【艦これ】朝風「女の子同士のカップル?」 (24)
松風「おーい、姉貴ぃ」
朝風「松風? どうしたのよ?」
松風「今、暇かい?」
朝風「そうね。訓練も終わったし、出撃もないから暇よ」
松風「よっし、それならこれから間宮に行かないかい? 僕、この前長門さんから間宮無料券2枚貰ったんだ」
朝風「へぇー、いいじゃない。ちょうど小腹も空いてるし行きましょ!」
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◆ ◆ ◆
~間宮~
朝風「はぁ~、やっぱり間宮の甘味は最高ね!」
松風「ふふっ、僕に感謝してくれよ」
朝風「はいはい、感謝感謝」
松風「全く感謝の念が感じられないんだけど…まぁ、いいか」
朝風「それにしても、どうして長門さんから間宮無料券を貰えたのよ?」モグモグ
松風「僕、この前の出撃で50回目のMVPを取ってね。そのお祝いで長門さんがくれたんだよ」
朝風「へー、さすが世界のビッグ7、そういうところも抜かりないのね」
松風「あぁ、長門さんは練度や指揮官としての実力だけじゃなく、人間的にも優れているんだってことを再確認したよ」
朝風「あそこまで仲良くて毎日のようにいちゃいちゃしていると、姉妹というよりも、もはや恋人同士って感じよね」
松風「…えっと、姉貴は何を言っているんだ?」
朝風「え? いや、北上さんと大井さんがまるで恋人みたいって…」
松風「あはは、どうして北上さんと大井さんが恋人同士じゃないみたいな言い方をするのさ? あの二人は鎮守府公認のカップルじゃないか」
朝風「え、えーーっ!? そ、そうだったの!?」
松風「え、姉貴知らなかったの?」
朝風「し、知らなかったわ…。でも、確かにあの二人なら付き合っていても不思議じゃないわね」
松風「姉貴が知らなかったなんて驚きだな。北上さんと大井さんが恋人同士なんてみんな知ってる事なのに」
朝風「まぁ、私は色恋沙汰にそこまで敏感な方じゃないからね。それにしても、やっぱり女の子同士のカップルっているのね…」
松風「…よく分からないけど、女の子同士のカップルなんて普通にいるだろ?」
朝風「いやいや、別に女の子同士の恋愛を否定するわけじゃないけど、普通は男女で恋愛するものでしょ?」
松風「…は? 何言ってるんだ姉貴。男は男同士で、女は女同士で恋愛する、これが普通だろ? 姉貴のいう通り男女で恋愛する人もいるけど、あくまで少数派だよ」
朝風「松風…あんた、どこかで頭でも打ったの?」
松風「いやいや、別に頭なんて打ってないぜ」
朝風「あっ、ま、まさか…あんたが女の子から人気あるっていうのは知ってたけど、女の子からキャーキャー言われすぎて本当に女の子が好きになっちゃたとか!?」
松風「女の子から人気があるかどうかは知らないけど、僕は昔から女の子が好きだよ」
朝風「……松風、明石さんの所に行くわよ! あんた、どこかで頭打ったのよ!」グイグイ
松風「え、ちょ、ちょっと待ってくれよ姉貴!」
飛んでない?
