提督「ここが鎮守府か!今日から頑張るぞ!」
提督「事前にチェックしておいたが、大鳳って子が一番かわいかったなあ」
偉い人「じゃあ提督君、ここに4人の艦娘がおるじゃろ?ひとり選びたまえ」
吹雪・電・漣・叢雲「……」(い、イケメンだ!)
提督(大鳳って子はいないのか?まあ適当でいいか)「じゃ、じゃあそこの白髪の子で」
叢雲「……あんたが司令官ね。ま、せいぜい頑張りなさい!」(声もイケメン…)
吹雪・電・漣(うらやましい……)
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提督「よーし、さっそく出撃してもらうぞ!」
叢雲「任せなさい!」フンス
1-1「戦闘終了 敗北D」
提督「ああああ!!叢雲!!大丈夫か!?」
叢雲「な、なによ、これくらい普通だって」
提督「すまない!俺のせいで……」ギュー
叢雲「だ、抱き着かないでって!」ドキドキ
提督「す、すまない」
叢雲「謝りすぎよ。もっと堂々としなさい」
提督「…そうだな。次も頼むぞ」キリッ
数か月後
鎮守府「ガヤガヤ」
提督「ここも徐々ににぎやかになってきたなあ」
叢雲「……そうね」
提督「ところで叢雲、大鳳はほんとに通常建造でできるんだよな?」
提督「なんだか特殊な建造方法でしか建造できないという噂をきいたんだが…」
叢雲「!」
叢雲「なに?私のこと疑ってるの?自分の運のなさを呪ったらどうかしら」プンスカ
提督「あ、ああ悪かった」
叢雲(司令官は大鳳が一番のお気に入りみたいね。大鳳が来たら…きっと私は秘書艦を下ろされる。それどころかあの人は大鳳と結婚してしまうでしょうね)
叢雲(それだけは…絶対に嫌)
叢雲(だから私は「大型建造」を司令官に秘密にすることにした……)
叢雲「いいのよ司令官、また大鳳を手に入れるために頑張りましょう?」
2-4「勝利S」
提督「叢雲おおおおお!よくやったぞ!夜戦連撃最高だったぞおおおおお!!!!」頭ナデナデ
叢雲「や、やめなさいって//」テレテレ
叢雲「……でも駆逐艦を入れなかったらもっとはやくクリアできてたと思うわよ?」
提督「違うさ、お前がいたからこそクリアできたんだよ」
叢雲「……意味わかんない///」
提督「それだけお前を信頼してるってことさ」
数日後
提督(さーて、たまには自分で工廠にいってみるか)
提督(ん?建造所のところに謎のボタンがある)
提督(……)ポチッ
機械「ウィィィィン」
提督「な、なんなんだいったい!?」
機械「大型建造機械ダヨー」
叢雲(あれ?司令官どこにいるのかしら)
提督「……」テクテク
叢雲「ちょっとあんたどこ行ってたの?」
提督「なあ叢雲、大型建造って知ってるか」
叢雲「……え?」
提督「知っとるかときいとるんだ!!!」ドン!
叢雲「ピイッ!」ビクッ
叢雲「……知ってます」
提督「なぜ俺に黙っていた」
叢雲「…………」
提督「ハァ……。もういい。下がれ」
叢雲(それから秘書艦は二番目にレベルの高い榛名さんになった。提督は毎日大型建造を使って大鳳をつくろうとしているらしい)
叢雲(私はその資源を集めるために必死で遠征をやっている)
叢雲(でもこれでいい。私はもう提督を裏切ってしまった。できるのはあの人が好きな大鳳を作るためのボーキサイトを集めることだけ。)
叢雲(できれば彼に素直に謝りたいけれど、それすらまだできていない)
叢雲(欲張りをしなければ……よかったのかな)
大型建造機械「ヒャッハー!」
提督(なぜだ!なぜヒャッハーさんしか建造できないんだ!こわれてるんじゃないか?)
