヴァヴァヴァヴァヴァ!

勇者「うわったっ! だからって油断はだめだ!」ガチイーーンンッ!!

水晶魔人「剣で受け止めたか、浅はかな!」

勇者「え……あっ! 刀身が水晶に包まれた!? そういう攻撃かよ!」

水晶魔人「死ねいっ! 水晶拳!」フオウッ!

勇者「げ、水晶だらけトゲトゲのパンチか!」ヒュッ!

水晶魔人「ふんっ! ふんふん!」ブンブンブン!

勇者「おっと! おっとっと!」ヒョイヒョイ


女戦士「なかなかの……みのこなし……!」

女魔法使い「あいつ、やるじゃん……」ゲホッゲホッ

女僧侶「あはっ! あはっ! その動きで私のマンコもさわさわしてええ~~~~!」ダラダラダラ

勇者「火炎魔法!」ボワッ!

水晶魔人「効かぬわ!」

勇者「もう一発! 顔面にだ!」

水晶魔人「無駄だ! 顔であろうと……」

勇者「今のは目くらましだよーっと!」タタッ

水晶魔人「むうっ!」

勇者「背後から膝裏を狙うっ!」ブンッ!

水晶魔人「読めておるわ!」タッ!

勇者「……と、お前がジャンプすることも読んでいる(勇者様の察知能力)!」

水晶魔人「!!!」

勇者「ジャンプして落っこちてくるのをカウンター的に利用して、水晶の剣で突き上げる!」ブオンッ!!

水晶魔人「ぐぬあ……っ!」

ドグシュカアッ!!

女戦士「敵の脚に剣を突き刺した……」

女魔法使い「凄いわ」

女僧侶「勇者様の戦いで起きる空気の流れが私のヴァギナをアナルをぉおおお!」ウヒョーーーーッ!!

女戦士「……」

女魔法使い「……悔しいけど、あいつ、結構やるわよね」

女戦士「確かに。最初の日の手合わせで、我々は自分の得意分野で勇者を叩きのめした……それきり、彼をなめ過ぎていたのかもしれん」

女魔法使い「ちっ、もう……ムカつくわー」

女戦士「ふん……ん?」

女魔法使い「あら?」

女戦士「いつの間にか、元の姿に戻っている!?」ウワッ!

女魔法使い「ふ、服! 服! 服! 服!」イヤー!

ニョロニョロニョロ

女戦士&魔法使い「「触手がいっぱいでどこにあるかわからない~~~~~~!」」ギャー!


シャッ!

グルグルグルグル!

ニュルヌルニュニュルルルウ!


勇者「うおっ!? いつの間にか元に戻ってる女戦士と女魔法使いが、女僧侶ちゃんと同じ全裸大の字拘束に!? すげー! 全部丸見え!!」


女戦士「やっぱりお前は最低だあっ!」

女魔法使い「見てんじゃないわよーーーっ!」


水晶魔人「勇者よ。そこの猿3匹は人質だ。わかるな?」

勇者「うっ」

バキイイイッ!!

勇者「ぐあああっ!」ドタアッ!

水晶魔人「我が脚にかような傷を負わせるとは……ふんっ、抜けぬ……」ググググウ

勇者「う、う……」

水晶魔人「罰だ。勇者。貴様の見ている前で、3匹に苦痛を味わわせてやろう」



水晶魔人が3人へ攻撃! それぞれ何しちゃう?

女僧侶 >>209

女戦士 >>210

女魔法使い >>211

アナルに触手をぶちこみ白濁液をボテ腹になるまで注いだ後に腹を押さえ付けて尻から白濁液を絞り出す

触手で乳首に白濁液を注ぎ込み胸が膨張&服がこすれただけで発情するように開発する

一匹くらい死んでもええやろの精神で首チョンパ

女僧侶「ゆ、勇者様!? 勇者様!? あばああーーーーーーーーーっ!!」ドキュウウウン!!

