武蔵「私の四番入渠ドック」 (2)


―――鎮守府・提督室

トントン
ガチャ…


武蔵「――提督よ、艦隊戻ったぞ」


提督「ん……あぁ武蔵か、おかえり。結果ならもう聞いているよ、さすが武蔵……といったところかな」


武蔵「フッ……。舐めてもらっては困るぞ、相棒。あの程度の敵に、この武蔵が手こずるわけがないだろう?」


提督「そうだったな」フフッ…


提督「――ところで、艦隊の損害状況はどうなってる?」ピラッ


武蔵「あぁ、夕立と時雨が小破したぐらいだ。後は特にないぞ」


提督「……武蔵はどうなんだ?」


武蔵「私か? ……まぁ多少はあるが、こんなの蚊に刺されたようなものさ」


提督「ダメだ。――ほら、入渠の申請しといたから、さっさと行って来い」


武蔵「お、おい提督……。これぐらい大丈夫だ、そんな気を使わなくても……」


提督「いいから、命令だ。……ほら」


武蔵「――……はぁ、まったく。提督よ、少し過保護すぎやしないか?」フッ…


提督「来たる大規模作戦では大いに活躍してもらう予定だからな、期待してるぞ」


武蔵「フッ……あぁ、任せておけ。……相棒」


ギィィ…
バタン


武蔵「……さて、夕立と時雨に伝えないとな」


武蔵「………………」チラッ


武蔵「……ふふ、私はまた四番入渠ドックか」フフッ…



――――――

――――

――





※このSSでの入渠ドックは、アニメ版のような一人用の浴槽が並んでるものとして書きます。
 
 ゆっくりやります、がんばります。

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