【安価・コンマ】続・ハーレムシミュレーター【R-18】 (999)

『Harem Simulator』

 声が聞こえてくる…



 ___もうじき、あの男の生命が尽きる。そうなれば、我らは有利になりましょう。

 ___裏切った精霊どもも、再び戻ってこよう。繋ぎ止めていた楔が消えればな。

 ___我が王、今こそ…

 ___…

 ___王よ!

 ___…

今まで出てきた登場人物については
https://haremsimulator.wiki.fc2.com/
参照

現在:第一部 アスラ10歳 第7週終了
 第一部は15週くらいを予定してます

というわけで早めに立てておく

前スレ
【安価・コンマ】ハーレムシミュレーター - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1593087865/)



 森の中を進むと、途中の空き地にラーラが待っていた。

「よう。思ったより早く戻ってきたな」

「行ってらっしゃいませ」

「うん」

 護衛の騎士と別れると、ラーラと共にバルバス領へ踏み入った。ある境を越えると、空気が変わるのがアスラにも分かった。

「聞いたか。リーアとシャナルが、あんたの子を孕んだぞ」

「! そうなんだ」

「教会で待ってるだろう。会ってやれ。…」

 歩きながら、ラーラはふと尋ねた。

「…どうした、何か嫌なことでもあったか」

「…」

 黙り込むアスラ。ラーラは、彼の肩に手を置いた。

「…ま、色々あるだろ。ここにいる時くらい、全部忘れちまえ」



 教会の前には、ミーアと、もう一人見慣れないエルフの女が立っていた。痩せぎすな若い見た目の女で、草で作った織物を胸と腰に巻き付けている。
 彼女を見た瞬間、アスラの背筋に嫌な感じが走った。

「勇者アスラ! またお会いできて嬉しいです」

「はじめまして。サナギと申します」

 エルフが頭を下げた。

「…私の息子が、貴方のお父上にお世話になりまして。今度は、私が貴方をお世話する番と思い、こちらに参りました」

 淡々と言うサナギ。物腰は柔らかいが、その目が笑っていないことに、アスラは気付いた。
 人の業。悪意。タオファから手ほどきを受けてから、彼はそういった負の感情に敏感になっていた。

「…そう。よろしくね」

 故に彼は、素っ気なく言って教会へ入った。
 中では、彼の子を孕んだ2人のエルフが待っていた。

「いらっしゃい、勇者くん。そして…」

「…わ、私たち、母になりました…」

 アスラを抱きしめるリーアに、顔を真っ赤にしてお辞儀するシャナル。

「よ、よろしくお願いします」

「うん。頑張って赤ちゃんを産んでね」

「…お茶を淹れて参ります」

 サナギが、奥へと引っ込んだ。ミーアが言った。

「お疲れでしょう。一休みして、今日の予定を立てましょうか」



「しかし、10歳で親父か。エルフで10歳って言ったら、まだまだ赤ん坊と変わりないってのにな」

「色々事情があるのよねぇ? お父さんのこととか…」

 そこへ、サナギがお茶を持って戻ってきた。長机に人数分のカップを並べると、順にお茶を注ぐ。

「いただきます」

「サナギさん、お茶を淹れるのが上手なのよ。…」

 シャナルとリーアが、カップに口を付ける。アスラも一口飲もうとして…

「…待って!」

「えっ?」

「どうしたの…っ!」

 突然、シャナルの身体が固まった。カップを握る手が、震え始める。

「手が…痺れて」

「っ!」

 ラーラは、躊躇なくカップを床に叩きつけると、アスラに駆け寄った。

「アスラ! 大丈夫か」

「変な匂いがした…オリエズマで教わった、毒の」

 言いながら、アスラは頭がくらくらしてきた。
 人の業。悪意の発露。暗殺術…どうして、こんなところで役に立つのだろう。どうしようもなく濃い、負の感情。発しているのは

「…この!」

 サナギが、腰巻きに手を入れる。引き抜いたその手には、短剣。
 突進した先は、アスラではなく、麻痺に耐えるシャナルの方であった。

「せめて…お前の子を、一人でも!」

 ところが、その手は宙で止まった。

「…サナギ」

「離して…離して!」

 長い金髪を掴んだまま、ラーラは唸るように言う。

「ジンバのこと…まだ、根に持ってたのか」

「離して! あいつの…シーヴァのせいで、私のジンバは死んだ! だから、あいつも同じ目に遭わせて…」

「ジンバは、望んでシーヴァと共に戦った…命を賭けて戦って、戦士として散った…もう、ずっと昔の話だろうが…!」

「あの日から…私の時間は、一秒だって進んでないわ! シーヴァの子を、シーヴァの目の前で殺す! シーヴァの血を引く子供は、一人残らず殺す! 自分が何をやったのか、思い知らせて」

「…もういい」

 ラーラは、溜息をつくと、サナギの口を片手で塞ぎ、もう片方の手で羽交い締めにすると、教会の出口へと歩いて行った。

「…悪い、アスラ。そこに居ろ。ちょっと、話をしてくる」

「…」

 ラーラは、もがくサナギを連れて教会を出ていった。



安価下
①残る

②追いかける

 教会は、重苦しい空気に包まれていた。

「サナギさんが…どうして」

「…」

 縮こまって震えているアスラの肩に手を置くと、ミーアは言った。

「このことは、ラーラさんが上手くとりなしてくださるでしょう。しばらくはここでお過ごしくださいね」

「…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 日中)
①聖堂でじっとしている

②図書館に行く

③サナギについて聞いてみる

④その他要記述

「…リーア、サナギのこと、知ってるの?」

「ええ…」

 リーアは、小さく頷いた。

「サナギさんは、ここにいるエルフの中でも年長です」

 シャナルが説明した。

「多くの子を持ち、孫もいるほどの年齢です。ここに来る前は、エルフの暮らす森の管理をしていた時期もありました」

「ジンバって、誰?」

「サナギさんの息子さん。末っ子よ。あの人が一番可愛がってた」

「彼は、シーヴァの下で戦争に参加しました。サナギさんは反対しましたが…本人の強い希望で。そして、戦死しました」

 シャナルは、目を閉じた。

「…サナギさんは、10年以上半狂乱でした。昼夜問わず叫び、見境なくエルフや物に当たり、任を全て解かれ、荒んだ暮らしを送っていました」

「元々は、誰にでも優しいひとだったのよ。でも、それが…」

「ある日を境に、正気を取り戻した。…戻ったと、思っていたのですが」

「…」

 アスラは、小さく口を開けた。

「…ぼくは、悪いことをしたのかな」

「アスラ様は悪くありません」

 すかさずシャナルが言った。

「あれは、サナギさんの逆恨みです。そもそも、ジンバがシーヴァ様と共に戦ったのは、彼がそう望んだから…彼は、ラーラと同じ隊にいました。ラーラは、彼が悔いなく戦士として散ったことを、誰より理解しています」

「…」

 不意に、教会の扉が開いた。

「…おう、帰ったぞ」

「おかえりなさい、ラーラ」

「…サナギは?」

 アスラの問いかけに、彼女は深呼吸して、答えた。

「…しばらく、一人で頭を冷やすってよ。探さないでやってくれ」

「…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/1日目 夜)
①一人で寝る

②誰かと寝る(今まで出てきたバルバスの女を併記)

③その他要記述



「…あら。あなただったの」

 寝室に入ってきたアルは、アスラに気付くと目を丸くした。

「また来たのね」

「うん…」

 ベッドに登り、彼の側に近寄るアル。それから、彼の表情に気付いた。

「…そう。悩みの種が、一斉に芽吹いたのね」

「…」

「私には、あなたの悩みを取り除くことはできないわ。だってそれは、あなたが生きている限り、避けられないものだから」

「ぼくは…なんで生きてるのかな」

「それを考えるのは、あなただけじゃない、全ての人の運命よ。…勇者の子なんていなくても、世界は変わらない」

「えっ?」

 どきりとするアスラ。アルは、じっと彼の目を見た。

「でも…甘く、温かく、柔らかな鎖に、生まれたときから縛られながら…それを振り解こうともがくあなたを…」

 首に腕を回し、抱き寄せ、そっと唇を重ねる。

「ん……私は、愛おしく思うわ」

「…アル」

 アスラは、ローブの下から手を入れ、彼女の平たい胸を掴んだ。

「あっ…♥ …んっ」

「んっ…」

 唇を重ね、舌を滑り込ませる。
 アルもアスラのズボンを下ろすと、ペニスを両手で掴んだ。

「んっ…ちゅ…」

「ふぅっ…んっ…」

 アルが、ベッドの上で仰向けになり、脚を広げた。ローブの裾をめくると、白い無毛の割れ目に、硬くなったペニスを添わせた。
 割れ目に擦り付けるように、腰を前後に動かす。

「んんぅ…ぁ…♥」

 つるり、するり、ぷに。裏筋を、心地よい感触が通っていく。薔薇色の包皮に包まれた陰核が、男根の凹凸に擦られると、アルは小さく息を呑んだ。

「んっ…♥」

「アル…挿れていい…?」

「ええ、いらっしゃい…」

 ほんのり湿った小さな穴に、亀頭をあてがう。

「うっ」

「ん…んっ♥」

 入り口の抵抗を越えると、するんと奥まで入った。
 もう一度、2人は唇を重ねた。

「ん…」

「ちゅぅ、んっ…♥」

 口を吸い合いながら、アスラは腰を動かした。

「んっ…♥ ん、ぁっ♥」

「はぁっ、んっ…ちゅ、んっ」

 唾液を啜る音に、膣から溢れる蜜の音が交じる。

「…っは、ん…」

 アルは、彼の頭を抱き締めた。

「こうやって、交わりながら抱けるのは、今のうちだけ…っ♥」

 耳元で、囁く。

「じき、あなたは私より大きくなるわ…その時、あなたが何者かになりたいと言うなら…ぁっ♥」

 アルの膣内で、アスラのペニスが膨らむ。

「…私は、そばにいるわ。…あぁっ♥」

 小さな女の穴に、子種を注いだ。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「…ん」

「ふぅ…っく」

 ベッドから起き上がり、アスラは伸びをした。その側で、アルが身じろぎする。
 窓から差し込む日光は、薄暗い。外は曇り空のようだ。
 耳を澄ますと、何やら作業する音が聞こえてくる。ミーアが、朝食の用意をしているのだろうか。

「…今日は、どうしようかな」

 思うことはたくさんある。でも、今は置いておいて…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
①教会でだらだらする

②狩りについていく

③石の街へ行ってみる

④その他要記述



「おはようございます」

 朝食の席で、ミーアが挨拶した。

「今日は、どうなさいますか?」

「んー…ここで、ゆっくりしてようかな」

「分かりました。何かご用でしたら、いつでも声をかけてくださいね」



安価下コンマ
01〜10 特に何も起こらない
11〜30 ラーラが絡んでくる
31〜50 アルと話す
51〜70 ミーアがおやつを出してくれた
71〜85 ジーナが遊びに来た
86〜98 花の妖精
ゾロ目 風の精霊



「…おっ」

 長椅子に寝そべってうとうとしてると、ラーラが入ってきた。

「何だ、ずっとここにいたのか」

「うん…っ!」

 横になったまま顔を向けて、ドキリとする。短い前垂れが目の前でひらひらと揺れ、籠もった匂いが鼻を直撃したのだ。
 ラーラは一切気にすること無く、上から声をかけてくる。

「天気が良くないな。明日は雨かも」

「そ、そう」

 相槌を打ちながら、ちらちらと揺れる前垂れを見る。時々腰が動くと、前垂れが捲れて中身が…

「…そんなに気になるなら、見せてやるよ」

 と、ラーラは何気ない口調で言うと、いきなり前垂れを持ち上げて白い毛に覆われた股間を露わにした。

「!?」

「前も言ったろ。好きな時に、好きなだけ見ろよ。触ってもいいぞ」

「…」

 目の前に広がる、ラーラの秘部。汗と何か別の匂いが、塊となってアスラの鼻をくすぐる…



安価下 どうする?

「じゃあ…」

 アスラは、引き締まった尻を掴んで引き寄せると、茂みの中に舌を伸ばした。

「んひっ…お、おいおい…」

「れろっ…」

 肉の裂け目に舌を挿れると、塩辛い味と匂いが口と鼻に広がった。
 流石にラーラも困ったように、もぞもぞと身を揺すった。

「舐められるとは思ってなかったぞ…もうちょい、綺麗にしてくりゃ良かった」

「ん…ぇろっ…んっ…」

「ひんっ♥」

 膣穴に舌を突っ込まれ、竦み上がるラーラ。奥の方から、とろりと蜜が溢れてくる。
 ラーラはアスラの上に四つん這いになると、ズボンを脱がせてペニスを口に咥えた。

「ん…あたしも、やってやるよ…んっ♥」

 身体を重ねて、互いの性器を口で愛撫し合う。剥き出しの亀頭を、ラーラは舌先でちろりと舐めた。

「いつの間に、こんなズル剥けて…んっ♥」

 膨らんだ赤い亀頭を、口の中で舐め回す。ぞわぞわと刺激が走り、アスラは思わずうめいた。

「あ、うぅっ」

「んん…むっ、ちゅっ♥」

 互いに準備が整うと、ラーラはくるりと身体を返し、上を向いたペニスに濡れた膣穴をあてがった。

「んっ…あぁっ♥♥」

 ずぶりと、引き締まった穴に勃起したイチモツが収まる。
 椅子を揺らさないよう、小刻みに腰を上下させた。

「あっ♥ あっ♥ アスラっ♥ あんっ♥」

 分厚い肉の壁が、肉棒を挟んで締め付ける。
 ラーラは胸当てを掴むと、毟り取るように脱ぎ捨てた。丸く膨らんだ乳房を露わにすると、ぐいと身体を倒してアスラの鼻先に突き出した。

「ほらっ、おっぱいだぞ、吸えっ……んあっ♥」

 赤く尖った乳首を、強く吸う。前歯で甘噛すると、膣がきゅうっと締まった。

「んっ…んんっ」

「っ…あっ、出たっ♥ 出たな…っ♥」

 身体をぴったり重ね、味わうようにラーラは精液を子宮に浴びた。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「あら、あらあら…」

 様子を見に来たミーアは、長椅子の上で重なって眠る2人を見て、困ったように周りを歩き回った。

「ん…ん?」

 アスラは目を覚まして…慌てて、椅子から転げ落ちた。

「うおっ!?」

 一緒に落ちたラーラも目を覚ます。
 ミーアは、おずおずと尋ねた。

「そろそろ夕食の時間ですが…今夜は、いかがなさいますか」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)
①ラーラと2回戦

②他の女と寝る(今まで出てきたバルバスの女から一人併記)

③その他要記述



 夜。アスラは教会を抜け出して森にいた。

「サナギ…どこにいるのかな」

 頭は冷えただろうか。少しは、話ができないだろうか。例えば、父の…
 頭上の月には、分厚い雲がかかっている。今にも雨が降り出しそうだ。



安価下コンマ
01〜70 雨が降り出した
71〜90 獣の鳴き声がする
91〜99 狼だ
00 穴 



 ___しと。しと。

 ___ざあぁぁぁ…



「!」

 木の葉の隙間から、雨粒が落ちてきた。いよいよ降り出したようだ。
 これ以上、外は歩けない。アスラは引き返すと、走って教会に帰った。



「おはようございます、勇者アスラ」

「うん、おはよう…」

 起こしに来たミーアに、アスラは尋ねてみた。

「…サナギって、どこに住んでるのかな」

「サナギさん、ですか」

 ミーアの顔が曇る。

「さあ、私は存じませんが…ここでは、少し前まで他の方とは距離を置かれていたようですから」

「そっか…」

 アスラは溜め息を吐いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 日中)
①戦闘訓練

②図書室に行く

③石の街に行く

④その他要記述

今日はこの辺で

あんまり埋めたくないしキャラ案は前スレに投げてほしいかな

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___バルバス!? またバルバスだと!?

 ___エルフに誑かされたのよ、きっとそうに違いないわ!

 ___…狭間の森に、やけに狼が増えた気がする…



「…」

「…」

 棍棒を担いだラーラに、長剣を差して弓矢を背負うシャナルに挟まれて、森を歩く。

「石の街の奴らは、シーヴァに対して特に因縁が無いような奴らだ」

「しかしそれは、アスラ様に対して特に思い入れ、味方する理由も無いということです」

「でも、敵意があるようなのは、ここに入れないんでしょう?」

「肉体がある連中はな。…精霊には、壁なんてあって無いようなもんだ」

「! 精霊がいるの?」

「シーヴァに味方しなかったような手合がな」

「ヒトからかけ離れた姿の者もおります。逆に、人間と見分けのつかないような者も。くれぐれも、見た目に惑わされぬよう」

「…」

 一際高い木々の間を通ると、不意に視界が開けた。

「!」

「着いたぞ」

 目の前には、一面の草原。そこにぽつぽつと立っている、小さな石の塚。よく見ると、塚だけでなく穴もある。少しだが、木でできた建物もある。統一感の無い住処が、道路もない草の上に、無秩序に散在していた。

「石の街です」

「街? 街って、こういうものなの…?」

 きょろきょろと周囲を見回す。昨夜雨が降ったせいか、辺りはしんと静まり返っている。
 ふと、石の小山の一つから、何者かが顔を出した。それはこちらに気付くと、足早に近寄ってきた。

「誰だ!」

 剣の柄に手をかけるシャナル。相手はアスラの前にやってくると、その場に跪いた。

「勇者シーヴァの息子、アスラどのとお見受けします」

「そうだよ」

 深く頭を下げる。
 それは、灰色の狼女であった。ふさふさした灰色の髪を長く伸ばし、尖った耳を上に向けている。やけに肩幅の広い身体を、白い毛皮のマントですっぽりと覆い、背中に2本の長剣を背負っている。

「キママ、と申します。アスラどの、お会いできて光栄です」

「キママ…ああ、そうか。シーヴァの下で切り込み隊長やってた、元剣奴の」

 ラーラが手を叩く。シャナルは、剣から手を離した。

「…そうか。確かに、あんたは森には居づらいか」

「…然り」

 キママが頷く。それから彼女は、アスラの方を見た。

「よろしければ、私がこの街を案内しましょう」



「この街には、多様なバルバスが暮らしております」

 塚の間を歩きながら、キママは説明した。

「このように、多くは石を積んだ家に住みますが、中には穴を掘って暮らすものも、森から採ってきた材で家を造る者もおります」

「ん、おっ」

 向こうから、一人の少女が近寄ってきた。黒髪をおかっぱに切り揃え、頭に一本の小さな角が生えた、赤い着物を着た、10歳にも満たない見た目の幼女だ。

「…お前がアスラか」

「君は誰?」

「クトゥア。…」

 クトゥアと名乗る少女は、何も言わずもぞもぞしながら、アスラを見ている。

「…一緒に来ますか」

「っ、余計なお世話だっ!」

 キママの提案を撥ねつけると、クトゥアは逃げるように走り去っていった。
 入れ替わりに、一人の女がやって来た。

「えぇっ!?」

 アスラが驚いたのは、まずその女が地面から少し浮いた状態でふわふわと飛んできたこと。そして、青みがかった肌に、膝上まであるブーツに長手袋だけを身に着けて、形の良い乳房や毛穴すら無いつるりとした秘部を丸出しにしていたからだ。

「あぁんっ♥ 会いたかったわぁ…♥」

 女はアスラの前に着地すると、太腿を擦り合わせ、肩を縮めながら言った。

「はぁっ、ミドナよ…あたし、淫魔なのぉ…はぁっ♥」

「あ、アスラだよ…」

 淫魔なら、このとんでもない格好もまあ納得がいく。しかし、それにしてはミドナは、股間の割れ目を隠すように脚をぴったり閉じているし、腕で青紫の乳首を隠したそうにもじもじしている。何より、微笑みを浮かべる彼女の目には、薄っすらと涙が浮かんでいた。

「…恥ずかしいの?」

「あぁんっ♥ そう、その通り…恥じらいこそ、乙女を美しくする…だから、もっと見てっ♥ …やぁんっ、見ないで…ち、違うの、見て欲しいのっ…♥」

「…行きましょう」

 くねくねと悶えるミドナを置いて、キママは歩き出した。

「この辺りは、まだ人間に対して友好的な種族が主です。…あちらを」

 指差す先には、険しい岩山がそびえ立っている。

「竜の山です。あの山に近づくほど、危険が増すとお考えください。お渡りの際は、必ず私やラーラなど、戦える者にお声を」



 一軒の木の小屋の前で、キママは立ち止まった。

「これはまだ空き家です。石の街では、こちらに泊まられると良いでしょう」

 と、空を見上げて言う。

「…そろそろ日暮れです。森に戻られますか、それともこちらで?」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)
①森に戻る

②街で過ごす



「…お、教会に戻るか」

「うん」

「では急ぎましょう。夜は、野生の獣が出ます」

 3人は、教会へと急いだ。



「おかえりなさいませ。石の街は、いかがでしたか」

「色んなのがいたよ」

 ミーアに報告すると、彼は寝室へ入った。森や街を歩き回って、今日は疲れた…



安価下コンマ
01〜30 特に何も起こらない
31〜40 ミーア
41〜60 ガンシュテナ
61〜80 クトゥア
81〜98 ミドナ
ゾロ目 ???



「…はぁーっ♥ …はぁーっ♥」

 ぎぃ…
 ゆっくりと寝室の窓が開くと、中に滑り込んできた者があった。
 青みがかった肌、白く長い髪、黄色い瞳。均整の取れた肢体には、黒革のコルセットにブーツとロンググローブのみを纏い、美しい乳房や陰裂を曝け出している。

「あぁ、アスラ様、アスラ様ぁ…♥」

 彼女は、寝息を立てるアスラの顔を跨ぐと、大きく脚を広げてしゃがみこんだ。

「あぁんっ♥ アスラ様、見て、あぁん見ないで、ううん見てっ、おまんこ、あたしの、おまんこぉっ♥♥」

 くねくねと腰を揺らすと、滑らかな大陰唇がくぱくぱと開き、中からとろりと愛液が滴り落ちた。紫色の包皮の中から、真珠のような陰核が顔を出す。

「あぁ、ああぁっ♥ おまんこ汁、お顔にかかっちゃ…」

「…ん」

「!!」

 とうとう、アスラは目を覚ました。暗闇に慣れた目が、至近距離でぱくぱく蠢く肉の裂け目を捉えると、彼はベッドから転げ落ちた。

「うわあっ!?」

「あぁん♥ 起きちゃった…」

「誰…あっ、確か、ミドナっていう…」

「! 覚えていてくださったのね!」

 ミドナが指を鳴らすと、火の点いた蝋燭が数本現れ、彼女の周囲を漂った。
 明かりに照らされ、ミドナが艶かしく身体をくねらせる。

「アスラ様…あたしを、見て…恥ずかしいところ、見て…っ♥♥」

 大きく足を広げたまま宙に浮かび上がる。片手で形の良い乳房を掴み、もう片方の手でつるつるの割れ目を開く。
 アスラは寝間着のズボンを脱ぐと、ペニスを掴んだ。

「あぁ、んっ♥ 見て…見ちゃ嫌…違うの、見て…はっ、恥ずかしいよぉ…」

 乳首を指先で勃たせ、膣穴に人差し指を挿れる。ミドナは青い顔を更に濃く染め、黄色い目に涙を浮かべながら、アスラに痴態を見せつける。
 アスラは、硬くなったペニスを掴んだまま、じっとそれを見守る。気がつくとその手は、いつもしてもらっているように、前後にペニスを扱いていた。

「はあぁ…んっ♥」

「…」

 アスラに小ぶりなお尻を向け、ふるふると左右に揺らす。柔らかそうな太腿の間で、肉の割れ目がちょろちょろと蜜を漏らす。

「…はっ、あぁっ」

 陰嚢がぞわりとした。手の中で射精しそうになり、アスラは思わずペニスをぎゅっと掴んだ。

「!」

 それに気付いたミドナは、ぴょんと後ろ飛びに彼の上に飛び乗ると、ペニスを掴む手を引き剥がした。そして

「んっ♥♥ ……はあぁんっっ♥♥♥」

 とろとろに蕩けたおまんこに、するんとペニスを収めた。
 奥まで入る間もなく、アスラは射精した。

「ああぁぁっ…ザーメン、アスラ様の、ザーメンぅぅっ♥♥」

 ベッドの上で背面に繋がると、ミドナは大きく脚を広げて、上下に腰を動かした。

「あぁ、はっ、あぁっ」

「あんっ♥ あぁんっ♥」

 ミドナの膣に精液を流し込みながら、アスラは後ろから彼女の乳房を掴んだ。

「ああぁんっ♥♥」

 後ろ手にアスラの首にしがみつくと、ミドナは何か呪文のようなものを呟いた。
 次の瞬間、2人の目の前に、大きな鏡のようなものが現れた。

「…んああぁぁっ♥♥♥」

「うっ!?」

 少年の手の中で、くにゃりと変形した2つのおっぱい。まだ細い少年のペニスを奥まで咥え、だくだくと汁を漏らすおまんこ。全て鏡に映った瞬間、膣が凄まじい力で締まり、アスラのペニスに隙間なく絡みついた。

「あぁ、あっ!」

「はぁんっ、まだ出るのぉっ…♥♥」

 既に満杯のミドナの膣に、更に精液が注がれる。
 不意に、ミドナが太腿をもじもじと擦り合わせた。

「あっ…あっ、やっ♥」

 大股を開いては、躊躇うように閉じるのを繰り返す。やがてぎゅっと目を閉じると、ミドナは言った。

「…脚を掴んで、広げて」

「う、うん」

 言われた通り、すらりとした脚を大きく広げると、彼女の腰ががくがくと震え始めた。

「あ、あっ、あっ…出る、出ちゃう…♥」

 深呼吸すると…かっと、目を見開いた。そして、鏡に映る自分の秘部を凝視した。
 次の瞬間

「おしっこでちゃうぅぅっっっ…♥♥♥♥」

 勢いよく噴き出したおしっこは、綺麗な放物線を描いて鏡にぶつかる。それは鏡面を邪魔すること無く、波紋一つ残さず吸い込まれていく。故に、大きく開かれてひくひく動く秘部から、たっぷりとおしっこを漏らす様が、最後までくっきりと映し出された。
 盛大にお漏らしする様を見ながら、ミドナは激しく絶頂した。

「んあああっ♥ おしっこっ♥ おしっこみちゃやっ♥ やらあぁっ♥♥ おひっ♥ あっ、ああぁぁっ…♥♥♥♥」

「あっ、まっ、ああっ、あああっ!!」

 きつく絡み付き、激しくうねる膣に、アスラはまた精液を吐き出した。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠

今日はこの辺で

ミドナはもう>>1がやりたい放題するためのキャラですね



「おはようござ…あ、あら?」

 ベッドの上でぐったりするアスラを見て、ミーアが首を傾げる。昨夜、ミドナが派手にぶちまけた尿は、彼女と一緒に跡形もなく消えてしまった。
 アスラが、目を覚ます。

「う、うん…おはよ…」

「大丈夫ですか? 朝食、ここに運びましょうか?」

「…そうしてくれるかな」

 ぼんやりした頭のまま、アスラは頷いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
①武術の訓練

②魔術の練習

③森を散策

④その他要記述



「…あっ! こんにちは」

「あら」

 図書室に入ると、机の上で何か作業をしていたガンシュテナに、椅子に座っていたアルが顔を上げた。
 机から飛び降りると、ガンシュテナがとことこと近寄ってきた。

「本を借りますか? 言ってくれれば、良さそうなものを持ってきますよ」

「そうだな…」



安価下 どうする?

(主人公が存在だけでも知ってないと言及は不可)



「エルフについて書かれた本は無いかな」

「エルフですね。よいしょ…」

 奥から梯子を引っ張ってくると、よじ登って一冊の本を持ってきた。

「…取り敢えず、最初にアルさんが書いた本です。他にもありますけど、これから読んでみてください」



 原初のバルバスは、まず概念や自然現象から始まった。それから少し遅れて、自然物の精霊化が始まった。木や水、土や鉄といった物質が、人の姿を得た。その中でも、風や植物のバルバスが人と交わって生まれたのが、エルフや小人の始祖らしい。そこから、人寄りになると小人へ、半々から精霊寄りに進むとエルフへ進化する。精霊寄りのエルフは特に魔術の素養が高く、強い魔力が肌に沈着して灰色に染まる。リーアのような、ダークエルフと呼ばれる種族がそれに当たる。
 エルフは、精霊に近い種族にあって、人には友好的であることが多い。寧ろ、精霊に近いからこそ、人間との絆が自らの身体の形を留める楔となるのだろう。
 エルフは、極めて長寿だ。100年単位で生き、基本的に見た目が老いることは無い。故に、時間に概念も人間とはかけ離れている。そこから、人間との軋轢が生じることがある。他の種族でも起こりうることだが、特にエルフはこだわりが強く、一度思い込んだら10年単位で固執するそうだ。

「…だから、サナギは」

 自然の精霊を祖にするため、エルフも森や川辺などの自然に暮らす。建築は最小限に、葉や枝を寝床に、採集した野菜や果物、狩猟で得た肉を食べる。調理も最小限だという。ただ、木や骨を作って道具を作り、作業を効率化する考えは持ち合わせているようだ。

「…こんなものかな」

 本を閉じる。ここから先は、著名なエルフや大きな出来事が中心に纏められている。またの機会に読むとしよう。



「あ、返却しますか」

「うん」

 本を受け取ると、ガンシュテナは瞬きしながら言った。

「…と、ところで、今夜はどうしますか」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)
①一人で寝る

②誰かと寝る(今まで出てきた狭間の森の女を併記)

③その他要記述

1

「今から石の街だと? 駄目だ。日没後の森は危険だし、向こうまで辿り着ける保証もないんだ。運良く着いたとしても、あの街自体教会の周りほど安全じゃないんだぞ」

「ちぇ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)
①一人で寝る

②誰かと寝る(今まで出てきた狭間の森の女を併記)

③その他要記述

>>67含めて3つとしよう





「おやすみなさいませ」

「おやすみ」

 寝室に入ると、蝋燭の火を消した。



安価下コンマ
01〜30 特に何も起こらない
31〜40 ミーア
41〜60 ミドナ
61〜80 ガンシュテナ
81〜98 アル
ゾロ目 ???



 ___ぎぃ…

 ゆっくりと、寝室の扉が開く。入ってきたのは、紫のローブを纏った少女、アル。

「私が、こんなことをするなんてね」

 自嘲気味に言いながら、静かにベッドによじ登る。ゆっくりと毛布を剥がし、ズボンを下ろす。
 まだ柔らかいペニスが露わになると、ローブの裾をたくし上げた。

「…んっ♥」

 白い割れ目を、ペニスにあてがい、ゆっくりと腰を前後に動かす。
 柔らかな二つの膨らみが、肉棒を挟んで擦る。

「ん…ぁ、んっ♥」

「…んぅっ」

 アスラが、眠ったまま身じろぎする。アルは、ぐいと腰を押し付けた。

「はっ、ぁっ♥」

 ほんのり硬くなったクリトリスを、裏筋に擦り付ける。しっとりと、薔薇色の粘膜に蜜が滲み、ペニスを濡らす。
 肉棒が固くなると、アルは片手でそれを持ち上げ、先端を自らの入り口に誘った。

「はぁ…んっ♥」

 みちみちみち…
 処女の穴をこじ開けるように、ゆっくりと肉棒がアルの膣に沈んでいく。

「はぁっ…あっ、あ…んぁっ♥」

 奥まで入ると、アルはほっと息を吐いた。

「はぁ…アスラ…あっ&♥」

 膣内でペニスがぴくんと跳ねると、アルは押し殺した嬌声を上げた。

 膣内で、膨らんだりしぼんだり、時々ぴくんと震えるアスラを感じながら、アルは彼の寝顔を見つめた。

「…シーヴァの息子。あの、不器用な男が、よく子供なんて作ったものね」

 前髪を、そっと掻き分ける。

「生まれたての仔猫のように…不器用で、愚かで、恐れ知らずで…真っ直ぐな男だったわ」

 その額に、そっと口付けする。それから、今度は唇に。

「ん…でも、人々の願いを、たった一人の息子にすべて押し付けるのは、いただけないわね…」

 眠るアスラの胸に両手を置き、深呼吸する。

「すぅ…ふぅ…」

 目を閉じ、お腹で息を深く吸い、そして吐く。

「すぅ…っ、んっ…はぁ…あぁ…あっ…♥」

 びくん。アルの肩が震える。と、アスラの腰が小さく跳ねた。

「すうぅ…っ…はぁ…っ、あっ、ああっ♥」

 暖炉にふいごで風を送るように。自らの『女』に風を吹き込み、欲情の炎を焚き上げていく。

「ふぅっ、んっ、ぅぅっ♥ …はああぁっ♥ あぁんっ♥」

 甘い声を上げながら、アルはアスラの耳元で囁いた。

「アスラ…」

「はぁ…はぁっ」

「淫らな夢を…んっ♥ 見てるのね…このまま、気持ちよく…」

 息を深く吸い、下腹部に力を入れる。

「んんっ♥ ……お漏らし、しちゃいなさい…♥」

「っっっ…」

 びく、びく、びくん。アスラのペニスが、繰り返し跳ねる。熱く、どろりとした精液が、アルの子宮へどくどくと流れ込む。

「あぁ…んっ…私…あなたの、母親に…」

 そこまで言って、はっと息を呑む。

「…ち、違う。あなたの子の、母親に…」



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が1で妊娠

今日はこの辺で

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___ようやく、バルバスの期間も終わりか。

 ___いっそ、バルバスの連中に襲われでもしないかしら。そうすればあいつらを堂々と追い出せるのに。

 ___オリエズマ、バルバスと来れば、次は我らの…



「ん…ふぁ…」

 起き上がって、伸びを一つ。一人で寝る機会も、少し増えた気がする。気がするのだが…

「…何か、だるい」

 夜通し女を抱いた後のような疲労感が、彼の身体に残っていた。

「…ま、いいか」

 ベッドから降りて、服を着替える。向こうから、足音が近づいてくる。ミーアが起こしに来たのだろう。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 日中)
①教会でだらだらする

②森を散策する

③石の街へ行く

④その他要記述



「…おや、勇者どの。ごきげんよう」

 石の街に着くと、キママが出迎えてくれた。

「先日、街の案内はいたしましたが、本日はどちらを見ていかれますか」



安価下1〜3でコンマ最大 どこに行く?
①布のかかった木の小屋

②小さな石の洞穴

③地面に空いた穴

④その他要記述(誰が住んでるかも併記できる)
バルバスの住人は https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%B9 参照

「えーっと…」

 きょろきょろと辺りを見回し…目に付いたのは、高い針葉樹。平地にぽつんと立つ背の高い木の上に、木の葉でできた巣が載っている。

「じゃあ、あそこに」

「承知しました」

 キママは頷くと、アスラの前に立って木のところまで歩いた。



 木の根元まで来ると、キママはマントの中から片腕を出して、コンコンと木の幹を叩いた。アスラの腰ほどもある太い腕が幹を打つと、木はぐらぐらと揺れた。

「だ、大丈夫なの……!?」

 突然、ばさりと音がして、巣の中から何かが飛び立った。それは空中をぐるりと旋回すると、ひらりとアスラの目の前に降り立った。
 派手な女だ。セミロングの髪は、一房ごとに色の違う極彩色の七色で、肘から先は羽毛に、膝から先は鱗に覆われ、それぞれ緑の差し色の入った真っ赤な翼と、鋭い鉤爪になっていた。どうやら、ハーピーの類のようだ。まともな服は着れないらしく、意外と豊満な肢体にはボロ布を雑に巻き付けてあるばかりだ。
 彼女はアスラを見ると、嬉しそうに声を上げた。

「シーヴァ…シーヴァ、ひさし…ぶり、だ!」

「シーヴァは、ぼくの父親だよ。ぼくはアスラ」

「あす、ら…? シーヴァじゃ、ないのか」

「これはリーリレウ」

 キママが、腕をマントの中に戻しながら言った。

「勇者シーヴァとは、何らかの関わりがあったようですが…詳しくは、分かりません。悪い関係ではなかったようです」「見ての通りのアホだからな!」

「ん? 今、何か言った?」


「!! …い、いえ、何も」

 右肩をもぞもぞと動かしながら、キママが取り繕う。
 リーリレウは、アスラに言った。

「じゃあ、アスラ…? リーのとこ、来るか?」

「来るって、どうやって…」

「こうだ!」

 高らかに言うと、リーリレウはその場に飛び上がり…突然、アスラの両肩を掴んだ。

「うわっ!? …あっ、ああーっ!?」

 翼をはためかせると、リーリレウはアスラを掴んだまま、空高く飛び上がった!



「…着いた!」

「っ! は、はあっ…」

 分厚く敷かれた葉の上に立ち上がり…すぐに、座り込む。
 身を乗り出すと、遥か眼下に石の街が見える。

「う、うわぁ…」

「ここが、リーの家、だ!」

 翼を畳み、ひょこひょこと近寄ってくるリーリレウ。揺れない歩き方を心得ているらしく、アスラがじっとしていると彼女が歩いても、木は少しも揺れない。
 深呼吸して辺りを見回すと、意外と巣は広く、ふわふわした獣毛のベッドや、隅の方には何かの石が置いてあった。

「こ、ここで暮らしてるの」

「そうだ。…」

 言いながらリーリレウは、ベッドの上に移動すると、その場にしゃがみ込み、前屈みになって翼を突いた。

「…?」

「交尾、する、ぞ!」

「…」

 お尻を突き出して誘うリーリレウ。アスラは、急に冷たい感情が浮かび上がるのを感じた。

「…どうして?」

 誰も彼も、子作りのことばかり。勇者の子などいなくても、世界は何も変わらないという。だったら、どうして…
 ところが、彼女の答えは簡単だった。

「リーには、夢が、ある。…お前の子と、リーと、お前と、空を、飛びたい!」

「えっ?」

「3人で、空を、飛びたい! 何でか分からないけど…お前との、子供が、ほしい!」

「…」

 アスラは…頷いた。

「…うん。じゃあ、交尾しよう」

 ズボンを脱ぎ、ペニスを取り出す。そろそろとリーリレウの後ろに移動すると、腰に巻いた布は緩んで、ふさふさした赤毛に覆われた割れ目が丸見えだ。
 その割れ目に、亀頭をあてがうと、のしかかるように腰を進めた。

「ん…」

「んっ…♥」

 つぷ、つぷ、つぷ。狭く小さな穴に、ゆっくりとペニスが沈む。膣穴には違いないのだろうが、どうにも他の女と感触が違う。弾力のある粘膜が、全方向からアスラの締め付けてくる。

「乗って、奥まで、入れていいぞ…っ♥」

「こう、かな…?」

 背中にしがみつき、両脚を床から離して彼女の腰を挟み込む。体重が、ペニスの先端から彼女の膣奥にかかり、膣がきゅぅっと締まった。

「はぁっ…♥」

「ふっ…ふっ…」

 ぎこちなく腰を揺する。木が揺れるのも気付かず、性器を擦り合わせる。

「あぁ♥ 激しくして、いいぞっ♥」

「そう、言われても…っ、あっ、出るっ」

 狭い膣穴に、精液が流れ込んだ。射精しながら、今更のように自分が今いる場所を思い出し、アスラはごくりと唾を呑んだ。



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「…し、死ぬかと思った」

 地面に降り立つと、アスラはその場に座り込んだ。揺れない地面が、こんなに頼もしいとは…

「おかえりなさいませ。もうじき日暮れです。森に帰られるなら、すぐに発たないと」

 キママの言葉に、震えながら頷いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 夜)
①リーリレウと2回戦

②石の街で過ごす

③狭間の森に帰る

④その他要記述



「では、こちらでおやすみください」

 先日案内された小屋に入ると、中には簡素なベッドに机、手つかずの蝋燭に燭台が用意されていた。
 ベッドに横になると、まだぐらぐら揺れている気がする。

「おやすみ…」

 目を閉じると、あっという間に眠りに落ちていった。



安価下コンマ
01〜30 何も起こらない
31〜50 キママ
51〜70 ミドナ
71〜85 魔人
86〜98 ???
ゾロ目 キママ?