女戦士「女僧侶っ!!」

女魔法使い「……っ」ギギギッ

女僧侶「あ あ あ」パクパク

勇者「尻にぶち込……お、おいっ! やめろっ! き、金魚みたいに口をパクパクさせている……ひどすぎるぞ!」

水晶魔人「黙れ」ボグッ

勇者「ぐわっ!」

水晶魔人「しっかり見届けていろ。さもなくば、この触手の子供を3匹に孕ませる」

勇者「な……!」

水晶魔人「発せよ!」



ドッビュウウウウウウルルルルルルル!!



女僧侶「はぐあああああああああああああああああっ!」グファッ!!

勇者「やめろ……ああああっ」

女僧侶「ゆ、勇者様……」プクゥウウウウウ……

水晶魔人「腹がずいぶん膨れたな」

グニン

グルグル

勇者「なんだ!? 今度は、触手が腹に巻き付いて……」

水晶魔人「ぎゅっ! だ」

ギュッ!!

女僧侶「おげえええええええええええええっ!」ドビュブッシュウウウウウウッ!!

勇者「  」

女戦士「   」

女魔法使い「   」

水晶魔人「白い糞を噴出……猿。いや、”雌猿人間”にはふさわしいな」フフフ

女戦士「おのれっ! おのれっ! うっ!?」

ピトトッ

勇者「ち、乳首に触手の先端がぴたり……」

水晶魔人「発せよ!」

ズドッピュルルルウウウウウウウ!!

女戦士「うぐああはあああああああああああっ!!」ギュモオオオオオッ!!

勇者「う、うおおおおおおおおっ!」


女戦士「な、なな、な、ななななっ」タップ、タップ


水晶魔人「胸が驚くほどに膨れ上がったな。雌としては喜ばしいのだろう? 猿とは言え」

女戦士「き、きっさまああああ!」グイッ

水晶魔人「今のでお前は、服が擦れるだけで発情するようになった。触手の縛りに抵抗して暴れようものなら……」

女戦士「はびゃあっ!? あ、あ、あ、あっ、あううっ!」////

ジュンジュンジュン……


トロオオーーーーリ……


勇者「う、うわ……糸……」

水晶魔人「はははははははは!」


女戦士「あっ、あっ、あんっ、あんっ、あ……ひあ……お、おの、おのれ、おのれ、う、ひっ! はっ!」ビクンビクビクン!

勇者「くそお……」

水晶魔人「勇者よ。よく見ているな。我が大義名分を作ったことを感謝するが良い」

勇者「ぐっ! う、うるさいっ! う!」ギンギン!

水晶魔人「ふん。勇者がかような衆人であったとはな」

勇者「う……そ、そうだよ、俺は確かに普通の男だよ! だからお前みたいのが、余計に許せないんだよ!」

水晶魔人「黙れ、打ち伏せて見ていろ!」ブンッ!

勇者「うあっつっ!」ドタンッ!


女魔法使い「……っ、……っ」ギギギギッギギ……


勇者「お、女魔法使い……くそお、尻、胸ときて……最後は……! ん?」

女魔法使い「…………」ギギギギギギ……

勇者「どうしたんだ? 泡吹いて。目を見開いてるのは、解るけど……おい、おいどうした!?」

水晶魔人「弄ぶのもそろそろよかろう」

勇者「え? あ、あえ? あ……えっ!? お、おい、良く見たら触手が首に絡んで……まさか、おい!?」


ゴギギギギギギギ……ブチッ!



女魔法使い「 」


ゴロン、ゴロン……

女戦士「っ」

女僧侶「……っ」

勇者「うわああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

勇者「あああ……あああああ……!」

水晶魔人「ぐあはははははははっ! はははははははは!! この世界に蘇る事、これほど喜ばしいことはないーーーーーーーっ!」

勇者「く、くそ! クソ野郎!」ガシッ

水晶魔人「む!?」

勇者「死ねっ!」ボッ

水晶魔人「お……っ!?」

勇者「さっき刺した脚の剣。こいつに俺の魔力全部載せて……解き放つ! 喰らえ!! 火炎魔法!!」

ゴウオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!

水晶魔人「ぐあがあああああああああっ!! た、体内から炎が……ぐおあああああああああああああっ!」ボバアアアアアアアアアアアアッ!

勇者「笑ってる場合じゃなかっただろーーーーーーーーーーっ!!」ボギュウウアアアアアアアアアアアアアッ!!

