クッパ「誰が変なカメだ！ワガハイはクッパ様だ！」

スヤリス「クッパ…？おいしそうな名前」

クッパ「一体なんなんだお前は、誰かピーチ姫と間違えてさらってきたのか？」

カメック「いえ、そのような予定はありませんが…」

スヤリス「ピーチ姫…？」

スヤリス「違う、わたしははオーロラ・栖夜・リース・カイミーン…スヤリス姫」

クッパ「おっと、これはこれはご丁寧に…ってそうじゃない！」

クッパ「何故ワガハイの城にいる？」

スヤリス姫「知らない、いつの間にかここにいた」

クッパ「迷子か…それは困ったな」

カメック「どうします？クッパ様」

クッパ「仕方ない、どうにかできるまでウチで預かろう」

カメック「わかりました」

クッパ「おい、誰か部屋に案内してやれ」

クリボー「はーい！」

スヤリス（かわいい…）

～牢屋～

クリボー「ほら、ここですよ」

スヤリス「おお…」


スヤリス（なんて豪華な内装、それに…）


ﾎﾞﾌッ


スヤリス「ベッドもフカフカ…」

クリボー「元々ピーチ姫用の部屋ですからね」

クリボー「食べ物はその箱に入ってますから、帰り方わかったら呼んでくださいね～」


ﾊﾞﾀﾝ


スヤリス「さて…腹ごしらえしたら寝よう」ﾊﾟｶ


スヤリス「な…」

スヤリス「食べ物がキノコしかない…」

スヤリス「この城は人質にこんな顔の付いたキノコを食べさせるのか…」

スヤリス「こんなんじゃぐっすり眠れない…」

スヤリス「ここは…」



スヤリス「食べ物を探しに行こう」


クエスト:食料を確保せよ！

スヤリス「さて、どうやって部屋から出よう…」

スヤリス「ここの魔物はでびあくまみたいに鍵持ってきてくれないだろうし…」

スヤリス「どこかにいいものは…」ｺﾞﾝ


スヤリス「！」


スヤリス「何もない空間からブロックが…」

スヤリス「・・・・・」ﾄﾞﾝ


ﾎﾟﾝッ


スヤリス「ブロックを叩いたら鍵が…」

スヤリス「これで出られる」ｶﾞﾁｬ




クッパ「そういやあの部屋、ピーチ姫に何かあった時のために隠しブロックに鍵入れてたけど大丈夫かな？」

スヤリス「あ、でも行く前に…」ｶﾞｼ

スヤリス「一応キノコは食べて行こう」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

スヤリス「あ、意外と美味しい、緑色なのに」


スヤリス「あ、あの花なんだろ」ﾀｯﾁ

スヤリス「なんだか力がみなぎる…」

スヤリス「あとは道具さえあれば…」ｷｮﾛｷｮﾛ


ハンマーブロス「あれ、何で部屋の外に…」

スヤリス「君、いいもの持ってるね…」ﾎﾞｵｵ

ハンマーブロス「え？」

スヤリス「ちょっと借りる」ﾎﾞッ



ハンマーブロス「うぎゃああああああああああああああああああ！！！！！」

ハンマーブロス「」ﾌﾟｽﾌﾟｽ

スヤリス「手から火の玉が出た…」

スヤリス「どうやらさっきの花は魔法の花だったみたい」

スヤリス「さて…」



スヤリス「君のハンマー、借りるよ、使えそうだからね」

～マグマ地帯～

スヤリス「ここにもマグマ」

スヤリス「魔王城というのは、自分達が生活することを考えてないのか…」

スヤリス「足場は移動するリフトのみ…」

スヤリス「どうやって渡ろう…」


ノコノコ「～♪」ﾃｸﾃｸ


スヤリス「！」ｷﾗﾝ

スヤリス「君、いい甲羅持ってるね」

ノコノコ「へ？」

スヤリス「このハンマーで叩かれたくなかったら…」

ノコノコ「ぬ、脱ぎますううううううう！！！」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

スヤリス「よし」

ハダカガメ「うう…」

スヤリス「さて、後はこの甲羅を…」

スヤリス「溶岩に浮かべる！」ﾎﾞﾁｬﾝ

スヤリス「後はこれに乗って…」ｽﾀッ

スヤリス「ハンマーをオールにしてこぐ！」


スヤリス「これで向こう側に行ける…」

クッパ「何！？あの子が逃げ出しただと！？」

ハダカガメ「はい…」

ハンマーブロス「すみません…」

クッパ「ムゥ…どうしたものか」


？？？「クッパ様！」

？？？「我々に」

？？？「お任せください！」


クッパ「ほう…」

スヤリス「迷った…」

スヤリス「この城、ムダに広すぎ…」

スヤリス「こんな壁なんてなければいいのに…」

スヤリス「でもハンマーでも壊せそうも…」



ボム兵「・・・・・」ﾄｺﾄｺ


スヤリス「！」

スヤリス「君、ちょっとこっち来て」

ボム兵「？」ﾄｺﾄｺ

スヤリス「ファイヤボール」ﾎﾞッ



ﾄﾞｶｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱﾝ



