魔剣転生 part2 (1000)

タイトルの通りです。
あなたは魔剣としてこの世に生誕します。
そして人間や魔族、時にはそれ以外の何かに遣われる事により、人生ならぬ剣生を過ごしていきます。

これまでに

『天帝』
『虐殺卿』
『太陽王』
『黒翼の魔王』

に遣われました。

以前の軌跡です。

魔剣転生
魔剣転生 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/dat/1600631344.dat)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1601538661

途中までのステータス公開です。


☆遣い手ステータス

『僻地に住む青年』
名前:ヤマト
年齢:18
属性:巨炎(火+火)

物理戦闘力:?
魔法戦闘力:?

極東の僻地に居を構える青年。
独特な価値観を持ち、人魔の争いに意味はないと思っている。
ネーミングセンスも独特で、かなり酷い。
魔獣を何匹か飼い慣らしている。

☆魔剣ステータス

名前:天帝剣ハルシオン
特徴:刀身に翼の様な刻印が施された、銀色の剣。
属性:風+水+光=神雷

スキル:【雷翼】

属性:風雷(風+水)
迸る雷の翼を創り、雷速で空を駆ける。
一応速度は調整可能。
戦闘では相手の物理戦闘値を無効化。

スキル:【神威瀟来・黒天】

属性:重力(風+水+土)
広大な場所に於いてのみ発動可能。
黒き雷の化身が召喚され、その化身の持つ槌(ハンマー)が振り下ろされると同時に、濁流の様な黒い雷の壁が瀑布の様に天より流れ落ちる。
また化身の周りでは広範囲の重力領域が展開され、敵味方関係無しに全てを押し潰していく。
戦闘では魔法戦闘値を120倍にした状態で計算、3ターン分の確定命中、一部のスキルを貫通。

スキル:【奮い立て、勇気ある者(ブレイヴァーズ・ソウル)】

属性:神炎(光+火)
所有者の善性・勇気に応じてその可能性を無限に上昇させる。
また、所有者や敵対者の闇を喰らい、自らの力にする事が可能。
ただし、量は微量。……少なくとも、今は。
戦闘では、
物理戦闘値+42
魔法戦闘値+41
を加算する。

スキル:【天魔の審判】

属性:皇焔(闇+光+火)
魔王レオンの意思を継ぐ者が編み出した、裁きの大規模殲滅魔法。
闇と光の両方の性質を持つ為、神や魔に対して高い特効性を持つ。
加えて本来の威力も十分に高い為、火属性相手にも十分通用する。
ただし構築術式が非常に複雑な為、未熟な遣い手は発狂する恐れもある。
戦闘では魔族、神、神の信仰者に魔法戦闘値を250倍にした上で計算、2ターン分の確定命中、あらゆるスキルを貫通。
魔法戦闘値100未満は使用不可能。

あと前回の1000は、初手行動を1回分増やすという感じになりました。

ただ謎の人に荒らされてしまった為キャラメイクが完全には済んでません。
延長して申し訳ありませんが、もう少しお付き合い下さい。

僻地に住んでいるヤマトくんですが、どういった家族構成なのでしょうか?
決めてきましょう。

91以上 安価
90~70 親+兄弟姉妹誰か
70~30 兄弟姉妹誰か
29以下 天涯孤独

下1

新スレ乙です
一応今までの流れ備忘録

第一部 遣い手:帝国第一皇女シェル=フォン=ハルシオン(後の『天帝』)    舞台:帝国
魔剣転生 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1600631344/1-143)
意識覚醒以前      帝国の外れに突き刺さっているところを発見される
意識覚醒時(0年目)   皇帝によって魔剣はシェルに贈られる。しばらくして魔王軍が帝国に侵攻したが、シェルが魔剣を使い迎撃し、四天王の一人神父マイケルと20000以上の敵を倒し魔王軍を半壊以上の状況まで追い込んだ。
少し後         魔剣は威力を危険視され、皇帝の命令により奈落の谷に落とされる。その後皇帝とシェルの帝位時代は恵まれた時代となり『天帝時代』と呼ばれるようになった


第二部  遣い手:『虐殺卿』ベリオル→『太陽王』レオン・ファン・シュヴァルツヴァルト    舞台:ベリオルの居城→魔王城
魔剣転生 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1600631344/143-446)
97年後      魔剣はベリオルの手に渡り、ベリオルは魔王城及び城下町を破壊。住民を9割以上殺害し四天王をも全員討ち倒したが、遠征先から帰還した魔王レオンに魔剣が寝返り、結果ベリオルは打ち取られた。
        後にこのことは『虐殺卿事件』と呼ばれるようになる
97年と数週間後 魔剣の意志をくみ取ったレオンにより次元のゲートを使って手放される


第三部本編 遣い手:鳥人の女生徒 ユリアーネス(後の『黒翼の魔王』) 舞台:魔族の学園→新魔王城
魔剣転生 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1600631344/446-847)
97年と半年後   半年間放置されてたところをユリアに学園からの帰路で発見される
その年の10月   学園を人間が襲撃したが犠牲者0で殲滅。応援としてやってきた四天王ナシュラ(第二部では近衛兵)に魔剣の存在と現保有者がユリアであることが発覚し、新魔王城へ召喚。そこで対面したレオンとの問答の結果、ユリアは後継者に選ばれる

第三部その後 
97年~376年間  初期のユリアは気弱な性格が災いし、政治や戦争に影響を及ぼした。
         しかし自身の立場を自覚してからは、それまでの失態が嘘の様に減り、武力方面を中心に破竹の勢いで実績を残し、過程に於いて勇者も討ち取った為、魔族からは大いに信頼された。
政治関係でも回復し、次代の魔王としての器を完成させた。
         これらの功績で四天王筆頭、軍部総帥となり、歴代最高の戦略家として知られることとなる。
376年後     レオン病死(享年489歳?)。ユリアが魔王として即位
460年後   在任時のユリアもレオンと同じく良政を行い、また最強の武力を持つ魔王として君臨したが後任育成のため退任。その後は魔王城に程近い屋敷で友と共に過ごした。
568年後  ユリア暗殺?(享年501歳?)

みんな凄い肩書があるぐらい歴史に名を残しちまったんだなぁ...

>>5
ありがとうございます!!
マジで!!!

兄弟姉妹の誰かになりましたね。
まぁ1~2人くらいの兄弟もしくは姉妹が居て、親は死亡しているもしくは失踪していると。
悲しいですね。

とはいえコンマが決めた事は絶対、ヤマトくんのご両親は存在しないという事で決定しました。
次に、飼い慣らしてる魔獣の種類を決めていきましょう。
どういうのでしょうね?
出来ればヤバいのはやめて欲しいですけど。

91以上 ???
90~70 熊系中心
69~50 狼系中心
49~30 猫系中心
29以下 他小動物たち

下1

中心なので他のも飼い慣らしてます。
まぁぶっちゃけいえば相棒ポジの子のタイプ決めみたいなもんです。

ほい

金太郎かな?

熊さんです。
ただこれ無意識でこっちで勝手に決めてしまったんですが大丈夫ですか?
一応熊クラスで他に良いのがあったらそれらも種族適性とします。
相棒安価(結構先)するまで希望をレスで並べてって下さい。
ただし熊以上でも、熊以下でもダメです。
つまりライオンやトラ、カバやゴリラは良いですが、竜やゾウクラスはダメって感じです。
~ってどれくらいよ?って思ったら>>1に訊いてください。

次、魔剣の属性変化です。
現在神雷(水+風+光)ですが、変更しますか?
する場合は、闇、火を上記に加えて考慮した上で3つ記して下さい。
変更無しも可能です。

下1

えっと
熊中心に飼い慣らしてはいるけど
使役出来る適性を変えられる
って意味だよな?
安価なら下

>>11
そうです。
相棒のみ安価時に種族変えられる感じです。
まぁ適性増えるだけですので、そのまま熊でも良いですよ。

安価なら下です。

変更無しですね。
オッケーです。

では次、地味に怖い戦闘力決め。
どんなもんなんですかね?
人間なんで大分判定結果下がりますよ。

……ブレソルさんで結構補正掛かりますけど。


物理戦闘値

結果÷2

下1

魔法戦闘値

結果÷2

下2

どうだろね

物理戦闘値+2
魔法戦闘値+33

筋力が貧弱過ぎる……。
男としては情けないんじゃないでしょうか。
流石にこれは訓練した方が良いかもしれません。

このままだと近接戦闘では魔獣、ハルシオンなしの場合子供にすら負ける可能性あります……。

ちなみに職業は何をやっている感じでしょう?

71以上 安価
70以下 冒険者、もしくは傭兵

下1

冒険者、傭兵ですね。
まぁ魔法には人間の中ではそれなりに優れてて、実際複合属性持ってるくらいではあるけど、体は貧弱と。
ぶっちゃけ魔獣使いポジなんで野生児的な側面も想定してたんですけどね……。

まぁ取り敢えずこれで本人関係は終わりました。
次は兄弟姉妹(1人のみ)の安価をします。
名前、年齢、性別、性格や特徴を書いてって下さい。

下3~5まで

今回は、アザミちゃんにします。
安価下さった方々感謝感謝です。

でももう相棒以外決める事ないっぽいですね……。
他の部分はストーリーで決めれば良い事ですし。

虎系しか出てませんが、皆さん適性これで良いですか?
虎、熊系のどちらかのジャンルに限定されちゃいますよ。
本当に遠慮しないで言っちゃって下さいね。

3つくらい出るか、55分超えた辺りで完全に安価準備に入ります。

そういや今のハルシオン改造されてガンソードになってるんだよな?
だったら銃モードの特徴とか考えないのか?

ゴリラがありなら東洋っぽく猩猩とかもいいかな?

>>27
待ってました!
ガンソードに関しては、実は作中で『程度』が決まります。
とはいえそこまで大きな変化は無いんで期待され過ぎてもあれなんですが。

ステータスが変動する程ではないです。
作中の戦闘で、自由に動ける程度です。
また、ガン部分はいずれ破壊される可能性があります。

自由に動ける→多少自由に動ける、ですね。
自由に動けたらステータス変動ないとおかしいじゃん。

獅子、虎、猩猩、熊のいずれかですね。
では、それらの範疇で相棒の名前、年齢、性別、系統、性格や特徴を書いてって下さい。

下3~5まで

なるほど、でも特徴ぐらいは

実弾と魔翌力をこめて撃つのと両方使える
ただし威力は実弾の方が上
魔剣と持ち主の属性で属性付与の弾丸が撃てる

みたいな

名前 スオウ
年齢 18
性別 オス
系統 猩猩
性格 理知的でめったなことでは怒らない
特徴 人語はしゃべれないが手話でコミュニケーションがとれる。手先も器用でよく道具づくりをしている

>>33
そうですね、じゃあ少し設定加筆しましょう。
大まかなのは最初にちょこっとあるユリアーネスちゃんシーンで決定します。

けど本当、少し贔屓目に見ても基本的には戦闘時選択肢が増えたり誰かを補助したりくらいにしか使えません。
既に書いてありますが、過度な期待はよしましょう。
……ゾロ目とか91以上とかそのクラスのを取っちゃったらもうちょっとしたスキルくらいの性能になるかもしれませんが。

雑談レスはこれ含め当然除きます。

ラオーですかね。
ビビッと来ました。

後用事がある為落ちます。
多分ステータス投下及びストーリー開始は23~0時頃かな。
もしかしたらもうちょっと早いかもしれないですけど。

最後に相棒の戦闘力を決めましょう。
相棒は常に戦闘に参加します。
他の魔獣も参加はしてくれますが、偶にとか餌くれなきゃやだとかそういうのがあったりします。
本当に貴重な戦力です。


物理戦闘値

結果+10

下1

☆遣い手ステータス

『僻地に住む青年』
名前:ヤマト
年齢:18
属性:巨炎(火+火)

物理戦闘力:44(2+42)
魔法戦闘力:74(33+41)

極東の僻地に居を構える青年。
独特な価値観を持ち、人魔の争いに意味はないと思っている。
ネーミングセンスも独特で、かなり酷い。
魔獣を何匹か飼い慣らしている。

★相棒

名前:ラオー
年齢:12
冷静沈着、物静か。
敵と判断した存在は、容赦なく屠る。
人間の内臓を破裂させる威力の衝撃波の咆哮を放つ。

物理戦闘値+37

☆魔剣ステータス

名前:天帝剣ハルシオンwith黒皇號

特徴:『黒翼の魔王』の母と魔王軍技術開発部によって、極めて実用的な可変化を可能とした新たなる天帝剣。黒き翼の刻印が為されている。
戦闘では銃に変形する事で大規模破壊魔法、殲滅魔法が使えなくなる代わりに『遠距離射撃』『戦闘補助』を可能にする。そして……(これから決定します)
属性: 神雷(風+水+光)

スキル:【雷翼】

属性:風雷(風+水)
迸る雷の翼を創り、雷速で空を駆ける。
一応速度は調整可能。
戦闘では相手の物理戦闘値を無効化。

スキル:【神威瀟来・黒天】

属性:重力(風+水+土)
広大な場所に於いてのみ発動可能。
黒き雷の化身が召喚され、その化身の持つ槌(ハンマー)が振り下ろされると同時に、濁流の様な黒い雷の壁が瀑布の様に天より流れ落ちる。
また化身の周りでは広範囲の重力領域が展開され、敵味方関係無しに全てを押し潰していく。
戦闘では魔法戦闘値を120倍にした状態で計算、3ターン分の確定命中、一部のスキルを貫通。

スキル:【奮い立て、勇気ある者(ブレイヴァーズ・ソウル)】

属性:神炎(光+火)
所有者の善性・勇気に応じてその可能性を無限に上昇させる。
また、所有者や敵対者の闇を喰らい、自らの力にする事が可能。
戦闘では、
物理戦闘値+42
魔法戦闘値+41
を加算する。

スキル:【天魔の審判】

属性:皇焔(闇+光+火)
魔王レオンの意思を継ぐ者が編み出した、裁きの大規模殲滅魔法。
闇と光の両方の性質を持つ為、神や魔に対して高い特効性を持つ。
加えて本来の威力も十分に高い為、火属性相手にも十分通用する。
ただし構築術式が非常に複雑な為、未熟な遣い手は発狂する恐れもある。
戦闘では魔族、神、神の信仰者に魔法戦闘値を250倍にした上で計算、2ターン分の確定命中、あらゆるスキルを貫通。
魔法戦闘値100未満は使用不可能。


用事終わりました。
で結果こんな感じです。
あと先に言っておきますが戦闘値30以上は十分強者です。
人間の兵長が25な訳ですから、上位の軍人を凌ぐ実力を持つ訳です。
今までインフレしてた分をこの章で精算していきたいです。

上のはなんか間違ってたら言って下さい。
描写開始します。

…………。


ガチャッ


ユリアーネス「………」

エルライザ「」スッ

ユリアーネス「………エルちゃん?そこに居るの?」

エルライザ「………うん、居るよ。私は、ここに居る」

ユリアーネス「………そっかぁ……」

ユリアーネス「………」

ユリアーネス「ねぇ、エルちゃん………」

エルライザ「ん……」

ユリアーネス「死ぬのって、怖いね………」

エルライザ「………」

エルライザ「……誰だって、怖いよ。魔族だって、人間だって、魔獣だって……元、魔王だって。それは変わらない」

ユリアーネス「………」

ユリアーネス「……エルちゃんは、さ」

エルライザ「……うん」

ユリアーネス「私といて、楽しかった?」

エルライザ「……もちろん。ユリちゃんと居て、つまらなかった事なんてないよ」

ユリアーネス「………そう、なんだ」

ユリアーネス「………あはは。何だか、嬉しいなぁ………」

ユリアーネス「…………」

ガクッ

エルライザ「ッ、ユリちゃんッ!?」ダキッ

ユリアーネス「はは……私、もうダメっぽいや………」

エルライザ「だ、ダメだよっ!も、もっと……もっと生きてよっ!!じゃないと、じゃないと私は────!!」

ユリアーネス「………」

ユリアーネス「エル、ちゃん………」

スッ


ユリアーネス「……あの剣を、ね」

エルライザ「………え?」

ユリアーネス「あの剣を、世界の果てへ捨てて来て欲しいんだ………」

エルライザ「な……な、何で!? ハルシオンは、ユリちゃんとマリアさんの唯一の………!?」

ユリアーネス「………」

ユリアーネス「……ハルシオンはね、魔剣なんだよ………」

ユリアーネス「魔剣だから、いずれ誰かが使う時、遣い方を誤ってしまう………」

ユリアーネス「だったら、誰も居ない場所へ……誰もわからない場所へ、往って貰った方が良い………」

ユリアーネス「そう、思うの………」

エルライザ「………っ」

ユリアーネス「……ねぇ、エルちゃん」

ユリアーネス「……私の、最期のお願い。………聞いて、くれるかな」

エルライザ「………………」

数時間後


ユリアーネス「」


ガチャッ

ミセト「………ふん。ワシより先に逝きおって、バカめ」

「あーあ、先代さん死んじゃったねー」

「先代………」

「……素晴らしい、魔王様だったよ」

「…………」

「………武神も、病には勝てんかったか」


「………エルライザ辺境伯。如何するので?」


エルライザ「………」

エルライザ「私としては、隠匿を希望したい」


『………!』

「………マジで?」

「死を……公開しないと?」


エルライザ「違う。死因を隠す、と言っている」


「死因を……隠す?」

「ああ……成る程。レオン殿の例を鑑みて、という事か」

「先々代の?」

「どゆこと?」


エルライザ「レオン様が、病で亡くなった時の混乱は覚えているだろう」


「ああ……確か、『魔王も病気で亡くなる存在である』、という事が引き金になったのだったか」

「要するに今まで神格視されていた存在があっさり病気で死んじゃったから、ああいう混乱が起きたって事?」

「……お前は、今の今まで理由を知らなかったのか?」

「うん。興味無いし」

「…………」


エルライザ「……つまり、そういう事だ。理解出来たな、諸君」

「ええ、ではその方向性で行きましょう」

「しかしまぁ、確実に暗殺説は流れるでしょうなあ」

「先週くらいまで元気だった者が急に出てこなくなれば、な」

「………先代……」

ミセト「……ふん。そんな事より」

ギロッ

ミセト「エルライザ辺境伯。貴様、ハルシオンについては何と言われた?」

エルライザ「……何と、とは?」

ミセト「惚けるな。ハルシオンの処分に関して、貴様は彼女に聞いたのだろう」

ミセト「正直に言え。ハルシオンはどうなる? いや、もっと言うと────」


ミセト「────ハルシオンは、誰の者になる?」


「…………」

「……ミセトのジジイ、マジでクソだな」

「…………」


エルライザ「……………」

400年ぐらいたったけどユリア素では感じも考え方もあまり変わってないんだね
エルも他といる時と口調違うから2人の時限定だと思うけど、そういう相手がいるのもユリアの強みだったのかな

ミセト「ハルシオンは、世界最強の破壊兵器だ」

ミセト「最早それ自体が、一つの抑止力になり得る程に」

ミセト「人間は今、『黒翼の悪夢』とハルシオンを恐れ、戦争どころか小競り合いさえ起こそうとしない」

ミセト「精々が木端魔族に攻撃をする程度」

ミセト「であれば、その所在について問うのは自然であろう」

ミセト「……さぁ言え、エルライザ辺境伯。貴様は────ハルシオンを、どうするつもりだ?」

エルライザ「………」

エルライザ「……処分する、と言ったら?」

ミセト「あれは魔族全ての希望だ。処分など認めん」

ミセト「ゆえに、殺す」

エルライザ「………」

ミセト「………」

エルライザ「……ミセト殿。貴方のその矮躯で、私を倒せるとお思いか?」

エルライザ「私は竜人だ。殆どの魔族の身体的ポテンシャルを、あらゆる面で凌駕している」

エルライザ「この場で戦ったとて、貴方に勝ち目は────」


シャキンッ


エルライザ「…………」

「………おいおいおい」

「…………!」

「……これは、洒落にならないかもしれませぬな」


エルライザ「……魔剣か。それも二振りとは、贅沢な事だ」

ミセト「殺されたくなければ、即刻全てを言え」

エルライザ「………」

エルライザ「………」

エルライザ「………」

フッ

ミセト「…………何がおかしい、エルライザ辺境伯」

エルライザ「……いいや、おかしくなどはないさ。ただ、な」



ミセト『お、お…………お前ッ、何でここにッ!!??』

エルライザ『ん?どっかで見た事あるよーな……』

ユリアーネス『ミ、ミセトくん』ボソ

エルライザ『あーそうそうミセト!エルちゃんに負けちゃったミセトじゃん!』

ミセト『な!? お、お前……言ってはならない事を言ったなァ………!!??』ピキピキ

エルライザ『なんかちっちゃいから怒っても可愛いだけだよね』ププッ

ミセト『可愛い言うなァ!!!』


エルライザ(………)

エルライザ「………もう、何百年前だったか」

エルライザ「あれから、我々は変わったな」

ミセト「………」

エルライザ「1人は魔王に。1人は四天王に。1人は辺境伯に」

エルライザ「1人は、芸術家になったが」

エルライザ「先代を取り巻く全ては、大きく変貌を遂げた」

エルライザ「………」

エルライザ「なあ、ミセト殿」

ミセト「………なん」


ヴゥンッ

カチャ....


ミセト「………!!?」

「ファッ!?」

「な………!!!」

「ハ、ハルシオン!!?」


エルライザ「……そう驚くな。私から使おうとは思っていない」

黒いハルシオン「」

カツッ

カツッ


ミセト「………!」

ズザッ


エルライザ「………やはり、怖いか。ハルシオンは」


「……先代が彼女にだけ共有権を与えていたというのは、事実だったのか」

「ま、拙くないのこれ………?」

「う、うむ………」


ミセト「………」

エルライザ「いや、仕方のない事だ。ハルシオンが、貴方の言ったように破壊兵器と同じ力を持つ事は事実だからな。……だが、だからこ」


シュンッ

キィンッ!!


ミセト「…………」ギギギギギッ....

エルライザ「…………」ギギギギギッ....

エルライザ「そうか」ギィンッ!


バッ

ミセト「」トッ


エルライザ(……やるしか、ないんだね)


戦闘を開始します。

何気に第三部で初の魔族対魔族だね
そしてユリア一回も戦闘判定なかったんだね

ミセト「………」

ミセト「魔族の希望。ワシが、繋ぎ止めてみせる」


ミセトは二振りの魔剣を掲げた!
ミセトのスキル発動!
【混沌束縛領域】!
世界が混沌に包まれる!


ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!


「うわ、な、なんだっ!?」

「む────!」

「く────総員、転移!」

ヴゥンッ ヴゥンッ ヴゥンッ ヴゥンッ


エルライザ「………!」


ミセト「これで貴様は逃げられない。そして」


ミセトのスキル発動!
【鋼翼】!


ゴォオオオオオオオオッ!!!

フワッ


ミセト「貴様は、ワシを殺せない」

エルライザ「………」


ミセトに物理攻撃が効かなくなりました。
ミセトとの戦闘から逃げられません。

ローザもまだ生きてるのかねぇ
そういや魔族って平均寿命いくつぐらいなんだろ

ミセト「貴様の戦闘法は熟知している。高い近接戦闘力を誇る故の、ファイティングスタイルであると」

ミセト「つまり魔力が低い。ゆえにハルシオン最大の強みである、魔法が使えない」

ミセト「だが、そんなものこうして封じれば意味がない。……エルライザ辺境伯。悪いが、ワシの勝ちだ」


エルライザ「………」

グッ


ミセト「………」

エルライザ「………」

ミセト「………」

エルライザ「………」


エルライザ「……黒皇號、展開」


キュイイイイインッ!!!

カチッ カチッ カチッ カチッ

ガチャチャチャチャチャチャチャチャッ!

ギュウウンッ ガチャンッ!!


ミセト「………それに関しても、既に分かっている。その銃も、弾は魔力が元で無ければならないと」

ミセト「辺境伯、もう足掻くのはやめろ。……学園時代からの仲だ、この後罰するつもりは────」


エルライザ「…………」


91以上 ……ユリちゃん、借りるよ
90~10 ………フ。
9以下 …………。

下1

訂正+続きレス。



ミセト「貴様の戦闘法は熟知している。高い近接戦闘力を誇る故の、ファイティングスタイルであると」

ミセト「つまり魔力が低い。故にハルシオン最大の強みである、魔法が使えない」

ミセト「そう、こうして封じてしまえば意味がない。……エルライザ辺境伯。悪いが、ワシの勝ちだ」


エルライザ「………」

ク'ッ


ミセト「………」

エルライザ「………」

ミセト「………」

エルライザ「………」


エルライザ「……黒皇號、展開」


キュイイイイインッ!!!

カチッ カチッ カチッ カチッ

カ'チャチャチャチャチャチャチャチャッ!

キ'ュウウンッ カ'チャンッ!!


ミセト「………それに関しても、既に分かっている。その銃も、弾は魔力が元で無ければならないと」

ミセト「辺境伯、もう足掻くのはやめろ。……学園時代からの仲だ、この後罰するつもりは────」

エルライザ「…………」


フッ

エルライザ「モード『マリア』、発動」


ミセト「………!!?」


ギュイイイイイイイイイインッッ!!!!

ガチャンッ! ガチャンッ! ガチャンッ!

プシューーーーーーーーー......


ミセト「……その、形態は」

エルライザ「初めて見るだろう?」

ミセト「………」

エルライザ「先代の母の置き土産だ。一度だけ、内蔵された弾を使う事が出来る」

ガチャッ

エルライザ「逆だったな。貴方の負けだ、ミセト殿」

ミセト「………」

ミセト「………貴様は、確かに強い」

ミセト「だが、それは所詮近接戦闘での話」

ミセト「こうした戦いであれば、ワシにも十二分に勝機はある」カチャッ


エルライザ「………」

エルライザ「そうか。ならば」

エルライザ「すぐに終わらせてやろう」ガチャンッ!

エルライザ(……殺したくはないんだけど、ね)


ミセトの科学と魔法の融合術式!
コンマ40以下で命中。

下1

エルライザの破壊砲撃!
『遠距離射撃』発動!
物理攻撃が当たるようになりました。
コンマ65以下で命中。

下2

コロコロしたくないから数値以下で命中ってわけか
果たして結果は

ドゴォンッ!!!!


ミセト「ぐがァッ!!??」


ドチャアッ!

ズルッ....


ベチャアッ!!


ミセト「」ビクビク



エルライザ(うわ、痛そう……さすがに動けな………)

エルライザ「…………」

エルライザ「………?」


………………。

....ムクッ........


エルライザ「!」


ミセト「………ぐ、ぐッ」

ミセト「ま、まだ……ワシはッ、やれるッッ!!!!」


エルライザ「………」

エルライザ「……………そう、か」


ミセトの科学と魔法の融合術式!
コンマ40以下で命中。

下1

エルライザの破壊砲撃!
コンマ65以下で命中。

下2

根性だね

ミセト「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!!!!」


ドドドドドドドドドドッ!!!!


エルライザ「………!」ヒュッ!


ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!


エルライザ(……さっきより、攻撃速度が速くなってる……!!)サッ サッ


ミセト「はぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」ブゥゥゥンッ


ドォッ!!

ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!


エルライザ(……ッ、まず、これ避────)


ドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!


ミセト「………」

ミセト「………」

ミセト「………ワシの、負けか」


チャキッ


エルライザ「……………」

エルライザ「後一歩」

ミセト「………」

エルライザ「後一歩避けるのが遅ければ、半身が消し飛んでいた」

エルライザ「見事だ、ミセト殿」

ミセト「………」


スッ


ミセト「………辺境伯。いや、エルライザ」

エルライザ「……なに、ミセト」

ミセト「………お前さ。手加減、してただろ?」

エルライザ「………」

ミセト「僕は………本気だった。あの頃から努力して、なんとか見下されない様、努力してきたつもりだ」

ミセト「実際こうして四天王になった。軍団の参謀長にもなった。強くなった自信もあった」

ミセト「けれど、負けた。……僕は、ユリアーネスにも、お前にも勝てなかった」

ミセト「………そんな人間が、文句を言える訳がない」


パチンッ


ブゥゥゥンッ....

エルライザ「………良いの?」

ミセト「ああ」


ミセト「もう、良いんだ」

「………! お二人が出てきたぞ!」

「固有結界……流石魔剣は違うね~」

「ご、御無事ですか御二方!」


ミセト「………」

エルライザ「………」

ミセト「……行け」

エルライザ「………」

エルライザ「ああ」


スタスタ


「え………!?」

「……す、捨てちゃうのか」

「……ハ、ハルシオンが………」


エルライザ「………」

ガチャッ


バタンッ

半日後 極東


バサッ バサッ


エルライザ(龍)『………』

エルライザ『あの島で、いいかな』

グッ


黒いハルシオン「」


エルライザ『………』

エルライザ『ユリちゃんをずっと守ってくれて、ありがとう』

エルライザ『本当に、お疲れ様』

エルライザ『………』

エルライザ『ばいばい』


カチャ....


バサッ バサッ バサッ....



