邪神ちゃん「短編ですの」(11)

邪神ちゃんは初めてなので、キャラ口調の違いやパロディなどご了承ください。

※短編

邪神ちゃん「今から短編が始まりますの。その前にエーエー、アーアー」

邪神ちゃん「短編に関する説明を今から10時間たっぷりt」ザシュ

邪神ちゃん「ぎぃやあああぁぁぁぁぁーーーーーーーー」ドバァー

ゆりね「あんた、短編だって言ってるのに」

ゆりね「10時間も説明したらただの長編になるじゃないの」ゴゴッ

※怪我

男「いってぇ!おい、なにしやがる」

邪神ちゃん「はぁ、私は知りませんの」

男「ふざけんな。てめぇがぶつかったせいで怪我しちまったじゃねぇか!治療費、払え!!」

邪神ちゃん「ざんねーん、もう使ってスカンピンですの」

男「チッ。だったら、誰か代わりの奴に払ってもらおうか。おう、家族はいんのかよ?」

邪神ちゃん「家族ではない、ゆりねが一人だが」

男「何だか知らんが、払える奴がいるならそいつの元に案内しろ(フフフ、治療費たくさんふんだくってやる)」

ゆりねの部屋

ゆりね「人を怪我させるような事はするなって何回言えば分かるのよ!!」ドゴッ

邪神ちゃん「りゃん!?」ドサッ

男「」

ゆりね「申し訳ありません。このバカ蛇が粗相を…」ペコ

男「あ、いえ。別に大した事はありませんので…(こ、こええぇぇぇぇーーーー!?)」ブルブル

※男はその後一円も受け取らず帰りました。

※ハハハのゆ太郎

ゆりね「邪神ちゃん、また私のプリン食べたでしょ?」ギロ

邪神ちゃん「し、知りませんの。あっ、きっとメデューサの仕業だ、絶対あいつが食べたんですの」

邪神ちゃん(目○親父風)「そうと決まれば。おい、ゆ太郎。食欲に忠実な意地汚い化け物を退治しないとな」

ゆりね「…そうね。厄介な化け物は退治するしかないわね」

ゆりね「えい!」ドス

邪神ちゃん「ぎぃやあああぁぁぁぁぁーーーー!?」

ゆりね「誰が『ハハハのゆ太郎』よ、私そんな名前じゃないわよ。それに太郎なら男になるじゃない、私はれっきとした女よ」

邪神ちゃん「ぷ、プリンを食べた化け物を退治するじゃ…!?」

ゆりね「だから、退治してるじゃないの…私の目の前にいる、化け物を」ゴゴゴ

邪神ちゃん「ひぃっ!」

ゆりね「正直に言えば買いに行かせるだけで済んだのに、どうして嘘ついたり、他人に罪を押し付けるの?」ゴゴゴゴゴゴ

ゆりね「せっかくだし、邪神ちゃん、今日だけアンタが名付けた『ハハハのゆ太郎』として化け物退治するから、容赦しなくていいわね。だって、このまま何もしなければ家が大変な事になるものね♪」ニコリ

ギャアアアアアアアアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ゆりね「あはははははははははっ」

※裁き

ゆりね「私がとっておいたケーキ、食べたのあんたでしょ?」ゴゴゴ

邪神ちゃん「違いますの!きっとメデューサか、ミノスが…」

ゆりね「へぇ~。嘘つくの。だったら…」ガシッ

邪神ちゃん「ぐえっ!?」

ゆりね「地獄には落ちないけど、初代裁き王…ゆりねが処罰するわ」

邪神ちゃん「あが…あが…!?」

ゆりね「悪○、べーーーー」ブチッ

ギャアアアアアアアァァーーーーーーーーーーーーー

邪神ちゃん「そうですの、ゆりねのケーキを食べたのは私ですの!?ゆりねのお仕置きが嫌だったから嘘ついたのに、またいつものようにバレて(し、舌が勝手に…なんでですの!!?)」レロレロ

