【伊那国島】

かもめ「っ！」

ここは、伊那国島と呼ばれる日本でも最南端近くに位置する離れ小島

ここに、サッカーを愛する少年少女達が居た

野坂「剛陣先輩！」

バシューーーーン

剛陣「ナイスパース！おらあっ！」

バシューーーーン

のりか「ああっ！？」

ズバーン！

剛陣「決まったぜ！」

野坂「ナイスシュートです。剛陣先輩」

剛陣「パスが良かったおかげだぜ！」

日和「野坂のパスもそうだけど、剛陣さんも本当に上手くなったよ」

剛陣「そ、そうか？へへっ…///」

野坂「>>6」

……これであと一人いたら試合が出来るんですけどね

野坂「……これであと一人いたら試合が出来るんですけどね」

道成「そうだな…」

万作「…試合、してえなぁ」

のりか「あ、でももうすぐ入学式が始まるよね？そこで新1年生が」

氷浦「のりか、今年は新入生居ないぞ」

のりか「ああ、そっか…」

野坂「…こういう時、離れ小島というのは不便ですよね」

奥入「ですね…」

道成「>>8」

…とりあえず練習を続けよう。もしかしたら、10人でも試合OKって言ってくれる学校が出るかもだし

道成「…とりあえず練習を続けよう。もしかしたら、10人でも試合OKって言ってくれる学校が出るかもだし」

奥入「あるいは、1人貸してくれる学校とかも」

道成「お、いいこと言うじゃないか奥入。まあつまりだ、可能性は0じゃないんだ。可能性がちょっとでもあるならそこに向けて練習しようぜ」

氷浦「キャプテン…」

野坂「…キャプテンの言う通りですね」

日和「よーし！試合の日に活躍できるように、もっと特訓するぞ！」

少年たちは試合がしたい、ただそれだけだった

勝ち負けは二の次、試合さえ出来れば…

そんな彼らのささやかな幸せは、突如崩れ去る…

校長室

「「「「サッカー部が廃部！？」」」」

野坂「どういうことですか！」

道成「俺達は何も悪いことはしていません！なのにいきなり廃部なんて…」

冬海「スポンサー制度というのはご存知ですか？」

剛陣「スポンサー…？なんだそりゃ？」

野坂「スポンサー制度というのは、去年のFFで雷門中が優勝したことでサッカーの人気が爆発的に上がったことで出来上がったビジネス制度です」

冬海「そう。そして今やスポンサーがバックに付いていない学校は、サッカーをやる資格がないとみなされ例外なくサッカー部を廃部とする制度が設けられたのです」

冬海「そして今日… 伊那国中サッカー部は正式な廃部が決定したことを、皆さんに伝えておきます」

氷浦「>>11」

ウルトラマンが拉致されて
腹筋ボコボコにパンチ食らって
胸のランプが点滅すると
あと3分で力尽き果てる
その時のウルトラマンの苦しむ姿にドキドキするって
ヒーロー凌辱だぜ!
仮面かぶった拓也ゎ前見えねぇし
息ゎ苦しいし
ウルトラマン最後の3分間ゎ30分以上にわたり
絶対負けるはずのないウルトラマンが倒れる
そんなのあり得ない!
力尽きたウルトラマンが犯される
マヂ苦しい
酸欠で死にそう
力が入らなくなったウルトラマンの股が大きく開かれて
ウルトラマンコにデカマラが容赦なく突き刺さる

脳天まで突き上げるファックに苦しみ喘ぐ息もマスクで塞がれて
最初ゎキュウキュウ締め付けていたウルトラマンコも
酸欠で意識が薄れてくると
最後ゎあの痙攣がやってくるウルトラマンだって死ぬときゎ射精するんだよ
「あー!!イク!! 」
ウルトラマンコにビクビクと弾丸が撃ち込まれると同時に
ウルトラマンも意識がぶっ飛び射精
そのあとピクピクと痙攣したまま動かなくなった

ウルトラマンの夢枕に現れたのゎ
あの、ターミネーター
「日本のウルトラマンは弱いな!!オレを見ろ!!絶対死なないぞ」
（あっ…あっ シュワちゃんだ）
「シュワッチ…シュワッチ!!」
「おいおい、気安く呼ぶなよ!!一応同盟国だから来てやったんだぜ!尖閣守ってやらねーぞ!!」
シュワちゃんから強力なバワーをもらって帰ると
ウルトラマンの星で家族会議が始まった
やっぱり
シュワッチゎ変えた方がいいかな

氷浦「スポンサーが居ないから廃部？そんなの、納得できません！」

道成「なんとかならないんですか！サッカー部を廃部から救う方法とか」

冬海「……まあ、なくは無いですね」

野坂「…ウチのサッカー部も、スポンサーをつける」

冬海「その通り。ですが、今から伊那国についてくれるスポンサーなど」

「「「「…」」」」

冬海「…ですので、ここは伊那国中サッカー部を人質という形で、スポンサーのついている学校に編入するというのはどうでしょう？」

のりか「どういうこと？」

冬海「……実はですね、ちょうどスポンサーがついていながら活動を休止しているサッカー部があるのですよ」

日和「それって何処ですか！？」

冬海「雷門中学」

「「「「！」」」」

冬海「FFで日本一になった雷門サッカー部はその後、世界に通用する選手を他校から見出す『強化委員』として、全国各地に散りました」

冬海「その影響で、雷門には今サッカー部員が居ません」

道成「俺達が、雷門サッカー部に？」

冬海「伊那国中サッカー部への処遇についてまでは交渉できませんが、君達を雷門へ連れて行くことは可能ですよ。どうしますか？」

野坂「>>15」

シュタイナー。おしりおまんこ壊れちゃう！はぁ↑おまんこ壊れちゃぁぅ↑はぁはぁはぁ。太いわぁー。
はぁはぁはぁ。おまんこが、壊れるー。はぁはぁ。おまんこ壊れるぅ～。太いわ。
太い太い太～～い！！はぁはぁはぁはぁはぁはぁ。
おまんここわれるぅ～。はぁ～、太い太い太いふとぉぉぉ～～い！！はぁ、太い太い。
おまんこ壊れる～。はぁ、おまんこが壊れるわ（弱）おまんこが壊れるわ（強）
お兄さん許して、お兄さん許して。はぁ、はぁ、はぁはぁはぁはぁはぁはぁ。
お兄さん許して、おまんこ壊れる。おまんこ壊れる。おまんこ壊れるわ。
許して、許して、許して、お兄さん。はぁ、はぁ。
ほ、ほーっ、ホアアーッ！！ホアーッ！！（HREYI）
フェーッ、フェッフェッフェッフェ（魔女）　fooooo！！↑
ハァハァハァハァハァハァ（高音）堀江さん許して、堀江さん許して、堀江さん許しておまんこ壊れる。
おまんこ壊れる、ハァ、ハァ、ハァハァハァ、太いわ、太いわ。
ハァ、おまんこ壊れる、おまんこ壊れる、太い、太い太い太い太い太い太い太い。
ハァ、お兄さん許して。
男に犯されるの嫌。お尻が、おまんこになっちゃう（ISBSTKAK）
男、嫌。おまんこ、壊れ。女、男になっちゃう（痛恨のミス）。
男に犯されるの嫌。おまんこになっちゃう。おまんこ壊れちゃう。
男に犯されるの嫌。女になっちゃう。おまんこ。ハァハァ。
いやぁーいやぁーんにゃーにゃぁー、にゃぁー、にゃぁー、にゃぁー、
にゃぁー、にゃぁー、にゃぁー、にゃぁー、にゃぁー、にゃ。
男に犯されるの嫌。おまんこ。にゃ。
YEAH YEAH YEAH YEAH（OFSPRNG）
にゃ、にゃ、にゃ、にゃっにゃっ、にゃ。おまんこ壊れる。おまんこ壊れる。ハァハァ、ハァ。
おまんこ壊れるー。ハァ、女、の子、になっちゃう。
男に犯されるなんて嫌よー！嫌よ！嫌よ！おまんこ壊れるー！（SZKCN）
あ゛ぁ゛ー！に゛ゃ゛ぁ゛ー！う゛ぅ゛ぅ゛ー！ふぅぅ゛ー！に゛ゃ゛ぁ゛ー！ふ、にゃ、にゃ（小声）

野坂「分かりました、承諾します」

野坂「ですが僕たちは10人しかいません。雷門の方で一人メンバーが追加されるのでしょうか？」

冬海「さあ？どうでしょうね」

剛陣「さあって…んな無責任な…」

冬海「私は君達にチャンスを与えますが、それを掴めるかは君達次第。1人居ないというだけで躓くのであれば最早それまでです」

野坂「…確かに」

道成「冬海校長、ありがとうございます！」

冬海「雷門にはこちらから連絡を入れます。下宿先の手配や編入手続き等でいつ出発になるかはわかりませんが、今の内に出来ることはやっておいた方がいいですよぉ」

こうして伊那国中サッカー部は雷門への編入が決まった

【船の中】

4月の終わり頃、世間はいよいよGWに突入したこの日

遂に伊那国中サッカー部は雷門中学のある東京へと旅立った

野坂（伊那国中にサッカー部を残せるかどうか…今はまだ何をしたらいいのかわからないが、やれることは全力でやる。親の居ない僕を暖かく迎え入れてくれた、伊那国の皆の大事な居場所を、守ってみせる！）

コンコン

野坂「あ、はい。どうぞ」

ガチャリ

氷浦「やあ野坂」

万作「俺たちこれから、船の中を探索しようと思うんだが、お前もどうだ？」

野坂「…いいね。楽しそうだ」

万作「>>20」

よし、それなら氷浦も誘おうぜ
アイツ、婆ちゃんと離れてることになったから落ち込んでるかもしれないからな

万作「野坂達は東京に着いたらサッカー以外にやりたいことってあるか？」

野坂「サッカー以外で…向こうに着いたら何か変わるのかもしれないけど、今は特に何かってことはないかな」

氷浦「んー、そう言われると思い浮かばないな」

野坂「…こういう質問してきたってことは、万作は何かやりたいことでもあるの？」

万作「ああ。東京に着いたら、サッカーだけじゃなくて寿司の勉強もしたい」

野坂「なるほど、寿司の勉強か」

氷浦「万作の実家、寿司屋だもんな」

万作「ああ。今回の東京行きですぐに店を出せるような寿司を作れるようになんて思わないが、それぐらいの意気込みで色んなことを学ぶつもりだ。いつか親父の跡を継げるようにな」

野坂「出来るよ。万作なら絶対に」

万作「ありがとう、野坂」

【雷門中の校門】

船での長旅を終えて、野坂達は雷門中学に到着した

GWなので生徒は居ないと思っていたが、意外とそうでもなかった

野坂「着いたね。雷門」

氷浦「ああ。今日からここでサッカーをするんだね」

剛陣「やっぱ東京の学校はデケェな」

道成「…それにしても」

男子生徒A「……」ｼﾞ---

女子生徒A「……」ﾋｿﾋｿ

女子生徒B「……」ﾋｿﾋｿ

道成「注目浴びてるな…いい意味か悪い意味かはわっかんねえけど」

野坂「そうですね」

道成「>>26」

とりあえず…サッカー経験者探してみよう

道成「とりあえず…サッカー経験者を探してみよう」

奥入「11人揃わないと試合さえ出来ませんからね。課題は早いうちに克服しなくては」ﾒｶﾞﾈｸｲｯ

つくし「おはようございまーす」

野坂「あ、おはようございます」

道成「すみません、この学校にサッカー経験者って居ますか？」

つくし「え？どうしてそんなことを…あ、もしかして皆さんが伊那国中サッカー部ですか？」

野坂「ええ」

つくし「わー！やっぱり！あ、私は大谷つくしって言います！よろしくね！」

野坂「大谷さんですね。よろしくお願いします。それで、さっきの話なのですが大谷さんはサッカー経験者について何かご存知でしょうか？」

つくし「>>28」

こんな駄スレ乱立してごめんなさい

つくし「うーん…ごめんね。心当たりはないかな」

野坂「そうですか…」

つくし「あ、でもサッカー部の部室には案内できるよ」

道成「…スカウトのあてが見つからないし、とりあえず部室に寄った方が良さそうだな」

奥入「ですね」

【雷門中サッカー部部室】

のりか「ほええ……」

剛陣「で、デケェ……」

日和「こ、この建物…全部が部室！？」

万作「こんな場所でサッカーが出来るのか…すげえ！」

ウィーン

杏奈「！」

つくし「あ、生徒会長さん！おはようございまーす！」

杏奈「…おはようございます。大谷先輩。そちらの方達は？」

つくし「伊那国中サッカー部の皆さんです！」

杏奈「伊那国…そう。貴女達が…」

野坂「はじめまして、生徒会長さん」ﾆｯｺﾘ

杏奈「>>33」

！ﾄﾞｷ-ﾝ////

杏奈「！」ﾄﾞｷ-ﾝ////

杏奈「よ、よろしく…////」ｶｧｧ

剛陣「なあ、部室入っていいか？」

杏奈「へっ！？あ、はい！どうぞ！中を案内しますね！」

道成「…正直、歓迎されないことも覚悟してたけど」

氷浦「生徒会長が理知的な人でよかったですね」

～～～～～～～～～～～～

ゴーレム「綺麗でゴス！ピカピカでゴス！」

奥入「モニターも最新鋭の物ですね！インターネットとも連動してる！」

道成「すみません田舎者丸出しではしゃいじゃって」

杏奈「いえ。気に入って頂けたらなによりです」

杏奈「…それより、せっかく部室を堪能して頂いているところに話をぶった切るようで申し訳ないのですが、早速貴方達に話があります」

杏奈「……単刀直入にいいます。貴方達がここでサッカーをやるにあたって、こちらから1つ条件を付けさせて貰います」

野坂「>>35」

(やっばりか)
なんでしょうか？
まさか僕たちだけで試合をやれということでしょうか？

野坂（やっばりか）

野坂「なんでしょうか？まさか僕たちだけで試合をやれということでしょうか？」

杏奈「…いえ、試合の人数はこれから増やして頂いて結構です。部も人数制限を設けたりはしません」

野坂（違ったか。まあ、10人で戦えと言われないのが収穫と捉えておこう）

野坂「それで、条件というのは？」

杏奈「伊那国中サッカー部の存続に求めるもの、それはFFでの一勝、それだけです」

剛陣「1勝？試合に1回勝てばいいのか？」

杏奈「はい。ただし勝利はあくまでもFF公式戦での1勝です」

杏奈「そして貴方達にはFFが始まる前に練習試合を1つこなして貰います。学校がサポートするのはそこまで。もし、学校のサポートの範囲で伊那国イレブンの皆さんにスポンサーが付かなければ、その時は…」

