【シャニマス】甘奈「甜花ちゃんがプロデューサーさんと寝てる……」 (55)


大崎甘奈(以下、甘奈) 「しかも抱き合って」

甘奈 「……えっ?」ポカーン

大崎甜花(以下、甜花) 「むにゃ……」ダキッ

シャニP(以下、P) 「うーん……」スヤスヤ

甜花 「プロデューサーさん……にへへ♪」ニコニコ

甘奈 「…………っ」ズキン

甘奈 「……プロデューサーさん、起きて」ユサユサ


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P 「ん……朝か……」ポケポケ

甘奈 (……寝ぼけてるの、初めて見たかも)

P 「あれ、甘奈?」

甘奈 「おっはよー、プロデューサーさん☆」

P 「ああ、おはよ、う……」チラッ

(隣で寝てる甜花)

P 「…………」アセアセ

P 「……ち、違うぞ甘奈」

甘奈 「何が違うのかなー?」ニコニコ

P 「甘奈が考えてる様な事は何もしてないって事だな?」グルングルン

甘奈 「…………」ジーッ

P 「……こ、これには訳があってな?」


P 「おはようございまーす」

天井社長(以下、社長) 「フフ……来たか、遅いぞ!」

P 「まだ始業前でしょ……どうかしたんですか?」

社長 「聞いて驚くな?実はだな――!」ニヤリ

七草はづき(以下、はづき) 「ふわぁあ……」アフゥ

社長 「はづき、何故お前はそう絶妙に……」フルフル

P 「あっ、はづきさん!おはようございます」

はづき 「ぷろでゅーさーさん……おはようございます」ポケポケ

P 「……大丈夫ですか?」

はづき 「昨日はいつもより遅くまで仕事していたので……」


P 「そうだったんですか……俺に出来る事があれば、頼ってくださいね」

はづき 「大丈夫ですよ、プロデューサーさんはアイドル達の面倒を見てあげてください」

P 「そういって貰えると嬉しいです……」

P 「……それで社長、さっき何を言おうとしてたんですか?」

社長 「あ、ああ……それはだな」

社長 「今日、ようやく手配していたコレが届いたのだ!」ビシッ

はづき 「わぁ……寝心地の良さそうなベッドですね~」

社長 「そうだろうそうだろう!」ニコニコ


P 「……なんで、俺達社長のベッドを見せびらかされなきゃいけないんですか?」

社長 「ん?違うぞ、これははづき達のベッドだ」

P 「…………?」キョトン

はづき 「どういう事ですか、社長?」

社長 「なに、仮眠用にという奴だ」

社長 「さっきだって、はづきはソファで寝ていただろう?」

はづき 「それは……そうですけど」

社長 「だからな、せめて事務所にいる間はちゃんとしたベッドで眠らせてやりたいと思ってな」

P 「……人手を増やせば良かっただけなのでは?」

社長 「ぐっ……そ、それはまた考えておく!」


P 「そういう事なら、このベッド、はづきさんが使う事になりそうですね」

社長 「いや、限定する必要はないぞ?」

P 「と、言うと?」

社長 「アイドルの仮眠にも使って良い、という事だ」

P 「良いんですか?」

社長 「構わん、事務所の設備だからな」

はづき 「わぁ……便利そうですね~」

社長 「ああ、これでコンディション維持を少しでも上手く出来る事を期待している」

P 「……ちなみに、俺は使っても良いんですか?」

社長 「…………」

P 「…………」

――――― 

P 「俺にも使わせてくれたって良いじゃないか……」カタカタ

P 「……まぁ、女性用って考えると当たり前なんだけども」

ガチャリ

甜花 「プロデューサーさん……おはようございます」

P 「おはよう、今日は早いんだな?」

甜花 「うん……甜花、なーちゃんに起こしてもらってばっかりだから」

甜花 「今日は、早起き頑張った……!」フンス

P 「おっ、凄いな!偉いじゃないか!」ナデナデ

甜花 「にへへ……♪」ニヤニヤ


甜花 「……ふわぁ」アフゥ

P 「やっぱり、ちょっと眠いか?」

甜花 「うん……昨日、遅くまでゲームしてたから」ゴシゴシ