提督(このままでは資源が尽きてしまう……)
[別の戦争の英雄の鎮守府]
大鳳「提督、大本営からお手紙が届いています」
戦争の英雄「どれどれ」
手紙「きみのところの初期艦って叢雲だよね?戦争の英雄がどれだけ初期艦を大事にしているかチェックさせてよ」
戦争の英雄「まずいな……叢雲はすでに赤城に食われてしまった。」
戦争の英雄「そういえばあそこの鎮守府の叢雲はレベルが高かったな。あそこからもらってくるとしよう」
大鳳「お言葉ですが、初期艦はだれも手放さないと思いますよ?」
戦争の英雄「大丈夫だ。あそこの提督は大鳳をほしがっていてな、交換すればよいだろう」
大鳳「……え?」
戦争の英雄「大鳳、実はお前は二人目の大鳳なんだよ」
大鳳(1代目)「そういうことですから」
大鳳(2代目)「えー!!」
[提督の鎮守府」
榛名「戦争の英雄さんからお手紙が届いていますよ」
提督「おお、ありがとう」
手紙「おまえんとこの叢雲とうちの大鳳交換してくれない?大本営からチェック来るみたいでさー」
提督「おお!なんていい知らせなんだ!早速叢雲には向こうの鎮守府に移ってもらおう!」
叢雲(今日こそ司令官にちゃんと謝ろう)
叢雲(許してくれなくてもいい。また司令官とお話ししたい……)
ドア「ガラガラ」
叢雲「司令官……」
提督「叢雲……」
叢雲「わ、わたし実は「異動だ」
叢雲「……え?」
提督「異動だといったんだ」
提督「話は以上だ」
ドア「ガラガラピシャン」
叢雲「……そ、そんな」
叢雲「う、うそよヒック……まだちゃんと謝ってもいないのにヒック」涙ポロポロ
叢雲「ごヒックめんなさいごめヒックんなさいごめんなヒックさいごめヒックんなさいごめんなさいヒック」
叢雲異動の日
提督「叢雲も出て行ったし、あいつの部屋を大鳳ちゃんのためのお部屋に改造しないとな」
提督「さて、掃除掃除。ん?なんだこのノートは」
ノート「叢雲の日記です」
提督「日記か」ペラペラ
提督「………………」ペラペラ
提督「…………」ペラ
提督「……グスッ……グスッ……」ペラ
提督「む、むむむむむむ」
提督「叢雲おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」ドカーン
ノート「司令官、ずっと好きでした」トサッ
英雄の鎮守府へ向かう車内
外「……ォ…ム…モォ……」
叢雲(なんだか外が騒がしいわね)
車の護衛「な、なんだ貴様!」
叢雲「ちょっとどうしたの?」
提督「烈風拳ッッ!!!」
護衛「ぐわああ!」
叢雲「あんた!?なにやってんの!?」
提督「叢雲!!お前に言いたいことがあってここまでやってきた!!」
提督「今までお前の気持ちを無視してしまって本当にすまなかった」
提督「お前さえよければ、また俺の鎮守府に帰ってきてくれないか」
叢雲「……私のこと嫌いになったんじゃないの?」
提督「ああ、なったさ。」
提督「でも、今はお前のことが‥‥好きだ」
叢雲「っ司令官!」
大鳳(二代目)「どうしますか?」
戦争の英雄「しょうがない、あたらしい叢雲捕まえて5-4でそだてるか」
大鳳(二代目)「そういうやさしいところ、好きですよ」
戦争の英雄「知ってる」
深夜
提督「4000/2000/5000/7000っと」コソコソ
叢雲「司令官、何をしているのかしら」
提督「!」ビクッ
叢雲「まったく、一回だけよ」
提督「……」ホッ
機械「06:40:00」
提督「!」
おわり
艦これ一期お疲れさまでした
二期楽しみにしてます
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