>>5
書き溜めしてたのにがっつり飛んでたわ…
読みにくいと思うんで、もう一回最初から投稿するわ
◆
松風「おーい、姉貴ぃ」
朝風「松風? どうしたのよ?」
松風「今、暇かい?」
朝風「そうね。訓練も終わったし、出撃もないから暇よ」
松風「よっし、それならこれから間宮に行かないかい? 僕、この前長門さんから間宮無料券2枚貰ったんだ」
朝風「へぇー、いいじゃない。ちょうど小腹も空いてるし行きましょ!」
◆ ◆ ◆
~間宮~
朝風「はぁ~、やっぱり間宮の甘味は最高ね!」
松風「ふふっ、僕に感謝してくれよ」
朝風「はいはい、感謝感謝」
松風「全く感謝の念が感じられないんだけど…まぁ、いいか」
朝風「それにしても、どうして長門さんから間宮無料券を貰えたのよ?」モグモグ
松風「僕、この前の出撃で50回目のMVPを取ってね。そのお祝いで長門さんがくれたんだよ」
朝風「へー、さすが世界のビッグ7、そういうところも抜かりないのね」
松風「あぁ、長門さんは練度や指揮官としての実力だけじゃなく、人間的にも優れているんだってことを再確認したよ」
朝風「そうね……ん?」
松風「どうしたんだい?」
朝風「いや…あれ、見て」ボソボソ
松風「あれ…?」チラッ
大井「はい、北上さん、あーん」
北上「あーん、もぐもぐ…うん、やっぱり美味しいね。それじゃあ大井っちにも、あーん」
大井「き、北上さん…/// あ、あーん」カァァ///
北上大井「「あははうふふ」」
朝風「あの二人、本当に仲いいわよね」ボソボソ
松風「そうだね。まぁ、誰かに迷惑かけてるわけじゃないしいいんじゃないかい?」
朝風「あそこまで仲良くて毎日のようにいちゃいちゃしていると、姉妹というよりも、もはや恋人同士って感じよね」
松風「…えっと、姉貴は何を言っているんだ?」
朝風「え? いや、北上さんと大井さんがまるで恋人みたいって…」
松風「あはは、どうして北上さんと大井さんが恋人同士じゃないみたいな言い方をするのさ? あの二人は鎮守府公認のカップルじゃないか」
朝風「え、えーーっ!? そ、そうだったの!?」
松風「え、姉貴知らなかったの?」
朝風「し、知らなかったわ…。でも、確かにあの二人なら付き合っていても不思議じゃないわね」
松風「姉貴が知らなかったなんて驚きだな。北上さんと大井さんが恋人同士なんてみんな知ってる事なのに」
朝風「まぁ、私は色恋沙汰にそこまで敏感な方じゃないからね。それにしても、やっぱり女の子同士のカップルっているのね…」
松風「…よく分からないけど、女の子同士のカップルなんて普通にいるだろ?」
朝風「いやいや、別に女の子同士の恋愛を否定するわけじゃないけど、普通は男女で恋愛するものでしょ?」
松風「…は? 何言ってるんだ姉貴。男は男同士で、女は女同士で恋愛する、これが普通だろ? 姉貴のいう通り男女で恋愛する人もいるけど、あくまで少数派だよ」
朝風「松風…あんた、どこかで頭でも打ったの?」
松風「いやいや、別に頭なんて打ってないぜ」
朝風「それなら…あっ、ま、まさか…あんたが女の子から人気あるっていうのは知ってたけど、女の子からキャーキャー言われすぎて本当に女の子が好きになっちゃたとか!?」
松風「女の子から人気があるかどうかは知らないけど、僕は昔から女の子が好きだよ」
朝風「……松風、明石さんの所に行くわよ! やっぱりあんた、どこかで頭打ったのよ!」グイグイ
松風「え、ちょ、ちょっと待ってくれよ姉貴!」
◆ ◆ ◆
~工廠~
朝風「明石さーんっ!」
松風「ちょ、姉貴!」
明石「あれ、朝風ちゃんに松風ちゃん? どうしたの?」
朝風「あ、明石さん! 松風が頭打っちゃったみたいなの、直してあげて!!」
松風「だから、僕は頭なんて打ってないって!」
明石「え、えっと…何があったの?」
朝風「さっきから松風がおかしいのよ! 女の子は女の子同士で恋愛するとか、女の子が好きだとか…」
明石「えっと……それの何がおかしいの?」
朝風「え…?」
明石「いや、だから女の子は女の子同士で恋愛する、普通の事よ?」
朝風「ちょ、あ、明石さんまで冗談言わないでよ…」
松風「姉貴…本当にどうしちまったんだ?」
朝風「だ、だって、だって…」(松風も明石さんもおかしいわよ…私はおかしくない…)
明石「朝風ちゃん、もしも疲れているなら今日は早めに寝て…」
朝風「べ、別に疲れてないわ! それと、私用事が出来たのでこれで失礼します!」ダッ
松風「ちょ、姉貴、どこ行くんだよ!」
◆ ◆ ◆
朝風(明石さんも松風も明らかにおかしかったわ。司令官に報告しないと!)
