プッ プッ プッ ポーン
千歌「遂に始まったね!私達のラジオ!」
花丸「まさかマル達に白羽の矢が立つとは思わなかったよ」
千歌「ね~?てっきり東京のスクールアイドルが担当するのかと思ってたもん」
花丸「マル…ちゃんと出来るかな?」
千歌「大丈夫だよ!」
花丸「千歌ちゃん!」
千歌「私だってちゃんと出来る自信ないもん」
花丸「千歌ちゃん…」
千歌「一旦CM」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1543637940
千歌「はい!という事で始まりました~。スクールアイドル放送局!初回を担当します。Aqoursの高海千歌です」
花丸「同じAqoursの国木田花丸です」
千歌「このラジオはスクールアイドルを広める為に始まったんですけど…最初は…μ'sが担当したんだって」
花丸「そうなの?」
千歌「うん。で、その後にA- RISEがパーソナリティを務めてるんだよね。もう、5、6年は続いてるんだね」
花丸「そんな伝統のあるラジオにマル達が…緊張して来たズラ」
千歌「まあまあ、相手は私なんだしさ、気楽にやろうよ。部室で喋ってる感じでさ」
花丸「うん…。そうだね!」
千歌「さて、とは言ったもののどう言う手順で進行するのが正しいのかな?」
花丸「お便りが届いてるみたいだよ。千歌ちゃん」
千歌「お便り?もう読んじゃうの?始まったばかりだけど」
花丸「だめ?」
千歌「まあ…いっか?」
花丸「流石千歌ちゃんずら」
千歌「何が流石なのか分からないけどね」
花丸「じゃあ、読むよ。ラジオネーム、ザンギエフさんからのお便りずら。じゃなかった…お便りです。千歌ちゃん、花丸ちゃん、パーソナリティ就任おめでとう。いつも応援してるよ!」
千歌「わ~、ありがとう」
花丸「俺はこのラジオを初回から聴いてるヘビーリスナーだけど初代パーソナリティが誰だか知ってる?」
千歌「うん」
花丸「そう!第二回ラブライブで優勝したU'sなんだよね。U'sの事は知ってるかな?U'sって言うのは東京のアキバって所にあるなんとかって高校の生徒が7.8人集まって結成されたお笑い系スクールアイドル。それがU'sなの」
千歌「μ'sじゃなくて?」
花丸「で、メンバーには自称クウォーターの金髪の子でしょ~、あとおっぱいのデカイ子。良く食べる子とソプラノ歌手の南ことり。まあ、後4,5人居るんだけど、まあ良い歌を歌うんだよね。え?おススメ?おススメは愛のバクダンかな?ぜひ今度聞いてみて」
千歌「なんも知らないじゃん。名前も間違えてるし。U'sって…奇遇にも私も同じ間違えをしたけど~」
花丸「μ'sと?」
千歌「うん。μ'sって読むの知らなかった」
花丸「手元の資料によるとμ'sって言うのは9人の歌の女神。神話に出てくる神様の名前から取ったみたいずら」
千歌「へ~。そうなんだ。その手元の資料どうしたの?」
花丸「ダイヤさんずら」
千歌「ダイヤちゃんかぁ。このラジオ聴いてたら多分怒ってるだろうね」
花丸「想像出来るずら」
千歌「さあ、次のお便りを紹介しよう。今度は私が読むよ。ラジオネーム、ハラマキさん。精神年齢13歳の善子事、ヨハネちゃんが自分の事を堕天使と言い張る様なので一言」
花丸「せめて14歳にしてあげて欲しいずら」
花丸「堕天使って事はつまり天界での仕事が満足に出来ないからクビになったって事でしょ?じゃあ、俺と一緒だ!俺もバイトを始めてはクビになりを繰り返してるからね。俺達、似た者同士だね!ヨ・ハ・ネ・ちゃん!」
千歌「どうしてバイトクビになっちゃうんだろうね」
花丸「何か失敗をしちゃったとか?」
千歌「よっぽどの事をしなきゃクビになんてならないと思うけど。まあ、それは置いといて。実の所…」
花丸「うん」
千歌「堕天使って何なのかイマイチ理解してなかったりして」
花丸「堕天使って言うのはね天界から追放された元天使の事を言うんだよ」
千歌「はぇ~、なるほど。そう言う事ね。善子ちゃんはなんで天使じゃなくて堕天使に拘るんだろ?」