「…勇者どの、御免」

 ドアを開けて入ってきたのは、キママ。太い腕で布団を捲ると、すやすや眠るアスラの上に跨った。
 ズボンを脱がし、寝ながらに勃っている肉棒を取り出すと、マントを少しだけ捲った。下に履いているのは、紐と小さな布でできたビキニパンツだ。

「…最初に決めたことだろう。勇者の血筋を残すのだと」

 誰かに言い聞かせるように呟くと、パンツのクロッチをずらし、秘部にペニスを押し当て…

「…っ、くっ」

 ずぷり。膨らんだ亀頭が膣穴を通ると、キママは小さくいきんだ。ぬるりと、赤い血がペニスを伝う。
 苦しげに息を吐きながら、腰を上下に動かした。

「ふぅっ…はぁっ…」

 腰が下に落ちると、肩がびくんと跳ねた。風もないのに、マントがひらひらとはためく。
 だんだん、腰の動きが速くなってきた。それにつれて、声に甘いものが混じってくる。

「んっ…ふっ…はぁ…あっ♥」

「…っ」

「はぁ…勇者どの、ゆうしゃ、どのっ♥」

 いよいよ腰が速まる。ばさばさとマントを揺らしながら、キママが腰を振る。

「あぁっ♥ ゆうしゃっ…あんっ♥ …シーヴァ、様ぁっ♥♥」

「っ」

 アスラが、身じろぎする。と、キママの膣内に、どくどくと精液が噴き出してきた。

「あ、ああっ…出た…ぁっ♥」

 膣内を満たす熱い液体を感じながら、キママがふるりと身体を震わせる。

「これで…シーヴァ様の、お役に…んっ♥」



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「…おはようございます、勇者どの」

「ん…」

 ベッドから起き上がると、キママがベッドの脇に立っていた。
 外は、よく晴れている。暑いくらいだ。

「もう、朝…?」

「はい。私の暦が正しければ、新しい週の始めかと。次は、どちらへ向かわれますか」

「うーん…」



安価下3票先取 どれにする?(第一部 9/15周目)
①クリストラ

②タルスム

③オリエズマ

④バルバス

サトン(バルバスと接していないので選択不可)

そして今夜はここまで

安価下

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___流石に、外との行き来も増えてきたな。

 ___食べ物や物資を調達したり、新しい女を連れてきたり…どこも必死ね。

 ___…あの勇者は、後宮の外へ出たいとは思わぬのだろうか?



 馬に乗って迎えに来たシュルーラの後から、付いてくるもう一頭の馬を見て、アスラは声を上げた。

「シャールー!」

 思えば、バルバスへは馬車で来たから、彼女はクリストラ領で留守番だった。
 シュルーラは馬から降りると、言った。

「お待たせ! 君がウチに来るって聞いて、クリストラ領から連れてきてもらったんだ。さ、乗りな!」



 宮殿に着くと、例によって大勢の女たちが、列を成して出迎えた。
 馬上のアスラに歩み寄ってきたサーラは、彼の姿を見て言った。

「おかえりなさいませ。…まあ、大変『お汚れに』なって」

 馬から降りたアスラを、ハマムの方へ誘う。

「さあ、身体を清め、疲れを癒やしてくださいませ。奥の間で、お食事をご用意いたしましょう」



「あ゛あ〜…」

 石の台から、頭だけ出してうつ伏せに横たわるアスラの腰を、マハーリヤの手がぐいぐいと押す。

「ほんの一月で、ずいぶん凝ったわねぇ〜」

 マッサージしながら、マハーリヤが嘆息する。

「それに、とっても身体が大きくなったみたい。男子三日会わざれば刮目して見よ…って、オリエズマのことわざだったかしらね」

「頭を失礼しますね…」

 シャーメイが、彼の頭を泡で洗う。細い指が彼の頭を刺激した。

「剣だの魔法だの、たくさん勉強してるって聞いてるわよ。お疲れねぇ」

「うん…」

「ここにいる時くらいは、のんびりして行きなさいな。ねえ、シャーメイちゃん?」

「いつでもお待ちしております。…」

 頭に湯を掛け、泡を流す。
 マハーリヤが、背中をぽんと叩いた。

「さ、マッサージはおしまい。向こうで宴会の準備をしてるわよ」

 指差すのは、奥の部屋。以前、双子と交わった所だ。
 裸に腰布だけを巻き、香の立ち込める薄暗い部屋に入ると、そこには機織りのウィムと、踊り子のシュヴェが、絨毯の上に座って待っていた。

「! …」

「勇者様、お久しぶりですぅ…」

 2人の間に座ると、ウィムが耳元で囁いた。

「…ウィムと、シュヴェ。お腹に、ゆうしゃの赤ちゃん、いるよ」

「!」

「そ、そういうことです…」

 真っ赤な顔を、そっと伏せるシュヴェ。ウィムは、にこにこと嬉しそうだ。
 そこへ、料理が運ばれてきた。焼いた肉に、平たいパン。スパイスの効いたスープに、果物もある。更に遅れて、楽隊に踊り子たちも入ってきた。
 最後に入ってきたサーラに、彼女の連れる一人の幼女が、彼の前に両手を突いて頭を下げた。

「遅ればせながら、サーラでございます。こちらは、我が娘のリリカ」

「よろしくおねがいします!」

 頭を上げてにぱっと笑うリリカ。母親と同じく、踊り子の服を幼い身体に纏っている。

「では、宴を始めましょう」

 サーラが手を叩くと、楽隊が演奏を始めた。それに合わせて、踊り子たちが腰を振り、艶めかしいダンスを始めた。
 シュヴェとサーラが料理を取ってアスラの口元に運び、ウィムとリリカがアスラの両腕にしなだれかかってくる。

「さあ、たんと召し上がれ…」



 半分ほど料理が片付いたところで、踊り子たちが一斉にビキニトップを外し、乳房を露出した。大小さまざまなおっぱいを揺するように腰を振ると、サーラが彼の腰に巻かれた布を解き、もう硬くなったペニスを取り出した。
 踊り子たちが、アスラを取り囲む。それから巻きスカートの結び目に手をやると、ふわりと解いて広げた。

「!」

 広げたスカートを羽のように振り、つるつるの秘部を彼の周りでくねらせる。腰に巻かれた鎖や、金の腕輪が、ちゃりちゃりと音を鳴らす。
 ウィムが、耳元で囁いた。

「…誰でも、好きな娘と、していいよ♥」



安価下 誰にする?
シュヴェ以外の踊り子(https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%A0%E3%81%AE%E8%B8%8A%E3%82%8A%E5%AD%90%E3%81%9F%E3%81%A1 参照)、サーラ、リリカから選択

 手招きすると、一人の踊り子が彼の前に膝を突いた。

「僕を呼んだんだね?」

「うん」

 背が高く、引き締まった身体つきで、黒髪を短く切っている。端正な顔立ちは、美少年でも通じる中性的なものだった。
 整った顔に隠しきれない欲情を浮かべながら、彼女はアスラの腰に跨った。

「リタだ。…はぁっ…♥」

 勃起しても小さなペニスが、じゅぷりと派手な水音を立てて、彼女の膣に入っていく。リタは恍惚の表情で、腰を振り始めた。

「はぁっ♥ はっ♥ 素晴らしい、子供ちんぽぉっ♥」

「…」

 その言い回しが気に食わず、彼は揺れる彼女の控えめな乳房に噛み付いた。
 ところが、リタは逆に膣を震わせて悦んだ。

「はあぁっ♥♥ おっぱいが好きだろう、吸っていいよ…いっぱい、んぁっ♥」

 乳首が硬く、膨らむ。リタは愛おしそうに彼の頭を抱きしめると、焦らすように腰をゆっくり振った。

「んんんっ…♥ 初めてだ…10歳の男の子と、本気の子作りセックス…っ♥♥♥」

 何度も収縮と弛緩を繰り返し、だくだくと蜜を溢れさせるリタの膣。

「我慢しなくていいよ…いつでも、僕の膣内に…種付け、いっぱいっ♥ あっ♥」

「うっ」

 とうとう、耐えきれず射精した。リタは、強く抱きしめて腰を押し付けながら、できる限り膣の奥で精子を受け止めた。

「はああんっ♥♥♥ アツアツ、プリプリの子供ザーメンっ♥ 出てる、出てるぅっ…♥」

「はぁっ…うっ…」

 射精が終わると、腰を持ち上げ、すぐにアスラのペニスにしゃぶりついた。

「んむっ♥ …んっ、んくっ」

「ふあぁっ…」

 尿道の残りを吸い上げて飲み込むと、口を離して立ち上がる。

「…やあ。とっても美味しい子供ザーメンだったよ。では」

 一転してキリッとした口調で言うと、再び踊り子の列へ戻って行った。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
安価下2 次の相手

 何かの乳でできた甘酸っぱい飲み物を一口飲むと、アスラは一人の踊り子に手招きした。
 彼女はそれに気付くと、一瞬で近寄ってきた。

「…♥」

 裸に金の装飾と赤いヴェールだけを纏った踊り子、ギーネは、待ってましたとばかりに彼の目の前で脚を広げて腰を振った。既に濡れた無毛の秘部に指を挿れ、激しく掻き回す。

「♥ ♥ …っ♥」

「…」

 汁を撒き散らしながら激しく揺れる秘部を見ていると、横からウィムが彼のペニスを掴んだ。

「…ほら、元気、元気♥」

「…♥」

 彼女の手の中で再び硬くなると、ギーネが跨ってきて、ずぷりと膣内に収めてしまった。
 そのまま、上下に激しく腰を振る。

「はぁっ♥ はぁっ♥ はあっ♥」

「はっ、あっ、あっ」

 喘ぎながらふと横を見ると、サーラが葡萄を一粒取り上げて、口に含んでいた。それから彼女は、娘に手招きした。

「はーい」

 アスラの横から立ち上がり、駆け寄ってきたリリカの巻きスカートを捲り上げると、彼女の股間に口を寄せた。

「んっ」

「ひゃんっ♥」

 びくんと身じろぎするリリカ。彼女はスカートを持ち上げたままアスラのところに戻ってくると、鼻先に股間を突き出した。

「はやく、はやくっ♥」

「ん…」

 ぷにぷにの褐色幼女まんこに口を付け、ちゅうと吸うと、小さな膣内から甘酸っぱい葡萄の粒がころんと出てきて、アスラの口の中に入った。

「少し早いですが、甘く仕上がっていますよ。まだ毛の生えたこともない、至上の女陰と一緒にお楽しみください…」

「んっ、んっ」

「ひゃあんっ♥ おまたっ、ぬるぬるするっ♥」

 果汁の染みた、熱くも幼い膣穴を舌でほじくる。

「はあっ♥ はあぁっ♥ …あぁんっ♥♥」

 ギーネが、すとんと腰を落とす。うねる膣穴がぎゅっと締まり、アスラはその中にまた射精した。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
安価下2 次の相手(これで最後)

「やぁっ♥ あんっ♥」

 割れ目を舌でなぞられて、リリカが甘い声を上げる。
 ギーネが離れると、そのままサーラが彼の元に跪き、萎びたペニスを口に入れた。

「ん、んむっ♥」

「あぁんっ♥ やらっ♥」

「ん…」

 アスラは口を離すと、手元にあった瓜を一切れ取り上げ、口に入れた。それから、再びリリカの股間に口を付けた。

「やらっ♥ くすぐったっ♥」

 瓜を噛み、その汁で幼い膣を味付けする。果汁の刺激で腫れた陰唇を、じゅるじゅると啜る。

「はぁっ…んっ♥」

 再び勃起したペニスに跨り、サーラが自らの膣穴に挿れた。自由自在に膣壁を動かしながら、精液を搾り取らんとする。

「んんっ…ふっ、はぁっ…♥」

「あんっ♥ おまた、ふやけちゃうぅ…♥」

「勇者様っ♥ サーラに、お恵みをっ♥ …ああっ♥」

「うぅぅっ…!」

 絞り出すように、サーラの膣に精液を放つ。ぴゅるぴゅると元気のない射精であったが、サーラは満足げに子宮で受け止めた。

「あぁん…勇者様の子種が、満ちていきます…♥ …さあ」

 リリカをそばに引き寄せ、座らせる。

「今度は、お前がご奉仕する番ですよ」

「分かりました、母上…ん、ちゅっ♥」

 サーラの膣から抜け、ぐったりと倒れた肉棒に口づけする。

「はぁ…もう、無理…」

「挿れるだけで構いませんよ」

 サーラが言う。

「まだ、初潮も来ていない童女です。御種を頂いても、孕む可能性は低いでしょう」

「い、挿れていい? 挿れちゃうよ? …ん、んんっ」

 半勃ちのペニスを、狭い膣穴に無理やりねじ込む。果実と一緒にしゃぶり倒された彼女の膣は、幼子と思えないほど柔らかく、とろとろに蕩けていた。

「あ、あっ、あっ…♥ は、入っちゃった…♥」

「しっかり覚えなさい。これから、あなたがお世話になる、おちんちん様ですよ」

「おちんちんっ、さまぁっ♥」

 狭い膣が、きゅっと竦む。たまらず、アスラのペニスが膨らんでいく。

「あっ、ひゃっ…おっきくなった…っ♥」

「いつでもお申し付けくださいね。私たち母娘が、一緒にご奉仕させていただきます…♥」



安価下コンマ(サーラ) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(リリカ) 00で妊娠



「…はぁ」

 ベッドの上で、ぐったりと仰向けになる。食べながら性交を続けたせいで、お腹いっぱいなのに疲労困憊という、何とも気持ち悪い状態だ。
 薄暗いハマムで過ごしたせいで分からなかったが。もう外は夜だ。窓の外からは、綺麗な満月が見える。しかし、それを楽しむ余力は無い…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 夜)
①このまま寝る

②女を呼んで寝る(今まで出てきたタルスムの女を併記 コンマ80以下で強制的に①)

③その他要記述(内容次第で成否判定あり)



「…ふぁ」

 一晩寝たらすっきりした。ベッドから降りて窓を覗くと、外はよく晴れていた。
 さて、今日は何をしようかな。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
①部屋でごろごろする

②草原に出てみる

③狩りに行く

④その他要記述

今日はこの辺で

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___タルスムねぇ。予想通り過ぎてつまらないわ。

 ___あの節操なしが、また調子に乗るぞ…

 ___…もう、ここを出られないように…



「魔術の師、ですか?」

 アスラに尋ねられて、サーラは首を傾げた。

「存じませんね。そもそも、勇者様が魔術を学ばれる必要はありませんよ」

「他の所では勉強してたよ。タルスムでも勉強できないかな」

「ここは安全です」

 サーラは、きっぱりと言った。

「貴方様が望めば、魔術が無くとも全てご用意いたします。貴方様が剣を取らずとも、私たちが全力でお守りします。ですので、貴方様は」

「それは、そうかも知れないけど…」

 アスラは歯噛みした。どうして、今更反対されるのだろう。前回は、数学も乗馬も教えてくれたのに…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①諦める

②食い下がる(具体的な説得内容を併記。成否判定あり)

「…実は、バルバスで」

 アスラは、バルバスで起きた出来事をサーラに話した。ただし、サナギの名前を伏せて、だ。

「…だから、目の前でぼくの子が危険に遭った時に、何もできないのは嫌なんだ」

「…」

 サーラは…

「…なんという」

 ぞっとするほど低い声で、呟いた。アスラの肩を抱き、どこかへ歩き始める。

「ちょ、待って、どこ行くの」

「勇者様の、望むことを」

「それって、魔術を教えてくれるってこと? …ねえ!」



 やがて、辿り着いたのは一つの部屋。扉を開けると、中では3人の踊り子たちが、裸でくつろいでいた。

「おや、サーラさん…あら」

 その中の一人、ジューヌが、アスラに気付いて目を見開いた。他の2人、ハーレとリタも立ち上がり、裸のまま近寄ってきた。

「今日一日、勇者様のお相手を務めなさい」

「えっ?」

 戸惑うアスラを、3人が取り囲む。褐色の素肌に囲まれて、アスラはサーラから引き離された。

「おいで、勇者様っ♥」「いっぱい子作りしましょうねぇ」「ふふふ…また、君の子供ちんぽを味わえるとは」

「待って、サーラ、待って!!」

 扉が、閉じられた。
 ジューヌが、後ろから彼のズボンを引き下ろした。むき出しになったペニスを、すかさずリタが口に入れる。

「んむっ♥ …んっ、ちゅっ…はぁ、絶品だ…んっ♥」

「はぁい、上も脱ぎ脱ぎしましょうねぇ〜…」

 豊満な乳房を押し付けながら、ジューヌは上の衣服も脱がせていく。抵抗するアスラの前に立つと、ハーレは全裸のまま、艶かしく腰を振って踊り始めた。

「勇者様ぁ…♥ ここでは、何も考えないで…たくさんのおっぱいと、おまんこに、夢中になって…♥」

 ベッドに移動すると、リタは仰向けに倒されたアスラの腰に跨った。

「い、挿れるぞ、良いな?」

「良いよー」「ええ、どうぞ」

「いくぞ…んんっ♥」

 濡れて蕩けてなお締りの良い膣に、細いペニスを収めると、リタは激しく腰を振り始めた。

「はあっ♥ いいっ♥ ちんぽっ♥ 子供ちんぽぉっ♥」

「離して、離しんっ!?」

「ほぉら、こっちにチューしてっ♥ ぁんっ♥」

 ハーレがアスラの顔に跨り、つるつるの割れ目で口を塞ぐ。抵抗しようと振り回した手をジューヌに掴まれ、そのまま柔らかい2つの膨らみに載せられた。

「ほぉ〜ら、あたしのおっぱい、気持ちいいでしょ〜♥」

「はあっ♥ 孕むっ♥ 10歳の、子供ザーメンで…孕むぅっっっ♥♥♥」

 ぎゅっと締まる膣穴に、射精する。
 精液を出しきらない内に、ハーレがリタを突き飛ばした。

「うわっ、何をするんだ!?」

「は〜い、交代ね」

 今度はハーレがアスラの腰に跨ると、萎えかけのペニスを手にとって、自身の股間の裂け目にあてがった。そのまま器用に腰を振り、柔らかな大陰唇でペニスを扱く。
 顔の方にはジューヌが来て、ぼってりとした乳首を口に押し付けてきた。

「んむっ」

「ぁっ♥ …たんと召し上がれ、あたしのおっぱい…ぁっ♥」

「はぁぁ…んっ♥♥」

 再び硬くなったペニスを、膣に挿入するハーレ。リタと同様、鍛えられてよく締まる雌穴で、肉棒を扱き上げる。

「んっ♥ んっ♥ もっかいっ♥ もっかいっ、種付けっ♥ 頑張れっ♥」

「んんっ…んんんっ…」

「あぁん…本当に、おっぱい出ちゃいそう…んぁっ♥」

「しゃっ、せいっ♥ しゃっ、せいっ♥ ほら、しゃせいっ♥ …ぁんっ♥」

 締まる膣穴に、また精液を吐き出した。

「出た、出たぁっ…♥」

「偉い偉い…さ、出し切ったら次は、あたしの番ねぇ」

 ジューヌが、乳房を両手で掴んだ。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)
①続行

②他の女を呼ぶ(今まで出てきたタルスムの女を併記)

③逃げる(コンマ80以下で失敗)

④その他要記述(内容次第で成否判定あり)

忘れてた



安価下コンマ(リタ) ゾロ目 or 1の位が2で妊娠
安価下2コンマ(ハーレ) ゾロ目で妊娠

 ジューヌは、アスラに膝枕すると、再び口元に乳首を垂らした。
 アスラは抵抗を諦め、目の前の膨れた乳首に吸い付いた。

「んっ♥ 偉い偉い…さ、こっちも、もうひと頑張り」

 乳首を吸わせながら、片手で彼のペニスを優しく扱く。横から、リタが彼の乳首に舌を這わせた。

「ん、んっ…れろっ…♥」

「…ん、準備できたようねぇ」

 アスラを膝から下ろすと、ベッドに仰向けになり、脚を広げた。毛を剃り落とした秘部を、両手で広げて見せる。

「さ、いらっしゃ〜い♥」

「はあっ…」

「あんっ♥」

 てらてら光る肉の穴に、ペニスを突き入れた。大きなおっぱいに顔を埋めながら、夢中で腰を振る。

「あっ♥ あんっ♥ …いい子、いい子っ♥」

「はあっ…はっ…」

「ぁんっ♥ おっぱい、大好きでしょっ…んっ♥」

「んむっ」

 ぷるんぷるんと揺れる、褐色のおっぱい。色濃く、硬く膨れた乳首を口に咥え、強く吸う。

「はぁんっ♥ おっぱい、出したくなっちゃう…出るように、してぇっ♥」

「んんっ…!」

 柔らかな女の肉に包まれて、アスラは本日3度目の絶頂を迎えた。



「はぁんっ♥ 勇者様、ハーレの、『花びらの踊り』…もっと近くで、んんっ♥」



「んくっ、んくっ、んくっ…♥ ぷはっ! 久々の子供おしっこ、絶品だったよ。僕も軽くイきかけた…さあ、次はこっちにおくれ」



「んっ♥ さあ、あたしをママにして…そしたら、勇者さまと赤ちゃんと、一緒におっぱいしてあげるから…ぁんっ♥」





安価下コンマ(ジューヌ) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(ハーレ) ゾロ目 or 1の位が8で妊娠
安価下3コンマ(リタ) ゾロ目 or 1か10の位が2で妊娠

今日はこの辺で



 朝起きると、待ち構えていたようにサーラがアスラを広間へ連れて行った。玉座に座ると、その前に一人の女が現れた。白い肌の、クリストラ人だった。

「リアナと申します。朝早くにすみません」

「リアナさん、直接お聞きになって。勇者様が、バルバスでどのような目に遭われたか」

 サーラに促されて、リアナは尋ねた。

「失礼ながら…バルバス領にて、暗殺されかかったというのは事実でしょうか…?」

「! …そ、そうだけど」

「く、詳しくお聞かせ願いますか。具体的に、どなたがやったのか。その後の対処はどうされたのか…」

「…」

  誰がやったのか、言わなければならないのか。折角サーラには伏せていたのに…

「…言わなかったら、どうなるの?」

「現時点で、バルバス領の全員が容疑者です。誰も名乗り出ない場合、最悪…全員、処刑に」

「!? わ、分かった、分かったよ。…サナギっていう、エルフだ」

「エルフですって!?」

 サーラが叫んだ。

「エルフが、アスラ様を!? シーヴァ様から頂いた恩寵も忘れて、何たる非道、何たる不遜! もはや…」

「お、落ち着いてください! …その、サナギというエルフは、その後どうなりましたか」

「ラーラが、森に連れ出して説得したよ。そしたら、頭を冷やすって…それからは、一度も会ってない」

「…」

 黙って考え込むリアナ。サーラが喚く。

「これまで手を取り合っていたというのに…もはや、エルフは信用なりません。直ちにエルフ種を全員捕らえ、処刑すべきです!」

「待ってよ! サナギが一人で恨んでただけなのに、全員だなんて」

「アスラ様」

 サーラは、アスラを真っ直ぐに見た。

「貴方様の生命を案じているのです。シーヴァ様に恩義がありながら、この行い…少なくとも、これ以上後宮に、エルフを置くわけには参りません」

「…と、とにかく、サナギを捕らえましょう。兵を連れ、バルバス領へ向かいます」

 リアナが立ち上がる。それから、アスラに向かって言った。

「申し訳ありませんが、ご同行願えますか。顔を改めねばなりませんので…」



 狭間の森に押し入ってきた、武装した一団。その中にアスラの姿を認めると、ラーラは苦虫を噛み潰したような顔になった。

「…何の用だ」

「エルフのサナギに会わせていただけますか」

 リアナの命令に、ラーラの顔がまた苦くなった。

「心当たりはあるが、一応訊いておく。…何で」

「アスラ様を暗殺しようとしたと、アスラ様ご自身からお聞きしましたので」

「…」

 じろり、アスラの方に目を向ける。『話したのか』。そう、彼女の目が物語っていた。

「…ごめん」

「付いてこい」

 ラーラはそう言うと、森の奥へと歩き出した。



「どんな風に聞いたのかは知らないが、一つだけ言わせてくれ」

 歩きながら、ラーラが言った。

「あいつは…アスラを殺そうとしたんじゃねえ。アスラの子供を殺そうとしたんだ。目の前でな」

「何故です。調査では、サナギは勇者シーヴァと共に戦ったエルフ、ジンバの母と聞いています。息子さんがお世話になった分、今度はこちらがお返しする番だと」

「あたしらもそう思ってたさ。だが、あいつは……『こいつは』」

 不意に、ラーラが足を止めた。目の前に立つ針葉樹。その根本の一部分だけ、不自然に草が途切れている。まるで、つい最近掘り返したみたいに…
 ラーラはその場にかがみ込むと、湿った土を手で掘り起こした。やがて

「…!」

「!?」

「ほらよ」

 中から引きずり出し、リアナの目の前に放り投げた。
 あちこちが腐り始めた、女の死体。

「サナギ!?」

 ラーラが顔についた土を落とすと、確かにそれはサナギであった。あの時見たままの服を着て、目立った傷は殆どないが、ただ一箇所、後頭部が大きく凹んでいた。まるで、誰かに棍棒で叩き潰されたみたいに…

「…ま、まさか、ラーラ」

「同胞のやらかしたことだ。…とっくに、てめえでカタはつけたさ」

「そんな! 話し合うって…頭を冷やすって…」

「こいつは40年近く、考えを変えなかった。勝手な思い込みに囚われて、シーヴァやあんたを恨み続けた。こうなったら、もう100年経っても変わらねえ。…相手するだけ、時間の無駄だ」

「無駄って! そんな」

「いっ、いずれにせよ!」

 リアナが、大声で割り込んだ。

「このことは、王城で審議させていただきます。このエルフの後宮入りを許してしまった、我々の責任もありますし…」

 それから、アスラの方を見た。

「アスラ様。当面、バルバスへのお渡りはお控えください」

「アスラ!」

 ラーラが、声をかけた。

「最後に一つ、言わせてくれ。人間は、エルフに比べて寿命が短いんだ。…時間を、大切にしろよ」

「では、タルスム領に戻りましょう」

 リアナが先導し、騎士たちと共にタルスム領へ帰った。



「…っ、ごほっ」

 胃から上がってきた酸っぱい液体を、痰壺に吐き捨てる。もう、胃の中は空っぽだ。バルバスから帰る途中から、何度も嘔吐した。サナギの、土に塗れた虚ろな目や、膨れた腹から滲む汁や、立ち込める悪臭が、彼の五感にこびり付いて消えない。

「はぁ…はぁ…うっ、ぅ…」

 ベッドの上で縮こまり、啜り泣くアスラ。ラーラが、サナギを殺したなんて。シャナルや、バルバスの皆とは、もう会えないのだろうか…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)
①一人で寝る

②誰かと寝る(今まで出てきたタルスムの女を併記。サーラは不可)

③その他要記述

 無理やり、目を閉じた。







「離して! 助けて!」

 足に絡みつく、植物の蔓。逃げようともがくアスラに、棍棒を振り上げたラーラが迫る。

「助けて! ラーラ…」

「よくも、話したな」

「ごめんなさい! ごめんなさい! 助けて」

「もういい。…時間の無駄だ」

「助けっ」

 石の棘の突き出た棍棒が、頭に振り下ろされた。







「…はあっ! …っ」

 起きた瞬間、強い吐き気に襲われ、ベッドの上に吐いた。吐くものすら無く、臭い液体だけが布団にかかった。よく見ると、もう布団はびっしょりと濡れていた。
 寝室に立ち込める臭いに気付き、寝間着の下半身が濡れているのに気付き、アスラは溜め息を吐いた。

「おはようございます、勇者様」

 扉が開き、入ってきたのはサーラ。彼女はベッドの上の惨状を見ても、顔色一つ変えずに近寄ってきた。

「ま、待って、今は」

「お気になさらず。すぐに、綺麗にしますね」

 汚れた寝間着を脱がせながら、不意に言った。

「…もうお分かりでしょう。バルバスは、危険です。ここは安全です。我が領こそ、地上の楽園。フーリーたちの天国」

「…うるさい」

「アスラ様?」

「うるさい…うるさいっ!」

 アスラは叫ぶと、裸のまま寝室を飛び出した。そうして、追いかけてくるサーラを振り切るように、宮殿の外へと出ていった。



「…どうしよう」

 広い草原で、アスラは途方に暮れていた。今まで、タルスム領でハマムの他に宮殿から出たことは無かった。いざ草原に出てみると、本当に広い。羊がぽつぽつといるばかりで人の気配も殆どない。おまけに、彼は全裸であった。
 逃げ出した手前宮殿に戻る気にもなれず、彼は諦めて、草原を歩くことにした。もしかしたら、誰かいるかも知れない。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
①ゲルに入ってみる

②荷馬車に近づいてみる

③羊を観察してみる

④その他要記述

「…うわっ」

 ぼうっとしていると、一頭に羊がのそのそと近寄ってきた。人に慣れているのか、アスラの姿を見ても気にすること無く、足元の草を食み始めた。

「…」

 何となくその側に腰を下ろすと、羊を観察してみた。毛刈りから間もないのか、身体を覆う白い毛はまだ短い。耳をぱたぱたと動かしながら、草を食べている。乳房が垂れ下がっているから、雌だろう…

「…お」

「ん?」

 不意に声がして顔を上げると、そこには一人の少女が立っていた。褐色肌に丈の長い白い服を着て、麦わら帽子を被り、長い杖を携えた少女であった。彼女は、足元に控える茶色い犬に命じた。

「ポーチ、この子を群れに戻してあげて」

 すると犬は、はぐれものの羊に向かって吠えながら走り、向こうへと追いやってしまった。
 少女が、アスラを見た。

「…勇者?」

「…うん」

 何となく、ぼんやりとした雰囲気の少女は、アスラの格好を見て目を細めた。

「何で、裸なの?」

「逃げてきたから…」

 すると、少女はくすりと笑った。

「あの羊さんと一緒なの」

「…」

 アスラは、立ち上がった。
 少女は、手にした杖で向こうの方を指した。小さく、白いテントのようなものが見える。

「付いてきて。何か、着るものがあると思う」



「…君、名前は?」

「…」

 アスラの質問に、少女は一拍遅れて振り向いた。

「…ウルル」

「ウルル。…エグハンが言ってた気がする」

「エグハンもいるよ。…ああ、エグハンと子作りしたって」

「うん」

 テントに着くと、彼女は中に入った。後から付いていくと、中は意外と広々としていて、絨毯に大きな物入れが3つほど並んでいた。
 その中の一つから、麻布の服を取り上げると、アスラに差し出した。

「はい」

「ありがとう」

 同じような形の服をアスラが着ると、ウルルは言った。

「朝ご飯、まだ?」

「うん」

 するとウルルは、外に顔を出して声を張り上げた。

「エグハーン! ミルク、まだあるー?」

「今行くだよー!」

 遠くから声がして、やがてエグハンがテントに入ってきた。彼女はアスラに気付くと、ひっと声を上げた。

「ゆっ、勇者さまぁ? 何だって、こんなとこに」

「逃げてきたんだって。羊さんみたい」

「しっ、失礼だよぉ!? …えっと、ミルクだね。ちょっと、待ってて…」

「チーズもあったらお願いね」

 外へ行くエグハンと、テントの中央にある炉に火を付けるウルル。炉の火で、パンを温め始めた。
 エグハンが、戻ってきた。その手には、握り拳くらいのチーズの塊と、小さな壺が握られていた。壺の中は、並々でミルクが満たされている。

「山羊のミルクだよ。今朝絞ったばかりで、新鮮ですだ」

「パンも温まったね」

 薄く削ったチーズをパンに載せ、アスラに差し出す。

「お腹空いたでしょう。食べていいよ」

「うん。いただきます…」



 素朴な朝食を終えると、ウルルは言った。

「じゃあ、羊さんを連れてるね。勇者は、どうする?」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(自由安価)



「こう、ここを握って…」

「こう…?」

 アスラが山羊の乳首を掴んで絞ると、ぴゅーっと白いミルクが噴き出して、地面に置かれた壺の中に収まった。

「そうですだ。こうやって、1日に大体2,30頭」

「そんなに!?」



「…」

「…ウルル、ねえウルル?」

「…」

 遠くへ歩いていく羊の群れを眺めていたウルルは、呼ばれて数秒経ってから、アスラの方を見た。

「…何?」

「羊、あっち行っちゃってるけど…良いの?」

「見えてるから大丈夫。ポーチが、危ないところに行かないように誘導してくれてるし」

「ポーチって、さっきの犬? どこに…」

「ほら、あそこだよ」

 指差す先に目を凝らしても、小さな茶色い点しか見えない。

「…あ、尻尾振ってる。わたしたちに気付いたみたい」

「嘘でしょ!?」



「…あんまり役に立てなかった」

「ま、まあ、勇者さまがするようなことじゃねえですし…」

「…」

 焼いた羊肉をもそもそと咀嚼するウルル。アスラは、首を振った。

「…何もしなくていい、学ばなくていいなんてこと…無いんだ」

「勇者さま…?」

「2人とも、今日はありがとう」

「帰るの」

 ウルルが、顔を上げた。

「うちに泊まったら?」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)
①ウルル、エグハンと寝る

②宮殿に帰る

③その他要記述



 ゲルの中で、アスラを挟んで眠るウルルとエグハン。
 夜中、エグハンがむくりと起き上がった。

「おしっこ…」

 彼女は呟くと、のそのそとゲルを出ていった。
 真っ暗なゲルに2人だけになった時、ウルルもぱちりと目を覚ました。

「…勇者」

「…」

 眠るアスラに、そっと近寄るウルル。毛布を捲り、手探りで貸した長丈のシャツを捲り上げると、小さなペニスを恐る恐る手に取った。

「…こ、これが、勇者の」

 ぎこちない手付きで握っていると、だんだん硬くなってきた。

「! …わ、わぁ…」

 見る見るうちに大きくなる肉棒。意を決して、強く握る。

「い゛っ!?」

「あ」

 アスラが跳ね起きた。

「なっ、何するの…うわっ!?」

 自分の状況に気付いて、さっと後ずさった。
 ウルルは、そんな彼ににじり寄る。

「…勇者と、子作り…する」

「す、するの…?」

 ウルルはこくんと頷くと、着ているシャツを捲りあげた。

「ここに、勇者のチンチン挿れる…でしょ」

「どこ…?」

 灯りがない中、手探りでウルルの身体をまさぐるアスラ。ウルルはその手を取って、自分の股間に遣る。

「ここ…んっ」

 細い毛が少しだけ生えた、まだ乾いた割れ目を指でなぞる。

「ん…くすぐったい…」

「…」

 小さな穴に指を入れ、少しずつ解きほぐしていく。硬かった穴が少しずつ柔らかくなり、熱くなり、湿ってくる。

「あ…あっ…♥」

「…挿れるよ」

「あっ」

 ウルルの身体を仰向けに押し倒し、穴にペニスの先端をあてがい、そして腰を押し進めた。

「いっ、痛っ」

「っ…く」

 ウルルの身体が強張る。アスラが動かずじっとしていると、エグハンが戻ってきた。

「んんぅ…ふぁ…」

 寝床に戻ろうとして、2人が元の場所にいないことに気付く。

「あ、あれ…? ウルルー、勇者さ…うえぇっ!?」

 暗闇に目が慣れたのか、隅の方で折り重なる2人に気付き、素っ頓狂な声を上げる。

「あ、エグハン、おかえり…っ」

「おかえりって…な、何やってるだ…?」

「子作り…んっ、そろそろ動いて、いいよ」

「うん。…っ」

「いっ、あっ」

 ゆっくり動くと、ウルルが小さく呻く。アスラは手を伸ばし、彼女の控えめな胸に触れた。

「ん…そこ、へんな感じ…んっ♥」

 甘い声が漏れる。腰を動かすと、熱い蜜がペニスに纏わりつくのを感じる。

「あ…あっ♥」

「…んっ♥」

 暗闇に、もう一つの喘ぎ声が混じった。暗闇に慣れた目で見ると、2人の性交を見ながら、エグハンが自らの秘部を手で慰めていた。

「エグハン、こっち」

「うぇ…? …ひぃんっ♥」

 エグハンの手を引っ張り、ウルルの隣に寝かせると、彼女の股間に指を挿れた。こちらは産毛すらない、つるつるだ。
 エグハンの性器を指で愛撫しながら、肉棒でウルルの膣を穿る。暗闇に、2人の嬌声が響く。

「あっ♥ あっ♥ んっ♥」

「ひっ♥ ひゃ…んぅっ♥」

「ウルル、出すよっ」

 ウルルの膣内に射精すると、萎える前にエグハンの膣穴にペニスをねじ入れた。

「ひあぁっ…は、はいちまったぁ…♥」

 幼く狭い膣穴は、全開よりも少し柔らかいぐらいが挿れやすく、心地よくペニスに絡みついた。穴を解していた指を嗅いで、アスラがぼやく。

「おしっこ臭い」

「ご、ごめんなさいだぁ…」

「今度、見せ合いっこしようね。…しょっ」

「ひんっ♥」

 腰を引き、打ち付ける。全て入らず一番奥に当たり、エグハンが息を呑む。

「や、やっぱり、2回目でも慣れないだよぉ…ひゃっ♥」

 いやいやと首を振りながらも、膣穴はきつくペニスに絡みついて離れない。

「おら、まだ子供だのに、おっかさんになっちまっ、ひゃあんっ♥」

 膣が、一層きつく締まる。
 耐えきれず、その中にたっぷりと子種を吐き出した。

「あ、ああ…おら、おっかさんになっちまうだよぉ…んっ、ひぃ…♥」



安価下コンマ(ウルル) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(エグハン) 00 or 99で妊娠



「…ん」

 目を覚ますと、2人の姿がない。ゲルから出て見回すと、ウルルはもう羊を追って草原にいたし、エグハンもゲルの近くで山羊の乳搾りの最中であった。

「あっ、おはようございますだ」

 エグハンが気付いて、近寄ってきた。

「朝早いから、先に起きてただよ。朝ご飯用意するから、中で待っててくださいだ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 日中)
①草原を散策

②宮殿に帰る

③こっそりハマムに行く

④その他要記述



「…」

 草原を自由に歩き回る。羊や山羊だけでなく、大きな鳥やバッタなどの虫もいて、静かに思えた草原はよく見ると賑やかであった。
 今日は、週の最後の日だ。明日からはどこへ行こう。バルバスへは行けないから、クリストラかサトンになるが…



安価下コンマ
01〜30 ウルルが近寄ってきた
31〜50 エグハンが物陰に隠れた
51〜70 大きな馬車が停まっている
71〜80 馬車の前で誰かが歌っている
91〜98 小さなテントだ
ゾロ目 馬車で…



 草原に座って羊たちを眺めていると、ウルルが近寄ってきて、隣に腰を下ろした。

「…」

「…」

「…どうしたの?」

「…」

 ウルルは、相変わらず何を考えているのか分からない、ぼんやりとした顔のまま、アスラの肩に頭を載せた。

「ウルル?」

「…」

 少女の温もりが、肌に伝わってくる。夏とは言え、早朝の草原は肌寒く、人肌が心地良い。
 ウルルが、アスラの手に自分の手を重ねてきた。



安価下 どうする?

「…死ぬって、何だろ」

 ふと零した呟きに、ウルルは顔を上げた。

「生きてるって、何だろ、死ぬって、何だろう。…昨日から、そんなことばっかり考えてる」

「…」

 ウルルは、しばらく黙ったまま彼の顔を見ていたが、やがてぽつりと言った。

「わたしは、羊さんを飼ってる。草を食べさせて、育てて、増やして、毛を刈って、殺して肉を食べてる」

「…殺す時、どんな感じ?」

「仰向けにひっくり返して、手足を縛るの。暴れるから。それから、心臓をナイフで刺すの」

 なんてこと無いように、淡々と言うウルル。

「刺す時…何を考えてるの」

「鳴きながら暴れるの。死にたくない、死にたくないって…そうだよね。痛いの、嫌だよね。死にたくないよね。ごめんね。…って、刺す。最初は辛かったけど、もう慣れた」

「慣れるの?」

「慣れるよ。慣れないと、生きていけない」

「…」

 アスラは、震える息を吐いた。

「…ずっとお世話になった人を殺すのは、やっぱり違うのかな?」

「…」

 するとウルルは、遥か向こうの羊の群れを指差した。

「…あの羊さん」

「…どれ?」

「昨日、勇者のところに近づいてった、雌の子だよ。春に、赤ちゃんを産んだの。でも、雄だったから、少し育てて殺したの」

 それからアスラを見る。

「…昨日の夜ご飯だよ」

「!?」

「わたしは、羊さんのことはよく知ってるよ。生まれたときから一緒だから。でも、殺す。わたしが羊さんを殺すのは、生まれたときからのお友達を殺すのと一緒。でも、慣れる」

「…」

 アスラは、よろよろと立ち上がった。隣に座る少女が、途端に恐ろしい怪物のように思えてきたのだ。

「どこに行くの」

「帰る」

 ウルルから目を背けたまま、彼は宮殿に向かって歩き出した。



「おや、アスラ様。おかえりなさいませ。草原はいかがでしたか」

「…」

 アスラは何も言わず、寝室に入ると、乱暴に扉を締めた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 夜)
①一人で寝る

②誰かと寝る(今まで出てきたタルスムの女を併記)

③ハマムに行く

④その他要記述

安価だけ投げて今日はこの辺で

安価下

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___クリストラは順調だな。また3人孕んだそうだ。

 ___そんなことより、聞いた? 勇者が、暗殺されそうになったって!

 ___エルフたちが、クリストラ領に連れて行かれるのが見えたわ。上手く行けば、バルバス領の一部を貰えるかも…



 サーラのいる宮殿は嫌だ。草原も嫌だ。そんなアスラがタルスム領で逃げ込めるのは、ハマムだけだった。
 入り口から入ると、奥からマハーリヤが出てきた。

「あら、いらっしゃい」

「マッサージしてよ」

 短く要求する彼に、マハーリヤは頷いた。

「ええ、勿論よ。…折角だから、他の娘のも受けてみない?」

「誰がいるの」

「ちょっと待っててね」

 そう言うとマハーリヤは、奥へ引っ込んだ。それから、中に誰がいるか確認すると、また戻ってきた。

「今、うちにいるのは…」



安価下1〜3でコンマ最大 誰にする?
https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%83%A0
から1人



「はぁい、ご指名ありがとうございまぁ〜す♥」

 奥から出てきたのは、中肉中背の女。マハーリヤほどではないが、この領では年長の方に見える。ふくよかな身体は薄い絹に巻かれているのみで、垂れめの乳房や黒い毛に覆われた股間が隠せていない。

「ウスメイでぇす。さ、こちらへどうぞ…♥」

 ねっとりとした口調で言うと、アスラの手を取って浴室へと進んだ。



「痒いところはございませんかぁ〜?」

 石の台にうつ伏せに寝かせたアスラの背中を、掌で擦る。シャーメイと違って、彼女は垢擦りに道具を使わず、自分の手を使うようだ。
 温めた泡が、身体をぬるぬると包む。身体が温まり、眠気を感じ始めた頃、ウスメイが彼を仰向けにした。

「はぁい、じゃあここからがお楽しみ…♥」

 そう言うとウスメイは、やおら身体に纏う布を解いて落とし、素っ裸になった。それから泡を掬い、自分の身体に纏わせると、石台の上に登ってきた。

「お手を拝借…んっ♥」

 アスラの腕を取ると、むっちりした太腿の間に挟み、股間を滑らせ始めた。

「んっ…んっ♥」

 泡に覆われた陰毛が、しゃりしゃりと腕を擦る。何往復かすると、泡に愛液が混ざってぬるぬると糸を引き始めた。

「はっ♥ …勇者さま…お股の毛は、あるのとないの、どっちが良いですかぁ…?」



安価下 どっちがいい?

「…無いほうがいいかな」

 答えておいてから、思い浮かべたのは、シャーロット。それから、自分でも少し意外ながらユィーキ。でも、この間寝た時にはもう、シャーロットには毛が生えていた。ユィーキも、国から帰ってくる頃には毛が生えているのかな…

「分かったわぁ。今度会うときには、綺麗に剃っておくわね。…んっ♥」

 もう片方の腕も股間で洗うと、脚を大きく広げて腹に跨った。体重をかけないように器用に腰を動かしながら、広げた女性器でアスラの胸や腹を擦る。

「んんん…んぁっ♥」

「あ…ぁ…」

 熱い粘膜が、ずるずると肌を這い回る。泡と愛液が身体を包み、ぽかぽかしてきた。
 とうとう、ウスメイはアスラの腰に滑っていくと、硬くなったペニスを陰唇の間に這わせ、膣の入り口で擦り始めた。

「んっ♥ んっ♥」

「あ、ふぁっ」

 ぬるぬるの粘膜や、硬く膨れたクリトリスが、裏筋を前後に擦る。

「んっ、あっ…♥ おちんちん、おまんこでゴシゴシ…あんっ♥」

 擦られていたペニスが、不意に温かいものに包まれた。

「あぁん、入っちゃった…んっ♥」

 ウスメイは身体を倒すと、柔らかな胸やお腹を、アスラに押し付けるように腰を動かした。

「んんぅ…あっ♥ はぁ…んっ♥」

 愛液混じりの泡が全身を覆い、柔らかい肢体がぴったりと身体を擦る。まるで、全身がウスメイの膣穴に収まったかのような心地だ。

「あん、気持ちいい…♥ 勇者さまのおちんちん、おっきい…♥」

「はぁ…はぁ、あっ…」

「いつでも出してくださいねぇ…♥ ぁんっ♥」

 耳元で甘い声で囁きながら、身体を動かす。
 思わず、アスラは呟いた。

「で、出そう…」

「はぁい♥」

 ウスメイは彼を抱いたままごろりと仰向けになると、両腕両脚でぎゅっと彼の身体を抱き締めた。更に、膣穴がきゅっと締まり、ペニスに絡みつく。

「あ、あっ」

 温かく柔らかな肉に包まれながら、彼は果てた。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「おはようございます」

「…」

 朝、起こしに来たサーラを一瞥すると、アスラは黙って着替え始めた。

「今日、出発なさいますか」

「…」

 無視されても、彼女は気にもとめず続けた。

「…もうしばらく、こちらにおられても」



安価下3票先取 どこにする?
①クリストラ

②タルスム

③サトン

オリエズマ(タルスムと接していないので選択不可)

バルバス(現在選択不可)

(10/15週目)

そして今日はこの辺で

安価下



「まあ、クリストラにお帰りになるのですね。お送りしましょう」

「一人でいい」

 ぶっきらぼうに言うと、アスラはリュートを背負い、シャールーに跨った。彼女の腹を蹴ると、クリストラに向けて草原を走り出した。



「…」

 風を切る音に、昨夜漏れ聞こえた噂話が蘇る。
 エルフたちが、クリストラ領へ連れて行かれた。裁きが下される…
 サナギを殺したラーラの所業は納得できない。しかし、彼女らがクリストラで裁かれるようなことをしたとも思えない。もし、彼女たちの身に危険が迫っているとしたら…

「…?」

 悪い予感を煽るように、城の前は不気味なほどに静まり返っていた。門の前には、この間まで無かったはずの木の舞台が立っている。

「マリア! マリアー!」

 シャールーを停め、声を張り上げる。
 少しして、城の中からマリアがいそいそと出てきた。

「おかえりなさいませ。お迎えできず、申し訳ありません」

「ねえ、何があったの。あれは何?」

 馬から降り、舞台を指差す。

「それは…」

「あらあら、お姉様」

 不意に、城の中から現れた者があった。
 赤色の派手なドレスを纏い、金の首飾りや指輪を付けた女。見下したような表情のせいでアスラは気付かなかったが、波打つ金の髪や青い瞳、何よりその顔立ちは、乳母であるマリアのそれとよく似ていた。

「…お姉様?」

「メイブ、どうなさいましたか」

 メイブと呼ばれたその女は、口元を歪めながら言った。

「お姉様は、身重の上色々と忙しいのではなくて? アスラ様のお世話なら、わたくしが代わって差し上げますわ」

「…」

 マリアは、しばらく黙って考えてから…頷いた。

「…そうですね。メイブがよろしければ」

「賢明な判断ですわ。…お姉様にしては」

「…」

 嫌味らしく言うメイブ。城へ戻ろうとするマリアの足元に…密かに、自分のハイヒールを突き出した。
 マリアは、難なくそれを避ける。

「っ、あ、足元には気をつけることですわ」

「ご忠告、痛み入ります」

 マリアが城に消えると、メイブは初めてアスラの方を見た。

「…マリアの足、引っかけようとしたでしょ」

「お決まりのやり取りですわ。…さあ、こちらへ。お勉強の時間ですわ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①剣術の稽古

②乗馬の訓練

③魔術の練習

④その他要記述

「待ってよ」

 城へ向かおうとするメイブの手を掴んで引っ張る。

「なっ、何ですのっ!?」

 ぐいと引かれてよろめくメイブ。困惑はしているが、意外に素直に、彼に従った。
 アスラは、舞台を指差して言った。

「あれ、何? この前は無かったよ」

「あれは、一昨日から急いで造られたものですわ。アスラ様がご存じないのも、無理はありませんことよ」

「だから、あれは何なの?」

 苛々しながら、アスラは問いただした。

「お、お待ちになって。言います、言いますから。…あれは、処刑台ですわ」

「処刑台!?」

 思わず、叫んだ。

「何のために?」

 メイブは、不思議そうな目で彼を見た。

「それは勿論、あなたを殺そうとした罪人を処するためですわ」

「処するって…ぼくを殺そうとした本人は、もう死んでるのに」

「死んでいても、台に架けて罪を知らしめるのは当然のこと。何より、他にも必要になるでしょうし」

「他にって…」

 サーラの言葉が脳裏によぎる。後宮のエルフは、全員処刑すべきだ。
 このままでは、他のエルフたちまで…



安価下 どうする?