~執務室~
朝風「司令官、大変よっ!」
提督「うわっ、びっくりしたぁ…。朝風ちゃん、部屋に入るときはノックをしなさい!」
朝風「えっ…し、司令官…?」
提督「ん、どうしたの?」
朝風「あ、あなた、誰…?」
提督「誰って…私はあなたたちの提督よ?」
朝風「ち、違うわよ! 私たちの司令官は男の人よ! なんで知らない女の人が執務室にいるのよ!」
提督「知らない女の人って…昔からここの提督は私じゃない。朝風ちゃんがこの鎮守府に来た時だって、出迎えたのは私だったでしょ?」
朝風「そんなことしてもらった覚えないわよ…どうなってるの、一体どうなってるのよっ」バンバン
提督「あ、朝風ちゃん、とりあえず落ち着いて、ね?」
朝風「おかしいわ、こんなのおかしいわよっ!」ダッ
提督「どこ行くのっ、朝風ちゃん!?」
◆ ◆ ◆
~朝風部屋・ベッド~
朝風「これは何かの間違いよ…。そうだわ、最近疲れ気味だったから、それのせいよね。寝て起きたら、全部元に戻ってるはずだわ」ブツブツ
こんこん
松風「おーい、姉貴ぃ、入るぞー」カチャカチャ、ガチャ
朝風「えっ…ちょ、ちょっと鍵かけてるのにどうしてあんたが入ってこれるのよ!?」
松風「なんでって、合い鍵を持ってるからにきまってるじゃないか。姉貴だって僕の部屋の合い鍵持ってるだろ?」
朝風「は、はぁぁっ!? い、意味わかんないんだけどっ」
松風「それより姉貴、今日は様子がおかしかったようだけど大丈夫か?」
朝風「…えぇ、多分私疲れてたんだと思うわ」
松風「そうか、疲れてたのか…。うん、それなら僕がその疲れ癒してあげるよ」ドサッ
朝風「きゃっ!?」(べ、ベッドに押し倒された!?)
松風「姉貴、僕が気持ちよくしてあげるからね」
朝風「ちょ、ちょっと! なんで服を脱がそうとしてるのよ!」
松風「愛し合うためには服なんていらないだろ?」
朝風「あ、愛し合うって…ど、どういうことよっ!?」カァァ///
松風「こういうことだよ…ほら、目を閉じて」
朝風「え、ちょ、ちょっ…」(松風の顔が近づいてくる…今なら松風を押し飛ばせる、押し飛ばせるのに…)
松風「姉貴、綺麗だよ…」
朝風(ダメよ…目を閉じたら、松風を受け入れることになっちゃう…だめ、ダメ………)
――
じりりりりりりりりりりりりりりりりりりっ!!!!!!!!!!
朝風「うわぁぁっ!!」ガバッ
朝風「はぁ、はぁ…あ、あれ、私……」
朝風「私の部屋、松風はいない…そっか、夢だったんだ、良かった、良かった……」ホッ
朝風「はは、あははっ、そうよね、よく考えれば夢に決まってるわよね! はぁー、ほんっと心臓に悪い夢、どうしてあんな夢を見たのかしら」
朝風「そういえば、昨日…というか今日は夜戦が朝までもつれ込んだったんだわ! それで夜戦が終わって寝たのが朝の0700…こんな悪夢も見るはずだわ。素晴らしい朝の時間を無駄にするなんて考えられないもの!」
朝風「はぁー、それにしても身体が汗でベトベトだわ。お風呂行かないと」
朝風「と、その前に一応……」
◆
~執務室~
朝風「そろーっと…」(執務室のドアの隙間から中を見ている)
提督「…」(作業中)
朝風(ほっ…ちゃんと私たちの司令官だわ。これで安心してお風呂に行けるわね)
◆
~入渠ドック(お風呂)~
朝風「ふんふ~ん」ばしゃばしゃ
ドック内ラジオ「それでは、本日の運勢です……」
如月「あら、朝風ちゃんこんばんは~」
睦月「およ、朝風ちゃんこんばんはにゃしぃ!」
朝風「如月と睦月じゃない。入渠中?」
如月「そうよ、如月も睦月ちゃんも中破しちゃってね。少し長めの入渠中なの」
朝風「へぇー。ん、それ何の本読んでるの?」
睦月「これは相性占いの本にゃし! 入渠中暇になると思って持ってきたんだ」
朝風「相性占いねぇ…ずいぶん胡散臭い本読んでるのね」
睦月「いやいや、この本意外と当たるんだよ!」
如月「せっかくだし朝風ちゃんも睦月ちゃんに占って貰えば?」
朝風「そうねぇ…まぁ、占ってもらおうかしら。で、相性占いって何の相性を占えるの?」
睦月「いろいろな相性占いがあるんだけど…うーん、恋愛の相性占いとかどうにゃ?」
朝風「れ、恋愛って…私、恋人も好きな人もいないんだけど」
睦月「えー、気になってる女の子もいないにゃ?」
朝風「えっ…今、なんて…………」
ドック内ラジオ「――続いては射手座のあなた。射手座のあなたの今日の運勢は☆2つ。夢でみたことが現実になるかも! ラッキーアイテムは大きな髪飾り………」
―艦―
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