水晶魔人「うぐぱあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」イギギギギャアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!



ボスウゥウゥゥウ……シュゥウウウウ……



勇者「勝った……うう、ううう……」

タッタッタッタ


女騎士「どうしたの何があったの!? 皆!」

女勇者「水晶は見つけたよ! ついでに悪勇者を捕まえたけど」

悪勇者「くそー! くそー! 俺という恋人を裏切った上に強制SMなんてクズ女がー!」

女勇者「うるさいなあ嘘ばっかり言って。って、わ!?」

女騎士「な、なんなの……? 無数の……触手が干からびている? さっきまでこんなの、無かったのに」

悪勇者「うおうっ!? 全裸美女と全裸美少女が……精液塗れで!」

勇者「水晶魔人とか言うやつと今戦ったんだ……」

女戦士「あぷっ、うぷっ、ひいんっ! じ、地面にいられないっ! ああんっ! ひいっ! つ、つまさきすらも、立っていることもできない! ひ、ひいいっ、ひいいっ!」タップンタップン!

悪勇者「おおーう、爆乳姉ちゃん、見事なおっぱいダンスだぜー」

女戦士「う、うるさいっ!(く、くそ! 触手のせいで、ちょっとの感触でおかしな声を出してしまう! おかしな動きをしてしまう! ひいっ!)」

女僧侶「……」ボーッ

悪勇者「こっちじゃ、ケツからトロトロ垂れ流して……ひ、ひひひっ、すげえ!」


女勇者「……待って。ちょっと待って。一人だけ、おかしくない? ……首が、ないの!?」


女魔法使い「 」

勇者「命の水で復活させるんだ!」ザバッ!

女魔法使い「 」

勇者「な、なんだ!? 体力10分の1くらいで生き返らせることのできる……だろ!?」

女騎士「え、ええ。そうよ。けれど……肉体の損傷が著しい時、稀に蘇らせることができないと聞くわ」

勇者「く、くそっ! もっと、もっとかければ!」ザバザバザバー!

