【ミリマスSS】星梨花「あの、ワッパーって何ですか?」 (19)

アイドルマスターミリオンライブ!のSSです。
特にどこのお店を宣伝しようという意図はありません。

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歩「何にしようかな……、じゃあアタシはテリヤキワッパーのセット。フレンチフライとスプライトで」

星梨花「えーっと……」

伊織「ゆっくり選びなさい。あたしはそうね、クアトロチーズワッパーJr.のセットで、シーザーサラダとカフェラテのアイスでお願いします」

星梨花「あの、すみません。オススメとかってありますか?」

歩「そうだなぁ。バーガーキングと言えばやっぱりワッパーかな? 星梨花ならワッパーJr.の方が良いかもね」

星梨花「あの、じゃあそのワッパーJr.をセットでお願いします。はい、えっと、オニオンリングとダージリンティーを……」

歩「あーあ、お腹空いたー」

伊織「ちょっと、恥ずかしいからあんまり大きな声出さないでよ」

歩「ごめんごめん」
 

 
歩「ふぅー、レッスンの後だからもうお腹ペコペコだよ。頂きます!」

星梨花「マク〇ナルドさん以外のハンバーガー屋さんに初めて来ました!」

伊織「折角ならもう少し良いハンバーガーを食べなさいよ……」

歩「くぁ~おいし~! やっぱりアタシはチェーン店ならバーガー〇ングが好きかな~! このアメリカって感じの肉がさ~」

伊織「向こうのとはまた違うけど、まぁ気持ちは分かるわ」

星梨花「あの……すみません、ちょっと良いですか?」

歩「ん、どしたの? 温かいうちに食べたほうが美味しいよ」

星梨花「あっ、そうですよね。すみません。じゃあ、頂きますね」

歩「アタシはレジでナイフとフォーク頼む人初めて見たよ」

伊織「そうね、あたしも初めてだわ」
 

  
星梨花「あの……」

歩「星梨花もポテト食べる?」

星梨花「あ、はい。頂きます」

伊織「ちょっと、さっきから星梨花が何か聞きたがってるでしょ。聞いたげなさいよ」

歩「あぁ、ごめんごめん。何だっけ?」

星梨花「……」モグモグ

歩「飲み込んでからで良いよ」
 

 
星梨花「ん、あの。さっき注文で言っていた「ワッパー」って何ですか?」

歩「え?」

伊織「んん?」
 

 
歩「え? ハンバーガーの名前じゃないの?」

伊織「英語でしょ。たしか「大きい」とかって意味だったと思うわ」

歩「大きいは「ビック」だろ? 伊織が英語を間違えるなんて珍しいな」

伊織「そんなこと言ったら「ラージ」も「大きい」じゃない。別の言葉よ」

歩「じゃあバーガーキング以外で使ったことある?」

伊織「無いわよ。使う機会が無いもの」

歩「じゃあやっぱりバーガー〇ングではハンバーガーのことをワッパーって言うんだって!」

伊織「バーガーなら他のメニューにあったじゃないのよ!」

星梨花「あ、あの……」
 

 
歩「あれは「バーガー」だから「ハンバーガー」じゃないもんね~!」

伊織「バーガーとハンバーガーは同じ意味でしょ!変な屁理屈捏ねないでよ!」

星梨花「あのっ!!」

歩/伊織「!!!」

星梨花「すみません、私が変なことを聞いたせいで……」

歩「いや、ごめん。アタシもちょっと大人げなかった」

伊織「星梨花は悪くないわよ。そこの分からず屋の19歳が悪いの」

歩「なにおう」

星梨花「私、お二人が喧嘩するのは嫌です」

伊織「ごめんね星梨花。……歩、私も悪かったわ」

歩「そうだね。ちゃんと調べてみようよ」

伊織「そうね、最初からそうすれば良かったんだわ」
 

 
ワッパー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ワッパー(Whopper)は、国際的なハンバーガーファストフードのチェーンであるバーガーキングで売られている商品である。