黒いハルシオン「」


キラッ

………………。


「……ん?なんだありゃ」

スタスタスタ

「………」

「何だこれ、幾ら何でもゴツ過ぎだろ」

「な、ラオーもそう思うだろ?」

「………」

「……お前たまには啼けよ。チンコでも触ったら啼くか?」

「ガウッ」ガブッ

「ンオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!???痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!わわわわわ悪かったって!!!離して!!!痛いわ!!!!」

「ガウ」ガジガジ

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!????」


アザミ「………」

アザミ「何やってんの、アニキ……」




幕間、完ってとこですかね。
ちなみにさっきの反映するとこうです。


名前:天帝剣ハルシオンwith黒皇號

特徴:『黒翼の魔王』の母と魔王軍技術開発部によって、極めて実用的な可変化を可能とした新たなる天帝剣。黒き翼の刻印が為されている。
戦闘では銃に変形する事で大規模破壊魔法、殲滅魔法が使えなくなる代わりに『遠距離射撃』『戦闘補助』を可能にする。そして非常時、魔力を使えない者や、魔力切れを起こした場合でも使える『モード:マリア』が発動する。
属性: 神雷(風+水+光)


本当にオマケですね。
代わりに(もうさっき書いときましたが)基本性能をそこそこ良質にしました。

切ります。

乙です。ヤマト君にはすまないことをしたが頑張ってな


幕間
>>44-77
568年後  ユリア病死(享年501歳?)。公式声明では暗殺。
      ユリアの遺言に従った辺境伯エルライザが四天王ミセトの静止を振り切り、世界の果てにて魔剣を遺棄する

第四部  遣い手:『僻地に住む青年』ヤマト 舞台:極東の島
>>78
幕間のすぐ後 極東の島にて魔剣はヤマトによって拾われる

再開です。



ヤマト「いってぇ……」ヒリヒリ

ラオー「ガウ」

ヤマト「ガウじゃねえよ!少しは責任感じてる様な顔しやがれ!」

ラオー「?」

ヤマト「そうじゃない!もっと口角下げて!」

ラオー「」グニャア

ヤマト「やり過ぎだっての!!もはや顔面完全に歪んじゃってるから!!!」

ヤマト「……ん?あれ、俺今大事な事忘れてる様な」

ラオー「ガウッ」クイッ

ヤマト「あそうそう、これだこれ。なんだろな、これ」

ヒョイッ

ズシッ

ヤマト「!!?」

ヤマト(おっも……!!?)グググッ

ヤマト「………無理だこれ!」ズシン

ラオー「」パクッ

ズイッ

ラオー「」ドヤァ

ヤマト「………う、うぜえ……」

ヤマト「クソ、日頃のよわよわボディがここに来て祟ったか……!!」

ラオー「」スタスタ

ヤマト「ん?ラオー何処に行くんだ?」

ラオー「」ス

ヤマト「お?……ああ、こんなとこにそれ放置する訳にも行かねぇもんな」

ヤマト「じゃ、頼むぜラオー」

ラオー「」コク



「がう」

ヤマト「おっ、よおぴょんぴょん」

「がう?」

ヤマト「ん?ラオーのくわえてるそれか?」

「がう」

ヤマト「ああ、なんかヘンだったからラオーに持って来させてんだよ。……俺じゃ持てないからな」

「」ププッ

ラオー「」ププッ

ヤマト「わわわわ笑うんじゃねぇお前らァ!!!」ムキー

「がうー」ノッシノッシ

ヤマト「あっあのヤロッ! ……まぁ良いやどうせ後で会えるし。ぴょんぴょん以外も呼ぶか」




ガチャッ

アザミ「ん?帰ってきたの、アニキ?」

ヤマト「おう。ご飯は?」

アザミ「まだ。ぜっとんやところてんたちも呼ばなきゃいけないし」

ヤマト「そっか。じゃあ俺がアイツら呼んでくるから、少し待っててくれ」

アザミ「えぇ、たまにはアニキがご飯作ってよ~」

ヤマト「俺は良いの。お前より上手く料理出来ねぇんだから」

アザミ「でもさぁ……ん?」

ラオー「」ゴトッ

アザミ「……アニキ、あれ何?」

ヤマト「ま、今回の食事でそれについても話し合う感じだな」

アザミ「……いや、アレ本土の方のヤバい兵器とかの類いじゃないの?」

ヤマト「もしそうだったら、奥の洞窟の方とかに放置すりゃ良いだろ」

アザミ「それはそうだけどさ」

十数分後


ヤマト「よし、みんな集まったな?」

ラオー「」チラ

「がうー」

「ギャウッ」

「ぴー」

「がう」

「きゅうんっ」

「がう~」


ヤマト「じゃ、飯食う前に一つ。実は海側の丘で、こんなもんを見つけた」

ヤマト「ラオー」

ラオー「」ズリッ

ガチャッ


「がうー?」

「ギャ?」

「ぴ?」

ヤマト「俺もアザミも、恐らくは本土の方の武器か何かだと思ったよ。取り敢えず麓の町の方まで降りて、これについて知ってる人が居ないか聞いてみたいと思う」

ヤマト「だから飯を食ったら、今日は留守にする。今のうちに俺になんか言っときたい事とかあるか?」

「がう」

ヤマト「ん?何だぴょんぴょん」

「がう~」チカラコブ

「がう」ビシッ

「がう~」ヘナヘナー

ヤマト「………」

ヤマト「………飯食うぞ!!頂きます!!!」パチンッ

アザミ(アニキもしかしてヤケ喰いしてる?)



ヤマト「じゃ、行ってくるからよ」

ラオー「ガウ」

アザミ「いってらー」

「がううー」

「きゅううっ!」

「ぴ~」


スタスタスタ




ヤマト「……久し振りだな、ここも」

ラオー「」コク

ヤマト「実際5ヶ月……いや、半年振りか?それくらい経ってるよな、前行った時から」

ラオー「ガウ」

ヤマト「まぁ良いや。とにかくそれについてどっかで聞かないとな……」

ヤマト(しかし、何処で聞くか。俺ももう18だし、酒屋のほうに行っても良いが……)


1 商店
2 酒場
3 広場
4 ギルド
5 完全ランダム

下1

ランダムです。

コンマによって場所が決まります。
さぁどんな場所なんでしょうか?

下1

49………普通ですね。
最初のゾロ目の嵐は完全に去ってくれた様で、良かったです。

後ここで初手行動権発動されます。
前スレ1000の特典です。



定食屋


「かっけぇなそれ! ……で、なにそれ?」

「うわ、でか。重そう」

「は?知らねーよ」

「俺も知らないよ」

「つかそれより『黒翼』が死んだってマジか?ヤバいだろ」

「ああ……また戦争状態に入るだろうな」



ヤマト「……無駄骨だったな」

ラオー「」コク

ヤマト「けどまぁ、まだ時間はあるからな。そこで分かれば良いだろ」

ヤマト(で、次は何処に行くか)


1 商店
2 酒場
3 広場
4 ギルド
5 完全ランダム

広場


ヤマト(ここなら居るか……?)キョロキョロ

ガキA「わ、魔獣じゃん!」

ガキB「やべー!かっけぇー!」

ラオー「ガウ」

ガキA「鳴いたぁあああああああああああああああああああ!!??」

ガキB「かっけぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!??」

ヤマト「……何やってんだこいつら」


誰かに話しかけましょう。

1 ヨボヨボの婆さん
2 怪しい風貌の男
3 恰幅の良い商人
4 ハゲ
5 完全ランダム

下1

ランダム好きですね皆さん。
コンマです。

下1

うおっ!?



???「………」スタスタ

ヤマト(あいつ、良さそうだな)

ヤマト「なぁ、少し聞きたい事があるんだけどよ」

ラオー「………?」ピク

???「………」クルッ

???「………」

???「………ッ!?ハ、ハルシオンッッ!!??」

ヤマト「は?」

???「………何故貴様がそれを持っている?」

ヤマト「え、いや、落ちてたから拾って」

???「落ちていた………?」

???「………」

???「エルライザ辺境伯か……」ボソ

ヤマト「エル……?」

???「………」

ヤマト「……えっと?取り敢えずお前は、これについて知ってるって事で良いんだな?」

???「……ああ。知っているとも」

ヤマト「お、そうか!じゃあさ、これどういう物か教」

ジャキッ


「ひっ!?」

「け、剣!?」

「刃傷沙汰か?へへ、面白そうだな」

「こわ……」


ヤマト「………」

ヤマト「………何で、剣なんて抜いてるんだ?」

???「決まっているだろうが。それを奪う為だ」

ヤマト「………」

ヤマト「………別に、こんなの俺のじゃねえし、いくらでもくれてやったけどよ」

???「! なら……」

ヤマト「けど、いきなり抜剣された俺の気持ちにもなってみろ。許せると思うか?」

???「………」

ヤマト「……ま、別に謝罪でもしてくれればそれで良いけどな。そうすりゃ、俺だって」


ズバッ!!

ギィンッ!


???「………」

ヤマト「……障壁張っといて正解だったな。良いぜ、久し振りの喧嘩だ!やるぜラオー!」

ラオー「グルル……!!」


戦闘を開始します。

ちなみに現在ハルシオンを装備しているのは『ラオー』です。
だって重くて持てないんですからね。
よって、ブレソルさんの効果はラオーが受けます。


ビュウッ!!


???「!! 速────」


ギィンッ!


ラオー「」ギロッ


ヤマト「ハハ、ラオーを舐めない方が良いぜ?ソイツはウチの山でも最強だったからな」

ヤマト(……にしても今日はなんか速すぎるけど)


???「……ビーストテイマー風情が。生意気なッ!」


ヤマトの巨炎魔法弾!
ラオーの剛爪乱舞!

33(ヤマトの魔法戦闘値)+37(ラオーの物理戦闘値)+42(【奮い立て、勇気ある者】)=112
1回目確定命中。
コンマ12以下で2撃目。

下1

???の蝕む黒の斬撃!
コンマ99以下で命中。

下2

……おっと?

91以上 両方とも重傷に追い込む
90~40 一撃でラオーを重傷に追い込む
39 一撃でヤマトを重傷に追い込む

下1

……。

これは………。
もしかしたら初の、爆速主人公交代があり得るかも。

一旦切ります。

39以下ですね。
あうあう。

あとスキルは当然ないです。
なにも為さずに死ぬので、手に入れる余地がないからです。
初めはこんなんばっか起きるんだろうなあ、と思ってたものですが。
いざ初めて起きると、なんだか違和感ありますね。

再開。



???「舐めるなッ!」ズバァッ!!

ラオー「ガウッ!」ヒュッ


ヤマト「はっ、そんな遅い斬撃ラオーには効かな────」


???「狙いは、お前だッ!」ダンッ!

ヤマト「! なにっ!?」


ズバァッ!!!


ヤマト「ぐぁッ………!!??」ブシュウウウウッ


ラオー「ガウッッ!!??」

ダダダダダダダッ


ヤマト「ぐっ……ドジ、っちまったか……!!」

ラオー「ガウッ、ガウッ!」


???「バカな奴め……」フン

ラオー「……グルルッ、グオオオオオオオッ!!!」

ヤマト「……ラオー、逃げろ。お前は、アザミを………」

ラオー「ガウッ、ガウッ!!」

ラオー「ガウウウウウウウウッ!!!!」ドォッ!

ヤマト「ラオー………っ!!?」


???「……チッ、逃げないか」

???(強制的に従わされている訳ではない、か)

???「……大人しく失せれば良いものを。魔獣程度が」

ジャキンッ!

???「粋がるなよッ!」ダンッ!


ヤマトが戦闘から離脱しました。
ラオーの剛爪乱舞!
コンマ89以下で命中。

下1

???の蝕む黒の斬撃!
コンマ99以下で命中。

下2

ギィンッ!

ギィンッ!

ギィンッ!!


???「くッ……」

ラオー「ガウッ……!!」


バッ

バッ


???「………」

???(主人は無能だが、コイツは厄介だな……こう見えて、上位の魔獣なのか?)

ラオー「グルルルルル……!!!」


ヤマト(………ラオー……!)


ラオーの剛爪乱舞!
コンマ89以下で命中。

下1

???の蝕む黒の斬撃!
コンマ99以下で命中。

下2

!!!???

ゾロ目以上の奇跡が。



ラオー「ゴァアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!」

ヒュンッ

ゴォッ!!

???(タイミングを見極めろ……)

ヒュンッ

ヒュンッ

ドゴォンッ!!!!

???(確かに奴は速い、が────)

ヒュンッ

ヒュンッ────

???「────技術は、拙いッ!!!」


ザシュウッ!!!!


ラオー「…………ッッ!!!」ブシュッ....

ドサ....


ヤマト「……ッ、ラオー………!!」

ラオー「」

ヤマト「ラ、ラオー……!」

ズリッ ズリッ

ダキッ

ヤマト「ラオー……ラオー………!!」


???「………」

スタスタ


ヤマト「ラオー……目ぇ、開けろよ………!!!」

ヤマト「俺を……俺を、一人に────」


ザシュッ!

ゴロンッ

………………。


ヒョイッ


???「………これが、天帝剣」


ハルシオンの所有者が、変更されました。

「うわ………」

「こ、殺しやがった………!」

「マジかよアイツ………」

「マ、ママぁああああああああああ!!」

「………っ!」


???「………」

???「…………ククク」

???「クハハハハハ!!遂に、遂にやったぞ!!!」

???「やっと、やっと手に入れたッ!!」

???「ハハハハハッ………!!!」

ヒュウッ

フワッ


捲れたフードの下の素顔は────


1 超有名犯罪シンジケートの戦闘員(売り捌かれる為、このキャラとは別にキャラメイクに移ります)
2 魔族の犯罪者
3 堕ちた勇者候補
4 とある人間の貴族に雇われた殺し屋

下5まで多数決
性別もお願いします
欲しいなら名前も

フェイス「ハハハハハッ………」

フェイス「………あぁ、笑った笑った」

フェイス(こんなに笑ったのは、ガキの頃以来だ)

フェイス「しかし………」チラ


ヤマトの生首「」


フェイス(……こいつ、地味に複合属性だったな)

フェイス(後天性にしては弱過ぎた……恐らく、先天性だろうな)

フェイス「………フン」


チャキッ


フェイス「お前は、成功を約束される者ですら喰らうのか。流石だな、黒翼剣……いや、本来は天帝剣か」ニヤ


黒いハルシオン「」

フェイス(しかし、この後はどうするか)

フェイス(クライアントからは、必ずこれが手に入る様に多少の猶予を貰っているが……)チャキッ


黒いハルシオン「」


フェイス(さて。すぐに帰るか、何処かへ寄るか)

フェイス「……どうするか」


どうしますか?

1 何処かへ向かう(この町は殺しを目撃された為不可能)
2 貴族の下へ向かう(所有者が再び変更されます)

下1

フェイス「………」

フェイス(行くか。無駄に時間を消費するのは、俺の性格に合わん)

フェイス「……さぁて。出立から3日余りで手に入れたと知れば、あちらはどう思うかね」

スタスタ


「………」

「……やべぇ………」

「なんだアイツ………」


貴族の下へ向かいます。
貴族の爵位をコンマで決めます。

91以上 公爵
90~70 侯爵
69~50 伯爵
49~30 子爵
29以下 男爵

下1



こっちの国でも爵位があるのは同じなんだな

>>134
まぁ半分統一基準と考えて貰えれば。
あるいは他国からの依頼と考えても良いですね。

でこれどーすんですか……。


81以上 実は皇帝(王様、大統領)だよ
80~60 宰相です
59~10 副宰相です
9以下 大臣です

下1

一国の宰相の様ですね。

ちなみに国はどんなのでしょう?

1 教国
2 共和国
3 公国
4 帝国(シェルの国です)
5 合衆国
6 連邦
7 王国
8 都市国家

下1

教国の宰相格です。
教皇は皇帝格ですので、第一司教です。
リゼ◯みたいですね。



数日後…………


ガチャッ


私兵A「……貴様、誰だ?」

私兵B「」チャキッ

フェイス「俺だ。フェイスだ」スッ

私兵A「……! すまなかった。通ってくれ」

フェイス「お勤めご苦労。これで酒でも飲んでおけ」チャリン

スタスタ


私兵B「………もしかして、今のは……」

私兵A「……『死影』のフェイスだ。人類最強の一角に数えられる殺し屋だ」

私兵B「………本物か?」

私兵A「さぁな……」

私兵A(………気前は、良かったな)

コンコン


「………入りなさい」


ガチャッ


フェイス「どうも、第一司教サマ」

第一司教「……帰ってきた、という事は。手に入れたのですね?」

フェイス「ああ」スッ


ガチャンッ


フェイス「これでいいな?」

第一司教「………」


カツカツ

スッ....


第一司教「………確かに。天帝剣、ハルシオンですね」

第一司教「しかし、何故この短期間で?私は貴方が冗談を言いに来たかと思っていたのですが」

フェイス「さぁな。ま、俺の事はどうでもいいだろう。さっさと金をくれればそれで良い」

第一司教「………」

ゴンッ

ジャラララララッ


フェイス「……! これが、1億か………!!」

第一司教「さっさと持っていきなさい。ただし、露見せぬ様に」

フェイス「分かっているさ。じゃあな」サッ


フッ....


第一司教「………」ジッ

第一司教(……やはり、何度見てもハルシオン。世界に終焉を与える、絶対剣)

第一司教(これを抑止力とするか、自己の利益とするかは……私次第)

第一司教「………フ」

第一司教「私は────」


51以上 教国の未来の為、これを遣おう
50以下 我が欲の為、精々利用させて貰うとしよう

下1

第一司教「………」

第一司教「フフ」

第一司教「フフフフ………」

第一司教「フハハハハハハハハハハハ!! 決まっているでしょうッ!!」

クルッ

第一司教(私が教皇となる為────精々、利用させて貰いますよ。天帝剣)ニィィ


黒いハルシオン「」


....シュウウウウウ


第一司教(……ん?)

クルッ

第一司教(………)

第一司教「気のせい、ですか」


ハルシオンの所有者が、変更されました。
【奮い立て、勇気ある者よ】により、第一司教の深き闇が吸収されました。
それぞれの戦闘値に+1。

1日が経過します(次からは1ヶ月単位です)。

よ要りません。



第一司教「………」パチ

第一司教「朝ですか」

ガバッ

第一司教「」チラ


黒いハルシオン「」


第一司教「………フフ」

第一司教(やはり、夢ではない)

第一司教(私は、覇者になれるのです………!)グッ


第一司教の行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 政務(時間が過ぎます)

下1

第一司教「………」

第一司教(最近は、体を動かしていませんね)

第一司教(偶には、兵どもと共に訓練をしましょうか)

スタスタ



司教邸 訓練場


私兵C「あれ……? だ、第一司教様!?」

私兵D「えっ……!?」

第一司教「おはようございます。今日はいい天気ですね」ニコ

私兵C「え、あ、はぁ……」

第一司教「今日は、私も体を動かしてよろしいでしょうか? 最近は政務ばかりで、運動不足なのですよ」

私兵D「も、勿論です!な、何でしたら組み手もしますか!?」

第一司教「い、いえそこまでは……」


物理戦闘力が+1から+6に上がりました。
私兵たちの士気が上がりました。

1ヶ月が経過します。

議場


第一司教「……では、これで満場一致という事で」

第二司教「ええ」

第三司教「……しかし、皆様方。聞きましたか?例の話を」

第四司教「例の話……?」

第三司教「はい。何とあの黒翼剣が、隣国の都市で発見されたというのです……」

第五司教「なんと………!!」

第二司教「……ハルシオンですか。『天帝』が持っていたとされる、世界最強の魔剣」

第一司教「………」

第三司教「気をつけた方がいいかも知れませぬぞ。下手をすれば、景気の大変動……ひいては、我が国の治安悪化が起きる可能性もありますからな」

第四司教「黒翼の魔王は倒れ、その世界最強の武器も隣国で発見され……はあ、最近は騒動続きですな」

第五司教「全くですな……」ハァ


第一司教「」ニヤ


第一司教の行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 政務(時間が過ぎます)

下1

コンコンッ


「……誰だ」


第一司教「私です。第一司教で御座います」


「………」

「入れ」


第一司教「は」


ガチャッ


教皇「………」

第一司教「………」

教皇「何か用か」

第一司教「……ええ」


教皇の容姿

1 神々しい雰囲気を放つ少女
2 幼げな、無垢の少女
3 枯れ切った、老木の様な老爺
4 眼光の鋭い、若い青年

下1

第一司教「そろそろ貴方も、学園に通う頃でしょう。候補の学園を幾つか選定しておきました、どうぞお納めを」スッ

教皇「………」

スッ

ペラ....

教皇「………」ジッ

教皇「………感謝する。他に用は?」

第一司教「いえ、特に御座いません」

教皇「そうか。下がれ」

第一司教「は」サッ


ガチャンッ


第一司教(………相変わらず気に入らない女です。『死影』にでも頼んで、顔面をズタズタに引き裂いて貰いましょうか)


教皇と話をしました。
教皇は第一司教の事を、普通の臣下と思っている様です。

1ヶ月が経過します。

第一司教「……おや?」


ポタ

ポタポタポタッ

ザァーーーーーーーーーーーーーッ....


第一司教「………」

第一司教(もう雨季ですか。時間が過ぎるのは速いですね)

第一司教(ハルシオンを手に入れたのが、2ヶ月前の出来事ですからね)


第一司教の行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 政務(時間が過ぎます)

第一司教「魔法の訓練でもしますか」


スッ

....

..ィイン

キュイイイイイイイイイインッ


第一司教(…………懐かしいですね。私も学園に通っていた頃は、こうして出力調整の訓練をしていました)

第一司教(………)

第一司教「変わりましたね、色々と」

第一司教(……あの頃の純粋な気持ちは、今の私にはありません)


魔法戦闘力が+30から+35まで上がりました。

1ヶ月が経過します。

3ヶ月が経過した為イベントコンマを行います。
このまま何も変化なしじゃアレですからね。

何が起きるでしょうか。
コンマによって決定します。

下1

おっふ……。
一旦切ります。

第一司教ルート、割と新鮮味があって良いんじゃないでしょうか?
実は初期に構想してたのはこういうタイプだったんです。
まぁ、しばらく第一司教の野望にお付き合い下さい。

再開します。
さて、教国(ひいては第一司教)を襲う災難とは?


91以上 魔王軍が教国に対し開戦宣言
90~80 他国が教国に対し開戦宣言
79~50 魔獣のスタンピード(大侵攻)
49以下 他国が教国と同盟を解除

下1

おー……。
うん。
何処と戦うんでしょうか。

91以上 連邦
90~80 帝国(シェルの国です)
79~60 公国
59~40 合衆国
39~20 共和国
19~9 王国
9以下 都市国家

下1

王国 19~10
です。
偏りありますがあんまり関係ありません。
国の強さはその時その時で変わります。
ただ連邦、帝国は強い傾向にあります。

今回は合衆国ですね。
合衆国が開戦を宣言する様ですが………。
理由は如何程で?

81以上 領土拡大の為
80~50 教国の宗教が政治に干渉される様になってきたから
49以下 教国が過去に何かやらかした模様です

下1

宗教分離が出来てないってわけですね。
法は既にあってそうなのか、無くてそうなのかは不明ですが。
で、目障りになったから秀吉みたいに宗教弾圧と。
その延長線でこっちを狙うと言う事でしょうか。

オッケーです、開始します。

議場


教皇「────司教よ。諸君らに集まって貰ったのは他でもない」

教皇「合衆国が、戦争を仕掛けてきた」

第二司教「合衆国が……」

第四司教「しかし、一体何故?我が国は彼の国に特段悪影響は与えていない筈……」

第一司教「……恐らく、神の教えを信じる者を排除したいのでしょう。我々という総本山を、破壊する事によって」

第五司教「バカな………!!?」

第三司教「………」

教皇「第一司教の言う通りだ。我々はこれに対し、対話の姿勢を堅持しようとしたが」

第一司教「……大使は、現地にて殺害され。首だけが送られてきました」

第二司教「………!」

第三司教「………許せませんな」ギリッ

第五司教「……戦争しか、ないのか?」

第四司教「ううむ………」

教皇「ともかく、これからは戦の準備が必要だ。司教の皆々は、早急に行動をして欲しい」


第一司教「了解しました、教皇様」ペコッ

第二司教「……分かり、ました」

第三司教「……悲しき哉。争い合うが人の定め、か」

第四司教「…………」

第五司教「戦争か………」



ガチャッ

第一司教「………さて」

第一司教(チャンス……では、ありますね)

第一司教(ふうむ………)

第一司教(戦功を立て、更なる実績の獲得に傾注すべきか)

第一司教(あるいは国内に籠もり、絶対的な安全を取るか)

第一司教「……悩みどころですね」


どうしますか?

1 出陣する(国民支持率上昇)
2 籠る(国民支持率現状維持)

下1

第一司教(………)

第一司教「フ」

第一司教(私には、アレがあるじゃないですか……)


黒いハルシオン『』


第一司教「………私も、一応は一流の魔導師ですからね」

第一司教「多少目立ったところで、多少認識が改められる程度でしょう」

第一司教「つまり」

第一司教(アレを偽装して持ち出し……私が、直接敵将格を潰せば良いのです)

第一司教(そうすれば兵の士気は上がり、私自身の功績も指揮に回るよりかは格段に増えるでしょう)

第一司教「………フフ」

第一司教(戦争が、楽しみですね)ニヤァ


数日が経過します。
視点が、戦場に移ります。

大河流域


教国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ

教国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ

教国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ

教国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ

教国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ

教国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ


ヒュウウウウウウウウウウッ....


合衆国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ

合衆国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ

合衆国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ

合衆国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ

合衆国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ

合衆国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ



第一司教「………」

第一司教(実に、壮観ですね)

第一司教(我々の軍勢は……凡そ、5万。合衆国は───)


合衆国軍の兵数は?
コンマで決まります。

結果×1000

下1

無双ゲー期待

>>192
本当に無双ゲーになっちゃったじゃないですか。
2つの意味で。



第一司教「………」

第一司教「1万、未満?」

第一司教「………」

第一司教(何故です?我々を舐めているのですか?)


第五司教「! ここにいらしたか、第一司教殿」タタッ


第一司教「……第五司教殿?」

第五司教「第一司教殿、いやに敵の兵が少ないと思いませぬか?」

第一司教「ええ……もしや、合衆国に何か?」

第五司教「いや……。単純に、それしか出せない様なのです」

第一司教「ふむ?」

第五司教「実は……合衆国は大変な食糧不足に襲われている様でしてな」

第一司教「食糧不足……そんな話は聞いていませんが」

第五司教「今入ってきた情報です。ですから、情報共有をと」

第一司教「なるほど………」

第一司教(………)

第一司教(これは、私が居なくとも勝利は確実ですね)

第一司教(圧勝が殆ど約束されたも同然、というのは良いのですが………)

第一司教「要するに彼の国は、我が国の宗教を特別敵対視している訳ではなく」

第一司教「実際のところそれは名分に過ぎず、食糧不足により博打の戦を仕掛けてきただけに過ぎない、と?」

第五司教「その通りですな」

第一司教「成る程……他の方々にも既に情報共有を?」

第五司教「ええ。第一司教殿が最後でしたな」

第一司教「そうですか」

第一司教「ともかく、わざわざ来てくださりありがとうございました」スッ

第五司教「いえいえ。当然の事ですからな」

第一司教「いえ、本来なら伝令兵に伝えろと言えば良いのにわざわざ司教自ら来て下さったのです。感謝をするのは当然ですよ」

第五司教「ハハハ、第一司教殿は相変わらず上手いですな。そうですな、今度酒でも飲みに行きましょうか」

第一司教「………我々は、神の信徒ですよ?」

第五司教「お堅い事は言いなさるな。親交を深める為の飲酒程度、神も見逃してくださるよ」ハッハッハ

第一司教「…まぁ、機会があれば」

第五司教「絶対ですぞ。では、また軍議で」

スタスタ


第一司教「………」

第一司教(彼の様な性格は、苦手ですね)

第一司教(歳だから、なんでしょうかね)ハァ

第一司教(まあ、お陰で有益な情報は手に入りましたが)


敵国兵の戦闘力が、総じて-5されました。

軍議終了後


教皇「第一司教」


第一司教「ん?」クルッ

第一司教「……おお、教皇様。何か御用でも?」

教皇「………」

教皇「いや、貴公が来たのは意外だと思ってな」

第一司教「ああ、確かにそうかもしれませんね」

第一司教「教皇様だけでなく、国民にも文官としてのイメージしかないでしょう」フフ

教皇「ならば、何故出陣した?」

第一司教「国民の為を思う行動に、理由が必要でしょうか」

教皇「そういう建前は良い。貴公の真意が訊きたい」

第一司教「………」

第一司教「そうですね」


1 単純に、敬虔な教徒を護りたいからですよ
2 教皇様の身を、近くでお護りしたいからですが?
3 私は宰相です。出陣くらい一度はやっておきませんと、示しがつかないではありませんか
4 出世の為ですよ

下1

第一司教「……本当に、言ってよろしいですか?」

教皇「ああ」

第一司教「………」

第一司教「出世の為ですよ。自分の、ね」

教皇「………そうか」

クルッ

第一司教「……おや。宜しいのですか?」

教皇「ああ」

教皇「普通の答えで、安心した」

スタスタ


第一司教「………」

第一司教「………」

第一司教「………」

カチャ....


第一司教「……………殺しますよ、売女が」ピキピキ

戦場


教皇「さて。まず、戦力の割り振りを発表する」

教皇「まず第一司教。貴公は、2万を率いろ」


第一司教「……ええ」


教皇「次に第二司教、第五司教。貴公らは1万を率いろ」


第二司教「御意」

第五司教「は」


教皇「私は残りの1万を以て、本陣に籠る」

教皇「……が。今回の戦は実際の所、単なる蹂躙戦だ」

教皇「従って戦死は最小限に留める事。これは、絶対に遵守しろ」

教皇「分かったな」


第一司教「……は」

第二司教「はっ」

第五司教「は」


教皇「では、征け」

教皇「神の威光を、知らしめて来い」


戦闘を開始します。

ヒュウウウウウウウウウウッ....


第一司教「………」


教国兵の軍勢『』

教国兵の軍勢『』

教国兵の軍勢『』

教国兵の軍勢『』

教国兵の軍勢『』


合衆国兵の軍勢『』

合衆国兵の軍勢『』

合衆国兵の軍勢『』

合衆国兵の軍勢『』


…………………。


「…………開戦まで後10秒!」

「9!8、7、6、5、4………」

「3……2……………1…………………」

「……………0!」


第一司教「総員ッ、抜剣!!」バッ

教国兵長たち『『『総員、抜剣!!』』』


ジャキン ジャキン ジャキン ジャキン ジャキン ジャキン ジャキン ジャキン ジャキンッッ!!!


敵軍大将「────突ッこめぇえええええええええええええええええいッッ!!!!!!」

合衆国兵『『『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!』』』


ドドドドドドドドドドッ!!!!


19500×15(一般兵)+500×25(上位兵)+35(魔法戦闘値)+42(【奮い立て、勇気ある者】)

VS.

4800×10+200×20

確定勝利!
敵軍を────


81以上 3割屠る
80~40 2割屠る
39以下 1割屠る

下1

第一司教「私が先陣を────切るッ!!」ダダダダッ!!


教国近衛兵A「!? 第一司教様ッ!!?」

教国近衛兵B「だ、第一司教様が………!!!」

教国近衛兵C「お、お護りしろ! 第一司教様を死なせるなぁッ!!!」


ドドドドドドドドドドッ!!!!


合衆国兵A「………!? な、何故相手の将が……」

合衆国兵B「そ、そんなのどうでもいい!敵の将だっ、殺せぇええええええええええええええええ!!!!」

合衆国兵C「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」


ドドドドドドドドドドッ!!!!


第一司教(────来た!)キュイイイイインッ!!!!

第一司教(さて、早速使いますよ────ハルシオン!)フォンッ!!


第一司教がまず行うのは────


1 銃形態への変更
2 【雷翼】
3 ただ、斬り刻む

下1

バチッ....

バチバチバチッ

バチバチバチバチバチバチバチバチィィッッ!!!!!


合衆国兵A「な………!!」

合衆国兵B「あ……………!!??」

合衆国兵C「な、なんだありゃあ!?」


教国兵A「は……?」

教国兵B「か、雷……?」

教国近衛兵A「な、ど、どういう……」

教国近衛兵B「! あ、あれは……!!」


────────フォンッ!!!


ヒュウウウウウウウウウウッ

フワッ


第一司教「………」

第一司教「これが、ハルシオンの権能が一つ────【雷翼】」

第一司教(………素晴らしい)

第一司教(素晴らしい、素晴らしい!)

第一司教(この溢れ出る万能感。確かに感じる勝利の幻視────)

第一司教「……流石はハルシオン。伝説の魔剣です」ニィ


合衆国兵D「………」

合衆国兵E「あ、あんなのどうやって………」

合衆国兵F「ゆ、弓の射程外だ………!」

合衆国兵G「反則だ……魔法使える奴しか狙えねぇじゃねえか……!!」


教国兵C「………お」

教国兵D「お、お、おおおお……」

教国兵E「す、凄い………!」

教国兵F「ま、まるで神の遣いの様な神々しさ………!!!」

チラ

第一司教「………フ」

第一司教(バカですねぇ……皆、私の魔法だと思っている様です)

第一司教(……まあ。今はあまり余計な事は考えず────)

スッ

第一司教「──── この状況を、素直に楽しむべきですね」ニッコリ


ドォオオオオオオオオオンッッ!!!!




