~体育倉庫~
めぐみん「参りましたね」
スバル「ああ、参ったな」
めぐみん「まさか…」
2人「体育倉庫に閉じ込められてしまうとは…」
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めぐみん「まさかあのトンガリを2人で片付けに行ったら」
スバル「後ろでガラガラ~って音がしたから振り向いてみたら…」
めぐみん「シャッター閉められてましたね」
スバル「ったく誰だこんなことしやがったのは…」
コキュートス「開ケッパナシハヨクナイ」
スバル「まさかこんなベタベタな展開になるとは…」ハァ
めぐみん「そのため息は何ですか?」
スバル「いや、どうせならエミリアたんと閉じ込められたかったな~と」
めぐみん「私と一緒では不安だと!?」
スバル「まぁそうだな…」
めぐみん「しかし私といたことを幸運に思うがいいでしょう!」
めぐみん「なぜなら私の爆裂魔法でこのシャッターを破壊して脱出できるからです!」
スバル「それはやめろ!」
めぐみん「むぅ、何故ですか?」
スバル「こんな狭い所で使ったら俺達も吹っ飛んじまうだろ!」
めぐみん「確かにそうですね…残念」
スバル「ホッ…」
めぐみん「ではどうしましょう」
スバル「大丈夫だ、きっとどうにかなる」
スバル「きっとエミリアたんが俺の事を心配して探しているはずだ」
めぐみん「そうですね…カズマもきっと私を探していることでしょう」
スバル「仲間って、いいよな…」
ガララララ…
スバル「ほーら開いた!きっとエミリアたんが来てくれたんだ!」ダッ
ガシッ
スバル「ああ、この透き通った肌、間違いなく…」
コキュートス「スマヌ、中ヲチャント確認シナカッタ」
スバル「」
レム「良かった…スバル君がいなかったのでコキュートスさんに探してもらったんですよ」
ラム「まったく、虫に抱き着くなんてバルスの性癖もたかが知れてるわね」
スバル「なんか想像してたのと違うけど…ありがとな」
めぐみん「ところでカズマは私の事を探してましたか?」
レム「いえ、特にそのようなことは…」
めぐみん「そうですか…」
~数日後 体育倉庫~
アインズ「参ったな…」
エミリア「参ったね…」
アインズ「まさか…」
2人「体育倉庫に閉じ込められてしまうなんて…」
エミリア「まさかトンガリを片付けに来たらシャッターを閉められるなんて…」
アインズ「魔法で破壊してもいいが、それは校則に引っかかりそうだしな」
エミリア「どうしよう…」
アインズ「案ずることはない、気長に待とうではないか」
エミリア「うん…」
エミリア「パックもいないし、本当に大丈夫かな…」
アインズ「我々には心強い仲間がいる、きっと大丈夫だ」
エミリア「アインズ君がそう言うならきっと大丈夫だよね」
アインズ「そうか?」
エミリア「ふふっ」
アインズ「ハハハハハハハハハ…」
アインズ(気まずくなるかと思ったけど、案外そうでもなかったな)
??「ふんぬおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」
ガララララ
アインズ「ん?」
アルベド「アインズ様!」
アインズ(ほら来た)
パック「ゴメンねリア、ちょっと目を離したスキに…」
エミリア「うん、こっちこそごめんねパック」
アルベド「そこの女!アインズ様とこんな密室で2人きりなんてうらやま…いやどんなふしだらなことを…」
アインズ(あ、これめんどくさい奴だ)
エミリア「な、なにもしてないよ…」
パック「そうだよ、リアはそんなことする子じゃない」
エミリア「むしろ励ましてもらったくらいで…」
アルベド「そうなのですか?アインズ様」
アインズ「ああ、だからお前が気にする事など何もない」
アルベド「流石アインズ様、貴女もその慈悲に感謝することね!」
エミリア「あ、あはは…」
パック「やっぱこの人たちおかしいよねリア」
アインズ(何か…色々とゴメン)
~さらに数日後、体育倉庫~
ケーニッヒ「まずいな」
ノイマン「だな」
カズマ「まずいなぁ…」
アクア「うわあああああああああああああああああああん!!!!体育倉庫に閉じ込められたああああああああああああああ!!!!」
ヴァイス「うるさいですよアクアさん」
カズマ「畜生…俺たちはただ隠れてシュワシュワを堪能してただけなのに…」
ケーニッヒ「まさかシャッターを閉められるとは…」
ノイマン「だな」
ヴァイス「これも風紀を破った罰なんだろうか…」
アクア「ま、まだ大丈夫!何とかなるわ!」
アクア「今この場に女神である私がいることを感謝しなさい!」
ヴァイス「一体何をする気ですか?」
アクア「決まってるじゃない」
アクア「魔法でシャッターぶっ壊すのよ!:
カズマ「おいやめろ」
アクア「行くわよ~」ゴゴゴ
ヴァイス「ちょ、ちょっと待っ…」
アクア「セイクリッド・クリエイトウォーター!!!!!」
ザッパーン!
アクア「嘘!?これでシャッター壊れないの!?」
アクア以外全員「ガボボボボボボ・・・・・」
ターニャ「カズマの奴、放課後の巡回に遅刻するとは…」
デミウルゴス「おや?体育倉庫の方が騒がしいですね」
ターニャ「そういえば開けっ放しになっていたから閉めておいたとパンドラズ・アクター先生が言っていたな」
デミウルゴス「様子を見に行ってみましょうか」
ターニャ「そうだな」
カズマ「この後滅茶苦茶怒られました」
~さらにさらに数日後、体育倉庫~
マーレ「どうしましょう…」
ベアトリス「どうしようもないのよ」
グランツ「くそっ…まさか…」
3人「体育倉庫に閉じ込められてしまうなんて…」
マーレ「まさかトンガリを片付けに来たら…」
ベアトリス「シャッターを閉じられるなんてついてないのよ」
グランツ「ここは俺が何とかしてやる!」ガシッ
グランツ「ふんぬおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!」グググ…
マーレ「シャッターを持ち上げようとしてる…」
ベアトリス「いつまでかかるのかしら」
ベアトリス「ところで」
マーレ「はい?」
ベアトリス「貴方って本当に…男なのかしら?」
マーレ「ええそうですよ、だから…」ガシッ
グランツ「えっ」
マーレ「ふんっ」ググッ
ガララララ・・・
ベアトリス「開いた…のかしら」
マーレ「えへへ」
ベアトリス「どうやら信じざるを得ないのかしら」
グランツ(何だ、この敗北感は…)
~さらにさらにさらにさらに数日後、体育倉庫~
ゆんゆん「ああ、トンガリを片付けに来たら体育倉庫に閉じ込められちゃった…」
ゆんゆん「でも大丈夫!きっと誰か助けに来てくれるよね!」
ゆんゆん「ガンバレ私!」
彼女が助けられたのは、一晩明けてからだった…
~おわり~
以上になります
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