奥入「ジ・エンド。加えて、公式戦で1試合目から負けてしまえば…」

氷浦「……結構険しいな」

服部「それで、練習試合の相手って何処なんですか？」

杏奈「>>37」

オリジナルがありなら稲妻大附属中学
メンバーはGOの南沢が抜けた直後の雷門で

杏奈「稲妻大附属中学よ」

杏奈「大学も、稲妻町のすぐ近くにあるわ」

道成「ご近所さんと練習試合か」

野坂「稲妻大附属って、どれくらい強いんですか？」

杏奈「////」ｶｧｧ

杏奈「…オホン」

杏奈「稲妻大附属は地区予選ベスト4に入りも経験した強豪校よ」

ゴーレム「い、いきなり強いところと試合するでゴス…」

奥入「でもベスト4経験ということは、公式戦のデータがある程度存在するということですよね」

氷浦「そうか。去年のデータを集めて、対策を取れば」

杏奈「残念ながら、去年はFFに参加していないのよ」

服部「ええっ！？どうして？」

杏奈「5月の中間テストに1年生のカンニングが発覚してね、稲妻大附属サッカー部は1ヶ月休部したのよ」

杏奈「そのせいで参加予定だったFFは棄権したわ」

日和「うわぁ…」

のりか「かわいそう…」

杏奈「…FFは毎年夏の1年間しか行われない大会だから、当時のメンバーはさぞ悔しかったでしょうね」

杏奈「その鬱憤を晴らすように、活動再会後は練習試合だけとはいえ対外試合では一度も負けなしよ」

「「「「一度も負けなし！？」」」」

杏奈「精々気をつけることね。あまりに無様な戦い方をすれば、スポンサーに逃げられるばかりか、学校のヒールになるかもしれないから」

奥入「し、試合の前からプレッシャーを掛けないでくださいよ……」

ゴーレム「ゴス…」

野坂「…ありがとうございます生徒会長さん。右も左もわからない僕達に、優しくしてくれつつ厳しい現実もはっきりと言葉にしてくれて」

野坂「会長さんが、僕達のことをしっかりと見てくれているのがよく伝わりました。期待に応えられるように全力を尽くします」ﾆｯｺﾘ

杏奈「>>41」

ブッ！！(鼻血)
い、いえ…////これくらいは当然です…////

杏奈「ブッ！！」

「「「「！？」」」」ﾋﾞｸｯ

杏奈「い、いえ…////これくらいは当然です…////」

野坂「あの…会長さん？鼻血…」

杏奈「きょ、今日は体調が悪かったのよ。これ以上は色々持たないから今日はこれで…」

野坂「…ありがとうございます。会長さん」

杏奈「……神門杏奈」

野坂「え？」

杏奈「私の名前…////神門、杏奈よ…////」

ウィーン

のりか「行っちゃった…」

氷浦「体調が悪いのを押してまで俺達の案内役をやってくれたのか。それもGW初日に…」

道成（いや今のは…まあ、言うのは野暮か…）

道成「さて、それじゃ早速部員集めしようぜ」

野坂「はい」

道成「試合までに課題は山ほどある。それを1つ1つ焦らず潰して行こう。まず最初の目標は11人目をスカウトすることだ！」

「「「「おー！」」」」

雷門の11人目を誰にするか投票で決めます

強化委員で飛ばされた円堂達旧雷門

オリオンの使徒である一星や明日人達

アレス本編で既に雷門以外の学校に居る人達

制限は多いですが、これら以外から1名を選択

1番表が集まった選手を採用します

安価下から次の更新まで募集します

【校舎】

野坂「サッカー部は今日から活動を再開しました！」

万作「俺達と一緒にサッカーやりませんか？」

男子生徒A「…」

男子生徒B「…」

氷浦「…駄目だ。全然反応してくれない」

道成「まるで居ないもののように尽くスルーされるな…」

輝「あの…」

「「「「！」」」」

輝「サッカー部って、再開したんですか？」

野坂「はい。今は部員を集めてます。サッカーが好きなら誰でも歓迎ですよ」

輝「本当ですか！じゃあ、初心者でも…」

氷浦「初心者でも全然オーケー、大歓迎さ」

輝「…だ、だったら僕、入部したいです！」

野坂「>>51」

ありがとう。これで、今日から君も雷門サッカー部の一員だよ

野坂「ありがとう。これで、今日から君も雷門サッカー部の一員だよ」

輝「やったー！」

道成「名前を聞いてもいいかな？」

輝「輝です！」

道成「輝君だね。よろしく」

輝「はい！よろしくお願いします！」

万作「学年は？」

輝「1年です！今年入学しました！」

氷浦「初心者って言ってたけど、ボールはどれくらい蹴ったことある？」

輝「>>53」

3ヶ月くらいです

輝「3ヶ月くらいです」

野坂「1年生で3ヶ月くらい経験があるのか。だったら何も問題はないかな。ウチにもサッカー始めて3ヶ月の先輩も居るし」

万作「そもそもウチ、10人しか居なかったから今の段階では君も十分即戦力なんだけどな」

輝「僕が…即戦力……が、頑張ります」

【グラウンド】

輝「うっ！ぎいいいいいいっ！！」

バシューーーーン

のりか「きゃあっ！？」

ズバーン！

万作「おいおい…本当に初心者か……」

剛陣「お、俺より上手ぇ……」

輝「ハァ…ハァ……」

道成「運動部の経験がないからなのか1年だからか、あるいは両方か…体力は無さそうだな」

野坂「ええ。けど、1年でこのクオリティ…将来間違いなく化けますよ」

道成「ウチのエース様太鼓判か。こりゃ、俺が卒業してからの伊那国イレブンが楽しみだ」

野坂「…これならもしかすると、練習試合で勝てるかもしれません」

道成「>>56」

でも試合の日は雨だから中止になりそうだ

※練習試合は室内のグラウンドを使うので中止にはなりません

【グラウンド】

輝「うっ！ぎいいいいいいっ！！」

バシューーーーン

のりか「きゃあっ！？」

ズバーン！

万作「おいおい…本当に初心者か……」

剛陣「お、俺より上手ぇ……」

輝「ハァ…ハァ……」

道成「運動部の経験がないからなのか1年だからか、あるいは両方か…体力は無さそうだな」

野坂「ええ。けど、1年でこのクオリティ…将来間違いなく化けますよ」
道成「ウチのエース様太鼓判か。こりゃ、俺が卒業してからの伊那国イレブンが楽しみだ」

野坂「…これならもしかすると、練習試合で勝てるかもしれません」

道成「>>59」

なら試合は負かせた！俺はアメリカへ修行の旅にでる

【グラウンド】

輝「うっ！ぎいいいいいいっ！！」

バシューーーーン

のりか「きゃあっ！？」

ズバーン！

万作「おいおい…本当に初心者か……」

剛陣「お、俺より上手ぇ……」

輝「ハァ…ハァ……」

道成「運動部の経験がないからなのか1年だからか、あるいは両方か…体力は無さそうだな」

野坂「ええ。けど、1年でこのクオリティ…将来間違いなく化けますよ」

道成「ウチのエース様太鼓判か。こりゃ、俺が卒業してからの伊那国イレブンが楽しみだ」

野坂「…これならもしかすると、練習試合で勝てるかもしれません」

道成「>>61」

勝ったらうな重おごれ

パワハラが過ぎるので再安価、さらに次もあまりに物語の内容を無視した安価が来た場合は少しこちらも措置をとります

【グラウンド】

輝「うっ！ぎいいいいいいっ！！」

バシューーーーン

のりか「きゃあっ！？」

ズバーン！

万作「おいおい…本当に初心者か……」

剛陣「お、俺より上手ぇ……」

輝「ハァ…ハァ……」

道成「運動部の経験がないからなのか1年だからか、あるいは両方か…体力は無さそうだな」

野坂「ええ。けど、1年でこのクオリティ…将来間違いなく化けますよ」

道成「ウチのエース様太鼓判か。こりゃ、俺が卒業してからの伊那国イレブンが楽しみだ」

野坂「…これならもしかすると、練習試合で勝てるかもしれません」

道成「>>64」

勝てるかも、なんて曖昧な考え方でプレーしても、多分スポンサーは俺らに魅力を感じてくれないぞ

道成「勝てるかも、なんて曖昧な考え方でプレーしても、多分スポンサーは俺らに魅力を感じてくれないぞ」

道成「絶対に勝つ。その気持ちを最初から持つことが大切なんだ」

野坂「キャプテン…」

野坂「……そうですね。勝ちましょう！」

こうして新生雷門イレブンの特訓は始まった

果たして彼らは、伊那国にサッカーを取り戻すことが出来るのか？

【室内グラウンド】

GW最終日、遂に練習試合の日を迎えた

この日は新生雷門がどの程度か見極めようと、いくつかのスポンサーが雷門に足を運んでいた

そして、稲妻大付属の生徒もたくさん足を運んでいた

反対に、雷門中の一般生徒はほとんど居なかった

野坂「…想像以上にアウェーですね」

道成「ああ…」

のりか「雷門なのに…ほとんど相手の応援ばっかり」

万作「いや、雷門だからこそ…余所者の俺達を応援したくないのかもな」

「「「「…」」」」

女子生徒A「きゃー！シン様ー！」

女子生徒B「今日もゴールを決めてください！」

女子生徒C「拓人様ああああ！」

服部「しかもなんか、ファンクラブみたいな人がたくさんいるよ…」

ゴーレム「羨ましいでゴス…」

剛陣「>>67」

やりづれえけど…勝つしかねえ！

剛陣「やりづれえけど…勝つしかねえ！」

道成「剛陣の言う通りだ。皆、勝つためのサッカーをするぞ！」

「「「「おおおお！」」」」

道成「そんじゃスタメン発表するぞ！」

FW……11……10……9

MF……8………7………6

DF…5……4…………3……2

GK………………1

※野坂は10番、輝は11番を背負ってます
※それ以外は原作通り

GK……………1

DF…5……4………3……2

MF……7………8………6

MF……………9

FW…………11…10

道成「練習試合負けなしって聞いてたし、もっと層が厚いもんだと思ってたけど…」

野坂「意外でしたね。まさかこっちと同じ11人だけとは」

葵「天馬！頑張ってね！」

天馬「勿論！」

久遠「このスレでは私は稲妻大付属中の監督をやっている」

神童「…監督？」

久遠「なんでもない。いつも通りのプレーをしろ。私からはそれだけだ」

神童「>>70」

分かってます。どんな相手でも、手は抜きませんよ。

神童「分かってます。どんな相手でも、手は抜きませんよ」

神童「…皆、これがFF前の最後の練習試合だ。この試合に勝って、気分良くFFに出場だ！」

天馬「はいっ！」

神童「…円陣組むぞ！」

ガシッ！ガシッ！

神童「稲妻……ファイッ！」

「「「「おおおおお！」」」」

ピイイイイイイイ

実況「さあ、雷門ボールで試合開始です！」

バシューーーーン

道成「まずは1点、こっちが取るぞ！」

「「「「おおおお！」」」」

道成「野坂！」

バシューーーーン

野坂「っ！」

実況「雷門、野坂にボールを渡します」

倉間「お手並み拝見と行こうか」

野坂「っ！」

シュウウウン！

倉間「！？」

実況「野坂、速いドリブルで倉間を抜いた！」

神童「っ！」ｻﾞｯ

実況「だが神童が素早くフォローに入った！」

茜「シン様！」ﾊﾟｼｬ

女子生徒A「きゃー！シン様かっこいい！」

女子生徒B「はや～い♡」

野坂「…剛陣先輩！」

バシューーーーン

神童「！」

剛陣「ナイスパス！」

実況「剛陣、野坂からパスを貰い攻め上がる！」

女子生徒達「「「「あぁぁ…」」」」

女子生徒C「今のシン様にボール取られる場面だったでしょ」

女子生徒D「空気読めてないわね」

女子生徒E「最悪…」

神童にボールを譲らなかったのが気に障ったらしく、観客（ミーハー）のテンションはガクリと下がった

杏奈「>>73」

みんな！観客の空気は読まなくていいからね！

杏奈「みんな！観客の空気は読まなくていいからね！」

つくし「どんどん攻めて行こう！」

野坂「生徒会長さん、大谷先輩！」

道成「…とりあえず、味方が0じゃないってわかっただけ気は楽になったな」

野坂「はい」

剛陣「うおおおおおおおっ！！」

霧野「隙だらけだぜ」

プシューーーー

剛陣「な、なんだ！？」

霧野「ザ・ミスト」

バシュンっ！

剛陣「なっ！？」

実況「剛陣がボールを奪われた！」

剛陣「なんだ今の…」

霧野「>>75」

なんだ？必殺技を見るのは初めてか？

霧野「なんだ？必殺技を見るのは初めてか？」

剛陣「必殺技！？」

輝「今のが…」

霧野「神童！」

バシューーーーン

神童「ナイスパス霧野！」

道成「と、止めろおおおおっ！」

氷浦「っ！」

実況「氷浦が神童にプレッシャーを掛ける！」

神童「>>77」

フッ…
プレストターン！

フッ…

ポーン！ポーン！

ギュオン！

神童「プレストターン！」

氷浦「なっ！？」

剛陣「あいつも必殺技を！？」

万作「行かせない！」

神童「いいや、俺が通る必要はない」

バシューーーーン

倉間「サイド…ワインダー」

バシューーーーン

のりか「きゃあっ！」

ピイイイイイイイ

実況「決まったああああああああ！！先制したのは稲妻です！」

万作「…くそっ！やられた！」

日和「強い…」

野坂「>>79」

いや…今ので相手の弱点が見えた…

野坂「いや…今ので相手の弱点が見えた…」

道成「何？本当か？」

野坂「はい。次の1点は、必ず雷門に」

道成「…お前がそう言うなら、信じよう」

1点を先制された雷門イレブン

しかしまだ、試合は始まったばかりだ！

ピイイイイイイイ

輝「…」ﾁｮﾝｯ

野坂「っ！」

シュウウウン！

倉間「！？」

実況「野坂、速いドリブルで倉間を抜いた！」

倉間「またかよこいつ！」

野坂「剛陣先輩！」

バシューーーーン

剛陣「よっし！」

浜野「通さないよ！」

野坂「剛陣さん、戻して！」

剛陣「お、おう！」

バシューーーーン

野坂「…！」

神童「っ！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

野坂（このままトラップしたら、神童君にボールを奪われるか。なら…）

野坂「…」

バシューーーーン

輝「！」

実況「なんと野坂！剛陣からのパスをダイレクトで影山の足元へ届けます！」

野坂「攻めるんだ輝君！君のスピードなら勝てる！」

輝「>>82」

いや、ここはお前に任せた

輝君のセリフとしても不自然な上に野坂は輝君に任せたのでそれっぽい台詞をお願いします

ピイイイイイイイ

輝「…」ﾁｮﾝｯ

野坂「っ！」

シュウウウン！

倉間「！？」

実況「野坂、速いドリブルで倉間を抜いた！」

倉間「またかよこいつ！」

野坂「剛陣先輩！」

バシューーーーン

剛陣「よっし！」

浜野「通さないよ！」

野坂「剛陣さん、戻して！」

剛陣「お、おう！」

バシューーーーン

野坂「…！」

神童「っ！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

野坂（このままトラップしたら、神童君にボールを奪われるか。なら…）

野坂「…」

バシューーーーン

輝「！」

実況「なんと野坂！剛陣からのパスをダイレクトで影山の足元へ届けます！」

野坂「攻めるんだ輝君！君のスピードなら勝てる！」

輝「>>85」

は、はい！
（やるんだ！　なんとしても！）

輝「は、はい！」

輝（やるんだ！なんとしても！）

天城「行かせないド！」

輝「っ！」

クルッ！

天城「なっ！？」

実況「影山がターンで天城を抜いた！」

輝「うっぎいいいいっ！」

バシューーーーン

三国（左だ！）

三国「うおおおおおっ！」

ズバーン！

実況「ゴール！雷門が1点を返し同点！」

野坂「よくやった！輝君！」

道成「ナイスシュールーキー！」

輝「僕が…ゴールを決めた……」

輝「～～ッ！やったああああ！」

三国「くそ！読みは当たってたのに！」

神童「今のは仕方ありません。あの11番の実力を見誤ったのは、俺も同じです」

三国「>>89」

ノーデータとはいえ点取った直後の失点、こりゃ帰ったら相当しごかれるな…

三国「ノーデータとはいえ点取った直後の失点、こりゃ帰ったら相当しごかれるな…」

神童「…これで負けたら絶対泣かされるな」

倉間「心配すんなって。俺らが点取れば、負けはないんだからよ」

神童「…そうだな。俺達で、点を取ろう」

ピイイイイイイイ

実況「さあ、稲妻ボールで試合再開です！」

倉間「神童！」

バシューーーーン

神童「任せろ！」

野坂「行かせない！」

天馬「キャプテン！」

神童「…よし、頼むぞ天馬！」

ポーーーン

天馬「はい！」

剛陣「行かせるかよ！」

天馬「>>92」

そよ風ステップ！（しようとしたら剛陣にスライディングされて失敗）

天馬「そよ風ステップ！」

ヒュン！

剛陣「なあっ！？」

天馬「キャプテン！ああっ！？」

バシューーーーン

実況「必殺技で剛陣を抜いた松風！しかしパスが失敗して大きく飛んでいきます！」

万作「…っとまあ、あんがとよ！」

バシューーーーン

氷浦「よっし、反撃だ…」

神童「そう簡単に主導権を渡すか！」

実況「神童、万作から氷浦へのパスをカットしました！」

女子生徒A「きゃー！シン様ー！」

女子生徒B「流石ですシン様！」

女子生徒C「素敵ですわ♡」

神童「倉間！」

倉間「もう一発…サイドワインダー！」

バシューーーーン

のりか「きゃあっ！」

ピイイイイイイイ

実況「決まったああああああああ！！稲妻、瞬く間に勝ち越しゴールです！」

倉間「まあ、本気出せばこんなもんだな」

万作「なに？」

倉間「確かに10番と11番はすげえよ。俺らでも対応するのが難しい。けど他は？」

倉間「はっきり言って11人中9人は足手まといなんだよ」

「「「「！」」」」

倉間「…」ｽﾀｽﾀ

「「「「…」」」」

万作「……すまん、野坂。俺達が、足を引っ張るせいで」

氷浦「俺が、あんな凡ミスしたから…俺のせいで、皆まで……」

道成「>>95」

いや、奴らは油断している。ここを叩くぞ

道成「いや、奴らは油断している。ここを叩くぞ」

万作「キャプテン…」

日和「でも、叩くって言ったってどうやって？」

道成「そこは野坂と輝に任せる。あいつ、自分でわざわざ対応できないなんて言ったんだ。ならそこに乗らない理由がない」

道成「依存してるとか役立たずだとかなんとでも言わせればいい。俺達は大事なものを取り返す！その為なら出来ることは全部やる！そうだろ？」

「「「「！」」」」

氷浦「…そうだった。キャプテンの言う通りだ」

ゴーレム「キャプテンのおかげで、目が覚めたでゴス！」

万作「…もう迷わない。俺達のサッカーを取り戻すその時まで、絶対に諦めるか！」

道成「……よし！円陣組むぞ！」

「「「「はい！」」」」

道成「…1点差をつけられたからって気落ちする必要はない！取られたら取り返す！」

「「「「おおおお！」」」」

道成キャプテンの鼓舞によって士気の低下を免れた雷門イレブン

ノーガードの殴り合いを覚悟して、闘志を燃やした

ピイイイイイイイ

野坂「氷浦！」

バシューーーーン

氷浦「よし、今度こそ！」

実況「氷浦がドリブルで攻め上がる！」

倉間「だからお前じゃ無理だって言ってるだろ」

氷浦「！？」

実況「倉間が氷浦からボールを奪った！」

倉間「へへっ、隙だらけだぜ」

クルッ！

万作「くっ！」

服部「そんな…」

倉間「やっぱ足手まといだな、お前ら」

野坂「足手まとい？誰が？」

倉間（なっ！？あの距離から追いついた！？だが、シュートは止められるか！）

倉間「サイド…ワインダー！」

バシューーーーン

実況「倉間が必殺シュートを打った！これは決まってしまうのか！？」

野坂「させない！はあっ！」

バシューーーーン

倉間「なっ！？」

ピッ！！

実況「なんと野坂！必殺シュートを蹴り返した！」

つくし「すごーい！」

杏奈「～～ッ！」ｷｭﾝ♡

のりか「ありがとう野坂」

野坂「どういたしまして」ﾆｯｺﾘ

野坂「…それと、倉間君だったかな？」

倉間「あ？」

野坂「足手まといなんて、このチームには居ないよ」

倉間「>>99」

チッ！優等生ぶりやがって

倉間「チッ！優等生ぶりやがって」

久遠「…」ﾑｸﾘ

実況「おっと、久遠監督がベンチを立ちます」

久遠「倉間、ベンチに下がれ」

「「「「！？」」」」

倉間「……は？」

倉間「ま、待ってください監督！俺は今日2点取ってるんですよ！シュートを止められたのは今のだけ！それでなんで下がれなんて…」

久遠「私はいつも通りのプレーをしろと言った筈だ。お前のいつも通りとは、相手を見下しスポーツマンシップに反する挑発の言葉を相手に叩きつけながらプレーをすることか？」

