【モバマス×ワンピ】ありす「パンクハザード?」 (35)

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かな子「ホールケーキアイランドでライブですか?」

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杏「ホールケーキアイランド脱出!」 智絵里「そして世界会議・・・」

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今回は前日譚になります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1534519617

ここは偉大なる航路(グランドライン)後半の海『新世界』にある島「ミシロ諸島」

芸能産業を生業としており、数々のアイドル達を大海原に送り出している

世は正に、大アイドル時代!!!

ドン!!!

これは、麦わらの一味がパンクハザードを訪れる少し前・・・

~パンクハザード、研究所の一室~

ありす「・・・・・・」スースー

ありす「・・・・ん?」パチ


ありす「ここは・・・」

ありす「そもそも私・・・いえ、私達は何をしてたんでしたっけ・・・」

ありす「・・・そうだ、確か私達の部署にライブの仕事が入ってきて・・・」

ありす「迎えの船に乗ったらガスが・・・その後の記憶が・・・」

ありす「そうだ!他の皆さんは・・・」キョロキョロ






U149'S「・・・・・」スースー

ありす「よかった・・・」ホッ

ありす「っと、安心してる場合じゃありません!」

ありす「皆さん!起きてください!」ユサユサ


仁奈「ふああ・・・」

桃華「一体何事ですの・・・?」

みりあ「もう朝~?」

梨沙「もうライブ始まるとか?」

ありす「そんな訳ないでしょう、騙されたんです、私達は」

千枝「騙されたって・・・」

ありす「恐らく誘拐されたんでしょう」

薫「ええ~?」

小春「本当ですか~?」

晴「オレらを誘拐するなんていい度胸じゃねーか・・・」

桃華「それで一体ここは何処なんですの?」

ありす「待っててください、今調べます」カベタッチ

梨沙「おお出た!ありすちゃんの『サチサチの実』の能力!」

みりあ「さわったもののデータが頭の中に直接入ってくるんだよね」

ありす「・・・・・」ググッ

ありす「・・・わかりました、ここは『パンクハザード』ですね」

仁奈「ぱんくはざーど?」

晴「随分ファンキーな名前じゃねーか」

ありす「ここはかつて赤犬と青雉が・・・(以下略)、な所です」

小春「ほえ~」

桃華「Dr・ペガパンク・・・どこかで聞いたことありますわね」

ありす「ええ、前池袋さんと志希さんがいた研究所の所長さん・・・らしいですよ」

ありす「まぁ、今はここの責任者はシーザー・クラウンという男のようですが」

千枝「しーざーさん?」

ありす「かつてペガパンクと研究をしていた科学者です、もっとも、ヤバイ研究をして捕まった・・・はずですが」

薫「そんな人がなんでいるんだろね~」

ありす「さぁ・・・3億の賞金首になってるんです、相当ヤバイ人なのは間違いないですが」

晴「3億かぁ・・・」

薫「ってアレ?せんせぇは?」

みりあ「あ、そういえばいないね」

桃華「一緒に船に乗ったはずですわよね・・・」

ありす「もしかしたらシーザーの人体実験の餌食にされてるのかもしれませんね」

梨沙「助けに行かなきゃ!」

小春「でもどうやって出るんですか~?」

ありす「ドアにはカギがかかってますしね」

晴「へへっ、ここはオレに任せな!」

ありす「晴さん?」

晴「・・・武装!」ヴォン

晴「喰らえ!黒虎(ブラックティガー)シュートオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」ゲシッ


ドカアアアアアアアアアアン!!!!


桃華「壁が粉々に・・・」

みりあ「流石晴ちゃんだね~」

ありす「さぁ行きましょう」

タタタ・・・

薫「それで、せんせぇの居場所ってわかるの?」

ありす「私の能力と見聞色の覇気の併用で突き止めました、こっちです」

小春「それは凄いですね~」

オーイコッチダ ナニカオトガシタゾー

桃華「って、早速人が集まってきましたわ!」

シーザーの部下A「お嬢ちゃん達、どうしてここに?」

部下B「こんな所にうろついてないで、部屋に戻りなさい」

部下C「後でマスターがアメくれるから・・・ね?」

仁奈「アメでごぜーますか?」

薫「ホントにくれるの?」

ありす「騙されないでください、どうせヤバイ薬入ってますよ」

部下達「え?」

千枝「や、ヤバイ薬って・・・」

ありす「どうせ私達も実験台にする気でしょう?」

部下D「ま、マスターがそんな事するわけねぇだろ!」

ありす「私の能力で全てお見通しです、ここでやってる事の全てをね」

梨沙「そ、それって・・・」

ありす「聞かない方がいいと思いますよ」

部下E「こいつら・・・マスターを悪く言いやがって・・・許さねぇ!」

晴「おおっと!やる気か?」

桃華「子供相手に大人げないですわね」

ありす「とっとと終わらせましょう」ポキポキ

梨沙「よーし・・・ここはアタシが!」

梨沙「ぐるる~」ズズズ・・・

部下F「な、なんだ・・・」

梨沙(人獣型)「がおー!!!」

部下G「うわああああああああ!!!!!」

小春「梨沙さんの『ネコネコの実、モデルジャガー、カッコイイですね~」

梨沙「うがああああああああ!!!!!」ダッ

ズバババババババババババ!!!!!