第五司教「………」

第五司教(………戦闘も熟せるのか………)

第五司教「………第一司教殿、流石ですなあ」



第二司教「……あれは」

第二司教「………」

第二司教「………第一司教殿は、元は宮廷魔導師だったか」

第二司教(……それ程の実力者ならば不自然ではない、のか?)

人間側にハルシオン居ったの初代だけだし詳しい能力覚えてる人も少ないんかな

宮廷魔導師っていうかそれくらいの格?
教国で宮廷って言い方変ですね。



数時間後


シュウウウウウウウウ......


合衆国兵H「ひ、ひぃいいいいいいいいっ……」ズザザッ

合衆国兵I「も、もうダメだ………」

合衆国兵J「か、勝てる訳ねぇよあんなの………!!!」

合衆国兵K「化け物……化け物だぁああああああああ!!!!」ダダダダダダダッ


教国兵A「………」

教国兵B「……大勝するとは、思ったが」

教国兵C「まさか、100人以内の損害でここまで行くなんて………」

教国兵D「だ、第一司教ってあそこまですごかったのか……」



第一司教「………」

第一司教(………つまらないですねぇ。幾ら兵法の基本とはいえ、本当に3割減った程度で後退しなくても良いでしょうに)

第一司教「………ですが」

第一司教「追い討ちすれば、それも関係ないんですがね」ニィ


敵軍が撤退を始めました。
追い討ちをしますか?

1 しない(戦闘継続)
2 する(戦闘終了)

下1

>>222-224
後で作中にて説明するつもりでしたが、ここまで疑問呈されると答えないのもアレですしもう回答しちゃいます。

ハルシオンは【神威瀟来・黒天】と【天魔の審判】のイメージが強過ぎて、それ以外を知ってるのは考古学者かこっちの東大京大の教授並みの学術機関に所属する学者くらいです。
というのもユリアーネスちゃんは戦略家としての側面が強く、個人戦闘の記録は殆どない為です。
つまりユリアーネスちゃんが殲滅戦と軍団指揮を好んだ結果、この様にあまり知られないものとなりました。

ただ、だんだん使っていくと別の方向から疑惑になります。
それは注意しましょう。

ん?追い討ちをかけないと戦闘継続で追い討ちをかけると戦闘終了なの?

>>229
逆でした……。
夜はバカになる傾向があります。
許して下さい。

最安価。
1 追い討ちする(戦闘継続)
2 追い討ちしない(戦闘終了)

下1

一応ね。
()見た可能性ありますし。

第一司教「………と、思いましたが」

チラ


教国兵E「は、ははは!!か、勝ったぞぉ!!!」

教国兵F「も、もう家に帰れるんだよな………!?」

教国兵G「よっしゃあああああああああああ!!!!」

教国兵H「今日は酒だぁあああああああああああああ!!!!!」

教国兵I「あっバカお前、第一司教様に聞こえたら………!!」


第一司教「………」

第一司教(兵も消耗品────使い過ぎて無駄にするのも愚策、ですかね)

第一司教「」


ヒュウウウウウウウウウウッ

ストッ


教国兵H「!! あ、あっあっ……」

教国兵I「……あーあ、もうしーらね」ボソ


第一司教「………」

第一司教「帰りますよ。勝利の凱旋です」ニコ


教国が勝利しました。
兵に尊敬されました。
第二司教に一応感心されました。
第五司教に感心されました。
教皇に実績を認められました。

第二司教は第一司教の事を、ただの同僚と思っている様です。
第五司教は第一司教の事を、なかなかやる奴だと思っている様です。
教皇は第一司教の事を、将来の政敵であると認識した様です。

政敵認定されたが、但し将来のか...
野心があることを知られてても、実績がある分今すぐ失脚させる気はないと捉えていいのかな

教国 議場


教皇「さて」

教皇「何か申し開きはあるか、合衆国大統領」


大統領「………」


教皇「何も答えなければ、合衆国は無条件で我が国の属国となる。答えろ」


大統領「………」

大統領「………合衆国は、様々な者が集まる国だ」

大統領「故に、数多くの文化を生み出してきた」

大統領「あらゆるモノを受け入れ、自由を尊んできた」

スッ

大統領「教皇。我々は、もう反省をしている」

大統領「反乱などしない。反乱を起こす気もない」

大統領「虫のいい話であるのはわかっている。……だが」


ペコッ


大統領「国民の、自由だけは………どうにか、守ってやって欲しい」

大統領「我が国から自由が欠ければ………それはもう、合衆国ではないのだ」


教皇「………」

教皇「司教よ」


第一司教「は」

第二司教「はっ」

第三司教「は……」

第四司教「はっ」

第五司教「は!」


教皇「貴公らの意見を訊きたい」

教皇「この者は一国を背負う立場でありながら、こうして私に頭を下げてまで国民の自由を嘆願してきた」

教皇「それは素晴らしい事だ。勇気ある事だと思う」

教皇「しかし、この者が我々に戦争を仕掛け、教国を汚そうとしたのも事実………さて」

教皇「私は、この者をどうすべきだと思う?」


第二司教「………私は。そんな話など聞かず、罰するべきと思いますが」

第三司教「右に同じですな」

第四司教「私は……その誇りに免じて、保障をしても良いかと思います」

第四司教「だからといって、賠償金を取らない訳にはいきませぬが……」

第五司教「私もそう思いますな。賠償金はきっちり取るべきですが……過剰な禍根を生まぬ為にも、自由の保障程度は良いのではないかと」


教皇「………第一司教。貴公はどう思う?」


第一司教「………」


属国化に────


1 賛成。属国化させる
2 反対。自由を保障する

下1

第一司教「………」

第一司教「私は属国化に賛成します」


大統領「………!」


第一司教「確かに、彼の主張には心動かす何かがありましたが」

第一司教「だからといって、眼前の利益を捨て置くなどと言う事は………あまりにも、愚かです」

第一司教「ですから、彼には申し訳ありませんが」

ニコ

第一司教「合衆国は統合という事で、宜しいのでは?」


教皇「………」

教皇「そうか」

スッ

教皇「大統領」


大統領「………」


教皇「悪いが────合衆国は、明日から我が国の物となる。賠償金、領土問題等の今後の問題について考えておけ」

ザッ

スタスタ


大統領「…………………」


1ヶ月が経過します。

第一司教「」カキカキ

ペラ

第一司教「」カキカキ

ペラ

第一司教「」カキカキ

ペラ

第一司教「……おや」

第一司教(このページが最後ですか。では………)



第一司教「……暇ですね」

第一司教(あの後、私は幾つかの勲章を授与されましたが……)

第一司教(まあ、教皇になれなければなんの意味もありませんからね)

第一司教「………」

第一司教「久し振りに、本でも読みに行きますか」


第一司教の行動を決めて下さい(別に移動して本読みに行かなくてもおkです)。
あと、これで切ります。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 政務(時間が過ぎます)

下1

乙です。果して教皇はあの場でどういう答えを望んでいたか....
そういや歴代使用者の中で唯一名前が役職名なんだな

第四部  遣い手:『僻地に住む青年』ヤマト→教国第一司教 舞台:極東の島→教国
>>78-
568年後 極東の島にて魔剣はヤマトによって拾われるが、人類最強の一角である殺し屋フェイスによって殺害され魔剣は教国に渡る
上から数日後 フェイスの雇い主である教国の第一司教が所有者となる
上から三か月後 合衆国が教国に宣戦布告するが、第一司教は魔剣とともに前線に立ちこれを撃退。教皇からは実績を認められるも将来の政敵として認識された。合衆国は無条件降伏し、第一司教の口添えで属国になることが決定

暇ですし次のイベント来る前まで進めます。
コンマによってはイベントもやっちゃうかも?



第一司教(さて、何の本を読みますかね……)スタスタ


「!」


シュバババババババ!!

第一司教「!?」

教国兵A「うっす、どもっス第一司教様!」

教国兵B「鍛錬しますか!?」

第一司教「え、ええと……いえ、今から私は本を」

教国兵A「なるほど鍛錬っすね!」グッ

教国兵B「じゃあ行きましょう!!」グッ

第一司教「………」

ハァ

第一司教「………少しだけですよ」


物理戦闘力が+6から+11に上がりました。
兵たちの士気が上がりました。

1ヶ月が経過します。

講堂


第一司教「……という事なのです。従って、神は………」


「ふむふむ……」カキカキ

「なるほどなぁ……」カキカキ

「そういう事か……」カキカキ


…………………………。


「お疲れ様でしたー」

「ありがとうございました、第一司教様!」

「またお願いしますねー」


第一司教「ええ、また会いましょう」ニコ


ガチャン


第一司教「………」

第一司教「」チラ

時計「」

第一司教「………やる事はもう、ありませんね」

第一司教(さて、どうしましょう)


第一司教の行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 政務(時間が過ぎます)

下1

第一司教「……久し振りに外でも歩きますか」

第一司教(最近、まともに街を見れていませんからね)

スタスタ


ガチャッ

ゴンッ

第一司教「! 申し訳ございません、まさか人が居るとは思わず……!」バッ



教皇「………」ヒリヒリ

第一司教「………」

教皇「………」ヒリヒリ

第一司教「………」ダラッ

教皇「………」ヒリヒリ

第一司教「………ええ、と」ダラダラ


1 お、お怪我はございませんか?
2 ごめんなさい………
3 しっかり周り見ない教皇様も悪いんですよ
4 ……あの、何かして欲しい事とかございますか?

下1


第一司教「………」

第一司教「………ご」

第一司教「ごめんなさい……」

教皇「………」

教皇「……別に良い。だが、これからは気をつける様に」

第一司教「は、はい……」

教皇「………」

第一司教「………?」

教皇「………」

第一司教(な、何故行かないのですか……?)

第一司教「あ……あの?」

教皇「………」

第一司教「………」

第一司教「あ」

第一司教「まさか、私に御用件が……?」

教皇「そうだ」

第一司教(……じゃあ最初からそう言って下さいよ)

第一司教「……では、どの様な御用件で?」

教皇「………第一司教」

ピッ

教皇「これを見ろ」

第一司教「ん……?」ジッ

第一司教「………」

第一司教「これは……」

教皇「ああ」


91以上 帝国の完全同盟要請だ
90~70 帝国の軍事同盟要請だ
69~30 帝国の経済同盟要請だ
29以下 合衆国に反乱の動きがある

下1

教皇「見ての通り、帝国の軍事同盟要請だ」

第一司教「……帝国が。しかし彼の国は斜陽国家、軍事同盟など結ぶメリットが無いのでは?」

教皇「そうとも言い切れない。帝国は古来より存在する国────故に、その領内には歴史的価値のある物が多く存在する」

教皇「それに、最近ではまた学問を中心に発達している。帝国の明らかな欠点といえば、軍事力が心許ない事のみだ」

教皇「しかしそう簡単に瓦解する国と組んでも、帝国も隙を晒すだけで面白くないだろう────が、そこに教国だ」

第一司教「……合衆国を、属国にしたからですか」

教皇「」コク

第一司教「事情は分かりました。しかし、何故私に?議場で話し合えば良いではありませんか」

教皇「………」

教皇「第一司教。貴公は、頭が良い」

第一司教「………」

教皇「勉学に長けているとか、多量の知識を持つとか、そういうものではない。先を見通す力を、確かに持ってはいる」

教皇「取って代わられる事を知らされなければ────もしかしたら今この瞬間でも、少しは信頼していたかもしれない程の」

第一司教「………それで?」

教皇「敢えて、先に訊きたい。貴公は帝国と同盟を結ぶ事のメリット・デメリットを再考した上で────どうしたい?」

第一司教「………」

第一司教(メリットは学問関係の進歩、歴史的なモノの確保……あとは、少数ではあれど戦時に援軍が期待出来る事)

第一司教(デメリットは帝国が侵攻された時に護らねばならない、ですか)

第一司教「ふうむ………」

教皇「………」

第一司教(……まあ、これは)

第一司教「教皇様。私は………」


1 帝国と同盟を結ぶべきかと
2 帝国とは同盟を結ばぬ方が良いかと

下1

護る、つまり活躍する場が増えるという事か 1で

そういえば、帝国や連邦は強くなりがちと書きましたが、アレは平均的な意味です。
つまり今弱いのは限定的って奴ですね。
数十年、数百年のスパンで考えるとまた強くなるかも。



第一司教「……よくよく考えてみますと、帝国とは同盟を結ぶべきですね」

教皇「何故」

第一司教「今回は例外ですが……そうそう、戦争などというものは起きたりはしません」

第一司教「それに、中規模の国とは言え3国が固まるのです。連邦ですら簡単には手を出せない規模になるでしょう」

第一司教「加えて我が国もそろそろ文化面、学術面が停滞してきています。今はまだ大丈夫ですが……10年、20年後は分かりません。……と、様々な点を考慮した結果、その様に考えました」

教皇「そうか」

クルッ

第一司教「……もう、御政務に?」

教皇「ああ」

教皇「今日は、感謝する」


スタスタスタ



第一司教「………」

第一司教「珍しい事も、あるものですね」


教皇に助言をしました。
教皇は第一司教の事を、有能ではあると思っている様です。

1ヶ月が経過します。

議場


教皇「────という事だ。異論はあるか?」

第一司教「ありません」

第二司教「ございません」

第三司教「ありませぬ」

第四司教「ありません」

第五司教「私含め全員異論なし、ですな」

教皇「ないな。ならば」

教皇「帝国と、軍事同盟を結ぶ事とする」



第一司教「」スタスタ

第一司教(……先の話し合いで、いずれ帝国の皇帝が聖都に来ると言っていましたが)

第一司教(帝国には古き知識を持つ者が多いですから、ハルシオンは隠した方が良いでしょうね…………)


第一司教の行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 政務(時間が過ぎます)

下1

図書院


ペラ....


第一司教(前に中断されたので、今日こそはと来てみましたが………)

第一司教(……一年程度じゃろくな物が揃いませんね。気になっていた本は一冊二冊しかありませんでしたし)ハァ


スッ

スタスタ


第一司教(……私室で仮眠でも摂りますか………ん?)チラ


教皇「」ジー....


第一司教「………教皇様?」

第一司教(……何を読んでいるのでしょうか)スッ


教皇が読んでた本は………

1 ぎゃくさつ!べりおるくん!(1巻)
2 世界のトップ666
3 終焉を呼ぶ剣、ハルシオン
4 実は可愛い!?魔獣の生態♡

下1



1、3はハルシオンが出てきそうだな

ぎゃ???!??おる??「」


第一司教(見えませんね……もう少し下から………)ググ


ぎゃくさ??べりおる?ん!「」


第一司教(………ん?)ググッ


ぎゃくさつ!べりおるくん!「」


第一司教「はぁッ!?」


教皇「!」


第一司教「………あ」

シーーーーーーーーーーーーーン....


教皇「………第一司教。図書院や図書館では静かにしろと、習わなかったのか?」


第一司教「いや……ですがそれは」


教皇「………」

教皇「この本が何だ?」


第一司教「……虐殺、ベリオル君と書かれていますよね?」


教皇「ああ」


第一司教「……そういうものを見るのは、倫理観念上あまりよろしくないかと」


教皇「………」


71以上 嫌だ。見たい
70以下 分かった。もう見るのはやめよう

下1

父親みたいだ

教皇「……分かった」

スッ

教皇「もう、こう言ったものを見るのはやめよう」


第一司教「え、ええ。それが宜しいのではないかと」


教皇「………」

教皇「私は部屋に戻る。貴公は政務を全て終えたのか?」


第一司教「え? ええ、まあ」


教皇「そうか。……なら、いい」

スタスタ


第一司教「………」

第一司教「………」クルッ


スタスタ

パラッ


第一司教「………」

第一司教(……折り目が付いてますね。やはり、また読む気でしたか)

ニヤ

第一司教(このシリーズ……焚書にしたら、面白そうですね)クク


教皇の意外な一面を見ました。
教皇は第一司教の事を、有能ではあると思っている様です。
ぎゃくさつ!べりおるくん!シリーズが焼却されました。

1ヶ月が経過します。

んでまたイベントコンマです。
ビミョい奴が来たらまだやります。
極端なのが来たら今日はここまで。

じゃお願いします。

下1

ビミョい。
まだやります。
で、なんでしょう?


81以上 聖都で邪神の祭壇が発見される
80~30 聖都で邪神崇拝者が発見される
29以下 聖都で邪神の記録が殆ど抹消される

下1

あ?

マイケル神父が信仰してたやつだっけ?
何者なんだろうな邪神って
わりかし教国の神様も謎だけど

拷問部屋


第一司教「彼が、その異端者だと?」

教国近衛兵「ええ」


「ンーッ!ンンーーーッ!!」


教国近衛兵「……黙らせましょうか?」

第一司教「いえ、良いですよ」スック

スタスタ


「ンンン!!ンーーーーーッッ!!!」

第一司教「」ゲシッ!

「ンウッ!?」

ドシャッ!

第一司教の靴「」グリグリ

「ン、グ、ンンンンンンンンンンンッッ!!!!」

第一司教「少し、静かにして頂けませんか?」ニコ

「…………ッッ」


第一司教「その状態で頼みますよ。はいは二度頷く、いいえは一度頷く。疎通はそれでお願いします」

「…………」

ゲシッ!

グリグリグリグリ

「…………!!!」コクコク

第一司教「まず……」


1 邪神とは、魔族なのですか?
2 邪神の教えとは何ですか?
3 邪神とはどうすれば会えますか?
4 邪神とは、どれほど強いのですか?
5 邪神の出来る事とは何ですか?
6 邪神の記録を見せて下さい
7 邪神は男?女?



結構放置されてた邪神についての情報収集タイムです。
3個まで出来ますので、気になった番号をカキコしましょう。

下3まで

2

あと1個良いですよ。

………………。


第一司教「………そうですか。ありがとうございます」

「………!!!」グッ グッ

第一司教「? ……ああ、そういえば」

第一司教「もちろん、解放しますよ。今すぐにね」ニコ

第一司教「という事で、お願いします」スッ

教国近衛兵「は」


スタスタ

ザシュッ!



第一司教(………彼が言うには、こうらしいですね)


第一司教「『……曰く邪神とは、魔族にとっての神であり、また悪と混沌にとっての神でもある』

『故に邪神は悪に干渉出来、闇に潜る事が出来る』

『凡百の者はその姿を見る事すらかなわず』

『干渉された事すらも分からない』

『また邪神に教えはなく、すべてを混沌に包む事こそを望んでいるという事だけが分かっている』

『そして邪神とは、ある時間帯に潤沢な魔力を各地に点在する邪神の祭壇にて捧げる事によって『コンタクト』は取れる』

『しかしそのコンタクトでも、相手が興味を持たなければラインが繋がるだけで会話も出来ない』

『よしんばコンタクトが出来ても、どうでも良い事を聞かれたり、あるいは逆にその者が一番に悩んでいる事だったり……接触時に展開されるものは、それぞれ変わったりもする』


第一司教「まあ、つまり」

第一司教(完全に、存在する意味がないですね)

第一司教(後でその祭壇とやらの破壊を兵に命じましょう)スタスタ




急に眠くなってきました。
寝ます。

第一司教(一応、合衆国や帝国にも調査をさせましたが……)ペラ


『聖都西の遺跡奥にて発見』

『聖都東の洞窟の中にて発見』

『教国南の小屋の地下にて発見』

『教国南の丘の上にて発見』

『うちのかかあの故郷の村にありましただ!』


第一司教(………)

第一司教(邪神の祭壇、想像以上に多いですね)

第一司教(これは、この時点で対応を行って良かったのかもしれませんね)


………………。



第一司教「………」ペラ

第一司教「うん?」


時計「」


第一司教「……休憩でも取りますか」


第一司教の行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 政務(時間が過ぎます)

下1

高級食堂


第一司教「………」パクパク

教皇「」モグモグ

第一司教「………」パクパク

教皇「」モグモグ

第一司教「……あの、教皇様」


モグモグ ゴックン


教皇「何だ」

第一司教「いえ……何故、私の隣に?」

教皇「身近な人間が居る場所に行くのは自然だろう」

第一司教「いや、まあそうかもしれませんが」

第一司教(……最近、よく会いますね。本当に鬱陶しい)

教皇「………」

教皇「第一司教」

第一司教「……何です」

教皇「貴公は、私が嫌いか」

第一司教「………」

教皇「………」

第一司教「………」チラ


ワイワイ

ガヤガヤ


第一司教「………」

第一司教「教皇様は、私の事をどう思っておられるのです?」

教皇「………」

教皇「貴公は、有能だ」

教皇「そして、『変われる』とも思う」

第一司教(……相変わらず知った様な口を。これだからこのアマは気に入らないんですよ………)

教皇「……私は答えた。貴公も答えろ」

教皇「貴公は、私の事をどう思っている?」

第一司教「………」


1 好ましいとは、思っていますよ
2 特に何も。教皇様は教皇様ですから
3 ……嫌いですよ。この世の何よりも、ね
4 ……ここで話す事ではないでしょう?

下1

これがいわゆるハズレ選択肢って奴です。
多分明確に取ったのは初かと思われます。
以前までのはどんな小さくても何かしらのプラスがありましたから。
『死影』戦も勝てば大幅なプラスは見込めました。



第一司教「………」

第一司教「ここで話す事では、ないでしょう?」

教皇「……そうだな。ならば」

スック

教皇「今度は、しっかり答えろ」

第一司教「………」


スタスタスタ


第一司教(……どうにか、有耶無耶に出来ませんかね)

第一司教(あの女は、生理的に受け付けません)チッ


教皇は第一司教の事を、少しは話せる人間だと思っている様です。

1ヶ月が経過します。

第三司教「では、あの件は?」

第一司教「ええ、継続で宜しいかと」

第三司教「ふむ……しかし、孤児院等は不必要に思えますがな」

第一司教「それでも、スラム街を聖都に生まない様に必要なのですよ」

第一司教「例えばある国では社会保障の一環に生活保護と言うものがあります」

第一司教「アレは、貧しくなって何も出来ない人間が犯罪に走らない様にする為の措置でもあるのです」

第一司教「スラム街などが生まれれば、まず間違いなく治安は悪化し犯罪の為団結する人間も出てきます」

第一司教「ここは一見無駄に思えるでしょうが、孤児院の援助を続けるべきかと」

第三司教「ほう、流石は第一司教殿。助言、感謝致す」

スタスタ



第一司教「……綺麗事なら、こうして言えるんですが」

第一司教(中身はこれですからね)フ


第一司教の行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 政務(時間が過ぎます)

下1

第一司教の行く場所を選んで下さい。

1 私邸
2 議場
3 図書院
4 高級食堂
5 聖都広場
6 聖都ギルド
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)

下1

高級食堂


第一司教「」スタスタ


ピタ


第一司教(……なんとなく来てみましたが)

第一司教(精々新作のスイーツを堪能する位しか、やる事がありませんね)

第一司教(まあ、何人か知り合いも居る様ですが)チラ

第一司教(さて、どうしましょう)


誰に話しかけますか?

1 明らかに酒を飲んでるのに咎められてない第五司教
2 新作のスイーツを食べる神々しい少女
3 向かい合って話し合っている第二司教、第四司教
4 ハゲの近衛兵
5 完全ランダム

下1

第一司教「失礼」スッ

第二司教「おや、第一司教殿ではありませんか」

第四司教「丁度、第一司教殿の事をお話していたのです」

第一司教「私の?」

第二司教「ええ。最近、第一司教殿は生き生きとしておられるとな」

第四司教「以前は……まあ、本人が居る前で言うのもどうかと思いますが……こう、味気の無い感じでしたな」

第二司教「しかし合衆国との戦争で戦功を打ち立てた頃からでしょうか。兵の見る目も変わり、今や当選当時の雰囲気に戻っていますよ」

第一司教「……フフ、当選当時ですか。懐かしいですな、それも」

第四司教「ハハ、私は世襲制でこうなっただけですから、あまり苦労はせなんだが……」

第二司教「私は第一司教殿と同じく、在野からの上がりですからなあ。本当に苦労しましたよ……」

ハッハッハ....



第二司教(………あの時感じた違和感は、ただの違和感であった様だな。第一司教殿は、良くやっている)


第二司教は第一司教の事を、好ましく思っている様です。
第四司教は第一司教の事を、好ましく思っている様です。

1ヶ月が経過します。

第一司教「」フキフキ


黒いハルシオン「」


キラーン

第一司教「……こんな物、ですかね」


ガチャ


第一司教(……正直、最初はとても重くて補助術式を掛けようかと思っていたくらいですが)スッ

ムキッ

第一司教(最近兵どもと偶に訓練をする様になって、普通に持てる様になりましたね)


第一司教の行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 政務(時間が過ぎます)

下1

特に何もなく1ヶ月が過ぎます。

多分もしかしたら何かあるんじゃないか、とかそういう意味で選んだと思いますが……政務、というか5は殆ど恩恵ありません。
シェルの頃に言ったアレだって、所詮は描写で少し有利に見える様になるくらいです。
本当に5は時間が過ぎるだけです。

イベントコンマです、3ヶ月経ったんで。

下1

うーん結構低い……。
あと前回なんかここだけ逆転してましたが、戻しますね。


81以上 皇帝が再来月いきなり来ます
80~40 皇帝が来月いきなり来ます(来月の行動が強制されます)
39以下 帝国が同盟解除の動き

下1

議場


教皇「よく集まってくれた、司教よ」

教皇「由々しき事態が起こった」


第一司教「帝国が同盟解除の動きを取った事、ですね」

第二司教「それはまた急に、何故……」

第五司教「ううむ……? 何か我が国が問題を起こした様には思えないが……」

第三司教「いや、一つ心当たりがあります」

第四司教「第三司教殿?」

第二司教「ほう……それは?」

第三司教「ええ、実は……」


71以上 先程、現皇帝が行方不明である事が判明しました
70~20 先程、現皇帝が重篤であるとの情報が入りました
19以下 先程、現皇帝の崩御の情報が入りました

下1

第三司教「………」

第三司教「現皇帝は、崩御。そして次なる新皇帝が、新たなる体制を築くものと思われます」

第一司教「………成る程」

第五司教「皇帝が、崩御………」

第四司教「体制が変わる、か……」


教皇「……対抗馬は居ないのか?親教国派の」


第三司教「……居るには居ます。しかし支持率は当然、現候補に負けております」


教皇「ならば良い。同じ皇族だ、国民は皇族なら誰でも良いと思っているだろう」


第一司教「強いて言えば良政が出来る事も含まれますがね」

第二司教「その対抗馬の支持率はどれ程です?勝ち筋が見えるのなら、我々もバックアップをせねばならんでしょう」

第三司教「ええ、確か────」


コンマです。

結果÷2 %

下1

第三司教「…………12%」

第一司教「ああ、諦めましょう」

第二司教「ええ、これは諦めるのが賢明ですな」

第四司教「……別に完全に同盟が切られる、と決まった訳でもありませんしね」

第五司教「うむ、これは捨てよう」


教皇「………」


第一司教「……教皇様は、どうお考えですか?」


教皇「……いや。私も、切り捨てるべきだと思ってな」


第一司教「左様ですか。では、その形で」

ザッ ザッ ザッ


第一司教(………崩御、ですか)

第一司教(まあ十中八九、他殺ですね。さて、誰がやったのか……)

第一司教(『死影』はいけすかない男ではありますが、高い情報精度も持つ。暇があれば、聞いても良いかもしれませんね)

「……」

コンコンッ

第一司教「入りなさい」

ガチャ

「第一司教様。帝国が、正式に軍事同盟を解除致しました」

第一司教「…そうですか」

第一司教「分かりました、下がりなさい」

「は」

スッ


第一司教(……本当に解除しましたか)

第一司教(さて、帝国はこの先どう変わるのでしょうね)


第一司教の行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 政務(時間が過ぎます)

下1

第一司教の行く場所を選んで下さい。

1 私邸
2 議場
3 図書院
4 高級食堂
5 聖都広場
6 聖都ギルド
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)

下1

3

私邸


スタスタ

ガチャ


シーーーーーーーン....


第一司教「………」

第一司教(私に、家族は居ませんが)

第一司教(やはりここまで何もないと、寂しくなりますね)

第一司教「……まぁ、一歩別の場所に出れば」


スタスタ



私兵A「おりゃあっ!」

私兵B「せりゃあ!」

私兵C「おおおおっ!」

私兵D「はぁっ!」

キンッ! ギィンッ! ギギンッッ!


