女P「まつりちゃんとの日々」 (40)
まつりちゃんは、姫である。
女P「まつりちゃん、お昼のお弁当注文するけど」
まつり「ほ! まつりはあまあまなマシュマロがた~っくさん詰まったお弁当がいいのです!」
女P「うーん、少し難しいかも」
まつり「むー、仕方ないのです。それならカラフルなマカロンで我慢するのです」
女P(妥協点が分からない……)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1419522611
※注意事項
・アイドルマスターミリオンライブ!のSSです。
・プロデューサーは女性で、プロデューサー視点で物語が進みます。
・物語が進むと言っても1レスで完結します。
・大変遅筆です。こういったところに投稿するのは初めてなのでどうか生暖かい目で見て頂けると幸いです。
まつりちゃんは、非力である。
まつり「ほ? ペットボトルのキャップって、どうやって開けるのです?」
女P「ええ!? えっと、キャップを持って左に回して……」
まつり「ふんぬぬぬ……」
女P「あー、ちょっとちょっと。貸してくれる? ……はい、開いたよー」
まつり「ほ!これでまつりもお茶が飲めるのです! プロデューサーさん、ありがとうなのです♪」
女P「いやいや、このくらいどうってことは……」
まつり「お礼に、姫の大好きなマシュマロを分けてあげるのです! あまあまでと~ってもおいしいのですよ?」
女P「大したことじゃないし大丈夫だよ、お構いなく……」
まつり「ふんっ」袋パアン
女P「!?」
まつり「はい、あ~ん♪ なのです!」
好物になるとまた違うらしい。
女性P視点とは珍しい
支援だよ
>>1
徳川まつり(19) Vi
http://i.imgur.com/0OYqXf4.jpg
http://i.imgur.com/XURxrK6.jpg
まつりちゃんは、少しあざとい。
まつり「プロデューサーさん、ちょっと見ていてほしいのです」
女P「んー、どうしたのー?」
まつり「くるくるり~ん♪」クルクル
女P「……」
まつり「……ほ! これでまつりはさっきよりずっとかわい~くなったのです!」
女P「」アゼン
まつり「……黙って頷くのです」
女P「」コクコク
そして、たまに少し怖い。
まつりちゃんは、矛盾している。
女P「まつりちゃん、ちょっとそこの辞書取ってくれる?」
まつり「まつり、おはしより重いものは持てないのです……」
女P「あー、そっかごめん……」
昴「あっいた! まつり! オレにリベンジさせろ!」
まつり「ほ? なんのことなのです?」
昴「お前覚えてないのか! あんなでたらめなスイングでオレのカーブをスタンドインしやがって! オレは絶対認めねーからな!」
まつり「あれは来たボールを打っただけなのです……」
昴「うるせー! つべこべ言うな! バットを持ってオレと勝負しろ!」
まつり「むー、しょうがないのです……」バットヒキズリ
女P「レッスンまでには戻ってきてねー」
まつりちゃんは金属バットを池山のように振り回す。
支援ありがとうございます
仕事中ですが思いつき次第ちょこちょこ書きに来ます
一旦乙です
>>6
永吉昴(15) Da
http://i.imgur.com/wDY90Qf.jpg
http://i.imgur.com/hYFOdnS.jpg
まつりちゃんは、ウミウシが好きである。
まつり「はぁぁ~……とってもかわいいのです……」ウットリ
ジュリア「思ってたより毒々しいんだけど……どこに惹かれたのさ」
まつり「ほ? ウミウシさん、とってもキラキラしてふわふわふわ~!な生き物なのですよ?」
ジュリア「なんて?」
女P(まつりちゃんは、好みが独特なら表現も独特である)
まつりちゃんには口癖がある。
まつり「はいほー! 姫なのです!」
まつり「今日もはいほー!にがんばるのです!」
まつり「どこへでもはいほー!に向かうのです!」
まつり「プロデューサーさんも、はいほー!なのです、ね?」
女P「は、はいほー……」
まつり「違うのです! もっとぱわほー!にはいほー!」
女P「はいほー!」
「はいほー」がなんなのか、あまり分からないが……
まつり「今日も一日わんだほー!になるようにはいほー!に行くのです!」
女P「おー!!」
声に出してみると存外元気が出る。
まつりちゃんは、ギターが弾ける。
まつり「ジュリアちゃんジュリアちゃん」
ジュリア「あん? どした?」
まつり「ギターの練習をしていたら指の皮があいたたたになってしまうのです……。どうにかならないのです?」
ジュリア「それはどうにもなんねーなー、毎日弾いてたら痛くなくなるよ」
まつり「ジュリアちゃんもそうだったのです?」