女騎士「あっ、そんなにいっぱい!」

女魔法使い「   」

勇者「嘘だろ……!? お、女勇者、何とかならないのかよっ!」

女勇者「うーん……ここの水晶の力を使えば、何かできることがあるかも。もしかしたら、だけど」

勇者「お、お! ホントか!」

女騎士「あれだけ仲が悪かったのに……いい子ね勇者ちゃん」

勇者「俺も一応、勇者ですから……」

女騎士「まあ、素敵(と言いつつ女戦士ちゃんに当て身。このまま躍らせてるとかわいそうだから、気絶させておきましょう)」トンッ

女戦士「ひいっ、ひいんっ、う、ぐ……」バタッ

~~~~


女勇者「なんとか、助かったね」

女魔法使い「ありがと……」

女勇者「魔力増幅の力を持った水晶があってよかったよ」

女勇者「これで僕の回復魔法を強化して、女僧侶ちゃんを心身ともに回復させた後」

女勇者「さらに、女僧侶ちゃんの低確率蘇生魔法と命の水を強化、それにさらに僕の回復魔法を足すことによって」

女勇者「君を助けられたんだ」

女魔法使い「ふうう……はああ……はああ……」ブルブルッ

女勇者「けれど、心に負った傷までは回復できなかった。女僧侶ちゃんも、それは同……」

女僧侶「わ、私は大丈夫です(勇者様に同じことをされる想像をして乗り切りました、とは口が裂けても……)」

女勇者「よ、よかった」

女騎士「で、女戦士ちゃんは……元に戻らなかったわね……胸だけ」

女戦士「う、うう、重い! ずっしりして、重い! 体のバランスが悪い上に、アーマーがもうつけられないではないか!」タップンッ

女騎士「ちょっとのことで発情しちゃう状態が戻っただけマシでしょ……次の町でオーダーメイドしてもらいましょう」

女戦士「ううっ! 誰とも知らぬ職人に胸のサイズを測られるのかっ! いやだあ……」ウグググ

女魔法使い「……」ブルブル


女勇者「ううん……女戦士さんと女魔法使いさんは、戦線から離脱してもらわないとならないかもしれないね」

女戦士「な、なにを!?」

女魔法使い「……!?」

女勇者「女戦士さんは、分けてもらいたい程に……じゃない、体のバランスが崩れてしまったから、訓練が必要でしょ?」

女戦士「そ、そんなことは……うっ」

女勇者「女魔法使いさんは、当然。だよね」

勇者「え……あ、まあ、復活した後も震えているようじゃ」

女魔法使い「戦えないわけないでしょうこの私がっ!」グオッ!

勇者「うわ!?」

女魔法使い「さっきだって、子供になる変な力とか、女僧侶がおかしくなったりしなければ、あんな奴倒せたに決まってる!」

女騎士「あらあら」

女魔法使い「今回の事はあくまで勉強! 試練! もっと強くなればそれでいいの! 女戦士だって、すぐにそのデカパイでの戦いに慣れられるわ!」

女戦士「よ、余計なことを言うな///」

女勇者「……凄い元気だね。お見それしましたー」

女騎士「本当。勇者ちゃんに言われた途端、復活しちゃうなんてね」

勇者「な//」

女魔法使い「ちょっ! 変な言い方やめてくださいよぉおおーーーーーーーーっ!!」

勇者「あ、ああ、別に、ただ、俺の言葉に反応して力を取り戻しただけだもんな」アセッ

女魔法使い「やめろおーーーーーーーーーーーっ!!!」グオワアアアアッ!!


女僧侶(普通のラブコメ展開……足りないです)

悪勇者「で、置いてきぼりになっている俺はどうなる?」

女騎士「しばらくそこで反省しなさい。たまーに、誰か来るわよ」

悪勇者「そこでって、この石で? 縛り付けられた状態で? あのお」

女騎士「さ・よ・う・な・ら」

悪勇者「うおーーーーーーーーーーーーーっ!!」ガアアアアーーーーー!

女騎士「うふっ」

悪勇者「女騎士さんめっちゃセクしぃいいいーーーーーーーーーっ!!」

女騎士「そ、そこ?」

女勇者「まあ、実際、数日に一回は人が通るし、事の顛末を記した紙も付けてあるし、大丈夫でしょ。さ、行こ」

女魔法使い「そうね」

女戦士「早く休める場所へ……胸が重い」タップタップ

女僧侶「じゃあ、早く進みましょう!」

女戦士「そ、そうだな……む?」

勇者「大変だろうから、荷物俺が持ってやるよ」ガシッ

女戦士「君、自分から」

勇者「行こうぜ」

女戦士「……すまない、今まで」

勇者「いや……俺もいろいろやったし……そう言えば」



勇者(俺、罠魔法使ってないや)

勇者(でも、罠魔法は”安価”と呼ばれる謎の力が働いていて、一度発動を決めたら必ず使わなければならないと魔法の書にあった)

勇者(やらないとな……悪い、女勇者! そこの地面に……罠魔法!)


魔熊「がおおおーーーーーーっ!!」バッ!

女勇者「あ、怪物が現れたよ!? え?」ポワアアアン

勇者「タイミング悪っ」

女勇者「わああ!? ぼくもこどもになっちゃったー!?」ヘノヘノーン

女戦士「さっきの水晶からは遠く離れたというのに!?」