花丸「さあ?善子ちゃんのみぞ知るって事かな」
千歌「さ~どんどん行こー。ラジオネーム、ラジッチャオさん。沼津花丸大吉の大吉じゃない方の国木田花丸ちゃんの口癖、ずらの使い方が間違っている可能性がある事が判明しました」
花丸「な、なんの事かな?」
千歌「花丸ちゃんの使用している方言のズラは推量や確認の際に使われる言葉であり花丸ちゃんの様に文末に何でもかんでもズラを付けるのは間違いだそうです。おいっ、花丸!お前…ドカベン読んで一から方言勉強して来い!わかったか!」
花丸「そうなんだ~」
千歌「え?知らなかったの?」
花丸「うん。特に何の意識もせず使ってたから。間違ってるなんて知らなかったよ。そもそも…ズラなんか…言わないし」
千歌「今、スタッフさんが調べてくれたみたいだけど…一概にリスナーさんが言ってる事が合ってるとも言えないみたいだよ。花丸ちゃんの使い方でもオッケーみたい」
花丸「うん」
千歌「まあ、言葉なんて時の流れと共に変わっていくものだしね~」
花丸「そうだね~」
千歌「はい。地球育ちのサイヤ人事、松浦果南ちゃんが誰かれ構わずハグをしているとのタレコミがありました。おいっ、果南ちゃん!誰かれ構わずハグするのをやめろ!お前のその人間離れした腕力でそんな事を続けてたら死人が出るだろ!!」
花丸「あながち否定出来ないずら」
千歌「そんなに力を持て余してるんならな暗黒武闘会にでも出場して妖怪相手に100%フルパワーで戦ってろ!そんで、もし優勝出来たらそん時は俺がハグしてやる。そして、結婚しよう」
花丸「結局、果南ちゃんのファンの人なのかな?」
千歌「だろうね。果南ちゃんって男の人のファン多そうだもんね~。果南ちゃんってファンの中でもやっぱり力が強いイメージあるのかな?」
花丸「ん~…どうなんだろ?」
千歌「曜ちゃんと果南ちゃんはAqoursの中でもツートップだからね」
花丸「曜ちゃんと果南ちゃん…マルからしたらどっちも凄いけど。どうなのかな?」
千歌「あ~、あくまで私の中のイメージだけどね。持久力の果南ちゃん、瞬発力の曜ちゃんってイメージかな?果南ちゃんは体力お化けだからね」
花丸「こないだも息一つ切らしてなかったずら」
千歌「でも、何が凄いって自分ではそれを普通だと思ってるって事なんだよね」
花丸「昔からそうずら?」
千歌「昔からそうずら」
花丸「そっかぁ」
千歌「下手したら男の子なんかにも勝っちゃうからね。果南ちゃんは」
花丸「凄いなぁ、果南ちゃんは」
千歌「そんな果南ちゃんの弱点知ってる?」
花丸「暗い所?」
千歌「あれ?知ってるの?」
花丸「うん。前にちょっとあったずら」
千歌「へ~、意外だったでしょ?」
花丸「そうずらね」
千歌「果南ちゃんだったら幽霊相手でも余裕そうだもんね。一見。あとは高い所も苦手だったんじゃないかな?」
花丸「え?そうなの?それは知らなかったずら」
千歌「うん。でも、子供の頃橋の上から飛び込みとかしてたしなぁ。そう言うのは平気なのかな」
花丸「高所恐怖症にも色々あるずら」
千歌「そうかも」
花丸「じゃあ、最後のお便りずら」
千歌「ラジオネーム、橋立寿賀子さん。テレビもねえラジオもねえ事で有名な未開の地に住んでいる千歌ちゃんと花丸ちゃんに最新東京情報!今、東京ではマルチーズがブームなんだって!マルチーズは何にでも合うしデザートにも最高!東京じゃ常にマルチーズ屋さんには行列が出来てるよ!ぜひ、今度マルチーズデートしたいな!」
花丸「流石に騙されないずら」
千歌「こらぁ!いくら何でもバカにし過ぎだぞぉ!マルチーズが犬の犬種だって事くらい私達だって知ってるんだからね!それにテレビもラジオも車もあるよ」
花丸「マルの家にもそれくらいは一応あるずら」
千歌「なんか…田舎の事凄い勘違いしてるよね?きっとさ」
花丸「そんな感じがするよ」
千歌「田舎って言ってもコンビニもあるし沼津に行けばデパートもあるからね。それに田舎にだっていい所いっぱいあるんだから!」
花丸「梨子ちゃんがこっちに来てビックリしたのは星空が圧倒的に綺麗だっていってずら」