P 「うーん……早起きは良いけど、睡眠時間を削るのは良くないぞ?」

P 「ちゃんと寝ることも大切だからな」

甜花 「あぅ……ごめんなさい、プロデューサーさん」シュン

P 「良いよ、分かってくれれば」

P 「甜花も頑張ったもんな」ナデナデ

甜花 「……♪」ニコニコ


P 「でも、このまま仕事に行って差し支えるのも困るな」

P 「どこかで仮眠でも……そうだ、折角だし使ってみるか」ティン

甜花 「使う……?」キョトン

P 「ああ、今日社長がアレを持ってきてくれてな」

甜花 「アレ……?」トコトコ

P 「ほら、アレだ」

甜花 「わぁ……ふっかふかのベッド……!」キラキラ

P 「社長からは使っていいって言われてるしさ、試しにあのベッド使って仮眠してみてくれないか?」


P 「仕事までは……うん、まだ結構時間があるしな」

甜花 「ん……ありがとう、プロデューサーさん」

P 「良いよ、時間が来たら起こすし」

P 「寝心地教えてくれよ……ふわぁ」アフゥ

甜花 「……プロデューサーさんも眠いの?」

P 「あぁ……まぁ、ちょっとだけな?」

P 「俺の事は気にしなくて良いから、ゆっくりお休み」


甜花 「……プロデューサーさん、後どのくらいお仕事あるの?」

P 「後は書類作業位だよ、後回しにしても良いんだけどな」

P 「どうせなら、ちょっとでも片づけといた方が楽だし」ウンウン

甜花 「そっか……」

甜花 「……プロデューサーさん」

P 「ん、どうした?」

甜花 「一緒にお昼寝……しよう?」

P 「へっ?」

甜花 「プロデューサーさん……眠そうだから」

P 「……一応聞くけど、同じベッドでか?」

甜花 「う、うん」コクリ


P 「……いや、ダメだろ」

甜花 「あぅ……や、やっぱり」シュン

P 「社長からもダメって言われてるしな」

P 「ほら、俺の事は気にしなくても――」

はづき 「良いんじゃないですか、プロデューサーさん?」

P 「はづきさん?」

はづき 「だって、社長は口できちんとダメって言ってた訳じゃないですし」

はづき 「それに、アイドルのお願いを聞くのはプロデューサーのお仕事の内、ですよねー?」ニッコリ

P 「それは……まぁ、確かにそうですが」


甜花 「プロデューサーさん……ダメ、かな?」ウルッ

P 「うっ、それは……」

甜花 「…………」ジーッ

P 「……わ、分かった」コクリ

P 「それじゃはづきさん、残りの書類はお願いします」

はづき 「はい、勿論です~お手伝い、ありがとうございました」ペコリ

P 「いえ、俺が好きでやってる事ですから」

甜花 「……むぅ」プクー

P 「甜花?どうかしたのか?」

甜花 「ほら、早く……」グイグイ

P 「ちょっと待て、引っ張るなって!?」

――――― 

甘奈 「なーんだ、そういう事だったんだ……」ホッ

P 「ああ、そうだよ」

甘奈 「それじゃ、他には何もなかったんだよね?」

P 「ああ、勿論だ!」

甘奈 「甜花ちゃんとベッドの中で、イチャイチャしてないんだよね?」

P 「…………」ダラダラ

甘奈 「……プロデューサーさん?」

P 「……た、大した事はしてないぞ?」アセアセ

甘奈 「話して」ズイッ

P 「そ、その後は……」ブルブル


P 「…………」

甜花 「…………」ジーッ

P 「……寝て良いんだぞ?」

甜花 「お、落ち着かなくて……」アワアワ

P 「そりゃ、男が一緒に寝てたら落ち着かないよな……」

甜花 「ごめんね……甜花が誘ったのに」シュン

P 「いや、俺は構わないんだけどさ……」

P 「俺が居たら落ち着かないだろ?出てようか?」

甜花 「だ、大丈夫……だから」

P 「そうは言ってもなぁ……」


P 「……よし」スッ

甜花 「プロデューサー、さん……?」

P (先に目を閉じておいてやれば、少しは安心出来るだろ)

甜花 「…………」

フゥー……

P (……吐息?)パチリ

P 「!?」ビクッ

甜花 「ひぅ……っ!」ピクッ

P (顔ちかっ!?)


