モバP「豊胸サプリの広告にウチのアイドルの画像が使われている…」 (19)

テレビくん「346プロダクション所属のアイドル渋谷凛が担当Pにわいせつ行為をした疑いで片桐早苗にシメられました。調べによると容疑者は通勤途中の担当Pに近づき『股間にモバコインカードがあるから取ってあげる』と鷲掴みにし、『動くな、私は3代目シンデレラガールズだ』と言い放ち、わいせつ行為に至ったとされています。これに対し容疑者は『ムラムラしてやった、機会があればまたやりたい』と前向きな供述をしており……」

P「疲れたぁ」スマホイジイジ

ちひろ「やっとマスコミ対応から解放されましたね、それにしてもCoPさんが気の毒でしたねぇ」

P「凛はクンカー症候群を患っていましたからね、いつかやるとは思っていました……ん?」

ちひろ「おっ、どうしました?」

P「あの……これ見てください」スマホミセ-

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1535197549

ちひろ「どれどれ」

『3ヶ月でさらば貧乳!話題の豊胸サプリメント!!』

ちひろ「あぁ、よく見る胡散臭い広告ですね、こんなぺったんこから3ヶ月でボインボインになるわけ……ん?」

P「気づきましたか、このビフォーアフターの胸がアップされた画像……」

ちひろ「……すごく既視感がありますね」

(検索中……)

P「ビフォーの写真……まごうことなき藍子だ、夏の野外ライブで薄着になった時の写真ですね」

ちひろ「ちなみにアフターの写真は……」

P「……雫です、346プロダクションで1番のたわわが強調された水着姿……」

ちひろ「Oh…」

P「なんてこと……しやがるんだ!」

P(その後、問題の豊胸サプリのページを調べるとビフォーの画像は藍子の画像が多く使われており、アフターの写真にはバスト85cm以上のアイドルの画像が使われていた……)

P「これは看過できないな」

ちひろ「こんな胡散臭い広告出している所はマトモな会社じゃありませんよ」

P「騒ぎになったら拠点を移し変えて同じ事をする厄介なヤツでしょうね…」

未央「P、ちょっといいかな?」

P「おや?未央じゃないか、どうしたんだ?」

未央「最近、あーちゃんが変な薬をよく飲むようになって様子がおかしいんだよ」

ちひろ「ん!?」

P「まっまさか……」

藍子(ハイライトオフ)「もうすぐ2週間……おかしいなぁ、まだ大きくならないなぁ……きっと薬の量が足らないのかも!もっと買って、もっと飲まなくちゃ……」

P「まさか購入しているとは……」

ちひろ「広告の画像を信じちゃいましたね……」

未央「値段を聞いてみたら14万3千円だって」

P「14万!?ぼったくりやろそれ!!」

未央「あーちゃんだけじゃないんだ…」

珠美(ハイライトオフ)「背は大きくなれずとも…胸が大きくなれば…大人っぽくなるはず…」ゴクゴク

若葉(ハイライトオフ)「そうよ珠美ちゃん、これを飲んで…私たちが大人だって事を証明しましょう?」ゴクゴク

まゆ(ハイライトオフ)「うふっ、いつも胸の大きい娘ばかり見るPさんも……いつかまゆに夢中に……」ゴクゴク

ありす(ハイライトオフ)「もう待てられません……大人の魅力を持ってPさんから襲わせれば……ふふふ」ゴクゴク

ちひろ「ヒ、ヒェ~ッ!!」

P「購入者がこんなにいるとは……はやくなんとかしないといけないな」

P「という事でこの広告を出している輩の居場所を探してくれよしのん!」

芳乃「お任せあれー」ムムムッ

ちひろ「ところで芳乃ちゃん」

芳乃「なんでしょー?」

ちひろ「その手に持っているのは」

豊胸サプリ「まだ未開封やで」

芳乃「……決して同年代はおろか一部の年下にまで越されている敗北感からつい買ったわけではないのでしてー(ちょっと早口)」

ちひろ「そういうことにしておきましょう」

芳乃「そなたたちが探している人物を見つけましたー」

P「ありがとナス!」

とあるビル


社長「言ったじゃないか!ちゃんとした広告を出してくれって!これじゃあ胡散臭いぞ!」

社員「でも社長~、こんな起業したての貧乏な会社にそんなお金と時間がないっすよ~」

社長「貧乏なんて言うな!まぁ、その通りなんだが……」

ドアバ-ン!!

「「!?」」

P「おいゴラァ!!」

ちひろ「許可もなくウチのアイドル達の画像使いやがって……」

P「さぁ選べ…」

ちひろ「今後のガシャが全て白封筒になるか、ホ○ビデオに出演するか……」

「「アイエエエエエッ!?」」

社長「申し訳ございませんでしたぁーッ!!」

P「おぅ、それで謝ってるつもりか?」

ちひろ「とりあえず犬の真似しろよ、あくしろよ」

社長「ワン、ワン!」

P「14万もぼったくりやがって、そんなに稀少なものが入ってるのか?」

社員「はっはい、胸の成長を飛躍的に促進させる効果があるものをふんだんに使っていて…」

P「嘘で誤魔化す気か?悪いが藍子達が支払った全額を返して…」

事務員「社長~戻りました~、なんかドアが壊れてたけどぉどうしたんですかぁ?」

P「まだ仲間がいたのか…ファッ!?」

ちひろ「とりあえず貴女もヨツンヴァインに…ファッ!?」

事務員(100cm超)「お客さんですかぁ?」ボイ-ンボイ-ン

P「なんだこのたわわ(驚愕)」

ちひろ「雫ちゃんクラスじゃないですか(驚愕)」

社員「彼女は今年から勤めはじめたんです、それと我が社のサプリの愛飲者で…」

P「は?」

事務員「実はぁアタシかなりド貧乳だったんですよぉ~、ほらここで働きはじめた頃の写真~」スマホミセ-

(ぺったんこな事務員の写真)

ちひろ「この写真、合成ではなさそうですね」

事務員「ここのサプリ、飲み続けたらぁ3ヶ月目ぐらいからチョー大きくなったんですよぉ~」

P「3ヶ月目で?」

社員「はい、ウチのサプリはどういうわけか飲み続けて3ヶ月ぐらいから効果が表れるものなんですよ」

ちひろ「ということはあの広告はあながち嘘ではないと…」

社長「はっはい、胡散臭い広告で誤解をさせてしまって申し訳ございません!!」

社員「最近、最初の期間が効果が全然ないんで勘違いしたお客様が飲む量を増やしちゃうんじゃないかと話してたんですけど…」

P「……」

ちひろ「……」

プルルルッ

P「あっ俺の電話から…」ピッ

未央『あっP!あーちゃん達があのサプリをジョッキでガブ飲みしはじめたよ!』

P「今すぐ止めさせろ未央ォッ!!大変なことになるぞォッ!!」

後日、この会社から志希にゃん監修の解消サプリを開発し、事なきを得たが藍子達服用者から猛烈な抗議を受けることになったとさ……

期待していたオチとは違うと思いますが以上になります。お目汚し失礼しました。
かな子は注意しないと揚げ物が水になる広告のダイエットサプリ買いそう(小並感)

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