第一司教(こうなっているのですが)

第一司教(………)

第一司教(久し振りに、掃除でもしますか)


物理戦闘力が+11から+12に上がった。

1ヶ月が経過します。

聖都 街道


ガキA「ハゲだ!」

ガキB「ハゲ!」

ガキC「ハゲだぁー!」

ガキD「ハゲ!」


第二司教「ハゲでないわ罰するぞこのガキんちょどもッ!!」


ガキA「ハゲが怒ったぁーーーーーーー!!!!」

ガキC「逃げろーーーーーーーーー!!!!」

ダダダダダダダッ


第二司教「待てぇえええええええええええええええええええええええ!!!!!」

ダダダダダダダッ



第一司教(……大変ですねぇ)


第一司教の行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 政務(時間が過ぎます)

下1

1 教皇

じゃあ教皇ちゃん決まったついでにそろそろご飯食べてきます。
今日は500レスくらいまで進めれば良いなあ。
流石に無理ですかね。

いったん切ります。

旦乙

まぁ野心があることも実力があることも認めさせて非常事態になったら、強く優秀な指導者への譲位という流れにもってきたらいいなあ

司教たち結構違いあるな
第二司教 ハゲだが鋭く要注意人物 成り上がり当選組 戦隊指揮ができる 敵国には厳しめ
第三司教 大使の死を怒ってた人 敵国には厳しめ 国際事情には詳しいが、社会保障には疎い模様
第四司教 世襲当選組 敵国には甘めである程度誇りを汲んでやれる
第五司教 酒好きだが親しげ 戦隊指揮ができる 敵国にも甘め

再開します。



教皇「第一司教」


第一司教「………」

第一司教(本当に、最近異常に会いますね……何かしらの意思でも働いているんでしょうか)

第一司教「……何かまた、御用でも?」


教皇「ああ」

ピッ

教皇「これを見てくれ」




第一司教「………」

第一司教「あの、これは?」


教皇「見ての通り、入学候補の学園のパンフレットだ」

第一司教「……こう言ったものは、私ではなく第二司教殿や第四司教殿辺りに任せた方が良いのでは?」


教皇「彼等はまだ政務をしている。必然、貴公しか居ない」


第一司教「……そうですか」

第一司教「ここから、どれかをお勧めすれば宜しいのですね?」


教皇「そうだ」


第一司教(……未来の敵相手にこんな事を頼みますか、普通………)

第一司教(………)

第一司教(まあ、さっさと見て適当に選定してやればいいでしょう)ペラ

第一司教(まず第1校目は……令嬢や、貴族の子息の多い典型的なエリートの学校ですか。私も通っていましたし、まあ普通ならばここでしょうね)

ペラ

第一司教(2校目は、1校目の女子学校版ですかね。……こちらは、皇族や王族が多いのですか。教皇様に限っては、我が母校よりこちらが良いかもしれませんね)

第一司教(3校目は……ふむ、魔法に特化した学園ですか。まぁ、偏差値も低くないですしここでも良いかもしれません)

第一司教(最後は………質実剛健を旨とする、由緒正しき学園ですね)

第一司教(ここは中等部が存在せず高等部からの入学のみしか開設していない、質の高い生徒の集まる学校の様ですね。……ただ、庶民が多いのは難点ですね)

第一司教(さて、何処にしますか)


1 貴族の多い名門校
2 皇族、王族も多い女子校
3 魔法に特化した名門校
4 成り上がりの多い名門校

下5まで多数決
地味に重要かもしれないので。

第一司教「ふむ」

ピッ

第一司教「やはり、この学校ではないでしょうか」


教皇「そこか」


第一司教「ええ。同じ年頃の同じ地位の同性が通うのです、少なくとも他校よりは過ごし易いかと」

第一司教(……私個人としては、他国の姫や皇女にコネクションなど出来て欲しくはないんですがね)

第一司教(まぁ所詮友人関係止まり、どうせろくな絆など育めやしないでしょう)


教皇「そうか。感謝する、第一司教」

教皇「また何かあったら頼む」

スタスタスタ


第一司教「………」

第一司教「『また』、ですか」

第一司教(……その『また』が来る前に死んで頂ければ嬉しいんですがね)


教皇の進路相談に乗りました。
教皇は第一司教の事を、割と話せる人間だと思っている様です。

1ヶ月が経過します。

寂れた酒場


第五司教「うぇ~~~い!!酒だぁ、酒持ってこォ~~~~~いッ!!!」

第一司教「……飲み過ぎですよ。何杯目ですか」

第五司教「んお?10?20?へへっ、忘れちまったよォ~~~」グピグピ

第五司教「プハーーーーーーーーー!!!!!」

第一司教「………すみませんマスター、これでどうかお許しを」

ジャラッ

マスター「え、ええ………」



第一司教(あの後酔い潰れた第五司教殿は、私兵たちに担がれて行きました)

第一司教(……ああはなりたくないですね)ヤレヤレ


第一司教の行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 政務(時間が過ぎます)

下1

第一司教の行く場所を選んで下さい。

1 私邸
2 議場
3 図書院
4 高級食堂
5 聖都広場
6 聖都ギルド
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)

下1

議場


第一司教(ここは政に関する時間と深夜以外、常に市民の為に開放しています)

第一司教(ゆえに、様々な議論が飛び交う訳ですが……)チラ


「きのこ!」

「たけのこ!!」

「きのこなの!!!!」

「たけのこのが体積的に上に決まってんだろバーカ!!」


第一司教(菓子の事に関し議論している者もいれば)


「神など存在しない!不在証明は既にこの論文に記している!」バッ!

「ふざけるな!神が存在しないのなら何故この世界は生まれた!?」

「……神以外の何かが創り出したからに決まっているだろう!」

「じゃあそも神以外の何かとは何だ!論理的に説明しろ論理的に!!」


第一司教(公然と叛逆罪に問われる様な事を主張している者も居る)

第一司教(彼は後で処罰するとして……さて、何処を見に行きましょうか)


1 きのこたけのこ戦争
2 神の存在証明
3 最強の魔剣
4 次代の教皇

下1

甘党かな?

第一司教「………」

第一司教「」スタスタ


「だいたいどのデータでもたけのこの里のが上回ってんだろうが!合衆国、帝国、共和国、王国、都市国家連合全てがたけのこの里を好んでるぞ!!」

「合衆国なんてウチの国の属国になったゴミだろ!しかも都市国家連合なんてただの小国の集まった連立政権じゃねーか!教国や公国、連邦で好まれてるきのこの山の方が上なんだよボケ!」

「じゃあなんできのこの山は若年層に人気ないんですかぁ~~??」

「逆になんでたけのこの里は老害が好むんですかぁーーーー???」

「老害の使い方間違ってますよぉ?老害って老人のみを指す訳じゃなくてゴミども全員を指すんですけどぉ~~~???」

「オメェゴミじゃん!生きてる価値ないじゃん!別に間違ってなくね?」

「あァ!?てめぇ言ったな!?言ったなこの野郎!!」

「なんだやんのかボケ!!」


第一司教(………)

第一司教「」スタスタ



第一司教「猿小屋見た気分ですね」


1ヶ月が経過します。

イベントコンマです。
地味にハルシオンを手に入れてから一年です。

さて、何が起きるんでしょうか。
コンマで決定。

下1

なんだろな

さてさてどうなるんでしょう。


81以上 帝国が壊滅的被害を被る、教国に再同盟要請
80~50 帝国が他国と戦争
49~20 帝国が他国と敵対
19以下 合衆国で反乱を主導する者が現れる

下1

議場


教皇「司教よ。総員、状況は把握しているな」


第一司教「無論です」

第二司教「ええ」

第三司教「勿論でございます」

第四司教「はい」

第五司教「当然ですな」


教皇「では前置きは必要ないな。ならば、早速対応策を練るぞ」


第四司教「とはいえ、対応策と言えど軍需方面に力を入れるしか無いのでは?」

第一司教「いえ、恐らく教皇様はその先の事を考えておられます。……でしょう?」


教皇「その通りだ、第一司教。私は、もし帝国が敗北の危機に陥った場合────同盟条約を再締結し、掩護に向かうか。その時来る同盟要請を無視し、むしろ相手国を支援すべきか」

教皇「その如何を、議論したいと思っている」

第二司教「……ふむ。今回は、やはり相手国に味方するべきでは?」

第三司教「その通りですな。裏切った国などに味方をしても意味がありませぬ」

第四司教「……しかし、帝国も反省をしているかもしれませぬ。一考くらいは、しても良いのでは」

第五司教「私は……まあ、帝国は酒が美味いからですからなあ。正直、掩護してやりたいとは思います」

第二司教「……私情では?」

第五司教「ハッハッハ、じゃあ文化の保護を目的としたいとでもしておきましょう」


教皇「……また割れたか。第一司教、貴公はどう思う?」

第一司教(………ふうむ)


1 帝国に味方する
2 相手国に味方する

下1

第一司教(………ここは、掩護をするべきですかね)

第一司教「……私は、帝国を護るべきと考えますね」

第一司教「というのも、確かに帝国は我が国を早期に裏切りましたが……それは、新皇帝の無能から来るもの。国民の総意ではないでしょう」

第一司教「であればそれを汲み、慈悲の気持ちを与えてやれば────少なくとも帝国臣民は、我々を慕う事でしょう」


教皇「そうか」

バッ

教皇「ならば、その方針で行こう。これにて、会議を終了する」

スタスタ

ザッ ザッ ザッ


第一司教(まあつまり、戦後に皇帝を挿げ替える事は前提です。が……)

第一司教(………新たな候補。支持率12%の、もう1人の候補か……あるいは、新たにこちらが立てるか)

第一司教(考えておかねばなりませんね)

聖都 街外れ



スタスタ


ガコンッ ガコンッ


第一司教「ん?」

チラ


土方「よいしょーっ!」ガコンッ


第一司教「………」


スタスタ


第一司教「失礼。これは?」

土方「おっ……? アンタ、どっかで見た事ある顔だな」

第一司教「まあ、私の事などどうでも良いじゃないですか。それよりも……」

土方「ああ、これな。これ、列車って言うんだぜ」

第一司教「列車……」

土方「なんか蒸気機関?って言うので動くらしいぜ。仕組みはよくわからねえけどよ」

第一司教「ほう………」

第一司教(…………時代は、確かに移り変わっているのですね)


第一司教の行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 政務(時間が過ぎます)

下1

現実世界なら産業革命ぐらいの技術力かな
人間世界も中世で止まってないという事か
そのうち戦場では銃が主流になって剣もってきたら笑われる時代が来たりして

学園前


教皇「………」

スタスタ



第四司教「頑張ってください、教皇様……!」

第一司教(落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ落ちろ)

第五司教「いやあ、教皇様も遂に学園受験ですかあ」

第二司教「ハハ、こう言う場所を見ると若い頃を思い出しますな」

第三司教「ですなあ」



数時間後


ガチャ....

スタスタ


第二司教「………自信の程は?」


教皇「安心しろ。確実に受かった」


第三司教「おぉ!」

第一司教「」チッ

第五司教「こりゃ今日は晩餐ですぞ!」

第四司教「やりましたな、教皇様!」

夜 聖都広場

ドンチャン ドンチャン


第五司教「今日は宴だァ!!食って食って食いまくれェ~~~~~~ッッ!!!!」


ギャハハハハハ

ダイゴシキョウガコンナンデイイノカヨー


第二司教「……今日は、真夜中まで騒ぐでしょうなあ」

第四司教「神も、今日くらいは許して下さると嬉しいのですがね……」

第三司教「……許してくれますよ。合格確認も学園の方から頂きましたし……まるで、娘を見ている様です」

第四司教「ですなあ……」



第一司教「………」

第一司教(……気に入りませんね)チッ


ザッ

第一司教「!」チャキッ

第一司教「………」

第一司教「……おお、今夜の主役ではないですか。こんな場所で、何をしているのです?」ニコ


教皇「それはこちらの台詞だ。貴公こそ、混じらなくて良いのか」


第一司教「ええ、別に。……正直、複数人と過ごすと言うのは苦手でしてね」

第一司教「一対一とか、仕事とか。そういった形式であれば、問題はないのですが」


教皇「………」

教皇「意外だな」

教皇「私も、同じだ」


第一司教「………」


教皇「………」


第一司教「………」

第一司教「そうですか」

スタスタスタ


教皇「待て」


ピタ

教皇「良い機会だ。あの日の、答えを聞かせろ」


第一司教「………」


教皇「貴公が私の敵になるのは構わない。覚悟している」

教皇「だが、私は最大限貴公らの意思を尊重している」

教皇「もっと言えば、私は私の意思を殺した、客観のみを主軸にした政治をしてきたつもりだ」

教皇「貴公が、利益や名誉の為だけに教皇になりたいと言うのなら────何も、言わない」

教皇「だが少しでも国を想って、教皇になるのであれば。そして、貴公の考えが至極真っ当であれば」

教皇「私は、貴公の考えに極力合致した政治を行って良いと思っている」

教皇「……その上で聞きたい。私を、どう思う?いや────」

教皇「私の何が、間違っている?」


第一司教「………………………」


1 全てですね
2 力がない所ですよ
3 女だからです
4 貴方は、若過ぎる
5 知恵が足りないのです
6 経験が無いんです
7 浅いんですよ
8 ……貴方の天命は、弱過ぎる



また現代文なので下2まで、雑談除外で

2≧5なので2で行きます。



第一司教「………」

第一司教「教皇様。貴方は、絶対的な力というものを……知っていますか?」


教皇「……力」


第一司教「そうです。力です。全てを変え得る、巨大な力」

スタスタ

第一司教「私は、力を持っているんです」

スタスタ

第一司教「本当に、誰でも────その気になれば、魔王軍の上位者をも殺す、神をも凌ぎ得る力」

ピタッ

教皇「………」

第一司教「……貴方には、それが無い」

教皇「………」

教皇「………」

教皇「何処にある?」

第一司教「さあ? 何処でしょうね」ニッコリ


腰の長剣「」

教皇「……貴公が戦場で使った、あの雷の翼」

教皇「確かに、古き記述のそれと矛盾しない」

教皇「………」

教皇「本当に、天帝剣を持っているのだな」

第一司教「………」ニィ

教皇「………」

教皇「……確かに、力だ」

第一司教「ええ」

教皇「しかし、それは正しき力である保証が無い」

第一司教「ですが教皇様の様に無力であるよりは、格段にマシでしょう?」

教皇「……無力、か」

第一司教「ええ。例えば、今私と貴方が本気で戦ったとして」

チャキッ

ガチャッ

第一司教「私は、素手でも貴方を斃せるでしょう」

教皇「………」

あの攻撃方法と教国にほとんどないであろう古い記録から天帝剣までたどり着いてるとは優秀ではあるな

第一司教「そして、これを────まあ、天帝剣だとして。持てば」ヒョイッ

第一司教「私は、万の魔獣を殺す武神となる」チャキッ

教皇「………」

第一司教「つまり、同数の人間を……ただただ、一方的に蹂躙出来るのです」

第一司教「どうです?圧倒的でしょう?」

教皇「………………」

第一司教「……教皇様。貴方は私の、正義の有無を知りたい様ですが」

第一司教「それに関しては、無論有りますよ。私は、後世に謗られる教皇になりたいのではないのです。そう、例えば────天帝剣の最初の持ち主、『天帝』の様な。偉大なる者として、存在したい」

第一司教「ならば欲より、国益を優先するに決まっているじゃないですか」

教皇「……他国を、支配する事でか」

第一司教「……私は、万能ではありませんからね。教国以外の面倒など、見ませんよ」

教皇「…………」


??? 61以上
??? 60以下

下1

国の指導者としてならまともな感じか

………。
ほー。
???は後で公開します。



教皇「………そう、か」

教皇「………」

教皇「第一司教」

第一司教「何です」

教皇「私は、貴公のやり方が正しいとは思っていない」

教皇「……だが、間違いとも思えなかった」

教皇「確かに、一理はある。……真なる正義を、遂行出来る者に限るが」

教皇「………」

教皇「天帝剣の事は口外しない。貴公から言うのは自由だが、少なくとも私からは言わない」

第一司教「………ほう」

教皇「だが」

第一司教「」ピク

教皇「私は、今まで議場では黙っていた」

教皇「私の言葉は主観でしかない」

教皇「故に押し付ければ、不純物になると」

教皇「だが」

スッ

教皇「私はこれから、主観を押し付ける事にする」

第一司教「………」

第一司教「要するに、どういう事です?」

教皇「例えば貴公の言葉が、明らかに誤っているとして」

教皇「私は自身の正義の基準で以て、貴公の意思を否定する」

第一司教「つまり、私を完全に否定すると?」

教皇「いや。もしも貴公が正しいと思えたなら、その時は貴公を助ける」

第一司教(……何がしたいんです?この女は)

教皇「……分からなくても良い。ただ、貴公が天帝剣を以て事を行うのであれば」

教皇「私は、私が教皇である間だけでも────貴公の、監視者となる」

第一司教「………」

第一司教「……漸く理解出来ました」

第一司教「端的に言えば、貴方も議論に参加するのですね?」

教皇「ああ」

第一司教「別にその程度、諒解を得ずとも宜しいでしょうに。これで話が終わりなら、私は帰りますよ」

スッ

第一司教「もう、深夜に入る頃ですしね」


第五司教「」zzzzz....

教国兵の山『』zzzzz....


教皇「……ああ」

教皇「ではな」

スタスタ


第一司教「ええ」

第一司教「おやすみなさいませ」

スタスタ


教皇は第一司教の事を、自らが監視すべき存在と思った様です。
また、今後議場にて教皇も積極的に発言する様になります。

1ヶ月が経過します。

監視云々って書いてありますが、個人としては結構話す仲となっております。
安価のお陰で何度も会うようになりましたからね。

分かりづらかったら適宜「肯定的な意味ではどれくらい進展してんの?」って聞いて下さいね。

で、???は『俺』の覚醒判定です。
今の『俺』は、実は休眠状態に入っています。

一旦切ります。

要するにこれ自分が抑止力になりますよって事でええんか

>>387
そうです。
つまり、少しでも第一司教の独裁性を抑えようとしている訳です。

ちなみに「力」と「天命」のみがハルシオン公開ルートでした。

旦乙です
なるほど、魔剣君喋らないと思ったら寝てたのか。ユリアが大ぴっらに使わな過ぎて意識手放してた口かな?


面白い関係になったものだなこの二人

第四部  遣い手:『僻地に住む青年』ヤマト→教国第一司教 舞台:極東の島→教国
>>78-386
568年後    極東の島にて魔剣はヤマトによって拾われるが、人類最強の一角である殺し屋フェイスによって殺害され魔剣は教国に渡る
上から数日後 フェイスの雇い主である教国の第一司教が所有者となる
568年と3月後 合衆国が教国に宣戦布告するが、第一司教は魔剣とともに前線に立ちこれを撃退。教皇からは実績を認められるも将来の政敵として認識された。合衆国は無条件降伏し、第一司教の口添えで属国になることが決定
568年と5月後 帝国から教へ軍事同盟要請、第一司教の意見を踏まえて教皇はこれを締結
568年と6月後 第一司教各地にある邪神の祭壇を破壊命令
568年と9月後 帝国皇帝崩御(暗殺疑惑あり)。新皇帝による軍事同盟の破棄
569年後 帝国が他国と戦争を開始。
569年と1月後 教皇が第一司教を魔剣所持者と認知、監視者となると宣言

焼却されちゃったし多分今周長引きそうですし前言われてたべりおるくんのネタばらしでもしますか。






別に読み終えてもなんのプラスもありません。
ただ平仮名の羅列読んで終わりです。
そういう意味では皆さん素晴らしい回避力でしたね。
少ししたら始めます。

べりおるくんハズレ枠なんだな....教皇様そっから糸口摑んだのかと思ったけどこの調子だと関係なさそうだね
そんなためにならない本が今まで絶版されずに人族にまで広まってるのは単純に面白いからだろうか

第一司教は教国のことは何やかんやで好きで守ろうとはしているのか

やっぱりな()

>>395
好きというか単純に国がなきゃ教皇として存在出来ないからですかね?
自分の為に二次的に護ってやんよって感じです。



私邸 私室


第一司教(……戦争はまだ長引いている様ですねぇ)

第一司教(私の様にハルシオンが使える訳でもなく、更に相手国は合衆国の様に弱体化している訳でもありませんからね)

第一司教(ま、普通の戦はこんなものです。……あと2~3週間経てば大体の結果は分かるでしょうが)

第一司教(まあ、先代の皇帝がこちらに同盟を結ぼうとしてきたのです。帝国は9割9分、敗北するでしょうね)

第一司教(恐らく敗色が濃厚になれば、ゆっくりしていられる時間も少なくなるでしょうし)スック

第一司教「今のうちに、何かしましょうか」


第一司教の行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 政務(時間が過ぎます)

下1

第一司教「………」

第一司教「」グイッ

ムキッ

第一司教「………」



私兵A「……あれ、だ、第一司教様?」

私兵B「もしかして……」

第一司教「ええ。最近、少し体を動かすのが好きになりましてね」ニコ

私兵A「! そ、そうなんですか」

私兵B「あ、使いますか?」スッ

第一司教「これは?」

私兵B「ダンベルです。最近、こういうトレーニング器具が売れてるんですよ!」

第一司教「へえ………」

第一司教(教国軍にも導入する様提言しますか)


物理戦闘力が+11から+16に上がりました。
兵の士気が上がりました。

17ですね。
訂正します。

で、次イベントコンマですが。
今回は流石に戦争が有ったので、そっちに使わせてもらいます。
御了承下さい。

99 帝国勝利
98~81 帝国優先
80~40 相手国優勢
39以下 相手国勝利直前

下1

あと相手国は……

1 王国
2 都市国家(連合)
3 共和国
4 公国
5 連邦

書いて下さい。

下2

王国勝利寸前です。
帝国ヤバイですね。

当然みっともなく援軍要請を出します。
教国・合衆国連合軍は必ず出ますが……王国側は、それに対し自分たち側の同盟軍を行使するでしょうか?

81以上 共和国・公国連合軍を同盟により召喚する
80~60 共和国軍を呼ぶ
59~30 公国軍を呼ぶ
29以下 何も呼ばない

下1

王国・公国連合軍vs.帝国・教国・合衆国連合軍の戦になります。
うーん、規模としては大分大きな戦いなのではないでしょうか。
歴史の教科書には絶対載りますね。

まぁ逆に言えばここで活躍すれば支持率は急上昇です。
頑張っていきましょう。

たしかに大規模だな
ある程度勝利条件決めとかないと下手したら史実のThirty Years  Warみたく泥沼化するな

数日後…………


教国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ

合衆国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ

教国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ

合衆国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ

教国兵の軍勢『』ザッ ザッ ザッ ザッ


パカラッ パカラッ

第二司教「案の定、同盟要請を出してきましたな」

第一司教「ええ」

第五司教「まあ代わりに戦勝後の領土割譲に、一枚噛ませてくれるとの事ですからな」

第二司教「ええ……精々、毟り取ってやりましょう」ニィ

第一司教(……相変わらず自国民以外には厳しいですね、第二司教殿は)

第五司教「……ん! あそこが戦場ですかな?」

第一司教「ふむ?」

パカラッ パカラッ!


ズザザッ

第一司教「……ほう」

第二司教「……これは」

第五司教「………なんと、むごい」


帝国兵の腕「」

帝国兵の生首「」

帝国兵の目「」

帝国兵の脚「」

帝国兵の死骸の山『』


「……え、援軍か!?」

第一司教「……おや」

2と5の司教今回も前線に出てきたか
普通の国なら軍人枠って感じなのかな

帝国兵A「はぁッ、はぁッ……あ、アンタら………え、援軍なんだよなッ!?」

帝国兵B「た、助けてくれッ!!お、王国軍の残党狩りが……!!」

第二司教「……まず落ち着け。貴様ら、残りは何人だ?」

帝国兵A「ん、んなもんどうでも良いだろッ!?」

帝国兵B「は、はやく助けてくれよォ!俺もう嫌だよこんなとこォ!!」

第二司教「………」ハァ

第五司教「……あー。分かった、分かったから。な?今からお前らの事を助けてやるから、代わりにしっかり情報をくれ。でないとこちらも動けん」

帝国兵A「た……助けてくれるんだな!?」

第五司教「そう言っとるだろう」

帝国兵B「な、なら────」



………………………。

第一司教「……なるほど。残りの帝国兵は────」


81以上 3000人で良いのですね?
80~40 1000人で良いのですね?
39以下 500人で良いのですね?

下1

第一司教「1000人。それだけなのですね?」

帝国兵A「あ、ああ……」

帝国兵B「クソ……あんなの聞いてねえよ………!!」

第二司教「……なんだ、何かイレギュラーでもあったのか?」

帝国兵A「あったりめェだろ!? お、王国の奴ら……アイツら、魔剣遣いを雇いやがったんだ!」

帝国兵B「しかも、戦車とかいう大砲付きの動く鉄塊も使ってきやがった……!!」

第五司教「戦車ぁ?」

第一司教(…………)

第一司教「……わかりました。取り敢えず、兵を3人付けます。本国に帰投し、速やかに事態の説明を行いなさい」

帝国兵A「……し、死ぬなよ!?」

帝国兵B「危なくなったらすぐ逃げろよ……アイツら、マジでヤベェから………!!」


ダダダダダダダダダッッ!!


第一司教(…………)

第一司教(魔剣遣いと戦車、ですか)

第一司教(この戦い、一筋縄では行かないでしょうね────)スッ

数日後 軍議


第一司教「さて。今回は飽くまで帝国による召喚という体で援軍に応じた為、教皇様は居ません」

第一司教「従って、代わりにこの私が総指揮を執る事になりました。帝国・合衆国両国の将も、色々思う事はあるでしょうが……この場は、私に従って頂きたい」


「………」

「……ふん」

「わ、分かった………」

「く……あのバカ皇帝め………」


第一司教(やはり合衆国は反抗的、ですね。とは言え、命令を拒否する程ではない様ですが)

第一司教(そして帝国はかなり憔悴しているのか……大多数が、項垂れていますね)

第一司教(………)

第一司教(ここで採れる手段は3つ)

第一司教(一つは私がハルシオンを使い、数撃で全てを焦土に変える事)

第一司教(とはいえこの方法は流石に露見するでしょうから、最終手段ですね)

第一司教(次に、軍団を一つに纏めた上で王国の分散している軍団を各個撃破する事)

第一司教(確実性は非常に高いですが、時間はそれなりに掛かる手段ですね)

第一司教(最後に、単純に私が敵を策で弄し、全体的に攻撃をしながらも勝利する事)

第一司教(これは、その時に応じて私が最適の結果を選ばなければすぐに瓦解する方法です)

第一司教(正直、選ぶならば相当面倒ですが────)

第一司教「……さて」


1 寧ろ露見しても良いですかね?やっちゃいましょう
2 軍団を纏め、各個撃破しますか
3 策を使い、最短で潰しますか

下5まで多数決



途中で王国がピンチになると、公国軍(10000)が追加投入されます。

2

これじゃ大した事ない様に思えちゃいますね。
失礼、各戦場にって意味です。
2を選んだ場合は各戦場に現れるはずだった分の合計数が加算されます。

このレス含めず

了解
それでも2

おっと軍団まとめる感じですね?
じゃあ今回のそれぞれの兵数や魔剣使い、戦車の数など大事な物を一挙に決めていきますよ。
これが終わったら一回まとめる時間下さいね。


まず教国軍の数は……

結果×1000

下1

合衆国軍の数は……

結果×500

下2

王国軍の数は……

結果×1000(最低保証30000)

下3

敵魔剣遣いの数は……

91以上 1
90~40 3
39以下 5

下4

戦車の数は……

91以上 10
90~40 30
39以下 50

下5

コンマー

29000+14000+1000+1(第一司教)=44001

vs

30000+30000+3(魔剣遣い、スキル所有)+30(戦車)=60033


ちょーっと分が悪いかもしれませんね。
ハルシオンの解禁を考えた方が良いかもしれません。

ハルシオン使うか否か考えさせられるな…コンマ中々の仕事人

教国・合衆国・帝国連合軍総戦力
29000+14000+1000+1(第一司教)=44001


王国・公国連合軍総戦力
30000+30000+3(魔剣遣い、スキル所有)+30(戦車)=60033


第一戦場(草原側)
10000+10000+1+10=20011
魔剣の性質:相手(軍団含む)の動きを遅くする


第二戦場(湖畔側)
10000+10000+1+10=20011
魔剣の性質:どんな相手でも一撃当てれば殺せる(ただし物理戦闘にて)


第三戦場(森林側)
10000+10000+1+10=20011
魔剣の性質:継続する毒性ダメージ


これらからどれかを選んで攻撃する形となります。
ちなみに相手もバカではありません。
数日以内に終わらせたとかなったら普通に集合しちゃいます。
あるいは奇策を打ってきたりもします。
それら諸々考えてどれかを選んで下さい。
あと諸々の計算でまだ時間頂きます。

お待たせしました。



第一司教「……今回は軍勢を分散させずに、一気に大人数で叩きましょう」

「なに……?」

「しかし、進行が遅くなるのでは……?」

第二司教「……いや、その方が賢い。恐らく我々が帝国への援軍として参戦した事を王国が知れば、同盟国である公国に援軍要請をするだろう」

第二司教「ならばどれ程兵が来るかわからない今、大軍で行動しあらゆる事態に備えておくのも上策の一つだ」

「……チッ、確かにな」

「では、その方向で行きましょうか」

第五司教「しかし、各所には魔剣遣いが必ず1人は出張っておるのですぞ?何処もそう簡単に落とせるとは思えませぬが……」

第一司教「そこは最早、数の暴力で押すしかないでしょう」

第一司教(……いざとなれば、私が直接始末をすれば良いですしね)

チャキッ


「……で、結局何処狙うんだよ?」

第一司教「ええ、まずは────」


1 草原側の戦場
2 湖畔側の戦場
3 森林側の戦場

下1

半日後 湖畔


ザッ ザッ ザッ....


パカラッ パカラッ

第一司教「………」

スッ

第一司教「総員、停止!」


ピタ


第一司教「………」



王国兵の軍勢『』

王国兵の軍勢『』

王国兵の軍勢『』

王国兵の軍勢『』



第一司教「」チラ


戦車「」

戦車「」

戦車「」

第一司教(彼等の情報は正しかった様ですね)

第一司教(アレは確かに、普通の人間にとっては脅威でしょう)

第一司教(そして……)


キョロキョロ


第一司教(………)

第一司教(魔剣遣いは、見当たらないですね)

第一司教(敢えて身を隠しているのか、ただ見つけられなかっただけか……)

第一司教「まあ、いずれにしても」

チャキッ

第一司教「────勝つだけ、なのですがね」


戦闘を開始します。

???「……………」

ニヤ

ヒュンッ



第一司教「………」

第一司教「………?」

第一司教(今、誰か消えた様な………)

第一司教(………)

第一司教「まあ、良いです。それよりも、戦術指揮をせねば」

第一司教(さて、どう攻めましょうか………)


第一司教はどうしますか?
一度に二回行動出来ます。


1 総攻撃(1~3割殲滅、被害は0~1割)
2 休息(休憩し戦える者を1割ほど回復)
3 防御(被害を2割まで抑える)
4 ハルシオンを部分使用(1割殲滅)
5 ハルシオンを完全使用(9割殲滅)

下2まで

まず1.4で数減らしか?

安価は1

第一司教「まずは────」


....バチ!

バチバチバチッ!!

バチバチバチバチバチバチッッ!!!

ヒュンッ

フワッ


第一司教「【雷翼】を、使いますか」



王国兵A「………!」

王国兵B「……事前には、聞いていたが」

王国兵C「あの司教……飛行能力があるのか………」


合衆国兵「……チッ、あれは反則だぜ」

教国兵「あんな高さまで飛ばれればな……」

帝国兵「………な!?」

帝国兵(あ、アレは………!!?)

第一司教「さて」

スッ

第一司教「滅びなさい」シュイイイイインッ


王国兵兵長「ッ、対策は命令されただろう!大砲で狙い撃て!!」


王国兵D『りょ、了解!』

王国兵E『了解!!』


グググ....

グググ....


第一司教「うん?」

第一司教「………」

第一司教「ああ、合衆国との戦いでのデータでも取られたのですかね」

第一司教「………まあ」

ヒュンッ!


王国兵D・E『『!!?』』

ヒュウウウウウウウウウウッ

ヒュンッ!


王国兵兵長「ど、何処に行────」



第一司教(後ろですよ)シュイイイイインッ

第一司教(宗教国家の第一司教まで昇り詰めた者の魔法攻撃────)

第一司教「存分に、味わいなさい」ニコ

スッ

ギュオオオオオオオオオオッッ!!!!


王国兵A「………! う、うしろ!きょ、巨大な光球が!!」

王国兵B「に……逃げろぉおおおおおおおおおおおおお!!!!」


ドガァアアアアアアアンッッ!!!!!


教国兵「……俺たちも、続くぞ!」ダッ

合衆国兵「ああ」ダッ

帝国兵「………」ダッ


帝国兵(……まさか、な………?)


第一司教の光の終焉!
教国・合衆国・帝国連合軍の怒涛の進撃!

1割+◯割の被害を与えた!


81以上 3割
80~50 2割
49以下 1割

下1

しかし、◯割の被害を受けた!