ゆりね「やっぱりね。正直言えばお仕置きされずに済んだし、嘘だってつけない物…与えないで良かったのにね」ニヤニヤ

メデューサ「邪神ちゃん、さっきまで私やミノスのせいにしてたのに、急に正直になったね」

ミノス「あたしがゆりねちゃんにあげた薬のせいかな…?(一度だけ漫画のキャラクターが使う力を使用できる錠剤…多分ゆりねちゃんがたまに読んでる本に出てくるキャラの力だね、あれは…)」

※カラオケ

邪神ちゃん「カラオケにきましたの!」

メデューサ「私、初めて」

ミノス「そう? あたしはバイトの人達と行くけど」

ぺこら「ぺ、ぺこらもこのような所は初めて…。ですが、結局はサバト…主よ、このような所についてきたぺこらをお許し下さい」

ゆりね「気にしないで。どんどん楽しみましょ、ぺこら」

~しばらくして~

邪神ちゃん「さて、次の曲、次の曲は」

ミノス「邪神ちゃん、さっきからマイクを独占して歌ってばっかじゃん。そろそろあたしたちにも歌わせろよ」

邪神ちゃん「うるせぇ、お前らザコは黙って私の歌に酔いしれてろ!!」

ゆりね「邪神ちゃん……楽しい場では楽しく、時には譲り合わなきゃダメじゃないの? そうだ、せっかくだから、私もあんたの為に良い一曲を歌ってあげましょうか」ゴゴゴ

ゆりね「撲○天使、血しぶきドクドク、ド○ロちゃん~♪」ガンガンガン

邪神ちゃん「ぐええええぇぇーーー!!」ブシャアアァーーー

メデューサ・ミノス「「あ…わわ……」」ガクガク

ぺこら(ま、また…。花園ゆりね、やはり恐ろしい魔女です)

※テルテル坊主

邪神ちゃん「このところずっと雨ばっかですの」

ゆりね「天気予報で言ってたでしょ…しばらくずっと雨だそうよ」

邪神ちゃん「このままずっと雨なのは退屈ですの。そうだ、テルテル坊主を作って…」ゴソゴソ

ゆりね「テルテル坊主…。懐かしいわ、私も小学生の時良く作ったものよ」

邪神ちゃん「完成ですの」グッ

『ゆりね顔のテルテル坊主』ブラン

ゆりね「ちょっと、なんで顔が私なのよ?」

邪神ちゃん「ゆりねの首吊りを想像して作った力作だ。まさに私が想像するゆりねの最期にお似合いですの」

ゆりね「そう…。じゃあ、私も作ってみようかしら………等身大のテルテル坊主を♪」ニヤリ

邪神ちゃん「へっ?」


(テルテル坊主のように首に紐をつけられて吊るされた)邪神ちゃん「」チーン

※応援

邪神ちゃん「いつまでたってもゆりねには勝てない。考え抜いた末に私は魔界から応援を呼んだ」

ゆりね「応援?」

邪神ちゃん「いでよ。おうえん○ーーーーん!」

応援団「押忍!!」

ゆりね「なによ。この学校で良く見る応援団みたいなのは?」

邪神ちゃん「フッフッフ。こいつらは魔界で活動する応援団で、こいつらから応援された悪魔は必ず目的を達成できるという特殊効果がありますのよ」

ゆりね「へぇ~、それは凄いわね」

応援団「押忍、押忍、押忍」

邪神ちゃん「応援が始まった、ゆりねを殺せと言わんばかりの応援が!さぁ、死ぬがいい、ゆりね…応援で更に強化した私の最終奥義「邪神ちゃんドロップキィィィィィィィーーーーク!!」