甜花 「ご、ごめんなさい……近かった、かも」シュン

P 「い、いや!迷惑とかじゃないんだけどな!?」

甜花 「?」キョトン

P (顔寄せられて動揺するとか高校生か俺は!)バクバク

甜花 「…………」ジーッ

P 「……て、甜花?じっと見られてると緊張するんだけど」ドキドキ

甜花 「ご、ごめんなさい……」

P 「いや、謝る事はないんだけどさ」


P 「……俺の顔なんて見たって、楽しくないと思うんだけど」

甜花 「そんな事、ないよ?」

P 「そうか?」

甜花 「プロデューサーさんの顔……こんな近くで見た事なかったから」

P 「……言われてみれば、そうだな」

甜花 「だからね……甜花、近くで見れて嬉しいんだ……♪」

P 「直接そういう事言われると、なんか照れるな……」カァアア

甜花 「に、にへへ……」カァアア


P 「…………」プニプニ

甜花 「あぅ……プロデューサーさん?」

P 「悪い、迷惑だよな」

甜花 「ううん、そんな事ない……」

P 「そうか?」

甜花 「頬っぺた触られるの、気持ちいい……」

P 「…………」ムニムニ

甜花 「…………♪」スリスリ

P (……辞め時が分からなくなってしまった)


甜花 「……えっと、プロデューサーさん」

P 「どうした?」

甜花 「……もうちょっとだけ、そっち寄ってもいい?」

P 「良いけど……もう結構近いと思」

甜花 「やった……♪」ギュッ

P 「甜花!?」

甜花 「こ、この方が落ち着くから……」


P 「……分かったよ」ナデナデ

甜花 「!」

P 「元々は、甜花が休めるようにベッドに寝てるんだからな」

P 「これでリラックスしてくれるなら、俺はそれで良いよ」

甜花 「にへへ……ありがとう、プロデューサーさん」

甜花 「……すぅ」スヤスヤ

P 「……寝たか」


甜花 「…………♪」

P 「幸せそうな寝顔だなぁ……」

P 「おやすみ、甜花……」

甜花 「ぷろでゅーさーさ……」ムニャムニャ

P 「……なんか照れるな」フフッ

P 「なんか、俺も眠く……」ウトウト

P 「……ぐぅ」

甜花 「…………♪」ギュゥ

――――― 

P 「……それで、そのまま寝ちゃってな?」

甘奈 「……イチャイチャしてるじゃん」ムスッ

P 「そ、そんな事ないんじゃないかなー……?」

甘奈 「…………」

P 「……甘奈?」キョトン

甘奈 「……うぅ」グスッ

P 「!?」ギョッ


P 「ど、どうしたんだよ甘奈?」アワアワ

甘奈 「何でもない……!」

P 「何でもないって事はないだろ、どうかし――」

甘奈 「……プロデューサーさんのバカっ!」

P 「」ピタリ

甘奈 「……レッスン行ってくる」ダッ

P 「」ポカーン

――――― 

甘奈 「はぁ……はぁ……っ」タンタン

甘奈 (甜花ちゃん、気持ちよさそうに寝てた)

甘奈 (プロデューサーさんも、笑って……)ズキン

甘奈 「あっ、やばっ!?」ガクッ

どんがらがっしゃーん!

