梨子「よっちゃんの下着盗んじゃった!」(9)

「また生き恥を増やしてしまったわ」
私はよっちゃんの一番お気に入りのセクシーで大人ぽい黒いブラとパンツを握りしめて呟いた。 でもそんな後悔なんて喉元過ぎれば熱さなんか忘れて、必死にかすかに残っているよっちゃんの芳しい香りを嗅覚をフル活用して嗅ぐ。
「やっぱり良い匂い…最高のフレーバよ!」
少し塩ぽい匂いと百合のような甘い香りが交わって唯一無二のものとしている。これは千歌ちゃんにはないものだ。まぁ千歌ちゃんも良い匂いなんだけど!
「もっとよっちゃんを感じたい」
私は無意識にスマホを操作して、よっちゃんに電話をかける。
「よっちゃんあそこの匂いを直接嗅がせて」
一言目がこれである。実に酷い。
「はっ?バカじゃないの?」
当然のように罵ってもらった!あぁ、なんて嬉しいことなんだろう。きっとよっちゃんはこの世の底辺を見下すような目で放ったに違いない。
「実はよっちゃんの勝負下着を手中にしてるのよ?これを生写真つきで転売したらどうなるかしら?」
軽く脅しをかけてみる。こんな至宝転売なんか一切する気はないんだけどね。
「えっちょと、嘘でしょう?いくらバカなリリーでもそんな非道なことは…って本当にお気に入りの下着が消えてるんですけど!」
「ね?事態が飲み込めたでしょう?」
「バカリリー!とっとと返しなさいよ!」
よっちゃんの怒気が電話ごしでもひしひしと伝わってくる。でも怒っている人を追い込むの大好きなの。だから余計に興奮する。触ってもいないのに秘部からはエッチなお汁が漏れ出てパンツを濡らす。私って本当に変態!
「嫌だよ。せっかく苦労して手に入れたんだから有効に使いたいの。返して欲しければ要求のんでくれるよね?利口なよっちゃんなら当然Noとは言わないよね?」
「……絶対ゆるさないんだから!もうリリーなんか絶交よ!!家に行ってリリーの言う通りにするから、もう2度と顔を見せないで!本当に信じていたのに!」
とても悔しそう。信じていた相手に裏切られるって辛いし、腹が立つよね?そして何故か追い詰められた感じがするでしょう?
あー可哀想なよっちゃん!まあ虐めている私が同情なんてするはずがないんだけど…むしろ絶壁に追い詰めることができて、心がとてもポカポカして満足しているんだけどね。
「ピンポーン」と玄関のベルが鳴った。 インタホーンを覗くと悲憤の表情を示しているよっちゃんが見えた。どんな表情も丁寧に作り込まれた西洋人形のように綺麗だな。その思いがますます刺激剤となって愛液をドバーッと放出させる。床がベタベタになる。玄関の扉を開ける.

「早く済ませなさいよ」
命令口調で言う。いつもの堕天使モードは一切ONになっていない。心底嫌そうな顔付きと声でパンツを下ろしていく。
「綺麗なおまんこね!綺麗な綺麗な桜色。そしてびらびらも薄くて本当に私好み。さすが美しすぎて天界を追放された堕天使さんね!」
素直な感想を述べる。レズとしての本能がよっちゃんは最高の素材と告げている。
「褒めてるつもり?気持ち悪い」
ゴミを見るような目で見つめてくる。それさえも私にとっては無上のか・い・か・ん!SにもMにもなれるて人生勝ち組よね?
「ではさっそく頂きます!」
強い匂い。盗んだ下着のそれとは比べ物にならない。
うだるような暑さの中移動してきて汗をかいて蒸れた刺激臭と甘い甘い百合のような芳醇な香り。
それだけじゃなくて恥じらいと激情のせいで分泌されたであろう女の子のジュースの薫りまで感じ取れる。
鼻腔に極上の匂いをきざみつける。そうすると余計にむらむらしてきた。もうああするしかないよね?

ドン! 私はよっちゃんを床に押し倒した。 逃げられないように腕を思い切り抑えつける。 脚で蹴り上げてくるがそれも絡め取って完全に動きを静止させる。 よっちゃんの表情が恐怖で凍りつく。
「リリー許して!お願い放してよ!」
これから何をされるか想像がついたのか涙目で必死に訴えてくる。あーなんて可愛いんだろう。余計に犯したくなっちゃうじゃん!
私はよっちゃんの大事な場所に指を2本ゆっくりと挿入する。よっちゃんは声をあげて泣いている。きっと「初めては愛する人にして欲しかった」と乙女らしいロマンティックな理想を持っていたに違いない。それを崩壊させたという事実が私をさらにぞくぞくさせる。
指の動きを激しくさせる。よっちゃんのGスポットを探り当てて、そこを重点的に攻める。指も2本から3本にしてより深くまで突っ込む。
するとよっちゃんが顔を蕩けさせたことに気がついた。それに気を良くしてよっちゃんのクリトリスを舐める。味わったことのない快楽に襲われて、耐えられなくなり潮を吹く。
「ねぇよっちゃん?もう素直になったら」
普段は素直じゃないよっちゃんに意地悪く質問してみる。いつもは凛々しい堕天使さんを完全に屈服するのを見たいからだ。
「もうリリーの好きにして」
快楽に蕩けきった表情でよっちゃんがなげやりに発言する。