ジュリア「触ってみる?」ヒョイ
まつり「……ほ! すごく硬いのです!」ペタペタ
ジュリア「へへー、おおよそ女の子っぽくねーけど……好きな事だからしょうがねーよな」
まつり「…………」
まつり「プロデューサーさん、プロデューサーさん」
女P「どうしたのー?」
まつり「絆創膏、って持ってないのです?」
女P「あるよあるよー、たくさん持って行きなー」
まつりちゃんは負けず嫌いである。
そんな彼女に「はしより重いもの持てないんじゃ……」と訊くのは野暮な話なのである。
まつりちゃんは、負けず嫌いである。
ジュリア「寒いなー」
昴「こうも寒いとどうにかなりそうだぜ……」
ジュリア「まあ昴のことだから風邪はひかねえだろうけどさ」
昴「あ? どういう意味だよそれ」
ジュリア「いや、別に他意は」
昴「今どうせオレがバカだから風邪ひかねーって思ってただろー!!」
ジュリア「なんだその被害妄想!? んなわけねーだろ!!」
昴「嘘つけ!」
ジュリア「嘘だと思うんならあたしの目を見てみろ!」
昴「…………」ジィィィ
ジュリア「……ん、んだよ黙りこくって」
昴「……ジュリアの目ってきれーな色してんだな、あまりまじまじ見ることないから新鮮だわ」ホッペペタペタ
ジュリア「は!? えっ、はぁ!?」ワタワタ
昴「へへー、真っ赤になってやんのー!」
ジュリア「ば、バカ昴! 恥ずかしいだろーが!!」
まつり「…………」カゲカラノゾキコミ
女P「……?」カタカタ
まつり「む〜……!!」メラメラメラ
女P(何に嫉妬してるのかさっぱりわからない……)
これは負けず嫌いとは違う気がする。
レスつくと嬉しいですね。ありがとうございます。
まつりちゃんは、マンガが好きである。
まつり「この漫画みたいなふわふわ~な恋がしたいのです……」ホロリ
女P「まつりちゃんは恋とかしたことないのー?」
まつり「ほ! 姫の初恋はファンの皆さんなのです!」
女P「んー、そっかそっか」
まつり「でも、もしプロデューサーさんが特別だ……って言ったら?」ズイズイ
女P「ほあっ!?」ドキッ
まつり「……ほ! 姫じょーく!なのです♪」
女P「……」ドキドキ
まつりちゃんは、たまにとんでもない小悪魔にもなる。
まつりちゃんも音楽を聴く。
まつり「」シャカシャカ
女P「今何聴いてるのー?」
まつり「ほ! ジュリアちゃんから借りたパンクロックなのです。」
女P「へー、激しいのも聴くんだ」
まつり「CDまで貸されたら聴くしかないのです。ロックではいほー!な姫もなかなかいいのです……ね?」
女P「確かに学園祭の時はギターも弾いてたしねー」
***
ジュリア「~♪」ペラペラ
女P「ジュリアちゃん最近少女漫画読んでるね?」
ジュリア「な、なんだいきなし!!」
ジュリアちゃんとまつりちゃんは、どうやらギブアンドテイクの関係にあるらしい。
下げ忘れた……。明けましておめでとうございます。
年末年始はインフルエンザで寝込んでました。みなさんお気をつけて。
まつりちゃんは他人思いだ。
まつり「プロデューサーさん!まつりのかくし芸、見てくれたのです?」
女P「見ないわけないでしょ、ちゃんと見てたよ」
まつり「ほ! ふわふわぷかぷかのしゃぼん玉がステージにいっぱい……ぴーすほー!な夢をみんな見れるに違いないのです!」
女P「まつりちゃんが願えば、きっとそうなるよ」
まつり「……きっと、みんなね。」
私はまつりちゃんがたまに見せる、儚げな言葉の裏をくみ取ろうと努力する。
でもそれはきっと、「箸より重たいもの持てないんじゃ」、とバットを振り回すまつりちゃんに言うのと同じくらい。無粋な事なんだろうと思う。
まつりちゃんは、可愛い。
まつり「ほ! まつりが可愛いのは当たり前なのです……ね?」
女P「うん、だから私もプロデュースしがいがあるよ」
まつり「ほ! もっとプロデューサーさんには頑張ってもらわないと困るのです!」
女P「……うん。まつりちゃんをお姫様にしないと」
まつり「!」
女P「まつりちゃんが私のことを信じてくれる限り、まつりちゃんがみんなのお姫様になれるように私も一生懸命頑張るから」
まつり「……プロデューサーさん」
女P「んー?」
まつり「――私も。私も頑張るね。」
女P「……うん」
こんなまつりちゃんの全てが愛おしいから、今日も私はまつりちゃんの隣にいる。
これで一旦終わりです、ぐだぐだだらだらと駄文を連ねてしまって申し訳ありませんでした……。
ネタ自体はまだまだたくさん出せそうなのですが、また書き溜めて出直して参ります。
書き込んでくださった方、支援下さった方、ありがとうございました!
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