邪神ちゃん「勝てませんでした……」ボロボロ

ゆりね「当然よ。応援も大事だけど、あんたはまず応援にだけ頼り過ぎ。本来、応援というのは己の支えになるだけであって、後はほぼ努力で己自身を磨かないとね」

※覇気

邪神ちゃん「私、某海賊漫画の覇気が使えますの。例えば…」

ゆりね「邪神ちゃん、また人のものに手を出して。分かってるわね」ブンッ

邪神ちゃん「ゆりねの攻撃はこう来るから…」ヒョイ

ゆりね「っ!」

邪神ちゃん「どうだ、ゆりね…これこそ相手の動きを予知できる『見○色』」

邪神ちゃん「更に今手にしてるバールのようなものを硬化。これはあらゆる武器に鎧みたいなものを纏わせる『武○色』」

邪神ちゃん「二つの覇気を使える私の前では勝てまい。これでジ・エンドですの…ゆりねよ、さらば!!」ブンッ

ゆりね「なによ、そんな覇気…。この……」ギロッ、ブワアアアアァァァーーーーーーー

邪神ちゃん「」ドサッ

ゆりね「私の『覇○色』の前じゃ大したことないわ♪」クスッ

※邪太郎

ナレーション『昔々、ある村に邪太郎という男みたいな名前の女性がいました。』

邪太郎(邪神ちゃん)「おら、おせぇんだよ、さっさとご飯持ってこーーい!!後、金渡せ、金ぇ!」

ナレーション『邪太郎は毎日毎日食っちゃ寝食っちゃ寝を繰り返したり、村人から金をせびっては遊び呆けるばっか』

ナレーション『邪太郎の扱いに困った村人たちは彼女に鬼退治を頼んだ。鬼退治に挑ませれば少しは成長するかもしれないと考えたからだ』

邪太郎「めんどくせー。なんで私が鬼退治を……なに、宝物!?」

ナレーション『断った邪太郎だったが、村人から鬼が居る場所には宝物が眠っていると言われ、鬼退治に行く決心をした。もちろん、団子と旗を持ち、鎧を着て…。』

ナレーション『そして、少ししてから、邪太郎は団子をあげる代わりに、犬、サル、きじをお供にしました』

犬(メデューサ)「ワン♪(本当は犬じゃなくてメデューサだけど)」

サル(ミノス)「キー、キー(あたしはサルかよ…。本当はミノタウロスなんだけど…まっ、いっか)」

きじ(ぺこら)「ケーン、ケーン(うぅ、ぺこらがきじですか!主よ、ぺこらは天使なのに)」

ナレーション『そして、鬼ヶ島。邪太郎が大きな声で鬼の名を呼ぶ。すると…』

鬼(ゆりね)「あら、私を退治しにくるなんて生意気ね。いいわ……相手になってあげる」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

邪太郎「ヒィィィィィーーーーーーーーー……………ギャアアアアアアアアアアアアアアァァァァーーーーーー」

ナレーション『悲鳴が島中に響いた後、特に何の変化もなく平和な日々が一生続いた、という…。』

※夢

邪神ちゃん「ま、待てぇ~、ゆりね!?」

ゆりね「待たない。いいから、覚悟しなさい」ブンッ

ドスザクボコバキッ

ギョエエエエエエエェェェェェェーーーーーーーーーーーー

邪神ちゃん「ハッ!? 今のは夢……はぁ~、良かったですの」

ゆりね「よくない」ガラッ

邪神ちゃん「えっ、ゆりね!?」

ゆりね「夢にうなされてたかは知らないけど、夜中に悲鳴をあげるなんて近所迷惑でしょ」ギロッ

ゆりね「とりあえず、静かにお仕置きね」ペタッ、シュルシュル

邪神ちゃん「ウー、ウー!!(ま、待てぇ~、ゆりね!?)」←口にガムテープを貼られ、動けないようロープで縛られている。

ゆりね「何を訴えてるかは大体見当がつくわ。だけど、待たない。いいから、覚悟しなさい」ブンッ

ドスザクボコバキッ

邪神ちゃん「ウー、ウー、ウー!!!?(ぎゃあああああぁぁぁーーーーー、これは夢と同じ!という事は正夢ですのおおおぉぉぉぉーーーーー!!?)」ジタバタ

邪神ちゃん「短編ですの」……これにておしまい。


ではノシ

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