千歌「星空が?」
花丸「うん。東京の方はこっちみたいに見れないんだって」
千歌「へ~そうなんだ。当たり前過ぎて気にしてなかったよね」
花丸「うん。後、夜が暗過ぎてビックリしたって」
千歌「あっちの方は夜でも明るいもんね。初めて行った時ビックリしたよ」
花丸「そうだね」
千歌「うん。おっと…ここで曲紹介みたいだね」
花丸「うん。一曲目は千歌ちゃんの選曲ずら?」
千歌「そう!悩んだんだけどね~、どうしようか。初回だしやっぱりAqoursの曲がいいよね。それではお聞きください。勇気はどこに?君の胸に!」
千歌「Aqoursの」
花丸「スクールアイドル放送局」
千歌「花丸ちゃん…口の周りにクリーム付いてるよ」
花丸「え?本当?」
千歌「うん。収録中にシュークリームを食べてるのバレちゃうよ」
花丸「言わなきゃバレなかったずら」
千歌「花丸ちゃん本当によく食べるよね。部室でもよく食べてるもんね」
花丸「お腹が空いちゃって」
千歌「今日のこのシュークリームは梨子ちゃんの差し入れです。で、こっちのは曜ちゃんの差し入れだって。で…これが…鞠莉ちゃんの差し入れ…果南ちゃん…」
花丸「三年生組の差し入れ…」
千歌「どうして刺身を差し入れしようと思ったんだろ…」
花丸「前にもあったよね?」
千歌「うん。刺身…ラジオの収録に刺身の差し入れ…アリなのかなぁ。いや、ないなぁ。有り難いけど」
花丸「果南ちゃんって一番の常識人だと思ってたずら」
千歌「常識人だと思うけどねぇ。たまに変な事するよね。果南ちゃんも。多分、史上初だよ?刺身を食べながらラジオの収録をするの」
花丸「ご飯が欲しくなっちゃうずら」
千歌「あっ!お刺身でご飯食べれるタイプ?」
花丸「食べれない人っているの?」
千歌「噂だといるみたい」
花丸「大阪のとかはお好み焼きでご飯を食べちゃう人もいるみたいだよね」
千歌「お好み焼きかぁ。それは…なしかなぁ。お好み焼きはなぁ」
花丸「どこまでがセーフ?」
千歌「焼きそばはいけるよ」
花丸「マルは麺が…」
千歌「でもヨキソバ食べてたじゃん」
花丸「あ~ヨキソバは美味しかったずらぁ」
千歌「ヨキソバ美味しかったよねぇ。曜ちゃんの料理美味しんだよ」
花丸「ヨキソバって言うのは曜ちゃんが作ったオムそばの事なんだよ~」
千歌「堕天使の涙ですら美味しくしちゃうからねぇ。曜ちゃん…将来曜ちゃんと同棲しようかなぁ」
花丸「え?本気?」
千歌「冗談だよ~。流石の曜ちゃんだっていい迷惑だよ」
花丸「でも、大学とか行く事になったりしたら曜ちゃんとルームシェアする事だってあり得るかもしれないずら」
千歌「お~、それは楽しそう。子供の頃一度は夢見たよね。仲の良い友達と同じ家に住む事」
花丸「うん」
千歌「毎日、朝も夜も友達とずっと一緒だったらどれだけ楽しいんだろうってさ」
花丸「そうだねぇ。でも、千歌ちゃんはお姉さん居るし」
千歌「それとはまた別なんだよね~」
花丸「マルは兄弟も姉妹も居ないから分からないんだけどお姉ちゃんが居るってどんな感じなの?」
千歌「どんな感じ?ん~…どんな感じかぁ…。考えた事ないなぁ。生まれた時から既に当たり前の様に居るからなぁ。志満姉も美渡姉も」
花丸「喧嘩とかするの?」
千歌「喧嘩?するよ~、昨日もね美渡姉が私のプリンを勝手に食べちゃってさぁ。自分の分は既に食べてるんだよ?あり得ないでしょ?私は泣いたよ。あの夜は」
花丸「泣いたんだ」
千歌「泣いて、復讐しようと思ってる…んだけどねぇ」
花丸「復讐…」
千歌「今度美渡姉のプリン先に食べてやる」
花丸「可愛い復讐ずら。志満さんとは喧嘩にならないの?」
千歌「志満姉とは喧嘩になんてならないよぉ」
花丸「へえ」
千歌「志満姉の事は絶対に怒らせない様にしてる」
花丸「え?」
千歌「うん」
花丸「今、高海姉妹の力関係を垣間見た気がしたずら」
千歌「まあ、志満姉は優しいよ。うん」
花丸「ルビィちゃんもダイヤさんのプリンを勝手に食べちゃうって言ってたずら」
千歌「ルビィちゃんが食べちゃうの?」