倉間「そ、それは…」

久遠「…頭を冷やせ」

倉間「……はい」

久遠「…いいかお前達。相手が誰でも今の倉間のようなプレーを私は絶対に許さない。去年FFに出場さえしていない我々に、そんな資格はないということを忘れるな！」

神童「>>102」

は、はいっ！

神童「は、はいっ！」

車田「しかし監督‥倉間への懲罰のためとはまさかベンチにまで下げちまうとはな」

天城「10人で戦えだなんて無茶だド…倉間への罰のために俺達まで巻き込まれるなんてあんまりだド…」

三国「…いや、もしかしたらこれは倉間だけじゃなく俺達全員への罰かもしれない」

信助「ど、どういうことですか？」

三国「今日の試合、天馬以外は試合に集中できてなかった」

三国「倉間は言わずもがな、神童や霧野の必殺技も敵に通用してはいたがそれでもいつもよりキレが悪かった」

三国「…そしてディフェンスはたった2人に翻弄されすぎた」

信助「……確かにそう考えれば、これは全員への罰なのかも…」

天馬「なるほど、つまり俺のさっきのパスも試合に集中できてなかったから…」

「「「「「いやあれは天馬の実力（だよ）（だド）」」」」」

天馬「で、ですよね～…」

三国「…だが監督のおかげで目は覚めた」

車田「こっからはもう絶対油断しねえ！点も絶対にやらないぞ！」

「「「「おおおお！」」」」

野坂「…どうやら向こうは、完全に油断を無くしましたね」

道成「そうみたいだな」

野坂「>>105」

ただ・・・その方が燃えてくるな

野坂「ただ・・・その方が燃えてきますね」

道成「ああ。野坂の言う通りだ」

剛陣「次こそ俺がゴールを決めてやる！」

日和「僕達はもうシュートを打たせない！」

のりか「絶対点はあげない！」

道成「…油断はなくなったとはいえ相手は10人だ！点をやらずに耐えれば必ず勝機は来る！絶対最後まで諦めるな！」

「「「「おおおお！」」」」

30分1本の練習試合…

10分を経過して1-2、稲妻大付属のリード

しかし1点差で雷門も喰らい付いた

その後の展開は一進一退の攻防だった

剛陣「うおらあっ！」

バシューーーーン

三国「させんっ！」

パシッ！

速水「えいっ！」

バシューーーーン

日和「させるもんか！」

ドオオオオオンン！！！

日和「うわっ！」

コロコロ～

浜野「まだまだ！やあっ！」

バシューーーーン

のりか「～～ッ！」

パシッ！

実況「両チーム得点が動かないまま試合は20分経過して終盤を迎えます！」

雷門「「「「ハァ…ハァ…」」」」

稲妻「「「「「ゼェ…ゼェ…」」」」

野坂（両チームとも疲労が溜まって来てる…）

道成「>>108」

皆チャンスだ！相手が疲れて来てるぞ！

道成「皆チャンスだ！相手が疲れて来てるぞ！」

「「「「！」」」」

道成「ここが正念場だ！攻めろおおおおっ！」

剛陣「～～ッ！おおおおっ！」

実況「道成の言葉に応えるかのように剛陣が駆け上がる！」

野坂「剛陣先輩！」

バシューーーーン

剛陣「うおおおおっ！」

バシューーーーン

三国「させるかっ！」

バシュ！

実況「ああっと剛陣のシュートは三国にパンチングで弾かれた！」

野坂「まだだ！まだボールは生きてる！」

タッタッタッ

「「「「「！」」」」

野坂「いいいやあっ！」

バシューーーーン

三国（駄目だ！起き上がってもこれは届かん！）

信助「うおおおおおっ！」

三国「！」

天馬「信助！」

霧野「止めろ！」

ズバーン！

実況「ゴール！西園が飛び込むも野坂のシュートが僅かに速かった！」

野坂「っしゃあ！」

実況「雷門！再び同点です！」

杏奈「野坂君…////」

同点ゴールを許したよるショックと10人による疲労が蓄積したことで、稲妻の動きが鈍くなった

そしてそこを逃すほど雷門は弱くなかった

シュウウウン！

天馬「ああっ！？」

実況「野坂が松風を抜いた！」

霧野（パスか！？それとも自分で決める！？）

野坂「>>111」

（イメージするんだ…僕の、僕だけの必殺技…！）
これだ！

新必殺技はまだ生まれないので再安価

同点ゴールを許したよるショックと10人による疲労が蓄積したことで、稲妻の動きが鈍くなった

そしてそこを逃すほど雷門は弱くなかった

シュウウウン！

天馬「ああっ！？」

実況「野坂が松風を抜いた！」

霧野（パスか！？それとも自分で決める！？）

野坂「>>114」

これで…決める！
（シュートと見せかけて輝にセンタリング）

野坂「これで…決める！」

霧野「させるかあああっ！」

天城「通さないド！」

実況「野坂、シュート体制に入るも霧野と天城が立ち塞がる！」

野坂「っ！」

バシューーーーン

天城「！？」

霧野「しまっ…」

信助（警戒してたのに！それでも、一瞬10番が打つって思った瞬間、11番のマークを外した！）

輝「うっ！ぎいいいいいっ！！」

バシューーーーン

三国「うおおおおおっ！」

ズバーン！

実況「ゴール！雷門！遂に逆転でえええす！」

「「「「」」」」

実況「雷門の逆転劇に稲妻大付属の、特に神童のファンが沈黙！」

つくし「やった！」

杏奈（野坂君…////凄い…////）ｷﾗｷﾗ

野坂「まだだ！まだ終わりじゃない！残り1分！死ぬ気でここを凌ぐ！」

実況「さあ、稲妻大付属のキックオフ！雷門はここを凌いで勝利することが出来るか！？」

神童「…正直、ここまで追い込まれることになるとは思わなかった。こりゃもう帰ったら久遠監督からたっぷりしごかれるな…」

神童「……もう勝ちはないのはわかってるが、それでも負けたくない。だから、後は頼む」

ピイイイイイイイ

神童「…」ﾁｮﾝｯ

コロコロ…

剣城「…」ｽｯ

ゲシッ！

剣城「デスソード」

ギュオオオオオオオオ…

剣城「っ！」

ドオオオオオンン！！！

実況「な、なんと！稲妻大付属中の10番、剣城が必殺シュートを打ってきた！」

野坂「うおおおおっ！」

輝「止める！」

剛陣「そんなとっから決めようだと、なめんな！」

ドンっ！

「「「うわあああっ！」」」

道成・氷浦・奥入「「「うおおおおっ！」」」

ドンっ！

「「「うわっ！」」」

のりか「～～っ！」

ガシィィィィッ！

万作「のりか！」

ゴーレム「危ないでゴス！」

日和「～～っ！」

服部「うおおおおっ！」

ギュイイイイン！

「「「「「！？」」」」」

ピイイイイイイイ

実況「ゴオオオオオル！なんと、なんとここで！稲妻大付属が同点に追いついて来たああああああっ！！」

残り僅か1分の中、稲妻代附属はエース剣城が、センターサークルから必殺シュートを打つという力業で無理矢理同点に追いついた

この同点劇に観客の反応は？

安価下

実況「」ﾎﾟｶ---ﾝ

女子生徒A「」

女子生徒B「」

女子生徒C「」

女子生徒D「」

ピイイイッ

ピイイイッ

ピイイイイイイイ

実況「はっ！ここで試合終了のホイッスル！練習試合は3-3の同点で終了です！」

野坂「勝て、なかった…」

のりか「そんな…」

道成「…皆立て！俺達は試合に負けた訳じゃない！」

「「「「！」」」」

道成「俺達は最後の瞬間まで全力で戦ったんだ。胸張ろうぜ…」

万作「キャプテン…」

剛陣「そう、だよな！負けた訳じゃねえしまだスポンサーが付かないって決まった訳でもないもんな！暗くなるには早すぎるか！」

日和「そうだよね！キャプテンや剛陣先輩の言う通り、まだ終わりじゃないもんね！」

奥入「いい報告を期待しましょう」ｸｲｯ

審判「3-3、礼！」

「「「「ありがとうございました！」」」」

パチパチパチパチ

「「「「！」」」」

最後まで引き締まった熱い試合に、観客一同両チームを称える拍手を送っていた

神童「流石は雷門中サッカー部、日本一のメンバーが居なくても強かったです」

道成「ありがとう。そう言って貰えると自信になる」

神童「…決着は、FFで付けましょう」

道成「必ず！」

両チームのキャプテンが再戦を誓い、握手を交わす

日和「…最後のシュート、凄かった！」

万作「今回は吹き飛ばされたが、次は止める！」

のりか「絶対また、FFのグラウンドで会おうね！」

剣城「…はい！」

のりか「>>120」

……あれ？　野坂は？

ちゃんとチーム全員整列しているので野坂だけどこかへ行った、ということはありません

審判「3-3、礼！」

「「「「ありがとうございました！」」」」

パチパチパチパチ

「「「「！」」」」

最後まで引き締まった熱い試合に、観客一同両チームを称える拍手を送っていた

神童「流石は雷門中サッカー部、日本一のメンバーが居なくても強かったです」

道成「ありがとう。そう言って貰えると自信になる」

神童「…決着は、FFで付けましょう」

道成「必ず！」

両チームのキャプテンが再戦を誓い、握手を交わす

日和「…最後のシュート、凄かった！」

万作「今回は吹き飛ばされたが、次は止める！」

のりか「絶対また、FFのグラウンドで会おうね！」

剣城「…はい！」

のりか「>>123」

さて…明日から必殺技の練習ね！

のりか「さて…明日から必殺技の練習ね！」

万作「そうだな。必殺技に勝つにはやっぱり必殺技が必要不可欠だよな」

日和「とりあえず今日はもう休もう…凄いクタクタ…」

野坂「…そうだね。帰ったら部屋でゆっくりしよう」

久遠「引き上げるぞ」

神童「はい」

久遠「>>125」

（必殺技なしでうちから3点とるとは…今後あの雷門は前の雷門を超えるかもしれないな）

久遠（必殺技なしでうちから3点取るとは…今後あの雷門は前の雷門を超えるかもしれないな）

久遠「学校に帰ってまた練習だ。いいな？」

三国（やはりか…）

霧野（やべぇ、やっぱ罰結構重いな…）

神童「……泣きそうだ」

こうして稲妻大付属との練習試合は引き分けで終了した

そしてこの試合で、新生雷門に興味を示したスポンサーが複数

どんなスポンサーが興味を持った？

安価下

試合の日の翌日…

新生雷門サッカー部に新しい仲間が加わった

つくし「今日から雷門中サッカー部のマネージャーになります！大谷つくしです！」

杏奈「神門杏奈です」

野坂「よろしくお願いします。大谷先輩、生徒会長さん」

杏奈「…な、名前で呼んで、欲しいな…////」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

野坂「失礼。では改めて、よろしくね。杏奈さん」ﾆｯｺﾘ

杏奈「>>129」

ひゃ、ひゃい！

杏奈「ひゃ、ひゃい！」

ゴーレム「マネージャーが2人…潤いも増えてテンション上がるでゴス！」

氷浦「のりかも十分癒しだったけど、こうして美人2人がさらに味方になったんだ。これで上がらない理由はないね」

のりか「>>131」

い、癒し…///て、照れるよ氷浦…///

のりか「い、癒し…///て、照れるよ氷浦…///」

日和「…イケメンって、こういう時ずるいよね」

剛陣「俺らが同じこと言っても絶対引かれるかキモがられるのによ…」

奥入「全くですね」

道成「…盛り上がるのもいいけど、そろそろ練習始めようぜ」

野坂「はい」

杏奈「その前に、皆さんに大事な話があります」

服部「大事な…」

日和「話？」

ゴーレム「ゴス？」

杏奈「昨日の試合で雷門のスポンサーになりたいと名乗りあげてくれた企業がいくつか存在します」

のりか「えええええっ！？」

日和「それ本当！？」

剛陣「じゃあこれで俺達は今日からスポンサー付きで練習が出来るのか！？」

杏奈「いえ。それはまだ無理です」

剛陣「はあ！？なんでだよ！」

杏奈「…スポンサーになりたいと名乗りを上げた企業は複数あるのです。つまり、今の雷門はスポンサーを選べる立場にあるということ」

杏奈「交渉を重ね、より良い条件でスポンサーがバックについてくれれば、伊那国イレブンの皆さんはより強くなれます」

道成「まあ、そういうことなら…」

剛陣「けど出来るだけ早く交渉まとめてくれよ。じゃねえと焦らされてる気がして練習に身が入らねえからよ」

野坂「>>134」

因みに、現段階で一番条件がいいのはどこだ？

野坂「因みに、現段階で一番条件がいいのはどこ？」

杏奈「KAJIMAよ」

日和「KAJIMA…って、あの電化製品メーカーの！？」

奥入「大手じゃないですか！そんなところが僕達と契約したいだなんて！」

杏奈「何せ練習試合とはいえ帝国学園にさえ勝った稲妻と、引き分けに終わったチームだからね。結構強気に交渉できてるそうよ」

道成「>>136」

一応僕と野坂も交渉に参加していいですか？

道成「一応俺と野坂も交渉に参加していいですか？」

野坂「キャプテンはともかく、なぜ僕も？」

杏奈「…理事長に掛け合ってみます」

ウィーン

のりか「大手メーカーが私達との契約を前向きに考えてくれてるなんて…」

剛陣「こりゃもしかしたらもしかするかもよ！」

万作「>>138」

ただ、できるだけ失礼のないようにすれば大丈夫のはずです

意味不明なので再安価します

道成「一応俺と野坂も交渉に参加していいですか？」

野坂「キャプテンはともかく、なぜ僕も？」

杏奈「…理事長に掛け合ってみます」

ウィーン

のりか「大手メーカーが私達との契約を前向きに考えてくれてるなんて…」

剛陣「こりゃもしかしたらもしかするかもよ！」

万作「>>141」

だといいですけど・・・

万作「だといいですけど・・・」

服部「考えたくないけど、あまり欲張りすぎて話がおじゃんになったりするかも…」

のりか「ちょ、怖いこと言わないでよ！」