81以上 1割
80以下 0割

下2

敵軍
155000→93000

自軍
680000→680000


敵の兵数が3割以上消えました。
まもなく、155000の公国軍の加勢があります。

1日目は大勝しました。
2日目へ移ります。

斥候でもしてるのかねぇ、なんかいたし
流石に帝国兵には勘づかれそうだな....周囲にバレる手前になったら、いっそトドメにフルパワー開放して戦略兵器もってますアピールして反攻する気なくさせるか

説明してなかった。
これ↑要するに総戦闘力です。
計算としては、例えば相手国軍なら

9500×15+500×25=155000

と導き出してます。
15が一般兵の数
25が上位兵の数
です。
575の戦車、魔剣遣いはこれ全体に比べれば貧弱ですので、固有の計算は省いております。

再開です。



早朝

スッ

第一司教「………フ」


王国兵の生首「」

王国兵の腕「」

王国兵の内臓「」

王国兵の骨「」


第一司教(王国軍も、こんなものですか。対して強くはありませんね)

第一司教(とはいえ、次なる行動をせねば現状の優位性も意味がなくなります)

第一司教(さぁて、今日はどうしますかね……)フッフッフ


第一司教はどうしますか?

1 総攻撃(1~3割殲滅、被害は0~1割)
2 休息(休憩し戦える者を1割ほど回復)
3 防御(被害を2割まで抑える)
4 ハルシオンを部分使用(1割殲滅)
5 ハルシオンを完全使用(9割殲滅)

下2まで

第一司教「………」

第一司教(……あまり、というか一切被害は受けていませんでしたが)

第一司教(流石に初日は疲れも出るでしょうし、午前くらいは休ませますか)



第一司教「……という事で、休ませようかと」

第二司教「成る程。まあ、兵も人間ですからな」

第五司教「……しかし。魔剣遣い、一向に姿を現しませんなあ」

第一司教「……そうですね」

第二司教「まさか実は居ない、という事はないでしょうしな」

第五司教「ううむ………」


ザッ

「伝令!公国軍が敵軍陣地に現れた模様です!」

第一司教「!」

第二司教「……ついにか」

第五司教「なら、そろそろ……」

第一司教「……ええ。休憩は終わりです」ス

第一司教「行きましょう」


第一司教の光の終焉!
教国・合衆国・帝国連合軍の怒涛の進撃!

1割+◯割の被害を与えた!

81以上 3割
80~50 2割
49以下 1割

下1

しかし、◯割の被害を受けた!

81以上 1割
80以下 0割

下2

つよい

ブッ!?

ウッソだろ!?

91以上 3割以上の被害
90~40 2割以上の被害
39以下 1割以上の被害

下1

休息取ったから打ち消せない?

最少被害だナイス

ゾロ目コワイコワイ

敵軍
(155000+93000)→173600

自軍
680000→600000


うーん………。
まぁ、まだ取り戻せますね。

2日目は相手の奇策と根性にやられたという事でしょうか。
3日目に入ります。

ちなみに、相手は援軍含め150000を切ると本国撤退を考えます。

>>461
おっとそれがありました!
ちょっと描写の時系列歪みますがこうなりますね!
時系列そのままで考えてしまいました。

自軍
600000→668000

案外これはいい感じですかね。

ありがてぇ

ありがたやありがたや

「今日、なんか変な夢を見たんだ」

「! お前もか!」

「私も見ました。なんなんでしょうか、あれは……」


第二司教「……ふうむ、私も見ましたな」

第五司教「休息を取ってから戦いを始めた、という奴ですな」

第二司教「ええ。実際は逆であったというに……」

第一司教「………」

第一司教(なんだか、触れてはいけない様な気がするのは私だけでしょうか)


第一司教はどうしますか?

1 総攻撃(1~3割殲滅、被害は0~1割)
2 休息(休憩し戦える者を1割ほど回復)
3 防御(被害を2割まで抑える)
4 ハルシオンを部分使用(1割殲滅)
5 ハルシオンを完全使用(9割殲滅)

下2まで

確実に150000を超過する為判定を省きます。
またその時のターンは攻撃を受けません。
まぁ、勝者特権だと思いましょう。



バチチチチチチチチチチチチチチッッ!!

ヒュウウウウウウウウウウッ


第一司教「はぁッ!!」シュウウウウウッ

ヒュンッ

ドォオンッ!!!

王国兵A「ぐおおおおおおっ!!??」

公国兵A「うわぁああああああああっ!!!」



教国兵「らぁああああああああ!!!!!!」

合衆国「おぉおおおおおおおお!!!!!!」

帝国兵「はぁああああああああ!!!!!!」

ドドドドドドドドドドッ!!!!


王国兵A「う……!!」

公国兵B「く……撤退、撤退だぁ!!」

ダダダダダダダッ


帝国兵「………!」

教国兵「! 終わったか……!」

合衆国兵「……勝ったか!」


湖畔側を占拠していた王国・公国連合軍が撤退を開始しました。
湖畔側を完全に制圧しました。

夜 軍議


第一司教「……さて」

第一司教「まずは湖畔の制圧、お疲れ様でした」

「……ああ」

「お疲れ様です」

「まさか、あそこまで徹底的に勝てるなんて………」

「これが二国分の力か……」

第二司教「……とはいえ、懸念事項はまだ残っています」

第一司教「……ええ」コク

第一司教「皆様にお聞きします────この中に、例の魔剣遣いを見た方はいらっしゃいますか?」

「……」フルフル

「いいえ……」

「見ていません……」

第一司教(………)

第五司教「……なぜ………」

第一司教「………」

第一司教(『死神』、でしたか)

第一司教(一撃で命を刈り取り、ありとあらゆる存在を殺せる魔剣遣い)

第一司教「」チラ

「………」

「何故居ないのだろうか……」

「まさか、本当に来てなかったとか……?」

第一司教「」チラ

「そもそも……『死神』は男なのか?女なのか?それだけでも分かってねえのかよ」

「分からないのですよねぇ……」

「……アンノウンを売りにしたネームバリューなだけあるな」

第一司教「」チラ

第二司教「……まさか、この中に………?」ブツブツ

第五司教「………どうなっているのか」


第一司教(…………………)

第一司教「……皆さん、ともかく寝ましょう。明日は別方面に侵攻せねばなりませんし」

「……別方面か。今日の事は敵軍に伝わっているのか?」

「まあ、十中八九伝令が伝えてるだろうよ」

「最初から公国軍の援護ありで出てくんのかな……」

「いや、下手したら更に別方面からも来てそこで最終決戦かもしれないぞ?」

「……本国に帰った筈の湖畔側の軍が、また襲ってくるとかは」

「やめてくれ、ゾッとする……」

「……第一司教サンの言う通り寝ようぜ。このまま嫌なコト考えてても仕方ねぇし」

「……そうだな。じゃ、おやすみ」

「おやすみなさい」

「また明日な」


第一司教(………)

第一司教(何か、引っかかりますね)


3日目が終わりました。
4日目に入ります。

『死神』の暗殺予定者決定


91以上 司教
90~70 教国の将
69~50 合衆国の将
49以下 帝国の将

下1、2

死体蹴りをしていくスタイル
これ勝っても帝国弱体化やばそう。傀儡国家にするならちょうどいいけど

帝国の将が2人殺される事が決定しました。

実は『死神』は【雷翼】無双ではなくある種の人狼ゲーム的要素になります。
つまり仲間内に疑念が生まれたりします。
まぁ戦争要素だけで飽きちゃうよって方の為のモンです。

今回は割とうまく行きましたが、普段は1~2割をチョビチョビ削る日々の筈ですからね。
しかも次からはそれが常態化しますし(敵軍の警戒により)。

1時間待たせた分の要素はちゃんと用意しましたので、乞うご期待。
落ちます。

おつおつ
寡黙を吊るか()

乙です

脳筋的発想だけど、敵陣と王国本土にフルパワーの絨毯爆撃くらわしてやればちょっとは名乗り出る気になるのかねぇ?
愛国心がなくてもあの世の雇い主から褒章は得れまい

14時~15時にやります。

ただその前に作中に出てくる魔剣遣いのデータを決めます。
とはいえ森林側、草原側のどちらかはまだ決まってないんでロビンフッドみたいなキャラを出して草原選ばれるとかもあり得ます。
汎用性のあるキャラにしましょう。

名前、性別、簡単な特徴をお願いします。

下3~5

再開でう。



早朝


「うわぁああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」


第一司教「!」ガバッ

「な、なんだ!?」

「どうしたッ」

「何かあったのですか!?」

第五司教「んん~~………」ムニャムニャ

「おい起きろおっさん、なんかあったみたいだぞ!」ゲシッ!

第五司教「ンゴッ!?」ビクッ



「」

「」


第一司教「………」

第二司教「……これは」

「な、なんで………」

「どういう、事だ……?」

「ジョ、ジョンッ!!しっかりしろ!!しっかりしろぉっ!!」ユサユサ

「………」

「何故、帝国の者が……」

「おい貴様ら、何故警備をしていなかった! 犯人の特定は出来ているのか!!」


帝国兵A「わ、我々は何も……!」

帝国兵B「き、気づいたら死亡していて………!」


「……面倒です。コイツら、所詮ただの兵でしょう?殺しましょうよ」

第二司教「やめろ、下手に不和を招くな」

第一司教「その通りです。……まずは、何故こうなったのかを話し合う必要があります」

「しかし、何故と言われても……」

「……俺らには、争う理由がねえ。今んとこ合衆国は教国の食糧で何とかなってる状態だし、少なくとも数年は裏切れねえ」

「帝国が満身創痍であるのは重々承知の筈です……こんな混乱の元になるような事、間違っても出来ません」

第五司教「我々とて二ヵ国との関係はしっかり維持していきたいからな、教国からやったという事もあり得んぞ……」


『『…………』』

第二司教「………第一司教殿。取り敢えずは指揮系統の変更と、再編が必要ですぞ」

第一司教「そうですね。将官格が死亡したのですから、何百かの兵は別の方に任せる事になるでしょう」

「く……ジョンッ………!!!」

「……………」

「……チッ、マジで誰がやりやがったんだ。面倒な事しやがって………」

第一司教「………」

第一司教(……間違いなく、『死神』でしょうね。この様子では、私と……あと)

第二司教「………」

第二司教「」ピク

第一司教「」ジッ

第二司教「………」

コク

第一司教(第二司教くらいしか、気付いていない様ですが)

第一司教「………帝国の将が原因も不明のまま死亡した事は、実に懸念すべき事でありましょう」

第一司教「しかし、まだ戦争は終わっておりません。今日は森林、あるいは草原側のどちらかに移動します。そこで再び、戦いの火蓋が切って落とされるでしょう」

第一司教「今は耐えましょう。そして一刻も早く戦争を終え、速やかに犯人を特定出来る状況を作るのです」

「………そう、だな」

「ですね……」

「……全ては戦争が終わってから、ですか」


第一司教(………『死神』)

第一司教(可能ならば金で釣って、こちらの手先にしてやろうとも思いましたが………)

スゥッ

第一司教(私の覇道を邪魔するのなら、消えて貰いますよ)


湖畔から………

1 草原側に移動します。
2 森林側に移動します。

下1

森林側に移動します。


大森林



ザッ ザッ ザッ



「……ひゅーっ。こりゃ壮観だねー」

王国兵A「……アンタ、本当に仕事は出来るのか?」

「出来る出来る。こう見えて強いんだぞー、私」

王国兵B(本当かな……)

公国兵A(………まあ、実際弱くても良いだろ。俺たちも先に集まってるし……)

公国兵B「……一応相手は、物の数日で湖畔側の軍を追い込んだ訳だからな。全員、舐めてかかるなよ………アンタもな」

「わぁーてるよー」

王国兵・公国兵『………』

王国兵・公国兵『……大丈夫かな、コイツ…………』


ニヤッ

サノフィ(……これ成功したらどんだけ貰えんのかねー)


公国軍が事前に終結しました。
4日目が終わりました。
5日目に入ります。

『死神』の暗殺予定者決定


91以上 司教
90~70 教国の将
69~50 合衆国の将
49以下 帝国の将

下1、2

軍議


第一司教「………」

第一司教「由々しき事態が、発生しました」

「………あァ」

「………クソが」

「……我が国のみならず、教国や合衆国の将も亡くなるとは」

「いったい犯人は誰なのだ……?」


ザワザワ


第一司教「……皆様、一度落ち着いて下さい」


ピタ....


第一司教「今回こちらでもある程度対策を講じ、皆様方の軍内での行動を監視させて頂きました」

「!」

「な……」

「……は、犯人は見つかったのか?」

第一司教「………」


99 無論です
98~70 ある程度は絞り込めました
69以下 いえ……(情報提供判定)

下1

第一司教「……いえ、残念ながら」

「なんだよ……監視され損っつー事か」

「では、まだこの悪夢は続くのですか……?」

「……こんなんで戦えんのかよ………」

「うぅ………」

第一司教「………」

第一司教「……誰か、情報を持っている方は居ませんか?」

第一司教「どんな些細な情報でも構いません。犯人と思しき者の情報を教えて頂ければ幸いです」

「………」

「………」

「……えっと………」

第二司教「………ふむ」


70以上 第二司教「……そういえば」
69以下 誰も何も言わなかった

下1

…………………。


第一司教「………」

第一司教「……情報をお持ちの方は、居ませんか」


…………………。


第一司教「………そうですか」

第一司教「ではこれより各々、近衛の数を増やしましょう。居ないよりは良い筈ですから」

「……二回とも、兵士どもは犯人を見てすらいねえみてえだけどな」

「………怖いなぁ……………」

「……セレナ………」


第一司教(………)

第一司教(『死神』………)

大森林


ザッ ザッ ザッ


パカラッ パカラッ

ズザザザザッ....


第一司教「………」

第二司教「……さて」

第五司教「……今回は、少し趣が違いそうですな」

「ああ、相手は森に潜んでいるからな………」

「まともに戦えば変則的な戦いになるだろうな………」

第一司教「……ふむ」


第一司教はどうしますか?

1 総攻撃(1~3割殲滅、被害は0~1割)
2 休息(休憩し戦える者を1割ほど回復)
3 防御(被害を2割まで抑える)
4 ハルシオンを部分使用(1割殲滅)
5 ハルシオンを完全使用(9割殲滅)
6 奇策(説得コンマ有り、5~10割)

下2まで

第一司教「………」

第一司教「皆様方、あるやり方を除外していませんか?」

「あるやり方……?」

「なんですか、それ……」

第二司教「………」

第五司教「………?」

第一司教「…単純な方法ですよ」


第一司教「────この中に、火属性の魔導師や魔術師の方はいませんか?」


『『…………!!』』

「アンタ……マジか」

「……指揮官としては、正しいのかもしれないけど」

「流石にそれは………」

第一司教「……所詮、魔法を使えば森林の再生など容易です。では、やらない理由はないのでは?」


『『…………』』

「……確かに、魔法を使えば再生自体は出来るが………」

「……流石に、ひでぇよ………」

「これが司教のやる事か………?」

「ですが、合理的ではあります………」

第二司教「………」

第五司教「だ、第一司教殿……流石に森を燃やすのは……」

第一司教「しかし、徒に死者を増やすよりは確実に正しい方法です。加えて、確実に相手を潰せますよ。……何か、問題はありますか?」


『『…………』』


第二司教は……

51以上 賛成
50以下 反対

下1

第五司教は……

71以上 賛成
70以下 反対

下2

教国の将は……

61以上 賛成
60以下 反対

下3

合衆国の将は……

61以上 賛成
60以下 反対

下4

帝国の将は……

61以上 賛成
60以下 反対

下5

合衆国の方で00出たので振り直しです。


第二司教は……

26以上 賛成
25以下 反対

下1

教国の将は……

31以上 賛成
30以下 反対

下2

第五司教「……確かに、犠牲を出さないという意味であれば………」

「……そうですね。それに………」

「我々帝国も、今回は酷く辛酸を舐めさせられました。これに関しては賛意しかありません」


第二司教「………お待ちなさい、第一司教殿。魔法で再生出来るとは言えど、この森林の規模は大規模。それに、動物たちも居ます」

第二司教「大量の木々を燃やし、動物を殺し………それで勝ったとて、国際世論が我々の行動を大いに非難するかと思われます」

第二司教「ここは、時間は掛かれど正攻法で挑むべきかと」

「そ、その通りです第一司教殿」

「森の動物とて、神の被造物ですし……安易に殺せば、神に罰せられるかもしれませんよ」

第一司教「………」

第一司教(……彼は比較的、こう言った事には肯定的と思いましたが。存外、違ったのですね)

第一司教「……まあ確かに、そうではありますね。では────」

「………いいや、ちょっと待ちな」

「その問題、合衆国が解決してみせるぜ」

第一司教「………」

第一司教(ふむ?)

「確かにそこの……第一司教さんか?アンタの言ってる事は一理ある」

「ああ……それにアンタの方法は、実際にクレバーだ。確実かつ早急に、事を為せる」

「何より、森はいずれ元に戻っても………人の命は死ねば戻らねえからな」

第一司教「……と、言いますと?」

「合衆国が、情報関係に強いのは知ってる筈だ」

第一司教「ええ、まあ」

第一司教「………」

第一司教「まさか」

「その通り。俺たちが情報統制をしてやるよ、マスコミを操作してな」

第一司教(………)

第一司教「……条件は?」

「ハッ、アンタマジで話分かるな」

「……俺たちの国にも、ある程度領土を寄越す様にしろよ。属国なんだ、それくらいの恩恵貰ってもいいだろ?」

第一司教「……良いでしょう。ですが……」チラ

第二司教「………」

フゥ

第二司教「……それならば、私も構いませんよ。正直に言えば、我が国の平穏が保たれるのなら………この森がどうなろうと、関係はありませんからな」

「な………!」

「だ、第二司教………!?」

第一司教「残るは貴方方ですが……まあ、これだけの賛成を得たのです。焼殺作戦は実行するという方向で行きますよ」

「………」

「……わかり、ました………」

「ああ神よ、お許しを………」

第二司教「………」

第五司教「………うぅむ」

「ヘッ、領土貰えるんなら話も違ェや」

「ハハ、やる気出てきたな!」

「……とはいえ、殺人事件の犯人がまだ分かっていないのは………」

「もしかして、軍内に『死神』が潜んでるとか………なぁーんてね…」



ザワザワ....

第一司教「これで、全員でしょうか」

第二司教「ではないでしょうか」


教国兵「………」

帝国兵「森燃やすのなんて初めてだな………」

合衆国兵「いや、流石に全員初めてだろ……」


第一司教(……そろそろ、撃たせますか)

第一司教「………」

第一司教「────総員、構え!」ス



合衆国兵の軍勢『『………』』スッ

合衆国兵の軍勢『『………』』スッ

帝国兵の軍勢『『………』』スッ

帝国兵の軍勢『『………』』スッ

教国兵の軍勢『『………』』スッ

教国兵の軍勢『『………』』スッ



第一司教「──────」

バッ

第一司教「撃てぇえええええええええええええええええええええええええいッッッ!!!!!!」


教国・合衆国・帝国連合軍の火魔法弾の嵐!!
魔力の炎が森に着火し、延焼を繰り返す!!!
魔力の焔が森を覆う────

81以上 何も起きない……
80~40 全員の体に謎の違和感
39以下 突然、兵が苦しみだす!

下1

……………。


大森林内


ザッ ザッ ザッ ザッ ザッ

ザ....



王国兵A「………! 敵軍が到着したか……!!」

王国兵B「へ、こっちは地の利を得てんだ……精々蹂躙させて貰おうか」

公国兵A「頼むぞ……お前らはノウハウあっても俺たちにはないんだからな……」

公国兵B「あと火系の魔法は使うなよ? 普通にちょっと引火しただけで死ねるからな……」


サノフィ「……うーん?」

サノフィ(………)

サノフィ(……なんだか、嫌な予感がするよーな?)


………………。

ボッ....

サノフィ「!」クルッ


ボォォォォ....!


サノフィ「………」

サノフィ(……倫理観の無い奴なら、まぁそりゃそうしますよねー)ハァ

トコトコ

サノフィ「あのー」

王国兵A「ん?なんだ、雇われ剣士」

サノフィ「森、燃えてますよー」

王国兵B「はぁ?何言ってんだ、お前」

公国兵A「いい加減な事を言うな、この規模の森を燃やせば国際問題だぞ?出来るわけがない」

公国兵B「それとも帰りたくてわざと言ってるのか?これだから女は……」

サノフィ「………うーん」

サノフィ(流石に死にたくないしなー……)

サノフィ(………)

サノフィ「ま、それしかないか」ポン

王国兵A「は?何が────」

ズバァッ!!!

王国兵A「────ぁ?」

ドサ

王国兵B「………!!」

公国兵A「お、お前………!!?」

公国兵B「な、何をして………あッ!?」


ダダダダダダダダッ!!


サノフィ「ごめんねー、死にたくはないんだー!」



ダダダダダダダッ....


サノフィ「………ん?この気配……」

サノフィ(……包囲殲滅陣でも敷いてるのかな?じゃあ囲まれてるって事だし、取り敢えず────)

キィィィンッ

サノフィ「────【魔毒拡散】」


ブワッ....

合衆国兵「………?」

ガクッ

合衆国兵「………あ?」

帝国兵「! ど、どうした!?」

合衆国兵「わ、分かんねえ……なんだか、体、重く………」

教国兵「………!? な、どうし………!!!」ガクッ

教国兵「か、体が……」

帝国兵「な……ど、どうしてこんな………うっ!」

ガクッ

帝国兵「こ、これは………!?」

帝国兵(体に力が……入らない………!!)



サノフィ「……こんなもんかなー?」ニィ

第一司教「………?」

第一司教(……兵の動きが、止まってきている………?)


パカラッ パカラッ

「────伝令! 北側担当軍、謎の脱力感に襲われているとの事!」

パカラッ パカラッ

「伝令!南側、総員魔力の出力に衰え!敵軍の魔剣遣い、『虚脱のサノフィ』によるものと思われます!」


第一司教「! ……」

第一司教(……『虚脱のサノフィ』………確かに、魔剣の性質はこの様なものであるとは聞きましたが)

第一司教(存外、効果範囲は広い様ですね………)


教国・合衆国・帝国・王国・公国軍の兵が3ターン戦闘行動を継続出来なくなりました!

また森に着火した火が、延焼を続けている!
動けない王国・公国連合軍を大火が襲う!結果────

81以上 森が完全に焦土と化す
80~60 森が8割消え失せる
59~40 森が7割消え失せる
39~20 森が6割消え失せる
19以下 森が半分消え失せる

下1

そして、サノフィが───

71以上 西側(第一司教の担当)
70以下 東側

から出て来た!

下2

数分後…………


第一司教「『虚脱のサノフィ』を捜しなさい! 彼女を早急に殺害し、魔剣の効力を失わせるのです!!」


『『は!!』』

パカラッ パカラッ


………………。


第一司教(……とは言ったものの)

第一司教(恐らくあの程度の数では、魔剣を遣える程の者には意味が無いでしょうね)

第一司教(それに、一定の距離に近付けば確実に斃れるのです)

第一司教(で、あるならば………)


兵たちが復帰するまで残り3ターン。
第一司教はどうしますか?

1 待機
2 東側へ向かう(サノフィと戦闘になります)
3 西・南側へ向かう(士気向上)

下5まで



それぞれ1ターン消費します。
またターン数が0になったら全員復帰しますので、(どうせ描写で分かると思われるので先に言いますが)4割にまで減った敵連合軍が本国撤退を開始します。
また0になればサノフィは完全に逃亡します。
それら諸々考えて決めて下さい。
一応多数決にしました。

西→北です。
このレス含めず。

第一司教「………」


カチャ....


第一司教(……魔剣遣い同士の戦い。面白そうではありませんか)ニヤ

第一司教(とはいえ、問題は所在ですが。幾ら私が相手をしたくとも、相手の位置が分からないのでは……)


パカラッ パカラッ

「伝令!! 『虚脱のサノフィ』、東側から出現!! 味方を蹂躙しております!!」

第一司教「!」

第一司教(………僥倖です!)フォンッ


バチッ!

バチバチバチッ!!

バチチチチチチチチチチチチチチッッ!!


「!?」

ヒュウッ

フワ....


第一司教「────私が向かいます。貴方は代理の将官に、ここを担当する様申し付けて下さい」


「………は、はい……」


第一司教「では頼みました、よッ!!」ヒュウッ!


ゴォオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!


「………速……………」

一旦落ちます。
はぁ……。

再開です。





サノフィ「」ザシュ!

帝国兵B「ぐああッ!?」

サノフィ「」ザシュッ!!

合衆国兵B「ぐうううううう!!??」

サノフィ「」ズバァッ!!!

教国兵B「ぐおッ!!」


ドサドサドサァッ!!


帝国兵C「く………!?」

教国兵C「つ、つ………」

合衆国兵C「強すぎる……!!」


サノフィ「………んー」

サノフィ(これ、アレ使わなくても突破出来たかな?)

サノフィ(まぁ、どっちでも良いけどね)

スタスタ


教国兵C「!」

合衆国兵C「く……と、止めろ!」


ズル、ズル....


サノフィ「………」

サノフィ「何で邪魔するのさ?」


ズバッ!!


教国兵C「ぐぎっ……!!」ブシュウウッ!!!

合衆国兵C「ぐ、ぅ、………うぉおおおおおおおおおおおおお!!!!」ダダダッ

サノフィ「」ヒュンッ

ザシュッ!

合衆国兵C「………ぐ……」

ドサァッ

サノフィ「じゃ、そろそろ行かせて貰うから」

帝国兵C「…………!」


スタスタ




ゾワッ....

サノフィ「………」

サノフィ「………?」サワ

サノフィ(……なんで、鳥肌が立ってるんだろう?)

サノフィ「今日、別に寒くないのになあ」

サノフィ「……………」

クルッ


……………。

帝国兵C「……っ!」


サノフィ「………」

サノフィ「ま、いいか──── ヒュンッ



ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!



サノフィ「…………」

サノフィ「ん?」

シュウウウウウ....


「『虚脱のサノフィ』、ですね?」


サノフィ「……そうだけど?」


「ああ、それは良かった。私、今回の教国・合衆国・帝国連合軍の総指揮官を務めております────」



第一司教「────第一司教、と申します。以後、お見知り置きを」ニコ



サノフィ「………」

サノフィ「魔剣遣い?」


第一司教「ええ、勿論」


サノフィ「そう」

サノフィ「【魔毒拡散】」キィィィン!


第一司教「!」


【雷翼】発動中!
速度補正あり。

31以上 空中に避けられる
30以下 まともに食らう

下1

ブワッ....


第一司教「………おっ、と?」クラッ


サノフィ「悪いね。でも、魔剣遣い相手にはこれくらいしないと死んじゃうからさ」


第一司教「………」

第一司教「そうですね、道理です」ニコ


サノフィ「……? 何か、余裕だね」


第一司教「……いえいえ。別に余裕ではありませんよ」

第一司教「ですが」シュルッ....


カチャ....


サノフィ「…………」

サノフィ「………はっ?」


第一司教「生存は、可能だという話です」チャキッ


黒いハルシオン「」

サノフィ「…………」

サノフィ「あの、まさか、それ」


第一司教「おや、知っていましたか?」


サノフィ「………」

サノフィ「………」

サノフィ「何も見なかった事にしない?お互いに」


第一司教「いいえ? 自分のやった事の精算くらいしましょうね」


サノフィ「……うーん。やっぱりそうなるんだなあ」

サノフィ「…………じゃあ」

シャキンッ!!


サノフィ「やるしか、ないかあ」


戦闘を開始します。

さて戦闘に入りましたが……。
今回、多分全力でやれば間違いなく余裕で勝てますが、セーブして戦うとなるとそこそこ分が悪い戦いとなります(2ターンしか使えないとはいえ)。
ですので後で後ろでブルってる帝国兵君を殺す前提で全力で戦うか、殺さずもう露見して良いやという気持ちで戦うか、セーブして戦うか。
そう言った事を考慮して戦闘を行いましょう。

逃亡時、もしくは致命傷喰らったら自動で選択肢が出るようにします。



第一司教(……と啖呵を切ったは良いものの、全力で戦わなければ普通に負ける可能性があるのですよねぇ)

第一司教(私は未来の教皇ですから、あの淫売教皇様を引き摺り下ろすまで死ぬ訳にはいきませんし……)

第一司教(……さて、最終的にどうするか。悩みますね)


サノフィ(………うーん、本人の戦闘力自体は大した事なさそうだけど)

サノフィ(多分、あの魔剣の本領を発揮されちゃうと大分拙いんだろうねえ)

サノフィ(……勝てないと思ったら、すぐ逃げる。これで良いかな!)


サノフィ逃亡まで残り2ターン。
戦闘力がどちらも1になった為、物魔選択省略。

第一司教の光の終焉!
1(魔法戦闘値)+42(【奮い立て、勇気ある者】)=43。
43以下で命中。

下1

サノフィの病魔の一撃!
75以下で命中。

下2

第一司教「ふッ」キュイイイイインッ!!!

ヒュンッ


サノフィ「おぉっ?」

サッ


ドォオオオオオンッッ!!!!


サノフィ「危ないなあ……」

サノフィ「お返し、ねッ!」ドォッ!!

第一司教「」スッ

サノフィ「!」ギィンッ!

ギギギギギッ....

第一司教「………」ニヤ

サノフィ「………」

ギィンッ!


トッ

トッ


サノフィ「………まさか、受け止められるとはね」

サノフィ(………成る程、下手したら次逃げた方が良いかな?)


サノフィ逃亡まで残り1ターン。

第一司教の光の終焉!
1(魔法戦闘値)+42(【奮い立て、勇気ある者】)=43。
43以下で命中。

下1

サノフィの病魔の一撃!
75以下で命中。

下2

サノフィ「………でもさあ」


第一司教「……うん?何です?」


サノフィ「……………」

サノフィ「ムカつくんだよねえ、そういうの」

ドォッ!!


第一司教(……また同じですか。魔剣遣いというのも存外、大した事は────)


ザシュッ!

第一司教「………」

ブシュウウウウッ!!

ガクッ

第一司教「…………………」

第一司教「成る程、ブラフですか」


サノフィ「そゆこと~」

サノフィ(……なんか、一撃入れたらどうでも良くなっちゃった)

サノフィ(それに……)チラ


ポタ、ポタ....


サノフィ(私の魔剣、闇属性だし。アレじゃもう絶対後遺症残っちゃうしねえ)

サノフィ「……うん、という事で!」

スッ

サノフィ「まったね~!!」タタタタタッ


第一司教「………」


1 逃すと思いますか?(戦闘継続、残り5ターンで指揮放棄として処罰確定)
2 …………。

下1

多数決です。
選んで下さい。

【雷翼】を使いますか?
【神威瀟来・黒天】を使いますか?
【神威瀟来・黒天】を選ぶ場合、帝国兵を殺しますか?

下5まで

第一司教「………」

第一司教「フフ」


スッ


第一司教「……………………」

第一司教「まあ、ここが使い時でしょうね」

フォンッ....



タタタタタッ


サノフィ(いやー、まさかハルシオンの遣い手と出会うとはね~……)

サノフィ(確かに厄介だけど、めちゃくちゃ強いって訳でもなさそうだったし……今度奪いに行こうかなー?)


....ゴロ........

ゴロゴロゴロ....


ザァーーーーーーーーーーーーーッ....


サノフィ「………? 雨?」

サノフィ(今日、雲なんてなかったよね?)

本陣


「……第一司教様、遅いですね………」

「どっかで残党狩りの指揮でもしてんじゃねーの?まだ帰って来てない奴らも居るし」

「ですね。普通に戦ってるんじゃないですか?あの人が戦ってるの見た事ありますけど、すごく強かったですし」

「ね、というか普通に私たちの中でも一番強いんじゃない?」

「ハハ、そりゃねーだろ。何たって一番はこの俺が────」


....ザァーーーーーーーーーーーーーッ........