甘奈 「いってて……」サスサス

はづき 「大丈夫ですか、甘奈さん?」スッ

甘奈 「はづきさん……うん、大丈夫!ちょっと転んじゃっただけだから!」


はづき 「…………」

甘奈 「それじゃ、続きを――」

はづき 「少し、休憩を入れましょうか」

甘奈 「えっ、でも……」

はづき 「ほら、ドリンクとタオル持ってきましたから♪」スッ

甘奈 「あ、ありがとう……はづきさん」


甘奈 「…………」ゴク

はづき 「随分必死にやってたんですね?」

甘奈 「そ、そう見えた?」

はづき 「はい、一心不乱って感じでしたよ?」

甘奈 「そっか……」

甘奈 「……そういえば、プロデューサーさんは?」

はづき 「先ほど、甜花さんと一緒にお仕事に出かけましたよ~」

甘奈 「甜花ちゃんと……そっか」


はづき 「……まぁ、すぐ帰ってくると思いますけど」

甘奈 「えっ?なんで……」

はづき 「だってプロデューサーさん、酷い顔してましたから」

はづき 「あの様子じゃ、千雪さんあたりに止められて帰ってくると思いますよ~」

甘奈 「酷い顔……甘奈のせい、だよね」

はづき 「もう、大変だったんですよ?甘奈に嫌われたーって大騒ぎしちゃって」クス

甘奈 「そ、そうだったんだ……」


甘奈 「……甘奈、プロデューサーさんにメッチャ心配させちゃった」シュン

はづき 「謝れば許してくれると思いますよ?」

甘奈 「そうかなぁ……」

はづき 「ええ、勿論♪」

甘奈 「……なんで、はづきさんはそう言い切れるの?」

はづき 「うーん……プロデューサーさんが甘奈さんの事、嫌う訳ないですし」

はづき 「甘奈さんが怒る理由も、なんとなく予想つきますからー♪」

甘奈 「……えっ?」ピタリ

はづき 「…………」ニヤニヤ

甘奈 「……ち、違うから」アセ

はづき 「隠さなくても良いと思いますよ?」


甘奈 「……プロデューサーさんには」

はづき 「大丈夫ですよ~言いませんから♪」

甘奈 「良かった……」ホッ

はづき 「……この後、事務所は空けておきますね」ニコ

甘奈 「あ、ありがとうございます……?」

はづき 「ふふ、頑張ってくださいね~」スタスタ

甘奈 「……あっ、一つだけ!」

はづき 「?どうかしましたか?」

甘奈 「……しゃ、シャワー借りても良い?」

――――― 

P 「千雪に早く帰って休むよう言われてしまった……」

P 「俺、そんなに落ち込んでるように見えたかなぁ……?」

P 「……とりあえず、甜花は千雪に任せておけば安心だろうしな」

P 「俺は、早めに帰って寝る事にするか……」

ガチャリ

甘奈 「……あっ」

P 「甘奈、居たのか」

甘奈 「う、うん!まぁね!」

P 「そうか……」


甘奈 「…………」ソワソワ

P (やっぱり、そりゃ距離とられるよなぁ……)

P 「その……甘奈」

甘奈 「どうしたの?」

P 「……さっきは悪かった!」ペコリ

甘奈 「へっ?」

P 「甜花と一緒に寝てたの、怒ってたんじゃないのか?」

甘奈 「……それは、確かに怒ってるけど」プクー


P 「……どうしたら許してくれる?」

甘奈 「うーん……」

P 「分かった、詫びなら何でもするから!」

甘奈 「……なんでも?」

P 「ああ、俺に出来る事ならな」

P 「……多少、財布が薄くなってもなんとかする」ゴクリ

甘奈 「そうかぁ……それじゃ、一つお願いがあるんだけどさ――」

――――― 

P 「……なんで?」

甘奈 「…………」ドキドキ

P 「このベッド、別に一人で寝て良いんだぞ?」

甘奈 「……かちゃんだけズルいじゃん」ボソッ

P 「ズルい……?」

甘奈 「っ!」ドキッ


甘奈 「あ、あのね?変な意味じゃなくて」アワアワ

P 「……なんだ、そういう事か」

甘奈 「!」

P 「甘奈も甘えたかったんだよな!!」ニッコリ

甘奈 「…………」

P 「この前だって、誰にも甘えない訳じゃないって言ってたし……」

甘奈 「…………」ムスー

P 「……あ、あれ?違うのか?」

甘奈 「……別にいいもん」プイッ

P 「えっ?結局なんだったんだよ!?」

甘奈 「なんでもない!甘奈も眠かったの!」


P 「そ、そうか……それじゃ、俺は外に出」

甘奈 「甜花ちゃんは甘えてたのに……?」プクー

P 「わ、分かったよ!分かったから!」

甘奈 「えへへ、やった☆」


甘奈 「…………」ジーッ

P 「……甘奈?なんか顔赤くないか?」

甘奈 「そ、そんな事ないから!見ちゃダメ!」ダキッ

P 「うおっ、急に顔を押し付けてくるなよ!」

甘奈 「プロデューサーさんが顔見てくるのが悪いんでしょ!」カァアア

P 「それは、そうかもしれないが……」ドキドキ


甘奈 「…………」ピトッ

P 「…………」ゴクリ

甘奈 「……プロデューサーさん、ドキドキしてるんだ」

P 「そりゃ、俺だって男だからな?」

P 「可愛い女の子に抱きつかれたら、そりゃドキドキするよ」

甘奈 「か、可愛いかぁ……えっへへ」テレテレ

P 「?」チラッ

甘奈 「あっ、み、見ちゃダメだからね!」

P 「分かった分かった……」ナデナデ

甘奈 「えっへへ……♪」


P 「……あれ?シャンプーの匂い?」スン

甘奈 「!?」ビクッ

P 「あっ、悪い!つい……」

甘奈 「……甜花ちゃんに、やったりしてないよね?」

P 「してない!してないから!甘奈にしかやってない!」

甘奈 「……そっか♪」

P (……あれ?それはそれで問題なのでは)

甘奈 「もー、プロデューサーさん?なんだかヘンタイっぽいよ?」

P 「お、男は皆ヘンタイだからさ……」


甘奈 「……プロデューサーさん、こういうの好きなんだ」

P 「……黙秘権を」

甘奈 「…………」グググ

P 「好き!うん、好きだから!」

甘奈 「す、好き……」カァアア

P (……俺はとんでもない事を言っているのでは?)