KAJIMAとの契約に喜ぶものもいれば、交渉に時間を掛けることに不安を覚える者もいた

それぞれに希望や葛藤を抱えて…

数日後

道成「皆喜べ！遂に、遂に！KAJIMAとの契約がまとまったんだ！」

「「「「！」」」」

のりか「やったあああああああ！」

氷浦「いよいよ俺達にもスポンサーがつくのか！」

日和「それでそれで！どんな条件で契約を交わしたんですか！？」

野坂「最新の練習機材を提供、欲しい練習機材があれば企業側が購入、さらに、監督も手配という完全バックアップ体制も勝ち取ってきた」

つくし「す、凄い！凄いよ野坂君！」

万作「至れり尽くせりじゃないか！よくこんな契約を勝ち取ったな！」

杏奈「野坂君…それはもう凄い交渉してたわ…////」ﾎﾟ----

道成「俺はともかく、野坂は連れてって本当正解だったよ」

野坂「いや、僕は全然…」

道成「何言ってるんだよ。理事長ですらまとめるのに苦労した交渉をさらにいい条件でまとめたんだ。お前がMVPだよ！」

野坂「…ありがとうございます」

剛陣「ところで、監督も用意するって聞いたんだが…」

野坂「ああ、もうすぐ来ると思いますよ？」

KAJIMAとの契約がまとまりました

そして雷門の監督は誰になるか？

安価下

剣城は無理ですね、再安価します

数日後

道成「皆喜べ！遂に、遂に！KAJIMAとの契約がまとまったんだ！」

「「「「！」」」」

のりか「やったあああああああ！」

氷浦「いよいよ俺達にもスポンサーがつくのか！」

日和「それでそれで！どんな条件で契約を交わしたんですか！？」

野坂「最新の練習機材を提供、欲しい練習機材があれば企業側が購入、さらに、監督も手配という完全バックアップ体制も勝ち取ってきた」

つくし「す、凄い！凄いよ野坂君！」

万作「至れり尽くせりじゃないか！よくこんな契約を勝ち取ったな！」

杏奈「野坂君…それはもう凄い交渉してたわ…////」ﾎﾟ----

道成「俺はともかく、野坂は連れてって本当正解だったよ」

野坂「いや、僕は全然…」

道成「何言ってるんだよ。理事長ですらまとめるのに苦労した交渉をさらにいい条件でまとめたんだ。お前がMVPだよ！」

野坂「…ありがとうございます」

剛陣「ところで、監督も用意するって聞いたんだが…」

野坂「ああ、もうすぐ来ると思いますよ？」

KAJIMAとの契約がまとまりました

そして雷門の監督は誰になるか？

安価下

瞳子は永世学園の監督のためなしです、再安価します

安価下1つ、だけでなく今回はいくつか募集する形にします

何故最初にこれを思いつかなかったのか…

とりあえず色々設定して貰って、>>1がよいと思った監督を採用する形とします

では改めて、雷門の監督は誰になるか？

安価下～

ウィーン

影山「…」

「「「「！？」」」」ﾋﾞｸｯ

ゴーレム（な、なんかすごい厳ついサングラスしたおじさんが来たでゴス…）

のりか（怖っ…）

野坂「紹介します。こちらは…」

輝「誠二おじさん！」

「「「「おじさんっ！？」」」」

誠二「久しぶりだな。輝」

輝「まさか、おじさんが雷門の監督になったの！？」

誠二「そうだ。といっても、私は零治ほどサッカーに詳しい訳ではないがな」

輝「でもおじさんが指導してくれたから僕は雷門でもやっていける訳だし、もっと色々教わりたいと思ってたから嬉しいよ！」

野坂「>>152」

零治って・・・まさか！？

野坂「何でもあの影山零治の従兄弟だそうです」

「「「「か、影山の従兄弟！？」」」」

剛陣「…あの影山って、どの影山だ？」

日和「あ、そっか。剛陣先輩がサッカー始めたのは去年の秋からだもんね」

日和、影山について説明中

剛陣「うえ…マジか…世の中には頭のおかしいやつが居るもんだな」

日和「ちょ、剛陣先輩！」

奥入「親族の方がいる前ですよ！」

誠二「構わんさ。零治のやったことは許されることではないからな」

輝「>>155」

再発の危機だってのか？

野坂「何でもあの影山零治の従兄弟だそうです」

「「「「か、影山の従兄弟！？」」」」

剛陣「…あの影山って、どの影山だ？」

日和「あ、そっか。剛陣先輩がサッカー始めたのは去年の秋からだもんね」

日和、影山について説明中

剛陣「うえ…マジか…世の中には頭のおかしいやつが居るもんだな」

日和「ちょ、剛陣先輩！」

奥入「親族の方がいる前ですよ！」

誠二「構わんさ。零治のやったことは許されることではないからな」

輝「>>157」

でも安心して！誠二おじさんは父とは違っていい人だから！

輝「でも安心して！誠二おじさんは零治おじさんとは違っていい人だから！」

のりか「…まあ、輝君がそう言うなら」

奥入「そもそも帝国の元総帥の方の影山とは因縁のある雷門が認めた訳ですからね。多分大丈夫でしょう」

誠二「…では改めて、影山誠二です。君達のサッカー部を守る手伝いをさせて貰います」

道成「…これからご指導、よろしくお願いします」ﾍﾟｺﾘ

「「「「よろしくお願いします！」」」」

こうして雷門サッカー部にスポンサーが付いた

後はFF本戦で、勝つだけだ！

スポンサーが決まってから数日

雷門は今、FFに向けてミーティングを行なっていた

杏奈「…改めて、FFのルールを確認します」

杏奈「私達雷門は去年の優勝校ということでシードを獲得、2回戦からのスタートとなります」

万作「勝ったのは俺たちじゃないけどな」

日和「けどシード貰えるならありがたく貰っておこうよ！」

杏奈「ただ今回の雷門はシード権は貰ったけど、本来は昨年の優勝ということで自動的に本戦に出場できる権利が貰えますが今年はそれが剥奪されます」

道成「あくまでも勝ち進んだのは俺達じゃ無いから、自動出場は無しってことか」

野坂「正直そこはどうでもいいです。一番怖いのは、1試合抜きってことは2回戦は1回戦を勝ったチームと戦う…つまり勝ち方を知ってるチームと戦うってことになりますよね？」

道成「…そうか。初っ端から勝った勢いに乗るチームと戦わないといけないのか」

氷浦「>>162」

特に帝国とは当たりたくないですね・・・

氷浦「特に帝国とは当たりたくないですね・・・」

杏奈「帝国もシードだから、まず決勝までは当たらない…筈」

奥入「よかった…」

つくし「組み合わせがどうなるかは抽選の日までわかりませんが、FF関東地区予選に参加するのは14校、シードは雷門と帝国というのは決まってます！」

服部「帝国が別ブロックなのはとりあえず一安心だね」

ゴーレム「そうでゴスね」

道成「後は、元雷門が強化委員として転校した学校と当たらないことを祈らないとな」

万作「稲妻も勘弁だな…」

のりか「>>164」

稲妻とは試合自体またやりたいけど、2回戦ってのは確かに嫌だよね…

のりか「稲妻とは試合自体またやりたいけど、2回戦ってのは確かに嫌だよね…」

万作「やるにしてもせめて1勝した後の準決勝か決勝だな」

つくし「それでルールの話に戻るけど、今回のFFは時間短縮の都合で延長戦は行いません。引き分けた場合は決勝戦を除いて敗退扱いとなります」

道成「引き分けなし…ただの1勝、なんていよいよ言えなくなってきたな…」

万作「>>166」

でも必殺技なしで稲妻から3点取ったんだ。ちゃんと必殺技を覚えたら鬼に金棒だ

万作「でも必殺技なしで稲妻から3点取ったんだ。ちゃんと必殺技を覚えたら鬼に金棒だ」

のりか「うん！」

野坂「…ところで、決勝以外は敗退って言ったけど、もし決勝で引き分けたらどうなるんだい？」

杏奈「その時は、2校ともFF本戦に出場可能です」

道成「ルールが気になる気持ちはわかるが、今は決勝のことを考えずに2回戦に勝つことを考えよう」

野坂「……そうでしたね。ごめんなさい」

それは、5月の末のことだった

氷浦「野坂！」

バシューーーーン

野坂「ナイスパス！」

万作「行かせない！」

野坂「…」

クルッ！

万作「ああっ！？」

野坂「いいやあっ！」

バシューーーーン

のりか「あっ！？」

ズバーン！

道成「…調子、良さそうだな」

野坂「>>169」

やっとチームとしてまとまってきたからね

野坂「やっとチームとしてまとまってきましたからね」

道成「…やっぱ監督がいるってのはありがたいよな」

誠二「よし、ゲーム方式の特訓はこれで終わりだ。次は筋力トレーニングだ」

「「「「はい！」」」」

誠二「今から私が個別に作り上げた練習メニューを渡す。マネージャー」

つくし「はーい。これは、道成君のだね」

道成「ありがとう」

つくし「こっちは剛陣君で、これは日和君！」

杏奈「野坂君」

野坂「ありがとう」

パラッ

野坂「…なるほど、パワーを上げる為の特訓か」

ゴーレム「スピードの遅さをカバーする為の反射神経の特訓、でゴスか…」

剛陣「豊富な体力を活かす為のさらなる走り込み」

のりか「凄…皆全然違うメニューになってる…」

輝「おじさ…監督、普段はKAJIMAの社員でしょ？仕事の合間によくこれだけのメニュー作れたね…」

誠二「>>171」

韓国ってさ、国策で韓国人・韓国料理・韓流スター・観光とかをごっちゃにした韓流というものを作ったの
今思うと失敗だったよね
例えば韓国人が嫌いで済むものがこれのせいで韓流嫌い＝韓国の万物を嫌うになるから
各国でゴリ押しした結果嫌韓みたいな層をかなり生み出してしまった
そいつらが他人に韓国の悪いところを他人に教えてミーム汚染状態や

何が言いたいかというとロシアのアジア分断工作は韓国政府（ロシアの手先）も行っていたわけだ
早くしないと日本も韓国と同じ道を辿るぞ
現に韓流と同レベルのクールジャパン（笑）とかやってるからな
これで東南アジアとかの地域で東南アジア下げながら日本上げとかし出したら
いよいよJMN党は韓国政府と同レベルのロシアのスパイだって知れ渡ることになる

野坂「やっとチームとしてまとまってきましたからね」

道成「…やっぱ監督がいるってのはありがたいよな」

誠二「よし、ゲーム方式の特訓はこれで終わりだ。次は筋力トレーニングだ」

「「「「はい！」」」」

誠二「今から私が個別に作り上げた練習メニューを渡す。マネージャー」

つくし「はーい。これは、道成君のだね」

道成「ありがとう」

つくし「こっちは剛陣君で、これは日和君！」

杏奈「野坂君」

野坂「ありがとう」

パラッ

野坂「…なるほど、パワーを上げる為の特訓か」

ゴーレム「スピードの遅さをカバーする為の反射神経の特訓、でゴスか…」

剛陣「豊富な体力を活かす為のさらなる走り込み」

のりか「凄…皆全然違うメニューになってる…」

輝「おじさ…監督、普段はKAJIMAの社員でしょ？仕事の合間によくこれだけのメニュー作れたね…」

誠二「>>173」

なに、お前が気にすることじゃないよ。輝

誠二「なに、お前が気にすることじゃないよ。輝」

野坂「忙しい時間の中で練習メニューを組んでくれて、ありがとうございます！」

「「「「ありがとうございます！」」」」

誠二「…これだけ本気でメニューを作ったんだ。試合で答えを出すことを期待している」

道成「>>176」

もちろんです。
ところで誠二さん、必殺タクティクスについて相談があるのですが…

必殺技もまだなのに先に必殺タクティクスが生まれることはありません
再安価します

誠二「なに、お前が気にすることじゃないよ。輝」

野坂「忙しい時間の中で練習メニューを組んでくれて、ありがとうございます！」

「「「「ありがとうございます！」」」」

誠二「…これだけ本気でメニューを作ったんだ。試合で答えを出すことを期待している」

道成「>>179」

もちろんです。
それに必殺技も覚えないといけませんからね。

道成「もちろんです。それに必殺技も覚えないといけませんからね」

剛陣「よし、じゃあ早速特訓だぜ！」

奥入「FFが始まるのは7月…」

のりか「後2ヶ月、だね」

野坂「GWに比べれば全然時間はある。しかも今回は、監督も居る」

氷浦「準備はここに来たばかりの頃よりもより手堅く行えるね」

野坂「うん」

誠二「このホワイトボードに1～25までの数字が書いてある。数字はランダムに配置されている。これを1～25を順に数えて指を刺せ」

ゴーレム「1.2…えっと、3は何処でゴスか？」

のりか「1.2.3.4.5!6…えっと」

剛陣「うおおおおおおっ！走って！走って！走りまくるぜ！」

野坂「～～ッ！…50…」ｸﾞｸﾞｸﾞ…

誠二「よし、腕立てはこんなものだ。他には腹筋、背筋、スクワットもだが…朝と夜2セット、これだけでいい。だが必ず毎日継続するように。回数は、身体やメンタルの調子を見ながら毎日こちらで調整する」

野坂「はいっ…！」

誠二「ドリブルは見るだけでやるものではない。聞くことも大事だ。味方の声も敵の声もどちらも聞けるよう常に細心の注意を払いながら切り込め」

氷浦「はい！」

奥入「わかりました！」

影山誠二による厳しい特訓、部活動は毎日朝練は当たり前、放課後も最終下校時間まで練習を続けた

だからといって休みがない訳ではなく、疲労が溜まっていると見るとすぐに1日中休ませたりと選手のケアも行いながら特訓は続いた

そして、6月の中旬…遂に関東地区予選の組み合わせが決まった

雷門はシード枠で2回戦からの開始

1回戦の対戦相手は……

>>182だった

美濃道三

雷門の隣で、1回戦で試合するのは何処対何処か、みたいな書き方で安価取ってください、みたいな安価募集のやり方にしたかったのに…
安価募集する癖に肝心なところが抜けてる…
とりあえず>>181で折角安価を取ってくださったので、2回戦は美濃道三との戦いで行きます