さすがに取り直そ

安価下1〜3でコンマ最大 どうする?

「…流石に、サナギやあの人を入れた人は仕方ないかもしれないけど…でも、他のエルフまで処刑することは無いよ!」

「それは、わたくしが決めることではありませんわ」

「だったらぼくが決める。ここはぼくの領で、ここにいる女はみんなぼくのものなんでしょう? だったら、処刑はぼくが許さない!」

 メイブは、困ったように片頬を手で押さえた。

「…ひ、ひとまず、お姉様に掛け合ってみましょうか」



 夕方。クリストラ城の裏口から、ぞろぞろとエルフたちが出てきた。

「…どういう風の吹き回しだ…?」

 首を捻るラーラの前に現れたのは、アスラとマリア、それにメイブの3人。

「アスラさまの寛大なお心に、感謝を」

 マリアが言った。

「実行犯への処罰はやむを得ないが、その他への処分は不当であると、アスラさまが訴えられました。…今後は、このようなことが無いように」

「…ああ、勿論だ」

 ラーラは、アスラの前で膝を突いた。

「…済まない。あんたに、面倒をかけちまった」

「いいよ。…それより、一つ聞きたいんだ」

「何だ」

 アスラは深呼吸すると…質問した。

「サナギは…ラーラや他のエルフたちが、お世話になったんだよね」

「ああ」

「それなのに…どうして、殺したの。殺す時…どんな気持ちだったの」

「…」

 ラーラは、アスラの目をじっと見た。それから、落ち着いた声で言った。

「あたしは、戦士だ。仕える主のためなら、何だってする。主に害を為す奴は、誰だろうと…親だろうと、倒す」

「だから、サナギを?」

「何も感じなかったわけじゃない。けど…いつまでも恨みを引きずって、関係ない奴にまで手を出すのは、違うと思った。あんたが、エルフの処罰を止めてくれて、感謝してるぜ。…もう少しで、あいつのやろうとしたことを、そっくり叶えちまうところだった」

「!」

 はっと、シャナルやリーアの方を見る。エルフを処刑するということは、アスラの子を身籠った彼女らも処刑するということだ。すんでのところで止められて、本当に良かった。
 マリアが言った。

「バルバス領にお戻りなさい。この度のことは、サナギなるエルフ一人の狼藉として、あなた達は不問とします。ただし、サナギの死体は予定通り、クリストラに引き渡していただきます」

「分かってる」

 ラーラは立ち上がると、バルバス領に向けて歩き出した。…少し歩いて、立ち止まった。

「アスラ。最後に、一つだけ言わせてくれ」

「何?」

「あたしは、戦士だ。…そして、ここは戦場だ。忘れるな」

 それだけ言うと、ラーラはエルフたちと共に、バルバス領へと帰って行った。

「…お疲れ様でした」

 マリアが、アスラに言った。

「お食事にしましょう。…そうそう、シャーロットも、無事にあなたの子を身籠りましたよ」

「本当!?」

「会いに行きましょうね。…その後は、どうなさいますか」

「お姉様。アスラ様のお世話は、わたくしが引き受けたはずです」

 ずいと、メイブが身を乗り出してくる。顔に気を取られていたが、彼女はとにかく胸が大きい。おまけに、派手な赤のドレスは、乳輪の縁が見えそうなほど、胸元を大胆に広げている。
 その豊満な果実を押し付けるように、メイブが迫ってきた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 夜)
①マリア・シャーロット母娘と過ごす

②メイブと過ごす

③他の女と過ごす(今まで出てきたクリストラの女を併記)

④その他要記述

今日はこの辺で

いよいよ政争が動き始めた感じ。想定通りのタイミングだ

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___見たか。エルフが。バルバス領へ帰っていくぞ。

 ___領土分割が…覇権が…

 ___英雄気取りのガキめ、余計なことを…

「それでは、わたくしは準備をして参りますわ。アスラ様は、お部屋でお待ちを」

 アスラに背を向け、どこかへ向かうメイブ。アスラは、彼女を…



安価下
①見送る

②追う

「あっ、待ってよ」

「っ、付いてこないでくださいまし!?」

 追いかけるアスラに、逃げるメイブ。

「ねえ、メイブってマリアの妹なの?」

「ええ、そうですわ。母親違いではありますけど」

「何でマリアに意地悪するの?」

「それは、貴族としての振る舞いを…って、どこまで来るんですの」

 やがて2人は、城の隅にある小さな扉の前に着た。どのくらい小さいかと言うと、10歳のアスラですら少し背を屈めないと入れないくらいだ。メイブなど、殆ど四つん這いにならないと通れないだろう。

「ここに入るの?」

「この先は、あなたの相手をする女だけが通れる道ですわ。今夜は、わたくし以外には開かれていませんの」

「でも、ここはぼくの城だよ。ぼくが入っても問題ないでしょ」

「それは…」

 言葉に詰まるメイブ。アスラは小さな扉を開けると、中を覗いた。

「んー、暗くてよく見えない…」

「わっ、分かりました、分かりましたから! …どうか、中では大人しくしていてくださいまし」



 小さな扉を潜ると、これまた狭く天井の低い廊下に出た。背中を曲げてそろそろと進むメイブの後を追うと、ある地点でようやく天井が高くなった。
 重い石の扉を叩くと、内側からゆっくりと開いた。

「いらっしゃいませ…っ!?」

 出迎えたのは、一人の少女。もじゃもじゃの金髪を短く切り揃えて、白い簡素な服を着ている。彼女は、メイブの後ろにいるアスラの気づくと、目を丸くした。

「あ、あら? どうしてアスラ様がここに」

「どうしても、ついてくると言って聞かず…」

 少女は困ったように後ろを見ると、やがて言った。

「…ま、まあ良い…と思います、はい。メイブ様、こちらへどうぞ…」



 薄暗い部屋には、2人の女が待っていた。彼女らはアスラに気付いても、特に驚く素振りは無い。

「いらっしゃいませ、メイブ様」

「本日は、アスラ様もご一緒で」

「よ、よろしいんですの? アスラ様をお入れして」

 すると2人のうち、大柄な女が頷いた。

「ここはアスラ様の居城ですから。そろそろ、ご興味を持たれる頃かなと思っておりました」

「あ、あら、そうですの…」

「お召し物をどうぞ」

 少女が近寄ってくる。メイブは、アスラの方をちらちら見ながら、ドレスをするりと脱いだ。少女の助けを借りながら、衣服を全て脱ぎ、裸になる。
 裸のまま奥へ進むと、そこにはオリエズマの島国領にあったような、石の湯船があった。水面には、薔薇の花弁が無数に浮かび、部屋にはむせ返るほどの花の匂いが充満している。
 2人の女のうち、細身の方が歩み寄ってきた。彼女は上着を脱ぐと、全裸に腰布ばかりの姿になり、メイブの手を取った。

「足元にお気をつけて」

 湯船に浸かると、女はメイブの身体を、薔薇の湯で洗い始めた。

「あのように、貴方様の褥に参上する前に、身を清めるのです」

 後ろから、大柄な方の女が近付いてきた。

「フローレンスと申します。洗体を務めるのは、ダフネ」

「わ、わたしはヘレネーです」

「いかがでしょう。アスラ様も、ご一緒に」

「一緒に?」

 首を捻るアスラ。フローレンスは言った。

「ダフネの洗体や、わたくしのマッサージなどいかがでしょう。勿論、ご希望でしたら『お相手』もいたしましょう」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?

「じゃあ、お召し物を預かりますね」

 ヘレネーに服を預けると、アスラは薔薇の湯船に入った。そうして、悩ましげな声を上げながら洗体を受けるメイブの向かいに、腰を下ろした。

「あ、アスラ様…あっ♥ ん…」

「少々お待ち下さい。間もなく終わります」

 小さく悶えるメイブ。大きな2つのおっぱいが、花びらを押しのけて水面に浮かび、ゆらゆらと揺れている。その片方を手に取ると、ダフネはピンク色の乳首の先まで丁寧にスポンジで洗う。

「んっ、あ、あっ…♥」

 両方を乳房を洗うと、ダフネは湯の中に腕を突っ込んだ。と、メイブの身体がびくんと跳ねた。

「あっ…あっ♥」

「失礼します…」

 湯の中で、ごそごそと手を動かす。メイブが、嬌声を上げる。

「あっ、あんっ♥ あ、あっ♥」

「お小用は、今のうちにどうぞ」

「んぁっ♥ …で、では失礼して…んっ♥」

 ふるり、肩を震わせるメイブ。それを見ながら、アスラは花びらに覆われた湯の中で、小さなペニスを硬くしていた。



安価下
①メイブに挿れる

②ダフネに手を出す

③我慢する

 メイブが、湯船を出た。丸い乳房を揺らしながら、ダフネがアスラに近寄ってくる。

「お待たせしました。腕を失礼します…」

 腕を取り、薔薇の香りの染み込んだスポンジで丁寧に洗う。腕から肩、肩から背中。湯を染み込ませては、身体を擦る。時折当たる乳房は、柔らかい。思わず手が出そうになるが、ここは我慢。
 向こうに目を遣ると、ベッドにうつ伏せになったメイブに、フローレンスがマッサージを施していた。肩や背中を掌でぐいぐい押す手付きは、マハーリヤのそれに似ていた。

「では、前を」

 ダフネが、アスラの前に回り、胸や腹を擦る。その手付きは別にいやらしくはないのだが、水面でぽよんぽよんと揺れる丸い乳房が、嫌でも目を引いた。

「…お辛いようでしたら、一度出されても」

「い、いい…」

 首を横に振る。
 どうにか洗体を耐えると、肉棒を硬く滾らせたまま湯船から出た。

「ああっ♥ ああんっ♥」

 ベッドの上では、仰向けにされたメイブが、フローレンスの指に膣を愛撫されていた。がくがくと身体を震わせると、巨大な乳房が派手に揺れる。奥まで指を挿れ、素早く動かすと、メイブは股間から勢いよく潮を吹いた。

「ああぁんっっ♥♥」

 フローレンスは、小さな壺から香油を掬っては、メイブの身体に塗りたくる。クリストラ領で抱く女が発する匂いは、ここで付けてくるようだ。
 メイブの痴態を見ながら、彼のペニスは限界まで膨れ上がり、亀頭の先端からは透明な汁がたらたらと漏れ始めていた。



安価下
①メイブに挿れる

②フローレンスに手を出す

③ヘレネーを押し倒す

「もう…我慢できないっ」

 アスラはベッドによじ登ると、メイブの上に跨った。

「あ、アスラ、さま…」

「挿れるよ。いいよね」

 メイブは少し躊躇いながらも、薄く茶色の毛に覆われた股を開いた。

「はぁっ…ど、どうぞ…あぁんっ♥」

「あぁっ!」

 夢中で膣に挿入した瞬間、彼は果てた。
 射精しながら、熱く、蕩けたメイブの膣を感じた。ここで抱く女が、最初から濡れて蕩けているのは、ダフネやフローレンスが愛撫したからなのだと、初めてアスラは知った。

「あぁんっ♥ あっ、あぁっ♥」

「はぁっ、メイブ…っ」

 ばるんと揺れる乳房に、しゃぶりついた。

「ああぁっ♥♥」

 薔薇の香る乳首を夢中で吸うと、メイブの膣がぎゅうっと締まった。
 射精したばかりのペニスが、再び膨らんでくる。

「はあぁっ…アスラ様、アスラさまっ…あんっ♥」

 硬く膨れた乳首をしゃぶりながら、腰を振る。熱い膣肉が、とろとろと柔らかく、アスラの肉棒に絡みついて締め付ける。
 メイブが、両腕で彼の頭を抱き締めた。

「んんっ…んんぁっ…♥」

「っ…はっ、んっ…あぁっ」

 うねる膣穴に、どくどくと精液を流し込んだ。



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠

いったんくぎる

メイブはぶっちゃけ良い人です。価値観が違うだけで



「…っくしゅっ!」

 くしゃみで目が覚めた。はっと辺りを見回すと、そこはいつもの寝室であった。
 どうにも、昨夜の記憶が曖昧だ。女が夜伽の準備をする部屋に、メイブと一緒に入って、色々体験して、結局予定通りメイブと交わって…

「おはようございます」

「!」

 ドアが開き、マリアが入ってきた。

「おはよう…メイブは?」

「先に起きて、身支度を済まされましたよ。アスラさまも、朝食ができております」

「うん…」

 アスラはベッドから降りると、着替え始めた。
 着替えながら、彼はふと尋ねた。

「メイブは…どうして、マリアに意地悪するの?」

 するとマリアは、ふっと微笑んだ。

「様々な事情があるのですよ、アスラさま。難しい立場の中で…あの方は、できる限り私たちのことを気遣って下さっているのです」

「気遣う? あれが? …」

「さ、一日の始まりです。今日は何をしましょうか」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①剣の修業

②乗馬の訓練

③魔術の練習

④その他要記述



「そろそろ、次の段階へ進みましょう」

 魔術の練習の最中、シエラは言った。

「これまで、目に見えない魔力を、目に見える力や物に変換する術を学んできました。今度は、目に見えない魔力を、目に見えないまま活用してみましょう」

 と、ここで顔を曇らせる。

「…特に、アスラ様にも身を守る術が必要と思われますので」

「!」

「応用の仕方には、幾つかあります。魔力を身体や道具に纏わせて強化したり、相手に投げつけて直接傷を与えたり、或いは精神に作用したり…」

「ソフィーがしてるみたいな?」

「本来、彼女の術は危険なものです。使い方次第では、生命を奪いかねません」

 杖を撫でながら、言う。

「ですので、今回はあくまで、この杖を媒体として用いる魔術にします」



安価下1〜3でコンマ最大 どれにする?
①攻撃魔術(炎や雷などで直接攻撃する)

②強化魔術(身体強化や武器へのエンチャント)

③精神魔術(精神干渉や感覚阻害)

④その他要記述

 シエラは顔料を指に取ると、アスラの腕に線を引いた。

「良いですか。この線の中を、魔力が通っていくイメージです」

「うん。…」

 杖を取り、線の端に当てる。そうして、魔力を込める。

「こ、こう…?」

「試してみましょう」

 シエラが杖を振ると、握り拳大の鉄球が現れた。それを床に置くと、言った。

「持ち上げてごらんなさい」

「よい…しょっ! うっ」

 線を引かれた手で握り、力を入れるが、少ししか持ち上がらない。

「魔力を筋力に変える…口で言うのは簡単ですが、イメージしづらいと難しいものです。例えるなら…もう一つの手で、自分の手を助けているような…」

「うん…うん?」

「…! では、こうしましょう」

 思いついたように、シエラは再び顔料を取り、腕から5本の指まで線を伸ばした。

「この線まで魔力を通して、そしてその魔力で、指の力を増すようにしましょう」

「やってみる…」



「…しょっ! できた!」

 鉄球を片手で軽々と持ち上げる。リンゴか何かのように鉄球をぽんぽんと投げるアスラに、シエラは頷いた。

「コツは掴めましたね。ゆくゆくは、線も杖も無しで使えるようになりましょう。お疲れ様でした」

 鉄球を消すと、シエラはふと声を潜め、言った。

「…今夜は、いかがしましょう。既に『授かっている』私は、お相手できませんが…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①女と寝る(今まで出てきたクリストラの女を併記)

②自主練

③その他要記述



「…ぬんっ!」

 肘から指先まで引いた線に、魔力を込める。その状態できょろきょろと部屋を見回し、目に付いた椅子を持ち上げてみる。

「よいしょっ…あんまり変わった気がしない…」

 椅子を置き、力を抜く。対して効果を感じない割に、疲れは強く感じる。

「大丈夫なのかな…」

「…失礼します」

 そこへ、シエラが入ってきた。

「あれ、どうしたの?」

「お一人でお休みになっていると聞いて、もしやと…」

 寝間着姿のシエラは、片手に杖を持っていた。

「丁度良かった。どうにも上手く行かなくて…」

「方法は大丈夫でしょう。感覚を掴むには、数をこなすのが一番ではありますが…身体強化に関しては、バルバスに得意とする者がいると聞きます」

「誰?」

「ええと…エルフの、シャナルと言いましたか」

「! シャナルね。良いこと聞いた」

 アスラは、ぐっと拳を握った。

「今度聞いてみるよ。…」

 それから杖を握り直し、腕に当てる。
 シエラの指導もあり、アスラはよりコツを掴めたような気がした。



「…んんっ」

 ベッドから起き、伸びをする。寝た時間が遅かった割には、気持ちよく目覚めた。
 マリアが起こしに来る前に、着替えて部屋を出た。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 日中)
①剣の修業

②音楽の稽古

③狩猟に同行

④その他要記述



「お稽古の前に、ご報告を」

 リュートを手に取ると、ソフィーはふと口を開いた。

「前のご寵愛で…私も、ありがたくも、貴方様のお子様を授かりました」

「! それは…」

 アスラが何か言う前に、ソフィーはリュートを爪弾いた。

「アスラ様は、もうリュートの基礎を身につけられました。後は、磨きながら技術の枝を伸ばすことです…」

「…」

 ソフィーの手元を真似て、自分もリュートを弾く。
 日暮れまで、レッスンは続いた。



「…夜、ですね」

 カーテン越しに外を見て、ソフィーが言う。

「今宵は…どなたと過ごされるのでしょう」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)
①女と寝る(今まで出てきたクリストラの女を併記)

②自主練

③その他要記述



「…」

 人気のない、暗い中庭でリュートを爪弾く。昼間に教わった曲を弾いていて…手を止める。

「この手の移動が、なかなか…」

 同じ曲を弾いては、同じフレーズで止まる。何度も失敗してから、彼は諦めて寝ようとリュートを下ろした。その時

「…こんばんは、アスラ様」

「ソフィー…」

 ソフィーは、アスラが腰掛ける石の隣に座ると、身を寄せてきた。

「丁度良かった。このフレーズが、どうしても上手く行かなくて…」

「間違いなく奏でることは大切です、が」

 よく見ると、ソフィーは楽器を持っていなかった。

「…一番大事なのは、心を奏でることです」

 そう言うと彼女は、アスラの頬に手を伸ばし、そっと唇を付けた。

「だ、駄目だよ…もう、妊娠してるんでしょ」

「関係ありません。…愛を奏でるのが、一番です」

 そう言うとソフィーはアスラの膝の上に、向かい合うように座った。首に両腕を回し、豊満な胸を押し付けながら、何度も唇にキスをする。

「ん…んっ…んっ…♥」

「…」

 アスラが、押し付けられた胸に手を伸ばす。ドレスの胸元をぐいと引き下ろし、直接掴み、乳首を指でくすぐる。

「ん、ぁ…っ♥」

 ソフィーも、アスラのズボンに手を伸ばし、下ろしてペニスを取り出す。スカートの中でショーツのクロッチをずらすと、その中に肉棒を誘った。

「あ、ぁ…んっ♥」

「はぁっ…」

 一つになると、ソフィーはアスラを両腕で抱き締め、耳元で囁いた。

「アスラ様…愛してます」

「ソフィー…」

「愛してます…あなたを…心から…」

「あ、ぁ…」

 歌うような囁きに、彼のものは一層大きくなっていく。

「ぁ…♥ アスラ様…あぁ、アスラ様…愛してます…♥」

「ソフィー、あ、ああっ…ソフィー…っ!」

「あ、あ、あぁっ…愛して…ぁんっ♥」

 ソフィーの膣が縮む。その中で、アスラは果てた。

今日はこの辺で

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___オリエズマ、クリストラ、バルバス、タルスム、クリストラ…

 ___よほどサトンが気に召さなかったらしい。まあ、当然か。

 ___んー、出遅れてまんなぁ…



「おはようございます」

「ん…あれ、今日はメイブ?」

「ええ、わたくしですわ」

 メイブは、大きな胸を張って言った。

「お望みでしたら、今後はわたくしが乳母となって差し上げてもよろしくてよ?」

「…」

 頭を掻くと、彼はベッドから降りた。今日は何をしよう…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
①剣の修業

②絵画の勉強

③狩猟に同行

④その他要記述



「あ、お、お久しぶり…ですね?」

「そうだね」

 ソーマはキャンバスに向かい、紙と鉛筆を手に取ると、果物の盛られた籠を描き始めた。
 アスラも倣ってデッサンをしながら、ソーマの手元を覗き見る。

「…前よりも、上手くなってる」

「はひっ!? …あ、こっ、光栄です…あっ」

 何かに気付いたように、アスラのデッサンを見る。

「その、光の当たる向きに気をつけると…立体的になりますよ。こう…」

 紙の空いたスペースに、2このリンゴを描く。それから、その斜め上に点を打ち、リンゴに陰を付ける。

「!」

「こ、こんな感じで…」

 おずおずと下がり、自分の椅子に戻る。アスラは、自分の果物籠の斜め上に点を打った。

「あ、や、その、光は、窓から差してますから、その…うぅ…」



「…お、お疲れ様でした」

 一段落すると、ソーマが立ち上がった。

「最近は、夜遅くまでお勉強されてますけど…こ、今夜は、どうなさいますか…?」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)
①ソーマと寝る

②女と寝る(今まで出てきたクリストラの女を併記)

③自主練

④その他要記述

(96は流石に越えんやろ)





「…ど、どうぞ」

 ベッドの上で、ネグリジェだけを纏ったソーマが誘う。アスラはベッドに上がると、彼女に抱きついた。

「んっ」

「ん…」

 小さな胸に顔を埋めると、やっぱり香油と薔薇に混ざって、画材の油の匂い。

「アスラさま…前より、大きくなりましたね」

「そうかも…」

「んっ…わ、わたしで良ければ…」

 仰向けに寝転がり、躊躇いながらネグリジェの裾をたくし上げる。閉じられた太腿を両手で開くと、薄い茂みに亀頭を押し当てた。

「挿れるよ…っ」

「ひ…ま、前より大きく…んっ♥」

 狭いソーマの膣に、肉棒を突き入れる。ダフネやフローレンスが解した穴が、きゅうきゅうとアスラに絡みつく。

「あぁっ♥ あすっ、アスラさまっ、あんっ♥」

「はあっ、ソーマ、ソーマっ、あっ」

 固く目を閉じ、腰を振るアスラにしがみつくソーマ。

「入ってるっ♥ あっ、アスラさまがっ♥ わたしに、あんっ♥」

 絡みつく膣肉が、ぴくぴくと震える。

 擦れ合う身体の間で、ネグリジェの胸元がずり下がった。

「あ、あっ♥ あっ♥ …ひんっ♥」

 乳首がアスラの胸で擦れ、竦み上がるソーマ。
 アスラは腰を止めると、赤くなって硬くなった乳首を咥えた。

「ああぁんっ♥♥ …あ、あっ♥」

 ちゅぱちゅぱと音を立て、まだ膨らまない乳房を吸うアスラ。ソーマは、そんな彼の頭を撫でた。

「…ふふっ、こんなにおっぱい吸って…まるで、赤ちゃんみたい…っ!?」

 『赤ちゃん』という単語に、ソーマの背筋がぞわぞわと震えた。

「あ…赤ちゃんっ…赤ちゃんっ、できちゃうっ♥」

「んっ…はぁ、んっ…ちゅっ」

 乳首を吸いながら、叩きつけるように腰を振るアスラ。

「赤ちゃんできるっ♥ アスラさまのっ♥ まだ、こんな、あ、あっ、ああぁっ♥」

「んっ…んんんっ……」

 びくびくと痙攣する膣の一番奥で、アスラの肉棒が爆ぜた。

「あっあああぁぁっっっ♥♥」

 膣肉を収縮させ、ソーマが喘ぐ。

「出た、出ちゃったっ♥ できちゃう、赤ちゃん、妊娠しちゃうっ、アスラさまの、できちゃう…っ♥♥♥」



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠



「…しかして、それは信仰による奇跡に他ならず…」

「…」

 説教台で講釈を垂れるスノアを、ぼうっと眺める。前回の出来事がよほど堪えたのか、アスラの方を見ようともしない。

「お喜びください」

「!」

 いきなり、横からマリアが声をかけてきた。アスラもまた、先日の彼女の変貌を思い出し、今更のように恐怖を覚えた。
 当のマリアは、いつものような笑顔で、スノアを指して言った。

「あの者は、貴方様に応えました。一度の交わりで、子を身籠りましたよ」

「! そ、そうなんだ」

 顔を上げ、スノアを見る。一瞬目が合って、スノアはすぐに手元の聖書に視線を落とした。

「一週間はあっという間ですね。今日は週末、お休みの日ですよ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(5/5日目 日中)



「ここの外のことが知りたい、と?」

 マリアは首をひねった。

「さあ、私も長らくここに住んでおりまして…外のことには疎いのです」

「マリアでもそうなの?」

 しかし考えてみれば、自分が生まれたときから彼女はここにいたはずだ。10年も籠もっていれば、外のことなど忘れてしまうのかも知れない。

「どなたか、他の方に聞いてみるのが良いでしょう」

「うん。そうする」

 アスラは部屋を出た。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①城の者に聞きに行く(今まで出てきたクリストラの女を併記)

②城をぶらついてみる(コンマ判定あり)

③城の外をぶらついてみる(コンマ判定あり)



 城を出て、緑の領地を歩き回る。城を囲むように、小さな家や建物が並んでいるのは、外と一緒なのだろうか。そんなことを考えながら、まさにその『外』について、知っていそうな人物を探した。



安価下コンマ
01〜20 小さなやかましい女
21〜50 花屋のおばちゃん
51〜70 パン屋
71〜90 果物屋
91〜98 青い髪、青い目の女
ゾロ目 眼鏡を掛けた女がぶつかってきた



 道を歩いていると、一人の少女に会った。

「…何だよ」

 底の分厚い靴を履いて、ダボダボの作業着を着た、背の低い女だ。前髪が長いのと、アスラですら見下ろす形になるので、目が見えない。

「聞きたいんだけど、ここの外について」

「ああん?」

 やけに突っかかってくる。アスラは違和感を覚えながらも、続けた。

「…知らないかな」

「つまんねえとこだよ。船の一つ造るのにも、契約だ株だ面倒くせえ」

 それから女は、ずいと睨めつけるように、アスラの顔を見上げた。

「そんなことより、てめえがここの主だろ。オレぁでっけえ船を造りたくてここに着たんだ」

「船?」

 オリエズマの渡しに使うような、あの舟だろうか。

「そうだ。何千人も載せて、でっけえ大砲何門も積んで、海の果てまで行っちまうような…」

「た、たいほう…うみ?」

「金持ってんだろ。出せ」

「かね? 何それ、持ってないよ」

「しらばっくれんじゃねえ、だーせーよ!」

 いきなり、胸ぐらをつかむ女。アスラはその腕を掴んで引き剥がす。

「しーらーなーい!」

「しーるーかーよー!」

 埒が明かない。ここは…



安価下
①逃げる

②説得する

③押し倒す

④その他要記述

「逃げる!」

「あっ、待て!」

 女の手を振り払い、城へと一目散に逃げ出した。



「…はぁ、疲れた」

 欲しかった外の情報は得られず、体力だけを失った。大損だ。
 諦めて、クリストラでの週最後の夜をどう過ごすか考え始めた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(5/5日目 夜)



 例の狭い扉を潜り、奥へと進む。
 出迎えたヘレネーは、アスラ一人なのに気付くと、また目を丸くした。

「あ、あれ? 今日はお一人なんですか?」

「うん。君に相手してもらおうと思って」

「ああ、なるほど……って、ええっ!?」

 素っ頓狂な声を上げるヘレネー。

「わっ、わたし? 何で…って、まあ、その可能性もあるにはあったけど…えっと」

「良いかな」

「もっ、勿論ですよ? 勿論ですけど…その」

 ヘレネーは、もじもじと身体を揺すりながら、尋ねた。

「…ここで、します? それとも、お部屋で?」



安価下1〜3でコンマ最大
①寝室で

②ここで

③その他要記述



「じゅ、準備できました…」

 寝室に入り、ベッドに上がる。香油と薔薇の香を纏うヘレネーは、既に裸であった。

「わ、わたし、まぐわいは初めてだし、2人みたいな特技も無いけど…精一杯、頑張りますっ」

 アスラの寝間着を脱がせると、剥き出しのペニスを小さな手でそっと握った。

「わ、この前見たけど、初めて触ります…」

 慣れない手付きで、肉棒を扱く。ベッドの上で胡座をかくアスラの、脚の間に顔を埋めると、恐る恐る亀頭を口に入れた。

「ん、む…」

「ふぁ…」

 小さな舌が、ちろちろと亀頭を撫でる。もじゃもじゃの金髪を撫でながら、アスラは彼女の口腔をペニスで味わう。

「んっ、れろ、ちゅっ…っぱ、んっ…」

「ふぅ…」

「…っは」

 アスラが勃起すると、ヘレネーは深呼吸して、ベッドの上に仰向けになり、脚を広げた。
 香油と愛液で、てらてら光る女性器は、つるつるに毛を除かれていた。

「ダフネさんとフローレンスさんに、しっかり解してもらいましたから…どうぞ、ここに挿れて…たくさん、気持ちよくなってくださいっ!」

「じゃあ、いくよ…」

 透明な汁を漏らす亀頭を、無毛の割れ目にあてがう。

「あ…あ…っ」

「っく」

 ぐいと、腰を突き出した。

「あぁ、くぅぅ…っ」

 歯を食いしばるヘレネー。入り口でぷつんと何かを突き破ると、途端にアスラはふかふかの肉に包まれた。

「あぁ…あぁっ」

「くぅ…ふうぅっ…」

 硬く閉じた目に涙を浮かべるヘレネー。アスラは、ぽんぽんと肩を叩いた。

「入ったよ、ヘレネー」

「っ…は、ひゃいっ? …あ、よ、良かったぁ…」

 頬に、涙が伝う。細い身体に腕を回し、ぎゅっと抱き締めながら、アスラは囁いた。

「ヘレネーのおまんこの中、ふわふわで、あったかくて、とても気持ちいい…」

「ひぅ…は、恥ずかしいですぅ…」

「ダフネとフローレンスが、頑張ったんだね」

「っ…そ、そうです…」

 ヘレネーが、顔を真っ赤にして目を逸らす。

「ヘレネー?」

「…と、とっても頑張ってましたよ…途中で3回も、お漏らししちゃうくらい…っ!」

 そこまで言って、はっと口を塞ぐ。

「…おしっこ漏らしたんだ」

「…」

 赤い顔で、ふるふると震えるヘレネー。言い訳がましく、消え入りそうな声で言った。

「…フローレンスのマッサージで、我慢できる人なんていません…わたしが、いつも床をお掃除するんですよ…先に、湯船の中でおしっこしてもらうのに…」

「…」

 脳裏に浮かぶ、先日のメイブの痴態。ここに来る前には、誰もがああなるのだ。シエラも、リィナも、ソフィーも、ソーマも……
 ……シャーロットも。

「…っ」

 薔薇の浮かぶ湯の中で、裸で愛撫されるシャーロット。恥ずかしがりながら、湯の中におしっこを出すシャーロット。ベッドの上で、全身くまなくマッサージされるシャーロット。膣の奥までほぐされて、耐えきれず、出したはずのおしっこをまた漏らしてしまうシャーロット…

「…うっ」

「? …ひ、あ、出た、出ちゃった…っ」

 自身の中で、どくどくと子種を漏らすアスラを、ヘレネーはどうして良いかわからない様子で見つめていた。



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠



「おはようございます」

 マリアの声で、アスラは目を覚ました。

「…もう時間?」

「ええ」

 頷くマリア。起き上がったアスラの寝間着を脱がしながら、言う。

「新しい週でございます。どちらへお渡りになりますか」



安価下3票先取 どれにする?(11/15週目)
①クリストラ

②タルスム

③オリエズマ

④サトン

⑤バルバス



「…やあ、うちを気に入ってくれたみたいで、嬉しいよぉ」

 川岸に屋根付きの舟を停めると、ワタリはひらひらと手を振った。
 アスラが乗り込むと、中にはやはり、ランメイとユゥウェイ、そしてツバキとミナトラが正座していた。

「じゃあ、出すよぉ」

 ワタリが竿を繰ると、舟がゆっくりと動き出した。
 早速、ランメイが口を開いた。

「ユィーキ様のご懐妊に感謝して、王朝より更に姫を献上いたします。他にも、珠玉の娘たちが多数。先日後宮に到着いたしました」

「武道、学問、美術…その道に長けたものが、わたくしどもの領には多く」

「…はっ?」

 ランメイが、怪訝な目でツバキを見た。
 ツバキは、堂々と言う。

「育ち盛りの頃にございます。多くの知恵、業を学んでいただけると」

「…はっ、寝てた…」

 外から、ワタリの声がした。

「…着いたよ。さあ、どちらに降りるかな?」



安価下1〜3でコンマ最大 どちらに降りる?
①北岸(大陸領)

②南岸(島国領)

今日はこの辺で

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___また、オリエズマ…

 ___あの皇女が、よほど気に入ったのかしら。

 ___やはり、目当ての相手がいると強いな。クリストラと言い、オリエズマと言い…



「ようこそ、いらっしゃいました」

「そして、我が妹へのご寵愛。禁裏を代表して篤く御礼申し上げます」

 西禁に入ると、2人の少女が出迎えた。いずれも綺羅びやかな着物を着ているが、年長の方は少し控えめな服を着ている。

「本国の第二皇女、ユィーキの姉、ランファンでございます」

「皇太子の長女…郷主と呼びますが、貴方様の前ではただのフェイグゥにございます」

 深々と頭を下げる、2人の皇族。

「ユィーキの姉妹なんだ。…ユィーキは、元気かな」

「つつがなく、本国へ辿り着きました」

 ランファンが頷く。

「慣れ親しんだ故郷で、固い守護の元、出産されるでしょう。そして生まれた子は」

「将来の帝も、夢ではございません」

 フェイグゥが、目をぎらつかせた。そう変わらない年頃の少女の、凄まじい目つきに戸惑いながらも、アスラは「そうなんだ」と相づちを打った。

「つきましては」

 フェイグゥが合図すると、数人の女が大きな台車を押してきた。紫の覆いを外すと、中から現れたのは大量の肉、魚、果物、金や銀に宝石。
 そしてその中で平伏する、一人の少女。

「あの娘は…?」

「桃娘、をご存知でしょうか」

「桃娘? …またそうやって、ぼくを騙す気でしょ」

「はぁ?」

 首をひねるランファン。

「前に、フォンリンから聞いたよ。桃だけ食べて育った女の子って…そう言って、おしっこを飲まされたんだよ。大変だった」

「フォンリン…」

 ランファンは呟いて…

「…チッ」

「!?」

「あ、いえ。あの方はいたずら好きですから…わたくしたちがお持ちしたのは、紛れもなく、正真正銘の桃娘。乳離れから桃と最低限の薬のみを口にし、桃の香りを放ち、桃の果汁を血潮に巡らし、果汁の尿を出す、人型の果実。…ご挨拶を」

 少女が、頭を上げる。

「シャオ、と申します」

 長い黒髪を両脇で括り、桃色の漢服を纏っている。

「どうぞ、愛してくださいませ」

 微笑む少女。フェイグゥが言った。

「今夜は、シャオと共に褥に伺います。…それとも、先に『味見』してみますか?」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 日中)
①シャオと遊ぶ

②武術の鍛錬

③外をぶらつく

④その他要記述

すごく早いけど今日はこの辺で



「改めまして…シャオ、と申します」

 部屋に入ると、シャオは床に平伏して名乗った。顔を上げると、両手をスカートの間に挟んで抑えている。よく見ると、彼女は小さく震えていた。

「本当に、桃しか食べないの?」

「概ね、その通りでございます。但し、桃は通年手に入るものではありませんので、干し桃や水、それと生命を永らえるための薬は少々」

「それで、全身が桃の…!」

 近寄って、気付く。彼女の小さな身体は、確かに甘酸っぱい、果実の香りを放っていた。
 両手で股を押さえ、細い声でシャオが言う。

「…勇者さまのお渡りに備え…っ、シャオは、たっぷりと『果汁』を、蓄えてお待ちしておりました…」

 よろよろと立ち上がり、スカートの裾をつまんで広げる。桃色のスカートは中央で分かれていて、広げると中から、つるりとした裂け目が現れた。ほんのりと赤く、濡れた肉の裂け目は、正にもぎたても桃の果実のよう。

「…ぁっ♥」

 シャオが息を呑む。次の瞬間、割れ目の奥からぴゅうと液体が迸り、絨毯に落ちた。その染みから立ち上る、濃厚な桃の香り。
 細い太腿をぴったりと合わせ、かたかたと震えながら、シャオが囁く。

「どうぞ…ご、ご賞味ください…んぁっ♥」



安価下 どうする?

「…じゃあ」

 アスラはその場に膝を突くと、震える割れ目に顔を近づけた。フォンリンみたいに嘘だったとしても、その時は仕返しにこっちのおしっこを飲ませてやればいいだけの話だ。
 しっとり濡れた薄桃色の陰唇に触れ、そっと開く。紅色の粘膜が開かれると、今までと比べ物にならないほどの甘い香りが、アスラの鼻に直撃した。

「! …」

 膣穴の上の壁、ひくひくと動く小さな穴に、口を付けた。

「では、失礼……ぁ♥」

 ふわり。シャオの腰から、力が抜ける。次の瞬間

 

___しゅういぃぃぃぃ…っっっ…



「っ!? …ん゛っ、んぐっ…」

 温かい液体が、アスラの口になだれ込んできた。喉を叩く水流に思わずむせ、そして気付く。
 甘い。塩辛くも、苦くもない。ただ搾りたての果汁のように、甘酸っぱい。

「んっ…んく、んくっ、んくっ…」

「はわぁぁ…♥♥ あ、んっ…♥」

 恍惚の声を上げながら、溜め込んだおしっこを出すシャオ。快感に震える腰を両手で掴み、夢中でおしっこを飲み込むアスラ。
 甘く、酸っぱく、とろりとしたシャオの『果汁』は、勢い衰えることなく、アスラの喉を潤し続ける。

「本国の清流水にて仕込み…んっ♥ 今日まで、蓄えてきた果汁にございます…いかがですか…ぁっ♥」

「んんっ…ん゛っ! っはぁっ、もう、もういいっ…ん゛っ」

 アスラの胃を満たしてなお、おしっこは止まらない。口を離し、顔に浴びながら必死に呼びかけると、やっと放尿が止まった。

「はぁっ…ほ、本当に、桃の味だった…げふっ」

 口を拭いながら、アスラが立ち上がる。スカートを直すと、シャオは瑞々しい桃色の唇を指した。

「お小水だけではありません。唾液も、涙も、汗も。この身体から迸る全ての汁は、等しく果汁にございます」



安価下 どうする?