「………?」

第五司教「……雨?」

「……あ、森が…………」

「雨水で、鎮火されていきますね」

「しかし、この雨さっき来てたらヤバかったな……」


第二司教「………」

第二司教(今日は、雲があったか……?)

聖都


教皇「………」


ポタッ


教皇「む」


ポタッ ポタッ

....ザァーーーーーーーーーーーーーーーーッ..........


教皇(………)

教皇「長いな、戦争は」




高級食堂


第四司教「………雨?」

第三司教「……こんな日も、あるものなのですなあ」

第四司教「……ふーむ?」

第四司教(もう、雨季だったか……?)

バチッ....バチバチバチッ......


第一司教「………」

第一司教「感じます」

第一司教「巨大な、魔力の力を」

第一司教「………フ」

第一司教「フフフフフ……」

第一司教「やはり、私は英雄でした」


バチ、バチチチチチッ、バチチチチチチチチチチチチチッッ!!!!!


第一司教「………嗚呼。なんと、なんと素晴らしい魔力!」

第一司教「これが、私の『力』!世界を圧倒する、絶対の『力』ッ!!」


チャキッ


第一司教「ハルシオンッ!よォく聞きなさいッ!!」

第一司教「私は、未来の教皇ですッ!教国を支配し世界を相手に渡り合う、究極の絶対存在ッ!!」

第一司教「ハルシオンよッ!!貴方は今その未来を確約された、英雄の手によって握られているのですよッ!!」ガチャッ


黒いハルシオン「」


第一司教「フフ、フハハハハ!そう、そうですッ!貴方は今、英雄譚の一幕を目撃しているッッ!!!!」

ギョロッ

第一司教「………ならば、貴方がやるべき事は分かっていますね?」


スチャッ

キュイイイイイイイイインッ....


第一司教「そうです」



第一司教「────私の英雄譚を、紡ぐのですッッ!!!!」



ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!

シュウウウウウウウウ......



黒い雷神『──────』



サノフィ「…………」

サノフィ「なに、あれ」


....グググ


サノフィ「あ、うっ!?」

ドチャッ!!

サノフィ(何これ…重力……っ!!?)



第一司教「………フフフ」


スタスタ

サノフィ「う……ぐ…………!」

サノフィ(は、はやく逃げないと……! アレがどういう存在であるにしても、あんなのの近くに居たら私の身が………!)

サノフィ(…………)

サノフィ「……いや、まさか、アレが………」

サノフィ(ハルシオンの双璧魔法────【カムイショウライ】?)

サノフィ「…………」

グググググッ!!

サノフィ「…………逃げないと。逃げないと、逃げないと、逃げないと」


グググ....


サノフィ「……し、にたく………ない…………!!!」


スタスタスタ

ピタ


「……素晴らしいでしょう? ハルシオンの魔法は」


サノフィ「……………っっ!!!!」

サノフィ「………ぅ、う……」


第一司教「おや、失禁でもしているものかと思っていましたが。存外、精神力は強い方なのですね」


サノフィ「………た、助けて…………くだ………………」


第一司教「嫌ですよ。さっさと終わらせますからね」ニコ


第一司教の【神威瀟来・黒天】!
(1+42)×120=5160。
確定命中!

サノフィの悪足掻き!
7以下で命中。

下1

なんで自分のスレってこういう事が起きるんでしょうね。
不思議でしょうがない。

41以上 火事場の馬鹿力。1回目は奇跡的に避けます。
40以下 魔剣と共に爆発四散する(魔剣が取れません)

下1

サノフィ「う……う…………」

サノフィ「うあぁああああああああああああああ!!!!!」ググッ

バキボキボキバキィッッ!!!!


第一司教「!?」


サノフィ「あああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ダダダダダダダッ!!

ブシュッ

ボキッ

バキリッ


第一司教(………)

第一司教(そこまでして、生きたいのですか。貴方は)

第一司教(……………)

第一司教(………人間とは)


第一司教「ここまで、愚かになれるものなのですね」スッ


黒い雷神『──────』ヒュオッ


ッドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!


サノフィの生存判定

91以上 まさかの生存
90以下 魔剣を残して消滅

下1


残り4ターン。

シュウウウウウウウウ......


何かの灰「」



第一司教「」

スタスタ

ガチャッ

第一司教「………」

第一司教「これも、魔剣ですか」

第一司教(ハルシオンよりは質が低そうですね)

第一司教(まあ、持っては帰りますが)

第一司教「………」

クルッ

スタスタスタ





ピタ


第一司教「こんにちは」ニコ


帝国兵C「あっ………あっ……………?」

第一司教「一応、聞いておきますが」

第一司教「今日の事を、口外する気はありますか?」

帝国兵C「あっ、あっ、あっ……」

第一司教(壊れてしまいましたかね)

第一司教(まあ)ゴソゴソ

ピッ

帝国兵C「あっ………?」

第一司教「これ、なんだと思います?」

帝国兵C「あ、あっ………?」

第一司教「小切手です」スッ

帝国兵Cのポケット「」グッ

帝国兵C「あ、ぇっ?」

第一司教「口止め料です。何ならば、退役に関しても口添えしてあげましょう」

帝国兵C「…………」

第一司教「黙ってて、くれますね?」

帝国兵C「…………………」


51以上 「……はい」(正直)
50以下 「……はい」(嘘)

下1

帝国兵C「………はい」

第一司教「ありがとうございます。では、私と貴方は……そうですね。『たまたま会って、たまたま意気投合して、たまたま戦友となった』。このシナリオで行きましょう」ニコ

帝国兵C「………はい」

第一司教「では行きましょう、友よ。恐らくあの猛火では敵軍も撤退しているでしょうし、帰ったらすぐに睡眠を取っては如何でしょうか? お疲れでしょう?」

帝国兵C「………はい」

トボトボ



第一司教(………まあ、あんな兵一切信用していませんが)

第一司教(さて、どうしましょうか。もし露見した時は、失脚どころか完全に拘束されるでしょうしね)

第一司教(………)

第一司教(まあ、また後で考えましょうか。今日は流石に私も疲れましたし)

スタスタ




切ります。
バレなくて良かったですね。

再開……の前に二つほど。
まず闇属性の魔剣に斬られた為、ブレソルさんで傷が再生します。
そして闇を吸収し、自らの力にします。
今回はそれがどれくらいかを決めましょう。
まあ微量ですが。

81以上 両+3
80~20 魔法戦闘値+2
19以下 物理戦闘値+2

下1

わーおすごい!


スキル:【奮い立て、勇気ある者(ブレイヴァーズ・ソウル)】

属性:神炎(光+火)
所有者の善性・勇気に応じてその可能性を無限に上昇させる。
また、所有者や敵対者の闇を喰らい、自らの力にする事が可能。
ただし、量は微量。……少なくとも、今は。
戦闘では、
物理戦闘値+46
魔法戦闘値+45
を加算する。


こうなりました。
次に、新しく手に入れた魔剣について。
名前を決めちゃいましょう。
病魔や拘束を想起させるものなら尚良しです。

◯◯剣◯◯◯◯◯
とか単純に
◯◯◯◯◯
みたいな感じでお願いします。

下3まで

ザァーーーーーーーーーーーーーッ....

サァーーー....

……………。



第二司教(………)

第二司教(雨が止んだ、か)

第五司教「遅いですな……第一司教殿」

「まさかおっ死んでたりしてな」

「お、おい!」

「え、縁起の悪い事言わないで下さい!」

「じょ、冗談でもそう言うことは……!! ………ん?」


スタスタ


第一司教「────どうも」

第一司教「遅れてしまい、申し訳ありません」ニコ


「……はっ、生きてやがったか」

「よ、良かったぁ~……」

「最近人死に多いし、びっくりさせないで欲しいよ……」


第二司教「……………!」

第二司教「……第一司教殿、その剣は………!!!」

「あ?剣?」

「何言って……………」

「…………」

「……ッ、『ノインテーター』!!?」


第一司教「ええ。敵の魔剣遣いから頂きました」


「い、頂きましたって……」

「……殺したって事か?」


第一司教「服の状態を見れば分かるでしょう?」


「…………」

「……いや、アンタすげえな。どんな手ぇ使ったんだ?」

「すげ………」

第五司教「おおおおおおお!! 素晴らしい、素晴らしいですな!! その魔剣を次の戦いで使えば、一気に戦況が有利になりますぞ!!」


第二司教(………)

第二司教(……いくらなんでもおかしい。魔剣遣いは、一種の大規模破壊兵器も同義)

第二司教(そんな相手に、致命傷も負わずに帰るだと? …………)

第一司教「……まぁ、運が良かっただけですから。それに、実はあそこの彼も戦ってくれたのですよ」ピッ



帝国兵C「!!??」ビクゥ!



第二司教(………)チラ

「おぉ、どんな奴だ?」

「誰だ……? 魔剣遣いを倒せる奴なんざ少なくとも俺の隊には居ないぞ………」

「……うーん、なんか弱そう」



第二司教「………ふむ」

第二司教(例えば攻撃は第一司教殿が担当し、囮をあの帝国兵が買ったとすれば………)

第二司教(……………)

第二司教(……そういう事であれば、存外不可能でもないのか?)


51以上 ……いや、信じよう。彼の行動に矛盾性は一切無い
50以下 ……………

下1

第二司教「………」

第二司教(いや、信じよう。第一司教殿は、明らかに正しい事しかしていない)

第二司教(………)

第二司教(もしかしたら私は、彼が第一司教であるからという理由で……無意識に、嫉妬をしていたのかもしれないしな)

第二司教(うむ、きっとそうだ。早期に自覚を出来て良かった)

第二司教(これからは先入観だけで行動せず、一旦立ち止まって物事を見るべきだな)ウンウン


第二司教が暫く疑念を抱かなくなりました。
5日目が終わります。
6日目に入ります。

『死神』の暗殺予定者決定


91以上 司教
90~70 教国の将
69~50 合衆国の将
49以下 帝国の将

下1、2

あっ………。


81以上 第一司教
80~40 第二司教
39以下 第五司教

下1

真の仲間になった途端に死ぬ展開のアレですかね……。
ごめんハゲ………。
再開します……。

チュンチュンッ



第五司教「ふぁ~~~あ……」

第五司教「んん~~………」ムニャムニャ

第五司教(……今日は行軍かぁ、面倒よなぁ………)



スタスタ


第五司教「おはよう諸くーん……」

「アンタよくこんな時にグースカ眠れるな……」

「殺人鬼の問題だって解決していないのにねえ……」

「怖いなぁ………」

「つか今日あのおっさん遅くね?」

「……ですね。確かに遅い様な………」

「………」

「……ちょ、ちょっとみんなで様子見にいきましょうか………?」


ゾロゾロ

第一司教「………………」


「あ、あのー……」

「い、いつもより遅い様ですのでお声を………第一司教殿?」


第一司教「………」

第一司教「第二司教殿が、死亡しました」


『『…………!!?』』


「う、うっそだろ……?」

「ハゲのおっさん、俺好きだったのに……」

「い、遺体は……?」


第一司教「」サッ



第二司教「」



「…………」

「………クソ」

「…………」


第五司教「…………な」

第五司教「だ、第二司教殿ッ」ダダダッ


第五司教「第二司教殿ッ、第二司教殿ッ!? どうなされたのですかッ!!?」

第一司教「………」

第一司教「……恐らく、例の犯人です。軍内で私に次ぐ指揮権を有する第二司教殿を狙う事によって、完全な瓦解を狙っているのでしょう」


「そんな……」

「……誰がやってんのか知らねえがよ、どうせ殺るなら正々堂々勝負しろってんだ!暗殺なんかしてビビってんじゃねえよボケッ!!」

「………ハゲのおっさん……………」


第一司教「………ともかく、先に帰っていて下さい。私はこれより、供養をせねばなりません」


「……ああ」

「そういやアンタ、教国の司教だったな………」

「……今日の行軍は、中止か?」


第一司教「流石に、そうなりますね」


「………まあ、無理すんなよ」

「………」

「うっ……う………第二司教様…………!!!」


ゾロゾロ....

第一司教「…………」

第一司教「さて」


チラ


第一司教「……第二司教殿」

第一司教(貴方は、有能でした。恐らく私が居なければ、間違いなく第一司教になっていた程の)

第一司教(……しかしそれだけに、本当に惜しかった。………)

第一司教「………」

第一司教「お疲れ様です、第二司教殿。貴方の遺した手掛かり、しっかりと活用させて頂きますよ」



第二司教「」



第一司教「」スタスタ

スッ

第二司教の手「」ガパッ


血文字で何かが書かれた紙「」


第一司教(………これで、終わりですよ。『死神』)



第二司教の遺した手掛かり


61以上 犯人の名前
60以下 犯人の所属国名

下1



今回は捜査パートになります。
また、3人までに犯人を絞り込めました。

おっと、犯人が確定してしまいました。
流石第二司教、最期まで有能ですね。

『死神』の名前、性別、特徴、所属国をお願いします。


下3~5まで

数時間後………………



カチッ

コチッ

カチッ

コチッ

カチッ

コチッ




....スタスタ



「し、失礼します……」

「えと……僕に御用って、どういう事でしょうか………?」


第一司教「………」

第一司教「『死神』、ですね?」


「えっ?しに……?」


第一司教「ああ、惚けないで下さい。全て調べはついていますので」


「え、いや、あの……?」

ピラ


第一司教「御粗末ですね。殺害した相手にこんなものを遺させるなどとは」


「え? ……え??」


第一司教「」ハァ

スック

ジャキンッ!


「ひっ!?」


第一司教「言っておきますが……私は貴方が無実であるとしても、確実に殺しますよ。疑わしきは罰せず、などというのは愚か者の言です。……それに」


チャキッ


第一司教「私は、第一司教ですからね。単なる兵を1人程度殺しても、何とでもなるのですよ」ニコ


「……………」


第一司教「観念したら如何です? もう終わりなのですよ、貴方は」


「……………………………」


....ジャキンッ!


「……バレてしまっては、仕方がないね」

ノマル「────流石に最近、慢心してたのかなあ。少し、不注意だったよ」

第一司教「………」

ノマル「……で、僕を殺るんですっけ?はは、貴方のご高名は聞いてるけど………」

チャキッ


ノマル「僕の魔剣はさ、触れた相手を確実に殺すんだよね。だからこの場合死ぬのは、貴方なんだよね」ニコッ

第一司教「………」

ノマル「……もう会話をする気がないのかな? まあ、それならそれで良いよ。僕も時間が惜しいしね────」


スッ

ノマル「パパッと決着、つけちゃおうか」


第一司教「」チャキッ チャキッ



第一司教(………フ)


戦闘を開始します。

【雷翼】を使用しますか?
【神威瀟来・黒天】を使用しますか?
【魔毒拡散】を使用しますか?

それぞれの是非を書いて下さい。

下1

第一司教「………フフ」

ノマル「……? 何がおかしいのかな?」

第一司教「………何が、ですか」


バチッ


ノマル「……魔法? その程度で僕を殺せると思って────」


バチバチバチッ

バチバチバチバチバチバチバチッ!!!

バチィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッッッ!!!!


ノマル「………」

ノマル「……うわあ」


フォンッ....


第一司教「貴方が、確実な勝利を確信していた事でしょうか」ニィィ


物理攻撃が無効化されます。

ノマル「………」

ノマル「あーっと」

ノマル(逃げるしかないわな)


クルッ


ダダダダダダダッ!!!!



……………………。


第一司教「………」

第一司教「【魔毒拡散】」

ブワッ....



ダダダダダダダッ....


ノマル「………」

ノマル「………?」


ガクンッ


ノマル「う、おっ……?」



ドチャアッ!


ノマル「……は? なんだ、これ………」


3ターン、ノマルが動けなくなります。

ヒュウウウウウウウウウウッ


ピタッ


第一司教「………」

スッ

キュイイイイイイイイイインッ....



ノマル(なんだ、これ……? 僕は、魔法なんか喰らっていない筈………)

ノマル「………」

ノマル(いや、こういう時は落ち着くべきだ。何かの幻覚魔法の線も考えられる)

ノマル(であれば、精神面から強く念じれば良いか?あるいは、魔力拡散に専念すれば良いか)

ノマル(まあどちらにせよ、恐れる事はない。恐らくあの男は、凡人の範疇の魔法特化)

ノマル(ならば限界まで魔法障壁で耐え、僕の魔剣で一撃を加えてやればそれで終わり)

ノマル(そう、特に恐れる事はない相手なんだ。故に、奴が来るまでここで魔法障壁を張っていれば良い)

ノマル(あの時は逃げてしまったけれど、所詮あの翼も虚仮威しの可能性もある。ならば普通に考えて)



第一司教の光の終焉!
35(魔法戦闘値)+45(【奮い立て、勇気ある者】)=80。
80以下で命中。

下1

ノマル「………でッ!」ガッ


第一司教「!」


ドォオオオオオンッッ!!!!


ノマル「当然、これも予想済みさ」ニヤ


第一司教「……ほう」

第一司教(…………確実に殺せると思いましたが)

第一司教(………)



『あああああああああああああああああああああああッッッ!!!!!!』バキボキボキバキィッッ!!!!



第一司教(………)

第一司教「魔剣遣いとは、往々にして厄介なものですね」



ノマル「………」

ノマル(……とはいえ、次から避けられるかは微妙なところだね。正直……)

グーパーグーパー

ノマル(……こんな状態じゃ、まともに戦えもしないだろうし)

ノマル(………)

ノマル「……いいや、僕は『死神』。『死影』と並ぶビッグネームにして、その継承者」

チャキッ

ノマル「なら、ここで死ぬ訳には行かないよね」ニッ


第一司教の光の終焉!
80-25(ノマルの全力回避行動)=55。
55以下で命中。

下1

第一司教「………」

第一司教「そうですね」

第一司教(私も少々、舐めていたのかもしれません)


ガチャ


黒いハルシオン「」


第一司教「………」

第一司教(最強の兵器を持っている故に、命のやり取りというものに鈍くなっているようです)

ガチャ

第一司教「本来の戦いとは、こういうモノですよね」ニコ

キュイイイイイイイイイインッ....



ノマル「………!」

ノマル(さっきの、3倍……? 何故………!?)

第一司教(恐らく、この後は寝るだけですし)

第一司教(行軍は明日の昼からを予定していますし)

第一司教(まあ、十分休めますね。………と、いう事で)

第一司教「……久し振りに、子供の頃の気分に立ちかえりましょうか」



『どーだ!俺の光球のがでかいぞ!』

『むー!僕のがでっかいもん!!』

『うるせーお前のが小さいんだよ!!』

『君のが小さいもん!!』

『『むぅううううううううううううう!!!!!』』



第一司教(………懐かしいですねえ。あの頃は、日々を全力で生きていました)

第一司教「ですから」スッ

ヒュッ

ゴォオオオオオオオオオッ!!!!!


ノマル「………!」


第一司教「私の全力────受け取りなさい」ニコ




ッドォオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!

切ります。
ご飯食べます。

再開。

で、まず判定。
ノマル君は………


91以上 魔剣を遺して死亡
90~60 魔剣を残して逃走、致命傷
59~20 致命傷
19以下 間一髪で回避成功

下1

うわっマジか!
描写的にもうちょっと活躍させてあげたかったんですけどね……。



ノマル「ぐ………!!?」

ノマル(よ、避けられない……! か、かくなる上は───)

ノマル「うおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!!」


障壁『』ヴゥンッ

障壁『』ヴゥンッ

障壁『』ヴゥンッ

障壁『』ヴゥンッ


ノマル(頼む、耐えてくれよ……!!)


ゴォオオオオオオオオオッッ!!!


バキ....


バキバキバキィッ.........!!!!



ノマル「…………ッ」

ノマル(ここまで、か………すまない、歴代『死神』。僕は────)


ボッ

シュウウウウウウウ......


カランッ


魔剣「」



第一司教「………」

第一司教(『死神』、意外と弱かったですね)

第一司教(……いえ、私が強くなり過ぎたのでしょうか)フッ


スタスタスタ


ヒョイ


第一司教「………」

第一司教(………第二司教殿。本当に惜しかった方です)

第一司教(ですが、彼の死のお陰でこうして三振り目の魔剣も手に入れられた)

第一司教(全て併せて、プラスマイナスゼロと言ったところでしょうか)

第一司教「……まあ、それでも本国に帰れば精神的には疲れるでしょうが」


クルッ


第一司教(帰国後の忙殺の日々を考えると、本当に憂鬱ですね……)


スタスタ


6日目が終わります。
7日目に入ります。

翌日 軍議


第一司教「………と、言う事です」


「し、『死神』が……」

「そ、その『死神』の魔剣は?」


第一司教「」チャキッ

魔剣「」


「うわ……」

「くっろ……」

「ヤバ過ぎだろ……」

第五司教「………」

第五司教「……第一司教殿」


第一司教「……なんです?第五司教殿」


第五司教「…………」

第五司教「貴方が所持している魔剣、今後どうするつもりなのですか?」


「………!」

「そ、そうだ……確かに、個人が魔剣を二振りも持ってるってのは………」

「ど、どうなるんだこれ……?」

第一司教「………」

第一司教(……ふむ、さすがにいつかは詰められると思っていましたが)

第一司教(まさか第五司教殿の口からそれが出るとは思いませんでしたね)

第一司教(………)


第五司教「………」


第一司教(まあ、身内が死ねばああもなりますか)

第一司教「…ええ、魔剣の処遇ですね?こちらとしては、既にどうするかは決めています」

「何……?」

「えっ……?」

「む……?」

第五司教「……と、いうと?」

第一司教「ええ、これらはですね────」


1 ニ振りとも教国の物として保管します
2 合衆国に一振り差し上げます
3 帝国に一振り差し上げます
4 両国に一振りずつ差し上げます
5 当然、私個人のものにしますよ

下1

第一司教「………」

ニヤ


第一司教「────両国に、一振りずつ差し上げましょう」ニコ


『『!!!???』』


第五司教「………!」

「…………」

「……ハハッ。アンタ、正気かよ?」

「……その発言、真ですか?」


第一司教「ええ」

第一司教(こちらには世界最強の魔剣、ハルシオンがありますからね。どうせ手に入れようと思えば後で幾らでも魔剣など手に入るのです、ここでそれなりに強い剣を渡し恩を売っておけば────)


ガタッ!


「ま、待って下さい!」

「第一司教様、それでは我が国に一切の恩恵がないではありませんか!?」

「幾ら貴方が手に入れたものとはいえ、それは横暴に過ぎます!!」


第一司教「………」チラ

「……オイオイ。手に入れた本人がこう言ってんだぜ?それにケチ付けんのはおかしいだろうよ」

「その通りです。それに我々帝国は今後の発展と教国への恩返しの為にも、今は幾らでも資源が欲しい状況です。故に魔剣が頂けるとあっては、これを訂正して貰う訳にはいきません」

「く………!」

「だ、第五司教様!な、何か反論を!」

「明らかにおかしいでしょう! 第一司教様をお止めください!!」


第五司教「………」

第五司教「……第一司教殿」


第一司教「……はい?」


第五司教「私も、疑問を抱かざるを得ません。何故、我が国より他国を優先するのです? 道理が適っていないでしょう」

第五司教「せめて両国に魔剣を与える事によって起きる……そう、明らかな利益。それを、可能な限り明瞭に説明していただきたい」ギロッ


第一司教(……酒呑み司教も、腐っても司教ですか)

第一司教(まさか私がハルシオンを持っていて、今後再び手に入れられる保証があるから……では、論外でしょうしね)

第一司教(さて、どう論破しましょうか………)

1 恩を売る事自体が益でしょう
2 合衆国の情報統制技術を引き換えにすれば良いのです
3 恐らく、帝国の文化財を幾つか頂けますよ
4 慈悲を示す事により、他国へのパフォーマンスになるではないですか
5 魔剣など魔剣遣いを招致すれば幾らでも行使出来ますよ
6 私は今回、二度も魔剣遣いに勝ちました。それで十分では?
7 今は戦車や銃の時代です。魔剣など所詮は過去の遺物
8 私はハルシオンを持っていますけど?

下2まで



皆さん現代文好きですか?
またやりますよ。

同価値なのでどっちも出します。



第一司教「ふむ。明瞭な利益ですか」

第一司教「そんなもの、受け取る側の彼らが用意してくれるではないですか。そうでしょう?」


「ああ、そりゃそうだ」

「俺たちが持ってる技術なら大抵やれるぜ。情報系なんかは役に立つだろ」

「我々も、過去の遺産を研究材料として幾つか提供出来るでしょう」

「まあ、今の皇帝を帝位から引き摺り下ろしたらの話ですがね……」


第一司教「ほら、十分ではないですか。それに、何であれば草原側の魔剣遣いから奪ったものをこちらの魔剣にすれば良いだけの話でしょう? それは両国ともに認めますよね?」


「おう、さすがにそこまではとれねえやな」

「ええ、無論です。教国にも益があるべきですからね」


第五司教「………」


第一司教「と、いうことです。何か反論は御座いますか?」


第五司教「………」


51以上 ………ない、ですな
50以下 あります。貴方が今度も魔剣遣いを倒せる保証がありませぬ

下1

第五司教「当然、ありますな!」ギロ

第一司教「………ふむ?何でしょうか?」

第五司教「貴方が魔剣遣いを、今度も斃せる保証がないのですよ」

第一司教「……しかし私は、既に2人の魔剣遣いを倒していますが。その時点で、期待出来るとは思えませんか?」

第五司教「まず、我々は貴方の戦闘方法をろくに知りませぬ」

第五司教「魔剣遣いと戦うのです、普段の光球連発程度で終わる訳はないでしょう」

第一司教(割としていますがね……)

第五司教「しかし貴方は、曰く一人は帝国兵との連携で破ったそうではありませんか」


「……! そ、そういえば…」

「あの弱そうなヤツか……」

「…居ましたね、そんなの」

第一司教(……おお、ここに来てそれが仇になりますか)


第五司教「であるなら、下手をすれば貴方でも勝利できない者と会敵する可能性が高い」

第五司教「故にこちらとしては貴方の死を忌避する意味でも、そういった安易な思考を認めたいとは思えませぬ!」


第一司教「……………」

第一司教(ふむ)


1 強引に決めつける(支持率低下・合衆国、帝国勢好感度アップ)
2 ここは言う事を聞く(教国勢好感度アップ、合衆国反乱確率上昇・帝国同盟解除確率上昇)

下5まで多数決

第一司教「………」

第一司教「まあ、ならば」


第五司教「……?」


ガチャ

「おっ?」

ガチャ

「んっ?」


「え………?」

「第一、司教様……?」


第一司教「これにて、軍議を終了します。総員、行軍準備に入ってください」スクッ

スタスタ

「………ヘッ、アイツ気に入ったぜ!」

「第一司教殿……感謝いたす………!」ペコッ

「なぁッ……!!?」

「だ、第一司教様!貴方は、貴方は………!!!」




第五司教「…………」

第五司教(……第一司教殿。私は、先まで貴方を過大評価していたようですな)

第五司教(貴方は………愚かだ)

クルッ


教国の将、第五司教の評価がガクンと下がりました。
支持率が低下しました。
合衆国・帝国の将からの評価がグンと上昇しました。
合衆国が裏切らなくなりました。
現皇帝の治世終了後、帝国が裏切らなくなりました。

7日目が終わります。
8日目に入ります。

すみません、なんか呼ばれたので一度失礼します。
こんな時間に誰だろう……?

取り敢えず第五司教とはもう余程の事がない限り相容れないと思ってください。

なんか遠戚が死んだって話でした。
マジの遠戚なのであんまり実感ありませんでした……。

再開します。

草原


ザッ ザッ ザッ


パカラッ パカラッ


第一司教「…………」



パカラッ パカラッ


第五司教「…………」




「うわぁ、空気悪ィ~~~………」

「そりゃあんな風になればこうなるよー……」

「……少し、胸は痛みますが」

「魔剣を出されたら、ね……」


「くッ……第一司教様は、売国奴にでもなられたのか……!?」

「……最近の第一司教様は、大きく変わられた。良い意味でも、悪い意味でも」

「あと二年と半か、選挙。楽しみだな、オイ」



第一司教「……総員、停止ッ!!!」


....ピタ!

第一司教「………」



王国軍の軍勢『』

公国軍の軍勢『』

王国軍の軍勢『』

公国軍の軍勢『』

王国軍の軍勢『』

公国軍の軍勢『』

王国軍の軍勢『』



第一司教(………地の利も活かせなければ、特別詰まる要素もないですね。これは、泥仕合になるかもしれませんね……)

第一司教(ちなみに、魔剣遣いは────)チラ


パカラッ パカラッ


第一司教「………ん?」


「たのもォーーーーッ!!!」


ズザァーーーーーーーーーッッ!!!!!


第一司教「!!?」


草原の魔剣遣いです。
名前、性別、簡単な特徴をお願いします。

下1

下1じゃねえ下5です。

下5までです!!

夜はほんとポンコツですね。

ベル「よっしゃーーーー!! おうおうおう総指揮官どこだ出てこーーーーーい!!!!!」ブンブンブンッ!!


第一司教「………はっ?」

第五司教「…えぇ………」

「………何この娘」

「バカっぽそう……」


ベル「はいそこバカ言うな!バカって言った方がバカなんだぞ!!!」ビシッ!


「…………」

「なんでこんなガキが戦場にいんだよ、はやく帰………ッ!!??」

「ん?どうし……うわッ、コイツまさか!!?」

「こ、このガキ……よく見たら魔剣持ってやがるぞ!!」


ベル「ベルはコイツでもガキでもないベルだ!!しっかり覚えとけ!!!」プンプン



第一司教「………!」

第一司教(アレは、確かに魔剣………成る程、この娘が敵側の切り札ですか)

第一司教(……応えてみますか)

スッ....



パカラッ パカラッ


ベル「ん?お前が総指揮官か?」


第一司教「ええ。私が教国・合衆国・帝国連合軍総指揮官を務めております、第一司教と言う者です。以後お見知り置きを」ニコ


ベル「ふーーーーん……なんか弱そうだね!」


第一司教「はは、実際普段は単なる文官ですからね」


ベル「あっそ!まあそんなのどうでも良いんだけどさ、まず先に言いたい事あるからそれ言わせて貰ってい!?いやごめんというか言うね!!?」


第一司教「……ええ、どうぞ」


ベル「じゃ遠慮なく!言うよ?言っちゃうよ?言って良いんだね!!?」


第一司教「ええ、ええ。どうぞ」

第一司教(……相変わらずこのタイプは苦手ですね)


ベル「じゃ言います!!! ……教国・合衆国・帝国連合軍総員に告ぐ! 即刻武装を解除し、我等が正義を認め、投降せよ!さすれば命は助けてやろう!!!……どう!?」


第一司教「……どう、とは?」


ベル「上手かった?あと投降してくれる??」ワクワク


第一司教(…………少し、知恵遅れの娘なのですかね?)