スヤリス「よし、これで通れる」

カメック「クッパ様大変です！あの女の子がボム兵を爆破しまくっています！」

クッパ「何だとおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！」

クッパ「ええい！マリオ意外にこの城を壊されてたまるか！」

クッパ「ワガハイも行くぞ！」

カメック「ハッ！」

スヤリス「あそこが食糧庫…」


ブル×3「・・・・・」


スヤリス「でも警備が厳重…」

スヤリス「どうやって入ろう…」


？？「「「見つけたぞ！」」」

スヤリス「ん？」

クリッキー「我々！」

パタボン「クッパ様の優秀な部下！」

ヘイファー「エリート3人組！」


クリッキー「詳しくはマリオ＆ルイージＲＰＧ4ドリームアドベンチャーをプレイしてね！」

スヤリス「何を言ってるの？君」

クリッキー「さぁ、我々が来たからには…」

パタボン「牢屋に戻ってもらいますよ！」

クリッキー「行け！したっぱクリボー！」


したっぱクリボー達「うおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！」


スヤリス「・・・・・」ｽﾁｬ


ヘイファー「え、ハンマー…？」

スヤリス「えい、えい、えい」ﾎﾟｶﾎﾟｶ

したっぱクリボー「わあああああああああああああああ！！！」ﾋｭｳｳｳｳｳｳｳｳ

クリボー「あ、したっぱクリボーおおおおおおおおおおおおおお！！！！！」

パタボン「あれはハンマーブロスのハンマー」

ヘイファー「あんなだるま落としみたいに…」

パタボン「えーい！こうなったら我々のコンビプレーを見せてやる！」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

ヘイファー「これぞ！巨大ボム兵！」ﾀﾀﾀ…



巨大ボム兵「・・・・・」



スヤリス「大きい…あれなら」


スヤリス「逃げる！」ﾀﾀﾀ…

クリッキー「あっ、待て！」

ブル「ん？何だ？」


スヤリス「・・・・・」ﾀﾀﾀ…

エリート3人組「まてえええええええええええええええ！！！！！」

巨大ボム兵「・・・・・」

ブル「えっ」




ﾄﾞｶｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱﾝ！！！！！！

エリート3人組「」

ブル「」

スヤリス「よし、これで入れた」

スヤリス「何だ、お肉もあるじゃないか」

スヤリス「じゃあこれをファイヤボールで焼いて…」ﾎﾞッ

スヤリス「部屋から持ってきたキノコを添えて…」


スヤリス「いただきます」ﾊﾟｸ


スヤリス「おいしい…」ｽﾔｧ


たいへんよくできました

クッパ「おい！」ﾄﾞﾝ

スヤリス「ん？」

クッパ「ワガハイの城をメチャクチャにしおって！もう勘弁ならん！」

スヤリス「今から眠るから後にして」

クッパ「ダメだ！」


スヤリス「むう…うっ！」ﾋﾞｸﾝ


クッパ「？」

スヤリス「体が…大きくなる…」ｽﾞｽﾞｽﾞ





スーパースヤリス姫「おお…」

クッパ「」

スヤリス姫「あのキノコにはこんな効果が…」

クッパ「フン！巨大化したからなんだと…」

スヤリス「えい」


ﾌﾟﾁ


クッパ「ぎゃああああああああああああああ！！！！！」ｶﾞｸッ

スヤリス「ハンマーも大きくなっててよかった」

クッパ「それは…反則…だ…」

ﾃｨｳﾝﾃｨｳﾝ

スヤリス「あ、戻った」

スヤリス「さて、部屋に帰って寝…」ﾁﾗ

土管「・・・・・」

スヤリス「あの中ひんやりして涼しそう…入ってみる」

ｽﾎﾟッ

～魔王城～

タソガレ「姫～！！！」

レッドシベリアン改「どこだー！！！」

あくましゅうどうし「まさかまたさらわれたんじゃ…」

タソガレ「そ、そんな…」


ﾆｮｷ


タソガレ「ん？土管が生えてきた…」

スヤリス「ふぅ」ｽﾎﾟッ

タソガレ「姫！？」

レッドシベリアン改「何で土管から…」

あくましゅうどうし「今までどこに行ってたんだい？」

スヤリス「うーん…城？」

タソガレ「なんだそりゃ」

レッドシベリアン改「まったく、だから勝手にアイテムをいじるなと…」

スヤリス「疲れた、眠い、寝る」ｽﾀｽﾀ

レッドシベリアン改「あ！おい！」

あくましゅうどうし「まぁまぁ、無事がわかったことだし」

タソガレ「ああ、本当に良かった・・」

～牢屋～

スヤリス「ああ、今日は疲れた…」

スヤリス「でもゆっくり眠れそう…」

でびあくま「むー！」

スヤリス「おやすみ…」


スヤリス「スヤァ…」zzz


～おわり～