「んっ♥」

 唇を重ねると、小さな舌が口の中に滑り込んだ。滲み出す熱い唾液は、桃の味。

「ん、ちゅっ、れろっ♥」

 蠢く果肉を味わいながら、着物の袷に手を滑らせる。膨らみ始めたばかりの、それでいて柔らかな丘が掌に触れる。

「ん…っ♥」

 舌を絡めながら、シャオは帯を解いて着物を脱ぐ。スカートも下ろすと、アスラの服に手をかけた。
 お互い、幼い裸体を晒しながら、互いの胸や性器を愛撫し合う。

「はぁ、んっ」

「んむっ…ちゅぅ…♥」

 粟粒のような乳首が、ぷくりと顔を出す。硬くなった肉棒が、先走りを漏らす。
 いつの間にか、アスラは寝台の縁に腰掛けていて、シャオはその膝の上で向かい合い、両腕両脚できつく彼に抱きついていた。

「んっ…んっ♥」

「ん、あ、はっ」

 先程浴びた尿も相まって、むせ返るほどの桃の香がアスラを包む。

「はぁっ、勇者さまっ♥ ぁっ♥」

「はぁっ、シャオ、出そうっ…」

「…んっ♥」

 抱きついたままシャオが、小さくいきむ。次の瞬間

「…はあぁ…♥♥」

 熱い液体が、アスラのペニスにひたひたとぶつかった。
 裏筋を打つおしっこの刺激に、アスラは思わず叫んだ。

「で、出ちゃう、出ちゃうよぉ!」

「はぁ…んっ、ぁ…♥」

 シャオは、恍惚の声を、耳元で囁いた。



安価下 どうする?(最後)

 たまらず、アスラはシャオを寝台に押し倒した。

「ぁんっ♥」

「はぁっ、もうダメ、もう我慢出来ない…くうぅっ!」

「あ、あぁっ♥」

 ちょろちょろと水のせせらぐ穴に、肉棒を乱暴に突き入れた。

「あ…っっっ!!」

 挿れた瞬間、肉棒が跳ねた。



 ___びょわあっ



 極上の布団のように温かく、柔らかく、新鮮な果実のように引き締まり、じっとりと濡れた肉の穴。シャオの放尿にも負けない勢いで、精液が迸った。

「あ、あ、あ…」

「はわぁ…あ、あぁっ…んっ♥」



 ___びゅううぅぅぅっっ…びゅわっ

 ___びゅるるるる…



 今まで経験したことがないほど、大量の精液がシャオの小さな膣に流れ込む。

「あはっ、すごい、すごいですっ…んっ♥」

 目を閉じ、小さくいきむと、繋がった腰に温かな液体が広がる。密着した肌に広がり、寝台に染みて広がっていく。
 寝台が、桃の芳香に包まれていく。

「はぁ…はぁっ…」

 永遠にも思える射精が終わり、アスラは名残惜しそうにペニスを抜いた。
 シャオは満足げに微笑んだ。

「ああ、何と勇壮な…シャオ、初めてなのに、感じてしまいました」

「は、初めてなの…?」

「ええ。シャオは、痛みに疎く…」

 寝台から立ち上がる。それから、着物を拾って着直した。

「どこに行くの?」

「夜のご用意を。次は、フェイグゥ様と共に参りますので…」

 ぺろり。唇を舐める。

「…たっぷりと、『果汁』を蓄えて参ります」



安価下コンマ 00で妊娠



「…!」

 寝室の扉が開く。入ってきたフェイグゥとシャオは、共に桃色の漢服を纏い、スカートの前を大きく広げ、或いは無毛の、或いは薄く陰毛の生えた秘部を曝け出していた。
 2人は並んで平伏し、何度も立ち上がり座っては、頭を上下させた。

「今宵、勇者さまのお相手を務めさせていただきます」

 一連の礼が終わると、フェイグゥが口を開いた。

「フェイグゥでございます」

「シャオでございます…っ♥」

 フェイグゥは立ち上がると、持ってきた2つの盃の片方を、アスラに差し出した。

「古来より…桃娘の小水は、不老長寿の妙薬として知られております」

「さっき、たらふく飲んだよ」

「それは何より。…わたくしも、ご同伴しても?」

 アスラが頷くと、フェイグゥはシャオの方を向いた。

「はい」

 シャオは、立ったまま脚を肩幅に開く。フェイグゥがその間に盃をあてがうと、シャオは「んっ」といきんだ。
 たちまち、つるりとした割れ目の間から、くちなし色の『果汁』が迸り、盃に注ぐ。盃が一杯になると、フェイグゥはそれをアスラに差し出し、空の盃を受け取ってまたシャオの尿で満たした。

「では…勇者さまの、末永き健康と繁栄を祈念して」

「乾杯」

 お互い、盃に口を付ける。そうして、果汁味のおしっこで喉を潤した。
 その間に、シャオは寝台に登った。布団を捲り、膝立ちになると、寝台目掛けて勢いよく放尿を始めた。

「っ!?」

「シャオは、優れた桃娘にございます。その膀胱は、丸一日厠に行かず、多くの小水を貯めることができます」

「はぁ…ぁ…んっ…♥」

 寝台をおしっこ塗れにするシャオ。戸惑うアスラに、フェイグゥが説明する。

「術を用いても数週間の船旅の間、シャオは耐え続けました。貴方様のために。それでも耐えきれず、少しずつ漏れ出た小水は、絹の布に染み込ませ、同じ重さの金と交換されました」

「金と、おしっこを?」

「それほど、価値のあるものでございます。…さて、成りました」

 寝台、布団、枕。全てにたっぷりとおしっこを染み込ませて、ようやくシャオの放尿は終わった。彼女が寝台から降りると、代わりにフェイグゥが上り、仰向けになって脚を広げた。

「どうぞ。ユィーキ様だけでなく、わたくしにもご寵愛を…」

「じゃあ、いくよ…っ」

「はあぁっ…」

 狭い穴に、ペニスをねじ入れる。シャオに比べると不慣れで、硬い穴だ。
 腰を振り始めると、シャオが後ろから、彼に布団をかけた。

「!」

「はぁっ…ふぅっ…」

 破瓜の痛みに耐えるフェイグゥ。腰を振るアスラは、寝台と布団から漂う、濃い桃の匂いに包まれていた。

「はぁっ、はぁっ、はあっ」

「んっ、くっ…んっ…」

「…勇者さまっ♥」

 シャオが、布団に潜り込んできた。いつの間にか着物を脱ぎ、全裸だ。
 アスラは、目の前で喘ぐフェイグゥの着物を掴み、前をはだけた。そうして、膨らみかけの乳房に口を付けた。

「はあっ…♥」

 初めて、甘い声が漏れる。小さく竦んだ膣に、ペニスを出し入れすると、ぞくぞくと迸るものを感じた。

「フェイグゥ、出すよ…っ」

「くださいっ、お情けを、あ、あっ♥」

「うっ…」

 抱きつくフェイグゥの膣に、射精した。

「はぁ…はぁ」

 アスラは萎びたペニスを抜くと、シャオを見た。

「シャオ…また、しよう」

「いけません、フェイグゥ様を差し置いて…」

「シャオ。応えなさい」

 フェイグゥの言葉に、シャオは小さく口角を吊り上げた。

「…そう、おっしゃるなら」

 精液まみれの肉棒を、小さな手で掴む。

「限られたものしか口に入れられませぬ故…お口でご奉仕はできませんが」

 寝台に仰向けになり、掴んだ肉棒を割れ目に押し当てる。

「このまま…前、後ろ、前、後ろ…」

「はっ…はぁっ…」

 熱く、ぷるんとした陰唇の間で、肉棒を滑らせる。

「前、後ろ、前、んっ♥ …しろっ♥ まえっ♥ …ぁんっ♥」

「はああぁっ!!」

 とうとう、蕩けた穴に、硬くなった肉棒がずるんと滑り込んだ。たちまち、極上の果肉が彼に絡みつき、一度目以上の精液を中にぶちまけた。



安価下コンマ(フェイグゥ) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(シャオ) 00 or 99で妊娠



「…はっ」

 目を覚まして、寒気を覚えた。肌に触れる布団が冷たい。それに、臭い。
 ただ一箇所、温かい片腕には、裸のフェイグゥがしがみついて寝息を立てていた。

「…」

 時間が経ってしまえば、尿は所詮尿、といったところか。フェイグゥを腕から離すと、アスラは濡れた寝台を降りた。冷たい布団と反対に、外は暑い。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
①武術の鍛錬

②フェイグゥと2回戦

③その他要記述

④南岸(島国側)に渡る



「…よし、着いたぞ」

「ありがと」

 舟を降りると、ツバキが出迎えた。

「いらっしゃいませ、アスラ様」

 シェンウェンの櫂で北岸へ帰っていく舟を見送ると、ツバキは言った。

「どちらへ向かいましょう。望むもの、全てご用意いたします」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
①剣の修業

②学問の修練

③魚が食べたい!

④その他要記述



「…何で、そう必死に勉強するんでありんすか」

 古書を読みながら、ふとアズサが零した。

「多くのおなごとまぐわい、子を成すのが殿さまのお仕事でありんしょ。そんなに頭に詰め込んで、何か得になりんすか」

「子作りなら、もっと大きくなってからでもできるから…」

 アスラは答えた。

「それに、日が出てるうちは仕事か勉強っていうのが、クリストラのお約束だからね」

「ここはオリエズマでありんす」

 アズサは苦笑した。

「…今、四書五経を放り出して、あちきを押し倒して犯しても、誰も文句は言いんせん」

「…」

 本を開くアスラ。アズサは溜息をつくと、音読を再開した。



「…さ、日が暮れんす」

 本を閉じ、アズサが言う。

「子作りの時間でありんすよ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)
①女を抱く(今まで出てきた神社周辺の女を併記)

②女を抱く(今まで出てきた遊郭の女を3人まで併記)

③その他要記述

3 新しい女を紹介してもらう

スズランは今まで出てきてないので>>359



 今まで抱いたことの無い女を。そう言うと、アズサはアスラを遊郭へ連れていき、寝室へ案内した。
 襖を開けると、中では幻想的な雰囲気の女が、三指を突いて頭を下げていた。

「…イノ、でございます」

 顔を上げた、イノという女。蝋燭に照らされた髪は銀。瞳は青。紺色の着物を纏い、髪は他の遊女たちのように結わずに、青い布を巻いている。

「イノは蝦夷…島国の、北の生まれでありんす」

「アスラニシパ、今宵はよろしくお願いいたします」

「う、うん」

「では、ごゆるりと」

 そう言うとアズサは、襖を閉めて去って行った。
 残されたアスラは、布団の上に胡座をかいた。

「ニシパって、何?」

「わたしたちの言葉で、『旦那さま』という意味でございます。アスラニシパは、わたしの旦那さまですので」

「へぇ…」

 イノは帯を解くと、着物をはだけた。起伏は小さいが、全体的に均整の取れた、美しい身体だった。その、白く細い腰に、細い紐が巻かれている。

「親元を離れ、遊郭に流れ、多くの殿方のお相手をしましたが…帯を解いたのは、初めてでございます、ニシパ」

「…」

 布団の上に、イノを押し倒す。服を脱ぎ、剥き出した肉棒を、銀色の産毛に覆われた秘部にあてがう。

「どうぞ…ウコチャヌプコロ…♥」

「…っ」

 聞き慣れない言葉に困惑しながらも、腰を突き出した。

「あぁ…っ♥」

 引き締まった膣穴が、アスラのペニスを包む。控えめな胸の膨らみに両手を置くと、ふわふわと揉みながら腰を動かした。

「あっ…♥ あぁ…♥ はぁ…♥」

 控えめに、澄んだ声で喘ぐイノ。抽迭の度に濡れ、熱と滑りが増していく。

「あっ…♥ ニシパっ♥ …立派な、おとこのこ…っ♥」

「はっ、はっ」

 柔らかく蕩けていく女の穴に、アスラが果てるのに時間はかからなかった。

「あん…♥ 孕ませて…」

「…んっ」

 射精しながら、アスラは薄桃色の乳首に口を付けた。

「あっ♥」

 自分に種付けしながら、赤子のように乳を吸うアスラを、イノは愛おしそうに抱き締めた。

「あんっ…赤ちゃん、できたら…いっぱい、飲ませて差し上げますね…トカプ…っ♥」

 ぴんと勃った右の乳首を離すと、今度は左の乳首へ。指で右を弄りながら、舌と唇で乳首を愛撫する。
 ちゅうちゅうと乳首を吸いながら、アスラの腰がまた動き出した。

「んっ…んっ…」

「あ、あっ…♥ まだ、できます…んっ♥」

 硬く膨らんでいく肉棒に、イノが甘い息を漏らす。

「出して…孕むまで…あっ♥ 好きなだけ…あっ♥」

 乳首をしゃぶり、腰を振り、姉弟にしても年の離れた女を貪る、この年端も行かぬ少年を、イノは愛情たっぷりに抱き締めた。

「…っ」

「あ、んっ…♥ あたたかい…赤ちゃんの素が…」

 狭い膣穴をぴくんと竦ませながら、イノは呟いた。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「…ニシパ、ニシパ」

「ん…?」

「朝でございます」

 目を覚ますと、裸に薄い着物を羽織ったイノが、こちらを見下ろしていた。いつの間にか、彼女の膝を枕にしていたようだ。

「新しい一日でございます。早起きは、ニシンの得です」

「ニシン…?」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 日中)
①イノと2回戦

②いい加減魚が食べたい!

③その他要記述

④北岸(大陸側)へ渡る

通信量際どいし今日はこの辺にしとこう

安価下

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___うちに来たで、囲め囲め。

 ___ツバキ曰く、色気より食い気、学びだそうだが…

 ___長い目で見ること。時を掛けても、我が領がどこより価値あるものと知っていただくことが、重要でございます。



「お、おお…」

 生簀から網で掬われ、まな板の上で瞬く間に捌かれていく魚。小さな切り身まで分解されると、炊いた米と一緒に握られ、アスラの前にとん、と置かれた。

「へいお待ち」

「! えっと」

 ぎこちない箸でつまもうとすると、隣に座るアズサが言った。

「江戸前は、手でいくものでありんすよ」

「じゃあ…」

 箸を置き、手で握りを掴んで口に運ぶ。

「…! お、お…」

 話には聞いていたが、こうして生の魚を食べるのは初めてだ。冷ましたご飯と一緒に握ったこの料理を、『寿司』と言うらしい。
 初めての味覚に、どう表現すべきか迷っていると、料理人の少女が尋ねてきた。

「旦那、『ワサビ』は付けて大丈夫ですかい?」

「ワサビ? ホースラディッシュなら、クリストラでも…あんまり得意じゃないけど」

「やや違った品種でありんす」

 アズサが説明してくれた。

「それだけで使う分、殿さまが食べる西洋わさびよりは効くやも」

「試してみやしょうか」

 料理人は、先程と同じようにご飯を握ると、切り身を乗せる前に緑色のペーストを少量、ご飯に載せて魚と握った。

「へいお待ち」

「うん。…ん…」

 手に取って食べてみる。先程と同じ味。…いや、噛んだ歯の間から、何か…

「…っ!? 〜〜〜〜!?」

 突然、アスラは目と鼻を抑えて呻いた。
 アズサは可笑しそうに言った。

「クリストラでは、『辛い』と『熱い』は同じ言葉でありんすが、わさびの辛味は『冷たい』と言われると聞きんした」

「は、鼻、はなが…」

 それでも何とか飲み込んだアスラ。スパイスの効いたタルスム料理で、辛さに幾分慣れていたのが良かった。

「ま、無理はいけねえ。今度気が向いた時に、また挑戦しやしょう」

 料理人が首を振った。



「ごちそうさまでした」

「お粗末さまでした」

 料理人の少女が頭を下げる。年の頃は、ツバキより少し上くらいだろうか。紺色の作務衣に白い前掛けを巻いて帽子を被っている。鮮やかに魚を捌くその手は、傷とあかぎれだらけだ。

「こちらはカンナ」

 アズサが、料理人を指して紹介した。

「島国の食に興味がおありと聞いて、本国よりお呼びしんした」

「でかい料亭で包丁を振るうのが夢だったんでさ。女だから無理だって言われてたけど…幕府から、金も江戸前も預かって、偉い方に料理を振る舞えるなんて」

 目を輝かせて、周囲を見回す。カウンターと椅子の設けられた、専用の台所であった。

「さ、腹ごしらえが済んだら、お仕事の時間でありんすよ」

 アズサが、アスラの肩にしなだれかかる。

「今夜も、気張っておくんなまし」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)
①女を抱く(今まで出てきた神社周辺の女を併記)

②女を抱く(今まで出てきた遊郭の女を3人まで併記)

③その他要記述



「お寿司はいかがでしたか」

「美味しかった。…ワサビは、ちょっとキツかったけど」

「あの辛さは、他には無いものですので。慣れると、苦にならないものでございます」

「なら、もう少しで慣れるね。飲み込めはしたから」

「それは何よりです」

 言いながらツバキは、白い襦袢の紐を解き、前をはだけた。アスラの手を取ると、張りのある乳房に載せる。

「ん…」

 乳を揉ませながら、アスラの服を脱がせてペニスを手に取る。慣れた手付きで肉棒を扱くと、すぐにそこは硬くなった。
 準備ができても、ツバキはペニスを掴んだまま弱く刺激を与える。

「…っ」

 片手で乳首をくすぐりながら、アスラは片方の手を彼女の秘部に移した。薄い毛の中に指を挿れると、熱い肉の穴が指を締め付けた。

「あ…っ♥」

「ん…」

 暗い寝室に、小さな喘ぎ声と、微かな水音が響く。
 やがて、ツバキがアスラの腰に跨った。

「では、失礼します…んっ♥」

 くちゅり。そんな音がして、アスラは温かく濡れたものに包まれた。

「はぁ…んっ…♥」

 膣のひだを味わわせるように、ゆっくりと腰を上下させる。

「あ…あっ…」

「ん…は…あぁ…っ♥」

 剥き出しの亀頭や、竿全体に、ぬるりとした粘膜の感触が伝わってくる。絡みつくひだの一つ一つや、小さな動き。

「…アスラ様は」

「っ…うん?」

「わたくしが、初めてのおなごでしたか」

 変わらない動きで腰を振りながら、質問する。

「…ううん。2人目」

「そうですか。…んっ♥」

 特に感情も感じられない、ツバキの返答。変わらず腰を上下させながら、言う。

「覚えてくださいませ。わたくしの女陰…既に、貴方様だけのものです故」

「…うんっ」

「オリエズマでは、わたくしの女陰が、貴方様のふるさと…ゆえ、っ♥」

 ぴくん。膣のひだが締まり、肉棒を締め上げる。
 とうとう、アスラはその中に射精した。

「あ、あ…っ」

「はぁっ…孕ませて…ください、ませっ、んっ♥」



「…んっ、う…んっ…」

「…ツバキ…?」

 射精が終わっても、ツバキはアスラのペニスを抜かず、共に布団に横たわった。それから彼女は、尿意を堪えるように、繰り返し股間に力を入れては抜いていた。

「な、何してるの…?」

「女陰に、いちもつの形を覚えさせているのでございます…んっ♥」

「はぁ」

 抽迭の摩擦もなく、ただ絡みつき、離れ、締り、緩むツバキの膣穴。その中で、アスラは再び硬く膨らんでいく。

「あぁ…」

「お好きに、お出しください…っ♥ はぁっ…♥」

 収縮と弛緩を繰り返すと、少しずつ締め付けが強くなってくる気がした。より深く、隅々まで、膣のひだが絡みついてくる…

「…っ」

「んっ♥」

 気が付くとアスラはツバキの身体にしがみつき、ぐいぐいと腰を押し付けていた。より深く、根本まで、肉棒をツバキの膣に埋めんとする。
 ツバキも、四肢を彼の身体に巻き付け、きつく抱き締めた。

「…どうぞ♥」

「あぁっ!」

 根本まで繋がり、深く絡みつかれ、アスラは果てた。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「…ふるさとを、お作りください」

「…ん?」

 寝起きでまだぼうっとするアスラに、ツバキが言った。

「それぞれの領に…共にいて休まるような相手を。オリエズマでも。わたくしでなくとも…」

「…」

「…朝食をお作りしますね」

 ツバキが、布団を出た。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
①ツバキと2回戦

②武術の鍛錬

③その他要記述

④北岸(大陸側)へ渡る

今日はこの辺で



「おかえりなさいませ」

 北岸に着くと、フェイグゥとランファンが出迎えた。

「お菓子をご用意しましょう。どうぞ、ごゆっくりお過ごしください」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
①書の勉強

②女と遊ぶ(今まで出てきたオリエズマ北岸の女を併記)

③北岸を探検

④その他要記述



「特に、人に教える立場ではありませんが…」

 図書室にて、ヤーウェンは言った。

「翻訳のお手伝いくらいなら、できると思います」

「うん」

 古い本を開くと、ヤーウェンは読み上げ始めた。



「…思うに」

 一段落して、ふと彼女は呟いた。

「歴史とは、過去の否定と現状の肯定…つまり、『今は前よりマシ』と思うことが、歴史の目的であるように思います」

「それは違うよ」

 アスラは首を横に振った。

「歴史は、過去に学んで、未来を良くするためのものだよ」

「クリストラでは、そうなのかも知れません…」

 ヤーウェンは、遠くを見る目になった。

「…わたしの国では、出世するには…いえ、何でもありません」

 本を閉じ、棚に戻す。

「あなたが学ぶべきは、前の勇者の記録…お父上の物語でしょう。ここには、それは残っておりません」

「うーん…」

「日も暮れますし、この辺にしておきましょうか」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)
①女と寝る(今まで出てきたオリエズマ北岸の女を併記。但しコンマ80以下でフェイグゥ)

②外をぶらつく

③その他要記述



「…」

 暗い領内を、ぶらぶら歩く。季節は夏。日が沈んでも、オリエズマ領は蒸し暑い。
 上は見事は星空で、月や星の光が、暗い周囲をぼんやりと照らしていた。



安価下コンマ
01〜30 特に何も起こらない
31〜50 ユゥウェイが瞑想している
51〜70 フォンリンが飲んだくれている
71〜85 庵の中から変な匂いがする
86〜98 ここ、どこだ?
ゾロ目 2人の仙女

「…あ」

「ふぃ〜…ん?」

 家のない空き地に、ぽつんと建てられた櫓。その上に座って、大きな瓢箪を傾けている人影が一つ。彼女は下から見上げるアスラに気付くと、声をかけた。

「おう、久しいな」

「それ、お酒?」

 櫓によじ登りながら尋ねる。フォンリンは、ふふんと鼻を鳴らした。

「ユィーキのお守りに、こんな西の果てまで付いてきてやってるのじゃ。このくらい恵んでもらわんとな」

「一緒に帰らなくて良かったの?」

「ここに残れと。『抑止力』のため、だそうじゃ。こんなか弱いおなごを捕まえて、抑止力とな…」

 くくく、可笑しそうに、フォンリンは喉を鳴らした。



安価下 どうする? 自由安価

「…そう言えば」

「ん?」

「フォンリンは、ここの外について知ってる?」

「外…この、箱庭の外てか。よう知っとるぞ?」

「! どうなってるの?」

 フォンリンは、瓢箪の酒を一口含むと、低い声で言った。

「深慮遠謀蔓延る悪意の魔境…伸るか反るかの騙し合い…一歩間違えば、瞬きより速くあの世行き」

「…ごくり」

「などというのは、ほんの一部のことじゃ。…ま、つまらんところじゃここと違って、人もうじゃうじゃおるでな」

「男も?」

「無論じゃ」

 フォンリンは頷く。

「男と女が、同じくらいおる。番は数が決まっておるし、他人の女に手を出せば、捕まって縛り首じゃ。通りの女を押し倒してもな」

「ふぅん…」

「ま、ぬしに限れば、ここにおる限りは安全じゃろ。変な気を起こさぬことじゃな」

 そう言うとフォンリンは、ひょいと櫓を飛び降りた。

「ではな。儂は寝る」

「おやすみ…」



「褥でお待ちしておりましたのに」

 開口一番、フェイグゥは不満げに言った。翌朝のことだ。

「ああ。外を散歩してた」

「出られる時は、声をおかけくださいね」

「そうするよ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 日中)
①武術の鍛錬

②王朝グルメを堪能

③その他要記述

④南岸(島国側)へ渡る



「お茶と、点心をご用意しました」

 久々のマオジャンが、台車を押しながらやって来た。透明な茶器に湯を注ぐと、中で大きな花がふわりと開いた。

「おお…」

「時に、各国の領で変わった食材など、見つけられましたか」

 ゴマ団子に手を付けようとしたところで、マオジャンが質問してきた。

「うーん、サトン領のオアシスには、色々果物があったけど…」

「マオジャン、わきまえなさい。…勇者さま、お茶を味わいましょう」

 フェイグゥが口を挟む。一緒に座るランファンが、料理を取り分けてくれた。



「明日から、また別の領へお渡りですか」

 フェイグゥが、ふと尋ねた。

「まあ、そうだね」

「もう少しゆっくりされても。ここは、北岸と南岸で、実質2つの領が並んでいるようなもの。とても1週間で味わえるものではないでしょう」

「言われてみれば、そうかも知れないけど…」

「いずれにしても、今夜が一区切りです。最後まで、お楽しみくださいね」

 ランファンが微笑んだ。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 夜)
①フェイグゥと寝る

②ランファンと寝る

③他の女と寝る(今まで出てきた北岸の女を併記。但しコンマ80以下でフェイグゥ固定)

④その他要記述



「では、よろしくお願いいたします…」

 ランファンが寝台に近寄り、布団を捲ると、そこには裸のシャオが横たわっていた。

「はぁ、んっ…では、失礼しますね…」

 寝台を降りると、シャオはそそくさと寝室を去っていった。

「一日、褥を温めさせました。小水もたっぷり含ませております」

 布団や寝台はじっとりと濡れていて、濃い桃の匂いを放っている。
 その上に、2人で横たわった。

「どうぞ、心ゆくまで」

 ランファンは、着物の前を掴んで開いた。膨らみかけの乳房が露わになると、彼女はアスラの服に手をかけた。

「は…ん…♥」

 乳首を舐めさせながら、アスラの着物を剥いでいく。彼の下半身を裸にすると、くるりと身体を返し、上になった。
 半勃ちのペニスを手に取り、口を付ける。

「ん…♥」

 唇で亀頭に口付けすると、舌を伸ばし、ちろちろと刺激する。
 硬く勃起すると、尿道から滲む汁を舐め取り、飲み込む。

「あ…」

「ん、ちゅ、ちゅっ♥」

 口淫を受けるアスラの周囲は、桃の香りに包まれている。寝台に染み込んだ、一日分のシャオのおしっこの匂いだ。

「では…」

 ペニスから口を離し、スカートを捲り上げると、黒い毛に覆われた秘部から何かが覗いていた。

「んっ…♥」

 ___ずるり。

 何かが彼女の膣から抜け落ちた。
 それは、小さな布袋であった。

「秘薬を詰めた袋を、女陰に忍ばせておりました…効能は、摩羅にてお愉しみくださいませ。…んっ♥」

 アスラの腰に跨ると、勃起したペニスを膣に挿入した。

「あ、あ…あっ」

「ん、あ、ぁ…♥」

 薬を仕込んだ膣穴は、最初から熱く、ひくひくと蠢いている。
 騎乗位のまま、ランファンが腰を振る。

「あっ♥ あっ♥ んっ♥」

 肉棒が出入りする度に、とろとろと蜜が溢れ、粘膜が絡みつく。粘膜に染み込んだ薬が、アスラのペニスにも伝わって、彼の身体が熱くなってきた。

「はあっ、はあっ、はっ」

「あぁ、あんっ♥ んぁ、はあんっ♥」

 ランファンが、布団を被ってアスラの身体に倒れ込んだ。上も下も、桃の匂いに包まれながら、ランファンは身体を擦り付けるように腰を揺する。

「あっ♥ あ、あっ♥」

「はっ、出る、出るっ」

「はあ、ああっ…ああんっ♥♥」

 熱い肉と桃の香りに包まれながら、アスラは射精した。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「…う」

 暑さと重さで目を覚ます。見ると、ランファンがアスラの上で寝息を立てている。ペニスは相変わらず、彼女の膣に収まっている。

「…んっ♥ おはようございます…」

 ランファンが目を覚ました。

「あっ♥ お出かけになる前に…もう一度、いかがでしょう…♥」



安価下3票先取 どれにする?
①クリストラ

②オリエズマ

③サトン

④バルバス

タルスム(オリエズマと接していないので選択不可)

12/15周目な





「お待ちしておりましたよ、アスラ様」

「久しぶり、エルデ」

 舟を降りると、エルデがラクダと共に待っていた。

「さあ、集落へ向かいましょう。みなさんお待ちかねです」



 集落に着くと、女たちが一斉に駆け寄ってきた。



「勇者、勇者!」「どこ行ってたの」「ご飯作ってるよ!」



「その格好は暑いでしょう。家で、お着替えになっては」

「うん、そうするよ」



「…できました。顔料は厚めに塗っております」

「ありがとう」

 ネーベによるペイントが終わると、アスラは立ち上がった。裸に腰蓑一つの、身軽な姿だ。

「少し見ない間に、大きくなられましたね」

 しみじみと言うネーベ。

「そうかも」

 アスラは頷くと、住居を出た。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 日中)
①狩猟、採集について行く

②戦闘の訓練

③誰かに会いに行く(今まで出てきたサトンの女を併記)

④その他要記述



「やあ、こっちに来るんだね」

「…」

 ツロムとタートは、アスラの両側に立つと、手を繋いでオアシスまで出発した。

「一週間は、やっぱり短いよ。そう思わない?」

「…」

 うんうんと頷くタート。ぼそっと、何かを呟く。

「何?」

「週、月は、サトンには無かった。日を区切る、意味は?」

「うーん…」

 思いがけない意見に、考え込むアスラ。

「それが当たり前だったから…」

「ここはクリストラだよ。ここのやり方に従わないと。…ほら、見えてきたよ」

 荒野の真ん中に、突然木立が現れた。オアシスだ。
 ツロムが、ナイフを差し出す。

「この前言ったこと、覚えてるかな。はぐれないようにだけ、気をつけてね」



安価下コンマ
01〜30 これ食べてみて
31〜60 果物だ
61〜80 獲物が獲れた
81〜98 雨が降ってきた
ゾロ目 謎の少女



「…しっ」

 不意にツロムが足を止めた。それから、背中に背負った弓を外し、矢をつがえて構えた。

「? …!」

「…」

 視線の先を追い、ツロムの目当てに気付いた瞬間、彼女は矢を放った。
 がさりと草の音がする。

「あ、当たった…?」

「手応えはあった。すぐに走れなくなるでしょう」

 そう言うと、早歩きに密林を進み始めた。



「…!」

「いた」

 背の高い草の中で、鹿が倒れている。その首に、矢が刺さっていた。
 震えながら弱々しく鳴く鹿の側にかがみ込むと、ツロムはナイフを抜き、その胸に突き立てた。

「!」

 鹿の断末魔を聞いて、アスラはいつの間にか、涙を流していた。

「…行こう」

 息絶えた鹿を背負うと、3人はオアシスを出た。



「今日の晩御飯はご馳走だよ!」

「…」

 青い顔をしているアスラに、タートは囁いた。

「…生きるために、必要なこと」

「…」

 アスラは小さく頷いた。それから、呟いた。

「…でも、思い出したんだ。死んだ人のこと」

「…」

 集落に着いた。ツロムは川のほとりで鹿を解体するのだという。
 アスラは自分の家に戻ると、薄暗い屋内で座って、ぼんやりと外を眺めた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 夜)
①女を呼ぶ(今まで出てきたサトンの女を3人まで併記)

②女の家に行く(今まで出てきたサトンの女を併記)

③集落をぶらつく

④その他要記述

「…」

 アスラは、すっくと立ち上がると、家を出た。
 細い川沿いに歩くと、ツロムが座って作業しているのが見えた。

「…うん?」

 ツロムが顔を上げた。肘まで血に塗れた彼女の側には、腹を切り裂かれた鹿が横たわっている。

「どうしたの」

「いや…見てるだけ」

「そう」

 短く応えると、ツロムは解体を再開した。腹に手を入れ、内臓を引きずり出していく。食べるものと、食べないものに分けて置く。

「クリストラとかなら、もう少し細かく分けるんだろうけど、サトンでは丸焼きだね。石に埋めて焼くから」

「…」

 蔦を編んで作った籠に内臓を入れると、ツロムは立ち上がった。

「…帰ろう」

「うん」



 暗闇の中で、焚き火がパチパチと音を立てる。枯れ木の枝に鹿の心臓を刺すと、火の側に立てた。

「生き物を殺すのって、どんな感じ?」

「大地の神に感謝する、って言って、納得するかな」

「…」

 ウルルの時よりも漠然としている。

「オアシスには、肉食の獣もいる。わたしたちだけじゃなく、食べるために生き物を殺すのは、皆一緒」

「それは、そうかも知れないけど」

「生命について悩むのは、成長への一歩だね」

 そう言うとツロムは、焼けた心臓をアスラに差し出した。

「食べてごらん」

「ん。…」

 よく吹き冷まして、一口齧る。弾力のある心臓の肉は、味付けもしていないのにほのかに甘みや塩味を感じる。

「…美味しい」

「きみにそう言ってもらえただけでも、この鹿を仕留めた甲斐があった。…この鹿が生まれた意味があった。そういうことさ」



「…うっ」

 息苦しい。何かが体の上に載っている…

「…うわっ!?」

「ん…」

 もぞりと動く、真っ白な裸体。いつの間にかルールゥが、彼の寝床に潜り込んでいたのだ。
 ルールゥは目を覚ますと、ぼそりと言った。

「…来たなら、会いたかった。でも来ないから、来た」

 細く真っ白な肢体には、赤いペイントの他に何も身につけていない。薄桃色の乳首も、つるりとした秘部も、朝日の下で丸見えだ…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
①ルールゥといちゃいちゃする

②戦闘の訓練

③グルメを味わう

④その他要記述



「呪術?」

 ルールゥは首をひねった。

「色々ある。ぼくの占いも、呪術の一つ」

「あと、身代わりのやつも見たんだけど、他にないかなって」

「…」

 やや不服そうな目でアスラを見ると、彼女は言った。

「この地に来ている呪術師…『ご先祖様と会話』するの、『竜を奉る』の、それから『殺す』の」

「!?」

「どれが良い? 今日は一つだけ。…あんまりたくさん紹介したら、ぼくが勇者と過ごす時間、なくなる」



安価下1〜3でコンマ最大 どれにする?
①ご先祖様と会話

②竜を奉る

③殺す



「ンーンー、ンーンー」

「はぁい?」

 テントの中から顔を出したのは、以前歌を習った時にいた、刺青の少女だった。

「あら、勇者さま」

「勇者が、会いたいって。呪術を見せてほしいって」

「そうでしたか。…どうぞ、中へ。ルールゥちゃんもどうぞ」

「ん」

 テントに入る。
 改めて見ると、このンーンーという少女、肌は黒いが髪は白く、ルールゥのように服は一切身に付けず、代わりに白い鱗のような刺青を脇腹と背中、そして両の太腿に彫り込んでいた。
 香料や何かの骨の並ぶ絨毯の真ん中で、向かい合って座ると、アスラは言った。

「竜を奉るって聞いたんだけど」

「ええ、その通り」

「竜は、人間を敵視してるって聞いたんだけど」

 バルバス領で、アルに聞いたことだ。人型のバルバスが人間の味方した中で、竜は種として人間に敵対したと。
 ンーンーは動じなかった。

「敵視されているからこそ、奉るのですよ。勇者さま」

「どういうこと?」

「そも、ヒトが神を崇めるのは、その恵みに預かるより前に、その怒りを宥めるため。太陽、川、大地…全て我々の暮らしに無くてはならぬものですが、時に牙を剥く。そうならぬよう、崇め奉るのが、サトンの信仰。その対象が、竜となっただけのことでございます」

「つまり、竜をなだめるため?」

「いかにも」

 ンーンーが頷く。

「竜が怒り、人々を襲うのは、人の身に落ち度があったから。勇者が剣と勇気で竜に立ち向かったように、我々は信仰と供物で竜に相対した。…最も」

 ふと、遠い目になる。

「…ワタシの母は、貴方のお父上に命を救われました。信仰ではなく、剣によって…ワタシがここに来たのも、そのためです」

 そこまで言うと、彼女は手元に顔料の壺を引き寄せた。

「一つ。災いを避けるまじないを、お土産代わりにしてあげましょう。…左腕を失礼」

 ンーンーはアスラの左腕を取ると、肩から肘にかけて、自身の刺青に似た鱗模様を、白い顔料で描いていった。

「殊、竜の災いを鎮める効果があります。お役に立てれば」

 模様を描き終えると、ふとテントの外を覗い、尋ねた。

「…ときに、夜はいかがなさいますか。どなたかと?」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)
①ンーンーと寝る(コンマ90以下でルールゥもついてくる)

②ルールゥと寝る

③他の女と寝る(今まで出てきたサトンの女を2人まで併記 但しコンマ90以下でルールゥもついてくる)

④その他要記述



「では、どうぞ♥」

「あ、ずるい!」

 仰向けになり、脚を広げるンーンー。アスラは腰蓑を解くと、彼女に覆いかぶさった。

「お股の毛、剃ってるの?」

「竜の股に、毛は生えませんので…んっ♥」

 つるりとした黒い陰裂に、亀頭を押し当てる。そのままぐいと腰を進めると、ンーンーが息を吐いた。

「ふうぅ…っ」

「…初めて?」

「…」

 小さく頷く。アスラは、小刻みに腰を動かし始めた。

「あ…あ、ん…処女の扱いにも、慣れておられる…んっ♥」

 硬い膣穴を肉棒で解しながら、アスラは揺れる彼女の乳房に手を遣った。色の黒い彼女の身体にあって、ぴんと勃った乳首だけは綺麗な桃色をしていた。
 その乳首を指先でつまむと、丸いおっぱいにぞわりと鳥肌が立った。

「あ、あっ♥ んっ♥」

「ずるい…ずるい…はぁっ♥」

 甘い声に目を遣ると、すぐ脇にルールゥが大きく脚を広げて座っていて、薄桃色の乳首やぷっくりと膨らんだクリトリスを指で慰めていた。

「あ、はっ♥ んんぅ…っ♥」

「あっ♥ ♥ 勇者さまっ♥ …アスラ、さまっ♥」

 ンーンーの膣内は既に蜜に溢れて、温かくアスラのペニスを呑み込んでいた。その中で、アスラの腰が速くなっていく。

「あっ、あっ、ああっ♥」

「出そう…そろそろ出すよ…」

「あっ♥ 出して、孕ませて、子種っ♥」

「あぁっ!」

「あ、んっ…♥ これが、種付け…っ♥」

「終わった、替わって!」

 まだ精液が出きらない内に、ルールゥがアスラの腰を掴んでぐいと引っ張った。抜けたペニスを素早く咥えると、噴き出す子種をごくごくと飲み干していく。
 ペニスをしゃぶりながら、ルールゥがアスラの顔を跨ぐ。

「ん…舐めて…♥」

「んむっ」

「あはっ♥」

 白い無毛の割れ目に口を付け、包皮から顔を出した陰核を舌でつつく。ぴくぴくと小陰唇が震え、割れ目の奥から蜜が溢れ出た。
 口の中でアスラのペニスが再び膨らむと、ルールゥはくるりと身体を返し、腰を跨いでペニスを膣にあてがった。

「ん…っ♥」

 狭く、きつく、熱く、蕩けたルールゥの雌穴が、アスラに絡みつく。

「あっ♥ はっ♥ んぁっ、あぁっ♥」

「はぁ、ふぅ…」

 ンーンーが、アスラの頭元へ近寄ってきた。彼女はアスラに膝枕すると、口元に大ぶりの乳首を垂らした。

「んむっ」

「んっ♥」

「ンーンー、じゃまっ…あ、あぁっ♥」

 乳首をちゅうと吸うと、アスラのペニスが一段と大きくなる。講義しようとしたルールゥが、息を呑んだ。

「あ、あっ♥ あっ♥ おっきっ♥ ゆうしゃのっ♥ おっきっ…♥♥」

「んんぅ…っ」

 ンーンーのおっぱいを味わいながら、ルールゥの膣内にたっぷりと子種を流し入れた。



安価下コンマ(ンーンー) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(ルールゥ) ゾロ目で妊娠

今日はこの辺で

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___サトン、今更サトン、ねぇ。

 ___大方、バランス調整と言ったところだろう。若いのに、ご苦労なことだ。

 ___…我らを、見くびりおって…



「…あ、ついっ!」

 あまりの暑さと息苦しさに目を覚ます。朝日の差し込むテントの中を見回すと、左腕にはンーンーがしがみついていて、上にはルールゥがのしかかっていた。

「ん…おはよ…」

「いいから、降りてよ…ぐぇっ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 日中)
①戦闘の訓練

②採掘について行く

③集落で遊ぶ

④その他要記述



「ンーンー、何作ってるの?」

「儀式に必要な、香料でございます」

 テントの中から、外で作業をするンーンーを眺める。彼女は白い石を砕いて、植物の種や葉と一緒に水で練っている。
 昨夜から腰蓑を解いたままで、裸の下半身には、ルールゥがべったりとくっついて、小さな手でつんつんと性器を弄っている。

「どうやって使うの…っ、ちょっ」

「…ぁむっ♥」

 ルールゥが、半勃ちのペニスをぱくりと咥えた。

「まっ、ルールゥ、やめっ」

「枯れ草と一緒に燃して使います。顔料として、絵を描くのにも使いますよ」

「ん、ちゅ、んむっ…♥」

 ペニスをしゃぶりながら、ルールゥが脚を伸ばして、アスラの顔の前にお尻を突き出してきた。小さなお尻をふるふると揺らし、ピンク色の膣穴をひくひくさせる。
 アスラは腰を両手で掴み、割れ目の中に舌を突っ込んだ。

「んんっ♥」

 互いの性器を舐め合う2人。ンーンーは、敢えて気にしない素振りで作業を続ける。それでも、よく見ると大ぶりの乳首は先程よりも硬く膨らんでいたし、胡座をかく地面には小さな濡れた染みが広がっていた。

「…」

「んっ♥ んちゅ、んっ♥」

「んむ…じゅるっ、ちゅぅ…」

 ルールゥが、ペニスを吐き出してアスラの腰に跨ってきた。胡座をかいて座る彼の膝の上に腰を下ろすと、上を向いた肉棒を蕩けた自身の穴に収めた。

「ん、あっ♥」

 彼の脚に向かい合って座ると、裸の肌を密着させるように両腕両脚をアスラの身体に巻き付けた。

「んっ…♥♥」

 膨らみ始めの乳房や、ほっそりした腰。脇には肋骨が浮く痩せた肢体だが、抱き締めると、ぷにぷにと心地良い。ぎらつく日差しの下で、密着する肌の間は、たちまち熱い汗に満たされた。

「んっ…あ…あ、あっ♥」

 抱きついたまま、ルールゥがゆさゆさと腰を揺する。アスラは彼女の尻を掴んで、上下に揺らす。

「あ♥ あ♥ あ♥ …んっ♥」

 唇を重ねた。小さな舌を絡め合いながら、腰を揺らす。触れ合う肌が離れないように、小さく、ゆっくりと。

「ん…あぁっ」

「は、あっ…♥」

 やがて、ンーンーは出来上がった粉を小さな壺に収めると、テントの中に入ってきた。それから、遠慮がちにアスラを見て、ぼそっと言った。

「…次、ワタシにも、よろしいでしょうか…?」

「!」

「♥ …にゃっ」

 ルールゥを引き離し、隣に転がす。子種をたっぷり注がれた膣穴を手で抑えながら、ルールゥは名残惜しそうに隅に座る。
 代わりに、ンーンーが向かいに座ってきた。

「手で、失礼しますね…」

 そっと、萎えかけのペニスを両手で包み、ぎこちなく上下に扱く。ふるふると揺れるおっぱいに、アスラは手を伸ばした。

「あっ…♥」

「…っ」

 弾力のある乳房を揉み、ぷっくりとした乳首を指で擦る。ンーンーは精液と愛液で濡れた肉棒を扱き、硬く膨らませていく。
 アスラが再び勃起すると、ンーンーは絨毯の上に仰向けになり、脚を広げた。毛を剃り落とした秘部を指で開くと、色の濃い粘膜がじっとりと濡れている。

「ど…どうぞ…♥」

「いくよ…」

 ンーンーの上に覆い被さり、硬くなったペニスを濡れた膣穴に挿入する。

「あ…っ♥」

「はぁっ…」

 一度達したばかりで、まだ敏感な肉棒を、狭い膣穴が無遠慮に攻め立てる。
 最初からがつがつと腰をぶつけるアスラを、ンーンーは優しく抱き締めた。

「あ、はあぁ、あんっ…♥」

「ンーンー、あ、あっ」

「アスラさまっ、アスラ、あんっ♥」

 腰を振りながら、アスラは揺れるンーンーの乳首を咥えた。

「あんっ♥」

 歯を立て、強く吸うと、膣穴がきゅうと締まった。
 夢中で乳を吸いながら、アスラは射精した。



安価下コンマ(ルールゥ) ゾロ目 or 1の位が6で妊娠
安価下2コンマ(ンーンー) ゾロ目 or 1の位が0で妊娠



「はぁ…ふぅ」

 ンーンーの膝枕で、アスラはほっと息をつく。のんびり過ごすつもりが、疲れてしまった。
 気が付くと、外はもう夕暮れだ。もう帰るか、それとも…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①このまま3回戦

②家に帰る(コンマ90以下でルールゥがついてくる)

③他の女の家に行く(今まで出てきたサトンの女を併記 但しコンマ50以下でルールゥがついてくる)

④その他要記述



「ただいま…」

「ただいま」

 当然のように、家までついてきたルールゥ。敷物の上に横たわると、彼女も隣に横になった。

「…ぼくが来るまで、どんな風に暮らしてたの」

 暗くなっていく屋根の下、アスラがふと尋ねた。

「…ひとりで、暮らしてた」

「寂しくなかったの」

「…」

 ごそり。ルールゥが、アスラの手を握った。

「…白い人は、神様の落とし物。生まれたら、すぐに神様に『返す』」

「返す…?」

「大きな火を焚いて、その中に投げ入れる」

「そんなことしたら、死んじゃうじゃないか」

「仕方ない。そうやって、空の神様に返さないといけない。…ルールゥも、そうなるはずだった」

「!」

 ぎゅ。握る手に、力が入る。

「…でも、ぼくはまだ生きてる。占いを学んで、ここに来る約束で。でも、他の人間とは、あまり一緒に過ごさない」

「…そうなんだ」

「勇者…」

 ルールゥは、彼の上に乗ろうとして…不意に立ち上がった。

「どうしたの?」

「おしっこ」

 そう言うと、彼女はさっさと出て行ってしまった。



安価下 どうする?
①ついて行く

②待っている

「あ、ぼくも」

 アスラも立ち上がると、彼女の後について行った。
 家を出て、すぐに立ち止まる。

「っ、暗い…」

 灯りのないサトンの夜は、他の地域よりも遥かに暗い。少し前方に、ルールゥの白い背中が見えて、アスラは慌てて追いかけた。

「待って!」

「? …どうしたの…」

 振り返って、はっと息を呑む。

「! ここ…どこ?」

「家に戻ろう…」

 腕を掴み、早足に歩き出す。が

「家に、着かない…ここ、どこなの…?」

「っ…ゆ、勇者…」

 アスラの腕を掴み、ルールゥは弱々しく言う。

「どうしたの」

「おしっこ…出る…」

「ええ…?」

 立ち止まるアスラ。次の瞬間

「あ…」



 ___しゅうぅぅいぃぃぃ……



「あ、あっ、ぁ…」

 水音がして、アスラの足に温かい液体が掛かった。アスラの腕を掴んだまま、ルールゥはぷるぷると震えている。一日中一緒にいて、一度もトイレに行かず溜め込まれたおしっこは、長々と止まること無くアスラの足を濡らす。身体を汚されながらも、アスラは呆然として動けない。
 お漏らしが終わると、ルールゥは立ったまま泣きじゃくった。