1 当然拒否します
2 投降しましょう

下1

第一司教「いや、無論拒否しますが」


ベル「は!!?ひどっ!!ひどくない!!?ベル一生懸命練習したんだよ!!?本番絶対成功するだろうなぁ~って思ってずーーーーーーっと練習してたんだよ!!!??」


第一司教「………そうですか」


ベル「うわ~~サイテー。オジサン奥さん居ないでしょ?てゆかドーテー?ってやつでしょ?ないわー、マジないわー」ウワー


第一司教「…………」


ベル「あっ何その塩リアクション?もしかしてベルの勢いが速過ぎて着いてけてない?まあ当たり前だよね、ベルの勢いは音速超えて光速超えてもはや神速だもん。もう完全に地平の彼方ってやつ?オジサン、時止まってますよ」プププ


第一司教「…………」


ベル「あれオジサンほんとに時間止まってる?もう完全に石化してない?大丈夫?なんか色々疲れてる顔しながら止まってるよ?『停止』ってるよ?トマってんよ?時代の流れに取り残されてるよ??」


第一司教「…………」

第一司教(魔剣遣いはやはり、全員異常ですね)ハァ....

ベル「まぁ冗談はこんなもんにしてー」ヨッコイショト


第一司教(冗談だったんですね……)


ベル「オジサンさー、ホントに投降しない?多分オジサンたちさ、勝ち目ないと思うよー」


第一司教「………」

第一司教「……やってみないと、わからないと思いますが?」


ベル「……うーん。じゃあさ」



ベル「【支配者の時間(ドミネイター・タイム)】」キュイイイイインッ!!!



第一司教「!」


「な、なん………だ………………?」

「う………お………………?」

「な………じか……………おそ………………………!!??」


スタスタ


ベル「ほい」チョンッ

第一司教「……………!!?」

ベル「オジサン、今首に触れてる奴分かるー?」

第一司教「……………!!!!!」ダラダラ

ベル「うん分かってるみたいだね!そう、これベルの魔剣ね」

ベル「まっでもー?」

パッ

第一司教「………………!??」

ベル「ベルねー、あんまりそういうさ?なんていうの、不意打ちとか騙し討ちとかさ好きじゃないからさー?別に今殺りはしないけどー」


パチンッ


第一司教「ッ!!」キュイイイイインッ!!!


ヒュンッ!


ベル「おっほ!?」サッ


ドォンッ!


ベル「な、何すんだオメー!! ベルに当たったらどーすんのさ!!!??」ダラダラ


第一司教「ハァ、ハァ、ハァ………!!!!」

第一司教「……何が、目的ですか?」ハァハァ


ベル「いや、目的て。そりゃベルは王国軍の師団長兼勇者候補だしさ、こうして駆り出されんのはとーぜんでしょ。…あ、それとも今見逃した方の目的?いやほんと、そっちは理由ないからね?だってベルの自己満みたいなもんだし」


第一司教「…………」ハァハァ


ベル「……いやオジサンさ、そんなコーフンすんなよ。怖いよ?乙女の前でハァハァ言ってる男とか恐怖でしかないよ?マジでやめた方がいいよ?てか本気で怖いんだけど」


第一司教「…………」チャキッ


ベル「……オジサン、今ので力量差は分かったでしょ?やめときなって、死ぬだけだよ?てゆかそれにー……」クルッ



王国軍の軍勢『』

公国軍の軍勢『』

王国軍の軍勢『』

公国軍の軍勢『』

王国軍の軍勢『』

公国軍の軍勢『』



第一司教「…………」

第一司教(……この娘を殺しても、まだ残っていると)


ベル「あっ分かった?分かったならお互い退こ?今日のとこはさ、単なる挨拶って事で良いじゃんよ、ね?」ニッ


第一司教「…………」

第一司教(………【神威瀟来・黒天】を使えば、目の前の小娘どころかここにいる全てを者を蹂躙出来るでしょうが)チラ


第五司教「ぐ、う………!?」

「な、なんだ今の………!!?」

「ま、まるで時間が遅くなった様な……!!」

「ど、どういう事………?」


第一司教(……後ろの味方に露見すれば、私が教皇になる確率は大幅に下がるでしょうね)

第一司教「………」

チャキッ....


第一司教「……いいでしょう。但し、次からはこちらも本気で行きます。……あまり、大人を舐めない方が良いですよ」


ベル「あーはいはいはいはいはいはい、神殿のオジサンたちに何千回も言われましたよそれは。じゃ、また今度会おうねー」ヒラヒラ

トッ!

ベル「ばいび!」

パカラッ パカラッ



第一司教「……………」


スゥッ....



第一司教(────あの娘は、必ず私が殺しましょう)


戦闘を開始します。

「第一司教サンよ、大丈夫だったのか?」

「あのガキになんか近付かれてませんでした……?」


第一司教「…いえ、大丈夫でしたよ。それよりも隊を編成し、早急に敵を殲滅すべきかと」


「そ、そうですね……」

「……第一司教様、無茶はおやめ下さいね」

「そうだな……行くぞお前らッ、敵を蹂躙するぞ!!」


第一司教(…………)

第一司教(まずすべきは、あの魔法の警戒)

第一司教(いつ使われるか分かりません。慎重に行動せねば)


第一司教はどうしますか?

1 総攻撃(1~3割殲滅、被害は0~1割)
2 休息(休憩し戦える者を1割ほど回復)
3 防御(被害を2割まで抑える)
4 ハルシオンを部分使用(1割殲滅)
5 ハルシオンを完全使用(9割殲滅)

下2まで

間違えてたのに気づきました。



第一司教(────とはいえ)

第一司教「進撃をしないとは、言っていませんが」スッ



教国兵の軍勢『』ザッ

合衆国兵の軍勢『』ザッ

帝国の軍勢『』ザッ

教国兵の軍勢『』ザッ

合衆国兵の軍勢『』ザッ

帝国の軍勢『』ザッ



第一司教「揃いましたね」

クルッ

第一司教(────では)

ピッ

第一司教「────突撃ッッ!!!!!」


ドドドドドドドドドドッ!!!!


第一司教の光の終焉!
教国・合衆国・帝国連合軍の怒涛の進撃!

◯+◯割の被害を与えた!

81以上 3割
80~50 2割
49以下 1割

下1、2

しかし、◯+◯割の被害を受けた!

81以上 1割
80以下 0割

下3、4

帝国兵A「はぁああああああああああ!!!!」ザシュッ!

王国兵A「がぁッ!?」

合衆国兵A「オラァ!!!!」ドゴォ!

公国兵A「ぐ……!」ヨロッ

教国兵A「はぁ!!!!」ドスッ!



公国兵B「せいッ!」ズバッ!!

帝国兵B「ぐおっ」

教国兵B「えいやぁッ!!」ドゴッ

王国兵B「くう、なんのおおおお!!!!」

合衆国兵B「そりゃああああああああああ!!!!」ドォンッ!



王国兵C「く……や、やっぱ俺たちだけじゃ抑えきれねえよ………!!!」

公国兵C「こ、このままじゃ負けちまう………!!!」

ガサッ

帝国兵・合衆国兵C『スキ有りぃいいいいいいいいいいいいっっ!!!!』ドッ

王国兵C「!!?」

公国兵C「!! っう、うわぁああああああああああああ!!!!!」

………………。



敵軍首脳部



「……で。要請は済んだんだろうな?」

「ああ。あのガキの能力も、それに合わせて発動される」

「そうか……まさかこの兵数で勝てる訳がないからな、本当に良かったよ」

「当然。この程度の兵じゃ勝つどころか抑えられる訳ねーからな」

「ふん……なら良いが」

「しかし連中驚くだろうなあ……半数切って撤退した敵の勢力がよ」


「────いきなりフツーに帰ってきたらよォ……!!!」ニヤァ





敵軍
310000→186000

自軍
668000→668000


もうこれこのまま行けば確実に勝てますね……と思わせといてそうは問屋が下さないのがラストバトル。
ここで『相手もバカじゃない』が生きてきます。

ただ、それでも1回目は大勝です。
素直に喜びましょう。

8日目が終わります。
9日目に入ります。

早朝


第一司教「────兵士諸君、昨日はよく頑張ってくれました。実に素晴らしい活躍だったと思います」

第一司教「しかし、相手もまだまだ多くの数が居ます。……今までの例を見れば半数を切れば撤退ですが、恐らく今回はまだ何かあると見て良いでしょう」


帝国兵「……あの少女の魔法も、発動されてないしな」

合衆国兵「アレが発動された状態で援軍とか来たら、マジでヤバそうだよな………」

教国兵「そうならない事を祈りたいですがね………」

ザワザワ....


第一司教(……そう。今回は、あの少女の魔法が発動した時が本番と見るべきです)

第一司教(今は完全に前哨戦、ここで油断すれば一気に奪られるでしょうね………)


第一司教はどうしますか?

1 総攻撃(1~3割殲滅、被害は0~1割)
2 休息(休憩し戦える者を1割ほど回復)
3 防御(被害を2割まで抑える)
4 ハルシオンを部分使用(1割殲滅)
5 ハルシオンを完全使用(9割殲滅)

下2まで

王国兵「チッ……こっちだってなあ、これがあるんだよッ!」

パチンッ


ゴゴゴゴゴ....


戦車「」ガチャンッ!


教国兵「う………!」

帝国兵「…………!」

合衆国兵「な………!」


王国兵「ハハハハハハハ!!どうだ恐れ入ったか!!?」

公国兵「ハッハァ!オラさっさと死────」


ヒュウウウウウウウウウウンッッ!!!


ピタ!

公国兵「………え?」

第一司教「申し訳ありませんが、破壊させて貰いますね」ニコ

ヒュンッ


ドガァアアアアアアアアアアアアンッッ!!!!!


第一司教「それでは失礼しました」ペコッ


ヒュウウウウウウウウウウンッッ!!!

キラァンッ


王国兵「…………」

王国兵「ふえっ?」



第一司教の光の終焉!
教国・合衆国・帝国連合軍の怒涛の進撃!

◯+◯割の被害を与えた!

81以上 3割
80~50 2割
49以下 1割

下1、2

しかし、◯+◯割の被害を受けた!

81以上 1割
80以下 0割

下3、4

敵軍
186000→124000

自軍
668000→600000


ですね。
本来なら撤退しますが、ここで敵軍………


81以上 15万加勢
80~50 25万加勢、『支配者の時間』発動
49以下 40万加勢、『支配者の時間』発動

下1

おっと。
なんでベルちゃんは『支配者の時間』発動出来なかったんでしょう?


91以上 第一司教の怒りに触れちゃった
90~50 眠かったので寝ました(更に1ターン不発動延長)
49~10 軍服が汚れたので洗濯してました
9以下 トイレ行ってただけ

下1

これは………。


戦争編、もう終わりは近いかもですね。
多分次回、戦争編終了です。

切ります。


イッチて夜勤なん?

>>756
高校中退してますが、年齢はまだ高3相当ですのでなんもしてません。

あと、今年一応高認ってので大学受験するので、12~1月はかなり更新率悪くなると思います。
毎日最低10レスは心がけますが、出来なかったらすみません。

考えてみたら敵とはいえ勇者候補を殺したらまずいのでは
それぞれの国で勝手に決めて何人も勇者が居るのなら話は別だけど

>>761
戦争ですからね、それ用の戦時国際法があります。
現実ならパールハーバーの奴とか分かりやすいんじゃないでしょうか。
あれは事前に宣戦布告をしなかった(正確には伝達が伝わってなかった)からアメリカがブチ切れたんであり、つまり本来戦争というのはある程度の形式に則る事がわかります。
で、形式に則っていればまだ非難されていなかったと思われますね。
まあそもそも一国の首脳を『死神』に殺させてる時点で、ここで特別特記戦力を失っても敗北すれば何も言えないって話でもあるんですが。

再開します。
9日目が終わります。
10日目に入ります。

軍議


第一司教「────で、あるからしてですね……」


パカラッ パカラッ

ズザザッ


「で、伝令ーーーーーーーーーッッ!!!!」


「あ?」

「……な、なんですか」

「なんか嫌な予感がするんですが……」


「て、敵軍……援軍を要請した模様!敵本国から兵が戻ってきております!!」


「何……!?」

第五司教「……数は?」


「か、数は………えっ?」ピラッ


「ど、どうしました?」

「ま、まさか……大軍なのか………?」


「いえ………ええと、1万程度……です………」


「………」

「まあ、あんまり驚かねえな」

「…うん、拍子抜けしちゃった」

「いや、十分大軍ではあるけどな……」

「2~3万とかならうわっって思ってたけどね……」

「……つかあのガキ、全く魔法発動してねえよな。どうしたんだ?まさか死んだか?」


第一司教「………」

第一司教(なにかの罠でしょうか?我々の情報が操作されているとか……?)

第一司教(…いえ、それはあり得ませんね。こちらには情報のエキスパートが何人も居ます。情報撹乱程度、すぐに解析されて終わるでしょう)

第一司教(で、あれば)

第一司教「……皆様方、これは恐らく絶好の好機です。あの少女は何かしらの理由で拘束され、援軍の数も思っていた程ではない……ならば、相手側に何か不都合が起きている場合も考えられます」

第一司教「ここで一気に片付けましょう。そして」



第一司教(────あの娘を、討ち倒す)


第一司教はどうしますか?

1 総攻撃(1~3割殲滅、被害は0~1割)
2 休息(休憩し戦える者を1割ほど回復)
3 防御(被害を2割まで抑える)
4 ハルシオンを部分使用(1割殲滅)
5 ハルシオンを完全使用(9割殲滅)

下2まで

第一司教(ここまで来ればもう総攻撃一辺倒で良いでしょう)フォンッ


バチッ

バチチチチィッ!!!!

ヒュオッ


第一司教「────先陣は私が切ります!兵の皆様方は、私の後に着いてきて下さい!!」


ギュオオオオオオオオオオッッ!!!!


ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!???



王国兵「き、聞いてねえよ……!」

公国兵「え、援軍は1万ぽっちしか居ねえし……こんなん負け戦じゃねえかよっ!?」

王国兵「……クソ、俺は逃げるぞ!こんな負けの確定した戦い、いつまでもやってられるかってんだ!!」ダッ

公国兵「あっおい!?敵前逃亡は────!!!!」


第一司教の光の終焉!
教国・合衆国・帝国連合軍の怒涛の進撃!

◯+◯割の被害を与えた!

81以上 3割
80~50 2割
49以下 1割

下1、2

しかし、◯+◯割の被害を受けた!

81以上 1割
80以下 0割

下3、4

おお?
敵軍もただやられてばかりではない様です。
被害総数は………


81以上 3割以上
80~40 2割以上
39以下 1割以上

下1

敵軍首脳部


「オイッ、あのガキはどこ行きやがったッ!!?」

「知らねえよ!何で『支配者の時間』が発動してねえんだよッ」

「ああああああどうすんだよこれぇえええええええええええ!!???」

「くそッ、もう特攻しか道はねえのか……!?」

「援軍はロクに来ない、ベル殿は居ない………神よ、貴方は我らを見捨てたのか」

「神なんて今回は敵だろうが! ああクソ、もうしゃあねえ!とにかくこっちも攻勢に出るぞ、流石に座視してらんねえぞこれはッ!!」

「……そうだな。もう何にも頼れると思わんほうが良いぜ、これは」

「チッ、信じられるのは自分たちだけってか……!」

「仕方がない……ともかく、やるぞ。我々は、こんな場所で死ぬ訳にはいかんからな」

「……もうヤケだヤケだ!!こうなったら王国の本気、存分に見せてやるよッ!!!!」



木の上


ベル「むにゃむにゃ………」

ベル「……ぴんちになったらおこしてねー………zzz」




良い意味でも悪い意味でもアホの子ですね。
まあ帰国したら確実に懲役ですが。
そこはギャグじゃないです。

敵軍
274000→191800

自軍
600000→380000

となりました。
今度こそ奇策と根性で意地を見せました。
10日目が終わります。
11日目に入ります。

軍議


第一司教「……で、まんまと誘い込まれた訳ですが」


「……いや、ありゃあ敵が見事だ」

「何か、覚悟してた様な目をしてましたからね……」

「死兵になったのでしょうか……」

第五司教「………第一司教殿。今後は、下手に総攻撃を仕掛けない方が良いのでは?」


第一司教「……そう、ですね。確かに、今回の様な自体がまた起こらないとも限りませんし」


「……でも、相手ももうすぐ撤退しますよ。残り兵数15000切ってますし」

「そうだな。ここはとにかく我慢しかないだろう」

「しかし、あの軍服の少女はどうしてるんでしょうね」

「『死神』の時みたいに、何か終戦後に魔剣遣いが引っ掻き回すとか……そういうのは、あって欲しくねえな」


第一司教「………」


第一司教はどうしますか?

1 総攻撃(1~3割殲滅、被害は0~1割)
2 休息(休憩し戦える者を1割ほど回復)
3 防御(被害を2割まで抑える)
4 ハルシオンを部分使用(1割殲滅)
5 ハルシオンを完全使用(9割殲滅)

下2まで

第一司教「では、休息を挟んでから慎重に攻撃を行いましょう」


「そうですね……やはり、魔法中心の攻撃で?」


第一司教「ええ。恐らく近づかなければ今回の様な問題は起きないと思われます」


「よし、じゃあ再編してくるぜ」

「魔法か……ウチの隊はあんまり得意ではないな」

「私の隊は逆に得意ですね。今回は結構貢献出来そうです!」

「今日明日で決着がつけば良いがな……」



第一司教(……何をしているのですか?貴方は)

第一司教(何故、戦場に出てこない………?)


第一司教の光の終焉!
教国・合衆国・帝国連合軍の怒涛の進撃!

◯割の被害を与えた!

81以上 3割
80~50 2割
49以下 1割

下1

しかし、◯割の被害を受けた!

81以上 1割
80以下 0割

下2

帝国兵「はぁあああああああ!!!!」ヴン

合衆国兵「おおおおおおおおお!!!!」ヴン

教国兵「はああああああああ!!!!」ヴン


教国兵兵長「────魔法弾、斉射ッ!」


『『斉射!!!』』


ドドドドドドドドドドッ!!!!


王国兵A「くうううううッ……!!?」

公国兵「あ、アイツら学習しやがった……!!」

王国兵B「チッ、もう接近戦はできねえか……!!」



木の上


ベル「…………ふにゅ……う?」

ベル「……ん?」

ベル「あれ、ベルどんくらい寝てたっけ?」

スンスン

ベル「くっっっっっっっさ!!!!! いやくさっ!!マジどんだけ寝てたのさベル!!?」

ベル「あってゆか今戦況どうなって」チラ


マ、マホウダーーーー!

ニゲローーーーーーー!!


ベル「………」

ベル「……とりまお風呂入ってこよ!」

敵軍
191800→160800

自軍
380000→448000

こうなりました。
次からは『支配者の時間』が発動されます。
ただ、もう殆ど消化試合です。
というのも次でどちらにせよ155000切るからですね。

という事でダイジェストに省略してベルと戦いますか?
それとも一応それなりに見ますか?
選んで下さい。

下1

おkです。
いったんご飯食べます。

再開です。



王国兵A「ぐ……!!」

王国兵B「も、もう無理だ……!!」

公国兵A「戦車も全部破壊されちまった………」

公国兵B「……ぐぅ………!!」



敵軍首脳部


「何をやってんだあのガキャあよォ!!!」

「くそッ、くそッ、くそッ!!」

「……無駄だ、もう」

「………最後、勝てると思ったんだけどなあ」

「……あのガキのせいだ!なんか魔剣持ってるからって粋がりやがってよ、結果はこれじゃねえか!!」

「マジで何してんだアイツ!……まさか、裏切ったんじゃねえだろうな!!?」


ダダダダダッ


ベル「ごごごごごごめんなさい!!! ま、間に合っ……!!?」


「……テメェ!!!」

「間に合ってねえよボケ!! ぶち[ピーーー]ぞガキ!!!」

「……お前のせいで負けたのだ。この失態、どう贖うつもりだ」


ベル(うわぁ完全に皆さんブチ切れてますわこれ……)

ベル「ま、まぁまぁ皆さん落ち着いて……」


「落ち着けるかクソが!!」

「お前は、帰国後すぐに師団長の任を解かれる事になる。そして、牢に幽閉されるだろう……確実にな」

「……勇者だなんだと持ち上げられただけのガキだ、いずれこうなる事は分かっていた事だ」


ベル「………」

ベル(……マズくね?これベルマズくね?)

ベル「……あ、あのー。出来れば、そういうの嫌なんですけど………」


「だったら今すぐ『支配者の時間』使って敵全員皆殺しにして来いやクズが!!」

「………皆殺しは言い過ぎだが、幹部を全員殺害する位はすべきだ。そうでないと、情状酌量の余地もないぞ」

「だいたい君は何をしていた? その如何によっては、単純に軍規違反としても処罰を与える事になるが」


ベル「……あーあーはいはい分かりました分かりました!!敵を討ってくればオーケーなのね!?そしたらベルに何の罰もないのね!!?」


「……罰はあるが、かなりマシになるだろう」

「要するにメンツが保たれれば良い訳だからな、国としては」


ベル「あーさいですか。……はぁ、魔剣持ちも辛いにゃあ……」チャキッ



ベル「『支配者の時間』」キィイイイイインッ!!!!

教国兵「………!! て、敵軍が撤退していくぞ!!!」

帝国兵「! じゃ、じゃあ……!!」

合衆国兵「……は、俺たちの勝利だぜ!」



第一司教(………)

第一司教(まだ、出てこないのですか?)


パカラッ パカラッ


第一司教「………」

第一司教「なんです?第五司教殿」


第五司教「………」

第五司教「魔剣遣いは、現れませんでしたな」


第一司教「……『死神』の例をお忘れですか?」


第五司教「あんな事がそう何度も起きるとは考えづらいですな」


第一司教「……………」

第一司教「何が言いたいのです?」


第五司教「このまま魔剣が手に入らなければ、貴方は国有化すべき程の兵器を2つも他国に渡した売国奴として見做されます」


第一司教「………」


第五司教「まあ、私も酒は呑んでいますが……ご存知の通り、仕事はそれなりにやっていますからな」

第五司教「一応、同僚としての忠告です。………魔剣が手に入らなければ、再度の司教当選は有り得ないと思っておくべきです」

クル

第五司教「それでは」


パカラッ パカラッ


第一司教「………」

第一司教(そんな事、わざわざ言われずとも分かっていますよ)

クルッ

第一司教「…………」

ザワッ

第一司教「…………?」

ォォォ....


第一司教「…………」

第一司教「………!」


ォォォォォ....

ギュオオオオ....


ギュオオオオオオオオオオッッ!!


第一司教(あの、半透明の膜は………まさか!)

第一司教(────間に合って下さい!!)フォンッ


バチッ────


第一司教の【雷翼】は………


41以上 間に合った
40以下 間に合わなかった

下1

ここから次周有り得ます。



キュインッ!


スタスタ


第一司教「…………!」


スタスタ


スタスタ


スタスタ


スタスタ


ピタ



ベル「ども、オジサン」ニコ

第一司教「…………ッッ」

ベル「オジサンさ、ほんとごめんね?ベルさ、オジサン殺さないと軍部の人たち……てかもう国民?にボッコボコにされちゃうからさ、たはは」

第一司教「………ッ、ッ!!」ググッ

ベル「あははは、無理無理。ベルの魔剣ってさ、もう使う人によっては時だって止められるレベルなんだってさ。すごくない?やばいでしょこれ」

第一司教「ッ、ッ、ッ!!!」グッ グッ グッ!

ベル「……んー。まあ、なんだろ」

ベル「オジサンさ、今からベルに殺されちゃう訳だけどさ。一つだけ、聞いてい?あ、返答は頷くだけで良いよ」

第一司教「………!!?」ググッ ググッ

ベル「………オジサン、自分は今まで誠実な生き方をしてきたと思う?」

第一司教「…………」


1 頷く
2 頷かない

下1

ベル「…………」

第一司教「…………」

ベル「…………」

第一司教「…………」

ベル「…………」

第一司教「…………」


ベル「そっか」

ベル「あのね、ベルね。最初に言ったと思うけど、基本的には正々堂々ってのが好きなんだ」

ベル「でもねー、その相手が悪い人でさ。しかも自分の命が危ないってなったらさ」

ベル「………これはもう、仕方ないよね?」ニッ


第一司教「……………ッッ!!!!!」

第一司教(わ、私の………野望は……………)


ベル「じゃ────」


第一司教(ここで………潰え…………────!!?)


ベル「グッバイ☆」ヒュッ!


ザシュッ!!





ガチャンッ


黒いハルシオン「」

第一司教「」


ベル「……いやほんとごめん、オジサン」

ベル「まあ、なんだろ。オジサンもなんか、色々がんばってきたんだろうけどさ」

ベル「魔剣遣いって、みんなロクな結末辿んない訳よ」

ベル「………そういう事だから」

クルッ

ベル「じゃね、オジサン」

スタスタ



黒いハルシオン「」



教国・合衆国・帝国連合軍が、首脳部を全員殺害され敗北しました。



次周です……。
自分のスレには現代文要素が結構あります。
そこは本当に申し訳ないと思ってます……。
でも、一応なんでああなったの?って問われた時、それなりに論理性を保った返答を用意出来る事は誓えます。
なので、可能な限りそういった事が問われれば答えたいと思います。

取り敢えず、次から第一司教が死んだ後の情勢変化を決めましょう。

まず第一司教の死後の教皇です。
教皇様、どうなったでしょうか?

81以上 続投
80~30 他の司教がなりました
29以下 全く関係ない別の者がなりました

下1

他の司教がなったんですね。
第三司教、第四司教、第五司教の誰かです。
まぁここからは今決める必要はないので、再度教国が関わった時にやりましょうか。

次、ハルシオンの行方です。
あの後第一司教の遺体は当然回収されましたがハルシオンは………


71以上 誰もハルシオンと気付かなかった
70~30 敵兵が気付いた
29以下 味方兵が気付いた

下1

まあこっちはぶっちゃけ安価でも良いですが一応コンマにしますか。
どっちが拾った感じですか?

51以上 王国
50以下 公国

下1

王国!
ベルちゃんの国ですね。
では時代経過するか、しないかの判定もします。
どうなるんでしょ?


71以上 国有兵器にする
70以下 ビビって封印する

下1

ビビって封印する様です。
では次、時代経過。
どんだけ経つんでしょう?

結果×2 年

下1

52年。
そこそこですね。

まあこんなん決める時点で当然この時点で封印解かれちゃうんですが、何で解かれるんですかね?


81以上 王族が使う
80~40 バカ王族がオークションにかける
39以下 盗賊団に盗まれる

下1

バカ王族がオークションにかけちゃう様です。
バカですね。

では、その方向で行きましょう。
キャラメイクに入ります。
初めに、種族決めです。
何になるでしょう?


91以上 ???
90~30 人間
29~5 魔族
4以下 魔獣

下1

人間が開催するオークションなので魔族・魔獣の枠は必然狭くなります。
御了承下さい。

まあ順当、人間ですね。
で、この後属性決めの筈ですが……。
ちょっと実験的に、基礎一属性はもう皆さんに決めてもらおうかなぁと思います。
複合属性かどうかだけ後で決める感じですね。

なので、主人公決めと一緒にしちゃいます。
御了承下さい。


次の遣い手の名前、年齢、性別、属性(1つだけ)、性格や特徴を書いてって下さい。

下3~5まで

名前 シュラム・アルバーティン
年齢 18
性別 男
属性 水
特徴 金髪碧眼の美青年、『魔剣』の研究を主に行っている研究者兼冒険者であり、深い知識とそれなりの腕っ節を持つ
性格[中立・善]
普段は大人しげな雰囲気の青年だが、『魔剣』が大好きな魔剣オタクであり、典型的な『残念なイケメン』
各地の遺跡を周り、伝説の『始まりの魔剣』に辿り着く事が目標

長考の結果、ランドルフに致しました。
ヤマトで描きそびれた日常を描けそうなのもありますが、もう一つは汎用性がありそうと思ったからです。
要するに、ルートが固定化され難いんじゃないかと。
そういう意味ではしおんちゃん辺りもそうでしたが、まあこっちはこっちで最後の段階で急に固定化されそうですからね。
女の子なのでぶっちゃけ主人公にしたいのはこっちですが、自分の勘とプロットはランドルフを選びました。
皆様、沢山の安価ありがとうございました。

次に、複合属性か否かを決めます。
ランドルフは複合属性を……


81以上 凡人(基本的に覇者確定の人生)
80以下 凡人って言ってるじゃん

下1

持って………ない!!
ギリ持ってなかった様です。
持ちそうでしたけどね……。

ほんじゃ次は魔剣の属性変化です。
現在水、風、光の神雷に第一司教の光で計3属性ですが、変更しますか?あるいはしませんか?
(この場合の変更は光、光、水など連続化させるかという事です)

する場合は属性を書き、しない場合は変化しない旨をお書き下さい。

下1

あと>>803訂正、第五司教はベルちゃんに殺害されました。
まあ時代経過的にもう関係ない事になりますが。

光を闇に変更

>>831
説明不足でした。
要するに今ある属性の種類を、魔剣に宿る属性と前回の遣い手の属性範疇で変更させるかって事です。
つまり風、水、光の内であればどの様な組み合わせも可能ですが、それ以外は魔剣や前回の人の属性に含まれていない為適用外となります。
ですので、範疇に則って決める形ですね。

下の光光水にし、神蒼属性にします。

次は待望のスキルですね。
第一司教はスキルを………


81以上 残せた。加えて神威瀟来変化
80~40 神威瀟来変化のみ
39以下 何も残せませんでした

下1

スキル:【神威瀟来・白夜】

属性:聖焉(光+光+光)
広大な場所に於いてのみ発動可能。
白き雷の化身が召喚され、その化身の持つ槌(ハンマー)が振り下ろされると同時に、大河の如き白い雷の巨壁が瀑布の様に天より流れ落ちる。
また化身の周りでは広範囲の重力領域・無差別光線発射領域が展開され、敵味方関係無しに全てを押し潰し、灼いていく。
戦闘では魔法戦闘値を140倍にした状態で計算、3ターン分の確定命中、魔族・闇属性に特効、一部のスキルを貫通。


こうなりました。
天魔もそうですが、対魔族に特化してってますね。
良い事なのか、悪い事なのか。

次は戦闘力決めですが……。
平凡、となってますので必然全能力30以下確定です。
なので普通に決めて上限の30出すか、能力は物魔どちらも固定15でランドルフ固有のスキルを得るか。
どちらにしますか?前者後者で教えて下さい。

下1

では普通に決めます。
どちらも上限は30です。


物理戦闘値

結果÷2

下1

魔法戦闘値

結果÷2

下2

人間の30はポケモンでいうマッシブーン~ゴーリキーで、刃牙でいうオリバ~独歩くらいです。
平凡というよりギリ人外の域ではない筋肉男です。
まず街中で喧嘩しようとは思わないでしょう。
平凡(ムキムキ)です。

代わりに魔法はもう完全にダメダメの様ですね。
これはもう無理です。
何一つ扱えないレベル。

って感じですね。
ほか決める事ないか色々確認するのも含め、一旦落ちます。
また無ければ次でステータス作って開始です。

2点程決める事がありました。
それが決まったらステータス公開です。

ランドルフは貴族なので、名字が必要な時があると思います。
その為、まずは一応名字を募集したいと思います。
まああまり長考する必要もない事ですので気楽に決めましょう。

下3まで

キューブリックですかね。
なんとなくこんな感じかなって思いました。
合わなそうなのが合ってるっていうか。

次に爵位です。
高位と言う事ですので、結構限定します。
さあ、どのレベルの家なのでしょう?