花丸「ついつい食べちゃうんだって。間違えて」
千歌「ついつい…それは気を付ければ防げる間違いじゃない?」
花丸「マルもそう思うけど」
千歌「もしかして…ルビィちゃん確信犯なんじゃないの?あっ、確信犯の使い方間違ってるのは分かってるよ?」
花丸「うん」
千歌「志満姉はね、分かっててやってるから」
花丸「志満さん?」
千歌「あぁ…美渡姉」
花丸「ん~…どうかなぁ。ルビィちゃんはそんな事…」
千歌「そう言う時怒るのかな?ダイヤちゃんは」
花丸「怒る…ん~…怒ると言うか注意みたいな」
千歌「ダイヤちゃんに怒られた事は何度もあるけど。ダイヤちゃんってルビィちゃんを溺愛してる所あるからなぁ。喧嘩とかも絶対にしなさそう」
花丸「そんな事もないみたいだけどね」
千歌「え?喧嘩するの?」
花丸「さっきも言った通り注意はされるみたいだよ?ルビィちゃん」
千歌「勝手にプリンを食べてはダメですわって?」
花丸「多分そんな感じ?」
千歌「なるほど」
千歌「さあ、ここら辺で曲の紹介を」
花丸「はい。それじゃあ、この曲はスクールアイドルの先輩の曲です」
千歌「μ'sでSnow halation」
花丸「はい。ただ今お聞き頂いた曲はμ'sでSnow halationでした」
千歌「スノハレ。良い曲だね」
花丸「うん」
千歌「じゃあ、ここでもう1コーナーいってみよ~」
花丸「Aqoursの三大○○のコーナー」
千歌「え~っと…このコーナーではAqoursについての三大○○を募集しました」
花丸「全然説明になってないずら」
千歌「まあ、やってみれば分かるよ。Aqoursがやるって決まって一ヶ月前から募集してたみたいだからね」
花丸「そんなに前から」
千歌「うん。ラジオネーム、伊藤ベーコンさん。え~三大果南ちゃんがギリギリ倒せる人物。ヒクソングレイシー、アント…アントニオシウバ、白クマ。白クマって人物じゃないしさ…」
花丸「白クマ以外の二人もよく知らないずら」
千歌「えっとね~…格闘家だって。果南ちゃんでも流石に勝てないって。果南ちゃん格闘技未経過だから」
花丸「白クマって北極にいるんだよね?」
千歌「それは北極グマじゃないの?」
花丸「北極グマと白クマって何が違うの?」
千歌「さあ?北極にいるか南極に居るか?」
花丸「本当に?」
千歌「分かんない。まあ、いいよ。ラジオネーム、ギリギリチョップさん。三大ダイヤさんにやったら怒られる事」
花丸「怒られる事?」
千歌「うん。怒られる事。シャツを裏返しで洗濯機に入れる、ポテトチップスを食べた手でゲームのコントローラーを触る、ダイヤさんの下着と一緒に俺の服を洗う」
花丸「なんで一緒に洗濯する事があるずら」
千歌「ちょくちょくセクハラ気味のお便りが来るよね」
花丸「うん」
千歌「ダイヤちゃんが聴いてたら絶対に怒ってると思う。今日の放送」
花丸「この放送が生放送じゃなくて良かったぁ」
千歌「まだ防ぎ用ごがあもんね。さて、ささっといっちゃいます。ラジオネーム、のっぽさん」
花丸「のっぽパンみたいな言い方…」
千歌「あぁ…のっぽさんか。のっぽさんじゃなくてね」
花丸「んが下がる方が正解だと思うよ」
千歌「ラジオネーム、のっぽさん。三大、小原鞠莉が自腹で買えるもの。1.カイエン、2.月の土地、3.俺の心」
花丸「心…買えちゃうんだ」
千歌「いくらするんだろう?」
花丸「時価とか?」
千歌「お寿司みたい」
花丸「確かに。言えてるずら」
千歌「はい。ラジオネーム、かよはれさん。三大ご飯に合う食べもの。おかか、たまご、10倍梅干し…この人趣旨が違うね」
花丸「Aqoursと全く関係ないずら」
千歌「そして…10倍梅干しって何?」
花丸「謎ずら」
千歌「謎だね」
花丸「たらこもご飯のお供にいいよね」
千歌「うん。美味しいよね。後は昆布とか!」
花丸「それも捨てがたいずら」
千歌「ご飯のお供って言うかオニギリの具の話になっちゃったね。さっ、次」
花丸「うん」