「ぐすっ…おしっこ…出た…ひぐっ」

「…えっと」

 頭が一杯になりながらも、どうにか声をかけようとして、彼は初めて、夜の空気の冷たさに気付いた。

「…寒い」

「勇者…寒い…」

 ルールゥが抱きついてきた。アスラも細い身体に腕を回す。

「どうしよう、帰れない」

「…ここで、朝まで過ごそう」

 震える身体で抱き合いながら、ゆっくりと地面に腰を下ろす。荒れ地の地面は、硬く冷たい。何も敷かずに横になると、体温を余計に奪われそうだ。

「はぁ…はぁ…」

「っ、ぐすっ…ゆうしゃぁ…」

 きつく抱き合うと、互いの体温が温かい。初めてルールゥを抱いた日のように、暗闇の中で温め合う。
 いつの間にか、密着した肌の間で、アスラのペニスが勃起していた。

「…ゆうしゃ」

 もぞりと、ルールゥが腰を動かす。

「ここ…挿れて…んっ♥」

 ずぶり。肉棒が、温かく濡れたものに包まれた。

「ここ…あったかい…っ♥」

 膣の奥まで肉棒を受け入れながら、ルールゥがきつく抱きつく。

「はぁっ…」

「んっ…♥」

 何も見えない暗闇に、小さな喘ぎ声がこだまする。
 抱き合ったまま、2人は動かず、ただ耳元で互いの声を、肌と性器で互いの温もりを感じ合っていた。

「ん…勇者…ぁ」

「なに、ルールゥ…」

「勇者…好き…すきっ…」

「…」

 アスラは抱く腕に力を込めた。

「…ぼくの名前は、アスラだよ」

「アスラ…勇者は、アスラ…」

 名前を呼びながら…ルールゥは、泣き出した。

「アスラ、いやだ、怖いよ、アスラ…」

「…」

 アスラも声を殺して泣きながら、ルールゥを抱き締める。寒さに耐えるように、ルールゥは膣穴まで震わせる。

「死にたくないよ、アスラ…」

「うん…ルールゥ…っ」

 熱い膣穴の中で、アスラのペニスが跳ねる。縋るように締まる少女の胎に、子種を吐き出した。



安価下コンマ ゾロ目 or 1か10の位が6で妊娠



「…アスラ様っ!」

「…うっ」

 悲鳴のような叫び声で目を覚ます。いつの間にか、彼は数人の女たちに囲まれていた。
 彼の腕の中で、ルールゥも目を覚ました。

「アスラ…?」

「ずっと、外にいたんですか!?」

 エルデが駆け寄ってきた。

「その格好で」

「さ、寒かった…」

 早朝の日差しが、肌の表面だけを熱する。体の芯は冷えていて、ルールゥと繋がった腰の辺りだけが、まだほのかに暖かかった。

「火を焚きましょう。身体を温めないと…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
①外で休む

②家で休む

③その他要記述



「…ふぅ」

 家に戻ると、ルールゥと並んでごろりと横になった。夜通し座ったまま眠ったせいで、お尻が痛い。太陽の下、ゆっくりと温まっていく屋内で、アスラは思い出した。

「…おしっこしたい」

 元はと言えば、ルールゥと一緒にトイレに行こうとして迷ったのだった。必死で忘れていたが、ずっと堪えていた尿意が、どっと押し寄せてきた。
 いそいそと立ち上がろうとするアスラ。ところが、その腕にルールゥがしがみついた。

「ちょっと、離して」

「嫌」

「ねえ、おしっこしたいんだけど。漏れそうなんだけど」

「嫌。離れたくない…」

「離して! 漏れそうなんだよ!」

「…」

 ルールゥは、彼の足に手を置くと…腰蓑を捲り、ペニスをぱくりと咥えた。

「!? 何するの」

「ん…らひて。のむ」

「飲むって…っ」

 尿道が緩みそうになり、竦み上がるアスラ。

「飲むの? ぼくの、おしっこを?」

 こくん。頷くルールゥ。

「…じゃあ、出すよ」

 ゆっくりと、力を抜く。

「…ん゛っ!? ん゛んっ…んくっ、んっ…」

 苦しげに顔を強張らせながらも、必死にペニスを咥え、喉を動かすルールゥ。丸一日以上溜め込まれた濃厚なおしっこが、容赦なく小さな口に流れ込む。

「んっ…大丈夫…?」

「んくっ、んくっ、んくっ…んぶっ」

 むせた口元から黄色い液体が垂れる。それでも、飲み込むのをやめない。
 遂に、おしっこを出し切った。

「…ごくんっ。はぁ…っ」

 最後の一口を飲み下すと、ペニスを吐き出す。ルールゥの口から出てきたアスラの肉棒は、硬く上を向いていた。

「…♥」

 ルールゥが、目を輝かせる。勃起したペニスの上に跨ると、つるつるの割れ目を指で開いて、そこにペニスをずるんと挿れてしまった。

「あぁっ…ぬるぬるしてる…」

「はぁっ♥」

 アスラの尿を飲み干しただけで、何故かしとどに膣穴を濡らす彼女は、気持ち良さそうにおしっこ臭い息を吐いた。

「こっちの『おしっこ』は、たくさん飲んでも平気…」

 腰を浮かし、すとんと落とす。

「はんっ♥ …しよ、ねえ、しよっ♥」



安価下コンマ 偶数で妊娠



「…ん」

 目を覚ますと、もう夕方だ。疲れに任せて、起きては寝て、起きてはルールゥと交わってを繰り返していたら、もうこんな時間。
 側では、ルールゥがまだ寝息を立てている。その脚はだらしなく開いて、ぱっくり開いた割れ目からは何度も流し込まれた精液が、とろとろと溢れ出ていた。
 欠伸を一つ。今から外に出るのは論外だ。昨晩、痛い目を見た。お腹が空いているが、仕方ない…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①このまま寝る

②他の女も呼んで寝る(今まで出てきたサトンの女を2人まで併記)

③その他要記述



「おい、勇者!」

 家に入ってくるなり、ラクマはずんずんアスラに近寄ってきた。

「来てたなら、早く言え! 寂しかった、ぞ!」

「大変でしたね」

 後から入ってきたのは、ンーンー。2人で、アスラの両脇に寝そべる。
 ンーンーが、アスラの右腕を取って、裸の胸に抱いた。

「寒いのは、もう懲り懲りでしょう」

「うん」

「折角鹿が手に入ったのに、料理する暇もなかったぞ」

 ラクマが、左腕に縋り付く。片手で腰蓑を捲り、小さなペニスを手に取る。

「子作り、するぞ…」

「ワタシも、いいですか…?」

「い、良いけど」

 すると、すかさずラクマが上に乗ってきた。褌を解き、亀頭を自らの股間に押し当てる。

「ん…しょっ♥」

 半勃ちのペニスが、ずるんとラクマの膣に収まる。まだ慣れない動きでゆっくりと腰を振り始めた。

「んっ♥ んっ♥ 出せ、シッコ出せっ♥」

「まっ、まだ、準備、あっ」

 昨日から、殆ど性交ばかりしていたせいで、股間が痛い。男根に不慣れな硬い膣穴が、疲れたそこをごりごりと擦り、アスラは呻き声を上げた。

「う、うぅ」

「んっ♥ どうした、気持ちよく、ないかっ」

「き、昨日から、ずっとシっぱなしで…」

「…」

 すると、ラクマは腰を止めた。すっとアスラの上から降りると…

「…ぁむっ♥」

「ぅあっ!」

 蛇のように蠢く舌が、ペニスの弱いところを的確に舐め回す。半勃ちだった肉棒が、あっという間に硬くそそり立つ。

「ん…っ♥ 大きくなった…っ♥」

 再び腰に跨り、ペニスを膣に収める。幾分慣れた腰つきでとんとんと動き始めた。

「う…あぁっ」

「んっ♥ …熱い…シッコ、出た…っ♥」

 ラクマの膣に精液を出し終えると、今度はンーンーが彼の胸に手を這わせた。

「では、今度はワタシが…んっ♥」

 唇を合わせ、舌を滑り込ませる。ラクマが降りた後のペニスを手に取り、上下にゆっくり扱く。

「ん…んっ♥ んぅ…」

「ん、んっ…はぁっ」

 優しい手付きに、少しずつ硬さが戻ってくる。ンーンーは、横たわるアスラに膝枕すると、ぴんと立った乳首を口元に垂らした。

「…んっ」

「あっ♥」

 赤子のように乳首をしゃぶるアスラ。その性器を優しく愛撫するンーンー。口の中で膨らんだ彼女の乳首は、ほんのり甘く、口当たりも柔らかく、いつまでも咥えていたい心地だった。
 ペニスが完全に勃起すると、ンーンーは乳首を咥えさせたまま、彼の腰に跨った。

「ん…はぁっ♥」

「んっ…」

 狭くきつかった膣穴は、数度の性交を経てアスラの肉棒の形を覚えつつあった。熱い肉のひだが、的確にアスラを攻める。
 小さな抽迭が、心地良い性感を伝えてくる。

「あっ♥ あんっ♥」

「あ、はっ…ああっ」

 ぴゅる、ぴゅる。せせらぎのように、精液がンーンーの子宮に流れ込んだ。



「Zzz…」

 並んで横たわり、寝息を立てるアスラ、ラクマ、そしてンーンー。そこへ、隅に押しやられていたルールゥが、むくりと起き上がった。

「ん…あすら…」

 彼女は寝ぼけ眼のまま、アスラの方へと這い寄る。

「…うぐぇっ」

 隣に眠るラクマを踏みつけると、アスラの上にうつ伏せに横たわった。
 お腹に、硬いものが当たったので、掴んで股間にあてがった。

「…♥」

 昼夜問わず、アスラのペニスを咥え続けた彼女の膣は、ンーンーの比でなくぴったりと絡みつく。たちまち、アスラは彼女の中でぴくぴくと跳ね、ぷくぅと膨れると、熱い精液がびゅうっと噴き出してきた。

「…♥♥ …っっ」

 お腹に広がる熱を感じながら、ふと寒気を覚える。

「…おしっこ」

 しかし、こんな夜中に外に出るのは、もう御免だ。そもそも、疲れ果てて彼の上から降りることすらできない。
 仕方ない。朝まで我慢しよう。そう思い、ルールゥは目を閉じた。

 しばらくして、寝息を立てる彼女の身体がふるりと震えると、寝床に温かな液体が、さあっと広がった。愛する勇者におしっこをぶちまけるルールゥの表情は、とても気持ち良さそうで、幸福に満ちていた。



安価下コンマ(ラクマ) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(ンーンー) ゾロ目 or 1か10の位が0で妊娠
安価下3コンマ(ルールゥ) 00以外で妊娠

今日はこの辺で

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___サトンでの週が終わるわね。

 ___日焼けして来るわ。膏薬と、お風呂の用意を!

 ___サトンの唯一良いところは、バルバスと接していないことだな…



 妙な臭いで目を覚ました。起きて見回すと、ンーンーとルールゥが隅の方でごそごそしている。隣に座っていたラクマが言った。

「ルールゥが、シッコ漏らしたんだぞ!」

「! 言わないで…」

 泣きそうな声でルールゥが抗議する。その肩を抱いて、ンーンーが立ち上がった。

「川で、身体を洗いに行きましょうね。…勇者さまも、ご一緒に」

「いや、ぼくは…」

 言いかけて、気付く。異臭の源は、自分の腹の辺りだと。



 身体を洗い、ペイントをし直す。今日が週の最後の日だ。何をしようかな。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 日中)
①戦闘の訓練

②採掘の手伝い

③オアシスに行く

④その他要記述

「ご先祖様と会話、ですか」

 ンーンーは、アスラの申し出に頷いた。

「タルシュのことでしょう。案内します」



 大きなテントの中から出てきたのは、ツロムだった。

「タルシュに用があるって?」

「うん。ツロムはどうしてここに?」

「タルシュは、うちの妹さ。入ってきて」

 中に入ると、そこにはネーベと、大きな仮面を付けた少女が座っていた。

「!?」

 異様な風貌の仮面に、ぎょっとするアスラ。ネーベが、彼女の向かいを指した。

「どうぞ、お座りください」

「う、うん…」

 恐る恐る、仮面の少女の目の前に腰を下ろす。少女は、脇から木でできた杖を取り上げると、地面につくほど大きな仮面の前に掲げた。

「…ごきげんよう、勇者アスラ」

「! ど、どうも」

 意外にも流暢なクリストラ語を話す彼女は、アスラの顔を仮面越しに見つめながら、言う。

「祖霊との会話を望むと聞きました」

「望むっていうか、その…」

「勇者シーヴァは、まだ存命です。それより上は、ご存知ですか」

「いや…」

 言いかけて、思い出す。

「…父の父親…祖父は、タルスムの生まれって聞いた…」

「お祖父様と、対話しますか」

「じゃあ、それで」

「では」

 タルシュが目配せすると、ネーベとツロムが立ち上がり、色のついた砂を撒いたり、香料に火を点けたりと準備を始めた。
 やがて、薄暗いテントの中心で、タルシュが立ち上がった。杖を立て、アスラに差し出す。

「これを、握ってください」

「こう…?」

 杖を、2人で握る。すると、タルシュは何かを呟き始めた。

「___…___…」

「…」

「________…!」

「…!?」

 にわかに、テントの中の温度が下がった。2人を囲む香料の火が、青白く色を変える。
 そしてその中の一つが、不意に消えた。

「…」

 タルシュが、仮面を外す。

「えっ!?」

 その下に現れたのは、褐色の肌に白い髭を蓄えた、痩せた老人の顔であった。

「私の孫、であるか」

 タルシュは、しわがれた声で話す。小さな少女には似つかわしくない顔に、声。アスラは呆然と、目の前の少女を見た。

「シーヴァの父、ヴァルナである。お前の名を教えてくれ」

「…! あ、アスラ…」

「うむ」

 老人が、頷く。
 香料の火が、1つ、2つと消えていく。

「して、幽谷の間に私を呼んだのは、どういうわけだ?」

「え、えっと…」

 急な問いかけに、頭の中が真っ白になりかける。かろうじて絞り出したのは、こんな質問だった。

「ほ、本当にタルスムの出身なの…で、すか?」

「いかにも。大地が揺れ、山脈の降り注ぐ祖国を逃れ、西に来た。そこで、アンナに出会った。西では子が生まれぬ呪いが蔓延っていたそうだが、タルスムから来た私はそれをすり抜けたようだった」

「それで、シーヴァ…ぼくの、父が」

「シーヴァ…我が息子は」

 ヴァルナが言いかけたその時、最後の火が消えた。
 次の瞬間、髭面の老人の顔は消え、そこには裸に腰蓑だけを身に着けた、小さなおかっぱ頭の少女が立っていた。

「…タルシュ?」

「お疲れ様でした。勇者のルーツを知れたことは、私たちにとっても僥倖でした」

「いかがでしょう」

 横から、ネーベが口を挟んだ。

「今日はこのまま、ここで過ごされては」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(5/5日目 夜)
①タルシュの家で過ごす

②家に帰る

③その他要記述

安価だけ投げて今日はこの辺で

安価下

しばらく更新頻度が著しく落ちる
のでキャラ案でも
そろそろ第二部を見越して

そのへんはこっちで作ったりする



「…私の一族は、このように祖霊と対話することを生業としてきました」

傍らに置いた仮面に触れながら、タルシュが言う。

「祖霊からは、多くのものを学ぶことが…でき…」

 言いながら、彼女は不意に大きなあくびをした。目元がとろんとしてくる。

「…ゆえに…あた、わたしも…色々、いろいろ、その…」

 そこまで言って、ころんと倒れると、寝息を立て始めた。

「…タルシュ?」

「申し訳ありません、勇者様」

 ネーベが苦笑しながら頭を下げる。

「降霊術は、身体への負担が大きいもので…治癒の呪いを施しながらではありますが、このように体力を失ってしまうのです」

「寝てるだけだから大丈夫だよ。少ししたら起きる。だから…」

 ツロムは、いきなりアスラを敷物の上に押し倒した。腰蓑を剥ぎ取り、まだ小さいペニスを掴む。

「!?」

「うちたちと、しよ♥ …ぁむっ」

 ペニスを口に咥え、ぺろぺろと舌で舐め回す。
 ネーベが、アスラを後ろから抱き、自分の胸を背中に押し当ててきた。革の胸当ては外したようで、大きく柔らかな感触が背中に直に伝わってくる。

「あ、あっ」

「ん、んむ、んちゅ、んっ♥ …っは」

 ツロムが、硬くなった肉棒を吐き出すと、すかさずネーベが掴んで、ゆっくりと上下に扱いた。

「ん、ふ、ふ…故郷にいる、うちの子…勇者様と、同じ年頃なんですよ…」

「はぁっ…じゃあ、挿れるよ…んっ♥」

「このくらいの、可愛らしいペニスで…」

 ツロムが上からアスラに跨り、激しく腰を上下させる。腰だけでなく、膣のひだ自体が自在に動き、アスラを攻め立てる。

「姉さんと、仲良くできているかしら…」

「はぁ、あぁ、っ」

「…あっ♥」

 うねるツロムの膣内に、アスラは射精した。射精の間も膣壁は止まらず、彼のペニスから精液を一滴残らず搾り取る。

「あっ、んっ…♥ …ふぅっ」

 最後にぎゅっと膣穴を締めると、そのまま腰を上げた。たっぷりと注がれた精液を少しも零すこと無く、アスラの後ろに回る。
 代わりに、ネーベが彼の前に仰向けになり、脚を広げた。

「準備しなきゃ、だね」

 ツロムは、後ろから萎んだペニスを掴むと、緩急を付けた動きで扱く。片手で握って上下に扱き、もう片方で亀頭や雁首をくすぐるように攻める。
 ネーベが、黒い毛に覆われた秘部を両手で広げた。

「…さ、いらっしゃい♥」

「行ってらっしゃい」

 ツロムに背中を叩かれて、アスラはネーベの上に覆いかぶさった。

「は、ぁ…♥」

 柔らかな膣穴が、アスラを包む。豊満な乳房に彼を抱き締めると、ネーベは囁いた。

「…母さん、って、呼んでください」

「えっ?」

「母さん、って…今だけで良いので」

 困惑しながらも、アスラは言った。

「…か、母さん」

「…♥」

 ネーベは何も言わずに微笑んだ。しかし、反対に彼女の膣穴は、激しく動いてアスラに絡みついた。
 アスラは、腰を振り始めた。

「母さん…母、さんっ」

「っ♥ …っっ♥♥」

 柔らかな肉で性器を愛撫しながら、彼の頭を撫でるネーベ。自らの胸元にアスラの顔を遣ると、彼は揺れる乳首に吸い付いた。

「あぁ…♥」

 母のように乳を吸わせ、頭を撫で、妻のように女性器で奉仕する。
 不意に、ネーベが呟いた。

「あぁ…『思い出した』」

「? …!」

 次の瞬間、ぷっくりと膨らんだ乳首から、温かく甘い液体が噴き出した。夢中で母乳を啜るアスラ。ネーベが優しく囁く。

「たんと、お上がりなさいな…はぁ♥」

「んっ、んくっ…んんっ」

「はあぁ…っ♥♥」

 ネーベの乳を飲みながら、彼女の子宮に濃いミルクを注ぎ入れた。

「…んっ」

 そこで、タルシュが目を覚ました。

「…! ごめんなさい、いつの間にか寝て…っ、て、ええと」

 目の前で繰り広げられる痴態に気付き、少しの間口を閉ざす。
 やがて、状況を把握し、自分の役割を理解した様子で、彼女は言った。

「…そ、そうですね。失礼しました。…私も、参加させていただければ」

「ほら、タルシュの番だよ」

 ツロムに促されて、前に出る。

「…祖霊より、数多の性技を学んでおります。望む行為があれば、何なりと」



安価下1〜3でコンマ最大 自由安価 どんなプレイがいい?

タルシュの番なのにタルシュの出番なくて草

もういっこ

15:30までにレスがなければこれを3つ目にする

繋がったまま集落を1週



「ま、学んでるとは言っても、無いものは…」

「私も手伝いますからね」

 困惑するタルシュは、ネーベと向かい合って乳房を合わせると、その間にアスラのペニスを挟み込んだ。

「んっ♥ よいしょっ♥」

「っ、と、とっ」

 座るアスラの膝下に寝そべって、乳房で肉棒を愛撫する。ネーベの豊満な乳房が右側を、タルシュのまだ膨らみ始めたばかりの胸板が左側を擦る。
 右側に傾くと、茶色い乳首から白いミルクが漏れ出る。左側に傾くと薄くも柔らかい肉がこりこりとペニスを刺激する。
 ネーベが、膨らんだ亀頭に舌を這わせた。

「あぁっ」

「れろっ、ちゅ…♥」

「はぁ…ぇろっ♥」

 タルシュも小さな舌で、雁首を器用に刺激する。胸の谷間からわずかに飛び出た先端を、舐めて、咥えて、吸う。
 やがて射精寸前まで勃起し、亀頭から先走り汁がたらたらと溢れてくると、ネーベが仰向けになり、その上にタルシュがうつ伏せに、大人と子供の女性器を重ね合わせた。

「さあ、勇者様♥」

「どうぞ、お好きな方に…んぁっ♥」

 産毛の生え始めたばかりの、幼い膣穴にペニスをねじ込む。狭い入り口を抜けると、中はきつく、それでいてとろりと蕩けてアスラを隅々まで愛撫する。
 たまらず、彼はすぐに射精した。

「あ、あっ、ああぁ…」

「はぁっ♥ あんっ…♥」

 少女らしからぬ、艶めかしい声を上げながら、膣内をくねらせてペニスを扱く。

「あぁっ…すごっ…」

「凄いでしょ。でも、本物のちんちんは初めてなんだよ」

「あぁ、んぁっ…♥」

 処女とは思えぬ手管で、アスラはあっという間に勃起する。再び達してしまう前に、彼はタルシュの膣からペニスを抜き、その下のネーベに挿れた。

「ん、ぁ…♥」

「はぁっ、はぁっ…」

 ネーベの膣内は広く、柔らかく、優しくアスラを包み込む。ゆっくりと腰を振るアスラを媚肉で攻め立て、じわじわと射精に導く。

「…うっ、あぁっ!」

「あんっ♥ また、頂きました…」

「さ、また、私の方へ……あぁんっ♥♥」

 柔らかな穴から、よく締まる穴へ。狭い穴から優しい穴へ。違う感触を交互に味わいながら、アスラは何度も達した。



安価下コンマ(ツロム) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(ネーベ) ゾロ目で妊娠
安価下3コンマ(タルシュ) ゾロ目で妊娠



「…っ、う」

 差し込む日差しに目を覚ます。夜更けまで交わったせいで、腰が痛い。肩や首の日焼けが、今更のように痛む。

「おはようございます」

 外に出ていたのか、ネーベがテントに入ってきた。

「名残惜しいですが…今日から、新しい週ですね。どちらにお渡りになられますか?」



安価下3票先取 どこにする?(13/15周目)
①クリストラ

②タルスム

③オリエズマ

④サトン

バルバス(サトンと接していないため選択不可)



「おかえりなさいませ、アスラ様!」

 領の境で待っていたのは、日傘を差したメイブだった。

「マリアは?」

 ラクダから降りながら、アスラが尋ねる。メイブは、腰蓑一つで真っ赤に焼けた彼の姿に眉をひそめながら、答えた。

「そろそろ身重になって参りましたので。代わりにわたくしが」

「ああ、もうそのくらい経つんだ」

 馬車に乗り込むと、平原を走り出した。
 馬車の中で、メイブが言う。

「大変日焼けされて。痛くありませんこと?」

「そうなんだよ、もうひりひりしてさ」

「着いたら、その土を洗い流して、薬を塗りましょうね」

「そうするよ。…」

 遥か向こうに、クリストラ城が見えてきた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 日中)
①湯船で身体を流す

②医師に薬を塗ってもらう

③部屋で身体を清める

④その他要記述

いったんくぎる

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___彼の故郷とは言え、もどかしいものね…

 ___仕方ない。次の週に備えるのだ。

 ___…よく来てくださってるのに、一人も孕んでいないのはいかがなものか。



「肌の色は、肌の持つ色素で決まります。…」

「いっ!」

「サトン人は、あの黒い肌があるから日差しの強い地域で暮らしていけるのですよ。…」

「あだっ!」

 淡々と説明しながら、真っ赤に焼けた背中に膏薬を塗るイザベラ。彼女の手が触れる度、アスラは唸り声を上げる。

「…クリストラ人は、お分かりですね?」

「は、肌の色素が少ないから、日光には…あ痛っ!」

「その通りです。ここまで来ると、もはや火傷です。焚き火に炙られるのと同じこと。しばらくは、毎日この膏薬を塗って包帯を巻き、全身を動かす激しい運動はお控えくださいね」

 白い膏薬がべっとりと塗られた腕から肩にかけてを、ぐるぐると包帯で覆っていく。両腕がすっぽりと覆われると、イザベラは言った。

「…これで良し。外でメイブ様がお待ちですよ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①魔法の練習

②音楽の練習

③歴史の勉強

④その他要記述



「…」

 アスラが一曲を引き終えると、ソフィーは静かに拍手した。

「ここまで至った、勇者様の努力と音楽への愛に、感謝いたします」

「ど、どうも」

「この先は、新たな段階になります。更に器楽の技術を高めるか、新たな楽器を手に取るか」

「魔法は教えてくれないの?」

 するとソフィーは、気まずそうに言った。

「精神に触れる術はまだ早いと、シエラさんに釘を刺されてしまいました。…お求めになるなら、ジーナ先生の方が適任でしょう」

「そうか。…」

 リュートを手にしたまま、アスラは考えた。このままリュートを極めるか、他の楽器に挑戦するか…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①リュートを極める

②他の楽器に挑戦する(何にするか併記)

「じゃあ…」

 アスラはリュートを置くと、壁に掛かった無数の楽器の中から、銀色の横笛を手に取った。
 ソフィーが頷く。

「フルート、ですね。ジーナ先生の得意とする楽器…私も、この楽器から始めました」

 棚から、小さな袋を2つ取り上げ、片方をアスラに手渡す。中には、分割されたフルートが入っていた。

「まずは、頭部管で音を鳴らすところから始めましょう。こちらの部品を」

 一番先端の部品を取り出すと、唇に当てた。息を吹き込むと、鋭い音が鳴る。

「こ、こう? …あれ?」

 真似して吹いてみるが、まるで音が出ない。

「フルートにはコツがあります。角度と、息の吹き方を…」



 ふっと息を吹くと、掠れた音が鳴った。それでも、彼が出せた初めてのフルートの音であった。

「一度掴めば、後は簡単です。繰り返し練習していきましょうね」

 と、ここで窓の外に目を遣る。

「…ですが、夜はお止めくださいね。よく響いて、お休み中の方を起こしてしまいますから…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(1/5日目 夜)



 その夜、アスラは城の廊下をうろうろと歩き回っていた。
 理由はもちろん、その日の夜の相手を探すためである。

「…」

 夜の廊下は静まり返って、人の気配は少ない。誰を抱いたものか、考えながら廊下を歩いた。



安価下コンマ
01〜20 メイブに見つかる
21〜50 結局浴室に来た
51〜80 医務室に来た
81〜98 おや、あの文官は…
ゾロ目 ???

短いけど今日はこの辺で



「…おや」

 扉から顔を出して、フローレンスは目を丸くした。

「また、お一人ですか」

「うん。誰も見つからなかったから」

「どうぞ、中へ」

 浴室に入ると、湯船は空で空気はひんやりしている。外は熱いのに、不思議なものだ。
 奥から、ダフネとヘレネーも出てきた。

「いかがです。どなたかがお相手しましょうか」

「うん。じゃあ…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①フローレンスのマッサージ

②ダフネの洗体

③ヘレネーの奉仕

 服を脱ぎ、ベッドにうつ伏せになったアスラの上に、ヘレネーが跨った。

「わたしも、勉強中なんですよ…っしょっ、と」

 小さな手で、背中をぐいぐいと押す。

「えーと…お客さん、凝ってますねぇ〜…っと」

 背骨の横に沿って、肘でぐりぐり押していく。フローレンスやマハーリヤには及ばないが、懸命にやっているのが伝わってくる。肩、背中、腰とマッサージすると、彼の身体を仰向けにひっくり返した。
 それから、おもむろに深呼吸すると…白い服を脱ぎ、素っ裸になった。

「!」

「じゃあ…いきますね」

 アスラの傍らに膝立ちになると、片腕を取って自らの胸に押し当てた。掌を握りながら、まだ小さな胸に腕をこすり付ける。

「ん…しょ、んっ」

 ピンク色の乳首が、こりこりと腕をくすぐる。白い肌でひとしきり腕を擦ると、彼の手を自らの股間にあてがった。指を取り、毛を覗いた割れ目の中に挿れる。

「ん…っ♥」

 小指、薬指、中指…狭い膣穴が擦れると、だんだんと熱く濡れてきた。親指が奥まで入ると、ヘレネーは甘い息を漏らした。

「はんっ…♥」

 もう片方の腕も同じようにすると、彼女はアスラの腰に跨った。

「では、失礼します…んっ♥」

 柔らかく蕩けた穴に、準備万端のアスラのペニスを挿入する。根本まで入ると、彼女は彼の身体を起こし、両腕を背中に回した。

「ん…んぁ…♥」

「はぁ…んっ…」

 全身を擦り合わせるように、ゆっくりと腰を上下させるヘレネー。発展途上の肢体をアスラの胸に押し当てながら、狭い膣穴でペニスを包み込む。

「あぁ、はぁ、あんっ♥」

「っ、はっ、うっ」

「いかがですか…っ、わたしの、おまんこマッサージ…んぁっ♥」

「気持ちいいよ…ぅあっ」

 耐えきれず、ヘレネーの膣内に射精した。

「あっ♥ 出ましたね…」

 子宮に子種を受けながらも、ヘレネーは腰を止めない。

「あ、あっ、あっ」

「まだまだ…いつまでも…気持ちよく、なってくださいね…♥」



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠



「おはようございます」

「…ん」

 ベッドから身体を起こすと、入り口のところにメイブが立っていた。

「本日も、お勉強の時間ですわ」

「…」

 黙って顔をしかめたアスラに、メイブは不思議そうな顔をした。

「あ、あら? アスラ様は、大変勉強熱心であるとマリアから伺いましたが?」

「いや…いざ言われると、なんだかなぁって…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
①絵画の勉強

②乗馬の練習

③狩りに出る

④その他要記述



「一つ、絵を描く際の技法についてお話しますね」

 鉛筆を手に取ると、ソーマは言った。

「距離感を出すための技法です。まずは、一点を定めて、そこから四隅に向かって線を___」



「…先生らしくなったね」

「はいっ!?」

 絵を描きながら、アスラがふと発した言葉に、ソーマは素っ頓狂な声を上げた。

「そ、そんなこと」

「絵の描き方なんて、初めて聞いたし」

「そ、それは…」

 ソーマは、ふと遠い目になって言った。

「…親方は、そういえばこんなことをおっしゃってたなって…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)
①女と寝る(今まで出てきたクリストラの女を併記)

②自主練

③その他要記述



「勇者たるもの、獣のように女と交わるだけではいけませんわ」

 寝室に入るなり、メイブがそんなことを言い出した。

「どうしたらいいの」

「紳士は、相手をベッドまでエスコートするところから始まりますわ」

 アスラの手を取り、ベッドまで並んで歩く。それから2人でベッドに腰掛けると、言った。

「いきなり触るのではなく、まずは愛を囁き、口付けを交わすのです。こう…」

「愛を囁く…って? 例えば?」

「そこからですの? 例えば…『愛してる、メイブ』とか、『きれいだね』とか…」

「面倒くさい」

 そう言うとアスラはメイブをベッドに押し倒した。

「やっ、おまっ、お待ちになって…ひんっ」

 ネグリジェの胸元を掻き広げ、巨大な乳房を掴む。無遠慮に胸を揉むアスラに、メイブが訴える。

「あっ、アスラ様っ! 愛は、愛はありませんのっ?! …んぁっ♥」

「愛」

 アスラが、手を止める。

「…ぼくは、ここで子作りしろとしか言われてない。愛してるって、言われたことはあるけど…」

 自分は、誰かを愛しているのか? 考えた時、脳裏に浮かんだのは…



安価下 15:00まで多数決
①シャーロット

②ソフィー

③ユィーキ

④ツバキ

⑤ルールゥ

⑤ラクマ

⑥ラーラ

⑦シャナル

⑧アル

(これだけ見てくれてる人がいることにびっくり)



 脳裏に浮かんだのは、シャーロット。ずっと一緒に過ごして、一緒に育ってきた、大切な人。

「…そうか」

 それが、愛。彼女に向ける感情を、愛と呼ぶのなら…
 記憶を手繰っていく。同じような感情を向けられる相手。それは…

 リュートを奏でる、クリストラのソフィー。

 こちらに一心に愛を向ける、オリエズマのユィーキ。

 その2人に、シャーロットと同じ愛を向けていることに、アスラは気付いた。



「…分かったよ」

「わ、分かりまして?」

「うん。ぼくは、シャーロットを愛している」

「…シャーロットを」

「それから、ソフィーと、ユィーキも」

「…えっ、3人?」

 困惑するメイブ。それでも、次の言葉が出てきたのは、彼女が強かと言う他無いだろう。

「…では、わたくしは?」

「えっ?」

 メイブは、ネグリジェの裾をたくし上げると、茶色い茂みに覆われた秘部を晒し、誘った。

「わたくしのことも…愛してくださいませ?」

「…」

 アスラは小さく頷くと、仰向けになった彼女の脚の間に入った。寝間着を下ろし、ペニスを取り出すと、既に濡れた彼女の膣穴にペニスを挿入した。

「あ、あ、んっ…♥」

 親と子ほどに年の離れた少年を、女として受け入れながら、メイブは囁く。

「無いものは囁けませんもの…んっ♥ いつかは、わたくしも愛してくださいましね…んぁっ♥」



安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が7で妊娠



「おはようございます」

「…うーん」

 朝。昨夜の言動など忘れたように、涼しい顔で起こしに来たメイブ。目をこすりながら、アスラは起き上がった。

「…おはよう」

「ええ。…さあ、朝食の用意ができていますわ。早く、お着替えになって」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 日中)
①射撃の練習

②乗馬の練習

③魔術の練習

④その他要記述

いったんくぎる

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___聞いたか。勇者シーヴァの体調が、いよいよ芳しくないようだ。

 ___でももう80近いんでしょう? 十分長生きじゃない。

 ___アスラ様は、お見舞いには行かれるのかしら…?



「お腹の子も、大きくなってきました」

 部屋に入ってきたシエラのお腹は、よく見ると分かるくらいには張り始めていた。

「お子様も守れるように…魔術の練習を頑張りましょうね」

「うん」

「では、前回の続きです。魔術で、腕力を強化するところから…あら」

 袖を捲くった彼の腕を見て、目を丸くする。彼の腕は火傷治しの膏薬を塗って、手首まで包帯でぐるぐる巻きにされていたのだ。

「前みたいに、腕に線は引けないけど」

「ああ、問題ありません。次は、線無しでやってみましょう」



「…こうっ」

 肘のあたりに杖を当てる。腕の中を、熱い力が流れていくのを感じて、彼は鉄球を手に取った。
 アスラの頭ほどもある鉄球は、風船か何かのように軽々と持ち上がった。

「上出来です」

 シエラが手を叩いた。

「段階を踏んで、先へ進んでいきましょうね。これが慣れたら、いよいよ杖無しでやってみましょう」

 魔術の練習は、日が暮れるまで続いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)
①女と寝る(今まで出てきたクリストラの女を併記)

②自主練

③その他要記述



「…せいっ」

 腕に杖を当て、魔力を流し込む。そのまま、持ち上げられるものがないか部屋の中を見回した。

「…これでいいや」

 花の生けられた大きな花瓶を、片手で持ち上げている。

「おお、コツが掴めてきた…」



安価下コンマ
01〜20 物を壊してしまった
21〜80 少し上手くなった
81〜98 杖無しでもできるようになった
ゾロ目 技を開発した

「…ん、こんなものかな」

 少しは上達した気がする。夜が更ける前に切り上げて、アスラはベッドに入った。



 ぐっすり寝て、次の朝。朝食を食べながら、アスラは今日やることを考えた。早いもので、もう4日目だ。明日で、週が終わる…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
①剣の修行

②射撃の訓練

③乗馬の練習

④その他要記述



「そろそろ大丈夫かな」

 外に出ると、リィナが待っていた。シエラの同じように白い帷子のお腹が、少し張ってきている。

「腕を火傷されたと聞きましたが…大丈夫ですか?」

「火傷っていうか、日焼けだよ。大丈夫」

「そうですか。…では、始める前に」

 リィナは、アスラに質問した。

「ここの外で、何か剣術を学ばれましたか?」

「オリエズマで」

「もしかして、それはオリエズマ独自の」

「ううん。色んな国の剣術を学んだからって言うから、ここと同じのを教えてもらった」

「そうでしたか」

 ほっと頷くリィナ。腰の剣を抜くと、地面に突き立てる。

「…時に、真剣は握られましたか」

「まだ」

「抜いてみますか」

「…」

 地面に刺さった剣に歩み寄り、柄を握る。

「…ふっ、んんん…っっっ…だあっ!」

 両手で握り、全力で持ち上げると、遂に剣が抜けた。

「や、やった…うわあっ!?」

 剣の重さに引っ張られて、よろめくアスラ。不安定に揺れる刀身をガントレットで掴むと、リィナは剣を取り返した。

「力は付いてきたようですね。剣は、技術だけでは触れませんので、鍛えながら技も磨いていきましょうね」



「…いったたた…」

 ひりひり痛む肩をさするアスラ。流石にまだ無茶だったようだ。イザベラに見つかったら、怒られるだろう…



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)
①女と寝る(今まで出てきたクリストラの女を併記)

②自主練

③その他要記述



 日が沈む前に、どうにかソフィーを見つけ出せた。

「どうかなさいましたか、アスラ様」

 楽器の稽古を求めに来たと思ったのか、その手にはフルートが握られている。
 アスラは、そんな彼女に言った。

「ソフィーに、言いたいことが」

「何でしょう?」

「ぼくは、ソフィーを…」



 部屋の扉をノックすると、中からシャーロットが顔を出した。

「アスラ、帰ってきてたの」

「うん」

 部屋に入ると、シャーロットはゆったりした白のネグリジェを着ていた。
 ベッドに腰掛けると、シャーロットは言った。

「どうしたの、こんな夜に」

「言いたいことがあって」

「何?」

「シャーロット。ぼくは、君を愛してる」

「…」

 突然の告白に、シャーロットはぽかんと彼を見た。それから…くすりと笑った。

「…ええ。知ってたわよ」

「あ、あれ?」

「いらっしゃい」

 彼女はアスラの手を引くと、共にベッドに横たわった。

「お腹の子に悪いから子作りはできないけど。久しぶりに、一緒に寝ましょ」

「うん」

 アスラの手を取り、ネグリジェの上から自身のお腹に載せる。

「ここに、あんたの赤ちゃんがいるの」

「うん」

「あんたがパパで、わたしがママ」

「うん」

「…パパ」

 シャーロットが、アスラの頬に手を当てた。それから、唇を重ねた。

「ん…パパ。愛してるわ」

「うん…ぼくも、愛してる」



「…おはよ」

「ん…おはよう」

「起きて。礼拝の時間よ」

「うん…」

 シャーロットと一緒に、ベッドを降りた。



 礼拝を終え、聖堂を出る。外は曇りで、雨が降りそうな空であった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(5/5日目 日中)

いったんくぎる

(ここだけの話、あと2週で第一部は終わりです)

(第二部はアスラが18歳の時なので、ここで一度でも出てきたキャラは第二部開始時点で8歳歳を取っています)

(つまり、ここで新キャラを出しても下手したらろくな絡みが作れない上に次の登場では8歳老けてるという事態に陥ります)

初潮来てない勢を孕ませようと思ったら今出すしか無いかもしれない

第三部はアスラ50歳時くらいを考えてるので、第二部で5歳とかでも第三部では37歳だ

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___愛、愛ねぇ…

 ___たかだか10歳の子供の言うことだ。本気になることはない。

 ___その一つでも、うちに向けてくれたら…



 週末恒例のミサが終わった後も、アスラは聖堂に残っていた。
 見回すと、スノアの他にも数人のシスターがいて、片付けや清掃などを行っていた。彼女らは皆、一様に若い女であることを除けば、背丈や体格など様々であった。

「誰に話しかけようかな…」



安価下1〜3でコンマ最大 誰にする?
①スノア

②亜麻色の髪の、目立って特徴のない少女

③やたらスカート丈の短い、グラマラスな女

④床掃除をしている、おどおどした青髪の女

 アスラが近づくと、その女は弾かれたように立ち上がった。

「は、はい、何でしょう…」

「ちょっと、話したいかなって思って」

「な、何か、粗相でもありましたか…?」

 目線を下に向け、おどおどと問いかける少女。長く青い髪や修道服は清潔にしているのだが、どうにもみすぼらしい雰囲気が拭えない。

「いや、そういうわけじゃないけど…」

 どうやら、こちらから話題を投げないと会話にならなさそうだ。



安価下 話題について

「…その。父親について」

「!!」

 父親。その単語を聞いた瞬間、少女が目を見開いた。そのまま、かたかたと震え始めた。

「…ど、どうしたの」

「あ…」

 震えながら、彼女は絞り出すように答える。

「あ…あまねく、人の子の父たる、主のみが…わ、わたしの、父親…です」

「いや、そうじゃなくて、自分の父親」

「わたしに、父などおりません!」

 突然、少女が声を張り上げた。それから、はっと口を塞いだ。

「…申し訳ありません…失礼します」

 それだけ言うと彼女は、逃げるようにその場を走り去ってしまった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(5/5日目 夜)



「…」

 アスラは中庭に繰り出すと、月明かりの下でフルートを取り出した。それから、頭部管を口に当て息を吹いた。

「…出ない」

 一度は音が出たものの、少し触らないとすぐ出なくなる。リュートは、演奏はともかく音を出すだけなら簡単だったが、フルートは音すら出ない。躍起になって何度も息を吹き込み続けた。



安価下コンマ
01〜30 メイブに怒られた
31〜60 少しは音が出た
61〜80 安定して音が出た
81〜98 ソフィーが覗きに来た
ゾロ目 ???