1957年に導入され、大きさやパンの変更を含め、何度かの変遷を経た。ファストフード業界で最も有名なメニューの1つであり、あまりに有名であるが故に、バーガーキングは看板等で自らを「ワッパーの家」(the Home of the Whopper)と宣伝している。[1]

地域や国の嗜好に合わせて、何種類かのワッパーが販売されている。また商品を飽きさせないために、様々な具材を追加した地域や期間限定のワッパーが販売されることもある。

なお、ワッパー(Whopper)とはとてつもなく大きなものという意味である。
 

 
歩「……」

伊織「……」

歩「伊織、アタシが悪かったよ。Whopperは大きなものって意味だったんだな」ガシッ

伊織「あたしこそ悪かったわ。原語よりも商品名としての意味合いの方が強いみたいね」ガシッ

星梨花(そう言うと二人はお互いの目を見つめ合って固く手を握りました)

星梨花(ワッパーさんって、すごいです!)
 

 
後日

静香「だから、まずはみんなで方向性を決めてから」

志保「自分の出来る範囲も分からないうちに方向性を決めるも何もないでしょう」

星梨花(!!)

星梨花(また静香さんと志保さんが!ここは……!)

星梨花「あ、あの! ワッパーって知ってますか!?」

志保「え? ワッパーってあの、バーガー〇ングの」

静香「そういえば何かしら。志保、知ってる?」

志保「ちょっと調べてみるわ」

星梨花(お二人がすぐに仲直りできました! 流石ワッパーさんです!)
 

  
また後日

ロコ「ミライ~! ロコアートをデストロイしないでくださいって何度言えば分かるんですか~!!」

未来「えぇっ!? あれってロコちゃんのアートだったの!?」

ロコ「ロコはアングリーです~!」

星梨花「すみません! お二人はワッパー(略)」

 
また別の日

亜利沙「うぅ~、杏奈ちゃんしゅみましぇん~~!!」

杏奈「盗撮……ダメって、言ったのに……。亜利沙とは、もう口利かない、ね……」

亜利沙「杏奈ちゃあぁん~~!!」

星梨花「ワッ(略)」


こうして箱崎星梨花はワッパーさんと共に様々な問題を解決していった。
 

 
そんなある日……

紬「貴方という人は、どこまで人を馬鹿にすれば気が済むのですか」

P「いや、普通に次の現場が駅から遠いから送るよって話なんだけど……」

紬「私だって一人で乗り換えくらい出来ますし、タクシーくらい乗れます!」

P「多分そこの駅はタクシー拾いにくいと思うぞ」

紬「そ、それくらい、じ、事前に予約をすれば……!」

星梨花「!!」
 

 
星梨花「すみません! お二人ともワッパーって知っていますか?」

紬「わ、わっぱー?」

P「ワッパーって、あのバーガー〇ングの……?」

紬「バーガー〇ングという店は東京で見たことがありますが、ワッパーとは?」

P「え、紬食べたことない? あっ、もしかして……」

紬「……」

星梨花(あ、あれ……?)
 

 
紬「なんやいね! みんなしてうちのこと馬鹿にして!」

P「あぁっ!! ちがう、違うんだ! なぁ星梨花!!」

星梨花「えっ、えっ? あの、ワッパーって言うのは」

紬「金沢にはバーガー〇ングは無いからって!」

P「ダメだ星梨花!紬を抑えるのを手伝ってくれ!」

星梨花「は、はいっ!」


ワッパーさんは万能ではないことを知った星梨花ちゃんでした。


おわり
 

終わりました。HTML依頼出してきます。
ワッパーさんはすげぇや…(特定のお店の宣伝をする意図はありません)。

ワッパーは手錠のことでしょ(バーキン知らない民)

>歩「そうだなぁ。バーガーキングと言えばやっぱりワッパーかな?
>歩「じゃあバーガーキング以外で使ったことある?」
名前伏せる気あんのかないのかどっちなんだ!

>>16

>>16
すみません伏せ切れてませんでした!!!!!(書き込みもミスりましたすみません)

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