その後はよっちゃんが完全に快楽堕ちして、私の性奴隷になる契約を結ばせるまでSEXした。本当に充実した時間だった。これからは何度もその時間を楽しめると思うと、不敵な笑みをもらさずにはいられない。
生き恥と引き換えに幸せを得たのだから、人生捨てたもんじゃない。

私はよっちゃんとの肉体関係を保ち続けている。Aqours の皆には2人きりでいる時間が増えるから、付き合っているという発表をした。
普通のデートをすることもあったけれど、圧倒的に性的な行為をするだけで1日を過ごすことの方が多かった。
千歌ちゃんはその時露骨にショックを受けていたようだけど、すぐに曜ちゃんが告白して、千歌ちゃんは寂しさを埋め合わせるように曜ちゃんを求めた。このおかげでヘタレな曜ちゃんがすぐに千歌ちゃんと一線をこえられたらしい。
これは私のおかげだよね?世界に美しいレズカップルが増えるのは良い。私も恋のキューピッドになれたみたいというのは、自惚れかしら?

9月19日
私にとって特別な日。
よっちゃんにはスペシャルな誕生日プレゼントをするように命令した。その結果、猫の尻尾と猫耳を全裸で装着したよっちゃんが膝の上にちょこんと座っている。
撮影会もバッチリ済ましたから後はこの猫ちゃんを可愛がってあげるだけ。でも誕生日だからご奉仕もしてもらわなくちゃね?

「さあよっちゃん動物らしくマーキングしてね?」
私の言葉を合図にこの数ヶ月で調教したよっちゃんは羞恥心などもとから持ち合わせてなかったかのように、足の小指から太もも、お臍、乳首、首筋と徐々に上方向へ丁寧に舐めていく。
ザラザラとした舌の触感が快適でよっちゃんの涎で体が浸されていくことに喜びを感じる。
よっちゃんも首筋に目立つようなキスマークをつけているあたり、この行為を楽しんでいるみたいね。
でも舐められ続けているうちに意地悪をしたくなってきた。だから私はよっちゃんの尻尾を思い切り引っ張る。
尻尾に付属したアナルビーズが肛門を急激に刺激する。よっちゃんは声を抑えようとしたけれど、できなくて「にゃぁぁぁー!」と甲高い鳴き声をあげた。
肛門がびくびくとひくついていてエロい。
だけど煩い鳴き声を出した猫ちゃんはお仕置きしないといけないよね?

よっちゃんのお尻を叩く。バチーンと痛そうな音が鳴った。不健康的なまでに白い肌は紅葉のように赤くなる。その様が煽情的でついもう1発叩いてしまう。さらにもう1発バチーンと叩く。
よっちゃんは痛みに耐えきれず、涙目になっている。
やりすぎたなと反省する。だから今度はうーんと可愛いがってあげることにする。
よっちゃんのぷくりと張った乳首を優しく舐め回す。乳輪の外側から内側へと徐々に角度を変えていく。そして乳首に辿り着くと、それを甘噛みする。
よっちゃんは気持ち良さそうに目を細めている。まさにその仕草が猫みたい!あー、よっちゃんをこのまま飼育できたらどんだけ幸せなんだろうか?
そして顎をクイっと上げさせてキスをする。最初は軽いフレンチキス。次に舌を忍ばせて情熱的に絡ませ合うディープキス。いつもの定番だけど今日は格段に興奮する。
唾液を交換して互いにごくりと飲み込む。こうするとよっちゃんが体内に入って溶けて混ざり合うみたいでロマンチックでしょう?

お互いに恍惚とした表情で見つめ合う。
私は身につけているものを脱ぎ捨てて裸になって、よっちゃんをベッドに誘う。

「よっちゃん今夜は寝かせないよ?」

「にゃーー!」
よっちゃんがベッドにあがる。

ギルティナイトは、まだスタートしたばかり。きっと私にとってかけがえのない1日になるだろうな。


これで完成です。今後の展開は皆様のご想像にお任せいたします。

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