 ___ぴー、ぴー、ひょー…

「…っは!」

 頭部管から口を離す。それから、思い出したようにくらりと来た。

「…でも、音は出るようになったぞ…」

 ようやく、音程を出す練習に入れる。そう思いながら、アスラは楽器を鞄にしまった。



「おはようございます」

 起こしに来たメイブは、じろりとアスラを見て、嫌味っぽく言った。

「昨夜は、大変練習に精が出たご様子で」

「…! あ、ごめん」

「わたくし共から、強くは言えませんが。あの笛の音は、夜には大変響きましてよ?」

「き、気をつけます…」

「…で」

 メイブは、咳払いして言った。

「新しい週でございます。次は、どちらへ?」



安価下3票先取 どこにする?(14/15周目)
①クリストラ

②タルスム

③オリエズマ

④サトン

⑤バルバス



 シャールーで森の中を進むと、領の境界の向こうに立っていたのはアルだった。

「ラーラは?」

「まだ、クリストラ人の前に出るのは憚られるわ。…大丈夫。道案内くらいできるわ」

「では、私はこれにて。…くれぐれも、お気をつけください」

 ウェンディが、去っていく。アスラはアルの手を取ると、自分の前の鞍に載せた。

「きゃっ」

「行こう。こっちのほうが早い」

「…ええ。甘えさせてもらうわ」

 アルが、アスラに背中を預ける。シャールーが、ゆっくりと歩き始めた。



 馬に乗って進みながら、アルが尋ねた。

「このまま、教会に行くのかしら」

「そのつもりだけど」

「石の街には行ったのでしょう? 知り合いはできたのかしら」

「まあ」

「それなら、そちらに行っても良いんじゃない?」

「…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①教会に行く

②石の街に行く

「…いや、教会に行くよ」

「そう」

 アルが頷く。アスラはシャールーの手綱を握って、教会に向かって進んだ。



「…よう」

「ラーラ!」

 気まずそうに手を振るラーラに、アスラは駆け寄った。

「無事で良かった」

「ああ。助けられちまった」

 ラーラははにかむように微笑むと、彼とアルを教会の中へ誘った。

「色々話すのは夜でも良いだろ。…どうする、これから?」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 日中)
①戦闘訓練

②楽器の稽古

③歴史の勉強

④その他要記述



「よし、打ち込んでこい!」

「あああっっ!!」

 棍棒を握るラーラの顔面めがけて、木の棒を突き出した。

「60点だ!」

 鋭い先端を軽く躱しながら、ラーラが叫ぶ。

「ヒトの形した相手に対して、目を潰しに行くのは正しい! だが!」

 よろめいたアスラの肩を掴み、地面に押し倒す。

「うぐっ」

「それで怯むのはヒヨッコだけだ」

 うつ伏せに倒されるアスラ。片方の肩を上から抑えられるだけで、身体が動かない。

「確実に、潰せる手筈を整えてから狙え。あたしには通用しないぜ」

「こ、の…っ!」

 身体をよじり、どうにか拘束を逃れる。それから、地面についた彼女の腕に棒を振り下ろした。

「0点!」

 前腕を強かに打ったのに、固まったのはアスラの方だ。まるで大岩を殴ったかのように、手がびりびりする。

「あたしはあんたの腕を折れる。けど、あんたにあたしの腕は折れない。見りゃ分かるだろ!」

「うっ」

「あんたが狙うのは…」

 悠々とアスラの手首を掴むと、もう片方の手で彼の指をつまんだ。

「イタタタっ! 痛いっ!」

「こっちだ。指なら折れるかも知れない。できれば親指を砕け。武器を握れなくしろ」

「…ったぁ」

 解放されると、痛む指をさすった。それから、ぼそっと呟いた。

「…クリストラや、オリエズマでも言われなかったよ。こんなこと」

「戦うための技術なんて、あたしたちは知らないからな」

 棍棒を拾いながら、ラーラは答えた。背を屈めた時に風が吹いて、かろうじて尻に垂れた布が捲れたが、彼女は気にしない。

「ただ戦って、殺し合って、その中で身につけるやり方ってのがあるんだよ。流石に今、殺し合うことは無いけどな。ま、もしもの時に役立ててくれよ」

「…」

 アスラの脳裏に、短剣を抜いたサナギの姿が浮かぶ。

「…うん」

 彼は、頷いた。



「…あんたの声がかかるまで、あたしは処刑されることになってた」

「!!」

 息を呑むアスラ。夜の教会には、ラーラやシャナル、リーアが集まっていた。少し離れたところで、ミーアにアル、ガンシュテナも、緊張の面持ちで彼らを見守っていた。

「あんたの子を殺すわけにはいかないから、出産するまではシャナルとリーアは耳を切り落とし、人間としてクリストラに囚われる手筈だった。他のエルフは後宮を追放され、以後エルフは永久に後宮に入ることを許されない。そうなるはずだった」

「そんな…」

「ここは、あんたにとっては安全だ。だが、その周りは…」

「戦場、ね」

 リーアが、溜め息を吐いた。

「陛下は、勇者の血が偏ることを懸念し、このような場を築かれました」

 シャナルが言う。

「勇者の血を持つことで、他の地域に対して優位に立てる…それを知るからこそ、陛下はそれを、あまねく世界に広めることを選んだのです」

「大した男だ。シーヴァの奴にも負けない度量だよ」

「でも…夢を見すぎたわねぇ。地域で区切ったところで、貴方の取り合いになるのは分かりきったことだわ。…命を奪ってでも」

「…」

 アスラは、呆然と彼女らの話を聞いていた。震える声で、言う。

「…ぼくは…どうしたらいいの」

「思うようにやりなさい」

 そこへ、アルが割り込んできた。彼女はエルフたちの中へ踏み入ると、きっと彼女らを睨んだ。

「先行きを決めるのに、情報が多いのは良いことだわ。でも、あなたたちの言葉は彼を縛るだけよ」

「じゃあ、どうしろってんだ。事実を教えなきゃ、こいつの選択次第で、こいつ自身が望まない結果になっちまうことだってあるんだぞ」

「無論、舵を握っているのは彼よ。でも、大事なのはそこじゃない。一番大事なのは…」

 アルは、アスラの前に立つと、じっと彼の目を見つめた。そして、問うた。

「…アスラ。貴方が、何を望むか。シーヴァの息子である以前に、貴方は一人の人間よ。何を望むか…それが、生きる上で一番大切なこと」

「ぼくの…望み」

 アスラは、呟いた。



安価下1〜3でコンマ最大 自由安価 何を望む?

「…最近気付いたことがあるんだ」

「! 何?」

「ひとを、愛すること…シャーロットにしてたみたいに、愛すること」

「素敵ね」

「だから…それが、ぼくの望み。愛すること…そして、父が作った平和を、守りたい」

「…」

 ラーラが目を閉じ、息を吐いた。

「…みんなに…・仲良く、平和に暮らしてほしいよ」

「…そうね」

 アルが頷いた。

「なら、そのために役立つことをしなさい。何も一人で全てを成し遂げなくたって良い。寝ても覚めても、ずっと同じことを考えなくても良い。ただ、貴方が大きな選択を迫られた時…そのときは、貴方の望みに従って行動しなさい。今までやってきたように」

「…分かった」



「…っ」

 目が覚めて起き上がろうとして、身体が動かないのにアスラは気付いた。

「いったぁ…」

 昨日の訓練に治りきらない日焼けのせいで、全身が痛い。ずり落ちるようにベッドを降りると、壁に寄りかかってどうにか立ち上がった。

「おはようございます…ああっ、大丈夫ですか」

 起こしに来たミーアが、慌てて駆け寄ってくる。

「ううん。大丈夫…」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
①魔法の練習

②狩猟に同行

③石の街に行く

④その他要記述



「…あれ」

 シャールーで森を抜け、石の街に出てから、アスラは首をひねった。
 いつも出迎えてくれるはずのキママが、今日はいない。

「そういう気分の日もあるだろうよ」

 ラーラは肩を竦めると、一緒に街へ踏み入った。信頼できる護衛がいないなら、自分が同行する、ということだろう。

「…で、どうする? 色々出てきたぞ」

 見ると、多種多様な家(というか巣)から、女達が顔を覗かせていた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①街を散策する

②楽器を演奏してみる

③その他要記述

「…そうだ」

 アスラはふと思いつくと、背中に背負ったリュートを外し、その場に座り込んだ。

「いつの間にそんなの持ってきて…」

 困惑するラーラをよそに、彼はリュートを爪弾き始めた。



安価下コンマ
01〜10 特に何も起こらない
11〜50 獣人や亜人が集まってきた
51〜80 妖精たちが集まってきた
81〜98 精霊たちが集まってきた
ゾロ目 ???



 いつの間にか彼の周りには、獣人や亜人たちが集まって、手を叩いたり踊ったりしていた。

「…」

 演奏が終わる。群衆が一斉に拍手した。

「ありがとう。…」

 集まった人々を見回す。小人や人狼など、様々だ。しかし、その中にキママの姿は無い…
 きょろきょろと辺りを探る彼のもとへ、一人の少女が手を叩きながら近寄ってきた。オリエズマの島国のような着物を着ているが、その裾は短く、切りそろえた金の髪のてっぺんからは尖った耳が伸び、お尻にはふわふわした尻尾が9本も生えていた。

「やあ、シーヴァの倅は琵琶を嗜むのかや」

「! てめえ」

 隣りにいたラーラが、不意に色めき立った。棍棒に手をかけ、威嚇するように睨む。

「樹海の長が、何でここにいる」

「好きであんなことやっとったわけではないわ」

 少女が鼻を鳴らした。

「寧ろ、シーヴァが潰してくれて、せいせいしとる。…ときに」

 ずいと、アスラのもとへ近寄る。にかっと歯を剥き出し、楽しげに言う。

「ルナ、じゃ。普段は山近くに住んでおるが、何やら楽しそうな音色が聞こえてくるので、気になって降りてきたぞ」

「ぼ、ぼくの父と、何かあったの」

「昔、ちょいとな。大した話じゃありんせん。それより、どうじゃ」

 鼻がくっつきそうなほどに顔を寄せ、言う。

「妾の家に、遊びに来んか」

「えっと…」

 ざっと辺りを見回す。興味深げにやりとりを見守る者や、興ざめして去っていく者と、色々だ。その中には、見知った顔もあるが…



安価下 どうする?
①ルナについていく

②他の人を呼ぶ(今まで出てきた石の街の女を併記)

「…分かった」

「よろしい」

「あたしも付いていくからな」

 アスラの隣に立ったラーラに、ルナは顔をしかめた。

「何じゃ、取って喰うわけでもあるまいし」

「何かあってからじゃ遅いんだよ」

「ふん」

 ルナは鼻を鳴らすと、2人の前に立って歩き始めた。



「…何か、寒いね」

 まばらに生えていた下草がだんだんと減っていき、石の転がる荒れ地へと変わっていく。遥か遠くに見えていた岩山が、見る見るうちに近付いてきた。
 その手前で、不自然に茂る竹林が現れた。迷わず中へ分け入るルナについていくと、そこには小さな庵が立っていた。

「帰ったぞー」

「おう、おかえり…ってえ!?」

 中から出てきた少女は、アスラの姿を見るなり地面に両手を突き、威嚇するように唸った。

「き、来やがったなシーヴァのガキ! 今日こそは…」

「ロウル、ここに住んでたんだ」

「何じゃ、知り合いかや」

「知り合いじゃねえ! 敵だ! こいつは俺の親父を」

「相撲でひっくり返したんじゃろ。聞いた聞いた。耳が萎びるほど聞いた」

 軽くあしらいながら、彼女は庵に入っていった。
 畳敷きの小さな部屋に座ると、彼女は言った。

「もう一度、琵琶を弾いて見せ」

「琵琶じゃなくてリュートなんだけど…」

 ぶつぶつ言いながらも、リュートを爪弾く。ルナは耳をぴくぴくさせながら、じっと聴き入る。
 やがて彼女は、手を叩いた。

「ん、ご苦労」

「どこに行くの」

 立ち上がるルナに、アスラが声をかける。

「布団を敷くだけじゃ。今夜は、ぬしと契るのじゃからな」

「…あ、そういう」

「…」

 気まずそうな顔で、ラーラが立ち上がる。彼女は「先に帰ってるぜ」と言い残すと、そそくさと庵を出ていった。
 ルナが微笑む。

「…ここで逢うたのも何かの縁じゃ。ゆっくりしていくが良い」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 夜)
①ルナと寝る

②その他要記述

今日はこのへんで

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___愛と平和だと。ご立派なことだ。

 ___思うだけならタダだわ。好きにさせておきなさい。

 ___とは言え、表立って動くことは憚られるな。少なくとも、彼の目に触れないように…



「はーなーせ! 離せこのっ!」

「ほうれ、勇者どののご指名じゃぞ。はよう脱げ、脱げ」

 じたばたするロウルを、不思議な力で宙に浮かせ、ひょいひょい服を脱がせるルナ。素っ裸になった彼女を自分の前に下ろすと、その力でぐいと脚を広げ、両腕をバンザイさせた。

「やめっ、みっ、見るなぁっ!」

 ふさふさした銀色の毛をかき分け、女性器を広げてみせる。

「ほれ、近う寄れ」

 言われるまま、ズボンを下ろしながらロウルの側へ近寄る。

「やっ、やめろ来るなっ! そんなの見せるなっ! あ、う…」

 勃起したアスラの股間が迫ると、ロウルは顔を真っ赤にしてぶんぶん首を振った。

「寄るな、お、お前なんか…すんっ…っ!?」

 彼女の鼻が鳴る。と、不意に彼女の目がかっと開いた。

「あ…あっ…あっっ♥♥」

「シーヴァの匂いがするか。それとも、こやつ自身の匂いが好きか。…アスラよ、ちょいとその摩羅を嗅がせてやれ」

「あ、や、やら…あ…」

 透明な汁の垂れる亀頭を、鼻先に寄せる。耐えきれず、一嗅ぎした瞬間

「ああああっっ♥♥♥」

 彼女の腰が、がくんと跳ねた。股を差し出すように、高く突き上げ、がくがく震えると、へなりと畳に落ち…

「…あっ♥」

 ___しょろろろろ…

「たわけ、畳を汚しおって」

 力なくお漏らしするロウルをうつ伏せにひっくり返すと、尻を持ち上げてアスラに向けた。

「ほれ、種を付けてやれ」

 おしっこと愛液をだらだら流す秘部に、ペニスをねじ込んだ。

「くうぅっ…っ♥♥」

「うぁっ…」

 ロウルの膣穴が、噛み付くようにアスラを締め付ける。銀色の尻尾が垂直にぴんと立ち、アスラの鼻をくすぐる。それをどかそうと手で掴むと、更に膣が締まった。

「くうぅぅ…♥」

 情けなく鳴くロウル。アスラは、小ぶりな尻を掴んで腰を振った。

「はぁっ、はぁっ、はっ」

「くぅ〜ん♥ くぅ〜ん♥ うぅぅ…♥」

「おう、おう。また畳が汚れたわ」

 見ると、抽迭に合わせてふるふる揺れるロウルの足元には、また黄色い水溜まりが広がっていた。
 色々な汁の漏れるロウルの膣に、数日ぶりの精液を流し込んだ。

 ペニスを抜くと、小さな膣穴が閉じて、少しも精液がこぼれてこない。

「なんと濃い子種汁じゃ。これは間違いなく孕んだわ。…」

 ルナは満足げに言うと、布団に仰向けになり、帯を解いて着物をはだけた。起伏の乏しい、白い肢体を晒すと、彼女は言った。

「ほれ、次は妾の番じゃ」

「うん」

 彼は、無毛の秘部に顔を寄せると、ぺろりと舌で舐めた。

「ぁんっ♥」

 意外にむっちりした太ももを掴み、股間に顔を埋めて舌を伸ばす。彼の頭に手を置いて、ルナは呟いた。

「んっ♥ …何じゃぁ、ぬしも犬かや…ぁっ♥」

 桜色の粘膜がしっとりと濡れてくると、彼は再び勃起した肉棒をあてがい、ゆっくりと腰を進めた。

「あ、ぁ…んっ♥」

「はぁっ…」

 小さなルナの膣に、根本までペニスが収まると、彼女は両腕を彼の背中に回した。

「ん…♥ 思う様、動くがよいぞ…♥」

 身体を擦り合わせるように、腰を動かす。膣壁をペニスで擦られ、小さな乳首を胸で擦られ、ルナは控えめに喘ぐ。

「あっ♥ ぁ♥ ん…ぁっ♥」

 アスラの頭を撫で、囁く。

「ほれ…求めよ…♥ 妾が、ぬしの仔を産んでやろうぞ…♥」

「はっ、ルナっ、はっ」

「んっ♥」

 腰を振りながら、アスラは背中を曲げ、薄桃色の彼女の乳首に吸い付いた。膨らみ始めてすらいない乳房を、夢中でしゃぶる。

「んあっ♥ ん…」

 ふわふわしたものが、アスラの背中を包み込む。慈しむように頭を撫でながら、ルナは小さな膣穴を更に締め上げた。

「っ、あっ」

「んぅ…っ♥♥」

 四肢と9本の尻尾で彼を抱きながら、ルナは自らの子宮に子種を受け入れた。



安価下コンマ(ロウル) ゾロ目で妊娠
安価下2コンマ(ルナ) ゾロ目で妊娠



「っ…ここは…」

「目覚めたか」

 気が付くと彼は、ルナに膝枕されていた。既に着物を身に着けたルナは、彼の頭を撫でながら言った。

「もう朝じゃ。行くが良い」

「ロウルは…?」

「外で不貞腐れて寝ておるわ」

 アスラが起き上がると、彼女は微笑んだ。

「…ここは、はみ出し者の結界。山の連中ほどぬしを憎んでおらず、さりとて近寄るのも憚られる連中が、ひっそり暮らすところ。…ここより先へは、まだ行くな」

「危ないから?」

「その歳で、会うたこともない父親の悪口は言われたくなかろ。…さ、行け。妙な奴らに目をつけられる前に」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 日中)
①街を散策する

②もう少し庵にいる

③教会に戻る

④その他要記述



 竹林を出て、街へ戻ってきた。お供も無しで歩き回るのは、実は初めてだ。少しどきどきしながら、多種多様な家の中を歩いた。



安価下コンマ
01〜10 特に何も起こらない
11〜30 ミドナが絡んできた
31〜50 クトゥアがついてくる
51〜70 リーリレウに捕まった
71〜80 オーガだ!
81〜90 この穴は…?
91〜98 地べたに裸の女が寝ている
ゾロ目 ???




「あらぁ〜♥」



「!」

 目の前に降り立ったのは、スタイルの良い青肌の女。オリエズマ大陸のような白いチャイナドレスドレスを着ているのだが、襟元から下、みぞおちの上まで切り抜かれたように布がなく、裾に至っては臍のすぐ下で終わっている。当然、下着などは身につけておらず、程よい大きさで形の良い乳房も、毛穴一つ無い滑らかな秘裂も丸見えだ。そして、そんな己の痴態を恥じらうように、もじもじと太腿を擦り合わせて、腕を落ち着かな気に後ろで組んでいた。

「アスラ様ぁ…はぁっ、また逢えて、嬉しいわ…っ♥」

「や、やあ。久しぶり、ミドナ」

 困惑しながらも会釈するアスラ。ミドナは嬉しそうに、彼の腕を取って自分の胸に抱いた。

「あぁんっ♥ 覚えてくれてありがとっ…♥」

「で、何の用かな…?」

「んっ♥ 連れないのね…はぁっ♥」

 ミドナは、腰をくねらせながらアスラに付いてくる。

「この身体は、アスラ様のモノよ…この美しさも! だからぁ…好きに、して♥」

「…」



安価下1〜3でコンマ最大 自由安価 どうする?

「…じゃあ」

 この時、アスラの中に『悪戯心』とでも呼ぶべきものが芽生えた。
 彼は擦り寄るミドナの背中に腕を回し、ぐいと押した。

「一緒に歩こうよ」

「えっ? …え、ええっ、もちろんよ」

 ミドナのあられもない姿を、街の人々に見せつけるように、彼は石の街を練り歩いた。それは、他に抱きたい女を探すためでもあった。



安価下コンマ
01〜30 皆に逃げられた
31〜50 リーリレウが飛んできた
51〜70 触手の塊
71〜90 黒ドレスの少女
91〜98 天狗
ゾロ目 ???



「あーあ」

「…」

 人気のない、がらんとした通り。身と乳を震わせながら、股から汁を垂らすミドナを見るや、誰も彼もが家へ引っ込んでしまったのだ。

「どうしよ」

「こ、このへんにしましょ…?」

 流石に堪えるのか、ミドナが恐る恐る声をかけた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)
①ミドナを抱く

②教会に帰る

③その他要記述

「じゃ、ぼくは帰るよ。じゃあね」

「えっ、ちょ」

 追いすがろうとするミドナを置いて、アスラは狭間の森へと戻っていった。



 教会の部屋で、ベッドに潜って目を閉じる。何事もなく帰ってこれたが、夕方近くの森を一人で歩くのは危険な行為だった。案の定、着いてからラーラに怒られた。



安価下コンマ
01〜50 ミドナが追いかけてきた
51〜70 ラーラ
71〜90 アル
91〜98 ガンシュテナ
ゾロ目 ???



「ふ、ふふ…このままじゃ、終わらないわぁ…あたしの美貌を、みせつげっ!?」

 教会に忍び寄る淫魔の身体が、突然何かの力で、遠くまで吹き飛ばされてしまった。

「…」

 暗闇の中から現れたのは、一人の少女。金色の目。黒いマーメイドドレスが包む、起伏に富んだ肢体。側頭部から生えた2本の角。長い尻尾。
 ひと目で人外と分かるこの少女は、教会の壁を無いもののようにすり抜けると、アスラの眠るベッドに近付いた。

「…」

「Zzz…」

 少女は眠るアスラの顔を見つめると…おもむろに、その唇にキスをした。

「ん…♥」

「ん…っ!?」

 アスラが、目を覚ました。月明かりの差し込む寝室に、見知らぬ少女が立っているのを認めると、彼は慌ててベッドから立ち上がった。

「誰!?」

「…」

 月明かりが、彼女の顔を照らす。白い肌に、黒い瞳。奇妙な既視感を、彼は覚えた。

「…誰?」

「エリスアルネス」

「エリス…石の街から来たの?」

「石の街?」

 エリスアルネスと名乗る少女は、首をひねった。

「知らない。今、『外』から来た」

「! じゃあ」

 口を開きかけたその時、エリスがアスラをベッドに押し倒し、上に跨った。黒いドレスが融けるように脱げ落ち、白い肢体が露わになる。
 素早く寝間着を剥ぎ取り、まだ準備のできていない肉棒を掴む。

「なっ、何するの!?」

「わたしには、何もない…」

 黒く見えた彼女の瞳が、金色に染まっていく。輝く目に映る自身の顔に、先程の既視感の正体に思い至る。

「記憶もない。家族もない。あるのはこの身体と、あなたへの想い」

 固くなったペニスを、自らの秘部に誘う。

「あ、ん…」

「ああ…」

 薄闇の中、女の穴がアスラを呑み込んでいく。初めて交わるというのに、ずっと前から知っていたかのように、肉のひだが彼の絡みつく。

「あ、あぁ…」

「はぁ、あ…っ」

 流れ込む刺激に、肉棒が脈打つ。その僅かな揺れにさえ、細やかに形を変えて寄り添う。

「はぁ…あぁっ♥」

 エリスが、大きく腰を揺すった。根本からこそぎ取られるような快感に、思わず呻く。

「ああっ♥ はっ、ああっ♥ ああんっ♥」

 豊満な乳房を大きく揺らし、膣穴を激しくうねらせ、腰を振る。
 耐えきれず、アスラは射精した。

「ああぅっ…」

「はぁんっ♥ ああん、んんっ…♥」

 子宮で子種を飲み干しながら、容赦なく腰を振り、精液を搾り取る。暴力的な快楽に、アスラの意識はだんだんと遠のき…



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「…ん」

「…起きた?」

「うん……っ、て、ええっ!?」

 隣に寝そべる少女に、思わずベッドから転げ落ちる。
 昨夜彼を襲ったエリスアルネスが、まだ彼の隣で寝ていたのだ。

「何を驚いているの」

「いや…こういうのって、今までは翌朝にはいなくなってたから…」

「嫌よ。わたし、あなたを愛してるもの」

「!!」

 裸のエリスが、ベッドを降りてアスラの首に腕を回す。

「で、でも、昨日会ったばかりで」

「わたしにも分からないわ。確かなことは…」

「おい、アスラ!」

 そこへ、ラーラが棍棒を持って駆け込んできた。彼女は見知らぬ少女が彼を組み敷いているのを見るや、棍棒を振り上げて叫んだ。

「誰だ!」

「さあ? 誰でしょう」

 悠々と立ち上がるエリス。その身体を、黒いマーメイドドレスが包み込む。
 彼女はくるりとその場で一回転すると、ぱっと姿を消した。

「…アスラ、怪我は無いか」

「だ、大丈夫…」

 困惑しながらも、ラーラの手を掴んで立ち上がった。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
①魔術の練習

②楽器の稽古

③歴史の勉強

④その他要記述



「…歴史って、何のためにあるんだろう」

「ヒトという種が、一つの生き物のように成長する過程、と私は理解しているわ」

 本を捲りながら、アルは答えた。

「幼子が、暖炉の熱やナイフの刃の危うさを知るように。…あなたはどう?」

「…」

 不意に声をかけられて、本棚を退屈そうに眺めていたエリスアルネスはふっとアルの方を見た。
 消えたはずの彼女は、アスラが図書館に入ると、当然のようにそこに立って待っていた。

「何年生きる種なのかは知らないけれど。色々と勉強してきたのでしょう?」

「知らない」

 きっぱりと、彼女は言った。

「わたしには、記憶が無い」

「そう。…」

 アルは、本を閉じ、エリスとアスラを見て…眉をひそめた。

「…あなたたち、姉弟なの?」

「…」

 アスラはどきりとした。
 エリスの顔を見たときの既視感。それは、朝、鏡の前で身繕いする時にいつも見る、己の顔であったのだ。

「そうかもしれない」

「…シーヴァの話をしましょうか」

 本棚から別の本を取り出すと、開いた。

「災害から避難してきたタルスムの行商人ヴァルナと、クリストラの看護師アンナの間に生まれたのがシーヴァ。彼の幼少期…というより、勇者として名を上げる前の情報は残っていないわ。彼が勇者になるまでに彼に関心を持った者はいなかったし、勇者になった後、彼は自分の過去については語らなかったから」

「今聞いたらいけないの?」

「どうでしょうね。あなたが訊けば、教えてくれるかも。…精霊による人類の蹂躙が激しかった頃、世界は『帳』によって分断されていた。天の精霊に与するバルバスと戦いながら、彼は帳を管理する精霊たちを説得して回った。最初に応じたのは、オリエズマを覆う『雨の帳』。管理する嵐の精霊は最後まで寝返らなかったけれど、風を司る彼の娘が寝返った。次はタルスムを覆う『砂の帳』。大地の精は、確か後宮にいたはずよ」

「本当に?」

「話が確かなら、ね。…サトンを覆う『炎の帳』が解かれると、クリストラの『病の帳』を管理する精霊は撤退した。生身の人間が通れば、かなりの確率で命を落とす帳を、彼は何度もくぐり抜け、そして消し去った。そうして、天に向かい合ったの」

「す、凄いんだね、シーヴァ…」

「無論、多くの人間やバルバスが彼に手を貸したわ。その中には、彼を恋い慕う者もいた。でも、彼は独り身を貫いた。…10年前にクリストラの小間使が、彼の家を訪れるまでは」

 エリスアルネスに、視線を向ける。

「だから…人間やここのバルバスが知る限り、アスラに兄弟はいないはず。もしいるとしたら、彼が勇者となる前の話ね」

「分からない」

 エリスは肩を竦める。

「分からないし、分かろうとも思わない。わたしは、アスラを愛するだけ」

「アスラの思い描く愛と、食い違わないことを願うわ」

 アルは冷たい声で言うと、本を閉じた。

「さあ、お勉強はここまで。ミーアに頼んで、お菓子でも頂きましょうか」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 夜)
①アルと寝る

②エリスアルネスと寝る

③他の女と寝る(今まで出てきた狭間の森の女を併記)

④その他要記述

いったんくぎる

前スレが埋まったので、キャラ案はこっちに投げてね
というか第一部中に3スレ目いくかもしれんなこれ

ちなみに、あと1週で第一部終わりなんですけど、このまま第二部突入しますか?

インターバルに、呆気なく終わった女幹部か、ロリコンの2周目とかどうでしょう?

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___魔王だ! 魔王が出たぞ!

 ___勇者シーヴァの家の上に現れたそうだ。きっと、復讐の機会を狙っているのだ。

 ___お願いだから、こっちに来ないでよね…



 夜の寝室。ベッドの上で、裸の2人が抱き合っている。

「ん…♥」

 見た目は、どちらも10歳かそこらの子供。小人の基準でも成人しているであろうアルの身体は、少女のように小さく、柔らかい。2人は、何度も唇をぶつけながら、未発達な身体を絡め合っていた。

「ねえ、アル…」

「なぁに」

 子供ながらに硬くなったペニスを、つるりとした割れ目に擦りつけながら、アスラは言った。

「アルは…シーヴァを、愛してたの?」

「! …」

 アルは、少しの間黙り込むと…やがて、ぽつりと言った。

「…今は、あなたのものよ」

「それは、ぼくがシーヴァの子供だから?」

「…」

 溜め息を吐いて、答える。

「あくまで、きっかけに過ぎないわ」

「アルは、ぼくを愛してるの?」

「! …ええ、もちろん」

 頷くと、唇にキスをした。

「ん…♥ さあ、いらっしゃい…」

 下半身に手を伸ばし、腰を動かす。小さな少女の穴に、アスラの男根が収まっていく。

「ん…んっ♥」

 一つに繋がると、アルは囁いた。

「父親が誰だろうと、あなたは、あなた。自分で考えて生きていくと決めた、一人の人間よ…」

 両腕、両脚をアスラの身体に巻き付け、身体をぐっと密着させる。

「は、ん…♥」

 小さなお尻を両手で掴むと、アスラは腰をぐいと押し付けた。

「あっ♥」

「…」

 狭い膣穴が、きゅっと絡みつく。

「あっ♥ 気持ちいい…奥っ♥」

「はぁっ…んっ」

 啄むような口付け。アルの膣内で、ペニスがぴくぴくと震える。

「ん…好きな時に、出して…♥」

「出る…っ」

「あぁっ♥」

 ぴゅるぴゅると、アルの膣内に精液が放たれる。アルは、巻きつけた腕に力を入れると、一層強く抱き締めた。

「たくさん出しなさい…あなたを、愛しているから…♥」



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「…おはよう」

「おはよ…っっ!?」

 目を開けると、すぐ目の前にエリスの顔があって、アスラは息を呑んだ。その隣で、アルが目を覚ます。

「ん…何…っ!」

 アルもエリスに気が付くと、露骨に嫌な顔をした。

「…人の寝起きに忍び寄るのは感心しないわね」

「わたしは、アスラに会いに来ただけ」

「出て行きなさい」

 アルは冷たい声で言った。

「今、この部屋で、彼は私のものよ」



安価下1〜3でコンマ最大 自由安価 どうする?(5/5日目 日中)

ちょっとしんどいので早いけどここまで

「じゃあ、こうしようよ」

 そう言うとアスラは、エリスの手を取ってベッドに引っ張った。

「! ええ、そうしましょう」

「えっ? ちょっと…」

 眉をひそめるアルを尻目に、エリスは服を脱ぎ、アスラの上に跨る。それから、腰をかがめて唇を重ねた。

「んっ♥ …あなたなら、こうすると信じていたわ」

 朝勃ちのペニスを掴み、自分の膣にあてがう。触ってもいないのに濡れた穴に、ゆっくりと肉棒を鎮める。

「ん、あ…っ♥」

「エリス…」

 たゆんたゆんと揺れる、豊満な乳房に手を伸ばす。アスラの手が触れると、エリスは差し出すように胸を張った。

「あんっ…触って…♥」

 柔らかな乳房を揉ませながら、腰を上下に動かす。完璧に吸い付く熱いひだが、絶え間なくアスラを刺激する。

「出して、アスラ、出して…っ♥」

「はあっ、出そう、あ……んむっ!?」

 喘ぐアスラの口を、柔らかな肌が塞いだ。
 アスラの顔に跨って、アルは唸るように言った。

「他の地域がどうかは知らないけれど。女の扱いを、少しは勉強なさい。…んっ♥」

 つるりとした陰唇を舌で掻き分け、乾きかけの粘膜に唾液を染み込ませる。包皮の上からクリトリスを舌先でつつくと、アルの太腿がぴくんと竦んだ。

「あっ♥」

「ん…っ♥」

 同時に、エリスの膣内に射精した。寝起きの精液はたっぷりと溜め込まれて、エリスの子宮を満たしていく。

「ああ、いっぱい…♥ …あっ」

「どきなさい」

 アルは小さな手でエリスを押しのけると、代わりにアスラの腰に跨った。そうして、アスラの舌で濡らした秘部に萎びかけたペニスをあてがい、ねじ込んだ。

「ん、んっ…♥」

「…」

 ベッドの隅に押しやられたエリスは、黙って交わる2人を眺めていたが、やがてアスラの顔の側に近寄ると

「…んっ♥」

「あ、ちょっと!」

 唇を重ねた。

「ん…む…ん、ちゅ…♥」

「待ちなさい、そんなこと…あ、あっ♥」

 アスラの身体の知り尽くしたようなエリスの舌の動きに、萎えていた肉棒が再び硬く膨れ上がる。自身の中で大きくなっていく彼の感触に、アルが息を呑む。

「あ、あっ♥ もうっ♥ ゆ、許さないんだから…ぁっ♥」

 恨めしげに言いながら、腰を動かす。

「ちゅるる、っ、は…んむっ、じゅっ…♥」

「ん、んっ…」

「ああっ♥ 出してっ♥ わたしの、膣に…っっっ♥♥」

 硬く膨れた亀頭が、子宮の入り口に食い込む。アルの膣がきゅっと締まり、アスラはその中に2度目の精液を放った。



安価下コンマ(エリスアルネス) ゾロ目 or 1の位が7で妊娠
安価下2コンマ(アル) ゾロ目 or 1の位が2で妊娠



「つ、疲れた…」

「あのね」

 ベッドの上で、仰向けにひっくり返るアスラ。その右腕にはアルが、左腕にはエリスが、それぞれしがみついている。当然3人とも、交わったままの裸だ。

「愛することを覚えたのは良いことよ。でも、愛されること…相手の気持ちも考えることを知りなさい」

「わたしは、あなたを愛している。それが全て」

「…」

 自分を挟んで、2人の視線がぶつかり合う。アスラはあくびした。週の最終日だというのに、日中が終わってしまった…



安価下1〜3でコンマ最大 自由安価 どうする?(5/5日目 夜)



「忘れてたわ」

 アルが溜め息を吐いた。

「あなたは、そういう人だったわね」

 ベッドの上で、アスラは胡座をかいて待ち構えている。日中に続けて、体力の続く限り女と交わることにしたのだ。



残り体力 180/180
安価下 1人目の相手(今まで出てきたバルバスの女を併記) コンマ分体力消費

「呼ばれて来たぞ」

 まず入ってきたのは、着物を着た狐の少女。ルナはベッドに上がると、やおらアスラのペニスを掴んだ。

「おなごを集めて、片っ端から『これ』で穿とうてか。流石は勇者の血を引く子じゃ。…ぁむっ♥」

 掴んだペニスに舌を這わせ、そのまま奥まで咥え込む。口の中で締め上げるように、舌を動かす。

「んっ…ぅぅ…んむっ♥」

「はぁ…っ」

 小さなルナの口の中で、ペニスが臨戦態勢になっていく。亀頭が喉の奥に届くと、えづきながら彼女は口を離した。

「けほっ…日に日に太く、長くなっていくのう、ぬしの摩羅は…さあ」

 ベッドの上に四つん這いになり、着物の裾を捲りあげる。9本の尻尾をぴんと立て、白く滑らかな秘部を指で広げ、誘う。

「妾のここを、満たしておくれ…ぁんっ♥」

 桜色の小さな穴に、肉棒を突き立てる。湿った粘膜が絡みつき、うねる。
 小ぶりなお尻を掴んで腰を振るアスラを、ふさふさの尻尾がくすぐる。

「あっ♥ あっ♥ は、あっ♥」

狭い膣を、更にきゅうきゅうと締め、ルナが喘ぐ。白く泡立つ蜜が、抽迭に合わせて溢れてくる。

「あっ、出そう…」

「出せ、孕ませ、あんっ♥」

「ああっ」

 熱い子種が、大量にルナの子宮に注ぐ。胎内に広がる粘ついた感触に、ルナは喉を鳴らした。

「ん、んっ…♥ よう出たわ…ぁっ♥」



残り体力 180-32=148
安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が9で妊娠
安価下2 次の相手 コンマ分体力消費

「…!」

 ペニスを抜く間際、ルナの耳がぴんと立った。

「これは…孕んだぞ」

「分かるの?」

「うむ。長く生きておればな。…では、ついでに」

 ルナが、入り口に向けて指を振った。すると

「や、やめろっ! 身体が、勝手に…」

 ロウルが、妙にぎくしゃくした足取りで入ってきた。よく見ると、彼女の額には何かの文字が書かれた札が張ってある。ルナが手を動かすと、操られるように彼女はベッドに上がり、ズボンを脱ぎ捨てた。

「やだっ! 見るな、見るなぁっ…ぎゃんっ!?」

 ルナが指を回すと、ぐるんと不自然な勢いでロウルの身体が回転し、アスラの方を向いた。そのまま、頭を下げ、精液塗れのアスラのペニスへ。

「ひいぃぃ…すんっ」

 必死に息を止めようとするが、耐えきれず一嗅ぎ。

「っっっっっ〜〜〜〜♥♥♥♥♥♥」

 雷に打たれたかのように、彼女の身体が跳ね、そのままベッドに仰向けにひっくり返った。両脚をばっくりと開き、丸出しの股間から汁を溢れさせる。

「やらっ♥ やめろ、るなっ♥♥ にゃあぁっ♥♥」

 シャツの裾をたくし上げ、小さなおっぱいで誘うように、ふるふると肩を揺らす。

「妾はもう、何もしておらんぞ?」

「!?」

 意地悪く笑うルナ。その手には、いつの間にか剥がれ落ちた札。アスラは、再び硬くなったペニスを、大洪水の穴にあてがい、一気に突っ込んだ。

「んにゃああぁぁああぁっっっ♥♥♥♥」

 奥まで入った瞬間、熱い液体が勢いよくアスラの腹を叩いた。

「やらあっ♥ おかしゅなっ♥ やっ、おひっこっ♥ にゃあぁっ♥♥」

「にゃあにゃあと、ぬしは犬か、猫かや」

 子宮の入り口を叩かれるたび、どろどろの膣穴が締まり、熱いおしっこが噴き出す。尖った乳首に噛み付くと、一層膣が締まった。

「にゃあっ♥ くぅ〜っ♥♥ くぅ〜ん♥♥ …あ、あっ、あっっ…」

 絶頂が近くなり、肉棒が更に膨らんでくる。

「ロウル、出すよっ!」

「らしてぇっ♥ はらましぇてぇっっ♥♥ …やっ」

 慌てて両手で口を塞ぐ。しかし、もう一度どんと突くと、とうとう堕ちた。

「あっ♥ あしゅらっ♥ …はらみたいっ♥ あかちゃんはらみたいっ♥♥ …あしゅらのっ、うみたいのぉっ♥♥♥」

「出るっ…っ!?」

 突然、ロウルが両腕両脚でアスラの身体をがっちりと抱きしめた。ぴったりと密着したまま、アスラは射精した。



残り体力 148-93=55
安価下コンマ ゾロ目 or 1の位が6で妊娠
安価下2 次の相手 コンマ分体力消費

「…!!」

 再び、ルナの耳がぴんと立った。アスラに抱きついて離れないロウルの頭を撫で、にわかに優しい声で言う。

「…良かったの、望み通り、ぬしも孕んだようじゃぞ」

「んぇ…っ!!?」

 その一言に、ロウルは弾かれたようにアスラを離し、ベッドを飛び降りた。真っ赤な顔でアスラを睨みつけ…やがて、ぽつりと言った。

「…う、産まれる前に…絶対に、会いに来いよ」

「えっ? …あ、うん。もちろん」

「覚えてろよーっ!!」

 ロウルは叫ぶと、一目散に部屋を飛び出していった。ルナも、くすくす笑いながら後を追った。



 後からおずおずと入ってきたのは、ガンシュテナ。彼女は遠慮がちにベッドに上がると、落ち着かない様子で周りを見回した。

「あの…だ、大丈夫でした…?」

「うん? 大丈夫だよ」

「なら、良いです…」

 彼女はアスラの脚の間にかがみ込むと、柔らかくなったペニスを掴んで、舌先でちろりと舐めた。

「んっ♥ …れろっ♥」

「ガンシュテナ」

「ぅえっ? …は、はい、失礼します…」

 アスラが、硬い背中の殻に触れると、彼女は恐る恐る身体を回し、仰向けに寝転がったアスラの顔を跨いだ。彼は小さなお尻に両手を置くと、つるつるの割れ目に口を付けた。

「ひんっ♥ き、汚いですよぉ」

「ぼくのだって汚いよ。…れろっ」

「ぁんっ♥ うぅ…ぁむっ♥」

 お互いに、まだ毛も生えていない性器を舌で愛撫し合う。赤い亀頭を舌で擦ると、透明な汁が滲み出た。白い陰唇と小さな陰核をぷにぷにと弄ると、甘い蜜が垂れてきた。
 やがて、ガンシュテナがアスラの腰に跨った。両手で精一杯小さな膣穴を広げ、ゆっくりと腰を落とす。

「んっ…んっ…あ、あっ♥」

 ほぐしてもなお小さな穴に、アスラのペニスが押し入ってくる。

「いっ…ま、前より、おっき…」

「大丈夫?」

「だ、大丈夫…です、うっ♥」

 半分ほど入ったところで、くたりとアスラの胸に倒れ込んだ。硬い背中に手を回し、唇を合わせた。

「ぁ、んっ♥ む、ちゅっ♥」

 舌と舌をぶつけ合いながら、小刻みに腰を揺する。裸の胸に、柔らかな彼女の体毛が擦れる。

「あ♥ あ♥ はっ、あっ♥」

 小さな、甘い声を漏らすガンシュテナ。腰を振りながら、不意に呟いた。

「…いつも、アルさんと、おしゃべりしてるから…少し、さみしい、です」

「…」

「…わたしのちつ、きもちいい…?」

「うん」

「よかった…んっ♥」

 震える背中を抱きしめて、小さな膣穴に子種を放った。



残り体力 55-17=38
安価下コンマ 00 or 99で妊娠
安価下2 次の相手 コンマ分体力消費

「…あ」

「お疲れ様、ガンシュテナ。…まだ、体力は残っているかしら?」

 ベッドに上がりながら、アルが尋ねた。アスラは頷いた。
 ガンシュテナが、おずおずとベッドから降りる。

「では、失礼します…」

 ガンシュテナが部屋から出ていくと、アルは紫色のローブを脱ぎ捨て、幼く柔らかい肢体を露わにした。
 アスラの手を取り、平たい胸に当てる。

「んっ♥ …自分でも、大人げないと思うわ」

 ぽつりと、アルが呟いた。

「あなたに、頼られたい…見られていたい…いつの間にか、そんな気持ちになっていたの」

「それは、愛してるってこと?」

「…そうね」

 アルは頷いた。それから、アスラのもう片方の手を取って、今度は自分の股間にあてがった。手のひらに、つるりと柔らかい秘部を擦り付ける。

「あ、んっ…♥」

 胸と股間を愛撫しながら、アスラはアルの唇にキスをした。

「んっ」

「んっ、ん♥」

 柔らかな唇を押し付け、舌を絡め合う。アルも、小さな両手でアスラのペニスを握り、優しく上下に扱いた。
 やがて、互いの準備が整うと、座ったアスラの膝の上にアルが跨った。上を向いたペニスに、濡れた膣穴をあてがい、ゆっくりと腰を下ろす。

「あ、ん…んっ♥」

 奥まで入ると、彼女は両腕をアスラの首に回し、ぴったりと肌を合わせた。そのまま、耳元で囁く。

「…そろそろ私も、あなたの子が欲しいわ。…んっ♥」

 甘い吐息を零すと、小さな膣がきゅっと竦んだ。アスラは、彼女の尻を両手で掴み、上下に揺すった。

「あっ♥ あっ♥ あっ♥ …」

 耳元で、蕩けるような嬌声が響く。柔らかな彼女の肌が、アスラの胸や腹にぴったりと吸い付く。

「アル…出そう…」

「ええ、いいわ…っ♥ 出して、んっ♥」

 両脚をアスラの腰に回し、強く絡める。膣の一番奥まで肉棒を咥え込み、吐き出される子種を受け入れた。



残り体力 38-6=32
安価下コンマ ゾロ目 or 1か10の位が2で妊娠
安価下2 次の相手 コンマ分体力消費

「んっ…はぁ…♥」

 触れ合う素肌と精液の熱を味わうように、アルが身じろぎする。

「…疲れたでしょう。明日も早いわ。そろそろ眠り」

 言いかけた、その時



 ___がしゃーん



「!?」「何っ!?」

 突然、窓をぶち破って何者かが部屋に乱入してきた。アルはアスラの手を引くと、ベッドから飛び降りて窓から離れた。

「どうした!?」

 棍棒を持ったラーラが駆け込んでくる。アスラは、突然の来訪者の姿を認めると、慌ててラーラを制止した。

「ま、待って! この人は敵じゃない!」

「アスラ、リーから、来たぞ…!」

 真っ赤な翼をばたつかせながら、リーリレウが言った。ラーラとアルは、顔を見合わせた。

「…大丈夫なのか?」

「大丈夫。石の街で、子作りしたこともある」

「…気をつけるのよ」

 そう言うと、2人は部屋を出ていった。
 リーリレウは夜風が吹き込むのも気にせず、床の上でうずくまってお尻を高く突き上げた。

「さあ、交尾、するぞ」

「うん、しよう」

 腰にかかる布を掻き分け、現れた膣穴にペニスを挿れる。そのまま、彼女の背中に身体を預けた。

「んっ…はぁっ♥」

 大きな尻を膝で挟み、腰を上下に揺する。ヒトとは違う性器が、アスラを包み、締め付ける。

「はぁ、ふぅっ」

「あ、はっ♥」

 リーリレウが、翼を背中に伸ばし、アスラの身体を包んだ。暖かな羽毛の中で、彼は達し、そのまま意識を失った。



残り体力 32-53=-21
安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「Zzz…」

 ベッドの上で、縮こまって寝息を立てるアスラ。裸のまま眠る彼を、柔らかい羽毛で包み、リーリレウも眠っている。
 そこへ、ミーアが入ってきた。

「おはようございまーす…」

 遠慮がちに声をかける。

「ん…」

「新しい週です。そろそろ準備しないと、出発に間に合いませんよー…」



安価下3票先取 どこにする?(15/15周目)
①クリストラ

②タルスム

③オリエズマ

④バルバス

サトン(バルバスと接していないので選択不可)



「よう。この前ぶりだな」

「やあ、シェンウェン」

 船に乗り込むと、いつもの面々が待っていた。

「繁きお渡り、ご愛顧に感謝申し上げます」

 ツバキが深々と頭を下げた。ランメイがすかさず言う。

「時間が限られております。早く、舟を出しましょう。…シェンウェン」

「…」

 シェンウェンが竿を繰ると、舟が岸を離れ、ゆっくりと進み始めた。



「そう言えば」

 揺れる舟の中で、アスラは思い出したように口を開いた。

「ユィーキは元気かな」

「! 本国より、無事到着したとの報せは受け取っております」

 ランメイが身を乗り出す。

「いかがでしょう。アスラ様より、我が国へ文を出されては。貴方様が案じておられると知れば、ユィーキ様もお喜びになるでしょう」

「手紙かぁ…書いたことないんだよなぁ」

「無論、手ほどきいたしますとも。…北岸へお越しいただければ」

「筆まめならば、わたくしどもにお任せください」

 負けじと、ツバキが口を挟む。

「一から指南いたします」

「大陸の王朝へ出す文です。大陸のしきたりがございます故」

「クリストラ人のアスラ様に、漢文を書かせ申し上げる気でしょうか」

 両者の間に火花が飛び交う。アスラは、冷や冷やしながら2人を交互に見た。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①北岸(大陸側)へ渡る

②南岸(島国側)へ渡る

今日はこのへんで

『Harem Simulator』

 噂話が聞こえる…



 ___やけに、オリエズマへのお渡りが多くないか?

 ___あそこは、まだ一人しか孕んでおらなんだ。焦っておるのだろう。

 ___そんなことより、シーヴァ様がいよいよ危ないと…



「毛筆をお使いになったことはありますか?」

「ううん。羽ペンしか」

 細い竹に毛の房が付いた筆を握ると、恐る恐る墨の入った硯に浸した。それから、紙に筆を押し付けた。

「うわ、広がっちゃった」

「羽ペンとは勝手が違います。こう、筆先を滑らせるように…」

 ランメイはアスラの手を取ると、紙の上に線を引いた。

「…えっと、これで大陸の文字を書くの?」

「翻訳の者がおります故、クリストラの言葉でも構いませんよ」

「じゃあ、やってみる。…」



安価下コンマ 出来栄え



「…これで、どうかな」

「初めてにしては、大変よくできています」

 白い紙には、黒い筆の線でユィーキへのメッセージが綴られている。それなりに線も整っているし、文章も悪くない、と思う。

「どうでしょう。いくつか書いて、最もよくできたものを送るのは」

「そうだなぁ…」



安価下
①もう少し頑張る(コンマ判定 出来栄え)

②完成!