【部室】

杏奈「予選の組み合わせが決まったわ」

つくし「雷門と帝国はシード枠で2回戦から、雷門の隣には、美濃道三中と御影専農が1回戦でぶつかり合います」

道成「美濃道三か、御影専農かのどっちかと当たるんだな」

奥入「2回戦の相手は恐らく御影専農でしょう。なにせ去年のFFでシード枠を勝ち取っていた強豪ですし」

つくし「>>185」

でも美農道三中の守備も侮れませんよ

安価していて悪いけど、もう一度安価しなおしたらどうかな？

つくし「でも美農道三中の守備も侮れませんよ」

道成「…そういえば、美濃道三は壁山塀吾郎が強化委員として入っているって聞いたな」

万作「強化委員が居るところかよ…」

氷浦「強化委員が勝てば俺達は強化委員と、負けても強化委員を下した強敵と2回戦を戦うのか…」

野坂「>>187」

どちらにせよ、気を引き締めていかないと負けるね

野坂「どちらにせよ、気を引き締めていかないと負けるね」

道成「元よりそのつもりだが、組み合わせのおかげでちゃんと気を引き締めて挑めるな…」

日和「あまり弱いって評判のところと当たってたら油断してたかもしれませんしね」

道成「そういうこと」

のりか「そういえば、稲妻は何処と当たったの？」

万作「…確かに気になるな」

杏奈「>>189」

王帝月ノ宮中よ……

無理なら帝国学園

帝国はシードなので2回戦からしか当たらないのですが、順当に勝ち上がったら戦う、というスタンスでもよろしいでしょうか？

杏奈「星章学園よ」

剛陣「星章だぁ？どこだそれ？」

つくし「星章には雷門の優勝に貢献した天才ゲームメイカーの鬼道有人君が所属している学校です」

のりか「あっちも、いきなり強化委員と当たっちゃったんだね…」

道成「…人の心配をしてる場合か？」

のりか「あっ！？そ、そうですよね。ごめんなさい…」

誠二「…これから2回戦までの1ヶ月、攻撃翌力を上げる為の特訓を行う」

「「「「はい！」」」」

氷浦「よし！」

道成「抜かせないぞ氷浦！」

氷浦「くっ…」

氷浦（流石はキャプテン、全然隙がない…）

ボールを受け取るも道成のディフェンスの前にボールキープで精一杯だった

万作「戻せ！」

氷浦「ああ！」

バシューーーーン

野坂「貰った！」

「「なっ！？」」

氷浦から万作へのパスをカットした野坂はそのまま切り込み…

野坂「はあっ！」

バシューーーーン

ズバーン！

野坂「よっし！」

誠二「>>194」

（読みやテクニックといった点は素晴らしい。だがまだ、パワーが何処まで上がったのかがあまりよくわからないな…）

誠二（読みやテクニックといった点は素晴らしい。だがまだ、パワーが何処まで上がったのかがあまりよくわからないな…）

ゴーレム「抜かせないでゴス！」

万作「通すか！」

野坂「ッ！」

シュウウウン！

「「ああっ！？」」

野坂「それっ！」

バシューーーーン

ズバーン！

万作「ﾊｧ…ﾊｧ…正直…ここまで圧倒されるなんて思わなかった…」

ゴーレム「ｾﾞｪ…体格勝負に…持ち込みたい、のに…ﾊｧ…動きに、ついてけないでゴス…」

誠二「…全員、グラウンドをゆっくりと3周しろ。クールダウンに入れ」

「「「「はい！」」」」

6月、野坂達はFF関東地区予選に向けて特訓を続けていた

その中で一際成長著しかったのは、野坂であった

野坂（練習すれば練習するだけ、力が付いてくる！僕がこんなに伸び始めているんだ。皆だって…）

杏奈「野坂君、はい」

野坂「ああ。ありがとう」

ジョギングやストレッチ等を終え、ドリンクで水分補給をしていた

野坂「…ふぅ」

杏奈「>>197」

が、頑張っているようね。……でも少し頑張りすぎじゃない？

杏奈「が、頑張っているようね……でも少し頑張りすぎじゃない？」

野坂「そんなことはないよ。相手は関東屈指の強豪なんだ。どれだけ特訓しても、頑張りすぎなんてことはないよ」

杏奈「そ、そう……」

野坂「…心配しなくても大丈夫だよ。限界までは追い込むけど、それ以上の無茶はしないから」

杏奈「…」ｼｮﾝﾎﾞﾘ

野坂「>>199」

それに・・・もう少しで僕だけの必殺技ができそうなんだ。まだ、きっかけにすぎないけど・・・

野坂「それに・・・もう少しで僕だけの必殺技ができそうなんだ。まだ、きっかけにすぎないけど・・・」

杏奈「…わかった」

野坂「完成したら、真っ先に杏奈さんに見せるよ」

杏奈「！」ﾄﾞｷｯ////

それから時は流れ、遂に7月を迎えます

雷門は2回戦からですが、1回戦はカットしますか？

それとも強豪校達の試合も見ますか？

今回は多数決といきます

安価下～

【稲妻大学】

野坂「ここが稲妻大学…」

のりか「わー、すごい広い…」

万作「ほ、本当にこれが学校…なのか？」

今日は休養日、野坂達はかつて練習試合で戦った稲妻大附属中にエールを送る為に大学へ足を運んでいた

野坂「中学のサッカー部って、どこで練習しているんだろうね？」

のりか「>>208」

そこにいる人に聞いてみよう。あのーすいませんーん！

のりか「そこにいる人に聞いてみよう。あのーすいませーん」

学生A「ん？なーに？」

のりか「この学校の中学サッカー部って、どこで練習しているか知ってますか？」

学生A「それなら、この道を真っ直ぐ進んだところに中等部の校舎があるよ。後は中等部の生徒に聞いてくれれば」

のりか「ありがとうございます！」ﾍﾟｺﾘ

【グラウンド】

神童「速水がフリーだ！」

天馬「はいっ！」

バシューーーーン

神童（繋がった！よしここだ！神の…！）

神童「…速水、倉間にパスだ！」

速水「は、はいっ！」

バシューーーーン

倉間（神童が、【アレ】を使うのをやめた？）

高校生A「貰った！」

倉間「あっ！？」

久遠「そこまで！10分間の休憩に入る！」

高校生A「えっ！？もう？」

速水「まだ、練習を始めたばかりでは？」

神童「…今は、手の内を明かしたくないんだよ」

霧野「どういう…おっ」

野坂「こんにちは」

霧野「…なるほどな」

神童「>>212」

野坂…だったか？どうだ？うちの学校は？

神童「野坂…だったか？どうだ？うちの学校は？」

野坂「広いね。東京の大学というのは僕の想像の何倍も大きかったよ」

神童「そうか」

倉間「…偵察にでも来たのかよ？」

野坂「それもあるけど、一番は応援に来ました」

神童「応援？」

のりか「>>214」

次の対戦相手は強化委員がいるらしいからね。再戦したいこちらとしたら負けてもらったら困るからね

のりか「次の対戦相手は強化委員がいるらしいからね。再戦したいこちらとしたら負けてもらったら困るからね」

神童「…そうだったな。再戦の約束、していたもんな」

霧野「でも強化委員と当たるのはそっちも同じだろ？」

万作「まあな。けど、俺らもなんとかして決勝まで行く」

野坂「だから負けないでよ。先に約束したのはそっちなんだからさ」

神童「>>216」

ああ。俺たちは負ける気はないさ

神童「ああ。俺たちは負ける気はないさ」

野坂「用はそれだけ。出来たら手札も見たかったけど、晒す隙は作ってくれないみたいだしここら辺で失礼するよ」

霧野「余裕があったら1回戦観にこいよ。そしたら、手札が見れるかもだぜ」

野坂「ああ。是非そうさせて貰うよ」

天の声「サザエさんは、ご覧のスポンサーの提供でお送りします。」

>>218のおかげで大事なことを思い出しました
雷門や稲妻大附属のcmを設定するのを忘れてました

雷門
スポンサー:KAJIMA
cm設定:

稲妻
スポンサー:
cm設定:

cm設定というのはどんなcmを流すか、誰を登場させるかといったことを設定してくれればと思います
安価下から募集します

安価下～

それから数日、いよいよFF関東地区予選最初のカードが始まった

鬼道「…」ｷｭｯ

天馬「あれが、ピッチの絶対指導者…」

信助「鬼道有人…」

水神矢「練習を始めるぞ。まずはランニング」

「「「「はい！」」」」

神童「霧野、柔軟を手伝ってくれ」

霧野「あいよ」

学生A「今日の試合、どっちが勝つと思う？」

学生B「やっぱ、2年連続でFF優勝を経験してる鬼道が居る星章じゃねえの？」

学生C「いやー、どうだろうな？今年の中等部は高校の1軍と練習試合して勝ったこともあるくらいだしな」

学生D「マジかよ！高校生にも勝ってるのか！こりゃもしかしたらもしかするかもな！」

天野「…チッ、好き勝手言いやがって」

水神矢「ここは相手のホームなんだ。応援が相手寄りなのは仕方がない」

鬼道「それに、ウチにも何の応援もない訳ではないからな」

佐曽塚「そそ。俺らは気楽に行こうぜ」

天野「…ああ。そうだな！」

鬼道「>>224」

（それに、新たな雷門の手本になるような試合にしないといけないしな）

鬼道（それに、新たな雷門の手本になるような試合にしないといけないしな）

野坂（今一瞬こちらを見た…やはり、雷門が来ていることはわかっているか）

角間王将『さあ今年の夏もやってきましたFF関東地区予選！多くのスポンサーやテレビ局が訪れるここ稲妻大学から、実況は私、角間王将でお送りします！』

氷浦「凄いな。FFともなるとテレビ中継とかするんだな」

ゴーレム「俺、なんか緊張してきたでゴス…」

服部「まだ俺達の試合でもないのに、意識し過ぎだよ」

ゴーレム「そうは言っても…」

つくし「>>226」

リラックス、リラックス！

つくし「リラックス、リラックス！」

ゴーレム「は、はい…」

道成「…でもまあ、ゴーレムの気持ちもわからなくはないな」

奥入「僕たちもいざ当事者になったら、緊張はするかもしれません」

万作「その点野坂は緊張とは無縁そうだな」

野坂「…さあ、どうだろうね？」ﾆｯｺﾘ

杏奈「>>228」

確かに野坂君なら大丈夫そうね

杏奈「確かに野坂君なら大丈夫そうね」

剣城「…」

バシューーーーン

天馬「よっと、それ！」

バシューーーーン

剣城「…」

誠二（あの松風という少年、以前よりはパスが上手くなっている。相当練習を積んだな）

三国（今日の試合、3年の俺達以外はこれが初の公式戦なんだ。先輩の俺達が、しっかり結果を出して皆をリラックスさせてやらないとな）

久遠「>>230」

後輩のいい見本にならないと

久遠監督の台詞としては違和感なので再安価します

杏奈「確かに野坂君なら大丈夫そうね」

剣城「…」

バシューーーーン

天馬「よっと、それ！」

バシューーーーン

剣城「…」

誠二（あの松風という少年、以前よりはパスが上手くなっている。相当練習を積んだな）

三国（今日の試合、3年の俺達以外はこれが初の公式戦なんだ。先輩の俺達が、しっかり結果を出して皆をリラックスさせてやらないとな）

久遠「>>233」

鬼頭に気をつけろ！マークは怠るな！

意味不明なので再安価します

杏奈「確かに野坂君なら大丈夫そうね」

剣城「…」

バシューーーーン

天馬「よっと、それ！」

バシューーーーン

剣城「…」

誠二（あの松風という少年、以前よりはパスが上手くなっている。相当練習を積んだな）

三国（今日の試合、3年の俺達以外はこれが初の公式戦なんだ。先輩の俺達が、しっかり結果を出して皆をリラックスさせてやらないとな）

久遠「>>236」

では、練習を終了する。皆集まれ

状況がちょっと把握できないけど。これでいいですか？

久遠「では、練習を終了する。皆集まれ」

ザッ！ザッ！

久遠「…今日の相手は昨年と一昨年、FFで優勝した鬼道が居る。だが、敵は鬼道1人ではない」

神童「星章はキャプテンの水神矢を中心とした守りに、鬼道さんが中心の攻撃…攻守共にハイレベルのチームです。一瞬の隙が命取りとなります。あの練習試合の時と同じ心構えで試合に挑めば、間違いなく負けるでしょう」

「「「「…」」」」

神童「ですが、これまでの練習試合で積み重ねた勝利は本物です。あの日の引き分けも含んで、すべての練習試合は俺達にとってかけがえのない経験となった筈です」

霧野「…確かにな」

神童「練習試合で培ってきた全てを、本番に活かして戦えれば負けません！あの日の油断を捨て、これまでの全てをフットボールフロンティアにぶつけましょう！さあ行くぞ！」

「「「「おおおおおおっ！！」」」」

鬼道「>>242」

今まで長いことずっと放置してました
理由はサボりです
モチベが上がったのでまたssを書き始めます

嘘付け乱立放置クソ野郎
よくバレないと思ってるな、親にどういう育て方されたんだ？

久遠「では、練習を終了する。皆集まれ」

ザッ！ザッ！

久遠「…今日の相手は昨年と一昨年、FFで優勝した鬼道が居る。だが、敵は鬼道1人ではない」

神童「星章はキャプテンの水神矢を中心とした守りに、鬼道さんが中心の攻撃…攻守共にハイレベルのチームです。一瞬の隙が命取りとなります。あの練習試合の時と同じ心構えで試合に挑めば、間違いなく負けるでしょう」

「「「「…」」」」

神童「ですが、これまでの練習試合で積み重ねた勝利は本物です。あの日の引き分けも含んで、すべての練習試合は俺達にとってかけがえのない経験となった筈です」

霧野「…確かにな」

神童「練習試合で培ってきた全てを、本番に活かして戦えれば負けません！あの日の油断を捨て、これまでの全てをフットボールフロンティアにぶつけましょう！さあ行くぞ！」

「「「「おおおおおおっ！！」」」」

鬼道「>>244」

水神矢、全員に集合をかけろ。士気を上げる

鬼道「水神矢、全員に集合をかけろ。士気を上げる」

水神矢「…集合！」

ザッ！

鬼道「星章学園は今日が公式戦初出場、ここまで練習試合以外に他校と戦ったことのない経験の浅いチームだ」

鬼道「…だが、それは決してマイナスではない。築いたものがないなら、同時に失うものも何も無い。怯まずに挑戦しよう。行くぞ」

「「「「おおおお！」」」」

野坂（すごい気迫だ…試合前から、張り詰めた空気がこちらまで伝わってくる…）

誠二「…しっかりと目に焼き付けろ。FFという戦いの厳しさを」

野坂「……はい」

ピイイイイイイイ

角間王将『フットボールフロンティア1回戦、稲妻大付属中学対星章学園の試合は稲妻大付属のキックオフで試合開始です！』

倉間「神童！」

バシューーーーン

神童「攻めるぞ！速攻！」

天馬「はいっ！」

浜野「オッケー！」

速水「任せてくださいっ！」

神童「っ！」

ポーン

天馬「浜野さん！」

バシューーーーン

浜野「速水！」

バシューーーーン

速水「神童君！」

バシューーーーン

鬼道（これは…）

角間王将『稲妻大付属！開始から速いパスを繋いで攻め上がる！』

神童「>>247」

いくぞ！神のタクト！

神童「いくぞ！神のタクト！」

ポワン！ポワン！ポワン！

神童「速水！」

バシューーーーン

神童「っ！」

シュウウウン！

剛陣「なんだぁ！？」

道成「金色のレールが、敷かれた？」

速水「浜野君！」

バシューーーーン

神童「っ！」

シュウウン！
シュウウン！

浜野「っ！」

倉間「っ！」

野坂「…なるほど。神童君はああやって味方に次の動きを指示しているんだ。自分のゲームプランを、そのまま味方全員に伝え実行する。まるで、オーケストラの指揮者みたいに…」