女勇者「わあ、わあ! よろいもぱんつもぬげちゃった!? ひえっ!」

魔熊「がおうっ!」バシッ!!

女勇者「ひげえっ!」ビッタンビッタンビターン!

女騎士「まあ! 女勇者ちゃんってば、ちっちゃくなったところを熊に叩かれて、そこら中にバウンドしちゃった! はだかんぼで!」

女勇者「じ、じっきょうしないでえええ……こ、このくまのせいだぁあーーーーー!」

魔熊「がう!?」

女勇者「このこのこのおおーーーーーーっ!」バキボコドガバキ!ボゴドガーーーーーッ!

魔熊「ぎごほおおおおおっ!」ボコボコキュウ


勇者(こ、子供になっても強いのかよ。いや、パワースポットで与えられた力だからか? それにしても全裸大暴れ幼女とはな……)



女勇者幼女化全裸やられ全裸大暴れ……に関し、感想タイム!
(一応ルール説明。口調や言い回しなど、キャラに合ったものに変更することがあります)

女戦士「>>228

女魔法使い「>>230

女僧侶「>>232

女騎士「>>234

安価ズレがあった場合、しつこい悪勇者の感想として採用があるかも……?

実はあの女魔王の手先かも

もう一人でいいんじゃないの?

最初に叩き飛ばされたのは一体…?

パワースポットで力をつけた以前に戻った筈なのにあのパワー…これは黒ね
彼女は確実に魔族だわ

女戦士「女勇者って……魔王の手先ではないだろうな?」

女勇者「へ!? ど、どーして!?」

女戦士「全裸で大暴れの恥知らずさが……」

女勇者「そ、そんなひどいーっ! か、かいぶつがいるから……うえーんはずかしいよーっ!」ビービー!

女戦士「す、すまない。つい八つ当たりのようなことを……」


女魔法使い「もう一人でいいんじゃないの?」

女勇者「へ!? こっちもどーして!?」

女魔法使い「なんか……品の無い女と一緒に戦いたくないと言うか……」

女勇者「ひどいひどいー!!」


女僧侶「最初に叩き飛ばされたのは一体……?」

女勇者「へ!? へ!? それがなにがへんなの!?」

女僧侶「やられるのを楽しみにしたとか……ドMですか?」

女勇者「なんでそんなこと言うのー!? びっくりしてたところを叩かれただけだよー!」


女騎士「パワースポットで力をつけた以前に戻った筈なのにあのパワー…これは黒ね。女勇者ちゃんは確実に魔族だわ」

女勇者「ぎゃぴーーーーっ!?」

勇者「いや、パワースポットで力を得たおかげで、体は子供に戻っても勇者の力を発動出来たってことになったと思うんですが」

女勇者「ゆうしゃくん?!」パアアアア

女騎士「あら、そうなのかしら……なーんて、ごめんねー。なんだか女勇者ちゃん、ロリバージョンだといぢめたくなっちゃうの♪」

女勇者「そ、そんなああああ……ちいちゃいころからこればっかり……あーんあーーん!」ビエーーーー!




悪勇者「流石に引くわ……あんな女のために俺はここまで来たのかよ……チェーンも解けたし、帰るとするか……」トボトボ

出口~~

勇者「久々の日差し、って感じだなー」

女騎士「敵もなかなか強かったわね」

女戦士「だが、この戦いで、私は今の体での戦いに慣れたぞ……」タププルッ

女僧侶(マントを巻けるほどの胸……ちょっとうらやましい)

女魔法使い「ふう……すぐ近くに町があるんでしょ? 行きましょ早く。すぐ、寝たいわ」

女勇者「ぐすん……皆の前で裸で暴れて、しかも泣いてしまった……屈辱だよぉお……」

勇者(ううむすまん)


勇者(でも……初めて、ちゃんと勇者として……いや、冒険者として、仲間達と一緒に戦えたのかもしれないな)

勇者(これから罠魔法は……使わないのも惜しいな……)

勇者(よし、パーティー全体の強化に励もう! そして、敵を余裕で倒せるようにする。その中で、エロい悪戯を仕掛けて冒険に彩を添えるんだ!)


勇者「俺たちの戦いはこれから始まるんだ!!」バッ!


女魔法使い「何言ってんの……アホ?」

第5話終わり!

いろいろハードだった……お疲れ様です。


勇者「ううむ、待てよ。それだけじゃないぞ。こういう休息の時間にも、罠魔法で楽しめる暇がある筈だ」

勇者「よーし、1人ずつ俺の部屋に呼び出そう。そして、罠を仕掛けるんだ!」



町の宿屋にて、新たな野望が発動する。



まずはバーッと罠の内容だけを募集。安価下1~10
良さげなものを選んで(組み合わせたりする場合あり)一人ずつに実行します。

あ、>>226の安価を取った人も取ってOKです
再安価下1~10

罠を張った空間内にいる人の心の声がだだ漏れになる

途中で送信してしまった
なおファラリスの雄牛は何をしても絶対に壊れない

>>243で途切れちゃったのでその分再安価↓1~7

>>240-243はちゃんと検討します

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