李衣菜「よくぞ聞いてくれました！」

未央「テンションが高い」

李衣菜「気づかないの？未央ちゃん…」

未央「気づく？もしかして…！」

李衣菜「おぉっ…！」

未央「りーなが今日下着忘れて来たことかー、でもそれがどう関係あるの？」

李衣菜「違うよ何でそんな発想になるの！？未央ちゃんのえっち！変態！」

未央「えっ、でもさっきみくにゃんが「李衣菜チャン今日寝ぼけて上着けるの忘れて来たらしいよ」って」

李衣菜「何言ってんのあの猫ぉぉぉぉ！！」

李衣菜「ってそうじゃないよタイトルの話でしょ！？」

未央「メタな発言はよくないと思うよ」

李衣菜「させたのは未央ちゃんだよね！？」

未央「まあまあ、話逸らしたのは謝るから…それで、結局入れ替わりーなって何なの？」

李衣菜「結局って…まぁ、いいけど。実は志希ちゃんと泉ちゃんに頼んでクスリを作ってもらったんだよ」

未央「言い方が非合法…なのはおいといて志希にゃんはともかく何でいずみんに？」

李衣菜「晶葉ちゃんがロケでいなかったんだけどちょうどいいところに居てくれてね、私以上の天才って晶葉ちゃん本人も言ってるし、大丈夫かなーって」

未央「でもいずみんが強いのって電子系統じゃなかったっけ？」

李衣菜「そうみたいだけど大丈夫だったよ、今回はこの装置を使って事務所の他の子と入れ替わってみようって話になるかな」

未央「へー、ブレスレットかぁ…具体的に誰と？」

李衣菜「そりゃもちろん……未央ちゃんとだよね」ｶｯ

未央「え、ちょっ」

ﾊﾟｱｧｧｧ

ｼｭｩｩｩ

未央「………入れ替わり完了！」

李衣菜「……本当に入れ替わったみたいだね……胸がスースーするよ」ﾓﾐﾓﾐ

未央「ちょっと、何してるの未央ちゃん」

李衣菜「……しぶりんと大体同じかぁ」

*多田李衣菜(80-55-81)

未央「未央ちゃんの体はわりと豊満だよね」

*本田未央(84-58-87)

李衣菜「気にしてるの？」

未央「そういう訳じゃないけど…」

李衣菜「……？」

未央「やっぱり大きいほうがいいのかなぁ…」

李衣菜「プロデューサーのこと？」

未央「そう…じゃないよ！それだったらまゆちゃんとか…」

まゆ「呼びましたかぁ？」

未央「」

まゆ「……？」

李衣菜「あー……」

まゆ「入れ替わり、ですかぁ」

未央「入れ替わりーな、ね」

李衣菜「何か違いある？」

未央「気分だよ気分、こういうことは楽しんでかなきゃ」

李衣菜「それで、具体的に何するの？」

未央「決めてない！」

李衣菜「そこは決めておこうよ……仮にもりーなが作ってもらったんだから……」

まゆ「あの……」

未央「どうしたのまゆちゃん？」

まゆ「この後Masque:radeで撮影があるんですけど、李衣菜ちゃんはどうするんですかぁ？」

未央「……！」

李衣菜「うわ悪い顔してる…自分の顔見てると何か変な感じするなぁ」

まゆ「まさか、このままで行くつもりですかぁ？」

未央「その通り！という訳で諸君、サラダバー！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

李衣菜「ちょっとどこ行くの！？」

まゆ「少し未央ちゃんに染まってますねぇ」

李衣菜「……」

まゆ「追いかけないんですかぁ？」

李衣菜「いやぁ、追いかけても逃げられそうだし……」

まゆ「どうしますか？」

李衣菜「んー……やるしかないかなぁ…」



～～～

未央「勢いで飛び出して来ちゃったけどどうしようかな……ん？」

未央「あれは……」

…………

みく「―それでね、今度猫カフェに行くことにしたんだけど……一緒に行かないかにゃ？」

アナスタシア「ダー、みくがそういうなら喜んで、ついていきます♪」

みく「アーにゃんはかわいいにゃあ……どこかの李衣菜チャンと違って」ﾎﾞｿｯ

…………

未央「」ｲﾗｯ

未央「私、そんなに嫌われてるのかなぁ……」ﾀｯﾀｯﾀｯ……

未央「おはよー、アーニャにみくちゃ…にゃん、何話してるの？」

アナスタシア「未央、ドーブラェウートラ…アー、おはようございます。今は、次の休日について、話していました」

みく「おはようにゃ、さっきぶりー、良かったら未央チャンも来る？」

未央(そういえば未央ちゃんは会ってたんだっけ)

未央「あはは……わ…りーなは誘わないの？」

みく「李衣菜チャンは誘ったけど断られたんだよね」

未央「あれ？そうだったっけ！？」

アナスタシア「シトー？どうして未央が驚いているのですか……？」

未央「あ、り、りーながその事を話してたから…一緒に行くって……」

みく「んー……どこかですれ違っちゃったのかにゃ？」

未央「きっとそうだよ、りーなも楽しみにしてるみたいだし……」

アナスタシア「未央は、どうしますか？」

未央「え゛」

みく「どうしたの？そんな顔して」

未央(そういえば未央ちゃんの予定聞いてなかった！！)

アナスタシア「……？」

未央(どうする？断るのも変だし、だからといって未央ちゃんの休日を勝手に使う訳にも行かないし……)

みく「……何か気悪くしちゃった？」

未央「いやぁそういう訳じゃないけど……」

未央(えーっと、えーっと、……そうだ！)