「おや」

 アスラとランメイに気付いて、部屋に入ってきたのはヤーウェン。

「お勉強ですか」

「ユィーキ様へのお手紙をしたためておられるのですよ」

「なるほど」

 彼女は近寄ってくると、アスラの手元を覗き見た。

「慣れない毛筆で、お上手だと思います」

「でも、もう少し上手く書けないかなって」

「そうですね。では、ここをこうして…」



「…で、できた」

「お見事にございます」

 ランメイが拍手した。

「かの王義にも、勝るとも劣らぬ筆…流石は勇者アスラ」

「きっと、ユィーキ様も驚かれますよ」

「そ、そうかな」

 照れくさそうに頭を掻きながら、出来たばかりの書を眺める。謙遜はしてみせたが、我ながら会心の出来だ。きっと、これ以上は望むべくもないだろう…

「では、こちらを大陸へ送るよう手配いたします」

「アスラ様!」

 そこへ、フェイグゥとランファンが駆け込んできた。

「申し訳ありません、お渡りと知らず…」

 言いながら、ランメイが取り上げた書に気付き、絶句する。

「…こ、こちらは、アスラ様が?」

「ま、まあ」

「なんと! 高宗の文と見間違えましてございます。…さて、今宵はわたくしどもの心尽くしを、是非」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(1/5日目 夜)
①フェイグゥと寝る

②ランファンと寝る

③他の女と寝る(今まで出てきたオリエズマ大陸側の女を併記)

④その他要記述



「ふぅ、お腹いっぱい…」

 ご馳走をたらふく食べて寝室に入ると、そこにはタオファが寝台に寝そべって待っていた。

「お待ちしておりました」

「や、やあ。久しぶり」

「わたくしの伝授した術が、お役に立ったようで?」

「…うん」

 アスラは暗い顔で頷いた。サナギの仕込んだ毒薬を見抜き、シャナルやリーアの命を救ったのは、紛れもなく彼女に教わった知識のおかげだ。

「しかし…」

 タオファはおもむろにベッドを降り、部屋の片隅に置かれたリュートを手に取ると、ネックの側面を押した。一部分が飛び出し、中から短刀が現れる。

「こちらはまだ、お使いになっていないようで?」

「使わないよ。その必要が無かったから」

「そうでしょうか? あなた様の中に、一度でも『殺意』が生まれたことが、おありでない?」

「…知らないよ」

「そうですか」

 タオファはニヤニヤ嗤いながら、剣を収める。それから、再びベッドに上がった。黒いチャイナドレスの胸元をゆっくりと外し、片側の乳房を曝け出した。

「いらっしゃい」

「…」

 ベッドに上がり、彼女の前に膝を突く。それから、差し出された豊満な乳房に、そっと口を付けた。

「んっ♥」

「んっ…ちゅっ…」

 臙脂色の乳首を唇で咥え、吸う。悩ましげな声を上げながら、タオファは膝の上に彼の身体を横たえると、股間に手を遣った。

「んふ…いい子、いい子…」

 小さなペニスを手で掴み、上下に扱く。冷たい掌の中で、だんだんと勃起してくる。
 硬くなった乳首を、舌で擦り、前歯で噛んだ。乳を吸う彼の頭を抱きながら、硬くなったペニスを指で刺激する。何かのツボを突いたのか、彼の身体が熱くなってきた。

「あぁ…何て清らかで…小さい」

「…」

 彼女の声色に、愛は無い。いつでも捻り殺せる、それでも、気が向いたから遊んでやる。とでも言わんばかりの声。
 故に、彼は膨れた乳首から口を離した。

「おや? …あっ」

「…」

 タオファの身体をベッドに押し倒す。それからドレスのスリットに手を入れると、乱暴に黒いショーツを脱がせた。
 裾を捲りあげ、毛を剃り落とした秘裂に、肉棒をねじ込む。

「あ、あんっ♥」

 濡らしてもいないタオファの膣穴は、アスラが入った瞬間、火が付いたように熱を帯び、じっとりと湿りだした。獣が目を覚ますように、熱い粘膜が動き、アスラに絡みつく。

「あ、あ…は…ぁっ」

「はぁっ…くっ、はぁっ…!」

 己を溶かし喰らわんとする誘惑に耐え、腰を強く動かす。肉棒が膣を出入りするたび、うねる肉のひだが深く、きつく絡みつき、搾り取ろうとしてくる。

「んふ…情熱的…あんっ」

「はっ、はあっ! はあっ…ああっ!」

 容赦ない快感に耐えきれず、タオファの膣内に射精した。注ぎ込まれる精液を、奥へ奥へと飲み込むように、膣の肉が蠢く。

「ん、んっ、んっ…」

 ずれた眼鏡に触れながら、タオファは満足げに喉を鳴らした。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「…ん」

 寝台から身体を起こす。どうにも身体が重い。見回すとタオファはもうおらず、一人の寝室には秋も始めの朝日が差し込んでいた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(2/5日目 日中)
①武術の修行

②王朝グルメを味わう

③その他要記述

④南岸(島国側)に渡る



「お待たせいたしました」

 目の前に、小さな金属の鍋が置かれる。中では、何かの肉が野菜と共に濁ったスープで煮込まれていた。

「これは?」

「我が国の庶民にも親しまれている…」

 肉を箸でつまんで、引き上げてみる。すると、折りたたまれた長い足が現れた。

「…蛙の鍋です」

「うわぁっ!?」

 慌てて肉を離し、後ずさった。マオジャンは表情を変えず、言った。

「恐れず、是非ご賞味を。癖がなく、鶏肉のような歯ごたえです」

「ええ…?」

 恐る恐る、手でつまんで目の前に掲げてみる。そう言われてみると、確かに蛙の下半身だ。しかし、雨上がりに中庭で見かけるものよりも、ずいぶん大きい。
 目を瞑り、そっと齧ってみる。

「ん…ぐ。…た、確かに、鶏っぽい…?」

「スープもどうぞ。栄養が詰まっております」

「うん。…ん、美味しい」

「何よりです」

 だんだん、慣れてきた。匙や箸で鍋をつつくアスラに、マオジャンは言った。

「各国を旅していますと、我が国は『四足のものは机以外何でも食べる』と言われるそうです。事実、どれほど珍しい食物も、手に入りさえすれば我が国では既に食されているものであることが殆どです」

「何でもって、例えば虫でも?」

「味の優劣はありますが、大抵は」

「じゃあ…人間も食べちゃったり」

 冗談めかして言ったのに、マオジャンは当然のように頷いた。

「もっとも、最近ではあまり見ませんが」

「…まさか、今までの料理に」

「いえ。この領に、貴方様の妻以外の人間は立ち入れませんので」

 アスラは、ほっと胸を撫で下ろした。

「人間なんて、絶対食べないからね」

「分かりました」

 マオジャンは、大真面目に頷いた。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(2/5日目 夜)

いったんくぎる

あと3日で第一部終わるんですが、それでも新キャラ出したい?
次出る時は+8歳だけど

再開





「南岸と関わりのある者、ですか?」

「南岸というか、島国となんだけど」

 アスラの質問に、ランメイは眉をひそめた。

「何故?」

「なんだか、お互い仲悪いみたいだから…仲良くなれるきっかけにならないかなって」

「不仲というわけではありませんよ」

 ランメイはきっぱりと言った。

「無論、アスラ様を巡って競い合うことはありますが。…もとより、我らは主と臣下の関係」

「そうなの?」

「ええ。オリエズマの国々は全て、我が王朝の庇護下にあり、大いなる守護と引き換えに朝貢にて奉仕する関係。島国は確かに大きく、力もある国ですが、あくまで王朝の属国の一つに過ぎません」

「…でもせめて、ここでくらいは」

「なら」

 アスラの言葉を遮ると、ランメイは彼に背中を向けた。

「一人、心当たりがあります。語らってみると良いでしょう」



 西禁の隅にある、小さな扉を叩くと、ランメイは声を張り上げた。

「レイ! 勇者のお渡りです!」

「…うーん?」

 中から、ドタドタと音がして、扉が細く開いた。中から顔を出したのは、一人の少女。黒髪を両脇で括り、幼い顔立ちをしている。
 彼女はアスラに気付くと、ぱっと顔を明るくした。

「勇者アスラ! 待ってました!」

「島国との関係について知りたいとのこと。望む話をお聞かせしなさい」

「りょうかーい! さ、おいで」

「うん…うわっ!」

 レイと呼ばれた少女はアスラの腕を掴むと、ぐいと自分の部屋に引っ張り込んだ。



「…うわ」

 思わず、率直な心情が漏れる。
 アスラの寝室より若干狭い部屋は、足の踏み場もないほどの物、書、服、その他色々で溢れていた。僅かな隙間を器用に踏み渡りながら、レイは自己紹介した。

「ファン・レイだよ。島国がどうのこうのっていうのは、多分お姉ちゃんが向こうにいるからだと思うんだけど。…えっと、何が聞きたいんだっけ?」



安価下1〜3でコンマ最大 話題、もしくは行動

9時まで待つ

「えっと…何で、こっちとあっちって、あんなにピリピリしてるのかなって」

「何で…って…いうか」

 寝台の角に片手を突き、ぐるりと側転。チャイナドレスの短い裾が捲れ、ピンク色のショーツが見えるのも構わず、ベッドにごろんと仰向けになる。

「ま、ぶっちゃけ君の取り合いだよ。ここと向こうだけじゃなく、全部の領が争い合ってる。タルスム、サトン、バルバス、クリストラ…」

「でも、ここはオリエズマ同士で争ってる。他の領だって、色んな国から来てるんでしょう?」

「へえ、勉強してるんだね。…ここは…まあ…存亡が懸かってるっていうか」

 言いながらレイは、たどってきた道を指差した。どっさり積まれた物の中に、かろうじて歩ける隙間が空いている。その細い道を歩いて、寝台に近寄った。

「そんな大事なの?」

「お互い、自分のとこだけに勇者の血族がいる、って状況が理想なんだよね。こっちからは、勇者の血による庇護を名目に支配を強化。向こうからは、正当な勇者の後継ってことで、主従関係の逆転。腕っぷしは今の所互角」

 自らの故郷の大局を、まるで明日の天気かなにかのように話すレイ。アスラの手を取ると、寝台の上に引っ張り上げる。それからおもむろに、彼のズボンに手をかけた。

「…自分のお姉さんが、向こうにいるんでしょう? レイはどう思ってるの? …っていうか、待って脱がせ」

「お姉ちゃんなら、別にどうにでもなるよ。あたしもね。こっちが勝ったら攫ってくるし、向こうが勝ったらあたしが逃げ込めばいい。…やん、可愛いおちんちん♥」

 小さなアスラのペニスを指先でつつく。あまりに鮮やかな手付きに、アスラは制止することもできない。

「し、島国のことは、どう思ってるの…?」

「…」

 ペニスを握ったまま、レイがすっと目を細めた。

「…お姉ちゃんを泣かせていいのは、あたしだけ」

「えっ? …あぁっ!」

 レイが、剥き出しの亀頭に口を付けた。

「んふっ♥ ちっちゃい先っぽ、飴ちゃんみたい。ぁむっ♥」

 唇の間で亀頭を転がしながら、ドレスのスリットに手を入れる。ショーツの紐をすぅっと解くと、先程見えたピンクの下着をするりと脱ぎ去った。

「んぁ…はい、あたしのおパンツ。あげる」

「えっ? あ、ありがと…ぅあっ」

 ショーツを握らせると、再びペニスを咥える。舌を動かしながら、今度は胸の留め具を外し、豊満な谷間を大きく露出させた。

「っぷぁ。…はーい、おいで」

 そう言うと、彼を抱き寄せて顔を谷間に押し付けた。細い腕に似合わぬ力で、柔らかいおっぱいに顔を埋められる。

「んむむむっ…」

「かわいーっ♥ こんなちっちゃい子、初めて…♥」

 アスラを胸に抱きながら、器用に腰を動かす。すると臨戦態勢にあった彼のペニスが、にわかにぬるんと、温かいものに包まれた。

「はあぁっ…」

「んふぅっ…♥ ちっちゃい、ぴくぴくしてる…っ♥」

 レイの膣内は、タオファの時のように自由自在に蠢き、アスラに絡みついて締め上げる。腰を動かすこと無く、膣穴の蠕動だけでペニスに刺激を与えてくる。

「あっ、ああっ…」

「はぁっ♥ あ、ん、んっ♥」

 頬を紅潮させながら、膣を動かす。快感に悶えるアスラの顔を見つめ、楽しそうに笑う。

「あはぁんっ♥ 気持ちいい顔、とっても可愛いっ♥ …んっ♥」

「あぁっ!」

 とうとう、アスラは絶頂した。びゅうびゅうと噴き上げる子種に、レイは嬌声を上げた。

「あぁんっ♥ ザーメンお漏らし、いっぱい出たぁ…♥ 男の子に、孕まされちゃう…♥」

「あ、あっ…はあぁっ…」

 一滴残らず搾り取られ、ほっと一息。と、ここでアスラの身体を別の感覚が襲った。

「…あ」

「んー?」

 レイの腕の中で、もじもじと腰を揺するアスラ。レイは、にやりとした。

「…おしっこ?」

「…うん」

 昼に飲んだ蛙のスープが、今になって膀胱に溜まってきた。腕の中から抜け出そうとするアスラを、レイは強く抱き締めた。

「や、離して」

「やーだ♥ …このまま、お漏らししちゃうとこ、見たいなぁ…♥」

「う、嘘でしょ…?」

 レイは意地悪く嗤うと、言った。

「じゃあ、選ばせてあげる。このまま、お布団の中でお漏らしするか…」

 開け放たれた窓を指差す。

「そこからお外に向かってするか」

 最後に、自分の口元を指差す。

「…あたしのお口に出しちゃうか。ほら、早く早く! お漏らししちゃうまえに…♥」



安価下 どうする?
①このまま漏らす

②窓の外にする

③レイに飲ませる

「…せ、せめて、外に」

「はーい」

 レイが、腕を解く。立ち上がり、窓の方へ向かおうとしたその時

「…よいしょ!」

「うわっ!?」

 いきなりレイが、後ろからアスラの股に両腕を突っ込み、そのまま持ち上げた。すっかり小さくなったアスラのおちんちんを曝け出すように、大きく脚を広げると、そのまま窓の方へ歩いた。

「やだっ! 離して、離して!」

「はーい、どうぞ♥」

 冷たい夜の外気に向けて、アスラの股間を突き出す。まるで幼い女の子に、道端で放尿させるように、レイは囁いた。

「おしっこしましょうねー♥ …しぃーっ♥ しぃーっ♥ しぃーっ♥」

「あ、あ…っ、ぁ…」



 ___しょろろろろ…



 縮み上がったおちんちんの先端から、細いおしっこが吹き出した。頼りない水の線は夜闇の中、外の草にぱしゃぱしゃと音を立てて落ちていく。

「しぃーっ♥ しぃーっ♥ …いっぱい出たねぇ、偉い偉い♥」

「ぐすっ…ひぐっ…」

 情けなく啜り泣きながら、レイの抱っこでおしっこを出した。



「…もうっ!」

 すっかり拗ねたアスラに、レイは申し訳なさそうに言った。

「ごめんね、あんまり可愛かったから…代わりに今度、何でも恥ずかしいこと、してあげるから」



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「アスラ様に、何たる無礼!」

「ご、ごめんなさーい…」

 ランメイの前で、恐縮するレイ。服を着たアスラは、ぼうっと2人のやり取りを眺めている。
 ふと、ランメイがアスラの方を見た。

「申し訳ありませんでした。この償いは、必ずや。…取り敢えず、本日はいかがなさいましょう」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価

安価だけ投げて今夜はここまで

安価下

自由安価の範囲で可能

というか書き忘れてたけど3日目の朝です



「魔術? 道術ではなく?」



「前回と違う、術…存じませんね」



「あー、多分ね、オリエズマにそれは無いと思うな」



「それで、儂を頼ってきたというわけか」

 石灯籠の上に胡座をかいて、フォンリンが鼻を鳴らした。

「フォンリンなら、何か知ってるかなって」

「おう、知っておるぞ。ここに、貴様の望むものなど無いということがな」

「でも、フォンリンは長生きなんでしょう? 魔術を使ってるんじゃないの?」

「オリエズマとクリストラでは、思想からして違う」

 瓢箪から酒を一口飲むと、フォンリンはすっと目を細めた。視線の先にあるのは、庭園に植えられた松の木。

「例えば、あれなる松の植木を切り倒すのに、ぬしは何を使う?」

「えっ? …斧とか、ノコギリとか」

「うむ。それ自体はここでも変わらぬ。それを、そこらを漂う魔力で以て叶えんとするのが、クリストラの魔術じゃ。しかし、儂らの術は違う」

 片手を差し上げると、松を指差す。軽く指先を動かすと、ざわざわと枝が揺れた。

「!」

「あれなるは、我が身の一部。手足を動かすように、枝を揺すり、地より抜く」

 次の瞬間、大人の背丈ほどある松が、根本から抜けて宙に浮かび上がった。

「!!」

「魔力を手元に引き寄せ、己が外にて用いるのが西洋の術。東洋は違う。漂う魔力に己が魂を溶かし、以て世界と同一となる…さすれば、あらゆる物質、現象は、全て思いのまま。我が身の一部なれば」

 指を動かすと、抜けた松の木が再び地面に戻り、元通りに植わっていく。

「す…凄い! ぼくもやりたい!」

「たわけ。儂が何千年かけて会得したと思っとる。地を這う豚が、その脚で空を飛ぶようなものじゃ。諦めろ」

「…」

「そんなことより」

 フォンリンはすっくと立ち上がると、やおら着ている道着の裾をたくし上げた。つるつるの割れ目を見せつけながら、彼女が誘う。

「珍しく興が乗っておるのじゃ。遊べ」



安価下 どうする?
①諦めてフォンリンと遊ぶ

②諦めない

「…やってみなきゃ分からないじゃないか」

「…」

 道着の裾を戻しながらフォンリンは再び胡座をかいた。拗ねたように頬を膨らませる。

「…たわけ。己が何を抜かしておるか、分かっておるのか」

「だから、やる前から諦めることはないじゃないか」

「やらずとも、叶わぬと分かることがあろうて。例えば」

 空を指差す。

「あの太陽を、今ここで掴んで、一口に喰らうことができるか?」

「…それは無理」

「同じことじゃ。同じくらい、無理なことじゃ」

「でも、フォンリンは出来たじゃないか」

「ううむ、きかん坊め…」

 腕組して唸る。が、諦めたように溜め息を吐いた。

「…では、試してみるが良い。そして、己がいかに愚かなことを抜かしておったか知れ」



安価下1〜5コンマ 全て00で会得



「…で、どうじゃった」

「無理でした…」

 真っ暗な庭に、ぐったりと倒れるアスラ。仰向けになった彼の顔を跨いで、フォンリンが鼻を鳴らす。

「豚が空を飛べぬのは、豚が四足の畜生だからではない。生まれてから死ぬまで、大地を離れること無く生き、空を飛ぶなど夢にも思わぬからじゃ。ヒトはヒトの殻に、ヒトの魂を持つという、その前提をまず捨て去らねば、儂らの境地に至ることはできぬ。早い話が」

 アスラの顔にしゃがみ、股間を彼の鼻に押し付ける。

「ぶぇ」

「ふぅっ♥ …時間の無駄じゃ。諦めて、儂と遊べ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(3/5日目 夜)
①フォンリンと遊ぶ

②その他要記述(成否判定あり)



「…で、何して遊ぶの?」

「んー…」

 思案しながら、フォンリンはやおら道着を脱ぎ、素っ裸になった。

「…ほれ、貴様も脱がんか」

「ええ? …」

 渋々、アスラも服を脱いで裸になる。寒々しい秋の空気に、彼は思わず身震いした。

「…よし、では相撲でも取るか」

「相撲? …うおっ!」

 フォンリンは有無を言わさず突進すると、アスラを地面に投げ倒した。

「のこった! …儂の勝ちじゃな」

「ずるいよ、もう一回!」

 今度は向かい合い、にらみ合う。

「はっけよい…のこった!」

「ふんっ!」

 お互いに組み合い、押し合う。小さな背中に腕を回し、細い身体を抱き、右へ左へ揺する。

「ほれほれどうした、こんなものか」

「んんーっ、ぐぅーっ…」

 柔らかい肌が触れ合う。冷たい空気の中で、彼女の身体が温かい。

 だんだん、おかしな気分になってきた。

「はぁーっ…んっ…はあっ」

「ふぅ、押せ、押せっ…あぁっ」

 とうとう、アスラはフォンリンの身体を地面にひっくり返した。その上にのしかかり、ぐいぐいお腹を押し付ける。

「んっ、ふっ♥ …何をしておる、もう勝負はついたろ…」

「はぁ、はぁっ」

 柔らかいお腹に、硬くなったペニスを擦り付ける。フォンリンは窘めながらも押しのけようとはせず、悪戯っぽく笑う。
 腰をずらすと、裏筋にぷにっとしたものが触れた。

「ぁんっ♥」

「はぁっ、はぁっ…」

 ぷるんと弾力のある、フォンリンの割れ目に、夢中で腰を擦り付ける。びくびくと跳ね、絶頂が近くなると、おもむろにフォンリンが肉棒を掴んだ。

「たわけ、無駄撃ちするでない。…んぁっ♥」

「はあぁっ…」

 熱く濡れて、きゅうきゅう締まる幼女まんこに、ペニスが埋まる。奥まで入る前に、アスラは達した。

「あ、は、あっ…」

「んんぅ…っ♥」

 恍惚の声を上げながら、2人は抱き合い、肌を擦り付けあった。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠



「…ふぁ」

 おんぼろのあばら家の中で、アスラは目を覚ました。薄っぺらい布団の隣では、まだ裸のフォンリンが瓢箪を抱いて、いびきを掻いて寝ている。

「ぐごご…んごっ…ふぐぅ…」

「…」

 布団から起き上がる。オリエズマでの週も、後半だ。今日は何をしよう。



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価



「やあ、いらっしゃい」

 シェンウェンの漕ぐ舟が南岸に着くと、釣りをしていたワタリが顔を上げ、片手を振った。

「皆、待ってるよ」

「うん」

 目の前には、神社と屋敷。どちらへ行こう?



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?(4/5日目 日中)
①武術の修行

②音楽の稽古

③島国グルメを味わう

④その他要記述



「おや、西洋琵琶は辞めたんでありんすか」

「辞めてないよ。ただ、こっちも練習するようにしただけ」

 フルートを取り上げると、アスラはアズサを見た。

「ちょいと、失礼」

 アスラからフルートを受け取り、様々な角度から眺める。

「…ん、龍笛と大体一緒でありんすな。ただ、指穴が多い…吹いてみても良ござんすか?」

「うん」

「では、失礼」

 唇に当て、息を吹き込む。数回試すと、ソフィーと遜色ない音が出た。キーを様々に押し、音階を把握する。

「…ん、大体分かりんした。音は出せるのでありんすか」

「どうにか。…」

 楽器を返してもらい、息を吹き込む。やや掠れているが、どうにか音が出る。

「よく考えたら、音階自体がクリストラとは違いんす。ここは、笛の舌使いを学んだほうが良いでありんしょ。では、あちきは龍笛を失礼…」

 竹でできた横笛を手に取ると、吹き鳴らした。まずはロングトーン。それを2分割し、更に4分割。

「…と、このように、音を区切るのでありんす。ではやってみまひょ…」



「お疲れ様でありんした」

 笛を置き、頭を下げる。

「今夜は、ゆっくりと休んでおくんなまし。誰でも、望みの女を付けんすよ」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする?
①遊女と寝る(https://haremsimulator.wiki.fc2.com/wiki/%E5%B3%B6%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%8A%B1%E9%AD%81%E3%81%9F%E3%81%A1 から一人併記)

②その他要記述

「まだ抱いたことのない女を、できるだけ多く、でありんすか」

 アスラの要望に、アズサは頬に指を当てて考えた。

「ふむ…廓の芸者は、皆一度はお相手をしておりんすから…ああ」

 ここで、ぽんと手を叩く。

「…こちらでご用意しても、良ござんすか?」

「うん。誰がいるか分からないから」

「では、任せておくんなまし」



 数分後。座敷の襖が開くと、一人の少女が入ってきた。いつもの質素な着物でなく、綺羅びやかな衣装に身を包み、白い化粧を施された彼女は、三指を突いて頭を下げると、少し緊張した声で自己紹介した。

「…アカツキ、でありんす。9つまで取っておいた操を、殿様に捧げ奉れて、た、大変嬉しゅうありんす」

「アカツキは、数え5つの頃から廓でしっかと『教育』されてありんす。何でも、申し付けておくんなまし。…アカツキ、粗相の無いように」

「はい、姐さま」

 アズサが座敷を離れる。取り残されたアスラは、目の前の、着飾った幼い少女を見た。



安価下 プレイ内容 コンマ分体力消費

「…初めて、なの?」

「初めてでも、心配しないであり、お、おくんなまし」

 慣れない手付きで帯を解くアカツキ。その手を取ると、アスラは彼女の背中から、自分の胸に抱き寄せた。

「あ…」

「触るね」

 着物の前を掻き広げ、膨らみ初めてすらいない乳房に掌を置く。

「あっ♥」

 身動ぎするアカツキ。小さな乳首が、ぷくりと膨らんだ。この年頃にして乳首が勃つのは、廓での指導によるものか。膝を広げ、脚の間に手を遣ると、つるつるの割れ目が指に触れた。そっとなぞると、膨らんだ陰核に当たる。

「あぁっ♥」

「…」

 ぷにぷにの割れ目を、指でくぱくぱと開く。時折クリトリスをつつきながら、もう片方の手では乳首をくすぐる。

「あ…ぁ…ん、ぁ…♥」

 小さな身体はアスラの胸にすっぽりと抱かれ、両手で幼い性感を存分にくすぐられる。熱い蜜は白いお尻まで垂れて、下に敷く彼のペニスを刺激する。
 やがて、彼はアカツキの腰を掴んで持ち上げると、幼い入り口に亀頭をあてがった。

「じゃあ、挿れるよ」

「は、はひ……っ、いっ!」

 つぷ。つぷ。…つるん。小さな9歳の膣に、アスラの10歳のペニスが突き刺さった。アカツキは唇を噛み、目に涙を浮かべて痛みに耐える。

「くぅっ…ふぐっ…うぅ…」

「大丈夫…?」

「だ、大丈夫で、ありっ、あっ、痛いっ!」

 とうとう、アカツキは声を上げて泣き出した。身をよじる彼女を強く抱き、アスラは頬に何度もキスをした。キスしながら、乳首を指で擦った。

「ううぅ…ひっ…んぁっ♥」

「痛いね、ごめんね、痛いね…」

 囁きながら、乳首とクリトリスを優しくくすぐる。
 だんだん、泣き声に甘い吐息が混じってきた。

「あ、あっ…っ♥ ふ、んぅ…っ♥」

「アカツキ、そろそろ、出すよ…」

「! …だ、だして、たんと、出しておっ、おくんなっ、あっ♥」

「あぁっ」

 肉棒が跳ね、子種が溢れた瞬間、アカツキの小さな膣が、縋り付くようにきゅっと竦んだ。



安価下コンマ 00 or 99で妊娠
残り体力 200ー99=101

 襖が、細く開いた。

「…えーっと、アズサ様に言われて来たんですけど…」

「! ちょっと待って」

「あっ♥」

 アカツキの身体を持ち上げ、脇に寝かせる。それからアスラは、襖に向かって手招きした。
 入ってきたのは、一人のエルフだった。

「…え? バルバスの」

「あ、いえ、確かにエルフとのハーフですが。れっきとした島国の者です」

 銀髪を切り揃え、尖った耳にかなり大きな乳房を晒すような、胸元の開いた着物の女は、恭しく頭を下げた。

「ユリコ、と申します。本当はただの下働きなんですけど、『廓の女に変わりはないから、抱かれ申し上げなさい』とのことで…」

 言いながらユリコは、ぐったりと横たわるアカツキをちらちらと見ている。幼い肢体をあられもなく曝け出す、齢9つの幼女に…そっと、舌なめずりした。



安価下 プレイ内容 コンマ分体力消費

「じゃあ、よろしく」

 そう言うとアスラは、その場にごろんと仰向けになった。ユリコは立ち上がると、彼のもとへ歩み寄った。彼女の着物は、裾に大きな切れ込みが入っていて、むっちりとした太腿が露わだ。
 アスラの腰を跨ぎ、しゃがみ込む。萎えかけのペニスに、ふさふさしたユリコの茂みが触れる。

「ん…んっ♥」

 前後に、ゆっくりと腰を揺らす。茂みが少しずつ湿り、温かい粘膜が裏筋や亀頭に貼り付く。

「ん…ん…んっ、あ…あっ♥」

 ずりずりと裏筋を這っていた感触が、にわかにペニスを包み込んだ。
 濡れた膣穴にペニスを咥えながら、ユリコは上下に腰を振り始めた。

「あ♥ あ♥ あ♥ …」

 身体が上下に揺れ、着物の胸元がずり落ちる。豊満な乳房が放り出され、ダイナミックに上下する。
 揺れる乳房に、アスラは手を伸ばした。

「あっ♥」

 頭ほどもある爆乳は、アスラの手が見えなくなるほど沈み込む。ぼってりと膨れ上がった乳首を指でつまむと、ユリコは肩を揺すった。

「んふふっ…あんっ♥」

 腰の動きが早くなる。

「あっ♥ あ♥ あ♥ あっ♥」

「あ、はっ、はあっ」

「…んぁあんっ♥」

 とんと、亀頭が膣の奥に当たる。きゅっと締まった女の穴に、アスラは2度目の射精を果たした。



安価下コンマ ゾロ目で妊娠
残り体力 101-76=25

「…失礼します」

 襖が開き、するりと入ってきた人物を見て、アスラはあっと声を上げた。

「もしかして…レイのお姉さん」

 すると、女ははっと目を見開いた。幾分険しく、大人びた顔つきをしているが、顔立ちはレイとそっくりであった。

「妹をご存知ですか。…いかにも、レイの双子の姉、ファン・セイにございます」

 遊女と違い、セイは黒い質素な着物を纏い、白い頭巾を被っている。頭巾を脱ぐと、妹と同じ黒い髪が零れ落ちた。

「尼僧の身で、何故このような場に呼ばれたのか、疑問でしたが…このような所以がありましたか」

 納得した様子のセイ。アスラは、申し訳無さそうに言った。

「…あの、でも、ここはそれとは別っていうか、その」

「アスラ様とまぐわい、子を成せと。承っております」

 そう言うとセイは、するすると着物を脱いだ。

「…分かってるなら良いや」

 呟きながら、ユリコを腰から下ろした。



安価下 プレイ内容 コンマ分体力消費

 帯を解き、襟に手を掛け…

「…っ」

 ぎゅっと目を閉じると、一気に前をはだけた。全体的に細身で、胸もレイと違って控えめだ。
 深呼吸しながら、セイは言った。

「い、妹と違い、貧相な身体で申し訳ありません」

「こっち来て」

 アスラは布団の上に胡座をかくと、自分の前を指した。一糸纏わぬ姿のセイは、遠慮がちに彼の前に正座すると、そっと胸から手を離した。
 彼は、意外に筋肉のある彼女の肩を掴んで引き寄せると、唇を重ねた。

「っ!!? …ん、ぁ…」

 セイが、目を見開く。が、すぐに彼に委ねるように、身体を預けた。

「んっ♥ ん…ちゅ…んっ!?」

 唇を吸いながら、アスラは濃い茂みの中に手を伸ばした。陰毛を掻き分け、膣穴に指を這わせる。思わず引けた彼女の腰を、もう片方の手で押さえる。

「ん、はっ…そ、そこは、汚うござい、あっ♥ んん…っ♥」

 構わず、指でセイの秘部を刺激するアスラ。手に温かい液体が垂れてくると彼は彼女の身体を引き寄せ、自分の膝の上に座らせた。

「挿れるよ」

「は、はい、お願いしま…あ、くっ」

 ペニスが膣に入る瞬間、セイが歯を食いしばった。

「…もしかして、初めて?」

「…この身を、求めた殿方は…貴方様が、初めてで、くぅっ」

 どうにか腰を上げ、そして下ろす。アスラは、そんな彼女の肩に腕を回すと、頭を引き寄せた。

「ああ、アスラさ、んっ♥」

 唇を重ねると、震える膣穴が僅かに和らいだ。
 ゆっくりと、引き締まった腰を上下させる。

「んっ♥ んっ♥ っ♥ ふっ♥ …」

 何度も唇を合わせ、腰を上下に揺する。セイは背中を曲げ、必死に彼の唇を求める。アスラは片手を、控えめな彼女の胸に伸ばす。

「んっ♥ …あ、はっ♥ あ、あっ…♥」

「ん…はぁっ」

 抱き合って一つになって、お互いに果てた。



安価下コンマゾロ目で妊娠
残り体力 25-36=-11



「昨夜はお楽しみいただけたでありんすか?」

「うん。…」

 朝食の膳にぼんやりと向かいながら、頷く。

「それは良うありんした。オリエズマでの週も本日で最後。最後まで、どうぞごゆるりと」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(5/5日目 日中)

「…」

 焼き魚に箸を付け…ふと、口を開いた。

「…シーヴァ…ぼくの父は…死にそうなの?」

「!」

 アズサが、さっとアスラに目を向ける。

「皆が、噂してるんだ。勇者シーヴァの容態が危ない…それに、『魔王が出た』って」

「今の所、ここに話は来ておりんせん。然るべきときが来たら…クリストラから迎えが来るでありんしょ」

「…」



安価下
①ここで止める(代わりに日中の行動を併記)

②調べ続ける(どこへ行く、誰に聞くか併記)



 それ以上は尋ねず、アスラは島国領の隅にある小さな庵にやってきた。

「…どうぞ、粗茶ですが」

 そう言って湯呑を差し出したのは、ファン・セイ。彼女の前に座ると、彼は切り出した。

「大陸のこと、どう思ってる?」

「…レイが幸せに暮らしているのなら、そこは良いところなのでしょう」

「レイのことは、どう思ってるの?」

「…」

 セイは、すっと目を細めた。

「…レイは素晴らしい子です。文も武もよく修め、あらゆる才知に秀でています。私が一月かけて覚えた技を、あの娘は一晩で身につけ、かつ私を上回る」

「…羨ましい?」

「…」

 膝の上で、セイは拳を握った。

「…オリエズマの誰もがファン姉妹を指して、『蜥蜴のセイ、龍のレイ』と呼びます。レイとて蒙昧な姉を、嘲笑ってもおかしくないのでしょうが…あの娘の魂は澄んでいますから。寧ろ、魂の清らかさでさえ、私はレイには及ばない。…ええ、あの娘が羨ましい。あの娘が、父の両親から沢山の愛を受けて育った間に、私は母と二人、ひたすら祖父母や周囲からの侮蔑と冷笑に耐え続けた。母が病で没した後は、厄介払いとばかりに寺に棄てられた…!」

「…」

 拳を震わせるセイ。アスラは、小さく口を開いて…やがて、ぽつりと言った。

「…島国が、嫌い?」

「好きか、嫌いかではありません。例え、冷や飯を食わされ罵詈を子守唄に育てられようと…故郷は、故郷。命を尽くして奉公せねばなりません」

「どうして」

「それがオリエズマの…島国の生き方です」

「…」

 諦め切った顔で、きっぱりと言うセイ。そんな彼女を見て、彼は、一つの結論に至った。



「…そんな国は、無くなればいい」



安価下1〜3でコンマ最大 どうする? 自由安価(5/5日目 夜)

 一つの決心を固めたアスラは、島国の高貴な出の者に会うことにした。
 セイが引き合わせたのは、ツクヨミという名の女であった。

「…へえ、ファン姉妹と仲良くなったの」

「有難き幸せにございます」

 島国らしくない、クリストラ風の安楽椅子に座る女に、セイは平伏して言った。
 ツクヨミは、美しい黒髪を腰まで伸ばし、満月を染め抜いた着物を無造作に羽織っていた。切れ長の目でアスラを見ると、ぱちぱちと瞬きしながら言った。

「…はじめまして。ツクヨミです」

「アスラだよ。…王族の生まれって聞いたけど」

「王族ではなく、皇族です」

「どっちでも良いわよ。どうせ、うちには関係ないことだし。…それで、勇者様がうちに、何のご用ですか。子作りでしたら、少々お時間を頂きますけど」

「ツクヨミにも、お姉さんがいるって聞いた」

「! …セイ」

 じろりと、セイを睨む。

「…申し訳ありません。私の出自について、少々」

「あーあ…」

 ツクヨミは溜息をつくと、背もたれに深く背中を預けた。

「…そう。うちも双子。うちは妹の方だけど。でも、皇族に双子は縁起が悪いからって姉だけ残されて、うちは生まれてすぐに国を追い出された」

「! そんな」

「これ、綺麗でしょ」

 おもむろに、着物の胸元に手を入れると、金色のペンダントを取り出した。三日月を象った、美しいペンダントだった。

「友達のエルフに作ってもらったの。趣味はサトンで使えるような石集めに、ハマムでマッサージ。クリストラの剣術も修めたわ。それから、好きな食べ物は麻婆豆腐。うんと辛いの!」

 そこまで言って、ふっと顔を曇らせる。

「…島国のものは、嫌い」

「だったら…」

 アスラは、ぐいと身を乗り出した。

「…滅ぼしちゃおう」

「!?」

「なっ!?」

 その言葉に、セイも、ツクヨミさえも仰天した。

「だって…島国のせいで、酷い目に会ったんでしょう? 仕返ししてやろうよ」

「だ、駄目よ、そんな軽々しく。一応、姉様のことはそんなに嫌いじゃないし…」

「まずは、オリエズマ領を全部大陸のものにしよう。そうしたら、セイはレイと一緒に暮らせるし、ツクヨミも好きな食べ物がいつでも食べられる!」

「国とは!」

 突然、セイが声を張り上げた。

「…そのような、身勝手な理由で滅ぼされて良いものではありません」

「身勝手じゃない。2人の人生を台無しにした。…ぼくは、やるから」

 そう言うとアスラは、2人に背を向け、部屋を出て行った。

 噂話が聞こえる…



 ___聞いたか。シーヴァ様が、危篤と

 ___後宮の門が開くぞ! 遣いの者が入っていくのが見えた。

 ___アスラ様を迎えに来たのだわ。父親のお見舞いに…





「…アスラ様!!」

 寝室に、マリアが駆け込んできた。すっかり大きくなったお腹を庇いながら深呼吸すると、彼女は言った。

「勇者シーヴァが…お父上が、いよいよ危篤とのことです」

「!!」

 心臓が早鐘を打つ。背中を、冷たい汗が伝う。

「今すぐご準備を。お父上に、会いに行きます」

「…うん、分かった」

 頷いた瞬間、数人の女達が一斉に寝室に入ってきた。彼女らは櫛やブラシ、着替えや装飾品を持ち、一斉に彼の身なりを整えに掛かった。
 詰め襟の白い軍服に、金の刺繍の付いた白いマントを羽織り、腰に細い長剣を帯び…

「ねえ、急いでるんだけど…」

「間もなく出来上がります」

 髪を整え、薄く化粧を施す。大きな羽根付き帽子を被せられ、ようやくアスラは城を出た。
 外には、豪奢な馬車が待っていた。

「中にお入りを」

 一人の騎士が促す。白塗りの馬車に乗り込むと、4頭の白馬が一斉に進み始めた。
 クリストラ領を、西へ。タルスムの平原を抜け、宮殿の横を通り…

「!!」

 開け放たれた、巨大な門。サーラや多くの女達が見守る中…アスラは、生まれて初めて、後宮を出た。

今日はこのへんで。

次回は第一部のエピローグ、並びに清算
それが終わったら、そのまま第二部か、ロリコンの続きでもするかな…? いずれにせよ新スレ建てます



 磨かれた石や木で出来た建物が整然と並んでいる。生まれて初めて見る景色を抜け、馬車は寂しげな空き地に来た。今にも崩れ落ちそうな、小さなあばら家の前で停まる。

「ここに、父が…?」

「こちらへ」

 従者に手を引かれ、馬車を降りる。
 変色した木の扉を開け、中に入る。薄暗い室内に目を凝らすと、汚いベッドに一人の男が横たわっているのが見えた。傍らには、医者と思しき男が立っていて、入ってきたアスラに気付くと、慌てて脇にどいた。
 従者に促され、ベッドに近寄った。

「…」

 ベッドに横たわる、枯れ木のような男。髪は殆ど抜け落ち、逆に耳や鼻から下は白い髭に覆われている。男は、近寄ってきた少年に気付くと、薄く目を開けた。

「…お前が…おれの、息子…か」

「あなたが、ぼくの父…なの?」

「貴方様の子、若き勇者、アスラ様にございます。シーヴァ様」

 従者が頷く。シーヴァと呼ばれた老人は、震える息を吐いた。

「そうか…お前が…」

「…シーヴァ…父、さん…?」

「もっと…もっと、早くに会いに行くべきだった…今となっては…」

「…」



安価下1〜3でコンマ最大 何と声をかける?

