菊代「こらぁーっ!しほさん!?」
しほ「なんです、静かにしなさい菊代。家の中ではちゃんと「家元」と——」
菊代「やかましい! いったい何ですかこの本は!」
しほ「え……あぁっ!?」
菊代「もう! お嬢様に見つかったらどうするつもりなですか!?」
しほ「誤解よ! 誤解だから!!」
偉大なる改変元↓
母「娘が母子相姦もののエロ本隠し持ってた……」
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しほ「誤解なの!」
菊代「そうなのですか?」
しほ「そ、そうよ!」
菊代「ではあの本は、家元のではないと?」
しほ「え、いや、それはまぁ……私のだけれど」
菊代「やっぱりしほさんのじゃないですか! 何が誤解ですか!!」
しほ「ち、違うのよ菊代ぉ!」
菊代「あのねぇしほさん、お互いもういい年なんですから……」
しほ「……まだ三十代だわ」
菊代「いま何かおっしゃいましたかっ」クワッ
しほ「いえ……」
菊代「そういう本を読んでいるだなんて、許されると思いますか? 西住流の家元ともあろうお方が」
しほ「……あの、菊代」
菊代「何です」
しほ「ちょっと距離が近いの……貴方の香りがする」
菊代「やめて!」
しほ「も、もとはと言えば貴方が悪いのでしょう!」
菊代「は!?」
しほ「高校時代、私は貴方に無理やり接吻をされて、それで……!」
菊代「ちょ……そんな昔のことを今更! 卑怯ですよ!」
しほ「貴方は体育倉庫で私を押し倒して『ほんと、しほ隊長は意地っ張りですね、そんなだから孤立しちゃうんですよ?』とかなんとか言いながら!!」
菊代「やめて! 掘り返すのやめて!」
しほ「『私にだけは素直になっていいんですよ……私が副隊長になってしほさんを支えますから』とか言ってたわよね!?」
菊代「うぅ、自分のマニアックな言葉責めが辛い……!」
しほ「貴方のせいで、私はいまだに貴方都のひめゴトを忘れられないでいるのですからね!」
菊代「それは……申し訳ないと思いますけれど……」
しほ「ともあれ、本の事は謝ります。うっかりしていたわ。ですが私は私のひめゴトをきちんと処理している。だから……もうほっといてちょうだい」
菊代「……。」
しほ「……。」
菊代「……わかりました」
しほ「そう。ならいいわ」
菊代「たしかに私にも責任がありますよね」
しほ「もういいわ」
菊代「あの、しほさん」
しほ「な、何?」
菊代「今晩、しほさんのお部屋にお邪魔していいですか?」
しほ「え……なぜ」
菊代「わたくしが、しほさんのお夜伽をいたします」
しほ「……は!?」
菊代「しほさんだけに辛い思いをさせるわけにはいきません! 私……しほさんを犯します!」
しほ「」
しほ「ええええ怖い怖い怖い! 何よ急に!!」
菊代「私のせいでしほさんがこんなに苦しんでたなんて! ちっとも気づきませんでした!」
しほ「いやいや! そこまで苦しんでいない!」
菊代「いいんです! もう我慢しないでください! 私だって……私だって我慢してたんですからね!!」
しほ「!?」
菊代「常夫さんばっかりずるい! 私だってしほさんを犯したいのに!!」
しほ「何をいってるの!?」
しほ「ああもう……貴方のおかげで私の人生めちゃくちゃよ!」
菊代「えーっひどい! 私だって西住家に人生捧げたのに! あんまりじゃないですか!?」
しほ「……む……」
菊代「それに、常夫さんだって、私としほさんの事を理解して、その上で尚しほさん大切に思ってくれてるんですよ! あんな素敵な人と一緒になれたのに……人生めちゃくちゃだなんて」
しほ「……悪かったわよ。あなたに本を見られたことが恥ずかしくて、つい」
菊代「はぁ……しかたないです、じゃぁ、お詫びに、誓ってくれますか?」
しほ「……え?」
菊代「『毎月一度は私を犯してくれること』」
しほ「っ、誓うものですか!」
おしまい
私のセンスのなさで、このような道端のクソを生み出してしまいました。
私もSSの流れにのってみたいなどと、バカな事を考えてしまいました。
改変元を汚してしまいました。ごめんなさい。
まとめサイトの方いらっしゃいましたら、どうかお願いします。
まとめないでください。
スルーしてください。
ごめんなさい。
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