未央「その日ってオフの日だよね？まだ予定合うか分かんなくて……」

みく「その日は事務所のみんな休みだよ？」

未央(詰 ん だ ！)

未央(誰か、誰か助けてー！)

…………

？？？「んー、もうちょっと早めに来ておけば良かったかな～」

未央「その声は……志希ちゃん！」

志希「はーい、シキちゃんだよ～」

アナスタシア「シキ、おはようございます。……早めに来ておけば良かった、とは？」

志希「そのままの意味だよ、ちょっと未央ちゃんに用事があってねー」

みく「用事？」

未央「そういえば、私も…志希にゃんに用事があったんだっけ」

アナスタシア「そうなの…ですか？」

志希「とゆー訳だから未央ちゃん借りてくねー」

未央「わー連れてかれるー(棒)」ｽﾞｽﾞｽﾞ

みく「……行っちゃったにゃ」

アナスタシア「……何だったのでしょうか？」

～～～

未央「いやー志希ちゃんありがとう、正直あのままだったら持たなかったよ」

志希「いーのいーの、こっちの問題なんだし」

志希「その代わりといってはなんだけど……一つ頼まれてもらってももいいかな？」

未央「うん、私に出来ることなら！」

…………

未央「……ねぇ」

志希「なにー？」

未央「頼みって、これのこと……？」

志希「そーだよー？」

未央「恥ずかしいといえば恥ずかしいけど、これ私じゃなくて未央ちゃんの許可とった方が良いんじゃ……」

志希「きっと大丈夫だよ、 シキちゃん太鼓判押しちゃう！」

未央「志希ちゃんが太鼓判押しても意味ないと思う……」

志希「細かいことを気にしな～い。それじゃあ早速未央ちゃんin李衣菜ちゃん、GO！」

…………

未央「あ、おはよー、あーちゃん！」

藍子「おはようございます、未央ちゃん♪」

未央「おぉ、なんかご機嫌だね」

藍子「はい、遠目に見た未央ちゃんの服がとてもかわいかったので」

×未央ちゃんin李衣菜ちゃん

○李衣菜ちゃんin未央ちゃん

未央「うん……思いきって着てみたんだけど、やっぱり恥ずかしいよ」ｼﾞｰ

藍子「恥ずかしがらないでください、似合ってますよ」

未央「えへへ……へ？」

藍子「」ﾊﾟｼｬﾘ

未央「な、何で撮ってるの……？」

藍子「プロデューサーさんに渡すためですけど……？」

未央「え、ちょっと待って…ください？」

未央「待って待ってちょっと待って藍子ちゃん、本人の許可取らないとダメだからぁー！！」

藍子「……やっと言いましたね？」

未央「え？あっ」

藍子「おかしいとは思ってたんです。昨日着ないと言っていた服をいきなり着てきたり」

藍子「恥ずかしい時はいつも目を逸らす未央ちゃんがじっと見つめてきたり」

藍子「向こうでは何故か志希ちゃんが手を振っているし」

未央(志希ちゃん！！！)

藍子「あなたはいったい、だれなんですか？？？」ｺﾞｺﾞｺﾞ

未央「ひぃー……」

李衣菜「はいストップ、そこまでだよ」

藍子「李衣菜ちゃん？邪魔は……」

李衣菜「しないって、というかそもそも私の身体だし……」

藍子「え？じゃあ未央ちゃんの身体に入っているのって……」

まゆ「李衣菜ちゃんですねぇ」

未央「うん……そうなんだよね……」

藍子「ふーん……本当ですか？」

志希「合ってるよー本当本当。あたしと泉ちゃんで作ったから間違いない」

藍子「それなら良いんですけど……」

まゆ「もう戻った方が良いんじゃないですかぁ？」

未央「そうだね……戻ろうか……」

李衣菜「じゃあ行くよ……！」ｶｯ

ﾊﾟｱｧｧｧ

ｼｭｩｩｩ

「これで元通りかな……」

未央「…………あれ！？ちょっと待ってください！私が目の前に居ます……！」

藍子「これは……藍子ちゃんの身体ですかぁ？」

まゆ「志希ちゃん！どういうこと！？」

志希「私じゃないよ！」

ｺﾂｾﾞﾝ

まゆ「私が居ない！？ってことは志希ちゃんは私の身体に……！……置き手紙？」
……
装置の効果は大体１日間で終わるよ。

あ、最後に使ってからね～

by SHIKI ICHINOSE
……
未央「……何でわざわざローマ字で書いてあるんですか……！」

藍子「どうしますかぁ？また使っても元通りに戻らないと思いますけど……」

志希「なにもしないのが得策だよね……」

まゆ「志希ちゃんどこ行ったかわからないし、そうするしか無さそうだね……」

全員「はぁ……」

まゆ「……落ち込んでても仕方ないよね！こういう状況は楽しまないと！」

未央「そうですね……未央ちゃんの身体かぁ……」ｼﾞｰ

藍子「今更ですけど、この事務所色々ありますよねぇ…」

志希「本当に今更だよ…」

李衣菜「だねぇ」

未央「え、志希ちゃん！？」

まゆ「元に戻してよ！」

李衣菜「にゃはは、ざーんねーん、シキちゃんダーッシュ！」

まゆちょっと、逃げる気！？」

李衣菜「距離は大体３０メートル…逃げ切れ―」ｶﾞｼｯ

李衣菜「……あれ？」ｿﾛｰ…

藍子「捕まえましたよぉ…♪」

李衣菜「え゛」

ﾆｬｱｧｧｧｧｧｧ!?

おしまい