千歌「三大ルビィちゃんが俺の妹だったら言いそうな事。1,お兄ちゃん大好き!2,大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる!3,友達が来てるからお兄ちゃんは絶対に部屋から出てこないで」
花丸「ルビィちゃんは絶対にそんな事言わないずら」
千歌「ルビィちゃんにこんな事言われたらすっごい傷付くよね」
花丸「うん。立ち直れないずら」
千歌「やっぱり普段怒らない人が怒ると怖いよね~」
花丸「Aqoursのメンバーだとそれがルビィちゃん」
千歌「うん。ルビィちゃん…怒ったら怖いのかな?」
花丸「ん~…怒っても可愛いかもしれないずら」
千歌「確かに。志満姉とはまた違うもんね」
花丸「やっぱり志満さんって怒ると怖いの?」
千歌「いや…あはは…」
花丸「物凄い気になるずら…」
千歌「さあ、最後。三大、千歌ちゃんが勘違いしてそうな事。ディープラーニングをスポーツだと思ってる。シャウエッセンを化粧品の名前だと思ってる。西から登ったお日様が東に沈むと思ってる。誰がバカボンの世界の住人だーーーー!」
花丸「千歌ちゃん…」
千歌「リスナーの人達って私の事おバカだと思ってるよね?私だってね、それくらいの常識はあるんだよ。そこまでバカな訳ないだろーーー」
花丸「千歌ちゃん怒ってるの?」
千歌「怒ってるよ。千歌ちゃん激おこだよ」
花丸「良かった。そこまで怒ってなさそうずら」
千歌「まあ、怒ってないけどさ。シャウエッセンが化粧品じゃない事くらい知ってるし毎日東から昇る太陽に挨拶してるよ」
花丸「他に恥ずかしい勘違いとかってした事あるずら?」
千歌「他にって言うと恥ずかしい勘違いをしてるみたいに聞こえるよ?」
花丸「あっ、ごめん」
千歌「まあ…あるんだけどね~」
花丸「やっぱり!」
千歌「やっぱり?」
花丸「ううん」
千歌「一番恥ずかしい勘違いはね子供の頃の話だよ?」
花丸「うん」
千歌「あれ、ブロッコリーは大きくなったら木になると思ってたよ」
花丸「え?そうだよ」
千歌「え?」
花丸「ブロッコリーは成長したら木になるんだよ?」
千歌「え?いや…え?どっち?」
花丸「どっちって?」
千歌「私の事からかってる?それとも…え?本当にあれ以上に大きくなるの?」
花丸「うん。大きくなるよ」
千歌「ええ…嘘…」
花丸「なんちゃって~」
千歌「え?」
花丸「ごめん。嘘ずら」
千歌「だよね?」
花丸「うん。ちょっと意地悪しちゃったずら」
千歌「うわぁ。危ない。騙される所だった」
花丸「ふふっ」
千歌「も~」
花丸「引っかかったずらぁ」
千歌「悔しいぃぃ」
花丸「千歌ちゃんって騙されやすそうだか気をつけた方が良いかもしれないね」
千歌「そんな事はないけどね」
花丸「ふふふっ」
千歌「もう。本当に激おこだからね。一旦CMです」
千歌「Aqoursの」
花丸「スクールアイドル放送局~」
千歌「さあ、早いものでもうお別れの時間が来てしまいました」
花丸「え~もう?」
千歌「うん。楽しい時間はあっと言う間だね」
花丸「まだまだ続けたかったずら」
千歌「どうだった?初めてのラジオ」
花丸「ん~…最初は緊張したけど相手が千歌ちゃんだったしリラックスして出来たよ。千歌ちゃんは?」
千歌「私も楽しかったよ~」
花丸「それは良かったずら」
千歌「次回は誰がパーソナリティを務めるか知ってる?」
花丸「果南ちゃんと善子ちゃんでしょ?」
千歌「果南ちゃんと善子ちゃん…なかなか面白い組み合わせだよね」
花丸「どうなるんだろうね?」
千歌「善子ちゃんの堕天使トークに果南ちゃんがどこまで付いていけるのかがポイントだね」
花丸「堕天使トーク…」
千歌「うん。じゃあ、お別れという事で。今日のラジオのパーソナリティを務めさせて頂きました浦の星女学院二年生Aqoursの高海千歌と」
花丸「同じく浦の星女学院一年生国木田花丸でした」
千歌「それじゃあ、皆んな。今日の夜は冷えるみたいだから暖かくして寝てね~」
花丸「これ録画だよ」
完
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