バシューーーーン

倉間「よっし！」

角間王将『神童の華麗なタクティクスでボールは最前線へ！』

倉間「サイド…ワインダー」

バシューーーーン

水神矢「させるか！ふうっ！」

ジジジジジ！！

水神矢「ゾーン・オブ・ペンタグラム！！」

ポーン…ポーン…コロコロ……

角間王将『倉間の必殺シュートが放たれましたがここは星章学園キャプテンの水神矢が好ブロックを見せます！』

倉間「なにっ！？」

水神矢「>>249」

悪いね、君たちの事は研究済みなのさ！

水神矢「悪いね、君たちの事は研究済みなのさ！」

水神矢「鬼道さん！」

バシューーーーン

鬼道「っ！」ﾎﾟｽｯ

角間王将『ボールは水神矢から鬼道へと渡った！星章学園！反撃開始です！』

鬼道（元々稲妻大附属のことは練習試合負けなしと噂され始めた頃からずっとマークしてきた。先の練習試合を含め、何試合も映像を撮った）

鬼道（だが正直、抽選の前はこんな早く当たるとは思っていなかった）

神童「行かせないぞ！」

鬼道（…ふっ、万全の状態からの稲妻の無敗記録を打ち破るのが俺達だと思うと、ワクワクが止まらんな）

鬼道「>>252」

イリュージョンボール！

鬼道「イリュージョンボール！」

ヒュン！ヒュン！ヒュン！

神童「なっ！？」

角間王将『鬼道が神童を抜き去った！司令塔対決は鬼道が制します！』

天馬「行かせないぞ！」

鬼道「隙だらけだ」

クルッ！

天馬「ああっ！？」

角間王将『松風も抜かれます！』

鬼道「折緒っ！」

バシューーーーン

折緒「はあっ！」

ゲシッ！

ヒュルルルルル

折緒「っ！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

クルッ！ギュオオオオオン！

折緒「スペクトルマグナ！」

ドーン！

折緒「…」ｽﾀｯ

角間王将『出たああああ！星章学園エース、折緒の必殺シュートだ！星章学園先制なるか！？』

信助「しまった！」

天馬「三国先輩！」

三国「はああっ！」ﾎﾞｵｵｵ

グルグルグルグルグル！

三国「バーニング！キャッチ！」

ガシィィィィッ！

角間王将『三国防いだああああ！星章学園、先制ならず！』

神童「止めた！？三国さんが！？」

信助「嘘ぉ…」

三国「>>254」

もうネットでクソザコブロッコリーと言われないよう密かに特訓してたのさ！
つまり今のはバーニングキャッチV２だ！

ssとネットネタをごっちゃにされても困るしそもそもバーニングキャッチは極タイプなのでVタイプではありません
なので再安価

鬼道「イリュージョンボール！」

ヒュン！ヒュン！ヒュン！

神童「なっ！？」

角間王将『鬼道が神童を抜き去った！司令塔対決は鬼道が制します！』

天馬「行かせないぞ！」

鬼道「隙だらけだ」

クルッ！

天馬「ああっ！？」

角間王将『松風も抜かれます！』

鬼道「折緒っ！」

バシューーーーン

折緒「はあっ！」

ゲシッ！

ヒュルルルルル

折緒「っ！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

クルッ！ギュオオオオオン！

折緒「スペクトルマグナ！」

ドーン！

折緒「…」ｽﾀｯ

角間王将『出たああああ！星章学園エース、折緒の必殺シュートだ！星章学園先制なるか！？』

信助「しまった！」

天馬「三国先輩！」

三国「はああっ！」ﾎﾞｵｵｵ

グルグルグルグルグル！

三国「バーニング！キャッチ！」

ガシィィィィッ！

角間王将『三国防いだああああ！星章学園、先制ならず！』

神童「止めた！？三国さんが！？」

信助「嘘ぉ…」

三国「>>257」

いつまでも昔のままとは思わないことだな。
（密かに練習してパワーアップさせといてよかったぜ）

三国「いつまでも昔のままとは思わないことだな」

神童「そ、そうですね…」

信助「はい…」

佐曽塚「…なんで俺らより味方の方が驚いてんの？」

早乙女「さ、さあ…？」

三国「速攻！車田！」

ヒュルルルルル

車田「おう！」ﾎﾟｽ

浜野「こっちこっち！」

車田「浜野！」

バシューーーーン

水神矢「佐曽塚！」

佐曽塚「任せトゲ！」

浜野「よっ！」

ザバーーーーン！

佐曽塚「なっ！？」

浜野「なみのりピエロ！」

角間王将『浜野！必殺技で佐曽塚を抜きました！』

浜野「天馬！」

バシューーーーン

天馬「はいっ！」

ﾎﾟｽｯ

角間王将『ボールは松風へと渡った！』

鬼道「…」

天馬（相手はあの鬼道さんか…）ｼﾞﾘｯ…

鬼道「貰った！」

バシュンっ！

天馬「ああっ！？」

角間王将『しかしここは鬼道が好ディフェンス！経験値の差が出たか！？』

天馬「しまっ…」

プシューーーー

鬼道「！？」

霧野「ザ・ミスト」

バシューーーーン

ﾋﾟｯ!!

角間王将『稲妻大附属の守備の要、霧野がボールを外へと出した！』

天馬「…ごめんなさい。俺のせいで」

霧野「気にすんなって。ミスは誰にでもある」ポンッ！

天馬「…」

神童「天馬」

天馬「あっ！？はい…」

神童「緊張してるか？」

天馬「…」

神童「構わないさ。それで。誰だって緊張して当然だ。俺だって、初めてのFFに緊張してる」

神童「…お前は、今どんなことを考えてプレーしている？」

天馬「……チームが、勝つために…全力を」

神童「なるほどな。なら、チームのことはもう考えるな」

天馬「え？」

神童「お前はお前のプレーをしろ。自分に出来ることを、自分のためにやるんだ」

天馬「でも、それだとチームプレーが…」

神童「合わせてやる。俺達がいくらでも。だから、お前は前だけ見てプレーしろ」

天馬「キャプテン…」

天馬「……はい！」

ピイイイイイイイ

角間王将『さあ、星章学園のスローイングで試合再開です』

八木原「…」

ヒュルルルルル

信助「えい！」ﾎﾟｽｯ!

角間王将『西園がインターセプト！』

天馬「こっちだ！」

信助「天馬！」

バシューーーーン

天馬「っ！」ﾎﾟｽｯ

角間王将『松風がドリブルで切り込んで行きます！』

鬼道「行かせないぞ！」

天馬「そよ風ステップ！」

ヒュン！

鬼道「うわっ！？」

八木原「なにっ！？」

白鳥「鬼道さんが抜かれた！」

天馬「キャプテン！」

バシューーーーン

神童「っ！」

ポロロン♪

神童「フォルテシモ！」

バシューーーーン

女子生徒A「きゃー！シン様の必殺フォルテシモ～♡」

女子生徒B「先制は稲妻大よ！」

女子生徒C「素敵！」

角間王将『神童の強烈な必殺シュートだ！稲妻大附属、先制なるか！？』

水神矢「>>261」

ゾーン・オブ…何！？（ディフェンス間に合わず先制）

水神矢「ゾーン・オブ…何！？」

シュウウウン！

天野「うおおおおっ！」ｶﾞﾊﾞｯ!

ズバーン！

角間王将『ゴール！先制したのは稲妻大附属中学です！キャプテン神童が試合をこじ開けた！』

女子生徒A「シン様ーーーー♡」

女子生徒B「かっこいい…/////」

女子生徒C「しゅきぃ…♡」

道成「すごい盛り上がりだな…」

のりか「う、うん…」

万作「やっぱ神童はすげえな」

野坂「…確かに神童君は凄いけど、この得点は西園君のカット、松風君が鬼道さんをドリブルで突破したからこその先制劇だよ」

氷浦「>>263」

チームワークは上々ですね

氷浦「チームワークは上々ですね」

道成「俺達と試合した時より明らかに連携が上がってる。これが、稲妻の本当の姿…」

野坂「いえ。まだ底は見せていないですよ」

のりか「…剣城君だよね」

野坂「恐らく、稲妻は後2.3点取ってくる」

奥入「…野坂君の恐らくは大抵当たりますからね」

服部「誰が点を入れるんだろ？」

野坂の予想通り、稲妻は先制の勢いに乗って攻撃を続けた

倉間「はあっ！」

バシューーーーン

水神矢「ぐっ！」

速水「やあっ！」

バシューーーーン

天野「ふぉっ！？」ｶﾞｼｯ!!