81以上 公爵家
80~50 侯爵家
49以下 伯爵家

下1

☆遣い手ステータス

『公爵家の若き当主』
ランドルフ・キューブリック
年齢:26
属性:風

公爵家の生まれで、若くして当主になる。
何処にでも居そうな、優しげな好青年。
異常に筋肉質な事以外は容姿から何まで平凡で、欠点は魔法が全く出来ない事くらい。
とはいえ気性は強くない為か、結果的に家臣からはぼんくら扱いされている。
努力家。

物理戦闘力:30
魔法戦闘力:1

☆魔剣ステータス

名前:天帝剣ハルシオンwith黒皇號

特徴:『黒翼の魔王』の母と魔王軍技術開発部によって、極めて実用的な可変化を可能とした新たなる天帝剣。黒き翼の刻印が為されている。
戦闘では銃に変形する事で大規模破壊魔法、殲滅魔法が使えなくなる代わりに『遠距離射撃』『戦闘補助』を可能にする。そして非常時、魔力を使えない者や、魔力切れを起こした者でも使える『モード:マリア』が発動する。
属性: 神蒼(光+光+水)

スキル:【雷翼】

属性:風雷(風+水)
迸る雷の翼を創り、雷速で空を駆ける。
一応速度は調整可能。
戦闘では相手の物理戦闘値を無効化。

スキル:【神威瀟来・白夜】

属性:聖焉(光+光+光)
広大な場所に於いてのみ発動可能。
白き雷の化身が召喚され、その化身の持つ槌(ハンマー)が振り下ろされると同時に、大河の如き白い雷の巨壁が瀑布の様に天より流れ落ちる。
また化身の周りでは広範囲の重力領域・無差別光線発射領域が展開され、敵味方関係無しに全てを押し潰し、灼いていく。
戦闘では魔法戦闘値を140倍にした状態で計算、3ターン分の確定命中、魔族・闇属性に特効、一部のスキルを貫通。

スキル:【奮い立て、勇気ある者(ブレイヴァーズ・ソウル)】

属性:神炎(光+火)
所有者の善性・勇気に応じてその可能性を無限に上昇させる。
また、所有者や敵対者の闇を喰らい、自らの力にする事が可能。
ただし、量は微量。……少なくとも、今は。
戦闘では、
物理戦闘値+46
魔法戦闘値+45
を加算する。

スキル:【天魔の審判】

属性:皇焔(闇+光+火)
魔王レオンの意思を継ぐ者が編み出した、裁きの大規模殲滅魔法。
闇と光の両方の性質を持つ為、神や魔に対して高い特効性を持つ。
加えて本来の威力も十分に高い為、火属性相手にも十分通用する。
ただし構築術式が非常に複雑な為、未熟な遣い手は発狂する恐れもある。
戦闘では魔族、神、神の信仰者に魔法戦闘値を250倍にした上で計算、2ターン分の確定命中、あらゆるスキルを貫通。
魔法戦闘値100未満は使用不可能。

こんな感じですね。
勿論『家』という事は本来親の爵位が公爵である事になりますが、今回はランドルフの爵位も世襲&努力家という性質によりまた公爵とします。
ただ家臣から馬鹿にされてるという事ですので、政治には関わろうと思わなければあまり関われません。

以上の事を御留意下さい。

あと決める事ないと思いますので開始します。
場面はオークションからです。



王城


バカ王族「はいはいはいみィなさァああああああああああああああああああああんッッ!!!!元気ですかァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!????」


シーン....


バカ王族「……なんだよ!少しくらい反応してくれたって良いじゃないか!!」

「王子、時間が押しております。早急な進行を」ボソ

バカ王族「あ?政務か?メンドクセー……はあ、じゃあまあパッパと進めちゃうよ。まず今日の目玉は……ま、耳聡いチミたちなら分かってるよね??」



豪商「………」

有名暗殺者「………」

今代『死神』「………」

魔剣遣い「………」

他国官僚「………」

魔族貴族「………」


ランドルフ「……………」

バカ王族「アハハ、スッゲ!!めっちゃギラついてんじゃんチミたち!!!」


今代『死神』「……お兄さん、早く見せてくれるかな?」


バカ王族「アッハハハ、分かってるよーん。んじゃ、開けて」パチンッ

黒服A「」スッ

黒服B「」スッ


ガチャ

ガチャッ ガチャッ

パカッ....


バカ王族「見えるかなァ~~?これがぁ、我が王国騎士団に所属していた『支配者(ドミネイター)』ベル元師団長が奪ったァ~~~………」

チャキッ

バカ王族「天帝剣ハルシオン、でェ~~~す♡」


ランドルフ「……あれが………」

バカ王族「ま、でも?」

ガチャ

バカ王族「こいつのオークションは最後♡ 最初は簡単なモノから売っていきますよ~~~ん♡♡」


他国官僚「……まあ、そうでしょうな」

某国ギルドマスター「フン……」

有名冒険者「あー、なんか良いのあるかなー」

フードの男「………ふむ」

薬物中毒者「エヒャヒャヒャヒャ!!!ンヒッ、ヒッ、ヒ!ヒ!ヒッ」


ランドルフ(……僕の領地の未来の為、来てみたは良いけど………)

チラ

ランドルフ(本当に、いろんな人が居るな。それだけに、最後のハルシオンは激化しそうだ)

ランドルフ(今日持って来たお金は……10億。そしてハルシオンは恐らく、7億程度で落札される)

ランドルフ(よって、僕が他に使えるのは3億程度。あまり他には目移りしない様にしないとな)


バカ王族「じゃ、まず前座の品を発表しま~~~す!!」

ゴトンッ


バカ王族「はいまず一品目!『龍の卵』!!コイツはァ~~~、我が王国騎士団がねぇ、何年前だったか?5?6?忘れちまったけどそんくらいに見つけたシナモンね!あっシナモンじゃなくて品物な?ゲヘッ、ど?オモロいだろ!」


有名暗殺者「……要らぬな」

高名な研究者「ふむ、欲しいですね」

魔族貴族「ほう……エルライザ辺境伯にでも与えれば、恩を作る事が出来そうだな」ボソ

教国司教「ふうん……龍ね、偶像崇拝には使えるかしらね」


バカ王族「……お前らなァ!!!!」

黒服A「こちら、5000万から出品です」

黒服B「落札希望の方は居ませんか?」


ランドルフ「さて、これはどうしようか……」


1 無視
2 落札準備

下1

これハルシオン落札できなかったらそのままゲームオーバーか?
安価下

ランドルフ(無視で良いか)


魔族貴族「2億」

高名な学者「2億3000万」

魔族貴族「2億7000万」

高名な学者「……3億1000万」

魔族貴族「3億4000万」ニヤ

高名な学者「………」


クルッ

スタスタスタ


バカ王族「おっおっ?降りちゃう?降りちゃうの??……んじゃなんか紛れ込んでる魔族サンに進呈ーーー!!!パチパチ~~!!!!」


魔族貴族「フ、我が有効に利用してやろう……」ニィ


バカ王族「じゃあ次二品目入りまーーーーーーーす!!次はァ~~~………」


………………………。

………………。

………。

>>868
ハルシオンは7億ちょうどで『必ず』買えます。




バカ王族「……はい次七品目!!ドンッッ!!!」

ガチャ

黒服A「」スッ

スタスタ


幼女「………?」


ザワッ....


バカ王族「ヘイヘイお偉いさんの皆サンはよぉおおおおおおくご存知ィ、某没落国家の皇女様どぅェ~~~~~す!!!!!」


ロリコン「1億」

薬物中毒者「1億1000万」

他国官僚「1億2000万」


バカ王族「そこ勝手にやり合うんじゃねーよ!」ビシ!

黒服A「3000万から開始です」

黒服B「落札する方は居ませんか?」


ランドルフ「………酷いな、王国の腐敗も」


1 無視
2 落札準備

下1

ランドルフ(………)

ランドルフ「……参加したい。可能ですか?」

黒服A「提示金額は?」

ランドルフ「1億2500万から」


バカ王族「おっわランドルフちゃんやっちゃうんか!?へぇ意外~~~、お前ロリコンじゃねーと思ってたんだけど???」


ランドルフ「……王子、僕も公爵です。幾ら公式の場ではないとはいえ、形式に則って会話すべきかと」


バカ王族「ヒッヒ、お堅い事言うなよ。後でオマンコあてがってやっからよ、な?イヒヒ」


ランドルフ「………遠慮しておきます」

黒服A「……スタートです。これより上の金額が提示出来る方、居ませんか?」


ロリコン提示の有無

60以下で離脱

下1

薬中

60以下で離脱

下2

他国官僚

60以下で離脱

下3

ロリコン「………く、庶民には1億が限界だった……!!」

スタスタ....


薬物中毒者「1億3000万」

他国官僚「1億4000万」


バカ王族「バーーーーーカここァ庶民の来る場所じゃねっつの!金ねえなら帰れボケ!!」

黒服B「……如何しますか、ランドルフ公爵」

ランドルフ「………」


1 1億4500万
2 離脱

下1

ランドルフ「1億4500万」


バカ王族「オメェは金あるロリコンだな!!正直気持ち悪いぞオイ!!!」


有名冒険者(いや、アンタがそれを言う?)

変態芸術家(裸体は何処だ………?)

教国司教「気持ち悪いのはアンタよ……」


黒服A「……他御二方、再提示は可能ですか?」


薬中

70以下で離脱

下1

他国官僚

70以下で離脱

下2

薬中さん!!?

81以上 3億
80~50 2億2500万
49以下 1億8000万

下1

他国官僚「ふん……1億8000ま「3億」

他国官僚「…………」

ランドルフ「…………」

バカ王族「…………」

黒服A「…………」

黒服B「…………」



薬物中毒者「3億」



シーーーーン......


バカ王族「あ、はい。どうぞ……」


薬物中毒者「」スタスタ

ガチャ

薬物中毒者「おいで」ニコ

幼女「? うん」

トテトテトテ


バカ王族「………あっ、えと、次入ります……」


…………………………。

…………………。

…………。

バカ王族「………っとォ、そろそろ調子を取り戻して来たぞォ!!次は期待の十五品目ェ、『黒翼の魔王の手記』ィ~~~~~!!!!!」


某国ギルドマスター「………!」

変態芸術家「ほう、故ローザ女史の……ふむ」

豪商「ほォ…………」

高名な学者「これは……次こそは、何とか欲しいですね」


バカ王族「さァさァ居ないか!?あの黒翼の魔王の手記だぞォ~~~~~!!??欲しいだろッ!!!???」

黒服A「2000万から開始です」

黒服B「また歴史的価値を考慮しこちらで複製本を既に作成しておりますが、そちらに関しては文化保護の観点から値下げの上の交渉も不可能ですので、ご了承を」


ランドルフ「次は、どうしようか………」

1 無視
2 落札準備

下1

ランドルフ「買おう。個人的に興味があるしね」


バカ王族「おっ?ランドルフちゃん歴史興味あんの?歴史好き?」


ランドルフ「いえ、歴史好きというよりは……まぁ、単純に興味が湧いただけです」


バカ王族「ふ~~~ん。でもお前ウチの禁書庫も見れるじゃん」


ランドルフ「まあ、それとこれとは話が別というか」


バカ王族「ああ、確かにこれ自体はねェしな。まそれなら分かるわ」


黒服A「ランドルフ様の提示金額は?」

ランドルフ「2200万」

黒服B「他の方々はどうですか?」


某国ギルドマスター

60以下で離脱

下1

高名な学者

60以下で離脱

下2

豪商

60以下で離脱

下3

変態芸術家

60以下で離脱

下4

豪商(………いや)

某国ギルドマスター(恐らく、彼の公爵とのちに何かしらの形で接触をすれば……)

高名な学者(……見せては貰える、かもしれませんね。であれば……)


豪商・某国ギルドマスター・高名な学者(別に今、金を掛ける必要はない)


クルッ

クルッ

クルッ

スタスタスタ....


バカ王族「あ?行っちゃうのか?」

黒服A「……貴方は、いかがしますか?」

変態芸術家「2500万」

黒服B「……継続する様ですが。ランドルフ公爵は?」


ランドルフ「僕は………」


1 3000万
2 離脱

下1

ランドルフ「……離脱する」ス


バカ王族「ほーーーーーーん??端金なのによく買わねえな?」


ランドルフ(……いや)

変態芸術家「」ギラギラ

ランドルフ(独占欲が強いタイプだろうな。僕が買えば、恐らく邸内に侵入してくるだろう)

ランドルフ「」スタスタスタ



高名な学者「……ふむ?」

豪商「……彼は買わなんだか」


バカ王族「……って事らしィんで次行っちゃうぞ!あとこれ折り返しだからそろそろちゃんと買うの見定めといた方がいいぞ!わぁーったな下民ども!!」


他国官僚(何人か皇族や王族も紛れ込んどるがな)チラ

フードの男「………」


…………………………。

…………………。

…………。

バカ王族「……んで次二十一品目!!『ノインテーター』だァ~~~~~!!!」

黒服A「自身の魔力に対応した範囲の存在に身体機能が麻痺する毒性を与える魔剣です」

バカ王族「いやチミ説明すんなや!! ……説明する事無くなっちまったじゃねーーーーーーーか!!!」

黒服A「6000万から開始です」

黒服B「落札希望の方は居ませんか?」


有名暗殺者「ふむ……」

フードの男「……買うか?」

有名冒険者「お、これ欲しーなー」

豪商「……別の筋に転売をすれば儲かるか?」


ランドルフ「別の魔剣か……」

1 無視
2 落札準備

下1

有名暗殺者「1億」

豪商「1億2000万」

有名冒険者「1億5000まーん」


フードの男「5億」


有名暗殺者「…………」

豪商「…………」

有名冒険者「…………」


クルッ

クルッ

クルッ

スタスタスタ....


バカ王族「………金の暴力って怖ェな!!!次進むぞ!!!!」


……………………。

………………。

………。

バカ王族「ハイハイハイいよいよ大詰めだぞォ~~~~~!!!! 二十八品目ェ~~~、『異界の石板』!!!!」


ランドルフ「……『異界の石板』?」

今代『死神』「どういう事だい?」

教国司教「何よそれ?」


バカ王族「知らね。でもなんか来世は確実に『異界』に行けるんだってよ」


高名な学者「何を非科学的な……」

豪商「……証拠は?」


バカ王族「無い。ただよ、ウチの禁書庫にこんなのがあったんよ」ポイッ

バサッ

他国官僚「……失礼」スタスタ

ヒョイッ

他国官僚「読んでも宜しいか」チラ

ランドルフ「お願いします」

有名冒険者「どうぞー」

他国官僚「……『この手記を記す頃には、私はもうこの世界には居ないだろう』


『……これが発見される頃、何百年経っているかは分からない。文字など読めぬかもしれない。意味はないかもしれない』

『しかし、記す。異世界へと向かえる、唯一の方法を』


有名暗殺者「……異世界?」


『方法は簡単だ。神格を持つ者を呼び寄せ、石板を見せる』

『さすればその者は、神の導きによって100年間異界へと幽閉される事になる』

『だが100年が経てば、例え遺体になっていようと、遺品も含めこの世界に引き摺り出される』

『……誰がこんな術式を、どういう目的で組んだのかは分からない』

『ただ分かる事は、これは新たなる見地を導ける、一つの可能性であるという事』

『これより私は、異世界へ向かう。次の人生を以て』

『とはいえ魂の操作を成し得る程の魔法を使えるのは、恐らく私だけだ』

『故に凡夫が向かうには、多くの魔導師の助けが要るだろう』

『もし向かうのであれば、心する事だ。異世界は恐らく』


他国官僚「『あらゆる常識の外に、存在するだろう』………なんだ、これは」

今代『死神』「要するに、別の世界に行ける魔道具の様なものかな」

バカ王族「まそーゆーコトよ、とにかく。異世界に興味あるなら買ってみればいんじゃね?」

黒服A「未知の物質で構成されている為、学術的価値を考え開始額は1億とさせて頂きます」

黒服B「いかがしますか」


高名な学者「……まあ、1億でしたら」

教国司教「買おうかしら?少し面白そうね」

豪商「………ううむ」


ランドルフ「………」

ランドルフ(……魂がどうって、今の魔導師でそこまで到達してる者なんて居なかったんじゃなかったか)

ランドルフ(この時代に於いては単なる変な魔道具にしかならないな)ハァ


1 無視
2 ……まあでも、少し興味あるかな

下5まで多数決



次のキャラメイク地点に「現代東京」「戦国時代」「???」が追加されるものです。
ただし強制ではありません。

ランドルフ(………)

ランドルフ(……いや、でもよくよく考えたらそんなものを保有してるって凄くないか?)

ランドルフ(あと異世界って何だかワクワクするし……)

ランドルフ「………」

スッ


バカ王族「おっランドルフちゃん買うんけ?」


ランドルフ「ええ」

黒服A「では、提示金額を」

ランドルフ「じゃあ、1億2000万で」

黒服B「他の方々は如何いたしますか?」


高名な学者

60以下で離脱

下1

教国司教

60以下で離脱

下2

豪商

60以下で離脱

下3

高名な学者「………」

教国司教「あ、でも………」

豪商「そういえば、ハルシオンはもうすぐ………」


バカ王族「おおッ?ビビるか?ビビるんですか??んえ?んえ??」

黒服A「……降りますか?」


高名な学者「………」

教国司教「………」

豪商「………」


クルッ

クルッ

クルッ

スタスタスタ....


バカ王族「おーよかったなァ~~~、はじめての落札じゃね?オメェ」


ランドルフ「ええ、そうですね」


スタスタ


黒服A「どうぞ」スッ

ランドルフ「あ、どうも」スッ

……………………。

……………。


バカ王族「………っしオラァ!!ちょっとダウナーになってたけど次のシロモンはテンションアゲアゲにすっぞ!!何たって次はよォ~~~~~……」

パカッ

バカ王族「じゃじゃんッ!!! 天帝剣ハルシオンなんだからなァ~~~~~!!!!!!!」


有名冒険者「うん、アレは絶対に手に入れよ」

教国司教「まあ、アレだけは確保したいわね」

他国官僚「来たか……!」

魔剣遣い「! ハルシオン……!!」ピク

有名暗殺者「……これだけは、譲れん」

豪商「これを確保すれば何十億の利益循環が発生するか……」ブツブツ

高名な学者「研究材料として、絶対に手に入れたい代物ですね」

今代『死神』「……アレを手に入れれば、歴代最強の『死神』に………!」


ランドルフ「………」キッ

ランドルフ(────絶対に、奪る)


バカ王族「行くぜェ~~~………落札ぅッ」

パチンッ

バカ王族「開始だァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!」ニィィィッ!!



一旦落ちます。

>>935
あー………。
ぶっちゃけこれミスりましたね……。
まあ良いや、そういう風にしちゃいます。

眠くて頭が働かない……。
>>935の最初の『を記す』を『が発見される』に変えて下さい。
次から連続しちゃうので凄く頭悪そうに見えますが、そこはご愛嬌で。

で訂正ついでに答えます。
龍の卵は家帰った瞬間孵化、ペット枠です。
数年ランドルフを操作すれば戦力にも。

皇女ちゃんは養女にしてました。
詳細なキャラ決めもしてたでしょうね。

ユリアーネスちゃんの手記は途中で言われた様に実は人脈作りが主です。
後普通にユリアーネスちゃんの詳細な実績見れます。

ノインテーターは言わなくて良いですよね。

再開です。
ちなみに7億で確定落札出来るとは言いましたが、残したら残したでその分恩恵はあります。
コンマ神に祈りながらやってきましょう。

そしてここから連投ありです。



黒服A「まずハルシオンは物が物だけに定まった値を付けられません。ですので、各々お先に初期提示金額をお願いします」

有名冒険者「じゃ2億5000まーん」

他国官僚「2億8500万」

魔剣遣い「3億1000万……!」


ランドルフ「………4億」


....ザワ

バカ王族「……おっとぉ?」

バカ王族(いきなりブチ上げやがったなァランドルフちゃ~~~ん……で、他の奴等の反応は?)チラ


有名冒険者

60以下で離脱

下1

教国司教

60以下で離脱

下2

他国官僚

60以下で離脱

下3

魔剣遣い

60以下で離脱

下4

有名暗殺者

60以下で離脱

下5

豪商

60以下で離脱

下6

高名な学者

60以下で離脱

下7

今代『死神』

60以下で離脱

下8

有名冒険者「……そりゃないよー、公爵様ー」

魔剣遣い「くっ、またしても俺は手に入れられないのか……!!」

高名な学者「……マズいですね、これ以上は………」


クルッ

クルッ

クルッ

スタスタスタ......


教国司教「……4億、1000万」

他国官僚「4億1500万」

有名暗殺者「…4億2000万」

豪商「4億3000万…!」

今代『死神』「4億3500万…」


ランドルフ「5億」


……………………。


バカ王族「うわァ……………」


教国司教

70以下で離脱

下1

他国官僚

70以下で離脱

下2

有名暗殺者

70以下で離脱

下3

豪商

70以下で離脱

下4

今代『死神』

70以下で離脱

下5

教国司教「……札束で顔面をぶっ叩かれた気分よ」

他国官僚「…………く」

有名暗殺者「……お前からの依頼は絶対に受けてやらん」

今代『死神』「左に同じく」ギロ

豪商「……6億までなら出せましたが。5億を平然と出せるなら……まあ、7億以上持ってるんでしょうなあ………」

クルッ

クルッ

クルッ

クルッ

クルッ

スタスタスタ......


バカ王族「………」

バカ王族「お前さ、そんな金あったっけ?」

ランドルフ「あまり、自分の為に使ってませんからね」

バカ王族「ふ~~~ん………ま、良いや」

ガチャ

スッ

バカ王族「おらよ。バカに狙われん様になァ」

ランドルフ「………ええ」


黒いハルシオン「」


ランドルフ(これが、ハルシオン………)

チャキッ....


ランドルフ「………」

ブンッ!!

ヒュンッ!!

ゴウッ!!

ランドルフ(まるで、身体中から力が湧いてくる様だ……!)

ランドルフ(それに)

ランドルフ「………ふッ!」


ヒュウッ

ヒュウウウウウウウウウウッ!!


ランドルフ「魔法が、使える……」

ランドルフ(流石は、世界最強の魔剣と言ったところか……!)タラッ

バカ王族「おうおうおう、ランドルフちゃんよ。お前の身体でけェんだからそんな暴れんなや、怖ぇだろボケ」

ランドルフ「あ、すみません……」

黒服A「良ければ、馬車を出しますが」

黒服B「如何されますか」

ランドルフ「いえ、流石に自分の家の馬車がありますので」

バカ王族「あ?ちょっと待てよマンコいらねえの?」

ランドルフ「……要りませんよ」

バカ王族「あァ~~~??チミって奴ァホントバカだな、不能か何か?」

ランドルフ「………」

ランドルフ「失礼します」ペコ

スタスタ

バカ王族「あッおいランドルフちゃんてめェ!! ……行きやがったアイツ」

「……王子。オークションが終了したのならば、政務の方に……」

バカ王族「あァ?やだよ、セックスしてくっから。じゃあなジジイ」

スタスタスタ


「………」

「……末席とはいえあれが王子では、王国も終わりだな………」

……………。

キューブリック邸


「……手に入れてきたのか、天帝剣を」

ランドルフ「ええ」

「値は?」

ランドルフ「5億」

「5億……成る程、上手く抑えたな」

ランドルフ「運が良かっただけでしょう。下手をすれば全額を使っていました」

「ふむ……ん?その石板は?」

ランドルフ「ああ、これは……まあ、趣味です」

「そうか。……まあ、お前はあまり金を使わない男だからな、たまの贅沢くらいはいいだろう」

ランドルフ「ありがとうございます、父上」


パパ安価です。
名前、性別、簡単な特徴をお願いします。

下3~5まで

性別って何だ……。
名前、特徴です。
コピペの弊害ですね。

ゼーベック「まあ、今日は取り敢えず筋トレをして肉を喰ったら休め。精神的にも疲れただろう」

ランドルフ「いえ、しかし王都内のランニングは……」

ゼーベック「流石に今日くらいは構わん。それに、筋肉というのは休ませる事も重要なのだ。お前が子供の頃からさんざ言ってきた事だろう?」

ランドルフ「……はあ、父上がそう言うのなら」

ゼーベック「ハッハッハ、それで良いんだよ。老人の知恵というのは存外バカにならぬからな、若者は大人しく聞くが吉なのだ」

ランドルフ(老人の肉体じゃないけどな)

ゼーベック「……と、そういえばハルシオンについてだが」

ランドルフ「? 何か?」

ゼーベック「それはどうするつもりなんだ?」

ランドルフ「ハルシオンですか?家の金庫に封印しようと思っていますが……」

ゼーベック「………」

ゼーベック「……いや、それはお前が持ち歩いていなさい」

ランドルフ「えっ!? ち、父上それはどういう……!!?」

ゼーベック「勿論ある程度の偽装は施すがな。ただ、それはただ置いておくだけでは意味がない代物だ」

ランドルフ「いや、これは民や我々に被害があった時に使うべき物では……」

ゼーベック「良いや、お前が持っておくべきだ」

ゼーベック「良いかランドルフ、物というのは使ってこそ意義がある。使える道具を腐らせたままにすると言うのは、非常に非効率的な事だ」

ランドルフ「………非効率的?」

ゼーベック「おうとも、例えばこう言う話がある。盤上ゲームの話だがな」

ゼーベック「例えば、わしとお前があるゲームをしているとする。で、やっていくうちにお前が勝って行ったとする」

ゼーベック「この時、徐々にお前は無意識にわしに手加減をしてしまう。……いや、本当だ。最初は、弱い手駒から消費していくのだ。これは人間の習性として、心理学者が証明をしておる」

ゼーベック「そして弱い駒ばかり使い終えたところで、漸く残った強い駒を使う」

ゼーベック「つまりな、最初から全力を出そうとしないんだよ。……非効率的だと思わんか?」

ランドルフ「……少し話が違う様な気がするんですが」

ゼーベック「だが近似はするだろう? 時間が掛かるのに弱い物ばかりを使い、本当に使える物の使用を避ける。実に意味がない事よ」

ゼーベック「故にだ。お前がそれを持っておく事で、結果的には何にも使わなかったとしても……実にはなる」

ランドルフ「………そう言うものでしょうか?」

ゼーベック「そう言うものなんだよ。ほら、老人の言う事は聞けと先に言っただろう?こういう時は素直に聞くんだ、分かったな?」

ランドルフ「は、はぁ……」

ゼーベック「じゃあさっさと筋トレして飯食って寝ておけ。明日からも公務はあるんだからな」

ランドルフ「…分かりました。じゃあ、失礼します」


ガチャ

バタンッ


ゼーベック(………)

ゼーベック(あれは頭は悪くないのだが、だからと言って良い訳でもない)

ゼーベック(……わしが生きとる内に、上手い生き方を教えてやらんとなあ)


1日が経過します。

チュンチュンッ


タッタッタッ


ランドルフ「はッ、はッ………」



私兵A「ん?あれは……ランドルフ様か」

私兵B「ランドルフ様さあ、よくあんな走れるよな」

私兵A「あの人何も考えてなさそうだからな。だから体は発達してんだろ」

私兵B「……それ言っちゃ不味いだろ。聞こえたらどうすんだよ」

私兵A「どーせ聞こえねーよ、筋肉で鼓膜塞がってんだろ」



ランドルフ「………」



ランドルフ「……はあ」

ランドルフ(僕も、普段から気を強く保つべきなのかな)

ランドルフ(最近本格的にバカにされてきてる様な気がするんだよな……)


ランドルフの行く場所を選んで下さい。

1 私邸
2 王城
3 大広場
4 大商店
5 王立図書館
6 王都ギルド
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)

下1

マジで深夜は頭がヘンになってます。


ランドルフの行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 公務(時間が過ぎます)

下1


一応こっちです。
でも自分のミスでやっちゃったんで一手行動権増やします。

で、ランダムの奴と>>1000のお知らせ。
まずランダムはこの下1で決めるとして、>>1000


81以上 スキル追加獲得確定
80~30 スキル追加獲得機会
29以下 初手行動回数+1


になります。
ちなみにスキルはスレ始めに好きなものを一つ安価で決められる感じです。
ただ大仰なのは出来ず、ミニスキルって感じですね。
前回はアレがあったんでしっかり説明できませんでした。

ただとにもかくにも今はランダムコンマです。
高コンマ叩き出しましょう。

下1

孤児院


ランドルフ「……んっ?」

ランドルフ(なんだここ……? こんなところに建物なんてあったか………?)

チラ

ランドルフ(……人の気配はしないな)


「……あの、何の御用でしょうか?」


ランドルフ「えっ? ……え?」

「……ここは、貴族様の来るような場所ではありませんよ」

ランドルフ「いや、来ようと思ってきたのではなくて……」

「なら、早く帰って下さい。……ここは、恵まれない子供が多いんです。貴方の様な人は、ここでは歓迎されませんよ」

ランドルフ「……あ、ああ。悪かったよ」

「………」

スタスタスタ


ランドルフ「………」

ハァ

ランドルフ(……なんだか今日は、傷つく事ばっかりだな)


1日が経過します。

王城


貴族A「公爵殿、あの魔剣ハルシオンを手に入れたというのは真か?」

貴族B「もっぱらの噂ですぞ? キューブリック家が5億で落札したと……」


ランドルフ「……はは、そんな訳ないじゃないですか」


貴族A「しかし、教国から都市国家連合、連邦から何であれば裏社会まで全てそのように拡散されておりますが……」


ランドルフ「………」

ランドルフ(十中八九、同席してた人たちだな………)


ランドルフの行動を決めて下さい。

1 会話(人物指定お願いします)
2 移動(イベントを起こします)
3 戦闘訓練(物理戦闘力に補正)
4 魔法訓練(魔法戦闘力に補正)
5 公務(時間が過ぎます)

下1

ランドルフの行く場所を選んで下さい。

1 私邸
2 王城
3 大広場
4 大商店
5 王立図書館
6 王都ギルド
7 完全ランダム(思わぬ場所を発見出来るかも)
8 孤児院

下1

大商店


受付嬢「あら、公爵様!お久しぶりですね」

ランドルフ「ああ、久し振り」

受付嬢「ハルシオンを手に入れたのって本当ですか?というかもしかして腰に下げてるその長剣がそうなんですか??」

ランドルフ(ここでも拡散されてるのか……)ドンヨリ

受付嬢「……あ、それより今日は何を購入したいのですか?家具とか壊れました?」

ランドルフ「ん、そうだな……」

ランドルフ(ここはなんでも揃ってるからな、注文すれば大体買えるんだよな……)


1 何か筋力トレーニングに捗りそうなものない?
2 女の子が好きそうなもの頂戴
3 男が好みそうな物が欲しいな
4 子供が好きそうなのって何があるかな
5 ご年配の方に贈り物をしたいんだけど

下1

続きは次スレで。
昼頃に建てます。
もしかしたらそれより前に立てるかもしれませんが。

>>1000お願いします。

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