「まだ、遅くないよ」

 アスラは思わず、枯れ枝のような父の手を握った。

「これから…一緒にいれば良い。だから…」

「…」

 従者や護衛の騎士たちが、親子を見守っている。やり取りを書き残す者や、涙ぐみものもいる。
 シーヴァは、首を横に振った。

「おれは…約束をしたんだ。この生命が果てる時…最後に、捧げる約束を…」

「シーヴァ様は、既に世界のために、御身を尽くされたのです!」

 従者が声を張り上げた。

「もう…良いではありませんか。最期くらいは、父として…」

「そうだよ! …」

 言いながらアスラは、一つの違和感を覚えた。
 こんな事態だというのに、彼の妻は……アスラの母親は、一体何をしている…?

「そういう意味では、ない…ないのだ…っ」

 咳き込むシーヴァ。痩せこけた身体が震え、ベッドが軋む。一緒に、あばら家の柱が揺れ、屋根が…剥がれた。

「…えっ?」

「!!」

 屋根に空いた穴から、一人の女が降りてきた。その姿を見た瞬間、従者が呟いた。

「え…アナベル、様…?」

「…」

 ボロ布を纏った、みすぼらしい姿の女。歳は40くらいだろうか。シーヴァに負けず劣らず痩せた身体で、虚ろな目で彼を見ている。
 シーヴァは、髭に覆われた口元で笑んだ。

「待っていたぞ。…『ウラノ』」

「…ウラナエアルス!!」

 突然、騎士の一人が叫んだ。次の瞬間、騎士たちが一斉に剣を抜いた。しかし、その手は一様に震え、足は今にも逃げ出さんと、そわそわ足踏みしていた。

「シーヴァ。我が仇」

 ウラノと呼ばれた女が、低い声で言った。

「約束通り、汝を迎えに来た」

「ああ」

 乱れた銀髪をなびかせ、ウラノがシーヴァに歩み寄る。
 その前に、アスラが立ちはだかった。

「ま…ま、て…」

 震える手で剣を抜き、女に向ける。

「お、おまえが…魔王…」

「シーヴァ。我が骸と、子を成したな。それが、これか」

 ウラノが、骨ばった片手を上げる。

「よせ! おれの息子に手を出すな!!」

「おおお…ああああああっっっ!!!!」

 絶叫しながら…アスラは、剣を女の左目に突き出した。明らかに、手には何かの力が集まっている。それよりも明らかな弱点を狙ったのだ。
 ところが、切っ先は彼女の鼻先で止まった。

「汝は人を殺めたことがない。その切っ先を止めたのは、汝自身」

「あ…あ…」

 剣が、先端からゆっくり崩れていく。

「かつ、その剣は竹で出来た飾り。我を貫くには…」

「…っ」

 ところが、アスラは退かず、代わりに剣の鞘を外して握った。

「もういい…やめるんだ!」

 シーヴァが、咳き込みながら言う。

「おれが、彼女に従えば、それで全て…」

「はああああっっ!!!」

 最後まで聞かず、アスラは踏み込み、今度は喉元めがけて鞘を突き出した。ウラノは、差し上げた手を軽く振ると

「…蛮勇」

「ぐああああっっ!!?」

 アスラの身体が、木っ端のように吹き飛んだ。あばら家の壁を軽く突き破り、遠く離れた民家の、石の壁に激突し、落ちる。

「アスラっっ!!! …っ、ぐっ」

「確かに、汝の子」

 ウラノはシーヴァの首を掴むと、ひょいと持ち上げた。その身体が、旋風と共に宙へ浮かんでいく。
 騎士の一人が、思い出したように叫んだ。

「…っ、若き勇者が、武勇を示したぞ! 遅れるな!!」

「おおーっ!!」

 騎士たちが、一斉にウラノに殺到する。それを軽く振り切ると、ウラノは空高く舞い上がった。
 屋根の穴を通った瞬間、突然、一本の槍が彼女を掠めた。と思うや、無数の鋭い槍が、何本も飛来し彼女を襲った。

「!」

 いつの間にかあばら家の周囲には、黒い肌の屈強な男たちが陣形を組んで、槍を投げかけていた。
 その中に、真っ白な肌の少女が一人。動かなくなったアスラを抱いて、涙を流していた。

「起きて…起きて、アスラ! まだ、死んでないよ…!」

「…っ」

「!!」

 アスラが、ゆっくりと目を開ける。頭から血を流し、白い軍服はぼろぼろだが、何とか生きている。

「…ルールゥ?」

「アスラ!」

 ルールゥが、彼を抱き締める。
 そこへ、エルデがやって来た。彼女はアスラを見て、それから上空を飛び去っていくウラノ、そしてその腕に捕らわれたシーヴァを見て、祈るように両手を組んだ。

「どうして…サトンの人たちが、ここに…?」

「勇者アスラ」

 エルデが、彼の前に膝を突く。

「貴方は一度、死にました」

「えっ」

「ですが、サトンの呪術によって…一命を取り留めました」

「呪術……!!」

 はっとなった。以前、エルデに促されて交わった、ナワナイと言う少女。彼女が用いるのは、身代わりの呪術…

「あの娘がさっき、死んだ。それで、アスラに何かあったって知った」

「クリストラに常駐させていた戦士を集め、向かわせたのです。しかし」

「…」

 アスラは、地面を拳で打った。
 従者や医師、騎士たちが、アスラを取り囲む。



「アスラ様、ご無事で」「城へ運べ!」「傷の手当を」
「よくやったよ、こんな子供が」「宮廷画家を呼ぼう」「英雄譚だ。吟遊詩人が黙ってないぞ」



「父さん…」

 無責任なざわめきの中で、アスラはぽつりと呟いた。




『Harem Simulator』 第一部 完



 お疲れ様でした。今日はここまで。次回は第一部の清算になります。
 第一部の間の行動を元に、第二部までにどこで何人の子供が生まれるか決定します。

では清算を始めます。
以下の数値を合計したものに、最後に取ったコンマ1桁を乗算して得られた数を、第二部までにそれぞれの領に生まれた子供の人数とします。

①訪問頻度:15週間の内、それぞれの領を訪れた回数

②教育:それぞれの領で学習を選択した頻度に応じて、10の数値を配分。×0.3で使用

③娯楽:それぞれの領で娯楽を選択した頻度に応じて、10の数値を配分。×0.5で使用

④食:それぞれの領で食を選択した頻度に応じて、5の数値を配分。×0.1で使用

⑤女:それぞれの領での性行為の頻度に応じて、20の数値を配分。×1.5で使用

①訪問頻度

・クリストラ 4回

・タルスム 2回

・オリエズマ 4回(大陸:島国=3:2)

・サトン 2回

・バルバス 3回

②教育
学習の頻度に応じて、10ポイントを以下のように分配します

・クリストラ 3ポイント

・タルスム 0.5ポイント

・オリエズマ大陸 1.5ポイント

・オリエズマ島国 2ポイント

・サトン 1.5ポイント

・バルバス 1.5ポイント

③娯楽
娯楽の頻度に応じて、10ポイントを以下のように分配します

・クリストラ 0ポイント

・タルスム 3ポイント

・オリエズマ大陸 1ポイント

・オリエズマ島国 2ポイント

・サトン 3ポイント

・バルバス 1ポイント

④食
食の頻度に応じて、5ポイントを以下のように分配します

・クリストラ 0ポイント

・タルスム 0ポイント

・オリエズマ大陸 3ポイント

・オリエズマ島国 1ポイント

・サトン 2ポイント

・バルバス 0ポイント

⑤女
性行為の頻度に応じて、20ポイントを以下のように分配します

・クリストラ 3ポイント

・タルスム 3.5ポイント

・オリエズマ大陸 3ポイント

・オリエズマ島国 3.5ポイント

・サトン 4ポイント

・バルバス 3ポイント

最後に、特定の領に対しては以下の補正をかけます

・クリストラ
『故郷』計算の最後に×1.1する

・タルスム
『奸臣への反骨』訪問頻度に×0.5する

・オリエズマ
『討滅の誓い』島国の訪問頻度に×0.1し、大陸の訪問頻度に×2する

では、コンマ判定を行います。0が出た場合は2桁を参照します



安価下コンマ クリストラ
安価下2 タルスム
安価下3 オリエズマ大陸
安価下4 オリエズマ島国
安価下5 サトン
安価下6 バルバス

あ、小数点以下は四捨五入で
以上より、アスラ10歳〜18歳までに生まれる子供の人数は、以下の通りとなります



・クリストラ

 1×4×(3×0.3+0×0.5+0×0.1+3×1.5)×1.1=23.8

 24人



・タルスム

 2×2×0.5×(0.5×0.3+3×0.5+0×0.1+3.5×1.5)=13.8

 14人



・オリエズマ大陸

 6×4×3/5×2×(1.5×0.3+1×0.5+3×0.1+3×1.5)=165.6

 166人



・オリエズマ島国

 7×4×2/5×0.1×(2×0.3+2×0.5+1×0.1+3.5×1.5)=7.8

 8人



・サトン

 8×2×(1.5×0.3+3×0.5+2×0.1+4×1.5)=130.4

 130人



・バルバス

 9×3×(1.5×0.3+1×0.5+0×0.1+3×1.5)=147.2

 147人

これにて第一部は終了となります。お疲れ様でした。

次は
①このまま第二部突入

②寄り道してロリコンシミュレーター

のどちらかを考えてます。スレが埋まるまでご意見をお聞かせください

【名前】アイリーン
【年齢】21
【所属】クリストラ
【外見】黒髪に灰色の瞳で、中性的な整った顔立ち。すらりとして、驚くほど足が長い。職業柄、スラックスにシャツを着ていることが多いが、綺羅びやかなドレスも似合う。
【備考】
後宮に新設された『劇場』で演じる役者の一人。女しか入れないため、劇の男役として後宮入りした。外でも女性ファンが殆どであり、男性と接するのは不慣れ。ただ、性的指向としては異性愛者である。


【名前】イシェ
【年齢】19
【所属】タルスム
【外見】小柄だが胸と尻は豊満。褐色肌に虹色のヴェールを纏っている。
【備考】
タルスムの語り部。古代の王と、彼に寝物語を聞かせた語り部の血を引く女で、彼女もまた高貴の男の褥で寝物語を聞かせるのが仕事。彼女の透き通った声は、聞くものを心地良い眠りへと誘う。


【名前】ブロイ
【年齢】15
【所属】オリエズマ(島国)
【外見】中肉中背、どちらかというとふくよかな体型。絹で作られた綺羅びやかでぴったりしたドレスを纏い、花の冠を被っている。
【備考】
オリエズマ島国よりも更に南に位置する王国から来た王女。彼女の国は大陸と島国の間で巧みに独立を守ってきたが、勇者が大陸に肩入れしたことで均衡が崩れ、存続が危ぶまれるようになったため、独自に力を得るために勇者の血を取り入れるべく彼女を遣わした。おっとりした性格で、南国の果物が好物。


【名前】ゴゼ
【年齢】28
【所属】サトン
【外見】女にしては高いくらいの身長で、鋼のように引き締まった筋肉に覆われた身体。腰に太い帯を巻いている他は何も身に着けず、全身の毛を剃り落とし、白と赤のウォーペイントを施している。
【備考】
アスラの危機に駆けつけたサトン戦士たちを元に結成された、近衛戦士隊からの使者。本隊とアスラの連絡役の他、来たるべき戦いに備えてアスラを鍛え上げる役割を担っている。


【名前】パール
【年齢】?(外見は20〜30)
【所属】バルバス
【外見】赤を基調とした着物を重ね着し、長い黒髪を独特の形に結っている。白く細い手には、常に琵琶を携えている。
【備考】
どこからともなく現れた、謎のバルバス。そもそもヒトでない確証も無い。ゆったりした物腰で、琵琶は並び立つ者がいない腕前。普段ははぐれものの竹林で、ルナや時折現れる獣人と語らっている。

【名前】ティエンファン(天環)
【年齢】8
【所属】オリエズマ(大陸)
【外見】白い肌に黒い瞳で、金色の髪を長く伸ばして後ろで結っている。ぶかぶかの派手な漢服を着ている。
【備考】ユィーキとアスラの娘。もともと本国に残って帝王学を学ぶはずであったが、女児であったこと、また飛貴を始め多くの皇族がアスラの子を身籠って帰国したことから、彼女一人にこだわる必要は低いと判断され、ユィーキの希望するまま共に後宮入りすることになった。かなりの甘えん坊。

子供はこっちで考えます



「せええやっ!!」

「ふんっ! …らあっ!」

「っ、おおお…ああっ!」

 振り下ろされた棍棒を躱し、爪先めがけて剣を突き出す。

「っと」

 ラーラが慌てて足を引っ込めると、鋭い切っ先は地面に深く突き刺さった。
 棍棒を下ろし、深呼吸する。

「…惜しかったな。狙いは良いが、右足をもう少し踏み込め。足を壊して有利を取っても、姿勢を崩しちゃおしまいだ」

「分かった」

 そう言うと…アスラは、地面から剣を抜いた。袖で土を拭い、鞘に収める。それからふっと、険しい顔を崩した。

「ありがとう」

「良いってことよ」

 ラーラは微笑むと、彼の背中をどんと叩いた。

「…あんたは逃げなかった。手練の戦士すら逃げ出す相手に、殴りかかったんだ。その心が折れない限りは、あたしはいつまでも付き合うぜ」

「うん」

 アスラは頷くと、ふと顔を曇らせた。腰に下げた長剣の柄に、指で触れる。

「…あの時、これがあれば」

「竹光も真剣も、魔王の前じゃ一緒だ」

 慰めるように、肩を抱き寄せる。

「…だが、シーヴァは…あんたの親父は、ちゃんと見てただろうよ。たった今出会ったばかりの親父のために、命がけで立ち向かう息子の姿を…」



 竹林に入ると、ロウルがそわそわしながら庵の周りを歩き回っていた。

「…!」

 彼女はアスラに気付くと、足早に近付いてきた。

「ごめん、遅くなった」

「お前…魔王に一太刀浴びせたって、本当かよ」

「浴びせてないよ。手も足も出なかった」

「だけど、生きて帰ってきた…」

 ロウルはアスラの頭に手を伸ばすと、そっと前髪を掻き分けた。
 そこには、頭頂部から左目の上まで走る痛々しい傷跡があった。ウラナエアルスに吹き飛ばされ、あばら家の壁を突き破った時に、朽ちた木材で切ったのだ。他にも、壁に激突した際の傷跡がいくつも残っていた。

「…実は、俺は親父に言われてここに来たんだ。自分を倒した男の息子ならば、番の相手として申し分ないって…だけど、強い奴のガキは、大体へなちょこだからな」

「ぼくは?」

「…」

 ロウルは、おもむろにアスラから離れると…彼に向かい、地面に両手を突いた。

「! …」

 アスラも、それに倣う。

「はっけよい!」

 いつの間にか現れたルナが、2人の間で片手を挙げる。その手を…

「…のこった!」

 下ろした瞬間、2人は突進し、勢いよく組み合った。

「ふんぐぐぐ…」

「ふぅっ、すっ…んんんっ…」

 押しあった末…アスラが、ロウルを地面にひっくり返した。

「…これでどう」

 仰向けになったロウルの上に覆い被さったまま、アスラが問う。彼の顔を間近に見て…ロウルは、いきなり両手でその顔を引き寄せ、噛み付くようにキスをした。

「んっ♥ …俺は、お前のものだ。いっぱい産むからな。いっぱい孕むからな…♥」

 アスラの腰に巻き付けた脚の付け根が、じわりと温かくなる。

「はぁっ、はぁっ♥ お前との、赤ちゃん…100人は、産んでやるぞ…♥」



 ちなみに、この100人という数字が大げさでも何でも無いことをアスラが知るのは、数年後の話である。



「…ウルル、ごめん」

「…何が?」

 きょとんとするウルル。アスラは草原に座り込んだまま、ぽつりぽつりと話す。

「生きるために命を奪うってこと、ようやく分かったんだ。前にウルルが言っていたことも」

「…よく分かんないけど」

 遥か遠くで戯れる羊の群れを見ながら、ウルルが頷いた。

「うん。分かってくれたなら、嬉しい」

「ウルルー」

 そこへ、エグハンが駆け寄ってきた。

「そろそろ、雨が降ってきそうだよ…」

「うん。今、ポーチが皆を呼びに行った」

 そう言うとウルルは、アスラの手を掴んで立ち上がった。

「そろそろ帰ろう。少し早いけど夕飯にして、それから…」

 ぽっと頬を赤らめる。

「…子作り、しよ」

「お、おらも…?」

「もちろん」



「勇者は、宮殿には戻られませんか」

 サーラは溜め息を吐いた。ウェルパが、遠慮がちに言う。

「勇者とは言え、育ち盛り、遊びたい盛りでしょうに。子作りばかりでは、うんざりするのでは」

「他所で勉強漬けであれば、ここで息抜きをと思っていたのですが。…仕方ありません。カリフに奏上して、学のあるものを呼び寄せましょう。それから…そう」

 ぽんと手を叩く。

「薬師を呼びましょう。これまでの反応から、カリーはお気に召すでしょう」

 と、ここで目を細める。

「…それにしても、あの時エルフを排除できなかったのは、本当に痛い…」





「魔王め、父は渡さないぞ!」

「生意気なガキめ、殺してやる!」



 舞台の上で、派手な衣装を着た俳優と、おどろおどろしい装いの俳優が、剣で斬り結ぶ。楽隊が荘厳な音楽を奏で、合唱隊が一斉に歌い出す。



”若き勇者 恐れを知らず 剣を振るう 勇気のまま”



「これで、どうだ!」

「ぐぅっ…小癪なぁっ!」

 敵の攻撃に、主役の剣が弾き飛ばされる。主役は臆さず、腰に帯びた鞘を構え、斬りかかる。



”刃砕けど 心は折れず 力振るう 父のために”

”父のために 愛のために 父のために 愛のために”





「…」

 舞台の上で行われる華々しい英雄譚を、アスラはもどかしい気持ちで眺めていた。本当はこんな、格好良いものじゃない…

「いかがですか」

 隣に座るマリアが尋ねる。
 ここは、後宮に新しく造られた劇場だ。今日はこけら落としの日で、今上演されているのは、この日のために書き下ろされた演劇だ。モチーフは、ついこの間起きた、魔王の襲撃。そして、アスラと魔王の戦い。

「嘘ばっかりだよ」

 アスラは吐き捨てるように言った。

「ぼくは、こんなに戦ってない。大体、持ってた剣だって偽物だったじゃないか」

「お父上の枕元に、武器を持って近寄るわけにはいきませんから。…それに、あの時あのようにいかなくとも、いずれ現実にすればよいのです」

「…」

 あの一進一退の攻防を、現実に。それはつまり、彼が再び魔王に挑むことに他ならない。それを彼に課したのは、他ならぬアスラ自身。

「…そうだ」

「っ」

 突然、マリアが呻き出した。大きく膨れ上がった腹を押さえ、苦しげに喘ぐ。

「く、あ……き、『来た』…!」

「!! 誰か!」

 アスラが叫ぶと、音楽がぴたりと止んだ。舞台上の俳優や客席の人々が、何事かと舞台真正面2階席を見上げる。
 彼は大声で言った。

「誰か、来て! マリアが…『産まれる』!!」



「アスラ様、マリア様。第一子誕生、おめでとうございます!」



「おめでとう」

 宴の席で、歩み寄ってきたのはシャーロットだった。幼い彼女のお腹は、真っすぐ立っているのもやっとなほどに膨れ上がっていた。

「ありがとう」

「シャーロット、あなたのお祝いも待ち遠しいわ」

 言いながら、2人の間に置かれた乳母車に目を遣る。先程まで泣いていた赤子は、泣き疲れたのかすやすやと眠っている。

「最初の子は男の子だったのね。わたしはどうかしら」

「…それにしても」

 マリアが、顔を曇らせる。

「大丈夫なの? その、『帝王切開』というのは」

「心配ないわよ」

「でも、お腹を切るんでしょう」

「もう何千年も前から、普通に行われてきたことよ。それに、わたしの身体だと、普通に産む方が危ないみたいだし」

「予定は、いつになる?」

 アスラが尋ねた。

「来月の頭だって」

「分かった。その時は、クリストラ領にいるよ」

「ええ、お願いね」

 そう言うと、素早くアスラの頬にキスをした。

「…お父さん」



「…勇者シーヴァとは、繋がりません」

「そっか」

 仮面を外し、首を横に振るタルシュに、アスラはほっと胸を撫で下ろした。シーヴァと交信出来ないということは、シーヴァがまだ霊になっていない、つまりまだ生きているということだ。
 とはいえ、時間の猶予は無い。そもそも会った時点で、彼は危篤であった。ウラノに連れ去られて1年近く経って、まだ生きていることは奇跡に等しい。

「また来るよ」

 テントを出ると、外に一人の女が跪いていた。サトンの女戦士らしく裸に腰帯を巻くばかりで、髪や眉から陰毛まで全て剃り落としている。ウォーペイントの施された黒い肢体は、細く、鍛え抜かれた鋼のように無駄がない。

「ゴゼと申します。勇者アスラ、お会いできて光栄です」

「君は?」

「身代わりの死を受け、駆けつけた戦士の一人にございます。これよりは、主に仕える戦士団として」

「!」

 傍らに置かれた、大きな槍を、捧げ持つ。

「主の刃となり、盾となりましょう。…まずは、主に指揮を覚えて頂きたく」

「…分かった」

 アスラは頷くと、捧げられた槍を手に取った。



 家に戻ると、2人の女が待っていた。

「! アスラ、お帰り」

「待ってたぞ」

 ラクマが、胡座をかいた膝をぽんぽんと叩く。そこに頭を乗せると、彼女は剥き出しの左のおっぱいを垂らした。右のおっぱいには、一人の赤ん坊がしがみついて、夢中で乳を吸っていた。

「訓練で疲れただろ。飲め。…んっ♥」

「んっ、んくっ…」

「ラクマ、ずるい!」

 抗議の声を上げるルールゥ。すっかり色濃くなった彼女の両方の乳首には、それぞれ赤ん坊が吸い付いていた。
 サトンで最初に孕んだ2人。ラクマは男の子を一人、ルールゥは、双子の女の子をそれぞれ出産した。片方は母親譲りの白い肌で、もう片方はどういうわけか褐色の肌をしていた。アスラに流れるタルスムの血が、ここで発揮されたのかもしれない。

「昨日はルールゥがしただろ。順番だ…あああ…」

 赤ん坊が泣き出した。慌ててアスラの口を離し、あやしにかかる。

「ちょっと待ってろ。…おーよしよし、どうした…」

「こっち、こっち」

 手招きするルールゥ。見ると、片方の子が寝てしまったらしく、敷物の上に下ろされていた。
 ラクマの膝から起き上がり、ルールゥの前に座る。赤く腫れた乳首を咥えて吸うと、甘い母乳が出た。

「んふふっ♥ アスラ、大好き…♥ そろそろ、次の赤ちゃんを」

 言いかけたその時、寝かせていた子が突然泣き出した。と思うや、その尻から茶色いものが噴き出てきた。

「あっ、ああーっ…」

 ルールゥがアスラを離し、慌てて子供を抱いて外へ走る。
 どちらからも置いてけぼりにされたアスラは、少し寂しげに汚れた敷物を掴むと、「これ洗ってくる」とラクマに言い残し、家を出た。
 荒野に立つ集落では、至るところから赤子の泣き声が聞こえてきていた。



 舟から降りて、岸にアスラの姿を認めた瞬間、ユィーキは彼の胸に飛び込んだ。

「アスラ! 逢いたかった…」

「ぼくもだよ、ユィーキ…」

 少し背の伸びた彼女の身体を抱きしめながら、彼は何度も頭の中で繰り返した言葉を、囁いた。

「ユィーキ。ずっと言いたかったんだ。この気持ちに気付いてから…」

「何だ…申してみよ」

 深呼吸し、照れくさそうに言う。

「…君を、愛してる」

「…」

 黙り込むユィーキ。

「…ユィーキ?」

 と、抱きついたアスラの肩に、ぽろぽろと熱い雫が降り注いだ。大粒の涙を流しながら、ユィーキは呟いた。

「ああ、ああ…帰ってきた…生きて…本当に、良かった…」

 震える腕で彼をきつく抱きながら、言う。

「その言葉があればこそ…あの文があればこそ…妾は、産褥の死の淵から帰って来れたぞ…」

 彼女はアスラの身体を離すと、何とその場に膝を突いた。それから、土で服が汚れるのも構わず深々と平伏し、言った。

「汝の『玉大后』…只今、戻りました…」

 その言葉に、少し後ろで見ていたランファンが小さく息を呑んだ。

「!? …ユィーキ、今のはどういう」

「…ここではアスラを王と仰ぐ。それだけのことです、姉上。…そんなことよりも、パイラン」

「は」

 控えていた小柄な女が、綺羅びやかな布に包まれた赤子をユィーキに差し出す。それを受け取ると、彼女は立ち上がってアスラの側に寄った。

「ほれ、見るが良い…汝と妾の、愛の結晶であるぞ…名は『ティエンファン』」

「あ…連れて来られたのですか」

 拍子抜けしたように言うランファンに、ユィーキは鼻を鳴らした。

「父上の跡継ぎだの何だのは、フェイグゥめに任せたわ。この子だけでも、ここで父親と過ごすがよかろう…」



「ある将軍は、40年で50人ちょっとの子を設けたとな。8年で8人も居れば十分だろうとは申したものの」

 舟の上で、男は呟いた。傍らには、巫女服を纏った黒髪の少女が控えている。

「…隣は、百…」

「166名」

「ん、そうだった。…きさまの姉は、随分と勇者どのに嫌われたようだな」

 黒ずんだ歯を剥き出す男…いや。男物の着物に羽織を纏い、髷を結った荒んだ顔はどう見ても男だが、『カレ』には喉仏が無かった。掠れた声は、男とも女とも取れぬ。

「恐れながら。8人のうち1人は、わたくしの姉でございます」

「ふん。そうでなくては、とうに斬って棄てておったわ。…まあよい」

 『カレ』は、舟の上座に座する、一人の少女に目を向ける。

「負け戦ほど、腕の見せ所よ。きさまも姉も、何一つ成し遂げておらぬ点で変わりはないが、姉はここに居らず、きさまは居る。その点できさまの勝ちよ」

「…」

 『カレ』は、改めて上座に向かって姿勢を正す。

「ヤチヨ様には、廓をお願いしたく。困ったことがあれば、いつでもそれがしをお頼りくださいませ」

「…」

 少女は、黙ってそっぽを向いた。『外道め』と、その白い頬にはくっきりと浮かんでいる。
 『カレ』は構わず、巫女服の少女に向き直った。

「言うまでもなく、きさまは神社だ。『ツバキ』」

「はい」

「それにしても」

 舟が、オリエズマ領に入る。少し前方を見て、『カレ』は可笑しそうに喉を鳴らした。

「随分なことだ。まずは、あれをどうにかせねばなるまいよ」

 その目線の先。北岸と南岸を隔たる川には、朱塗りの見事な橋が架かっていた。

本編はもう少し先

新スレ建てるのでキャラ案を投げてちょ

【名前】ミューズ
【年齢】?
【所属】なし
【外見】決まった外見を持たず、相手に合わせて姿を変える。基本的には、相手の母親の、若い頃の姿になる。
【備考】『夢』の精霊。人の形を得た後も現実に肉体を持たず、目をつけた相手の夢の中にのみ現れる。シーヴァの、勇者としての実態は全ての精霊の知るところであるが、貧しい商人の息子であった彼が何故勇者となったのかは、彼女しか知らない。

キャラクターだけじゃなくて、ここにこういう設備はどう? みたいな案も欲しいかな
現時点でクリストラに劇場、オリエズマに橋は確定してるけど

ウィキ整備してます
出来上がる前に本編が始まるかも知れない

キャラ案投げて投げて

【名前】オデ
【年齢】31
【所属】クリストラ
【外見】痩せぎすで腕も脚も細く長い。プラチナブロンドの髪を後ろで硬く一つに括っている。
【備考】劇場のバレエダンサー。卓越したバランス感覚と柔軟性で、優美な踊りを披露する。彼女自身、若いながらバレエの優れた指導者であり、後宮の少女たちにダンスを教えている。


【名前】ノエル
【年齢】7
【所属】クリストラ
【外見】年相応の身長に、二次性徴前の幼い体つき。栗色の髪を短く切り揃えて、練習中は白いレオタードを着ている。
【備考】バレエダンサー見習いでオデの弟子。4歳の頃から彼女に師事しており、今回彼女についてくるために便宜的に後宮入りした。


【名前】ノワール
【年齢】11
【所属】クリストラ
【外見】すらりと細い身体。胸はこれから膨らむ。ブロンドを後ろで括っている。
【備考】バレエダンサー見習いでオデの弟子。オデの一番弟子と評される優等生だが、耳年増で後宮入りに際して色々なことを妄想している。


【名前】デラ
【年齢】29
【所属】クリストラ
【外見】波打つ黒髪を長く伸ばし、白い顔に真っ赤な口紅を引いている。グラマラスな体型を、黒タイツやレオタードで強調している。
【備考】劇場のバレエダンサーで、オデと同じ師からダンスを習っていたが、扇情的な踊りに傾倒し、遂にはストリップに手を出したため破門された。後宮入りしてからは夜の劇場で踊ることになっているが、隙あらばオデの弟子をこちらに引き込もうと画策している。目下の標的はノワール。

後宮が過激派の巣窟すぎる

【名前】ソプラ
【年齢】 30(外見は14程度)
【所属】 クリストラ
【外見】空色の髪をもつやや小柄な少女
【備考】 教会に勤めるシスターの1人、【とある小人族】の娘の1人である。
天真爛漫で誰の懐にも入り込める才覚をもつ
正体は「王直属のスパイ」であり、目的は『後宮内に潜む過激派の一斉検挙』で本来はとてもクールで合理的性格、後宮に入る時も『年齢14のシスター』として偽造して入っている
スパイてしての腕前は上位、優れた観察眼や読心術・交渉術、幻影魔法・暗殺術など『隠蔽・不意打ち・騙し討ち』に特化している
後宮が想定以上に過激派の巣靴となっている事に危機感を抱いており、自らも過激派に身を置きながら証拠集めに奔走している

【名前】テノ
【年齢】 16
【所属】 クリストラ
【外見】金髪のゆるふわロング、小柄ながら巨乳
【備考】劇場にて役者を務めている少女
正体は「王直属のスパイ」であり、「後宮内に潜む過激派の一斉検挙」が目的
自身の義母が過激派内の「私刑」によって殺害された経緯があり、過激派を憎んでいる
教会内に潜むスパイであるソプラを援助し、「対過激派勢力」の形成に力を注いでいる
オリエズマに伝わる「躰道」と呼ばれる武術を独自にアレンジしたモノを扱い、その腕前は達人クラスである

そんなに過激派絡みのキャラばっかり出されると他の領に行けなくなるのでほどほどにしてもろて

【名前】メア
【年齢】3
【所属】バルバス
【外見】灰色の髪に黄色い目。実年齢に反して外見は10歳くらいで精神的にもそのくらい。肌が青いことを除けば、普通の少女に見える。
【備考】
ミドナの娘。母親の趣味は幸い(?)引き継がなかったようで、ごく一般的な淫魔として振る舞う。ファザコン。

【名前】シャルヴァンナ
【年齢】 18
【所属】 タルスム
【外見】赤髪ロングの三つ編み、メガネをかけた巨乳美人
【備考】 タルスムの踊り子兼数学者
落ち着いたミステリアスな雰囲気をしている
魔術面で他国に遅れを取っているタルスムにおいて、数学を魔法に取り入れた新しい【魔術】『数秘術』を開発した天才

【名前】アキハ
【年齢】 14
【所属】 オリエズマ(南岸)
【外見】紫色の着物を着た、彫刻のような美しい肢体を持つ少女
【備考】家系的にはアズサの姪にあたる少女
明るく活発で負けん気が強い
8年前に後宮入りした自称『アズサの一番弟子』
アズサから『性技』『教養』『話術』を直々に教わっており、それを余すことなく吸収している

人間牧場がらみは第三部にまわす

【名前】エリーゼ
【年齢】18
【所属】クリストラ
【外見】赤毛をお下げに結い、そばかすのある顔に瓶底眼鏡を掛けている。体型の隠れるような、だぼっとした地味なワンピースを着ている。
【備考】
クリストラ領の街に住む少女。引っ込み思案で、いつも誰かの後ろに隠れている。かなり臆病で何か揉め事があると、真っ先に逃げ出してしまう。


【名前】エロース仮面
【年齢】?
【所属】?
【外見】黒い頭巾の上から顔が隠れるほど大きな蝶の仮面を被っている。厳重に顔を隠している一方、グラマラスな肢体は全くの全裸で、つるつるに剃った股間の上には赤紫の刻印が施されている。
【備考】
「愛の戦士、エロース仮面参上!!」
領を問わず、後宮で争いごとが起きた時、どこからともなく颯爽と現れる謎多き正義の使者。卓越した身体能力と、豊満な肢体を活かしたしなやかな戦いで悪を懲らしめる。その戦いぶりから、正体はバルバスの戦士か、オリエズマのニンジャではないかと噂されている。
得意技はおっぱいボンバー(乳ビンタ)、ヒップドロップ、おしっこアロー(飛び道具)。必殺技はフランケンシュタイナーからそのまま敵の顔に跨り、ゼロ距離でおしっこを直接口や鼻に流し込んで窒息させる『ゴールデン・ヘヴン・エンド』。

【名前】チュイ
【年齢】30
【所属】オリエズマ(南岸)
【外見】浅黒い肌、ブロイよりもう少しふくよかな体型。水色のワンピースを着ている。
【備考】ブロイと共に後宮に来た従者の一人。常に緩んだ雰囲気を漂わせ、どんなに剣呑な相手にも「バナナでもいかが?」とどこからともなく果物を差し出してくる。その口調には、どこか逆らえない空気を感じる。



【名前】アチェ
【年齢】23
【所属】オリエズマ(南岸)
【外見】日焼けした肌で、すらりと細い身体にぴったりした桃色の道着を着ている。切れ長の目で、黒髪は短く切り揃えている。
【備考】ブロイと共に後宮に来た従者の一人。ムエタイの達人でブロイの護衛であるが、同性愛者であり主に密かに懸想している。そのためアスラのことは快く思っていない。主以外には刺々しい態度を貫くが、チュイには何故か逆らえず、また逆らえない自分自身にも苛立っている。

【名前】ルエルエル
【年齢】100億万〜98千無量大数歳(自称)
【所属】(主に)クリストラ
【外見】金髪をざんばらに伸ばした7歳程度のクリストラ人少女に見える。白いぶかぶかのローブを着ており、必要に応じてヘイローを頭に浮かべたり、白い翼を背中に生やしたりできる。
【備考】信仰の衰えを憂いて天界から派遣された神の御遣い、すなわち天使(自称)。主にクリストラ城の聖堂に住み着いているが、必要に応じてバルバスの教会やタルスムの聖堂など同じ神を信仰する場所に現れては、作法や心構えについて小言を言ってくる。ぞんざいに扱われてもあまり怒らないが、自分を崇拝しようとする相手には、幼女とは思えない凄まじい剣幕で怒る。
『天地獄、三界において尊きものは、父なる神のみと知れ!』

【名前】セン
【年齢】38
【所属】オリエズマ(南岸)
【外見】クリストラ風の白シャツに白い股引を穿き、上から茶色い法被を羽織っている。若白髪に眼鏡を掛けている。
【備考】島国の測量士。クリストラに留学して魔術も学んでおり、効率的な掘削を得意とする。本来、自然に湧き出るに任せるしか無い温泉を後宮に造ることができたのは、彼女の測量術と掘削術の賜物である。出来上がった浴場の管理も行っている。

それはもう思いついたそばからどんどん投げて

【名前】ワイス
【年齢】?
【所属】バルバス
【外見】真っ白な肌に真っ白な長髪。体型は気温によって大幅に変わる。人前では白いふわふわしたドレスのようなものを着ている。
【備考】雪の精霊。極度の暑がりで、常に雪の積もる寒い場所を求めて世界中を放浪している。後宮には冬季限定で現れる。触るとひんやりしている。

【名前】ビマ
【年齢】97(顔は30後半くらい)
【所属】バルバス
【外見】身体は小さいが指は太い。黒髪を短く刈って布を頭に巻いている。
【備考】
小人の一種であるドワーフの女。何らかの技術に秀でている者が多いこの種族において、ビマは皮革加工の達人。剣の鞘や馬の鞍など、様々な革製品を作る。常に咳をしている。


【名前】カロ
【年齢】104(顔は30後半くらい)
【所属】バルバス
【外見】身体は小さいが腕は太い。白いもじゃもじゃの髪を乱雑に括り、分厚いグローブと前掛けを身に着けている。
【備考】
小人の一種であるドワーフの女。カロは熟練の鍛冶屋であり、名のある戦士の武器を数多く鍛えてきた。シーヴァも、彼女の造った剣を握ったという。

【名前】ヨウコ
【年齢】20代前半(外見)
【所属】クリストラ
【外見】オーバーオールとホルスタイン型のシャツを着ている。ホルスタインの耳としっぽが生えている。腰まで伸ばした赤毛を三つ編みの二房に縛り、顔立ちは凛とした美人だが、笑い上戸な上、いつもにこやかに笑っている。身体から8つの副乳が備わっている。安産型だが、腰はくびれている。胸は陥没乳首。
【備考】乳牛の獣人。バルバス領の生まれだが、許可を得てクリストラ王国で喫茶店を開いていた。味と立地と雰囲気が良くメイブが良く利用しており、仲の良い友人でもあった。マリアが亡くなりメイブの気分が落ち込んだ時にメリッサが頼み込み後宮入りし、そこで喫茶店を開いた。「争いごとはもうこりごり」と常日頃から述べている。
 母乳を出せるがただの味の良い母乳である。これを使ったミルクコーヒーが割と人気。


【名前】セイコ(?)
【年齢】?(見た目は20代半ばぐらい)
【所属】オリエズマ
【外見】黒髪黒目のお姉さん。その身体は豊満であった。3対6枚の羽根と巨大な尻尾が生えている。下腹部に淫紋があり、簡素な服をまとっている。
【備考】オリエズマの存在ではなく、「色々と面倒になって娘と一緒に逃げだしてきた」らしい。本来は危険な存在であり、オリエズマの妖怪や仙人らから危険視されていた。しかし、本人は争う威信がないことを表明し、自衛のため以外に力を使わないという契約を彼女たちと結び、一応の信用を得た。
    セツとサチ母娘とは母娘同士として仲が良く、サチが殺された時はセツを慰めていた。

【名前】カズキ
【年齢】?(見た目は10歳前後)
【所属】オリエズマ
【外見】黒髪黒目の少女。ほっそりとした肢体。太ももの付け根には柔らかな割れ目がある。下腹部にはセイコと同じ淫紋がある。傷一つ無いジーンズにかっちりとしたシャツ、仕立ての良いジャケットを着ている。
【備考】セイコの娘…らしいが髪と目の色以外は似てない。セイコにべったりで、(外見)年齢に見合わずいまだにセイコの乳を吸っている。母娘関係はかつて色々あった(本人曰く「昔のカズキはもういない」)ようだが、非常に良い。
    無口無表情気味だが愛想がないわけではなく、よく子どもたちに交じって遊んでいる。また、ミナミから一方的なシンパシーを感じられているらしい。
  仙人や妖怪と精霊でも感知できない異次元の力を秘めているらしい。

>>987
ヨウコは分かるけど他も元ネタ(>>1の他スレ由来で)あるなら教えてほしい

ごめん解決した

あとごめん、あのキャラ『かずき』じゃなくて『いつき』なんだ。こっちで修正しときます

【名前】ユラ
【年齢】17
【所属】クリストラ
【外見】小麦色の肌に明るい茶髪。黒いビキニの上から申し訳程度に前掛けとカチューシャでメイド要素を付与している。ボン・キュッ・ボン
【備考】クリストラ城のメイドの一人。泳ぐのが好きで、それ以上に水着を着るのが好き。熱い厨房担当なのを良いことに、露出の多いビキニを常用している。


【名前】アルグステ
【年齢】24
【所属】クリストラ
【外見】黒髪を野暮ったいおさげに結って、メイド服をきちんと着ている。背は高くないがややぽっちゃりしている。
【備考】クリストラ城のメイドの一人。厨房担当だがつまみ食いが癖で、体型と一緒にどうにかしたいと思っている。堂々と露出できるユラのスタイルに憧れている。

【名前】セプタ
【年齢】36
【所属】クリストラ
【外見】金髪をポニーテールに結い、乳輪が見えそうなほど胸元の開いて、股間が見えそうなほどスカートの短いメイド服を着ている。その下はトップレスブラにオープンクロッチショーツ。胸も尻も大きく、柔らかい。
【備考】クリストラ城のメイドの一人。行く先々で主人の愛人になっては、放逐された過去がある。3人の娘がいるが、全員父親は別人。20手前にしか見えない若さを保つ秘訣は、本人曰く『女の本能』。仕事がない時は、マルタ相手に『本能』を研ぎ澄ましている。


【名前】オクタ
【年齢】21
【所属】クリストラ
【外見】金髪を短く切り揃え、乳輪は見えないが胸元の開いて、膝より少し上までスカートを短くしたメイド服を着ている。その下はノーブラ、ノーパン。胸も尻も大きく、張りがある。
【備考】クリストラ城のメイドの一人。セプタの長女で、生まれたときからの母親の『教育』によって立派なメイドになった。母と並んだ姿は姉妹にしか見えないと評判。


【名前】ノバ
【年齢】18
【所属】クリストラ
【外見】赤毛を三編みにして、丸眼鏡を掛けている。背は高めだが身体の起伏は控えめで、スカート丈の長いメイド服をきっちり着込んでいる。その下は白い綿のキャミソールにドロワーズ。
【備考】クリストラ城のメイドの一人。セプタの次女だが母と姉の姿を見て、こうはなるまいと硬く誓っている。信心深く処女で、自慰行為すらしたことがない。読書が好き。


【名前】ディッチェ
【年齢】7
【所属】クリストラ
【外見】金髪をお下げにして、小さなメイド服を着ている。その下は白いドロワーズ。ブラはまだ付けていない。母親譲りの愛らしい顔つきで、頬が赤い。
【備考】クリストラ城のメイド見習い。セプタの三女で、母が後宮入りしたときはまだお腹の中にいた。アスラの夜伽相手を務める日のため、母とマルタの二人がかりで『教育』されており、処女だが身体は敏感。しかし知識は皆無という逆耳年増。

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