ーーーーーーーーー

佐曽塚「やあっ！」

バシューーーーン

三国「はっ！」ガシィィィィッ

折緒「スペクトルマグナ！」

ドーン！

天城「ビバ！」

ドーーーーン！

天城「万里の長城！」

ドゴオオオオオオ

天城「うわあああっ！」

三国「はあっ！」

ガシィィィィッ

角間王将『両チーム守備が堅い！果たして次の1点はどちらが取るか？』

三国「速攻！」

ヒュルルルルル

天馬「はい！」ﾎﾟｽｯ

野坂「…来るよ」

氷浦（野坂の表情が変わった！）

万作（ってことは、次の1点はここで…）

道成「>>266」

（まさか…あの1年が打つのか！？）

道成（まさか…あの1年が打つのか！？）

天馬「はあっ！」

ギュウウウウンン！！

鬼道（くっ、このスピードでこのドリブル！ドリブルだけならクラリオ以上だ！）

角間王将『松風凄まじいドリブルだ！星章の守りを寄せ付けません！』

天馬「キャプテン！」

バシューーーーン

神童「っ！」

ポロロン♪

神童「フォルテシモ！」

バシューーーーン

女子生徒A「きゃー！シン様の必殺シュート！」

女子生徒B「2点目よ！」

ジジジジジ！！

水神矢「ゾーン・オブ・ペンタグラム！！」

バチイイイン！

女子生徒C「あーん、止められちゃった…」

女子生徒D「でも向こうのキャプテンもイケメンだし…怒りたいけど怒れない…」

ゴーレム「止められたでゴス！」

日和「今度は反応した！」

野坂「…いいや。止めさせた」

剛陣「止めさせたってどういう…おっ！？」

水神矢「同じ手が通じるとでも…」

剣城「はあっ！」

パリーーーーン！

水神矢「なっ！？」

角間王将『剣城がゾーン・オブ・ペンタグラムのエネルギーを粉砕したああああ！』

天野「なんだと！？」

ズバーン！

角間王将『ゴール！稲妻大附属、追加点！キーパー天城も、まさかのプレーに反応できませんでした！』

のりか「凄い…」

つくし「野坂君の言う通りになったね…」

杏奈「>>268」

もう預言者レベルだね…

杏奈ちゃんのセリフとしては違和感あるので再安価します

道成（まさか…あの1年が打つのか！？）

天馬「はあっ！」

ギュウウウウンン！！

鬼道（くっ、このスピードでこのドリブル！ドリブルだけならクラリオ以上だ！）

角間王将『松風凄まじいドリブルだ！星章の守りを寄せ付けません！』

天馬「キャプテン！」

バシューーーーン

神童「っ！」

ポロロン♪

神童「フォルテシモ！」

バシューーーーン

女子生徒A「きゃー！シン様の必殺シュート！」

女子生徒B「2点目よ！」

ジジジジジ！！

水神矢「ゾーン・オブ・ペンタグラム！！」

バチイイイン！

女子生徒C「あーん、止められちゃった…」

女子生徒D「でも向こうのキャプテンもイケメンだし…怒りたいけど怒れない…」

ゴーレム「止められたでゴス！」

日和「今度は反応した！」

野坂「…いいや。止めさせた」

剛陣「止めさせたってどういう…おっ！？」

水神矢「同じ手が通じるとでも…」

剣城「はあっ！」

パリーーーーン！

水神矢「なっ！？」

角間王将『剣城がゾーン・オブ・ペンタグラムのエネルギーを粉砕したああああ！』

天野「なんだと！？」

ズバーン！

角間王将『ゴール！稲妻大附属、追加点！キーパー天城も、まさかのプレーに反応できませんでした！』

のりか「凄い…」

つくし「野坂君の言う通りになったね…」

杏奈「>>271」

本当に凄い・・・

杏奈「本当に凄い・・・」

誠二「…お前達に聞きたい」

野坂「はい。なんでしょう？」

万作「お前達、あれにどうやって引き分けた？」

「「「「……」」」」

野坂「………えっと、引き分ける程に油断してくれたとしか、言えないですよね？」

道成「ああ。っていうか今思うとあの引き分け本当奇跡じゃないか？」

輝「確かに…」

（（（（本当なんで引き分けた？））））

その後も試合は稲妻大附属優勢で進んで行き…

剣城「っ！」

バシューーーーン

天野「ふぉぉ！？」

ズバーン！

角間王将『ゴール！前半終了間際！エースの剣城がまた得点を決めた！』

ーーーーーーー

ピイイイッ

ピイイイッ

ピイイイイイイイ

角間王将『ここで試合終了のホイッスル！ここ稲妻大学で行われたFF開幕戦は、4-0で稲妻大附属中学の勝利！』

生徒A「っしゃあああ！」

生徒B「やったぜ！」

生徒C「いい働きだったぞ神童！」

女子生徒A「シン様、今日もかっこよかった♡」

女子生徒B「公式戦に入ってから一層たくましく…////」

女子生徒C「シン様なら絶対に日本一になれる！」

女子生徒D「シン様！私達を日本一に導いて～♡」

女子生徒E「今日の活躍から、シン様はたくさんの記者に囲まれてインタビューを…////」

記者A「剣城君。デビュー戦からハットトリックおめでとうございます！」

記者B「早速今のお気持ちを…」

記者C「最初から堂々と試合していましたが緊張とかなかったですか？」

女子生徒F「…なんで記者はシン様よりあの1年の子に寄るのよ」

女子生徒G「今日の試合で一番活躍したのシン様よ！意味わかんない！」

女子生徒H「記者の目って節穴ね。だからマスゴミって言われるのよ」

のりか「酷い！剣城君だって頑張ったのに」

氷浦「>>274」

神童が目立ってたのは
前半だけだったからな

神童のファンに喧嘩売ってそうな言い方なので再安価

その後も試合は稲妻大附属優勢で進んで行き…

剣城「っ！」

バシューーーーン

天野「ふぉぉ！？」

ズバーン！

角間王将『ゴール！前半終了間際！エースの剣城がまた得点を決めた！』

ーーーーーーー

ピイイイッ

ピイイイッ

ピイイイイイイイ
角間王将『ここで試合終了のホイッスル！ここ稲妻大学で行われたFF開幕戦は、4-0で稲妻大附属中学の勝利！』

生徒A「っしゃあああ！」

生徒B「やったぜ！」

生徒C「いい働きだったぞ神童！」

女子生徒A「シン様、今日もかっこよかった♡」

女子生徒B「公式戦に入ってから一層たくましく…////」

女子生徒C「シン様なら絶対に日本一になれる！」

女子生徒D「シン様！私達を日本一に導いて～♡」

女子生徒E「今日の活躍から、シン様はたくさんの記者に囲まれてインタビューを…////」

記者A「剣城君。デビュー戦からハットトリックおめでとうございます！」

記者B「早速今のお気持ちを…」

記者C「最初から堂々と試合していましたが緊張とかなかったですか？」

女子生徒F「…なんで記者はシン様よりあの1年の子に寄るのよ」

女子生徒G「今日の試合で一番活躍したのシン様よ！意味わかんない！」

女子生徒H「記者の目って節穴ね。だからマスゴミって言われるのよ」

のりか「酷い！剣城君だって頑張ったのに」

氷浦「>>277」

全くだね。俺達と戦ったライバルが、見ず知らずの他人に悪く言われるのは気分悪くて仕方ないよ…

氷浦「全くだね。俺達と戦ったライバルが、見ず知らずの他人に悪く言われるのは気分悪くて仕方ないよ…」

野坂「…まあ、あんな悪く言われるのも今のうちだけだよ。勝ち進めば、いずれ必ず皆認めてくれるさ」

のりか「……そうだよね！」

誠二「帰るぞ」

剛陣「来た甲斐ってもんがあったな！」

道成「ああ。帰ったら特訓だ」

ーー数日後・星章学園グラウンドーー

鬼道「…」

「2回戦で戦うのはお前だと思ってたよ」

鬼道「……風丸か」

風丸「まさか、1回戦で負けるとは思わなかった」

鬼道「>>281」

俺もだ。新たな雷門の手本になる試合運びにするつもりだったけどな

鬼道「俺もだ。新たな雷門の手本になる試合運びにするつもりだったけどな」

風丸「お前があんなあっさりと負けた相手だ。俺も、覚悟を持って戦いたい」

風丸「……持ってる情報と手に入れた経験を、全て帝国にリークしてくれ」

鬼道「…ああ」

【部室】

つくし「2回戦の相手は美濃道三に決まりました！」

道成「やっぱりか」

誠二「…ではこれより、ミーティングをはじめる」

誠二「2回戦の対戦相手、美濃道三は守りが硬いチームだ」

誠二「その中心は強化委員の壁山だ。必殺のザ・ウォールは普通の方法で潜り抜けるのは不可能だ」

野坂「…この壁を乗り越える為には必殺技が必要になる。ということですね」

誠二「そうだ」

野坂「>>285」

任せてください。必ず試合までには完成させます

野坂「任せてください。必ず試合までには完成させます」

誠二「期待している」

誠二「…そして、ザ・ウォールだが…この技は壁山だけが使える技ではない。美濃道三の選手全員が使える技だ」

つくし「全員のザ・ウォールを組み合わせてオーバーライドへと昇華することでレンサ・ザ・ウォールを作ります」

剛陣「お、おーばー？」

道成「オーバーライド。複数の技を1つにまとめた技のことだ」

剛陣「お、おう…」

道成「……とはいえ、俺も実物は見たことがないからな」

氷浦「試合当日までのお楽しみ、ですね」

道成「そうだな」

誠二「…これらの技を駆使し、鉄壁を誇る美濃道三中学…今から守備の破り方を対策する。いいな？」

「「「「はい！」」」」

【グラウンド】

野坂「はあっ！」

ギュウウウウンン！！

道成「くそ！また一段と速い！」

万作「なんてやつだ！」

つくし「野坂君、試合が進むにつれてどんどん調子をあげてるね！」

杏奈「は、はい…/////」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

つくし「>>288」

…杏奈ちゃーん、野坂君がかっこいいのはわかるけど露骨すぎだよ。
今はマネージャーとしての仕事に集中してね。

つくし「…杏奈ちゃーん、野坂君がかっこいいのはわかるけど露骨すぎだよ。今はマネージャーとしての仕事に集中してね」

杏奈「ご、ごめんなさい…」

誠二「休憩に入る」

杏奈「！」

杏奈「ど、ドリンク渡してあげなきゃ！」

タッタッタッ…

【帝国学園】

それから数日、FFは2回戦の日を迎えた

まずは、帝国学園対稲妻大附属中学のカードだ

生徒A「帝国！」

生徒B「っ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

生徒C「帝国！」

生徒D「っ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

生徒E「今年は王者奪回！」

生徒F「優勝するのは帝国！」

わあああああああああああああ！！！！

霧野「…完全にアウェーだな」

神童「あ、ああ……」

信助「僕たちなんか、ヒールみたいな扱い受けてる…」

久遠「>>291」

ヒールであろうとヒーローであろうと、実力が上の方が勝つ
私はこの程度の雰囲気に呑まれるような特訓をお前たちに課した覚えはない
いつも通り全力で戦え

久遠「ヒールであろうとヒーローであろうと、実力が上の方が勝つ。私はこの程度の雰囲気に呑まれるような特訓をお前たちに課した覚えはない。いつも通り全力で戦え」

「「「「は、はいっ！」」」」

角間王将『今日の試合は、ここ帝国学園から、帝国学園対稲妻大附属中学の一戦をお送りします。注目は影山監督と久遠監督の采配対決！11年前は久遠監督が不祥事を起こした為対戦の機会がありませんでしたが、果たしてどちらが勝つか？』

影山「…プラン通りに行く。いいな」

風丸「はい」

佐久間「>>293」

ふざけるな！風丸なぜ奴に従う！

佐久間「ふざけるな！風丸なぜ奴に従う！」

風丸「勝つためだ」

佐久間「！」

風丸「日本を、世界と戦える強い国にしたい。その為には、総帥の力が必要なんだ」

佐久間「だが奴は！」

風丸「わかってる。お前達が今まで奴にどんな目に遭わされていたかは。だがそれでも俺は、総帥について行くことを決めた」

佐久間「お前、そこまで…」

佐久間「……お前の覚悟はわかった。だが俺達は奴の指示には従わない。俺達は俺達の、サッカーをさせて貰う」

タッタッタッ

風丸「…」

影山「…」

風丸「…これで、いいんですよね？」

影山「ああ」

風丸「……ミーティングでのダミープランが、いい感じに彼らの本能を刺激していますね」

影山「フッ…解き放たれた獣の本能に、果たして稲妻は耐えられるかな？」

神童「…」

バシューーーン

霧野「っと、らしくねえパスだな」

神童「すまん。どうも緊張してな…」

霧野「こんな完全アウェーだもんな。俺らの応援してくれる人はもしかしたら居ないかも……ん？」

のりか「おーい！」

日和「応援に来ましたよ！」

野坂「やあ、神童君」

霧野「…居たよ。味方が」

神童「>>298」

まあ…少しは気が楽になったな

神童「まあ…少しは気が楽になったな」

天馬「雷門の皆さん！応援に来てくれてありがとう！」

天馬「俺達絶対に勝ちますからね！決勝で会いましょうねー！」

野坂「勿論だよ」

神童「…せっかく気が楽になったところでまたプレッシャーのかかることを言う」

神童「……だが、味方が居てくれるとわかったんだ。不甲斐ないプレーは見せられないぞ」

霧野「ああ」

源田「決勝で会おう、か。今の発言はいただけないな」

不動「珍しく気が合うじゃねえか」

源田「お前と気が合っても嬉しくはないな」

不動「…ま、生意気なルーキー達に教えてやろうぜ。帝国の恐ろしさってやつを」

ピイイイイイ

審判「両校整列してください」

佐久間「行こうか」

「「「「おう」」」」

スタスタ…

神童「…雷門！ファイッ！」

「「「「おおおおおお！」」」」

タッタッタッ

野坂「両チーム中央には対極に整列したね」

万作「ああ…」

誠二「>>300」

この試合…高度な頭脳戦になりそうな気がするぜ…
両監督の戦術眼は言わずもがなだし、帝国の不動とかいう奴もかなりくせ者って聞いてる

誠二の口調としては違和感があるので再安価します

神童「まあ…少しは気が楽になったな」

天馬「雷門の皆さん！応援に来てくれてありがとう！」

天馬「俺達絶対に勝ちますからね！決勝で会いましょうねー！」

野坂「勿論だよ」

神童「…せっかく気が楽になったところでまたプレッシャーのかかることを言う」

神童「……だが、味方が居てくれるとわかったんだ。不甲斐ないプレーは見せられないぞ」

霧野「ああ」

源田「決勝で会おう、か。今の発言はいただけないな」

不動「珍しく気が合うじゃねえか」

源田「お前と気が合っても嬉しくはないな」

不動「…ま、生意気なルーキー達に教えてやろうぜ。帝国の恐ろしさってやつを」

ピイイイイイ

審判「両校整列してください」

佐久間「行こうか」

「「「「おう」」」」

スタスタ…

神童「…雷門！ファイッ！」

「「「「おおおおおお！」」」」

タッタッタッ

野坂「両チーム中央には対極に整列したね」

万作「ああ…」

誠二「>>303」

この試合、高度な頭脳戦になるだろうな…

誠二「この試合、高度な頭脳戦になるだろうな…」

角間王将『さあ、帝国学園のキックオフで試合開始です！』

ピーーーーー

寺門「佐久間！」

バシューーーン

佐久間「よし！」

倉間「うおらあー！」

ズザー

佐久間「甘い！」ﾋｭﾝ!

倉間「なにっ！？」

角間王将『帝国学園のキャプテン佐久間、倉間からのスライディングを華麗にかわし攻め上がる！』

神童「行かせないぞ！」

角間王将『ここで神童がマークに付く！キャプテン同士の対決か！？』

佐久間「…見せて貰うぞ、お前の力！」

ポンッ！

神童「！」

角間王将『佐久間、後ろにいた不動へとバックパスだ！』

不動「しっかりと見ておけよ。俺の強さを！」

神童（この人は確かFFに出るのは今年が初めて。帝国学園でスタメンを張るほどの選手ながら全くのノーデータ…）ﾕﾗ-

不動「！」

神童（最初から、最大限の警戒をして行く！）ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

氷浦「凄い集中力だ…」

野坂「構えに一瞬の隙もない…」

不動「>>305」

そこまで警戒してくれるなんて嬉しいねぇ…けど力みすぎだぜ？

不動「そこまで警戒してくれるなんて嬉しいねぇ…けど力みすぎだぜ？」

神童「！」

不動「ジャッジスルー！2！」

ゲシゲシゲシゲシ！

神童「がはっ！」

茜「シン様！？」ｶﾞﾀｯ

霧野「神童！」

不動「おらどけよ、不動明王様のお通りだぜ！」

ギュウウウウンン！！

天馬（速いっ！）

角間王将『不動、神童と松風を抜いた！一気に稲妻大附属の最終ライン目前まで迫る！』

不動「へっ、このまま一気に！」

佐久間「不動！1人で持ちすぎるな！」

不動「…わーってるっての」

寺門「不動！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

不動「……俺の足引っ張んなよ？」ﾆﾔﾘ

不動「おらあ！」

バシューーーン

霧野「三国さん！」

三国「任せろ！ゴールは割らせん！」

寺門「っ！」

バシューーーン

不動「ツインブースト！」

ドンっ！

角間王将『出たああああああ！帝国学園、必殺のツインブーストが炸裂！三国防げるか！？』

三国「はああっ！」ﾎﾞｵｵｵ

グルグルグルグルグル！

三国「バーニング！キャッチ！」

ガシィィィィッ！

角間王将『三国防いだああああ！』

霧野「よっし！」

車田「流石だぜ三国！」

三国「>>307」

任せておけ！(今のは何とか止められたが…これより強い技が来たらバーニングキャッチでは止められない…)

三国「任せておけ！」

三国(今のは何とか止められたが…これより強い技が来たらバーニングキャッチでは止められない…)

