美希「最近お仕事無くて暇なの…」
まつり「ほ?」 ピコピコ
美希「6月になってジメジメして雨も降って嫌な気分なの。」
まつり「ほ…」 カチャカチャ
美希「ハニーも忙しくて構ってくれないし…」
まつり「…ほ!」 カタタタタ
美希「……ゲームやってないで話を聞けや偽天然姫モドキが」ボソ
まつり「…んだとゴラァ」
美希「?!」ビクゥ
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美希「な、なんなのなの?今のは?」
まつり「ほ?美希ではないですか?ごきげんうるわしゅうなのです」
美希「ご、ごきげんようなの(さっきのどす黒い気はいったい?)」
ピコピコ ちゅどーん!!
まつり「ほ?ほあ?しまったなのです!!」
美希「…ね、ねぇまつり、今何をやってるの?」
まつり「…まつり?」ゴゴゴゴ
美希「え?」
まつり「まつり…ね?」ゴゴゴゴ
美希「っ!また、空気が…こ、これはいったいなんなの?」
まつり「まつりは姫…ね?」ゴゴゴゴ
美希「!?」
まつり「姫…ね?」
美希「あ、あの」
まつり「ね?」
美希「ま、まつり……姫…はなにをしていらっしゃるのなの?」
まつり「ほ、まつりは今げーむというモノに夢中なのです」
まつり「とっても暇を持て余していたら杏奈が貸してくれたのです」
美希「そ、そうなんだ」(さっきみたく、ね?言のプレッシャーをかけたに違いないの)
まつり「まつりは今までゲームとやらをしたことなかったので、おもしろくてとってもわんだほーなのです!」
美希「ふーん、因みに何のゲームしてるの?」
なんで2つも立ててんの?
まつり「草原をのんびりおさんぽしながら、おさかな釣りをしたりお洋服を作ったりするゲームなのです」
美希「あ、それなら美希も持ってるの!最近亜美に町を荒らされるから持ってこないけどすっごく面白いよね?」
まつり「ほ?美希もこのゲームをやるのですか?なんだか意外です…ね?」
美希「失礼な…美希だってゲームくらいするの!」
>>6
連打してもうてん
まつり「失礼したのです、まさかこんなに身近に同志がいるとは思わなかったのです」
美希「そうかな?結構やってる子いると思うよ」
まつり「そ、そうなのですか?まつりは姫なので世事には疎いのです」
美希「ハイハイなの」
まつり「ところでハンターランクはどれくらいなのです?」
美希「へ?はんたーらんく?」
まつり「ハンターランクは重要なのです、狩り友として非常に気になるのです!はやく言うのです!ね?」
美希(そ、そんなアイテムなかったと思うの…いったいなんなのなのなのなの?)
ガチャ
杏奈「あ…まつりさん、きてたんだ…美希さんも、おはよう」
美希「あ、杏奈、おはようなの!」
まつり「おはようなのです!杏奈聞いてくださいなのです。まつりはようやくHRを500の大台にのせたのです!」
杏奈「そうなんだ…すご!…二週間でやるとか普通無理だし」
まつり「ほ?まつりにかかればなんてことないのです」
杏奈「…杏奈のお仕事まだだし、一狩り行く?」
まつり「ほ、ほ、ほー!」
杏奈「…もうクエスト発注してある」
美希「…人狩り、美希が思って
たゲームと180°違うものなの」
まつり「しゅっぱーつ!なのです」
20分後
杏奈「あ、レッスンの時間…杏奈、行ってくるね」
まつり「ほあ?ほ、ほー!ほー!」
美希「まつり…姫はトランス状態なの…いってらっしゃいなの。」
キィーバタン
まつり「ハァ、有意義な時間はあっというまだったのです…」
美希「なんだか楽しそうだったみたいでなによりなの…」
まつり「なんだか暇なのです…ね?」
美希「とっても暇なの…」
まつり「暇なのです…」
美希「そうなの…」
まつり「暇な…ね?」
美希「なの…」
まつり「ね?」
美希「…」
一時間後
まつり「ね?」
美希(もう一時間以上『ね?』を言い続けてるの…頭おかしいの!)
まつり「頭は大丈夫です…ね?」
美希「読心術まで使ってくるし…」
まつり「美希、そろそろお仕事欲しいです…ね?」
美希「…そうだね。ほんとに…ね?」
まつり「…では行きましょうか…ね?」
美希「…どこにいくべきなのかな…ね?」
まつり「…まつりは姫ですから、侍女が姫を先導するのです…ね?」
美希「美希、次女だからまつり姫の面倒もといお世話してたんだ…ね…」
こうしておねだり系アイドルユニット『ナノね?』は誕生した。
彼女たちが48のおねだり技でトップアイドルになるのはまだ先のことである。
おしまい …ね?
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