部下共「ぎゃああああああああああああああ!!!!!」ブシャー

みりあ「わぁ・・・血がドバドバ出てる・・・」

ありす「さぁ、先へ急ぎましょう

部下H「くそっ・・・まずは弱そうな奴から・・・」

仁奈「!」

仁奈「きょうはゴリラさんの気持ちになるでごぜーますよ!」

部下H「へ?」

仁奈「でやー!」ブォン

バキィッ!

部下H「ぐわああああああああああああああ!!!!!」

ドンガラガッシャーン!

仁奈「ふい~」

部下I「何だ今のは・・・動物系か?」

ありす「いえ、ただの思い込みです」

みりあ「さ~て」

桃華「ここを通して下さいます?」

千枝「でないと、身の安全は保障しませんよ?」

3人「「「武装!!!」」」


部下達「ひえええええええええええええ!!!!!」

~実験室~

P「あの・・・本当にウチの子達を探してくれてんでしょうか・・・」

シーザー「シュロロロロロロロ!!!勿論ですとも!我が優秀な部下達がすぐにここに連れてくるでしょう」

P「そうですか・・・」

シーザー(そんなわけねーだろバーカ!お前らまとめて実験台にしてやるぜ!)

シーザー「それでは私からささやかなプレゼントを・・・」

P「はぁ・・・」

シーザー(新作の毒ガスを喰らいやがれ!)

バァン!

ありす「プロデューサーさん!」

シーザー「なぬ!?」

P「橘さん・・・それに皆も」

ありす「騙されてはいけません、そいつはとんでもないマッドサイエンティストですよ」

シーザー「なにィ!何を証拠にそんなこと・・・」

ありす「あなたの事はすでに検索済みです、何ならここに映像出せますよ」ピカー

P「な!?」

シーザー「これは・・・おれが毒ガス作ってる所じゃねーか!」

ありす「私は一度調べた事柄を映像化することもできますからね」

シーザー「お前ら・・・知られたからには生かしちゃおけねぇ!」

ありす「ようやく本性をあらわしましたね、ここは私に任せてプロデューサーさんは皆と逃げてください」

P「わかった!」

薫「せんせぇこっちだよ!」

タタタ・・・

シーザー「ガキ1人とは舐められたもんだぜ」

ありす「・・・・・」

シーザー(ヴェルゴもモネも今留守だがまぁなんとかなるだろ)

ありす「行きます」ダッ

シーザー「来てみろ!ガスの俺を殴れるなら・・・」

ありす「えい」

バキィッ!

シーザー「ぐわああああああああああああああ!!!!!」ドサッ

シーザー「な、何だ・・・何故おれが殴られる・・・?」

ありす「うちのアイドル達は全員覇気を習得してますから」

シーザー「」

ありす「今の一撃であなたの能力は検索できました、もう終わりです」

シーザー「この・・・無空世界!(カラクニ!)」フッ

ありす「・・・!」

シーザー「シュロロロロロロロ!!!さぁ酸欠になりやが・・・」

ありす「えいっ」ブォン

バキィッ!

シーザー「げへっ!」ドサッ

シーザー「な、何でだ・・・」

ありす「うちのアイドルはいかなる状況でも歌って踊れるようにきたえておりますので」

シーザー「」

ありす「さて、次はこっちの番です」ピタ

シーザー「え?」

ありす「今まで私が得た知識の全てを、あなたの脳内に流します」

シーザー「ちょ・・・」

ありす「侵食する知識(ライブラリィ・ゼロ)!!!」

ズオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

シーザー「うぎゃあああああああああああああ!!!!!」

シーザー「」ピクピク

ありす「流石は腐ってもてぇんさい科学者、気絶で済むとは・・・さて」


皆「おーい!」

バサバサ


ありす「ん?」

ドラゴン「ガアアアアアアアアアアアア!!!!!」

ありす「え・・・」

小春「大丈夫ですよ~」ヒョコ

ありす「ああ、そういう事ですか・・・」

小春「大きいヒョウ君だと思えばいいんですよ」

ありす「それじゃこのドラゴンにのって帰りましょうか」

ドラゴン「ガオー!」

P「はぁ・・・帰ったらちひろさんに何て説明しよ・・・」

みりあ「まぁ何とかなるって」

薫「そーそー」

桃華「それが貴方の仕事でしょう?」

ありす「・・・・・」

千枝「ありすちゃん?」

ありす「この騒動が、これから起きる大事件の序章・・・そんな気がするんです?」

仁奈「?」

晴「おいおい、考えすぎだっての」

梨沙「今は帰れることを素直に喜べばいいじゃん、ね?」

ありす「・・・・・」



ありす「それもそうですね」

この後、パンクハザードに麦わらの一味が訪れ、更に壊滅的な被害を受けるのはまた別の話・・・


~To Be Continued~

ドン!

以上です、ドレスローザ編も書ければ・・・いいなと思います

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