三国「さあ速攻だ！」

バシューーーン

佐久間「っ！」ﾋﾟ---

佐久間「皇帝ペンギン！」

バシューーーン

不動・寺門「2号！」

ギュウウウウンン！！

三国「はああっ！」ﾎﾞｵｵｵ

グルグルグルグルグル！

三国「バーニング！キャッチ！」

ガシィィィィッ！

ーーーーーーーー

倉間「サイド…ワインダー！」

バシューーーン

源田「うっ、ぐっ…うおおおおっ！！」

獣「ガアアア！」

源田「ハイビーストファング！」

ガシィィィィッ！！

倉間「なっ！？俺のシュートが…」

ーーーーーーーー

角間王将『帝国学園対稲妻大附属の試合は、前半20分を経過した時点で両チーム0点ずつ！この均衡を破るのはどちらか！？』

神童「神のタクト！」

ポワン！ポワン！ポワン！

神童「速水！」

バシューーーーン

神童「浜野だ！」

速水「浜野君！」

バシューーーーン

神童「倉間へ！」

浜野「はいよっ！」

バシューーーン

神童「倉間！俺に！」

倉間「任せた！」

バシューーーン

神童「っ！」

ポロロン♪

神童「フォルテシモ！」

バシューーーーン

源田「うっ、ぐっ…うおおおおっ！！」

獣「ガアアア！」

源田「ハイビーストファング！」

ガシィィィィッ！！

神童「！？」

角間王将『神童のシュートも防いだ！源王復活か！？』

天馬「そんな…キャプテンのシュートまで止めるなんて…」

源田「>>311」

……俺を舐めるなよ！

源田「……俺を舐めるなよ！」

風丸「速攻だ！」

源田「任せたぞ！」

ヒュルルルルル

風丸「よっし！」

神童「させるか！」

風丸「疾風ダッシュ」

ビュオオオオオオ

神童「ぐわあああああっ！」

茜「シン様！？」

風丸「佐久間！不動！皇帝ペンギンだ！」

佐久間「皇帝ペンギンだと？だが2号は奴には…」

風丸「今までの皇帝ペンギンが2次元とすれば、これから使う皇帝ペンギンは高さを加えた3次元の皇帝ペンギンだ」

佐久間「2次元から3次元への……進化！」

不動「おもしれえ乗った！」

風丸「っ！」ﾋﾟ----

ペンギン達「」ﾕﾗ---

グルグル…

「「「皇帝ペンギン3号！」」」

ドーーーーン！

角間王将『帝国学園の新たな必殺皇帝ペンギン3号が炸裂！先制するのは帝国学園か！？』

三国「はああっ！」ﾎﾞｵｵｵ

グルグルグルグルグル！

三国「バーニング！キャッチ！」

ガシ…

三国「ぐぅ…うおおおお！ぐあああああ！！」

ズバーン！

角間王将『ゴール！先制したのは帝国学園です！』

生徒A「帝国！」

生徒B「っ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

生徒C「帝国！」

生徒D「っ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

生徒E「帝国！」

生徒F「っ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

生徒G「帝国！」

生徒H「っ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

わあああああああああ！！！

風丸「>>313」

見たか稲妻！これが帝国の真の力だ！

風丸「見たか稲妻！これが帝国の真の力だ！」

神童（強い…！）

三国「止められなかった…」

ピッ！ピーーーー！

角間王将『ここで前半終了のホイッスル！1-0、帝国学園先制しています！』

のりか「あの三国さんが先制点を許しちゃうなんて…」

野坂「雷門が台頭してから優勝こそ経験していないが、それでもその前は40年間無敗を誇った強豪だ。相手があの三国さんといえど先制を許すことは有り得ない話ではないよ」

野坂「…だけど稲妻も、ここで終わるようなチームではないよ。それは戦った僕達が一番よくわかってるはずだよ」

万作「…そうだよな」

氷浦「稲妻はここからの追い上げが強いもんね」

野坂（……だよね。神童君）

三国「すまない皆…先制ゴールを許してしまった…」

神童「…」

霧野「…」

「「「「…」」」」

天馬「さ、三国さんは…」

久遠「三国」

久遠「…確かに帝国を相手に先制点を許したのは痛い。それは事実だ」

久遠「だが、部が再開してから今日までこの1年、先制点を許さずゴールを守り続けてきたお前の力を、私は信頼している」

三国「！」

久遠「後半もゴールを任せた。これまでやってきたことを発揮すれば、このチームは負けない」

三国「>>317」

もう、絶対一点も許さぬよう……
ゴール再発防止策を練らないと

いつもの人なので再安価します

三国「すまない皆…先制ゴールを許してしまった…」

神童「…」

霧野「…」

「「「「…」」」」

天馬「さ、三国さんは…」

久遠「三国」

久遠「…確かに帝国を相手に先制点を許したのは痛い。それは事実だ」

久遠「だが、部が再開してから今日までこの1年、先制点を許さずゴールを守り続けてきたお前の力を、私は信頼している」

三国「！」

久遠「後半もゴールを任せた。これまでやってきたことを発揮すれば、このチームは負けない」

三国「>>320」

はい！

三国「はい！」

神童「…」

ポロロン♪

『心に、音楽という癒しを』

『神童楽器は、稲妻大附属中学を応援しています』

神童「…さあ後半戦だ。絶対逆転するぞ」

「「「「おおおおっ！」」」」

ピーーーーー

角間王将『さあ後半戦、稲妻大附属からのキックオフで試合開始です！』

倉間「…」

ポーン……

神童「神のタクト！」

ポワン！ポワン！ポワン！

風丸「開始からいきなりか！」

源田「面白い！」

神童「速水！」

バシューーーーン

神童「浜野だ！」

速水「浜野君！」

バシューーーーン

神童「倉間へ！」

浜野「はいよっ！」

バシューーーン

角間王将『稲妻大附属、華麗なパスワークで一気に前線へと繋いで行きます！』

倉間「今度こそ決めてやる！」

倉間「サイド…ワインダー！」

バシューーーン

源田「うっ、ぐっ…うおおおおっ！！」

獣「ガアアア！」

源田「ハイビーストファング！」

ガシィィィィッ！！

角間王将『帝国学園の守護神源田、稲妻大附属の激しい攻めにも落ち着いて対処しています！』

源田「>>323」

反撃だ！風丸！（油断する事なく風丸にボールを投げる）

源田「反撃だ！風丸！」

ヒュルルルルル

風丸「…」

神童「うおおおおっ！」

角間王将『源田から風丸へボールが渡った！そこに神童がプレッシャーを掛ける！』

風丸「疾風ダッシュ」

ビュオオオオオオ

神童「ぐわあああああっ！」

角間王将『だがここも風丸がドリブルで抜き去ります！』

佐久間「風丸、不動！とどめを刺すぞ！」

風丸「おう！」

不動「決めてやるぜ！」

風丸「っ！」ﾋﾟ----

ペンギン達「」ﾕﾗ---

グルグル…

「「「皇帝ペンギン3号！」」」

ドーーーーン！

角間王将『出たああああああ！帝国学園の最強必殺技皇帝ペンギン3号！帝国2点目なるか！』

天城「ビバ！」

ドゴーン！

天城「万里の長城！！」

ドゴオオオオオオン

天城「うわあああああっ！！」

角間王将『天城が必殺技でシュートブロックに行きますがここは防げず！』

三国「はああっ！」ﾎﾞｵｵｵ

グルグルグルグルグル！

三国「バーニング！キャッチ！」

ガシィィィィッ！

三国「ぐっ、ぐ……」

三国（駄目だ…防ぎきれない……）

天馬「三国先輩！退いてください！」

三国「天馬…！？」

天馬「俺を、信じてください！」

三国「……わかった」

三国「…」

バシュン！

佐久間（ボールが三国の手を離れた！）

不動「しゃあ！2点目だ！」

風丸「！」

風丸「いや、まだだ！」

天馬「うおおおおおっ！！」

ドーーーーーーン！！

葵「天馬！？」

水鳥「あいつ、なんて無茶を！」

水鳥「……ってあれ？」

シュルシュルシュル…

角間王将『と、止めた！稲妻大附属、3人がかりで皇帝ペンギン3号を防ぎました！』

佐久間「馬鹿な！あれを止めるのか…」

天馬「っ！」

角間王将『松風ドリブルで攻め上がる！』

不動「>>327」

させねえ！！

不動「させねえ！！」

天馬「そよ風ステップ！」

ヒュン！

不動「うわっ！？」

天馬「そよ風ステップ！」

ヒュン！

風丸「しまった！」

角間王将『松風、不動風丸を連続抜き！稲妻大附属、反撃開始なるか！？』

佐久間（どうなっている！あいつ、皇帝ペンギン3号をモロに受けた筈なのにピンピンしているじゃないか！）

天馬「剣城！」

バシューーーーン

角間王将『ボールは松風から剣城へと繋がった！』

剣城「…」ｽｯ

ゲシッ！

剣城「デスソード」

ギュオオオオオオオオ…

剣城「っ！」

ドオオオオオンン！！！

五条「決めさせません！」

成神「そんなところから打って決めようだと！？」

万丈「舐めるな！」

ドーーーーーーン！！

「「「うわあああ！」」」

源田「うっ、ぐっ…うおおおおっ！！」

獣「ガアアア！」

源田「ハイビーストファング！」

ガシィィィィッ！！

源田「うおおおおお！！」

ギュウウウウンン！！

源田「なにっ！？な、なんだこの威力は…」

ズバーン！

角間王将『ゴール！稲妻大附属、ついに同点まで追いついた！』

帝国生徒たち「「「「」」」」

天馬「やった！同点だ！剣城！ナイスシュート！」

剣城「フッ…」

神童「>>329」

流れは来てる。絶対逆転するぞ！

神童「流れは来てる。絶対逆転するぞ！」

「「「「おおおおっ！」」」」

天馬「剣城！絶対また繋ぐからもう1点頼むよ！」

タッタッタッ

水鳥「大丈夫そうだな」

葵「ええ…正直ヒヤヒヤしましたよ…」

神童「っ！」

ポロロン♪

神童「フォルテシモ！」

バシューーーーン

源田「もう決めさせない！うおおおおっ！！」

獣「ガアアア！」

源田「ハイビーストファング！」

ガシィィィィッ！！

神童「くっ…」




























佐久間「っ！」ｸﾙｸﾙｸﾙｸﾙ

寺門「っ！」ｸﾙｸﾙｸﾙｸﾙ

洞面「っ！」ｸﾙｸﾙｸﾙｸﾙ

「「「デスゾーン！」」」

ジジジジジ！！

三国「はああっ！」ﾎﾞｵｵｵ

グルグルグルグルグル！

三国「バーニング！キャッチ！」

ガシィィィィッ！

両チーム一歩も譲らず、試合はラスト3分まで1-1の均衡が続いた

のりか「…」ｺﾞｸｯ

道成「残り時間を考えても、次の1点を取った方が勝利だ…」

万作「野坂は、どっちがゴールを決めると思う？」

野坂「>>334」

な阪関

両チーム一歩も譲らず、試合はラスト3分まで1-1の均衡が続いた

のりか「…」ｺﾞｸｯ

道成「残り時間を考えても、次の1点を取った方が勝利だ…」

万作「野坂は、どっちがゴールを決めると思う？」

野坂「>>336」

…稲妻大かな

野坂「…稲妻大かな」

天馬「そよ風ステップ！」

ヒュン！

成神「しまった！」

天馬「剣城！」

バシューーーーン

野坂「遠くからのデスソードが4人でも止められなかったんだ。ペナルティエリア内から打たれたら止められる道理はないよ」

剣城「…」ｽｯ

ゲシッ！

剣城「デスソード」

ギュオオオオオオオオ…

剣城「っ！」

ドオオオオオンン！！！

源田「うおおおおおっ！！」

ズバーン！

角間王将『ゴール！稲妻大附属！大逆転！帝国の守護神、源田も必死に飛び込みましたが僅かに及ばず！！』

源田「……くそっ！」

万丈「……おわった」

五条（終わり…ですか……）

風丸（不味い！今のゴールでチームの士気が下がった！）

風丸「まだd佐久間「まだだ！試合は終わってない！」

「「「「！」」」」

佐久間「俺はまだ、お前達とサッカーをしていたい！僅かでも、勝てる可能性があるなら最後までしがみつきたい！たとえ周りが無様だと笑っても、それでも俺は勝ちたいんだ！ここに居るみんなと！」

源田「佐久間…」

不動「…ったく…何を言い出すかと思えば、甘っちょろい青春ごっこでもしてるつもりかよ」

佐久間「なにっ！」

不動「…まあでも、キャプテンにここまで言わせたんだ。俺は元から試合を諦めてなかったが、その青春ごっこに付き合ってやるよ」

源田「……俺も最後まで戦おう！」

万丈「帝国学園が試合を途中で諦めたなんてことになったら、俺らは末代まで恥だって言われちまうよな！」

五条「くっくっく…私達の代を帝国の恥だと思わせない為にも、最後までくらいついてみせましょう」

佐久間「…これが最後だ！行くぞ！」

「「「「おおおお！！」」」」

風丸「疾風ダッシュ！」

ビュオオオオオオ

神童「うわあああっ！」

風丸「不動！」

バシューーーーン

不動「ジャッジスルー！2！」

ゲシゲシゲシゲシ！

天馬「うわあああっ！」

不動「決めろ佐久間ァ！」

バシューーーーン

佐久間「これで…最後だ！」

佐久間「っ！」ｸﾙｸﾙｸﾙｸﾙ

寺門「っ！」ｸﾙｸﾙｸﾙｸﾙ

洞面「っ！」ｸﾙｸﾙｸﾙｸﾙ

「「「デスゾーン！」」」

ジジジジジ！！

三国「はああっ！」ﾎﾞｵｵｵ

グルグルグルグルグル！

三国「バーニング！キャッチ！」

ガシィィィィッ！

三国「うおおおおおおっ！！」

ジリッ…

三国「ぐぅっ…！」

佐久間「行けえええええっ！！」

三国「おおおおおおっ…！！！」

シュウウウウ～～

三国「ハァ…ハァ……」

佐久間「…防がれた、か」

帝国学園は逆境に陥っても最後の最後まで諦めなかった

僅かな可能性を信じて、自分たちの全てを尽くし……

そして……負けた

ピイイイッ

ピイイイッ

ピイイイイイイイ

角間王将『ここで試合終了のホイッスル！フットボールフロンティア2回戦、帝国学園対稲妻大附属中学の試合は1-2で稲妻大附属中学の勝利！』

生徒A「負けた…」

生徒B「我々が、2年連続で優勝を逃すなんて……」

生徒C「しかも今年は関東地区予選の、初戦で敗退……」

生徒D「一度も勝てずに夏が終わるなんて、こんなことが……」

生徒達「「「「…」」」」

誠二「帰るぞ」

雷門イレブン「「「「はい！」」」」

剛陣「…再確認したぜ。稲妻大の強さ」

のりか「うん…」

氷浦「…絶対に戦いたい。彼らと。今度こそ本気で」

野坂「そうだね。僕もそう思うよ」

道成「その為には、特訓を重ねないとな」

野坂「はい」

佐久間「…負けたよ。流石、鬼道を倒しただけのことはある」

神童「ありがとうございます」

源田「勝てよ。俺達の分まで」

神童「はい！」

風丸「>>343」

……今日で引退か。だが、悔いはない

風丸「……今日で引退か。だが、悔いはない」

風丸（この中から、必ずFFI日本代表に選ばれる選手が出てくるだろう。世界への挑戦は、彼らに任せよう）

影山「…退くぞ」

風丸「はい」

そしてその日の夜…

風丸は鬼道を帝国学園のグラウンドに呼び出した

風丸「すまなかったな。せっかく情報をリークして貰ったのに負けてしまった」

鬼道「いや、俺も松風のあの技は想定外だった」

鬼道「…ボールのダメージを最小限に抑える動きが出来るなんて、思わなかった」

風丸「……もしかしたら強化委員の本当の意味は、自分のチームを育てる以上に他所からの掘り出し物を探す意図の方が強かったのかもな」

鬼道「…これからどうするんだ？高校でも、サッカーを続けるのか」

風丸「ああ。とりあえず残りの中学生活は、受験勉強に専念かな」

鬼道「>>346」

名門校を目指すんだ

いつもの人なので再安価します

そしてその日の夜…

風丸は鬼道を帝国学園のグラウンドに呼び出した

風丸「すまなかったな。せっかく情報をリークして貰ったのに負けてしまった」

鬼道「いや、俺も松風のあの技は想定外だった」

鬼道「…ボールのダメージを最小限に抑える動きが出来るなんて、思わなかった」

風丸「……もしかしたら強化委員の本当の意味は、自分のチームを育てる以上に他所からの掘り出し物を探す意図の方が強かったのかもな」

鬼道「…これからどうするんだ？高校でも、サッカーを続けるのか」

風丸「ああ。とりあえず残りの中学生活は、受験勉強に専念かな」

鬼道「>>349」

世界大会には、出ないのか？お前もイナズマジャパンの内定は貰っていた筈だが…

鬼道「世界大会には、出ないのか？お前もイナズマジャパンの内定は貰っていた筈だが…」

風丸「去年はスペインに完敗して、今年はFFで1勝も出来なかった俺が代表選手なんておこがましいさ」

鬼道「……なるほど」

鬼道「今の話を聞いてようやく俺も決心がついた」

風丸「彼らなら、俺達が敗れた相手にも勝ってくれるかもな」

鬼道「あいつらがどこまで成長するか、今から楽しみだ」

稲妻大附属中学が帝国を下し準決勝へと駒を進めました

稲妻大附属の準決勝の相手はどこの学校にしますか？

>>352

また、雷門対美濃道三の前に2回戦3試合目の勝者はどの学校にしますか？

>>353

秋葉名戸学園

GOの学校が有りなら海王学園
無しなら安価下

【それから数日後】

誠二「それまで。今日の練習はここまでにする」

「「「「お疲れ様でした！」」」」

つくし「皆さん！明日はいよいよ試合ですね！頑張りましょう！」

奥入「…明日には、伊那国サッカー部の明暗が決まるんですね」

「「「「…」」」」

明日に控えたFFに、一同は沈黙した

だがその空気を変えたのは…

野坂「明日絶対に勝って、僕達のサッカー部を取り戻しましょう」

「「「「！」」」」

野坂の一言だった

のりか「>>355」

お前本当乱立とスレ投げ出して逃げるのだけは一人前だよな

のりか「いや～さすが次期キャプテンは違うね」

道成「俺なんて緊張で声かけられなかったのに…」

剛陣「いよぉし！明日はこの俺が活躍してチームを勝利に導いてやるぜ！」

輝「…僕には皆さんのように背負ってるものはない。でも足を引っ張らないように出来ることを精一杯やります！」

野坂「やりましょう。明日、絶対に勝ちましょう」

「「「「おおおお！」」」」

誠二「>>359」

フッ…（微笑む）

誠二「フッ…」

明日の自分達の初戦に向けて決意を固めた野坂達

果たして彼らは、明日の試合を勝つことができるのか？

そして、伊那国サッカー部を取り戻すことが出来るのか？

【決戦の日・室内グラウンド】

わあああああああああ！！！

野坂「結構お客さん入りましたね」

道成「あ、ああ…」

氷浦「前の練習試合が効いたのかな？」

野坂「かもね」

剛陣「>>362」

いいじゃねーか。やっとらしくなってきた！

剛陣「いいじゃねーか。やっとらしくなってきた！」

のりか「こんな大勢の人の前でサッカーが出来るなんてサッカー選手冥利だよね！」

服部「うん！」

輝「監督、初陣は必ず白星を届けますからね」

誠二「期待しているぞ」

道成「…よし！アップ行くぞ！」

「「「「おおおお！」」」」

野坂「はあっ！」

バシューーーーン

のりか「よっと！」

パシッ！

輝「やあっ！」

バシューーーーン

のりか「それっ！」

パシッ！

剛陣「うおおおおおっ！！」

日和「うわ、剛陣先輩凄い気合い…」

道成「負けてられないな、俺達も」

日和「はい！」

タッタッタッタッ！！！

壁山（あれが今の雷門…雰囲気は良さそうッス）

齋藤「皆よく聞け！今日の対戦相手はあの日本一の雷門やない。新設の雷門や。日本一のメンバーが揃っとる訳やない、はっきり言って無名の相手や」

齋藤「私らが今までやってきたサッカーが出来れば、勝てる！」

岩垣「初戦の勢いを大事に、かつ攻める気持ちを忘れずに試合に臨みましょう！」

「「「「おおおお！」」」」

壁山「>>365」

（強化委員のほとんどが尽く最初の試合で躓いたッス…俺は同じ道を歩まないようにしないと…）

壁山（強化委員のほとんどが尽く最初の試合で躓いたッス…俺は同じ道を歩まないようにしないと…）

GK………… 1

DF15……4……3……2

MF6…………7…………8

FW……9……10……11

※壁山の背番号は15です

角間王将『FFも序盤は残すはこの試合のみ！FF2回戦、勝てば準決勝進出が決まるこの大事な一戦、実況は私、角間王将でお送りします！』

FW……11……10……9

MF……8………7………6

DF…5……4…………3……2

GK………………1

ピイイイイイイイ

角間王将『FF2回戦、雷門ボールからキックオフです！』

野坂「…」

ポーン

角間王将『雷門中のエース野坂、キャプテン道成へとボールを渡します。さあ、雷門は一体どんな戦術で来るか？』

道成「……日和」

ポーン

日和「っと」

角間王将『ディフェンスへとボールを渡します。まずは自陣でパスを繋いでいくつもりでしょうか？』

【観客席】

風丸「開始から5分…雷門は攻める気配がないな」

鬼道「慎重なのか、あるいは縮こまっているだけか…」

風丸「…どちらにせよ、美濃道三には壁山が居る。いくら雷門でもそう簡単には試合は動かせないだろうな」

鬼道「>>369」

そうだな。雷門が必殺技を習得してない限りはだがな。

鬼道「そうだな。雷門が必殺技を習得してない限りはだがな」

風丸（やはり鬼道も、雷門は必殺技を覚えていると見てるか。問題は必殺技がいつどこで出るか、雷門のターニングポイントはどこになるのやら…）

生徒A「いつ攻めるかな…」

生徒B「…」ｺﾞｸｯ

試合開始から間も無く10分を過ぎようとしていた

道成「こっちだ！」

バシューーーーン

道成「よっし！」

盾野「うおおおお！」

道成「！」

道成「ゴーレム！」

バシューーーーン

ゴーレム「ゴッズ！」

剛陣「……おい！そろそろボールを回してくれ！」

道成「剛陣…」

剛陣「攻めなきゃ試合には勝てないんだぜ！頼む！」

ゴーレム「…キャプテン」

道成「>>372」