甘奈 「でーも!そういうの、甜花ちゃんにやっちゃダメだからね!」ニコッ

P 「はいはい……」ナデナデ

甘奈 「…………♪」スリスリ


甘奈 「……プロデューサーさん」

P 「うん、どうした?」

甘奈 「さっき、変な風に拗ねちゃってゴメンね……?」

P 「甘奈は何も悪くないだろ、謝る必要ないよ」

甘奈 「だ、だって……さっきあんな風に怒って出て行っちゃったし」

P 「いつもがいい子過ぎるんだ、それくらいのワガママならお安い御用だよ」

甘奈 「プロデューサーさん……ありがとね」ピトッ


P 「……けどさ、一つ聞きたいんだけど」

甘奈 「?」

P 「結局、何に対して怒ってたんだ?」

甘奈 「……なんでかわかる?」

P 「そうだな……どうしてだ?」

甘奈 「分からないなら、秘密にしとくね☆」


P 「気になるじゃないか……まーた、そうやって秘密なのか」ガクッ

甘奈 「秘密がいっぱいある方が、女の子は可愛く見えるんだよー☆」ニコニコ

P 「綺麗に見えるって奴じゃなかったか、それ……」

P 「分かった……甜花盗られて寂しかったとかだな?」ニヤッ

甘奈 「さーてねー☆」スリスリ

P 「……答え、教えてくれる気ないな?」

甘奈 「えっへへ……頑張って考えてみてね☆」

P 「これまた、難しい問題だな……」


甘奈 「…………♪」ピトッ

P 「……甘奈?」

甘奈 「ん……なぁに?」トロン

P 「……いや、何でもない」

甘奈 「ゴメンね……そろそろ甘奈、眠くなってきちゃったかも」

P 「さっきまでレッスンしてたんだ、ゆっくりお休み」

甘奈 「なーんか、勿体ない気がするんだー……」

P 「これくらいなら、また機会があればやるぞ?」

甘奈 「ホント?」

P 「甘奈がして欲しいならな」


甘奈 「やったぁ……それじゃ、またいっしょに」

甘奈 「………すぅ」スヤスヤ

P 「……甘奈も、やっぱり甘えたかったのかな」ナデナデ

甘奈 「…………」ギュゥ

P 「それじゃ、もっと甘やかしてあげないといけないなー……」

甘奈 「…………♪」スヤスヤ

――――― 

甜花 「ただいま……」

桑山千雪(以下、千雪) 「ただいま戻りましたー」

甜花 「あれ……誰も、いない」

千雪 「はづきさん、今日はもう帰っちゃったのかもしれないわね」

甜花 「あぅ……もう一回、ベッド使って良いか聞こうと思ったのに」シュン

千雪 「ベッド?」

甜花 「うん……お昼寝してもいいようにって、プロデューサーさんが」

千雪 「へぇ……そうなんだ」


千雪 「プロデューサーさんも、今日疲れてたみたいだったから」

千雪 「ひょっとしたら、そのベッドでお休みしてるのかもしれないわね」クスクス

甜花 「また一緒に、お昼寝したい……」

千雪 (……一緒に?)

甜花 「プロデューサーさん、まだ寝てるかな……」

千雪 「どうかしら……もう帰ってるかもしれないけど」


千雪 「そうだ、プロデューサーさんも誘ってご飯でも行きましょうか♪」

甜花 「わぁ……楽しそう」パァア

千雪 「ふふ、プロデューサーさんが居たらね?」

甜花 「やった……!」パァアア

千雪 「……あれが、ベッド?」

甜花 「うん、そう……」チラッ

甜花 「あっ、プロデューサーさん……!」

千雪 「気持ちよさそうに寝てるわ……ね?」ピタリ

甜花 「…………?」

P 「…………」スヤスヤ

甘奈 「えっへへ……ぷろでゅーさーん♪」ギュゥ



甜花 「なーちゃんがプロデューサーさんと寝てる……」


おしまい

という事で大崎姉妹ssでした、ちょっと可愛すぎて辛い
なーちゃんのSRトゥルーエンド、ホント可愛いので万人に見て欲しい

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